JP2008183123A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することができるようにする。
【解決手段】遊技機1が備える煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合に、キャビネット2の内部に設けられたファン93が回転される。これにより、外気が吸引口91から吸引されてフィルタ94を通過し、その際に浄化されて清浄な空気となる。清浄な空気は第2の流路97を通って遊技機1に隣接する他の遊技機1’に流通され、他の遊技機1’が備える排気口95から排気される。
【選択図】図1
【解決手段】遊技機1が備える煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合に、キャビネット2の内部に設けられたファン93が回転される。これにより、外気が吸引口91から吸引されてフィルタ94を通過し、その際に浄化されて清浄な空気となる。清浄な空気は第2の流路97を通って遊技機1に隣接する他の遊技機1’に流通され、他の遊技機1’が備える排気口95から排気される。
【選択図】図1
Description
本発明は、ホールに隣接配置された遊技機に関する。
いわゆるパチスロ機と呼ばれる遊技機には、遊技者が遊技中に喫煙を行えるように、灰皿が設けられている。
タバコの煙は、喫煙を行わない遊技者にとって不快なものである。そこで、タバコの煙がホールに充満しないように、種々の発明が提案されている。
例えば、特許文献1、特許文献2には、遊技機の上方に設けられた空気吸込口からタバコの煙を吸込んで、空気清浄機により浄化した後、浄化した空気を店内に送り出す空気清浄方法、空気清浄装置が開示されている。また、遊技機の上部に設けられている幕板に、空気清浄機を付設したもの(特許文献3)、灰皿の上方に、空気清浄装置に連通する煙吸込口を設けたもの(特許文献4)、遊技機の近傍に設置された島飾り本体内に空気清浄機を設けたもの(特許文献5)、空気清浄装置の正面板を遊技機の装飾用欄間と兼用したもの(特許文献6)、遊技機の島台の内部に空気清浄機を設けたもの(特許文献7)、などが提案されている。また、特許文献8には、小型でメンテナンスが容易であり、ホールに配置されるのに適した空気清浄装置が開示されている。
しかしながら、上記の空気洗浄を行っていたとしても、遊技者が喫煙した際に発生したタバコの煙が、隣接する他の遊技機において遊技中の他の遊技者の方に容易に流れていくため、他の遊技者の周囲の外気が汚染されやすいという問題がある。そこで、隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することが望まれる。
本発明の目的は、隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することが可能な遊技機を提供することである。
本発明の遊技機は、外気を浄化する空気清浄手段を有するホールに他の遊技機とともに隣接配置された遊技機であって、筐体と、前記外気の汚れ度合を検出する検出手段と、前記筐体に設けられ、前記外気を吸引可能な吸引口と、前記検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、前記吸引口から前記外気を吸引させる吸引手段と、前記吸引口から吸引された外気を前記空気清浄手段に導く第1の流路と、前記空気清浄手段が浄化した外気である清浄な空気を隣接する遊技機同士で流通させる第2の流路と、前記検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、隣接する前記他の遊技機に所定の信号を送信する送信手段と、前記他の遊技機から前記所定の信号を受信する受信手段と、前記筐体に設けられ、前記第2の流路を流通する前記清浄な空気を排気可能な排気口と、前記受信手段が前記所定の信号を受信した場合に、前記排気口から前記清浄な空気を排気させる排気手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、遊技者が遊技中にタバコを吸った場合に、吸引口から汚れた外気が吸引されて、空気清浄手段により浄化される。そして、浄化された清浄な空気は、隣接する他の遊技機の排気口から排気されるから、タバコを吸っている遊技者の隣で遊技中の他の遊技者に、清浄な空気が供給されることになる。これにより、隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、本発明の遊技機において、前記排気手段は、前記検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、前記排気口から前記清浄な空気を排気させてよい。上記の構成によれば、遊技者が遊技中にタバコを吸った場合に、隣で遊技中の他の遊技者に清浄な空気が供給されるとともに、タバコを吸っている遊技者にも清浄な空気が供給されるため、タバコを吸っている遊技者の周囲の外気も清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、本発明の遊技機においては、タバコの灰や吸殻が廃棄される灰皿を更に有しており、前記吸引口は、前記灰皿の近傍に配置されていてよい。上記の構成によれば、吸引口を灰皿の近傍に配置することにより、汚れた外気を好適に吸引させることができる場合がある。
また、本発明の遊技機において、前記排気口は、前記筐体の上部に配置されていてよい。上記の構成によれば、清浄な空気を遊技者の上方から遊技者にシャワーのように供給することができる場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図6に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の左隣には、メダル貸出機であるサンド60を挟んで、他の遊技機1’が隣接配置されている。なお、図示していないが、遊技機1の右隣にも、サンド60を挟んで、他の遊技機が隣接配置されている。このように、遊技機1等を有するホールにおいては、複数の遊技機が隣接配置されている。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の左隣には、メダル貸出機であるサンド60を挟んで、他の遊技機1’が隣接配置されている。なお、図示していないが、遊技機1の右隣にも、サンド60を挟んで、他の遊技機が隣接配置されている。このように、遊技機1等を有するホールにおいては、複数の遊技機が隣接配置されている。
遊技機1の全体を形成している筐体としてのキャビネット2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述するが、液晶表示装置5の背面側に配置された3個のリール3L・3C・3Rの複数の図柄が視認可能に構成されており、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。尚、本実施の形態においては、液晶表示装置5が、リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。
液晶表示装置5の背面側には、3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」及び「Replay」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
液晶表示装置5は、図2に示すように、絵柄等が形成されていない領域である表示窓51aと、絵柄等が形成されている領域である絵柄形成領域51bとを備えた正面パネル51を有している。液晶表示装置5に表示された図示しない演出画像等は、キャビネット2の正面から液晶表示装置5の表示窓51aを介して、視認できるようになっている。また、リール3L・3C・3Rの各図柄は、キャビネット2の正面から液晶表示装置5の表示窓51aを介して、リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向に横切るクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、トップライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
絵柄形成領域51bの背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及び役物作動(ボーナス)回数表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプ及び表示部も、リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB又はRBに内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。尚、内部当籤とは、入賞成立が可能な役を後述のCPU31により抽籤することであり、CPU31により行われる抽籤を内部抽籤という。また、内部当籤した入賞可能な役を内部当籤役という。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、ボーナス回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図1に戻って、液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン12が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施の形態では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個のリール3L・3R・3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
メダル受け部16の左側には、遊技者が喫煙を行う際に利用する灰皿90が設けられている。この灰皿90の上方には、外気を吸引可能な吸引口91が設けられている。
また、メダル受け部16の右側上方には、外気の汚れ度合としての煙の濃度を検出する検出手段としての煙センサ92が設けられている。この煙センサ92は、光の光路に侵入した煙粒子からの散乱光強度を受光する光電式のセンサであってよい。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。これら2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方には、LEDランプ29が設けられている。
配当表パネル23と液晶表示装置5との間には、清浄な空気を排気可能な排気口95が設けられている。
吸引口91、煙センサ92及び排気口95の関係を模式的に表わした図3に示すように、キャビネット2の内部であって、吸引口91と排気口95との間には、空気清浄手段としてのフィルタ94、吸引手段としてのファン93、排気手段としてのシャッタ98が設けられている。吸引口91とフィルタ94とは、第1の流路96により連通されており、吸引口91から吸引された外気は、第1の流路96を通過してフィルタ94に到達する。
ファン93は、煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合に回転される。ファン93が回転されると、外気が吸引口91から吸引され、第1の流路96を通ってフィルタ94に導かれる。フィルタ94は、集塵フィルタ、脱臭フィルタ等によって構成されており、このフィルタ94を通過した外気は、浄化されて清浄な空気となる。
ここで、吸引口91は灰皿90の上方に設けられているから、汚れた外気を吸引口91から好適に吸引させることができる場合がある。
キャビネット2の内部には、第2の流路97が、隣接する他の遊技機に接続するように設けられている。つまり、隣接する他の遊技機のキャビネット2の内部にも、第2の流路97が設けられており、これら第2の流路97同士は連通している。フィルタ94を通過した清浄な空気は、第2の流路97を流通する。
シャッタ98は、遊技機1が隣接する他の遊技機から後述する駆動指令信号を受信した場合に、開放される。シャッタ98が開放されると、第2の流路97と排気口95とが連通状態になり、第2の流路97を流通する清浄な空気が排気口95から排気される。
ここで、ホールに設置された各遊技機は、煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合に、遊技機に固有の識別番号のデータを所定の信号としての駆動指令信号に加えた駆動指令データを、ホールコンピュータ200に送信するように構成されている。そして、ホールコンピュータ200は、駆動指令データを送信してきた遊技機に隣接する他の遊技機に、駆動指令信号を送信するように構成されている。
つまり、図1に示すように、遊技機1において、遊技者がタバコ100を吸い、煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合に、この遊技機1が備えるファン93が回転されて、汚れた外気が吸引口91から吸引される。吸引された外気は、この遊技機1が備えるフィルタ94により浄化されて清浄な空気となる。そして、この清浄な空気は、この遊技機1が備える第2の流路97を通じて、左隣の他の遊技機1’の第2の流路97を流通する。言うまでもなく、この清浄な空気は、図示しない右隣の他の遊技機の第2の流路97も流通する。
これと同時に、遊技機1は、駆動指令データをホールコンピュータ200に送信する。これを受けて、遊技機1の左隣の他の遊技機1’と、遊技機1の右隣の図示しない他の遊技機とは、ホールコンピュータ200から駆動指令信号をそれぞれ受信する。これにより、左隣の他の遊技機1’と右隣の他の遊技機とがそれぞれ備えるシャッタ98が開放される。したがって、遊技機1が備える第2の流路97を通過し、左隣の他の遊技機1’と右隣の他の遊技機とがそれぞれ備える第2の流路97を流通する清浄な空気は、左隣の他の遊技機1’と右隣の他の遊技機とがそれぞれ備える排気口95から排気されることとなる。
このように、遊技者が遊技中にタバコ100を吸った場合に、吸引口91から吸引されて、フィルタ94により浄化された清浄な空気は、隣接する他の遊技機の排気口95から排気されるから、タバコを吸っている遊技者の隣で遊技中の他の遊技者に、清浄な空気が供給されることになる。これにより、隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、シャッタ98は、煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合においても、開放される。つまり、図1に示すように、遊技機1において、遊技者がタバコ100を吸い、煙センサ92が検出する煙の濃度が所定値以上になった場合に、この遊技機1が備えるファン93が回転されて、汚れた外気が吸引口91から吸引される。吸引された外気は、この遊技機1が備えるフィルタ94により浄化されて清浄な空気となる。そして、この清浄な空気は、第2の流路97を通って、この遊技機1が備える開放されたシャッタ98を通過し、この遊技機1が備える排気口95から排気される。
このように、遊技者が遊技中にタバコを吸った場合に、隣で遊技中の他の遊技者に清浄な空気が供給されるとともに、タバコを吸っている遊技者にも清浄な空気が供給されるため、タバコを吸っている遊技者の周囲の外気も清浄な状態に保持することができる場合がある。
ここで、排気口95は、配当表パネル23と液晶表示装置5との間に設けられているから、清浄な空気を遊技者の上方から遊技者にシャワーのように供給することができる場合がある。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図4に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のように構成された遊技機1は、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図4に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、ボーナス回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払い出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rと、ファン駆動回路43により回転・停止されるファン93と、シャッタ開閉回路42により開閉されるシャッタ98とがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、ファン93を駆動制御するファン駆動回路43、シャッタ98を開閉制御するシャッタ開閉回路42、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44、煙センサ92がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。煙センサ92は、キャビネット2の外部の外気中に含まれる煙の濃度を検出する。
また、主制御回路71には、外部集中端子板89を介して、ホールコンピュータ200が双方向通信可能に接続されている。CPU31は、煙センサ92が検出した煙の濃度が所定値以上の場合に、ファン93を回転させるようにファン駆動回路43を制御するとともに、シャッタ98を開放させるようにシャッタ開閉回路42を制御する。また、送信手段としてのCPU31は、煙センサ92が検出した煙の濃度が所定値以上の場合に、外部集中端子板89を介して、駆動指令データをホールコンピュータ200に送信する。また、受信手段としてのCPU31は、ホールコンピュータ200から駆動指令信号を受信した場合に、シャッタ98を開放させるようにシャッタ開閉回路42を制御する。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位遊技価値に対して遊技者に付与される遊技価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『内部当籤状態』は、『一般遊技状態』においてBB又はRBに内部当籤し、BB又はRBに入賞していない場合に発生し、基本的に、一又は複数のゲームにわたり、BB又はRBに対応する図柄組み合わせが入賞ライン上に沿って並ぶことが許容された遊技状態である。『一般遊技状態』においてBB、RBに内部当籤すると、その内部当籤役が持越役としてセットされ、以降のゲームに持ち越されるようになる。ここで、内部当籤役の持ち越しとは、次以降のゲームにおいてBB、RBに内部当籤しなくても、BB、RBに入賞できるようにすることである。具体的には、内部当籤状態では、BB、RBに内部当籤することはないが、内部当籤役が『なし(ハズレ)』となった場合にBB、RBに入賞できるようになっている。
『BB一般遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『内部当籤状態』において、BBに内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』又は『内部当籤状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB一般遊技状態』は、30回の小役ゲーム又は3回のRB(レギュラーボーナス)を消化すると終了する。なお、『BB一般遊技状態』は、所定枚数のメダルの払い出しが完了すれば終了するようにしてもよい。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも出玉率の期待値が高く、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も有利な遊技状態である。『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』又は『BB一般遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に入賞した場合に発生する。RBの入賞は、『一般遊技状態』、『内部当籤状態』又は『BB一般遊技状態』において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。なお、『BB一般遊技状態』においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称し、その後のゲームを『JACゲーム』と称す。なお、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態及び内部当籤状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『RB』は、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。このときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態及び内部当籤状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『RB』は、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。このときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
BB一般遊技状態では、RB、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。BB一般遊技状態では、BBに入賞する場合はない。また、RB遊技状態においては、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。また、RB遊技状態においては、『BB』、『RB』及び『再遊技(リプレイ)』に入賞する場合はない。
(遊技機1の動作:主制御回路71)
上記の構成において、図5に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
上記の構成において、図5に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図5のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより液晶表示装置5において演出画像等の表示等を実施したり、スピーカ21L・21Rからの音の出力を実施したり、LEDランプ29による光の出力を実施したり、これらを実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図5に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(S1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(S2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、CPU31は、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(S3)。この後、メダル投入信号を副制御回路72に送信すると共に、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(S4)。
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図5に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(S1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(S2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、CPU31は、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(S3)。この後、メダル投入信号を副制御回路72に送信すると共に、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(S4)。
スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(S4:NO)、S4を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(S4:YES)、リール回転処理を行う(S5)。その後、抽籤用の乱数を抽出する(S6)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認し、セットする(S7)。即ち、今回のゲームの遊技状態を一般遊技状態、BB一般遊技状態、RB遊技状態、及び、内部当籤状態の何れかにセットし、遊技状態信号を副制御回路72に送信する。さらに、確率抽籤処理を行い(S8)、内部当籤役を決定する。決定した内部当籤役は副制御回路72に送信される。
続いて、停止テーブル選択処理を実行する(S9)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のリール回転停止処理において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、停止テーブル信号を副制御回路72へ送信する。次に、リール回転停止処理を実行する(S10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが押圧操作されたタイミングや自動停止タイマが「0」になったタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、決定(選択)された停止テーブル、決定された内部当籤役等に基づいて滑りコマ数を決定する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。尚、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリール3L・3C・3Rが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、CPU31は入賞判定を行う(S11)。入賞判定とは、センターライン8cにおけるリール3L・3C・3Rの各図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別することである。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行う(S12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者によりC/Pボタン14が切替えられることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを決定する。尚、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。
次に、現在の遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(S13)。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』でない場合には(S13:NO)、続いて、遊技状態が『一般遊技状態』であるか否かを判定する(S14)。『一般遊技状態』である場合(S14:YES)、S2に戻る。『一般遊技状態』でない場合(S14:NO)、即ち、『内部当籤状態』である場合、次に、現在のゲームでBB,RBに入賞したか否かを判定する(S15)。
BB、RBに入賞していない場合(S15:NO)、S2に戻る。BB、RBに入賞した場合(S15:YES)、持越役格納領域をクリアし、持越役の持越しを終了する(S16)。そして、BB作動中フラグ又はRB作動中フラグをオンにし(S17)、S2に戻る。なお、BB作動中フラグ、RB作動中フラグは、遊技状態がBB一般遊技状態、RB遊技状態であるかを判定するためのフラグである。
S13において、遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』である場合には(S13:YES)、ボーナス(BB,RB)の『遊技数チェック処理』を行う(S18)。この『遊技数チェック処理』では、RB遊技状態が発生した回数、BB一般遊技状態のゲーム回数、RB遊技状態における入賞回数、及びRB遊技状態におけるゲーム回数をチェックすると共に、BB一般遊技状態及びRB遊技状態間における遊技状態の移行(セット)を行う。
次に、ボーナスの終了時であるか否かを判定する(S19)。具体的には、BBの入賞が成立した後では、3回目のRB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか、又はBB一般遊技状態においてゲーム回数が30回であるか否かを判定する。また、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことによりRBの入賞が成立した後では、RB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか否かを判定する。この結果、ボーナスの終了時でないと判定した場合には(S19:NO)、S2に戻る。一方、ボーナスの終了時であると判定した場合には(S19:YES)、ボーナス終了信号を副制御回路72に出力し(S20)、BB作動中フラグ又はRB作動中フラグをオフにし(S21)、S2に戻る。
(主制御回路71の動作:外気浄化処理ルーチン)
また、主制御回路71は、図6に示す外気浄化処理ルーチンを、上述のメインルーチンとは独立して実行している。具体的には、図6に示すように、まず、CPU31は、煙センサ92が検出した煙の濃度が所定値以上か否かを判定する(A1)。煙の濃度が所定値以上であると判定した場合には(A1:YES)、この遊技機1で遊技中の遊技者がタバコを吸っている場合であるので、駆動指令データをホールコンピュータ200に送信する(A2)。駆動指令データを受信したホールコンピュータ200は、駆動指令データを送信してきた遊技機1に隣接する他の遊技機においてシャッタ98を開放させるために、駆動指令データを送信してきた遊技機1に隣接する他の遊技機(他の遊技機1’等)に駆動指令信号を送信することとなる。
また、主制御回路71は、図6に示す外気浄化処理ルーチンを、上述のメインルーチンとは独立して実行している。具体的には、図6に示すように、まず、CPU31は、煙センサ92が検出した煙の濃度が所定値以上か否かを判定する(A1)。煙の濃度が所定値以上であると判定した場合には(A1:YES)、この遊技機1で遊技中の遊技者がタバコを吸っている場合であるので、駆動指令データをホールコンピュータ200に送信する(A2)。駆動指令データを受信したホールコンピュータ200は、駆動指令データを送信してきた遊技機1に隣接する他の遊技機においてシャッタ98を開放させるために、駆動指令データを送信してきた遊技機1に隣接する他の遊技機(他の遊技機1’等)に駆動指令信号を送信することとなる。
そして、ファン93を回転させる(A3)。これにより、吸引口91から吸引されて、フィルタ94により浄化された清浄な空気は、隣接する他の遊技機の排気口95から排気される。つまり、タバコを吸っている遊技者の隣で遊技中の他の遊技者に、清浄な空気が供給されることになる。これにより、隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、吸引口91は灰皿90の上方に設けられているから、汚れた外気を吸引口91から好適に吸引させることができる場合がある。
そして、シャッタ98を開放させて(A4)、A1に戻る。これにより、タバコを吸っている遊技者にも清浄な空気が供給されるため、タバコを吸っている遊技者の周囲の外気も清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、排気口95は、配当表パネル23と液晶表示装置5との間に設けられているから、清浄な空気を遊技者の上方から遊技者にシャワーのように供給することができる場合がある。
A1において、煙の濃度が所定値以上でないと判定した場合には(A1:NO)、駆動指令信号を受信したか否かを判定する(A5)。駆動指令信号を受信したと判定した場合には(A5:YES)、隣接する他の遊技機で遊技中の他の遊技者がタバコを吸っている場合であるので、シャッタ98を開放させて(A4)、A1に戻る。これにより、遊技機1で遊技中の遊技者に清浄な空気が供給される。
一方、駆動指令信号を受信していないと判定した場合には(A5:NO)、ファン93を停止させるとともに(A6)、シャッタ98を閉鎖させて(A7)、A1に戻る。
(遊技機1の動作:副制御回路72)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行によりコマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21Rからの音の出力による演出を行う。
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行によりコマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21Rからの音の出力による演出を行う。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、外気を浄化する空気清浄手段(フィルタ94等)を有するホールに他の遊技機(他の遊技機1’等)とともに隣接配置された遊技機1であって、筐体(キャビネット2等)と、外気の汚れ度合(煙の濃度等)を検出する検出手段(煙センサ92等)と、筐体に設けられ、外気を吸引可能な吸引口91と、検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、吸引口91から外気を吸引させる吸引手段(ファン93等)と、吸引口91から吸引された外気を空気清浄手段に導く第1の流路96と、空気清浄手段が浄化した外気である清浄な空気を隣接する遊技機同士で流通させる第2の流路97と、検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、隣接する他の遊技機に所定の信号(駆動指令信号等)を送信する送信手段(CPU31、外部集中端子板89、図6の外気浄化処理ルーチン等)と、他の遊技機から所定の信号を受信する受信手段(CPU31、外部集中端子板89、図6の外気浄化処理ルーチン等)と、筐体に設けられ、第2の流路97を流通する清浄な空気を排気可能な排気口95と、受信手段が所定の信号を受信した場合に、排気口95から清浄な空気を排気させる排気手段(シャッタ98等)と、を有する構成にされている。
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、外気を浄化する空気清浄手段(フィルタ94等)を有するホールに他の遊技機(他の遊技機1’等)とともに隣接配置された遊技機1であって、筐体(キャビネット2等)と、外気の汚れ度合(煙の濃度等)を検出する検出手段(煙センサ92等)と、筐体に設けられ、外気を吸引可能な吸引口91と、検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、吸引口91から外気を吸引させる吸引手段(ファン93等)と、吸引口91から吸引された外気を空気清浄手段に導く第1の流路96と、空気清浄手段が浄化した外気である清浄な空気を隣接する遊技機同士で流通させる第2の流路97と、検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、隣接する他の遊技機に所定の信号(駆動指令信号等)を送信する送信手段(CPU31、外部集中端子板89、図6の外気浄化処理ルーチン等)と、他の遊技機から所定の信号を受信する受信手段(CPU31、外部集中端子板89、図6の外気浄化処理ルーチン等)と、筐体に設けられ、第2の流路97を流通する清浄な空気を排気可能な排気口95と、受信手段が所定の信号を受信した場合に、排気口95から清浄な空気を排気させる排気手段(シャッタ98等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、遊技者が遊技中にタバコを吸った場合に、吸引口91から汚れた外気が吸引されて、空気清浄手段により浄化される。そして、浄化された清浄な空気は、隣接する他の遊技機の排気口95から排気されるから、タバコを吸っている遊技者の隣で遊技中の他の遊技者に、清浄な空気が供給されることになる。これにより、隣で遊技中の他の遊技者の周囲の外気を清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、本実施の形態の遊技機1において、排気手段は、検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、排気口95から清浄な空気を排気させる構成にされている。上記の構成によれば、遊技者が遊技中にタバコを吸った場合に、隣で遊技中の他の遊技者に清浄な空気が供給されるとともに、タバコを吸っている遊技者にも清浄な空気が供給されるため、タバコを吸っている遊技者の周囲の外気も清浄な状態に保持することができる場合がある。
また、本実施の形態の遊技機1においては、タバコの灰や吸殻が廃棄される灰皿90を更に有しており、吸引口91は、灰皿90の近傍に配置されている構成にされている。上記の構成によれば、吸引口91を灰皿90の近傍に配置することにより、汚れた外気を好適に吸引させることができる場合がある。
また、本実施の形態の遊技機1において、排気口95は、筐体の上部に配置されている構成にされている。上記の構成によれば、清浄な空気を遊技者の上方から遊技者にシャワーのように供給することができる場合がある。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態において、フィルタ94は、キャビネット2の内部に設けられているが、この構成に限定されるものではなく、キャビネット2の外部に設けられている構成であってよい。この場合において、1つのフィルタ94が、複数の遊技機により共用されている構成にされていてよい。
また、本実施の形態において、煙センサ92は、メダル受け部16の右側上方に設けられているが、この構成に限定されるものではなく、キャビネット2の他の部位に設けられていてよい。
また、上述の実施の形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当籤役として決定する内部当籤役決定手段と、内部当籤役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる告知表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当籤役として持ち越す内部当籤役持越手段と、内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当籤役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当籤役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当籤役決定手段』は、内部当籤役抽籤手段、内部当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組み合わせの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB、RB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB、RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組み合わせられたもの等を含む。
『内部当籤役』は、複数の役から内部当籤役決定手段により内部当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当籤役決定手段がレギュラーボーナスを内部当籤役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当籤役決定手段が決定した内部当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当籤役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
1 遊技機
1’ 他の遊技機
2 キャビネット
31 CPU
89 外部集中端子板
91 吸引口
92 煙センサ
93 ファン
94 フィルタ
95 排気口
96 第1の流路
97 第2の流路
98 シャッタ
1’ 他の遊技機
2 キャビネット
31 CPU
89 外部集中端子板
91 吸引口
92 煙センサ
93 ファン
94 フィルタ
95 排気口
96 第1の流路
97 第2の流路
98 シャッタ
Claims (4)
- 外気を浄化する空気清浄手段を有するホールに他の遊技機とともに隣接配置された遊技機であって、
筐体と、
前記外気の汚れ度合を検出する検出手段と、
前記筐体に設けられ、前記外気を吸引可能な吸引口と、
前記検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、前記吸引口から前記外気を吸引させる吸引手段と、
前記吸引口から吸引された外気を前記空気清浄手段に導く第1の流路と、
前記空気清浄手段が浄化した外気である清浄な空気を隣接する遊技機同士で流通させる第2の流路と、
前記検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、隣接する前記他の遊技機に所定の信号を送信する送信手段と、
前記他の遊技機から前記所定の信号を受信する受信手段と、
前記筐体に設けられ、前記第2の流路を流通する前記清浄な空気を排気可能な排気口と、
前記受信手段が前記所定の信号を受信した場合に、前記排気口から前記清浄な空気を排気させる排気手段と、
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記排気手段は、前記検出手段が検出した汚れ度合が所定値以上の場合に、前記排気口から前記清浄な空気を排気させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- タバコの灰や吸殻が廃棄される灰皿を更に有しており、
前記吸引口は、前記灰皿の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記排気口は、前記筐体の上部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007018054A JP2008183123A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007018054A JP2008183123A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008183123A true JP2008183123A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=39726556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007018054A Pending JP2008183123A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008183123A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018191741A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP7417347B2 (ja) | 2016-06-30 | 2024-01-18 | 小林製薬株式会社 | 慢性角化型湿疹改善剤 |
-
2007
- 2007-01-29 JP JP2007018054A patent/JP2008183123A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7417347B2 (ja) | 2016-06-30 | 2024-01-18 | 小林製薬株式会社 | 慢性角化型湿疹改善剤 |
JP2018191741A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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