JP2006320530A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する遊技機から出力された演出音を騒音として聞くことなく遊技を行うことを可能にする。
【解決手段】図柄を変動表示させた結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技を行うときに、スピーカ21L・21Rの方向を操作・調整して、音源IC78から送られた演出音となる可聴信号をパワーアンプ79で増幅した後に、音声としてスピーカ21L・21Rから調整した方向に向けて出射する。
【選択図】図4

Description

本発明は、特定の入賞態様が成立するように遊技者の操作により図柄の変動表示を停止可能なパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
従来、この種の遊技機としては、例えば特許文献1に記載のものがある。具体的には、筐体前面の上側にスピーカを左右対称に配置し、これらのスピーカから演出音を発するとともに、その発音方向を演出に応じて変更できるように、スピーカの向きが駆動装置などによって調整ができるように構成されている。この構成によれば、遊技者に対して遊技状態に応じた演出音を聞かせることができるため、聴覚の刺激を通じて遊技の興趣を高めることが可能になっている。
特開2005−95378号公報
しかしながら、上記従来の構成では、スピーカから発せられた演出音が放射状に拡散しながら進行するという性質を有していることと、演出によっては遊技者に対し別の方向に演出音が進行するといったこととがあるため、多数の遊技機が並列配置されるような環境において、遊技者が遊技を行っていると、この遊技者に対して隣接する遊技機からの演出音が遊技状態とは全く関係のない不快な騒音として聞こえてしまう場合があることから、遊技者にとって快適な遊技環境を実現できることが望まれている。
本発明の目的は、隣接する遊技機から出力された演出音を騒音として聞くことなく遊技を行うことができる遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、遊技機本体の前面側に音声出力部材を配設した遊技機において、前記音声出力部材を上下左右に駆動させて音声出力方向を変更する駆動手段と、前記駆動手段を操作できる駆動操作手段と、を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、上記の構成によれば、容易かつ速やかに音声出力方向の調整を行うことができる場合がある。その結果として、遊技者が遊技を行っている際、この遊技者に対して隣接する遊技機からの演出音が聞こえにくくなり、遊技者自身が遊技している遊技機からの演出音が聞こえやすくなることから、遊技者にとって快適な遊技環境を実現できる場合がある。
また、本発明は、前記駆動操作手段の操作と連動して前記音声出力部材から音声出力させる音声出力制御手段をさらに有することが好ましい。
上記の構成によれば、調整の際、無音状態であっても、駆動操作手段の操作の度に音声出力されるので、音声出力方向を確認しながら容易かつ速やかに調整を行うことができる場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図7に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、後述の「上チリ(図柄97)」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、図2に示すように、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「下チリ(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「Replay(図柄96)」、および「上チリ(図柄97)」の図柄からなっている。各リールの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。尚、上記の図柄列中における「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBBやRBのボーナスが成立する入賞態様を意味する。
図1に示すように、表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出表示部18が設けられる。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、ボーナス遊技情報表示部20が設けられる。ボーナス遊技情報表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、液晶表示装置5が設けられている。
液晶表示装置5の右側には、メダル投入口22が設けられている。液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられている。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETスイッチ11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、スタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技開始指令信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
キャビネット2の上部の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。スピーカ21L・21Rは、図4に示すように、姿勢変更機構91L・91Rにそれぞれ取り付けられている。スピーカ21L・21Rと姿勢変更機構91L・91Rとは、音声出力装置92L・92Rの一部を構成している。姿勢変更機構91L・91Rは、スピーカ21L・21Rの姿勢を上下方向及び左右方向に変更可能にすることによって、スピーカ21L・21Rが発する音声100の出射方向をそれぞれ独立して変更可能にしている。
なお、スピーカ21L・21Rは、指向性スピーカであることが好ましく、特にパラメトリックスピーカであることが好ましい。このパラメトリックスピーカは、超指向性スピーカともいわれており、指向性の強い音声を出力することができる。このようなパラメトリックスピーカなどの指向性スピーカをスピーカ21L・21Rに用いた場合には、遊技機が多数並列配置された環境の中で、遊技機の音声をその遊技機を遊戯中の遊技者にのみさらに聞こえやすくすることができ、隣接する遊技機の遊技者にはさらに聞こえにくいものとすることができる場合がある。
上記のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。停止ボタン7L・7C・7Rの右側には、左右選択ボタン61と姿勢指示ボタン62とが設けられている。左右選択ボタン61は、上述の音声出力装置92L・92Rを遊技者に選択可能にしており、選択された音声出力装置92L・92Rの姿勢変更機構91L・91Rの作動を許可するようになっている。また、姿勢指示ボタン62は、上方向、下方向、左方向及び右方向をそれぞれ指示する4つの方向ボタンからなっている。そして、姿勢指示ボタン62は、左右選択ボタン61で選択された音声出力装置92L・92Rの姿勢変更機構91L・91Rに対して上下方向及び左右方向に姿勢を変更させる指示を行うことによって、スピーカ21L・21Rの姿勢を遊技者の望む出射方向となるように変更可能にしている。
また、遊技機1の内部には、図3のホッパ40がリール3L・3C・3Rの下方に設けられている。ホッパ40は、メダルを貯留するホッパータンクと、貯留されたメダルを排出するホッパー本体とを備えている。ホッパ40は、遊技結果に基づいて所定枚数のメダルを排出してドア部2aに開口したメダル払出口15を介してメダル受部16に投出するようになっている。
上記のように構成された遊技機1は、図3に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(BETランプ9a・9b・9c、WINランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダルを収納し、ホッパ駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す上述のホッパ(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパ40を駆動制御するホッパ駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパ40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、投入されたメダルの枚数等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。尚、ROM32に格納された各種のデータテーブルの詳細については後述する。また、ROM32には、後述の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図4に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行うようになっている。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81を備えていると共に、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77を備えている。
上記のサブマイクロコンピュータ73は、サブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを有している。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する処理ルーチン等の制御プログラムを格納している。即ち、プログラムROM75は、コマンド処理ルーチン等を制御プログラムとして格納している。コマンド処理ルーチンは、主制御回路71から送信された制御指令(コマンド)に従って遊技の演出を実施させるようになっている。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。
また、画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
さらに、副制御回路72は、遊技の演出に使用される演出音となる可聴信号を出力する音源IC78と、音源IC78に接続され、可聴信号を増幅するパワーアンプ79とを有している。そして、パワーアンプ79は、音声出力装置92L・92Rのスピーカ21L・21Rに接続され、これらのスピーカ21L・21Rから演出音となる音声100を出射させるようになっている。
さらに、副制御回路72は、姿勢変更駆動回路99L・99Rと入出力部98とを備えている。姿勢変更駆動回路99L・99Rは、上述の姿勢変更機構91L・91Rにそれぞれ接続され、サブマイクロコンピュータ73からの指令により姿勢変更機構91L・91Rを駆動することによって、スピーカ21L・21Rの姿勢を上下左右の任意の方向に変更させるようになっている。また、入出力部98は、上述の左右選択ボタン61及び姿勢指示ボタン62に接続されており、これらのボタン61・62の操作状態をサブマイクロコンピュータ73に入力可能にしている。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当選する可能性のある役の種類、再遊技に内部当選する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当選と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当選する役の種類、その確率及び各遊技状態におけるリール3L・3C・3Rの停止制御(入賞する可能性のある役の種類等)については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。RBの入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
再遊技は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『ベルの小役』、及び『スイカの小役』の入賞成立を実現することが可能である。尚、一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立が再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、BB、RB、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、例えば、それぞれ15枚、15枚、10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
上記の構成において、遊技機1の動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図5のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図6のスピーカ姿勢変更処理ルーチンや図示しないリセットルーチンをそれぞれ独立して実行することによりスピーカ21L・21Rの出射方向の調整や液晶表示装置5の演出画像の表示を実施可能な状態になる。
具体的には、主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図5に示すように、遊技開始時の初期化が行われた後(S1)、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。
次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11・12・13からの入力があるまで待機状態となる。そして、入力があると、メダル投入信号を副制御回路72に送信する(S3)。この後、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(S4)。スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4を再実行し、スタートレバー6が操作されるまで待機する。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行を移行し(S5)、続いて抽選用の乱数を抽出する(S6)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(S7)。
今回のゲームの遊技状態が確認されると、図示しない確率抽選テーブルに基づく確率抽選処理において遊技状態に対応した内部当選役が抽選され(S8)、選択された内部当選役の情報が副制御回路72に格納される。内部当選役を決定すると、停止テーブル群選択処理が実行される(S9)。そして、リール回転停止処理が実行され、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数が決定された後、滑りコマ数分、リールが回転されてから停止される(S10)。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、S13において、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
以上のようにして、遊技が実施されている場合等において、副制御回路72においては、図示しないリセットルーチンを実行することにより液晶表示装置5に対して演出画像を画面表示する。例えば、遊技の中断中であれば、デモ画面が演出画像として液晶表示装置5に表示され、遊技中であれば、遊技状態に応じた演出画像が液晶表示装置5に表示される。そして、このような演出画像の表示に合せるように、演出音が遊技機1の前方に着席している遊技者にだけ聞こえるように音声100の形態で出音される。
具体的には、図4に示すように、遊技の演出に使用される演出音となる演出音信号が副制御回路72から音源IC78に対して出力される。そして、音源IC78が演出音信号に基づいて演出音となる可聴信号を出力し、この可聴信号がパワーアンプ79に出力され、パワーアンプ79において増幅された後、左右のスピーカ21L・21Rにそれぞれ出力される。これにより、スピーカ21L・21Rは、音声100を出射する。
スピーカ21L・21Rから出射された音声100が空気中を進行すると、空気の非線型特性により可聴音(演出音)が復調される。これにより、音声100の進行方向に存在する遊技者において演出音が聞こえることになる。この結果、隣接する遊技機1・1で遊技者がそれぞれ遊技を行っている場合でも、遊技者には自分の遊技する遊技機1の演出音が聞こえやすくなり、他の遊技機1の演出音を騒音として聞くことなく遊技を行うことができるため、各遊技者にとって快適な遊技環境が実現されることになる。
上記のようにして演出音を聞きながら遊技を行っている場合等において、遊技者の身長差等により演出音を聞き取り難い場合が発生することがある。従って、この場合には、スピーカ21L・21Rの演出音を聞き取り易くするため、図1の左右選択ボタン61及び姿勢指示ボタン62が操作されることによって、スピーカ21L・21Rの音声100の進行方向が調整される。
具体的には、先ず、左右選択ボタン61によるスピーカ21L・21Rの選択状態が遊技者に確認され、左右何れのスピーカ21L・21Rによる演出音を調整可能になっているのかが確認される。そして、選択が合っていれば、続いて姿勢指示ボタン62が操作される一方、選択が合っていなければ、左右選択ボタン61による左右の選択が切り替えられた後、姿勢指示ボタン62が操作される。
この際、図4の副制御回路72においては、図6に示すように、スピーカ姿勢変更処理ルーチンを上述の液晶表示装置5に演出画像を表示するリセットルーチンとは別に独立して実行している。この処理ルーチンにおいては、先ず、姿勢指示ボタン62が操作されたか否かが判定され(A1)、操作されなければ(A1,NO)、何ら処理を行うことなく本ルーチンが終了される。一方、上述のように姿勢指示ボタン62が操作された場合には(A1,YES)、姿勢指示ボタン62の各方向ボタンの何れが操作(押圧)されたかを検出することによって、姿勢を変化させる指示方向が取得される(A2)。
この後、左右選択ボタン61による選択状態が取得され(A3)、選択状態が“右”のスピーカ21Rを選択しているか否かが判定される(A4)。 “右”のスピーカ21Rが選択されていれば(A4,YES)、図4の姿勢変更機構91Rが作動されることにより右側のスピーカ21Rの姿勢が指示方向に変化され(A5)、本ルーチンが終了される。一方、“右”のスピーカ21Rが選択されていなければ(A4,NO)、“左”のスピーカ21Lの選択であると判断され、図4の姿勢変更機構91Lが作動されることにより左側のスピーカ21Lの姿勢が指示方向に変化される(A6)。そして、このような動作が繰り返して実行されることによって、姿勢指示ボタン62が操作(押圧)されている間、左右選択ボタン61で選択されたスピーカ21L・21Rの姿勢が変更されることによって、遊技者が演出音を最も聞き取り易い状態となるように音声100の出射方向が調整される。
なお、図6に示したスピーカ姿勢変更処理ルーチンの代わりに、姿勢指示ボタンの操作に応じて、姿勢指示ボタン用の音声出力がなされる図7に示したスピーカ姿勢変更処理ルーチンを用いてもよい。この処理ルーチンにおいては、先ず、姿勢指示ボタン62が操作されたか否かが判定され(B1)、操作されなければ(B1,NO)、何ら処理を行うことなく本ルーチンが終了される。一方、上述のように姿勢指示ボタン62が操作された場合には(B1,YES)、音声が出力中であるか否かが判定され(B2)、出力中であれば(B2,YES)、姿勢指示ボタン62の各方向ボタンの何れが操作(押圧)されたかを検出することによって、姿勢を変化させる指示方向が取得される(B3)。なお、音声が出力中でない場合には(B2,NO)、姿勢指示ボタンの操作に応じて姿勢指示ボタン用の音声出力がなされ(B4)、姿勢指示ボタン62の各方向ボタンの何れが操作(押圧)されたかを検出することによって、姿勢を変化させる指示方向が取得される(B3)。
この後、左右選択ボタン61による選択状態が取得され(B5)、選択状態が“右”のスピーカ21Rを選択しているか否かが判定される(B6)。 “右”のスピーカ21Rが選択されていれば(B6,YES)、図4の姿勢変更機構91Rが作動されることにより右側のスピーカ21Rの姿勢が指示方向に変化され(B7)、本ルーチンが終了される。一方、“右”のスピーカ21Rが選択されていなければ(B6,NO)、“左”のスピーカ21Lの選択であると判断され、図4の姿勢変更機構91Lが作動されることにより左側のスピーカ21Lの姿勢が指示方向に変化される(B8)。そして、このような動作が繰り返して実行されることによって、姿勢指示ボタン62が操作(押圧)されている間、左右選択ボタン61で選択されたスピーカ21L・21Rの姿勢が変更されることによって、遊技者が演出音を最も聞き取り易い状態となるように音声100の出射方向が調整される。
以上のように、本実施形態における遊技機1は、図4に示すような図柄を変動表示させた結果が所定の停止態様である場合に遊技価値を付与する遊技を行う遊技機であって、前記遊技の演出に使用される演出音となる可聴信号を出力する演出音出力手段(音源IC78等)と、前記演出音出力手段の可聴信号を音声として出射する音声出力部材(スピーカ21L・21R等)とを備えた構成にされている。
また、本実施形態における遊技機1は、遊技機本体の前面側に音声出力部材が配設され、前記音声出力部材を上下左右に駆動させて音声出力方向を変更する駆動手段(姿勢変更機構91L・91R等)と、前記駆動手段を操作できる駆動操作手段(姿勢指示ボタン62等)とを有した構成にされている。この構成によれば、容易かつ速やかに音声出力方向の調整を行うことができる場合がある。その結果として、遊技者が遊技を行っている際、この遊技者に対して隣接する遊技機からの演出音が聞こえにくくなり、遊技者自身が遊技している遊技機からの演出音が聞こえやすくなることから、遊技者にとって快適な遊技環境を実現できる場合がある。
また、本実施形態における遊技機1は、前記駆動操作手段の操作と連動して前記音声出力部材から音声出力させる音声出力制御手段(図7のフローチャートにおける姿勢指示ボタン用の音声出力(B4)など)をさらに有した構成であってもよい。この構成によれば、前記音声出力部材の音声出力方向調整の際、無音状態であっても、駆動操作手段の操作の度に音声出力されるので、音声出力方向を確認しながら容易かつ速やかに調整を行うことができる場合がある。
さらに、本実施形態における遊技機1は、前記音声出力部材を複数備えており、前記駆動操作手段の指示により前記音声の出射方向が変更される前記音声出力部材を選択する音声再生選択手段(左右選択ボタン61等)を有した構成にされている。この構成によれば、複数の音声出力装置が分離して複数箇所に配置されている場合に、これらの音声出力装置を選択して個別に音声の出射方向を調整することが可能になるため、演出音を遊技者にとって一層聞き易い状態に調整することができる場合がある。
尚、本実施形態における音声出力部材は、2台の音声出力装置92L・92R(スピーカ21L・21R)がキャビネット2の前面上部に左右対称に設けられている場合ついて説明しているが、これに限定されるものではなく、1台が任意の場所に配置されていても良いし、2台以上が分散や集合して任意の複数の場所に配置されていても良い。また、本実施形態における駆動操作手段は、上下左右の4つの方向ボタンを押圧操作して方向を指示する姿勢指示ボタン62として説明しているが、これに限定されるものでもなく、例えばジョイスティックのように任意の方向を指示可能な構成にされていても良い。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機1は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複、置き換えて備えていてもよい。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当選役として決定する内部当選役決定手段と、内部当選役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行なう表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当選役決定手段が内部当選役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当選役として持ち越す内部当選役持越手段と、内部当選役決定手段が内部当選役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当選役とする蓄積特定役当選手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当選役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当選役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当選役決定手段』は、内部当選役抽選手段、内部当選役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当選手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当選役または特定の内部当選役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当選?』、『ボーナス当選?』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当選役または特定の内部当選役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当選役または特定の内部当選役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組合せられたもの等を含む。
『内部当選役』は、複数の役から内部当選役決定手段により内部当選役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当選役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当選役決定手段が小役を内部当選役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当選役決定手段が小役を内部当選役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当選役決定手段がレギュラーボーナスを内部当選役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当選役決定手段が決定した内部当選役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当選役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当選役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施の形態のパチスロ機の斜視図。 リール上に配列された図柄の例を示す図。 主制御回路のブロック図。 副制御回路のブロック図。 メインルーチンのフローチャート。 スピーカ姿勢変更処理ルーチンのフローチャート。 変形例のスピーカ姿勢変更処理ルーチンのフローチャート。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット
3L,3C,3R リール
4L,4C,4R 表示窓
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
7L,7C,7R リール停止ボタン
9a 1−BETランプ
9b 2−BETランプ
9c 最大BETランプ
10 台座部
11 1−BETスイッチ
12 2−BETスイッチ
13 最大BETスイッチ
14 C/Pスイッチ
15 メダル払出口
16 メダル受部
17 当り表示ランプ(WINランプ)
18 払出表示部
19 クレジット表示部
20 ボーナス回数表示部
21L,21R スピーカ
22 メダル投入口
23 配当表パネル
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 クロックパルス発生回路
35 分周器
36 乱数発生器
37 サンプリング回路
38 I/Oポート
39 モータ駆動回路
40 ホッパ
41 ホッパ駆動回路
45 ランプ駆動回路
46 リール停止信号回路
48 表示部駆動回路
49L,49C,49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
51 払出完了信号回路
61 左右選択ボタン
62 姿勢指示ボタン
71 主制御回路
72 副制御回路
78 音源IC
91L・91R 姿勢変更機構
92L・92R 音声出力装置
97L・97R 姿勢変更駆動回路
98 入出力部
100 音声

Claims (2)

  1. 遊技機本体の前面側に音声出力部材を配設した遊技機において、
    前記音声出力部材を上下左右に駆動させて音声出力方向を変更する駆動手段と、
    前記駆動手段を操作できる駆動操作手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動操作手段の操作と連動して前記音声出力部材から音声出力させる音声出力制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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