JP2007304758A - 業務分析システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従業員や作業者に負担をかけることなく業務の内容を容易に把握する。
【解決手段】計算機で稼動する複数のソフトウェアのうち、使用者によって選択されたソフトウェアに対する使用者の操作情報を取得し、取得した操作情報を、操作を行った時刻と操作対象のソフトウェアの識別情報に対応付けた操作履歴として蓄積し、分析を行う時刻の範囲を取得して(S1)、この時刻の範囲を予め設定した時間間隔で複数の時間帯に分割する。そして、蓄積された操作履歴の時刻と時間帯毎の時刻の範囲とを比較して、時間帯毎に操作履歴を抽出し、抽出した操作履歴からソフトウェアの識別情報の出現頻度を時間帯毎に求め、時間帯毎に出現頻度の高い順に予め設定した順位までの複数のソフトウェアの識別情報を抽出する(S3)。抽出された複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせに基づいて、時間帯毎に前記計算機で実行されたひとつの業務内容を推定する(S5)。
【選択図】図7

Description

本発明は、コンピュータを用いた業務の分析方法に関し、特に、複数のアプリケーションまたは複数のオブジェクトを利用する計算機の操作履歴から業務の分析を行う方法及びシステムに関する。
に関する。
パーソナルコンピュータやワークステーションなどの計算機(以下、PCとする)の普及とネットワークの普及に伴って、近年のオフィスでは従業員毎(または作業者毎)にPCを保有し、PC上で作業を行うことが一般的になっている。
帳票などを用いた過去の作業に比して、PCを主体にした業務(デスクワーク)ではデータの集計などが容易になって業務の効率を向上させることができる。反面、PCを主体にした業務の場合、情報の作成、加工が主体となるため、過去の例のように帳票などの形のあるものが必ず出力されるわけではない。過去の例では、業務の進捗度が低い従業員の机には、多くの帳票や資料が存在する場合が多い。そして、過去の例では、業務の管理者が、各従業員が保有する帳票や資料の量を目安に、業務の配分を検討することが可能であった。
一方、近年のPCを主体にした業務では、情報の操作が主体であるため、業務の管理者が従業員の作業量(事務量)を的確に把握するのが難しい。
従業員毎の作業量の捕捉は、従業員に対する対面ヒアリングの結果によっても得ることができるが、ヒアリング結果はそのヒアリング対象である経営者や従業員の主観が含まれているため、客観的な分析を行うことができない。
そこで、オフィスのPCのディスプレイ上に、業務の内容を示すアイコンを業務の種類毎に表示させておき、従業員が業務を開始する度に、開始する業務の種類に応じたアイコンをクリックさせて、従業員の業務内容を把握するものが知られている(例えば、特許文献1)。この従来例では、従業員が電話の応対を行う場合には、PCのディスプレイ上の電話のアイコンをクリックし、帳票の作成または修正を行う場合には、帳票のアイコンをクリックし、後にクリックした内容を集計することで、従業員毎の業務内容を把握しようとするものである。
特開2002−107473号
しかしながら、上記従来例では、従業員が新たな業務を開始する度に、アイコンをクリックしなければならず、アイコンをクリックしない場合には、前回クリックした業務内容が継続していると見なされるため、従業員の業務内容を測定することは難しい、という問題があった。また、上記従来例では、業務内容を測定するために新たな作業を従業員に要求するため、従業員にしてみれば業務の負荷が増えるだけであり、業務の効率を低下させるだけであった。
特に、電話応対をしながら帳票の参照や修正、書類や資料の参照や修正を行う場合では、PCのディスプレイ上にある電話のアイコンをクリックした後に、電話応対をしながら帳票のアイコンをクリックして帳票を取り出し、帳票に対して参照や修正を行う必要がある。このような例では、作業者にとって負荷が過大となってしまい、作業者にとって何の利益もない業務内容を捕捉するだけのクリック操作を行う余裕はない。したがって、この従来例では、従業員毎の業務内容や業務量を正確に把握することはできないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、従業員や作業者に負担をかけることなく業務の内容を容易に把握することを目的とする。
本発明は、計算機で稼動する複数のソフトウェアに対する使用者の操作の履歴に基づいて前記計算機の使用者が行った業務の内容を分析する業務分析方法において、前記計算機で稼動する複数のソフトウェアのうち、使用者によって選択されたソフトウェアに対する使用者の操作情報を取得し、前記取得した操作情報を、操作情報を取得した時刻と操作対象のソフトウェアの識別情報に対応付けた操作履歴として蓄積し、分析を行う時刻の範囲を取得して、取得した時刻の範囲を予め設定した時間間隔で複数の時間帯に分割する。そして、蓄積された操作履歴に含まれる操作情報の取得時刻と時間帯毎の時刻の範囲とを比較して、時間帯毎に前記操作履歴を抽出し、前記抽出した操作履歴からソフトウェアの識別情報の出現頻度を時間帯毎に求め、前記時間帯毎に出現頻度の高い順に予め設定した順位までの複数の前記ソフトウェアの識別情報を抽出する。抽出された複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせに基づいて、前記時間帯毎に前記計算機で実行されたひとつの業務内容を推定する。
また、前記ソフトウェアの識別情報毎に色情報を予め設定しておき、前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の色情報を合成して合成色の情報を生成し、この合成色の情報を推定した業務内容として出力する。
したがって、本発明は、ソフトウェアの識別情報の組み合わせから、計算機で行われた業務を時間帯毎にひとつの業務内容が推定され、時間帯毎の業務内容の推移を容易に把握することができる。そして、計算機の使用者ごとに業務の性質の違いや、使用者の特性を容易に把握できる。また、計算機の使用者は、業務内容の分析のためだけの操作を行う必要がないので、業務の負荷が増大するのを抑制できる。
特に、推定した業務内容を合成色で出力することにより、PCを用いて行われる時間帯毎の業務内容の推移を直感的に把握することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を電話の応対を主体にしたオフィスの計算機システムに適用した例を示すブロック図である。図1のオフィスでは、n個の各端末PC−1〜PC−nを複数のオペレータ(あるいは従業員またはユーザなど)がそれぞれ操作して、顧客と電話で応対を行う。そして、各オペレータは各自の端末(クライアント計算機)PC−1〜PC−nを操作して顧客との応対の結果を顧客報告書80にまとめたり、顧客データベース(以下、顧客DBとする)140の参照や修正を行うことが主な業務となる。このオフィスは、電話の応対業務と応対結果の報告業務を主体とする所謂コールセンタと呼ばれるものである。また、オペレータは各端末(計算機)PC−1〜PC−nの使用者であり、複数のオペレータに対して端末PC−1〜PC−nをそれぞれ割り当てたものである。
図1において、ネットワーク20には、オペレータが操作する複数の端末PC−1〜PC−nが接続され、また、各端末PC−1〜PC−nで行われた業務の内容を分析するサーバ100が接続される。端末PC−1〜PC−nで行われた操作は、各端末PC−1〜PC−nの操作履歴ファイル60に格納され、所定のタイミングで操作履歴ファイル60の内容がサーバ100に送信される。サーバ100では、後述する業務分析アプリケーション300が、各端末PC−1〜PC−nのから収集した操作履歴を分析し、分析結果を業務分析データ120に格納する。そして、各オペレータを管理する業務の管理者は、管理端末200から業務分析データ120を参照することで、各オペレータが行った業務の内容を所定の時間幅M(時間間隔)毎に閲覧することができる。
なお、後述するように、端末PC−1〜PC−nでは、オペレータが行った操作を捕捉して操作履歴ファイル60を作成するエージェント400が稼動している。サーバ100は、各端末PC−1〜PC−nのエージェントから操作履歴を取得して各端末PC−1〜PC−n毎に業務内容の分析を行うものである。
オペレータが電話の応対業務と応対結果の報告業務を行う端末PC−1〜PC−nには、演算処理を実行するCPU11と、プログラムやデータを一時的に格納するメモリ12と、CPU11とI/Oのアクセスを制御するデータ転送コントローラ13と、ネットワーク20に接続されたネットワークインターフェース(図中NIC)14と、情報を格納するストレージ装置15と、ヘッドセット17を用いて通話を行う電話サブシステム16と、マウスやキーボードなどで構成されて情報の入力を行う入力装置18と、情報の表示を行うディスプレイ19が設けられている。
メモリ12には後述するように、オペレーティングシステム(以下、OS)と電話の応対業務や報告業務で使用するアプリケーションと、オペレータの操作を捕捉する業務モニタエージェントがロードされており、CPU11がこれらのOSとアプリケーション及び業務モニタエージェントを実行する。業務モニタエージェントなどについては後述する。
電話サブシステム16は、例えば、IP電話を構成しておりVoIP(Voice Over Internet Protocol)によりネットワーク20の外部の電話と通話を行う。ネットワーク20は、ルータなどで構成されたゲートウェイ装置(図中GW)21を介してWAN22に接続される。WAN22は、例えば、インターネットや地域IP網で構成されている。電話サブシステム16は、WAN22に接続された回線から公衆回線や他のIP電話と通話を行う。このため、電話サブシステム16は、マイクとヘッドフォンを備えたヘッドセット17を備える。なお、この電話サブシステム16は、A/D、D/Aコンバータを含み、後述するブラウザと通話ファイルによって制御され、所定の電話番号へ発信する。
業務の管理者が操作する管理端末200は、端末PC−1〜PC−nから電話サブシステム16を除いた構成と同様の構成である。つまり、演算処理を実行するCPU211と、プログラムやデータを一時的に格納するメモリ212と、CPU211とI/Oのアクセスを制御するデータ転送コントローラ213と、ネットワーク20に接続されたネットワークインターフェース(図中NIC)214と、情報を格納するストレージ装置215と、マウスやキーボードなどで構成されて情報の入力を行う入力装置217と、情報の表示を行うディスプレイ219が設けられている。
この管理端末200では、業務の管理者がサーバ100に対して業務の分析条件を設定したり、分析結果を閲覧する。なお、これらの設定操作や閲覧操作は、ブラウザなどの所定のソフトウェアを使用する。
サーバ100では、図2に示す顧客DB140を提供するDBMS(Data Base Management System)と各端末PC−1〜PC−nの業務内容を分析する業務分析アプリケーション300が稼動している。なお、本実施形態のDBMSは周知のDBMSを用い、詳細な説明は省略する。サーバ100には、演算処理を実行するCPU111と、プログラムやデータを一時的に格納するメモリ112と、CPU111とI/Oのアクセスを制御するデータ転送コントローラ113と、ネットワーク20に接続されたネットワークインターフェース(図中NIC)114と、情報を格納するストレージ装置115が設けられている。
サーバ100のメモリ112には、業務分析アプリケーション300とDBMSがロードされて、CPU111により実行される。業務分析アプリケーション300の詳細については後述する。
図2は、図1に示した端末PC−1とサーバ100で稼動するソフトウェアの機能を示すブロック図である。なお、端末PC−1〜PC−nは同一の構成であるので、端末PC−1の説明のみを行う。
端末PC−1では、OS30上で電話応対業務や報告業務を行うためのアプリケーション50と、アプリケーション50やOS30に対するオペレータの操作を検出し、操作履歴ファイル60に格納する業務モニタエージェント400が稼動する。
まず、電話応対業務は、所定の通話ファイル70をブラウザ52で開き、電話サブシステム16により顧客に問い合わせを行う。そして、ワードプロセッサ53や表計算51を実行して、顧客との応答を記録する。あるいは、表計算51で顧客DB140を開いて、顧客の情報を参照する。顧客との通話が完了すると、ストレージ装置15に格納されている顧客報告書80をワードプロセッサ53で開いて、顧客との応答を記録する。また、営業応対が必要であれば、営業担当者に伝達するため表計算51やワードプロセッサ53で指示書を作成し、営業担当者へ送信する。
このオフィスにおける業務は、図3で示すように、所定の顧客への通話(例えば、所定の製品の説明や勧誘)を主体とする業務Aと、顧客との応答を顧客報告書80等に記録する業務Bを繰り返して行うものである。
業務Aでは、主にブラウザ52で通話ファイル70を利用し、業務Bでは、主にワードプロセッサ53で顧客報告書80を利用する。さらに、オペレータは、メモの作成や顧客情報の参照のために、任意に表計算51やワードプロセッサ53あるいは顧客DB140を利用する。
図2において、業務モニタエージェント400は、端末PC−1で実行するソフトウェア(例えば、アプリケーションとファイル)に対するオペレータの操作(操作情報)を検出し、操作の履歴(ログ)をストレージ装置15の操作履歴ファイル60に格納する業務モニタ部401と、ストレージ装置15に格納された操作履歴ファイル60を、所定の周期(例えば、1時間や1日)でサーバ100に送信する業務履歴送信部402を主体に構成される。
業務モニタ部401は、OS30が入力装置18のマウスのクリック動作や、キーボードのタイプ動作などを検知して、操作対象のアプリケーション50に対して発行する操作メッセージ(操作情報)をフックし、オペレータが実行した操作の内容と、操作対象のアプリケーション50の名称とファイルの名称とを取得する。そして、業務モニタ部401は、取得した操作内容と日時と操作対象のアプリケーション50の名称及びファイルの名称とを一組にした操作履歴(ログ)を生成して操作履歴60へ格納する。ストレージ装置15の操作履歴60に格納された操作履歴は、上記所定の周期で業務履歴送信部402によりサーバ100へ送信される。なお、業務履歴送信部402は、サーバ100へ送信が完了した業務履歴について、操作履歴ファイル60から削除しても良い。
業務モニタ部401が取得した操作履歴ファイル60には、図4で示すように、端末PC−1のオペレータが行った操作履歴が格納される。図4に示す操作履歴ファイル60は、1つのエントリに業務モニタ部401が操作情報を取得した日付601と、同じく操作情報を取得した時刻602と、OS30からフックした操作内容(操作情報)を示す操作603と、同じくOS30からフックしたアプリケーション名とファイル名から構成されるソフトウェアの識別情報である対象604から構成される。なお、アプリケーション名とファイル名は、端末PC−1〜PC−nで実行されたソフトウェアの識別情報として機能する。
操作履歴ファイル60の操作603には、マウスの左クリック(図中L_Botton_Down)やキーボードのキーの押し下げ(図中Key_Down)やキーの押し離し(図中Key_Up)など、オペレータの操作が記録される。操作履歴ファイル60の対象604には、OS30がメッセージを通知したアプリケーション名とファイル名が格納される。
図4において、対象604に記録された「ブラウザ+Telephone Call」は、ブラウザ52で通話ファイル70を操作したことを示しており、オペレータが電話応対を行ったと推定できる。また、対象604に記録された「表計算+Customer Database」は、表計算51で顧客DB140を操作したことを示しており、オペレータが顧客情報の参照を行ったと推定できる。また、対象604に記録された「ワープロ+Customer Report」は、ワードプロセッサ53で顧客報告書80を操作したことを示しており、オペレータが報告業務を行ったと推定できる。
このように、操作履歴ファイル60には、オペレータが操作の内容と、操作を行ったアプリケーション名とファイル名が時系列的に蓄積されていく。そして、この操作履歴ファイル60は所定のタイミングでサーバ100に送信される。
ここで、アプリケーション名とファイル名は、例えばOS30がWindows(登録商標)の場合では、図5で示すように、ディスプレイ190内のウインドウ191のタイトルバーに表示されるもので、図示の例では「Microsoft Exel」(登録商標)がアプリケーション名を示し、「test-data001-20」がファイル名を示す。
次に、図2において、各端末PC−1〜PC−nの操作履歴を収集して、各オペレータが行った業務内容を分析を行うサーバ100の業務分析アプリケーション300について説明する。
業務分析アプリケーション300は、各端末PC−1〜PC−nから受信した操作履歴を取得する業務履歴収集部310と、業務内容を分析するパラメータを設定する分析条件入力部320と、上記操作履歴とパラメータに基づいてオペレータ毎の業務内容を分析するデータ分析エンジン330と、データ分析エンジン330で分析した結果を管理端末200等へ提供する分析データ提供部340と、から構成される。
業務履歴収集部310は、各端末PC−1〜PC−nから受信した操作履歴を、各端末毎にストレージ装置115の操作履歴データベース(DB)130へ格納する。操作履歴DB130の内容は、図4に示した操作履歴ファイル60の内容に、端末PC−1〜PC−nの識別子(またはオペレータのユーザ識別子)を付加した形式で格納される。例えば、操作履歴DB130は、図4の操作履歴ファイル60の日付601、時刻602、操作603、対象604に端末識別子に加えたものを1レコードとして格納する。
分析条件入力部320は、管理端末200等から業務内容の分析を行う時刻(開始時刻と終了時刻)と、時間幅M(時間間隔)や分析対象の端末(またはユーザ識別子)の情報を分析条件として受け付ける。そして、分析条件入力部320は、データ分析エンジン330が分析を実行する際に、上記受け付けた時刻と時間幅Mや分析対象の情報を分析条件(パラメータ)として設定する。
また、分析条件入力部320は、管理端末200等から分析結果を生成するための、業務の組み合わせと、業務に対応する色(色情報)を受け付けて、分析定義150としてストレージ装置115へ格納しておく。ここで、分析定義150は図6で示すように、まず、アプリケーション名とファイル名の組み合わせに対して色(色情報)を設定する。例えば、本実施形態では、次のようにアプリケーション名とファイル名の組み合わせに対する色を設定する。
表計算+顧客DB → 緑
ブラウザ+通話ファイル → 赤
ワードプロセッサ+顧客報告書 → 青
このように、アプリケーション名とファイル名の組み合わせについて、RGB(レッド、グリーン、ブルー)の3色を組み合わせた色光をそれぞれ設定しておく。
そして、図6で示すように、業務内容に対応するアプリケーション名とファイル名の組み合わせを設定する。つまり一つの業務内容は、アプリケーション名+ファイル名(またはオブジェクト)の組み合わせを複数(少なくとも2つ)設定したもので構成される。
図6の例では、業務内容151に対応して、第1のアプリケーション名とファイル名152と、第2のアプリケーション名とファイル名154を設定する。また、第1のアプリケーション名とファイル名に設定した色(以下第1の色)153と、第2のアプリケーション名とファイル名に設定した色(以下第2の色)154を設定し、さらに第1の色153と第2の色154を合成(加算)した色(合成色)156を設定する。なお、合成色156は、サーバ100が第1の色153のRGBの成分と、第2の色154のRGBの成分を加算した値を設定してもよい。
図6では、業務内容151として、電話対応が主体となる業務Aと、報告書類の作成が主体となる報告業務を業務Bとして設定する。そして、業務Aの第1のアプリケーション名とファイル名152には、表計算51+顧客DB140を設定し、第2のアプリケーション名とファイル名154には、ブラウザ52+通話ファイル70を設定する。
同様に、業務Bの第1のアプリケーション名とファイル名152には、ワードプロセッサ53+顧客報告書80を設定し、第2のアプリケーション名とファイル名154には、表計算51+顧客DB140を設定する。
データ分析エンジン330は、管理端末200等の指令により起動して、分析条件入力部320で受け付けた分析条件と分析定義150に基づいて、操作履歴DB130から対象となる時間における対象端末の業務内容を分析する。このデータ分析エンジン330の処理について、図7、図8を参照しながら以下に説明する。
図7はデータ分析エンジン330で行われる処理の一例を示すメインルーチンのフローチャートで、管理端末200等の指令により実行されるものである。また、図8は、図7のS3で行われる処理のサブルーチンである。
まず、S1では、データ分析エンジン330が分析条件入力部320で受け付けた時間幅Mと、分析対象の開始時刻と終了時刻を取得する。また、分析対象の端末の識別子を取得する。なお、以下では説明を簡易にするため分析対象の端末については言及せず、操作履歴DB130には単一の端末PC−1の操作履歴が格納されているものとする。このため、各端末PC−1〜PC−nの業務内容は、図7、図8の処理を端末PC−1〜PC−nの識別子毎に実行した結果とする。
S2では、分析定義150からアプリケーション名+ファイル名の色153、154を取得する。
S3では、図8に示すサブルーチンを実行して、時間幅Mごとに操作履歴を読み込んで、オペレータの使用頻度(出現頻度)の高い上位2つのアプリケーション名+ファイル名の色153、154を抽出する。この処理は、図8のサブルーチンにおいて、まず、S11でデータ分析エンジン330は、上記開始時刻から終了時刻までの時間を、時間幅M毎に区分けした時間帯J(ただし、J=1〜N)を設定する。
そして、各時間帯J毎に、初期時刻ST(J)と終了時刻ET(J)を設定する。例えば、開始時刻=10:00、終了時刻=21:00、時間幅M=10分の場合は、時間帯J=1では、初期時刻ST(1)=10:00、終了時刻ET(J)=10:10となる。同様に、時間帯J=2が10:10〜10:20、時間帯J=Nが20:50〜21:00となる。なお、時刻T=10:00:00の操作履歴は、時間帯J=2に所属するものとする。
また、データ分析エンジン330は、時刻Tに、最も近い時刻602の操作履歴DB130のレコード番号を示す関数R(T)として定義する。
S12では、J=1としてデータ分析エンジン330は時間帯Jの操作履歴を操作履歴DB130から抽出する。つまり、上記S11で時間帯J=1に設定された、初期時刻ST(1)=10:00から終了時刻ET(1)=10:10の期間に含まれる操作履歴DB130のレコードRを、時刻602の値を比較して抽出する。
S13では、上記S12で抽出した時間帯Jの操作履歴DB130のレコードに対して、アプリケーション名+ファイル名についてソートを行う。そして、S14ではソートした操作履歴について、アプリケーション名+ファイル名毎のレコード数をカウントする。
S15では、S14のカウントの結果、出現頻度が上位2位までのアプリケーション名+ファイル名の色を抽出する。つまり、レコード数が最も多いアプリケーション名+ファイル名と、次にレコード数の多いアプリケーション名+ファイル名を抽出する。そして、レコード数が最も多い第1位のアプリケーション名+ファイル名に対応する色(出現頻度が1位の色)と、次にレコード数の多い第2位のアプリケーション名+ファイル名の色(出現頻度が2位の色)を上記S2で読み込んだ分析定義150から抽出する。これにより、現在の時間帯Jにおいて、出現頻度が高い順に上位2つのアプリケーション名+ファイル名が抽出され、これらアプリケーション名+ファイル名に対応する2色が抽出される。
S16では、全ての時間帯J=Nについて、出現頻度が上位2位までのアプリケーション名+ファイル名の色を抽出したか否かを判定する。全ての時間帯J=Nについて2色の抽出が完了していなければS17でJの値をインクリメントしてから、S12へ戻って次の時間帯について上記処理を実行する。全ての時間帯J=Nについて2色の抽出が完了していればサブルーチンを終了して図7のS4に進む。
S4では、上記図8の処理で抽出した、各時間帯Jの出現頻度が2位までの2色を合成する。この処理は、アプリケーション名+ファイル名に対応する色が、RGBで表現される場合、出現頻度が第1位の色と、出現頻度が第2位の色のRGBの各成分を加算することで行うことができる。例えば、出現頻度が1位の色が緑で、出現頻度が2位の色が赤の場合、これら2色のRGBの各成分を加算すると黄色になる。あるいは、出現頻度が1位の色が緑で、出現頻度が2位の色が青の場合、これら2色のRGBの各成分を加算すると水色になる。こうして、各時間帯J毎に上位2色を合成した色を演算する。なお、RGBの各色の合成については適宜公知の手法を用いることができる。
次に、S5では、上記S4で求めた各時間帯J毎の合成色と、分析定義150に格納されている合成色を比較して、各時間帯J毎の業務を判定する。例えば、時間帯Jの合成色が黄色であれば、オペレータが時間帯Jで行った業務を業務Aと判定し、あるいは、時間帯Jの合成色が水色であれば、オペレータが時間帯Jで行った業務を業務Aと判定する。
S6では、上記S4、S5で求めた結果を時間帯毎に業務分析データ120へ出力する。この結果、ある端末PC−nの各時間帯J毎の分析結果は、図9で示す業務分析データ120のようになる。図12では、上記時間帯Jの値を格納する時間帯121と、各時間帯J毎の第1位の色を格納する第1位色122と、第2位の色を格納する第2位色123と、第1位と第2位の色を合成した合成色124と、この合成色に基づいて判定した業務内容125から業務分析データ120を構成した例を示す。なお、端末PC−1〜PC−n毎、あるいはオペレータ毎の識別子や日付を付加しても良い。
上記処理により、端末PC−1〜PC−nで行われた業務内容が時間帯J毎に推定され、業務分析データ120に格納される。図9の業務分析データ120を管理端末200のディスプレイ219で表示した結果を、図10に示す。図10は、管理端末200からの要求により、ある端末PC−nの時刻10:20〜11:10(時間帯J=3〜7)毎の業務内容の分析結果を分析データ提供部340が出力し、管理端末200のディスプレイ219に表示した例を示している。分析データ提供部340は、管理端末200が指定した端末PC−1〜PC−nまたはオペレータの識別子と、指定された時刻の範囲に基づいて、図10に示すように、各時間帯Jの業務内容を合成色125で示した棒グラフとして管理端末200へ出力する。棒グラフの横軸は時刻を示し、各時間帯Jの初期時刻ST(J)と終了時刻ET(J)の値が、棒グラフの情報に表示される。また、初期時刻ST(J)と終了時刻ET(J)の間には、時間帯Jが出力される。なお、データ提供部340は、図10に示すようなグラフを、例えば、HTMLやXML等、予め定めた書式で管理端末200へ出力する。
図10において、図中斜線の領域は黄色を示し、業務内容が業務Aと判定された時間帯Jであり、図中クロス斜線の領域は水色の領域を示し、業務内容が業務Bと判定された時間帯Jを示している。
オフィスで行われる事務処理では、端末PC−1〜PC−n上で複数のアプリケーションと複数のファイルを用いるのが一般的である。例えば、時間帯J=5とJ=6では、表計算51、ブラウザ52、ワードプロセッサ53がそれぞれ使用されており、使用されているアプリケーション名とファイル名だけでは同一のものが使用されているため、何れの業務を行っているかは判定しにくい。
そこで、使用されているアプリケーション名とファイル名のうち、出現頻度で比較を行うと、時間帯J=5では、表計算51+顧客DB140の出現頻度が1位となり、ブラウザ52+通話ファイル70の出現頻度が2位となる。そして、アプリケーション名+ファイル名の色として表計算51+顧客DB140に緑色を設定し、ブラウザ52+通話ファイル70に赤色を設定すると、時間帯J=5の合成色は水色となって、主に電話応対を行う業務Aであることが分かる。
一方、時間帯J=6では、表計算51、ブラウザ52、ワードプロセッサ53を使用しているのは時間帯J=5と同様であるが、使用されているアプリケーション名とファイル名のうち、出現頻度で比較を行うと、時間帯J=6では、表計算51+顧客DB140の出現頻度が1位となり、ワードプロセッサ53+顧客報告書80の出現頻度が2位となる。そして、アプリケーション名+ファイル名の色は上記緑色であり、ワードプロセッサ53+顧客報告書80に青色を設定すると、時間帯J=6の合成色は水色となって、主に報告書の作成を行う業務Bであることが分かる。
このように、時間帯J毎に使用しているアプリケーション名+ファイル名の組み合わせを色分けし、時間帯J内で出現頻度が上位のアプリケーション名+ファイル名を所定数(複数)だけ抽出する。そして、抽出したアプリケーション名+ファイル名に対応した色を合成し、この合成色を時間帯J毎の主な業務内容として管理端末200等のディスプレイ219等へ出力する。ここで合成色は、管理者などが予め業務内容に対応した複数のアプリケーション名+ファイル名の組み合わせから決定されるもので、管理者はディスプレイ219に表示された時間帯J毎の色分けから、時間帯Jで行われていた端末PC−nの業務内容を容易に推定できるのである。特に、同一のアプリケーションであっても、使用するファイルが異なれば業務内容も異なる場合では、上記のように、アプリケーション名とファイル名を一つの組合わせとして、色を対応付けておくことにより、ある時間帯Jでの業務内容を正確に推定できるのである。
また、端末PC−1〜PC−nを利用するオペレータは、前記従来例のように業務内容を把握するために特別な操作を行う必要がないので、業務の負担が増えることはない。
そして、業務分析データ120に、複数の端末PC−1〜PC−nについてそれぞれ各時間帯Jの業務内容を分析した結果を、管理端末200のディスプレイ219に表示すると、例えば、図11のようになる。
図11は、複数の端末PC−1〜PC−nについて、業務分析データ120を管理端末200のディスプレイ219で表示した結果を示す。図11は、管理端末200からの要求により、複数の端末PC−1〜PC−nの時刻10:20〜11:40(時間帯J=3〜9)毎の業務内容の分析結果を分析データ提供部340が出力し、管理端末200のディスプレイ219に表示した例を示している。
複数の端末PC−1〜PC−nについて同時刻の業務内容を管理端末200で比較する際には、各端末PC−1〜PC−nのオペレータの業務の進捗状況を、業務の色分けによって視覚的に知ることができる。この図11は、上記図10と同じく、図中斜線の領域は黄色を示し、業務内容が業務Aと判定された時間帯Jであり、図中クロス斜線の領域は水色の領域を示し、業務内容が業務Bと判定された時間帯Jを示し、端末PC−1〜PC−nの識別子に代わってオペレータの識別子を付加している。なお、管理端末200で複数の端末PC−1〜PC−nの業務分析データ120を取得する場合には、管理端末200からサーバ100の分析データ提供部340に対して、開始時刻と終了時刻に加えて、複数の端末識別子や、端末識別子の範囲を指令すればよい。
同じ業務であっても、顧客の興味や、オペレータの個人差などにより業務内容の進捗状況が異なることが、一目で理解できる。例えば、オペレータのBさんの時間帯J=7〜9では、報告書の作成を行う業務Bの時間が長く、直前の電話応対(業務A)の時間が長くないことから、Bさんの業務Bについて、アプリケーションの操作などに不得手な部分がある等、問題があることを類推できる。また、Dさんの時間帯J=8〜10では、電話応対の時間が長いことから、顧客の興味が高いこと推定できる。
このように、複数の端末PC−1〜PC−nの業務分析データ120を同一画面上で比較することにより、業務の進捗状況の個人差や、ボトルネックと類推できる部分を視覚的に知ることができる。これにより、業務の管理者は、オペレータの能力に応じた業務の配分などを迅速に立案することが可能となる。
なお、図11においては、水色と黄色の変わり目が、新たな顧客への電話応対として、電話応対の件数をカウントすることができ、コールセンタなどの定型的な業務を繰り返すオフィスの場合、色の変わり目から処理した業務の件数を推定することもできる。
なお、上記においては、アプリケーション名+ファイル名の色をRGBで表現し、第1位の色と第2位の色を合成した場合を示したが、第1位と第2位の色をCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)や、HSV(色相(hue)、彩度(saturation value)、明度(value))、HLS(色相(hue)、彩度(saturation)、輝度(lightness))で表現し、合成しても良い。
また、オフィスで行われる業務内容が、アプリケーション名のみで識別できる場合には、アプリケーション名に色を対応付けて、出現頻度が上位のアプリケーション名に対応した色を合成すればよい。
また、上記では管理端末200からの指令に基づいて、データ分析エンジン330を起動する例を示したが、所定の時刻にデータ分析エンジン330を起動させるようにしてもよい。
<第2実施形態>
図12、図13は、第2の実施形態を示し、前記第1実施形態に示したデータ分析エンジン330が時間幅Mを、最適な値に自動的に設定するようにしたもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
図12の処理は、前記第1実施形態の図7に示したフローチャートのS1及びS2を変更し、管理端末200から時間幅Mを設定するのに代わって、業務内容に対応付けられた合成色の数の上限Uと下限Lを管理端末200から設定し、時間幅Mをデータ分析エンジン330を起動で自動的に調整するものである。S3以降は前記第1実施形態と同一である。図13のフローチャートは図12に示す時間幅Mの自動設定のサブルーチンである。
前記第1実施形態では、管理端末200から管理者などが時間幅Mを設定したが、管理対象のオフィスで多数の業務内容が存在する場合や、ひとつの業務が完了または中断する時間間隔が把握できない場合では、時間幅Mの値が不適切であると、業務分析データ120に出力された業務内容125が実際に行われた業務内容に一致しなくなる恐れがある。例えば、前記第1実施形態の図11において、時間幅Mが60分などの長い間隔に設定されると、各時間帯Jでは、業務Aまたは業務Bのいずれか一方のみが表示されることになり、実際の業務内容が反映されない。逆に、多数のアプリケーションやファイルを使用するオフィスで、時間幅Mを1分などの短い時間間隔に設定すると、各時間帯J毎に合成色が示す業務内容が頻繁に変化する場合がある。このような場合では、1時間当たりや1日単位では出現する合成色の数が多くなりすぎて、管理者はオペレータや従業員がどのような業務内容を行ったのかを容易に判断できない。
そこで、本第2実施形態では、管理端末200を操作する管理者が、分析を行う時刻範囲の中で業務分析データ120に出力させる業務内容の種類、換言すれば合成色の数、について上限Uと下限Lを設定する。そして、データ分析エンジン330は、出力する業務内容の種類が設定された上限Uと下限Lの範囲内となる時間幅Mを決定する。そして、データ分析エンジン330は、自動設定した時間幅Mで操作履歴DB130から操作履歴を読み込んで前記第1実施形態と同様の分析を行う。
図12において、S1Aでは管理端末200が分析条件入力部320へ入力した分析対象の開始時刻と終了時刻を取得する。次に、S2Aでは、図13に示す時間幅Mの自動設定処理のサブルーチンを実行する。
図13のS21では、管理端末200が入力した業務内容の種類の数(業務色数)の上限Uと下限Lを受け付ける。S22では、分析定義150からアプリケーション名+ファイル名の色153、154を取得する。S23では、時間幅Mに初期値である1分を設定する。
S24では、設定された時間幅Mで分析対象時刻範囲に時間帯Jを設定し、前記第1実施形態の図8で示した処理を実行する。すなわち、各時間帯J毎に出現頻度が上位2つのアプリケーション名+ファイル名の色を抽出する。
S25では、上記S24の処理で抽出した、各時間帯Jの出現頻度が2位までの2色を合成し、合成色(業務色)を生成する。
S26では、分析対象時刻範囲の業務色数を演算する。そして、S27では、合成色の数が下限L以上かつ上限U以下の値であるか否かを判定する。合成色の数が上限Uと下限Lの範囲内にあれば、管理者が希望する業務色数が得られる時間幅MになったのでS29に進んで、現在の値を時間幅Mに設定し、図12のS4以降の処理を実行して各時間帯J毎の合成色を業務分析データ120に出力する。
一方、合成色の数が上限Uと下限Lの範囲に無ければ、時間幅Mの値は管理者が希望する値と異なるので、S28へ進んで時間幅Mを所定値だけインクリメントする。ここでは、所定値を1分とし、時間幅Mを1分づつ変化させる例を示す。
図12のS4以降の処理は前記第1実施形態の図7と同一であるので、ここでは説明を省略する。
以上の処理により、業務内容を分析する対象時刻範囲の業務分析データ120は、管理者が管理端末200から設定した業務色数の上限Uと下限Lの範囲となって、管理者が各端末PC−1〜PC−nの業務内容を分析しやすい時間幅Mを自動的に設定することが可能となるのである。
<変形例1>
図14は、変形例1を示し、前記第1実施形態または第2実施形態の端末PC−1〜PC−nにおける業務内容の分析対象を、アプリケーション名+ファイル名から、アプリケーション名+URL(Uniform Resource Locator)に置き換えたもので、業務モニタエージェント400は、アプリケーション名+URLを操作履歴として、操作履歴ファイル60に格納し、その他の構成は前記第1または第2実施形態と同様である。
近年のオフィスでは、Webサーバ上でサービスを提供するWebサービスを利用する例も増加しており、この場合、前記第1または第2実施形態のファイル名の代わりにサービスを提供するプロトコル名、サーバのドメイン名、ドキュメントのパス名を指し示すURLとアプリケーション名の組み合わせから業務内容を特定することができる。
ここで、アプリケーション名とファイル名は、例えばOS30がWindows(登録商標)の場合では、図14で示すように、ディスプレイ190内のウインドウ191のタイトルバー192とアプリケーションのアドレスバー193に表示されるもので、図示の例ではタイトルバー192上の「Microsoft Internet Explorer」(登録商標)がアプリケーション名を示し、アドレスバー193内の「http://www.google.co.jp/」がURLを示す。
この場合も、前記第1または第2実施形態と同様に、アプリケーション名+URLで色を設定しておき、アプリケーション名+URLの色を複数組み合わせることで業務内容を設定しておけばよい。
以上のように、Webサービスを主体とする業務内容の分析は、複数のアプリケーション名+URLの組み合わせで業務内容を設定し、各アプリケーション名+URLに設定した色を合成した結果を時間帯J毎に、業務分析データ120へ出力し、管理端末200等で表示することで、管理者などが容易に業務内容を把握することが可能となる。
なお、上記ではWebサービスを識別するために、アプリケーション名+URLを用いたが、図15で示すように、ひとつのページを複数のウインドウに分割したフレームを用いる場合では、フレーム名+タグ名に色を対応付け、ひとつの業務内容についてフレーム名+タグ名の組み合わせを複数設定すればよい。
<変形例2>
Webサービスでは、図15で示すように、ブラウザのウインドウ520内を複数のフレーム521に分割し、フレーム521毎に異なるサービスを提供する場合がある。この場合では、前記変形例1と同様に、前記第1または第2実施形態のアプリケーション名+ファイル名に代わって、フレーム名と操作対象のタグ522の名称を一組として色に対応付ける。そして、ひとつの業務内容をフレーム名+タグ名を複数組み合わせて定義すればよい。なお、タグ522は、フレーム521内の要素を区切る識別子である。なお、業務モニタエージェント400は、フレーム名+タグ名を操作履歴として操作履歴ファイル60に格納する。
なお、操作履歴ファイル60及び操作履歴DB130に格納する操作履歴は、前記第1実施形態のアプリケーション名+ファイル名とフレーム名+タグ名を混在させても良く、あるいは、前記変形例1のアプリケーション名+URLとフレーム名+タグ名とアプリケーション名+URLを操作履歴に混在させてもよい。
<変形例3>
前記第1または第2実施形態では、サーバ100で業務分析アプリケーション300を実行したが、図16で示すように、各端末PC−1〜PC−nで業務分析アプリケーション300Aを実行し、管理端末200が各端末PC−1〜PC−nから業務分析データを収集してもよい。
この場合、管理端末200では各端末PC−1〜PC−nの業務分析アプリケーション300Aで求めた業務分析データを取得し、ストレージ装置215の業務分析データ1120に格納する分析データ管理アプリケーション500を実行する。なお、分析データ1120は、前記第1実施形態の業務分析データ120と同様である。
分析データ管理アプリケーション500は、各端末PC−1〜PC−nの業務分析アプリケーション300Aから業務の分析結果を収集し、ストレージ装置215の業務分析データ1120に格納する業務分析データ収集部510と、業務分析データ1120に格納された業務の分析結果をディスプレイ219へ出力する分析データ表示部520と、入力装置218から管理者が入力した業務分析の条件を受け付けて、ストレージ装置215の分析定義1150に格納し、また、各端末PC−1〜PC−nの業務分析アプリケーション300Aに分析定義1150や分析条件を提供する分析条件入力部530とを含んでいる。なお、分析定義1150は前記第1実施形態の分析定義150と同様である。
各端末PC−1〜PC−nの業務分析アプリケーション300Aは、管理端末200の分析条件入力部530から取得した開始時刻や終了時刻などの分析条件と分析定義1150の情報に基づいて各端末PC−1〜PC−nの操作履歴ファイル60から操作履歴を読み込んで業務の分析を実施する。そして、業務分析アプリケーション300Aは、分析結果を管理端末200へ送信する。この他については、前記第1実施形態の業務分析アプリケーション300と同一であるので、詳細な説明は省略する。
業務分析データ管理アプリケーション500は、管理者が指定した端末PC−nの業務分析データ1120を読み込んで、図10や図11に示したように、所定の棒グラフなどとしてディスプレイ219へ出力する。
この例の場合も、前記第1実施形態または第2実施形態と同様に、端末PC−1〜PC−nを操作するオペレータや従業員に負担をかけることなく業務内容を分析し、管理端末200では視覚的に分かりやすい表示で、業務内容の分析結果を出力することができるのである。
<変形例4>
前記第1または第2実施形態では、ひとつの業務内容についてアプリケーション名+ファイル名の組み合わせを複数設定したが、オフィスで行われている業務内容が把握できていない場合には、操作履歴DB130に格納されたアプリケーション名+ファイル名(あるいは、アプリケーション名+URLまたはフレーム名+タグ名)の組み合わせ毎に、データ分析エンジン330が自動的に色を設定し、時間帯J毎に合成色を出力してもよい。
この場合、図10の棒グラフに加えて、合成色を構成するアプリケーション名+ファイル名をリストで出力してもよい。このリストは、例えば、図6に示した分析定義150から業務内151を省略した形式とし、第1のアプリケーション名+ファイル名152及び第1の色153と、第2のアプリケーション名+ファイル名154及び第2の色155と、合成色156の項目から構成することができる。
これにより、オフィスの業務の管理者は、時間帯J毎の合成色と、合成色を構成するアプリケーション名+ファイル名のリストから端末PC−1〜PC−n毎に、どのような業務が各端末PC−1〜PC−nで行われているのかを容易に知ることができる。また、合成色の切り替わるタイミングから、どの業務がどの程度の時間で行われているのかを視覚的に把握することが可能となる。
また、前記第1実施形態または第2実施形態では、抽出する操作内容(アプリケーション名+ファイル名)の数を上位2つとした例を示したが、オフィスの業務に応じて抽出する操作内容の数は適宜変更することができる。
また、前記第1実施形態または第2実施形態では、サーバ100で業務分析アプリケーション300を実行する例を示したが、これに限定されるものではなく、各端末PC−1〜PC−n毎に業務分析アプリケーションを実行しても良い。この場合、各端末PC−1〜PC−nで分析した業務分析データを、管理端末200等へ送信すればよい。
また、前記第1実施形態または第2実施形態では、業務分析アプリケーション300は、アプリケーション名+ファイル名の出現頻度を求めたが、時間帯Jにおけるアプリケーション名+ファイル名の利用比率を求め、利用比率の高い順から所定の順位までの複数のアプリケーション名+ファイル名の組み合わせを抽出するようにしても良い。
以上のように、本発明に係る業務内容分析方法及びシステムでは、オフィスにおける業務内容の管理を行う計算機システムやプログラムに適用することができる。あるいは、従業員毎の業務分担を立案する計算機システムやプログラムに適用することができる。
本発明の第1の実施形態を示す計算機システムのブロック図。 端末とサーバで稼動するソフトウェアの機能を示すブロック図。 図1の計算機システムで行われる業務の手順を示すフローチャート。 操作履歴ファイルに格納されたログの一例を示す説明図。 ディスプレイに表示されたアプリケーションウインドウの一部を示す説明図。 ひとつの業務内容に対してアプリケーション名+ファイル名の組を複数設定する分析定義の一例を示す説明図。 データ分析エンジンで実行される処理の一例を示すフローチャート。 同じく、図7のS3で実行されるサブルーチンの一例を示すフローチャート。 業務分析データの内容の一例を示す説明図。 ひとつの端末の業務分析データを管理端末のディスプレイに表示した場合の説明図。 複数の端末の業務分析データを管理端末のディスプレイに表示した場合の説明図。 第2の実施形態を示し、データ分析エンジンで実行される処理の一例を示すフローチャート。 同じく、図12のS2Aで実行されるサブルーチンの一例を示すフローチャート。 変形例1を示し、ディスプレイに表示されたアプリケーション名+URLの一例を示す説明図。 変形例2を示し、ディスプレイに表示されたフレーム名+タグ名の一例を示す説明図。 変形例3を示し、端末と管理端末で稼動するソフトウェアの機能を示すブロック図。
符号の説明
PC−1〜PC−n 端末
60 操作履歴ファイル
100 サーバ
120 業務分析データ
130 操作履歴DB
150 分析定義
300 業務分析アプリケーション
310 業務履歴収集部
320 分析条件入力部
330 データ分析エンジン
340 分析データ提供部
400 業務モニタエージェント

Claims (15)

  1. 計算機で稼動する複数のソフトウェアに対する使用者の操作の履歴に基づいて前記計算機の使用者が行った業務の内容を分析する業務分析システムにおいて、
    前記計算機で稼動する複数のソフトウェアのうち、使用者によって選択されたソフトウェアに対する使用者の操作情報を取得するモニタ部と、
    前記モニタ部が取得した操作情報を、前記操作情報を取得した時刻と操作対象のソフトウェアの識別情報に対応付けた操作履歴として蓄積する操作履歴蓄積部と、
    分析を行う時刻の範囲を取得して、前記取得した時刻の範囲を予め設定した時間間隔で複数の時間帯に分割する時間帯設定部と、
    前記操作履歴に含まれる前記操作情報を取得した時刻と時間帯毎の時刻の範囲とを比較して、時間帯毎に前記操作履歴を抽出する操作履歴抽出部と、
    前記抽出した操作履歴から前記ソフトウェアの識別情報の出現頻度を時間帯毎に求める時間帯別出現頻度演算部と、
    前記時間帯毎に出現頻度の高い順に予め設定した順位までの複数の前記ソフトウェアの識別情報を抽出する識別情報抽出部と、
    前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせに基づいて、前記時間帯毎に前記計算機で実行されたひとつの業務内容を推定する業務内容推定部と、
    を備えたことを特徴とする業務分析システム。
  2. 前記識別情報は、前記ソフトウェアを構成するアプリケーションの名称と前記アプリケーションがアクセスしたファイルの名称を含むことを特徴とする請求項1に記載の業務分析システム。
  3. 前記識別情報は、前記ソフトウェアを構成するアプリケーションの名称と前記アプリケーションがアクセスしたURLを含むことを特徴とする請求項1に記載の業務分析システム。
  4. 前記識別情報は、前記ソフトウェアを構成するブラウザが表示するフレームの名称と前記操作の対象となったタグの名称を含むことを特徴とする請求項1に記載の業務分析システム。
  5. 前記業務内容推定部は、
    前記ソフトウェアの識別情報毎に色情報を設定した分析定義を有し、
    前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の色情報を合成して合成色の情報を生成し、
    前記生成された合成色の情報を推定した業務内容として出力することを特徴とする請求項1に記載の業務分析システム。
  6. 前記業務内容推定部は、
    前記業務内容に対応付けた複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせと、前記ソフトウェアの識別情報毎に予め設定した色情報と、前記業務内容に対応する複数の識別情報の色情報を合成した合成色の情報とを設定した分析定義を有し、
    前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の色情報を合成して合成色の情報を生成し、この合成色の情報に対応する業務内容を出力することを特徴とする請求項1に記載の業務分析システム。
  7. 前記時間帯設定部は、
    前記業務内容の種類の上限値と下限値を受け付けて、前記分析を行う時刻の範囲で出現する業務内容が前記上限値と下限値の範囲に収まる時間間隔を設定する時間間隔時で設定部を有することを特報とする請求項1に記載の業務分析システム。
  8. ネットワークを介してクライアント計算機に接続されたサーバ計算機と、
    前記クライアント計算機で稼動するソフトウェアに対する使用者の操作の履歴に基づいて、前記サーバ計算機が前記クライアント計算機の使用者が行った業務の内容を分析する業務分析システムにおいて、
    前記クライアント計算機は、
    前記ソフトウェアに対する使用者の操作情報を取得するモニタ部と、
    前記モニタ部が取得した操作情報を、前記操作情報を取得した時刻と操作対象のソフトウェアの識別情報に対応付けた操作履歴として蓄積する操作履歴蓄積部と、を備え、
    前記サーバ計算機は、
    前記クライアント計算機から操作履歴を取得する操作履歴収集部と、
    分析を行う時刻の範囲を取得して、前記取得した時刻の範囲を予め設定した時間間隔で複数の時間帯に分割する時間帯設定部と、
    前記操作履歴に含まれる前記操作情報を取得した時刻と時間帯毎の時刻の範囲とを比較して、時間帯毎に前記操作履歴を抽出する操作履歴抽出部と、
    前記抽出した操作履歴から前記ソフトウェアの識別情報の出現頻度を時間帯毎に求める時間帯別出現頻度演算部と、
    前記時間帯毎に出現頻度の高いソフトウェアの識別情報を、出現頻度の高い順に予め設定した順位までの複数のソフトウェアの識別情報を抽出する識別情報抽出部と、
    前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせに基づいて、前記時間帯毎に前記計算機で実行された業務内容を推定する業務内容推定部と、
    を備えたことを特徴とする業務分析システム。
  9. 計算機で稼動する複数のソフトウェアに対する使用者の操作の履歴に基づいて前記計算機の使用者が行った業務の内容を分析する業務分析方法において、
    前記計算機で稼動する複数のソフトウェアのうち、使用者によって選択されたソフトウェアに対する使用者の操作情報を取得する手順と、
    前記取得した操作情報を、前記操作情報を取得した時刻と操作対象のソフトウェアの識別情報に対応付けた操作履歴として蓄積する手順と、
    分析を行う時刻の範囲を取得して、前記取得した時刻の範囲を予め設定した時間間隔で複数の時間帯に分割する手順と、
    前記蓄積された操作履歴に含まれる前記操作情報を取得した時刻と時間帯毎の時刻の範囲とを比較して、時間帯毎に前記操作履歴を抽出する手順と、
    前記抽出した操作履歴から前記ソフトウェアの識別情報の出現頻度を時間帯毎に求める手順と、
    前記時間帯毎に出現頻度の高い順に予め設定した順位までの複数の前記ソフトウェアの識別情報を抽出する手順と、
    前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせに基づいて、前記時間帯毎に前記計算機で実行されたひとつの業務内容を推定する手順と、
    を含むことを特徴とする業務分析方法。
  10. 前記識別情報は、前記ソフトウェアを構成するアプリケーションの名称と前記アプリケーションがアクセスしたファイルの名称を含むことを特徴とする請求項9に記載の業務分析方法。
  11. 前記識別情報は、前記ソフトウェアを構成するアプリケーションの名称と前記アプリケーションがアクセスしたURLを含むことを特徴とする請求項9に記載の業務分析方法。
  12. 前記識別情報は、前記ソフトウェアを構成するブラウザが表示するフレームの名称と操作の対象となったタグの名称を含むことを特徴とする請求項9に記載の業務分析方法。
  13. 前記業務内容を推定する手順は、
    前記ソフトウェアの識別情報毎に色情報を予め設定した分析定義に基づいて、前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の色情報を合成して合成色の情報を生成し、この合成色の情報を推定した業務内容として出力することを特徴とする請求項9に記載の業務分析方法。
  14. 前記業務内容を推定する手順は、
    前記業務内容に対応付けた複数のソフトウェアの識別情報の組み合わせと、前記ソフトウェアの識別情報毎に予め設定した色情報と、前記業務内容に対応する複数の識別情報の色情報を合成した合成色の情報とを設定した分析定義に基づいて、前記抽出された複数のソフトウェアの識別情報の色情報を合成して合成色の情報を生成し、
    前記生成された合成色の情報に対応する業務内容を出力することを特徴とする請求項9に記載の業務分析方法。
  15. 前記複数の時間帯に分割する手順は、
    前記業務内容の種類の上限値と下限値を受け付けて、前記分析を行う時刻の範囲で出現する業務内容が前記上限値と下限値の範囲に収まる時間間隔を設定する手順を含むことを特報とする請求項9に記載の業務分析方法。
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