JP3563047B2 - 業務時間計測用プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、特定の業務を行っている時間を計測するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、ある部署の事務量を測る場合には、予めその事務内容を項目別に分類しておき、この部署に配置された監視人が、部署内の一人一人の作業内容を観察して分類し、ストップウォッチを用いてその作業時間を測らねばならなかった。よって、人数の多い部署や出入りの多い部署の場合には、多数の監視人を配置しなければならず、作業時間の計測にも大きな手間がかかる。
【0003】
このため例えば特開平7−146897号公報には、以下のような技術が開示されている。すなわち、赤外線ビデオカメラによって記録したビデオテープの内容をビデオデッキによって再生する。コントローラの人体認識部は、赤外線ビデオモニタに表示された作業者に相当する赤色部を追跡し、その動きをモード切り換え部を介して条件比較部に入力する。条件比較部は、条件記憶部に格納してある条件を読み出し、人体認識部から送られてきたデータと比較して作業者が行っている作業を分類、特定する。そして、ワークサンプリング部は、条件比較部が分類した作業と、その作業に携わっている人数を記憶する。また、時間分析部は作業内容が変わったときに条件比較部に接続され、各作業時間の計測を行う。これにより、監視人を配置する必要は無くなる。しかし、このような特別且つ複雑なシステムを用意しなければならない。
【0004】
また、例えば特開平11−161708号公報には、ホストコンピュータにおいてコンピュータ端末の入出力データを基に地域ごとおよび作業域ごとの計数可能事務作業(コンピュータ端末の入出力で計数できる事務作業)が計数され、計数可能事務作業を構成する要素作業に対応した標準時間を加算して、標準事務処理時間を算出し、標準事務処理時間に余裕率を乗じて、地域ごとおよび作業域ごとの事務処理時間を算出する技術が開示されている。この公報では、被測定者には手間を掛けず、例えばコンピュータ端末からホストコンピュータへ送られたデータ内容から事務作業を特定して、予め用意されている、当該事務作業に対応する標準時間を用いて事務処理時間を算出するものである。
【0005】
この公報に記載されたような技術では、標準時間を基に事務処理時間を算出するので、実際にかかった事務処理時間は計測されない。また、コンピュータ端末の入出力により計数できる事務作業に測定対象が限定される。さらに、業務の割込みなど業務遂行の阻害要因を検出することもできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
よって本発明の目的は、計測対象として予め定められた複数の業務項目について実際にかかった時間を多くの手間を掛けずに計測できるようにするための技術を提供することである。
【0007】
また本発明の他の目的は、業務の割り込みを検出できるようにする技術を提供することである。
【0008】
さらに、計測結果を分析容易な態様で出力できるようにすることで、業務改善につなげることも目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る業務時間計測用のプログラムは、計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示するステップと、複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する時間計測処理ステップと、特定の業務項目又は複数の業務項目のうち他の業務項目の選択入力に応じて、特定の業務項目に対する計測結果に関する情報を記録する記録ステップとをコンピュータに実施させるものである。
【0010】
例えば、被計測者が使用するコンピュータに上記プログラムをインストールすることにより業務時間計測装置を構成し、当該コンピュータのモニタに計測対象として予め定められた複数の業務項目を表示する。そして、被測定者が、特定の業務を開始する際には、当該被測定者による明示的な選択入力(例えば当該特定の業務項目の表示(例えばアイコン又はボタン)のクリック)又は当該特定の業務項目の監視手段(例えば電話の通話検出器やコンピュータにおけるアクティブウインドウ検出手段)からの検出入力に応じて、時間計測を開始する。ここで時間計測のための情報を記憶装置に記録する。なお、開始時刻を記録するようにしてもよい。また、特定の業務が終了した場合又は当該業務に対して割り込みが発生した場合には、特定の業務項目又は他の業務項目の選択入力がなされ、特定の業務項目について、時間計測の終了又は停止に関する情報が記憶装置に記録される。
【0011】
また上で述べた他の業務項目の選択入力に応じて、当該他の業務項目に対する時間計測のための処理を実施するような構成であってもよい。また上で述べた他の業務項目の選択入力に応じて、特定の業務項目に対する割り込み情報を記録する割込記録ステップをさらに実行するような構成とすることも可能である。例えば割り込み回数を1インクリメントして記録する。さらに、上で述べた割込記録ステップにおいて、割り込まれた特定の業務項目の割り込み状態を表示装置に表示するような構成とすることも可能である。例えば、割り込み発生までの計測時間をブリンクさせたり、色を付して被計測者に割り込み状態を認識させる。例えば、被計測者に割り込み解除などを分かりやすくするためである。
【0012】
また、複数の業務項目の少なくとも一部の業務項目について、当該業務項目に含まれる複数の項目を選択可能とするような構成も可能である。例えば、電話という業務について、電話がかかってきたのか又は電話をかけたのか、クレーム対応なのか申し込み受け付けなのか、お客様との電話なのか他の社員等との電話なのか、といったある業務項目に含まれる複数の項目のうちのいずれかを選択可能にする。例えば、表示装置にそれらの複数の項目を初めから表示してしまう態様や、業務項目の選択によりプルダウンメニューが表示されて複数の項目のうちいずれかを選択するようにする態様も考えられる。
【0013】
なお、業務項目の頻度を計測するために、上で述べた時間計測処理ステップ又は記録ステップのいずれかにおいて、特定の業務項目の選択回数を記録するような構成も可能である。また、計測終了指示に応じて、測定結果を他のアプリケーション・プログラム(例えば表計算プログラム)で使用可能なファイル形式(例えばCSV(Comma Separated Value)形式でもよい)で出力するステップを実施するような構成も可能である。
【0014】
なお、複数の業務項目のうち少なくとも一部を規定した設定ファイルと各業務項目に対応する表示画像に関する情報を格納したファイルを用いて、複数の業務項目を表示するような構成も可能である。
【0015】
さらに、業務項目の選択入力を、アクティブ・ウインドウの変更を検出することにより生成するステップをさらにコンピュータに実行させるような構成であってもよい。これにより、例えば端末業務のうちいずれのプログラムを用いて業務を遂行しているかということを記録でき、より詳細な業務内容の解析などが可能となる。また、アクティブ・ウインドウの変更の検出に応じて、現在のアクティブ・ウインドウを特定するための情報を取得し、記録するステップをさらに実行する場合もある。さらに、アクティブ・ウインドウ又はデスクトップのイメージを所定のタイミング(例えば周期的又はアクティブ・ウインドウの変更が生じる毎に)で取得し、記憶装置に格納するような構成であってもよい。
【0016】
本発明の第2の態様に係る業務時間計測用のプログラムは、アクティブ・ウインドウの変更を検出するステップと、当該アクティブ・ウインドウを特定するための情報(例えばタイトル名など)を取得するステップと、アクティブ・ウインドウの変更の検出に応じて、アクティブ・ウインドウについての時間計測のための処理を実施するステップと、次のアクティブ・ウインドウの変更を検出した場合、直前のアクティブ・ウインドウについての時間計測結果を上記アクティブ・ウインドウを特定するための情報に対応して記録するステップとをコンピュータに実行させるものである。
【0017】
これにより、端末を使用した業務において、いずれのアプリケーション・プログラムに関連した操作が多く行われており、どのようなファイルを操作しているか等の詳細な業務内容を解析できるようになる。所定のタイミングにて、アクティブ・ウインドウ又はデスクトップのイメージを取得し、記憶装置に格納するステップを実行するようにしても良い。この場合には、アクティブ・ウインドウを特定するための情報(例えばウインドウ名、タイトル名)では不明なプログラム実行環境等をイメージ・データとして見ることができるようになるため、後の解析を正確且つ効率的に実施できるようになる。
本発明の第3の態様に係る業務時間計測用のプログラムは、計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示する表示ステップと、複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、特定の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する時間計測処理ステップと、割り込みのみを目的とする項目を表示及び選択させることなく、複数の業務項目のうち特定の業務項目以外の他の業務項目が割り込み業務項目として選択入力された場合、特定の業務項目に対応する計測時間に関するデータと特定の業務項目に対する割り込み情報とを記録する割込記録ステップと、割り込み業務項目として選択入力された他の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する割込計測ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明の第3の態様において、上記割込計測ステップの後における他の業務項目の選択入力に応じて、他の業務項目に対応する計測時間に関するデータを記録する割込時間記録ステップと、上記割込時間記録ステップの後における特定の業務項目の選択入力に応じて、特定の業務項目に対する時間計測のための処理を再び実施する再計測ステップとをさらにコンピュータに実行させるようにしてもよい。
また、本発明の第3の態様において、上記再計測ステップの後における特定の業務項目の選択入力に応じて、特定の業務項目に対応する再計測時間に関するデータを記録する計測時間記録ステップと、計測終了を指示するための項目の選択入力に応じて、特定の業務項目についての計測結果と、他の業務項目についての計測結果と、割り込み情報に基づき特定される、割り込まれた業務及び割り込んだ業務に関するデータとを含む出力データを生成し、出力するステップとをさらにコンピュータに実行させるようにしてもよい。
また、本発明の第3の態様における上記時間計測処理ステップにおいて、特定の業務項目に対する時間計測のための処理として、特定の業務に要する時間の測定を開始し、上記割込記録ステップにおいて、特定の業務に要する時間の測定を中断し、特定の業務に要する時間の測定を開始してから中断するまでに経過した時間を特定の業務項目に対応する計測時間に関するデータとして記録し、他の業務が特定の業務に割り込んだことを特定の業務項目に対する割り込み情報として記録し、上記割込計測ステップにおいて、他の業務項目に対する時間計測のための処理として、他の業務に要する時間の測定を開始し、上記割込時間記録ステップにおいて、他の業務に要する時間の測定を終了し、他の業務に要する時間の測定を開始してから終了するまでに経過した時間を他の業務項目に対応する計測時間に関するデータとして記録し、上記再計測ステップにおいて、特定の業務項目に対する時間計測のための処理として、中断していた特定の業務に要する時間の測定を再開するようにしてもよい。
本発明の第4の態様に係る業務時間計測用のプログラムは、計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示する表示ステップと、複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、特定の業務に要する時間の測定を開始するステップと、割り込みのみを目的とする項目を表示及び選択させることなく、複数の業務項目のうち特定の業務項目以外の他の業務項目が割り込み業務項目として選択入力された場合、特定の業務に要する時間の測定を中断し、特定の業務に要する時間の測定を開始してから中断するまでに経過した時間と特定の業務に対して他の業務が割り込んだことを示す割り込み情報とを記録するステップと、割り込み業務項目として選択入力された他の業務に要する時間の測定を開始する割込計測ステップと、上記割込計測ステップの後における他の業務項目の選択入力に応じて、他の業務に要する時間の測定を終了し、他の業務に要する時 間の測定を開始してから終了するまでに経過した時間を記録する割込時間記録ステップと、上記割込時間記録ステップの後における特定の業務項目の選択入力に応じて、中断していた特定の業務に要する時間の測定を再開する再計測ステップと、上記再計測ステップの後における特定の業務項目の選択入力に応じて、再開された特定の業務に要する時間の測定を終了し、特定の業務に要する時間の測定を再開始してから終了するまでに経過した時間を記録する計測時間記録ステップと、計測終了を指示するための項目の選択入力に応じて、特定の業務項目についての計測結果と、他の業務項目についての計測結果と、割り込み情報に基づき特定される、割り込まれた業務及び割り込んだ業務に関するデータとを含む出力データを生成し、出力するステップとをコンピュータに実行させるものである。
【0018】
上で述べた業務時間計測装置は、通常のコンピュータとプログラムとの組合せにて実現される場合がある。その場合、プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、プログラムはネットワークを介して配布される場合もある。また、中間的な処理結果はメモリに一時保管される。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態にかかる機能ブロック図を図1に示す。コンピュータ1には、業務時間計測プログラム3と、設定ファイル5と、アイコンファイル7と、計測結果ファイル11と、業務時間の開始又は終了若しくは停止を示すイベントを検出する検出部9と、図示しない表示装置とが設けられている。また、コンピュータ1の検出部9には、コンピュータ1の外部に設けられたセンサ13が接続されている場合もある。
【0020】
業務時間計測プログラム3は、計測対象である業務項目及び当該業務項目を表示装置上に表示するためのアイコンファイル名が登録されている設定ファイル5と、業務項目を表示装置上に表示するためのアイコンファイル7とを用いて、業務項目についての時間計測を実施する。また、計測結果については計測終了指示に応じて計測結果ファイル11として出力する。
【0021】
検出部9は、例えばコンピュータ1の表示装置上に表示した業務項目を表すアイコンのクリック又は予め割り当てられたキーの押下を検出して、業務時間計測プログラム3に業務項目の選択入力を行う。また、検出部9は、プログラムの起動等を検出するような構成であってもよい。この場合には、ウインドウ・メッセージをフックし、このウインドウ・メッセージを検査することにより、アプリケーションの起動等を検出する。ウインドウ・メッセージは、ウインドウ・プロシジャにより処理される、アプリケーションの仕事の単位に関連するものである。例えばMS−Windows(Microsoft社の商標)のAPI(Application Program Interface)である SetWindowsHookEx()を使用することで、特定のメッセージに応答して特定の処理をするためのメッセージ・フィルタ関数(フック関数)をシステムに導入できる。この機能を使用することで、ウインドウ・プロシジャにSendMessage()を用いて送られてきたメッセージをモニタしたり(フック・タイプ WH_CALLWNDPROC のフック)、GetMessage()又はPeekMessage()を呼び出した直後のメッセージをモニタしたり(フック・タイプ WH−GETMESSAGEのフック)することができる。アクティブ・ウィンドウの切り替えは、WM_ACTIVATE メッセージやWM_ACTIVEAPPメッセージをモニタすることで検出できる。
【0022】
また、検出部9にセンサ13が接続されている場合には、検出部9はセンサ13から入力信号により、業務時間計測プログラム3に業務項目の選択入力を行う。センサ13は、例えばファイル・キャビネットの引出しに設けられたスイッチであり、引出しが開いた場合には引出しが開いた状態を示す信号と、閉じた場合には閉じた状態を示す信号とを検出部9に出力する。検出部9は、当該信号の変化を検出して、ファイリングという業務の開始や終了などを検出するための信号を業務時間計測プログラム3に出力する。また別の例では、電話機の受話器にセンサ13であるスイッチを設けて、受話器を取り上げた場合には受話器を上げた状態を表す信号と、受話器を置いた場合には置いた状態を表す信号とを検出部9に出力する。検出部9は、当該信号の変化を検出して、電話という業務の開始や終了などを検出するための信号を業務時間計測プログラム3に出力する。電話の場合には、音声信号を解析することにより実際の対話の開始・終了を表す信号を出力するようなセンサ13を設ける場合もある。その他、物理的なオンまたはオフが発生するような業務についてはセンサ13を設けて自動的に業務の開始・終了などを検出するような構成が可能である。
【0023】
設定ファイル5の一例を図2に示す。計測対象業務の各々について、当該業務項目とアイコンファイル7のファイル名とが指定される。図2の例では、1番目の業務として電話が指定されており、電話業務に対してIconというディレクトリのPhone01.icoがアイコンファイル7として指定されている。また2番目の業務として端末(端末操作)という業務が指定されており、端末業務に対してIconというディレクトリのMonitr01.icoがアイコンファイル7として指定されている。さらに3番目の業務としてファイル(ファイリング)という業務が指定されており、ファイリング業務に対してIconというディレクトリのFiles04.icoがアイコンファイル7として指定されている。業務時間計測プログラム3実行前に、設定ファイル5内に計測対象業務を規定すれば、業務時間計測プログラム3実行時に当該計測対象業務を表すアイコンが表示され、当該業務時間が計測できるようになる。
【0024】
図3にコンピュータ1の表示装置に表示される業務時間計測プログラム3の画面例を示す。ここでは、1.電話業務、2.端末(操作)業務、3.ファイル(ファイリング)業務、4.申し込み処理業務、5.調査業務、6.カバー(領収書処理)業務、7.見積業務、8.発送業務、9.統計処理業務、0.会議、Q.精算業務、W.CS(Customer Satisfaction活動)業務、E.印刷業務、R.入力業務、T.廃棄業務、Y.他業務の各業務項目を表すアイコンを用いたボタンが設けられている。各業務項目のボタンの下には、当該業務について費やされた時間の計測結果が示されている。また、業務時間計測プログラム3の画面の右端には、測定終了を指示するためのボタンと、全計測結果を消去する「ALL CLEAR」ボタンとが設けられている。
【0025】
以下、センサ13を用いず且つウインドウメッセージのフックを行わない場合、すなわち、被計測者が図3の画面に表された各ボタンをクリックする又は各ボタンに割り当てられたキーを押すことにより、当該ボタンに対応する業務時間計測の開始・終了・停止を指示する場合を説明する。最初に、被計測者は、申し込み処理業務を実施する場合には図4に示すように「4.申込」ボタンを押して、申し込み処理業務の選択入力を行い、これを受けて業務時間計測プログラム3は時間計測を開始する。経過時間はボタンの下に表示される。この例では、30秒経過していた。ここで電話がかかってきて、申し込み処理業務が割り込まれた。被計測者は「1.電話」ボタンをクリックして、電話業務の選択入力を行い、これを受けて業務時間計測プログラム3は、申し込み処理業務の時間計測を停止し、電話業務の時間計測を開始する。電話業務の経過時間はボタンの下に表示される。この状態を図5に示す。本実施の形態では、割り込まれた業務(ここでは申し込み処理業務)の経過時間の表示については、色を付した状態100に変更される。なお、「4.申込」ボタンは押される前の状態に戻る。
【0026】
被計測者は、電話を切ると、電話業務の終了を記録するために、「1.電話」ボタンをクリックする。「1.電話」ボタンがクリックされると、これに応じて業務時間計測プログラム3は、電話業務の終了を判断して、経過時間を記録する。本実施の形態では、業務の終了の場合には、経過時間の表示を0に戻す。
【0027】
電話業務が終了して申し込み処理業務に戻る場合には、被計測者は「4.申込」ボタンを再度クリックする。そうすると、業務時間計測プログラム3は申し込み処理業務の時間計測を再開する。従って図6に示すように、「4.申込」ボタンを押した状態が表示され、ボタンの下の経過時間の表示が経過時間に従って変化するようになる。また、割り込みを表すための色を付した状態100ではなくなる。もし、申し込み処理業務を終了する場合には、再度「4.申込」ボタンをクリックする。このクリックに応答して、業務時間計測プログラム3は、申し込み処理業務に対する時間計測を終了する。そして、経過時間を記録する。経過時間表示は0に戻る。
【0028】
次に、業務時間計測プログラム3の処理フローを図7を用いて説明する。最初に、業務時間計測プログラム3は設定ファイル5を読み込む(ステップS1)。設定ファイル5に規定された計測対象業務を取得し、同じく規定されている各業務に対応するアイコンファイル名を取得する。次に、設定ファイル5に規定されたアイコンファイル名のアイコンファイル7の読み込みを行う(ステップS3)。これらに基づき、例えば図3のような計測業務項目の画面表示を行う(ステップS5)。
【0029】
次に、画面に表示した業務項目の選択入力を受け付けたか検査する(ステップS7)。より具体的には、検出部9が、特定の業務項目についてのボタンがクリックされたこと又は特定のキーが押し下げられたこと、又はセンサ13から特定の業務項目について検出信号が入力されたこと、若しくは特定のウインドウメッセージ等が取得されたことを検出し、特定の業務項目の選択入力を業務時間計測プログラム3に対して行う。業務時間計測プログラム3は、特定の業務項目の選択入力を待ち受けており、検出部9から選択入力があれば受け取る。
【0030】
もし、特定の業務項目の選択入力を受け付けた場合には、当該特定の業務項目の選択が割り込みか否かを判断する(ステップS9)。割り込みか否かの判断は、現在時間計測中であるか否かと、時間計測中であれば時間計測中の業務項目とは異なる業務項目について選択入力があったか否かとで判断できる。より具体的には、現在時間計測中でなければ業務の割り込みはありえず、また、時間計測中であっても現在計測中又は計測停止中の業務項目と同じ項目についての選択入力であれば割り込みとは言えない、という判断基準を使用する。最初の業務項目の選択入力であれば、割り込みではないので、割り込みでない場合を先に説明する。割り込みでない場合には、前の選択業務項目が存在しているか判断する(ステップS11)。これは選択入力が業務時間計測の終了を意味するか否かを判断するものである。最初の業務項目の選択入力であれば、時間計測終了ではないので、当該業務項目の時間計測を開始する(ステップS13)。また、時刻等を記録しなければならない場合であれば、当該時刻等を記憶装置に記録する。業務項目の計測中は、経過時間の表示を行う。そして、ステップS7に戻る。
【0031】
次に、ステップS9で割り込みがあったと判断された場合の処理を説明する。ステップS9で割り込みが発生したと判断された場合には、直前に割り込み解除があったか否かが判断される(ステップS25)。これは、第1の業務項目について時間計測を開始した後に、第2の業務項目が割り込み、当該第2業務項目が終了した後に、第3の業務項目が第1の業務項目に対して割り込んだかということを検査している。もし、直前に割り込み解除が無かった場合には、前の選択業務項目について時間計測を停止し、割り込みを記録し、割り込まれた業務項目(前の選択業務項目)についての表示を、割り込み状態が分かるように変更する(ステップS27)。例えば図5のような状態に変更する。なお、割り込み回数や割り込んできた業務項目名等についても記録する場合がある。
【0032】
もし、直前に割り込み解除があった場合には、再度割り込まれた業務項目については時間計測を停止しているため、ここでは割り込みがあったことを記録する(ステップS29)。なお、再度割り込まれた業務項目については割り込み状態を表す表示になっているので、ここでは表示の変更は今回の選択業務項目についての経過時間の表示のみである。ステップS27又はステップS29の後に、今回の選択業務項目についての時間計測を開始する(ステップS31)。これはステップS13と同じであり、時刻等を記録しなければならない場合には、当該時刻等を記憶装置に記録する。そしてステップS7に戻る。
【0033】
次に、ステップS11で、前の選択業務項目が存在する場合について説明する。このステップに到達する場合は割り込みではないと判断された場合であるから、現在計測中の業務項目があれば当該業務項目についての計測を終了する必要がある。一方、現在計測停止中の業務項目と同じ業務項目についての選択入力である場合には、当該業務について時間計測を再開する必要がある。
【0034】
よって、ステップS11で前の選択業務項目が存在する場合には、計測の再開か否かを判断する(ステップS15)。再開であるか否かは、計測が停止しているか否かで判断する。もし、計測再開を意味する業務項目の選択入力である場合には、前の選択業務項目による割り込み状態を解除する(ステップS21)。例えば、解除の時刻等を記録する必要がある場合には、割り込み解除の時刻等を記憶装置に記録する。また、割り込み解除を表すために、例えば図5の経過時間の表示部分の色を付した状態100を元の状態に戻す。そして、当該業務について時間計測を再開する(ステップS23)。例えば、時間計測再開や再開時刻などの記録が必要である場合には、記憶装置に記録する。そしてステップS7に戻る。
【0035】
もし、計測の再開でない場合には、前の選択業務項目についての計測を終了し、計測結果を記録する(ステップS17)。少なくとも実際の計測時間を記録する。割り込みが発生していた場合には、割り込み前と後の計測時間を記録するようにしても良い。また、時刻等を記録する場合には、時刻等を記憶装置に記録する。そしてステップS7に戻る。
【0036】
ステップS7で業務項目の選択入力ではないと判断された場合には、計測終了指示を受け付けたか判断する(ステップS33)。例えば、図3の右端に設けられた測定終了ボタンが押されたか否かを判断する。もし、そうでなければステップS7に戻る。もし、計測終了指示を受け付けた場合には、これまでの計測結果を、他のアプリケーション・プログラムが使用できるような形式の計測結果ファイル11を出力する(ステップS35)。他のアプリケーション・プログラムが使用できるような形式の例としてはCSVがある。他の表計算プログラムのファイル形式であってもよい。そして処理を終了する。
【0037】
計測結果ファイル11の一例を図8に示す。図8では表計算プログラムで表示した状態を表しており、列を表す記号A乃至Sと、行を表す数字1乃至30とが、上端及び左端に示されている。本実施の形態では、第1行に、記録されるデータの項目が列挙されている。すなわち、項目No.、秒、累計(秒)、1.電話、2.端末、3.ファイル、4.申込、5.調査、6.カバー、7.見積、8.発送、9.統計、10.会議、11.精算、12.CS、13.印刷、14.入力、15.廃棄、16.他である。
【0038】
図8の例では、最初に申し込み処理業務が行われ、申し込み処理業務の割り込みとして電話業務が行われ、電話業務の割り込みとして端末操作業務が行われ、端末操作業務の割り込みとして印刷業務が行われる。そして、印刷業務の終了後端末操作業務が再開し、端末操作業務の終了後電話業務が再開し、電話業務の終了後申し込み処理業務が開始し、その後に申し込み処理業務も終了する。このような処理が実施される場合には、以下のような順番でボタンのクリック等(検出部9による検出)が行われる。
(1) 4.申込
(2) 1.電話
(3) 2.端末
(4) 13.印刷
(5) 13.印刷
(6) 2.端末
(7) 2.端末
(8) 1.電話
(9) 1.電話
(10) 4.申込
(11) 4.申込
【0039】
(5)以降は、割り込まれた業務の再開と終了を明らかにするため、(6)及び(7)と、(8)及び(9)と、(10)及び(11)と同じ業務項目の選択が行われる。(1)の場合、図7のステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS13を通過する。(2)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS25、ステップS27、ステップS31を通過する。(3)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS25、ステップS27、ステップS31を通過する。(4)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS25、ステップS27、ステップS31を通過する。(5)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS17を通過する。(6)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS21、ステップS23を通過する。(7)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS17を通過する。(8)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS21、ステップS23を通過する。(9)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS17を通過する。(10)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS21、ステップS23を通過する。(11)の場合、ステップS7、ステップS9、ステップS11、ステップS15、ステップS17を通過する。
【0040】
図8の例では、第2行乃至第8行までは、業務がどのような順番で実施されたかを示すものである。上で述べたように、最初に「4.申込」の業務が選択され、46秒間行われたことが示されている(第2行)。次に、「1.電話」の業務が選択されたため「4.申込」の業務は割り込まれ、「1.電話」の業務は30秒間行われたことが示されている(第3行)。次に、「2.端末」の業務が選択されたため「1.電話」の業務は割り込まれ、「2.端末」の業務は37秒行われたことが示されている(第4行)。次に、「13.印刷」の業務が選択されたため「2.端末」の業務が割り込まれ、「13.印刷」の業務は18秒行われたことが示されている(第5行)。なお、「13.印刷」の業務は割り込みなしで業務が終了している。よって、累計(秒)の列に18秒が記録されている。
【0041】
次に、「2.端末」の業務が再度選択され、1秒行われたことが示されている(第6行)。「2.端末」の業務はこれにて業務が一旦終了しているため、累計(秒)の列に38秒が記録されている。次に、「1.電話」の業務が再度選択され、11秒行われたことが示されている(第7行)。「1.電話」の業務はこれにて業務が一旦終了しているため、累計(秒)の列に41秒が記録されている。最後に「4.申込」の業務が再度選択され、6秒行われたことが示されている(第8行)。「4.申込」の業務はこれにて業務が一旦終了しているため、累計(秒)の列に52秒が記録されている。
【0042】
D列、E列、G列、P列にも、時間計測の履歴が記録されている。但し、割り込まれている場合には再選択されるまで、「0」が記録されている。例えば、D列の「1.電話」の場合、第3行の30秒の後は再度選択される第7行まで0が続く。
【0043】
第9行は、第2行乃至第8行の計測結果で、各業務項目で合計何秒業務が行われたかの累計が示されている。第10行は、第2行乃至第8行の計測結果で、各業務項目で合計何回業務が行われたかが示されている。割り込みがある場合であっても、開始から、割り込み解除後の終了までを1回として計算している。第11行は、平均の業務時間を示している。
【0044】
第14行乃至第29行の間は、D列乃至S列までの各業務が、いずれの業務に何回割り込まれているかを示すための部分である。「1.電話」は「2.端末」に2回、「13.印刷」に1回割り込まれている。「2.端末」は「13.印刷」に1回割り込まれている。「4.申込」は、「1.電話」に2回、「2.端末」に2回、「13.印刷」に1回割り込まれている。
【0045】
このような計測結果ファイル11により、計測対象の各業務項目にどの程度の時間が費やされており、割り込みがなされた業務についてはどの業務により割り込まれているのか、といった解析を行うことができる。これらのデータは、業務改善策策定のための基礎的な材料となる。
【0046】
[他の実施の形態]
(1)割り込みの記録を行わない場合
上で述べた実施の形態では、業務阻害要因を解析するために割り込みの記録を行っていたが、必ずしも割り込みを記録する必要はない。この場合には、例えば図8に関連して説明した選択の順番を以下のように変更することもできる。
(1) 4.申込
(2) 1.電話
(3) 2.端末
(4) 13.印刷
(5) 2.端末
(6) 1.電話
(7) 4.申込
(8) 4.申込(又は測定終了)
【0047】
このような順番で選択入力を受け付けた場合であっても、各業務項目の計測時間は記録される。
【0048】
(2)業務項目について
図3では計測対象の業務項目を横に並べて示していたが、縦に並べてもよいし、縦横に並べても良い。なお、被計測者が、行っている業務項目をクリックする場合には、図3のように表示する必要はあるが、例えば検出部9に接続したセンサ13からの入力に基づき時間計測を行う場合には、表示装置に表示する必要は必ずしも無い。
【0049】
また、図3に示したような業務項目をさらに詳しく規定して、選択できるようにすることも可能である。例えば、電話という業務項目において、営業活動に分類されるような電話であるか又は非営業活動に分類される電話であるかを選択できるようにする。また、電話という業務項目において、社内の電話であるか又は社外との電話であるかを選択できるようにする。さらに詳しくする場合には、電話という業務項目において、クレーム対応であるか、申し込み受け付けであるか、問い合わせであるか、社員との電話であるかといったようなわけ方もある。他の業務項目についても同じように詳しい選択項目を規定する場合もある。
【0050】
さらに、予め被計測者のスキルレベル(例えば、パートレベル、新人レベル、中堅レベル、ベテランレベル、管理レベル、その他)を登録しておき、計測後の計測結果ファイルの解析に役立てるような構成も可能である。
【0051】
また、業務項目については、例えばどの会社又は部門へのサービスにどの程度時間をかけたか、又はどの案件にどの程度時間かけたかを計測するために、会社名、部門名、案件名といった事項になることもある。
【0052】
なお、これらの場合、表示装置への表示は、例えば詳細な選択項目を、1又は複数段階のプルダウンメニューから選択させるような態様であってもよいし、例えば図3に示した各業務項目の下に当該業務項目の詳細な選択項目をぶら下げて表示し、直接選択できるような態様であってもよい。
【0053】
(3)計測結果ファイル11の解析
計測結果ファイル11を解析するような解析プログラムをコンピュータ1にインストールしたり、コンピュータ1が接続しているサーバにインストールしたりする場合もある。例えば、コンピュータ1にインストールする場合には、解析プログラムに被計測者が計測期間における目標を登録しておき、計測後解析プログラムにて目標との比較結果を被計測者に提示するような場合もある。これにより被計測者自身が業務改善に必要なポイント等を把握することができるようになる。
【0054】
また、部署や会社全体での業務分析を行う場合には、サーバに解析プログラムをインストールし、各被計測者による計測結果ファイルをサーバに送信するようにする。そして、目的に合った解析を解析プログラムにて実施させる。なお、被計測者の上司による指導の材料や、残業などの労務管理などの他、サービス相手先会社又は他部門へのサービス対価請求の基となるデータとして使用される場合もある。
【0055】
(4)図1の変形
図1は一実施の形態を表すものであって、例えば検出部9を業務時間計測プログラム3に含めたり、設定ファイル5、アイコンファイル7を業務時間計測プログラム3の外部に設けないような態様も可能である。
【0056】
(5)アクティブ・ウインドウ等の検出
例えば図3のような表示がなされて「2.端末」ボタンが選択された場合、又は業務のほとんどが端末操作である場合には、どのようなアクティブ・ウインドウをどの程度の時間、表示装置に表示させているかを記録することにより業務内容の把握並びに作業時間のデータを得ることができるようになる。アクティブ・ウインドウ名だけでは分かりにくい場合もあるので、例えばアクティブ・ウインドウのイメージ又はデスクトップ全体のイメージを補助的に取得して、業務内容の解析を実施する場合もある。
【0057】
本実施の形態では、アクティブ・ウインドウ名等のアクティブ・ウインドウを特定するための情報及びアクティブである時間を計測し、デスクトップ全体又はアクティブ・ウインドウのイメージを取得する業務時間計測プログラム3を説明する。この場合、例えば設定ファイル5に以下のような設定を追加する。
Display: [No]
NoCountTime: [0]
NotTarget: []
Target: []
Capture: [No]
CaptureMax: [1]
CaptureRate: [1]
CaptureTarget: [Full]
CaptureSize: [Small]
なお、[]内はデフォルト値の一例を表している。Displayは、当該業務時間計測プログラム3のウインドウを、表示装置に表示するか否かを設定するための項目であり、Noであれば表示せず、Yesであれば表示する。NoCountTimeは、アクティブになっていてもあまりに短い時間しかアクティブでないようなウインドウは業務の移行時に過渡的に生じたものであるとして記録の対象外とするために設定する秒数のための項目である。NotTargetは、記録の対象外とするウインドウ名(タイトルとも呼ぶ)を列挙するための項目である。Targetは、記録の対象とするウインドウ名(タイトル名)を列挙するための項目である。ここで設定されると、それ以外のウインドウ名については記録されなくなる。Captureは、デスクトップ全体又はアクティブ・ウインドウのイメージを取得するか否かを指定するための項目である。この項目は、Yes又はNoで設定する。CaptureMaxは、取得するイメージの最大数を指定するための項目である。CaptureRateは、イメージ取得の周期を指定するための期間を設定するための項目である。なお、ここでは周期的にイメージを取得するような構成となっているが、例えばアクティブ・ウインドウが変更されてから所定時間(0も含む)後のイメージといった設定にすることも可能である。CaptureTargetは、デスクトップ全体の場合にはFullを指定し、アクティブ・ウインドウのみの場合にはWindowを指定するような項目である。CaptureSizeは、実物大の場合にrealを、小さいサイズ(縦横それぞれ1/4)の場合にはsmallを、中サイズ(縦横それぞれ1/3)の場合にはmiddleを、大きいサイズ(縦横それぞれ1/2)の場合にはlargeを設定するような項目である。
【0058】
図9に本実施の形態における処理フローの一例を示す。処理を開始すると、アクティブ・ウインドウを特定するための情報として例えばアクティブ・ウインドウ名を取得し、時間計測を開始する(ステップS41)。例えばMS−Windowsにおいてアクティブ・ウインドウ名を取得するには、GetForegroundWindowというAPIでアクティブ・ウインドウのハンドルを取得し、GetWindowTextというAPIで当該ハンドルのタイトル名を取得する。また、時間計測を開始する場合には、例えば開始時の時刻(開始時刻)を取得する。なお、この時点でデスクトップ又はアクティブ・ウインドウのイメージを取得するようにしても良い。次に、取得したアクティブ・ウインドウ名(タイトル名)が、記録対象外であるか否かを判断する(ステップS43)。例えば、設定ファイル5でNotTargetで指定された対象外のウインドウ名、又は同じくTargetで指定された記録対象のウインドウ名以外であるかを判断する。もし、記録対象外である判断された場合には、取得したアクティブ・ウインドウ名を破棄する(ステップS45)。また、時間計測を中止しても良い。もし、記録対象外ではないと判断された場合又はステップS45の後に、アクティブ・ウインドウの変更があったか否かを判断する(ステップS47)。もし、アクティブ・ウインドウの変更がなければ(ステップS47:Noルート)、処理終了まで計測を続ける(ステップS57:Noルート)。もし、処理終了が指示された場合には(ステップS57:Yesルート)、時間の計測を停止し(ステップS59)、アクティブ・ウインドウ名及び計測時間データをメモリに記録し、今までの記録を計測結果ファイル11として出力する(ステップS61)。
【0059】
一方、ステップS47でアクティブ・ウインドウの変更であると判断された場合には、一旦時間計測を停止する(ステップS49)。なお、現在時刻から開始時刻を引くことにより時間を計算する場合もある。また、この時点でデスクトップ又はアクティブ・ウインドウのイメージを取得するようにしても良い。そして、NoCountTimeで指定された指定期間より計測された時間が長いか判断する(ステップS51)。もし、短いようであれば、取得したアクティブ・ウインドウ名及び計測時間データを破棄し、ステップS41に戻る(ステップS55)。一方、長ければ、アクティブ・ウインドウ名及び計測時間データをメモリに記録しておく(ステップS53)。そしてステップS41に戻る。
【0060】
このようにすれば、アクティブ・ウインドウ名(タイトル名)及び計測時間データを取得することができ、作業内容の解析を行うことができるようになる。例えばステップS61の計測結果ファイル11は上で述べたのと同様にCSV形式で出力される。本実施の形態では、アクティブ・ウインドウ名(タイトル名)と計測時間データが対となって計測結果ファイル11に記録されるだけであるから、図示はしない。
【0061】
なお、デスクトップ全体のイメージやアクティブ・ウインドウのイメージについては、指定された周期や、別途指定されたイベントに応じて取得される。デスクトップ全体のイメージについては、CaptureDesktopというAPIを使用することにより取得できる。また、デスクトップ全体のデバイスコンテキストを取得し(例えばgetDCを使用)、当該デバイスコンテキストと互換性のあるビットマップのハンドルを取得する(例えばCreateCompatibleBitmapを使用)。そして、当該ハンドルで指定されるビットマップを指定された大きさに変更する(例えばstretchBltを使用)。その上でクリップボードにコピーすれば(例えばSetClipboardDataを使用)、指定サイズのイメージ・ファイルを取得することができる。アクティブ・ウインドウについても、アクティブ・ウインドウのハンドルを取得し、当該ハンドルのイメージを例えばCaptureWindowというAPIを用いて取得することができる。また、アクティブ・ウインドウのデバイスコンテキストを取得し(例えばアクティブ・ウインドウのハンドルを指定したgetWindowDCを使用)、当該デバイスコンテキストと互換性のあるビットマップのハンドルを取得する(例えばCreateCompatibleBitmapを使用)。そして、当該ハンドルで指定されるビットマップを指定された大きさに変更する(例えばstretchBltを使用)。その上でクリップボードにコピーすれば(例えばSetClipboardDataを使用)、指定サイズのイメージ・ファイルを取得することができる。
【0062】
以上のような処理を上で述べた他の実施の形態と組み合わせることにより、より詳細に業務内容を解析することができるようになる。なお、計測結果ファイル11は、例えば電子メール等で集計又は解析をするコンピュータなどに送信される場合もある。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によって、計測対象として予め定められた複数の業務項目について実際にかかった時間を多くの手間を掛けずに計測できるようにするための技術を提供することができた。
【0064】
また、業務の割り込みを検出できるようにする技術を提供することもできた。
【0065】
さらに、計測結果を分析容易な態様で出力できるようにすることで、業務改善につなげることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における機能ブロック図である。
【図2】設定ファイルの一例を示す図である。
【図3】業務時間計測プログラムの画面表示例を示す図である。
【図4】業務時間計測プログラムの操作例を示す図(その1)である。
【図5】業務時間計測プログラムの操作例を示す図(その2)である。
【図6】業務時間計測プログラムの操作例を示す図(その3)である。
【図7】業務時間計測プログラムの処理フローを示す図である。
【図8】計測結果ファイルの一例を示す図である。
【図9】別の実施例の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 3 業務時間計測プログラム
5 設定ファイル 7 アイコンファイル 9 検出部
11 計測結果ファイル 13 センサ

Claims (14)

  1. 計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示する表示ステップと、
    前記複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する時間計測処理ステップと、
    割り込みのみを目的とする項目を表示及び選択させることなく、前記複数の業務項目のうち前記特定の業務項目以外の他の業務項目が割り込み業務項目として選択入力された場合、前記特定の業務項目に対応する計測時間に関するデータと前記特定の業務項目に対する割り込み情報とを記録する割込記録ステップと、
    前記割り込み業務項目として選択入力された前記他の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する割込計測ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. 前記割込計測ステップの後における前記他の業務項目の選択入力に応じて、当該他の業務項目に対応する計測時間に関するデータを記録する割込時間記録ステップと、
    前記割込時間記録ステップの後における前記特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務項目に対する時間計測のための処理を再び実施する再計測ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させる請求項1記載のプログラム。
  3. 前記再計測ステップの後における前記特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務項目に対応する再計測時間に関するデータを記録する計測時間記録ステップと、
    計測終了を指示するための項目の選択入力に応じて、前記特定の業務項目についての計測結果と、前記他の業務項目についての計測結果と、前記割り込み情報に基づき特定される、割り込まれた業務及び割り込んだ業務に関するデータとを含む出力データを生成し、出力するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させる請求項2記載のプログラム。
  4. 前記時間計測処理ステップにおいて、前記特定の業務項目に対する時間計測のための処理として、当該特定の業務に要する時間の測定を開始し、
    前記割込記録ステップにおいて、前記特定の業務に要する時間の測定を中断し、前記特定の業務に要する時間の測定を開始してから中断するまでに経過した時間を前記特定の業務項目に対応する計測時間に関するデータとして記録し、前記他の業務が前記特定の業務に割り込んだことを前記特定の業務項目に対する割り込み情報として記録し、
    前記割込計測ステップにおいて、前記他の業務項目に対する時間計測のための処理として、当該他の業務に要する時間の測定を開始し、
    前記割込時間記録ステップにおいて、前記他の業務に要する時間の測定を終了し、前記他の業務に要する時間の測定を開始してから終了するまでに経過した時間を前記他の業務項目に対応する計測時間に関するデータとして記録し、
    前記再計測ステップにおいて、前記特定の業務項目に対する時間計測のための処理として、中断していた前記特定の業務に要する時間の測定を再開する
    ことを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  5. 前記割込記録ステップにおいて、
    割り込まれた前記特定の業務項目の割り込み状態を表示装置に表示する
    ことを特徴とする請求項記載のプログラム。
  6. 前記業務項目の選択入力が、利用者の明示的な選択入力又は当該業務項目の監視手段からの検出入力であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つ記載のプログラム。
  7. 前記複数の業務項目の少なくとも一部の業務項目について、当該業務項目に含まれる複数の項目が選択可能となっていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つ記載のプログラム。
  8. 前記表示ステップにおいて、
    前記複数の業務項目のうち少なくとも一部を規定した設定ファイルと各業務項目に対応する表示画像に関する情報を格納したファイルを用いて、前記複数の業務のうち少なくとも一部を表示することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つ記載のプログラム。
  9. 前記業務項目の選択入力を、アクティブ・ウインドウの変更を検出することにより生成するステップ
    をさらにコンピュータに実行させる請求項1乃至のいずれか1つ記載のプログラム。
  10. 前記アクティブ・ウインドウの変更の検出に応じて、現在のアクティブ・ウインドウを特定するための情報を取得し、記録するステップ
    をさらにコンピュータに実行させる請求項記載のプログラム。
  11. アクティブ・ウインドウ又はデスクトップのイメージを取得し、記憶装置に格納するステップ
    をさらにコンピュータに実行させる請求項1乃至10のいずれか1つ記載のプログラム。
  12. 計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示する表示ステップと、
    前記複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務に要する時間の測定を開始するステップと、
    割り込みのみを目的とする項目を表示及び選択させることなく、前記複数の業務項目のうち前記特定の業務項目以外の他の業務項目が割り込み業務項目として選択入力された場合、前記特定の業務に要する時間の測定を中断し、前記特定の業務に要する時間の測定を開始してから中断するまでに経過した時間と前記特定の業務に対して前記他の業務が割り込んだことを示す割り込み情報とを記録するステップと、
    前記割り込み業務項目として選択入力された前記他の業務に要する時間の測定を開始する割込計測ステップと、
    前記割込計測ステップの後における前記他の業務項目の選択入力に応じて、当該他の業務に要する時間の測定を終了し、前記他の業務に要する時間の測定を開始してから終了するまでに経過した時間を記録する割込時間記録ステップと、
    前記割込時間記録ステップの後における前記特定の業務項目の選択入力に応じて、中断していた前記特定の業務に要する時間の測定を再開する再計測ステップと、
    前記再計測ステップの後における前記特定の業務項目の選択入力に応じて、再開された前記特定の業務に要する時間の測定を終了し、前記特定の業務に要する時間の測定を再開始してから終了するまでに経過した時間を記録する計測時間記録ステップと、
    計測終了を指示するための項目の選択入力に応じて、前記特定の業務項目についての計測結果と、前記他の業務項目についての計測結果と、前記割り込み情報に基づき特定される、割り込まれた業務及び割り込んだ業務に関するデータとを含む出力データを生成し、出力するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示する手段と、
    前記複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する手段と、
    割り込みのみを目的とする項目を表示及び選択させることなく、前記複数の業務項目のうち前記特定の業務項目以外の他の業務項目が割り込み業務項目として選択入力された場合、前記特定の業務項目に対応する計測時間に関するデータと前記特定の業務項目に対する割り込み情報とを記録する手段と、
    前記割り込み業務項目として選択入力された前記他の業務項目に対する時間計測のための処理を実施する手段と、
    を有する業務時間計測装置。
  14. 計測対象である複数の業務項目のうち少なくとも一部を表示装置に表示するステップと、
    前記複数の業務項目のうち特定の業務項目の選択入力に応じて、当該特定の業務項目に対する時間計測のための処理を実施するステップと、
    割り込みのみを目的とする項目を表示及び選択させることなく、前記複数の業務項目のうち前記特定の業務項目以外の他の業務項目が割り込み業務項目として選択入力された場合、前記特定の業務項目に対応する計測時間に関するデータと前記特定の業務項目に対する割り込み情報とを記録するステップと、
    前記割り込み業務項目として選択入力された前記他の業務項目に対する時間計測のための処理を実施するステップと、
    を含みコンピュータにより実行される業務時間計測方法。
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