JP2007301657A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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健一 田村
Kenichi Hayashi
賢一 林
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及川  敦輝
Takashi Sugiura
崇 杉浦
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Abstract

【課題】マニュアル操作によりシート束の裁断を行うことのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】裁断されたシート束が排出される排出挿入口2011に、裁断されるシート束を挿入する場合には、シート束搬送路Rの裁断手段2007よりもシート束搬送方向上流側に設けられた第2位置決め手段2015をシート束搬送路Rに突出させると共に、シート束搬送手段2003を、シート束を第2位置決め手段2015に向けて搬送する第1方向に回転させ、シート束を第2位置決め手段2015に当接させる。さらに、裁断手段2007によるシート束の裁断動作が終了すると、シート束搬送手段2003を第1方向と逆の第2方向に回転させ、シート束を排出挿入口2011に向けて搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特に中折りや中綴じして製本したシート束の小口を揃えるための裁断装置を備えたものに関する。
従来、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置において、画像が形成された後、排出されるシートを取り込み、このシートを中折り、或はシートの略中央付近を綴じ処理し、2つ折り等の処理を行って中綴じ製本するシート処理装置を備えたものがある。
さらに、このようなシート処理装置では、製本したシート束の小口を揃えるためのオンラインの裁断装置を備え、この裁断装置により製本した後のシート束の小口を裁断するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−3069号公報
ところで、このような従来のオンラインの裁断装置を備えたシート処理装置及び画像形成装置においては、裁断処理するシート束は、製本処理が施されて裁断装置に搬送されてきたシート束に限られている。このため、それ以外のシート束について裁断処理を施すことができない。
また、例えば、上記従来のシート処理装置のように、裁断できる小口がシート束の前小口に限られている場合には、シート束に対しての裁断は、一つの小口に限られ、シート束の他の小口の裁断を行うことができない。このような場合には、前小口だけの裁断では製本されたシート束の形を整えることができないことから、シート束の他の小口の裁断を別途、マニュアル操作により行うようにしたいという要望があった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、マニュアル操作によりシート束の小口の裁断を行うことのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート束を製本する製本部と、前記製本部により製本されたシート束を裁断する裁断手段及び前記製本されたシート束が通過するシート束搬送路に出没自在に突出して前記シート束搬送路を通過するシート束の裁断時の位置決めを行う第1位置決め手段を有する裁断装置と、を備えたシート処理装置において、前記裁断手段によって裁断されたシート束が排出され、かつ裁断されるシート束を挿入するための排出挿入口と、前記シート束搬送路の前記裁断手段よりもシート束搬送方向上流側に設けられ、前記シート束搬送路に出没自在に突出して前記裁断されるシート束の裁断時の位置決めを行う第2位置決め手段と、前記排出挿入口に挿入されたシート束を前記第2位置決め手段に向けて搬送する第1方向及び前記裁断されたシート束を前記排出挿入口に向けて搬送する第1方向と逆の第2方向に回転可能なシート束搬送手段と、前記シート束搬送手段の回転方向と、前記第1位置決め手段及び第2位置決め手段の出没動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記排出挿入口から前記シート束が挿入される場合には前記第2位置決め手段を突出させると共に前記突出した前記第2位置決め手段にシート束が当接するよう前記シート束搬送手段を前記第1方向に回転させ、前記裁断手段による前記シート束の裁断動作が終了すると、前記シート束搬送手段を前記第2方向に回転させるよう制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、排出挿入口からシート束が挿入された場合には、挿入されたシート束を第2位置決め手段に当接させた後、シート束を裁断し、裁断動作が終了すると、シート束を排出挿入口に向けて搬送することができる。これにより、マニュアル操作によるシート束の裁断が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の断面図である。
同図において、1000は複写機であり、この複写機1000は、複写機本体300と、複写機本体300の上面に配されたスキャナ200とを備えている。
ここで、原稿を読み取るスキャナ200は、原稿給送部100、スキャナユニット104、レンズ108、イメージセンサ109等を備えている。そして、このスキャナ200により原稿を読み取る際には、まず原稿給送部100のトレイ1001上に原稿をセットする。なお、このとき原稿は、トレイ1001上に画像が形成されている面が上向きのフェイスアップ状態でセットされているものとする。
次に、このようにセットされた原稿を原稿給送部100により先頭頁から順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)に搬送した後、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左方向から右方向へ搬送し、この後、排紙トレイ112上に排出する。
この所謂流し読みによる原稿読み取りの際には、スキャナユニット104は、所定の位置に保持された状態にあり、このスキャナユニット104上を原稿が左から右へと通過することにより原稿の読取処理が行われる。この読取処理においては、プラテンガラス102上を通過する際、原稿に対してスキャナユニット104のランプ103により光を照射し、その反射光をミラー105,106,107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導くようにする。なお、このイメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。
一方、所謂固定読みによる原稿読み取りの際には、原稿給送部100により搬送した原稿をプラテンガラス102上に一旦停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へと移動させることにより原稿の読取処理を行う。さらに、原稿給送部100を使用しないで原稿の読み取りを行う場合には、ユーザは、原稿給送部100を持ち上げ、プラテンガラス102上に原稿をセットする。
また、複写機本体300は、カセット114,115に収納されたシートSを給送するシート給送部1002と、シート給送部1002により給送されたシートSに画像を形成する画像形成部1003等を備えている。
ここで、画像形成部1003は、感光ドラム111、現像器113、転写帯電器116等を備えている。そして、画像形成の際には、露光制御部110からのレーザ光が感光ドラム上に照射されることにより、感光ドラム上に潜像が形成され、さらにこの潜像は、この後、現像器113によってトナー像として顕像化されるようになっている。なお、画像形成部1003の下流側には定着部117、排出ローラ対118等が配設されている。
次に、このような構成の複写機本体300の画像形成動作ついて説明する。
まず、既述したようにスキャナ200における流し読み、或は固定読み等において、イメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施された後、露光制御部110へ送られる。ここで、露光制御部110は、この画像信号に応じたレーザ光を出力する。
そして、このレーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射され、感光ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。次に、感光ドラム111上に形成された静電潜像を現像器113により現像し、トナー像として可視化する。
一方、シートSは、カセット114,115、手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れかから感光ドラム111と転写帯電器116とにより構成される転写部へ搬送される。そして、この転写部において可視化された感光ドラム上のトナー像がシートSに転写され、転写後のシートSは、定着部117にて定着処理が施される。
次に、定着部117を通過したシートSをフラッパ121により一旦パス122に導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた後に、スイッチバックさせ、フラッパ121により排出ローラ118へ搬送し、複写機本体300から排出する。これにより、シートSを、トナー像が形成された面が下向きの状態(フェイスダウン)で複写機本体300から排出することができる。
ここで、このような所謂反転排紙によってフェイスダウンでシートSを排出することにより、先頭頁から順に画像形成処理を行う場合、例えば原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えることが出来る。また、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合にも、頁順序を揃えることが出来る。
なお、手差し給紙部125から搬送するOHPシート等の硬いシートSに対して画像形成処理を行う場合は、パス122にシートSを導くことなく、トナー像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で複写機本体300から排出する。
また、シートSの両面に画像形成処理を行う場合は、シートSを定着部117からまっすぐ排出ローラ方向へと導き、シートSの後端がフラッパ121を抜けた直後にシートSをスイッチバックし、フラッパ121により両面搬送パス124へと導くようにする。
ところで、この複写機本体300には、複写機本体300から排出される画像形成済みのシートを折り処理する折り処理部400及びシートに対して綴じ処理や製本処理を行うシート処理装置であるフィニッシャ500が備えられている。
次に、折り処理部400及びフィニッシャ500の構成について説明する。
折り処理部400は、複写機本体300から排出されたシートを導入し、フィニッシャ500側に導くための搬送パス131を備えており、この搬送パス131上には、搬送ローラ対130,133が設けられている。また、搬送ローラ対133の近傍には切り換えフラッパ135が設けられており、この切り換えフラッパ135は、搬送ローラ対130により搬送されたシートを折りパス136またはフィニッシャ500側に導くためのものである。
ここで、シートSに対し折り処理を行う場合は、切り換えフラッパ135を折りパス136側に切り替え、シートを折りパス136に導くようにする。この後、折りパス136に導かれたシートは、ストッパ137に先端を突き当てられ、このように先端を突き当てられることで次第に形成されるループが、折りローラ140,141により折り曲げられる。さらに、この折り曲げ部を、上方のストッパ143に突き当てることで形成されたループを、折りローラ141,142により更に折ることで、シートはZ折りされる。
なお、このようにZ折りされたシートは、搬送パス145を介して搬送パス131に送られ、排出ローラ133により下流側のフィニッシャ500に排出される。一方、折り処理を行わない場合は、切り換えフラッパ135をフィニッシャ側に切り換え、複写機本体300から排出されたシートを搬送パス131を介して、フィニッシャ500へ直接送り込むようになっている。
一方、フィニッシャ500は、複写機本体300からのシートを取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して、1つのシート束として束ねる処理、ソート処理、ノンソート処理を行うものである。
また、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、製本処理等の処理を行うものであり、シートをステイプルするステイプル部600及びシート束を二つ折りにして製本する製本部であるサドルステッチャ800を備えている。なお、以下の説明において、サドルステッチャ800は、シート束の略中央付近を綴じ処理した後、2つに折り畳んで製本するようにしているが、シート束を中折りして製本することもできる。
さらに、フィニッシャ500は、中綴じ処理、中折処理を行い簡易製本したシート束の小口を揃えるため小口を裁断する裁断装置であるトリマー2000を備えている。
ここで、フィニッシャ500は、折り処理部400を介して搬送されたシートを装置内部に取り込むための入口ローラ対232を有している。さらに、この入口ローラ対232の下流には、シートをフィニッシャパス233、又は下方の製本パス234に導くための切替フラッパ235が設けられている。
そして、切替フラッパ235によりフィニッシャパス233に導かれると、シートは、搬送ローラ対510を介し、バッファローラ513に向けて搬送される。なお、搬送ローラ対510とバッファローラ513は正逆転可能となるように構成されている。また、搬送ローラ対510とバッファローラ513との間には、必要に応じてシートの後端付近に穴あけ(穿孔)処理を行うパンチユニット512が設けられている。
ここで、バッファローラ513は、搬送ローラ510を介して搬送されたシートを所定枚数巻き付けることが可能なローラであり、シートはバッファローラ513の回転中に押下コロ515によりバッファローラ513に巻き付けられる。そして、バッファローラ513に巻き付けられたシートは、バッファローラ513が回転する方向へ搬送される。
なお、バッファローラ513の周面部に形成されているバッファパス516の途中には、第1切替フラッパ517が設けられており、その下方には、第2切替フラッパ520が設けられている。
ここで、第1切替フラッパ517は、バッファローラ513に巻き付けられたシートをバッファローラ513から剥離して、サンプルトレイ701に導くためのものである。第2切替フラッパ520は、バッファローラ513に巻き付けられたシートを、バッファローラ513から剥離してソートパス521に導く、或は巻き付けられた状態で再びバッファパス516に導くためのものである。
そして、第1切替フラッパ517及び第2切替フラッパ520によりソートパス521に導かれたシートは、ステイプル部600に搬送される。
ここで、ステイプル部600は、シートを積載するシート積載手段としての処理トレイ630と、処理トレイ630上に積載されたシート束に対してステイプル処理を施すステイプラ601を備えている。
そして、このようにステイプル部600の処理トレイ630に搬送された後、シートは順次整合処理されながら束状に収容され、仕分け処理やステイプル処理が行われる。この後、束排紙ローラ対610a,610bによりスタックトレイ700に排出される。なお、ステイプル処理はステイプラ601により行われるものであり、ステイプラ601は処理トレイ630に搬送されたシートの幅方向に移動可能となっており、これによりシートの任意の位置にステイプルする事ができる。
一方、切替フラッパ235の切替により製本パス234に導かれたシートは、サドルステッチャ800へ送られる。ここで、このサドルステッチャ800には、収納ガイド237と、収納ガイド237を挟んで対向配置された2対のステイプラ240が設けられている。また、ステイプラ240の下流側には、折りローラ対242,243と、折りローラ対242,243と対向した位置に突き出し部材241が設けられている。
さらに、この折りローラ対242,243等の下方にはシート位置決め部材239が設けられており、このシート位置決め部材239は、シート搬入時において、シート搬送方向中央部がステイプラ240の綴じ位置になる位置で停止するようになっている。
そして、サドルステッチャ800へ送られたシートは、まずサイズに応じてソレノイドにより動作するフラッパ236により搬入口を選択されて、収納ガイド237内に搬入される。この後、シートがシート位置決め部材239に達すると、ステイプラ240により、シート束のシート搬送方向中央部が綴じられる。
次に、このように綴じられたシート束のシート搬送方向中央部に向けて、突き出し部材241を突出することにより、収納ガイド237で束状に収納されたシート束を折りローラ対242,243間に押し込むことができ、シート束を折り畳むことができる。なお、この突き出し部材237は、シート束を押し込んだ後、再びホームポジションに戻るようになっている。
そして、このように折り畳まれたシート束は、この後、第1排出ローラ対260a,260b、第2排出ローラ対270a,270b、排出ガイド261,262を介してトリマー2000にむけて排出される。
なお、900はフィニッシャ500の上部に設けられたインサータである。このインサータ900は、シート束の先頭頁、最終頁、または複写機本体300にて画像が形成されたシート間に通常のシートとは別のシート(インサートシート)を挿入するためのものである。そして、このインサータ900は、インサートトレイ901にセットされたシートを、複写機本体300を通すことなくサンプルトレイ701、処理トレイ630、収納ガイド237のいずれかに給送するようにしている。
なお、本実施の形態では、インサータ900のインサートトレイ901には、ユーザによりフェイスアップの状態(表面が上の状態)で表紙、または、インサートシート用のシートがセットされるものとする。そして、ユーザによりインサートトレイ901上に積載されたシート束は、1枚ずつ順次分離され、所望のタイミングでフィニッシャパス233、または、製本パス234へ搬送される。
ところで、トリマー2000は、既述したように中綴じ処理、中折処理を行い簡易製本したシート束の小口を揃えるために、小口を裁断するためのものである。
このトリマー2000は、図2に示すように、第1排出ローラ対260a,260b、第2排出ローラ対270a,270bにより搬入口2010に送り込まれたシート束が通過するシート束搬送路である束搬送路Rを備えている。
そして、この束搬送路Rには、シート束を搬送する複数のシート束搬送手段である束搬送ローラ2003と、束搬送路Rに出没可能に設けられた第1及び第2位置決め手段である第1及び第2ストッパ2014,2015が設けられている。
なお、束搬送ローラ2003は、後述するように排出挿入口である排紙口2011に挿入されたシート束を第2ストッパ2015に向けて搬送する第1方向に回転可能となっている。また、この束搬送ローラ2003は、小口が裁断されたシート束を排紙口2011に向けて搬送する第1方向と逆の第2方向に回転可能となっている。
さらに、トリマー2000は、束搬送路Rの上方に上下方向に移動可能に設けられ、束搬送路Rに搬送されたシート束の小口を裁断する裁断手段であるカッター2007を備えている。
ここで、第1ストッパ2014は、搬入口2010からシート束が送り込まれたとき、即ちオンラインでシート束が送り込まれたとき束搬送路Rに突出してシート束に突き当たり、シート束の位置決めを行うものである。また、この第1ストッパ2014は、カッター2007による裁断位置よりもシート束搬送方向下流側に設けられると共に、シートサイズや、トリム量に応じて矢印に示すように束搬送路Rに沿って移動可能に構成されている。
第2ストッパ2015は、後述するマニュアル操作による裁断動作(トリム動作)の際、排紙口2011からシート束が束搬送路Rに挿入されたとき束搬送路Rに突出するようになっている。そして、このように束搬送路Rに突出することにより、束搬送ローラ2003の第1方向の回転により搬送されるシート束に突き当たり、シート束の位置決めを行うものである。また、この第2ストッパ2015は、カッター2007よりもシート束搬送方向上流側である搬入口側に設けられると共に、シートサイズや、トリム量に応じて矢印に示すように束搬送路Rに沿って移動可能に構成されている。
なお、図2において、2009a、2009bは上下方向に移動可能な第1及び第2押さえガイドである。そして、第1及び第2ストッパ2014,2015にシート束を突き当てた後、この第1及び第2押さえガイド2009a,2009bを下降させることにより、位置決めされたシート束を固定することができる。
さらに、このように第1及び第2ストッパ2014,2015により位置決めされたシート束を第1及び第2押さえガイド2009a,2009bにより固定した後、カッター2007を下降させることにより、確実にシート束の小口を裁断することができる。
図3は、このように構成されたトリマー2000の制御ブロック図であり、図3において、51は制御手段であるCPU、52は小口を裁断するトリム量入力手段である、例えば複写機本体300に設けられた操作パネルである。なお、この操作パネル52は、小口(前小口)が裁断されたシート束の他の小口を裁断する場合には、トリマー2000に対しマニュアル操作による裁断動作(トリム動作)を行う指示を行うことができるようになっている。
53は第1及び第2ストッパ2014,2015を出没させるためのストッパ移動モータM1の駆動を制御するストッパ移動モータドライバ、54はカッター2007を昇降させるためのカッターモータM2を動作させるカッター動作モータドライバである。55は束搬送ローラ2003を既述した第1方向又は第2方向に回転させるためのシート束搬送モータM3のシート束搬送モータドライバ、56は例えば複写機本体300に設けられ、シートサイズを検知するシートサイズ検知手段である。
ここで、CPU51は、オンライン及びマニュアル操作による裁断動作の際、操作パネル52から入力される小口裁断量と、シートサイズ検知手段56から入力されるシートサイズを元に各モータドライバ53〜55に駆動信号を発信するようにしている。
例えば、搬入口2010に他の小口が裁断されるシート束を挿入して他の小口を裁断するモードを設定するモード設定手段である操作パネル52によりマニュアル操作による裁断動作モードが指定された場合には、第2ストッパ2015を突出させる。
さらに、束搬送ローラ2003を第1方向に回転させるよう各モータドライバ53〜55に駆動信号を発信するようにしている。そして、この駆動信号に基づき各モータドライバ53〜55は各モータM1〜M3を適宜動作させるようにしている。なお、このCPU51及び操作パネル52は、複写機本体300に設けても、フィニッシャ500(トリマー2000)に設けても良い。
次に、このように構成されたトリマー2000のオンライン時における裁断動作について説明する。
サドルステッチャ800により中綴じ、或は中折りされたシート束は、まず図4の(a)に示すように、搬入口2010から束搬送路Rに送り込まれる。なお、このとき第1ストッパ2014は、CPU51により制御される不図示の移動手段により、送り込まれたシート束SAのサイズや、トリム量に応じて矢印方向に移動し、この位置でシート束SAの位置決めを行うよう束搬送路Rから突出している。この後、シート束SAは、束搬送路Rに突出している第1ストッパ2014に突き当たるまで、第2方向に回転する束搬送ローラ2003により搬送される。
次に、図4の(b)に示すように、シート束SAが第1ストッパ2014に突き当たり、位置決めされると、第1押さえガイド2009aにより束搬送路Rの底面に押し付けられ、固定される。この後、カッター2007が下降し、シート束SAの小口を裁断する。ここで、第1ストッパ2014の位置をシートサイズに応じて移動させることにより、多様なサイズのシート束SAに対応した裁断(トリム)を行うことができる。
なお、図4において、2004は束搬送路Rにシート束SAが搬送されたことを検知するセンサ、2013はシート束SAが第1ストッパ2014に達したことを検知するセンサであり、これらのセンサ2004,2013の信号はCPU51に入力される。
次に、このような裁断が終了すると、図5の(a)に示すように、第1ストッパ2014は束搬送路Rからシート束SAの搬送を妨げない位置に退避する。また、これと同時に第1押さえガイド2009aもシート束SAから上方に離間し、この後、シート束SAは、第2方向に回転する搬送ローラ2003により排紙口2011から排出トレイ2100に排出される。
なお、本実施の形態において、排出トレイ2100には矢印方向に移動する移動ベルト2017が設けられており、この移動ベルト2017は、シート束SAが排出される度に適宜移動するようになっている。そして、このように移動ベルト2017を移動させることにより、図5の(b)に示すように、排出されるシート束SAが一箇所にとどまることがないようにしている。これにより、排出トレイ2100上のシート束SAの積載性が向上すると共に、先に排出されたシートSAに邪魔されることなくシート束SAを排出することができる。
ところで、このトリマー2000は、既述した操作パネル52によるモード設定により、例えば、一つの小口が切断されたシート束SAを再度、手動によりトリマー内に送り込んで他の小口を切断するマニュアルトリムが可能になっている。
次に、このようなマニュアルトリム動作について説明を行う。
マニュアルトリム動作を行う場合は、まず操作パネル52によりマニュアル操作による裁断動作モードを設定した後、図6の(a)に示すように排紙口2011から裁断を行うシート束SAを、シート束SAの裁断したい小口と反対側の小口を先頭にして挿入する。
なお、このときCPU51の制御により第1ストッパ2014はシート束SAの搬送を妨げない束搬送路Rの下方位置に退避した状態となっている。また、第2ストッパ2015は、CPU51により制御される不図示の移動手段により、送り込まれたシート束SAのサイズや、トリム量に応じて矢印方向に移動し、この位置でシート束SAの位置決めを行うよう束搬送路Rから突出している。
そして、この後、挿入されたシート束SAは、図6の(b)に示すように、束搬送路Rに突出している第2突き当てストッパ2015に突き当たるまで、第1方向に回転する束搬送ローラ2003によりオンライントリム時とは逆方向に搬送される。
次に、図7の(a)に示すように、シート束SAが第2ストッパ2015に突き当たり、位置決めされると、第2押さえガイド2009bにより束搬送路Rの底面に押し付けられ、固定される。この後、カッター2007が下降し、シート束SAのトリムしたい小口(辺)を裁断する。ここで、第2ストッパ2015の位置をシートサイズに応じて移動させることにより、多様なサイズのシート束SAに対応した裁断(トリム)を行うことができる。
次に、このような裁断が終了すると、第2押さえガイド2009bがシート束SAから上方に離間し、この後、図7の(b)に示すように、シート束SAは第2方向に回転する搬送ローラ2003により排紙口2011から排出トレイ2100に排出される。
このように、排紙口2011からシート束SAが挿入された場合には、挿入されたシート束SAを第2ストッパ2015に当接させた後、シート束SAの小口を裁断し、裁断動作が終了すると、シート束SAを排紙口2011に向けて搬送することができる。これにより、マニュアル操作によるシート束の小口の裁断が可能となる。
また、このようにマニュアルでシート束SAを切断可能にすることにより、複写機本体300で作成されたシート束以外のものもトリム可能になる。さらに、複写機本体側がオンラインでトリマーを使用しない場合には、画像形成中であってもトリマー2000をマニュアル動作させることができる。
なお、これまでの説明においては、マニュアルトリムの際には、シート束SAの一つの小口のみを裁断する場合について述べたが、本発明は、これに限定されることはない。例えば、既述したようにオンライン時、裁断される図8の破線(1)に示す前小口が切断されたシート束SAを、マニュアルトリムの際、天側から挿入すると、既述したように破線(3)に示す地側が切断される。
更に、この後、オンライン時と同様に、第1ストッパ2014を突出させ、この第1ストッパ2014に地側を突き当てると、破線(2)に示す天側の小口が裁断される。つまり、シート束SAに対し、まずオンラインで破線(1)に示す前小口を裁断する。この後、排出されたシート束SAの破線(2)及び(3)に示す天側と地側の小口をマニュアルで裁断することにより、シート束SAの3方を一台のトリマー200で裁断することができる。
本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の断面図。 上記シート処理装置であるフィニッシャに設けられたトリマーの構成を説明する図。 上記トリマーの制御ブロック図。 上記トリマーのオンライン時における動作を説明する第1の図。 上記トリマーのオンライン時における動作を説明する第2の図。 上記トリマーのマニュアルトリム時における動作を説明する第1の図。 上記トリマーのマニュアルトリム時における動作を説明する第2の図。 上記トリマーでシート束の3方を裁断する際の説明図。
符号の説明
51 CPU
52 操作パネル
300 複写機本体
500 フィニッシャ
800 サドルステッチャ
1000 複写機
1003 画像形成部
2000 トリマー
2003 束搬送ローラ
2007 カッター
2010 搬入口
2011 排紙口
2014 第1ストッパ
2015 第2ストッパ
R 束搬送路
SA シート束

Claims (5)

  1. シート束を製本する製本部と、前記製本部により製本されたシート束を裁断する裁断手段及び前記製本されたシート束が通過するシート束搬送路に出没自在に突出して前記シート束搬送路を通過するシート束の裁断時の位置決めを行う第1位置決め手段を有する裁断装置と、を備えたシート処理装置において、
    前記裁断手段によって裁断されたシート束が排出され、かつ裁断されるシート束を挿入するための排出挿入口と、
    前記シート束搬送路の前記裁断手段よりもシート束搬送方向上流側に設けられ、前記シート束搬送路に出没自在に突出して前記裁断されるシート束の裁断時の位置決めを行う第2位置決め手段と、
    前記排出挿入口に挿入されたシート束を前記第2位置決め手段に向けて搬送する第1方向及び前記裁断されたシート束を前記排出挿入口に向けて搬送する第1方向と逆の第2方向に回転可能なシート束搬送手段と、
    前記シート束搬送手段の回転方向と、前記第1位置決め手段及び第2位置決め手段の出没動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記排出挿入口から前記シート束が挿入される場合には前記第2位置決め手段を突出させると共に前記突出した前記第2位置決め手段にシート束が当接するよう前記シート束搬送手段を前記第1方向に回転させ、前記裁断手段による前記シート束の裁断動作が終了すると、前記シート束搬送手段を前記第2方向に回転させるよう制御することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記排出挿入口に前記裁断されるシート束を挿入するモードを設定するモード設定手段を設け、
    前記制御手段は前記モード設定手段の設定に基づいて前記シート束搬送手段の回転方向と、前記第1位置決め手段及び第2位置決め手段の出没動作を制御することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記第1位置決め手段及び前記第2位置決め手段をシート束搬送路に沿って移動させる移動手段を備え、
    前記制御手段は、前記シート束の裁断量に応じて前記第1位置決め手段及び前記第2位置決め手段の位置を移動させるよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  4. 画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートの束を製本処理する製本部及び前記製本されたシート束を裁断する裁断装置とを有する前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御手段及び前記モード設定手段を、画像形成装置本体又は前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置に設けたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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