JP2005234509A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート収納部に収納されたシートのサイズが所望のシートよりも大きいサイズである場合でも、所望のサイズの製本されたシート束を得ることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 制御手段A2により、画像形成部3の画像形成動作及び画像形成部3により画像が形成された後、製本されたシートの束の側端部を裁断する裁断手段Dの裁断動作を制御する。さらに、制御手段A2は、判断手段が、シート収納部4に収納されたシートが、シート束を構成する所望のシート、或いは所望のシートよりも大きいサイズであると判断した場合には、画像形成動作を行うよう画像形成部3を制御し、かつ裁断動作を行うよう裁断手段4を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成部により画像が形成された後、製本されたシートの束の側面を整えるためシート束の側端部を裁断する裁断手段を具備したシート処理装置を備えたものに関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、画像形成された後のシートに対する処理に要する手間を軽減するために、複数枚のシートからなるシート束を綴じる綴じ処理、片辺に糊付する糊付処理、シートの端部をカットする裁断処理等の処理を選択的に施すための所謂フィニッシャ等のシート処理装置が取付けられるように構成されたものがある。
そして、このようなシート処理装置としては、画像形成部により画像が形成されたシートの束を糊付けして製本した後、裁断手段により、製本されたシート束の側面を裁断することによりシート束の側端部を整えるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2003−292230号公報
ところで、このような従来のシート処理装置が取り付けられた画像形成装置においては、画像形成装置本体に備えたカセットやカセットデッキに収納されたシートに対して画像を形成し、シートがなくなると、シートを補給するようにしているが、シートを補給する際、それまで使用していたサイズと同じサイズの所望のシートがない場合、やむを得ずサイズの大きなシートに画像を形成する場合がある。
しかし、このようにサイズの大きなシートに画像を形成した場合、シート(束)のサイズが、それまで製本処理等がなされたシート束のサイズと異なるため、この後、所定のサイズに裁断する必要がある。このため、製本処理に時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シート収納部に収納されたシートのサイズが所望のシートよりも大きいサイズである場合でも、所望のサイズの製本されたシート束を得ることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された後、製本されたシート束の側端部を裁断する裁断手段を具備したシート処理装置とを備えた画像形成装置において、前記シートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に、前記シート束を構成する所望のシート或いは前記所望のシートよりも大きいサイズのシートが収納されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記シート収納部に前記所望のシート或いは前記所望のシートよりも大きいサイズのシートが収納されていると判断した場合には、該シート収納部に収納されているシートに対して前記画像形成動作を行うよう前記画像形成部を制御し、前記製本されたシート束の側端部の裁断を行うよう前記裁断手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記制御手段は、前記シート収納部に、前記大きいサイズのシートが収納されていると判断した場合には該大きいサイズのシートを、前記所望のシートが前記裁断手段により裁断された後の裁断サイズと同じサイズに裁断するよう前記裁断手段を制御することを特徴とするものである。
また本発明は、前記制御手段は、画像形成装置本体或いは前記シート処理装置に設けられていることを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート収納部を複数備え、前記判断手段は、前記複数のシート収納部の中に前記所望のシート或いは前記所望のシートよりも大きいサイズのシートが収納されているかを判断することを特徴とするものである。
本発明のように、シート収納部に収納されたシートが所望のシートよりも大きいサイズのシートである場合でも、画像形成動作を行うよう画像形成部を制御し、かつ裁断動作を行うよう裁断手段を制御することにより、所望のシートを使用して製本裁断処理した場合と同じサイズの製本されたシート束を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例である複写機の概略構成を説明する図である。
同図において、Aは複写機、A1は複写機本体であり、この複写機本体A1には複写機本体A1に設けられた画像形成部3により画像が形成されたシートを整合し、糊付け製本した後、裁断する機能を有するシート処理装置Bが取り付けられている。
ここで、複写機本体A1は本体上面に装着された原稿給送装置1から自動給送された原稿をスキャナ部2によって光学的に読み取り、その情報をデジタル信号として画像形成部3へ送信して普通紙やOHPシート等のシートに記録するものである。
そして、この複写機本体A1の下部には各種サイズのシートを収納した複数のシート収納部の一例であるシートカセット4が装着され、このシートカセット4から搬送ローラ5によって搬送されたシートに対して画像形成部3において電子写真方式によって画像を記録するようになっている。
なお、本実施の形態において、このシートカセット4のうちの所定のシートカセット4には、A5サイズ及びこれより大きなサイズのA4サイズのシートがそれぞれ収納されている。また、8は手差しシートを給送すると共にシート収納部を構成するマルチトレイであり、A2は画像形成部3の画像形成動作及び給紙動作等を制御する制御部であり、プログラムを実行する処理部CPUを備え、また図10、図19に示す手順に対応するプログラムおよび制御情報を記憶するメモリを備えている。
ここで、シートに画像を形成する場合は、まずスキャナ部2で読み取った情報に基づいて光照射部3aからレーザー光を感光体ドラム3bに照射して潜像を形成し、次に潜像をトナーにより現像してシートに転写し、この後、トナー像が転写されたシートを定着部6へ搬送して熱及び圧力印加によってトナー像をシート上に永久定着するようにしている。
なお、複写機本体A1において、片面記録モードが設定されている場合は、定着部6を通過したシートはシート処理装置Bへと送り込まれ、両面記録モードが設定されている場合は、片面に画像が形成されたシートは定着部6を通過した後、まずスイッチバックによって再送パス7へ搬送され、次に再度画像形成部3へ搬送されて裏面に画像が形成され、この後、シート処理装置Bへと送り込まれるようになっている。
ここで、シートを送り込む前に複写機本体A1からシート処理装置Bへシートサイズ等の信号を送りシート処理装置B内のパスの切替等を事前に行う。また、シートの給送はシートカセット4からの給送のみならず、マルチトレイ8からも給送可能となっている。
シート処理装置Bは、図2に示すようにシートを整合する搬送整合ユニットC、裁断手段を構成するトリマーユニットD等を備えており、通常の排出モードの他に、糊付製本、裁断モードの選択が可能となっている。なお、この裁断モードにおける裁断は糊付面以外の3方向が可能となっている。
そして、本実施の形態においては、複写機本体A1からシート処理装置Bに排出されたシートPは、通常モード時は搬送ローラ対10a,10b,10c,10dで搬送されてスタックトレイ11に排出され、糊付製本モード時は、糊付製本された後、積載トレイEに排出されるようになっている。
ところで、図2において、15はノンソートパス、16は製本パス、12はノンソートパス15と製本パス16の切替を行う第1フラッパである。また、14は製本中紙パス、16は表紙パス、13は製本中紙パス14と表紙パス16の切替を行う第2フラッパである。
また、35は製本中紙パス14に給送されたシートPを整合する際、シートPを立てた状態で順次収納する収納手段を構成する整合縦パスであり、この整合縦パス35には、整合縦パス35の底部に設けられた整合部材である後端ストッパ20と、整合縦パス35の一方の面に設けられると共に整合縦パス35に排出されたシートPを後端ストッパ側に戻し、シートPの後端を後端ストッパ20に押し当てる押し当て手段である戻しローラ19と、シートPをシートセンター方向へ押し込んでシート搬送方向と直交する方向である幅方向の整合を行う整合板21と、保持手段である整合縦パス板36が設けられている。
ここで、この整合縦パス板36は、整合縦パス35の戻しローラ19と対向する側に設けられ、整合縦パス35に排出されたシートを立てた状態で保持すると共に、排出シートに対する戻しローラ19の接触圧を略一定に保つためのものである。
そして、このような構成の整合縦パス35を有したシート処理装置Bにおいて、糊付製本モードが選択された場合、複写機本体A1から排出されたシートPは、まず第1フラッパ12、第2フラッパ13の切換及び搬送ローラ対10a,17a,17bによって製本中紙パス14に給送され、さらに排出ローラ対18によって整合縦パス35に排出されるようになっている。
次に、このように整合縦パス35に排出されたシートPは、戻しローラ19により、図3に示すように後端が後端ストッパ20に当接する位置まで戻されてシート搬送方向の整合が行われると共に、整合板21によってシートセンター方向に押し込まれて幅方向の整合が行われる。
なお、整合縦パス35へシートPを排出するときに、排出ローラ対18の排出速度が高速であると、排出ローラ対18を抜けたシートPは飛び出すように排出され、引き戻すのに時間がかかってしまう。そこで、本実施の形態では、不図示の制御部は、シートPの後端が排出ローラ対18を通過する際に、排出ローラ対18の回転速度が低速となるように制御するようにしている。
これにより、整合縦パス35に排出されるシートPは、戻しローラ19の回転によって確実に引き込まれ、後端整合を短時間で行うことが可能となる。なお、制御部におけるシート後端が排出ローラ対18を通過したか否かの判断は、シートPが排出センサ22を通過してからの時間、或いはモータ回転数を検出することによって行われる。
ところで、整合縦パス35上に排出されたシートPを排出方向とは逆方向に引き戻す戻しローラ19は、図3に示すように圧接ソレノイド53の作動により支点19aを中心に揺動するよう構成されたアーム19Aの一端部に回転自在に保持されると共に、その対向側には従動コロ19bが配置されている。
そして、この戻しローラ19は通常、図中実線で示す退避位置に待機し、排出ローラ対18より排出されるシートPの排出を妨げないようにしている。一方、整合縦パス35上にシートPが一枚排出されると、圧接ソレノイド53が作動し、これにより破線で示す位置まで揺動して整合縦パス35上のシートPの後端近傍の一方の面に圧接し、この後、シート排出方向とは逆方向に回転することにより、シートPを後端ストッパ20の位置まで引き戻すようになっている。
なお、この戻しローラ19は、排出ローラ対18がシートPの後端を放出した後、作動させるようにしている。具体的には、シートPの後端が排出ローラ対18の上流側に設けた排出センサ22を通過してから一定時間経過後に、圧接ソレノイド53を作動させて戻しローラ19をシートPに圧接させると共に、戻しローラ19をシート排出方向とは逆方向に回転させるようにしている。
一方、このように戻しローラ19がシート排出方向とは逆方向に回転する際、又はその前の所定の時期に、整合縦パス板36は戻しローラ19に近づく方向、言い換えれば整合縦パス35が狭くなる方向に所定量移動するようになっている。また、この後、順次シートPが整合縦パス35に収納され、収納枚数が増えると、整合縦パス板36は戻しローラ19から離れる方向、言い換えれば整合縦パス35が広くなる方向に移動する。
そして、このように整合縦パス35に収納されるシートPの枚数が少ない時には、整合縦パス板36を整合縦パス35の間隔が狭くなる方向に移動させることにより、シートPの座屈の発生を防ぐことができると共に、整合縦パス35に排出されたシートPに対する戻しローラ19の接触圧が略一定に保たれるようになり、戻し不良を防止することができる。
また、収納枚数が増えると、整合縦パス板36を整合縦パス35の間隔が広くなる方向に移動させることにより、シート束の厚みが増した場合でも、確実にシートPを戻すことができ、戻し不良を防止することができる。
なお、この整合縦パス板36は整合縦パス板36の一部に形成されているラック36aと整合縦パスモータ207のギヤ部207aとにより矢印方向に往復移動可能になっており、これにより戻しローラ19との間隔(整合縦パス35の間隔)を調整することができるようになっている。
ここで、本実施の形態では、シートPの枚数情報に応じて図4に示すように整合縦パス板36を移動させるようにしているが、複写機本体1AからのシートPの枚数情報、シートPの厚さ情報又はシートPのサイズ情報の少なくとも一つに応じて整合縦パス板36を移動させるようにしてもよい。
そして、このように整合縦パス板36を、シートの枚数情報、シートの厚さ情報又はシートのサイズ情報の少なくとも一つに応じて移動させることにより、シートPの熱によるカール、あるいはシートP自体の自重等の影響による座屈が発生することがなく、またシート束P1の厚みの増長の影響を受けることなく、安定した戻し力を得ることができ、シートPの整合性を向上させることができる。
ところで、この後、順次整合縦パス35に搬送されたシートPを戻しローラ19により引き戻し、整合縦パス35内に所定の目標枚数の束になるまで積載させていくが、1冊目の製本作成のために整合縦パス35にシートPを積載・整合し、その後、糊付等の作業を行う過程において、シートPの束は整合縦パス35に存在しつづけてしまう。
このため、複写機本体A1から2冊目の製本作成のための後続シートPを搬送させることができず、1冊目の糊付等の作業が終了し、整合縦パス35からシート束P1が排出されるまで、シートPの搬送をとめることとなってしまい、生産性の低下につながってしまう。
そこで、本実施の形態においては、1冊目のシート束が糊付等の作業を終了し、整合縦パス35から排出されるまでの間に、複写機本体A1から2冊目の製本作成のために搬入されてくる後続シートPを一時的に待機させる待機手段である整合バッファー板50を整合縦パス35に近接して設けている。
ここで、この整合バッファー板50は、図3及び図5に示すように、シートPの受け部となる受け台50aと、シートPの幅方向への整合を行う整合面50bと、受け台50aから上方に延在し、受け台50aにより受けられた後続シートPと整合縦パス35に収納されたシート束P1とを分離する分離壁50cとを備えると共に、シート幅方向へ移動可能となっている。
なお、図5において、Mはモータ、52は整合バッファー板50に設けられたラック52であり、モータMの回転をアイドラギヤ57、ギア58を介してラック52に伝えることにより、整合バッファー板50はシート幅方向へ移動するようになっている。
また図5において、59はフォトセンサであり、不図示の制御部は、このフォトセンサ59によってラック52の一端に設けられた突起部59aを検知することにより、整合バッファー板50の幅方向の位置と移動量を制御するようにしている。なお、この整合バッファー板50は、シートPを一時的に退避させるとき以外は、図6の(b)に示すようにシートPよりも外側に退避しているので、整合縦パス内へのシートの搬送の妨げになることはない。
次に、このような構成の整合バッファー板50の動作について説明する。
通常の整合時は、整合バッファー板50はシートPの搬送を妨げないように、図6の(b)に示すように、受け台50aがシート幅方向で完全に退避する位置まで移動している。そして、整合縦パス35へシートPが排出され、シート後端が後端ストッパ20に当接するタイミングで整合バッファー板50をシートPの幅方向へ移動して整合し、整合後、整合バッファー板50を再び、退避位置へ戻す。この動作をシート毎に行う。
一方、バッファー時は、即ち図3、図5の(b)に示すように、整合縦パス35に、積載・整合されたシート束P1があり、整合縦パス35よりまだ排出されていない状態のときには、まず複写機本体A1より続けて搬送されてくるシートPをバッファーするため、受け台50aによりシートPを受けることができ、且つ、整合面50bがシートPより退避した位置へ移動する。
次に、シートPの後端が受け台50aに当接するタイミングで整合バッファー板50をシートPの幅方向へ移動して整合し、整合後、整合バッファー板50を受け台50aでシートPを受けられ、且つ、整合面50bがシートPより退避した位置へ戻す。この動作をシート毎に行う。
なお、このように整合バッファー板50が移動しても分離壁50cは、後続シートPと整合縦パス35に収納されたシート束P1とを分離することができる位置にあるので、これらのシートが混ざるようになることはない。
次に、整合縦パス35よりシート束P1が排出されると、圧接ソレノイド53を作動させて戻しローラ19をシートPに圧接させ、戻しローラ19とコロ19bでバッファーされたシートPを挟持する。
次に、整合バッファー板50を、図6の(b)に示すようにシートPから退避した位置へ移動する。そして、このように整合バッファー板50を移動した後、戻しローラ19を駆動すると、バッファーされたシートPの後端が、後端ストッパ20により支持される。なお、この後、戻しローラ19を停止し、圧接ソレノイド53の作動を止め、戻しローラ19をシートPより離間させる。そして、目標とされる製本部数が終了するまで上記動作が繰り返される。
このように、整合縦パス35に所定枚数のシートを収納した後、後続シートを順次収納して待機させる整合バッファー板50を整合縦パス35に近接して設け、整合縦パス35に収納された所定枚数のシートを搬送した後、整合バッファー板50に待機しているシートを整合縦パス35に収納することにより、ステイプル等のシート処理中でも画像形成本体A1より連続して排出されるシートPを受け取ることが出来、生産性の低下を防ぐことができる。
ここで、本実施の形態において、この整合バッファー板50は、整合縦パス35に設けられた整合板21と一体に設けられている。そして、このように整合バッファー板50と整合板21とを一体に設けることにより、構成が簡単になり、コストを抑えることができる。
次に、表紙の搬送について説明する。
複写機本体A1から排出された表紙となるシート(以下、表紙シートという)P2は、第1フラッパ12、第2フラッパ13の働きによって表紙パス16に給送される。ここで、図2及び図5の(a)に示すように表紙パス16にはレジローラ対23が配置され、さらにレジローラ対23の上流にはレジ先端センサ23aが配置されている。
なお、このレジローラ対23は表紙パス16に表紙シートP2が案内された時点では停止しており、表紙シートP2の先端がレジローラ対23に当接して一定時間が経過した後、回転し始めるようになっている。
そして、このように制御することで表紙パス16へ案内された表紙シートP2の先端にループを作り、表紙シートP2の斜行補正した後、表紙シートP2を糊付ユニット25の所定位置まで移動することが出来る。なお、表紙シートP2の先端がレジローラ対23に当接したか否かは、表紙シートP2がレジ先端センサ23aを通過してから所定時間、或いはモータ回転数を検出することによって判別することが可能である。
ところで、このレジローラ対23は、図7に示すように表紙モータ37を介してラック38により、幅方向に移動するように構成されている。そして、表紙シートP2の後端が搬送ローラ対17a(図5参照)を抜けた後、レジローラ対23は表紙シートP2を圧接、搬送した状態でb方向に移動する。
さらに、このような移動によって表紙シートP2がレジセンサ24を遮光するとc方向に移動し、レジセンサ24の遮光が解除されると一定量移動して停止する。なお、このレジローラ対23の移動量は、画像形成本体A1より受け取った紙サイズ信号に応じたものである。
ここで、レジセンサ24は整合縦パス35内のシート束P1の紙端位置に配置されているため、表紙パス16内にある表紙シートP2と整合縦パス35内にあるシート束P1はシート搬送方向に対し直交する方向に一定量ずれた位置に移動することになる。
ところで、このように表紙シートP2を移動させた後、整合縦パス35の下部に位置したグリッパ41(図2参照)によりシート束P1を表紙シートP2へ案内して表紙シートP2の中央部にシート束P1の後端を重ね合わせ、この後、糊付ユニット25で糊付製本動作を行うようにしている。
ここで、この糊付ユニット25は図2及び図8に示すように桶25a、糊ローラ25b、糊25c、桶ヒータ25d、軸25e、桶駆動部25fより構成される。なお、桶25aは軸25eに沿って幅方向にシート幅以上に移動可能となっており、シート幅の外側に退避位置を2ヶ所有し、この2ヶ所の退避位置の間を桶駆動部25fによって移動するようになっている。
また、一方の退避位置から他方の退避位置への移動に伴い、桶25aの一部が後端ストッパ20に係合されたリンク26の一部を押し、これにより後端ストッパ20が図3のシート束P1の下端(後端)より退避する方向へ移動する。また、糊ローラ25bは桶25aに取付けられており、桶25aの移動と同期して回転するように構成されている。
桶ヒータ25dは桶25aの外側に取り付いており、製本モード開始時、桶ヒータ25dで桶25aを熱し、桶25a内の糊25cを溶かすようにしている。そして、桶25aが桶駆動部25fで移動することで糊ローラ25bが回転するため、糊ローラ25bの外周面全体に溶けた糊25cが行き渡る。
そして、整合縦パス35内に積載されたシート束P1をグリッパ41で保持し、桶25aが一方の退避位置から他方の退避位置へ移動することで、後端ストッパ20がシート束P1下部より退避し、糊付ユニット25でシート束P1の下端面に糊25cが塗布される。
次に、製本工程について図9を用いて説明する。
図9において、27はシャッターパスであり、このシャッターパス27は、製本工程が開始される前は、図9の(a)に示すように表紙パス16の下流に位置し、表紙シートP2を搬送する時にはシャッター27Aにより閉じられた状態となっている。
一方、製本工程が開始されると(b)に示すように、シャッターモータ28でシャッターラック29を駆動し、シャッター27Aとシャッターラック29を係合するバネ30でシャッター27Aを、シャッターパス27を開放する位置まで移動させることにより、シャッターパス27は開放される。なお、シャッターパス27を開放した後、シャッター27Aは不図示のストッパに当接し、停止する。
この後、既述したように糊付されたシート束P1を折り目付け台34上で表紙シートP2に圧接するようグリッパ41を移動し、シート束P1を表紙シートP2に圧接させる。
次に、シャッターモータ28を駆動し、(c)に示すようにシャッターモータ28によりベルト31を介してカム32を回転させることにより、案内軸33によって折り目付け台34をスライドさせる。そして、この折り目付け台34により一定時間折り目付けを行い、製本シート束P3が完成する。なお、この折り目付け台34には紙厚の変化に対応できるよう逃げ機構が設けられている。
さらに(d)に示すように、カム32を回転させることで折り目付け台34が退避し、この後、製本シート束P3は押し出しコロ39により下流へ押し出されて束曲率パス40(図2参照)へと搬送され、この束曲率パス40を経て回転ステージ301に搬送される。
なお、図10は、このような糊付け動作を説明するフローチャート(糊付けフロー)であり、糊付け製本を行う時はグリッパ41をシート束P1に圧接させ(S301)て、グリッパ41によりシート束P1を保持し、この後、シャッター27Aを移動してシャッターパス27を開放する(S302)。
次に、糊付されたシート束P1を折り目付け台34上で表紙シートP2に圧接するようグリッパ41を一定量移動し、シート束P1を表紙シートP2に圧接させる。
次に、折り目付け台34をスライドさせ、この後、折り目付け台34に一定時間圧接させて折り目付けを行い、この後、折り目付け台34を移動させてシャッターパス27を開放することにより(S304)、製本シート束P3が完成する。
次に、トリマーユニット(カッター)へ製本シート束P3を受け渡しするよう製本シート束P3を押し出しコロ39で狭持し、グリッパ41による製本シート束P3の保持を解除し、押し出しコロ39を作動し、製本シート束P3を下方へ一定量移動させた後(S305)、回転ステージ301の従動コロ314を製本シート束P3に圧接させ(S306)、この後、押し出しコロ39による製本シート束P3の保持を解除する(S307)。そして、後述する回転フローに移る。
ここで、この回転ステージ301は、製本シート束P3を回転させ、トリマーユニットD内に搬送するものである。次に、この回転ステージ301について図11〜図13を用いて説明する。
図11、図12において、302は回転ステージ301に設けられた束搬送ユニットであり、この束搬送ユニット302は昇降モータ303で駆動される昇降ギア304に固定しているワイヤ305を巻き取る事によって回転軸325を中心に回動するようになっている。なお、通常、この束搬送ユニット302は、突起部302aをセンサ306が検知した所で昇降モータ303を停止させ、図11に示す位置で待機している。
一方、製本工程で製本され、束湾曲パス40に搬送された製本シート束P3が、この後、束搬送ローラ対307で搬送され、この製本シート束P3の先端をセンサ308が検知すると、この検知のタイミングで第1〜第4搬送ベルト309,310,320,321は、搬送ベルトモータF322及び搬送ベルトモータR323で駆動され、矢印方向に回転する。
そして、束搬送ローラ対307により束搬送ユニット302の搬送パス311内に搬送された製本シート束P3の後端が、センサ308を抜けたタイミングで昇降モータ303が逆転し、これにより束搬送ユニット302は、図13の(a)の位置まで移動する。
この後、束搬送ユニット302の突起部302aをセンサ312が検知した所で昇降モータ303及び搬送ベルトモータF322、搬送ベルトモータR323の駆動を停止させる。これにより、製本シート束P3は搬送ベルト310,321とウエイト313の先端の従動コロ314とで挟まれた状態で待機する事となる。なお、このタイミングで図示しないモータで駆動された整合板F315、整合板R316により製本シート束P3は整合され、整合板R側に位置決めされる。
ここで、この時の製本シート束P3は整合縦パス35と表紙パス16とで製本した時に表紙がずらされて製本しているため、整合板315,316で整合する時に精度良く整合板R側に位置決めする事が可能となる。又、同時に図示しないモータでタイミングベルト317を駆動する事でタイミングベルト317に固定された突き当て板318は、センサ319の位置から指定された位置まで移動し製本シート束P3をトリマーユニットD内に搬送する。この時製本シート束P3は整合板F、Rと突き当て板318で3辺を規制されながら搬送する事となりトリマー部までの搬送精度を向上させる事が可能となる。
次に、トリマーユニットDにより裁断が開始される。ここで、このように裁断が開始されると、整合板315,316と突き当て板318はホームポジションまで移動し待機する。また、裁断が終了すると第1〜第4搬送ベルト309,310,320,321が反時計回り方向に回転する事でウエイトコロ314により挟まれた製本シート束P3は、製本シート束P3の中心近傍にウエイトコロ314が位置する所まで搬送され、その位置で搬送ベルト309,310,320,321は停止する。
この後、搬送ベルト309,310と搬送ベルト320,321は図12に示す矢印方向の様に互いに反対方向に回転する事によって、ウエイトコロ314を中心に製本シート束P3を90度回転させる。なお、製本シート束P3を90度回転させたならば、搬送ベルト309,310,320,321を停止し、再度、整合板315,316及び突き当て板318で製本シート束P3を整合し、トリマーユニットD内の所定の位置まで搬送し、裁断を行う。
またこの後、同じ動作で製本シート束P3をウエイトコロ314部まで搬送した後180度回転させ、再度トリマーユニットD内に搬送し裁断を行う。裁断が終了した製本シート束P3をウエイトコロ314部まで搬送し、90度回転させた後、搬送ベルト309、310、320、321を図13の(b)の矢印方向に回転させる事で裁断終了後の製本シート束P3を積載トレイEに搬送する。
またそれと同時に、突き当て板318を矢印方向に1回転させる事で、搬送している裁断終了後の製本シート束P3の後端部を押し出す様に動作し、裁断終了後の製本シート束P3が確実に積載トレイEに排出できる様に構成している。
次に、トリマーユニットDの構成を説明する。ここで、トリマーユニットDはより品位の高いシート束に仕上げることを目的とし、糊付ユニット25により、糊付製本を行ったシート束の糊付けされた端面を除く3面の裁断を行うものである。
図14は、このようなトリマーユニットDの側面図であり、同図において、81は製本シート束P3を裁断するための裁断刃である。ここで、この裁断刃81の形状は板状で片方のみに傾斜を持ち、長手方向は裁断する最大のシートサイズより長く、更に長手方向に移動を行うため、常に製本シート束P3上に裁断刃81が乗る長さが必要である。例えば、A4の長手方向を裁断するときが最大シートサイズとすると、297mm+裁断刃81の移動距離分以上の長さが必要となる。
この裁断刃81がシートを裁断する動きは、例えばのこぎりで木を切るときのように裁断面に対して平行に往復しながら裁断を行う。また、この裁断刃81は製本シート束P3の裁断面に対して平行にのみ摺動可能な平行移動部材82に固定されている。
なお、この平行移動部材82はコロ83a,83bにより支持されており、平行移動部材82に設けられた突き当て84a,84bがコロ83a,83bに沿って裁断面に対して平行に移動する。また、この平行移動部材82の平行移動は水平モータ85の駆動を回転カム86を介して回転受け87に伝達させることにより行う。なお、往復平行運動の速度変化は水平モータ85にエンコーダを備えることで自在に変化させることができる。
88は裁断刃81を製本シート束P3の厚み方向に移動させるための垂直移動部材であり、この垂直移動部材88は、基台88Aと結合している支柱89a,89bを備え、その支柱89a,89bの溝に沿って垂直方向に移動するようになっている。なお、この垂直移動部材88は平行移動部材82を支持しているコロ83a,83bを備えているため、垂直移動部材88を垂直方向に移動させると、平行移動部材82を介して裁断刃81も垂直方向に移動する。また、裁断刃81に荷重を付加するために垂直移動部材88に引っ張りバネ90a、90bを備えている。
そして、これらの機構により裁断刃81の往復運動が可能となる。なお、91は、裁断刃81の破損を防ぐ目的で製本シート束P3の下方に設けられたマットであり、このマット91の材質は柔らかい材質が好ましくゴム、モールド、ウレタン等が用いられる。
また、このマット91の形状はローラ状にしており、これにより裁断後の切り屑を回転により落すことができ、さらにこの落とされた切り屑は移動可能なプッシャー92によりダストBOX93(図2参照)に回転させて落とすことができる。
更に、多数回、マット91と裁断刃81とが接触すると、マット91に溝が形成され、シート束の最下シート(マット81と直接接触しているシート)の裁断面がぼろぼろになったり、切れなくなったりする不具合が発生するが、マット91の形状をローラ状とすることにより、マット91に溝が形成される前に、今まで使用していた箇所をずらして、新しい溝が形成されていないマット91領域に移動するようにすれば、マット91の耐久性を伸ばすことができる。
また、図15は、製本シート束P3を裁断する際、製本シート束P3を押えるシート束の押え機構の構成を示すものであり、この押え機構は、ホームポジション(b)の位置から(a)に示すようにカム94が回転することによりリンク95が作動して紙押えバネ96を圧縮し、シート押え98で製本シート束P3を押えるようになっている。
このとき、裁断刃81は、垂直移動部材88の突き当て88aがリンク95の回転により開放されることにより垂直移動部材88を介して引っ張りバネ90a、90bにより支柱89a,89bの溝に沿って垂直方向に移動し、製本シート束P3上に圧接し裁断する。なお、この機構はシート押え98を解除するとき、(b)に示すように垂直移動部材88の突き当て88aに当たり、垂直移動部材88を介して裁断刃81を製本シート束P3より離れる方向に移動させる機構も兼ねている。
次に、このように構成されたトリマーユニットDの動作方法を説明する。
既述したように製本シート束P3は回転ステージ301によって、裁断位置まで搬送される。このとき、製本シート束P3のトリミング幅は、本実施の形態では例えば約2〜20mmとしてあるがそれに限定されるものではない。製本シート束P3の搬送後、シート押え98により製本シート束P3を押さえ込む。このときシート押え98と共に垂直移動部材88を介して裁断刃81も移動するため、裁断刃81は製本シート束P3上に接触する。
次に、このような製本シート束P3の押え終了後、水平モータ85により垂直移動部材88を介して裁断刃81を水平方向に往復移動をする。これにより、製本シート束P3が裁断され、裁断刃81は引っ張りバネ90a,90bによって引っ張られ、裁断刃81は製本シート束P3の厚み方向に移動する。往復運動による裁断は刃位置センサ97を検知するまで行われる。
次に、製本シート束P3の裁断終了後、シート押え98を解除し、同時に裁断刃81をマット91から退避させる。切り屑はダストBOX93内に落ちている切り屑もあるが完全に落ちておらず、マット91上に残っている切り屑もある。それを強制的ダストBOX93に落とすためにマット91を回転させ、この後、プッシャー92により切り屑を押し込むことによりダストBOX93内へ落とし込む。そして、このようにマット91を回転させた後、すべての裁断が終了すると裁断終了後の製本シート束P3は回転ステージ301によって積載トレイEへ排出される。
なお、図16は、このような回転ステージの回転動作を説明するフローチャート(回転フロー)であり、図17はトリマーユニットDの動作を説明するフローチャート(カッターフロー)である。
以下、このフローチャートを用いて回転ステージの回転動作及びトリマーユニットDの動作を詳細に説明する。
回転ステージ301が上昇すると(S401)、第1〜第4搬送ベルト309,310,320,321は、搬送ベルトモータF322及び搬送ベルトモータR323で駆動され、正方向(図11に示す矢印方向)に回転する(S402)。
次に、束搬送ローラ対307により束搬送ユニット302の搬送パス311内に搬送された製本シート束P3の後端が、センサ308を抜けたタイミングで昇降モータ303が逆転し、回転ステージ301を下降させ、これにより束搬送ユニット302は、図13の(a)の位置まで移動する。
この後、束搬送ユニット302の突起部302aをセンサ312が検知した所で(S403のY)、昇降モータ303及び搬送ベルトモータF322、搬送ベルトモータR323の駆動を停止させ、第1〜第4搬送ベルト309,310,320,321を停止させる(S404)。
次に、整合板F315、整合板R316により整合動作を行う(S406)。これにより、製本シート束P3は整合され、整合板R側に位置決めされる。なお、この後、第1〜第4搬送ベルト309,310,320,321を逆方向に一定量駆動して停止させる(S407)。
次に、トリマーユニットDにより裁断が開始される(S408)。ここで、このように裁断が開始されると、図17に示すフローチャートのように、シート押え98を製本シート束P3に圧接させて押さえ込む(S500)。
次に、このように製本シート束P3を押え込んだ後、裁断刃81を水平方向に動作させ(S501)、これにより製本シート束P3が裁断される。なお、この裁断刃81による裁断は刃位置センサ97がONとなるまで行われ、このように刃位置センサ97がONとなると(S502のY)、裁断刃81を停止させ(S503)、この後、シート押え98を解除し(S504)、同時に裁断刃81をマット91から退避させる。
一方、このような裁断が終了すると、裁断回数をカウントし(S409)、1回目の裁断の後には、搬送ベルト309,310と搬送ベルト320,321を互いに反対方向に一定量回転する事によって、ウエイトコロ314を中心に製本シート束P3を90度回転させる(S410)。
次に、この後、同じ動作で製本シート束P3をウエイトコロ314部まで搬送して2回目の裁断を行い、この2回目の裁断が終了すると、さらに搬送ベルト309,310と搬送ベルト320,321を互いに反対方向に一定量回転する事によって180度回転させ(S411)、再度トリマーユニットD内に搬送し、3回目の裁断を行う。
そして、3回目の裁断が終了すると(S412)、裁断終了後の製本シート束P3をウエイトコロ314部まで搬送し、90度回転させた後、搬送ベルト309、310、320、321を正方向(図13の(b)の矢印方向)に回転させる事で裁断終了後の製本シート束P3を積載トレイEに搬送する。なお、この後、センサ319がONになるとS413のY)、一定時間経過した後、搬送ベルト309、310、320、321を停止させる(S414)。
なお、図18は本シート処理装置Bの制御ブロック図であり、同図において、200はトリマーユニットDの裁断動作等を制御する制御手段としてのCPUであり、このCPU200は、シートサイズ信号9、排出センサ22、レジ先端センサ23a、レジセンサ24、フォトセンサ59、刃位置センサ97、センサ306、センサ308、センサ312、センサ319等からの信号が入力されるようになっている。
そして、これらの信号に基づいて、各ドライバD1〜D14を介して、既述したシャッターモータ28、表紙モータ37、圧接ソレノイド53、水平モータ85や、本実施の形態では説明を省略した平行モータ99、第1フラッパソレノイド201、第2フラッパソレノイド202、ノンソートパス搬送モータ203、製本パス搬送モータ204、表紙パス搬送モータ205、整合縦パス板移動モータ207、昇降モータ303、搬送ベルトモータF322、搬送ベルトモータR323等を、それぞれ制御入力パルス、あるいは回転量を検出するエンコーダコーダ入力によって移動量、速度等を制御している。
また、CPU200は図10、図16および図17に示す制御手順および図19に示す制御手順の一部に対応する制御プログラム等を内蔵のメモリに記憶し、前述シートサイズ信号9および各種センサ等からの信号に基づき、前述制御プログラムを実行し、前述各種ソレノイド、各種モータ等を制御している。
ところで、このような製本動作を続けていくうち、シートカセット4のシートPが無くなる場合がある。この場合、通常は、シートPを補充するが、所望のサイズのシートPがなく、シートPの補充ができない場合がある。
そこで、本複写機Aにおいては、所望のサイズのシートPがない場合でも、他のシートカセット4に所望のサイズのシートPよりも大きいサイズのシートが有る場合には、この所望のサイズのシートPよりも大きいサイズのシートに画像を形成し、この後、画像形成されたシートを製本した後、トリマーユニットDによって次に説明するように裁断処理することにより所望のサイズのシートPで製本したシート束を裁断して得られる場合と同等のサイズのシート束を得るようにしている。
次に、このような画像形成動作及び製本動作について図19、図20、図21を用いて説明する。
本複写機Aの制御部A2内の処理部CPUは、画像形成動作を行う際には、まずシートカセット4に所望サイズのシートがあるかどうかを判断する(S100)。なお、この判断は、判断手段を構成する、このS100において、各シートトレイ4及びマルチトレイ8に設けられた不図示のシートサイズ検知手段からの入力に基づき行う。
ここで、通常、画像形成動作を開始するときには所望サイズのシート(例えばA5サイズのシート)は、シートカセット4に収納されているので(S100のY)、この所望サイズのシートを選択し(S101)、画像形成動作を開始し、感光体ドラム上にトナー像を形成する。
なお、このように画像形成動作を開始した後、複写機本体内にシートPが有るか否かを確認し(S105)、シートPが有ることを確認したならば(S105のY)、この後、所定のタイミングでシートPを画像形成部3に搬送して感光体ドラム上のトナー像をシート上に転写した後、定着させ、このシートをシート処理装置Bに搬送する(S106)。
次に、シート処理装置BのCPU200は、このように搬送されたシートPを順次整合することによりシート束を形成し、この後、製本処理をすべき最後のシート(最終紙)が搬送されると(S107のY)、既述した製本処理を行う。更に、この後、トリマーユニットDにより裁断処理を行う(S108)。
一方、S100において、或はS105における確認結果にしたがって所望サイズのシートがあるかどうかを判断した際、所望のサイズのシートが無いと判断された場合には(S100のN)、所望サイズよりも大きいサイズのシート(例えばA4サイズのシート、B4サイズのシート)が他のシートカセット4に有るか否かを判断する(S102)。
ここで、所望サイズよりも大きいサイズのシートが他のシートカセット4にある場合には(S102のY)、その中で所望サイズに一番近いサイズのシート(例えばA4サイズのシート)を選択し(S103)、画像形成動作を開始する。そして、この後、S105〜S108の処理を行う。なお、所望サイズよりも大きいサイズのシートが他のシートカセット4にない場合には(S102のN)、画像形成動作を終了する。
ここで、このように所望サイズよりも大きいサイズのシートを用いて画像を形成した場合でも、S108におけるトリマーユニットDによって大きいサイズのシートを裁断することにより、所望サイズのシートPで製本したシート束を裁断して得られる場合と同等のサイズのシート束を得ることができる。
このように、所望サイズのシートがない場合は、所望サイズよりも大きいサイズのシートを用いて画像を形成し、シート束を形成し、この後、裁断するようにすれば、所望サイズのシートがない場合でも、所望サイズのシートPで製本されたシート束を裁断して得られる場合と同等のサイズのシート束を作成することができる。
図20は、例えば所望するシートサイズをA5として、A5サイズのシートが無く、代わりにA4のシートに画像を形成した場合の裁断位置を示す図である。ここで、同図は、A4サイズのシートを所謂中央基準にて搬送し、このA4サイズのシートの中央部に画像を形成するようにしたものであり、このような場合には、(1)、(2)、(3)に示す3つの方向から裁断を行うことにより、シートの糊付けされていない3方向の端部を裁断する。なお、この裁断位置は、A5サイズのシートにおいて、シート束の面を均一とするための糊付けされていない3方向の端部を裁断する位置と一致している。
また、図21の(a)は、A4サイズのシートを所謂片側基準にて搬送し、A4サイズのシートの一側部に画像を形成するようにしたものであり、このような場合には、(1)、(2)、(3)に示す3つの方向から裁断を行うことにより、シートの糊付けされていない3方向の端部を裁断する。なお、製本の際の整合精度が高いものであれば、同図の(b)に示すように2方向の端部を裁断するようにすることもできる。
ところで、これまでの説明において、画像形成部3の画像形成動作を複写機本体A1に設けられた制御部A2のCPUにより、またトリマーユニットDの裁断動作をシート処理装置Bに設けられたCPU200により、それぞれ制御するようにした場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、例えばトリマーユニットDの裁断動作制御をトリマーユニットの制御部A2により行うようにしてもよい。また、逆に、画像形成部3の画像形成動作制御をシート処理装置Bに設けられたCPU200により行うようにしても良い。
即ち、これまでの説明では、画像形成部3の画像形成動作及びトリマーユニットDの裁断動作を制御する制御手段を、複写機本体A1に設けられた制御部A2とシート処理装置Bに設けられたCPU200とにより構成した場合について述べてきたが、画像形成部3の画像形成動作及びトリマーユニットDの裁断動作を制御部A2又はCPU200により行うようにしても良い。つまり、画像形成部3の画像形成動作及びトリマーユニットDの裁断動作を制御する制御手段を、複写機本体A1又はシート処理装置Bに設けるようにしても良い。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例である複写機の概略構成を説明する図。 上記シート処理装置の概略構成を説明する図。 上記シート処理装置に設けられた整合縦パスの構成を説明する図。 上記整合縦パスに設けられた整合縦パス板の作用を説明する図。 上記整合縦パスに設けられたバッファー板によるシート待機動作を説明する図。 上記整合縦パスに設けられたバッファー板によるシート待機動作を説明する他の図。 上記シート処理装置に設けられた表紙パスにおける表紙シートに対する斜行取り、およびレジ合わせを説明する図。 上記シート処理装置に設けられた糊付ユニットの構成を説明する図。 上記シート処理装置に設けられ、糊付けしたシート束に表紙を接着する機構を説明する図。 上記シート処理装置の糊付け動作を説明するフローチャート。 上記シート処理装置に設けられた回転ステージの構成を説明する側面図。 上記回転ステージの構成を説明する平面図。 上記回転ステージのシート束搬送動作を説明する図。 上記シート処理装置に設けられたトリマーユニットの側面図。 上記トリマーユニットに設けられたシート束押えの機構を説明する図。 上記シート処理装置の回転ステージの回転動作を説明するフローチャート。 上記シート処理装置のトリマーユニットDの動作を説明するフローチャート。 上記シート処理装置の制御ブロック図。 上記シート処理装置の所望のサイズのシートがない場合の画像形成動作及び製本動作を示すフローチャート。 上記シート処理装置の所望のサイズのシートがない場合の裁断動作を示す図。 上記シート処理装置の所望のサイズのシートがない場合の裁断動作を示す他の図。
符号の説明
3 画像形成部
3b 感光体ドラム
4 シートカセット
8 マルチトレイ
200 CPU
A 複写機
A1 複写機本体
A2 制御部
B シート処理装置
D トリマーユニット
P シート
P3 製本シート束

Claims (4)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された後、製本されたシート束の側端部を裁断する裁断手段を具備したシート処理装置とを備えた画像形成装置において、
    前記シートを収納するシート収納部と、
    前記シート収納部に、前記シート束を構成する所望のシート或いは前記所望のシートよりも大きいサイズのシートが収納されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記シート収納部に前記所望のシート或いは前記所望のシートよりも大きいサイズのシートが収納されていると判断した場合には、該シート収納部に収納されているシートに対して前記画像形成動作を行うよう前記画像形成部を制御し、前記製本されたシート束の側端部の裁断を行うよう前記裁断手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記シート収納部に、前記大きいサイズのシートが収納されていると判断した場合には該大きいサイズのシートを、前記所望のシートが前記裁断手段により裁断された後の裁断サイズと同じサイズに裁断するよう前記裁断手段を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成装置本体或いは前記シート処理装置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記シート収納部を複数備え、
    前記判断手段は、前記複数のシート収納部の中に前記所望のシート或いは前記所望のシートよりも大きいサイズのシートが収納されているかを判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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