JP2005138972A - 後処理装置、画像形成システム、及び用紙穿孔方法 - Google Patents

後処理装置、画像形成システム、及び用紙穿孔方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 穿孔位置を任意に調整可能となし、且つ、穿孔位置のばらつきをなくすようにした後処理装置、画像形成システム、用紙穿孔方法を提供する。
【解決手段】 穿孔手段30に対して用紙搬送方向下流側に配置され、駆動源に接続する駆動ローラと従動ローラとにより用紙Sを挟持して搬送する搬送ローラ12と、従動ローラの圧接を解除する解除手段と、穿孔手段30に対して用紙搬送方向上流側に配置され、用紙Sの用紙搬送方向後端部を押圧して搬送方向に押し出す移動可能な押圧部材48と、第2搬送ローラ12、解除手段、押圧部材48の駆動を制御する制御手段100と、を有し、制御手段100は、用紙Sの用紙搬送方向先端部を搬送ローラ12により挟持した状態で、押圧部材48の駆動動作を押圧開始手前までの予備整合動作と、用紙搬送方向後端部を押し出す本整合動作とを行うように制御して、用紙Sの曲がり修正を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、搬送された用紙の所定位置にファイル用の孔をパンチとダイスとから成る穿孔手段により穿孔する後処理装置、該後処理装置を接続した画像形成システム、及び用紙穿孔方法に関する。
近年は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を備えた複合機等の画像形成装置により画像形成がなされた用紙をファイルするために、用紙の穿孔処理を自動的に行う後処理装置が提供されている。これにより、画像形成装置から排出された用紙をオペレータが束ねて事務用パンチにセットし、位置決めをして孔あけ作業をする手間が省け、事務作業が非常に効率的になっている。
このような後処理装置において、個々の用紙が位置ずれしたり傾いていたりした状態で穿孔されると、パンチ孔位置もずれてしまい、ファイリングしたときに用紙が不揃いになって見苦しくなるという問題がある。
このために、従来は用紙を搬送方向と直交する部材に付き当てるレジスト処理をしたり、搬送部材の部品精度を上げたりすることで、用紙の位置ずれや傾きに対処していた。
このような問題に対処する一例として、特許文献1に開示された用紙後処理装置は、用紙搬入口より搬入されてくる複数枚の用紙が順次、用紙搬送方向上流側の第1搬送ローラの空間部を通過して用紙搬送方向下流側の第2搬送ローラに搬送され、各用紙の用紙搬送方向先端部が第2搬送ローラのニップ位置に当接して停止状態となり、複数枚の用紙の後端部が、圧接状態となった第1搬送ローラによって挟持搬送されて押し出され、用紙の用紙搬送方向先端部が第2搬送ローラに当接してループ形状となって、複数枚の用紙の用紙搬送方向先端部位置合わせを行うものである。即ち、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの搬送速度に相対的な差を設け、用紙を両ローラ間で湾曲させて用紙の用紙搬送方向先端部を第2搬送ローラに当接させることによりパンチ孔位置を決める用紙後処理装置である。
特許文献2に記載の用紙処理装置は、パンチ手段にカバー用紙を供給するカバーフィーダとパンチ手段との間に配置され、カバーフィーダ手段により給送されたカバーのスキューを矯正するカバースキュー矯正手段を備えたものである。
特開2000−355457号公報(段落番号0048〜0050) 特開2002−274699号公報
上記の特許文献1及び特許文献2の用紙後処理装置においては、搬送ローラ対とレジストローラ対とにより用紙搬送方向先端部近傍にループを形成させる事によってスキューを修正し、穿孔される孔が用紙搬送方向に位置決めされる。
穿孔処理される用紙の端面から孔までの穿孔端面距離は、一般には9〜11mmである。しかし従来の用紙後処理装置における穿孔手段の穿孔端面距離を、搬送ローラ対とレジストローラ対とによって可変調整する事は不可能である。
また、用紙の後端部を端面突当部材により押圧する動作のみで穿孔端面距離を調整すると、調整時に用紙曲がり補正の条件が変化して穿孔位置ずれに影響する。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、穿孔処理工程における用紙曲がり矯正時に押圧部材の予備整合動作を行う事により後処理の生産性を確保するとともに、穿孔位置を任意に調整可能となし、且つ、用紙曲がりのばらつきをなくすようにした後処理装置、該後処理装置を接続した画像形成システム、及び用紙穿孔方法を提案することを目的とする。
上記目的は下記の何れかの手段により達成される。
(1) 搬送される用紙の所定位置にファイル用の孔を穿孔する穿孔手段を備えた後処理装置において、前記穿孔手段に対して用紙搬送方向下流側に配置され、駆動源に接続する駆動ローラと前記駆動ローラに圧接して従動回転する従動ローラとから成る搬送ローラと、前記従動ローラの圧接を解除する解除手段と、前記穿孔手段に対して用紙搬送方向上流側に配置され、前記用紙の用紙搬送方向後端部を押圧して用紙搬送方向に用紙を押し出す移動可能な押圧部材と、前記搬送ローラ、前記解除手段、前記押圧部材の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記用紙の用紙搬送方向先端部を前記搬送ローラにより挟持した状態で、前記押圧部材の駆動動作が、押圧動作開始直前までの予備整合動作と、用紙搬送方向後端部を押し出す本整合動作とから成るように制御して、用紙の曲がり修正を行うことを特徴とする後処理装置。
(2) 搬送される用紙の所定位置にファイル用の孔を穿孔する穿孔手段を備えた後処理装置において、前記穿孔手段に対して用紙搬送方向下流側に配置され、駆動源に接続する駆動ローラと前記駆動ローラに圧接して従動回転する従動ローラから成る搬送ローラと、前記従動ローラの圧接を解除する解除手段と、前記穿孔手段に対して用紙搬送方向上流側に配置され、前記用紙の用紙搬送方向後端部を押圧して用紙搬送方向に用紙を押し出す移動可能な押圧部材と、用紙搬送方向に直交する方向で用紙幅方向位置を整合する幅整合手段と、前記搬送ローラ、前記解除手段、前記押圧部材、前記幅整合手段の駆動を制御して用紙のレジストを行う制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記用紙の用紙搬送方向先端部を前記搬送ローラにより挟持した状態で、前記押圧部材の駆動動作を、押圧動作開始直前までの予備整合動作と、用紙搬送方向後端部を押し出す本整合動作とから成るように制御し、且つ、前記搬送ローラの圧接を解除した状態で前記幅整合手段を動作させるとともに、前記幅整合手段の動作中に前記押圧部材の前記予備整合動作を行うように制御することを特徴とする後処理装置。
(3) 前記制御手段は、前記搬送ローラにより前記用紙の用紙搬送方向先端部を圧接挟持した停止状態に保持し、前記押圧部材による前記用紙の用紙搬送方向後端部押し出しの本整合動作を行うことを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の後処理装置。
(4) 前記制御手段は、前記押圧部材による用紙搬送方向後端部押圧位置を用紙搬送方向に可変調節して、用紙搬送方向後端部と穿孔位置との距離を変更可能にするとともに、前記押圧部材による穿孔位置調整値に応じて前記予備整合動作の移動量を調整することを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の後処理装置。
(5) 前記制御手段は、前記押圧部材の駆動を段階的に加速及び減速させる制御を行うことを特徴とする前記(1)〜(4)の何れか1項に記載の後処理装置。
(6) 前記制御手段は、前記押圧部材を駆動する本整合動作を等速動作時に行うことを特徴とする(5)に記載の後処理装置。
(7) 少なくとも画像書込手段、画像形成手段、用紙搬送手段及び制御手段を有する画像形成装置に、請求項(1)〜(6)の何れか1項に記載の後処理装置を接続したことを特徴とする画像形成システム。
(8) 搬送される用紙の所定位置にファイル用の孔をパンチとダイスとから成る穿孔手段により穿孔処理する用紙穿孔方法において、前記穿孔手段に対して用紙搬送方向上流側に配置された第1搬送ローラにより前記用紙を挟持して搬送し、前記穿孔手段に送り込む工程と、前記穿孔手段に対して用紙搬送方向下流側に配置された第2搬送ローラにより前記用紙を挟持して搬送し、少なくとも前記用紙の用紙搬送方向先端部を前記穿孔手段を通過させて前記用紙の用紙搬送方向先端部を停止させる工程と、解除手段により前記第2搬送ローラの圧接を解除し、幅整合板を駆動して前記用紙の幅方向を整合するとともに、前記用紙の搬送方向後端部を押圧部材により当接させる予備整合動作工程と、前記第2搬送ローラを圧接状態にして前記用紙の用紙搬送方向先端部を挟持した後、前記押圧部材を本整合動作して前記用紙の用紙搬送方向後端部を押圧して所定位置に停止させ前記用紙の穿孔位置を設定するとともに、前記用紙の用紙搬送方向先端部近傍にループを形成させて前記用紙の曲がりを矯正する本動作工程と、前記穿孔手段により前記用紙に穿孔処理する工程と、前記穿孔処理された前記用紙を前記第2搬送ローラにより排出させる工程と、
を有することを特徴とする用紙穿孔方法。
本発明の後処理装置、画像形成システム、及び用紙穿孔方法により、以下の効果が得られる。
(1) 押圧部材の予備整合動作と本整合動作とにより、用紙の後端部を押圧して曲がりを矯正する事により、生産性の高い穿孔処理を行う事が出来る。
(2) 用紙の用紙搬送方向先端部を搬送ローラにより挟持し、本整合動作を行う事により、用紙後端部のレジスト性能が向上する。
(3) 押圧部材の駆動を段階的に加速及び減速する事により、用紙後端部のレジスト性能が向上し、安定した穿孔処理位置調整が可能になる。
(4) 押圧部材を駆動する本整合動作を等速動作時に行うこと事により、前記(3)より更に安定した用紙後端部レジスト性能が得られる。
(5) 簡易な構成で、穿孔位置を任意に調整可能となし、且つ、穿孔位置のばらつきをなくすようにした後処理装置を提供する事により、用紙をファイリングする際に、任意に設定された穿孔位置によって所望の形態の冊子を作製する事が出来る。
(6) 平綴じ処理や糊付け製本処理と併用して穿孔処理する場合にも、穿孔位置を可変に調整する事により、最適の形態の冊子を作製する事が出来るという効果が得られる。
以下に本発明に関する実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
先ず、画像形成システムの構成を図1の構成図に基づいて説明する。なお、これは一例であって、どのような形態の画像形成装置や後処理装置により構成される画像形成システムであっても後述する穿孔処理が行われるならば本発明の範疇に包含されるものである。
画像形成システムは、画像形成装置A、自動原稿送り装置を備えた画像読取装置B、後処理装置FS、大容量給紙装置LTから構成されている。
[画像形成装置]
画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段6を有し、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
一方、給紙手段7Aから給紙された画像記録用紙Sは転写位置へ送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が画像記録用紙S上に転写される。その後に、画像記録用紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより像担持体1から分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより排出される。
なお、画像記録用紙Sの片面に画像形成を行う場合には、搬送路切換板7Dが破線の状態に切り換えられている。
また、像担持体1の画像処理後の表面は、分離爪5Cの下流においてクリーニング手段6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
一方、画像記録用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、搬送路切換板7Dを実線の状態に切り換えることにより、定着手段8により加熱定着された画像記録用紙Sは下方に搬送され、反転搬送手段7Eにおいてスイッチバックして表裏反転された後、転写位置において新たなトナー像が裏面に転写される。その後は、上記と同工程で加熱定着され、搬送路切換板7Dを通過した後、排紙ローラ7Cにより排出される。
更に後述するように、穿孔処理、折り処理、及び綴じ処理等を行うときには、搬送路切換板7Dを切り換えることにより、定着手段8により加熱定着された画像記録用紙Sは下方に搬送され、反転搬送手段7Eにおいてスイッチバックして表裏反転されて、排紙ローラ7Cにより排出される。
何れの用紙搬送経路であっても、排紙ローラ7Cから排出された画像記録用紙Sは、後処理装置FSに送り込まれる。
画像形成装置Aの上部前面側には、画像形成モード、用紙後処理モードを選択して設定する操作部9が配置されている。
[後処理装置]
後処理装置FSには、図の上段に第1給紙台20A、第2給紙台20B、固定排紙台91が配置され、中段に穿孔手段30、シフト手段50、排紙手段60が略水平をなす同一平面上に直列に配置され、下段に綴じ手段70、折り手段80が傾斜をなす同一平面上に直列に配置されている。
また、後処理装置FSの図示左側面部には、シフト処理済みの画像記録用紙S及び平綴じ処理済みの用紙束Saを積載して昇降する昇降排紙台92と、中綴じ処理後に折り処理された冊子Sbを積載する固定排紙台93とが配置されている。
画像形成装置Aの排紙ローラ7Cから排出された画像記録用紙Sは、後処理装置FSの入口部10に配置された第1搬送ローラ11に導入される。なお、第1搬送ローラ11は画像形成装置Aの排紙ローラ7Cと位置が合致するように配置されている。
また、第1搬送ローラ11には、画像形成装置Aから排出された画像記録用紙Sばかりでなく、第1給紙台20Aから供給されて用紙束間に挿入される合紙(インターシート)K1、及び第2給紙台20Bから供給されて用紙束の表紙になる表紙用紙K2も導入される。合紙K1は給紙ローラ21Aにより分離・給送され、搬送ローラ22,23,24により搬送されて第1搬送ローラ11に導入される。表紙用紙K2は給紙ローラ21Bにより分離・給送され、搬送ローラ23,24により搬送されて第1搬送ローラ11に導入される。
第1搬送ローラ11の用紙搬送方向下流側には、穿孔手段30が配置されており、搬送された画像記録用紙S、合紙K1及び表紙用紙K2の所定の位置にファイル用の孔が穿孔処理される。なお、この穿孔手段30による穿孔処理は本発明の要諦であるので、別途詳述する。第1搬送ローラ11に導入される画像記録用紙S、合紙K1、表紙用紙K2を以下、用紙Sと称す。
穿孔処理された用紙Sは第2搬送ローラ12によって搬送され、切換ゲートG1,G2に達する。
切換ゲートG1,G2は図示しないソレノイドの駆動により三方の用紙搬送路、即ち、固定排紙台91に至る第1搬送路r1、シフト手段50に至る第2搬送路r2、綴じ手段70に至る第3搬送路r3の何れかに選択的に分岐させる。
ここで、単純排紙が設定されると、切換ゲートG1,G2は第1搬送路r1のみを開放し、他の第2搬送路r2及び第3搬送路r3を遮断する。そして、用紙Sは第1搬送路r1を通過して上昇し、固定排紙台91上に順次積載される。
シフト処理が設定されると、切換ゲートG1,G2は第2搬送路r2のみを開放し、第1搬送路r1及び第3搬送路r3を遮断する。そして、用紙Sは第2搬送路r2を通過し、シフト手段50により用紙搬送方向に直交する方向にシフト処理される。シフト手段50は所定の枚数毎に、搬送幅方向に用紙Sの排紙位置を変えるシフト処理を行う。シフト処理された用紙Sは昇降排紙台92に排出されて順次載置される。
綴じ処理または折り処理が設定されると、切換ゲートG1,G2は第3搬送路r3のみを開放し、第1搬送路r1及び第2搬送路r2を遮断する。そして、用紙Sは第3搬送路r3を通過し、用紙Sの用紙搬送方向先端部(以下、先端部と称す)が入口搬送ローラ対(レジストローラ)71の挟持位置付近に当接して停止され、用紙先端の整合が行われる。用紙Sの進行方向後端部が入口搬送ローラ対71の挟持位置から排出された後には、用紙Sは慣性力によって用紙載置台72に沿って上方に放出され、その後、自重により下降に転じ、用紙載置台72の傾斜面上を滑走・下降して停止する。
所定枚数の用紙Sが用紙載置台72上に積載されると、用紙載置台72の両側面に移動可能に設けた図示していない一対の幅整合部材により整合され、続いて、綴じ手段70により用紙束Saの側縁片近傍の1箇所若しくは中央の2箇所に綴じ針が打針され、綴じ処理が行われる。綴じ処理された用紙束Saは用紙載置台72の載置面上を斜め上方に押し上げられ、昇降排紙台92上に排出、積載される。
なお、折り手段80にて二つ折り処理及び三つ折り処理が可能であるが、説明を省略する。
[穿孔処理機構]
次に、本発明に係わる穿孔処理機構について、図2乃至図4に基づいて説明する。
最初に穿孔処理機構の構成を図2及び図3に基づいて説明する。図2は穿孔処理機構における主要部の正面図、図3は穿孔処理機構における主要部の平面図である。
両図において、第1搬送ローラ11、第2搬送ローラ12、穿孔手段30は図1に示したものと同一のものである。第1搬送ローラ11は駆動ローラ11aと従動ローラ11bとから成る。第2搬送ローラ12は駆動ローラ12aと従動ローラ12bとから成る。駆動ローラ11aは、ステッピングモータ等のモータM1及び図示しない駆動伝達機構から成る第1の駆動手段により駆動される。駆動ローラ12aはモータM2及び図示しない駆動伝達機構によって駆動される。
また、第2搬送ローラ12により用紙Sが確実に案内されて搬送されるように上部案内板31及び下部案内板32が配置されている。上部案内板31に設けたばね掛け部31aにねじりコイルばね33が係着し、ねじりコイルばね33の一端が従動ローラ12bの支軸12cを押圧しているので、従動ローラ12bは駆動ローラ12aに対して圧着している。また、従動ローラ12bは駆動ローラ12aに対する付勢が解除されて上方に移動可能に構成されているので、上部案内板31には支軸12cを案内する案内部31bが設けられている。
上部案内板31の上方にはソレノイド34から成る解除手段が配置されており、ソレノイド34と従動ローラ12bとの間にはそれぞれクランクレバー35が設けられている。クランクレバー35の一端はソレノイド34のプランジャー34aと係合し、クランクレバー35の他端は従動ローラ12bの支軸12cの下部を上方に押圧可能に構成されている。
第2搬送ローラ12の近傍には、第2搬送ローラ12の位置に搬送された用紙Sの両側端部を、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向から中央に向けて押圧して幅整合し、用紙Sの幅方向のバラツキをなくす一対の幅整合板41、42が設けられている。幅整合板41,42はモータM3によって駆動されるベルト43によって、用紙幅方向で且つ互いに逆方向に移動可能であり、2本の案内軸44,45によって支持されている。
穿孔手段30には用紙Sにファイル用の孔を穿孔するパンチ30a、ダイス30bが設けられている。パンチ30aはモータM5により昇降駆動される。
パンチ30aに対する用紙搬送方向上流側には複数の押圧部材48が設けられている。押圧部材48はモータM4により支軸47を中心に回動自在であり、後述するように用紙Sを用紙搬送方向上流側から穿孔手段30を通過させるときは、押圧部材48は用紙Sの搬送路30cから退避しており、用紙Sを用紙搬送方向下流側から穿孔手段30に搬送するときは、押圧部材48は用紙Sの搬送路30cに挿入されていて、用紙Sの後端部を押圧させる構成になっている。
なお、押圧部材48を駆動する手段としては、モータM4に限定されるものではなく、ソレノイドによって突き当て部材を搬送路30cに挿脱させる構成にしてもよい。また、押圧部材48は支軸47を回転中心とする揺動駆動でもよいが、押圧部材48を搬送路30cに上昇させた後、用紙Sの後端部側に前進させて用紙曲がり矯正と穿孔位置調整を行ったのち、搬送路30cから下降させて待避させる循環経路に設定してもよい。
穿孔手段30に対する用紙搬送方向上流側に配置されたセンサPSは、用紙Sの先端部通過及び後端部通過を検知する。
次に、穿孔処理の工程を図2乃至図5に基づいて手順を追って説明する。
先ず、図1及び図2において、画像形成装置Aの排紙ローラ7Cから排出された用紙Sは後処理装置FSの第1搬送ローラ11に送り込まれ、第1搬送ローラ11によって穿孔手段30に搬送される。このとき押圧部材48は穿孔手段30の搬送路30cより退避していて、用紙Sは搬送路30cをそのまま通過する。そして、用紙Sの先端部は第2搬送ローラ12によって上部案内板31と下部案内板32との間に搬送されるが、センサPSが用紙Sの後端部を検知すると、図示していない制御手段のタイマーが作動し、所定の時間経過後に第2搬送ローラ12の回転を中止する。このとき、用紙Sは第2搬送ローラ12によって挟持されており、用紙Sの両側端部より若干外側の位置で該両側端部に当接しない位置に幅整合板41,42が位置している。この状態を図2に示す。
次に、第2搬送ローラ12の回転が中止して図2に示す状態になると、制御手段100によりソレノイド34が通電され、プランジャ34aがソレノイド34の中に引き込まれる。すると、双方のクランクレバー35が回動し、クランクレバー35の一端が従動ローラ12bの支軸12cの下部をねじりコイルばね33の付勢力に抗して上方に押圧し、従動ローラ12bによる駆動ローラ12aへの圧着を解除する。なお、押し出し動作中は、ソレノイド34による第2搬送ローラ12の圧着を解除しなくてもよい。
モータM3を駆動してベルト43を回転させて幅整合板41,42を中央方向に移動させ、用紙Sの両側端部を押圧して、用紙Sの幅整合を行う。
用紙Sの幅整合が終了すると、ソレノイド34への通電が停止され、プランジャ34aが突出して初期位置に復帰し、クランクレバー35の一端が従動ローラ12bの支軸12cの下部から下方に退避するので、従動ローラ12はねじりコイルばね33の付勢力によって再び駆動ローラ12aを圧着する。即ち、用紙Sは各ローラによって再び挟持され、図2に示した状態に復帰する。
続いて、駆動ローラ12aを駆動するモータM2を逆回転させると、用紙Sは駆動ローラ12aの逆回転によって用紙搬送方向の上流方向に逆搬送される。このとき、押圧部材48が反時計方向に約90度回転して、用紙Sの搬送路30cに挿入されるので、逆方向に搬送された用紙Sの後端部が押圧部材48に当接する。この状態を図5に示す。
モータM2の逆回転が開始してからタイマーが計時を開始し、用紙Sの後端部が押圧部材48に確実に当接する時間が経過した後、モータM2の逆回転を停止する。
このようにして、用紙Sは幅整合された上に、後端部が押圧部材48に突き当たって搬送方向にも整合された状態になったので、穿孔手段30を駆動して、パンチ30aにより用紙Sに所定の個数のパンチ孔の穿孔処理を行う。
図4は、穿孔処理された用紙の各種例を示す平面図である。図4(a)は用紙Sの後端部aの近傍の2箇所に孔hを穿孔した例(2孔ファイル)、図4(b)は用紙Sの後端部aの近傍の3箇所に孔hを穿孔した例(3孔ファイル)を示す。これらの複数の孔hの間隔は図示の寸法の如く規格化されている。また、用紙Sの後端部aから孔hまでの穿孔端面距離bは、任意に設定できるが、一般には9〜11mmである。
[穿孔位置の可変調整制御]
図5は、穿孔手段30と用紙搬送とを制御する制御手段100のブロック図である。
制御手段100には、画像形成装置Aの操作部9において、穿孔位置調整値入力信号、穿孔処理信号、コピースタート信号等が入力信号される。後処理装置FSにおいては、センサPSにより用紙Sの先端部通過及び後端部通過を検知する信号と、押圧部材48を駆動させるモータM4の初期位置を検知するHPセンサの信号とが入力される。制御手段100はこれらの入力信号によって、モータM1〜M5及びソレノイド34の駆動を制御する。
図6は、穿孔処理工程を示す模式図である。図7及び図8は穿孔位置の可変調整制御を示すフローチャートである。
以下、これらの図に示す工程及びフローに従い、穿孔位置の可変調整のための制御内容について説明する。
(S101) 操作部9において基本画面から穿孔位置調整値入力モードを選択する。
(S102) 穿孔位置調整値入力モードにおいて、穿孔移動量データの入力可否を選択する。
(S103) 入力可であれば、操作部9において穿孔移動量を入力する。例えば穿孔端面距離bを10mmに設定する(図4参照)。
(S104) 操作部9において穿孔処理モードを選択する。
(S105) モータM1の駆動により第1搬送ローラ11を駆動回転し、用紙Sを穿孔手段30側に搬送させる。
(S106) 入口部10の第1搬送ローラ11に送り込まれた用紙Sの先端部通過をセンサPSが検知する(図6(a)参照)。
(S107) 用紙Sの先端部通過検知により、用紙Sの移動量がセットされる。例えば、A4判サイズの用紙Sの短辺(用紙長さL=210mm)を搬送方向に沿って送る場合、穿孔端面距離bが10mmに設定されていると、用紙長さLより短いL−10mmである200mmの移動量をセットして用紙Sを搬送する(図6(b)参照)。
(S108) 押圧部材48の移動量動作の要否を選択する。
(S109) 押圧部材48の移動量動作が選択されると、モータM2の駆動が停止され、第2搬送ローラ12は用紙Sの先端部近傍を挟持した状態で停止する(図6(b)参照)。
(S110) ソレノイド34を通電により、プランジャー34aに係合する従動ローラ12bは駆動ローラ12aとの圧接位置から離間される(図6(c)参照)。
(S111) モータM3を駆動して、幅整合板41,42を用紙幅方向の中央部に向けて移動させ、幅整合動作を行う(図6(c)参照)。
(S112) モータM4を駆動して、押圧部材48を揺動させ、用紙Sの後端部aを押圧して搬送方向に若干前進させる予備整合動作を行う。用紙Sの先端部は第2搬送ローラ12の圧接解除により移動可能であるから、押圧部材48の予備整合動作により用紙Sの曲がりが予備修正される(図6(c)参照)。
(S113) モータM4のカウントアップにより予備整合動作が終了する。
(S114) ソレノイド34の通電停止により、プランジャー34aに係合する従動ローラ12bが駆動ローラ12aに圧接する(図6(d)参照)。
(S115) モータM4を再駆動して、押圧部材48を更に揺動させ、用紙Sの後端部aを押圧して搬送方向に前進させる本整合動作を行う(図6(d)参照)。用紙Sの先端部は第2搬送ローラ12によって挟持され、用紙Sの後端部は押圧部材48により押圧されて所定位置に停止する。これにより用紙Sの先端部近傍にループLPが形成され、所定位置に停止した押圧部材48により、用紙Sの後端部aの曲がりが確実に矯正される(図6(d)参照)。
(S116) モータM4のカウントアップにより本整合動作が終了する。
(S117) 穿孔手段30のモータM5を駆動して、パンチ30aを下降させ、曲がり矯正された用紙Sの所定位置に穿孔処理を行う(図6(e)参照)。
(S118) モータM4を逆転駆動して、押圧部材48を揺動させ、搬送路30cから待避させる(図6(f)参照)。
(S119) モータM2を再駆動して、第2搬送ローラ12により用紙Sを再搬送する(図6(f)参照)。
[用紙曲がり調整の予備整合と本整合]
図9は、用紙曲がり調整の予備整合と本整合を示すタイミングチャートである。
(1) 入口部10の第1搬送ローラ11の近傍に配置されたセンサPSが用紙Sの後端部通過を検知した後、所定時間t1経過後、クロック信号オンによって、制御手段100により制御されたモータM4の正転駆動により、押圧部材48は初期位置から揺動開始して、予備整合動作を開始する。クロック信号オフによって、押圧部材48の揺動が停止して、モータM4の駆動が停止され、予備整合動作が終了する。
(2) センサPSによる用紙Sの後端部通過検知から所定時間t2経過後、クロック信号オンによって、制御手段100により制御されたモータM4の正転駆動により、押圧部材48の再駆動を開始して、本整合動作を開始する。クロック信号オフによって、押圧部材48の揺動が停止して、本整合動作が終了する。
(3) センサPSによる用紙Sの後端部通過検知から所定時間t3経過後、クロック信号オンによって、制御手段100により制御されたモータM4の逆転駆動により、押圧部材48の逆揺動駆動を開始して、待避動作を開始する。クロック信号オフによって、押圧部材48の揺動が停止して、待避動作が終了し初期位置に復帰する。
図10(a)は、押圧部材48の加速度線図を示し、図10(b)は、押圧部材48の予備整合動作時の加速度線図、図10(c)は、押圧部材48の本整合動作時の加速度線図、図10(d)は、押圧部材48の待避動作時の加速度線図である。
制御手段100は、押圧部材48の駆動を段階的に加速及び減速させる制御を行う。また、制御手段100は、押圧部材48を駆動する本整合動作を等速動作時に行う。
図10(b)の予備整合動作時において、加速時のクロック数N1及び減速時のクロック数N3を、例えばそれぞれ19波、14.2msに設定し、等速動作時のクロック数N2を、例えば37波、12.3msに設定した。等速動作時のパルス速度V1を3000ppsに設定した。
図10(c)の本整合動作時において、加速時のクロック数N4及び減速時のクロック数N6を、例えばそれぞれ14波、10.3msに設定し、等速動作時のクロック数N5を、例えば1波、0.4msに設定した。等速動作時のパルス速度V2をV2より低速の2500ppsに設定した。
図10(d)の待避動作時において、加速時のクロック数N7及び減速時のクロック数N9を、例えばそれぞれ19波、10.3msに設定し、等速動作時のクロック数N8を、例えば66波、22.0msに設定した。等速動作時のパルス速度V3を3000ppsに設定した。
このように、予備整合動作、本整合動作及び待避動作を行う押圧部材48の駆動を段階的に加速及び減速させて事により、最小限の小型モータによる省電力が可能になる。
なお、押圧部材48を駆動する本整合動作を、予備整合動作時の速度V1より遅い速度V2に設定し、等速動作を行う事により、生産性は多少低下するが、安定した用紙後端部レジストが可能になる。
なお、モータM4により押圧部材48を回動させる動作は、用紙Sの後端部aが、押圧部材48が挿入されるべき搬送路30cの位置より用紙搬送方向下流側に搬送された後ならば、どの時点で行ってもよい。また、予備動作と本動作は連続して行ってもよい。
更に、この制御手段100は画像形成装置Aに設けられていても、後処理装置FSに設けられていてもよい。
画像形成システムの構成図。 穿孔処理機構における主要部の正面図。 穿孔処理機構における主要部の平面図。 穿孔処理された用紙の各種例を示す平面図。 穿孔手段と用紙搬送とを制御する制御手段のブロック図。 穿孔処理工程を示す模式図。 穿孔位置の可変調整制御を示すフローチャート。 穿孔位置の可変調整制御を示すフローチャート。 用紙曲がり調整の予備整合と本整合を示すタイミングチャート。 押圧部材の加速度線図。
符号の説明
9 操作部
10 入口部
11 第1搬送ローラ
12 第2搬送ローラ
30 穿孔手段
30c 搬送路
34 ソレノイド(解除手段)
48 押圧部材
100 制御手段
A 画像形成装置
FS 後処理装置
LP ループ
M1,M2,M3,M4,M5 モータ
PS センサ
S 画像記録用紙(用紙)
a 後端部
b 穿孔端面距離
h 孔

Claims (8)

  1. 搬送される用紙の所定位置にファイル用の孔を穿孔する穿孔手段を備えた後処理装置において、
    前記穿孔手段に対して用紙搬送方向下流側に配置され、駆動源に接続する駆動ローラと前記駆動ローラに圧接して従動回転する従動ローラとから成る搬送ローラと、
    前記従動ローラの圧接を解除する解除手段と、
    前記穿孔手段に対して用紙搬送方向上流側に配置され、前記用紙の用紙搬送方向後端部を押圧して用紙搬送方向に用紙を押し出す移動可能な押圧部材と、
    前記搬送ローラ、前記解除手段、前記押圧部材の駆動を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記用紙の用紙搬送方向先端部を前記搬送ローラにより挟持した状態で、前記押圧部材の駆動動作が、押圧動作開始直前までの予備整合動作と、用紙搬送方向後端部を押し出す本整合動作とから成るように制御して、用紙の曲がり修正を行うことを特徴とする後処理装置。
  2. 搬送される用紙の所定位置にファイル用の孔を穿孔する穿孔手段を備えた後処理装置において、
    前記穿孔手段に対して用紙搬送方向下流側に配置され、駆動源に接続する駆動ローラと前記駆動ローラに圧接して従動回転する従動ローラから成る搬送ローラと、
    前記従動ローラの圧接を解除する解除手段と、
    前記穿孔手段に対して用紙搬送方向上流側に配置され、前記用紙の用紙搬送方向後端部を押圧して用紙搬送方向に用紙を押し出す移動可能な押圧部材と、
    用紙搬送方向に直交する方向で用紙幅方向位置を整合する幅整合手段と、
    前記搬送ローラ、前記解除手段、前記押圧部材、前記幅整合手段の駆動を制御して用紙のレジストを行う制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記用紙の用紙搬送方向先端部を前記搬送ローラにより挟持した状態で、前記押圧部材の駆動動作を、押圧動作開始直前までの予備整合動作と、用紙搬送方向後端部を押し出す本整合動作とから成るように制御し、且つ、前記搬送ローラの圧接を解除した状態で前記幅整合手段を動作させるとともに、前記幅整合手段の動作中に前記押圧部材の前記予備整合動作を行うように制御することを特徴とする後処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記搬送ローラにより前記用紙の用紙搬送方向先端部を圧接挟持した停止状態に保持し、前記押圧部材による前記用紙の用紙搬送方向後端部押し出しの本整合動作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記押圧部材による用紙搬送方向後端部押圧位置を用紙搬送方向に可変調節して、用紙搬送方向後端部と穿孔位置との距離を変更可能にするとともに、前記押圧部材による穿孔位置調整値に応じて前記予備整合動作の移動量を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記押圧部材の駆動を段階的に加速及び減速させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の後処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記押圧部材を駆動する本整合動作を等速動作時に行うことを特徴とする請求項5に記載の後処理装置。
  7. 少なくとも画像書込手段、画像形成手段、用紙搬送手段及び制御手段を有する画像形成装置に、請求項1〜6の何れか1項に記載の後処理装置を接続したことを特徴とする画像形成システム。
  8. 搬送される用紙の所定位置にファイル用の孔をパンチとダイスとから成る穿孔手段により穿孔処理する用紙穿孔方法において、
    前記穿孔手段に対して用紙搬送方向上流側に配置された第1搬送ローラにより前記用紙を挟持して搬送し、前記穿孔手段に送り込む工程と、
    前記穿孔手段に対して用紙搬送方向下流側に配置された第2搬送ローラにより前記用紙を挟持して搬送し、少なくとも前記用紙の用紙搬送方向先端部を前記穿孔手段を通過させて前記用紙の用紙搬送方向先端部を停止させる工程と、
    解除手段により前記第2搬送ローラの圧接を解除し、幅整合板を駆動して前記用紙の幅方向を整合するとともに、前記用紙の搬送方向後端部を押圧部材により当接させる予備整合動作工程と、
    前記第2搬送ローラを圧接状態にして前記用紙の用紙搬送方向先端部を挟持した後、前記押圧部材を本整合動作して前記用紙の用紙搬送方向後端部を押圧して所定位置に停止させ前記用紙の穿孔位置を設定するとともに、前記用紙の用紙搬送方向先端部近傍にループを形成させて前記用紙の曲がりを矯正する本動作工程と、
    前記穿孔手段により前記用紙に穿孔処理する工程と、
    前記穿孔処理された前記用紙を前記第2搬送ローラにより排出させる工程と、
    を有することを特徴とする用紙穿孔方法。
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