JP2007300222A - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007300222A JP2007300222A JP2006124480A JP2006124480A JP2007300222A JP 2007300222 A JP2007300222 A JP 2007300222A JP 2006124480 A JP2006124480 A JP 2006124480A JP 2006124480 A JP2006124480 A JP 2006124480A JP 2007300222 A JP2007300222 A JP 2007300222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- battery
- tuner
- circuit board
- sheet metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
【解決手段】TVチューナ21はバッテリ4と携帯電話機100の厚さ方向に重なるように回路基板2上に実装されており、TVチューナ21が発した熱は伝熱シート22及び放熱用板金31を介してバッテリ4及びカードコネクタ23に伝達し拡散させることができる。
【選択図】図4
Description
しかし、TVチューナモジュールは起動中にかなりの熱を発する。このように熱を発する電子部品を携帯用の電子機器のような小さな筐体内に実装するためには、十分な熱対策が必要であった。
なお、発熱量の大きい回路部品が回路基板に実装され、当該回路基板を筐体内に収納する技術としては、例えば特許文献1に開示された技術がある。
図1は、本実施形態の携帯電話機100の外観を示す図である。
図1に示すように、携帯電話機100は、上部筐体101と下部筐体102とによって構成される。
上部筐体101と下部筐体102は、ヒンジ部103によって開閉可能に構成されている。
上部筐体101は液晶画面等の表示部を有する。
下部筐体102は、動作時に発熱する電子部品が実装された回路基板を内包する。
以下、下部筐体102について詳しく説明する。
図3は、TVチューナ21、カードコネクタ23及びベースバンドプロセッサ24の回路基板2上の配置関係を示すための概略図である。図3(a)がバッテリ4側から見た面、図3(b)がキーフロントケース1側から見た面を示している。
本実施形態では、図3(a)に示すように、回路基板2の一方側の実装面(キーリアケース3側から見た面)にはTVチューナ21及びカードコネクタ23が、図3(b)に示すように、他方の実装面(キーフロントケース1側から見た面)にはベースバンドプロセッサ24が実装されている。
回路基板2に実装されるTVチューナ21は、その上面(キーリアケース3側の面)に熱伝導性が高い伝熱シート22が貼られ、後述する放熱用板金31と伝熱シート22を介して当接している。伝熱シート22には、例えばシリコンゴムを用いた既存の製品等を用いればよい。伝熱シート22は、TVチューナ21の熱を後述する放熱用板金31に効率よく伝達する作用を有する。
キーリアケース2には、図2に示されるように、回路基板2とは反対側の面のバッテリ4に対向した位置に凹部状に形成されてバッテリ4が収納されるバッテリ収納部32が配設されており、このバッテリ収納部32にバッテリ4が収納される。そして、キーリアケース3には、バッテリ収納部32を覆うようにバッテリリッド5が取り付けられることにより、バッテリ収納部32に収納されるバッテリ4がカバーされる構成となっている。
キーフロントケース1、キーリアケース3、及びバッテリリッド5は、樹脂部材によって構成されている。そして、本実施形態におけるキーリアケース3は、バッテリ収納部32の底面(バッテリ収納部32を形成するとともに回路基板2に対向する部位)32’に、図2に示されるように、放熱用板金31が設けられており、この底面32'は、樹脂部材に代えて板金部材にて少なくとも一部が構成されている。放熱用板金31は、高い放熱性を確保するために、キーリアケース3を構成する樹脂よりも熱伝導性の高い、洋白、アルミニウム、ステンレス等の金属で形成される。なお、底面32’を構成する部材は、板金部材に限定されることは無く、他の熱伝導率が高い伝熱部材により構成してもよい。
図4は、TVチューナ21とバッテリ4の位置関係を示すために、携帯電話機100を側方(図2のA)から見た図である。図4に示すように、TVチューナ21は、バッテリ収納部32と筐体厚さ方向に重なる位置で回路基板2に実装されており、このTVチューナ21に対向するバッテリ収納部32の底面32’には放熱用板金31が配設されている。なお、回路基板2のバッテリ収納部32に対向する位置には、TVチューナ21以外に多数の電子部品が実装されており、例えばメモリーカードが装着可能で外面が板金部材で構成されているカードコネクタ23が実装されている。そして、放熱用板金31は、底面32'におけるカードコネクタ23に対向する部位にも配設されるような形状に一体的に構成されている。
カードコネクタ23は、回路基板2のバッテリ4側の面に実装されたコネクタであり、部品表面が金属カバーで覆われているため、比較的大きな熱容量を有する。このため、後述する放熱用板金31を介して、TVチューナ21の熱を拡散させるために利用される。
図5は、キーリアケース3と放熱用板金31について説明するための図である。
まず、図5(a)はキーリアケース3と放熱用板金31をバッテリ4側から見た図である。キーリアケース3の図5(a)に示す斜線部に放熱用板金31が溶着されている。なお、図5(a)の点線で囲んだ部分αがバッテリ4の収まる部分(バッテリ収納部32)である。図5(a)に示すように、放熱用板金31の全体がバッテリ4と接するように設計されており、放熱用板金31を介してバッテリ4に効率よく熱を放熱することができるようになっている。
また、図5(b)の点線で囲んだ部分βはTVチューナ21(に貼られた伝熱シート22)と放熱用板金31とが接触する箇所を示している。また、図5(b)の点線で囲んだ部分γはカードコネクタ23と放熱用板金31が接触する箇所を示している。図5(b)に示すように、TVチューナ21(に貼られた伝熱シート22)と放熱用板金31とが接触する箇所の面積は放熱用板金31に比べて小さく、従って放熱用板金31を介することによってTVチューナ21とバッテリ4との接触面積が大きくなる。
すなわち、TVチューナ21から発された熱は、TVチューナ21と厚さ方向に重なったバッテリ4及びカードコネクタ23に伝熱シート22及び放熱用板金31を介して伝えられる。バッテリ4は大型の部品であり、大きな熱容量を有するため、TVチューナ21の熱を効率よく拡散させることが可能である。
図6は放熱用板金31がある場合と無い場合のTVチューナ21からバッテリ4への熱伝達効率の良し悪しについて説明するための図である。放熱用板金31の有無に特化して説明を行うため、図6においては伝熱シート22は省略している。
図6(a)は放熱用板金31が無い場合、図6(b)は放熱用板金31がある場合について、TVチューナ21とバッテリ4との接触部を携帯電話機100の横側から見た図を示している。
図6(a)に示すように、放熱用板金31が無い場合は、バッテリ4とTVチューナ21との接触面積が小さいため、熱伝達効率が悪い。図6(b)に示すように放熱用板金31がある場合は、図5(b)に関連付けて説明したように、放熱用板金31とバッテリ4との接触面積が図6(a)に示した場合のTVチューナ21とバッテリ4との接触面積よりも大きいため、TVチューナ21からバッテリ4への熱伝達効率がよくなる。
また、TVチューナ21の熱がバッテリ4及びカードコネクタ23に拡散されることに加えて、TVチューナ21以外の熱源(本実施形態ではベースバンドプロセッサ24)はTVチューナ21とは厚さ方向に重ならない回路基板2の逆側の面に実装されており、すなわちTVチューナ21とベースバンドプロセッサ24とは離れて設置されているので、下部筐体102全体から見て温度上昇を分散させることが可能になる。
更に、TVチューナ21と放熱用板金31の間には熱伝導性の良い伝熱シート22が貼られているため、TVチューナ21の熱を効率よく放熱用板金31に伝達することが可能である。
更に、放熱用板金31をバッテリ4を収納する部分に溶着してキーリアケース3を構成するために、キーリアケース3を樹脂のみで構成する場合と比較して、薄くすることが可能であり、ひいては携帯電話機100全体を薄くすることが可能である。
更に、キーリアケース3に金属の放熱用板金31を溶着させているために、回路基板2のキーリアケース3側(バッテリ4側)の面に実装された図示しない電子部品を電気的にシールドすることができる、という効果もある。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
また、本発明では、カードコネクタ23のような、バッテリ4の他にTVチューナの熱を拡散させる電子部品が無いような構成にしてもよく、バッテリ4とTVチューナ21とが厚さ方向に重なっており、Tvチューナ21の熱をバッテリ4に拡散させることができるような構成であれば良い。
Claims (3)
- 筐体と、
前記筐体に収納される回路基板と、
前記回路基板に実装された発熱モジュールと、
前記筐体に収納されるバッテリと、
を備えた電子機器において、
前記発熱モジュールと前記バッテリとが前記筐体の厚さ方向に重なる様に配設され、
前記発熱モジュールは、前記バッテリに当接される
ことを特徴とする電子機器。 - 前記発熱モジュールは、伝熱部材を介して前記バッテリに当接される
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記回路基板の前記発熱モジュールが実装される面とは反対側の実装面に第2発熱モジュールが実装され、
前記発熱モジュールと前記第2発熱モジュールとは、前記筐体の厚さ方向に重ならないように配設される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124480A JP2007300222A (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 電子機器 |
KR1020087028934A KR20090009911A (ko) | 2006-04-27 | 2007-03-29 | 전자 기기 |
CN200780023360.1A CN101473710B (zh) | 2006-04-27 | 2007-03-29 | 电子设备 |
US12/298,734 US8325483B2 (en) | 2006-04-27 | 2007-03-29 | Electronic device including a heat conduction member |
PCT/JP2007/056836 WO2007125718A1 (ja) | 2006-04-27 | 2007-03-29 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124480A JP2007300222A (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007300222A true JP2007300222A (ja) | 2007-11-15 |
Family
ID=38769372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006124480A Pending JP2007300222A (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 電子機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007300222A (ja) |
CN (1) | CN101473710B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015050048A1 (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-09 | 古河電気工業株式会社 | モバイル電子機器ケース |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102376981B1 (ko) * | 2015-04-22 | 2022-03-21 | 삼성전자주식회사 | 방열 구조를 갖는 전자 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003060369A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-28 | Hitachi Ltd | 携帯型電子装置 |
JP2005129734A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Sony Corp | 電子機器 |
JP2005534197A (ja) * | 2002-07-23 | 2005-11-10 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 携帯電話装置の熱放散方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040132503A1 (en) * | 2003-01-03 | 2004-07-08 | Chia-Pin Chiu | Thermal management for telecommunication devices |
-
2006
- 2006-04-27 JP JP2006124480A patent/JP2007300222A/ja active Pending
-
2007
- 2007-03-29 CN CN200780023360.1A patent/CN101473710B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003060369A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-28 | Hitachi Ltd | 携帯型電子装置 |
JP2005534197A (ja) * | 2002-07-23 | 2005-11-10 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 携帯電話装置の熱放散方法 |
JP2005129734A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Sony Corp | 電子機器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015050048A1 (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-09 | 古河電気工業株式会社 | モバイル電子機器ケース |
JP2016201580A (ja) * | 2013-10-01 | 2016-12-01 | 古河電気工業株式会社 | モバイル電子機器ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101473710B (zh) | 2012-10-10 |
CN101473710A (zh) | 2009-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20090009911A (ko) | 전자 기기 | |
EP1533840B1 (en) | A heat radiating system and method for a mobile communication terminal | |
EP1672464B1 (en) | Mobile terminal device and method for radiating heat therefrom | |
KR101881000B1 (ko) | 디스플레이 장치의 파손 방지 구조를 구비하는 휴대용 단말기 | |
JP5179746B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
US20130257712A1 (en) | Electronic device | |
JP2017046215A (ja) | 電子機器 | |
JP6311222B2 (ja) | 電子機器及び放熱方法 | |
JP2007300222A (ja) | 電子機器 | |
JP2003142864A (ja) | 電子装置 | |
CN210183778U (zh) | 壳体及电子设备 | |
JP2004207661A (ja) | 放熱部材および放熱部材を有する電子機器 | |
JP2008131501A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP4657972B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2014022798A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP4570044B2 (ja) | 携帯型電子機器 | |
CN211429879U (zh) | 一种移动终端 | |
JP2007194872A (ja) | 折畳み式電子機器 | |
WO2021095255A1 (ja) | 携帯型電子機器 | |
JP5028650B2 (ja) | 携帯電話装置 | |
JP4978521B2 (ja) | 携帯端末 | |
JP4671904B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
WO2013018550A1 (ja) | 携帯型電子機器 | |
JP2007019214A (ja) | 電子機器 | |
JP2008294043A (ja) | 携帯無線端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110628 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20110705 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20110729 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |