JP2007300222A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱を発する電子部品の熱を安定して拡散させることができる電子機器を提供する。
【解決手段】TVチューナ21はバッテリ4と携帯電話機100の厚さ方向に重なるように回路基板2上に実装されており、TVチューナ21が発した熱は伝熱シート22及び放熱用板金31を介してバッテリ4及びカードコネクタ23に伝達し拡散させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱を発する電子部品を内包した電子機器に関する。
昨今、情報機器端末は、小型化および高性能化に伴い高密度化と発熱量の増加が進んでいる。特に携帯電話機では、2006年4月1日から、日本国内における地上デジタル放送ISDB−T(integrated service digital broadcasting-terrestrial)による携帯用電子機器向け放送サービスであるワンセグが正式に放送開始され、今後の携帯電子機器にはTVチューナを搭載したものが多くなると予想される。
しかし、TVチューナモジュールは起動中にかなりの熱を発する。このように熱を発する電子部品を携帯用の電子機器のような小さな筐体内に実装するためには、十分な熱対策が必要であった。
なお、発熱量の大きい回路部品が回路基板に実装され、当該回路基板を筐体内に収納する技術としては、例えば特許文献1に開示された技術がある。
特開平7−221823号公報
上記特許文献1に記載の携帯無線機では、発熱量の大きい回路部品が実装される回路基板を送話側筐体に配設する構成として、通話時に熱が耳に伝わることを抑制することを目的としたものであるが、発熱量が大きい回路部品が実装された回路基板を収納する筐体での熱対策は十分ではなく、当該筐体において局所的な温度上昇が起こってしまう、という不利益があった。
上述した不利益を解消するため、本発明は、熱を発する電子部品の熱を安定して拡散させることができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体に収納される回路基板と、前記回路基板に実装された発熱モジュールと、前記筐体に収納されるバッテリと、を備えた電子機器において、前記発熱モジュールと前記バッテリとが前記筐体の厚さ方向に重なる様に配設され、前記発熱モジュールは、前記バッテリに当接されている。
本発明によれば、発熱モジュールとバッテリとを厚さ方向に重なる位置に配設し、発熱モジュールとバッテリとを当接して発熱モジュールの熱をバッテリに拡散させる電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の携帯電話機100の外観を示す図である。
図1に示すように、携帯電話機100は、上部筐体101と下部筐体102とによって構成される。
上部筐体101と下部筐体102は、ヒンジ部103によって開閉可能に構成されている。
上部筐体101は液晶画面等の表示部を有する。
下部筐体102は、動作時に発熱する電子部品が実装された回路基板を内包する。
以下、下部筐体102について詳しく説明する。
下部筐体102は、図2に示すように、テンキー等のキーボタン104が設けられるキーフロントケース1、回路基板2、キーフロントケース1と結合されるキーリアケース3、携帯電話機100の電源としてのバッテリ4、バッテリリッド5を有し、これらが下部筐体102の厚さ方向に重なる様に配設されている。
回路基板2は、キーフロントケース1およびキーリアケース3によって挟まれて収容されており、その表面及び裏面の両方に携帯電話機としての動作を実行するLSI等の電子部品が実装されている。
図3は、TVチューナ21、カードコネクタ23及びベースバンドプロセッサ24の回路基板2上の配置関係を示すための概略図である。図3(a)がバッテリ4側から見た面、図3(b)がキーフロントケース1側から見た面を示している。
本実施形態では、図3(a)に示すように、回路基板2の一方側の実装面(キーリアケース3側から見た面)にはTVチューナ21及びカードコネクタ23が、図3(b)に示すように、他方の実装面(キーフロントケース1側から見た面)にはベースバンドプロセッサ24が実装されている。
TVチューナ21(第1の発熱モジュール)は、TV放送波を受信するチューナであり、動作時(TV放送受信時)に熱を発する。
回路基板2に実装されるTVチューナ21は、その上面(キーリアケース3側の面)に熱伝導性が高い伝熱シート22が貼られ、後述する放熱用板金31と伝熱シート22を介して当接している。伝熱シート22には、例えばシリコンゴムを用いた既存の製品等を用いればよい。伝熱シート22は、TVチューナ21の熱を後述する放熱用板金31に効率よく伝達する作用を有する。
キーリアケース2には、図2に示されるように、回路基板2とは反対側の面のバッテリ4に対向した位置に凹部状に形成されてバッテリ4が収納されるバッテリ収納部32が配設されており、このバッテリ収納部32にバッテリ4が収納される。そして、キーリアケース3には、バッテリ収納部32を覆うようにバッテリリッド5が取り付けられることにより、バッテリ収納部32に収納されるバッテリ4がカバーされる構成となっている。
キーフロントケース1、キーリアケース3、及びバッテリリッド5は、樹脂部材によって構成されている。そして、本実施形態におけるキーリアケース3は、バッテリ収納部32の底面(バッテリ収納部32を形成するとともに回路基板2に対向する部位)32’に、図2に示されるように、放熱用板金31が設けられており、この底面32'は、樹脂部材に代えて板金部材にて少なくとも一部が構成されている。放熱用板金31は、高い放熱性を確保するために、キーリアケース3を構成する樹脂よりも熱伝導性の高い、洋白、アルミニウム、ステンレス等の金属で形成される。なお、底面32’を構成する部材は、板金部材に限定されることは無く、他の熱伝導率が高い伝熱部材により構成してもよい。
また、図2及び図4に示すように、TVチューナ21と放熱用板金31とバッテリ4とは、携帯電話機100の厚さ方向に重なるように構成される。
図4は、TVチューナ21とバッテリ4の位置関係を示すために、携帯電話機100を側方(図2のA)から見た図である。図4に示すように、TVチューナ21は、バッテリ収納部32と筐体厚さ方向に重なる位置で回路基板2に実装されており、このTVチューナ21に対向するバッテリ収納部32の底面32’には放熱用板金31が配設されている。なお、回路基板2のバッテリ収納部32に対向する位置には、TVチューナ21以外に多数の電子部品が実装されており、例えばメモリーカードが装着可能で外面が板金部材で構成されているカードコネクタ23が実装されている。そして、放熱用板金31は、底面32'におけるカードコネクタ23に対向する部位にも配設されるような形状に一体的に構成されている。
そして、このバッテリ収納部32にはバッテリ4が収納されると回路基板2上のTVチューナ21と伝熱シート22と放熱用板金31とバッテリ4とがそれぞれ筐体の厚さ方向に順次重なるように配置されることとなる。よって、回路基板2に実装されているTVチューナ21などの電子部品等から発せられた熱は、放熱用板金31に伝えられて、この放熱用板金31からバッテリ収納部32に収納されて放熱用板金31に当接されるバッテリ4に伝達され、このバッテリ4によって放散されることになる。特に、バッテリ収納部32の底面32’に放熱用板金31が配設され、この放熱用板金31と、放熱用板金31によって底面32’が構成されるバッテリ収納部32に収納されるバッテリ4とが当接されることにより、放熱用板金31に伝達された熱は効率よくバッテリ4に伝えられるので、より回路基板2側からの熱を放散させることができる。そして、本実施形態では、TVチューナ21が伝熱シート22を介して放熱用板金31に当接される構成としているので、TVチューナ21により発せられた熱は伝熱シート22を介して放熱用板金31に確実に伝達されることとなり、発熱性の高いTVチューナ21からの熱は伝熱シート22、放熱用板金31、及びバッテリ4に効率よく伝達されて、より効果的に放熱されることとなる。
カードコネクタ23は、回路基板2のバッテリ4側の面に実装されたコネクタであり、部品表面が金属カバーで覆われているため、比較的大きな熱容量を有する。このため、後述する放熱用板金31を介して、TVチューナ21の熱を拡散させるために利用される。
ベースバンドプロセッサ24(第2の発熱モジュール)は、回路基板2のTVチューナ21とは反対側の面に実装された、携帯電話機100の通話・通信の基本的機能を司るプロセッサであり、動作時(通話時・通信時)に熱を発する。
図3(a)に、バッテリ4側から見た面において回路基板2を透過して見た場合のベースバンドプロセッサ24の位置を点線で示す。図3(a)に示すように、TVチューナ21及びベースバンドプロセッサ24は、厚さ方向に重ならないようにそれぞれ配置されており、好適には、TVチューナ21とベースバンドプロセッサ24とは回路基板2上でできるだけ離れるように配置される。TVチューナ21とベースバンドプロセッサ24とをできるだけ離して配置することによって、これら2つの発熱モジュールが同時に発熱したとしても、回路基板2が局所的に昇温することを抑制して携帯電話機100全体の温度上昇を分散させることが可能になる。
以下キーリアケース3と放熱用板金31について詳しく説明する。
図5は、キーリアケース3と放熱用板金31について説明するための図である。
まず、図5(a)はキーリアケース3と放熱用板金31をバッテリ4側から見た図である。キーリアケース3の図5(a)に示す斜線部に放熱用板金31が溶着されている。なお、図5(a)の点線で囲んだ部分αがバッテリ4の収まる部分(バッテリ収納部32)である。図5(a)に示すように、放熱用板金31の全体がバッテリ4と接するように設計されており、放熱用板金31を介してバッテリ4に効率よく熱を放熱することができるようになっている。
次に、図5(b)はキーリアケース3と放熱用板金31を回路基板2側から見た図である。図5(b)に示すように、放熱用板金31は数個の溶着箇所312でキーリアケース3に溶着されている。溶着箇所312の個数や位置については本発明では特に限定しないが、キーリアケース3と放熱用板金31とをあわせた厚さができるだけ薄くなるように溶着箇所312の位置が選定されることが好ましい。
また、図5(b)の点線で囲んだ部分βはTVチューナ21(に貼られた伝熱シート22)と放熱用板金31とが接触する箇所を示している。また、図5(b)の点線で囲んだ部分γはカードコネクタ23と放熱用板金31が接触する箇所を示している。図5(b)に示すように、TVチューナ21(に貼られた伝熱シート22)と放熱用板金31とが接触する箇所の面積は放熱用板金31に比べて小さく、従って放熱用板金31を介することによってTVチューナ21とバッテリ4との接触面積が大きくなる。
更に、図5(b)に示すように、放熱用板金31は接点ばね311を有し、接点ばね311はカードコネクタ23の金属カバー部分に接触している。カードコネクタ23の金属カバーは回路基板2のグランド部に接続しているため、放熱用板金31は回路基板2のグランド部と接点ばね311を介して電気的に接続されるような構成になっている。この接点ばね311の位置および形態は本発明では限定しない。放熱用板金31が回路基板2のグランド部と電気的に接続される様な構成であればよい。
上述した構成により、携帯電話機100の動作時には、以下のようにTVチューナ21及びベースバンドプロセッサ24の発する熱が拡散される。
すなわち、TVチューナ21から発された熱は、TVチューナ21と厚さ方向に重なったバッテリ4及びカードコネクタ23に伝熱シート22及び放熱用板金31を介して伝えられる。バッテリ4は大型の部品であり、大きな熱容量を有するため、TVチューナ21の熱を効率よく拡散させることが可能である。
ここで、放熱用板金31を介することによって、TVチューナ21からバッテリ4に熱を伝達するための面積が広くなるために、放熱用板金31を利用しない場合よりも利用した場合の方がTVチューナ21の発する熱を効率よくバッテリ4に伝達させることができる。
図6は放熱用板金31がある場合と無い場合のTVチューナ21からバッテリ4への熱伝達効率の良し悪しについて説明するための図である。放熱用板金31の有無に特化して説明を行うため、図6においては伝熱シート22は省略している。
図6(a)は放熱用板金31が無い場合、図6(b)は放熱用板金31がある場合について、TVチューナ21とバッテリ4との接触部を携帯電話機100の横側から見た図を示している。
図6(a)に示すように、放熱用板金31が無い場合は、バッテリ4とTVチューナ21との接触面積が小さいため、熱伝達効率が悪い。図6(b)に示すように放熱用板金31がある場合は、図5(b)に関連付けて説明したように、放熱用板金31とバッテリ4との接触面積が図6(a)に示した場合のTVチューナ21とバッテリ4との接触面積よりも大きいため、TVチューナ21からバッテリ4への熱伝達効率がよくなる。
また、TVチューナ21と放熱用板金31を介して接続されたカードコネクタ23も比較的大きな熱容量を有するため、カードコネクタ23にも伝熱シート22及び放熱用板金31を介してTVチューナ21の熱を拡散させることが可能である。
また、TVチューナ21の熱がバッテリ4及びカードコネクタ23に拡散されることに加えて、TVチューナ21以外の熱源(本実施形態ではベースバンドプロセッサ24)はTVチューナ21とは厚さ方向に重ならない回路基板2の逆側の面に実装されており、すなわちTVチューナ21とベースバンドプロセッサ24とは離れて設置されているので、下部筐体102全体から見て温度上昇を分散させることが可能になる。
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機100によれば、TVチューナ21がバッテリ4と携帯電話機100の厚さ方向に重なるように回路基板2に実装されているため、TVチューナ21とバッテリ4とを接続させることができ、従ってTVチューナ(発熱モジュール)が実装されている回路基板部に熱がこもる、といった不利益を回避することができる。
更に、本実施形態の携帯電話機100によれば、キーリアケース3のTVチューナ21とバッテリ4との間の部分に熱伝導性の良くTVチューナ21よりバッテリ4との接触面積が大きい放熱用板金31を溶着しているので、TVチューナ21の熱を効率よくバッテリ4に伝達することができる。
更に、TVチューナ21と放熱用板金31の間には熱伝導性の良い伝熱シート22が貼られているため、TVチューナ21の熱を効率よく放熱用板金31に伝達することが可能である。
更に、放熱用板金31の副次的な効果として、樹脂で形成されたキーリアケース3にアルミニウム等の金属で形成された放熱用板金31が溶着されているため、携帯電話機100の下部筐体102のケース全体の強度を上げることができる。
更に、放熱用板金31をバッテリ4を収納する部分に溶着してキーリアケース3を構成するために、キーリアケース3を樹脂のみで構成する場合と比較して、薄くすることが可能であり、ひいては携帯電話機100全体を薄くすることが可能である。
更に、キーリアケース3に金属の放熱用板金31を溶着させているために、回路基板2のキーリアケース3側(バッテリ4側)の面に実装された図示しない電子部品を電気的にシールドすることができる、という効果もある。
また、本実施形態の携帯電話機100によれば、放熱用板金31はTVチューナ21及びバッテリ4だけでなくカードコネクタ23とも接しているため、TVチューナ21が発した熱をバッテリ4だけでなく熱容量が大きいカードコネクタ23に拡散させることができる。これにより、TVチューナ21の発する熱をより分散させることができる。
また、本実施形態の携帯電話機100によれば、2つの大きな発熱モジュール、すなわちTVチューナ21及びベースバンドプロセッサ24が回路基板2上に実装されているが、Tvチューナ21及びベースバンドプロセッサ24は回路基板2の別々の面にそれぞれ実装され、更に携帯電話機100の厚さ方向に重ならないように配置されているため、Tvチューナ21とベースバンドプロセッサ24とは離れて配置されることになり、これら2つの発熱モジュールが発する熱による温度上昇を分散することができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
本実施形態の携帯電話機100は、TVチューナ21の熱をバッテリ4だけでなくカードコネクタ23にも分散させる構成としたが、本発明はこれには限定されない。バッテリ4の他にTVチューナ21の熱を伝達し拡散させる電子部品は、回路基板2のTVチューナ21と同じ側の面に実装された電子部品のうち、熱に強く熱容量が大きい電子部品であればどれでも良く、例えば、ヘッドホンジャック等でもよい。
また、本発明では、カードコネクタ23のような、バッテリ4の他にTVチューナの熱を拡散させる電子部品が無いような構成にしてもよく、バッテリ4とTVチューナ21とが厚さ方向に重なっており、Tvチューナ21の熱をバッテリ4に拡散させることができるような構成であれば良い。
また、本実施形態の携帯電話機100は、TVチューナ21に伝熱シート22が貼られていたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、伝熱シート22は放熱用板金31に貼られていてもよい。更に、本発明では伝熱シート22がない構成も考えられる。すなわち、TVチューナ21と放熱用板金31とを直接当接させれば、伝熱シート22は無くてもよい。
また、本発明では、放熱用板金31がない構成にすることも可能である。放熱用板金31がない構成においてはTVチューナ21とバッテリ4との接触面積が小さく、上述したような熱交換効率が良くなるという効果を得ることはできなくなるが、TVチューナ21はバッテリ4と携帯電話機100の厚さ方向に重なるように回路基板2に実装されているので、TVチューナ21とバッテリ4とを直接当接させることができ、TVチューナが実装される回路基板部に熱がこもる、といった不利益を回避するという本発明の効果を得ることはできる。
以上のことから、本発明としては図7(a)〜(d)に示すような4つの形態が考えられる。すなわち、上述した実施形態で説明した、伝熱シート22及び放熱用板金31を両方とも有する構成(図7(a))と、伝熱シート22のみの場合(図7(b))、放熱用板金31のみの場合(図7(c))、どちらも無い場合(図7(d))である。すなわち、本発明はTVチューナ21とバッテリ4とが直接或いは熱伝導性の高い物質を介して間接的に接続されていれば良い。
また、上述した実施携帯では、回路基板2に実装される発熱モジュールとしてTVチューナ21を例に挙げて説明したが、本発明を他の発熱モジュール、すなわち発熱量が多く熱対策が必要な電子部品に適用しても良い。また、上述した実施形態において、バッテリは吸熱性及び放熱性が高い構成であることが好ましい。例えば、外面が金属部材で構成されるバッテリセルが露出されるような構成であればよい。
図1は、本実施形態の携帯電話機100の外観を示す図である。 図2は、下部筐体102の構成の一例を示す図である。 図3は、TVチューナ21、カードコネクタ23及びベースバンドプロセッサ24の回路基板2上の配置を示す図である。 図4は、TVチューナ21とバッテリ4の位置関係を示すために、携帯電話機100を横から見た図である。 図5は、キーリアケース3と放熱用板金31について説明するための図である。 図6は、放熱用板金31がある場合と無い場合のTVチューナ21からバッテリ4への熱伝達効率の良し悪しについて説明するための図である。 図7は、本発明の構成例について説明するための図である。
符号の説明
100…携帯電話機、101…上部筐体、102…下部筐体、103…ヒンジ部、1…キーフロントケース、2…基板、21…TVチューナ、22…伝熱シート、23…カードコネクタ、24…ベースバンドプロセッサ、3…キーリアケース、31…放熱用板金、311…接点ばね、312…溶着箇所、4…バッテリ、5…バッテリリッド

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収納される回路基板と、
    前記回路基板に実装された発熱モジュールと、
    前記筐体に収納されるバッテリと、
    を備えた電子機器において、
    前記発熱モジュールと前記バッテリとが前記筐体の厚さ方向に重なる様に配設され、
    前記発熱モジュールは、前記バッテリに当接される
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記発熱モジュールは、伝熱部材を介して前記バッテリに当接される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記回路基板の前記発熱モジュールが実装される面とは反対側の実装面に第2発熱モジュールが実装され、
    前記発熱モジュールと前記第2発熱モジュールとは、前記筐体の厚さ方向に重ならないように配設される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
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