JP2007297851A - 引き戸装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 上下方向に所定間隔を有して外扉用レール部材と内扉用レール部材が取付けたられたレール支持枠が、戸尻側縦枠と戸先側縦枠間に配設され、外扉の戸先側端部と戸尻側端部に設けられた外扉戸先側吊り部と外扉戸尻側吊り部を介して、外扉用レール部材に外扉が吊下げられ、開閉途中、常に外扉戸先側吊り部の前方に位置する内扉戸先側吊り部と、内扉と外扉が全開された状態で外扉戸尻側吊り部の前側に近接し、内扉と外扉が全開された状態で外扉戸先側吊り部の後側に近接する内扉戸尻側吊り部を介して、内扉用レール部材に内扉が吊下げられ、内扉が外扉に対して2倍の走行距離となるよう内扉と外扉間に連動機構を配設した。
【選択図】 図6
Description
この場合、水平状態に施工された後扉用レールに後扉を懸架した時、後扉の加工精度、後扉に対する前扉支持用レールの取付精度は完全ではないので、後扉に取付けられた前扉支持用レールは水平状態(後扉用レールと平行状態)にはならない。
特に、レールを戸先側に前下がりに取付けて引き戸装置に自閉機能を持たせるような構成にする事は、後扉用レールと前扉支持用レールが互いに傾斜状態での平行が要求されるので、事実上困難であった。
従って、前扉と後扉を全閉状態としたとき前扉の戸先側端部が鉛直姿勢で維持されず戸先側の引き戸枠部材との間に隙間が発生したり、あるいは、全開状態とした時には後扉の戸先側端部と前扉の戸先側端部が平行に納まらず、見栄えが悪いという問題があった。
この場合、戸車の走行によって生じる不快な走行音、あるいは戸車の劣化による耐久性の問題は解決されるが、前扉を摺動自在に支持するスライドレールが後扉に取付られているので、前扉と後扉の全閉時、後扉に取付られたスライドレールの一部が前扉と共に後扉の戸先側に突出することとなる。
このため、後扉の戸先側に突出したスライドレールの一部と後扉で前扉の荷重を支えることとなり、前扉の垂れ下がりや、前扉が前後方向に揺れる横ぶれが生じやすく不安定となる。
すなわち、静粛性、耐久性は向上するものの、新たに品質的、強度的な問題があった。
又、後扉を支持するスライドレールに対する前扉の荷重の負荷位置が、前扉の開閉位置によって変化するので、前扉と後扉の摺動力が均一とならない問題もあった。
しかしながら、水平状態に施工された後扉用スライドレールに後扉を取付けた時、後扉の加工精度、後扉に対する前扉用スライドレールの取付精度を完全には出来ないので、後扉に取付けられた前扉用スライドレールは、水平状態(後扉用スライドレールと平行状態)にはならない。
特に、スライドレールを戸先側に前下がりに取付けて引き戸装置に自閉機能を持たせるような構成にする事は、後扉用レールと前扉支持用レールが互いに傾斜状態での平行が要求されるので事実上困難であった。
一方、スライドレールは摺動性能の向上を図るため、特に上下方向での寸法精度が高く(上下方向のがたつきがない。)なるよう構成されているので、後扉用スライドレールと前扉用スライドレールの平行度が完全でないと前扉と後扉が互いに干渉しあって開閉移動が行えないという致命的な問題があった。
この場合、レール支持枠と内扉支持枠の2本の支持枠が必要な為コストアップとなるだけでなく、内扉支持枠は外扉内の上部を貫挿して戸尻側縦枠と戸先側縦枠間に取付けられるため、据付作業に時間を要するという問題があった。
レール支持枠には、外扉戸先側吊り部と外扉戸尻側吊り部、内扉戸先側吊り部と内扉戸尻側吊り部を介して、外扉と内扉が吊下げられる。すなわち、レール支持枠は外扉と内扉の上方に位置して戸尻側縦枠と戸先側縦枠間に配設されるから、外扉、内扉とは関係なく取付け作業等ができる。
又、外扉用レール部材と内扉用レール部材に、それぞれ個別に外扉と内扉と吊下げられるので、互いに影響しあう事がなく、外扉用レール部材と内扉用レール部材に厳密な平行度は要求されないので、施工時間のスピードアップが図れる。
又、内扉戸先側吊り部は、内扉と外扉の開閉途中、常に外扉戸先側吊り部の前方に位置し、内扉戸尻側吊り部は、内扉と外扉が全開された状態で外扉戸尻側吊り部の前側に近接し、内扉と外扉が全開された状態で外扉戸先側吊り部の後側に近接するので、内扉と外扉の開閉途中で、内扉戸先側吊り部と内扉戸尻側吊り部が外扉戸尻側吊り部あるいは外扉戸先側側吊り部と干渉しあう事がなく、スムーズな開閉動作を得る事が出きる。
リニアモータを取付けるるための部材が新たに必要としないので、コストアップを最小限に抑えることが出来る。
図1〜図12において、符号1は引き戸枠を示している。
引き戸枠1は、建物側の鉄骨101・・・にブラケット102・・・を介して所定間隔を有して固定された戸尻側縦枠11と戸先側縦枠12と、戸尻側縦枠11と戸先側縦枠12の上端間に配設され、建物側鉄骨にブラケットを介して固定された上枠13より門形に形成されている。
そして、外扉用レール部材2には、外扉5が吊下げられ、内扉レール部材3には内扉6が吊下げられている。
一方、内扉用レール部材3に吊下げられた内扉6の下部は、外扉5の下端部で戸先側端部に設けられ、出入口側に突出する内扉用ガイドローラー取付部材19に回転自在に設けられた内扉用ガイドローラー190に嵌合して前後方向への振れ止めがなされている。
そして、連動機構9によって、内扉6の移動距離は、外扉5の移動距離の2倍に設定され、第1図の全閉状態から、開放するにつれて、内扉6は外扉5内に収納されつつ、外扉5は引き戸収納部40内に移動し、第2図の全開状態で、外扉5は内扉6を内部に収納した状態で引き戸収納部40内に収納される。
以下、戸尻側縦枠11と中枠4、4間側を引き戸収納側、戸先側縦枠12と中枠4、4間側を出入口側と云う。
そして、引き戸収納側には内装仕上げのための化粧パネル100・・・を貼り付けための下地パネル(図示せず。)を取付けるための横スタッド401・・・が、上下方向に所定間隔を有して室内側と室外側に取付けられ、内部を引き戸収納用の空間とした引き戸収納部40が構成される。
符号8は(図6に示す。)、レール支持枠14と、内扉6と外扉5の上部と、連動機構9を隠蔽するとともに、内装仕上げのための化粧パネル100を貼り付けるため室外側の出入口側上部に取付られたランマ下地パネルを示している。
そして、内装仕上げが終了した後、点検パネル7を取り外して、外扉5、内扉6、連動機構9、自閉機構(図示せず)等が組み込まれ、開閉調整と床面及び戸先側縦枠12との隙間調節等、各部の微調整が行われ、最後に点検パネル7が再び取付けられ、本発明引き戸装置が完成する。
戸尻側縦枠11は、図5に示す如く、引き戸収納部40側の側片111と室内側の側片112と室外側の側片113より横断面略コ字形に形成され、建物用鉄骨側の上下方向に所定間隔を有して固着された固定用部材114・・・が、建物用鉄骨101の引き戸収納部40側に突出して固着されたブラケット102に溶接され、下端部は床面仕上げ時に床面に埋め込まれて立設されている。
そして、側片111の引き戸収納部40側に外扉5が完全に開放された時、外扉5の戸尻側端面が当接する緩衝部材103が取付けられている。
上記のごとく構成されたレール支持枠14は、自閉装置を有する時は、固定座と戸先側縦枠12及び戸尻側縦枠11の連結座が固定ボルトで連結され、固定用ボルトの螺合状態が調節されることによりに、レール支持枠14の水平状態が確認された後、固定ボルトの螺合状態が固定され、レール支持枠14が戸先側縦枠12と戸尻側縦枠11間に水平状態に連結固定される。
一方、レール支持枠14の戸先側端部(外扉用レール部材2、及び内扉用レール部材3の戸先側端部)が前下がりになるようレール支持枠14を戸先側縦枠12と戸尻側縦枠11間に連結して、外扉5、内扉6に自閉機能を持たせる時は、レール支持枠14が所望の傾斜状態となるよう固定用ボルトの螺合状態を適宜調節する。
内扉レール部材3は、アウターメンバー31と、アウターメンバー31にボールリテーナ32に回転自在に保持された複数個のボール33・・・・を介してスライド自在に保持されたインナーメンバー34より構成され、レール支持枠材14の扉用レール取付枠142の内扉レール部材取付部143の下面にネジ止めにて着脱自在に取付られている。
インナーメンバー34は、アウターメンバー31の長さに所定の開閉ストロークの距離を差し引いた長さサイズの帯状金属板を用いてプレスで成形し、中央で断面略コ字形状に屈曲させた取付部341の両側縁を互いに離れる外向きに湾曲させて、ボールガイド部342、342を形成してなる。
前述したように外扉5の外扉用レール部材2と内扉用レール部材3は同様の構成となっているので、外扉用レール部材2のアウターメンバー21は、戸先側縦枠12と戸尻側縦枠11間に渡る長さに形成され、インナーメンバー24は外扉5の幅寸法よりやや長めに形成され、ボールリテーナ22は、外扉5の幅寸法に外扉5の移動距離の2分の1の寸法を加えた長さよりやや長めに形成されている。
そして、外扉用レール部材2と内扉用レール部材3のインナーメンバー24、34の開閉方向両端部下面にはそれぞれ外扉戸先側ボルト保持体65、外扉戸尻側ボルト保持体66、内扉戸先側ボルト保持体67、内扉戸尻側ボルト保持体68がネジ止め連結されている。
各吊りボルト保持体は同一であるので、外扉戸先側ボルト保持体65についてのみ説明する。
中枠4は、出入口側の端部に形成されて室内側に突出し、引き戸収納部40の化粧パネル100の出入口側端部を隠蔽する中枠突部41と、中枠突部41の引き戸収納部40側に位置し、表面に化粧パネル100が貼り付けられる表面部42と、表面板42と所定間隔を有し、戸尻側縦枠11側の端部に、表面部42と共に横スタッド401・・・の連結用突片が形成された裏面部43より形成され、上端部が上枠13の室内側面に連結され、下端部が床面仕上げ時に床面に埋め込まれて立設される。
そして、室内側と室外側の中枠4、4の裏面部43、43の出入口側内面には軟質合成樹脂材より形成された指詰め防止材(図示せず。)が取付けられている。
すなわち、外扉5は、外扉戸先側吊り部55、外扉戸尻側吊り部550で左右方向全幅に渡り(開閉方向全幅に渡り)、内扉6が収納可能な空間に連続する開口部を、上端面に有している。
一方、外扉ガイドローラー嵌合溝53に嵌合する外扉用ガイドローラー180は、図5、図6、図12に示す如く、中枠4、4の出入口側端部中央部で床面に固定される外扉ガイドローラー取付部材18の上面に回転自在に取付けられ、外扉ガイドローラー嵌合溝53の前後巾に対応する直径に形成されている。
そして、外扉ガイドローラー取付部材18には、外扉用ガイドローラーの出入口側で、外扉5の全閉鎖時、外扉底板54の戸先側端部に形成された後記する内扉用ガイドローラー取付部材19の戸尻側面191が当接して内扉6の移動を停止させるゴム材等からなる外扉当り181が取付けられる外扉当り取付部182が形成されている。
外扉戸先側吊り部55は、図6、図7に示す如く、下端部が室内側パネル板51の上端部とネジ止め連結される横向きL形の室内側連結金具551と、室外側端部に下方に突出し外側パネル板52と連結される室外側連結部552を有し、室外側連結部552に連続して内扉用レール部材3を上下方向に跨ぎ、下面に室内側連結金具551の上端面が連結される金具連結部553を有し、螺孔が形成された吊下げ支持部554を上面に有する縦断面略コ字形の吊り金具555と、吊下げ支持部554に螺合する外扉戸先側吊下げボルト556より構成されている。
すなわち、外扉戸尻側吊り部550は、外扉戸先側吊り部55と同じ室内側連結金具551と吊り金具555、外扉戸尻側吊下げボルト556より構成されている。
そして実施例では、内扉戸先側吊り部69、内扉戸尻側吊り部690は、前記外扉戸先側吊下げボルト556より短目の内扉戸先側吊下げボルト691、内扉戸尻側吊下げボルト691にて構成され、外扉5と同様の手順で内扉用レール部材3に開閉自在に吊下げられる。
すなわち、内扉6と外扉5が完全に引き戸収納部40内に収納された状態(全開状態)で、外扉戸先側吊り部55の前側に内扉戸先側吊り部69が近接し、外扉戸尻側吊り部550の前側に内扉戸尻側吊り部690が近接するとともに、内扉6と外扉5が全閉された状態で、外扉戸先側吊り部55の後側に内扉戸尻側吊り部690が近接するものである。
戸先側プーリー91と戸尻側プーリー92は、前記外扉戸先側吊り部55と外扉戸尻側吊り部550の吊り金具555、555に形成された金具連結部553、553の上面に回転自在に取付けられ、移動側ワイヤー連結座93は、内扉戸尻側吊下げボルト691
が螺合する内扉6の戸尻側端部で上方に突出して、戸尻側端部上面にネジ止め連結されている。ワイヤー固定座94はレール支持枠14の固定枠141の下端部から下方に突出して固定枠の下端部にネジ止め連結されることにより、戸先側プーリー91と、戸尻側プーリー92と、ワイヤー固定座94と、ワイヤー移動側連結座93はほぼ同じ高さに位置する事となる。
そして、ワイヤー90は戸先側プーリー91と戸尻側プーリー92間に掛け渡され、室内側の一部がワイヤー移動側連結座93に連結され、室外側の一部がワイヤー固定座94に連結される。
この状態で、戸尻側縦枠11の緩衝部材103と外扉5の外扉後板56は当接し、外扉用ガイドローラー取付部材18の外扉当り181と内扉用ガイドローラー取付部材19の戸尻側面が当接し、内扉当り193と内扉6の嵌合溝閉塞部が当接した状態となる。
尚、外扉5の戸先側上端部に自閉用ワイヤーの一端を固定し、レール支持枠14の戸先側縦枠12側の端部にワイヤーを巻き取るゼンマイ式の自閉機構を配設しておけば、外扉5の自閉と共に内扉6も自閉する。
又、内扉の上端部に、エアーダンパー(図示せず。)を取付け、レール支持枠14の戸先側端部にはエアーダンパーに対応してダンパー当り(図示せず。)を取付け、内扉6と外扉5が勢いよく閉鎖しないようブレーキ装置を構成しる事も適宜可能である。
尚、第2実施例の引戸枠、外扉用レール部材3、内扉用レール部材2、中枠、内扉6、外扉5、連動機構9、外扉用ガイドローラー取付部材、内扉用ガイドローラー取付部材、内扉戸先側吊り部、内扉戸尻側吊り部、外扉戸先側吊り部55、外扉戸尻側吊り部、引き戸収納部等は第1実施例と同じ構成であり、点検パネル7、ランマ下地パネル8は、基本的に第1実施例より、上下方向に長寸となっているだけであるから説明は省略する。
リニアモータ74の固定子741は、コイルユニットとセンサーユニットから構成され、外扉レール用部材2の上方に位置して、固定子取付金具742を介して、レール支持枠14に取付けられている。
固定子取付金具742は固定子取付部743と、連結部744より逆L字形に形成され、扉用レール取付枠142に形成された連結螺孔(図示せず。)に対応して、連結部744に上下方向の長孔(図示せず。)が形成され、固定子741の取付け高さを調節可能としている。
コイルユニットは同一形状の3個の扁平コイルを並べて、インサートモード樹脂加工により一体成形したもので、その樹脂外郭の開閉方向の両端にそれぞれ連結突部と雌雄の関係となる連結凹部が形成されている。
可動子取付金具752は、可動子751の下面との間にスペーサを介在せしめることにより、前記固定子取付金具742の長孔と連係して、可動子741と固定子751間を所定の寸法に設定する。
可動子751は、永久磁石753と、下面に可動子取付金具752と連結する連結ボルトのボルト貫挿溝754を有するホルダー755より構成され、ほぼ外扉5の開閉方向全幅にわたって設けられている。
すなわち、コントローラーに内蔵した各種のIC基板とセンサーユニットによって、各種機能を有する事となる。
例えば、内扉6あるいは外扉5の閉鎖途中で障害物に当たったとき、直ちに反転して、全開位置まで移動し、所定の時間が経過すると閉鎖運動を始め、反転した位置で一旦停止し、障害物が無いことを確認してから全閉する機能、あるいは、全閉位置から手動で所定寸法まで開くと、あとは、自動で全開位置まで開く機能、又、通過するものの大きさにあわせて、開放巾を選択する機能、さらに、本発明のようなレール部材を使用した場合は、所定の開閉回数に達すると、ドアを一度全開位置まで開放させる機能、等を有することが可能である。符号14はレール支持枠を示している。
11 戸尻側縦枠
12 戸先側縦枠
13 上枠
14 レール支持枠
100 化粧パネル
2 外扉用レール部材
3 内扉用レール部材
4 中枠
40 引き戸収納部
5 外扉
55 外扉戸先側吊り部
550 外扉戸尻側吊り部
6 内扉
69 内扉戸先側吊り部
690 内扉戸尻側吊り部
7 点検パネル
8 ランマ下地パネル
9 連動機構
Claims (3)
- 内扉が外扉に収納された状態で引き戸収納部内に収納される引き戸装置において、上下方向に所定間隔を有して外扉用レール部材と内扉用レール部材が取付けられたレール支持枠が、戸尻側縦枠と戸先側縦枠間に配設され、外扉の戸先側端部と戸尻側端部に設けられた外扉戸先側吊り部と外扉戸尻側吊り部を介して、外扉用レール部材に外扉が連結され、常に外扉戸先側吊り部の前方に位置する内扉戸先側吊り部と、内扉と外扉が全開された状態で外扉戸尻側吊り部の前側に近接し、内扉と外扉が全開された状態で外扉戸先側吊り部の後側に近接する内扉戸尻側吊り部を介して、内扉用レール部材に内扉が連結され、内扉が外扉に対して2倍の走行距離となるよう内扉と外扉間に連動機構を配設したことを特徴とする引き戸装置。
- 外扉は、ほぼ左右方向全幅に渡る開口部を上端面に有して内扉用レール部材の下方に配設され、内扉戸尻側吊り部は前記開口部内を左右方向に移動可能となし、外扉戸先側吊り部と外扉戸尻側吊り部は、内扉用レール部材を上下方向に跨ぐ縦断面略コ字形の外扉戸先側吊り金具と外扉戸尻側吊り金具を有している事を特徴とする請求項1に記載の引き戸装置。
- 外扉戸先側吊り金具と外扉戸尻側吊り金具に、外扉用レール部材の上方に位置する状態でリニアモータの可動子を連結する一方、リニアモータの可動子の上方に位置して、リニアモータ固定子をレール支持枠に連結し、駆動源にリニアモータを用いたことを特徴とする請求項2に記載の引き戸装置。
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