JP2007297372A - 脂肪分解促進剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄積した脂肪組織の分解を促進し、痩身作用を発揮する、肥満の抑制或いは防止、肥満体質の改善に有効な、脂肪分解剤、痩身剤及びセルライト改善剤を提供する。
【解決手段】黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とする脂肪分解促進剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、肥満の抑制或いは防止、肥満体質の改善等に有効な、脂肪分解促進剤及び痩身剤に関する。
先進諸国では、運動不足やカロリー過剰摂取のため肥満になりやすい環境要因が存在する。この肥満は、消費されるエネルギーよりも摂取したエネルギーが過剰になり、過剰なエネルギーが白色脂肪細胞に中性脂肪として蓄積されることによって起こる。
そして、肥満は、心筋梗塞、動脈硬化、インスリン抵抗性等の先進諸国に多い疾病を発症しやすいためこれら疾病の予防の観点からも先進諸国において問題となっている。
また、中性脂肪は、特に局部に、例えば腸部に近い腹部、ウェスト、臀部、大腿部等にいわゆる皮下脂肪として蓄積されやすく、体型的に非常に好ましくない状態を作り出す。更に、脂肪細胞に水分や老廃物が貯留すると、皮膚表面が凸凹になるセルライトが生成し、セルライトは外観上皮膚にぶよぶよ感を与え、美容上好ましくない。
体内での脂肪の分解を促進する機構としては、アデニル酸シクラーゼの活性化やPDE(Phosphodiesterase)の阻害によるcAMP(Cyclic adenosine monophosphate)分解を抑制して脂肪細胞のレベルでcAMPの割合を高めることが知られている。
例えば、PDE阻害作用を有するカフェインやテオフィリン等のキサンチン誘導体を摂取することにより交感神経に作用するノルアドレナリンやアドレナリン等の作用を高め、脂肪分解促進作用があることが報告されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
また、カフェインを含むコーヒー豆、緑茶葉、烏龍茶、マテ茶等の植物にも脂肪分解促進作用があることが知られている。一方、黄花菜は、ユリ科のショウヨウカンゾウ(Hemerocallis plicata Stepf)の花として知られ、利尿作用や浮腫み改善作用を有することが知られているが、近年脂肪分解促進作用を有することが報告されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開昭53−59039号公報 特開平8−26962号公報 特開2005−60366号公報
本発明は、蓄積した脂肪組織、特に皮下脂肪の分解を促進してより効率よく、肥満の抑制或いは防止、肥満体質の改善、セルライトの減少等を図ることができる化粧品、医薬部外品、医薬品又は食品等を提供することを目的とする。
本発明者らは、黄花菜又はその抽出物とカフェイン、テオフィリン等のキサンチン誘導体を組み合わせて用いた場合に、それぞれ単独で使用した場合に比べて、脂肪細胞組織に蓄積された中性脂肪の分解を遥かに促進でき、これらが肥満の抑制或いは防止、肥満体質の改善に優れた効果を発揮する化粧品、医薬部外品、医薬品、食品等となり得ることを見出した。
すなわち、本発明は、以下の1)〜4)に係る発明を提供するものである。
1)黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とする脂肪分解促進剤。
2)黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とする痩身剤。
3)黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とするセルライト減少剤。
4)黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を皮膚に適用する痩身方法。
本発明の脂肪分解促進剤等によれば、肥満の抑制或いは防止、肥満体質の改善、セルライトの減少等が可能となる。
「黄花菜」は、ユリ科のショウヨウカンゾウ(Hemerocallis plicata Stepf(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p114))、ホンカンゾウ(Hemerocallis fulva L.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p378))、ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva L.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p381,p539))、マンシュウキスゲ(Hemerocallis flava L.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p378,p539))、ホソバキスゲ(Hemerocallis minor Mill.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p378,p539))及びこれら類縁植物を基原とする植物の花、蕾の総称である。
本発明において、「黄花菜」とは、これら一連の植物全てを包含するものである。良好には市場で流通している黄花菜の蕾をそのまま又は乾燥したもの(別名:金針菜)が用いられる。なお、乾燥は、植物の乾燥に通常用いられる方法が適用でき、天日、風、加熱又は凍結乾燥のいずれでもよい。
本発明の黄花菜抽出物としては、上記「黄花菜」を、常温又は加温下にて抽出することにより得られる溶剤抽出液、その希釈液、その濃縮液又はその乾燥物等が挙げられる。抽出方法は、浸漬、煎出、浸出、還流抽出、超臨界抽出、超音波抽出、マイクロ波抽出等のいずれでもよい。
抽出に用いる抽出溶剤としては、極性溶剤又は非極性溶剤のいずれをも使用することができ、これらを混合して使用することができる。
極性溶剤又は非極性溶剤としては、例えば、水、アルコール類、ケトン類、エステル類、鎖状及び環状エーテル、ポリエーテル類、炭化水素類、芳香族炭化水素類、ピリジン類、超臨界二酸化炭素及び油脂、ワックス、その他のオイル等が挙げられる。
ここで、アルコール類としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、プロピレングリコール、ブチレンアルコール等が挙げられ;ケトン類としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられ;エステル類としては、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル等が挙げられ;鎖状及び環状エーテルとしては、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等が挙げられ;ポリエーテル類としては、例えば、ポリエチレングリコール等が挙げられ;炭化水素類としては、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等が挙げられ;芳香族炭化水素類としては、例えば、ベンゼン、トルエン等が挙げられる。
このうち、水或いはアルコール類の単独又は水−アルコール類混合液を用いるのが好ましく、より好ましくは水−アルコール類混合液、特に好ましくは水−メタノール或いは水−エタノール混合液である。水−アルコール類混合液の場合には、混合割合(V/V)は、好ましくは0〜80%、より好ましくは0〜60%である。
本発明の黄花菜抽出物における抽出溶剤の使用量は、溶剤の種類によっても異なるが、好ましくは黄花菜乾燥物1質量部に対して1〜100質量部、より好ましくは5〜20質量部である。
また、抽出温度は、5〜70℃、好ましくは5〜50℃、より好ましくは10〜40℃である。抽出時間は、1時間〜30日間、好ましくは7〜14日間である。
上記黄花菜抽出物は、抽出・調製後液体のまま又は希釈して用いることもできるが、当該抽出物の液体を減圧濃縮、凍結濃縮若しくは膜濃縮又は風、加熱若しくは凍結乾燥し、濃縮物、ペースト状又は乾燥物(粉末)に調製して用いてもよい。
また、上記黄花菜抽出物は、さらに液々分配、固液分配、濾過膜、活性炭、吸着樹脂、イオン交換樹脂等の公知の技術によって不活性な夾雑物を除去したものを用いることが好ましい。さらに、必要に応じて脱臭、脱色等の処理を施してから用いても良い。
本発明においてキサンチン誘導体とは、PDE阻害活性を有し、中枢興奮作用、利尿作用等を有するものとして周知の化合物群を意味する。具体的には、キサンチン及び次の一般式(1):
Figure 2007297372
〔式中、R1 はメチル基または水素原子を示し、R2 は水素原子または1〜2個のヒドロキシ基もしくは炭素数1〜10のアルカノイル基(例えば、ホルミル基、アセチル基、プロパノイル基及びブタノイル基等)が置換していてもよい炭素数1〜12のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等)を示す〕で表わされる化合物又はそれらの塩(例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸塩、エチレンジアミン、コリン、酢酸、クエン酸等の有機酸塩等)が挙げられる。
更に具体的には、キサンチン、カフェイン、テオフィリン、アミノフィリン、コリンテオフィリン(オクストリフィリン)、テオブロミン、ジプロフィリン及びプロキシフィリン等が挙げられ、アミノフィリン、テオフィリン及びカフェインが好ましく、斯かるキサンチン誘導体は二種以上を組み合わせてもよい。
本発明に用いるキサンチン誘導体は、市販のものを用いてもよいが、当該誘導体を含有する植物からの抽出や公知の化学合成法により得ることができる。
本発明の黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体は、後記実施例に示すように、ラット腹部皮下脂肪組織において、ノルエピフリンによる脂肪分解活性を相乗的に増強することから、これを投与することにより身体をスリム化することができ、本活性は内臓脂肪組織においても発揮されるため、肥満の抑制、防止又は体質改善等の痩身効果を発揮する脂肪分解促進剤、痩身剤及びセルライト減少剤(以下、脂肪分解促進剤等とする。)として使用することができ、また、当該脂肪分解促進剤等を生産するために使用することができる。すなわち、本発明の脂肪分解促進剤等は、脂肪組織に蓄積された中性脂肪、特に皮下脂肪の分解、更にセルライトの分解を促進し、肥満の抑制、防止又は体質改善等の痩身効果を発揮するものであり、身体をスリムにする化粧品、医薬部外品、医薬品、食品等として使用することができる。
また、脂肪分解促進剤等は、肥満の抑制、防止又は体質改善等の生理機能をコンセプトとし、各食品に配合して脂肪分解促進作用や痩身効果を有する食品、特に脂肪分解促進、痩身又はセルライト減少のために用いる旨を表示した食品、例えば、機能性食品、病者用飲食品、特定保健用食品等として利用することができる。
本発明の脂肪分解促進剤等を、食品として使用する場合の形態としては、パン類、ケーキ類、麺類、菓子類、ゼリー類、冷凍食品、アイスクリーム類、乳製品、飲料、スープ類等の各種食品の他、錠剤、カプセル剤、シロップ等が挙げられる。
本発明の脂肪分解促進剤等を医薬品として用いる場合の投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤等による経口投与又は注射剤、坐剤、吸入薬、経皮吸収剤、外用剤等による非経口投与が挙げられる。
本発明の脂肪分解促進剤等を医薬部外品や化粧料として用いる場合は、皮膚外用剤、洗浄剤、浴用剤、メイクアップ化粧料等とすることができ、使用方法に応じて、ローション、乳液、ゲル、クリーム、軟膏剤、粉末、顆粒等の種々の剤型で提供することができる。
斯かる化粧品、医薬部外品、医薬品、食品等は、それぞれ一般的な製造法により、直接又は製剤上許容し得る担体とともに混合、分散した後、所望の形態に加工することによって調製することができる。斯かる製剤には、各種粉体、油又は油状物質、防腐剤、酸化防止剤、湿潤剤、緩衝剤、界面活性剤、増粘剤、活性増強剤、着色料、香料の他、紫外線吸収剤、抗炎症剤、殺菌剤、血行促進剤、ビタミン類、脂肪代謝促進作用或いは脱共役蛋白質発現促進作用を有する薬物又は天然物等の薬効成分を必要に応じて適宜組み合わせて配合することができる。
粉体としては、例えば、チョーク、タルク、フラー土、カオリン、マイカ、デンプン、ゴム、コロイドシリカ、ナトリウムポリアクリレート、セルロースパウダー、ナイロンパウダー、架橋型シリコーン末、架橋型メチルポリシロキサン、多孔質セルロースパウダー、多孔質ナイロンパウダー、無水シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン等が挙げられる。油又は油状物質としては、油脂類、ロウ類、炭化水素類、高級脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、精油類、シリコーン油類、フッ素油類などを挙げることができる。
油脂類としては、例えば大豆油、ヌカ油、ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、カカオ油、ゴマ油、パーシック油、ヒマシ油、ヤシ油、ミンク油、牛脂、豚脂等の天然油脂、これらの天然油脂を水素添加して得られる硬化油及びミリスチン酸グリセリド、2−エチルヘキサン酸トリグリセリド等の合成トリグリセリド等が;ロウ類としては、例えばカルナバロウ、鯨ロウ、ミツロウ、ラノリン等が;炭化水素類としては、例えば流動パラフィン、ワセリン、パラフィンマイクロクリスタリンワックス、セレシン、スクワラン、ブリスタン等が;高級脂肪酸類としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸等が;高級アルコール類としては、例えばラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、2−ヘキシルデカノール等が;エステル類としては、例えばオクタン酸セチル、オクタン酸トリグリセライド、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル、イソステアリン酸コレステロール、POEソルビット脂肪酸エステル等が;精油類としては、例えばハッカ油、ジャスミン油、ショウ脳油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油、ケイ皮油、ベルガモット油、ミカン油、ショウブ油、パイン油、ラベンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント油、ローズ油、セージ油、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、カンファー、チモール、スピラントール、ピネン、リモネン、テルペン系化合物等が;シリコーン油類としては、例えばジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等が;フッ素油類としては、フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばブチルヒドロキシトルエン、アスコルビン酸塩等が挙げられる。
湿潤剤としては、例えば、グリセロール、ソルビトール、2−ピロリドン−5−カルボキシレート、ジブチルフタレート、ゼラチン、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
緩衝剤としては、例えば、トリエタノールアミン又は水酸化ナトリウム等を伴う乳酸塩が挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、シリコーンのいずれの界面活性剤も使用できる。アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、脂肪酸アルカリ金属塩、不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、アルキル基又はアルケニル基を有するα−スルホ脂肪酸塩又はエステル、アシル基及び遊離カルボン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、アルキル基又はアルケニル基を有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤等が;カチオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が;非イオン界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル等が;両性界面活性剤としては、アルキル基、アルケニル基又はアシル基を有するイミダゾリン系両性界面活性剤、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系又はアミドスルホベタイン系両性界面活性剤等が;シリコーン界面活性剤としては、ポリエーテル変性シリコーンやポリグリセリン変性シリコーン等が挙げられる。増粘剤としては、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルグアガム等が挙げられる。
色素としては、例えば黄色4号、青色1号、黄色202号等の厚生省令に定められたタール色素別表IおよびIIの色素、クロロフィル、リボフラビン、クロシン、紅花、アントラキノン等の食品添加物として認められている天然色素等が挙げられる。血行促進剤としては、例えばカプサイシン類、ホパンテン酸カルシウム、ニコチン酸メチル、ニコチン酸トコフェロール、メントール、カンフル等が挙げられる。ビタミン類としては、例えばビタミンA類、ビタミンD2、D3、ビタミンE類、ビタミンF等の脂溶性ビタミン類;ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ビオチン、ビタミンC、ビタミンP等の水溶性ビタミン類等が挙げられる。
脂肪代謝促進作用または脱共役蛋白質発現促進作用を有する薬物又は天然物等の薬効成分としては、例えば、β−アドレナリン作用興奮薬、α−アドレナリン作用抑制薬、ビピリジン誘導体、イソフラボン酸、ロジステロール、オクタコサノール、ヒドロキチシチロソール、グレープフルーツオイル、ラズベリーケトン、ジンゲロン、アザミ属、コショウ科、ミカン科、ツヅラフジ科、ソーセージノキ属植物、アマチャズル、ソウジュツ、アンソッコウ、ヨクイニン、アズキ、ウイキョウ、タベブイヤ属、ゲンノショウコ、オウゴン、モモ、タイム、シャクヤク、茶、コラ、センブリ、ケイヒ、ジュ、サルビア、ローズマリー、ビワ、ヒバマタ、ニンジン、シイタケ、ユキノシタ、イチョウ等の他の植物抽出物が挙げられる。
本発明の脂肪分解促進剤等における黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体の含有量は、黄花菜又はその抽出物が乾燥物換算で0.0001〜30質量%、キサンチン誘導体が0.001〜2質量%であるのが好ましく、より好ましくは黄花菜又はその抽出物が乾燥物換算で0.0002〜5質量%、キサンチン誘導体が0.005〜1質量%である。
なお、外用剤とする場合、本発明の黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体の含有量は、0.005質量%以上、好ましくは0.01〜30質量%、より好ましくは0.05〜20質量%、特に0.1〜10質量%とするのが好ましい。
また、経口投与用製剤とする場合、本発明の黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体の含有量は、一般的に0.01〜80質量%、好ましくは0.05〜70質量%、特に0.1〜50質量%とするのが好ましい。
黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体の含有比率は、黄花菜又はその抽出物の乾燥物換算1質量部に対してキサンチン誘導体は少なくとも0.0001質量部以上、好ましくは0.001〜10質量部である。
本発明の脂肪分解促進剤等を食品又は医薬品として投与する場合、その投与量は、これらの有効成分の添加形態及び投与形態によっても異なるが、広い範囲から選択することができる。例えば、黄花菜又はその抽出物として成人1日当たり0.01〜100g、好ましくは0.1〜20g、特に1.0〜10g投与量、キサンチン誘導体として成人1日当たり0.001〜10g、好ましくは0.01〜5g、特に0.05〜5g投与量とするのが効果の点から好ましい。
また、本発明の痩身方法とは、外観をスリムにし、美しく見せるための美容方法であり、例えば医師ではないエステシャン等が行う美容行為であって、いわゆる医師等が行う医療行為は含まないものである。
〔製造例 黄花菜抽出物の製造〕
黄花菜(新和物産(株))40gに50%(v/v)エタノール−水混合溶液400mLを加え、室温(20〜30℃)で7日間抽出した後、ろ過し、抽出液340mLを得た。尚、本抽出液から溶媒を減圧留去したところ、乾燥物が18.4g得られた。
〔試験例1〕
黄花菜抽出物は上記製造例のもの、カフェインは市販のもの(和光純薬工業株式会社)を用いた。
ロッドベルの方法〔Rodbell,M.,J.Biol.Chem.,239,375(1964)〕により、ウィスター系雄性ラット(体重170〜230g)1〜3匹の腹部皮下脂肪組織からコラゲナーゼ溶液を用いて遊離脂肪細胞を調製した。
被験物としては、黄花菜抽出物(単独物)、カフェイン(単独物)、黄花菜抽出物及びカフェイン混合物(以下、黄花菜カフェイン混合物)1(黄花菜抽出物+カフェイン10μg/mL)、及び黄花菜カフェイン混合物2(黄花菜抽出物+カフェイン30μg/mL)を用いた。
ノルエピネフリンが90nMとなるよう調製した牛血清アルブミンを含むハンクス緩衝液(反応液)に、被験物を添加し、上記細胞を37℃にて2時間インキュベートし、遊離したグリセロールを酵素法(Free Glycerol Reagent、シグマアルドリッチ社)により測定した。
このとき、各被験物は、黄花菜抽出物をそれぞれ最終濃度0,3,10,30,及び100μg/mL、カフェインをそれぞれ最終濃度0,10及び30μg/mLになるように反応液に添加した。
対照は、被験物を含まないノルエピネフリンのみでインキュベートした。
脂肪分解促進活性は、対照(コントロール)を100%とし、下式にて算出し、これらの結果を表1及び図1に示した。
Figure 2007297372
Figure 2007297372
表1及び図1に示すように、カフェイン、黄花菜抽出物、黄花菜カフェイン混合物は100%を越える脂肪分解活性を示したが、カフェイン及び黄花菜抽出物を組み合わせた黄花菜カフェイン混合物の場合は、相乗効果により高い脂肪分解活性を示した。また、黄花菜カフェイン混合物のカフェインの含有量が多くなると、脂肪分解が促進された。
〔試験例2〕
カフェインをテオフィリンに代えて上記試験例1と同様に試験を行った。被験物としては、黄花菜抽出物(単独物)、テオフィリン(単独物)、黄花菜抽出物及びテオフィリン混合物(以下、黄花菜テオフィリン混合物)1(黄花菜抽出物+テオフィリン1μg/mL)、及び黄花菜テオフィリン混合物2(黄花菜抽出物+テオフィリン3μg/mL)を用いた。
テオフィリンは市販のもの(シグマアルドリッチジャパン株式会社製)を用いた。
このとき、各被験物は、黄花菜抽出物をそれぞれ最終濃度0,10,30,及び100μg/mL、テオフィリンをそれぞれ最終濃度0,1及び3μg/mLになるように反応液に添加した。
Figure 2007297372
表2及び図2に示すように、テオフィリン、黄花菜抽出物、黄花菜テオフィリン混合物は100%を越える脂肪分解活性を示したが、テオフィリン及び黄花菜抽出物を組み合わせた黄花菜テオフィリン混合物の場合は、相乗効果により高い脂肪分解活性を示した。また、黄花菜テオフィリン混合物のテオフィリンの含有量が多くなると、脂肪分解が促進された。
〔試験例3〕
カフェインをアミノフィリンに代えて上記試験例1と同様に試験を行った。被験物としては、黄花菜抽出物及びアミノフィリン混合物(以下、黄花菜アミノフィリン混合物)1(黄花菜抽出物+アミノフィリン1μg/mL)、及び黄花菜アミノフィリン混合物2(黄花菜抽出物+アミノフィリン3μg/mL)を用いた。
アミノフィリンは市販のもの(シグマアルドリッチジャパン株式会社製)を用いた。
このとき、各被験物は、黄花菜抽出物をそれぞれ最終濃度0,10,30,及び100μg/mLアミノフィリンをそれぞれ最終濃度0,1及び3μg/mLになるように反応液に添加した。
Figure 2007297372
表3及び図3に示すように、アミノフィリン、黄花菜抽出物、黄花菜アミノフィリン混合物は100%を越える脂肪分解活性を示したが、アミノフィリン及び黄花菜抽出物を組み合わせた黄花菜アミノフィリン混合物の場合は、相乗効果により高い脂肪分解活性を示した。また、黄花菜アミノフィリン混合物のアミノフィリンの含有量が多くなると、脂肪分解が促進された。
コントロールを100%としたときの、カフェイン、黄花菜抽出物、黄花菜カフェイン混合物1及び黄花菜カフェイン混合物2の脂肪分解促進活性を示す。黄花菜カフェイン混合物1は(黄花菜抽出物各濃度+カフェイン10μg/mL)、黄花菜カフェイン混合物2は(黄花菜抽出物各濃度+カフェイン30μg/mL)である。 コントロールを100%としたときの、テオフィリン、黄花菜抽出物、黄花菜テオフィリン混合物1及び黄花菜テオフィリン混合物2の脂肪分解促進活性を示す。黄花菜テオフィリン混合物1は(黄花菜抽出物各濃度+テオフィリン1μg/mL)、黄花菜テオフィリン混合物2は(黄花菜抽出物各濃度+テオフィリン3μg/mL)である。 コントロールを100%としたときの、アミノフィリン、黄花菜抽出物、黄花菜アミノフィリン混合物1及び黄花菜アミノフィリン混合物2の脂肪分解促進活性を示す。黄花菜アミノフィリン混合物1は(黄花菜抽出物各濃度+アミノフィリン1μg/mL)、黄花菜アミノフィリン混合物2は(黄花菜抽出物各濃度+アミノフィリン3μg/mL)である。

Claims (6)

  1. 黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とする脂肪分解促進剤。
  2. 黄花菜又はその抽出物の乾燥物換算1質量部に対してキサンチン誘導体の0.0001〜10質量部を含有してなる請求項1記載の脂肪分解促進剤。
  3. 黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とする痩身剤。
  4. 黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を有効成分とするセルライト減少剤。
  5. 身体をスリムにするものである請求項1又は2記載の脂肪分解促進剤。
  6. 黄花菜又はその抽出物及びキサンチン誘導体を皮膚に適用する痩身方法。
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