JP2008143842A - マッサージ化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】マッサージしやすく、痩身効果に優れた化粧料の提供。
【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)高分子増粘剤、
(B)スクラブ剤、
(C)黄花菜又はその抽出物
を含有するマッサージ化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、マッサージ化粧料に関する。
肥満は消費エネルギーに対して過剰な摂取エネルギーが、白色脂肪細胞に中性脂肪として蓄積して生じるものである。内臓脂肪としての蓄積が大きい肥満は、インスリン抵抗性や動脈硬化などの病態との関係が指摘されており、また、皮下脂肪として蓄積が大きい肥満は、美容の観点からも男女を問わず、大きな問題となっている。
従来、顔や身体の余分な脂肪を減らし、引き締まった身体を保つために、各種運動や食事制限等に加え、体内の新陳代謝を促すようなマッサージ用ジェル、クリーム等の化粧料が用いられている。このような化粧料には、脂肪の分解を促進し、痩身効果を得ることを目的として、カフェインや、脂肪分解促進作用を有する植物抽出物(特許文献1)などが用いられている。
しかしながら、いずれも十分な効果を有するものではなく、より痩身効果に優れた化粧料が望まれていた。
また、このような化粧料においては、身体の広範囲に塗布して使用するため、液だれ等がなく、手に取りやすく、皮膚に塗布しやすく、マッサージしやすいことなども求められる。
特開2005−60366号公報
本発明の目的は、マッサージしやすく、痩身効果に優れたマッサージ化粧料を提供することにある。
本発明者らは、黄花菜又はその抽出物と、高分子増粘剤、スクラブ剤を組み合わせて用いることにより、マッサージしやすく、痩身効果に優れたマッサージ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)高分子増粘剤、
(B)スクラブ剤、
(C)黄花菜又はその抽出物、
を含有するマッサージ化粧料を提供するものである。
本発明の化粧料は、塗布しやすく、のびが良く、マッサージしやすく、痩身効果に優れたものである。
本発明で用いる成分(A)の高分子増粘剤としては、ビニル系高分子、セルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、ペクチン酸ナトリウム、ペクチン、デキストリン、ゼラチン、カゼイン、クインスシード、キサンタンガム、カラギーナン等が挙げられる。
ビニル系高分子としては、例えば、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びこれらの塩等が挙げられる。
これらのうちアクリル酸系(共)重合体としては、例えば、カーボポール(Noveon社)、シンタレン(3Vsigma社)、PEMULEN(Noveon社)などが挙げられる。
また、セルロース系高分子としては、例えば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
成分(A)としては、安定性及び使用感の点から、セルロース系高分子及びカラギーナンが好ましく、これらを併用するのがより好ましい。
成分(A)の高分子増粘剤は、1種以上を用いることができ、本発明のマッサージ化粧料全組成中に0.1〜3質量%、特に0.2〜2質量%含有するのが、使用時ののびが良好でありながら保形性を維持する点から好ましい。
本発明で用いる成分(B)のスクラブ剤は、マッサージ効果や洗浄効果を増強するために配合される粒子状物質で、処方や使用目的に応じて粒子径、形状、硬さの異なるものを用い得る。粒子径が大きいほど、マッサージ効果が高くなる。好ましい粒子径の範囲は5〜5000μm、より好ましくは、20〜2000μmである。この範囲では適度なマッサージ感があり過度の刺激や違和感がない。マッサージの終点を知らせたり、使用後の残留を防止する目的で一次径が20μm以下の細かい粒子を水解性のバインダーで造粒したり、適度な水溶性を有する無機塩の結晶等を用いることができる。形状、硬さ等は目的に応じて適宜選ばれる。
かかるスクラブ剤の具体例としては、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限されず、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機塩;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の炭化水素系高分子化合物;ナイロン等のポリアミド系高分子化合物;ポリエステル系高分子化合物;ポリウレタン系高分子化合物;アルミニウム等の軽金属;酸化チタン、カオリン、タルク等の無機顔料;キチン、キトサン、コラーゲン、フィブロイン;アンズ核粉末、くるみ殻粉末、アーモンド殻粉末、はしばみ殻粉末、オリーブ核粉末、アプリコット核粉末、サクランボ核粉末等の植物の葉、根、果実、茎等由来物;海水乾燥物、キャンデリラワックス、炭粉末;及びこれらを単独で又は組み合わせて造粒した粒子等が挙げられる。
これらのうち、塩化ナトリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物の粒子が好ましい。これらの粒子は塩化ナトリウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物の一次粒子を適当なバインダーを用いて造粒した粒子であってもよい。なお、成分(B)としてアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩化物の粒子を用いた場合、耐塩性が高い点で、成分(A)としては、セルロース系高分子及びカラギーナンを用いるのが好ましい。
成分(B)のスクラブ剤は、1種以上を用いることができ、本発明のマッサージ化粧料全組成中に0.1〜80質量%、特に1〜60質量%含有するのが、スクラブ剤によるマッサージ効果が優れているので好ましい。
成分(C)の黄花菜は、ユリ科のショウヨウカンゾウ(Hemerocallis plicata Stepf(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p114))、ホンカンゾウ(Hemerocallis fulva L.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p378))、ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva L.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p381,p539))、マンシュウキスゲ(Hemerocallis flava L.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p378,p539))、ホソバキスゲ(Hemerocallis minor Mill.(中薬大辞典,上海科学技術出版社及び小学館編,第1巻,株式会社小学館,昭和60年,p378,p539))及びこれら類縁植物を基原とする植物の花、蕾の総称である。
本発明において、「黄花菜」とは、これら一連の植物全てを包含するものである。好ましくは市場で流通している黄花菜の蕾をそのまま又は乾燥したもの(別名:金針菜)が用いられる。なお、乾燥は、植物の乾燥に通常用いられる方法が適用でき、天日、風、加熱又は凍結乾燥のいずれでもよい。
本発明で用いる黄花菜抽出物としては、上記「黄花菜」を、常温又は加温下にて抽出し、調製することにより得られる溶剤抽出液、その希釈液、その濃縮液又はその乾燥物が挙げられる。
本発明において、黄花菜抽出物の抽出方法としては、例えば、浸漬、煎出、浸出、還流抽出、超臨界抽出、超音波抽出、マイクロ波抽出等が挙げられる。
黄花菜抽出物を抽出するために用いる抽出溶剤は、極性溶剤又は非極性溶剤のいずれをも使用することができ、これらを混合して使用することができる。
極性溶剤としては、例えば、水、アルコール類、ケトン類等が挙げられ、非極性溶剤としては、例えば、エステル類、鎖状及び環状エーテル、ポリエーテル類、炭化水素類、芳香族炭化水素類、ピリジン類、超臨界二酸化炭素及び油脂、ワックス、その他のオイル等が挙げられる。
アルコール類としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等が挙げられる。ケトン類としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。エステル類としては、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル等が挙げられる。鎖状及び環状エーテルとしては、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等が挙げられる。ポリエーテル類としては、例えば、ポリエチレングリコール等が挙げられる。炭化水素類としては、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等が挙げられる。芳香族炭化水素類としては、例えば、ベンゼン、トルエン等が挙げられる。
このうち、水或いはアルコール類の単独又は水−アルコール類混合液を用いるのが好ましく、より好ましくは水−アルコール類混合液、特に好ましくは水−メタノール或いは水−エタノール混合液である。水−アルコール類混合液の場合には、混合液に対するアルコールの混合割合(V/V)は、好ましくは0〜80%、より好ましくは0〜60%である。
抽出溶剤の使用量は、溶剤の種類によっても異なるが、好ましくは黄花菜乾燥物1質量部に対して1〜100質量部、より好ましくは5〜20質量部である。
また、抽出温度は、5〜70℃、好ましくは5〜50℃、より好ましくは10〜40℃である。抽出時間は、1時間〜30日間、好ましくは7〜14日間である。
上記黄花菜抽出物は、抽出・調製後液体のまま又は希釈して用いることもできるが、当該抽出物の液体を減圧濃縮、凍結濃縮若しくは膜濃縮又は風、加熱若しくは凍結乾燥し、濃縮物、ペースト状又は乾燥物(粉末)に調製して用いてもよい。
また、上記黄花菜抽出物は、さらに液々分配、固液分配、濾過膜、活性炭、吸着樹脂、イオン交換樹脂等の公知の技術によって不活性な夾雑物を除去したものを用いることが好ましい。さらに、必要に応じて脱臭、脱色等の処理を施してから用いても良い。
成分(C)の黄花菜又はその抽出物は、本発明のマッサージ化粧料全組成中に、乾燥物換算量で0.0001〜30質量%、特に0.0002〜5質量%含有するのが好ましい。
本発明の化粧料は、更に成分(D)のカフェイン又はその塩を含有することができ、スキンケア効果及び痩身効果をより高めることができる。
カフェイン又はその塩としては、市販のものを用いてもよいが、コーヒー豆、緑茶葉、烏龍茶、紅茶及びマテ茶等のカフェイン含有率の高い植物から上記又は公知の抽出方法で抽出し、調製して得られた植物抽出物又は合成物でもよい。また、当該植物又はその抽出物をカフェイン供給源として用いてもよい。当該カフェインは、乾燥物、液体又はペースト状のいずれのものでもよい。
カフェインの塩としては、例えば、塩酸、硫酸等の鉱酸塩、酢酸、クエン酸等の有機酸塩等が挙げられる。
成分(D)のカフェイン又はその塩は、本発明のマッサージ化粧料全組成中に、0.01〜0.5質量%、特に0.05〜0.2質量%含有するのが好ましい。
成分(C)の黄花菜又はその抽出物と成分(D)カフェイン又はその塩の含有比率は、黄花菜又はその抽出物の乾燥物換算量1質量部に対してカフェイン又はその塩の乾燥物換算量で少なくとも0.001質量部以上、特に0.01〜10質量部が好ましい。
本発明の化粧料は、前記成分以外に、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、多価アルコールや油剤などの保湿剤、増粘補助剤、界面活性剤、水、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、色素、無機顔料、無機粉体、高分子粉体、香料、pH調整剤などを含有することができる。
多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、テトラエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いても良い。これらの多価アルコールの中でも、1,3−ブチレングリコール及びグリセリンが特に好ましい。
多価アルコールを用いる場合、その含有量は、安定性及び使用感の点から、本発明のマッサージ化粧料全組成中の5〜95質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましい。
増粘補助剤としては、無水ケイ酸、アルミナ、タルク、カオリン、スメクタイトなどが挙げられる。なかでも、無水ケイ酸、スメクタイトが安定性及び使用感の点から好ましく、特に無水ケイ酸がより好ましい。増粘補助剤を用いる場合、その含有量は、安定性及び使用感の点から、本発明のマッサージ化粧料全組成中の0.5質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、3〜10質量%が最も好ましい。
界面活性剤としては、通常化粧料に用いられる非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤等を用いることができ、特にポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の親水性非イオン界面活性剤で分子中に分岐構造を有するものが好ましい。
界面活性剤を用いる場合、その含有量は、安定性及び使用感の点から、本発明のマッサージ化粧料全組成中の0.01〜6質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましい。
本発明のマッサージ化粧料が水を含有する場合、その含有量は例えば、本発明のマッサージ化粧料全組成中の10〜90質量%、特に15〜50質量%とすることができる。さらに、とくに成分(B)のスクラブ剤がアルカリ金属の塩化物などのように水に可溶なものである場合は、スクラブ剤として系中に存在するためには飽和濃度以上になっている必要があり、そのため水の含有量をスクラブ剤の溶解度に応じて最適化しなければならない。例えば、塩化ナトリウムの水に対する溶解度は約36g/100g水であることから、スクラブ剤が塩化ナトリウムの場合はスクラブ剤1質量部に対し水は2.7質量部以下でなければならず、使用感の点から好ましくは0.1〜2.0質量部、より好ましくは0.25〜1.8質量部である。
本発明のマッサージ化粧料は、通常の方法により製造することができ、ジェル状又はペースト状の化粧料とすることができる。該化粧料は、25℃における粘度が5000〜800000mPa・s、特に50000〜600000mPa・sであるのが好ましい。粘度は、25℃において、ヘリカル粘度計(B8R型)により測定される。
製造例1(黄花菜抽出物の製造)
黄花菜(新和物産社)40gに50%(v/v)エタノール−水混合溶液400mLを加え、室温(20〜30℃)で7日間抽出した後、ろ過し、抽出液340mL(乾燥物換算量18.4g)を得た。
実施例1〜4、比較例1〜4
表1に示す組成のマッサージ化粧料を以下の製造方法で製造し、皮膚への塗布性、マッサージ性及び肌のひきしめ効果を評価した。結果を表1に併せて示す。なお、カフェインは市販のもの(和光純薬工業社)を用いた。また、表1の黄花菜抽出物には、上記製造例で得られた抽出液を用い、含有量は乾燥物換算量で表記した。
(製造方法)
精製水に高分子増粘剤(カルボキシビニルメチルセルロースナトリウム及びカラギーナン)を分散させた後、スクラブ剤(塩化ナトリウム又はポリエチレン末)及び黄花菜抽出物を添加し十分攪拌する。続いて、他の添加成分を十分に均一分散あるいは溶解できるように順次添加、攪拌する。
(評価方法)
(1)皮膚への塗布性:
3名の専門パネルにより、各化粧料について、前腕内側に一定量を塗布したときの、皮膚への塗布しやすさ(液だれ性)を評価し、以下の基準で5段階に点数化した。表1には、平均点を示す。
5:非常に良い。
4:良い。
3:どちらともいえない。
2:やや悪い。
1:悪い。
(2)マッサージ性:
3名の専門パネルにより、各化粧料について、前腕内側に一定量を塗布したときの、マッサージのしやすさを評価し、以下の基準で5段階に点数化した。表1には、平均点を示す。
5:非常に良い。
4:良い。
3:どちらともいえない。
2:やや悪い。
1:悪い。
(3)マッサージ後の肌感触:
3名の専門パネルにより、各化粧料について、前腕内側に一定量塗布しマッサージしたあとの、肌の感触を評価し、以下の基準で5段階に点数化した。表1には平均点を示す。
5:非常に良い。
4:良い。
3:どちらともいえない。
2:あまり良くない。
1:良くない。
(4)肌のひきしめ効果:
5名の専門パネルにより、各化粧料をふくらはぎに1ヶ月間連用したときのひきしめ効果について、総合的に評価し、以下の基準で4段階に点数化した。表1には、平均点を示す。
4:ひきしめ効果を強く感じる。
3:ひきしめ効果を感じる。
2:ひきしめ効果をわずかに感じる。
1:ひきしめ効果はなかった。
Figure 2008143842
実施例5
以下に示す組成のマッサージ化粧料を以下の製造方法により製造した。粘度はB8R粘度計(25℃、5rpm、ローターT-C)で測定したところ、280,000mPa・sであった。得られた化粧料について、実施例1〜4と同様にして、皮膚への塗布性、マッサージ性、マッサージ後の肌感触及び肌のひきしめ効果を評価した。その結果、評価の平均点は、皮膚への塗布性:5.0、マッサージ性:5.0、マッサージ後の肌感触:4.3、肌のひきしめ効果:3.8であった。
(組成)
(1)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8(質量%)
(2)カラギーナン 0.8
(3)グリセリン 10.0
(4)1,3−ブチレングリコール 8.0
(5)ソルビトール 7.0
(6)塩化ナトリウム 25.0
(7)無水ケイ酸 5.0
(8)黄花菜抽出物(製造例1) 0.5
(9)カフェイン 0.2
(10)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)
0.3
(11)精製水 バランス
(12)香料 適量
(製造方法)
成分(11)、(3)、(4)及び(5)の混合物に成分(1)及び(2)を溶解させた後、成分(9)及び(10)を添加し、十分攪拌する。さらに、成分(7)を添加し均一に混練したのち、成分(6)を添加し、均一に混合する。最後に、成分(8)及び(12)を添加し、均一混合して、化粧料を得た。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)高分子増粘剤、
    (B)スクラブ剤、
    (C)黄花菜又はその抽出物
    を含有するマッサージ化粧料。
  2. (B)スクラブ剤がアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物の粒子である請求項1記載のマッサージ化粧料。
  3. さらに(D)カフェイン又はその塩を含有する請求項1又は2記載のマッサージ化粧料。
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