JP2007197440A - 美容痩身方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マッサージ施術をした直後に、39〜42℃の浴湯で半身浴を行う美容痩身方法。
【選択図】なし
Description
また、入浴はできるだけ高い温度で、長い時間行うことが血行促進による美容痩身効果の発現には有効であるとされているが、その効果が高いほど、精神的・身体的な苦痛は高く、湯あたり、立ちくらみなどの症状が起こりやすくなる。マッサージも長時間行うほど、血行促進による美容痩身効果の発現には有効であるが、やはり精神的・身体的な苦痛は高く、もみ返しなども懸念される。
また、本発明は、スクラブ剤を含有するマッサージ剤と、炭酸塩を含有する入浴剤とからなる美容痩身キットを提供するものである。
また、本発明は、スクラブ剤を含有するマッサージ剤と、炭酸塩を含有する入浴剤とからなる美容痩身キットを使用する美容痩身システムを提供するものである。
マッサージ施術は、直後に半身浴を行うことから、浴室内で行うのが好ましい。
かかるマッサージ剤としては、特に制限されず、身体をマッサージするのに適しているものであれば何れでも良い。特に、スクラブ剤を含有するマッサージ剤が好ましい。
半身浴は、39〜42℃の浴湯に、身体の心臓位よりも下部を浸漬させることにより行う。半身浴は20分以上60分未満、特に25分以上40分未満行うのが好ましい。
半身浴をこの時間範囲で行うことにより、過度の身体への負荷を与えることなく、充分な血行促進効果や美容痩身効果を得ることができる。
半身浴を行う際には、浴湯に入浴剤を投入することができる。入浴剤は、特に制限されず、通常用いられるものを使用することができる。
炭酸塩としては、例えば炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられ、入浴剤全量中に5〜98質量%、特に10〜70質量%含有するのが好ましい。
また、入浴剤について、40℃の湯に0.01質量%溶解したときのpHは、通常浴槽及びその附属品に悪影響を及ぼさない約4〜10の範囲であれば、特に限定されるものではないが、炭酸ガスの効果を特に期待する場合には、pH4〜7が好ましい。
特に、スクラブ剤を含有するマッサージ剤と、炭酸塩を含有する入浴剤とからなる美容痩身キットを用いて行うと、より高い美容痩身効果を得ることができる。
スクラブ剤を含有するマッサージ剤と、炭酸塩を含有する入浴剤とからなる美容痩身キットを使用することで、有効な美容痩身システムを提供することができる。
(1)身体的負荷:
美容痩身方法を実施したときの生理変化より、以下の基準により、総合的に身体的負荷を評価した。
4:負荷は極めて低い。
3:負荷は低い。
2:体調が良好な状態では問題ない。
1:負荷が高い。
美容痩身方法を実施したときの健常女性パネルの本人意識より、以下の基準で評価した。
4:気持ち良く方法を遂行できる。
3:難なく方法を遂行できる。
2:苦痛を感じることがあるが、方法を遂行できる。
1:苦痛、不快感から方法を遂行できない。
血流量の増加により血行促進効果を確認した。血流計LASER FLOWMETER ALF21D(ADVANCE社製)を用い、安静(マッサージ前)、入浴前、入浴後において、前腕内側部及び足の甲部でレーザードップラー式皮膚血流量を測定した。安静・入浴前からの血流量の増加の程度により血行促進効果を評価した。
5:極めて高い(平均3V以上)。
4:高い(平均2V以上〜3V未満)。
3:やや高い(平均1V以上〜2V未満)。
2:わずかに高い(平均0.5V以上〜1V未満)。
1:変化なし(平均0.5V未満)。
呼気分析装置VO2000(Medgraph社製)を用い、安静時のエネルギー消費量を測定した。美容痩身方法を4週間実施したときの前後の差分から、エネルギー消費量の増加の程度を、以下の基準で評価した。
4:極めて高い(約200kcal/day以上)。
3:高い(約100〜200kcal/day)。
2:わずかに高い(約50〜100kcal/day)。
1:変化なし(約50kcal/day以下)。
美容痩身方法を実施したときの美容痩身効果を、体重減少量より、以下の基準で評価した。
4:1kg/1ヶ月以上の体重減少がある。
3:0.5〜1kg/1ヶ月の体重減少がある。
2:0.5kg/1ヶ月未満の体重減少。
1:体重減少なし、あるいは体重増加。
5名の専門パネルにより、各キットを1ヶ月連用したときのひきしめ効果について、総合的に評価し、以下の基準で4段階に点数化した。結果は平均点を示す。
4:ひきしめ効果を強く感じる。
3:ひきしめ効果を感じる。
2:ひきしめ効果をわずかに感じる。
1:ひきしめ効果はない。
黄花菜(新和物産社)40gに50%(v/v)エタノール−水混合溶液400mLを加え、室温(20〜30℃)で7日間抽出した後、ろ過し、抽出液340mLを得た。この抽出液から溶媒を減圧留去し、乾燥物18.4gを得た。
浴室にて入浴(湯船につかること)直前、以下に示す組成のマッサージ剤を、太腿・ヒップ・ウエストに塗布し、5分間マッサージした。その後すぐ(2分以内)に、湯温40℃にて、みぞおち下までの座浴(ひざはゆるやかにのばした状態、腕は浸漬しない)で30分入浴(半身浴)を行った。
身体的負荷:4、快適性:3、血行促進効果:5、ひきしめ効果:2.4
(1)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5(質量%)
(2)カラギーナン 0.5
(3)グリセリン 25.0
(4)塩化ナトリウム 25.0
(5)無水ケイ酸 5.0
(6)黄花菜抽出物(製造例1) 0.5
(7)カフェイン 0.2
(8)精製水 残量
実施例1で示したマッサージ剤及び以下に示す組成の入浴剤を、本発明キットとして調製した。浴室にて入浴(湯船につかること)直前、実施例1で用いたマッサージ剤を、太腿・ヒップ・ウエストに塗布し、5分間マッサージした。その後すぐ(2分以内)に、以下に示す組成の入浴剤を投入した40℃の湯に、みぞおち下までの座浴(ひざはゆるやかにのばした状態、腕は浸漬しない)で30分入浴(半身浴)を行った。
身体的負荷:4、快適性:3、血行促進効果:5、エネルギー消費量:4
また、この方法を週3回の頻度で1ヶ月継続することで、安静時代謝量が増大し、体重・ウエスト長が有意に減少した。
美容痩身効果:4、ひきしめ効果:2.8
(1)炭酸水素ナトリウム 30(質量%)
(2)炭酸ナトリウム 20
(3)フマル酸 45
(6)黄花菜抽出物(製造例1) 1
(7)カフェイン 1
(8)デキストリン 残量
表1に示す美容痩身キットを調製した。
本発明のキットのマッサージ剤(A)を用いて5分間のマッサージ施術を行った直後(2分以内)に、本発明のキットの入浴剤(B)を投入した40℃の浴湯にて30分間半身浴を行った。
レーザーフローメーターALF21D(ADVANCE社製)を用いて、血流量を測定した。
測定部位は左・右の太腿部位とし、一方は入浴のみ、一方はマッサージと入浴の両方を行った。マッサージは、実施例1に示したマッサージ剤を用い、拇指強擦法にて5分間マッサージを行った。また、入浴には実施例2に示す入浴剤を使用し、38−40℃で30分、心臓を浸漬しない半身浴を行った。マッサージを行っている間以外は測定部位にプローブをつけ、その血流変化を記録した。
マッサージを5分間行った直後(5分以内)に入浴した場合の結果を図2に示す。
マッサージを5分間行い、20分後に入浴した場合の結果を図3に示す。
半身浴を行った直後(1分以内)にマッサージを行った場合の結果を図4に示す。
半身浴を行い、5分後にマッサージを行った場合の結果を図5に示す。
何れの場合も、半身浴のみでマッサージを行わない場合の結果を併記した。
なお、図1〜図5において、「Msg+」はマッサージと半身浴を組み合わせたもの、「Msg-」は半身浴のみのものを示す。
Claims (11)
- マッサージ施術をした直後に、39〜42℃の浴湯で半身浴を行う美容痩身方法。
- 半身浴を、マッサージ施術をして5分以内に開始し、20分以上行う請求項1記載の美容痩身方法。
- マッサージ剤を用いてマッサージ施術を行う請求項1又は2記載の美容痩身方法。
- スクラブ剤を含有するマッサージ剤を用いてマッサージ施術を行う請求項1又は2記載の美容痩身方法。
- スクラブ剤が、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩化物の粒子である請求項4記載の美容痩身方法。
- 半身浴を、入浴剤を投入した浴湯で行う請求項1〜5のいずれか1項記載の美容痩身方法。
- 入浴剤が、炭酸塩を含有するものである請求項6記載の美容痩身方法。
- 黄花菜又はその抽出物、グレープフルーツオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、セージオイル及びイランイランオイルから選ばれる1種以上を、マッサージ剤又は入浴剤の少なくともいずれか一方に含有する請求項3〜7のいずれか1項記載の美容痩身方法。
- スクラブ剤を含有するマッサージ剤と、炭酸塩を含有する入浴剤とからなる美容痩身キット。
- マッサージ施術をした直後に、39〜42℃の浴湯で半身浴を行う旨の用法の表示を付した請求項9記載の美容痩身キット。
- スクラブ剤を含有するマッサージ剤と、炭酸塩を含有する入浴剤とからなる美容痩身キットを使用する美容痩身システム。
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2007
- 2007-01-16 JP JP2007007448A patent/JP2007197440A/ja active Pending
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