JP2007295033A - 遠隔操作制御装置およびその操作端末 - Google Patents

遠隔操作制御装置およびその操作端末 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の位置範囲にいない操作者からの遠隔操作命令を拒絶し、操作端末を携帯する操作者を所定の位置範囲に誘導する遠隔操作制御装置を提供すること。
【解決手段】操作端末9からの遠隔操作命令に基づいて車載装置を制御する遠隔操作制御装置1は、操作端末9の位置を検出する端末位置検出手段101と、車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段102と、周辺情報に基づいて遠隔操作命令を発する操作端末9が位置すべき操作受付可能範囲Eを設定する操作受付可能範囲設定手段103と、操作受付可能範囲Eにない操作端末9からの遠隔操作命令を拒絶する命令拒絶手段104と、操作端末9を携帯する操作者を操作受付可能範囲Eに誘導する操作者誘導手段105と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作端末からの遠隔操作命令により車両に搭載された装置を制御する遠隔操作制御装置およびその操作端末に関し、より詳細には、所定の位置範囲にない操作端末からの遠隔操作命令を拒絶しながら、操作端末を携帯する操作者を所定の位置範囲に誘導する遠隔操作制御装置およびその操作端末に関する。
従来、操作者の携帯電話機内に操作者を認証するための認証データを予め格納させておき、車両に配置された人感センサにより車両近傍に操作者を検出した場合に、その操作者が携帯する携帯電話機と通信を行い、携帯電話機に格納された認証データと車両側に登録された認証データとを照合しその操作者を認証したときに、車両ドアの解錠、車内環境の設定、エンジン始動等の種々の車両動作を自動的に実行したり、或いは、携帯電話機からの遠隔操作命令を受け付けたりする車載電子制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる車載電子制御システムは、車両に登録された操作者が車両に接近した場合に限り、自動的に車両ドアの解錠等を実行したり、携帯電話機からの遠隔操作命令の受け付けを許可したりするので、セキュリティ性を確保しながらも、操作者の利便性を向上させることができる。
特開2003−78593号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車載電子制御システムは、人感センサにより操作者の接近を検出してからその後の制御を開始するので、どの程度車両に接近すれば車両ドアの解錠が自動的に実行し、或いは、遠隔操作命令を受け付けるかを予め操作者に通知することはない。そのため、操作者は、遠隔操作命令を発するために、どのくらい車両に接近すればよいか分からず、この車載電子制御システムを使いにくいものと感じてしまう場合も考えられる。
また、特許文献1に記載の車載電子制御システムは、車両と操作者との距離だけで遠隔操作命令受け入れの可否を判断するので、遠隔操作により車両を自動的に移動させるような場合に、操作者に車両の移動経路を視認させることなく遠隔操作を許可してしまう場合もあり適切でない。
かかる状況に鑑み、本発明は、所定の位置範囲にいない操作者からの遠隔操作命令を拒絶する遠隔操作制御装置およびその操作端末を提供することを目的とする。また、本発明は、操作端末を携帯する操作者を所定の位置範囲に誘導する遠隔操作制御装置およびその操作端末を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第1の発明に係る遠隔操作制御装置は、操作端末からの遠隔操作命令に基づいて車載装置を制御する遠隔操作制御装置であって、前記操作端末の位置を検出する端末位置検出手段と、車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、前記周辺情報に基づいて前記遠隔操作命令を発する前記操作端末が位置すべき操作受付可能範囲を設定する操作受付可能範囲設定手段と、前記操作受付可能範囲にない前記操作端末からの前記遠隔操作命令を拒絶する命令拒絶手段と、前記操作端末を携帯する操作者を前記操作受付可能範囲に誘導する操作者誘導手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明に係る遠隔操作制御装置であって、前記操作者誘導手段は、前記車両の位置または前記操作端末の位置を基準として前記操作端末を携帯する操作者を前記操作受付可能範囲に誘導することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る遠隔操作制御装置であって、前記操作者誘導手段は、操作端末の表示装置に前記操作受付可能範囲に関する情報を表示させることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の何れかの発明に係る遠隔操作制御装置であって、前記遠隔操作命令は、車両を自動的に移動させて駐車または出庫させるための命令であることを特徴とする。
また、第5の発明は、第4の発明に係る遠隔操作制御装置であって、前記操作受付可能範囲は、前記遠隔操作命令により車両を移動させる場合に、該車両の移動経路を除いた範囲であることを特徴とする。
また、第6の発明は、第4または第5の発明に係る遠隔操作制御装置であって、前記操作受付可能範囲は、前記遠隔操作命令により車両を移動させる場合に、該車両の移動経路を視認できる範囲であることを特徴とする。
また、第7の発明に係る操作端末は、遠隔操作命令に基づいて車載装置を制御する遠隔操作制御装置に対し該遠隔操作命令を発する操作端末であって、前記操作端末の位置を検出する端末位置検出手段と、車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、前記周辺情報に基づいて前記遠隔操作命令を発する前記操作端末が位置すべき操作受付可能範囲を設定する操作受付可能範囲設定手段と、前記操作端末が前記操作受付可能範囲にない場合に前記遠隔操作命令の発信を拒絶する命令拒絶手段と、前記操作端末を携帯する操作者を前記操作受付可能範囲に誘導する操作者誘導手段と、を備えることを特徴とする。
また、第8の発明に係る遠隔操作制御装置は、操作端末からの遠隔操作命令に基づいて車両を自動的に移動させる遠隔操作制御装置であって、前記操作端末の位置を検出する端末位置検出手段と、車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、前記周辺情報に基づいて前記遠隔操作命令を発する前記操作端末が位置すべき操作受付可能範囲を設定する操作受付可能範囲設定手段と、前記操作受付可能範囲にない前記操作端末からの前記遠隔操作命令を拒絶する命令拒絶手段と、を備え、前記操作受付可能範囲は、前記操作端末と前記車両との相対的な位置関係から前記車両の移動経路が視認できなくなる前記操作端末の位置範囲を除外した範囲であることを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、所定の位置範囲にいない操作者からの遠隔操作命令を拒絶する遠隔操作制御装置およびその操作端末を提供することができる。また、操作端末を携帯する操作者を所定の位置範囲に誘導する遠隔操作制御装置およびその操作端末を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る遠隔操作制御システムの構成例を示す図である。遠隔操作制御システムSは、遠隔操作制御装置1および操作端末9で構成される。
遠隔操作制御装置1は、車両に搭載され操作端末9からの遠隔操作命令を受信して各種車載装置を制御する装置であり、制御部10を有し、カメラ2、通信装置3、記憶装置4、測位装置5、駐車・出庫支援装置6、音声出力装置7および発光装置8に接続される。
ここで、「遠隔操作命令」とは、操作端末9が遠隔操作制御装置1に対して送信する信号であって、遠隔操作制御装置1をしてドアの解錠・施錠、エンジンの始動・停止、ハザードランプの点灯・消灯、駐車・出庫支援等の所定の操作を開始させるための信号をいう。
カメラ2は、車両に搭載される車両周辺を撮影するための撮影手段の一つであり、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)カメラであり、夜間でも撮影が可能な赤外線カメラ、被写体との距離を測定可能なステレオカメラであってもよい。また、撮影した画像の周辺の歪み具合から被写体との間の距離を算出できるよう魚眼レンズを装着したカメラであってもよい。
通信装置3は、操作端末9との間の通信に使用される装置であり、例えば、携帯電話周波数を利用する通信センタを介した通信を制御したり、特定小電力無線周波数を利用する通信センタを介さない操作端末9との直接通信を制御したりする。
記憶装置4は、地図情報等を記憶するための装置であり、例えば、ハードディスク、半導体メモリ等の不揮発性記憶装置である。
測位装置5は、車両の位置を測定するための装置であり、例えば、カーナビゲーションシステムのGPS受信機によりGPSアンテナを介してGPS衛星が出力するGPS信号に基づいて車両位置を測位・演算する。測位方法は、単独測位や相対測位(干渉測位を含む。)等の如何なる方法であってもよいが、好ましくは精度の高い相対測位が用いられる。この際、自車位置は、舵角センサ、車速センサやジャイロセンサ等の各種センサの出力や、ビーコン受信機及びFM多重受信機を介して受信される各種情報に基づいて補正されてもよい。
駐車・出庫支援装置6は、カメラ2の画像情報またはミリ波レーダ若しくはクリアランスソナーからの距離情報に基づいて、電動ステアリング、アクセル、ブレーキを制御しながら車両を自動的に移動させて駐車または出庫を行わせる装置である。
音声出力装置7は、音声を出力するための装置であり、例えば、車載のホーン、スピーカ、ブザー等である。
発光装置8は、光を発生させる装置であり、例えば、ヘッドライト、ハザードランプ、ヘッドアップディスプレイ等である。
操作端末9は、特定小電力無線周波数または携帯電話周波数を利用して遠隔操作制御装置1に遠隔操作命令を送信するための端末であり、通信装置90、記憶装置91および表示装置92を有する。
通信装置90は、通信装置3と同様、遠隔操作制御装置1との間の通信に使用される装置であり、例えば、携帯電話周波数を利用する通信センタを介した通信を制御したり、特定小電力無線周波数を利用する通信センタを介さない遠隔操作制御装置1との直接通信を制御したりする。
記憶装置91は、記憶装置4と同様、操作端末9の端末ID等を記憶するための装置であり、例えば、ハードディスク、半導体メモリ等の不揮発性記憶装置である。
表示装置92は、遠隔操作制御装置1からの操作者に対する情報を表示するための装置であり、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイがある。
遠隔操作制御装置1の制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)等を備えたコンピュータであり、操作者認証手段100、端末位置検出手段101、周辺情報取得手段102、操作受付可能範囲設定手段103、命令拒絶手段104、操作者誘導手段105および命令実行手段106に関するプログラムをNVRAMに格納し、これらプログラムをRAMに展開してCPUに各種手段を実行させる。
操作者認証手段100は、操作端末9を扱う操作者を認証するための手段であり、例えば、通信装置3を介して操作端末9からの遠隔操作命令を受信した場合に、操作端末9の記憶装置91に記憶された端末IDを読み取り、記憶装置4や制御部10のNVRAMに予め登録された端末IDと照合して操作端末9を携帯する操作者を認証する。
また、操作者認証手段100は、操作端末9を携帯する操作者にパスワードを入力させたり、操作端末9に設置された指紋読み取り装置や静脈パターン読み取り装置に操作者の指紋や静脈パターンを読み取らせたり、或いは、操作端末9に付属のカメラに操作者の虹彩を撮影させたりして、記憶装置4や制御部10のNVRAMに予め登録されたパスワード、指紋、静脈パターン、虹彩パターンと照合して操作端末9を携帯する操作者を認証するようにしてもよい。
端末位置検出手段101は、操作端末9の位置を検出するための手段であり、例えば、通信装置3を介して操作端末9からの遠隔操作命令を受信した場合に、遠隔操作命令の受信電力(信号強度)等から車両と操作端末9との間の相対的な位置関係を検出する。
また、端末位置検出手段101は、操作端末9がGPS等の測位装置を備える場合には、遠隔操作命令と共に操作端末9の位置情報(経度、緯度、高度)を取得し、測位装置5が示す車両の位置情報に基づいて、車両と操作端末9との間の相対的な位置関係を検出するようにしてもよい。
また、端末位置検出手段101は、上述のように車両と操作端末9との間の相対的な位置関係を検出した後、カメラ2が撮影した車両周辺の画像を利用して操作端末9を携帯する操作者を認識し、車両と操作端末9との間のより正確な位置関係を検出するようにしてもよい。
周辺情報取得手段102は、車両の周辺情報を取得するための手段であり、「周辺情報」とは、駐車スペースやその駐車スペースに接する道路の形状(幅員、勾配、駐車スペースと道路との間の角度等)、駐車スペース周辺の壁や電柱の位置や高さ、側溝の有無等、駐車または出庫の際の車両の移動経路に影響を与える情報をいい、車両自体の形状や駐車・出庫支援装置6が過去に駐車または出庫を行った際に算出した移動経路に関する情報も含まれる。
また、周辺情報は、これから車両が向おうとする目的地に関する情報を含み、周辺情報取得手段102は、通信装置3を介してこれら情報を取得し、或いは、記憶装置4からこれら情報を読み出す。なお、これから車両が向おうとする目的地に関する情報は、車両を何れの方向に出庫させるかを決定する際に利用される。
周辺情報取得手段102は、例えば、測位装置5による車両位置と、記憶装置4に記憶された地図情報と、車両に搭載されたカメラ2が撮影した車両周辺の画像とに基づいて周辺情報を取得する。また、周辺情報取得手段102は、車両に設置されたクリアランスソナーやミリ波レーダ等を用いて駐車スペース周辺の障害物(壁、電柱、縁石、側溝等)に関する情報を周辺情報として取得してもよい。
操作受付可能範囲設定手段103は、操作端末9が遠隔操作命令を発信する際に位置すべき地理的範囲である操作受付可能範囲を設定するための手段であり、例えば、周辺情報取得手段102により取得した周辺情報に基づいて操作者が位置すべき操作受付可能範囲を設定する。
操作受付可能範囲設定手段103は、車両と操作端末9との間の距離に基づいて操作受付可能範囲を設定してもよく、或いは、遠隔操作命令の内容が駐車・出庫支援等、車両の移動を伴う場合には、周辺情報取得手段102が取得した周辺情報等に基づいて駐車または出庫のために車両が移動する経路を算出し、その移動経路を除く所定の距離範囲内を操作受付可能範囲として設定してもよい。
また、操作受付可能範囲設定手段103は、遠隔操作命令の内容が駐車・出庫支援等、車両の移動を伴う場合には、操作端末9の位置毎に、操作端末9と車両との相対的な位置関係から操作者の死角となる位置範囲(車両の陰に隠れて操作者が視認できなくなる領域であり、以下、「死角領域」という。)を算出し、その死角領域に車両の移動経路の一部または全部が含まれる場合には、移動経路を含む死角領域を発生させてしまう操作端末9の位置を操作受付可能範囲から除外するようにしてもよい。
命令拒絶手段104は、操作端末9からの遠隔操作命令を拒絶するための手段であり、例えば、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置が操作受付可能範囲内にない場合に、遠隔操作命令を拒絶する。
また、命令拒絶手段104は、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置が操作受付可能範囲内から操作受付可能範囲外に移動した場合に、遠隔操作命令に基づく車載装置の作動を中断する。
操作者誘導手段105は、操作受付可能範囲外に位置する操作者が操作受付可能範囲内に移動するように誘導するための手段であり、例えば、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置が操作受付可能範囲内にない場合に、音声出力装置7から“右に2メートル移動して下さい。”のような音声メッセージを出力させて、操作者の位置を基準として移動方向を操作者に伝えるようにし、或いは、音声出力装置7から“車両の右前方に移動して下さい。”のような音声メッセージを出力させて、車両の位置を基準として移動方向を操作者に伝えるようにする。或いは、操作者誘導手段105は、車内に設置されたヘッドアップディスプレイによりフロントガラスに矢印を表示させて操作者の移動すべき方向や距離を示すようにしてもよい。
或いは、操作者誘導手段105は、通信装置3を介して操作端末9に信号を送信し、操作端末9の表示装置92に文字、地図、矢印等を表示させて操作者の移動すべき方向や距離を伝えるようにしてもよい。
或いは、操作者誘導手段105は、通信装置3を介して駐車スペース周辺に設置された表示手段に信号を送信し、文字、地図、矢印等を表示させて操作者の移動すべき方向や距離を伝えるようにしてもよい。
或いは、操作者誘導手段105は、車両に設置された発光装置8である左右のターンシグナルランプを所定の間隔で点滅させたり、車両に搭載された音声出力装置7が出力する音の出力間隔、出力時間、周波数(音の高低)、出力回数等を変化させたりして、操作者の移動すべき方向や距離を示すようにしてもよい。
或いは、操作者誘導手段105は、車両に設置された発光装置8であるヘッドライトを用いて操作受付可能範囲の境界が分かるように操作受付可能範囲全体を照射したり、操作端末9の表示装置92や車両のヘッドアップディスプレイに車両周辺の見取り図(鳥瞰図)と操作受付可能範囲全体を示す色枠等とを表示させたり、伸縮自在のアンテナやフェンダーポール、開閉自在のドアミラー、角度自在のルームミラー、操作端末9に付属のジョイスティック等の可動部材を用いて、操作者の移動すべき方向や距離を示すようにしてもよい。
なお、操作者誘導手段105は、上述の誘導行為が所定回数実行された場合や上述の誘導行為を実行した後所定時間が経過した場合であって、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置が操作受付可能範囲内にない場合には、操作者に遠隔操作命令を遂行する意思がないものとして、誘導行為を中断するようにしてもよい。無制限に誘導を行うと音声出力装置7や発光装置8に電力を供給する車両バッテリを過度に消耗させてしまうからであり、また、自動的に中断しないようであれば、遠隔操作命令を中止または中断したい操作者に別途中止または中断の指示入力を強いることとなるからである。
命令実行手段106は、操作端末9からの遠隔操作命令を実行するための手段であり、例えば、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置が操作受付可能範囲内にある場合に、操作端末9から受信した遠隔操作命令に基づいて所定の操作を行うために所定の車載装置を作動させる。
また、命令実行手段106は、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置が操作受付可能範囲外から操作受付可能範囲内に移動した場合に、一旦中断された遠隔操作命令に基づく車載装置の作動を再開させてもよい。なお、車載装置の作動を再開させる場合、命令実行手段106は、操作者認証手段100により再度操作者の認証を求めたり、操作者の意思を確認するために再開を確認させる画面を操作端末9の表示装置92に表示させ操作者による所定の入力を求めたりしてもよい。不用意な再開を防止し、車載装置の作動を安全に実行させるためである。
次に、図2を参照しながら遠隔操作制御装置1による操作受付可能範囲Eの設定方法について説明する。
図2は、遠隔操作により駐車・出庫支援装置6を作動させ駐車中の車両V1を車両V2の位置まで自動的に出庫させる場合に設定される操作受付可能範囲Eを示す図である。
遠隔操作制御装置1は、操作者認証手段100により認証された操作者が携帯する操作端末9から遠隔操作命令を受信すると、測位装置5による車両位置と記憶装置4に記憶された地図情報と車両に搭載されたカメラ2が撮影した車両周辺の画像とに基づいて周辺情報取得手段102により周辺情報を取得させ、操作受付可能範囲設定手段103により操作受付可能範囲Eを設定させる。操作受付可能範囲Eは、例えば、車両V1から所定距離(例えば、5メートル)の範囲であり、かつ、操作者が到達できる範囲(例えば、道路上)とする。
操作受付可能範囲設定手段103は、周辺情報に基づいて車両V1を出庫させる場合の最適な移動経路R1を算出し、車両V1を車両V2の位置に移動させる場合の移動経路R1を操作受付可能範囲Eから除外する。移動経路R1内から遠隔操作命令を発して車両V1を出庫させた場合、車両V1と操作者とが接触してしまう場合も考えられるからである。
したがって、操作者が移動経路R1内に存在する場合、遠隔操作制御装置1は、命令拒絶手段104により操作端末9から受信した遠隔操作命令を拒絶して駐車・出庫支援装置6を作動させないようにし、操作者誘導手段105により操作者を移動経路R1外の位置(例えばP1地点)に誘導する。
一方、操作者が移動経路R1外であって、車両から所定の距離範囲内(例えば、5メートル内)の位置(例えば、P1地点)に存在する場合、遠隔操作制御装置1は、命令実行手段106により操作端末9から受信した遠隔操作命令に基づいて駐車・出庫支援装置6を作動させ、車両V1を車両V2の位置まで自動的に移動(出庫)させるようにする。
なお、遠隔操作制御装置1は、命令実行手段106により遠隔操作命令に基づいて駐車・出庫支援装置6を作動させ車両を出庫させる場合であっても、車両に搭載されたカメラ2やクリアランスソナーにより車両周辺を監視し、移動経路R1内に障害物(人、動物等を含む。)を検出した場合には駐車・出庫支援装置6の作動を中断させたり、車両の移動速度を低減させたり、或いは、既に移動した経路を逆に辿るようにさせたりする。人や他車両の通行を優先させたり、車両と障害物との接触を回避したりするためである。
次に、図3を参照しながら遠隔操作制御装置1による操作受付可能範囲の別の設定方法について説明する。
図3(A)は、遠隔操作により駐車・出庫支援装置6を作動させ駐車中の車両V1を車両V2の位置まで自動的に出庫させる場合における操作者の位置P2からの死角領域を示す図であり、図3(B)は、遠隔操作により駐車・出庫支援装置6を作動させ停車中の車両V2を車両V1の位置まで自動的に移動させその位置に駐車させる場合における操作者の位置P3からの死角領域を示す図である。また、図3(C)は、遠隔操作により駐車・出庫支援装置6を作動させ駐車中の車両V1を車両V2の位置まで自動的に出庫させる場合における操作者の位置P4およびP5からの死角領域を示す図である。
図3(A)において、遠隔操作制御装置1は、操作者認証手段100により認証された操作者が携帯する操作端末9から遠隔操作命令を受信すると、測位装置5による車両位置と記憶装置4に記憶された地図情報と車両に搭載されたカメラ2が撮影した車両周辺の画像とに基づいて周辺情報取得手段102により周辺情報を取得させ、操作受付可能範囲設定手段103により操作受付可能範囲を設定させる。
操作受付可能範囲設定手段103は、周辺情報に基づいて車両V1を出庫させる場合の最適な移動経路を算出し、車両V1を車両V2の位置に移動させる場合の移動経路R2を操作受付可能範囲から除外する。さらに、操作受付可能範囲設定手段103は、操作者のいる位置P2に応じて死角領域D1を算出し、その死角領域D1に移動経路R2の一部または全部が含まれるような場合には、現在操作者のいる位置P2を操作受付可能範囲から除外する。操作者に移動経路R2周辺を視認させることなしに駐車・出庫支援装置6による出庫を開始させると、車両を障害物(人、動物等を含む。)に接触させてしまう場合も考えられるからである。
同様に、図3(B)において、操作受付可能範囲設定手段103は、周辺情報に基づいて車両V2を駐車させる場合の最適な移動経路を算出し、車両V2を車両V1の位置に移動させる場合の移動経路R3を操作受付可能範囲から除外する。さらに、操作受付可能範囲設定手段103は、操作者のいる位置P3に応じて死角領域D2を算出し、その死角領域D2に移動経路R3の一部または全部が含まれるような場合には、現在操作者のいる位置P3を操作受付可能範囲から除外する。操作者に移動経路R3周辺を視認させることなしに駐車・出庫支援装置6による駐車を開始させると、車両を障害物(人、動物等を含む。)に接触させてしまう場合も考えられるからである。
また、図3(C)において、操作受付可能範囲設定手段103は、車両V1の死角領域D3、D4をそれぞれ算出し、死角領域D3を視認させるよう位置P5周辺を立ち寄りポイントとして操作受付可能範囲の一部に設定し、かつ、死角領域D4を視認させるよう位置P4周辺を立ち寄りポイントとして操作受付可能範囲の一部に設定してもよい。この場合、車載遠隔操作制御装置1は、車両に搭載されたカメラ2により所定時間内に操作者が位置P4およびP5に立ち寄るのを監視し、操作者が位置P4およびP5の双方に立ち寄り、死角領域D3およびD4が操作者により視認されたと判断した場合に、命令実行手段106をして遠隔操作命令に基づく処理を開始させる。なお、車載遠隔操作制御装置1は、カメラ2で撮影した画像から操作者の目線の方向を検出し、死角領域D3およびD4が操作者により視認されたか否かを判断するようにしてもよい。
次に、図4を参照しながら遠隔操作制御装置1が操作端末9から受信した遠隔操作命令をどのように処理するかについて説明する。
最初に、遠隔操作制御装置1は、操作端末9から遠隔操作命令を受信し操作者認証手段100により操作者の認証を行うと、端末位置検出手段101により操作端末9の位置を検出する(ステップS1)。
その後、遠隔操作制御装置1は、周辺情報取得手段102により車両の周辺情報を取得し(ステップS2)、その周辺情報に基づいて操作受付可能範囲設定手段103により操作端末9を携帯し、遠隔操作命令を発信しようとする操作者が属すべき操作受付可能範囲を算出する(ステップS3)。
遠隔操作制御装置1は、端末位置検出手段101により検出された操作端末9の位置と、操作受付可能範囲設定手段103により設定された操作受付可能範囲とから、操作端末9を携帯する操作者が操作受付可能範囲内に存在するか否かを判定する(ステップS4)。
操作端末9を携帯する操作者が操作受付可能範囲内に存在する場合には(ステップS4のYES)、遠隔操作制御装置1は、既に受信した遠隔操作命令を命令実行手段106により実行させる(ステップS5)。
一方、操作端末9を携帯する操作者が操作受付可能範囲内に存在しない場合には(ステップS4のNO)、遠隔操作制御装置1は、既に受信した遠隔操作命令を命令拒絶手段104により拒絶し(ステップS6)、操作者誘導手段105により遠隔操作命令が拒絶された旨を伝えるメッセージと共に、操作受付可能範囲に移動するようその方向や距離を操作端末9の表示装置92に表示させる(ステップS7)。
これにより、遠隔操作制御装置1は、操作端末9からの遠隔操作命令に基づいて車載装置を作動させる場合に、操作端末9(操作者)の位置が所定の操作受付可能範囲内に存在すること、或いは、操作端末9(操作者)の位置が所定の範囲(移動経路等)外であることを確認するので、車載装置をより安全に作動させることができる。
次に、図5を参照しながら、一旦実行が開始された遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合について説明する。
図5は、遠隔操作命令に基づく処理が開始された場合にその処理を中断させるか否かを判断するために遠隔操作制御装置1が行う監視処理の流れを示すフローチャートである。
一旦、遠隔操作命令に基づく処理が開始された場合、遠隔操作制御装置1は、操作者の変更を監視する(ステップS10)。遠隔操作制御装置1は、車両に搭載されたカメラ2で車両周辺および操作端末9を携帯する操作者を撮影し、撮影した画像に対し二値化処理、エッジ検出、フィルタ処理等の画像処理を施して操作者を識別しながら監視する。
また、遠隔操作制御装置1は、操作端末9に設置された指紋読み取り装置や静脈パターン読み取り装置で操作者を常に識別しながら遠隔操作命令に基づく処理を継続させてもよい。即ち、指紋読み取り装置や静脈パターン読み取り装置に操作者の指が押し当てられている場合に限り、遠隔操作命令に基づく処理を継続させる。
指紋読み取り装置や静脈パターン読み取り装置による操作者の識別が中断された場合(指紋読み取り装置や静脈パターン読み取り装置から操作者の指が離れた場合)、或いは、カメラ2が撮影した画像により遠隔操作命令に基づく処理を開始した時点における操作者とは別の操作者を認識した場合等、操作者の変更を検出した場合(ステップS10のYES)、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理を中断させる(ステップS13)。遠隔操作命令に基づく処理の責任の所在を不明確としたまま、処理を継続させるべきではないからである。操作者の変更を検出しない場合(ステップS10のNO)、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理を継続させる。
また、操作者変更の監視に加え、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理を中断させる操作者からの指示の有無を監視する(ステップS11)。遠隔操作制御装置1は、例えば、通信装置3を介して操作端末9に信号を送信し、操作端末9の表示装置92に中断ボタンを表示させる。
中断ボタンが押下されると(ステップS11のYES)、遠隔操作制御装置1は、既に開始した遠隔操作命令に基づく処理を中断させる。中断ボタンが押下されない場合(ステップS11のNO)、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理を継続させる。
また、操作者変更および中断ボタンの監視に加え、遠隔操作制御装置1は、操作者が操作受付可能範囲内に存在しているか否かを監視する(ステップS12)。遠隔操作制御装置1は、例えば、カメラ2、クリアランスソナー、ミリ波レーダ等で操作者の位置を監視する。
操作者が操作受付可能範囲から外れると(ステップS12のYES)、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理を中断させる(ステップS13)。操作者の安全性を確保するためであり、また、操作者が遠隔操作命令に基づく処理を視認できない状態で、処理を継続させるべきではないからである。操作者が操作受付可能範囲内に留まる場合(ステップS12のNO)、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理を継続させる。
このように、遠隔操作制御装置1は、操作者変更の監視、中断ボタン押下の監視および操作者の位置の監視を繰り返し行いながら、遠隔操作命令に基づく処理を継続させる。なお、操作者変更の監視、中断ボタン押下の監視および操作者の位置の監視は、何れの順番で行われてもよい。
次に、図6を参照しながら、中断された遠隔操作命令に基づく処理が再開される場合について説明する。
図6は、遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合にその処理を再開させるか否かを判断するために遠隔操作制御装置1が行う再開確認処理の流れを示すフローチャートである。
遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合、遠隔操作制御装置1は、その中断理由が操作者の変更によるものか(ステップS20)、中断ボタンが押下されたことによるものか(ステップS23)、或いは、操作者が操作受付可能範囲内から逸脱したことによるものか(ステップS26)をそれぞれ判断する。
操作者の変更により遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合(ステップS20のYES)、遠隔操作制御装置1は、例えば、かかる場合に対する再開確認として、操作端末9に付属の指紋読み取り装置に新たな操作者の指が置かれ、かつ、遠隔操作命令を発することができる所定の操作者が認証されるまで待機する(ステップS21)。認証が行われない限り(ステップS21のNO)、遠隔操作制御装置1は、操作端末9に対して定期的に信号を送信し、中断された処理を再開させるには指紋読み取り装置に指を置く必要がある旨を操作端末9の表示画面92に表示させる。
なお、遠隔操作制御装置1は、操作端末9の表示画面92に表示させる代わりに、或いは、それに加えて、車両のヘッドアップディスプレイ、車載スピーカ等を用いて処理を再開させるために必要な事項を操作者に伝えるようにしてもよい。
指紋読み取り装置に新たな操作者の指が置かれ、遠隔操作命令を発することができる所定の操作者が認証された場合(ステップS21のYES)、遠隔操作制御装置1は、操作者の変更を理由として中断された処理を再開させる。
また、操作端末9において中断ボタンが押下されたことにより遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合(ステップS23のYES)、遠隔操作制御装置1は、かかる場合に対する再開確認として、操作端末9において再開ボタンが押下されるまで待機する(ステップS24)。再開ボタンが押下されない限り(ステップS24のNO)、遠隔操作制御装置1は、操作端末9に対して定期的に信号を送信し、中断された処理を再開させるには再開ボタンが押下される必要がある旨を操作端末9の表示画面92に表示させる。
操作端末9において再開ボタンが押下された場合(ステップS24のYES)、遠隔操作制御装置1は、中断ボタンが押下されたことを理由として中断された処理を再開させる。
また、操作者が操作受付可能範囲内から逸脱したことにより遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合(ステップS26のYES)、遠隔操作制御装置1は、かかる場合に対する再開確認として、操作者が操作受付可能範囲内に再度進入するまで待機する(ステップS27)。操作者が操作受付可能範囲内に再進入しない限り(ステップS27のNO)、遠隔操作制御装置1は、操作端末9に対して定期的に信号を送信し、中断された処理を再開させるには操作者が操作受付可能範囲内に再進入する必要がある旨並びに進入のための方向および距離を操作端末9の表示画面92に表示させる。
操作者が操作受付可能範囲内に再進入したことが確認された場合(ステップS27のYES)、遠隔操作制御装置1は、操作者が操作受付可能範囲内から逸脱したことを理由として中断された処理を再開させる。
また、何れの中断理由に対する再開確認が行われ再開可能と判断された場合にも、遠隔操作制御装置1は、実際に処理を再開させてよいか否かを確認させる画面(以下、「確認画面」という。)を操作端末9の表示装置92に表示させ(ステップS29)、操作者による最終的な確認を求める。事前の通知なく処理を再開させないようにするためである。なお、遠隔操作制御装置1は、確認画面の着信を操作者に知らせるよう、操作端末9を振動させたり、着信音を出力させたりしてもよい。また、確認画面を表示させた後、所定時間にわたって操作者による入力が検出できない場合、遠隔操作制御装置1は、再度、操作端末9の表示装置92に確認画面を表示させたり、処理を終了させたりしてもよい。
このように、遠隔操作制御装置1は、中断理由が単独である場合には、その単独の中断理由が解消されたか否かの再開確認とその中断理由の操作端末9への通知とを限定的に行い、複数の中断理由が重複して発生した場合には、複数の中断理由それぞれに対する再開確認と、それら中断理由の操作端末9への通知(例えば、複数の中断理由を一画面に列挙させて表示させる。)と、を行う。
なお、遠隔操作制御装置1は、操作者の変更により処理を中断した場合に、操作者の認証、再開ボタンの押下および操作受付可能範囲内の当否の全ての再開確認を行ってもよく、或いは、中断ボタンが押下されたことにより処理を中断した場合に、操作者の認証および再開ボタンの押下の再開確認を行ったり、操作者の認証および操作受付可能範囲内の当否の再開確認を行ったりする等、中断理由と再開確認内容を任意に組み合わせるようにしてもよい。
また、遠隔操作制御装置1は、何れかの理由により処理を中断した場合に、所定の立ち寄りポイントに操作者を誘導し所定の死角領域を操作者に視認させた上で処理を再開させるようにしてもよい。なお、遠隔操作制御装置1は、操作者が所定の立ち寄りポイントに立ち寄ったか否かを、カメラ2が撮影した画像に基づいて判断し、さらに、操作者の目線の方向を検出して所定の死角領域を視認したか否かを判断するようにしてもよい。
これにより、遠隔操作制御装置1は、中断された遠隔操作命令に基づく処理を再開させる場合に中断理由に応じた再開判断を行うことにより、中断理由となっていない事由に対する再開判断を省略し、かつ、操作者にパスワードを再入力させたり、遠隔操作命令を再発信させたりといった操作のやり直しを要求することもなく、安全、迅速かつ確実に中断された処理を再開させることができる。
また、遠隔操作制御装置1は、処理を再開させる際に操作者の確認を求めるので、操作者による再開の意思を確認せず即座に処理を再開させてしまうのを防止することができる。
また、遠隔操作制御装置1は、遠隔操作命令に基づく処理の中断理由を通知するメッセージ、および、処理再開の確認画面を操作端末9の表示装置92に表示させるので、どの時点で如何なる操作を行えばよいかを的確に操作者に伝えることができ、操作者の利便性を向上させることができる。
なお、上述の再開確認処理は、操作端末9からの遠隔操作命令に基づいて開始され中断された処理を再開させるための処理であるが、車両内からの操作命令に基づいて開始され中断された処理を再開させるために用いてもよい。この場合、操作端末9からの遠隔操作命令に比べて車両内から操作命令を行う場合には車両周辺を隈無く視認することができるので再開確認の項目をより少なくしたり、或いは、操作端末9からの遠隔操作命令に比べて車両内から操作命令を行う場合には、操作者の位置を判断する必要もないので再開確認の項目をより多くしたりする等、再開確認の項目を柔軟に設定するようにしてもよい。また、処理を再開させるための最終的な確認を省略するようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、遠隔操作制御装置1の制御部10が操作者認証手段100、端末位置検出手段101、周辺情報取得手段102、操作受付可能範囲設定手段103、命令拒絶手段104、操作者誘導手段105および命令実行手段106を備えるが、遠隔操作制御システムSは、遠隔操作制御装置1および操作端末9にこれら手段を分散配置してもよく、操作端末9がこれら手段を全て備えるようにしてもよい。遠隔操作制御システムSを柔軟に構築できるようにするためである。
本発明に係る遠隔操作制御システムの構成例を示す図である。 遠隔操作制御装置により設定される操作受付可能範囲を示す図である。 遠隔操作により車両を自動的に移動させるときの死角領域を示す図である。 遠隔操作制御装置による処理の流れを示すフローチャートである。 遠隔操作命令に基づく処理が開始された場合に遠隔操作制御装置が行う監視処理の流れを示すフローチャートである。 遠隔操作命令に基づく処理が中断された場合に遠隔操作制御装置が行う再開確認処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 遠隔操作制御装置
2 カメラ
3、90 通信装置
4、91 記憶装置
5 測位装置
6 駐車・出庫支援装置
7 音声出力装置
8 発光装置
9 操作端末
10 制御部
92 表示装置
100 操作者認証手段
101 端末位置検出手段
102 周辺情報取得手段
103 操作受付可能範囲設定手段
104 命令拒絶手段
105 操作者誘導手段
106 命令実行手段
D1〜D4 死角領域
E 操作受付可能範囲
P1〜P5 操作者位置
R1〜R4 移動経路
S 遠隔操作制御システム
V1、V2 車両

Claims (8)

  1. 操作端末からの遠隔操作命令に基づいて車載装置を制御する遠隔操作制御装置であって、
    前記操作端末の位置を検出する端末位置検出手段と、
    車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、
    前記周辺情報に基づいて前記遠隔操作命令を発する前記操作端末が位置すべき操作受付可能範囲を設定する操作受付可能範囲設定手段と、
    前記操作受付可能範囲にない前記操作端末からの前記遠隔操作命令を拒絶する命令拒絶手段と、
    前記操作端末を携帯する操作者を前記操作受付可能範囲に誘導する操作者誘導手段と、
    を備えることを特徴とする遠隔操作制御装置。
  2. 前記操作者誘導手段は、前記車両の位置または前記操作端末の位置を基準として前記操作端末を携帯する操作者を前記操作受付可能範囲に誘導する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作制御装置。
  3. 前記操作者誘導手段は、操作端末の表示装置に前記操作受付可能範囲に関する情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔操作制御装置。
  4. 前記遠隔操作命令は、車両を自動的に移動させて駐車または出庫させるための命令である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の遠隔操作制御装置。
  5. 前記操作受付可能範囲は、前記遠隔操作命令により車両を移動させる場合に、該車両の移動経路を除いた範囲である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の遠隔操作制御装置。
  6. 前記操作受付可能範囲は、前記遠隔操作命令により車両を移動させる場合に、該車両の移動経路を視認できる範囲である、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の遠隔操作制御装置。
  7. 遠隔操作命令に基づいて車載装置を制御する遠隔操作制御装置に対し該遠隔操作命令を発する操作端末であって、
    前記操作端末の位置を検出する端末位置検出手段と、
    車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、
    前記周辺情報に基づいて前記遠隔操作命令を発する前記操作端末が位置すべき操作受付可能範囲を設定する操作受付可能範囲設定手段と、
    前記操作端末が前記操作受付可能範囲にない場合に前記遠隔操作命令の発信を拒絶する命令拒絶手段と、
    前記操作端末を携帯する操作者を前記操作受付可能範囲に誘導する操作者誘導手段と、
    を備えることを特徴とする操作端末。
  8. 操作端末からの遠隔操作命令に基づいて車両を自動的に移動させる遠隔操作制御装置であって、
    前記操作端末の位置を検出する端末位置検出手段と、
    車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、
    前記周辺情報に基づいて前記遠隔操作命令を発する前記操作端末が位置すべき操作受付可能範囲を設定する操作受付可能範囲設定手段と、
    前記操作受付可能範囲にない前記操作端末からの前記遠隔操作命令を拒絶する命令拒絶手段と、を備え、
    前記操作受付可能範囲は、前記操作端末と前記車両との相対的な位置関係から前記車両の移動経路が視認できなくなる前記操作端末の位置範囲を除外した範囲である、
    ことを特徴とする遠隔操作制御装置。
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