JP7329762B2 - 走行制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、走行制御技術、特に車両の自動走行を制御する走行制御方法に関する。
駐車支援システムでは、端末装置からの遠隔操作命令により車両に搭載された装置を制御することによって、車両の自動駐車がなされる。車両は、車両の周辺情報をもとに端末装置が位置すべき操作受付可能範囲を設定し、操作受付可能範囲に存在しない端末装置からの遠隔操作命令を受けつけない。また、車両は、操作者を操作受付可能範囲に誘導する。これにより、移動経路を視認可能な所定の位置範囲に操作者が誘導され、所定の位置範囲に操作者が存在しない場合に自動走行が停止される。
特開2007-295033号公報
駐車または出庫における遠隔操作命令により車両を走行制御する場合、計画経路が生成され、計画経路に沿って車両が走行する。計画経路上の障害物が検出されると、車両は走行を継続できずに停止してしまうので、利便性が低下する。一方、障害物を避けるように計画経路が変更されると、操作者が認識していない計画経路を車両が走行することによって、安全性が低下する。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、走行制御において利便性の低下を抑制しながら、安全性の低下も抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の走行制御方法は、第1計画経路に沿って車両を自動走行させるための信号を自動走行制御部が出力するステップと、車両を自動走行させている間に、第1計画経路とは異なった第2計画経路が生成された場合、出力部が第1計画経路から第2計画経路への変更の許可を要求するための要求信号を端末装置に出力するステップと、出力した要求信号に対して、入力部が変更の許可が示された許可信号を端末装置から受けつけるステップと、第1計画経路に沿った走行中に第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって車両の速度を下げるための信号を自動走行制御部が出力するステップと、許可信号を受けつけた場合に、第2計画経路に沿って車両を自動走行させるための信号を自動走行制御部が出力するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を装置、システム、方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体、本装置を搭載した車両などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、走行制御において利便性の低下を抑制しながら、安全性の低下も抑制できる。
本実施の形態に係る駐車支援システムの構成を示す図である。 図2a-dは、図1の駐車支援システムによる基本制御の概要を示す図である。 図3a-dは、図1の駐車支援システムによる基本制御の別の概要を示す図である。 図4a-dは、図1の駐車支援システムによる基本制御のさらに別の概要を示す図である。 図5a-bは、図1の駐車支援システムによる基本制御のさらに別の概要を示す図である。 図6a-bは、図1の駐車支援システムによる変更制御の概要を示す図である。 図7a-bは、図1の判定部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図1の報知部に表示される経路画像を示す図である。 図1の駐車支援システムによる走行制御手順を示すシーケンス図である。 図1の走行制御装置による走行制御手順を示すフローチャートである。
本実施の形態を具体的に説明する前に、概要を述べる。本実施の形態は、車両の入庫あるいは出庫を支援する駐車支援システムに関する。本実施の形態において駐車は、入庫と出庫を含むものとする。ここでは、携帯電話装置、スマートフォン等の端末装置を所持した操作者が車両の外部に存在する状況下において、走行制御装置を搭載した車両が自動走行することを前提とする。車両には、カメラ等の撮像部とソナー等のセンサが備えられており、それらによって障害物が探索される。走行制御装置は、障害物の探索結果を反映しながら、車両を入庫あるいは出庫するための経路(以下、「計画経路」という)を生成し、計画経路に沿って車両を移動させる。その際、端末装置には、計画経路が示された画像(以下、「経路画像」という)が表示されており、操作者は、経路画像を確認することによって、計画経路に沿って移動する車両の周囲を監視する。
車両が移動しているときに、他の車両あるいは人物等の障害物が計画経路に進入し、車両に備えられたセンサが当該障害物を検出した場合、走行制御装置は車両を停止させる。つまり、車両の移動中に計画経路が変更されず、走行継続ができないことによって、操作者に対する利便性が低下する。利便性の低下を抑制するためには、障害物を避けるように計画経路を変更し、変更された計画経路に沿って車両を移動させればよい。しかしながら、変更された計画経路を操作者が認識していないと、変更された計画経路に沿って移動する車両の周囲が監視されなくなり、安全性が低下する。そのため、走行制御において利便性の低下を抑制しながら、安全性の低下も抑制することが求められる。
本実施の形態に係る走行制御装置は、車両が計画経路に沿って移動しているときに障害物を検出した場合、障害物を避けるような新たな計画経路を生成する。ここで、もとの計画経路を「第1計画経路」と呼ぶ場合、新たな経路計画は「第2計画経路」と呼ばれる。走行制御装置は、第1計画経路から第2計画経路への変更の許可を要求するための要求信号を端末装置に送信する。その際、走行制御装置は、第2計画経路が示された経路画像も端末装置に送信する。操作者は、端末装置に表示された経路画像を確認することによって、第2計画経路を認識する。
操作者は、端末装置を操作して変更を許可すると、端末装置は、変更の許可が示された許可信号を走行制御装置に送信する。走行制御装置は、許可信号を受信すると、第2計画経路に沿って車両を移動させる。一方、操作者は、端末装置を操作して変更を許可しなければ、端末装置は許可信号を走行制御装置に送信しない。走行制御装置は、許可信号を受信しなければ、車両を停止させる。これにより、車両挙動変化を認知した走行許可操作が可能となり、経路変更時の走行安全性と操作利便性が向上する。以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施の形態は一例であり、本開示はこれらの実施の形態により限定されるものではない。
図1は、駐車支援システム1000の構成を示す。駐車支援システム1000は、端末装置100、車両200を含む。端末装置100は、通信部110、操作部112、報知部114を含む。車両200は、通信部210、撮像部212、センサ214、走行制御装置216、ステアリング制御部218、舵角検出部220、アクセス制御部222、ブレーキ制御部224、速度検出部226を含む。走行制御装置216は、周辺情報取得部240、操作者位置取得部242、処理部244、画像生成部246、出力部248、入力部250を含み、処理部244は、経路生成部260、判定部262、自動走行制御部264を含む。
ここで、端末装置100の通信部110と車両200の通信部210は、無線通信システムにより接続される。なお、これらは、直接接続されてもよく、基地局装置を介して接続されてもよい。以下では、駐車支援システム1000を(1)第1計画経路にしたがった走行制御を実行する「基本制御」、(2)第1計画経路を第2計画経路に変更する「変更制御」の順に説明する。
(1)基本制御
操作者は、端末装置100を所持しながら、車両200の外部に存在する。このような状態において、車両200を入庫あるいは出庫させる場合、操作者は、端末装置100の操作部112に入庫あるいは出庫の指示(以下、「自動駐車指示」という)を入力する。操作部112は、操作者からの操作を受付可能であり、例えば、タッチパネルである。操作部112は、操作者からの操作として自動駐車指示を受けつける。操作部112は、受けつけた自動駐車指示を通信部110に出力する。通信部110は、自動駐車指示を受けつけると、自動駐車指示が含まれた信号を車両200に送信する。
車両200の通信部210は、端末装置100からの信号を受信する。通信部210は、受信した信号に含まれた自動駐車指示を走行制御装置216に出力する。走行制御装置216の入力部250は自動駐車指示を通信部210から受けつけると、自動駐車指示を処理部244に出力する。処理部244は、入力部250から自動駐車指示を受けつけると、入庫あるいは出庫のための自動走行制御、特に基本制御を開始する。撮像部212は車両200に搭載されたカメラである。車両200には複数の撮像部212が搭載されていてもよく、例えば、車両200の前後左右に4つの撮像部212が搭載されてもよい。撮像部212は、車両200の外部の映像を撮像する。ここで、映像は、複数の画像が時系列に並べられることによって構成される。撮像部212は、撮像した映像を走行制御装置216に出力する。
センサ214は車両200に搭載された探知装置である。車両200には複数のセンサ214が搭載されてもよい。例えば、車両200の前方と後方にそれぞれ4つのセンサ214が搭載され、車両200の前方左側、前方右側、後方左側、後方右側に1つずつのセンサ214が搭載されることによって、車両200に合計12個のセンサ214が搭載されてもよい。センサ214は、音波によって物体、例えば障害物を探索するソナーであり、物体との距離を測定することができるものである。センサ214は、探索結果を走行制御装置216に出力する。
周辺情報取得部240は、撮像部212からの映像を受けつけるとともに、センサ214からの探索結果を受けつける。周辺情報取得部240は、映像と探索結果をもとに、車両200の周辺情報を取得する。例えば、周辺情報取得部240は、車両200の周辺での障害物の存在位置、入庫あるいは出庫可能な位置を取得する。これらの取得には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。周辺情報取得部240は、周辺情報を処理部244に出力する。
操作者位置取得部242は、撮像部212からの映像を受けつける。操作者位置取得部242は、映像をもとに、端末装置100の操作者の位置を取得する。操作者の位置の取得には、例えばパターンマッチング処理が実行される。パターンマッチング処理以外の処理によって、操作者の位置が取得されてもよい。操作者位置取得部242は、操作者の位置を処理部244に出力する。
舵角検出部220は、車両200の操舵角を検出する。舵角検出部220は、操舵角の情報を走行制御装置216に出力する。速度検出部226は、車両200の速度を検出する。速度検出部226は、速度の情報を走行制御装置216に出力する。処理部244の経路生成部260は、周辺情報取得部240からの周辺情報、操作者位置取得部242からの操作者の位置、舵角検出部220からの操舵角の情報、速度検出部226からの速度の情報を受けつける。経路生成部260は、周辺情報における入庫あるいは出庫可能な位置をもとに、入庫あるいは出庫での目標位置を特定する。また、経路生成部260は、車両200の現在位置から目標位置まで、障害物を避けながら結ぶ第1計画経路を生成する。このとき、操作者に対する回避経路は生成されない。第1計画経路の生成には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略するが、車両200の位置と向き、および入庫あるいは出庫の位置と向きが第1計画経路を生成するために使用される。経路生成部260は、第1計画経路を画像生成部246、自動走行制御部264に出力する。
画像生成部246は、経路生成部260からの第1計画経路、撮像部212からの映像を受けつける。画像生成部246は、映像に含まれた複数の画像をもとに、車両200の周辺を含む俯瞰画像を生成する。また、画像生成部246は、俯瞰画像上に第1計画経路を重畳させることによって、経路画像を生成する。経路画像には目標位置が示されてもよい。画像生成部246は経路画像を出力部248に出力する。出力部248は、画像生成部246において生成した経路画像を通信部210に出力する。通信部210は、経路画像を端末装置100に送信する。端末装置100の通信部110は、経路画像を車両200から受信する。報知部114は、ディスプレイ、スピーカを含む。報知部114は、経路画像を表示する。操作者は、報知部114に表示された経路画像を確認し、車両200が自動走行すべき第1計画経路を認識する。
自動走行制御部264は、経路生成部260からの第1計画経路を受けつける。また、自動走行制御部264は、舵角検出部220からの操舵角の情報、速度検出部226からの速度の情報を受けつける。自動走行制御部264は、第1計画経路にしたがって、ステアリング制御部218、アクセス制御部222、ブレーキ制御部224を制御する。これにより、自動走行制御部264は、第1計画経路に沿って車両200を自動走行させる。車両200の自動走行にしたがって、画像生成部246は、経路画像を更新する。出力部248は、更新された経路画像を出力し、通信部210は、更新された経路画像を送信する。端末装置100の通信部110は、更新された経路画像を車両200から受信し、報知部114は、更新された経路画像を表示する。車両200が自動走行する間、このような経路画像の更新が続けられる。
図2a-dは、駐車支援システム1000による基本制御の概要を示す。これらは、車両200を出庫する場合に相当する。図2aは、自動走行の開始前の状況を示す。駐車領域300と総称される第1駐車領域300aから第3駐車領域300cが並列に配置されており、第2駐車領域300bに車両200が駐車されている。また、操作者50は端末装置100を携帯する。経路生成部260は、目標位置320を設定し、車両200の現在位置から目標位置320につながる第1計画経路330を生成する。図2bは、図2aの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。経路画像は俯瞰画像として示される。駐車領域アイコン400と総称される第1駐車領域アイコン400aから第3駐車領域アイコン400cは、第1駐車領域300aから第3駐車領域300cにそれぞれ対応する。車両アイコン410は車両200に対応し、目標位置アイコン420は目標位置320に対応し、第1計画経路430は第1計画経路330に対応する。
図2cは、自動走行の終了後の状況を示す。車両200は、図2aにおける目標位置320の位置に到着している。図2dは、図2cの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。車両アイコン410は目標位置アイコン420に重ねられる。
図3a-dは、駐車支援システム1000による基本制御の別の概要を示す。これらは、車両200を入庫する場合に相当する。図3aは、自動走行の開始前の状況を示す。操作者50、端末装置100、駐車領域300は図2aと同様に示される。車両200は駐車領域300の外に位置しており、経路生成部260は第2駐車領域300b内に目標位置320を設定し、車両200の現在位置から目標位置320につながる第1計画経路330を生成する。図3bは、図3aの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。駐車領域アイコン400から第1計画経路430は図2bと同様である。図3cは、自動走行の終了後の状況を示す。車両200は、図3aにおける目標位置320、つまり第2駐車領域300bに到着している。図3dは、図3cの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。車両アイコン410は目標位置アイコン420に重ねられる。
図4a-dは、駐車支援システム1000による基本制御のさらに別の概要を示す。これらは、車両200を出庫する場合に相当する。図4aは、自動走行の開始前の状況を示す。操作者50、端末装置100は図2aと同様に示される。駐車領域300と総称される第1駐車領域300aから第3駐車領域300cが縦列に配置されており、第2駐車領域300bに車両200が駐車されている。経路生成部260は、目標位置320を設定し、車両200の現在位置から目標位置320につながる第1計画経路330を生成する。図4bは、図4aの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。駐車領域アイコン400から第1計画経路430は図2bと同様である。図3cは、自動走行の終了後の状況を示す。車両200は、図4aにおける目標位置320に到着している。図4dは、図4cの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。車両アイコン410は目標位置アイコン420に重ねられる。
図5a-bは、駐車支援システム1000による基本制御のさらに別の概要を示す。図5aは、自動走行の開始前の状況を示す。駐車領域300と総称される第1駐車領域300aから第6駐車領域300fが並列に配置されており、第1駐車領域300aに車両200が駐車されている。経路生成部260は、目標位置320を設定し、車両200の現在位置から目標位置320につながる第1計画経路330を生成する。図5bは、図5aの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。経路画像は俯瞰画像として示される。駐車領域アイコン400と総称される第1駐車領域アイコン400aから第6駐車領域アイコン400fは、第1駐車領域300aから第6駐車領域300fにそれぞれ対応する。ここでも、車両アイコン410は車両200に対応し、目標位置アイコン420は目標位置320に対応し、第1計画経路430は第1計画経路330に対応する。図5a-bは、(2)変更制御においても使用する。
(2)変更制御
図1に戻る。図5aの第1計画経路330に沿って目標位置320に向かうように自動走行制御部264が車両200を走行させているときに、走行予定の第1計画経路330上に新たな障害物が出現することがある。また、第1計画経路330を生成する際には、周辺情報取得部240において取得されていなかった新たな障害物が走行中に取得されることがある。このような新たな障害物は、例えば、人物、動物であったり、他車両等の移動体であったりする。新たな障害物は、他車両の走行経路であってもよい。さらに、目標位置320が変更になることもある。
経路生成部260は、新たな障害物が取得された場合、あるいは目標位置320が変更になった場合、第1計画経路とは異なった第2計画経路を生成する。例えば、第1計画経路330に沿った入庫に向けて首振り前進中に、後退切り替え位置が変わるような第2計画経路が生成される。第2計画経路では、第1計画経路330よりも前進距離が長くなったり、短くなったり、首振り回数が増えたりする。また、他車両による第1計画経路330への進入が発生して、路肩に寄せるような第2計画経路が生成される。経路生成部260は、第2計画経路を判定部262に出力する。
判定部262は、第2計画経路を経路生成部260から受けつける。判定部262は、第1計画経路330に対する第2計画経路の変更度を導出する。例えば、判定部262は、第1計画経路330を走行した場合の第1所要時間と、第2計画経路を走行した場合の第2所要時間とを導出するとともに、第1所要時間と第2所要時間との差の絶対値を変更度として導出する。判定部262は、第1計画経路330での目標位置320と、第2計画経路での目標位置との距離を変更度として導出してもよい。判定部262は、第1計画経路330から垂直方向の第2計画経路の距離の最大値あるいは平均値を変更度として導出してもよい。判定部262は、第1計画経路330における切り返し点と、第2計画経路における切り返し点との距離を変更度として導出してもよい。これらにおいて、判定部262は、変更度がしきい値以上である場合、変更度が「大」であると判定し、変更度がしきい値より小さい場合、変更度が「小」であると判定する。
判定部262は、第2計画経路での切り返し点の数から第1計画経路330での切替視点の数を減算した結果を変更度として導出してもよい。判定部262は、第1計画経路330における操作者50との最短距離から、第2計画経路における操作者50との最短距離を減算した結果を変更度として導出してもよい。判定部262は、第1計画経路330において車両200が操作者50に最接近する時間から、第2計画経路において車両200が操作者50に最接近する時間を減算した結果を変更度として導出してもよい。これらにおいて、判定部262は、変更度が1以上である場合、変更度が「大」であると判定し、変更度が1より小さい場合、変更度が「小」であると判定する。
変更度が「小」であると判定された場合、判定部262は、第1計画経路330から第2計画経路に変更して、第2計画経路に沿った車両200の走行を決定する。自動走行制御部264は、判定部262の決定にしたがって、第2計画経路に沿って車両200を走行させる。これは、第2計画経路が第1計画経路330に近接しているので、操作者50が第1計画経路330上の車両200の走行を監視している状況下において、車両200が第2計画経路を走行しても、危険性が増加しない場合に相当する。変更度が「大」であると判定された場合、判定部262は、操作者50に対して変更の許可を要求することを決定する。これは、第2計画経路が第1計画経路330から離れているので、操作者50が第1計画経路330上の車両200の走行を監視している状況下において、車両200が第2計画経路を走行すると、危険性が増加する場合に相当する。この状況下において、仮に車両200を停止させてしまうと、操作者50の利便性が低下する。
画像生成部246は、経路生成部260が第2計画経路を生成し、かつ判定部262において変更の許可の要求を決定した場合、経路画像に第2計画経路も示す。さらに、画像生成部246は、第1計画経路330から第2計画経路への変更位置も経路画像に示す。この経路画像が、第1計画経路330から第2計画経路への変更の許可を要求するための要求信号に相当する。画像生成部246は要求信号を出力部248に出力する。出力部248は、要求信号を通信部210に出力する。通信部210は、要求信号を端末装置100に送信する。このように、出力部248、通信部210は、自動走行制御部264が車両200を自動走行させている間に、経路生成部260において第1計画経路とは異なった第2計画経路が生成された場合、要求信号を端末装置100に送信する。端末装置100の通信部110は要求信号を車両200から受信する。報知部114は、要求信号である経路画像を表示する。操作者は、報知部114に表示された経路画像を確認し、第1計画経路330から第2計画経路への変更の許可が要求されていることを認識する。
図6a-bは、駐車支援システム1000による変更制御の概要を示す。これは、図5a-bに続く状況を示す。駐車領域300、目標位置320は、図5aと同様に示される。周辺情報取得部240は、第1計画経路330上における障害物340の存在を取得する。経路生成部260は、障害物340を避けるように目標位置320につながる第2計画経路350を生成する。変更位置360は、第1計画経路330から第2計画経路350が分岐する位置を示す。図6bは、図6aの状況において、報知部114に表示される経路画像を示す。障害物アイコン440は障害物340に対応し、第2計画経路450は第2計画経路350に対応し、変更位置アイコン460は変更位置360に対応する。また、許可ボタン470は、変更の許可を要求するためのボタンである。操作者が変更を許可する場合、操作者は許可ボタン470を選択する。一方、操作者が変更を許可しない場合、操作者は許可ボタン470を選択しない。そのため、前述のごとく、経路画像が要求信号に相当する。経路画像には、現在位置から変更位置360に到着するまでの所要時間が示されてもよい。図1に戻る。
操作者が許可ボタン470を選択することによって、操作部112は変更の許可を受けつける。操作部112は、受けつけた変更の許可を通信部110に出力する。通信部110は、変更の許可を受けつけると、変更の許可が示された許可信号を車両200に送信する。一方、操作者が許可ボタン470を選択しなければ、操作部112は変更の許可を受けつけず、通信部110は許可信号を送信しない。
車両200の通信部210は、端末装置100からの許可信号を受信する。通信部210は、許可信号を走行制御装置216に出力する。走行制御装置216の入力部250は、出力部248が出力した要求信号に対して許可信号を通信部210から受けつける。自動走行制御部264は、入力部250が許可信号を受けつけた場合に、第1計画経路330から変更した第2計画経路350にしたがって、ステアリング制御部218、アクセス制御部222、ブレーキ制御部224を制御する。つまり、自動走行制御部264は、第2計画経路350に沿って車両を自動走行させる。車両200の自動走行にしたがって、画像生成部246は、前述のごとく、経路画像を更新する。
一方、出力部248が要求信号を送信した後、許可信号を受信しない場合、判定部262は、現在位置から変更位置360までの第1計画経路330に沿った距離である走行道のり距離を算出する。判定部262は、走行道のり距離をもとに、要求信号を送信してから許可信号を受信するまでの間の車両200の速度と、要求信号を再び送信する際の頻度とを決定する。図7a-bは、判定部262に保持されるテーブルのデータ構造を示す。図7aにおいて、第1しきい値>第2しきい値>第3しきい値、第1速度>第2速度>第3速度、第1頻度<第2頻度<第3頻度のように定義なされている。ここで、頻度は所定期間、例えば1秒間あたりに要求信号を送信する回数である。つまり、車両200の速度は、現在位置から変更位置360に近づくにしたがって下げられ、送信の頻度は、現在位置から変更位置360に近づくにしたがって高くされる。図7bは後述し、図1に戻る。
判定部262はテーブルを参照し、第1しきい値から第3しきい値と走行道のり距離とを比較することにより、速度と頻度との組合せを特定する。判定部262は、特定した頻度により、要求信号の送信を画像生成部246に指示する。画像生成部246は、判定部262からの指示を受けつけると、現在位置を更新しながら経路画像を生成する。前述のごとく、経路画像が要求信号に相当する。出力部248は、要求信号を通信部210に出力する。つまり、出力部248は、入力部250が許可信号を受けつけるまで、要求信号を繰り返し出力しており、要求信号の出力頻度は、変更位置360に近づくにしたがって高くされる。通信部210は、要求信号を端末装置100に送信する。端末装置100の通信部110は要求信号を車両200から受信し、報知部114は、要求信号である経路画像を表示する。
判定部262は、特定した速度での走行を自動走行制御部264に指示する。自動走行制御部264は、判定部262によって指示された速度によって、第1計画経路330に沿って車両200を走行させる。つまり、自動走行制御部264は、入力部250が許可信号を受けつけるまで、変更位置360に近づくにしたがって車両の速度を下げる。これらのような要求信号の送信、車両200の速度の低下は、目標位置320に到着するまでに許可信号を受信しない場合において繰り返しなされる。要求信号の送信あるいは車両200の速度の低下の一方だけがなされてもよい。許可信号を受信した場合、要求信号の送信、車両200の速度の低下が終了され、前述の処理が実行される。この場合、車両200の速度は増加される。一方、許可信号を受信しないまま目標位置320に到着した場合、自動走行制御部264は、車両200を停止させる。
これまで、判定部262は、出力部248が要求信号を送信した後、許可信号を受信しない場合、現在位置から変更位置360までの走行道のり距離を算出し、走行道のり距離をもとに速度と頻度を決定している。判定部262は、走行道のり距離以外のパラメータにより、速度と頻度を決定してもよい。例えば、判定部262は、現在位置から変更位置360までの所要時間を算出する。判定部262は、所要時間をもとに、要求信号を送信してから許可信号を受信するまでの間の車両200の速度と、要求信号を再び送信する際の頻度とを決定する。図7bでは、図7aの走行道のり距離が所要時間に変更されているが、図7bは図7aと同様に示される。ここでも、車両200の速度は、現在位置から変更位置360に近づくにしたがって下げられ、送信の頻度は、現在位置から変更位置360に近づくにしたがって高くされる。図1に戻る。
判定部262は、許可信号を受信しない場合、第1計画経路330から第2計画経路350に変更した場合の現在位置から目標位置320までの残距離あるいは所要時間を算出してもよい。この場合も、判定部262は、図7a-bと同様のテーブルをもとに、残距離あるいは所要時間から速度と頻度を決定する。ここで、車両200の速度は、現在位置から目標位置320までの残距離あるいは所要時間が小さくなるにしたがって下げられ、送信の頻度は、現在位置から目標位置320までの残距離あるいは所要時間が小さくなるにしたがって高くされる。
判定部262は、許可信号を受信しない場合、操作者50の現在位置と第2計画経路350とが最接近する位置(以下、「最接近位置」という)を算出し、車両200の現在位置から最接近位置までの距離あるいは所要時間を算出してもよい。この場合も、判定部262は、図7a-bと同様のテーブルをもとに、距離あるいは所要時間から速度と頻度を決定する。ここで、車両200の速度は、車両200の現在位置から最接近位置までの距離あるいは所要時間が小さくなるにしたがって下げられ、送信の頻度は、車両200の現在位置から最接近位置までの距離あるいは所要時間が小さくなるにしたがって高くされる。
これまで、画像生成部246において生成され、かつ報知部114において表示される経路画像には第1計画経路430が示されている。一方、経路画像には、第1計画経路430から経路変更を行う可能性のある挙動範囲が示されてもよい。図8は、報知部114に表示される経路画像を示す。図8は図6bと同様に示される。挙動範囲480は第1計画経路430を含むような形状を有する。判定部262は、第2計画経路450が挙動範囲に含まれる場合、出力部248から要求信号を出力させずに、自動走行制御部264に第1計画経路330から第2計画経路350への変更を実行させる。一方、図8のごとく、第2計画経路450が挙動範囲480から逸脱する場合に、経路画像が要求信号として報知部114に表示される。
以上、本開示に係る実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した装置や各処理部の機能は、コンピュータプログラムにより実現されうる。上述した機能をプログラムにより実現するコンピュータは、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置、ディスプレイやスピーカなどの出力装置、CPU(Central Processing Unit)、ROM、RAM、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSBメモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置、ネットワークを介して通信を行うネットワークカードなどを備え、各部はバスにより接続される。また、読取装置は、上記プログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置に記憶させる。また、CPUが、記憶装置に記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
以上の構成による駐車支援システム1000の動作を説明する。図9は、駐車支援システム1000による走行制御手順を示すシーケンス図である。端末装置100は、自動駐車指示を受けつける(S10)。端末装置100は自動駐車指示を車両200に送信する(S12)。車両200は第1計画経路330を生成する(S14)。車両200は、第1計画経路330が示された経路画像を端末装置100に送信する(S16)。端末装置100は経路画像を表示する(S18)。車両200は自動走行を開始する(S20)。自動走行中に新たな障害物が検出された場合、車両200は第2計画経路350を生成する(S22)。車両200は、第2計画経路350が示された経路画像を要求信号として送信する(S24)。端末装置100は、要求信号に対する変更の許可を受けつける(S26)。端末装置100は許可信号を車両200に送信する(S28)。車両200は、第1計画経路330を第2計画経路350に変更する(S30)。車両200は、自動走行を実行する(S32)。
図10は、走行制御装置216による走行制御手順を示すフローチャートである。操作者位置取得部242は、操作者50の位置を取得する(S100)。周辺情報取得部240は、周辺情報を取得する(S102)。経路生成部260において経路変更がある場合(S104のY)、判定部262は変更度を判定する(S106)。変更度がしきい値以上である場合(S108のY)、判定部262は通信部210から要求信号を送信させる(S110)。通信部210において許可信号が受信されない場合(S112のN)、自動走行制御部264は車両200を減速させる(S114)。車両200が変更位置に到着すれば(S116のY)、自動走行制御部264は車両200を停止させ(S118)、ステップ110に戻る。車両200が変更位置に到着しなければ(S116のN)、ステップ110に戻る。
通信部210において許可信号が受信された場合(S112のY)、継続指示がなければ(S120のN)、自動走行制御部264は車両200を停止させ、ステップ100に戻る。経路生成部260において経路変更がない場合(S104のN)、あるいは変更度がしきい値以上でない場合(S108のN)、ステップ120に至る。継続指示があれば(S120のY)、自動走行制御部264は車両200の走行を継続させる(S124)。車両200が目標位置320に到着しなければ(S126のN)、ステップ100に戻る。車両200が目標位置320に到着した場合(S126のY)、処理は終了される。
本実施の形態によれば、要求信号を出力し、要求信号に対する許可信号を入力した場合に、変更した経路に沿って車両を自動走行させるので、走行制御において利便性の低下を抑制しながら、安全性の低下も抑制できる。また、許可信号を入力した場合に計画経路が変更されるので、車両挙動変化を認知した走行許可操作が可能となり、経路変更時の走行安全性と操作利便性を向上できる。また、許可信号を入力した場合に計画経路が変更されるので、操作者は、経路変更の前に自身と周囲の安全性の確認が必要なことを認識できる。
また、変更位置に近づくにしたがって要求信号の出力頻度を高くするので、変更の許可の入力を操作者に促すことができる。また、変更位置に近づくにしたがって要求信号の出力頻度を高くするので、経路変更が発生するまでの走行道のり距離または時間の猶予が分かり、操作者に対する経路変更の許可の利便性を向上できる。また、変更位置に近づくにしたがって車両の速度を下げるので、変更位置に到着した場合に車両の急停止を防止できる。また、変更位置に近づくにしたがって車両の速度を下げるので、経路変更が発生するまでの走行道のり距離または時間の猶予が分かり、操作者に対する経路変更の許可の利便性を向上できる。また、許可信号を受けつけない場合に車両を停止させるので、操作者の許可がなければ第2計画経路への変更を防止できる。操作者の許可がなければ第2計画経路への変更が防止されるので、安全性の低下を抑制できる。
また、第1計画経路が示された経路画像を端末装置に表示させるので、第1計画経路を操作者に認識させることができる。また、第1計画経路が操作者に認識されるので、第1計画経路の周囲の安全を操作者に確認させることができる。また、第2計画経路も経路画像に示すので、第2計画経路を操作者に認識させることができる。また、第2計画経路が操作者に認識されるので、第2計画経路の周囲の安全を操作者に確認させることができる。また、変更位置も経路画像に示すので、変更位置を操作者に認識させることができる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の走行制御装置は、第1計画経路を生成する経路生成部と、経路生成部において生成した第1計画経路に沿って車両を自動走行させる自動走行制御部と、自動走行制御部が車両を自動走行させている間に、経路生成部において第1計画経路とは異なった第2計画経路が生成された場合、第1計画経路から第2計画経路への変更の許可を要求するための要求信号を端末装置に出力する出力部と、出力部が出力した要求信号に対して、変更の許可が示された許可信号を端末装置から受けつける入力部とを備える。自動走行制御部は、入力部が許可信号を受けつけた場合に、第2計画経路に沿って車両を自動走行させる。
この態様によると、経路の変更の許可を要求するための要求信号を出力し、要求信号に対する許可信号を入力した場合に、変更した経路に沿って車両を自動走行させるので、走行制御において利便性の低下を抑制しながら、安全性の低下も抑制できる。
出力部は、入力部が許可信号を受けつけるまで、要求信号を繰り返し端末装置に出力し、出力部における要求信号の出力頻度は、第1計画経路に沿った走行中に第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって高くされてもよい。この場合、第1計画経路に沿った走行中に第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって要求信号の出力頻度を高くするので、変更の許可の入力を操作者に促すことができる。
自動走行制御部は、入力部が許可信号を受けつけるまで、第1計画経路に沿った走行中に第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって車両の速度を下げる。この場合、第1計画経路に沿った走行中に第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって車両の速度を下げるので、変更位置に到着した場合に車両の急停止を防止できる。
自動走行制御部は、入力部が許可信号を受けつけない場合に、車両を停止させてもよい。この場合、許可信号を受けつけない場合に車両を停止させるので、操作者の許可がなければ第2計画経路への変更を防止できる。
車両の周辺を含む俯瞰画像上に、経路生成部において生成した第1計画経路が示された経路画像を生成する画像生成部をさらに備えてもよい。出力部は、画像生成部において生成した経路画像を端末装置に出力し、端末装置に経路画像を表示させてもよい。この場合、第1計画経路が示された経路画像を端末装置に表示させるので、第1計画経路を操作者に認識させることができる。
画像生成部は、経路生成部が第2計画経路を生成した場合、経路画像に第2計画経路も示す。この場合、第2計画経路も経路画像に示すので、第2計画経路を操作者に認識させることができる。
画像生成部は、第1計画経路から第2計画経路への変更位置も経路画像に示す。この場合、変更位置も経路画像に示すので、変更位置を操作者に認識させることができる。
本開示の別の態様は、走行制御方法である。この方法は、第1計画経路を生成するステップと、生成した第1計画経路に沿って車両を自動走行させるステップと、車両を自動走行させている間に、第1計画経路とは異なった第2計画経路が生成された場合、第1計画経路から第2計画経路への変更の許可を要求するための要求信号を端末装置に出力するステップと、出力した要求信号に対して、変更の許可が示された許可信号を端末装置から受けつけるステップと、許可信号を受けつけた場合に、第2計画経路に沿って車両を自動走行させるステップと、を備える。
以上、本開示を実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施の形態において、要求信号は経路画像とともに車両200から送信されている。しかしながら、要求信号は経路画像とともに車両200から送信されなくてもよい。例えば、報知部114は、ライト、ブザー、振動により要求信号を報知してもよい。また、車両200のヘッドライト、ハザードランプ、ブザー等を使用して、要求信号が報知されてもよい。その際、操作者によるジェスチャを撮像部212が撮像し、ジェスチャによる許可信号が受けつけられる。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本開示によれば、走行制御において利便性の低下を抑制しながら、安全性の低下も抑制できる。
100 端末装置、 110 通信部、 112 操作部、 114 報知部、 200 車両、 210 通信部、 212 撮像部、 214 センサ、 216 走行制御装置、 218 ステアリング制御部、 220 舵角検出部、 222 アクセス制御部、 224 ブレーキ制御部、 226 速度検出部、 240 周辺情報取得部、 242 操作者位置取得部、 244 処理部、 246 画像生成部、 248 出力部、 250 入力部、 260 経路生成部、 262 判定部、 264 自動走行制御部、 1000 駐車支援システム。

Claims (6)

  1. 第1計画経路に沿って車両を自動走行させるための信号を自動走行制御部が出力するステップと、
    前記車両を自動走行させている間に、前記第1計画経路とは異なった第2計画経路が生成された場合、出力部が前記第1計画経路から前記第2計画経路への変更の許可を要求するための要求信号を端末装置に出力するステップと、
    出力した要求信号に対して、入力部が変更の許可が示された許可信号を前記端末装置から受けつけるステップと、
    前記第1計画経路に沿った走行中に前記第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって前記車両の速度を下げるための信号を前記自動走行制御部が出力するステップと、
    前記許可信号を受けつけた場合に、前記第2計画経路に沿って前記車両を自動走行させるための信号を前記自動走行制御部が出力するステップと、
    を備える、走行制御方法。
  2. 前記許可信号を受けつけるまで、前記出力部が要求信号を繰り返し出力するステップを更に有し、
    前記要求信号の出力頻度は、前記第1計画経路に沿った走行中に前記第2計画経路への変更位置に近づくにしたがって高くされる、請求項1に記載の走行制御方法。
  3. 前記許可信号を受けつけない場合に、前記自動走行制御部が前記車両を停止させるステップを更に有する、請求項1または2に記載の走行制御方法。
  4. 画像生成部が、前記車両の周辺を含む俯瞰画像上に、前記第1計画経路が示された経路画像を生成するステップと、
    前記出力部が生成した経路画像を表示させるステップとを更に有する、請求項1から3のいずれかに記載の走行制御方法。
  5. 前記第2計画経路を生成した場合、前記画像生成部が、経路画像に前記第2計画経路も示すステップを更に有する、請求項4に記載の走行制御方法。
  6. 前記画像生成部が、前記第1計画経路から前記第2計画経路への変更位置を経路画像に示すステップを更に有する、請求項5に記載の走行制御方法。
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