JP2007288487A - ネットワークプロジェクタおよびその制御方法 - Google Patents

ネットワークプロジェクタおよびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発表者用端末および参加者用端末の判断を自動で行うことのできるネットワークプロジェクタを提供する。
【解決手段】情報処理端末2、3と無線LAN100を介して接続されるネットワークプロジェクタ1において、情報処理端末2、3のうち、ネットワークプロジェクタ1への接続要求を最初に受信した端末を発表者用端末と判断し、該発表者用端末以外の端末を、該発表者用端末と無線LAN100を介して接続される参加者用端末と判断し、該発表者用端末からのデータのみにより映像を表示する制御を行う制御部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線端末と無線により接続されるネットワークプロジェクタに関する。
複数の情報処理端末が無線LAN(Local Area Network)を介してプロジェクタと接続される電子会議システムが知られている(特許文献1参照)。この電子会議システムでは、利用者は、手元にある情報処理端末を使用して、必要なデータをプロジェクタで表示したり、他の情報処理端末に供給したりすることができる。また、各情報処理端末は、ネットワークの接続設定を行うためのネットワークI/Fカードを装着することで、ネットワークへの接続に伴う設定処理を自動的に行うように構成されている。これにより、利用者は、ネットワークの接続設定のための特別な知識を持たなくても、簡単に手元にある情報処理端末を無線LANに接続することができる。
特開2001−325166号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電子会議システムにおいては、以下のような問題がある。
ネットワークI/Fカードは、情報処理端末に装着されると、予め用意されたホスト/クライアント決定プログラムを実行して、当該カードを装着した情報処理端末がホストおよびクライアントのいずれであるかを決定するようになっている。このようなネットワークI/Fカードは、特殊であり、既存のネットワークI/Fカードに比べて値段が高いため、システムのコストが増大する。
また、プロジェクタは、ホスト(発表者用端末)からの情報だけでなく、クライアント(参加者用端末)からの情報も受け付けてその表示を行うようになっているため、表示処理が煩雑になる。複数の無線端末と無線ネットワークを介して接続されるプロジェクタにおいて、ホスト(発表者用端末)からの情報のみを受け付けるようにするには、プロジェクタ自身が、情報処理端末がホスト(発表者用端末)およびクライアント(参加者用端末)のいずれであるかを判断する必要があるが、そのような判断を行うプロジェクタはこれまで提案されていない。
なお、特殊なネットワークI/Fカードを用いない既存の電子会議システムにおいては、通常、発表者や参加者もしくはシステム管理者が、情報処理端末のそれぞれについて、発表者用端末および参加者用端末のいずれであるかを登録する作業を行っているが、そのような作業は、ユーザにとって煩わしい。
本発明の目的は、上記問題を解決し、特殊なネットワークI/Fカードを使用することなく、発表者用端末および参加者用端末の判断を自動で行うことのできる、ネットワークプロジェクタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の無線端末と無線ネットワークを介して接続されるネットワークプロジェクタにおいて、
前記複数の無線端末のうち、当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末を発表者用端末と判断し、該発表者用端末以外の無線端末を、該発表者用端末と前記無線ネットワークを介して接続される参加者用端末と判断し、前記発表者用端末のみからのデータにより映像を表示する制御を行う制御部を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、制御部が、最初に接続要求のあった無線端末を発表者用端末と判断し、該発表者用端末以外の無線端末を参加者用端末と判断するので、各無線端末に特殊なネットワークI/Fカードを装着する必要はない。また、発表者や参加者が、発表者用端末および参加者用端末のいずれであるかを登録する、といった作業も行う必要がない。
また、制御部が、無線端末が発表者用端末および参加者用端末のいずれであるのかを認識し、発表者用端末からの情報のみを受け付けて表示するので、従来のように表示処理が煩雑になることはない。
本発明によれば、特殊なネットワークI/Fカードを必要としないので、その分、システムのコストを削減することができる。
また、ネットワークプロジェクタ自身が、無線端末が発表者用端末および参加者用端末のいずれであるのかを認識して発表者用端末からのデータのみを表示するようになっているので、表示処理が煩雑になることを抑制することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である電子会議システムの概略構成を示す模式図である。図1を参照すると、この電子会議システムは、ネットワークプロジェクタ1と、発表者によって使用される情報処理端末2と、会議の参加者によって使用される情報処理端末3とからなる。
ネットワークプロジェクタ1は、無線LAN対応のプロジェクタであって、無線LAN100を介して接続された情報処理端末から供給されるデータに基づく映像をスクリーン4上に表示する。図2に、ネットワークプロジェクタ1の主要部の構成を示す。
図2を参照すると、ネットワークプロジェクタ1は、無線LAN部101、制御部102、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)プロトコルスタック103、画像伸張部104、表示部105、記憶部106および入力部107を有する。
無線LAN部101は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers / 米国電気電子学会)の無線LANの規格であるIEEE802.11等に対応する無線LANインタフェースを備える。この種の無線LANインタフェースには、アクセスポイントを介して無線通信を行うインフラストラクチャーと呼ばれる通信形態と、アクセスポイントを介さずに無線通信を行う、アドホックと呼ばれる通信形態とがあるが、ここでは、無線LAN部101は、後者のアドホックにより無線通信を行う無線LANインタフェースを備える。
TCP/IPプロトコルスタック103は、インターネットやイントラネットで標準的に使われる通信プロトコルの1つであるTCP/IPのプロトコルを実装した既存のネットワークモジュール部(ソフトウェア群)である。
画像伸張部104は、外部の情報処理端末から無線LAN部101を通じて入力された圧縮画像情報(静止画、動画、文字、図形などの種々の情報を含む)に対して伸張処理を行う。この画像伸張部104で伸張処理された画像情報は、表示部105に供給される。表示部105は、照明光学系と、この照明光学系からの照明光を受けて画像情報(静止画、動画、文字、図形などを含む)を含む画像光を生成する、液晶デバイスなどにより構成される表示デバイスと、この表示デバイスで生成された画像光をスクリーン4上に投写する光学系とからなる既存のプロジェクタの表示システムである。
記憶部106は、複数の会議プロファイルに関する情報(会議プロファイル情報)が予め格納されている。図3に、会議プロファイル情報の一例を示す。図3を参照すると、会議プロファイル情報は、プロファイル名、SSID(Service Set Identifier)、チャンネル、WEP(Wire Equivalent Privacy)キーの項目からなる。プロファイル名の項目には、会議を識別可能な情報が格納される。ここでは、プロファイル名として「会議1」〜「会議n」の情報が格納されている。SSIDの項目には、他の無線機器との無線通信に必要なSSIDが格納される。SSIDは、15文字のアルファベットの文字列と2桁の数字から構成される。アルファベットの文字列の先頭から3文字は固定文字列「PJZ」とされ、残りの文字列は任意の文字とされる。2桁の数字の部分は、会議に固有の番号(会議を識別できるのであれば、文字であってもよい)である。例えば「会議1」のSSIDは「PJZTNGHJKLXIII01」であり、先頭の3文字「PJZ」と最後の数字「01」をキーワードとして、「会議1」〜「会議n」のうちのどの会議の会議プロファイルであるかを判断することができる。チャンネルの項目には、他の無線機器との無線通信に使用されるチャンネル番号が格納される。WEPキーの項目には、他の無線機器との無線通信で使用される暗号キーが格納される。暗号化を行わない場合は、WEPキーの項目は「暗号化なし」とされる。
入力部107は、情報の入力やネットワークプロジェクタ1を操作するためのボタンやキーまたはタッチパネルなどにより構成される。電子会議システムの管理者は、入力部107にて、必要なデータ(会議プロファイル情報などを含む)の入力を行うことができる。また、ネットワークプロジェクタ1の利用者(発表者)は、入力部107にて、ネットワークプロジェクタ1の操作や必要なデータまたは情報の選択(会議プロファイル情報一覧からの会議プロファイルの選択を含む)などを行うことができる。
制御部102は、入力部107からの入力を受け付けて、ネットワークプロジェクタ1の各部の動作を制御する。制御部102によって実現される機能部として、会議管理部とアドレス割り当て部を有する。
会議管理部は、入力部107からの入力に基づいて記憶部106への会議プロファイル情報の登録およびその更新を行う。また、会議管理部は、記憶部106に格納されている会議プロファイル情報を、表示部105を通じてスクリーン4上に表示させ(または、不図示の表示デバイスに表示させ)、その表示した会議プロファイル情報から利用者が入力部107を通じて選択した会議プロファイルに従って無線LAN部101およびTCP/IPプロトコルスタック103の各設定を行う。さらに、会議管理部は、選択された会議プロファイルのネットワーク識別子であるSSIDを含む無線情報を、無線LAN部101を通じて定期的に送信する。
上記の他、会議管理部は、情報処理端末2、3からの会議接続要求を審査し、会議接続要求のあった情報処理端末について、発表者用端末か参加者用端末かの判断を行う。また、会議管理部は、発表者用端末に対して画面転送(発表者用端末からネットワークプロジェクタ1および参加者用端末への画面転送)の許可/禁止の判断を行う。この判断により、ネットワークプロジェクタ1において、発表者用端末からのデータのみによる映像の表示制御が可能となる。
アドレス割り当て部は、IPアドレスを動的に割り当てるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)もしくはこれと同様な機能を備えており、情報処理端末2、3からのIPアドレス要求を受信した場合は、空きIPアドレスを情報処理端末2、3に割り当てる。アドレス割り当て部は、IPアドレスの情報(使用中IPアドレス/空きIPアドレス)を管理しており、参加者用端末に対してIPアドレスの割り当てを行った場合に、その割り当てたIPアドレスの情報とともに、発表者用端末に割り当てたIPアドレスの情報も一緒に、参加者用端末に送信する。
会議管理部は、発表者用端末のIPアドレスを発表者情報として管理し、参加用端末のIPアドレスを参加者情報として管理する。発表者情報および参加者情報は記憶部106に格納される。会議管理部は、記憶部106に格納した管理情報(発表者情報および参加者情報)の追加・変更を行う。会議管理部は、記憶部106に格納した管理情報を参照して、情報処理端末2、3から受信したデータの送信元情報(送信元アドレス)に基づいて、該受信データが発表者用端末および参加者用端末のいずれの端末からのデータであるかを判断することができる。
情報処理端末2、3は、パーソナルコンピュータに代表される端末である。図4に、情報処理端末2の主要部を示し、図5に、情報処理端末3の主要部を示す。
図4を参照すると、情報処理端末2の主要部は、無線LAN部201、制御部202、TCP/IPプロトコルスタック203、画像圧縮部204、画面キャプチャ部205、記憶部206、入力部207および表示部208から構成されている。
無線LAN部201は、アドホックに対応する無線LANインタフェースを備える。TCP/IPプロトコルスタック203は、TCP/IPプロトコルスタック103と同様、インターネットやイントラネットで標準的に使われる通信プロトコルであるTCP/IPのプロトコルを実装した既存のネットワークモジュール部である。
表示部208は、CRTや液晶デバイスなどの表示デバイスより構成される。画面キャプチャ部205は、表示部208に表示されている画面イメージを取り込む。画像圧縮部204は、画面キャプチャ部205で取り込んだ画面イメージを圧縮する。
入力部207は、キーボードやマウスなどからなる。情報処理端末2の使用者(ここでは、発表者)は、この入力部207を通じて情報処理端末2を操作する。記憶部206は、半導体メモリやハードディスクに代表される記憶装置よりなり、ネットワークプロジェクタ1の記憶部106に格納された複数の会議プロファイルに関する情報(会議プロファイル情報)と同じ情報が予め格納されている。
制御部202は、入力部207からの入力を受け付けて、情報処理端末2の各部の動作を制御する。具体的には、制御部202は、入力部207からの入力に基づいて記憶部206への会議プロファイル情報の登録およびその更新を行う。また、制御部202は、入力部207にて所定の入力操作が行われると、記憶部206に格納されている会議プログラムを起動してサイトサーベイを実行する。サイトサーベイは、周辺の無線機器(ここでは、ネットワークプロジェクタ1)から出力される定期的な信号を取り込み、無線情報(SSIDを含む)や電波強度を取得する機能である。
また、制御部202は、サイトサーベイで取得した無線情報に含まれるSSIDの先頭の3文字「PJZ」と最後の数字をキーワードとして、記憶部206に格納されている会議プロファイル情報のSSIDの中に、そのキーワードを含むSSIDが存在するか否かを調べる。キーワードを含むSSIDが存在する場合は、制御部202は、その会議プロファイル情報の会議名を表示部208に表示させる。そして、その表示した会議名を利用者が入力部207を通じて選択すると、制御部202は、その選択した会議名に対応する会議プロファイル情報を記憶部206から読み出し、その読み出した会議プロファイル情報に従って無線LAN部201およびTCP/IPプロトコルスタック203の各設定を行う。
さらに、制御部202は、ネットワークプロジェクタ1に対して会議接続要求を行い、その要求が受理されると、画面キャプチャ205にキャプチャ開始の指示を行う。また、制御部202は、ネットワークプロジェクタ1によって会議接続要求が受理された情報処理端末(参加者用端末であり、ここでは情報処理端末3)から接続要求を受信した場合は、その情報処理端末3が正規の端末であるか否かを判断する。そして、情報処理端末3が正規の端末であると判断した場合は、制御部202は、情報処理端末3への画面転送を開始する。情報処理端末3が正規の端末であるいか否かの判断には、情報処理端末3に割り当てられているMAC(Media Access Control)アドレスを用いた既存の認証処理を適用することができる。この場合は、情報処理端末2は、接続要求の際に、情報処理端末3から取得したMACアドレスが予め保持してあったMACアドレスと合致するか否かを判断することで、正規の端末か否かの判断を行う。
図5を参照すると、情報処理端末3の主要部は、無線LAN部301、制御部302、TCP/IPプロトコルスタック303、画像伸張部304、表示部305、記憶部306および入力部307から構成されている。
無線LAN部301は、アドホックに対応する無線LANインタフェースを備える。TCP/IPプロトコルスタック303は、TCP/IPプロトコルスタック103、203と同様、インターネットやイントラネットで標準的に使われる通信プロトコルであるTCP/IPのプロトコルを実装した既存のネットワークモジュール部である。
表示部305は、CRTや液晶デバイスなどの表示デバイスより構成される。画像伸張部304は、無線LAN部301を通じて入力された圧縮画像情報(静止画、動画、文字、図形などの種々の情報を含む)に対して伸張処理を行う。この画像伸張部304で伸張処理された画像情報は、表示部305に供給される。
入力部307は、キーボードやマウスなどからなる。情報処理端末3の使用者(ここでは、参加者)は、この入力部307を通じて情報処理端末3を操作する。記憶部306は、半導体メモリやハードディスクに代表される記憶装置よりなり、ネットワークプロジェクタ1の記憶部106に格納された複数の会議プロファイルに関する情報(会議プロファイル情報)と同じ情報が予め格納されている。
制御部302は、入力部307からの入力を受け付けて、情報処理端末3の各部の動作を制御する。具体的には、制御部302は、入力部307からの入力に基づいて記憶部306への会議プロファイル情報の登録およびその更新を行う。また、制御部302は、入力部307にて所定の入力操作が行われると、記憶部306に格納されている会議プログラムを起動してサイトサーベイを実行する。
また、制御部302は、サイトサーベイで取得した無線情報に含まれるSSIDの先頭の3文字「PJZ」と最後の数字をキーワードとして、記憶部306に格納されている会議プロファイル情報のSSIDの中に、そのキーワードを含むSSIDが存在するか否かを調べる。キーワードを含むSSIDが存在する場合は、制御部302は、その会議プロファイル情報の会議名を表示部308に表示させる。そして、その表示した会議名を利用者が入力部307を通じて選択すると、制御部302は、その選択した会議名に対応する会議プロファイル情報を記憶部306から読み出し、その読み出した会議プロファイル情報に従って無線LAN部301およびTCP/IPプロトコルスタック303の各設定を行う。さらに、制御部302は、ネットワークプロジェクタ1に対して会議接続要求を行い、その要求が受理されると、情報処理端末2への接続要求を行う。制御部302は、IPアドレス取得時にネットワークプロジェクタ1から供給される発表者用端末のIPアドレスに基づいて、情報処理端末2を発表者用端末と認識する。
なお、ネットワークプロジェクタ1および情報処理端末2、3の各記憶部には、共通の会議プロファイル情報が格納されるものとする。会議プロファイル情報のネットワークプロジェクタ1および情報処理端末2、3への提供は、CD−RやDVDなどに代表される記録媒体を通じて行うことができる。
次に、本実施形態の電子会議システムのネットワーク接続処理について具体的に説明する。
(1)会議開始までの流れ:
図6に会議開始までの流れを示す。以下、図1〜図4および図6を参照して、会議開始までの流れを説明する。
発表者がネットワークプロジェクタ1の電源を投入すると、ネットワークプロジェクタ1では、制御部102が、記憶部106に格納されている会議プロファイル情報の一覧(会議名の一覧)を表示部105にて表示させる(ステップS101)。スクリーン4上には、「会議1」〜「会議n」の会議名一覧が表示される。
次に、発表者が、入力部107を通じて、スクリーン4上に表示された会議名一覧から「会議5」を選択すると(ステップS102)、制御部102が、記憶部106に格納されている「会議5」に関する会議プロファイル情報(SSID、チャンネル番号、WEPキー)を参照して、無線LAN部101の設定を行い(ステップS103)、その後、TCP/IPプロトコルスタック103におけるIPアドレスとサブネットマスクなどを設定する(ステップS104)。ステップS101〜S104の処理が完了すると、ネットワークプロジェクタ1は、無線情報(SSID「PJZLDAOJHWIOLAS05」を含む)を定期的に送出する。
次に、発表者が、情報処理端末2の入力部207にて、サイトサーベイを実行するための入力操作を行うと、制御部202が、記憶部206に格納されている会議プログラムに従ってサイトサーベイを実行する(ステップS201)。次いで、制御部202が、このサイトサーベイで取得したSSID「PJZLDAOJHWIOLAS05」の先頭の3文字「PJZ」と最後の数字「05」をキーワードとして、記憶部206に格納されている会議プロファイル情報のSSIDの中に、そのキーワードを含むSSIDが存在するか否かを調べる(ステップS202)。キーワードを含むSSIDが存在する場合は、制御部202は、そのSSIDを含む会議プロファイル情報の会議名を表示部208に表示させる(ステップS203)。この場合は、会議名として「会議5」が表示される。
次に、発表者が、入力部207を通じて、表示部208に表示された会議名「会議5」を選択すると(ステップS204)、制御部202が、記憶部206に格納されている「会議5」に関する会議プロファイル情報(SSID、チャンネル番号、WEPキー)を参照して、無線LAN部201の設定を行い(ステップS205)、その後、TCP/IPプロトコルスタック203が、ネットワークプロジェクタ1に対してIPアドレスを要求する(ステップS206)。
ネットワークプロジェクタ1では、情報処理端末2からIPアドレス要求を受信すると、制御部102が、同じネットワーク体系内において現在使用されていない空きIPアドレスの検索を行う(ステップS105)。空きIPアドレスが見つかると、制御部102が、無線LAN部101を通じて、見つかったIPアドレスを情報処理端末2に送信する(ステップS106)。
情報処理端末2では、ネットワークプロジェクタ1からIPアドレスを受信すると、制御部202が、その受信したIPアドレスに基づいて、TCP/IPプロトコルスタック203のIPアドレスとサブネットマスクなどを設定する(ステップS207)。ネットワークの接続設定が完了すると、制御部202が、会議接続要求をネットワークプロジェクタ1に送信する(ステップS208)。
ネットワークプロジェクタ1では、情報処理端末2から会議接続要求を受信すると、制御部102が、会議中かどうかを判断する(ステップS107)。会議中かどうかの判断において、制御部102は、情報処理端末から会議接続要求を受信した際に、すでに別の情報処理端末から会議接続要求を受信している場合は、会議中と判断し、まだ会議接続要求を受信していない場合は、会議中でないと判断する。会議中でなければ、制御部102は、無線LAN部101を通じて、発表者コマンドを要求元の情報処理端末に送信する(ステップS108)。会議中であれば、制御部102は、無線LAN部101を通じて、参加者コマンドを要求元の情報処理端末に送信する(ステップS109)。ここでは、情報処理端末2からの会議接続要求の受信が、はじめての会議接続要求の受信であるので、ステップS108の処理が実行される。
(2)情報処理端末2の画面送信までの流れ:
図7に、画面送信までの流れを示す。以下、図1〜図4、図6および図7を参照して、会議開始までの流れを説明する。
情報処理端末2では、ネットワークプロジェクタ1から発表者コマンドを受信すると、制御部202が、ネットワークプロジェクタ1に対して接続要求を行う(ステップS209)。
ネットワークプロジェクタ1では、情報処理端末2から接続要求を受信すると、制御部102が、受信準備を行い(ステップS110)、無線LAN100を通じた情報処理端末2との接続を完了する(ステップS111)。このとき、制御部102は、無線LAN部101を通じて、接続が完了した旨の通知を情報処理端末2に送信する。
情報処理端末2では、接続完了通知を受信すると、制御部202が、画面キャプチャ部205に画面キャプチャ開始を指示し、画面キャプチャ部205が表示部208に表示された画面イメージをキャプチャする(ステップS210)。そして、画像圧縮部204が、その画面キャプチャ部205でキャプチャした画像を圧縮し(ステップS211)、制御部202が、無線LAN部201を通じて、その圧縮画像をネットワークプロジェクタ1に送信する(ステップS212)。このステップS210〜S212の処理は繰り返し行われ、会議の終了、発表者の変更、ネットワークの切断のいずれかのタイミングで終了する。
(3)情報処理端末3の画面受信までの流れ:
図8に、画面受信までの流れを示す。以下、図1〜図6および図8を参照して、画面受信までの流れを説明する。
情報処理端末3にて、図6に示したステップS201〜S208の処理が実行されるとともに、ネットワークプロジェクタ1にて図6に示したステップS105、S106の処理が実行される。情報処理端末3におけるステップS201のサイトサーベイでは、ネットワークプロジェクタ1からの無線情報に含まれるSSIDおよび情報処理端末2からの無線情報に含まれるSSIDがそれぞれ取得されることになるが、これらSSIDは共に同じ情報である。
情報処理端末3から会議接続要求を受信したネットワークプロジェクタ1では、制御部102が、会議中かどうかをチェックする(ステップS107)。ここでは、上述の「(1)会議開始までの流れ」の処理で、情報処理端末2からの会議接続要求をすでに受信しているので、制御部102は、会議中であると判断して、無線LAN部101を通じて、参加者コマンドを情報処理端末3に送信する(S109)。参加者コマンドの送信に際して、制御部102は、発表者用端末(情報処理端末2)に割り当てたIPアドレスも一緒に情報処理端末3に送信する。
情報処理端末3では、ネットワークプロジェクタ1から参加者コマンドを受信すると、制御部302が、受信準備を行い(ステップS301)、情報処理端末2への接続処理を行う(ステップS302)。このとき、情報処理端末2では、図7に示したステップS210〜S212の処理が繰り返し行われており、制御部202が、画面キャプチャ部205でキャプチャされて画像圧縮部204で圧縮された画面イメージを情報処理端末3へ送信する。
情報処理端末2から送信された画像は、無線LAN100を介して情報処理端末3にて受信される(ステップS303)。情報処理端末3では、画像伸張部304が、その受信した画像を伸張する(ステップS304)。そして、表示部305にて、画像伸張部304で伸張された画像が、ウィンドウの任意の位置に表示される(ステップS305)。
別の参加者の情報処理端末において、上述した「(3)情報処理端末3の画面受信までの流れ」と全く同じ処理が実行されることにより、会議参加者を次々に増やすことができる。
以上説明した本実施形態の電子会議システムによれば、発表者は、ネットワークプロジェクタ1上で、表示された会議名一覧から任意に会議名を選択する、といった簡単な入力操作を行うだけで、ネットワークプロジェクタ1のネットワーク接続設定を行うことができる。また、発表者は、情報処理端末2上で、表示された会議名を選択する、といった簡単な入力操作を行うだけで、情報処理端末2のネットワーク接続設定を行うことができる。これと同様に、参加者も、情報処理端末3上で、表示された会議名を選択する、といった簡単な入力操作を行うだけで、情報処理端末3のネットワーク接続設定を行うことができる。このように、発表者や参加者は、ネットワークの接続設定のための特別な知識を持たなくても、ネットワークプロジェクタ1および情報処理端末2、3のネットワーク接続設定を行うことができる。
また、ネットワークプロジェクタ1によって、情報処理端末2、3が発表者用端末および参加者用端末のいずれの端末であるかが自動的に判定されて管理されるので、発表者や参加者は、自身が所持する端末を発表者用端末や参加者用端末として登録する必要がない。
加えて、ネットワークプロジェクタ自身が、情報処理端末が発表者用端末および参加者用端末のいずれであるのかを認識するようになっているので、発表者用端末からの情報のみを受け付けて表示する、といった処理が可能となる。このように、ネットワークプロジェクタにおいては、発表者用端末のみからの情報により映像を表示する構成(換言すると、参加者端末からの情報を表示しない構成)とすることにより、表示処理が煩雑になることを抑制することができる。
さらに、情報処理端末2、3におけるネットワーク接続設定処理(図6に示したステップS201〜S208の処理)は基本的には同じであるので、これら端末2、3のネットワーク接続設定処理を実行するためのプログラムもほぼ同じものとすることができる。このように、情報処理端末2、3に使用するプログラムは基本的に同じものであるので、プログラム作成におけるコストの削減を図ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の電子会議システムにおいて、複数のネットワークプロジェクタを無線LAN100に接続することもできる。具体的には、メインとして使用される1台のプライマリネットワークプロジェクタと、サブとして使用される複数台のセカンダリネットワークプロジェクタとを無線LAN100に接続した構成としてもよい。ここでは、そのようなネットワークプロジェクタの接続が可能な電子会議システムについて説明する。
図9に、本発明の第2の実施形態である電子会議システムの構成を示す。図9を参照すると、本実施形態の電子会議システムは、無線LAN部501を備えるネットワークプロジェクタ5が加えられた以外は、図1に示した構成と同じものである。ネットワークプロジェクタ5は、基本的には、図2に示したネットワークプロジェクタ1の構成と同様のものであるが、制御部によるネットワーク接続設定処理として、図6に示したステップS201〜S208の処理の実行が可能とされている。
発表者は、まず、ネットワークプロジェクタ1の電源を投入する。ネットワークプロジェクタ1では、制御部102により、図6に示したステップS101〜S104の処理が実行される(ステップS100の会議初期設定処理)。
会議初期設定処理の後、発表者は、ネットワークプロジェクタ5の電源を投入する。ネットワークプロジェクタ5において、制御部(図2に示した制御部102に対応する)により、図6に示したステップS201〜S207の処理が実行されるとともに、ネットワークプロジェクタ1において、制御部102により、図6に示したステップS105、S106の処理が実行される(ステップS200の会議選択設定処理)。
会議選択設定処理の後、ネットワークプロジェクタ5において、制御部により、図6に示したステップS208の処理が実行され、続いて、ネットワークプロジェクタ1において、制御部102により、図6に示したステップS107〜S109の処理が実行される(ステップS300の会議接続処理)。ネットワークプロジェクタ5からの会議接続要求を受信した時点では、会議中ではないため、発表者コマンドが、ネットワークプロジェクタ1からネットワークプロジェクタ5へ送信される。
ネットワークプロジェクタ5は、発表者コマンドを受信すると、参加者コマンドの受信待ちとなる。一方、ネットワークプロジェクタ1は、発表者コマンドを送信した先からの接続要求(図7のステップS209)の受信待ちとなる。この接続要求受信待ちの状態において、ネットワークプロジェクタ1では、制御部102が、発表者コマンドの送信後から所定の時間経過しても、発表者コマンドを送信した先から接続要求を受信しない場合は、発表者コマンドを送信した先がネットワークプロジェクタであると判断する。ネットワークプロジェクタ5は、情報処理端末2のような、画像を圧縮して送信する機能を有していないので、ステップS209の、ネットワークプロジェクタ1への接続要求を行うことはない。
ネットワークプロジェクタ1が接続要求受信待ちの状態となった後、発表者が、情報処理端末2上で、図6のステップS201〜S208の処理を実行させるための操作を行うと、会議接続要求が、情報処理端末2からネットワークプロジェクタ1に送信される。
ネットワークプロジェクタ1では、情報処理端末2から会議接続要求を受信すると、制御部102が、会議中か否かの判断を行う。会議中と判断した場合で、発表者コマンドの送信後から所定の時間経過しても、発表者コマンドを送信した先から接続要求を受信しなかった場合は、制御部102は、発表者コマンドを送信した先がネットワークプロジェクタであると判断して、ネットワークプロジェクタ5に対して参加者コマンドを送信するとともに、情報処理端末2に対して発表者コマンドを送信する。ネットワークプロジェクタ1は、情報処理端末2に発表者コマンドを送信する際に、ネットワークプロジェクタ5の識別情報(サブであることを示す情報)およびIPアドレスの情報を一緒に情報処理端末2に送信する。
参加者コマンドを受信したネットワークプロジェクタ5は、情報処理端末2からの接続要求の受信待ちとなる。情報処理端末2に対して発表者コマンドを送信したネットワークプロジェクタ1も、情報処理端末2からの接続要求の受信待ちとなる。これ以降は、情報処理端末2とネットワークプロジェクタ1の間、および情報処理端末2とネットワークプロジェクタ5の間で、図7のステップS110〜S114およびステップS209〜S212の処理が実行される。
上記の処理において、ネットワークプロジェクタ5より先に情報処理端末2をネットワークプロジェクタ1に接続してもよい。この場合は、情報処理端末2では、第1の実施形態と同様の処理が実行される。また、ネットワークプロジェクタ5は、ネットワークプロジェクタ1から参加者コマンドを受信することになるので、上記の参加者コマンド受信後の処理が実行される。
本実施形態の電子会議システムにおいて、ネットワークプロジェクタ5を複数台配置してもよい。この場合は、各ネットワークプロジェクタ5において、上述したネットワークプロジェクタ5の処理が実行される。
上述した本実施形態の電子会議システムによれば、第1の実施形態における利点に加えて、複数のネットワークプロジェクタ1、5を使用して、画像をスクリーン4、6上に投射できる、という利点を有する。1つのプロジェクタで画像を投射する場合は、参加者が座る場所によっては、投射された画像までの距離が遠かったり、障害物により投射画像が遮られたりするために、画像が見え難いことがある。複数のプロジェクタを使用することで、投射画像の見え難い範囲をより小さくすることができる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態において、発表者を変更することも可能である。ここでは、発表者の変更が可能な電子会議システムについて説明する。
本発明の第3の実施形態である電子会議システムは、基本的には図1に示した電子会議システムと同じ構成であるが、情報処理端末2、3のそれぞれが、図4、5に示した無線LAN部、制御部、TCP/IPプロトコルスタック、画像圧縮部、画面キャプチャ部、画像伸張部、記憶部、入力部および表示部を備える。
図10に、第3の実施形態である電子会議システムにおける発表者の変更時の動作を示す。図10に示す例は、すでに、図6〜図8の処理が実行され、ネットワークプロジェクタ1にて、情報処理端末2が発表者用端末として管理され、情報処理端末3が参加者用端末として管理されている状態において、情報処理端末3(参加者用端末)を使用する参加者(以下、操作者Aと記す)が発表者となり、情報処理端末2(発表者用端末)を使用する発表者(以下、操作者Bと記す)が参加者となる場合の動作を示したものである。
図10を参照すると、まず、参加者である操作者Aが、自身が所持する情報処理端末3において、発表者の切り替えを行うための入力操作を行うと、制御部302が、自端末の識別情報(IPアドレスを含む)を付加した発表者切替要求コマンドをネットワークプロジェクタ1に送信する(ステップS701)。
ネットワークプロジェクタ1では、制御部102が、記憶部206に格納してある発表者情報から発表者用端末である情報処理端末2のIPアドレスを取得し(ステップS702)、該取得したIPアドレス宛に、情報処理端末3から受信した発表者切替要求コマンドをそのまま送信する(ステップS703)。
情報処理端末2では、制御部202が、ネットワークプロジェクタ1から発表者切替要求コマンドを受信すると、発表者切替承認画面情報を表示部208に表示する。表示された発表者切替承認画面上で、発表者の切り替えを承認する旨の入力がなされると(ステップS704)、その入力を受けて、制御部202が、画像送信の切断処理を実行する(ステップS705)。切断処理が完了すると、制御部202は、ネットワークプロジェクタ1から受信した発表者切替要求コマンドから情報処理端末3の情報(IPアドレス)を取得し、該取得した情報(IPアドレス)を付加した発表者切替承認コマンドをネットワークプロジェクタ1に送信する(ステップS706)。
ネットワークプロジェクタ1では、情報処理端末2から発表者切替承認コマンドを受信すると、制御部102が、記憶部106に格納されている発表者情報および参加者情報の変更を行う(ステップS707)。具体的には、制御部102は、発表者切替承認コマンドから情報処理端末3の情報(IPアドレス)を取得し、記憶部106に格納されている、該取得した情報端末機器1の情報(IPアドレス)の管理情報を参加者情報から発表者情報に変更する。さらに、制御部102は、記憶部106に発表者情報として格納してあった情報端末機器2の情報(IPアドレス)の管理情報を参加者情報に変更する。
参加者情報および発表者情報の変更が完了すると、制御部102は、参加者コマンドを情報端末機器2に送信するとともに(S708)、発表者コマンドを情報端末機器3に送信する(S709)。情報端末機器2では、参加者コマンドを受信すると、参加者用端末としての処理が実行される。情報端末機器3では、発表者コマンドを受信すると、発表者用端末としての処理が実行される。
第2の実施形態の電子会議システムにおいても、図10に示した処理と同様の手順で、発表者の切り替えを行うことができる。
以上各実施形態で説明した本発明の電子会議システムは、ネットワークプロジェクタが、無線端末(情報処理端末やセカンダリネットワークプロジェクタ)が発表者用端末および参加者用端末のいずれであるかの判定を行って管理するようになっているので、発表者や参加者は、自身が所持する情報処理端末やセカンダリネットワークプロジェクタを、発表者用端末または参加者用端末として登録するための作業を行う必要がない。
また、本発明の電子会議システムは、従来のシステム(特許文献1)に比較して以下のような特徴・効果も有する。
特許文献1に記載された電子会議システムでは、同じ会議室で複数の会議を同時に開くことは困難である。例えば1つの会議室を複数のエリアに区切って、エリア毎に会議を行う、といった場合、特許文献1に記載の電子会議システムでは、エリア間で混信しないように、ユーザ自身が意識して、SSIDの設定を行う必要がある。このようなSSIDの設定は、ユーザにとって煩わしく、手間も掛かる。
本発明の電子会議システムによれば、ユーザが、ネットワークプロジェクタ上に表示される会議名の一覧から任意の会議名を選択すると、ネットワークプロジェクタが、その選択された会議名に対応する会議プロファイル情報を参照して自動的にネットワーク接続設定を行う。また、ネットワークプロジェクタは、ネットワーク接続設定が行われると、その設定で参照した会議プロファイル情報のSSIDを含む無線情報を定期的に送信し、情報処理端末が、その無線情報に含まれるSSIDの会議識別子に基づく会議名を表示する。ユーザが、その表示された会議名から任意の会議名を選択すると、情報処理端末が、その選択された会議名に関する会議プロファイル情報を参照して自動的にネットワーク接続設定を行う。このように、ユーザは、会議名の一覧から任意の会議名を選択するだけで、SSIDの設定を意識することなく、ネットワークプロジェクタおよび情報処理端末のネットワーク接続設定を行うことができる。よって、特許文献1に記載のシステムに比べて、ネットワーク接続設定が容易である。
また、本発明の電子会議システムでは、記憶部に格納されている会議プロファイル情報の数だけ、会議を同時に開くことができる。例えば、1つの会議室を複数のエリアに区切って、エリア毎に会議を行う場合は、エリア毎に、ネットワークプロジェクタおよび情報処理端末を配置する。各エリアにおいて、会議名の選択を行うことにより、ネットワークプロジェクタおよび情報処理端末のネットワーク接続設定が自動で行われる。このように、複数のエリアで同時に会議を行う場合においても、ユーザは、SSIDなどの設定を意識することなく、ネットワークプロジェクタおよび情報処理端末のネットワーク接続設定を行うことができる。
なお、複数のエリアで同時に会議を行う場合は、エリア間での混信を避けるために、各エリアにおいて、ユーザは、ネットワークプロジェクタ上で、他のエリアで使用されていない会議プロファイル情報を選択する必要がある。各エリアのネットワークプロジェクタを使用しているユーザ間で、使用中の会議プロファイル情報を確認することで、会議プロファイル情報が他のエリアで使用されているか否かの判断を行うことができる。このような会議プロファイル情報の確認は、エリア毎にSSIDなどのネットワーク接続設定を行う場合のような煩わしさはなく、手間のかかるものではない。
また、本発明の電子会議システムによれば、ネットワークプロジェクタ自身が発表者用端末および参加者用端末の判断を行うので、各情報処理端末に特殊なネットワークI/Fカードを装着する必要がない。
さらに、本発明の電子会議システムによれば、ネットワークプロジェクタは発表者用端末からの情報のみを受け付けて表示するので、特許文献1に記載のシステムのように表示処理が煩雑になることはない。
また、本発明の電子会議システムによれば、ネットワークプロジェクタと情報処理端末の間、および各情報処理端末の間における無線通信は、アドホックに対応する無線通信である。したがって、インフラストラクチャーの通信形態とは異なり、ネットワークプロジェクタの配置位置に応じてエリアを自由に設定することができるので、会議を行うエリアの設定における自由度が高い。なお、プロジェクタや情報処理端末がアクセスポイントを介して無線LANと接続される、インフラストラクチャーの通信形態のシステムにおいて、同じ会議室で複数の会議を同時に開く場合は、エリアの設定範囲がアクセスポイントの配置形態により制限される。
以上説明した各実施形態のシステムは、本発明の一例であり、その構成および動作は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更することができる。例えば、第1の実施形態のシステムでは、ネットワークプロジェクタ1が、情報処理端末3に予め発表者用端末のIPアドレスを通知し、情報処理端末3がその通知されたIPアドレスに基づいて情報処理端末2に接続要求を行うようになっている。これに代えて、ネットワークプロジェクタ1が、情報処理端末2に、参加者用端末(情報処理端末3)が接続される度に、該接続された参加者用端末に割り当てたIPアドレスを発表者用端末(情報処理端末2)に通知し、発表者用端末(情報処理端末2)が、その通知された参加者用端末(情報処理端末3)のIPアドレスに基づいて必要な情報を参加者用端末に送信するようにしてもよい。
また、第1の実施形態において、発表者がネットワークプロジェクタ1を起動した後、発表者が情報処理端末2を起動してネットワークプロジェクタ1への会議接続要求を送信する前に、参加者が情報処理端末3を起動してネットワークプロジェクタ1への会議接続要求を送信した場合は、ネットワークプロジェクタ1において、会議管理部は、会議接続要求を最初に受信した情報処理端末3を発表者用端末と判断することになる。しかし、この場合は、情報処理端末3からネットワークプロジェクタ1へ画像情報を送信することはない。したがって、第2の実施形態で述べたように、会議管理部が、発表者用端末であると判断した無線端末(情報処理端末3やネットワークプロジェクタ5)に対して、発表者コマンドを送信し、該発表者コマンドの送信から所定時間内に画像情報を該無線端末から受信しなかった場合は、該無線端末を参加者用端末と判断し、該無線端末の次に会議接続要求を受信した無線端末を発表者用端末と判断する、といった処理を実行することで、情報処理端末2を発表者用端末と判断することができる。
また、第1の実施形態において、ネットワークプロジェクタ1、情報処理端末2、3の各無線LAN部は、アドホック対応の無線LANインタフェースとしているが、これに代えて、インフラストラクチャー対応の無線LANインタフェースとしてもよい。この場合も、第1の実施形態で説明した同様な動作を実現することができる。インフラストラクチャー対応とすることで、ネットワークプロジェクタ1、情報処理端末2、3を外部の有線LANと接続することが可能となる。
また、第2の実施形態において、ネットワークプロジェクタ1をプライマリプロジェクタ、ネットワークプロジェクタ5をセカンダリプロジェクタ、情報処理端末2を発表者用端末、情報処理端末3を参加者用端末として、予め起動させることも可能である。以下に、参考例としてそのような起動が可能なシステムを説明する。
(参考例)
図11は、本発明の参考例である電子会議システムにおける動作を説明するための図である。本参考例の電子会議システムは、基本的には、第2の実施形態の電子会議システムと同様の構成のものであるが、ネットワークプロジェクタ1をプライマリプロジェクタ(マスタ)、ネットワークプロジェクタ5をセカンダリプロジェクタ(スレーブ)、情報処理端末2を発表者用端末、情報処理端末3を参加者用端末として予め起動する点が第2の実施形態と異なる。
図11を参照すると、参加者は、まず、プライマリプロジェクタであるネットワークプロジェクタ1の電源を投入する。ネットワークプロジェクタ1では、制御部102により、図6に示したステップS101〜S104の処理が実行される(ステップS100の会議初期設定処理)。
会議初期設定処理の後、発表者は、情報処理端末2上で、発表者用端末として起動するための入力操作を行うと、情報処理端末2は、予め用意されたプログラムにしたがって発表者用端末として起動する(ステップS400)。その後、情報処理端末2とネットワークプロジェクタ1の間で、ステップS200の会議選択処理(図6のステップS105、S106およびステップS201〜S208の処理)が実行される。この会議選択処理において、情報処理端末2は、会議接続要求を送信する際に、自端末が発表者用端末であることを示す端末識別情報を一緒に送信する。ネットワークプロジェクタ1は、情報処理端末2から受信した端末識別情報に基づいて、情報処理端末2が発表者用端末であると認識し、情報処理端末2に対して、発表者コマンドを送信する。
発表者コマンドの送信後、情報処理端末2とネットワークプロジェクタ1の間で、ステップ401の発表者の処理(図7のステップS110〜S114およびステップS209〜S212の処理)が実行される。
次いで、参加者が、情報処理端末3上で、参加者用端末として起動するための入力操作を行うと、情報処理端末3は、予め用意されたプログラムにしたがって発表者用端末として起動する(ステップS500)。その後、情報処理端末3とネットワークプロジェクタ1の間で、ステップS200の会議選択処理(図6のステップS105、S106およびステップS201〜S208の処理)が実行される。この会議選択処理において、情報処理端末3は、会議接続要求を送信する際に、自端末が参加者用端末であることを示す端末識別情報を一緒に送信する。ネットワークプロジェクタ1は、情報処理端末3から受信した端末識別情報に基づいて、情報処理端末3が発表者用端末であると認識し、情報処理端末3に対して、参加者コマンドを送信する。
参加者コマンドの送信後、情報処理端末2、3の間で、ステップ501の参加者の処理(図8のステップS210〜S212およびステップS301〜S305の処理)が実行される。
次いで、発表者が、ネットワークプロジェクタ5上で、セカンダリプロジェクタとして起動するための入力操作を行うと、ネットワークプロジェクタ5は、予め用意されたプログラムにしたがってセカンダリプロジェクタとして起動する(ステップS600)。その後、ネットワークプロジェクタ1、5の間で、ステップS200の会議選択処理(図6のステップS105、S106およびステップS201〜S208の処理)が実行される。この会議選択処理において、ネットワークプロジェクタ5は、会議接続要求を送信する際に、自端末がセカンダリプロジェクタであることを示す端末識別情報を一緒に送信する。ネットワークプロジェクタ1は、ネットワークプロジェクタ5から受信した端末識別情報に基づいて、ネットワークプロジェクタ5がセカンダリプロジェクタであると認識し、ネットワークプロジェクタ5に対して、参加者コマンドを送信する。
参加者コマンドの送信後、情報処理端末2とネットワークプロジェクタ5の間で、ステップ501の画像受信の処理(図7のステップS110〜S114およびステップS209〜S212の処理)が実行される。
本参考例の電子会議システムによれば、会議選択処理の段階で、ネットワークプロジェクタ1は、ネットワークプロジェクタ5をセカンダリプロジェクタ、情報処理端末2を発表者用端末、情報処理端末3を参加者用端末として認識することができるので、第1および第2の実施形態において行われているような会議接続処理(S300)を行う必要がなく、その分、処理工程を削減することができる。また、処理工程数の削減により、プログラムも簡単になる。
本発明の第1の実施形態である電子会議システムの概略構成を示す模式図である。 図1に示すネットワークプロジェクタの主要部の構成を示すブロック図である。 図2に示すネットワークプロジェクタの記憶部に格納される会議プロファイル情報の一例を示す図である。 図1に示す発表者用の情報処理端末の主要部を示すブロック図である。 図1に示す参加者用の情報処理端末の主要部を示すブロック図である。 図1に示す電子会議システムにおける、発表者用の端末および参加者用の端末とネットワークプロジェクタとの間の会議開始までの流れを説明するための図である。 図1に示す電子会議システムにおける、発表者用の端末とネットワークプロジェクタとの間の、会議開始後から画面送信までの流れを説明するための図である。 図1に示す電子会議システムにおける、発表者用の端末と参加者用の端末の間の、画面送信後から画面受信までの流れを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態である電子会議システムの構成を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態である電子会議システムの動作を説明するための図である。 本発明の参考例である電子会議システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1 ネットワークプロジェクタ
2、3 情報処理端末
4 スクリーン
100 無線LAN
101、201、301 無線LAN部

Claims (11)

  1. 複数の無線端末と無線ネットワークを介して接続されるネットワークプロジェクタにおいて、
    前記複数の無線端末のうち、当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末を発表者用端末と判断し、該発表者用端末以外の無線端末を、該発表者用端末と前記無線ネットワークを介して接続される参加者用端末と判断し、前記発表者用端末のみからのデータにより映像を表示する制御を行う制御部を有することを特徴とするネットワークプロジェクタ。
  2. 前記制御部は、
    前記複数の無線端末に対して、前記無線ネットワークにおけるアドレスを割り当てるアドレス割り当て部と、
    前記アドレス割り当て部によりアドレスが割り当てられた前記複数の無線端末のうち、当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末に割り当てられたアドレスを発表者情報として管理し、該発表者用端末以外の無線端末に割り当てられたアドレスを参加者情報として管理し、前記発表者情報として管理しているアドレスを送信元とするデータを前記発表者用端末からのデータと判断し、前記参加者情報として管理しているアドレスを送信元とするデータを前記参加者用端末からのデータと判断する会議管理部と、を有する、請求項1に記載のネットワークプロジェクタ。
  3. 前記会議管理部は、前記発表者用端末であると判断した無線端末から、前記参加者用端末であると判断した無線端末のアドレスを含む発表者切替承認コマンドを受信すると、該発表者切替承認コマンドに含まれているアドレスを前記発表者情報として管理し、前記発表者用端末であると判断した無線端末のアドレスを前記参加者情報として管理するために管理情報の変更を行う、請求項2に記載のネットワークプロジェクタ。
  4. 表示部と、
    一部が会議を示す会議識別子であるネットワーク識別子を含む会議プロファイル情報が前記会議を識別可能な会議識別情報と関連付けられて格納される記憶部と、をさらに有し、
    前記制御部は、前記会議識別情報を前記表示部に表示し、該表示した会議識別情報から特定の会議識別情報を選択する旨の入力を受け付けると、該選択された会議識別情報と対応する会議プロファイル情報を前記記憶部から取得し、該取得した会議プロファイル情報を参照して前記無線ネットワークに関する接続設定を行う、請求項1に記載のネットワークプロジェクタ。
  5. 前記制御部は、前記記憶部から取得した会議プロファイル情報のネットワーク識別子を含む無線情報を前記無線ネットワーク上に送出する、請求項4に記載のネットワークプロジェクタ。
  6. 前記制御部は、前記発表者用端末であると判断した無線端末に対して、発表者コマンドを送信し、該発表者コマンドの送信から所定時間内に前記映像の表示を行うためのデータを該無線端末から受信しなかった場合は、該無線端末が前記参加者用端末であると判断し、該無線端末の次に当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を受信した無線端末を前記発表者用端末と判断する、請求項1に記載のネットワークプロジェクタ。
  7. 前記無線ネットワークの通信形態がアドホックに対応する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のネットワークプロジェクタ。
  8. ネットワークプロジェクタと、
    前記ネットワークプロジェクタと無線ネットワークを介して接続される複数の無線端末と、を有し、
    前記ネットワークプロジェクタは、前記複数の無線端末のうち、当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末を発表者用端末と判断し、該発表者用端末以外の無線端末を、該発表者用端末と前記無線ネットワークを介して接続される参加者用端末と判断し、前記発表者用端末のみからのデータにより映像を表示する、ことを特徴とする電子会議システム。
  9. 前記ネットワークプロジェクタおよび複数の無線端末のそれぞれは、一部が会議を示す会議識別子であるネットワーク識別子を含む会議プロファイル情報が前記会議を識別可能な会議識別情報と関連付けられて格納される記憶部を備えるとともに該記憶部の格納内容に基づいた表示を可能なように構成され、
    前記ネットワークプロジェクタは、前記会議識別情報を表示し、該表示した会議識別情報から特定の会議識別情報を選択する旨の入力を受け付けると、該選択された会議識別情報と対応する会議プロファイル情報を自プロジェクタの記憶部から取得し、該取得した会議プロファイル情報を参照して前記無線ネットワークに関する接続設定を行い、該取得した会議プロファイル情報のネットワーク識別子を含む無線情報を前記無線ネットワーク上に送出し、
    前記複数の情報処理端末のそれぞれは、前記無線情報を受信し、該受信した無線情報に含まれるネットワーク識別子の会議識別子に基づいて、自端末の記憶部から該当する会議プロファイル情報に関する会議識別情報を取得し、該取得した会議識別情報を表示し、該表示した会議識別情報を選択する旨の入力を受け付けると、該選択された会議識別情報に基づいて、自端末の記憶部から該当する会議プロファイル情報を取得し、該取得した会議プロファイル情報に基づいて前記無線ネットワークに関する接続設定を行う、電子会議システム。
  10. 複数の無線端末と無線ネットワークを介して接続されるネットワークプロジェクタの制御方法であって、
    制御部が、前記複数の無線端末のうち、当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末を発表者用端末と判断し、該発表者用端末以外の無線端末を、該発表者用端末と前記無線ネットワークを介して接続される参加者用端末と判断し、前記発表者用端末のみからのデータにより映像を表示する制御を行うステップを含む、ネットワークプロジェクタの制御方法。
  11. 複数の無線端末と無線ネットワークを介して接続されるネットワークプロジェクタにおいて用いられるプログラムであって、
    前記複数の無線端末のうち、当該ネットワークプロジェクタへの接続要求を最初に受信した無線端末を発表者用端末と判断する処理と、
    前記発表者用端末以外の無線端末を、該発表者用端末と前記無線ネットワークを介して接続される参加者用端末と判断する処理と、
    前記発表者用端末のみからのデータにより映像を表示する制御を行う処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。
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