JP2006309297A - 会議予約システムおよびプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 予約時間になると、会議室に設置された電子機器と、クライアントとが容易に無線により接続することができる会議予約システム、および、前記電子機器としてのプロジェクタを提供すること。
【解決手段】 予約サーバ1は、クライアント5により会議室K3およびプロジェクタ3cの予約がなされると、予約内容を照合するための予約IDをクライアント5に発行し、予約会議時間になるとプロジェクタ3cの電源をオンした後に、プロジェクタ3cがクライアント5と無線により接続するのに必要な予約IDを含む接続情報をプロジェクタ3cに送付する。プロジェクタ3cは、接続情報により機器通信部17を設定した後に、クライアント5からの予約IDを含む認証信号を待ち受け、クライアント5からの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約IDと、接続情報の予約IDとを照合し、予約IDが一致すると、クライアント5に接続情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、会議室および会議室に備え付けられている電子機器を予約するための会議予約システムにおいて、前記電子機器と、会議予約システムのクライアントコンピュータ(以降、「クライアント」という)との、接続手続きを支援する会議予約システム、および前記電子機器としてのプロジェクタに関する。
パーソナルコンピュータや、プロジェクタの普及に伴い、プロジェクタで拡大投写した画面を用いた会議が頻繁に行なわれるようになっている。このような会議は、企業などの会議室に備え付けられているプロジェクタを用いることが多い。会議室に備え付けられているプロジェクタの多くは、有効会議スペースの確保のため、または、投写映像の見易さなどの理由により、会議室の天井に設置(以降、「天吊り」という)されている。
天吊りされたプロジェクタにより映像を投写するためには、ケーブルなどの配線が不要な無線LAN(Local Area Network)により接続する方法が適している。
企業や学校のように複数の会議室がある場合、会議の出席人数や、会議の内容に応じて、会議を行うのに相応しい会議室を確保しなければならない。また、プロジェクタを用いて会議を行うためには、会議室とともにプロジェクタも予約し、さらに持ち込んだクライアントと、プロジェクタとを、接続する必要があった。
このような点に鑑み、以下のような会議室および会議室に備え付けられている電子機器などの備品の予約システムが知られている。
特許文献1の機器制御システムでは、予約サーバに接続したクライアントから会議室の予約を行い、予約された時間になると、会議室ごとに設置された機器制御システム専用の制御装置が会議室の備品の電源を投入し使用可能な状態とする。会議室の備品は、会議室の照明や、窓の電動カーテン、エアコン、OHP(Overhead Projector)などである。
また、特許文献2の予約サーバシステムでは、クライアントは、予約サーバにネットワークを介して接続し、サーバが提供する公開画面上で会議室の予約を行うことにより会議室および備品の予約状況を関係者に知らしめる。さらに、サーバにDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能を持たせることにより、会議室に持ち込まれたクライアントから要求があれば、IPアドレスを自動的に付与する。これにより、ネットワーク設定に関する知識の乏しい会議参加者であっても、簡単に会議室内のネットワークへの接続が可能であるとしている。
また、例えば、無線LANにおけるアドホックモード(ad hoc mode)により、会議室に持ち込んだクライアントと、備え付けのプロジェクタとを接続する場合、相手側のIPアドレスや、ESSID(Extended Service Set Identifier)と呼ばれる識別子、通信データを暗号化するWEP(Wired Equivalent Privacy)の設定など、ネットワークの設定を行わねばならない。
このような専門知識を要するネットワーク設定を簡便に行うために、クライアントに専用の接続用プログラムをインストールする方法や、クライアントに専用の接続支援機器を取り付ける方法が知られていた。
特開平9−128446号公報 特開2002−109444号公報
しかしながら、特許文献1の機器制御システムでは、会議室およびプロジェクタの確保はできるものの、プロジェクタと、持ち込んだクライアントとの接続設定は、利用者が自分で行わなければならなかった。
また、特許文献2の予約サーバシステムでは、持ち込んだクライアントは、会議室の有線ネットワークには接続できるが、さらにプロジェクタとの接続を確立するためには、ネットワークに接続している機器の中からプロジェクタの製品型番を探してプロジェクタのIPアドレスを指定するなどの煩わしい手続きを行わなければならなかった。また、クライアントと、プロジェクタとの接続は、有線によるものであるため、事前に接続用のケーブルを準備しておかねばならず、また、接続後も、ケーブルの長さや配線上の制約によりクライアントの設置場所を含めて、自由度が低かった。
また、無線LANにより接続するために、クライアントに専用の接続用プログラムや、専用の接続支援機器をセットしておく場合、あらかじめ接続用プログラムや、接続支援機器を準備しなければならなかった。さらに、使用者は会議室に到着したら、接続用プログラムを実行したり、接続支援機器を操作して、接続を確立しなければならなかった。
このように、従来の会議予約システムにおいては、会議室に備え付けのプロジェクタと、持ち込んだクライアントとを無線接続するためには、煩わしいネットワーク設定を行わなければならないという問題点を有していた。
上記課題を解決するために、本発明では、予約時間になると、会議室に設置された電子機器と、クライアントとが容易に無線により接続することができる会議予約システム、および、前記電子機器としてのプロジェクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の会議予約システムによれば、複数の会議室および会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む、会議予約システムであって、電子機器は、サーバとネットワークを介して接続され、また無線通信を行うための機器通信部を有し、クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、サーバは、クライアントコンピュータにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントコンピュータと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントコンピュータに発行し、さらに予約された会議時間になると電子機器の電源をオンした後に、電子機器がクライアントコンピュータと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報を電子機器に送付し、電子機器は、接続情報により機器通信部を設定した後に、クライアントコンピュータからの予約キーを含む認証信号を待ち受け、クライアントコンピュータからの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約キーと、接続情報の予約キーとを照合し、予約キーが一致した場合に、クライアントコンピュータに接続情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、サーバは、クライアントにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントに発行し、さらに予約された会議時間になると電子機器の電源をオンした後に、電子機器がクライアントと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報を電子機器に送付することから、電子機器は、予約時間になると起動し、クライアントと無線接続するための準備を始める。
電子機器は、接続情報により機器通信部を設定した後に、クライアントコンピュータからの予約キーを含む認証信号を待ち受け、クライアントコンピュータからの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約キーと、接続情報の予約キーとを照合し、予約キーが一致した場合に、クライアントコンピュータに接続情報を送信することから、電子機器は、予約したクライアントが確認できると、クライアントに接続情報を送信し、無線接続可能な状態に導く。接続情報を受信したクライアントは、接続情報により、電子機器との無線接続を確立することができる。
従って、本会議予約システムによれば、予約時間になると、会議室に設置された電子機器と、クライアントとが容易に無線により接続することができる。
本発明に係る会議予約システムによれば、予約テーブルによる会議室および電子機器の予約は、サーバおよびクライアントコンピュータが接続するネットワーク上で公開して行なわれることが好ましい。
この構成によれば、予約テーブルによる会議室および電子機器の予約は、サーバおよびクライアントコンピュータが接続するネットワーク上で公開して行なわれることから、会議予約システムの使用者は、会議室および電子機器の既存の予約状況を確認しながら、各自必要な予約を行うことができる。
従って、本会議予約システムによれば、効率的に会議室および電子機器の予約を行うことができる。
本発明に係る会議予約システムによれば、ネットワーク上で公開される会議室および電子機器の予約がなされる予約テーブルの予約画面は、選択可能な会議室の選択肢を表示し、所望の会議室が選択されると、選択された会議室の予約日および予約時間を入力する表示と、選択された会議室に設置されている電子機器の一覧を表示し、電子機器の予約は、電子機器の一覧の中から所望の電子機器が選択されることによりなされることが好ましい。
この構成によれば、電子機器の予約は、選択された会議室に設置されている電子機器の一覧の中から所望の電子機器が選択されることによりなされることから、電子機器の予約のために新たに専用の画面を開くなどの操作が不要であり、会議室の予約時のオプションとして簡便に行うことができる。
従って、本会議予約システムによれば、会議室および電子機器の予約を簡便に行うことができる。
本発明に係る会議予約システムによれば、接続情報に含まれる情報は、予約キーに加えて、少なくとも電子機器およびクライアントコンピュータのIPアドレスと、無線通信の識別子であるESSIDと、無線通信の暗号化に関する識別子とを含むことが好ましい。
この構成によれば、接続情報に含まれる情報は、予約キーに加えて、少なくとも電子機器およびクライアントコンピュータのIPアドレスと、無線通信の識別子であるESSIDと、無線通信の暗号化に関する識別子とを含むことから、接続情報には、機密を保持しながら無線通信を行うために必要な情報が含まれている。
従って、本会議予約システムによれば、電子機器と、クライアントとが機密を保持しながら無線通信を行うことができる。
本発明に係る会議予約システムによれば、予約キーは、一意に定められる文字列と、任意に定められる文字列とから構成されていることが好ましい。
この構成によれば、予約キーは、一意に定められる文字列と、任意に定められる文字列とから構成されていることから、会議の予約者は、任意に定められる文字列に識別のための文字をあてがうことができる。
よって、本会議予約システムによれば、会議の予約者は、予約キーの任意文字列から、予約した会議内容を喚起することができる。
前記目的を達成するために、本発明の会議予約システムのプロジェクタによれば、複数の会議室および会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む会議予約システムにおいて、サーバとネットワークを介して接続された電子機器としてのプロジェクタであって、プロジェクタは、無線通信を行うための機器通信部と、機器通信部による無線通信を制御する制御部とを有し、クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、サーバは、クライアントコンピュータにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントコンピュータと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントコンピュータに発行し、さらに予約された会議時間になるとプロジェクタの電源をオンした後に、プロジェクタがクライアントコンピュータと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報をプロジェクタに送付し、制御部は、接続情報により機器通信部を設定した後に、クライアントコンピュータからの予約キーを含む認証信号を待ち受け、クライアントコンピュータからの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約キーと、接続情報の予約キーとを照合し、予約キーが一致した場合に、クライアントコンピュータに接続情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、サーバは、クライアントにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントに発行し、さらに予約された会議時間になるとプロジェクタの電源をオンした後に、プロジェクタがクライアントと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報をプロジェクタに送付することから、プロジェクタは、予約時間になると起動し、クライアントと無線接続するための準備を始める。
さらにプロジェクタの制御部は、接続情報により機器通信部を設定した後に、クライアントからの予約キーを含む認証信号を待ち受け、クライアントからの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約キーと、接続情報の予約キーとを照合し、予約キーが一致した場合に、クライアントコンピュータに接続情報を送信することから、プロジェクタは、予約したクライアントが確認できると、クライアントに接続情報を送信し、無線接続可能な状態に導く。接続情報を受信したクライアントは、接続情報により、電子機器との無線接続を確立することができる。
従って、本会議予約システムのプロジェクタは、予約時間になると、クライアントと容易に無線により接続することができる。
前記目的を達成するために、本発明の会議予約システムによれば、複数の会議室および会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む、会議予約システムであって、電子機器は、サーバとネットワークを介して接続され、また無線通信を行うための機器通信部を有し、クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、サーバは、クライアントコンピュータにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントコンピュータと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントコンピュータに発行し、さらに予約された会議時間になると電子機器の電源をオンした後に、電子機器がクライアントコンピュータと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報を電子機器に送付し、電子機器は、接続情報により機器通信部を設定した後、広域に予約キーを含む認証信号を送信し、クライアントコンピュータは、電子機器からの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約キーと、サーバから発行された予約キーとを照合し、予約キーが一致した場合に、電子機器に適合信号を送信し、適合信号を受信した電子機器は、クライアントコンピュータに接続情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、サーバは、クライアントにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントに発行し、さらに予約された会議時間になると電子機器の電源をオンした後に、電子機器がクライアントと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報を電子機器に送付することから、電子機器は、予約時間になると起動し、クライアントと無線接続するための準備を始める。
電子機器は、接続情報により機器通信部を設定した後、広域に予約キーを含む認証信号を送信し、クライアントは、電子機器からの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約キーと、サーバから発行された予約キーとを照合し、予約キーが一致した場合に、電子機器に適合信号を送信し、適合信号を受信した電子機器は、クライアントに接続情報を送信することから、電子機器は、予約したクライアントが確認できると、クライアントに接続情報を送信し、無線接続可能な状態に導く。接続情報を受信したクライアントは、接続情報により、電子機器との無線接続を確立することができる。
従って、本会議予約システムによれば、予約時間になると、会議室に設置された電子機器と、クライアントとが容易に無線により接続することができる。
前記目的を達成するために、本発明の会議予約システムのプロジェクタによれば、複数の会議室および会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む会議予約システムにおいて、サーバとネットワークを介して接続された電子機器としてのプロジェクタであって、プロジェクタは、無線通信を行うための機器通信部と、機器通信部による無線通信を制御する制御部とを有し、クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、サーバは、クライアントコンピュータにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントコンピュータと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントコンピュータに発行し、さらに予約された会議時間になるとプロジェクタの電源をオンした後に、プロジェクタがクライアントコンピュータと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報をプロジェクタに送付し、制御部は、接続情報により機器通信部を設定した後、広域に予約キーを含む認証信号を送信し、認証信号を受信したクライアントコンピュータからの、認証信号に含まれる予約キーと、サーバから発行された予約キーとが一致した場合に送信される適合信号を受信すると、クライアントコンピュータに接続情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、サーバは、クライアントにより予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約したクライアントと、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーをクライアントに発行し、さらに予約された会議時間になるとプロジェクタの電源をオンした後に、プロジェクタがクライアントと無線接続するのに必要な予約キーを含む接続情報をプロジェクタに送付することから、プロジェクタは、予約時間になると起動し、クライアントと無線接続するための準備を始める。
さらにプロジェクタの制御部は、接続情報により機器通信部を設定した後、広域に予約キーを含む認証信号を送信し、認証信号を受信したクライアントコンピュータからの、認証信号に含まれる予約キーと、サーバから発行された予約キーとが一致した場合に送信される適合信号を受信すると、クライアントコンピュータに接続情報を送信することから、プロジェクタは、予約したクライアントが確認できると、クライアントに接続情報を送信し、無線接続可能な状態に導く。接続情報を受信したクライアントは、接続情報により、電子機器との無線接続を確立することができる。
従って、本会議予約システムのプロジェクタは、予約時間になると、会議室に設置された電子機器と、クライアントとが容易に無線により接続することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
《会議予約システムの概要》
図1は、本実施形態の会議予約システムにおける一実施形態のシステム構成図である。図1は、複数の会議室を有する企業や、学校などにおける会議予約システム100を表している。
会議予約システム100は、予約サーバ1と、複数の会議室K1〜Knごとに設置されたプロジェクタ3a〜3nと、クライアント5と、それぞれを接続可能なネットワークとしてのLAN(Local Area Network)7などから構成されている。
予約サーバ1は、サーバであり、複数の会議室K1〜Knおよび会議室K1〜Knごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブル(図示せず)と、予約テーブルに新たな会議の予約をするための予約画面情報をクライアント5に配信したり、新規に設置された電子機器を追加登録するなど、会議の予約に必要な処理の順序と内容を規定した会議予約メインプログラムなどを記憶している。会議予約メインプログラムは、予約サーバ1に駐在している。
プロジェクタ3a〜nは、会議室K1〜Knごとに設置された電子機器の一つであり、全ての会議室に1台づつ設置されている。電子機器としては、プロジェクタの他に、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤや、電子黒板などがある。これらの電子機器は、全ての会議室K1〜Knに設置されている訳ではなく、設置されている機器は、会議室K1〜Knごとに異なっている。
プロジェクタ3a〜nは、LAN7からのケーブルおよび交流電源が接続された状態で各会議室に天吊りされている。なお、天吊りに限定するものではなく、プロジェクタ3a〜nは、会議室のテーブルに設置されていても良い。
クライアント5は、クライアントコンピュータであり、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータである。クライアント5には、LANカードが装着され、また、予約サーバの会議予約メインプログラムと対応する会議予約サブプログラムがインストールされている。
図1では、説明を簡単にするためにクライアントは、クライアント5、1台のみを図示しているが、実際はクライアント5と同様な構成を持つクライアントが複数台存在している。これらのクライアントは、LAN7に接続した状態で会議予約サブプログラムを実行することにより、予約サーバ1の予約テーブルへのアクセスが可能となる。
《プロジェクタおよびクライアントの概要》
図2は、本実施形態の会議予約システムの一実施形態におけるプロジェクタおよびクライアントの概略構成図である。図2は、会議室K3のプロジェクタ3cと、会議室K3に持ち込んだクライアント5との概略構成を示している。プロジェクタ3cは、LAN7に接続しており、予約サーバ1によるアクセスが可能な状態となっている。クライアント5は、会議室K3に持ち込んだ段階では、スタンドアローンである。まず、プロジェクタ3cの概略構成について説明する。
プロジェクタ3cは、光源としてのランプ9が放射した光を、赤色光、青色光、緑色光の光の3原色成分に分離し、各色光毎に光学部10に含まれる光変調素子である各色光用の液晶ライトバルブにより外部から供給される映像信号に応じて変調し、再度合成してスクリーンSCに投写する、いわゆる「液晶3板式プロジェクタ」である。
プロジェクタ3cは、ランプ9、光学部10、リモコン11、操作受付け部12、制御部13、記憶部14、I/Oブリッジ部15、LANカード16、機器通信部17、映像信号処理部18、液晶パネル駆動部19、ランプ駆動部20、電源部21などから構成されている。
ランプ9は、プロジェクタ3cが投写する映像の光源であり、高圧水銀ランプや、メタルハライドランプなどの高輝度が得られる放電式のランプである。
光学部10は、ランプ9が放射する光の輝度分布を略均一化するインテグレータ光学系と、輝度分布の安定した光を光の3原色である赤色、緑色、青色の各色光成分に分離して各色光用の液晶ライトバルブに供給する分離光学系と、液晶ライトバルブにて各色光毎に映像信号Voutに応じて変調された各色光を、再度合成する合成光学系(いずれも図示せず)とを含んで構成されている。
光学部10は、合成光学系から射出されるフルカラーで略平行な変調光を内蔵する投写レンズで拡大して、スクリーンSCにフルカラー映像を投写する。
リモコン11は、リモコンであり、プロジェクタ3cを操作するための複数の操作用ボタンを備えている。また、プロジェクタ3cの本体上面にも、複数の操作用ボタンを備えた操作部(図示せず)が設けられている。
操作受付け部12は、リモコン11への操作がなされると、操作を受付け、制御部13へ各種動作のトリガとなる操作信号を送る。操作信号には、プロジェクタ3cを起動するための起動信号などが含まれる。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)であり、バスラインBusを介して、各部との信号のやり取りを行う。制御部13は、例えばリモコン11に電源オフ操作がなされてシャットダウンした後、動作クロックを低速にした待機モードとなる。待機モードでは、制御部13は、リモコン11などからの起動信号を待ち受ける。待機モードは、電源部21に外部電源55からの電力供給がある限り継続する。なお、制御部13が、動作時に高速なクロックで動作するメインCPUと、待機時に低速で動作するサブCPUとの2つのCPUを備える構成であっても良い。
記憶部14は、例えば、フラッシュメモリなどデータの書き換えが可能な不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部14には、プロジェクタ3cの動作を指示および制御するための様々な制御プログラムや、ファームウエア、および付随するデータが記憶されている。
制御プログラムには、予約サーバ1がプロジェクタ3cにアクセスするためのリモート接続プログラムが含まれている。リモート接続プログラムは、予約サーバ1からLANカード16に送られて来る起動信号により、プロジェクタ3cを起動させる。リモート接続プログラムには、予約サーバ1から接続信号が送られて来ると、接続信号に含まれる無線通信の設定値を機器通信部17に設定するなどの、クライアントと無線接続するための処理の順番と内容が規定されている。リモート接続プログラムは、プロジェクタ3cに駐在し、予約サーバ1からのプロジェクタ3cへのアクセスを可能にしている。
I/Oブリッジ部15は、サウスブリッジであり、LANカード16や、機器通信部17の無線LANカードを制御するためのPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)に対応したカードコントローラなどの各種デバイスコントローラを搭載している。
LANカード16は、LANカードであり、ケーブルにより常時LAN7に接続されている。
機器通信部17は、無線LANカードであり、例えばIEEE 802.11b(IEEE 802.11 High-Rate Direct Sequence),IEEE 802.11gなどの無線LAN規格に対応した無線LANカードである。なお、機器通信部17は、無線LANカードに限定するものではない。例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートへ接続する無線LANアダプタであっても良いし、PCI(Peripheral Components Interconnect)バス対応の内蔵型の無線LANボードであっても良い。
映像信号処理部18は、映像信号コンバータ(図示せず)を含んで構成されている。映像信号コンバータは、入力端子56またはI/Oブリッジ部15を介して供給されるアナログ映像信号VinをA/D変換し、デジタル信号とする。これは、映像信号Vinに各種の映像信号処理を施すために行なわれる。
映像信号処理部18は、デジタル信号に変換された映像信号を、液晶ライトバルブで表示するのに適した信号とするために、映像データをフレームメモリ(図示せず)に書き込み、所定の条件で読み出すなどの映像信号処理を施した後、再度アナログ映像信号に変換して映像信号Voutとして出力する。映像信号処理には、映像信号にて表される映像を拡大および縮小することにより液晶ライトバルブの持つ解像度に合わせるスケーリング処理や、映像信号の有する階調値を液晶ライトバルブで表示するのに適した階調値に変換するγ補正処理などが含まれている。
また、映像信号処理部18には、OSD(On Screen Display)メモリ(図示せず)が含まれており、例えば、映像ソースの選択状況を示す「DVD」,「コンピュータ」などの文字や、操作メニュー画面、会議予約システムにおける予約時間終了画面などが記憶されている。
液晶パネル駆動部19は、液晶ライトバルブに映像信号Voutと、駆動電圧などを供給し、液晶ライトバルブに映像を写し出す。
ランプ駆動部20は、電源部21からの電力供給を受け、ランプ9を点灯させるために高電圧を発生して放電経路を形成するイグナイタ回路と、点灯後の安定した点灯状態を維持するためのバラスト回路(いずれも図示せず)とを含んで構成されている。
電源部21は、外部電源55からの交流電力をプラグから導き、内蔵するAC/DC変換部(いずれも図示せず)にて変圧、整流および平滑するなどの処理を施すことにより安定化させた直流電圧をプロジェクタ3cの各部に供給する。電源部21は、待機モードにおいても、操作受付け部12、制御部13、記憶部14、I/Oブリッジ部15、LANカード16、機器通信部17などに電力を供給する。
続いて、クライアント5の概略構成について説明する。
クライアント5は、表示部31、CL電源部32、CL通信部34、ハードディスク35、CLI/Oブリッジ部33、CLLANカード36、CL制御部37、CL記憶部38、CL操作部39、CL操作受付け部40などから構成されている。
表示部31は、例えば、TFT(Thin Film Transistor)駆動によるアクティブマトリクス駆動方式のカラー液晶パネルである。
CL電源部32は、例えば充電式のリチウムイオン電池であり、外部電源から供給された電力を蓄え、直流電圧をクライアント5の各部に供給する。
CL通信部34は、無線LANカードであり、例えばIEEE 802.11b,IEEE 802.11gなどの無線LAN規格に対応した無線LANカードである。なお、CL通信部34は、無線LANカードに限定するものではない。例えば、USBポートへ接続する無線LANアダプタであっても良いし、PCIバス対応の内蔵型の無線LANボードであっても良い。
ハードディスク35は、IDE(Integrated Drive Electronics)に対応したハードディスクであり、基本ソフトであるOS(Operating System)や、ブラウザ、文書作成やプレゼンテーションに用いられる各種ビジネス用ソフトや、会議予約サブプログラムなどのプログラム、および付随するデータを記憶している。付随するデータには、予約サーバ1から会議予約時に発行された予約キーとしての予約IDや、会議予約システムにおける予約時間終了画面などが含まれる。なお、これらのプログラムおよびデータは、CL記憶部38に記憶されていても良い。
CLI/Oブリッジ部33は、サウスブリッジであり、CL通信部34の無線LANカードを制御するためのPCMCIAに対応したカードコントローラや、ハードディスク35を制御するためのIDEコントローラなどの各種デバイスコントローラを搭載している。
CLLANカード36は、LANカードであり、ケーブルを挿し込むことによりLAN7に接続する。
CL制御部37は、CPU(Central Processing Unit)であり、バスラインBusを介して、各部との信号のやり取りや、各部の動作を制御する。
CL記憶部38は、例えば、フラッシュメモリなどデータの書き換えが可能な不揮発性のメモリにより構成されている。
CL操作部39は、キーボードおよびマウスであり、例えば、マウスにより会議予約サブプログラムが選択および実行され、キーボードにより会議の予約入力が行なわれる。
CL操作受付け部40は、操作部39への操作がなされると、操作を受付け、CL制御部37へ各種動作のトリガとなる操作信号を送る
《会議予約処理の一態様》
図3(a),(b)は、予約サーバ1の予約テーブルにおける予約画面の一態様を示す図である。
ここでは、図3(a),(b)を主体に、適宜図2を交えて、クライアント5による予約サーバ1の予約テーブルへの会議予約処理の一態様について説明する。
クライアント5には、LAN7に接続した状態で、会議予約サブプログラムを実行するための操作がなされた。クライアント5は、予約サーバ1の予約テーブルにアクセスし、予約画面を読み込む。
これにより、クライアント5の表示部31には、図3(a)に示される予約画面としての予約入力画面51が表示される。予約入力画面51には、会議室の選択、および会議日時、会議名、主催者、予約IDの任意文字などを入力するための複数の入力窓41が設けられている。
会議室の選択を行う窓の右側には「黒塗り三角」記号が表示されている。これは、選択可能な会議室を表示するための選択タグであり、「黒塗り三角」記号を操作部39のマウスで押すと、会議室の一覧が表示され、その中から所望の会議室を選択することができる。
予約入力画面51は、「会議室K1」が選択された状態となっており、「会議室K1」の収容人数は6人であること、および「会議室K1」に設置されている電子機器を含む備品は「プロジェクタ」と、「スクリーン」と、「DVDプレーヤ」であることなど、選択した会議室の情報を示している。
また、予約IDの任意文字は、半角8文字の範囲内であれば、会議予約者の任意の文字設定が可能となっている。
会議の予約者により、会議室が選択され、会議日時、会議名、主催者、予約IDの任意文字が入力され、さらに使用機器が選択されてから、予約入力画面51右下の予約ボタン42が押されると、当該予約情報は、予約サーバ1に送信され、予約可能かどうか確認がなされる。当該予約情報が、既に予約テーブルに予約されている内容と重複した場合、その旨と、使用可能な時間帯を表示した画面(図示せず)が表示され、再設定を促す。
なお、会議室の予約可能な時間帯を調べる方法としては、例えば、会議室が選択されて、会議日時が入力された段階で、クライアント5が予約テーブルを参照し、予約可能かどうかを表示する方法であっても良いし、当該会議室における予約当日の予約タイムテーブルを表示する方法であっても良い。
予約サーバ1に送信された予約情報が、予約テーブルの既存の予約内容と重複がなく、予約が確定された場合、図3(b)に示される予約画面としての予約確定画面52が表示される。
予約確定画面52には、確定した予約内容が表示されている。予約内容は、「会議室K3」にて、「2005年3月30日、10〜12時」まで、「F企画推進会議」を、「商品企画G、佐藤」さんが行うというものである。当該会議にて使用する機器として、「プロジェクタ」と、「スクリーン」と、「電子黒板」とが「黒塗り四角」記号に示されるように会議室と一緒に予約されている。
また、予約キーとしての予約IDは、16文字のデータ「FPPROJECT5CT24A051」として登録されている。予約IDの中で、前半の8文字「FPROJECT」は、任意文字として会議予約者が、入力したものである。後半の8文字「5CT24A051」は、予約サーバ1が会議予約プログラムに従い一意に設定したものである。
予約サーバ1は、予約ID「FPPROJECT5CT24A051」を、クライアント5に発行する。クライアント5は、発行された予約ID「FPPROJECT5CT24A051」、および予約確定画面52の会議日時をハードディスク35に記憶する。
なお、予約確定画面52の内容を変更または取消ししたい場合には、画面右下の変更ボタン43を押すことにより、予約確定画面52での選択および入力内容を残した状態で、予約入力画面51に戻り、再度、選択および入力が可能となる。予約の変更または取消しは、予約したクライアントから行うことができる。
また、これらの予約画面は、LAN7において公開されており、会議予約サブプログラムがインストールされ、LAN7に接続されたクライアントであれば、自由に閲覧することができる。
《予約実行および接続処理》
図4は、本発明の会議予約システムにおける予約実行処理に係る第1の態様を示すフローチャートである。具体的には、予約した会議時間になってからのプロジェクタと、クライアントとの、それぞれの処理の流れを示している。図4の左側は、プロジェクタの動作を示すフローチャート、右側は、それに対応するクライアントの動作を示すフローチャートである。
ここでは、クライアント5により事前に図3(b)に示す会議の予約がなされた後、クライアント5が、予約会議時間前に「会議室K3」に持ち込まれたものとして、図4を中心に、適宜図2を交えて説明する。クライアント5は、スタンドアローンの状態で動作しており、会議予約サブプログラムが駐在している。また、プロジェクタ3cには、リモート接続プログラムが駐在している。
まず、プロジェクタ3cのフローチャートから説明する。会議の予約時間になると予約サーバ1は、LAN7を経由してプロジェクタ3cに起動信号を送付し、一定時間経過した後に、さらに接続情報を送る。
接続情報には、会議の予約時間に関する情報と、無線LANの通信規定に関する情報が含まれている。無線LANの通信規定に関する情報には、少なくとも予約IDと、予約したクライアントおよび、予約された会議室のプロジェクタのIPアドレス、無線LANにおける識別子であるESSID(Extended Service Set Identifier)、無線通信の暗号化に関する識別子であるWEP(Wired Equivalent Privacy)などが含まれている。
ステップS61では、制御部13は、LANカード16に入力した予約サーバ1からの起動信号をI/Oブリッジ部15を介して受信し、プロジェクタ3cを起動するとともに、各部の初期化を行う。
ステップS62では、制御部13は、LANカード16に入力した予約サーバ1からの接続情報をI/Oブリッジ部15を介して受信し、機器通信部17の無線LANカードを接続情報により設定する。また、接続情報の会議予約時間に関する情報を、記憶部14に記憶する。
ステップS63では、制御部13は、クライアントからの予約IDを含んだ認証信号の受信の有無を、機器通信部17からの受信信号の有無により判断する。認証信号を受信した場合には、ステップS64へ進む。認証信号を受信しない場合には、ステップS73へ進む。
ステップS64では、制御部13は、ステップ62で受信した接続情報に含まれる予約IDと、クライアントから受信した認証信号の予約IDとを比較し、予約IDが一致した場合は、ステップS65へ進む。予約IDが一致しなかった場合は、ステップS73へ進む。
ステップS65では、制御部13は、予約IDが一致したことから認証信号を送ってきたクライアントが予約を行ったクライアント5であると識別して、クライアント5に接続情報を送信する。
ステップS66では、制御部13は、機器通信部17の無線LANカードにより、クライアント5と、無線LANのアドホックモードで接続する。
ステップS67では、制御部13は、無線LANを介して映像信号Vinが入力されているかどうか、例えば、映像信号Vinの同期信号の有無により判断する。映像信号Vinが入力されている場合は、ステップS68へ進む。映像信号Vinが入力されていない場合は、ステップS74へ進む。
ステップS68では、制御部13は、映像信号Vinにて表される映像を各部により投写させる。
ステップS69では、制御部13は、クライアント5からの無線LANによる接続を切断するための切断信号を受信したかどうか確認し、受信していない場合は、ステップS70へ進む。受信した場合は、ステップS72へ進む。
ステップS70では、制御部13は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、ステップS71へ進む。予約時間に達していない場合は、ステップS67に戻る。
ステップS71では、制御部13は、予約時間が終了したことから、予約時間が終了したことを示す、例えば、「予約時間が終了しました。間もなく自動的に電源を落とします」という文字を、映像信号処理部のOSDメモリから読み出し、例えば、約10秒間投写映像に重畳させる。
ステップS72では、制御部13は、機器通信部17の無線LANカードによる無線LAN接続を切断し、各部をシャットダウンする。
続いて、ステップS63で認証信号を受信しなかった場合、およびステップS64で、予約IDが一致しなかった場合について説明する。
ステップS73では、制御部13は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、ステップS72へ進み、各部をシャットダウンする。予約時間に達していない場合は、ステップS63に進み認証信号を待ち受ける。
続いて、ステップS67で映像信号Vinが入力されていない場合について説明する。
ステップS74では、制御部13は、映像信号Vinの入力がないと判断された時点を起点として、例えば、5分間として設定されている待ち受け時間の計時を開始する。待ち受け時間に達しない間は、ステップS67に戻り映像信号Vinの入力を待ち受ける。待ち受け時間が経過した場合は、映像信号Vinが来ないものと判断し、ステップS72に進み、各部をシャットダウンする。
続いて、クライアント5のフローチャートについて説明する。
ステップS80では、CL制御部37は、駐在している会議予約サブプログラム会議に従い、会議の予約時間になったかどうか確認し、予約時間となったら、ステップS81へ進む。予約時間に達していない場合は、予約時間になるまで待つ。なお、ここでは、クライアント5は、既に動作状態であるものとして説明しているが、例えば、予約時間の1分前になると起動するという処理が会議予約サブプログラムに含まれていても良い。
ステップS81では、CL制御部37は、会議予約時に予約サーバ1から発行された予約IDを含む認証信号を、CL通信部34によりブロードキャストに送信させる。
ステップS82では、CL制御部37は、プロジェクタ3cからの接続情報を受信したか確認し、受信した場合は、ステップS83へ進む。接続情報を受信しなかった場合は、ステップS88へ進む。
ステップS83では、CL制御部37は、CL通信部34の無線LANカードの既存の設定情報(以降、「初期設定値」という)をCL記憶部38に保存し、ステップS82で受信した接続情報をCL通信部34に設定する。
ステップS84では、CL制御部37は、CL通信部34の無線LANカードにより、プロジェクタ3cと、無線LANのアドホックモードで接続する。
ステップS85では、CL制御部37は、例えば、プレゼンのためのアプリケーションソフトの画面を映像信号VinとしてCL通信部34によりプロジェクタ3cに送信させる。
ステップS86では、CL制御部37は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、ステップS87へ進む。予約時間に達していない場合は、ステップS85に戻り、映像信号Vinの送信を継続する。
ステップS87では、CL制御部37は、CL通信部34の無線LANカードの設定を、CL記憶部38に記憶していた初期設定値に戻す。
続いて、ステップS82で接続情報を受信しなかった場合について説明する。
ステップS88では、CL制御部37は、所定の時間、例えば30秒間待機した後、ステップS89へ進む。
ステップS89では、CL制御部37は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、会議予約サブプログラムによる処理を終了する。予約時間に達していない場合は、ステップS81に戻り、再度、認証信号を送信する。
会議予約サブプログラムには、予約時間が終了する前であっても、プロジェクタとの接続を切断することが可能な機能が含まれている。クライアント5は、操作者によりプロジェクタとの接続を切断する操作がなされると、予約時間が終了する前であっても切断信号をプロジェクタ3cに送信する。
なお、前記会議の予約時間の後に連続する別会議の予約がなく、空き時間がある場合、会議の延長を可能とするプログラムとなっていても良い。この場合、予約サーバ1は、会議の予約終了時間の、例えば1分前になるとLAN7を経由してプロジェクタ3cに、会議の延長可能な時間情報を含んだ延長情報を送る。
延長情報を受信したプロジェクタ3cは、「予約時間が終了します。30分の延長が可能です。延長するときは、延長操作をして下さい。」というOSD表示を行う。
ここでリモコン11により延長操作がなされると、プロジェクタ3cは、記憶部14の会議予約時間を延長情報に応じて更新するとともに、延長操作がなされたことを示す延長確定情報を、LAN7を経由して予約サーバ1に、そして機器通信部17からクライアント5に、それぞれ送信する。
延長確定情報を受信したクライアント5は、ハードディスク35の会議時間を延長情報に応じて更新する。これにより、会議時間を延長することが可能となる。
上述した通り、本実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)予約サーバ1は、クライアント5により予約テーブルに会議室K3およびプロジェクタ3cの予約がなされると、予約したクライアント5と、予約テーブルに記憶された予約内容とを照合するための予約IDをクライアント5に発行し、さらに予約された会議時間になるとプロジェクタ3cの電源をオンした後に、プロジェクタ3cがクライアント5と無線LANにより接続するのに必要な予約IDを含む接続情報をプロジェクタ3cに送付することから、プロジェクタ3cは、予約時間になると起動し、クライアント5と無線接続するための準備を始める。
プロジェクタ3cは、接続情報により機器通信部17を設定した後に、クライアント5からの予約IDを含む認証信号を待ち受け、クライアント5からの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約IDと、接続情報の予約IDとを照合し、予約IDが一致した場合に、クライアント5に接続情報を送信することから、プロジェクタ3cは、予約したクライアント5が確認できると、クライアント5に接続情報を送信し、無線接続可能な状態に導く。接続情報を受信したクライアント5は、接続情報により、プロジェクタ3cとの無線接続を確立する。
従って、会議予約システム100によれば、予約時間になると、会議室に設置された電子機器としてのプロジェクタ3cと、クライアント5とが容易に無線により接続することができる。
(2)クライアント5は、プロジェクタ3cからの接続信号が受信できなかった場合、所定の時間として、例えば30秒間経過した後、再度認証信号を送信し、接続信号が受信できるか、予約時間が終了するまでの間、認証信号の送信と、接続信号の待ち受けを繰り返す。
よって、会議予約システム100のクライアントによれば、突発的なノイズなどに起因する通信障害があっても、確実に接続信号を受信し接続を確立することができる。
(3)予約サーバ1の予約テーブルによる会議室および電子機器の予約は、予約サーバ1およびクライアントが接続するLAN7上で公開して行なわれることから、会議予約システム100の使用者は、会議室および電子機器の既存の予約状況を確認しながら、各自必要な予約を行うことができる。
従って、会議予約システム100によれば、効率的に会議室および電子機器の予約を行うことができる。
(4)電子機器の予約は、選択した会議室に設置されている電子機器の一覧の中から所望の電子機器を選択することによりなされることから、電子機器の予約のために新たに専用の画面を開くなどの操作が不要であり、会議室の予約時のオプションとして簡便に予約することができる。
従って、会議予約システム100によれば、会議室および電子機器の予約を簡便に行うことができる。
(5)接続情報に含まれる情報は、予約IDに加えて、プロジェクタおよびクライアントコンピュータのIPアドレス、無線通信の識別子であるESSID、無線通信の暗号化に関する識別子であるWEPなどを含むことから、接続情報には、機密を保持しながら無線通信を行うために必要な情報が含まれている。
従って、会議予約システム100によれば、プロジェクタと、クライアントとが機密を保持しながら無線通信を行うことができる。
(6)予約IDは、一意に定められる文字列と、任意に定められる文字列とから構成されていることから、会議の予約者は、任意に定められる文字列に識別のための文字をあてがうことができる。
よって、会議予約システム100によれば、会議の予約者は、予約IDの任意文字列から、予約した会議内容を喚起することができる。
(7)プロジェクタ3cは、会議の予約時間が終了すると、予約時間が終了したことを示す、例えば、「予約時間が終了しました。間もなく自動的に電源を落とします」という文字を重畳させた映像を投写することから、会議の出席者に、予約された会議時間が終了したことを知らしめることができる。
(8)電子機器としてのプロジェクタ3cは、常時LAN7を介して予約サーバ1からのアクセスが可能となっていること以外は、一般のプロジェクタと同様の構成である。また、外部機器からのアクセス権の管理は、ソフトウエアにより行なわれている。
よって、専用の構成を必要としない会議予約システム100のプロジェクタを提供することができる。
(9)クライアント5は、会議予約サブプログラムがインストールされていること以外は、一般のパーソナルコンピュータと同様である。
よって、専用の構成を必要としない会議予約システム100のクライアントを提供することができる。
(10)会議予約システム100は、予約サーバ100に駐在している会議予約プログラム、およびプロジェクタ3cに駐在しているリモート接続プログラム、クライアント5にインストールされた会議予約サブプログラムなどの専用ソフトウエアと、汎用機器である予約サーバ、プロジェクタ、クライアント、および汎用ネットワークLAN7により構成されている。
よって、会議予約システム100は、専用のハードウエア構成を必要とせず、既存の電子機器の流用による簡便な構成により構築することができる。
(11)クライアント5は、会議の予約時間が終了すると、CL通信部34の設定を、会議が始まる前の初期設定に戻すことから、会議の予約者は、CL通信部34の設定を戻すという煩わしい作業をしなくても良い。
(実施形態2)
《第2の接続処理態様》
図5は、本発明の会議予約システムにおける予約実行処理に係る第2の態様を示すフローチャートである。会議予約システム100は、実施形態1での説明と同様の構成を有している。第2の態様は、プロジェクタのリモート接続プログラムと、クライアントの会議予約サブプログラムとの予約実行処理の役割りおよび順番などが、第1の態様と異なる。
ここでは、予約した会議時間になってからのプロジェクタと、クライアントとの、それぞれの処理の流れについて説明する。図5の左側は、プロジェクタの動作を示すフローチャート、右側は、それに対応するクライアントの動作を示すフローチャートである。
以下、クライアント5により事前に図3(b)に示す会議の予約がなされ、クライアント5が、予約会議時間前に「会議室K3」に持ち込まれたものとして、図5を中心に、適宜図2を交えて説明する。クライアント5は、起動操作待ちの待機状態となっているが、会議予約サブプログラムが駐在している。また、プロジェクタ3cには、リモート接続プログラムが駐在している。
まず、プロジェクタ3cのフローチャートから説明する。会議の予約時間になると予約サーバ1は、LAN7を経由してプロジェクタ3cに起動信号を送付し、一定時間経過した後に、さらに接続情報を送る。
ステップS111では、制御部13は、LANカード16に入力した予約サーバ1からの起動信号をI/Oブリッジ部15を介して受信し、プロジェクタ3cを起動するとともに、各部の初期化を行う。
ステップS112では、制御部13は、LANカード16に入力した予約サーバ1からの接続情報をI/Oブリッジ部15を介して受信し、機器通信部17の無線LANカードを接続情報により設定する。また、接続情報の会議予約時間に関する情報を、記憶部14に記憶する。
ステップS113では、制御部13は、接続情報の予約IDを含む認証信号を、機器通信部17によりブロードキャストに送信させる。
ステップS114では、制御部13は、クライアント5からの予約IDが一致したことを示す適合信号を受信したか確認し、受信した場合は、ステップS115へ進む。適合信号を受信しなかった場合は、ステップS122へ進む。
ステップS115では、制御部13は、予約サーバ1から受信した接続情報を、クライアント5へ送信する。
ステップS116では、制御部13は、機器通信部17の無線LANカードにより、クライアント5と、無線LANのアドホックモードで接続する。
ステップS117では、制御部13は、無線LANを介して映像信号Vinが入力されているかどうか、例えば、映像信号Vinの同期信号の有無により判断する。映像信号Vinが入力されている場合は、ステップS118へ進む。映像信号Vinが入力されていない場合は、ステップS124へ進む。
ステップS118では、制御部13は、映像信号Vinにて表される映像を各部により投写させる。
ステップS119では、制御部13は、クライアント5からの無線LANによる接続を切断するための切断信号を受信したかどうか確認し、受信していない場合は、ステップS120へ進む。受信した場合は、ステップS121へ進む。
ステップS120では、制御部13は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、ステップS121へ進む。予約時間に達していない場合は、ステップS117に戻る。
ステップS121では、制御部13は、機器通信部17の無線LANカードによる無線LAN接続を切断し、各部をシャットダウンする。
続いて、ステップS114で適合信号を受信できなかった場合について説明する。
ステップS122では、制御部13は、所定の時間、例えば30秒間待機した後、ステップS123へ進む。
ステップS123では、制御部13は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、ステップS121に進み、各部をシャットダウンする。予約時間に達していない場合は、ステップS113に戻り、再度、認証信号を送信する。
続いて、ステップS117で映像信号Vinが入力されていない場合について説明する。
ステップS124では、制御部13は、映像信号Vinの入力がないと判断された時点を起点として、例えば、5分間として設定されている待ち受け時間の計時を開始する。待ち受け時間に達しない間は、ステップS117に戻り映像信号Vinの入力を待ち受ける。待ち受け時間が経過した場合は、映像信号Vinが来ないものと判断し、ステップS121に進み、各部をシャットダウンする。
続いて、クライアント5のフローチャートについて説明する。
ステップS141では、CL制御部37は、駐在している会議予約サブプログラム会議に従い、会議の予約時間の1分前になったかどうか確認し、予約時間の1分前となったら、ステップS142へ進む。予約時間の1分前に達していない場合は、それまで待つ。
なお、ここでは、クライアント5は、待機状態であるものとして説明しているが、例えば、動作状態であった場合には、ステップS141〜2を経ずに、予約時間となったらステップS143へ進む。
ステップS142では、CL制御部37は、各部を起動し初期化を行う。
ステップS143では、CL制御部37は、プロジェクタからの予約IDを含んだ認証信号の受信の有無を、CL通信部17からの受信信号の有無により判断する。認証信号を受信した場合には、ステップS144へ進む。認証信号を受信しない場合には、ステップS153へ進む
ステップS144では、CL制御部37は、ステップ143で受信した接続情報に含まれる予約IDと、予約サーバ1が発行した予約IDとを比較し、予約IDが一致した場合は、ステップS145へ進む。予約IDが一致しなかった場合は、ステップS153へ進む。
ステップS145では、CL制御部37は、予約IDが一致したことから認証信号を送ってきたプロジェクタが会議室K3のプロジェクタ3cであると識別して、プロジェクタ3cに適合情報を送信する。
ステップS146では、CL制御部37は、プロジェクタ3cからの接続情報を受信したか確認し、受信した場合は、ステップS147へ進む。接続情報を受信しなかった場合は、ステップS154へ進む。
ステップS147では、CL制御部37は、CL通信部34の無線LANカードの初期設定情報をCL記憶部38に保存し、ステップS146で受信した接続情報をCL通信部34に設定する。
ステップS148では、CL制御部37は、CL通信部34の無線LANカードにより、プロジェクタ3cと、無線LANのアドホックモードで接続する。
ステップS149では、CL制御部37は、例えば、プレゼンのためのアプリケーションソフトの画面を映像信号VinとしてCL通信部34によりプロジェクタ3cに送信させる。
ステップS150では、CL制御部37は、予約されている会議の予約時間終了の30秒前になったかどうか確認し、予約時間終了の30秒前になった場合は、ステップS151へ進む。予約時間終了の30秒前に達していない場合は、ステップS149に戻り、映像信号Vinの送信を継続する。
ステップS151では、CL制御部37は、予約時間終了の30秒前になったことから、予約時間終了することを示す、例えば、「予約時間が終了します。間もなく自動的に電源を落とします。」という文字を含む画面を、ハードディスク35から読み出し、映像信号Vinとして送信する。この映像信号Vinは、約30秒間送信される。
ステップS152では、CL制御部37は、CL通信部34の無線LANカードの設定を、記憶部38に記憶していた初期設定値に戻す。
続いて、ステップS143で認証信号を受信しなかった場合、およびステップS144で、予約IDが一致しなかった場合について説明する。
ステップS153では、CL制御部37は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、会議予約サブプログラムによる接続処理を終了する。予約時間に達していない場合は、ステップS143に戻り認証信号を待ち受ける。
続いて、ステップS146で接続情報を受信しなかった場合について説明する。
ステップS154では、CL制御部37は、所定の時間、例えば30秒間待機した後、ステップS155へ進む。
ステップS155では、CL制御部37は、予約されている会議の予約時間が終了したかどうか確認し、予約時間が終了した場合は、会議予約サブプログラムによる接続処理を終了する。予約時間に達していない場合は、ステップS145に戻り、再度、適合信号を送信する。
会議予約サブプログラムには、予約時間が終了する前であっても、プロジェクタとの接続を切断することが可能な機能が含まれている。クライアント5は、操作者によりプロジェクタとの接続を切断する操作がなされると、予約時間が終了する前であっても切断信号をプロジェクタ3cに送信する。
なお、前記会議の予約時間の後に連続する別会議の予約がなく、空き時間がある場合、会議の延長を可能とするプログラムとなっていても良い。この場合、予約サーバ1は、会議の予約終了時間の、例えば30秒前になるとLAN7を経由してプロジェクタ3cに、会議の延長可能な時間情報を含んだ延長情報を送る。
プロジェクタ3cは、受信した延長情報を、機器通信部17によりクライアント5に送る。延長情報を受信したクライアント5は、例えば、「予約時間が終了します。1時間の延長が可能です。延長するときは、延長操作をして下さい。」という表示を行う。
ここで操作部39により延長操作がなされると、クライアント5は、ハードディスク35の会議時間を延長情報に応じて更新するとともに、延長操作がなされたことを示す延長確定情報を、CL通信部34からプロジェクタ3cに送信する。
延長確定情報を受信したプロジェクタ3cは、記憶部14の会議予約時間を更新するとともに、LAN7を経由して予約サーバ1に延長確定情報を送信する。これにより、会議時間を延長することが可能となる。
上述した通り、本実施形態によれば前記実施形態の効果(3)〜(11)に加えて、以下の効果が得られる。
(1)予約サーバ1は、クライアント5により予約テーブルに会議室K3およびプロジェクタ3cの予約がなされると、予約したクライアント5と、予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約IDをクライアント5に発行し、さらに予約された会議時間になるとプロジェクタ3cの電源をオンした後に、プロジェクタ3cがクライアント5と無線LANにより接続するのに必要な予約IDを含む接続情報をプロジェクタ3cに送付することから、プロジェクタ3cは、予約時間になると起動し、クライアント5と無線接続するための準備を始める。
プロジェクタ3cは、接続情報により機器通信部17を設定した後、広域に予約IDを含む認証信号を送信し、クライアント5は、プロジェクタ3cからの認証信号を受信すると、認証信号に含まれる予約IDと、予約サーバ1から発行された予約IDとを照合し、予約IDが一致した場合に、プロジェクタ3cに適合信号を送信し、適合信号を受信したプロジェクタ3cは、クライアント5に接続情報を送信することから、プロジェクタ3cは、予約したクライアント5が確認できると、クライアント5に接続情報を送信し、無線接続可能な状態に導く。接続情報を受信したクライアント5は、接続情報により、プロジェクタ3cとの無線接続を確立する。
従って、会議予約システム100によれば、予約時間になると、会議室に設置された電子機器としてのプロジェクタ3cと、クライアント5とが容易に無線により接続することができる。
(2)待機状態で会議室K3に持ち込まれたクライアント5は、予約された会議の予約時間の1分前になると、駐在している会議予約サブプログラムにより起動し、予約時間には、プロジェクタからの認証信号の待ち受け状態となっている。
よって、予約時間に合わせて自動的に起動することができる会議予約システム100のクライアント5を提供することができる。
(3)プロジェクタ3cは、クライアント5からの適合信号が受信できなかった場合、所定の時間として、例えば30秒間経過した後、再度認証信号を送信し、適合信号が受信できるか、予約時間が終了するまでの間、認証信号の送信と、適合信号の待ち受けを繰り返す。
よって、会議予約システム100のプロジェクタによれば、突発的なノイズなどに起因する通信障害があっても、確実に接続信号を受信し接続を確立することができる。
(4)クライアント5は、会議の予約時間終了の30秒前になると、予約時間が終了したことを示す、例えば、「予約時間が終了します。間もなく自動的に電源を落とします。」という文字を重畳させた映像信号を送信することから、会議の出席者に、予約された会議時間が終了することを知らしめることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図3(b)を用いて説明する。前記各実施形態において、予約IDは、LAN7を介して全てのクライアントに公開されることとして説明したが、これに限定するものではない。例えば、予約を行なったクライアント以外のクライアントからは、予約画面上で予約IDがブランク表示となるように設定しても良い。または、「****************」表示としても良い。
これにより、予約当時者以外の第3者に予約IDが知られてしまう可能性が減ることから、予約IDが第3者により不正使用されることを防止することができる。
(変形例2)
図2を用いて説明する。前記各実施形態および変形例において、電子機器としてのプロジェクタ3cは、常時LAN7を介して予約サーバ1からのアクセスが可能となっていること以外は一般のプロジェクタと同様の構成であり、外部機器からのアクセス権の管理は、ソフトウエアにより行なわれるものとして説明したが、これに限定するものではない。
例えば、LANカード16にCPUおよび不揮発性メモリを含んだリモート制御部(図示せず)を設けて、受信した予約サーバ1からの起動信号および接続情報に応じて、プロジェクタ3cの各部を制御する構成としても良い。
同様に、クライアント5のCLLANカード36にも同様のリモート制御部(図示せず)を設けて、予約サーバ1から発行された予約IDおよび記憶している会議日時などに応じて、クライアント5の各部を制御する構成としても良い。
これらの構成であっても、図4および図5で示した処理が行えることから、予約時間になると、会議室に設置された電子機器としてのプロジェクタと、クライアントとが容易に無線により接続することができる予約会議システムを提供することができる。
(変形例3)
図2を用いて説明する。前記実施形態および変形例において、プロジェクタは、光変調素子として3枚の液晶ライトバルブ3R,3G,3Bを用いた液晶3板式の投写型プロジェクタとして説明したが、これに限定するものではない。
例えば、プロジェクタは、赤、緑、青色のカラーフィルタが規則的に格子状に配置され、1枚でフルカラーの変調光を射出することが可能な単板の液晶ライトバルブを用いる構成であっても良い。また、反射型液晶表示装置や、ティルトミラーデバイスを用いる構成としても良い。
これらの構成であっても、前記実施形態および変形例と同様の作用効果を得ることができる。
(変形例4)
図1を用いて説明する。前記各実施形態におよび変形例において、会議室ごとに設置された電子機器はプロジェクタであるものとして説明したが、プロジェクタに限定するものではない。
例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、リアプロジェクタなどにも適応することが可能であり、前記実施形態および変形例と同様の作用効果を得ることができる。
会議予約システムの一実施形態における構成図。 会議予約システムにおけるプロジェクタおよびクライアントの概略構成図。 (a)予約テーブルの予約入力画面の一態様を示す図。(b)予約テーブルの予約確定画面の一態様を示す図。 予約実行処理に係る第1の態様を示すフローチャート。 予約実行処理に係る第2の態様を示すフローチャート。
符号の説明
1…サーバとしての予約サーバ、3a〜3n…電子機器としてのプロジェクタ、5…クライアントコンピュータ、7…ネットワークとしてのLAN、13…制御部、14…記憶部、15…I/Oブリッジ部、16…LANカード、17…機器通信部、34…クライアント通信部としてのCL通信部、35…ハードディスク、36…CLLANカード、37…CL制御部、39…操作部、51…予約画面としての予約入力画面、52…予約画面としての予約確定画面、100…会議予約システム、SC…スクリーン、K1〜Kn…会議室。

Claims (8)

  1. 複数の会議室および前記会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む、会議予約システムであって、
    前記電子機器は、前記サーバとネットワークを介して接続され、また無線通信を行うための機器通信部を有し、
    前記クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、
    前記サーバは、前記クライアントコンピュータにより前記予約テーブルに前記会議室および電子機器の予約がなされると、予約した前記クライアントコンピュータと、前記予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーを前記クライアントコンピュータに発行し、さらに前記予約された会議時間になると前記電子機器の電源をオンした後に、前記電子機器が前記クライアントコンピュータと無線接続するのに必要な前記予約キーを含む接続情報を前記電子機器に送付し、
    前記電子機器は、前記接続情報により前記機器通信部を設定した後に、前記クライアントコンピュータからの前記予約キーを含む認証信号を待ち受け、前記クライアントコンピュータからの前記認証信号を受信すると、前記認証信号に含まれる前記予約キーと、前記接続情報の予約キーとを照合し、前記予約キーが一致した場合に、前記クライアントコンピュータに前記接続情報を送信することを特徴とする会議予約システム。
  2. 前記予約テーブルによる前記会議室および電子機器の予約は、前記サーバおよびクライアントコンピュータが接続するネットワーク上で公開して行なわれることを特徴とする請求項1に記載の会議予約システム。
  3. 前記ネットワーク上で公開される前記会議室および電子機器の予約がなされる前記予約テーブルの予約画面は、選択可能な前記会議室の選択肢を表示し、所望の前記会議室が選択されると、前記選択された会議室の予約日および予約時間を入力する表示と、前記選択された会議室に設置されている前記電子機器の一覧を表示し、前記電子機器の予約は、前記電子機器の一覧の中から所望の電子機器が選択されることによりなされることを特徴とする請求項1または2に記載の会議予約システム。
  4. 前記接続情報に含まれる情報は、前記予約キーに加えて、少なくとも前記電子機器および前記クライアントコンピュータのIPアドレスと、無線通信の識別子であるESSIDと、無線通信の暗号化に関する識別子とを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の会議予約システム。
  5. 前記予約キーは、一意に定められる文字列と、任意に定められる文字列とから構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の会議予約システム。
  6. 複数の会議室および前記会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む会議予約システムにおいて、前記サーバとネットワークを介して接続された前記電子機器としてのプロジェクタであって、
    前記プロジェクタは、無線通信を行うための機器通信部と、前記機器通信部による無線通信を制御する制御部とを有し、
    前記クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、
    前記サーバは、前記クライアントコンピュータにより前記予約テーブルに前記会議室および電子機器の予約がなされると、予約した前記クライアントコンピュータと、前記予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーを前記クライアントコンピュータに発行し、さらに前記予約された会議時間になると前記プロジェクタの電源をオンした後に、前記プロジェクタが前記クライアントコンピュータと無線接続するのに必要な前記予約キーを含む接続情報を前記プロジェクタに送付し、
    前記制御部は、前記接続情報により前記機器通信部を設定した後に、前記クライアントコンピュータからの前記予約キーを含む認証信号を待ち受け、前記クライアントコンピュータからの前記認証信号を受信すると、前記認証信号に含まれる前記予約キーと、前記接続情報の予約キーとを照合し、前記予約キーが一致した場合に、前記クライアントコンピュータに前記接続情報を送信することことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 複数の会議室および前記会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む、会議予約システムであって、
    前記電子機器は、前記サーバとネットワークを介して接続され、また無線通信を行うための機器通信部を有し、
    前記クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、
    前記サーバは、前記クライアントコンピュータにより前記予約テーブルに前記会議室および電子機器の予約がなされると、予約した前記クライアントコンピュータと、前記予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーを前記クライアントコンピュータに発行し、さらに前記予約された会議時間になると前記電子機器の電源をオンした後に、前記電子機器が前記クライアントコンピュータと無線接続するのに必要な前記予約キーを含む接続情報を前記電子機器に送付し、
    前記電子機器は、前記接続情報により前記機器通信部を設定した後、広域に前記予約キーを含む認証信号を送信し、
    前記クライアントコンピュータは、前記電子機器からの認証信号を受信すると、前記認証信号に含まれる前記予約キーと、前記サーバから発行された予約キーとを照合し、前記予約キーが一致した場合に、前記電子機器に適合信号を送信し、
    前記適合信号を受信した前記電子機器は、前記クライアントコンピュータに前記接続情報を送信することを特徴とする会議予約システム。
  8. 複数の会議室および前記会議室ごとに設置された電子機器を予約するための予約テーブルを記憶するサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続可能なクライアントコンピュータとを含む会議予約システムにおいて、前記サーバとネットワークを介して接続された前記電子機器としてのプロジェクタであって、
    前記プロジェクタは、無線通信を行うための機器通信部と、前記機器通信部による無線通信を制御する制御部とを有し、
    前記クライアントコンピュータは、無線通信を行うためのクライアント通信部を有し、
    前記サーバは、前記クライアントコンピュータにより前記予約テーブルに会議室および電子機器の予約がなされると、予約した前記クライアントコンピュータと、前記予約テーブルに記憶された予約内容とを、照合するための予約キーを前記クライアントコンピュータに発行し、
    さらに前記予約された会議時間になると前記プロジェクタの電源をオンした後に、前記プロジェクタが前記クライアントコンピュータと無線接続するのに必要な前記予約キーを含む接続情報を前記プロジェクタに送付し、
    前記制御部は、前記接続情報により前記機器通信部を設定した後、広域に前記予約キーを含む認証信号を送信し、前記認証信号を受信したクライアントコンピュータからの、前記認証信号に含まれる前記予約キーと、前記サーバから発行された予約キーとが一致した場合に送信される適合信号を受信すると、前記クライアントコンピュータに前記接続情報を送信することを特徴とする会議予約システムのプロジェクタ。
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