JP2008035426A - 通信制御装置、画像表示装置、画像生成装置、通信制御システム、通信制御方法及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、画像表示装置、画像生成装置、通信制御システム、通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】接続可能な装置を確実に限定し、他の装置からの割込みを防いで安定したアプリケーションプログラムを実行する。
【解決手段】相手側の装置から送られてくる通信パケット内のデータ本体部に格納されているMACアドレスを取得し(B22)、取得したMACアドレスと、通信を行なう相手装置のMACアドレスが予め登録されている登録部の内容とを比較し(B23,B24)、一致した場合に通信接続の確立を許可し(B25,B26)、一致しない場合には通信接続を解除し(B27,B28)、通信接続を確立した場合には通信パケットを連続的に通信するアプリケーションプログラムに移行する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えばパーソナルコンピュータとプロジェクタ装置とを接続してプレゼンテーションを行なうような場合に好適な通信制御装置、画像表示装置、画像生成装置、通信制御システム、通信制御方法及びプログラムに関する。
従来、複数のプロジェクタのような外部機器と無線通信可能で、外部機器に画像データとポインタ表示を送信することを可能に情報処理装置を提供するべく、PDAのワイヤレスユーティリティプログラムがLCDに表示された画像イメージデータをキャプチャし、無線LANデバイスを用いて複数のワイヤレスプロジェクタに無線で送信し、その際にポインタ表示モードに設定されているワイヤレスプロジェクタに対しては、キャプチャした画像イメージデータにポインタ画像を合成した合成画像イメージを送信し、ポインタ表示モードに設定されていないワイヤレスプロジェクタに対してはキャプチャした画像イメージデータを送信するようにした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開平2004−259090号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された技術も含め、無線LANの接続技術では、パーソナルコンピュータやワイヤレスプロジェクタ等の機器に対して、無線LANによる通信制御部が相手側の機器を識別したり、認証や暗号化を行うためのIPアドレス、ESSID、WEPキーなどの設定情報を、当該機器の購入後に利用者が任意に設定する必要がある。こで設定する情報は利用者が意図せずに重複してしまうことの無いように吟味して設定する必要があるが、複数の機器の各々に対して重複しない設定情報を選ぶことは非常に手間がかかる。例えば、利用者がより簡単に重複の無い設定情報を決めるためにワイヤレスプロジェクタ装置の裏面などに記載されている製造番号(シリアル番号)を用いる場合などがある。
しかしながら、この製造番号(シリアル番号)を設定する方法は、誰もが容易に思いつくものであり、同じワイヤレスプロジェクタ装置を共用して使用する複数の利用者が、各自のパーソナルコンピュータに同じワイヤレスプロジェクタ装置の製造番号(シリアル番号)を設定してしまう可能性もあり、プレゼンテーションを行っている最中に関係の無いパーソナルコンピュータからの映像データが混信してしまう場合もある。また、悪意を有するものであればその番号を詐称して別の無線LAN対応機器から接続に参加することができるようになる。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、所定のアプリケーションプログラムを用いた無線ネットワーク接続を行なう場合に、接続可能な装置を確実に限定することが可能な通信制御装置、画像表示装置、画像生成装置、通信制御システム、通信制御方法及びプログラムを提供することにある。
本願発明に係る一態様は、無線ネットワーク接続可能な他の装置との間で通信を行なう通信制御装置であって、無線ネットワーク接続可能な複数の装置の夫々に固定的に割り当てられた固有の物理アドレスを用い、通信パケット内のヘッダ部に当該物理アドレスを格納して送受信を行なうことにより、任意の装置間でパケット単位でデータの送受信を行なう下位階層の通信制御手段と、所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の対象となる相手側の装置の物理アドレスが予め登録された登録手段と、上記所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の開始に先立って、上記下位階層の通信制御手段により相手側の装置から送られてくる通信パケット内のデータ本体部に格納されている物理アドレスを取得し、取得した物理アドレスが上記登録手段に登録された物理アドレスと一致した場合に通信接続の確立を許可し、一致しない場合には通信接続の確立を拒否する通信確立手段と、この通信確立手段で通信接続を確立した他の1台の装置との間で上記下位階層の通信制御手段を利用して所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信パケットの通信を行なう上位階層の通信制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、本来下位階層で用いる物理アドレスを用いて通信接続を確立し、この通信接続を確立した2台の装置間で通信パケット毎の物理アドレスの確認を行なうことなく、上位階層でのアプリケーションプログラムに基づいた通信パケットを連続して送受信することができるため、所定のアプリケーションプログラムを用いた無線ネットワーク接続を行なう場合に、接続可能な装置を確実に限定し、他の装置からの割込みを防いで安定したアプリケーションプログラムを実行することができる。
以下本発明をパーソナルコンピュータ(図では「PC」と称する)及びデータプロジェクタ装置(図では「PJ」と称する)からなるプレゼンテーションシステムに適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、システム全体の外観と接続構成を示すものである。パーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2とが無線LAN技術、例えばIEEE802.11g規格に従って無線接続され、パーソナルコンピュータ1で再生されるプレゼンテーションプログラムの画像データが適宜データプロジェクタ装置2へ送られて、データプロジェクタ装置2により投影される。
ここでは、パーソナルコンピュータ1自体が予め無線LAN機能を有するものではなく、例えばUSB接続の無線LANアダプタ3Aを用いることで、パーソナルコンピュータ1が無線LAN機能を実現できるものとする。
加えて、パーソナルコンピュータ1は、製品としてのデータプロジェクタ装置2に同梱されたデータプロジェクタ装置2用のドライバプログラムが記録されているCD−ROM4から同プログラムを予めインストールしておくことで、データプロジェクタ装置2との無線LAN接続によりプレゼンテーションプログラム等の各種アプリケーションプログラムでデータプロジェクタ装置2とアドホックモードに基づいた子機間での直接通信を行なうことが可能となる。
同様に、データプロジェクタ装置2もそれ自体は予め無線LAN機能を有するものではなく、例えばUSB接続の無線LANアダプタ3Bを用いることで、データプロジェクタ装置2が無線LAN機能を実現できるものとする。
データプロジェクタ装置2は、パーソナルコンピュータ1から送られてきた画像データを基に、例えばマイクロミラー素子を用いて画像データに対応する光像を形成し、投影対象となるスクリーン(図示せず)に各種画像を投影表示する。
次に図2によりパーソナルコンピュータ1の構成について説明する。図2はこのパーソナルコンピュータ1のハードウェア構成を示すものであり、各種処理制御を司るCPU11とフロントサイドバスFSBを介してノースブリッジ12が接続される。
このノースブリッジ12は、さらにメモリバスMBを介してメインメモリ13と、またグラフィクスインタフェースAGPを介してグラフィックコントローラ14及びグラフィックメモリ15と接続される他、サウスブリッジ16とも接続され、主としてこれらの間での入出力制御を実行する。
サウスブリッジ16は、PCIバス17、キーボード/マウス18、ビデオエンコーダ19、USBインタフェース20、マルチディスクドライブ21、ハードディスク装置(HDD)22と接続され、主としてこれら周辺回路とノースブリッジ12との間の入出力制御を行なう。
なお、これらパーソナルコンピュータ1を構成する個々の要素は、きわめて一般的な技術であるのでその説明は省略するものとする。
なお、ビデオエンコーダ19は、与えられたデジタル値の画像信号からアナログ値の画像信号であるRGBビデオ信号を生成して出力し、ここでは図示しないカラーTFT(薄膜トランジスタ)液晶表示パネルで構成されるディスプレイ部を表示駆動する。
ハードディスク装置22は、OS(オペレーティングシステム)や各種アプリケーションプログラム、データファイルと共に、マルチディスクドライブ21に上記CD−ROM4を装着してインストールしたデータプロジェクタ装置2との無線接続用のドライバプログラムを予め記憶している。
次いで図3を用いて上記データプロジェクタ装置2の回路構成について説明する。
図中、入出力コネクタ部31より入出力インタフェース(I/F)32を介して入力されたRGBビデオ信号を含む各種規格の画像信号、または後述するUSBインタフェース51を介して入力される画像信号が、システムバスSBを介して画像変換部33で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、投影エンコーダ34へ送られる。
投影エンコーダ34は、送られてきた画像信号をビデオRAM35に展開記憶させた上でこのビデオRAM35の記憶内容からビデオ信号を生成して投影駆動部36に出力する。
この投影駆動部36は、送られてきた画像信号に対応して適宜フレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動で空間的光変調素子(SOM)である例えばマイクロミラー素子37を表示駆動する。
このマイクロミラー素子37に対して、リフレクタ38内に配置された光源ランプ39が出射する高輝度の白色光を、カラーホイール40を介して適宜原色に着色し、インテグレータ41、ミラー42を介して照射することで、その反射光で光像が形成され、投影レンズ43を介してここでは図示しないスクリーンに投影表示される。
しかるに、光源ランプ39の点灯駆動と、カラーホイール40を回転駆動するモータ(M)44はいずれも投影光処理部45からの供給電圧値に基づいて動作する。
上記各回路のすべての動作制御を司るのが制御部46である。この制御部46は、CPUと、後述するプレゼンテーションプログラム実行時の投影動作の処理を含む該CPUで実行される動作プログラムを記憶した不揮発性メモリ、及びワークメモリ等により構成される。
この制御部46にはまた、システムバスSBを介して音声処理部47が接続される。
音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音し、あるいは必要によりビープ音を発生させる。
なお、このデータプロジェクタ装置2に備えられるキースイッチ(SW)部49における各キー操作信号が直接制御部46に入力されると共に、Ir受信部50からの信号も直接入力される。このIr受信部50は、データプロジェクタ装置2の前面及び背面にそれぞれ設けられるもので、図示しないこのデータプロジェクタ装置2用のリモートコントローラからの赤外光受信信号を受信し、コード信号化して制御部46に送出する。
図4により上記パーソナルコンピュータ1及びデータプロジェクタ装置2に装着される無線LANアダプタ3A,3Bの回路構成を説明する。なお、この無線LANアダプタ3A,3Bは、上述した如く無線LAN規格として、例えばIEEE802.11g規格に則った無線通信機能を実現するべく上記パーソナルコンピュータ1、データプロジェクタ装置2に装着される。
同図に示すようにこの無線LANアダプタ3A(,3B)は、USBインタフェース61、制御部62、アドレスROM63、RF部64、及びアンテナ65から構成される。
USBインタフェース61は、例えばUSB2.0規格によりこの無線LANアダプタ3A(,3B)が装着された装置との間でシリアルデータの送受信を行なう一方で、当該装置から供給される電力をこの無線LANアダプタ3A(,3B)内の他の回路に供給する。
制御部62は、簡易なCPUとその動作プログラムを記憶したメモリ等で構成されるコントローラとして機能するもので、下位階層での動作プロトコルに際してはアドレスROM63に記憶されたMAC(Media Access Control)アドレスを用いる。
すなわち、このアドレスROM63に固定的に記憶されたMACアドレスは、無線LAN機器としてEthernet(登録商標)の規格に準拠して割り当てられた固有の物理アドレスとして用いられるもので、同一のアドレスは他に存在しない。
RF部64は、無線LAN規格の最下階層である物理層に準拠し、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式),PBCC(Packet Binary Convolutional Code),DSSS(Direct Sequence Spread Sprctrum:直接(スペクトラム)拡散方式)を用いて他の同規格の装置との間でパケット通信を行なう。
次に上記実施の形態の動作について説明する。
まず、本実施の形態の基礎概念を説明する。図5は、本実施の形態で送信される通信パケット内のヘッダ部とデータ部との階層的な入れ子構造を一部簡略化して示すものである。通常、無線LANではアプリケーションプログラムで送信要求のあったTCPパケットをIPパケット及び物理パケットに載せて相手側の装置へ送信する。
その際、物理層では、物理パケットのヘッダ部内に位置するMACアドレスを用いて送信対象となる相手側の装置を識別し、データリンク層では、IPパケットのヘッダ部内に位置するIPアドレスを用いて、送信対象となる相手側の装置を識別するものとなる。
本実施の形態では、図示する如く、上位階層であるTCPパケットの、データ本体部内に、MACアドレスを格納して送信するものであり、本来は下位階層、具体的には最下階層の物理層で使用する、物理アドレスであるMACアドレスを利用するものとする。
すなわち、このMACアドレスは本来、図中に示す如く実際に無線LANで送受される物理パケットのヘッダ部内に付記され、物理層が送信対象となる相手側の装置を識別したり、インフラストラクチャモード時にパケット単位でAP(アクセスポイント)に予め登録されているMACアドレスと比較されることで、最寄りのAPとの接続を制限(MACアドレスフィルタリング機能)するために使用されるものであるが、上述した如く本実施の形態では、上位階層のアプリケーションプログラムのデータ部分、具体的にはTCPパケットのデータ本体部に含ませることで、アプリケーションプログラム実行時の複数の装置確立を制御しようとするものである。
次に、図6により無線LANアダプタ3A,3Bを装着したパーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2の双方で、予め通信相手を相互に登録しておく場合の処理内容について説明する。
同図は、パーソナルコンピュータ1側はハードディスク装置22にインストールされた無線LAN接続プログラムに基づいてCPU11が、データプロジェクタ装置2側は予め制御部46内のフラッシュメモリに記憶された動作プログラム中の同無線LAN接続プログラムに基づいて制御部46が、夫々実行する。
上記パーソナルコンピュータ1側にインストールされている無線LAN接続プログラムは、パーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2とをワイヤレスで接続し、パーソナルコンピュータ1での表示画面の画像データをキャプチャし、無線LANアダプタ3A,3Bを介してデータプロジェクタ装置2へ転送し、データプロジェクタ装置2側で投影表示させるためのプログラムであり、製品としてのデータプロジェクタ装置2に同梱されるCD−ROM等の記録媒体に格納されている。
動作当初、データプロジェクタ装置2では、無線LANアダプタ3Bを介して、上記接続プログラムに定義してあるネットワーク情報に基づいて接続待ちの状態となり、以後パーソナルコンピュータ1からの接続があるのを待機する(ステップB01,B02)。
ここで上記ネットワーク情報とは、例えばESSID(Extended Service Set IDentifier)、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、セキュリティ方法、及びセキュリティキーを含む。
一方のパーソナルコンピュータ1では、接続された無線LANアダプタ3AのMACアドレスをアドレスROM63から読出して取得する(ステップA01)。
次いでパーソナルコンピュータ1は、上記接続プログラムに定義してあるネットワーク情報に基づいてアドホックモードで無線LANアダプタ3Bを介して、無線LANアダプタ3Bを装着したデータプロジェクタ装置2と接続し(ステップA02)、上記取得したMACアドレスをデータプロジェクタ装置2へ転送する(ステップA03)。
接続を待機していたデータプロジェクタ装置2では、パーソナルコンピュータ1からの接続があると上記ステップB02でこれを判断し、続けてパーソナルコンピュータ1側から転送されてくるMACアドレスを受信する(ステップB03)。
データプロジェクタ装置2は、次にすでに登録してある筈のMACアドレスを制御部46内の所定のメモリから読出し(ステップB04)、上記受信したMACアドレスとの一致を判断することで、上記受信したMACアドレスがすでに登録されているか否かを判断する(ステップB05)。
ここで、受信したMACアドレスとすでに登録されていたMACアドレスとが一致しなかった場合、または、まだいずれのMACアドレスも登録されていない場合には、次いでパーソナルコンピュータ1側のMACアドレスを新規に登録するか否かをユーザに確認するべく表示する(ステップB06)。
図7は、このときデータプロジェクタ装置2側で表示されるMACアドレス登録の確認画面を例示するものである。
これは、上記図3では示さなかったが、データプロジェクタ装置2が液晶表示パネル等による表示部を有していればその表示部で表示するものとしてもよいし、投影レンズ43を介して同様の内容を投影表示するものとしてもよい。
しかるに、上記図7で示した如く確認の画面を表示した状態で、画面内容に示す如く「登録」を選択するユーザの操作があったか否かを判断し(ステップB07)、あったと判断した場合にのみ、パーソナルコンピュータ1側から転送されてきたMACアドレスを新規に制御部46内の所定のメモリに登録設定する(ステップB08)。
なお、上記ステップB05ですでにパーソナルコンピュータ1側から転送されてきたMACアドレスが登録されていると判断した場合、及び上記ステップB07でユーザが新規のMACアドレスを登録しない旨の選択操作を行なったと判断した場合には、当然ながら上記ステップB08での新規のMACアドレスの登録処理は実行しない。
しかしてデータプロジェクタ装置2では、次に無線LANアダプタ3BのアドレスROM63から自装置側のMACアドレスを読出して取得し(ステップB09)、この取得したMACアドレスをパーソナルコンピュータ1へ転送し(ステップB10)、以上で当該接続プログラムに基づくMACアドレス登録の一連の処理を終了する。
一方のパーソナルコンピュータ1では、上記ステップA03で自装置側である無線LANアダプタ3AのMACアドレスをデータプロジェクタ装置2に対して転送した後、今度はデータプロジェクタ装置2側からのMACアドレスが転送されてくるとこれを受信し(ステップA04)、すでに登録してある筈のMACアドレスをハードディスク装置22内から読出し(ステップA05)、上記受信したMACアドレスとの一致を判断することで、上記受信したMACアドレスがすでに登録されているか否かを判断する(ステップA06)。
ここで、受信したMACアドレスとすでに登録されていたMACアドレスとが一致しなかった場合、または、まだいずれのMACアドレスも登録されていない場合には、次いでデータプロジェクタ装置2側のMACアドレスを新規に登録するか否かをユーザに確認するべく表示する(ステップA07)。
このときパーソナルコンピュータ1の表示部において表示される画面も、上記図7で示したものと基本的には同様となるもので、このような確認の画面を表示した状態で、MACアドレスの登録を選択するユーザの操作があったか否かを判断し(ステップA08)、あったと判断した場合にのみ、データプロジェクタ装置2側から転送されてきたMACアドレスを新規にハードディスク装置22内に登録設定する(ステップA09)。
なお、上記ステップA06ですでにデータプロジェクタ装置2側から転送されてきたMACアドレスが登録されていると判断した場合、及び上記ステップA08でユーザが新規のMACアドレスを登録しない旨の選択操作を行なったと判断した場合には、当然ながら上記ステップA09での新規のMACアドレスの登録処理は実行せず、そのまま以上で当該接続プログラムに基づくMACアドレス登録の一連の処理を終了する。
こうしてパーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2相互のMACアドレス登録処理を予め実行しておくことで、以後、無線LANアダプタ3Aを装着したパーソナルコンピュータ1と無線LANアダプタ3Bを装着したデータプロジェクタ装置2とによるプレゼンテーション等のアプリケーションプログラムの実行が容易となる。
以下、図8により、そのようなパーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2との接続確立を行なう場合の処理内容について説明する。
動作当初、データプロジェクタ装置2では、無線LANアダプタ3Bを介して、接続プログラムに定義してあるネットワーク情報に基づいて接続待ちの状態となり、以後パーソナルコンピュータ1からの接続があるのを待機する(ステップB21)。
ここで上記ネットワーク情報とは、例えばESSID(Extended Service Set IDentifier)、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、セキュリティ方法、及びセキュリティキーを含む。
一方のパーソナルコンピュータ1では、接続された無線LANアダプタ3AのMACアドレスをアドレスROM63から読出して取得する(ステップA21)。
次いでパーソナルコンピュータ1は、接続プログラムに定義してあるネットワーク情報に基づいてアドホックモードで無線LANアダプタ3Aを介して、無線LANアダプタ3Bを装着したデータプロジェクタ装置2と接続し(ステップA22)、上記取得したMACアドレスをデータプロジェクタ装置2へ転送する(ステップA23)。
接続を待機していたデータプロジェクタ装置2では、パーソナルコンピュータ1からの接続があると上記ステップB21でこれを判断し、続けてパーソナルコンピュータ1側から転送されてくるMACアドレスを受信する(ステップB22)。
データプロジェクタ装置2は、登録済みのMACアドレスを制御部46内の所定のメモリから読出し、上記パーソナルコンピュータ1側から受信したMACアドレスとの一致比較を行なって(ステップB23)、上記受信したMACアドレスが登録済みのものと一致したか否かを判断する(ステップB24)。
ここで、受信したMACアドレスと登録済みのMACアドレスとが一致した場合には、パーソナルコンピュータ1側との接続を行なう旨の応答信号をパーソナルコンピュータ1側に対して送信した上で(ステップB25)、パーソナルコンピュータ1側との接続を確立し(ステップB26)、以後、アプリケーションプログラムにしたがったパーソナルコンピュータ1からの連続した画像データの受信と受信した画像データに基づく投影動作に移行する。
パーソナルコンピュータ1側でも、データプロジェクタ装置2からの応答信号を受信すると(ステップA24)、その応答信号の内容によりデータプロジェクタ装置2との接続が可となったか否かを判断する(ステップA25)。
ここで、データプロジェクタ装置2との接続が可であると判断した場合には、データプロジェクタ装置2側との接続を確立し(ステップA26)、以後、アプリケーションプログラムにしたがったデータプロジェクタ装置2への画像データの連続転送の動作に移行する。
また、データプロジェクタ装置2側で上記ステップB24において、パーソナルコンピュータ1側から上記受信したMACアドレスが登録済みのものと一致しなかった場合には、パーソナルコンピュータ1側との接続を行なわない旨の応答信号をパーソナルコンピュータ1側に対して送信した上で(ステップB27)、パーソナルコンピュータ1側との接続を解除し(ステップB28)、一旦パーソナルコンピュータ1との接続プログラムを停止する。
この応答信号を受けたパーソナルコンピュータ1側でも、上記ステップA25でデータプロジェクタ装置2との接続が不可であるものと判断すると、データプロジェクタ装置2側との接続を解除し(ステップA27)、一旦データプロジェクタ装置2との接続プログラムを停止する。
このように、本来は下位階層で用いる物理アドレスであるMACアドレスを通信接続の確立の可否を相互に判断する(ネゴシエーション処理)際の認証情報として用いて通信接続を確立し、いったん通信接続を確立した後は、この通信接続が解除されるまでの間、パーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2の間で再度通信パケット毎の物理アドレスの確認を行なうことなく、上位階層でのアプリケーションプログラムに基づいた通信パケットを連続して通信する動作を継続することができる。そのため、他の装置からの割込みを防いで安定した無線通信を実現できる。
なお、上記図8に示した動作では、アドホックモード下で画像データの受信と投影動作とを実行するデータプロジェクタ装置2側が登録したMACアドレスの一致判断を行なうものとして説明したが、本実施の形態はこれに限らず、パーソナルコンピュータ1側で同判断を行なうものとしてもよい。
以下、図9を上記図8に代わる接続確立時の他の処理を示すものとして説明する。
動作当初、データプロジェクタ装置2では、無線LANアダプタ3Bを介して、接続プログラムに定義してあるネットワーク情報に基づいて接続待ちの状態となり、以後パーソナルコンピュータ1からの接続があるのを待機する(ステップB41)。
ここで上記ネットワーク情報とは、例えばESSID(Extended Service Set IDentifier)、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、セキュリティ方法、及びセキュリティキーを含む。
パーソナルコンピュータ1では、接続プログラムに定義してあるネットワーク情報に基づいてアドホックモードで無線LANアダプタ3Aを介して、無線LANアダプタ3Bを装着したデータプロジェクタ装置2と接続する(ステップA41)。
接続を待機していたデータプロジェクタ装置2では、パーソナルコンピュータ1からの接続があると上記ステップB41でこれを判断し、無線LANアダプタ3BのMACアドレスをアドレスROM63から読出して取得して(ステップB42)、取得したMACアドレスをパーソナルコンピュータ1へ転送する(ステップB43)。
一方のパーソナルコンピュータ1では、上記接続を開始した後に、データプロジェクタ装置2側から転送されてくるMACアドレスを受信する(ステップA42)。
パーソナルコンピュータ1は、登録済みのMACアドレスをハードディスク装置22から読出し、上記データプロジェクタ装置2側から受信したMACアドレスとの一致比較を行なって(ステップA43)、上記受信したMACアドレスが登録済みのものと一致したか否かを判断する(ステップA44)。
ここで、受信したMACアドレスと登録済みのMACアドレスとが一致した場合には、データプロジェクタ装置2側との接続を行なう旨の応答信号をデータプロジェクタ装置2側に対して送信した上で(ステップA45)、データプロジェクタ装置2側との接続を確立し(ステップA46)、以後、アプリケーションプログラムにしたがったデータプロジェクタ装置2への連続した画像データの送信動作に移行する。
データプロジェクタ装置2側でも、パーソナルコンピュータ1からの応答信号を受信すると(ステップB44)、その応答信号の内容によりパーソナルコンピュータ1との接続が可となったか否かを判断する(ステップB45)。
ここで、パーソナルコンピュータ1との接続が可であると判断した場合には、パーソナルコンピュータ1側との接続を確立し(ステップB46)、以後、アプリケーションプログラムにしたがったパーソナルコンピュータ1からの画像データの受信とそれに伴う投影を行なう動作に移行する。
また、パーソナルコンピュータ1側で上記ステップA44において、データプロジェクタ装置2側から上記受信したMACアドレスが登録済みのものと一致しなかった場合には、データプロジェクタ装置2側との接続を行なわない旨の応答信号をデータプロジェクタ装置2側に対して送信した上で(ステップA47)、データプロジェクタ装置2側との接続を解除し(ステップA48)、一旦データプロジェクタ装置2との接続プログラムを停止する。
この応答信号を受けたデータプロジェクタ装置2側でも、上記ステップB45でパーソナルコンピュータ1との接続が不可であるものと判断すると、パーソナルコンピュータ1側との接続を解除し(ステップB47)、一旦パーソナルコンピュータ1との接続プログラムを停止する。
このように、パーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2とはアドホックモードでの接続となるため、予め登録しているMACアドレスと相手側から送られてきたMACアドレスとの一致比較により相手側の装置との間でのみ通信を行なう状態に移行するための判断を、いずれの装置で行なっても同様に実現することができる。
また、図8におけるデータプロジェクタ装置2側での相手側パーソナルコンピュータ1のMACアドレスの一致判断と、図9におけるパーソナルコンピュータ1側での相手側データプロジェクタ装置2のMACアドレスの一致判断とを同時に行ない両方が一致する場合に通信接続を確立させるようにしてもよい。
なお、上記実施の形態では、パーソナルコンピュータ1及びデータプロジェクタ装置2が夫々その装置自体は無線LAN機能を有しておらず、無線LANアダプタ3A,3Bを装着することで無線LAN環境を実現するものとして説明したが、本発明はこれに限らない。
図10は、汎用のパーソナルコンピュータ1を無線LANの接続対象とするデータプロジェクタ装置2の構成の一形態を示すものである。
すなわち、データプロジェクタ装置2は、予め上記図6で示した初期設定(登録)用のプログラムと上記図8(または図9)で示した投影制御用のプログラムとを接続プログラムとして予め備えると共に、無線LAN通信部を内蔵し、当該無線LAN通信部内にMACアドレスを含む各種ネットワーク情報を所持している。
一方で、このデータプロジェクタ装置2の無線LAN接続対象となるパーソナルコンピュータ1は、データプロジェクタ装置2に同梱されたCD−ROM4に書込まれている、上記図6で示した初期設定(登録)用のプログラムと上記図8(または図9)で示した投影制御用のプログラムとを接続プログラムとしてインストールすることで、データプロジェクタ装置2との接続が可能となる。
また、図11は、無線LANアダプタ3A,3Bの双方のメモリ内に相手側の無線LANアダプタのMACアドレスを予め登録しておき、複数のパーソナルコンピュータ1,1,‥‥と複数のデータプロジェクタ装置2,2,‥‥とが存在する環境下で、ユーザが任意のパーソナルコンピュータ1、データプロジェクタ装置2を選択して無線LANアダプタ3A,3Bを装着することで、その他の装置からの割込みの状態を確実に防止しながら、任意の装置間でのみデータ通信を安定して実行することができる状態を例示している。
なお、装置の出荷時のままのネットワーク設定で無線接続を行なう場合、上記図11で説明したようにパーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2が夫々複数存在する環境下で、複数セットの組合せにより夫々データ通信を行なうものとすると、IPアドレスの重複エラーが発生する可能性が生じる。
そのような場合には、エラーを認識した機器側でIPアドレスを1ずつ加算した上で再接続を行なうことにより、確実にIPアドレスの重複エラーを回避し、夫々の装置セット間で確実にデータ通信を行なうことが可能となる。
また、上記実施の形態では、パーソナルコンピュータ1とデータプロジェクタ装置2とを無線LAN接続し、パーソナルコンピュータ1からの画像データを連続してデータプロジェクタ装置2へ転送し、データプロジェクタ装置2でその画像データに基づいた投影動作を実行するものとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、2つの装置間を無線ネットワーク接続して何らかのデータ通信を行なうようなシステム、あるいはそのシステムで使用される個々の装置、それら個々の装置にインストールされたプログラム等、種々の形態で同様の構成を実現することができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施の形態で実行される機能は可能な限り適宜組合わせて実施しても良い。上述した実施の形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件により適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施の一形態に係るシステム全体の構成を示す図。 同実施の形態に係るパーソナルコンピュータの機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係るプロジェクタ装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る無線LANアダプタの機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る開放型システムの相互接続で使用される通信パケット内のヘッダ部とデータ本体部との階層的な入れ子構造を簡略化して例示する図。 同実施の形態に係るパーソナルコンピュータとデータプロジェクタ装置双方で実行される処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る相手側装置のMACアドレス登録時の画面表示例を示す図。 同実施の形態に係るパーソナルコンピュータとデータプロジェクタ装置双方で実行される通信接続当初の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係るパーソナルコンピュータとデータプロジェクタ装置双方で実行される通信接続当初の他の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係るデータプロジェクタ装置の機能構成と製品としての付属品の一形態を示す図。 同実施の形態に係る接続環境を例示する図。
符号の説明
1…パーソナルコンピュータ(PC)、2…データプロジェクタ装置(PJ)、3A,3B…無線LANアダプタ、4…CD−ROM、11…CPU、12…ノースブリッジ、13…メインメモリ、14…グラフィックコントローラ、15…グラフィックメモリ、16…サウスブリッジ、17…PCIバス、18…キーボード/マウス、19…ビデオエンコーダ、20…USBインタフェース(I/F)、21…マルチディスクドライブ、22…ハードディスク装置(HDD)、31…入出力コネクタ部、32…入出力インタフェース(I/F)、33…画像変換部、34…投影エンコーダ、35…ビデオRAM、36…投影駆動部、37…マイクロミラー素子、38…リフレクタ、39…光源ランプ、40…カラーホイール、41…インテグレータ、42…ミラー、43…投影レンズ、44…モータ(M)、45…投影光処理部、46…制御部、47…音声処理部、48…スピーカ、49…キースイッチ(SW)部、50…Ir受信部、61…USBインタフェース(I/F)、62…制御部、63…アドレスROM、64…RF部、65…アンテナ、AGP…グラフィクスインタフェース、FSB…フロントサイドバス、MB…メモリバス、SB…システムバス。

Claims (11)

  1. 無線ネットワーク接続可能な他の装置との間で通信を行なう通信制御装置であって、
    無線ネットワーク接続可能な複数の装置の夫々に固定的に割り当てられた固有の物理アドレスを用い、通信パケット内のヘッダ部に当該物理アドレスを格納して送受信を行なうことにより、任意の装置間でパケット単位でデータの送受信を行なう下位階層の通信制御手段と、
    所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の対象となる相手側の装置の物理アドレスが予め登録された登録手段と、
    上記所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の開始に先立って、上記下位階層の通信制御手段により相手側の装置から送られてくる通信パケット内のデータ本体部に格納されている物理アドレスを取得し、取得した物理アドレスが上記登録手段に登録された物理アドレスと一致した場合に通信接続の確立を許可し、一致しない場合には通信接続の確立を拒否する通信確立手段と、
    この通信確立手段で通信接続を確立した他の1台の装置との間で上記下位階層の通信制御手段を利用して所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信パケットの通信を行なう上位階層の通信制御手段と
    を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 上記通信確立手段は、上記上位階層の通信制御手段によって通信接続が確立された後は、この確立された通信接続が解除されるまでの間、別の装置との間で通信接続が確立されるのを拒否することを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 上記下位階層の通信制御手段を利用し、通信を行なう相手側の装置と自己の装置との間で通信パケット内のデータ本体部に格納した物理アドレスを交換することで、上記登録手段に相手側の装置の物理アドレスを登録する登録制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  4. 装置本体に対して着脱自在に装着される、少なくとも上記物理アドレスが登録された登録手段と、無線ネットワーク接続を行なう無線通信部とを有するアダプタ部を備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  5. 上記アプリケーションプログラムは、一連の画像データの送受信を行なうことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  6. 上記所定のアプリケーションプログラムは、画像データの生成機能を備えた画像生成装置から画像データの表示機能を備えた画像表示装置に対して複数画面分の画像データを連続して送信するものであることを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  7. 上記通信制御装置を内蔵すると共に、上記画像データの表示機能を備え、上記所定のアプリケーションプログラムを実行することが可能であることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  8. 上記通信制御装置を内蔵すると共に、上記画像データの生成機能と、上記所定のアプリケーションプログラムを外部から入力して記憶するメモリとを備え、該アプリケーションプログラムを実行することが可能であることを特徴とする請求項6記載の画像生成装置。
  9. 無線ネットワーク接続可能な他の装置との間で通信を行なう通信制御システムであって、
    上記装置は共に、
    無線ネットワーク接続可能な複数の装置の夫々に固定的に割り当てられた固有の物理アドレスを用い、通信パケット内のヘッダ部に当該物理アドレスを格納して送受信を行なうことにより、任意の装置間でパケット単位でデータの送受信を行なう下位階層の通信制御手段を備え、且つ、
    上記2台の少なくとも一方は、
    所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の対象となる相手側の装置の物理アドレスが予め登録された登録手段と、
    上記所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の開始に先立って、上記下位階層の通信制御手段により相手側の装置から送られてくる通信パケット内のデータ本体部に格納されている物理アドレスを取得し、取得した物理アドレスが上記登録手段に登録された物理アドレスと一致した場合に通信接続の確立を許可し、一致しない場合には通信接続の確立を拒否する通信確立手段と、
    この通信確立手段で通信接続を確立した他の1台の装置との間で上記下位階層の通信制御手段を利用して所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信パケットの通信を行なう上位階層の通信制御手段とを備える
    ことを特徴とする通信制御システム。
  10. 無線ネットワーク接続可能な他の装置との間で通信を行なう通信制御装置が用いる通信制御方法であって、
    無線ネットワーク接続可能な複数の装置の夫々に固定的に割り当てられた固有の物理アドレスを用い、通信パケット内のヘッダ部に当該物理アドレスを格納して送受信を行なうことにより、任意の装置間でパケット単位でデータの送受信を行なう下位階層の通信制御工程と、
    所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の開始に先立って、上記下位階層の通信制御工程により相手側の装置から送られてくる通信パケット内のデータ本体部に格納されている物理アドレスを取得し、取得した物理アドレスが、上記所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の対象となる相手側の装置の物理アドレスが予め登録されている登録部の物理アドレスと一致した場合に通信接続の確立を許可し、一致しない場合には通信接続の確立を拒否する通信確立工程と、
    この通信確立工程で通信接続を確立した他の1台の装置との間で上記下位階層の通信制御工程を利用して所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信パケットの通信を行なう上位階層の通信制御工程と
    を有したことを特徴とする通信制御方法。
  11. 無線ネットワーク接続可能な他の装置との間で通信を行なう通信制御装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    無線ネットワーク接続可能な複数の装置の夫々に固定的に割り当てられた固有の物理アドレスを用い、通信パケット内のヘッダ部に当該物理アドレスを格納して送受信を行なうことにより、任意の装置間でパケット単位でデータの送受信を行なう下位階層の通信制御ステップと、
    所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の開始に先立って、上記下位階層の通信制御ステップにより相手側の装置から送られてくる通信パケット内のデータ本体部に格納されている物理アドレスを取得し、取得した物理アドレスが、上記所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信の対象となる相手側の装置の物理アドレスが予め登録されている登録部の物理アドレスと一致した場合に通信接続の確立を許可し、一致しない場合には通信接続の確立を拒否する通信確立ステップと、
    この通信確立ステップで通信接続を確立した他の1台の装置との間で上記下位階層の通信制御ステップを利用して所定のアプリケーションプログラムに基づく1対1での連続した通信パケットの通信を行なう上位階層の通信制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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