JP2006092327A - 予約管理サーバ、電子機器予約システム、電子機器予約方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

予約管理サーバ、電子機器予約システム、電子機器予約方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】予約が済んだ特定の端末にのみ、所定の時間に限って、特定の電子機器を制御するリモコン装置としての機能を付与する予約管理サーバ、電子機器予約システム、および電子機器予約方法を提供する。
【解決手段】会議室等の施設で使用され、操作用端末2によって操作される電子機器3を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバ1であって、予約情報受付手段と、予約情報記憶手段と、操作用情報生成手段と、利用制限情報生成手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、予約管理サーバ、電子機器予約システム、電子機器予約方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
従来より、プロジェクタは、企業や大学等においてプレゼンテーションに広く用いられており、1台のプロジェクタを大勢の人々が交代で使用することが多い。
それ故、プロジェクタの管理はかなり煩雑となる。特に、ポータブルタイプのプロジェクタは、誰でも持ち運びでき、場所を選ばないため、管理上もセキュリティの上でも対応が困難であった。例えば、プロジェクタの光源ランプは、高価であるにもかかわらず数千時間の寿命であるものが多く、無節操に使用され、使用したいときに使用できないという問題も生じていた。
そこで、プレゼンテーション用の画像を表す画像信号を生成するPC(Personal Computer)と、PCから供給される画像信号に応じて画像を投射するプロジェクタと、このプロジェクタを遠隔操作可能なリモートコントローラとを備え、これらPCとリモートコントローラとは、それぞれ個人認証登録手段を有し、リモートコントローラは、リモートコントローラおよびPCに登録されている個人認証が一致する場合に限り、PCから供給される機能情報の受信を許可して接続が確立され、プロジェクタを操作することができるプレゼンテーションシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
このような特許文献1では、個人認証登録されたユーザ以外がPCとリモートコントローラの接続を確立することができず、機能情報を設定することができないのでセキュリティを確保することが可能となる。また、結果として、個人認証されたユーザ以外は、このプロジェクタをプレゼンテーション用として使用できず、管理上も便利である。
特開2002−64883(第13、14頁、図9)
しかし、特定のプロジェクタを使用したい人は大勢いるため、前述の特許文献1によれば、多くの人に認証登録をせざるを得ない。それ故、結果として、使いたいときに使えないという事態を招くことになる。
また、このようなプロジェクタでは、個人認証がされない場合、PCから供給される機能情報の受信ができないため、機能情報の投射はできないが、プロジェクタのランプは点灯されるので、ランプの寿命を延命することはできないという問題もある。
さらに、管理者は、プロジェクタの使用状況、すなわち、いつ、誰が、どのプロジェクタをどのくらいの時間使用したかを管理したいという要望もある。
そこで、本発明は、これら従来技術の課題を解決するためになされたものであり、所定の予約情報をもとに、対象となるプロジェクタ等の電子機器を予約する予約管理サーバ、さらには、電子機器予約システム、電子機器予約方法、この電子機器予約方法を実行するためのプログラム、およびこのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の予約管理サーバは、会議室等の施設で使用され、操作用端末によって操作される電子機器を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバであって、電子機器予約用端末から出力された前記電子機器の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、受け付けた予約情報を、前記操作用端末の端末識別情報と関連づけて記憶する予約情報記憶手段と、前記操作用端末が予約に係る電子機器を操作するために使用する、該電子機器の操作用の送信コードを含む操作用情報を前記記憶された予約情報に基づいて生成する操作用情報生成手段と、前記記憶された予約情報に基づいて、前記操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する利用制限情報生成手段とを備えていることを特徴とする。
ここで、操作用端末としては携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、予約管理サーバが接続されるネットワークと無線LANなどで接続可能なPDA(Personal Digital Assistant)等を採用することができる。
本発明によれば、ユーザは、予約管理サーバに対して、当該電子機器の予約を行い、その際に予約管理サーバは、送信コードを含む操作用情報を生成する。そして、この送信コードを含む操作用情報を予約管理サーバから受信した操作用端末によってのみ、当該電子機器を操作可能であるため、管理上もセキュリティの面でも優れる。また、利用制限情報により、予約した電子機器を無制限に使用することはできないという点で、歯止めがかかっていることも管理上好ましい。特に、電子機器の使用を予約管理サーバによる予約制としたため、大勢の利用希望者がいてもバッティングによるトラブルを起こすことがない。
特に、ポータブルタイプのプロジェクタのように、誰でも持ち運びでき、場所を選ばない電子機器は、管理上もセキュリティの面でも対応が困難であった。本発明によれば、こような電子機器の予約管理を効率的に行うことができるので、ポータブルタイプのプロジェクタの管理に対しても非常に有効である。
なお、現在では、携帯電話が広く普及しており、また、性能も格段に向上している。このような携帯電話は、各種のプログラムを内蔵することにより高機能の端末としても使用されている。それ故、本発明の電子機器予約システムにおける操作用端末として携帯電話を用いれば、非常に利便性に優れたリモコン装置とすることができる。
本発明では、生成した操作用情報および利用制限情報を、前記操作用端末または前記電子機器予約用端末に出力する情報出力手段を備えていることが好ましい。
本発明によれば、予約管理サーバ自身が操作用端末や電子機器予約用端末に対して操作用情報や利用制限情報を送信するため、管理上もユーザに対する利便性の面でも優れる。
また、これにより、操作用端末が電子機器を操作できるようになるので、予約と電子機器の利用とを一括管理することが可能となる。
本発明では、前記利用制限情報は、前記予約情報から得られる予約修了時刻が到来すると、前記操作用情報の送信出力を規制するプログラムであることが好ましい。
プログラムにより自動的に電子機器の操作が禁止されるため、ユーザによる無節操な使い方ができず、管理上も優れる。
このようなプログラムとしては、前記電子機器の利用制限情報の一つとして、使用終了時刻が到来した時点で、前記電子機器の電源を切断することが好ましい。
定められた使用終了時刻が経過した後に、電子機器の電源を切断する信号を操作用端末から電子機器に自動的に送るように設定しておけば機器管理上も省エネルギー上も好適である。
なお、電子機器の電源を入れたり、電源を切断することについては予約管理サーバから処理信号を送ってもよいし、電子機器自体が内部予約プログラムにより実行するようにしてもよい。
本発明では、前記操作用情報には、前記予約に係る電子機器の機器識別情報が含まれ、前記操作用端末は、前記電子機器への送信コードの出力の際、この機器識別情報を付して出力するように構成されていることが好ましい。
本発明によれば、予約管理サーバが出力する操作用情報には、予約に係る電子機器の機器識別情報が含まれているため、操作を受ける電子機器自体が、操作用端末が機器識別情報を有している正規の端末か否かを比較判別することができる。これにより、電子機器の管理の面で優れている。
本発明では、前記操作用端末から出力された前記電子機器の機器識別情報を受け付ける機器識別情報受付手段と、受け付けた機器識別情報、この機器識別情報を出力した前記操作用端末の端末識別情報、および前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を照合する予約情報照合手段と、当該予約情報照合手段による照合の結果、正しいと判断されると、前記操作用端末に前記操作用情報および前記利用制限情報を出力する情報出力手段とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、予約管理サーバは、予約と予約確認(予約情報の照合)という2つの手続きを済ませることにより、初めて、電子機器を操作するための操作用情報を送信するため、電子機器の管理が一層強化されている。また、予約されていない状態で電子機器が操作されることを確実に防止できることから、セキュリティの面でも有効である。
本発明の電子機器予約システムは、会議室等の施設で使用される電子機器を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバと、この予約管理サーバと通信接続される電子機器予約用端末とを備え、前記予約管理サーバで予約された電子機器を、操作用端末により操作する電子機器予約システムであって、前記予約管理サーバは、前記電子機器予約用端末から出力された前記電子機器の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、受け付けた予約情報を、前記操作用端末の端末識別情報と関連づけて記憶する予約情報記憶手段と、前記操作用端末が予約に係る電子機器を操作するために使用する、該電子機器の操作用の送信コードを含む操作用情報を、前記記憶された予約情報に基づいて生成する操作用情報生成手段と、前記記憶された予約情報に基づいて、この操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する利用制限情報生成手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器を操作するための送信コードを含む操作用情報を持った操作用端末によってのみ、当該電子機器を操作可能であるため、管理上もセキュリティ上も好ましい。また、利用制限情報により、予約した電子機器を無制限に使用することはできないという点でも歯止めがかかっており、管理上好ましい。特に、電子機器の使用を予約制としたため、大勢の利用希望者がいてもバッティングによるトラブルを起こすことがない。
本発明では、前記操作用端末は、出力された前記操作用情報および前記利用制限情報を記憶する端末記憶手段と、当該端末記憶手段に記憶された前記操作用情報および前記利用制限情報に基づいて、前記電子機器の操作を可能にする端末実行手段とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、操作用端末が、予約管理サーバより受信した操作用情報を持つことで、電子機器のリモコン装置となるため、ユーザの利便性に優れる。同時に、操作用端末は、利用制限情報も持つため、ユーザが電子機器を無節操に使うことを防止でき、電子機器の管理の面でも優れる。
本発明では、前記電子機器は、前記操作用端末からの前記送信コードを受け付ける送信コード受付手段と、前記操作用端末からの前記機器識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、受け付けた前記機器識別情報と、自己の機器識別情報とを比較判定する識別情報比較手段と、当該識別情報比較手段による比較判定の結果、それぞれの前記機器識別情報が異なると判定されると、前記操作用端末からの送信コードの受付を規制するコード受付規制手段とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、操作用端末により操作を受ける電子機器自体が、操作用端末を識別する手段を有するため、無節操な電子機器の使用を排除できる点で、管理上優れる。
本発明では、前記予約管理サーバは、前記操作用端末から出力された前記機器識別情報を受け付ける機器識別情報受付手段と、受け付けた前記機器識別情報、およびこの機器識別情報を出力した前記操作用端末の端末識別情報と、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報とを照合する予約情報照合手段と、当該予約情報照合手段による照合の結果、正しいと判定されると、前記操作用端末に前記操作用情報および前記利用制限情報を出力する情報出力手段とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、予約管理サーバが、予約確認を申し込んできた操作用端末について、予約に係る電子機器の識別情報、端末自身の識別情報、および予約内容に関する予約情報を各々、予約管理サーバ内部の情報と比較照合して一致するか否かを判断するため、電子機器の利用を一層厳密に管理することができる。
本発明の電子機器予約方法は、会議室等の施設で使用される電子機器を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバ上で実行される電子機器予約方法であって、前記予約管理サーバと通信接続される電子機器予約用端末から出力された前記電子機器の予約情報を受け付ける予約情報受付ステップと、受け付た予約情報を、前記電子機器を操作する前記操作用端末の端末識別情報と関連づけて記憶する予約情報記憶ステップと、記憶された前記予約情報に基づいて、前記操作用端末から予約に係る電子機器に送信出力され、該電子機器の操作用の送信コードを含む操作用情報を生成する操作用情報生成ステップと、前記予約情報に基づいて、前記操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する利用制限情報生成ステップとを備えていることを特徴とする。
このような電子機器予約方法においても、電子機器を操作するための送信コードを含む操作用情報を持った操作用端末によってのみ、当該電子機器を操作可能としているので、管理上もセキュリティ上も好ましい。
なお、本発明は、コンピュータ上で実行可能なプログラムとして実施しても同様の効果を奏することができる。例えば、電子機器としてのプロジェクタが追加された場合や、廃棄された場合でも、設定を変更するだけで簡便に対応することができる。
また、プログラムで提供すれば、CD−ROM等の記録媒体や、インターネット等の通信手段を介して予約管理サーバに組み込むこと(インストール)が容易にできる。
[第1実施形態]
以下に、図面を参照しつつ本発明の第1実施形態を詳細に説明する。
(1)電子機器予約システム100の構成
図1に、本発明の第1実施形態に係る電子機器予約システム100の構成を示す。
電子機器予約システム100は、予約管理サーバ1と携帯電話2とプロジェクタ3とを含み、これらによってイントラネット4が構成されている。本実施形態では、携帯電話2は本発明の操作用端末および電子機器予約用端末の両方にあたり、予約およびリモコン操作は同じ携帯電話2にて行う。なお、後述するが、操作および予約自体は予約管理サーバ1にアクセスできる機能を持つPCやPDAでも可能であるし、操作と予約が別の端末から行われてもよい。また、本実施形態では、プロジェクタ3は本発明の電子機器に相当するがこれに限定されず他の機器でもよい。
(2)予約管理サーバ1の構成
図2は予約管理サーバ1の構成を示したブロック図である。
予約管理サーバ1は、記憶部11と、制御部12とを含んで構成される。記憶部11は予約情報記憶部(予約情報記憶手段)111と、機器マスタ記憶部112と、使用者マスタ記憶部113とを備えている。
図3〜図5は、予約情報記憶部111、機器マスタ記憶部112および使用者マスタ記憶部113について、各々一例を示したものである。
予約情報記憶部111の予約テーブル111Aには、図3に示すように、予約されたプロジェクタごとに、予約日、端末ID(プロジェクタのリモコン装置として機能する携帯電話固有の端末識別情報)、プロジェクタID(プロジェクタ固有の機器識別情報)、会議室名、使用開始時刻、使用終了時刻、および送信コード名(リモコン機能プログラム名)等が記憶されている。
機器マスタ記憶部112の機器マスタテーブル112Aには、図4に示すように、各プロジェクタごとにプロジェクタID、プロジェクタ型番、および常置場所等が記憶されている。
使用者マスタ記憶部113の使用者マスタテーブル113Aには、図5に示すように、プロジェクタを使用する権限を有する者の端末ID、氏名、および所属等が記憶されている。
次に、図2に戻って、予約管理サーバ1の制御部12について説明する。
制御部12は、予約管理サーバ1の動作制御を行うOS上で展開されるプログラムとしての予約状況表示手段121と、予約情報受付手段122と、予約情報記憶手段123と、操作用情報生成手段124と、利用制限情報生成手段125と、情報出力手段126とを備え、設定された各種機能に基づいてプロジェクタ3全体の動作を制御する。
予約状況表示手段121は、端末(ここでは携帯電話2)からプロジェクタの予約申し込みがあると、携帯電話2に対して、その時点での各プロジェクタの予約状況を送信する。
ユーザから予約申し込みのアクセスがあった場合には、当該ユーザが使用者マスタ記憶部113の使用者マスタテーブル113A(図5)に記憶されている正規ユーザか否かの認証手続きも併せて行う。
予約情報受付手段122は、プロジェクタ3を操作するための操作用端末(携帯電話2)から出力されたプロジェクタ3の予約情報を受け付ける。
予約管理サーバ1への予約は、予約管理サーバ1と通信接続された他の端末、例えば通信機能を持ったPC41(図1)からでもよい。
予約情報記憶手段123は、受け付けられた予約情報をプロジェクタ3の操作用端末である携帯電話2を表す端末識別情報と関連づけて記憶する。具体的には、予約申し込みの対象となるプロジェクタ3の情報(例えば、各会議室に応じて設定されたプロジェクタ管理用ID)以外に、操作用端末として機能することになる携帯電話2の端末識別情報(種類やID)も併せて記憶する。
操作用情報生成手段124は、記憶された予約情報に基づいて、プロジェクタ3の操作用の送信コードを含む操作用情報を生成する。この操作用情報は、端末としての携帯電話2に送信出力され、送信コードは、携帯電話2がプロジェクタ3を操作するためのリモコンプログラムとなる。
携帯電話2への操作用情報の送信は、予約管理サーバ1から、予約を申し込んだ端末(ここでは携帯電話2)に対して直接行われる。
なお、予約を申し込んだ端末(例えば、PC41(図1))が操作用端末(携帯電話2)とは異なる場合、予約管理サーバ1から別途、携帯電話2に送信するという方法でもよい。あるいは、いったん、PC41が操作用情報を受信した後、別途、携帯電話2に送信してもよい。この場合には、PC41からの予約時に、電子機器の操作に使用する携帯電話2の端末識別情報を併せて予約管理サーバ1に送信する。
利用制限情報生成手段125は、予約情報に基づいて、操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する。例えば、所定の開始時刻が到来するまでは、リモコンプログラムの機能を発揮させず、また、所定の終了時刻が来ると、同様にリモコンプログラムの機能を停止させる。
上述の操作用情報および利用制限情報は、情報出力手段126により、携帯電話2に送信される。
(3)携帯電話2の構成
図6は携帯電話2の機能を示したブロック図である。携帯電話2は、アンテナ21と、赤外線受光部22と、送受信部23と、外部から入力された音声を信号に変換して送受信部13に送出する音声入出力部24と、数字や文字等を入力するキー入力部25と、表示部26と、メモリ27と、CPU28とからなる。
図7に示すように、携帯電話2のメモリ27は、操作用情報記憶部271と、利用制限情報記憶部272とを含んで構成される。
操作用情報記憶部271には、予約管理サーバ1から受信した送信コードがインストールされる。送信コードはインストールされた後、プロジェクタ3のリモコンプログラムとして機能する。
利用制限情報記憶部272には、上述のリモコンプログラムに対する利用制限プログラムが格納される。
携帯電話2のCPU28は、図7に示すように、端末実行手段281を備える。この端末実行手段281は、上述の操作用情報(送信コード)の基づき、携帯電話2をプロジェクタ3の操作用端末(リモコン装置)として機能させる。
すなわち、携帯電話2は、予約管理サーバ1からの送信コードを受信した後、プロジェクタ3のリモコン装置となり、キー入力部25の各キーはリモコン装置の各キーに割り付けられる。
ユーザが携帯電話2を起動し、イントラネット4を経由して予約管理サーバ1にアクセスすると、携帯電話2の表示部16には、図示しないが、IDおよびパスワード入力画面が表示される。図8(a)に示すように、ユーザが所定のIDおよびパスワードを入力して登録ユーザであることが確認されると、選択メニュー画面(プロジェクタ選択画面)261が表示される。ここで、ユーザが例えば「1.プロジェクタA」を選択すると、図8(b)に示すような、プロジェクタ3(A)の使用予定(予約状況)画面262が表示される。ユーザは、画面を上下にスクロールさせて、画面に現れていない部分(日時)の予約状況を表示させることができる。
ユーザが、空き時間帯を見つけてプロジェクタ3(A)の使用予約を行う場合は、予約日時入力欄に予約日、使用開始時刻、使用終了時刻等を入力して確定操作を行う。また、予約を行わない場合は、画面に表示された「戻る」ボタンにより選択メニュー画面(プロジェクタ選択画面)261に戻ることができる。
予約が完了すると、予約管理サーバ1から送信コードを含んだ操作用情報、利用制限情報、およびプロジェクタIDが送信され、携帯電話2は受信後、送信コード等のインストール作業を行う。インストール完了後は、使用開始時刻になると、リモコンプログラムが作動し、携帯電話2から送信コードをプロジェクタに送信できるようになる。
リモコンプログラムが作動して、リモコンとして機能するようになった携帯電話2は、離間位置から操作信号を送信して、プロジェクタ3(A)の遠隔操作を実施する。具体的には、プロジェクタ3(A)の電源のON・OFFや、画像の再生および停止、音量の調節等を、インストールプログラムにより割り付けられたキーボタンで実行できるようになる。
(4)プロジェクタ3の構成
次に、プロジェクタ3について説明する。プロジェクタ3は、図1では3台がイントラネットに接続されており、各々、プロジェクタA、B、Cのように固有の名称を有している。また、これら3台のプロジェクタは、会議室A、B、Cに配置されている。プロジェクタ3の画像入力端子には、接続ケーブルを介して(パーソナルコンピュータ)PC10の画像出力端子が接続されている。プロジェクタ3はPC10からの画像信号に応じて画像をスクリーンに拡大投射する。
図9は、プロジェクタ3の構成を示すブロック図である。
プロジェクタ3は、記憶手段としてのメモリ31と、制御手段としてのCPU32とを備えて構成される。
プロジェクタ3のメモリ31は、操作コード記憶部311と、識別情報記憶部312とを備えて構成されている。
操作コード記憶部311には、プロジェクタ3の各機能を実行するためのプログラムに対応するコードが記憶されている。携帯電話2からの送信コードと一致した操作コードを、後述するプロジェクタ3のCPU32が実行することで、携帯電話2はプロジェクタ3のリモコン装置として機能する。
識別情報記憶部312には、プロジェクタ3自身の識別情報(プロジェクタIDや型番等)が記憶されている。
プロジェクタ3のCPU32は、送信コード受付手段321と、識別情報受付手段322と、識別情報比較手段323と、コード受付規制手段324とを備える。
送信コード受付手段321は、携帯電話2からの送信コードを受け付けて、携帯電話2によるリモコン操作を可能とする。
識別情報受付手段322は、携帯電話2からの機器識別情報を受け付け、識別情報比較手段323により、受け付けられた機器識別情報と、自己の機器識別情報とを比較判定する。比較判定の結果、両者が異なる機器識別情報であると判定されると、コード受付規制手段324により、携帯電話2からの送信コードの受付を規制する。
(5)電子機器予約システムの動作フロー
以下に、本発明の第1実施形態に係る電子機器予約システム(ここではプロジェクタ予約システム)の動作をフローチャートをもとに具体的に説明する。
図10は、予約が完了するまでのフローを示したものであり、操作用端末となる携帯電話2と予約管理サーバ1の動作が主となる。
携帯電話2は、起動後、予約管理サーバ1にアクセスを行い接続が確立した後、所定のユーザ識別情報(ユーザID、パスワード)を予約管理サーバ1に送信する(ステップS101)。
予約管理サーバ1は、携帯電話2からアクセスがあると、認証手続を行う(ステップT11)。受信したユーザIDおよびパスワードが、登録してあるデータと一致した場合には、正規のユーザとみなして次の処理に進む。なお、認証手続において、データが一致しない場合には、再度の入力を促すメッセージを表示するためのコードを携帯電話2に送信する(ステップT12)。
予約管理サーバ1は、使用可能なプロジェクタ3(A、B、C 等)の一覧データおよび予約状況データを携帯電話2に送信する(ステップT13)。
認証手続きが終了すると、図8(a)に示すように、携帯電話2の表示部26に選択メニュー画面261が表示される(ステップS102)。
ここで、ユーザが選択メニュー画面261の中の、「1.プロジェクタA」を選択すると、プロジェクタ3(A)の予約状況画面262が携帯電話2の表示部26に現れる(ステップS103)。
ユーザは、予約状況画面262を見ながら、空いている日時を確認して、使用開始時刻、使用終了時刻等を入力することができる。ここで、プロジェクタ3(A)を使用したい日時の予約がふさがっている場合には、ユーザが「戻る」キーを押せば、携帯電話の表示画面26は当初の選択メニュー画面261に戻る(ステップS104)。他のプロジェクタ3(B)、プロジェクタ3(C)等についても、同様にユーザが確認することができる。
ユーザが携帯電話2に上述の予約データを入力して確定操作を行うと、携帯電話2から予約管理サーバ1に予約データの送信処理が行われる(ステップS105)。このときに、予約データと併せて、携帯電話2の端末識別情報が送信される。
携帯電話2から、「プロジェクタ3(A)」および所定の使用希望日時を選択した旨の予約データを受信すると、予約管理サーバ1は、携帯電話2をプロジェクタ3(A)のリモコン装置として使用するための送信コードを含んだ操作用情報、利用制限情報、およびプロジェクタIDを携帯電話2に送信する(ステップT14)。
携帯電話2は、予約管理サーバ1から、上述の3つの情報を受信する(ステップS106)。
この操作用情報に含まれる送信コードは、携帯電話2のメモリ27の操作用情報記憶部271にインストールされ、携帯電話2をプロジェクタ3(A)のリモコン装置とするための内蔵コードとなる。利用制限情報は、携帯電話2のメモリ27の利用制限情報記憶部272にインストールされ、前述の送信コードの送信を制限するプログラムとなる。
図11は、予約された使用開始時刻が到来した以降のフローを示したものであり、操作用端末としての携帯電話2とプロジェクタ3の動作が主となる。
利用制限情報プログラムは、予約された使用開始時刻が到来したか否かを監視している(ステップS107)。利用制限情報プログラムは、予約された使用開始時刻が到来すると、携帯電話2からプロジェクタ3(A)に対する操作用情報(送信コード)の送信出力を許可するように働く(ステップS108)。
携帯電話2からプロジェクタ3(A)の電源をONする旨の信号を送ると(ステップS109)、プロジェクタ3の電源が入る(ステップP11)。
電源が入れられたプロジェクタ3は、アクセスしてきた携帯電話2の操作信号に含まれるプロジェクタIDとプロジェクタ3自身が有するプロジェクタIDとを比較して、両者が一致すれば、携帯電話2からの送信コードを受け付ける。一致しない場合は、別の処理として、「本プロジェクタの予約はされていません。」「本プロジェクタの予約を再度行って下さい。」等のメッセージを携帯電話2に送信した後、動作を終了する(ステップP12)。
以後、携帯電話2は、プロジェクタ3(A)のリモコン装置として働く(ステップP13)。ユーザは、携帯電話2を用いて、プロジェクタ3を遠隔操作することができる。
なお、プロジェクタ3を遠隔操作するには有線方式もあるが、本発明の実施の形態では、既存の赤外線通信技術を用いている。
利用制限情報プログラムは、予約された使用終了時刻が到来したか否かを監視しており、予約された使用終了時刻が到来すると、携帯電話2からプロジェクタ3に対する操作用情報の送信出力を禁止するように働く(ステップS110)。
以後、携帯電話2は、プロジェクタ3(A)のリモコン装置として働かないようになる(ステップS111)。
次に、利用制限情報プログラムは、連続して予約が入っていない限りプロジェクタ3(A)の電源を切る操作を行い(ステップS112)(ステップP14)、その後に操作用情報(送信コード)および利用制限プログラム自身身を消去する(ステップS113)。
上述したように、本実施形態の電子機器予約システムによれば、特定のプロジェクタ3を操作するための操作用情報を受信した携帯電話2によってのみ、当該プロジェクタ3を操作可能であるため、管理上もセキュリティ上も非常に好ましい。特にプロジェクタ3自身によるIDの照合を行っている点で管理が強化されている。また、プロジェクタの使用を予約制としたため、大勢の利用希望者がいてもバッティングによるトラブルを起こすことがない。
さらに、利用制限情報には、当該プロジェクタ3の使用可能な時間(開始時刻、終了時刻)が定められており、無節操な使用はできないようになっている。
特に、予約時間が終了すると、利用制限情報のプログラムが作動して、プロジェクタ3の電源を切断するため、管理上からも省エネルギーの面からも非常に好ましい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電子機器予約システムを図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の機器構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図12に示すように、第2実施形態の電子機器予約システムでは、予約管理サーバ5は、記憶部11に機器識別情報記憶部514をさらに備えて構成される。機器識別情報記憶部514は、操作用端末である携帯電話6(図11)から出力されたプロジェクタ3のID(機器識別情報)を記憶する。
予約管理サーバ5は、制御部12に機器識別情報受付手段526と、予約情報照合手段527と、情報出力手段528とをさらに備えている。
機器識別情報受付手段526は、携帯電話6から出力された機器識別情報を受け付ける。予約情報照合手段527は、受け付けられた機器識別情報、およびこの機器識別情報が出力された携帯電話6の端末識別情報と、予約情報記憶手段123に記憶された予約情報とを照合する。情報出力手段528は、照合の結果、正しいと判定されたら、携帯電話2に操作用情報および利用制限情報を出力する。
携帯電話6は、図13に示すように、CPU28に機器識別情報取得手段682と、機器識別情報出力手段683とをさらに備えている。
機器識別情報取得手段682は、携帯電話6の内蔵カメラやキーから入力されたプロジェクタ3固有の機器識別情報(ID)を取得する。そして、このIDは、機器識別情報出力手段683により予約管理サーバ5に送信される。
すなわち、第2実施形態では、ユーザが予約管理サーバ5に予約を行うところまでは第1実施形態と同様であるが、その時点では、予約管理サーバ5は、携帯電話6や他の端末に操作用情報や利用制限情報を送信しない。予約管理サーバ5は、機器識別情報受付手段526により、携帯電話6から送信されたプロジェクタ3のIDを受信した後、予約情報照合手段527により、このIDと、携帯電話6の端末識別情報(ID)と、予約情報記憶部111に記憶された予約情報の三者を照合する。そして、照合の結果、正しいと判定されたら、携帯電話6に操作用情報および利用制限情報を送信する。
ユーザは、操作用情報や利用制限情報を入手するためには、ユーザは一度予約したプロジェクタ3の機器識別情報(プロジェクタ3固有のID)を、操作用端末(ここでは携帯電話2)から予約管理サーバ5に送信しなければならない。この機器識別情報はプロジェクタ3に添付された、あるいはプロジェクタ3の電源投入直後に投射される映像に含まれた二次元バーコード等であり、読み取りは携帯電話6内蔵のカメラにて容易に行うことができる。なお、プロジェクタ3の機器識別情報は携帯電話6のキーから入力してもよい。
図14は、第2実施形態における携帯電話6と予約管理サーバ5の動作を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに基づいて具体的に説明する。なお、第1実施形態と共通する部分は説明を省略または簡略化した。ここで、最初の予約(ステップS201〜ステップS205)までは終了しているものとする。
ユーザは、プロジェクタ3に付されているプロジェクタ3固有のID(二次元バーコード)を、携帯電話6の内蔵カメラで読み取る。携帯電話6は、予約管理サーバ1にアクセスした後、プロジェクタ3のIDを予約管理サーバ5に送信する(ステップS206)。
予約管理サーバ5は、携帯電話6から予約確認のためのアクセスを受けると、当初の予約と同様に認証手続を行う。なお、当初の予約も携帯電話6からであった場合には、携帯電話6を識別することにより、認証手続を省略してもよい。
予約管理サーバ5は、プロジェクタ3のIDを受け付けた後、予約情報照合手段527により、このIDと、携帯電話6の端末識別情報(ID)と、予約情報記憶部111に記憶された予約情報の三者を照合する(ステップT24)。
そして、照合の結果、正しいと判定されたら、情報出力手段528により携帯電話6に操作用情報および利用制限情報を出力する(ステップT25)。
携帯電話6は、予約管理サーバ5から、プロジェクタ3の操作用情報(送信コード)および利用制限情報を受信する(ステップS207)。
この送信コードは、携帯電話6のメモリ27の操作用情報記憶部271にインストールされ、携帯電話6をプロジェクタ3のリモコン装置とするための内蔵コードとなる。
利用制限情報は、携帯電話6のメモリ27の利用制限情報記憶部272にインストールされ、前述の送信コードの送信を制限するプログラムとなる。
第1実施形態では、プロジェクタ3によるIDの照合確認があったが、第2実施形態ではプロジェクタ3はそのような確認作業は行わない。
以後の携帯電話2の動作は、第1実施形態と基本的に同様である。
この第2実施形態では、予約管理サーバ5に対する予約と予約確認(プロジェクタIDの照合)という2つの手続きを済ませることにより、初めて、プロジェクタ3を使用するための操作用情報等を送信する。このような2度の予約確認作業を必要とするため、管理面でもセキュリティの面でも有効である。また、プロジェクタ3はIDの照合確認という複雑な作業を行う必要がないため、プロジェクタ3の構造を簡略化できる。
以上、本発明に好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、前記各実施形態では、プロジェクタ3を遠隔操作する手段として、赤外線通信技術を用いたが、近距離無線通信技術(例えばBluetooth)を用いてもよい。Bluetoothを用いた装置は、所定の電波範囲(およそ半径10m)に存在する他の装置を探し出す機能と、装置間にコネクションをはり、TCP/IP通信を可能にする機能を有している。
前記各実施形態では、予約された使用終了時刻が経過すると、プロジェクタ3の電源を強制的に切断する信号を携帯電話2,6から自動的に送るように利用制限プログラムが機能した。これに対して、プロジェクタ3の電源ONや電源切断については予約管理サーバから処理信号を送ってもよいし、プロジェクタ3自体が内部プログラムにより実行するようにしてもよい。携帯電話2,6のリモコンプログラムがフリーズした場合に好適である。
なお、予約時間終了後は、必ずしも送信コードを消去する必要はない。例えば、送信コードは保存しておき、次回からは利用制限情報を制限解除プログラムとして受信することで、再び、携帯電話をリモコン装置として利用することも可能である。
前記各実施形態では、携帯電話2,6と予約管理サーバ1,5間の認証手続はユーザによるキー入力を必要としたが、携帯電話2,6からの音声(声紋)を利用してもよい。また、特定の携帯電話(例えば、前もって認証された人のみが所有する)から接続する場合には、認証手続きを最初から省略または簡略化することにしてもよい。その方法としては、例えば、携帯電話の電話番号やIPアドレスあるいはMACアドレスを予約管理サーバが確認することなどが考えられる。
各実施形態では、プロジェクタ3の選択についてのみ例として示したが、同時に会議室の予約を併せて行うようにしてもよい。例えば、特定の会議室と特定のプロジェクタ3を関係付けておき、同一人による両者の予約が揃って初めてプロジェクタ3の使用が可能になるように利用コードを設定しておくことも管理上好適である(例えば、「プロジェクタ3(C)は会議室C専用」のように)。
その際、会議室にもプロジェクタ3と同一のIDを付しておき、予約の際にユーザの入力項目としておいてもよい。この場合、予約管理サーバは、会議室のIDとプロジェクタ3のIDとが一致することを条件として操作用情報を送信する。あるいは、プロジェクタ3自身が、携帯電話からのID情報の一致を条件に正常作動するというような設定も考えられる。
また、所定の会議室からプロジェクタ3を持ち出すと、利用制限プログラムが機能して、プロジェクタ3の使用ができなくなるように設定してもよい。例えば、会議室内に所定の通信端末装置を設け、この通信端末装置から一定の範囲内にプロジェクタ3が存在する場合にのみプロジェクタ3が動作するよう設定することも考えられる。このような利用制限は、Bluetoothなどの技術を用いることにより可能である。このように、プロジェクタ3にいわば電子的鍵を設けることにより、無断持ち出しを禁止できる点で好適である。
携帯電話2,6によりプロジェクタ3を操作する場合は、どのキーボタンが、どの機能に対応するかを、携帯電話の画面にも表示するようにしておくと、ユーザは直感的に操作できるため、利便性に優れる。
プロジェクタ3は一般にPCに接続して使用されるが、PC機能を一部備えた、いわゆるPCレスプロジェクタであってもよい。
プロジェクタ3には電源ボタンや操作ボタンを取り付けない(機能させない)ことも、ユーザによる勝手な操作を防ぐという点で、管理上およびセキュリティ上好ましい。
プロジェクタ3の使用を有料制にする場合は、予約時間に基づいて課金してもよい。
なお、予約管理サーバ1,5は、必ずしもプロジェクタ3と接続されている必要はない。予約管理サーバとしては、予約状況を記憶して、携帯電話等の端末と交信ができ、操作用情報を端末に送信する機能を有すればよい。
さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要件を適宜組み合わせることにより、種々の発明が抽出され得る。従って、実施形態に示された全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、本発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も本発明として抽出され得る。
その他、本発明の実施においては、本発明の目的および効果を妨げない範囲で他のシステム、方法、プログラムとしてもよい。
本発明の予約管理サーバは、予約が済んだ特定の端末にのみ、所定の時間に限って、特定の電子機器を制御するリモコン装置としての機能を付与するものであり、管理上もセキュリティの面からも優れており、産業上有用である。
本発明の第1実施形態に係る電子機器予約システムの構成を示す図。 前記実施形態における予約管理サーバの構成を示すブロック図。 前記実施形態における予約管理サーバに記憶されている予約テーブルの一例を示す図。 前記実施形態における予約管理サーバに記憶されている機器マスタテーブルの一例を示す図。 前記実施形態における予約管理サーバに記憶されている使用者マスタテーブルの一例を示す図。 前記実施形態における携帯電話の構成を示すブロック図。 前記実施形態における携帯電話の構成を示すブロック図。 前記実施形態における携帯電話の表示画面の一例を示した図。 前記実施形態におけるプロジェクタの構成を示すブロック図。 前記実施形態における電子機器予約システムにより、プロジェクタの使用予約を行う際の、携帯電話および予約管理サーバの動作を示すフローチャート。 前記実施形態における電子機器予約システムにより、プロジェクタを使用する際の、携帯電話およびプロジェクタの動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る予約管理サーバの構成を示すブロック図。 前記実施形態における携帯電話の構成を示すブロック図。 前記実施形態における電子機器予約システムにより、プロジェクタの使用予約を行う際の、携帯電話および予約管理サーバの動作を示すフローチャート。 前記実施形態における電子機器予約システムにより、プロジェクタの使用予約を行った後の携帯電話の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1・・・予約管理サーバ、2・・・携帯電話、3・・・プロジェクタ、4・・・イントラネット、5・・・予約管理サーバ、6・・・携帯電話、100・・・電子機器予約システム

Claims (12)

  1. 会議室等の施設で使用され、操作用端末によって操作される電子機器を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバであって、
    電子機器予約用端末から出力された前記電子機器の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、
    受け付けた予約情報を、前記操作用端末の端末識別情報と関連づけて記憶する予約情報記憶手段と、
    前記操作用端末が予約に係る電子機器を操作するために使用する、該電子機器の操作用の送信コードを含む操作用情報を前記記憶された予約情報に基づいて生成する操作用情報生成手段と、
    前記記憶された予約情報に基づいて、前記操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する利用制限情報生成手段とを備えていることを特徴とする予約管理サーバ。
  2. 請求項1に記載の予約管理サーバにおいて、
    生成した操作用情報および利用制限情報を、前記操作用端末または前記電子機器予約用端末に出力する情報出力手段を備えていることを特徴とする予約管理サーバ。
  3. 請求項2に記載の予約管理サーバにおいて、
    前記利用制限情報は、前記予約情報から得られる予約修了時刻が到来すると、前記操作用情報の送信出力を規制するプログラムであることを特徴とする予約管理サーバ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の予約管理サーバにおいて、
    前記操作用情報には、前記予約に係る電子機器の機器識別情報が含まれ、
    前記操作用端末は、前記電子機器への送信コードの出力の際、この機器識別情報を付して出力するように構成されていることを特徴とする予約管理サーバ。
  5. 請求項1に記載の予約管理サーバにおいて、
    前記操作用端末から出力された前記電子機器の機器識別情報を受け付ける機器識別情報受付手段と、
    受け付けた機器識別情報、この機器識別情報を出力した前記操作用端末の端末識別情報、および前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を照合する予約情報照合手段と、
    照合の結果、正しいと判断されると、前記操作用端末に前記操作用情報および前記利用制限情報を出力する情報出力手段とを備えていることを特徴とする予約管理サーバ。
  6. 会議室等の施設で使用される電子機器を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバと、
    この予約管理サーバと通信接続される電子機器予約用端末とを備え、前記予約管理サーバで予約された電子機器を、操作用端末により操作する電子機器予約システムであって、
    前記予約管理サーバは、
    前記電子機器予約用端末から出力された前記電子機器の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、
    受け付けた予約情報を、前記操作用端末の端末識別情報と関連づけて記憶する予約情報記憶手段と、
    前記操作用端末が予約に係る電子機器を操作するために使用する、該電子機器の操作用の送信コードを含む操作用情報を、前記記憶された予約情報に基づいて生成する操作用情報生成手段と、
    前記記憶された予約情報に基づいて、この操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する利用制限情報生成手段とを備えていることを特徴とする電子機器予約システム。
  7. 請求項6に記載の電子機器予約システムにおいて、
    前記操作用端末は、
    出力された前記操作用情報および前記利用制限情報を記憶する端末記憶手段と、
    当該端末記憶手段に記憶された前記操作用情報および前記利用制限情報に基づいて、前記電子機器の操作を可能にする端末実行手段とを備えていることを特徴とする電子機器予約システム。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の電子機器予約システムにおいて、
    前記電子機器は、前記操作用端末からの前記送信コードを受け付ける送信コード受付手段と、
    前記操作用端末からの前記機器識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
    受け付けた前記機器識別情報と、自己の機器識別情報とを比較判定する識別情報比較手段と、
    当該識別情報比較手段による比較判定の結果、それぞれの前記機器識別情報が異なると判定されると、前記操作用端末からの送信コードの受付を規制するコード受付規制手段とを備えていることを特徴とする電子機器予約システム。
  9. 請求項6に記載の電子機器予約システムにおいて、
    前記予約管理サーバは、
    前記操作用端末から出力された前記機器識別情報を受け付ける機器識別情報受付手段と、
    受け付けた前記機器識別情報、およびこの機器識別情報を出力した前記操作用端末の端末識別情報と、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報とを照合する予約情報照合手段と、
    当該予約情報照合手段による照合の結果、正しいと判定されると、前記操作用端末に前記操作用情報および前記利用制限情報を出力する情報出力手段とを備えていることを特徴とする電子機器予約システム。
  10. 会議室等の施設で使用される電子機器を含む設備の予約を受け付け、その予約状況を管理する予約管理サーバ上で実行される電子機器予約方法であって、
    前記予約管理サーバと通信接続される電子機器予約用端末から出力された前記電子機器の予約情報を受け付ける予約情報受付ステップと、
    受け付けた予約情報を、前記電子機器を操作する前記操作用端末の端末識別情報と関連づけて記憶する予約情報記憶ステップと、
    記憶された前記予約情報に基づいて、前記操作用端末から予約に係る電子機器に送信出力され、該電子機器の操作用の送信コードを含む操作用情報を生成する操作用情報生成ステップと、
    前記予約情報に基づいて、前記操作用情報の利用制限に係る利用制限情報を生成する利用制限情報生成ステップとを備えていることを特徴とする電子機器予約方法。
  11. コンピュータに請求項10に記載の電子機器予約方法を実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載の電子機器予約プログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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