JP2006092365A - 画像表示装置、予約管理サーバ、および会議システム - Google Patents
画像表示装置、予約管理サーバ、および会議システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】所定の方法によりマスター端末を選定し、他の端末からの接続要求を規制する画像表示装置、予約管理サーバ、および会議システムを提供する。
【解決手段】画像表示装置1は複数の端末2と接続され、これらの端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、所定の端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】画像表示装置1は複数の端末2と接続され、これらの端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、所定の端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置、予約管理サーバ、および会議システムに関する。
画像表示装置としてのプロジェクタは、企業や大学等においてプレゼンテーションに広く用いられている。その際、無線LAN等の手段により、複数の端末が同時にプロジェクタに接続することが可能である。そして、一つのプロジェクタを複数の端末(例えば、パーソナルコンピュータ(PC))で同時に使用することも多い。
例えば、教室で、教師と生徒が各々PCを操作して、一つのプロジェクタでプレゼンテーションを行う場合がある。しかし、教師が何らかのプレゼンテーションを行っている最中でも、生徒のPCからデータ入力(割り込み)があると、プロジェクタはそのデータを表示してしまうことになり、教師のプレゼンテーションに支障をきたす。
このように、複数のPCが一つのプロジェクタを平等に操作できるとすると、かえって、各PCからのプレゼンテーションがうまくいかないという問題があった。
例えば、教室で、教師と生徒が各々PCを操作して、一つのプロジェクタでプレゼンテーションを行う場合がある。しかし、教師が何らかのプレゼンテーションを行っている最中でも、生徒のPCからデータ入力(割り込み)があると、プロジェクタはそのデータを表示してしまうことになり、教師のプレゼンテーションに支障をきたす。
このように、複数のPCが一つのプロジェクタを平等に操作できるとすると、かえって、各PCからのプレゼンテーションがうまくいかないという問題があった。
そこで、プレゼンテーション用の画像を表す画像信号を生成するPCと、PCから供給される画像信号に応じて画像を投射するプロジェクタと、このプロジェクタを遠隔操作可能なリモートコントローラとを備え、これらPCとリモートコントローラとは、それぞれ個人認証登録手段を有し、リモートコントローラは、リモートコントローラ及びPCに登録されている個人認証が一致する場合に限り、PCから供給される機能情報の受信を許可して接続が確立され、プロジェクタを操作することができるプレゼンテーションシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
このような特許文献1では、個人認証登録されたユーザ以外がPCとリモートコントローラの接続を確立することができず、結果として、個人認証されたユーザ以外は、このプロジェクタをプレゼンテーション用として使用できない。
しかし、特定のプロジェクタを使用させたい人が大勢いる場合、前述の特許文献1によれば、多くの人に認証登録をせざるを得ない。それでは、結果として、前述のような割り込み問題を防ぐことはできない。
本発明は、所定の方法によりマスター端末(PC)を選定し、他の端末からの接続要求を規制する画像表示装置、予約管理サーバおよび会議システムを提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、複数の端末と接続され、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面を表示させる画像表示装置であって、前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、前記複数の端末のうち、最初に接続要求がされた端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、該画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像表示装置自身が、最初に接続要求を行った端末をマスター端末と認識し、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
特に、本発明は、画像表示装置としてのプロジェクタ1台に対し、講師と参加者が複数の端末(PC)により共同使用する場合に好適である。例えば、会議等で、幹事役の人が早めに会場に来て、所定のPCをプロジェクタに接続するだけで、そのPCをマスター端末とすることができ、他に面倒な作業をする必要がないため、非常に簡便である。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
特に、本発明は、画像表示装置としてのプロジェクタ1台に対し、講師と参加者が複数の端末(PC)により共同使用する場合に好適である。例えば、会議等で、幹事役の人が早めに会場に来て、所定のPCをプロジェクタに接続するだけで、そのPCをマスター端末とすることができ、他に面倒な作業をする必要がないため、非常に簡便である。
本発明の画像表示装置は、複数の端末と接続され、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面を表示させる画像表示装置であって、前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、前記複数の端末のうち、いずれかの端末から接続要求があると、該画像表示装置固有に設定された認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、入力された認証情報が該画像表示装置に設定された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、当該認証情報判定手段により正しい認証情報であると判定されると、前記接続要求のあった端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、当該マスター端末設定手段により設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、前記画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像表示装置には、前もって所定の認証情報が記憶されており、端末からの入力によって、これらが一致した場合にのみ、その端末をマスター端末として設定する。そして、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、所定の認証情報の入力を必要とする点で、管理上もセキュリティ上も好ましい。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、所定の認証情報の入力を必要とする点で、管理上もセキュリティ上も好ましい。
本発明では、前記認証情報は、該画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバから出力される、該画像表示装置の予約情報に基づいて生成される認証情報であることが好ましい。
本発明によれば、予約管理サーバがマスター端末の予約管理を行っており、端末に対して認証情報を与える。そして、これらの認証情報が一致した場合にのみマスター端末と認識する。それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。さらに、認証情報が固定ではなく可変であるためセキュリティ上も特に優れる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。さらに、認証情報が固定ではなく可変であるためセキュリティ上も特に優れる。
本発明の画像表示装置は、複数の端末と接続され、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面を表示させる画像表示装置であって、前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、時刻を計測する計時手段と、前記いずれかの端末から接続要求があると、この端末に対して、前記計時手段から得られる計時情報に基づく認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、前記いずれかの端末から接続要求があると、前記計時手段から得られる計時情報に基づいて認証情報を生成する表示装置側認証情報生成手段と、入力された認証情報が前記表示装置側認証情報生成手段で生成された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、正しい認証情報であると判定されたら、前記接続要求のあった端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、前記画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、端末から接続要求があると、画像表示装置自身も、計時手段から得られる計時情報に基づいて独自に認証情報を生成するとともに、接続要求してきた端末に対して、認証情報を要求する。例えば、端末が予約管理サーバに予約を行って認証情報を得た場合に、画像表示装置が予約管理サーバ上の認証情報生成手段と同じロジックで認証情報を生成し、これらの認証情報が一致した場合にのみ、その端末をマスター端末と認識する。
それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明では、画像表示装置自身も認証情報を生成するため、予約管理サーバと画像表示装置とが接続されている必要がなく、会議システムを構成するネットワークが非常に簡素化できる。さらに、認証情報が固定ではなく、可変であるため、セキュリティ上も優れる。
それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明では、画像表示装置自身も認証情報を生成するため、予約管理サーバと画像表示装置とが接続されている必要がなく、会議システムを構成するネットワークが非常に簡素化できる。さらに、認証情報が固定ではなく、可変であるため、セキュリティ上も優れる。
本発明の予約管理サーバは、画像表示装置と通信可能に接続され、この画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバであって、前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、この予約情報に基づいて、前記画像表示装置の使用許可を与えるための認証情報を生成する認証情報生成手段と、生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段と、生成された認証情報を、前記画像表示装置に配信する認証情報配信手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、予約管理サーバがマスター端末の予約管理を行っており、端末に対して認証情報を与えるとともに、画像表示装置に認証情報を配信する。そして、これらの認証情報が一致した場合にのみマスター端末と認識する。それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、予約管理サーバが所定の認証情報を生成するため、画像表示装置が認証情報を生成する必要がなく、画像表示装置の構造を簡素化できる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、予約管理サーバが所定の認証情報を生成するため、画像表示装置が認証情報を生成する必要がなく、画像表示装置の構造を簡素化できる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。
本発明では、認証情報生成手段により認証情報が生成されると、生成された認証情報を書き込んだ物理的認証を発行する認証発行手段を備えていることが好ましい。
例えば、画像表示装置の認証情報入力手段が、発行された物理的認証に書き込まれた情報を読み取る書込情報読取部を備えていると、ユーザに対する利便性に優れる。
例えば、画像表示装置の認証情報入力手段が、発行された物理的認証に書き込まれた情報を読み取る書込情報読取部を備えていると、ユーザに対する利便性に優れる。
本発明の予約管理サーバは、画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバであって、前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、この予約情報に含まれる計時情報に基づいて、前記画像表示装置の使用許可を与えるための認証情報を生成する認証情報生成手段と、生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、予約管理サーバは、画像表示装置の予約情報に含まれる計時情報に基づいて認証情報を生成し、予約情報を出力した端末に出力する。そして、端末からの認証情報が、画像表示装置自身が備える認証情報と一致した場合にのみ、画像表示装置はその端末をマスター端末と認識する。それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
本発明では、予約管理サーバと画像表示装置とが接続されている必要がないため、会議システムを構成するネットワークが非常に簡素化できる。
本発明では、予約管理サーバと画像表示装置とが接続されている必要がないため、会議システムを構成するネットワークが非常に簡素化できる。
本発明の会議システムは、複数の端末と、各端末が接続される画像表示装置とを備え、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面をこの画像表示装置に表示させて会議を行う会議システムであって、前記画像表示装置と通信可能に接続され、この画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバを備え、前記予約管理サーバは、前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、この予約情報に基づいて、前記画像表示装置の使用許可を与えるための認証情報を生成する認証情報生成手段と、生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段と、生成された認証情報を、前記画像情報表示装置に配信する認証情報配信手段とを備え、前記画像表示装置は、前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、前記複数の端末のうち、いずれかの端末から接続要求があると、当該接続要求を行った端末に対して前記認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、入力された認証情報が、配信された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、当該認証情報判定手段により正しい認証情報であると判定されると、前記接続要求を御行った端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、当該画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末から接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、予約管理サーバがマスター端末の予約管理を行っており、端末に対して認証情報を与えるとともに、画像表示装置に認証情報を配信する。そして、これらの認証情報が一致した場合にのみマスター端末と認識する。それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、予約管理サーバが所定の認証情報を生成するため、画像表示装置が認証情報を生成する必要がなく、画像表示装置の構造を簡素化できる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、予約管理サーバが所定の認証情報を生成するため、画像表示装置が認証情報を生成する必要がなく、画像表示装置の構造を簡素化できる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。
本発明では、前記予約管理サーバは、前記認証情報生成手段により認証情報が生成されると、生成された認証情報を書き込んだ物理的認証を発行する認証発行手段を備え、前記画像表示装置の認証情報入力手段は、発行された物理的認証に書き込まれた情報を読み取る書込情報読取部を備えていることが好ましい。
本発明によれば、IDカードのような物理的認証を発行するため、ユーザはそのIDカードを単に、画像表示装置に読み取らせればよく、マスター端末の設定法として非常に簡便である。
本発明の会議システムは、複数の端末と、各端末が接続される画像表示装置とを備え、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面をこの画像表示装置に表示させて会議を行う会議システムであって、前記複数の端末と通信可能に接続され、この端末から出力された予約情報に基づく前記画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバを備え、前記予約管理サーバは、前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、前記予約情報に含まれる計時情報に基づいて、認証情報を生成する認証情報生成手段と、生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段とを備え、前記画像表示装置は、前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、時刻を計測する計時手段と、前記複数の端末のいずれかから接続要求があると、この端末に対して前記認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、前記複数の端末のいずれかからの接続要求により、前記計時手段から得られる計時情報に基づいて、前記予約管理サーバ上の認証情報生成手段と同じロジックで認証情報を生成する表示装置側認証情報生成手段と、入力された認証情報が、前記表示装置側認証情報生成手段で生成された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、当該認証情報判定手段により正しい認証情報であると判定されたら、前記接続要求のあった端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、前記画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、予約管理サーバと画像表示装置が同じロジックで認証情報を生成し、これらの認証情報が一致した場合にのみマスター端末と認識する。それ故、原則として、そのマスター端末のみが画像表示装置を操作できるため、各端末の操作者が勝手に画像表示装置を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
また、本発明によれば、予約管理サーバと画像表示装置とが接続されている必要がないため、会議システムを構成するネットワークが非常に簡素化できる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
また、本発明によれば、予約管理サーバと画像表示装置とが接続されている必要がないため、会議システムを構成するネットワークが非常に簡素化できる。
本発明では、前記画像表示装置は、予め前記マスター端末で生成された、他の端末の接続規制情報に基づいて、他の端末の接続規制設定を行う接続規制設定手段を備えていることが好ましい。
画像表示装置が各端末の接続規制設定手段を備えているため、各端末ごとに規制内容を設定できる。例えば、各端末に所定の画像表示時間(3分間 等)を割り振ることで、会議やプレゼンテーションを円滑に進めることができる。
画像表示装置が各端末の接続規制設定手段を備えているため、各端末ごとに規制内容を設定できる。例えば、各端末に所定の画像表示時間(3分間 等)を割り振ることで、会議やプレゼンテーションを円滑に進めることができる。
[第1実施形態]
以下に、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
図1は、本発明の第1実施形態を会議システム100として構成した図である。
会議システム100は、画像表示装置としてのワイヤレスプロジェクタ1と、これに無線LANで接続された端末としてのパーソナルコンピュータ(PC)2とを含んで構成される。PC2は複数台がワイヤレスプロジェクタ1と接続可能であり、いずれかのPC2から接続要求があると、その接続要求に係るPC2の画面を表示して、その画面に基づいて会議が進行するようになっている。尚、各PC2からの接続は、アドホック接続とされていて、新たな接続要求があると、その新しい接続要求のあったPC2の画面に切り替えられる。
以下に、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
図1は、本発明の第1実施形態を会議システム100として構成した図である。
会議システム100は、画像表示装置としてのワイヤレスプロジェクタ1と、これに無線LANで接続された端末としてのパーソナルコンピュータ(PC)2とを含んで構成される。PC2は複数台がワイヤレスプロジェクタ1と接続可能であり、いずれかのPC2から接続要求があると、その接続要求に係るPC2の画面を表示して、その画面に基づいて会議が進行するようになっている。尚、各PC2からの接続は、アドホック接続とされていて、新たな接続要求があると、その新しい接続要求のあったPC2の画面に切り替えられる。
図2はワイヤレスプロジェクタ1の構成を示すブロック図である。
ワイヤレスプロジェクタ1は、プロジェクタ本体の動作を制御する制御部11と、ユーティリティプログラム121やデータを記憶する記憶部12と、無線LANデバイス13と、表示部14とを含んで構成される。
制御部11は、この制御部11上で動作するプログラム接続要求受付手段111と、マスター端末設定手段112と、接続要求規制手段113と、表示切替手段114と、接続規制設定手段115とを備える。
ワイヤレスプロジェクタ1は、プロジェクタ本体の動作を制御する制御部11と、ユーティリティプログラム121やデータを記憶する記憶部12と、無線LANデバイス13と、表示部14とを含んで構成される。
制御部11は、この制御部11上で動作するプログラム接続要求受付手段111と、マスター端末設定手段112と、接続要求規制手段113と、表示切替手段114と、接続規制設定手段115とを備える。
接続要求受付手段111は、各PC2からの接続要求を受け付ける部分であり、複数のPC2のうち、いずれかのPC2からの接続要求を受け付けると、接続要求に係るPC2を表す識別コードを表示切替手段114に出力する。
表示切替手段114は、この接続要求受付手段111からの接続要求に係るPC2の識別情報に基づいて、表示部14の画面表示を接続要求に係るPC2の画面に切り替える部分である。
表示部14は、この表示切替手段114の切替処理によって、接続要求に係るPC2の画面を表示し、以後、接続要求に係るPC2の操作権限下で画面表示を行う。
表示切替手段114は、この接続要求受付手段111からの接続要求に係るPC2の識別情報に基づいて、表示部14の画面表示を接続要求に係るPC2の画面に切り替える部分である。
表示部14は、この表示切替手段114の切替処理によって、接続要求に係るPC2の画面を表示し、以後、接続要求に係るPC2の操作権限下で画面表示を行う。
マスター端末設定手段112は、複数のPC2のうち、最初に接続要求がされたPC2をマスター端末として設定する。これにより、マスター端末として設定されたPC2以外のPC2は、制御部11によりスレーブ端末と認識され、マスター端末となったPC2の管理下に置かれることとなる。具体的には、プロジェクタ1の起動時、制御部11上でこのマスター端末設定手段112が実行され、前記の接続要求受付手段111で受け付けられた最初のPC2の識別コードを取得し、この識別コードを制御部11に付設されるRAM等のメモリ上に保持することで、最初に接続要求のあったPC2がマスター端末であることを認識する。
接続要求規制手段113は、制御部11によってスレーブ端末として認識されたPC2の画面が表示され、表示部14がこのPC2の操作権限下にある状態で、マスター端末として設定されたPC2から接続要求があり、これが接続要求受付手段111で受け付けられると、接続要求規制手段113は、これを認識して、他のスレーブ端末として認識されたPC2からの接続要求の受付を規制する。この際、表示切替手段114は、接続要求規制手段113からの信号に基づいて、マスター端末に設定されたPC2の画面表示に切り替える。
接続規制設定手段115は、マスター端末に設定されたPC2からの接続規制設定情報に基づいて、表示部14で表示させるスレーブ端末として認識されたPC2の表示の順番や各PC2の表示時間を設定する部分である。
接続規制設定手段115は、マスター端末に設定されたPC2からの接続規制設定情報に基づいて、表示部14で表示させるスレーブ端末として認識されたPC2の表示の順番や各PC2の表示時間を設定する部分である。
マスター端末として設定されたPC2は、汎用ノートパソコンとして構成され、図示を略したが、演算処理装置上には、接続規制設定用のプログラムが動作しており、このプログラムでは、スレーブ端末として認識されたPC2に対して、どのPC2から操作権限を与えるか、各PC2に操作権限を付与する時間の設定を行うことができるようになっている。尚、スレーブ端末として認識されるPC2もこのような機能を備えているが、一旦マスター端末となるPC2の設定が制御部11側で行われたら、スレーブ端末側でこのプログラムを操作しても、制御部11では接続要求が規制されているため、受け付けない。
無線LANデバイス13は、無線LAN規格によるネットワーク接続を行って無線通信を行う。具体的には、この無線LANデバイス13は、IEEE 802.11g/IEEE 802.11b等の規格に従ったものであり、各PC2、プロジェクタ1のPCMCIAスロットに無線LANカードを装着することによって、両者間の無線通信を実現することができる。
無線LANデバイス13は、無線LAN規格によるネットワーク接続を行って無線通信を行う。具体的には、この無線LANデバイス13は、IEEE 802.11g/IEEE 802.11b等の規格に従ったものであり、各PC2、プロジェクタ1のPCMCIAスロットに無線LANカードを装着することによって、両者間の無線通信を実現することができる。
〔ワイヤレスプロジェクタ1と各PC2との動作フロー〕
以下に、図3に示す動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ1の動作を具体的に説明する。前提として、ワイヤレスプロジェクタ1の電源は入っており、無線LAN機能は正常に動作しているものとする。他の実施形態でも同様である。
以下に、図3に示す動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ1の動作を具体的に説明する。前提として、ワイヤレスプロジェクタ1の電源は入っており、無線LAN機能は正常に動作しているものとする。他の実施形態でも同様である。
(1)会議の議長等がPC2のいずれかを操作して、所定のPC2(A)からワイヤレスプロジェクタ1にプロジェクタ操作信号を送信する(接続要求)。この信号には、PC2(A)自身の識別コード(例えば、IPアドレスやMACアドレス)も含まれている。
(2)ワイヤレスプロジェクタ1の接続要求受付手段111は、PC2(A)からの操作信号を受け付ける。マスター端末設定手段112は、この接続要求を最初のアクセスであると認識すると、このPC2(A)をマスター端末と設定する。最初のであるか否かの認識は、制御部11に付設されるRAMの所定領域にPC2の識別コードが保存されているか否かで行うことができる。これによってマスター端末として設定されたPC2の接続が優先され、マスター端末として設定されたPC2が接続状態にあるときは、これ以外のスレーブ端末と認識されるPC2(B)から接続要求があっても、この接続要求は接続要求規制手段113によって規制されてしまう。
(2)ワイヤレスプロジェクタ1の接続要求受付手段111は、PC2(A)からの操作信号を受け付ける。マスター端末設定手段112は、この接続要求を最初のアクセスであると認識すると、このPC2(A)をマスター端末と設定する。最初のであるか否かの認識は、制御部11に付設されるRAMの所定領域にPC2の識別コードが保存されているか否かで行うことができる。これによってマスター端末として設定されたPC2の接続が優先され、マスター端末として設定されたPC2が接続状態にあるときは、これ以外のスレーブ端末と認識されるPC2(B)から接続要求があっても、この接続要求は接続要求規制手段113によって規制されてしまう。
(3)このように基本的には会議の進行中は、ワイヤレスプロジェクタ1は、マスター端末として設定されたPC2(A)の操作権限となるが、フリーディスカッションのように、スレーブ端末として認識された任意のPC2(B)から自由にプレゼンテーションを行う場合は、議長がPC2(A)の接続要求を解除する。すると、接続要求規制手段113は、接続規制を解除し、接続要求受付手段111は、任意のPC2(B)からの接続要求を受け付けるようになり、これに基づいて、最新に接続されたPC2(B)の画面表示がされ、操作権限がこのPC2(B)に委譲される。
(4)しかしながら、スレーブ端末として認識されるPC2(B)から勝手に接続要求がされると、正常な会議進行を維持できなくなる。この場合、議長は、マスター端末としてのPC2(A)により接続要求を行うと、再び接続要求規制手段113によって他のPC2(B)からの接続要求を規制し、ワイヤレスプロジェクタ1をマスター端末としてのPC2(A)の操作権限下に置くことができる。
(5)その後、議長は、PC2(A)を操作することにより、スレーブ端末として認識されたPC2(B)によるプレゼンテーションの順番や各プレゼンテーションの時間を設定して、制限的にPC2(B)の接続要求を受け付けることができるようにする。
(5)その後、議長は、PC2(A)を操作することにより、スレーブ端末として認識されたPC2(B)によるプレゼンテーションの順番や各プレゼンテーションの時間を設定して、制限的にPC2(B)の接続要求を受け付けることができるようにする。
本実施形態における会議システムにおいては、マスター端末の操作者が画像送信を行っている限り、他のPC2の操作者は、勝手にワイヤレスプロジェクタ1に画像送信を行うことができない。ただし、マスター端末の操作者が画像送信を停止すると、他のPC2は、ワイヤレスプロジェクタ1への画像送信が可能となる。そして、マスター端末の操作者が画像送信を行うと、表示画像がマスター端末からの画像に強制的に切り替わるとともに、他のPC2からの画像送信が再び規制される。
すなわち、単に、ワイヤレスプロジェクタ1に最初にアクセスするだけという簡便な方法でマスター端末を決定することができ、ワイヤレスプロジェクタ3を用いた会議やプレゼンテーションが、マスター端末を操作する者の指揮管理のもとで円滑に進むことになる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の機器構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の機器構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
前述の第1実施形態では、マスター端末設定手段112は、最初に接続要求を送信したPC2をマスター端末として設定するように構成していた。
これに対して、本発明の第2実施形態に係る会議システムにおいては、図4に示すように、ワイヤレスプロジェクタ3の制御部11は、認証情報入力手段311と、認証情報判定手段312と、マスター端末設定手段313とを備え、マスター端末設定手段313は、所定の認証情報を入力することを条件としてマスター端末を設定する点が相違する。
これに対して、本発明の第2実施形態に係る会議システムにおいては、図4に示すように、ワイヤレスプロジェクタ3の制御部11は、認証情報入力手段311と、認証情報判定手段312と、マスター端末設定手段313とを備え、マスター端末設定手段313は、所定の認証情報を入力することを条件としてマスター端末を設定する点が相違する。
認証情報入力手段311は、いずれかのPC2から接続要求がされると、そのPC2を操作する者に対して認証情報の入力を促す部分である。具体的には、PC2からの接続要求が接続要求受付手段111で受け付けられると、PC2に対して認証情報入力用の画面を送信し、そのPC2を操作する者に認証情報の入力を促す。
認証情報判定手段312は、PC2から送信出力された認証情報を取得するとともに、記憶部12に記憶されたプロジェクタ3固有に設定された認証情報122を呼び出して、これらが一致するか否かを判定する。
マスター端末設定手段313は、この認証情報判定手段312の判定結果に基づいて、マスター端末となるPC2を設定する。
認証情報判定手段312は、PC2から送信出力された認証情報を取得するとともに、記憶部12に記憶されたプロジェクタ3固有に設定された認証情報122を呼び出して、これらが一致するか否かを判定する。
マスター端末設定手段313は、この認証情報判定手段312の判定結果に基づいて、マスター端末となるPC2を設定する。
〔ワイヤレスプロジェクタ3と各PC2との動作フロー〕
以下に、図5の動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ1の動作を具体的に説明する。
(1)会議の議長等がPC2のいずれかを操作して、所定のPC2(A)からワイヤレスプロジェクタ3にプロジェクタ操作信号を送信出力して接続要求を行うと、この接続要求は接続要求受付手段111で受け付けられ、この接続要求に基づいて、認証情報入力手段311は、認証情報の入力用画面をPC2(A)に送信する。
以下に、図5の動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ1の動作を具体的に説明する。
(1)会議の議長等がPC2のいずれかを操作して、所定のPC2(A)からワイヤレスプロジェクタ3にプロジェクタ操作信号を送信出力して接続要求を行うと、この接続要求は接続要求受付手段111で受け付けられ、この接続要求に基づいて、認証情報入力手段311は、認証情報の入力用画面をPC2(A)に送信する。
(2)この入力画面に基づいて、議長等がID、パスワード等を入力して認証情報を送信出力すると、この認証情報は、認証情報入力手段311で受け付けられる。認証情報判定手段312は、入力された認証情報と、記憶部12に記憶された固有の認証情報122を対比して、正しい認証情報であるか否かを判定する。
(3)誤った認証情報であると判定されると、認証情報入力手段311は、誤っている旨のメッセージとともに、再び入力用画面をPC2(A)に送信する。正しい認証情報であると判定されたら、マスター端末設定手段313は、このPCP2(A)をマスター端末として設定し、以後、このPC2(A)以外のPC2をスレーブ端末として認識する。
(4)以下、第1実施形態と同様なので、説明を省略する。
(3)誤った認証情報であると判定されると、認証情報入力手段311は、誤っている旨のメッセージとともに、再び入力用画面をPC2(A)に送信する。正しい認証情報であると判定されたら、マスター端末設定手段313は、このPCP2(A)をマスター端末として設定し、以後、このPC2(A)以外のPC2をスレーブ端末として認識する。
(4)以下、第1実施形態と同様なので、説明を省略する。
ワイヤレスプロジェクタ3には、所定の認証情報が記憶されており、PC2からの入力によって、これらが一致した場合にのみマスター端末と認識する。そして、原則として、そのマスター端末のみがワイヤレスプロジェクタ3を操作できるため、他のPC2の操作者が勝手にワイヤレスプロジェクタ3に画像を送信するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本実施形態では、マスター端末が決定する前は、どのPC2からでも自由にワイヤレスプロジェクタを操作できるため、利用者の自由度が高い。また、本実施形態では、所定の認証情報の入力を必要とする点で、管理上もセキュリティ上も好ましい
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他の端末にも画像表示装置の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各端末によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本実施形態では、マスター端末が決定する前は、どのPC2からでも自由にワイヤレスプロジェクタを操作できるため、利用者の自由度が高い。また、本実施形態では、所定の認証情報の入力を必要とする点で、管理上もセキュリティ上も好ましい
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
前述した第2実施形態では、プロジェクタ3固有の認証情報122を記憶部12に記憶しておき、PC2(A)から送信出力された認証情報をこの固有の認証情報122と照合判定することにより、マスター端末となるPC2を設定していた。
これに対して第3実施形態に係る会議システムにおいては、図6に示すように、ワイヤレスプロジェクタ4が予約管理サーバ5と接続され、予約管理サーバ5で予約された予約情報に基づいて認証情報を生成し、これをプロジェクタ4に配信することによって、認証情報の照合判定を行っている点が相違する。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
前述した第2実施形態では、プロジェクタ3固有の認証情報122を記憶部12に記憶しておき、PC2(A)から送信出力された認証情報をこの固有の認証情報122と照合判定することにより、マスター端末となるPC2を設定していた。
これに対して第3実施形態に係る会議システムにおいては、図6に示すように、ワイヤレスプロジェクタ4が予約管理サーバ5と接続され、予約管理サーバ5で予約された予約情報に基づいて認証情報を生成し、これをプロジェクタ4に配信することによって、認証情報の照合判定を行っている点が相違する。
すなわち、図6に示すように、予約管理サーバ5は、ワイヤレスプロジェクタ4とネットワークNを介して接続されていて、両者は互いに通信可能に構成されている。
この予約管理サーバ5は、図7に示すように、制御部51及び記憶部52を備え、制御部51は、予約情報受付手段511、認証情報生成手段512、認証情報通知手段513、及び認証情報配信手段514を備えて構成され、記憶部52は、予約管理DB521を備えている。
この予約管理サーバ5は、図7に示すように、制御部51及び記憶部52を備え、制御部51は、予約情報受付手段511、認証情報生成手段512、認証情報通知手段513、及び認証情報配信手段514を備えて構成され、記憶部52は、予約管理DB521を備えている。
予約情報受付手段511は、無線LAN等により接続されたPC2から送信出力された予約情報を受け付ける部分であり、具体的には、予約情報としては、会議室名、使用設備名(本例ではプロジェクタ4)、予約日時が考えられる。この予約情報受付手段511で受け付けられた予約情報は、予約管理DB521に記憶された予約状況と照合され、バッティングがない場合には、この予約管理DB521に記憶される。
認証情報生成手段512は、予約情報が記憶されたことをトリガとして、予約に係るワイヤレスプロジェクタ4のマスター設定のための認証情報を生成する。尚、認証情報は、アルファベット、数字、記号等を複数桁の文字列として、乱数等を利用して生成することができる。
認証情報通知手段513は、認証情報生成手段512にて生成した認証情報を、予約情報を出力したPC2に対して無線LANを通して通知する部分である。通知の方法は種々の方法が考えられるが、例えば、電子メール等によって通知することができる。
認証情報配信手段514は、認証情報生成手段512にて生成した認証情報を予約に係るワイヤレスプロジェクタ4に配信する。認証情報配信手段514による配信は、ネットワークNを介して行われ、受信したワイヤレスプロジェクタ4では、この認証情報を自己の記憶部に記憶保存する。
認証情報通知手段513は、認証情報生成手段512にて生成した認証情報を、予約情報を出力したPC2に対して無線LANを通して通知する部分である。通知の方法は種々の方法が考えられるが、例えば、電子メール等によって通知することができる。
認証情報配信手段514は、認証情報生成手段512にて生成した認証情報を予約に係るワイヤレスプロジェクタ4に配信する。認証情報配信手段514による配信は、ネットワークNを介して行われ、受信したワイヤレスプロジェクタ4では、この認証情報を自己の記憶部に記憶保存する。
〔ワイヤレスプロジェクタ4、各PC2および予約管理サーバ5の動作フロー〕
次に、図8の動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ1の動作について具体的に説明する。
(1)会議等の議長等がPC2(A)を操作して、予約管理サーバ5にアクセスし、このPC2(A)から予約情報を送信出力すると、予約管理サーバ5の予約情報受付手段511は、予約管理DB521にバッティングする予約がないことを確認した上でこの予約情報を予約管理DB521上に登録する。
次に、図8の動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ1の動作について具体的に説明する。
(1)会議等の議長等がPC2(A)を操作して、予約管理サーバ5にアクセスし、このPC2(A)から予約情報を送信出力すると、予約管理サーバ5の予約情報受付手段511は、予約管理DB521にバッティングする予約がないことを確認した上でこの予約情報を予約管理DB521上に登録する。
(2)登録が終了したら、認証情報生成手段512は、前記の方法等を利用して、認証情報を生成する。認証情報通知手段513は、生成した認証情報を、予約情報を送信出力したPC2(A)に電子メール等で通知して、PC2(A)により予約情報を入力した議長等に報せる。
(3)一方、認証情報配信手段514は、生成した認証情報を、ワイヤレスプロジェクタ4に配信し、ワイヤレスプロジェクタ4では、配信された認証情報を記憶部に記憶保存する。
(4)以後の認証の手順等は第2実施形態と同様なので省略する。
(3)一方、認証情報配信手段514は、生成した認証情報を、ワイヤレスプロジェクタ4に配信し、ワイヤレスプロジェクタ4では、配信された認証情報を記憶部に記憶保存する。
(4)以後の認証の手順等は第2実施形態と同様なので省略する。
本実施形態によれば、予約管理サーバ5がマスター端末の予約管理を行っており、端末としてのPC2に対して認証情報を通知するとともに、ワイヤレスプロジェクタ4に認証情報を配信する。そして、これらの認証情報が一致した場合にのみマスター端末と認識する。
それ故、原則として、そのマスター端末のみがワイヤレスプロジェクタ4を操作できるため、各PC2の操作者が勝手にワイヤレスプロジェクタ4を操作するという不都合をなくすことができる。
それ故、原則として、そのマスター端末のみがワイヤレスプロジェクタ4を操作できるため、各PC2の操作者が勝手にワイヤレスプロジェクタ4を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他のPC2にもワイヤレスプロジェクタ4の操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、各PC2によるプレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
本発明は、予約管理サーバ5が所定の認証情報を生成するため、ワイヤレスプロジェクタ4が認証情報を生成する必要がなく、ワイヤレスプロジェクタ4の構造を簡素化できる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。
本発明は、予約管理サーバ5が所定の認証情報を生成するため、ワイヤレスプロジェクタ4が認証情報を生成する必要がなく、ワイヤレスプロジェクタ4の構造を簡素化できる。また、予約管理サーバを介しているため、管理上もセキュリティ上も優れる。
本実施形態では、予約管理サーバ5による予約管理を行っているため、ワイヤレスプロジェクタ4の使用(マスター端末の設定)に関してバッティングが起こらず、管理上も好ましい。
なお、予約管理サーバ5は、認証発行手段515を備えていてもよい。認証発行手段515は、認証情報生成手段512により認証情報が生成されると、生成された認証情報を書き込んだ物理的認証を発行する。その場合、ワイヤレスプロジェクタ4は、発行された物理的認証に書き込まれた情報を読み取る書込情報読取部411(図7)を備えている。
IDカードのような物理的認証を発行するため、ユーザはそのIDカードを単に、ワイヤレスプロジェクタ4に読み取らせればよく、マスター端末の設定法として非常に簡便である。
なお、これら各デバイス間の通信は、有線・無線を問わず種々の形態を採用できる。
なお、予約管理サーバ5は、認証発行手段515を備えていてもよい。認証発行手段515は、認証情報生成手段512により認証情報が生成されると、生成された認証情報を書き込んだ物理的認証を発行する。その場合、ワイヤレスプロジェクタ4は、発行された物理的認証に書き込まれた情報を読み取る書込情報読取部411(図7)を備えている。
IDカードのような物理的認証を発行するため、ユーザはそのIDカードを単に、ワイヤレスプロジェクタ4に読み取らせればよく、マスター端末の設定法として非常に簡便である。
なお、これら各デバイス間の通信は、有線・無線を問わず種々の形態を採用できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
前述した第3実施形態に係る会議システムでは、予約管理サーバ5で生成した認証情報は、認証情報配信手段514によって、ネットワークNを介してプロジェクタ4に配信するように構成されていた。
これに対して、第4実施形態に係る会議システムでは、端末となるPC2と予約管理サーバ6とは通信接続可能とされているが、ワイヤレスプロジェクタ7とは通信接続されていない点が相違する。
すなわち、図9に示すように、予約管理サーバ6は、第3実施形態における予約管理サーバ5から認証情報配信手段514を除いたような構成を備えている。ただし、予約情報に含まれる計時情報に基づいて、認証情報を生成する認証情報生成手段612を備える。
次に、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
〔機器構成および基本動作〕
前述した第3実施形態に係る会議システムでは、予約管理サーバ5で生成した認証情報は、認証情報配信手段514によって、ネットワークNを介してプロジェクタ4に配信するように構成されていた。
これに対して、第4実施形態に係る会議システムでは、端末となるPC2と予約管理サーバ6とは通信接続可能とされているが、ワイヤレスプロジェクタ7とは通信接続されていない点が相違する。
すなわち、図9に示すように、予約管理サーバ6は、第3実施形態における予約管理サーバ5から認証情報配信手段514を除いたような構成を備えている。ただし、予約情報に含まれる計時情報に基づいて、認証情報を生成する認証情報生成手段612を備える。
図10に示すように、ワイヤレスプロジェクタ7は、計時手段711と、表示装置側認証情報生成手段712と、認証情報判定手段713と、マスター端末設定手段とを備えて構成される。
計時手段711は、時刻を計測し、表示装置側認証情報生成手段712は、端末であるPC2から接続要求があると、前述の計時手段から得られる計時情報に基づいて、予約管理サーバ6上の認証情報生成手段612と同じロジックで認証情報を生成する。例えば、予約管理サーバ6とワイヤレスプロジェクタ7とが同じ関数を用いて計算する等のロジックが考えられる。
これらの認証情報が一致した場合に限って、ワイヤレスプロジェクタ7は接続要求してきたPC2をマスター端末と設定する。
計時手段711は、時刻を計測し、表示装置側認証情報生成手段712は、端末であるPC2から接続要求があると、前述の計時手段から得られる計時情報に基づいて、予約管理サーバ6上の認証情報生成手段612と同じロジックで認証情報を生成する。例えば、予約管理サーバ6とワイヤレスプロジェクタ7とが同じ関数を用いて計算する等のロジックが考えられる。
これらの認証情報が一致した場合に限って、ワイヤレスプロジェクタ7は接続要求してきたPC2をマスター端末と設定する。
〔ワイヤレスプロジェクタ7、各PC2および予約管理サーバ5の動作フロー〕
次に、図11の動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ7の動作について具体的に説明する。
(1)会議等の議長等がPC2(A)を操作して、予約管理サーバ5にアクセスし、このPC2(A)から予約情報を送信出力すると、前記第3実施形態と同様の手順によって予約情報の登録を行い、認証情報生成手段612は、予約情報の中から会議開始時刻又はワイヤレスプロジェクタ7の使用開始時刻に基づいて、認証情報を生成し、PC2(A)に通知する。
(2)会議等の開催時刻になって、PC2(A)を操作してワイヤレスプロジェクタ7への接続要求を行うと、ワイヤレスプロジェクタ7の表示装置側認証情報生成手段712は、計時手段711で計測された時刻を取得し、その時刻に基づいて認証情報を生成する。
(3)以後の認証情報の入力及び照合判定の手順は第3実施形態と同様なので省略する。
次に、図11の動作フローをもとに、各PC2およびワイヤレスプロジェクタ7の動作について具体的に説明する。
(1)会議等の議長等がPC2(A)を操作して、予約管理サーバ5にアクセスし、このPC2(A)から予約情報を送信出力すると、前記第3実施形態と同様の手順によって予約情報の登録を行い、認証情報生成手段612は、予約情報の中から会議開始時刻又はワイヤレスプロジェクタ7の使用開始時刻に基づいて、認証情報を生成し、PC2(A)に通知する。
(2)会議等の開催時刻になって、PC2(A)を操作してワイヤレスプロジェクタ7への接続要求を行うと、ワイヤレスプロジェクタ7の表示装置側認証情報生成手段712は、計時手段711で計測された時刻を取得し、その時刻に基づいて認証情報を生成する。
(3)以後の認証情報の入力及び照合判定の手順は第3実施形態と同様なので省略する。
本実施形態によれば、予約管理サーバ6とワイヤレスプロジェクタ7が同じロジックで認証情報を生成し、これらの認証情報が一致した場合にのみマスター端末と認識する。それ故、原則として、そのマスター端末からの画像のみがワイヤレスプロジェクタ7により表示されるため、他のPC2の操作者が勝手にワイヤレスプロジェクタ7を操作するという不都合をなくすことができる。
その一方で、マスター端末は、送信を停止することで、他のPC2にもワイヤレスプロジェクタの操作を認めることができるため、マスター端末を操作する者の指揮により、プレゼンテーションを円滑に行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、予約管理サーバ6とワイヤレスプロジェクタ7は相互に情報交換をする必要がない。それ故、予約管理サーバと接続されている必要はなく、ネットワークが簡素化できる。
以上、本発明に好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、ネットワーク手段として無線LANを用いたが、もちろん有線LANでもよい。
また、前記各実施形態では、ワイヤレスプロジェクタは1台であったが、対象となるプロジェクタが複数台あってもよい。
例えば、上述の実施形態では、ネットワーク手段として無線LANを用いたが、もちろん有線LANでもよい。
また、前記各実施形態では、ワイヤレスプロジェクタは1台であったが、対象となるプロジェクタが複数台あってもよい。
前記した第2実施形態〜第4実施形態では、マスター端末が決定する前は、各PC2は自由にワイヤレスプロジェクタを操作できることとしたが、これを禁止してもよい。プロジェクタ操作の権限はあくまでもマスター端末操作者が専有することにすれば、より強固なプロジェクタ管理が可能となる。
さらに、前記した各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要件を適宜組み合わせることにより、種々の発明が抽出され得る。従って、実施形態に示された全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、本発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も本発明として抽出され得る。
その他、本発明の実施においては、本発明の目的および効果を妨げない範囲で他のシステムとしてもよい。
本発明の画像表示装置は、接続された複数の端末のうち、特定の端末をマスター端末と認識するため、大勢の参加者が秩序よくプレゼンテーションを行うことができ、産業上有用である。
1・・・ワイヤレスプロジェクタ、2・・・パーソナルコンピュータ(PC)、5・・・予約管理サーバ、100・・・会議システム
Claims (11)
- 複数の端末と接続され、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面を表示させる画像表示装置であって、
前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、
前記複数の端末のうち、最初に接続要求がされた端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、
設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、該画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする画像表示装置。 - 複数の端末と接続され、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面を表示させる画像表示装置であって、
前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、
前記複数の端末のうち、いずれかの端末から接続要求があると、該画像表示装置固有に設定された認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、
入力された認証情報が該画像表示装置に設定された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、
当該認証情報判定手段により正しい認証情報であると判定されると、前記接続要求のあった端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、
当該マスター端末設定手段により設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、前記画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2に記載の画像表示装置において、
前記認証情報は、
該画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバから出力される、該画像表示装置の予約情報に基づいて生成される認証情報であることを特徴とする画像表示装置。 - 複数の端末と接続され、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面を表示させる画像表示装置であって、
前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、
時刻を計測する計時手段と、
前記いずれかの端末から接続要求があると、この端末に対して、前記計時手段から得られる計時情報に基づく認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、
前記いずれかの端末から接続要求があると、前記計時手段から得られる計時情報に基づいて認証情報を生成する表示装置側認証情報生成手段と、
入力された認証情報が前記表示装置側認証情報生成手段で生成された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、
正しい認証情報であると判定されたら、前記接続要求のあった端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、
設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、前記画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする画像表示装置。 - 画像表示装置と通信可能に接続され、この画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバであって、
前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、
この予約情報に基づいて、前記画像表示装置の使用許可を与えるための認証情報を生成する認証情報生成手段と、
生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段と、
生成された認証情報を、前記画像表示装置に配信する認証情報配信手段とを備えていることを特徴とする予約管理サーバ。 - 請求項5に記載の予約管理サーバにおいて、
前記認証情報生成手段により認証情報が生成されると、生成された認証情報を書き込んだ物理的認証を発行する認証発行手段を備えていることを特徴とする予約管理サーバ。 - 画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバであって、
前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、
この予約情報に含まれる計時情報に基づいて、前記画像表示装置の使用許可を与えるための認証情報を生成する認証情報生成手段と、
生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段とを備えていることを特徴とする予約管理サーバ。 - 複数の端末と、各端末が接続される画像表示装置とを備え、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面をこの画像表示装置に表示させて会議を行う会議システムであって、
前記画像表示装置と通信可能に接続され、この画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバを備え、
前記予約管理サーバは、
前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、
この予約情報に基づいて、前記画像表示装置の使用許可を与えるための認証情報を生成する認証情報生成手段と、
生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段と、
生成された認証情報を、前記画像情報表示装置に配信する認証情報配信手段とを備え、
前記画像表示装置は、
前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、
前記複数の端末のうち、いずれかの端末から接続要求があると、当該接続要求を行った端末に対して前記認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、
入力された認証情報が、配信された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、
当該認証情報判定手段により正しい認証情報であると判定されると、前記接続要求を御行った端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、
設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、当該画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末から接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする会議システム。 - 請求項8に記載の会議システムにおいて、
前記予約管理サーバは、
前記認証情報生成手段により認証情報が生成されると、生成された認証情報を書き込んだ物理的認証を発行する認証発行手段を備え、
前記画像表示装置の認証情報入力手段は、
発行された物理的認証に書き込まれた情報を読み取る書込情報読取部を備えていることを特徴とする会議システム。 - 複数の端末と、各端末が接続される画像表示装置とを備え、いずれかの端末からの接続要求を受け付け、接続要求のあった端末の画面をこの画像表示装置に表示させて会議を行う会議システムであって、
前記複数の端末と通信可能に接続され、この端末から出力された予約情報に基づく前記画像表示装置の予約状況を管理する予約管理サーバを備え、
前記予約管理サーバは、
前記画像表示装置の予約情報を受け付ける予約情報受付手段と、
前記予約情報に含まれる計時情報に基づいて、認証情報を生成する認証情報生成手段と、
生成された認証情報を、予約情報を出力した端末に対して通知する認証情報通知手段とを備え、
前記画像表示装置は、
前記複数の端末からの接続要求を受け付ける接続要求受付手段と、
時刻を計測する計時手段と、
前記複数の端末のいずれかから接続要求があると、この端末に対して前記認証情報の入力を促す認証情報入力手段と、
前記複数の端末のいずれかからの接続要求により、前記計時手段から得られる計時情報に基づいて、前記予約管理サーバ上の認証情報生成手段と同じロジックで認証情報を生成する表示装置側認証情報生成手段と、
入力された認証情報が、前記表示装置側認証情報生成手段で生成された認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、
当該認証情報判定手段により正しい認証情報であると判定されたら、前記接続要求のあった端末をマスター端末として設定するマスター端末設定手段と、
設定されたマスター端末以外の端末の要求に基づいて、前記画像表示装置がこの端末の操作権限下にあるときに、前記マスター端末からの接続要求があると、他の端末からの接続要求を規制する接続要求規制手段とを備えていることを特徴とする会議システム。 - 請求項8〜請求項10のいずれかに記載の会議システムにおいて、
前記画像表示装置は、
予め前記マスター端末で生成された、他の端末の接続規制情報に基づいて、他の端末の接続規制設定を行う接続規制設定手段を備えていることを特徴とする会議システム。
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