JP2013197952A - 映像転送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の情報処理装置からの映像データを映像表示装置へ転送する映像転送システムにおいて、映像表示装置へ転送する映像データの切り換えを制御するソフトウェアを情報処理装置内に用意することを不要にするとともに、映像データの切り換えを簡単な操作で可能にする。
【解決手段】上側の図では、デバイスID=2の無線送信機のみが映像データを送信し、無線受信機はその無線送信機に接続されている情報処理装置からの映像データをプロジェクタに転送する。下側の図は、上側の図の状態からデバイスID=3の無線送信機が映像データの送信を開始した状態を示す。デバイスID=2の無線送信機は転送ロック状態でないため、無線受信機はプロジェクタに転送する映像データの送信元をデバイスID=2の無線送信機からデバイスID=3の無線送信機に切り換える。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の情報処理装置からの映像データを映像表示装置へ転送可能な映像転送システムに関する。
近年、映像表示装置であるプロジェクタの小型化、高機能化が進み、部屋内で邪魔にならないようにプロジェクタを壁際に置く、またはプロジェクタを簡単に持ち運ぶ環境が構築されている。このようなプロジェクタの利用方法の変化に伴い、情報処理装置であるPC(Personal Computer:以下、パソコンという)で生成された映像データをプロジェクタに無線転送する技術が既に知られている。
即ち、例えば特許文献1には、プロジェクタ、およびパソコン機能と無線LAN接続機能を有するコミュニケータからなるプレゼンテーション装置と、無線LAN接続機能を有する複数のパソコンとを備え、パソコンからプロジェクタの遠隔操作を可能にする専用のソフトウェアをパソコンにインストールしておき、パソコンの操作画面上でドラッグ&ドロップしたり、デスクトップやアクティブなウインドウをキャプチャしたりすることで、パソコン内の各種ファイルを無線LANによりコミュニケータに転送し、プロジェクタで映像表示させることを可能にしたワイヤレス電子会議システムが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたワイヤレス電子会議システムでは、パソコンからプロジェクタの遠隔操作を可能にする専用のソフトウェアをパソコン内に用意することが必要である。また、プロジェクタで表示される映像の転送元のパソコンを操作することによりプロジェクタの遠隔操作を行うように構成されているため、プロジェクタで表示される映像の転送元のパソコンを切り換えるには、表示中の映像の転送元のパソコンでの表示終了操作、および次に表示する映像の転送元のパソコンでの表示開始操作の双方が必要になり、手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の情報処理装置からの映像データを映像表示装置へ転送する映像転送システムにおいて、映像表示装置へ転送する映像データの切り換えを制御するソフトウェアを情報処理装置内に用意することを不要にするとともに、映像データの切り換えを簡単な操作で可能にすることである。
本発明は、複数の情報処理装置からの映像データを映像表示装置へ転送する映像転送システムであって、各情報処理装置に接続される複数の無線送信機と、前記映像表示装置に接続される無線受信機と、を備え、各無線送信機は、情報処理装置からの映像データを前記無線受信機へ送信する動作を開始させるための操作手段と、当該映像データの転送状態を設定する手段と、を備え、前記無線受信機は、受信した映像データに設定されている転送状態を管理する転送状態管理手段と、前記転送状態管理手段で管理している転送状態に基づいて、前記受信した映像データの中から前記映像表示装置へ転送する映像データを選択する映像データ選択手段と、を備える映像転送システムである。
本発明によれば、複数の情報処理装置からの映像データを映像表示装置へ転送する映像転送システムにおいて、映像表示装置へ転送する映像データの切り換えを制御するソフトウェアを情報処理装置内に用意することが不要になり、映像データの切り換え操作が簡単になる。
本発明の実施形態に係る映像転送システムの使用環境を示す図である。 本発明の実施形態における無線送信機の状態遷移図である。 本発明の実施形態における無線送信機および無線受信機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態における無線受信機の転送状態管理部が管理している転送状態管理表の第1の例を示す図である。 本発明の実施形態における無線受信機の転送状態管理部が管理している転送状態管理表の第2の例を示す図である。 本発明の実施形態における無線受信機の映像転送切り換え処理の第1の例のフローチャートである。 本発明の実施形態における無線受信機の転送状態管理部が管理している転送状態管理表の第3の例を示す図である。 本発明の実施形態における無線受信機の転送状態管理部が管理している転送状態管理表の第4の例を示す図である。 本発明の実施形態における無線受信機の映像転送切り換え処理の第2の例のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
〈映像転送システムの使用環境〉
図1は本発明の実施形態に係る映像転送システムの使用環境を示す図である。
この映像転送システムは3台の無線送信機4,5,6、および1台の無線受信機7とから構成されている。無線送信機4,5,6はそれぞれパソコン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)などの映像データ出力機能を有する情報処理装置1,2,3に接続されており、無線受信機7は映像表示装置であるプロジェクタ8に接続されている。
無線送信機4,5,6は情報処理装置1,2,3から出力された映像データを無線通信によって無線受信機7に送信することができる。無線通信プロトコルによっては、無線受信機は同時に複数の無線送信機と1対1(Peer to Peer)のデータ通信が可能である。即ち例えばWiMedia Allianceが策定したUWB(Ultra Wide Band)規格では、無線受信機は時分割で無線送信機とデータ通信を行い、最大255台の無線送信機と同時にデータ通信を行うことができる。ここでは、無線受信機7は3台の無線送信機4,5,6と同時にデータ通信を行い、3台の情報処理装置1,2,3からの映像データを同時に受信できるようにした。なお、ここでは無線送信機4,5,6を別体のものとしたが一体に構成することもできる。
〈無線送信機の状態遷移〉
図2は本発明の実施形態における無線送信機の状態遷移図である。
アイドル(IDLE)状態201は無線送信機が情報処理装置と接続されていない状態である。無線送信機が情報処理装置に接続されると周辺の無線受信機と認証処理を行い、認証処理が終了するとアイドル状態からリンク(Link)状態202へ移行する(遷移S1)。リンク状態202で無線送信機と情報処理装置との接続が解除されるとアイドル状態201へ移行する(遷移S2)。
無線送信機にはユーザが各種指示や設定を入力するための操作手段である外部入力ボタンが設けられており、無線送信機がリンク状態202のときに外部入力ボタンが押されると、無線送信機は転送状態203となり(遷移S3)、無線受信機へ映像データの送信を開始する。
転送状態203で再び外部入力ボタンが押されたとき、または送信する映像データがないときは映像データの送信を終了し、転送状態203からリンク状態202へ移行する(遷移S4)。
無線送信機がリンク状態202で外部入力ボタンが一定時間長押しされたとき、無線送信機は転送ロック(Lock)状態204に移行し(遷移S5)、無線送信機から無線受信機へ映像データの送信が開始される。転送状態203で外部入力ボタンが長押しされたときにも転送ロック状態204へ移行する(遷移S6)。転送ロック状態204で送信された映像データは無線受信機により優先的にプロジェクタへ転送される。
転送ロック状態204で外部入力ボタンが押されたとき、または送信するデータがないときは映像データの送信を終了し、転送ロック状態204からリンク状態202へ移行する(遷移S7)。
なお、以上の説明では、1つの外部入力ボタンを押している時間の違いにより転送状態203への移行、転送ロック状態204への移行を区別して兼用しているが、転送状態203への移行、転送ロック状態204への移行を専用の2つの外部入力ボタンにより行うように構成してもよい。
各状態は無線受信機によりリンク値、トランス(Trans)値、およびロック値からなる3つのパラメータにより管理されている。アイドル状態201では3つのパラメータの値は0である。リンク状態202ではリンク値が1、トランス値およびロック値は0である。転送状態203ではリンク値およびトランス値が1、ロック値は0である。転送ロック状態204では3つのパラメータの値は1である。無線受信機が3つのパラメータを取得する方法については後述する。
〈無線送信機および無線受信機の機能ブロック図〉
図3は本発明の実施形態における無線送信機および無線受信機の機能ブロック図である。ここで、図3Aは無線送信機、図3Bは無線受信機である。図1における無線送信機4,5,6の構成は同じであるから、ここでは無線送信機4の機能ブロックとした。また、説明を簡明にするため、映像データの切り換えに必要な機能のみを記載し、PHY(Physical Layer:物理層)処理部、RF(Radio Frequency:無線周波数)処理部など無線転送機能についての処理部は省略した。
図3Aに示すように、無線送信機4は、外部入力端子I/F(インタフェース)部41、データ転送判定部42、およびアンテナ43を備えている。外部入力端子I/F部41は情報処理装置1とVGA(Video Graphics Array)端子などを経由して接続される。外部入力ボタンによるユーザ指示がデータ転送判定部42に入力される。
情報処理装置1から出力された映像データは外部入力端子I/F部41を経由して、データ転送判定部42に入力される。外部入力ボタンが押下され、転送状態203となったとき、データ転送判定部42から映像データが出力され、アンテナ43を通して無線受信機7への送信が開始される。無線送信機4が転送ロック状態204のときは、映像データフレーム中の予約(Reserved)領域をロック状態領域として使用するためロック状態を示す1を入力し、無線受信機7へのデータ送信を開始する。
図3Bに示すように、無線受信機7は、外部入力端子I/F部71、表示画面合成部72、転送状態管理部73、転送状態判定部74、およびアンテナ75を備えている。外部入力端子I/F部71はプロジェクタ8とVGA端子などを経由して接続される。プロジェクタの代わりにモニタを接続することもできる。
無線送信機4から送信された映像データはアンテナ75で受信され、転送状態判定部74に入力される。転送状態判定部74では、無線送信機4の転送状態を判定する。即ち入力された映像データのロック状態領域を確認し、無線送信機4の状態が転送状態、または転送ロック状態のどちらであるかを判定する。判定の結果である無線送信機4の状態は転送状態管理部73が管理する。
転送状態判定部74に入力された映像データは表示画面合成部72を経て外部入力端子I/F部71からプロジェクタ8に送られ、映像データを基に映像が表示される。このとき、複数の無線送信機から同時に送信された複数の情報処理装置からの映像データをプロジェクタ8の映像表示画面で分割して表示するモード(分割表示モード)では、表示画面合成部72で複数の情報処理装置からの映像データを合成処理する。一方、常に1つの情報処理装置からの映像データのみ表示するモード(シングル表示モード)では、表示画面合成部72は何もせず、転送状態判定部74に入力された映像データをそのままプロジェクタ8に転送する。なお、シングル表示モードの設定、分割表示モードの設定(分割数の設定を含む)は無線受信機の外部入力ボタンを用いて行うことができる。
〈転送状態管理表に基づく映像データ切り換え処理〉
図4、図5はそれぞれ本発明の実施形態における無線受信機の転送状態管理部が管理している転送状態管理表の第1の例、第2の例を示す図であり、図6は本発明の実施形態における無線受信機の映像転送切り切り換え処理の第1の例のフローチャートである。これらの図はシングル表示モードに関するものである。
図4において、デバイスIDは無線送信機のMAC(Media Access Control)アドレスと紐付けたID番号である。デバイスID毎にリンク、トランス、ロックの3つのパラメータと、転送状態と、プロジェクタ8へのデータ転送の有無とを対応付けている。
無線受信機7は無線送信機との間で認証処理が終了すると、無線送信機のデバイスIDと共にリンク値を1として状態管理表に入力する。リンク状態が解除されるとリンク値に0を入力する。リンク状態が解除されて一定時間が経過すると、そのデバイスIDを転送状態管理表から削除する。
無線受信機7が無線送信機から映像データを受信すると、対応するデバイスIDのトランス値に1を入力する。データ転送が終了するとトランス値に0を入力する。受信した映像データフレームのロック状態領域を確認し、無線送信機が転送ロック状態であればロック値に1を、転送ロック状態でなければロック値に0を入力する。
図4における上側の図では、デバイスID=1の無線送信機がアイドル状態、デバイスID=3,4の無線送信機がリンク状態、デバイスID=2の無線送信機が転送状態(映像データの送信を開始した状態)を示す。即ちデバイスID=2の無線送信機のみが映像データを送信しており、無線受信機7はデバイスID=2の無線送信機に接続されている情報処理装置からの映像データをプロジェクタ8に転送する。
なお、状態管理表は手動による登録が可能であり、頻繁に使用する情報処理装置に接続される無線送信機のデバイスIDを手動で1に登録することが好適である。手動で登録されたデバイスIDはリンク状態とならずとも無線受信機7によって常に監視される。
図4における下側の図では、上側の図の状態からデバイスID=3の無線送信機が映像データの送信を開始した状態を示す。このとき、デバイスID=2の無線送信機は転送ロック状態でないため、無線受信機7はデバイスID=2の無線送信機からの映像データからデバイスID=3の無線送信機からの映像データに切り換えてプロジェクタ8に転送する。
図5における上側の図では、デバイスID=3,4の無線送信機がリンク状態であり、デバイスID=2の無線送信機が転送ロック状態であり、それぞれが映像データの送信を開始した状態を示す。
図5における下側の図では、続いてデバイスID=3の無線送信機が映像データの転送を開始した状態を示す。このとき、デバイスID=2の無線送信機は転送ロック状態であるため、無線受信機7はデバイスID=2の無線送信機からの映像データをプロジェクタ8に転送し続ける。デバイスID=2の無線送信機からの映像データの送信が終了しリンク状態となったとき、デバイスID=3の無線送信機が映像データを送信中であれば、無線受信機7はデバイスID=3の無線送信機からの映像データをプロジェクタ8に転送する。
次に図6に示すフローチャートについて説明する。この図に示すフローは無線受信機7がプロジェクタ8へ映像データを転送中に別の無線送信機が新たに映像データの送信を開始したときに転送状態管理部73が実行する。
まず転送ロック状態の無線送信機が存在するか否か判断し(ステップST1)、存在する場合は(ステップST1:Yes)、その無線送信機からの映像データのプロジェクタ8への転送状態を維持し(ステップST2)、この図に示すフローを終える。
一方、転送ロック状態の無線送信機が存在しない場合は(ステップST1:No)、デバイスID=Nの無線送信機が転送状態であるか否か判断する(ステップST3)。判断の結果、転送状態である場合は(ステップST3:Yes)、デバイスID=Nの無線送信機からの映像データのプロジェクタ8に対する転送を開始し(ステップST4)、この図に示すフローを終える。
デバイスID=Nの無線送信機が転送状態でない場合は(ステップST3:No)、デバイスID=N+1の無線送信機が転送状態であるか否か判断する(ステップST5)。判断の結果、転送状態である場合は(ステップST5:Yes)、デバイスID=N+1の無線送信機からの映像データのプロジェクタ8に対する転送を開始し(ステップST6)、この図に示すフローを終える。
デバイスID=N+1の無線送信機が転送状態でない場合は(ステップST5:No)、プロジェクタ8への映像データの転送状態を維持し(ステップST7)、この図に示すフローを終える。
なお、図ではデバイスIDがNとN+1の無線送信機からの映像データのみプロジェクタ8に転送するか否かの判定を行っているが、実際はリンクしている(リンク値=1)無線送信機の数だけ判定を行う。
以上説明した図6のフローの内容を要約すると以下のようになる。無線受信機7がプロジェクタ8へ映像データを転送中に別の無線送信機が映像データの送信を開始した場合、無線受信機7は後で送信を開始した無線送信機からの映像データをプロジェクタ8へ転送する。ただし、先に映像データの送信を開始した無線送信機が転送ロック状態である場合、後から別の無線送信機が映像データの送信を開始しても、先に送信を開始した転送ロック状態の無線送信機からの映像データを優先的にプロジェクタ8へ転送する。
図7、図8はそれぞれ本発明の実施形態における無線受信機の転送状態管理部が管理している転送状態管理表の第3の例、第4の例を示す図であり、図9は本発明の実施形態における無線受信機の映像転送切り切り換え処理の第2の例のフローチャートである。これらの図は分割表示モードに関するものである。
ここでは、プロジェクタ8に接続された無線受信機7に対して、情報処理装置に接続された無線送信機が9台リンク状態である構成で説明する。
図7における上側の図では、デバイスID=2,3,5,6の無線送信機が転送状態または転送ロック状態であり、デバイスID=2,3,5,6の無線送信機がこの順番に映像データの送信を開始した状態を示す。
図7における下側の図では、上側の図の状態からデバイスID=7の無線送信機が映像データの送信を開始した状態を示す。無線受信機7は分割表示数が4であり、4つの無線送信機からの映像データをプロジェクタ8に転送している状態であるため、デバイスID=7の無線送信機からの映像データをプロジェクタ8に転送するデータとして追加することはできない。
そこで、プロジェクタ8へ転送する映像データの切り換えを行う。このとき、プロジェクタ8へ映像データが転送されている無線送信機の内、デバイスID=2の無線送信機が最も早くデータ送信を開始しているが、デバイスID=2の無線送信機は転送ロック状態であるため、無線受信機7は次に送信開始時点の早いデバイスID=3の無線送信機からの映像データをデバイスID=7の無線送信機からの映像データに切り換えてプロジェクタ8へ転送する。
図8における上側の図では、デバイスID=2,3,5,6の無線送信機が転送ロック状態であり、デバイスID=2,3,5,6の無線送信機がこの順番で映像データの送信を開始した状態を示す。
図8における下側の図では、続いてデバイスID=7の無線送信機が新たに転送ロック状態で映像データの送信を開始した状態を示す。無線受信機7は分割表示数が4であり、4つの無線送信機からの映像データをプロジェクタ8に転送している状態であるため、新たにデバイスID=7の無線送信機からの映像データをプロジェクタ8へ転送するデータとして追加することはできない。
プロジェクタ8へ転送する映像データの切り換えを行えば、デバイスID=7の無線送信機からの映像データをプロジェクタ8へ転送することができる。しかし、このときプロジェクタ8へ映像データを転送中の全ての無線送信機は転送ロック状態であるため、無線受信機7はプロジェクタ8へ転送する映像データの切り換えは行わない。その後、デバイスID=2,3,5,6の無線送信機のどれかが送信が終了し、リンク状態となったとき、デバイスID=7の無線送信機が映像データを送信中であれば、無線受信機7はデバイスID=7の無線送信機からの映像データをプロジェクタ8に転送するように切り換える。
次に図9に示すフローチャートについて説明する。
まず転送ロック状態の無線送信機の数が4つか否かを判断し(ステップST11)、4つであった場合は(ステップST11:Yes)、プロジェクタ8への転送状態を維持し(ステップST12)、この図に示すフローを終える。
一方、転送ロック状態の無線送信機の数が4つでなかった場合、即ち3つ以下であった場合は(ステップST11:No)、デバイスID=Nの無線送信機が転送状態であるか否か判断する(ステップST13)。
判断の結果、転送状態である場合は(ステップST13:Yes)、転送状態の無線送信機の数が4つか否かを判断する(ステップST14)。判断の結果、4つであった場合は(ステップST14:Yes)、ロック値=0でデータ転送中の映像データの内の1つのプロジェクタ8への転送を終了させた後(ステップST15)、デバイスID=Nの無線送信機からの映像データのプロジェクタ8への転送を開始し(ステップST16)、4つでなかった場合は(ステップST14:No)、そのままデバイスID=Nの無線送信機からの映像データのプロジェクタ8への転送を開始する(ステップST16)。
デバイスID=Nの無線送信機が転送状態でなかった場合は(ステップST13:No)、デバイスID=N+1の無線送信機が転送状態であるか否かを判断する(ステップST17)。
判断の結果、転送状態である場合は(ステップST17:Yes)、転送状態の無線送信機の数が4つか否かを判断する(ステップST18)。判断の結果、4つである場合は(ステップST18:Yes)、ロック値=0でデータ転送中の映像データの内の1つのプロジェクタ8への転送を終了させた後(ステップST19)、デバイスID=N+1の無線送信機からの映像データのプロジェクタ8への転送を開始し(ステップST20)、4つでなかった場合は(ステップST18:No)、そのままデバイスID=N+1の無線送信機からの映像データのプロジェクタ8への転送を開始する(ステップST20)。
ステップST16またはST20を実行した後、プロジェクタ8に転送する複数(ここでは4つ)の映像データを1画面に合成し(ステップST21)、この図に示すフローを終える。
デバイスID=N+1の無線送信機が転送状態でなかった場合は(ステップST17:No)、プロジェクタ8への転送状態を維持し(ステップST22)、この図に示すフローを終える。
以上説明した図9のフローの内容を要約すると以下のようになる。無線受信機7がプロジェクタ8へ4つの無線送信機からの映像データの転送中に、別の無線送信機が新たに映像データの送信を開始した場合、無線受信機7は4つの無線送信機の中で最も早く転送状態となった無線送信機からの映像データを新たに映像データの送信を開始した無線送信機からの映像データに切り換えて、プロジェクタ8へ転送する。ただし、4つの無線送信機の中に転送ロック状態の無線送信機がある場合は、転送ロック状態の無線送信機からの映像データの切り換えは行わない。従って、4つの無線送信機の全てが転送ロック状態である場合は、4つの無線送信機のどれかのデータ送信が終了するまで、プロジェクタ8への映像データの切り換えを行わない。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る映像データ転送システムは下記(1)〜(4)の特徴を備えている。
(1)無線受信機が各情報処理装置からの映像データを送信する各無線送信機のリンク状態および映像データの転送状態を監視し、その状態に応じてプロジェクタに転送する映像データの送信元を選択するので、映像表示装置へ転送する映像データの切り換えを制御するソフトウェアを情報処理装置内に用意することが不要になる。
(2)無線送信機に設けた外部入力ボタンにより、無線受信機への映像データの送信を開始させることができるため、映像データの切り換えが簡単になる。
(3)無線受信機へ送信する映像データを転送ロック状態とすることで、その映像データを優先的にプロジェクタに転送し、表示させることができる。
(4)複数の情報処理装置からの映像データを択一的に表示するシングル表示モードに加えて、複数の情報処理装置からの映像データを画面上で分割して同時に表示する分割表示モードを設けるとともに、外部入力ボタンにより表示モードの設定を可能にしたので、ユーザの希望に応じて、1つの情報処理装置からの映像を表示したり、複数の情報処理装置からの映像を表示したりすることができる。
1,2,3…情報処理装置、4,5,6…無線送信機、7…無線受信機、8…プロジェクタ、72…表示画面合成部、73…転送状態管理部、74…転送状態判定部。
特開2003−85112号公報

Claims (4)

  1. 複数の情報処理装置からの映像データを映像表示装置へ転送する映像転送システムであって、
    各情報処理装置に接続される複数の無線送信機と、
    前記映像表示装置に接続される無線受信機と、を備え、
    各無線送信機は、情報処理装置からの映像データを前記無線受信機へ送信する動作を開始させるための操作手段と、当該映像データの転送状態を設定する手段と、を備え、
    前記無線受信機は、受信した映像データに設定されている転送状態を管理する転送状態管理手段と、前記転送状態管理手段で管理している転送状態に基づいて、前記受信した映像データの中から前記映像表示装置へ転送する映像データを選択する映像データ選択手段と、を備える
    映像転送システム。
  2. 請求項1に記載された映像転送システムにおいて、
    前記無線受信機は、前記映像表示装置へ転送する映像データの数を設定する設定手段を備え、前記映像データ選択手段は、前記設定手段で設定された数の無線送信機からの映像データを選択した状態で、新たに他の無線送信機からの映像データを受信したとき、前記選択した無線送信機の内、最初に送信を開始した無線送信機からの映像データに代えて新たに送信を開始した無線送信機からの映像データを選択する映像転送システム。
  3. 請求項1または2に記載された映像転送システムにおいて、
    前記転送状態として転送ロック状態を有し、前記映像データ選択手段は、前記転送ロック状態に設定されている映像データを優先的に選択する映像転送システム。
  4. 請求項1に記載された映像転送システムにおいて、
    前記無線受信機は、複数の無線送信機からの映像が映像表示装置の画面上で分割して表示されるように合成する表示画面合成手段を備え、当該分割表示を行うモードに設定されているとき、前記映像データ選択手段により選択された複数の映像データを前記表示画面合成手段により合成する映像転送システム。
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