JP2018137725A - 通信装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

通信装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】転送したい画像を簡単な操作で早く選択して優先的に転送できる技術を実現する。【解決手段】通信装置は、外部装置と通信可能な通信手段と、画像を表示する表示手段と、ユーザ操作を受け付ける操作手段と、画像の表示中に、第1の操作部材と第2の操作部材を同時に押下する第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記外部装置に転送する転送対象画像として指定する指定手段と、前記転送対象画像の表示中に前記第1の操作を所定の時間以上継続して行う第2の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記転送対象画像よりも優先的に転送する優先転送対象に設定する制御手段と、を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、装置間の画像転送技術に関する。
近年のネットワークを介したデータ転送速度の向上に伴い、カメラなどの撮像装置は、撮影した画像をネットワーク経由でサーバーコンピュータなどの外部装置へ転送可能となっている。このような画像転送機能では、撮像装置のユーザが、転送したい画像を転送対象として指定することができる。そして、転送対象として指定された画像は撮像装置から外部装置へ順次転送される。このような転送したい画像を指定する操作は、例えば、複数のボタンを押すなど、ユーザにとって少ない手順でかつ簡単であることが望ましい。特許文献1には、カメラで撮影された画像を自動転送するか、ユーザ指示応じて転送するかを制御する技術が開示されている。
特開2010−74239号公報
ところで、上記のように転送対象に指定した画像が順次転送される際に、転送順序が後の画像や転送対象に指定されていない画像を前の順番に割り込ませて優先的に転送できるような手段があると便利である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、転送したい画像を簡単な操作で早く選択して優先的に転送できる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信装置は、外部装置と通信可能な通信手段と、画像を表示する表示手段と、ユーザ操作を受け付ける操作手段と、画像の表示中に、第1の操作部材と第2の操作部材を同時に押下する第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記外部装置に転送する転送対象画像として指定する指定手段と、前記転送対象画像の表示中に前記第1の操作を所定の時間以上継続して行う第2の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記転送対象画像よりも優先的に転送する優先転送対象に設定する制御手段と、を有する。
本発明によれば、転送したい画像を簡単な操作で早く選択して優先的に転送できるようになる。
本実施形態の撮像装置の機能ブロック図(a)および背面図(b)。 本実施形態のシステム構成図。 本実形態の画像転送処理を説明する図。 本実施形態の画像転送処理に用いる転送管理リストを例示する図。 実施形態1の画像再生時に優先転送処理を行った場合の表示例を示す図。 実施形態1の画像撮影時に優先転送処理を行った場合の表示例を示す図。 実施形態1のクイックレビュー時に優先転送処理を行った場合の表示例を示す図。 図7とは異なる表示例を示す図。 実施形態1の画像再生時における優先転送処理を示すフローチャート。 実施形態1の画像撮影時およびクイックレビュー時における優先転送処理を示すフローチャート。 実施形態2の連写撮影時における優先転送処理を示すフローチャート。 実施形態2の画像再生時における優先転送処理を示すフローチャート。 図11の変形例の優先転送処理を示すフローチャート。 優先転送処理における転送順序を設定する方法を説明する図。 実施形態3の画像再生時における優先転送処理を示すフローチャート。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
本実施形態では、デジタルカメラなどの撮像装置やカメラ機能を有する通信装置が通信ネットワークを介してサーバーコンピュータ(PC)などの外部装置に画像などのコンテンツを転送するシステムについて説明する。なお、本実施形態の撮像装置はデジタルカメラに限らず、例えば、タブレットデバイス、メディアプレーヤ、監視カメラ、医療機器などであってもよい。また、カメラ機能を有する通信装置は、例えば、携帯電話の一種であるスマートフォン、通信機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイスなどが想定される。また、本実施形態の外部装置はサーバーコンピュータに限らず、例えば、携帯電話の一種であるスマートフォン、通信機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、パーソナルコンピュータ(PC)などであってもよい。
<装置構成>図1を参照して、本実施形態の撮像装置100の構成および機能の概略について説明する。
図1において、(a)は本実施形態の撮像装置100の機能ブロック図、(b)は背面図である。
図1(a)において、制御部101は、撮像装置100の全体を統括して制御する演算処理装置(CPU)であって、後述する不揮発性メモリ106に格納されたプログラムを実行することで、後述するフローチャートの各処理を実現する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
光学系102は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を備えるシャッターを含む。撮像部103は、被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成されるイメージセンサである。A/D変換器104は、撮像部103から出力されるアナログ画像信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部105は、撮像部103により撮像された動画や静止画などの画像データに対し、画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部105は、上記処理を施した静止画データをJPEG等により圧縮符号化したり、動画データをMPEG2やH.264等の動画圧縮方式でエンコードして画像ファイルを生成し、記録媒体111に記録する。また、画像処理部105は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づき、制御部101が光学系102のフォーカスレンズや絞り、シャッターを制御することで、AF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理を行う。さらに、画像処理部105は、撮影時に構図やフォーカスを確認するためのライブビュー画像の生成も行う。
不揮発性メモリ106は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ106には、制御部101の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
作業用メモリ107は、制御部101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ106から読み出したプログラムなどを展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリ107は、撮像部103で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部109の画像表示用メモリとして使用される。
操作部108は、ユーザ操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作手段であり、例えば、図1(b)に示す操作部材112〜118を含む。各操作部材112〜118の構成については後述する。制御部101は、ユーザ操作に応じた操作部108からの指示に基づき、外部装置との通信、画像の撮影、表示、再生などの制御を行う。また、制御部101は、後述する再生画像や撮影画像の転送処理を実行する。また、制御部101は、本実施形態の転送処理に用いる転送管理リストの制御なども行う。
表示部109は、撮影準備時のライブビュー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。表示部109は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスである。表示部109は、撮像装置100と一体化された構成であっても、撮像装置100と接続された外部機器であってもよい。
記録媒体111は、画像処理部105により符号化された画像ファイルが記録されたり、制御部101により既に記録されている画像ファイルが読み出される。記録媒体111は、撮像装置100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブなどであってもよいし、撮像装置100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであってもよい。
通信部110は、図2で後述するスマートフォンやPCなどの外部装置200と通信可能に接続するためのインターフェースである。本実施形態の撮像装置100は、通信部110を介して、外部装置200とデータの授受を行うことができる。例えば、制御部101は、撮像部103で生成された画像データを、通信部110を介して外部装置200に送信することができる。なお、本実施形態では、通信部110は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANやWiMAXで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、通信部110を制御することで外部装置200との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えばBluetooth(登録商標)などを用いることができる。また、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)などの有線通信を用いてもよい。
ここで、図1(b)を参照して、本実施形態の撮像装置100の操作部108の構成を説明する。
操作部108は、OKボタン112、セットボタン113、再生ボタン114、マルチコントローラ115、撮影ボタン116、レーティングボタン117、拡大ボタン118などの押しボタン式の操作部材を含む。また、これらの操作部材112〜118が表示部109と一体構成されたタッチパネル上に設けられたタッチボタンの形態であってもよい。
OKボタン112は、ユーザがメニュー画面などで選択した項目や設定を確定する指示を制御部101に送出する操作部材である。OKボタン112は、例えば、削除する画像や転送する画像など、ユーザによる最終的な確認が必要な設定について事前にその要否をユーザに判断させるために用いられる。
セットボタン113は、ユーザがメニュー画面などで選択した項目を決定する指示を制御部101に送出する操作部材である。セットボタン113は、OKボタン112と同様にユーザの選択に用いられるボタンであるが、ユーザがメニュー画面などで項目や画像などを選択する際など、より汎用的な選択操作のために用いられる。
再生ボタン114は、画像の再生指示(再生モードへの移行指示)を制御部101に送出する操作部材である。制御部101は、再生ボタン114が押されたことに応じて、記録媒体111に記録されている画像データを読み出し、作業用メモリ107に一時的に保持し、表示部109に表示する再生処理を行うことができる。
マルチコントローラ115は、上下左右の十字キーを含み、ユーザがメニュー画面などで項目や画像を選択する指示を制御部101に送出する操作部材である。ユーザは、マルチコントローラ115の上下左右のキーを押下することでカーソルを所望の位置に移動させ、セットボタン113を押下することで所望の項目や画像を選択することができる。
撮影ボタン116は、ユーザが撮影開始の指示を制御部101に送出するシャッターレリーズボタンや録画開始ボタンなどの操作部材である。制御部101は、撮影ボタン116が押下されたことに応じて、不揮発性メモリ106に格納されたプログラムに従い、画像の撮影、撮影直後の画像のクイックレビュー表示、記録媒体111への書き込みなどの一連の撮影処理を開始する。
レーティングボタン117は、再生中の画像に対してレーティングを付与する指示を制御部101に送出する操作部材である。制御部101は、画像の再生中にレーティングボタン117が押下されたことに応じて、再生中の画像に対してレーティングを付与する。
拡大ボタン118は、再生中の画像を拡大して表示する指示を制御部101に送出する操作部材である。制御部101は、画像の再生中に拡大ボタン118が押下されたことに応じて、再生中の画像を拡大する。
次に、図2を参照して、本実施形態のシステム構成について説明する。
図2において、本実施形態のシステムは、上述した撮像装置100が無線通信や有線通信を行うネットワーク201を介してスマートフォンやサーバーコンピュータ(PC)などの画像転送先の外部装置200に接続され、撮影された画像を転送する。図示は省略するが、外部装置200は、撮像装置100と同様に、制御部、作業用メモリ、不揮発性メモリ、画像処理部、通信部、表示部、操作部、記録媒体などを備える。ネットワーク201は、装置間で画像などのデータ転送が可能であれば、通信方式を特に限定するものではない。本実施形態では、撮像装置100から外部装置200へ画像を転送するユースケースとして、テレビ局や新聞社の報道業務などで利用されている技術の1つである、FTP(File Transfer Protocol)に基づくデータ通信を想定している。FTPでは、撮像装置100で撮影した画像を自動で転送する機能や、画像再生中に所定の操作を行うことで画像転送を開始する機能を用いることができる。特にオリンピックなどのビッグイベントでは、撮影者と画像を加工する編集者が異なっているケースが想定され、そのような状況において、撮影した画像を少しでも早く編集者に転送することが要求される。また、カメラの連写撮影機能なども高性能化しているため、一度に大量の画像が撮影されることがあるが、そのような状況においても、転送したい画像をいかに早く、かつ、簡単に選択して転送できるかが重要となる。
<画像転送処理>次に、図3を参照して、本実施形態の撮像装置100による画像転送処理を説明する。
図3(a)は、画像再生時の表示部109の表示状態を例示している。制御部101は、再生ボタン114が押下されたことに応じて、記録媒体111に記録されている画像データを読み出し、表示部109に表示すると同時に、現在表示している画像のファイル名300などの画像関連情報を表示する。また、本実施形態では、画像再生時に操作部108の特定の2つのボタンが同時に押下された同時押し状態となったと判定されると、制御部101は、現在再生中の画像を転送対象の画像として指定するような制御を行う。2つのボタンをどのボタンに割り当てるかは種々の構成が考えられるが、通常右手で操作可能なボタンと、左手で操作可能なボタンに割り当てることが望ましい。撮影者にとって同時に押下する操作が容易だからである。例えば、2つのボタンは、カメラを横位置に構えた状態でカメラボディの背面の左端側と右端側に配置されている。本実施形態では、OKボタン112とセットボタン113が同時に押下状態になったことに応じて転送対象画像が指定されるものとする。なお、OKボタン112ではなく、レーティングボタン117や拡大ボタン118を用いてもよい。同時に押下するボタンの操作性を考慮すると、カメラを横位置に構えた状態でカメラボディの背面の左端および右端に配置されている方が操作性がよく、ユーザがボタンを操作しやすい。
図3(b)は、表示部109に、再生画像に重畳して当該画像が転送対象画像となっていることを示す第1の指標301が表示された状態を例示している。このように再生画像が転送対象となっていることを示す第1の指標301を表示することで、ユーザに再生画像が転送対象であることを明示することができる。そして、制御部101は、上記のように転送対象画像が存在し、通信部110によって転送先の外部装置との接続が確立されている場合には、転送対象画像を自動で転送するように制御する。
図3(c)は、転送対象の画像が転送中の状態を例示している。画像転送中は、表示部109に、再生画像が転送中であることを示す、点線表示された第2の指標302が表示される。図示の例では、第1の指標301と第2の指標302でアイコンの表示形態を変更しているが、アイコンの表示形態は同一とし、色などを変えてもよい。また、アイコンを点滅させるようにしてもよい。あくまでもユーザに対して、転送対象の画像として選択され転送待ちの状態から、転送中の状態に変わったことを明示できればよい。図3(d)は、転送対象の画像の転送が完了した後の状態を例示している。画像の転送が完了した後は、表示部109に、画像の転送が完了したことを示す第3の指標303が表示される。図3(c)に示した画像転送中の第2の指標302と同様に、第3の指標303は、アイコンの表示形態や色などを変えて表示すればよい。なお、図3(b)のように転送対象の画像の再生中に、OKボタン112とセットボタン113が同時に押下されると、制御部101は、転送対象画像の指定を解除する。本実施形態では、OKボタン112とセットボタン113の同時押しが、転送対象画像を指定するかどうかを切り替えるようなトグルボタンとして機能する。
<転送管理リスト>次に、図4を参照して、転送対象画像を管理するための転送管理リストについて説明する。
図4において、400は記録媒体111に記録されている画像ファイルのイメージである。以下では、記録媒体111に記録されている画像ファイル400の画像関連情報としてIMG_0001、IMG_0002およびIMG_0003という3つのファイル名が存在することを前提とし、図3(a)〜(d)の各状態に対応させて説明を行う。図3(a)の状態では画像IMG_0001が表示部109に表示されている。このような状態で、制御部101は、OKボタン112とセットボタン113の同時押しを検知すると、転送管理リスト401に転送対象の画像の画像関連情報としてファイル名(IMG_0001)を追加し、その画像の転送状態を示す転送ステータスを「転送待ち」に設定する。そして、図3(b)のように、表示部109に転送対象の画像となっていることを示す第1の指標301を表示する。その後、図3(c)のように画像転送中に切り替わると、制御部101は、転送管理リスト402の転送対象画像(IMG_0001)の転送ステータスを「転送中」に更新する。その後、図3(d)のように画像の転送が完了すると、制御部101は、転送管理リスト403の転送対象画像(IMG_0001)の転送ステータスを「転送完了」に更新する。ここでは、1つの画像ファイルが転送対象として選択され、その画像が転送待ち、転送中、転送完了となる場合の転送管理リストの制御について説明したが、404のように予め複数の転送対象画像を転送管理リストに追加することも可能である。この場合、再生画像が切り替わるごとにOKボタン112とセットボタン113の同時押しが行われることに応じて、転送管理リフト404のように転送対象画像が順次追加されていく。そして、それぞれの転送対象画像が転送待ちから転送中、転送完了となるごとに転送ステータスが更新される。転送管理リストは、不揮発性メモリ106や記録媒体111に記録されており、制御部101が使用する際に作業用メモリ107に展開される。
なお、転送対象画像の転送ステータスには、「転送待ち」、「転送中」、「転送完了」が存在し、後述する優先転送対象画像の転送ステータスには、「優先転送待ち」、「転送中」、「優先転送中」が存在する。
以上の説明では再生画像の転送処理を説明したが、撮影画像を自動で転送する処理についても説明する。本実施形態の撮像装置100は、メニュー画面などで撮影画像を転送するかどうかを事前にユーザに選択させておき、撮影画像を自動転送するように設定されている場合には、撮影画像を転送先へ自動で転送する機能を備える。このような場合でも、再生画像と同様に、撮影画像を撮影された順番に転送管理リストに追加することで、撮影時の自動転送が実現される。
上述した再生画像や撮影画像の転送処理では、転送対象画像は転送管理リストに登録された順序で転送されるが、この場合、転送順序が後の画像や転送対象に指定されていない画像を前の順番に割り込ませて優先的に転送させることができると便利である。このような機能は、一刻でも早く画像を転送することが求められているユースケースで特に有用である。そこで、本実施形態では、既存のカメラのボタン配置のまま本来の操作性を損なわないように、転送したい画像を簡単な操作で早く選択して転送できる技術を実現する。
以下、図5から図8を参照して、本実施形態の優先転送処理について説明する。
<画像再生時の優先転送処理>
図5は画像再生時に優先転送を行った場合の表示例を示している。図5(a)の再生中と図5(b)の再生中の転送対象画像の指定は、図3(a)および図3(b)で説明した通りある。図5(b)のように転送対象画像500の再生中に、OKボタン112とセットボタン113の同時押しを所定の時間以上継続して行った場合、制御部101は、再生中の転送対象画像500を優先転送対象に設定する。
図5(c)は、図5(b)の状態でOKボタン112とセットボタン113が同時に長押しされたことによって転送対象画像500が優先転送対象に設定された状態を例示している。図5(c)の状態では、転送対象画像500の画像関連情報(ファイル名)が転送管理リストの先頭に移動され、転送ステータスが「優先転送待ち」に更新される。そして、表示部109に転送対象画像500に重畳して当該画像が優先転送の対象に設定されたことを示す第4の指標502が表示される。第4の指標502は第1の指標501と識別可能なように、第1の指標501のアイコンとは異なる形態や色で表示され、ユーザに優先転送の対象であることを明示する。図示の例では、第1の指標501と第4の指標502でアイコンの表示形態を変更しているが、アイコンの表示形態は同一とし、色などを変えてもよい。あくまでもユーザに対して、転送対象の画像が優先転送の対象に変わったことを明示できればよい。
図5(d)は、優先転送対象画像の転送中の状態を例示している。図5(d)の状態では、転送対象画像500の転送ステータスが「優先転送中」に更新され、表示部109に、優先転送対象画像が転送中であることを示す第5の指標503が表示される。図示の例では、第4の指標502と第5の指標503でアイコンの表示形態を変更しているが、アイコンの表示形態は同一とし、色などを変えてもよい。あくまでもユーザに対して、優先転送対象画像が選択された状態から、転送中の状態に変わったことを明示できればよい。
図5(e)は、優先転送対象画像の転送が完了した後の状態を例示している。図5(e)の状態では、転送対象画像500の転送ステータスが「優先転送完了」に更新され、表示部109に、画像の転送が完了したことを示す第6の指標504が表示される。なお、転送が完了した画像については特に通常のアイコンと区別する必要はないが、優先転送が完了したことをユーザに明示するよう、通常とは異なる表示を用いてもよい。図5(d)に示した画像転送中の第5の指標503と同様に、第6の指標504は、アイコンの表示形態や色などを変えて表示すればよい。なお、図5(c)のように優先転送対象画像に設定されている状態でOKボタン112とセットボタン113が同時押しされると、制御部101は、優先転送の設定を解除する。
ここで、図5とは異なる優先転送対象画像の設定方法を説明する。図5(b)のように転送対象画像が指定され、表示部109に第1の指標501が表示された後、OKボタン112とセットボタン113を一旦離し、所定の時間以内にOKボタン112またはセットボタン113を押下することで、転送対象画像500を優先転送対象として設定することができる。なお、この設定方法では、OKボタン112とセットボタン113の同時押しにより転送対象の画像を指定した後、所定の時間以内にいずれかのボタンを再度押下することで優先転送対象画像が設定される。ここで、所定の時間以内と時間的な制約だけでなく、例えば、表示部109が消灯し、撮影待機状態に移行するまでの期間という条件としてもよい。また、次の画像が再生されるまでの期間としてもよい。
<画像撮影時の優先転送>
図6は画像撮影時に優先転送対象の設定を行った場合の表示例を示している。図6(a)は、表示部109にライブビュー画像が逐次表示されている撮影待機状態を例示している。この撮影待機状態から、撮影ボタン116が押下されると、通常の撮影処理が開始される。ここで、これから撮影する画像を既存の転送対象画像よりも優先的に転送したいユースケースが想定される。そこで、本実施形態では、このようなユースケースを考慮して、図6(a)の撮影待機状態で、OKボタン112が押下された状態で撮影ボタン116を押下されると、その後に撮影された1つまたは複数の画像を優先転送対象として設定することができる。この場合、本実施形態のように、右手で操作される撮影ボタン116に対して、OKボタン112は左手で操作可能な位置に配置されている方が操作性がよい。
図6(b)は、撮影直後の画像を確認するためのクイックレビュー状態を例示している。図6(b)の撮影画像600はOKボタン112が押下された状態で撮影された画像であるため、クイックレビュー時にはすでに優先転送対象に設定されている。よって、表示部109には撮影画像600に重畳して優先転送対象画像であることを示す第4の指標601が表示される。図6(c)は、クイックレビュー後、撮影待機状態に戻ったときの状態を示している。図6(c)は次の撮影に備えている状態ではあるが、制御部101は通信部110と連携して、バックグラウンドで撮影画像の転送が続いている状態である。
<クイックレビュー時の優先転送>
図7は、クイックレビュー時に優先転送対象画像の設定を行った場合の表示例を示している。図7(a)は、図6(a)と同様に、表示部109にライブビュー画像が逐次表示されている撮影待機状態を示している。
図7(b)は、図7(a)の状態から撮影ボタン116が押下され、撮影処理が行われた直後のクイックレビュー状態を例示している。ここで、クイックレビューで撮影画像を確認したときに、確認した画像を既存の転送対象画像よりも優先的に転送したいユースケースが想定される。そこで、本実施形態では、このようなユースケースを考慮して、図7(b)のクイックレビュー中に、OKボタン112とセットボタン113を同時押しすることで、クイックレビュー中の撮影画像700を優先転送対象として設定することができる。
図7(c)は、クイックレビュー中の画像が優先転送対象画像として設定された状態を示している。表示部109にはクイックレビュー中の撮影画像700が優先転送対象に設定されたことを示す第4の指標701が表示される。図7(d)は、図6(c)と同様に、クイックレビュー後、撮影待機状態に戻ったときの状態を例示し、バックグラウンドで画像の転送が続いている状態である。
図8は、図7とは異なる優先転送対象画像の表示例を示している。図8(a)は、図7(a)と同様に撮影待機状態を示している。図8(a)の撮影待機状態において、OKボタン112とセットボタン113が同時押しされると、図8(b)のように転送対象画像に指定されたこと示す第7の指標802がライブビュー画像810に重畳して表示される。図8(b)の状態から、OKボタン112を押下した状態で撮影ボタン116を押下することで、その後に撮影された1つまたは複数の画像を優先転送対象として設定することができる。
図8(c)は、図7(b)と同様に、撮影直後の画像を確認するためのクイックレビュー状態を例示している。図8(c)の撮影画像800は、クイックレビュー時にはすでに優先転送対象に設定されており、表示部109には優先転送対象画像であることを示す第4の指標801が表示される。図8(d)は、クイックレビュー後、撮影待機状態に戻ったときの状態を示している。図8(d)は次の撮影に備えている状態ではあるが、制御部101は通信部110と連携して、バックグラウンドで撮影画像の転送が続いている状態である。なお、図8(d)では撮影処理は完了しているため、第4の指標801は消去される。
<画像再生時の優先転送処理>次に、図9を参照して、本実施形態の撮像装置100による画像再生時の優先転送対象画像の設定および転送処理について説明する。なお、図9の処理は、撮像装置100の制御部101が不揮発性メモリ106から読み出した制御プログラムを作業用メモリ107に展開して実行することにより実現される。後述する図10、図11、図12、図13、および図15でも同様である。
S900では、制御部101は不揮発性メモリ106または記録媒体111から転送管理リストを取得する。S901では、制御部101は再生ボタン114が押下されたと判定するまで次の処理に移行せずに待機し、再生ボタン114が押下されたと判定した場合、S902に進む。
S902では、制御部101は再生される画像の転送ステータスを転送管理リストで確認する。転送ステータスには、図4で説明したように、「転送待ち」または「優先転送待ち」、「転送中」または「優先転送中」、「転送完了」または「優先転送完了」が存在する。S903では、制御部101はS902で確認した転送ステータスに対応する指標を、再生画像に重畳して表示部109に表示する。
S904では、制御部101はOKボタン112とセットボタン113が同時押しされたと判定するまで次の処理に移行せずに待機し、OKボタン112とセットボタン113が同時押しされたと判定した場合、S905に進む。S905では、制御部101は再生中の画像がS900で取得した転送管理リストに存在するか確認し、転送管理リストに存在しない場合にはS906に進み、存在する場合にはS907に進む。
S906では、制御部101は再生画像の画像関連情報(ファイル名)を転送管理リストの最後尾に追加し、S908に進む。S907では、制御部101は転送管理リストに登録されている再生画像の転送ステータスが「転送待ち」または「優先転送待ち」であるか確認し、「転送待ち」または「優先転送待ち」の場合にはS920に進み、そうでない場合にはS908に進む。
S920では、制御部101は転送管理リストから再生画像の画像関連情報を削除する。S921では、制御部101は再生画像が転送対象であることを示す指標の表示を消去し、図5(a)のような状態となる。このように既に転送対象または優先転送対象として設定した再生画像について再生中にOKボタン112とセットボタン113を同時押しすることにより設定を解除することができる。
S908では、制御部101は再生画像の転送ステータスを「転送待ち」に転送管理リストを更新する。S909では、制御部101は転送ステータスが「転送待ち」であることを示す指標を表示部109に表示し、図5(b)のような状態となる。
S910では、制御部101はOKボタン112とセットボタン113が同時に長押しされているか判定し、同時に長押しされている場合には、現在表示中の画像を優先転送の対象とするためS911に進み、そうでない場合はS913に進む。S911では、制御部101は現在表示中の画像の画像関連情報(ファイル名)を転送管理リストの先頭に移動し、転送ステータス「優先転送待ち」とする。
S912では、制御部101は優先転送対象画像であることを示す指標を表示部109に表示し、図5(c)のような状態となる。S913では、制御部101は通信部110により画像転送先である外部装置200との通信状態を確認し、外部装置200との接続が確立されていない場合には処理を終了し、接続が確立されている場合にはS914に進む。
S914では、制御部101は優先転送対象画像の転送が開始されるまで次の処理に移行せずに待機し、転送が開始されたと判定するとS915に進む。S915では、制御部101は転送管理リストの転送ステータスを「優先転送中」に更新する。
S916では、制御部101は優先転送中であることを示す指標を表示部109に表示し、図5(d)のような状態となる。S917では、制御部101は優先転送が完了するまで次の処理に移行せずに待機し、優先転送が完了するとS918に進む。
S918では、制御部101は転送管理リストの転送ステータスを「転送完了」に更新する。S919では、制御部101は転送ステータスが「転送完了」であることを示す指標を表示部109に表示し、図5(e)のような状態となる。優先転送対象画像が転送完了となると、優先転送対象ではない転送ステータスが「転送待ち」の画像の転送が開始される。
上述した図9の優先転送処理によれば、画像再生時に転送対象画像を指定する操作から引き続き行えるような簡単な操作で早く優先転送対象画像の設定を行うことができるので、画像を一刻も早く転送したいというニーズに的確に応えられる手段を提供することができる。
なお、図9ではS910でOKボタン112とセットボタン113が同時に長押しされた場合を優先転送対象画像の設定および転送処理の開始条件としたが、ボタンの組み合わせや操作方法は上述したものに限定されるものではない。例えば、OKボタン112が押された状態でセットボタン113がダブルクリック(二度連続して押下)された場合やセットボタン113が押された状態でOKボタン112がダブルクリックされた場合を条件としてもよい。また、OKボタン112とセットボタン113が同時にダブルクリックされた場合を条件としてもよい。
<クイックレビュー時の優先転送処理>次に、図10を参照して、本実施形態の撮像装置100によるクイックレビュー時の優先転送対象画像の設定および転送処理について説明する。
S1000では、制御部101は不揮発性メモリ106または記録媒体111から転送管理リストを取得する。S1001では、制御部101は撮影ボタン116が押下されたと判定するまで次の処理に移行せずに待機し、撮影ボタン116が押下されたと判定した場合、S1002に進む。
S1002では、撮影ボタン116が押下されたときにOKボタン112が押下されていたか判定し、OKボタン112が押下されていない場合は撮影処理を実行してS1004に進み、OKボタン112が押下されていた場合はS1003に進む。S1003では、制御部101は撮影処理を行うとともに、撮影した画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に移動し、転送ステータス「優先転送待ち」とする。
S1004では、制御部101は、S1003で撮影された画像を表示部109にクイックレビュー表示する。S1005では、制御部101はクイックレビュー中の画像がS1000で取得した転送管理リストに存在するか確認し、存在しない場合にはS1008に進み、存在する場合にはS1006に進む。
S1006では、制御部101はクイックレビュー中の画像の転送ステータスを転送管理リストから取得する。S1007では、制御部101はS1006で取得した転送ステータスに対応する指標を画像に重畳して表示部109に表示する。
S1008では、制御部101はクイックレビューが継続中か判定し、クイックレビューが継続中の場合はS1009に進み、クイックレビューが終了した場合は処理を終了する。ここで、クイックレビューが終了する条件としては、撮影画像が表示されてから所定の時間が経過した場合やユーザが所定の操作を行った場合などが考えられる。S1009では、制御部101はOKボタン112とセットボタン113が同時押しされたか判定し、同時押しされていない場合はS1008に戻り、同時押しされた場合はS1010に進む。
S1010では、制御部101はクイックレビュー中の画像がS1000で取得した転送管理リストに存在するか確認し、転送管理リストに存在していない場合にはS1011に進み、存在する場合にはS1012に進む。
S1011では、制御部101はクイックレビュー中の画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に追加し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1016に進む。S1016では、制御部101は優先転送の対象画像であることを示す指標を撮影画像に重畳して表示部109に表示し、図7(c)のような状態となる。その後、S1008に戻り、クイックレビュー中はS1008からの処理を継続して行う。
S1012では、制御部101はクイックレビュー中の画像の転送ステータスが「優先転送待ち」であるか転送管理リストで確認し、「優先転送待ち」である場合にはS1014に進み、そうでない場合にはS1013に進む。S1013では、制御部101はクイックレビュー中の画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に移動し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1016に進む。
S1014では、制御部101は優先転送対象画像の転送ステータスが「優先転送待ち」から「転送完了」となった後、転送管理リストから画像関連情報を削除する。S1015では、制御部101は優先転送対象画像であることを示す指標を表示部109から消去し、図7(b)のような状態となる。このように撮影時に優先転送対象として設定した撮影画像についてクイックレビュー中にOKボタン112とセットボタン113を同時押しすることにより設定を解除することができる。
上述した図10の優先転送処理によれば、画像撮影時に撮影開始指示と同時に行える簡単な操作で早く優先転送対象画像の設定を行うことができる。これにより、画像を一刻も早く転送したいというニーズに的確に応えられる手段を提供することができる。
なお、図10のフローチャートでは省略するが、図9と同様に、外部装置との接続が確立された状態であれば画像転送が開始され、転送ステータスは「優先転送中」となる。また、画像転送が完了すると、転送ステータスは「転送完了」となる。後述する図11、図12、図13、および図15でも同様である。
また、図9および図10では、OKボタン112とセットボタン113が同時押しまたは同時長押しされた場合、S911、S1011、S1013において優先転送対象画像に設定された画像関連情報を転送管理リストの先頭に配置するように制御した。これに対して、既に転送管理リスト中に優先転送対象画像が存在する場合には、既存の優先転送対象画像の最後尾に追加するように構成してもよい。重要なことは、優先転送対象画像がそれ以外の転送対象画像よりも先に転送されるようにリストに登録されることである。
[実施形態2]次に、図11から図13を参照して、実施形態2について説明する。
上述した実施形態1では、単一の画像の再生時や撮影時の優先転送処理について説明した。これに対して、本実施形態は、複数の画像を撮影する連写撮影時の優先転送処理を説明する。図11は画像撮影時の処理を示している。
S1100では、制御部101は不揮発性メモリ106または記録媒体111から転送管理リストを取得する。S1101では、制御部101は撮影ボタン116が押下されたと判定するまで次の処理に移行せずに待機し、撮影ボタン116が押下されたと判定した場合、S1102に進む。
S1102では、制御部101は撮影ボタン116が押されたままで連写撮影が実行されているか判定し、連写撮影であると判定した場合はS1103に進み、単写撮影であると判定した場合はS1106に進む。S1103では、制御部101はOKボタン112が押下されているか判定し、OKボタン112が押下されている場合はS1105に進み、押下されていない場合はS1110に進む。
S1104では、制御部101は連写撮影された一連の画像を優先転送対象に設定するためのフラグをセットする。S1105では、制御部101は連写撮影された画像データから画像処理部105により画像ファイルが生成される。
S1106では、制御部101は、フラグがセットされた後に連写撮影された画像全てを優先転送対象に設定する。制御部101は連写撮影された全ての画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に追加し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1107に進む。
S1107では、制御部101はOKボタン112が継続して押下されているか判定し、押下されている場合はS1108に進み、押下されていない場合はS1109に進む。OKボタン112が押下されていてもいなくても、S1105で生成された連写撮影画像は優先転送対象となる。
S1108では、制御部101は撮影ボタン116が継続して押下されているか判定し、押下されている場合は連写撮影が継続されているのでS1105に戻り、押下されていない場合は連写撮影は終了しているのでS1109に進む。
S1109では、制御部101はS1104でセットしたフラグをリセットする。S1110では、制御部101は撮影画像をクイックレビュー表示する。S1111では、制御部101はOKボタン112が押下されているか判定し、OKボタン112が押下されている場合はS1112に進み、押下されていない場合はS1110に進み、連写撮影ではない単一の画像の撮影処理を実行する。
S1112では、制御部101は単写撮影された画像を優先転送対象に設定する。制御部101は単写撮影された画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に追加し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1110に進む。
上述した図11の優先転送処理によれば、連写撮影の操作中に行える簡単な操作で早く優先転送対象画像の設定を行うことができるので、画像を一刻も早く転送したいというニーズに的確に応えられる手段を提供することができる。例えば、転送する画像を転送元の撮影者が選ぶよりも、撮影した画像を全て転送して転送先で選んでもらった方がよい場合に有用な手段となり得る。また、緊急を要するケースなどで画像を連写した際に連写撮影画像を確認してどの画像を優先的に転送するべきか確認する時間がない場合に、撮影者が最小限の手間で連写撮影画像を優先的に転送できるようになる。これらのメリットは、カメラマンと報道局の関係のように、速報性が求められ、かつ転送先の方が画像確認・編集のためのリソースが豊富であるユースケースにおいて特に顕著である。
図12は、連写撮影された画像再生時の処理を示している。
S1200では、制御部101は不揮発性メモリ106または記録媒体111から転送管理リストを取得する。S1201では、制御部101は再生ボタン114が押下されたと判定するまで次の処理に移行せずに待機し、再生ボタン114が押下されたと判定した場合、S1202に進む。
S1202では、制御部101は再生画像が連写撮影された画像の一部であるか判定し、連写撮影された画像であると判定した場合はS1203に進み、単写撮影された画像であると判定した場合はS1205に進む。連写撮影された画像の一部であるか否かは、制御部101が連写撮影画像のメタデータに付加された識別情報により判定する。
S1203では、制御部101はOKボタン112とセットボタン113が同時に長押しされているか判定する。そして、同時に長押しされている場合には、同時長押しにより選択された連写撮影画像を優先転送対象に設定するためS1204に進み、そうでない場合は処理を終了する。
S1204では、制御部101は連写撮影されたすべての画像のうち、選択された画像のみの画像関連情報を転送管理リストの先頭に移動し、転送ステータス「優先転送待ち」とする。優先転送対象の画像の選択は、様々な方法が考えられるが、例えば、図9の転送対象画像の指定と同様に、連写撮影画像が再生されるごとにボタンの同時押しを行って設定することが考えられる。
S1205では、制御部101はOKボタン112とセットボタン113が同時に長押しされているか判定し、同時に長押しされている場合には、再生画像を優先転送対象に設定するためS1206に進み、そうでない場合は処理を終了する。
S1206では、制御部101は再生画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に移動し、転送ステータス「優先転送待ち」とする。
上述した図12の優先転送処理によれば、連写撮影された画像の再生中に簡単な操作で早く優先転送対象画像の設定を行い、連写撮影された画像から選択した画像のみを間引いて転送することができる。これにより、転送元の撮影者が転送したい画像を容易に取捨選択し、転送することができる。
次に、図13を参照して、実施形態2の変形例について説明する。
本実施形態は、上述した図11の処理の変形例であり、連写撮影時に連写撮影画像を関連付ける情報を付加しておき、連写中にOKボタン112が押下されたときにすべての連写撮影画像を優先転送対象に設定する処理である。図13は画像撮影時の優先転送処理を示している。
S1300では、制御部101は不揮発性メモリ106または記録媒体111から転送管理リストを取得する。S1301では、制御部101は撮影ボタン116が押下されたと判定するまで次の処理に移行せずに待機し、撮影ボタン116が押下されたと判定した場合、S1302に進む。
S1302では、制御部101は撮影された画像データから画像処理部105により画像ファイルが生成される。制御部101は、生成された画像が連写撮影された画像である場合には、それを判別可能なように、画像データのメタデータに連写撮影された画像の一部であることを識別可能な情報を付加しておく。
S1303では、制御部101はOKボタン112が押下されているか判定し、OKボタン112が押下されている場合はS1304に進み、押下されていない場合はS1308に進む。S1304では、制御部101は連写撮影された画像を優先転送対象に設定するためのフラグをセットする。
S1305では、制御部101は連写撮影画像のうち、優先転送対象に設定していない画像をサーチする。サーチの結果、S1306で優先転送対象に設定していない画像がある場合はS1307に進み、優先転送対象に設定していない画像がない場合はS1308に進む。
S1307では、制御部101は、優先転送対象に設定されていない連写撮影画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に追加し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1308に進む。
S1308では、制御部101は撮影ボタン116が継続して押下されているか判定し、押下されている場合は連写撮影が継続されているのでS1302に戻り、押下されていない場合は連写撮影は終了しているのでS1309に進む。S1309では、制御部101はS1304でセットしたフラグをリセットする。S1310では、制御部101は撮影画像をクイックレビュー表示する。
上述した図13の優先転送処理によれば、連写撮影中に行える簡単な操作で早く連写撮影により得られた画像をまとめて優先転送対象画像に設定することができるので、画像を一刻も早く転送したいというニーズに的確に応えられる手段を提供することができる。例えば、転送する画像を転送元の撮影者が選ぶよりも、撮影した画像を全て転送して転送先で選んでもらった方がよい場合に有用な手段となり得る。また、緊急を要するケースなどで画像を連写した際に連写撮影画像を確認してどの画像を優先的に転送するべきか確認する時間がない場合に、撮影者が最小限の手間で連写撮影画像を優先的に転送できるようになる。
次に、図14を参照して、優先転送対象に設定された連写撮影画像の転送順序の設定方法を説明する。
1400は優先転送対象に設定された連写撮影画像の転送順序を変更するための設定画面を例示している。本実施形では、図14に示す設定画面において、「順番」、「スキップ」および「中央」のいずれかの転送順序を選択することができる。1401は連写撮影画像を示している。図示の例では、5枚連写したときの動作を説明する。1402は設定画面1400で「順番」が選択された場合の転送管理リストの登録内容を例示している。優先度として「順番」を選択した場合は、連写撮影された順番で各画像が転送管理リストに追加され、転送ステータスが「優先転送待ち」に設定される。連写撮影画像を優先転送対象に設定する条件は、前述した通り、OKボタン112が押下された状態で撮影ボタン116が押下されたことである。
1403は設定画面1400で「スキップ」が選択された場合の転送管理リストの登録内容を例示している。優先度として「スキップ」を選択した場合は、連写撮影された画像のうち、奇数の順番または偶数の順番の画像が転送管理リストの前に追加される。図示の例では、IMG_0001、IMG0003、IMG_0005が転送管理リストの前に追加され、IMG_0002、IMG_0004がその後に追加される。これにより、撮影タイミングが近接する類似した画像は後で転送するという設定が可能となる。
1404は設定画面1400で「中央」が選択された場合の転送管理リストの登録内容を例示している。優先度として「中央」を選択した場合は、連写撮影された画像のうち、撮影の順番が中央にある画像が転送管理リストの先頭に追加され、その画像に隣接する画像がその次の順番に追加され、残りの画像が最後に追加される。図示の例では、IMG_0003が転送管理リストの先頭、その画像に隣接するIMG_0002、IMG_0004が転送管理リストの次の順番、残りのIMG_0001、IMG_0005が最後に追加される。これにより、例えば、決定的瞬間が連写の真ん中付近で撮影された画像を優先的に転送することが可能となる。
図14のように予め優先転送対象の連写撮影画像の転送順序を設定しておくことで、連写撮影の操作中に別の操作を行わずに所望の順番で優先転送対象画像を転送することができる。これにより、優先度の高い画像を一刻も早く転送したいというニーズに的確に応えられる手段を提供することができ、例えば、転送先の編集者が転送した画像を選ぶ際の補助的な手段となり得る。
[実施形態3]次に、図15を参照して、実施形態3について説明する。
本実施形態は、画像再生時に優先転送対象画像を設定する操作(OKボタン112とセットボタン113の同時長押し)がなされた場合、再生モードが終了するまで優先転送対象画像の設定および転送処理を継続する処理を説明する。
図15は、本実施形態の画像再生時の優先転送対象画像の設定および転送処理を示している。
なお、図15のS1500からS1521は、実施形態1の図9のS900からS921と同様の処理であるので説明を省略する。
S1513で外部装置200との接続が確立されていない場合またはS1519で図5(e)のような転送完了状態を表示した後、処理はS1522に進む。
S1522では、制御部101は再生モードが継続中か判定し、再生モードが継続中の場合はS1523に進み、再生モードが終了した場合は処理を終了する。ここで、再生モードが終了する条件としては、撮影ボタン116が押下された場合やユーザが所定の操作を行った場合(例えば、メニュー画面を表示するためのメニューボタンが押下された場合)などを想定している。
S1523では、制御部101はOKボタン112またはセットボタン113が押されたか判定し、押されていない場合はS1523に戻り、押された場合はS1524に進む。
S1524では、制御部101は再生中の画像がS1500で取得した転送管理リストに存在するか確認し、転送管理リストに存在していない場合にはS1525に進み、存在する場合にはS1526に進む。
S1525では、制御部101は再生中の画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に追加し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1528に進む。S1528では、制御部101は優先転送の対象画像であることを示す指標を撮影画像に重畳して表示部109に表示し、図5(c)のような状態となる。その後、S1513に戻り、再生モード中はS1513からの処理を継続して行う。
S1526では、制御部101は再生中の画像の転送ステータスが「優先転送待ち」であるか転送管理リストで確認し、「優先転送待ち」である場合にはS1520に進み、そうでない場合にはS1527に進む。S1527では、制御部101は再生中の画像の画像関連情報を転送管理リストの先頭に移動し、転送ステータスを「優先転送待ち」とし、S1528に進む。
上述した図15の優先転送処理によれば、再生モード中は優先転送対象画像の設定を簡単な操作(例えば、OKボタン112またはセットボタン113を単独で押下するような操作)で連続して行うことができる。これにより、画像を一刻も早く転送したいというニーズに的確に応えられる手段を提供することができる。
なお、図15では、S1522で再生モードが終了した場合に、優先転送対象画像の設定および転送処理を終了するように説明したが、画像が再生されてから所定の時間が経過した場合やユーザが所定の操作を行った場合などを処理を終了する条件としてもよい。
なお、上述した各実施形態では、優先転送対象画像の設定および転送処理を開始する条件として、2つのボタン(OKボタン112とセットボタン113)を組み合わせた操作としたが、3つ以上のボタンを組み合わせた操作としてもよい。
また、上述した各実施形態では、転送対象画像や優先転送対象画像の転送ステータスをアイコンで表示する例を説明したが、特にアイコン表示に限定するわけではなく、メッセージ表示などを用いてもよい。表示方法は実施可能なあらゆる方法を包含している。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…制御部、103…撮像部、108…操作部、109…表示部、110…通信部、112…OKボタン(第1の操作部材)、113…セットボタン(第2の操作部材)、116…撮影ボタン

Claims (24)

  1. 外部装置と通信可能な通信手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
    画像の表示中に、第1の操作部材と第2の操作部材を同時に押下する第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記外部装置に転送する転送対象画像として指定する指定手段と、
    前記転送対象画像の表示中に前記第1の操作を所定の時間以上継続して行う第2の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記転送対象画像よりも優先的に転送する優先転送対象に設定する制御手段と、を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の操作が行われてから所定の時間以内に再び前記第1の操作が行われたことに応じて、表示中の画像の転送対象の指定または優先転送対象の設定を解除することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 外部装置と通信可能な通信手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
    画像の表示中に、第1の操作部材と第2の操作部材を同時に押下する第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記外部装置に転送する転送対象画像として指定する指定手段と、
    前記第1の操作部材が操作されている状態で前記撮像手段により撮像された画像を記録する撮影処理の開始が指示されたことに応じて、前記撮影処理により記録された画像を前記転送対象画像よりも優先的に転送する優先転送対象に設定する制御手段と、を有することを特徴とする通信装置。
  4. 前記第1の操作部材は、前記撮影処理の開始を指示する操作部材とは異なる操作部材であることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記表示されている画像を優先転送対象に設定した後、前記第1の操作が行われたことに応じて、当該表示されている画像の優先転送対象の設定を解除することを特徴とする請求項3または4に記載の通信装置。
  6. 前記表示手段は、前記撮影処理の直後の画像を表示し、
    前記制御手段は、前記撮影処理の直後の画像を表示中に前記第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を優先転送対象に設定することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記表示手段は、前記転送対象画像に重畳して転送対象画像に指定されていることを示す第1の指標を表示することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記表示手段は、前記優先転送対象の画像に重畳して優先転送対象に設定されていることを示す第2の指標を表示することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記第1の指標および前記第2の指標は、画像が転送待ちである状態を示す第3の指標と、転送中であることを示す第4の指標と、転送完了を示す第5の指標と、を含むことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記制御手段は、前記転送対象画像および前記優先転送対象の画像を管理する転送管理リストを有し、
    前記転送管理リストに登録された順序で転送対象画像を転送することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記制御手段は、前記優先転送対象の画像が前記転送管理リストに既に存在する転送対象画像よりも優先的に転送されるように前記転送管理リストを更新することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記転送管理リストは、前記転送対象画像の画像関連情報と、当該画像の転送状態を示す情報を含み、
    前記転送状態は、前記転送対象画像および前記優先転送対象の画像の転送待ち、転送中、転送完了を含むことを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記制御手段は、前記転送対象画像および前記優先転送対象の画像の転送が完了すると、当該画像の画像関連情報を前記転送管理リストから削除することを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記表示手段は、記録手段に記録された画像を再生する再生手段であることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の通信装置。
  15. 前記指定手段は、前記撮像手段により撮像された画像が逐次表示されているときに、前記第1の操作が行われたことに応じて、前記表示されている画像を前記転送対象画像に指定し、
    前記制御手段は、前記転送対象画像が逐次表示されているときに、前記第1の操作部材が操作されている状態で前記撮影処理の開始が指示されたことに応じて、前記撮影処理により記録された画像を前記優先転送対象に設定することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  16. 前記第1の操作部材と前記第2の操作部材は、ユーザの異なる手で操作可能な位置にある操作部材であることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 前記第1の操作部材と前記撮影処理の開始を指示する操作部材は、ユーザの異なる手で操作可能な位置にある操作部材であることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  18. 前記制御手段は、前記撮影処理の開始を指示する操作部材が継続して操作され、前記撮影処理が連写撮影であるか判定し、
    前記連写撮影中に前記第1の操作部材が操作されたことに応じて連写撮影されたすべての画像を優先転送対象に設定することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  19. 前記連写撮影された優先転送対象の画像の転送順序を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の通信装置。
  20. 前記制御手段は、前記連写撮影された画像が再生されている状態で前記第1の操作が所定の時間以上継続して行われたことに応じて、選択された画像を優先転送対象に設定することを特徴とする請求項18に記載の通信装置。
  21. 外部装置と通信可能な通信手段と、画像を表示する表示手段と、ユーザ操作を受け付ける操作手段と、画像の表示中に、第1の操作部材と第2の操作部材を同時に押下する第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記外部装置に転送する転送対象画像として指定する指定手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    前記転送対象画像の表示中に前記第1の操作を所定の時間以上継続して行う第2の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記転送対象画像よりも優先的に転送する優先転送対象に設定するステップを有することを特徴とする制御方法。
  22. 外部装置と通信可能な通信手段と、画像を撮像する撮像手段と、画像を表示する表示手段と、ユーザ操作を受け付ける操作手段と、画像の表示中に、第1の操作部材と第2の操作部材を同時に押下する第1の操作が行われたことに応じて、前記表示中の画像を前記外部装置に転送する転送対象画像として指定する指定手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    前記第1の操作部材が操作されている状態で前記撮像手段により撮像された画像を記録する撮影処理の開始が指示されたことに応じて、前記撮影処理により記録された画像を前記転送対象画像よりも優先的に転送する優先転送対象に設定するステップを有することを特徴とする制御方法。
  23. コンピュータを、請求項1から20のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  24. コンピュータを、請求項1から20のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体。
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