JP2016092800A - 画像再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画選択の際に動画内容の把握をしてから動画編集等の機能を実行するまでの手番が少なくて済む画像再生装置を提供する。【解決手段】動画像を再生可能な画像再生手段と、再生された動画像を停止することが可能な動画停止手段と、動画像を選択する画像選択手段と、選択された動画像に対し任意の編集をすることが可能な編集手段を備える。選択された動画像に対し、編集手段によって任意の編集機能を実行する際に該動画を再生させる場合は第一の動画再生モードで制御され、編集手段によって任意の編集機能を実行せずに該動画を再生させる場合は第二の動画再生モードで制御され、第一の動画再生モードにおいて、停止操作を行うと動画再生を終了し、第二の動画再生モードにおいて、停止操作を行うと動画再生メニューを表示する。【選択図】図4
Description
本発明は、画像再生装置の動画再生方法に関する。
デジタルカメラなどのモバイル機器では、記録した動画をその機器内で再生できるのは一般的である。動画を再生するときは、ただ閲覧するだけのときと、動画を消去する、動画をワイヤレス通信で送るといったように何か目的があって閲覧するとき、などのユースケースが考えられる。前者の場合は、通常の動画再生以外にスロー再生や早送り、動画のフレーム印刷など、動画閲覧後に何んらかの操作をする可能性があるため、一時停止した際にはメニューを表示して、それらの要望を満たせるようにすることが望ましい。
しかし、後者の場合は、ユーザがやりたいことが既に決まった上で動画を再生させるため、動画の内容がある程度把握できればよい、つまり簡易的な再生方法があればよいと考えられる。後者のようなユースケースで簡易的に動画を再生させるための従来技術は以下の通りである。特許文献1の方法では、動画をチャプター単位にしたものをインデックス表示にして確認することができる。特許文献2の方法では、一つの動画をチャプター単位に分けて、そのチャプターを消去する際に動画を繰り返し再生することができる。
しかしながら、特許文献1の方法では、インデックス表示の状態で動画が再生されないため、インデックス表示に表示されていないシーンは確認することはできない。また表示デバイスの全画面に対し小さいサムネイルで表示するため、特に小型の機器では視認性が低いという課題がある。特許文献2の方法では、消去という機能に限定されていることや、動画のある一部分のチャプターだけを再生させているために動画の全体像を把握することはできないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、動画選択の際に動画内容の把握をしてから動画編集等の機能を実行するまでの手番が少なくて済む画像再生装置を提供することにある。
上記の目的を達成する為に、本発明の画像再生装置は、動画像を再生可能な画像再生手段と、前記画像再生手段によって再生された動画像を停止することが可能な動画停止手段と、前記動画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段によって選択された動画像に対し任意の編集をすることが可能な編集手段を備え、前記画像選択手段によって選択された動画像に対し、前記編集手段によって任意の編集機能を実行する際に前記画像再生手段によって該動画を再生させる場合は第一の動画再生モードで制御され、前記編集手段によって任意の編集機能を実行せずに前記画像再生手段によって該動画を再生させる場合は第二の動画再生モードで制御され、前記第一の動画再生モードにおいて、前記動画再生停止手段によって停止操作を行うと動画再生を終了し、前記第二の動画再生モードにおいて、前記動画再生停止手段によって停止操作を行うと動画再生メニューを表示することを特徴としている。
本発明によれば、動画選択の際に動画内容の把握をしてから動画編集等の機能を実行するまでの手番が少なくて済む画像再生装置の提供を実現できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28はタッチパネルで構成されており、表示部28に対する接触を検知可能である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モードダイアル60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は接続ケーブルとデジタルカメラ100とのコネクタである。
操作部70はユーザーからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラーホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。記録媒体は200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋203は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、103はフォーカスレンズを含む撮影レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。23はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。102はバリアであり、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能(スルー画像表示)を実現することが可能である。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画および動画を記録可能な撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備動作指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。
第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作(以下、これらのうち少なくとも一つを撮影準備動作と称する)を開始する。これらの処理はシステム制御部50の制御によって行われる。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
4方向ボタンは上ボタン141、下ボタン142、左ボタン143、右ボタン144とSETボタン145を定義する。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。18はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、メモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
なお、操作部70の一つとして、表示部28に対する接触操作を検知可能なタッチパネル(タッチ操作部材)を有する。タッチパネルと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部50はタッチパネルへの以下の操作を検出できる。
タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バス111を通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。
ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作を「フリック」と呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。
所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合は「ドラッグ」が行なわれたと判定するものとする。また画面上の任意の1点を軽く叩く(プレス&リリース)操作を「シングルタッチ」と呼び、画面上の任意の1点を2回連続で軽く叩く(プレス&リリースを2セット繰り返す)操作を「ダブルタッチ」と呼ぶ。以上述べた「フリック」、「ドラッグ」、「シングルタッチ」、「ダブルタッチ」の操作はタッチパネルに触れている指またはペンが1点である場合の操作である。
タッチパネルに複数の点がタッチダウンされている状態で行われる操作については以下に述べる。「ピンチ」とは2本の指またはペンでつまむ操作のことである。「ピンチイン」とは、2本の指またはペンをタッチパネル上に載せてその間隔を縮める動作のことである。「ピンチアウト」とはピンチインとは逆に、2本の指またはペンをタッチパネル上に載せて各々の間を広げる動作のことである。近年ではこのピンチアウトを用いて表示されている画像の拡大制御をおこない、ピンチインを用いて表示されている画像の縮小制御を行うことが一般的である。またピンチ状態、つまり2点がタッチダウンされているときの中間の点を本発明では「ピンチ中心点」と呼ぶことにする。
タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
図3はデジタルカメラの起動から終了までの基本的な流れを示したフロー図である。カメラ起動後はS301へ進む。S301ではモード切り替えスイッチ60の位置により撮影モードかどうかの判定をする。撮影モードであると判定された場合はS303へ進み、撮影モードではないと判定された場合はS302に進む。S302ではモード切換えスイッチ60の位置により再生モードであるかの判定を行う。再生モードであると判定された場合は再生モード処理へと進む。再生モード処理に関しては後述するためここでの説明は省略する。
そして、再生モードが終了するとS305へ進む。また、S302において再生モードではないと判定された場合はS304に進む。S303では撮影モードの処理を行う。ここでいう撮影モードの処理とは、静止画撮影や、動画撮影などが含まれる。S304ではその他の処理を行う。ここでいうその他の処理とは、現在時刻を表示するだけの時計表示モードでの処理などがあげられる。それぞれのモード処理が終了するとS305へ進み、カメラ動作をシャットダウンさせるか否かの判定を行う。シャットダウンさせると判定された場合はカメラ動作を終了し、シャットダウンしない場合はS301へ進む。
再生モード処理では、主に撮影モードで撮影した静止画や動画を閲覧したり、消去や、動画編集、ワイヤレスでの画像送信などを行う。本発明は一連の画像データの閲覧、つまり動画の再生処理について焦点を当てている。それらを後述の[実施例1]または[実施例2]で詳細を説明する。
[実施例1]
図4は本発明の実施例1として最適な形態である再生モードでの処理を示したフローチャートである。
図4は本発明の実施例1として最適な形態である再生モードでの処理を示したフローチャートである。
まず、ユーザが動画再生させるときに頻繁に操作するパターンについて図5を用いて説明する。図5(a)に示すように、通常、動画再生をする際は、閲覧対象の動画を全画面表示状態にしておく必要がある(501の状態参照)。その状態でカメラのGUI上に表示されている動画ボタンをタッチダウン、またはSETボタンなどを押下することによって動画再生が開始される(502の状態参照)。再生中に再度画面をタッチダウンする、またはSETボタンを押下することによって動画が一時停止される。
この一時停止状態では再開させるためのボタン、スロー再生をするためのボタン、フレーム送り、早送りをするボタンを表示するなど、いわゆる動画再生メニューが表示される(503の状態参照)。ここで、再生の再開ボタンを押下すると、動画再生が再開される。動画の最後まで再生されると、全画面表示の状態に戻ってくる(501の状態)。このようなユーザ操作による動画再生のパターンを本実施例では動画再生の第二パターンと呼ぶことにする。
一方で、再生モードにおいては画像の消去や個々の画像を選択して新規動画作成可能な機能を実行するための動画編集の際に、消去や編集対象の画像を選択し、その後消去または編集を実行する直前に動画を再確認する場合が考えられる。そのようなユースケースを図5(b)で示す。まずそのような場合、はじめは全画面表示の状態であり(501の状態参照)、そこからMENUボタンを押下して消去メニューを選択する(504の状態)。
本実施例では、画像を一枚一枚指定して消去する場合について説明する。このとき消去メニューから「画像指定」を選択すると再度全画面表示の状態に遷移する(505の状態)。その後SETボタンを押下することによって消去する対象画像を指定(チェックマークを付ける)していくのだが、このチェックマークを付ける操作の直前で、この動画の内容を把握したくなる場合がある。そのようなユースケースを救うために、505の状態であっても全画面表示上に動画再生させるためのGUIボタンを表示する。
ここで、GUIボタンをタッチダウンすると、動画再生状態となる(506の状態参照)。動画再生を停止させる場合は、前述の第二パターンとは異なり動画再生メニューは表示せずに、505の状態へ遷移する。動画の内容を把握し終わったら、消去実行画面に進み(507の状態)、OKボタンを押下することで消去が実行される。ここで505と506の状態を行き来するように動画再生する方法を本実施例では動画再生の第一パターンと呼ぶことにする。
以上述べた2つの動画再生パターンの説明を踏まえて、次に図4の再生モードでのフローチャートについて説明する。
S401ではシングル表示、つまり全画面表示の状態であるかの判定を行う。全画面表示の状態であると判定された場合はS402へ進み、全画面表示の状態ではないと判定された場合はS405へ進む。S402では現在全画面で表示されている画像が動画であるかどうかの判定を行う。動画であると判定された場合はS403へ進み、動画ではないと判定された場合はS405へ進む。S403では動画再生をするためのボタン、つまり動画再生開始のGUIボタンが押下されたかどうかの判定を行う。動画再生ボタンが押下されたと判定された場合はS404へ進み、押下されていないと判定された場合はS405へ進む。
ここでいう動画再生開始のGUIボタンとは、前述の501や505の状態で表示されているタッチ用のGUIボタンのことを指す。S404では、消去や編集などの機能の実行を伴う際の動画再生かどうかの判定を行う。ここでの判定はいわゆる前述したように501の状態(編集機能を伴わない)か505の状態(編集機能を伴う)のどちらかで動画再生させるのかの判定を意味している。編集機能の実行を伴う場合であれば動画再生第一パターンの処理へ進み、編集機能の実行を伴わない場合であれば動画再生第二パターンの処理へ進む。
動画再生第一および第二パターンの処理フローについては後述する。それぞれの処理が終了すると、S405へ進む。S405では再生モードを終了するかどうかの判定をする。終了すると判定された場合は再生モードを終了し、終了しないと判定された場合はS401へ戻る。
次に図6(a)で動画再生第一パターンの処理について説明する。まずS601にて動画再生処理を開始する。ここでの動画再生は記録時間と再生時間が同じになるような通常の再生速度で再生される。前述した506の状態である。そしてS602へ進む。S602ではSETボタンが押下されたかどうか、つまり動画の停止処理が呼ばれたかどうかの判定を行う。SETボタンが押下された場合はS603へ進み、押下されない場合はS604へ進む。S603では動画再生の停止処理をする。つまり前述した505の状態である。そしてS604へ進む。S604では動画再生第一パターンでの処理を終了するかどうかの判定を行う。終了する場合は動画再生モードを終了し、終了しない場合はS601へ戻る。
次に図6(b)で動画再生第二パターンの処理について説明する。まずS610にて動画再生処理を開始する。ここでの動画再生も記録時間と再生時間が同じになるような通常の再生速度で再生される。ここでいう動画再生とは前述した502の状態である。そしてS611へ進む。次にS611にてSETボタンが押下されたかどうか、つまり動画の停止処理が呼ばれたかどうかの判定を行う。SETボタンが押下された場合はS612へ進み、押下されない場合はS618へ進む。S612では動画再生の停止をする。そしてS613へ進む。S613では動画再生メニューを表示する。
前述した503の状態である。そしてS614へ進む。S614では、S613において表示された動画再生メニュー内の再生再開ボタンが押下されたかどうかの判定を行う。押下された場合はS615へ進み、押下されない場合はS616へ進む。S615では動画再生再開処理を行う。そしてS611の状態に戻る。S616では、S613において表示された動画再生メニュー内のスロー再生のボタンが押下されたかどうかの判定を行う。押下された場合はS617へ進み、押下されない場合はS620へ進む。
S617では、スロー再生処理を行う。この動画再生第二パターンのときは動画を閲覧する際にはさまざまな再生方法を行いたいといったユースケースがあるため、スロー再生以外にも、フレーム送りや早送りのボタン等を表示し、実行できるようになっている。スロー再生開始後はS611へ戻る。
また、S618では、左右ボタンが押下されたかどうかの判定を行う。つまり動画再生中に左右ボタンが押されたかどうかを意味している。左右ボタンが押下された場合はS619へ進み、押下されていない場合はS620へ遷移する。S619では、動画再生中に任意の前または後のフレーム分ジャンプする。動画再生はその後継続される。つまり、動画再生第二パターンの時は、第一パターンのような動画再生と停止を繰り返すのではなく、さまざまな動画再生方法を提供することになり、閲覧目的で再生させる場合には有用な再生方法である。S620は動画再生第二パターンでの処理を終了するかどうかの判定を行う。終了する場合は動画再生モードを終了し、終了しない場合はS611へ戻る。
以上、図4、図6(a)、図6(b)の処理の説明で述べたように、画像編集等を目的に動画を選ぶ時の操作では、動画を一時停止する操作を行った場合に動画メニューを表示せずに動画再生を終了させるといったような簡易的な画面遷移処理にし、画像編集等を目的としない通常の動画再生では一時停止時に動画再生メニューを表示する。このようにすることで、画像選択の際に動画内容の把握をしてからチェックを付けるまでの手番が総合的に少なくて済む、といった効果がある。
また、例えば図7のS701で通常の動画再生ではなく、倍速再生または通常の動画再生よりも再生速度を早くする方法も考えられる。S702からS704の処理は前述したS602からS604の処理と同様であるため説明を省略する。このように、動画再生第一パターンでの動画再生は通常の動画再生のスピードよりも早いスピードで再生させることによって、図6(a)に示す動画再生第一パターンの処理よりも動画の内容を素早く確認できることになり、総合的に動画の内容を把握してから編集機能を実行する際の手番が少なくなる、といった効果がある。
[実施例2]
図8は本実施例2として再生モードでの処理を示したフローチャートである。S801からS804およびS806の処理は、前述したS401からS405までの処理と同様であるため説明を省略する。
図8は本実施例2として再生モードでの処理を示したフローチャートである。S801からS804およびS806の処理は、前述したS401からS405までの処理と同様であるため説明を省略する。
S805では、ディスプレイに表示されている動画が所定時間よりも長いかどうかを判定する。ここでいう所定時間の判定は、表示されている動画のEXIF情報から撮影時間を取得して判定する。所定時間よりも長い場合は動画再生第二パターンへ進み、所定時間よりも短い場合は動画再生第一パターンへ進む。つまり、動画時間が比較的長めの場合は、一つの動画の中でも見どころのあるシーンが分散している可能性があるため動画の内容を把握するの時間かかるため、動画再生メニューを表示し、フレーム送りなどが行えた方がよいからである。
逆に、動画時間が比較的短い場合は、見どころのあるシーンが少ない可能性が高いため、動画の前半部分を閲覧できれば全体を把握する必要がなくなる。このように、動画再生時間の長さに応じて処理を変えることによって、比較的動画時間が短い動画では、動画を確認するまでの手番が少なくなるといった効果がある。
以上述べてきたように、本実施例は、画像編集等を目的に動画を選ぶ時の操作では、動画を一時停止する操作を行った場合に動画メニューを表示せずに動画再生を終了させるような簡易的な画面遷移処理にし、画像編集等を目的としない通常の動画再生では一時停止時に動画再生メニューを表示する。このようにすることで、画像選択の際に動画内容の把握をしてからチェックを付けるまでの手番が少なくなるといった効果がある。
また、本実施例によれば、動画編集を伴う動画選択時において動画再生をさせた場合は、通常動画再生させるスピードよりも早いスピードで再生させることで、動画の内容を素早く把握できるといった効果がある。また、EXIF情報から動画再生時間を取得し、その再生時間がある所定の時間よりも短かった場合は、動画再生メニューを表示しないで、動画再生を終了させることで、動画の内容を素早く把握できるといった効果がある。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
100 デジタルカメラ、28 表示部、60 モードダイアル、
61 シャッターボタン、112 コネクタ
61 シャッターボタン、112 コネクタ
Claims (5)
- 動画像を再生可能な画像再生手段と、前記画像再生手段によって再生された動画像を停止することが可能な動画停止手段と、前記動画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段によって選択された動画像に対し任意の編集をすることが可能な編集手段を備え、前記画像選択手段によって選択された動画像に対し、前記編集手段によって任意の編集機能を実行する際に前記画像再生手段によって該動画を再生させる場合は第一の動画再生モードで制御され、前記編集手段によって任意の編集機能を実行せずに前記画像再生手段によって該動画を再生させる場合は第二の動画再生モードで制御され、前記第一の動画再生モードにおいて、前記動画再生停止手段によって停止操作を行うと動画再生を終了し、前記第二の動画再生モードにおいて、前記動画再生停止手段によって停止操作を行うと動画再生メニューを表示することを特徴とする画像再生装置。
- 前記第一の動画再生モードにおいて動画を再生する際は、第二の動画再生モードにおいて動画を再生させる速度よりも早いことを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
- 前記編集機能とは、画像の消去や画像のワイヤレス送信、または個々の画像を選択して新規動画作成可能な機能をさすことを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
- 前記画像選択手段によって選択された動画の動画時間を取得する動画時間取得手段があり、前記動画時間取得手段によって取得された動画時間が所定時間以上であれば、前記編集機能を実行する場合であれば、第二の動画再生モードで制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
- 前記動画再生メニューとは、スロー再生やフレーム毎の送り戻し、早送り機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
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