JP7150591B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
本発明は、画像、映像、音声などのコンテンツを扱う電子機器に関する。
一般的に、画像、映像、音声などのコンテンツ(素材)を制作する現場では、ナレーションの言い間違いやカメラワークの失敗などで、素材として適さない動画を記録した場合に、撮り直し、すなわち「リテイク」が行われる。
特許文献1には、リテイク指令に応じて、記録されている動画(テイク(1回目の撮影)で記録された動画など)を新たな動画で上書きするようにリテイクを行う技術(磁気記録再生装置)が開示されている。特許文献2には、撮影される画像データを直前に撮影された画像データと同じグループに割り当てる技術(撮像装置)が開示されている。
しかしながら、従来技術では、コンテンツを好適に管理できず、利便性が悪い。例えば、特許文献1に開示の技術では、テイクで記録された動画を新たな動画で上書きするようにリテイクが行われるため、テイクで記録された動画とリテイクで記録された動画との両方を管理することができない。特許文献2に開示の技術では、現在の撮影が直前の撮影のリテイクであるとは限らず、そのような場合には、撮影される画像データを直前に撮影された画像データと同じグループに割り当てるべきではない。
本発明は、複数のコンテンツを好適に管理するように記録することを目的とする。
本発明の電子機器は、第1の操作部と第2の操作部のいずれかに対する操作に応じて、動画及び音声の少なくとも一方であるコンテンツの記録を開始するように制御する記録制御手段と、前記第1の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始される場合に、当該コンテンツを、直前に記録されたコンテンツとは異なる新しいグループのコンテンツとして記録し、前記第2の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始される場合に、当該コンテンツを、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツとして記録するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のコンテンツを好適に管理するように記録することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用可能な装置の一例としての電子機器100の構成の一例を示すブロック図である。電子機器100は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)などを用いて構成可能なものである。
図1において、内部バス150に対してCPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、ディスプレイ105、操作部106、記録媒体I/F107、外部I/F109、通信I/F110、カメラ部112が接続されている。内部バス150に接続される各部は、内部バス150を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
CPU101は、1つまたは複数のプロセッサまたは/及び少なくとも1つの回路を有する。メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。CPU101は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、電子機器100の各部を制御する。不揮発性メモリ103には、画像データや音声データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムなどが格納される。不揮発性メモリ103は例えばハードディスク(HD)やROMなどで構成される。
画像処理部104は、CPU101の制御に基づき、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、外部I/F109を介して取得した映像信号、通信I/F110を介して取得した画像データ、撮像された画像などに各種画像処理を施す。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成してもよい。また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、画像やGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。CPU101は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、ディスプレイ105に表示するための映像信号を生成してディスプレイ105に出力するように電子機器100の各部を制御する。ディスプレイ105は出力された映像信号に基づいて映像を表示する。なお、電子機器100自体が備える構成としてはディスプレイ105に表示させるための映像信号を出力するためのインターフェースまでとし、ディスプレイ105は外付けのモニタ(テレビなど)で構成してもよい。
操作部106は、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサー、タッチパッドなどを含む、ユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。なお、タッチパネルは、ディスプレイ105に重ね合わせて平面的に構成され、接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。
記録媒体I/F107は、メモリーカードやCD、DVDといった記録媒体108が装
着可能とされ、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、当該記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。外部I/F109は、外部機器と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、外部機器やインターネット111などと通信して、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
着可能とされ、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、当該記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。外部I/F109は、外部機器と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、外部機器やインターネット111などと通信して、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
カメラ部112は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(撮像センサー)等で構成されるカメラユニットである。カメラ部112は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群(撮影レンズ)、絞り機能を備えるシャッター、撮像素子、撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、撮像系を覆って汚れや破損を防止するバリアを含む。画像処理部104は、カメラ部112で撮像して取得したデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。画像処理部104により得られた演算結果に基づいてCPU101が露光制御、測距制御、AWB(オートホワイトバランス)処理を行う。カメラ部112で撮像され、画像処理部104で画像処理された表示用の画像データはディスプレイ105により表示される。カメラ部112で撮像され、A/D変換器によって変換され、メモリ102に蓄積されたデジタル信号を、D/A変換器でアナログ信号に変換し、ディスプレイ105に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV表示)を行える。ライブビューは、静止画の撮影待機状態、動画の撮影待機状態、動画の記録時に表示可能であり、撮像された被写体像がほぼリアルタイムに表示される。CPU101は、操作部106で行われたユーザ操作に基づく撮影準備指示に応じて、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB処理等の動作を開始するように、カメラ部112や画像処理部104を制御する。CPU101は、撮影指示に応じて、本露光して撮像素子からの信号を読み出し、撮像された画像を画像処理部104で画像処理して画像ファイルを生成し、記録媒体108に記録する一連の撮影処理(本撮影)の動作を開始ように制御する。撮影指示は、操作部106に対するユーザ操作によって行うことができる。カメラ部112は、静止画及び動画の撮影が可能である。
電子機器100は更に、録画される動画の音声、ボイスレコーダー機能で録音する音声、通話機能を用いた際の通話音声等を集音するマイクを有する(不図示)。また、電子機器100は、記録された動画ファイルの音声、音声ファイルの音声などを再生して再生音を発音するためや、通話の際に通話先の音声を発音するために用いられるスピーカーを有する(不図示)。また、電子機器100は、同様の音声をヘッドフォンなどに出力する音声出力部を有する(不図示)。
操作部106には、タッチパネル106aが含まれる。CPU101はタッチパネル106aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル106aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル106aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)
・タッチパネル106aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)
・指やペンがタッチパネル106aをタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)
・タッチパネル106aへタッチしていた指やペンがタッチパネル106aから離れたこと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)
・タッチパネル106aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)
・タッチパネル106aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル106aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)
・タッチパネル106aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)
・指やペンがタッチパネル106aをタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)
・タッチパネル106aへタッチしていた指やペンがタッチパネル106aから離れたこと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)
・タッチパネル106aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル106a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてCPU101に通知され、CPU101は通知された情報に基づいてタッチパネル106a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル106a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル106a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル106a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル106a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
タッチパネル106aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
図2,3は、電子機器100の外観図である。図2は、電子機器100をスマートフォンとした場合の例であり、図3は、電子機器100を、撮影者自身(操作者自身)を撮影する自分撮りに特化したデジタルカメラとした場合の例である。なお、これらの場合における内部ブロック図は図1と同様であるため内部ブロック図の説明は省略する。
図2の電子機器100(スマートフォン)は、操作部106の一部として、電源ボタン106bやホームボタン106cを備える。電源ボタン106bは、電子機器100の電源のオン/オフを切り替えるためのボタンである。ホームボタン106cは、起動可能なアプリケーションソフトの一覧画面(ホーム画面)へ遷移させるためのボタンである。
図3の電子機器100(デジタルカメラ)では、上部にカメラ部112が設けられている。カメラ部112はヒンジ部130によって本体部に連結されており、カメラ部112はヒンジ部130を中心軸として自由に回転させることができる。回転には適度な摩擦力が働くようになっており、ユーザは、カメラ部112を自由な向きに回転させ、固定させることができる。これによって、カメラ部112で撮影する向き(撮影方向)を、電子機器100を保持する撮影者自身を被写体として撮影可能な対面向き(図示の向き)にすることができる。また、撮影方向を、対面向きとは逆の向き、例えば電子機器100から見て撮影者の方向とは逆の方向にすることもできる。本実施形態では、ディスプレイ105に対するタッチ操作を検知可能なタッチパネル106aを電子機器100が有するものとして説明するが、図3のようなデジタルカメラは、タッチパネル106aを有していなくてもよい。
図3の電源ボタン106bとホームボタン106cは、図2で説明した機能と同様の機能を有する。メニューボタン106dは、後述するメニューボタン406(タッチボタン)と同様の機能を有するハードキーである。タッチパッド106eは、タッチセンサーであり、タッチパネル106aと同様にタッチパッド106eの操作面に対する各種タッチ操作を検知可能である。タッチパッド106eに対するタッチ操作に応じて、後述するタッチパッド領域402に対するタッチ操作と同様の処理が行われる。タッチパッド106eの操作面は、ディスプレイ105の表示面とは異なる位置に配置されており、表示機能は有していない。テイクキー106fは、後述するテイクキー404(タッチボタン)と同様の機能を有するハードキーである。リテイクキー106gは、後述するリテイクキー405(タッチボタン)と同様の機能を有するハードキーである。グリップ部131は、電子機器100を片手で保持可能にするグリップ部であり、保持力を高めるためのラバー部材やスポンジ部材などにより構成される。
図3では、ユーザ(撮影者)がグリップ部131を片手で保持した場合に、グリップ部131を保持した手の親指でテイクキー106f、リテイクキー106g、タッチパッド106eを操作可能に構成されている。従ってユーザは、片手で電子機器100(デジタルカメラ)を保持し、他方の手で撮像したい物などを持って、他方の手に持った物と自分とを被写体とし、後述する各種撮影作業を行うことができる。また、ユーザは、電子機器100を持ち替えることなく、テイクキー106f、リテイクキー106g、タッチパッド106eなどをスムーズに操作することができる。なお、テイクキー106fやリテイクキー106gを操作する指で操作可能な位置にタッチパッド106eなどが配置されていればよく、グリップ部131が手で保持されていなくてもよいし、親指以外の指で操作が行われてもよい。
さらに、図3では、カメラ部112やマイク(不図示)などの取得部から見て、ディスプレイ105よりも遠くに、テイクキー106fとリテイクキー106gが配置されている。これにより、テイクキー106fやリテイクキー106gを操作する指がカメラ部112やマイクにかかって撮影や集音を邪魔したり、ディスプレイ105にかかってディスプレイ105の表示画面の視認を邪魔したりすることを抑制できる。本実施形態では、撮影や集音はテイクキー106fやリテイクキー106gで指示され、撮影や集音の際にディスプレイ105でライブビュー表示が行われる。従って、カメラ部112やマイクから見てディスプレイ105よりも遠くにテイクキー106fとリテイクキー106gを配置することにより、ユーザは、ライブビュー表示を良好に確認しながら、動画撮影の指示を好適に行える。さらに、テイクキー106fやリテイクキー106gを操作する指が撮影されたり、当該指による音が入力されたりせずに、撮影や集音を好適に行える。
以下では、電子機器100を図2のようなスマートフォンとした場合の例を説明するが、図3のようなデジタルカメラでも、後述の各種処理と同様の処理を行うことができる。電子機器100を図3のようなデジタルカメラとする場合は、後述するテイクキー404をテイクキー106f、後述するリテイクキー405をリテイクキー106g、後述するタッチパッド領域402をタッチパッド106eと読み替えればよい。また、後述するLV表示領域401やタイムライン表示領域420はディスプレイ105の全面とすることができる。
図4(a),4(b)は、電子機器100を図2のようなスマートフォンとした場合に、本実施形態の処理によってディスプレイ105に表示される各種画面の一例を示す。図4(a)の画面は、動画撮影を行う際にディスプレイ105に表示される撮影待機画面である。例えば、図4(a)の撮影待機画面は、撮影アプリケーションの起動直後にディスプレイ105に表示される初期画面である。図4(b)は、撮影された複数の動画のタイムライン表示を行う画面であり、複数の動画のタイムライン編集を行う際にディスプレイ
105に表示される編集画面である。例えば、図4(b)の編集画面は、動画撮影の終了直後にディスプレイ105に表示される。また、動画撮影が行われなくても、タイムライン編集を開始するユーザ操作に応じて、ディスプレイ105に表示された画面が図4(b)の編集画面に遷移する。図4(c),4(d)は、図4(b)の編集画面によるタイムライン表示の拡大図である。各画面の詳細などについては後述する。
105に表示される編集画面である。例えば、図4(b)の編集画面は、動画撮影の終了直後にディスプレイ105に表示される。また、動画撮影が行われなくても、タイムライン編集を開始するユーザ操作に応じて、ディスプレイ105に表示された画面が図4(b)の編集画面に遷移する。図4(c),4(d)は、図4(b)の編集画面によるタイムライン表示の拡大図である。各画面の詳細などについては後述する。
図5は、電子機器100の動画撮影処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、CPU101が不揮発性メモリ103に記録されたプログラムをメモリ102に展開して実行することにより実現される。電子機器100を起動し、本実施形態に対応する撮影アプリケーションを起動すると、図5の処理が開始する。なお、電子機器100を図3のようなデジタルカメラとした場合には、動画撮影モードを設定したり、動画撮影モードで電子機器100を起動したりすると、図5のような処理が開始する。電子機器100(デジタルカメラ)の起動時に動画撮影モードが自動で設定されてもよいし、そうでなくてもよい。電子機器100の起動時には、前回の動作モードが自動で設定されてもよい。
S501では、CPU101は、カメラ部112によるライブビューの撮影を開始し、ディスプレイ105に図4(a)の撮影待機画面を表示する。図4(a)の撮影待機画面において、LV表示領域401はライブビュー表示(LV表示)を行う領域である。タッチパッド領域402は、LV表示領域401上に重畳される表示アイテム(例えば合焦枠403など)をLV表示領域401に直接タッチすることなく操作するための領域である。図4(a)の撮影待機画面では、テイクキー404、リテイクキー405、メニューボタン406、プレイボタン407が表示される。
テイクキー404は、1つのシーンの1回目の撮影(テイク)を開始するためなどにおいて操作されるタッチボタンである。このため、本実施形態では、テイクキー404に対するタッチ操作を受け付けたことに応じて動画の撮影(記録)が開始される場合に、動画を、直前に撮影された動画とは異なる新しいグループの動画として撮影する。これにより、異なるグループの複数の動画が、異なるシーンの複数の動画として識別可能となる。一方で、リテイクキー405は、動画の撮り直し(リテイク)を開始するためなどにおいて操作されるタッチボタンである。そして、リテイクは、直前に撮影された動画と同じシーンの動画の撮り直しである可能性が高い。このため、本実施形態では、リテイクキー405に対するタッチ操作を受け付けたことに応じて動画の撮影が開始される場合に、動画を、直前に撮影された動画と同じグループの動画として撮影する。これにより、同じグループの複数の動画が、同じシーンの複数の動画として識別可能となる。さらに、テイクキー404とリテイクキー405を用いることで、ユーザは、テイクとリテイクを素早く切り替えて行うように操作を行うことができる。メニューボタン406とプレイボタン407については後述する。
S502では、CPU101は、テイクキー404が操作(タッチ)されたか否かを判定する。テイクキー404が操作されたと判定した場合はS503に進み、そうでない場合はS512に進む。
S503では、CPU101は、新規のグループIDを生成する。グループIDは、対応するグループを示す識別情報である。S504では、CPU101は、カメラ部112を用いて動画を撮影(記録)し、新規の動画ファイルを生成して、記録媒体108に動画ファイルとして記録する(記録制御)。生成された動画ファイルには、S503で生成した新規のグループIDが属性情報として記録される。具体的には、例えばグループIDを動画ファイルのファイル名の一部としたり動画ファイルのメタデータに記録する。S505では、CPU101は、テイクキー404が再び操作されたか否かを判定する。テイクキー404が再び操作されたと判定した場合はS506に進み、そうでない場合はS50
4に進んで動画の撮影を継続する。S506では、CPU101は、動画ファイルの記録を停止し、S503で生成したグループIDが付与された当該動画ファイルのクローズ処理を行う。これによって、S502でテイクキー404が操作されてからS505でテイクキー404が再び操作されるまでの動画が、単一の動画ファイル(データファイル)として記録媒体108に記録される。また、不揮発性メモリ103に記録されたプレイリストを更新し、記録された動画の識別情報をプレイリストにおける再生順が最後尾の動画として記録する。なお、プレイリストが存在しなかった場合には新規にプレイリストを生成し、再生順が最初の動画として識別情報を記録する。
4に進んで動画の撮影を継続する。S506では、CPU101は、動画ファイルの記録を停止し、S503で生成したグループIDが付与された当該動画ファイルのクローズ処理を行う。これによって、S502でテイクキー404が操作されてからS505でテイクキー404が再び操作されるまでの動画が、単一の動画ファイル(データファイル)として記録媒体108に記録される。また、不揮発性メモリ103に記録されたプレイリストを更新し、記録された動画の識別情報をプレイリストにおける再生順が最後尾の動画として記録する。なお、プレイリストが存在しなかった場合には新規にプレイリストを生成し、再生順が最初の動画として識別情報を記録する。
なお、本実施形態では、動画ファイルの属性情報としてグループIDを付与して、当該グループIDで動画のグループを管理するが、動画のグループの管理方法はこれに限らない。例えば、動画(ファイル名やファイルIDなど)とグループ(グループ名やグループIDなど)の対応関係を示し且つ動画から独立した管理情報(テーブルなど)を記録/更新して、当該管理情報で動画のグループを管理してもよい。グループごとのフォルダに動画を記録して、動画が記録されたフォルダで動画のグループを管理してもよい。CPU101は、これら複数の管理方法のための複数の制御のいずれか1つのみを行ってもよいし、複数の制御の2つ以上を行ってもよい。
S507では、CPU101は、ディスプレイ105の表示画面を図4(b)の編集画面に遷移させて、ディスプレイ105にタイムライン表示を行わせる。図4(b)の編集画面において、タイムライン表示領域420はタイムライン表示を行う領域である。S507では、タイムライン表示領域420において、例えば、図4(c)のタイムライン表示が行われる。動画の撮影後(記録後)に自動でタイムライン表示を行うことで、ユーザは、これまでに撮影された動画を確認できたり、全てのシーンの動画撮影を忘れずに指示したり、動画撮影に関するプランニング(計画立案)を容易に行えたりするようになる。なお、動画撮影を再び行う場合には、ユーザがディスプレイ105で被写体を確認しやすいように、ディスプレイ105の表示画面を、タイムライン表示を行わない(LV表示を行う)撮影待機画面に遷移させる。
図4(c)に示すように、タイムライン表示では、タイムライン(メインライン)421により、複数のグループにそれぞれ対応する複数の画像列(列431~435)が1つの軸(以下、「時間軸」と記載する。本実施形態では横軸)に沿って並べて表示される。CPU101は、タイムライン421上の複数の区域において、各列に対応するグループに含まれた1つの動画を示す選択画像を表示する。また、CPU101は、各グループの選択画像が表示された区域(タイムライン421上の区域)に関連付けられるように、時間軸に垂直な軸(以下、「テイク軸」と記載する。本実施形態では縦軸)に沿って、当該複数の動画のうち、選択画像の動画でない動画を示す非選択画像を列状に表示する。本実施形態では、選択画像や非選択画像として、動画のサムネイル画像を表示する。さらに、CPU101は、複数のサムネイル画像のいずれかを選択枠422で強調表示する。選択枠422の役割については後述する。なお、図4(c)の破線は、列を示すために便宜上図示したものであり、表示されるものではない。
このように、本実施形態のタイムライン表示では、異なるグループの複数の動画をそれぞれ示す複数のサムネイル画像と、同じグループの複数の動画をそれぞれ示す複数のサムネイル画像とが、異なる表示方向で表示される。このようなタイムライン表示によれば、ユーザは、グループ(シーン)と動画の対応関係を容易に把握できる。その結果、ユーザは、サムネイル画像の選択、移動、入れ替え、追加、削除などのタイムライン編集を容易かつ好適に行うことができる。
さらに、同じ列の複数のサムネイル画像(選択画像と非選択画像)の配置は特に限定さ
れないが、本実施形態では、CPU101は、同じ列の複数のサムネイル画像を、対応する複数の動画が記録された順番で配置して表示する。このようなタイムライン表示によれば、ユーザは、各シーンについて、テイクで記録された動画と、リテイクで記録された動画との対応関係などを容易に把握できる。一般的に、同じのグループの複数の動画の間でサムネイル画像が類似する可能性が高い。つまり、ユーザがサムネイル画像だけを手掛かりに動画の違いを区別することは難しい。同じ列(グループ)の複数のサムネイル画像を動画の記録順で配置することで、ユーザは、サムネイル画像が何番目に配置されているかを確認するだけで、動画が何回目に撮影されたのかを把握できる。つまり、ユーザは、同じのグループの複数の動画を容易に区別できる。
れないが、本実施形態では、CPU101は、同じ列の複数のサムネイル画像を、対応する複数の動画が記録された順番で配置して表示する。このようなタイムライン表示によれば、ユーザは、各シーンについて、テイクで記録された動画と、リテイクで記録された動画との対応関係などを容易に把握できる。一般的に、同じのグループの複数の動画の間でサムネイル画像が類似する可能性が高い。つまり、ユーザがサムネイル画像だけを手掛かりに動画の違いを区別することは難しい。同じ列(グループ)の複数のサムネイル画像を動画の記録順で配置することで、ユーザは、サムネイル画像が何番目に配置されているかを確認するだけで、動画が何回目に撮影されたのかを把握できる。つまり、ユーザは、同じのグループの複数の動画を容易に区別できる。
図5の説明に戻る。S508では、CPU101は、テイクキー404またはリテイクキー405が操作(タッチ)されたか否かを判定する。テイクキー404またはリテイクキー405が操作されたと判定した場合はS501に進み、そうでない場合はS509に進む。S509では、CPU101は、タイムライン表示領域420が操作(タッチ)されたか否かを判定する。タイムライン表示領域420が操作されたと判定した場合はS510に進み、そうでない場合はS511に進む。S510では、CPU101は、タイムライン編集処理を行う。タイムライン編集処理については、図6を用いて後述する。S511では、CPU101は、S507でタイムライン表示が開始してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過したと判定した場合はS501に進み、そうでない場合はS508に進む。従って、タイムライン表示が開始してから無操作で所定時間が経過すると、ディスプレイ105の表示画面が、図4(b)の編集画面から図4(a)の撮影待機画面に遷移する。
S512では、CPU101は、リテイクキー405が操作されたか否かを判定する。リテイクキー405が操作されたと判定した場合はS513に進み、そうでない場合はS518に進む。
S513では、CPU101は、リテイク対象ファイルが記録媒体108内に存在するか否かを判定する。リテイク対象ファイルは、例えば、直前に記録された動画ファイルである。リテイク対象ファイルは、今回の動画撮影処理(図5)で記録された動画ファイルであってもよいし、過去の動画撮影処理で記録された動画ファイルであってもよい。リテイク対象ファイルが存在すると判定した場合はS514に進み、そうでない場合はS503に進む。従って、リテイク対象ファイルが存在しない場合には、リテイクキー405の操作に応じて、新しいグループの動画が撮影される。
S514では、CPU101は、リテイク対象ファイルに付与されているグループIDを取得する。S515では、CPU101は、カメラ部112を用いて動画を撮影(記録)する。S516では、CPU101は、テイクキー404またはリテイクキー405が操作されたか否かを判定する。テイクキー404またはリテイクキー405が操作されたと判定した場合はS517に進み、そうでない場合はS515に進んで動画の撮影を継続する。S517では、CPU101は、動画の撮影を停止し、S514で取得したグループID(リテイク対象ファイルのグループID)を当該動画に付与する(ファイルクローズ処理)。ここでは、動画の撮影を停止することで、S512でリテイクキー405が操作されてからS516でテイクキー404またはリテイクキー405が操作されるまでの動画が、単一の動画ファイル(データファイル)として記録媒体108に生成される。また、不揮発性メモリ103に記録されたプレイリストにおいて、リテイク対象のグループの採用テイクの動画が位置する並び順の動画を、S517でクローズ処理した動画の識別子に置き換える。すなわち、同じグループの中で最後に撮影された動画を採用テイクとするようにプレイリストを更新する。その後、S507に進み、タイムライン表示が行われる。
S518では、CPU101は、タッチパッド領域402に対するタッチ操作があったか否かを判定する。タッチパッド領域402に対するタッチ操作があったと判定した場合はS519に進み、そうでない場合はS520に進む。
S519では、CPU101は、S518のタッチ操作(タッチパッド領域402に対するタッチ操作)に従って、LV表示領域401上に重畳される表示アイテム(例えば合焦枠403など)の移動や変更などを行う。
S520では、CPU101は、プレイボタン407が操作されたか否かを判定する。プレイボタン407が操作されたと判定した場合はS521に進み、そうでない場合はS523に進む。
S521では、CPU101は、ディスプレイ105の表示画面を図4(b)の編集画面に遷移させて、ディスプレイ105にタイムライン表示を行わせる。プレイボタン407の操作に応じてタイムライン表示を開始することで、ユーザは、任意のタイミングでタイムライン表示を確認することができる。S522では、CPU101は、タイムライン編集処理を行う。タイムライン編集処理については、図6を用いて後述する。
S523では、CPU101は、動画撮影処理を終了するか否かを判定する。例えば、CPU101は、電子機器100の電源オフを指示する操作(電源ボタン106bの押下など)や、撮影アプリケーションの終了を指示する操作(ホームボタン106cの押下など)が行われた場合に、動画撮影処理を終了すると判定する。動画撮影処理を終了すると判定した場合は動画撮影処理を終了し、そうでない場合はS501に進む。
図6,7は、電子機器100のタイムライン編集処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、CPU101が不揮発性メモリ103に記録されたプログラムをメモリ102に展開して実行することにより実現される。タイムライン編集処理は、図5のS510やS522で行われる。なお、図5の処理を行う撮影アプリケーションとは異なる編集アプリケーションでタイムライン編集処理が行われてもよい。その場合には、電子機器100を起動し、編集アプリケーションを起動しても、タイムライン編集処理が開始する。電子機器100を図3のようなデジタルカメラとした場合には、編集モードを設定したり、編集モードで電子機器100を起動したりしても、図6,7のような処理が開始する。電子機器100(デジタルカメラ)の起動時に編集モードが自動で設定されてもよいし、そうでなくてもよい。電子機器100の起動時には、前回の動作モードが自動で設定されてもよい。
S601では、CPU101は、ディスプレイ105の表示画面を図4(b)の編集画面に遷移させて、ディスプレイ105にタイムライン表示を行わせる。なお、既にタイムライン表示が行われている場合には、S601の処理は省略される。S602では、CPU101は、プレイボタン407が操作されたか否かを判定する。プレイボタン407が操作されたと判定した場合はS603に進み、そうでない場合はS607に進む。
S603では、CPU101は、選択枠422(図4(c))で選択されたサムネイル画像の動画を再生する。本実施形態では、タイムライン421(時間軸)に沿った所定の方向(図4(c)では、左から右に向かう方向、または、右から左に向かう方向)が、異なるグループの複数の動画の再生順とされる。S604では、CPU101は、再生順で次の選択画像(タイムライン上のサムネイル画像)が存在するか否かを判定する。再生順で次の選択画像が存在すると判定した場合はS605に進み、そうでない場合はS606に進む。S605では、CPU101は、上記次の選択画像の位置に選択枠422を移動
させ、S603に処理を戻す。S606では、CPU101は、S605で選択枠422の移動を行った場合に、選択枠422を元の位置(最初に再生した動画に対応する選択画像の位置)に戻し、S601に処理を戻す。なお、プレイボタン407の操作とは異なる操作で、選択枠422で選択されたサムネイル画像の動画のみが再生されるようにしてもよい。
させ、S603に処理を戻す。S606では、CPU101は、S605で選択枠422の移動を行った場合に、選択枠422を元の位置(最初に再生した動画に対応する選択画像の位置)に戻し、S601に処理を戻す。なお、プレイボタン407の操作とは異なる操作で、選択枠422で選択されたサムネイル画像の動画のみが再生されるようにしてもよい。
本実施形態では、CPU101は、タイムライン表示の開始時などにおいて、複数の選択画像がそれぞれ示す複数の動画の再生順を示すプレイリストを不揮発性メモリ103より読み出す。プレイリストは、複数の選択画像がそれぞれ示す複数の動画のファイルIDを再生順に並べたテーブルデータなどである。そして、CPU101は、プレイリストに従って列(グループ)が並ぶようにタイムライン表示を行ったり、複数の動画を順番に再生したりする。例えば、テイクによって新しいグループの動画が記録された場合には、CPU101は、プレイリストを更新し、再生順で最後の位置に、新しいグループの動画を示す選択画像を追加表示する。リテイクによって既存のグループの動画が記録された場合には、CPU101は、当該グループに対応する列の選択画像または非選択画像として、記録された動画のサムネイル画像を追加表示する。記録された動画のサムネイル画像を選択画像として表示する場合には、プレイリストを更新する。
ここで、図4(c)の状態で、タイムライン421(時間軸)に沿って左から右に向かう方向が再生順である場合を考える。図4(c)では、サムネイル画像423(選択画像)が選択枠422で選択されている。このため、最初にサムネイル画像423(サムネイル画像423の動画)が再生され、サムネイル画像423から右側の複数の選択画像が順に選択枠422で選択されて再生される。図4(c)では、サムネイル画像423が示す動画から再生が開始されると、同じ列433の別の動画は再生されることなく、次の列434に並ぶサムネイル画像のうち、タイムライン421上に表示されたサムネイル画像426が示す動画が再生される。そして、選択枠422で選択された選択画像の右側に選択画像が無くなると、サムネイル画像423の位置に選択枠422が戻る。なお、最も右側の選択画像が選択枠422で選択されている状態で再生が開始される場合には、選択枠422で選択されたサムネイル画像の動画のみが再生され、選択枠422の移動は行われない。
図6の説明に戻る。S607では、CPU101は、ディスプレイ105(タッチパネル106a)に対するタッチダウンがあったか否かを判定する。タッチダウンがあったと判定した場合はS608に進み、そうでない場合はS619に進む。
S608では、CPU101は、S607のタッチダウンがいずれかのサムネイル画像上で行われたタッチ操作であるか否かを判定する。タッチダウンがサムネイル画像上で行われたタッチ操作であると判定した場合はS609に進み、そうでない場合はS615に進む。
S609では、CPU101は、ディスプレイ105に対するタッチムーブがあったか否かを判定する。タッチムーブがあったと判定した場合は図7のS701に進み、そうでない場合はS610に進む。図7の説明は後述する。
S610では、CPU101は、ディスプレイ105からのタッチアップがあったか否かを判定する。タッチアップがあったと判定した場合はS611に進み、そうでない場合はS609に進む。S610でタッチアップがあったと判定した場合は、タッチダウンがあってから、タッチムーブされることなくタッチが離された場合である。
S611では、CPU101は、ディスプレイ105(サムネイル画像)に対するダブ
ルタップがあったか否かを判定する。ディスプレイ105(タッチパネル106a)にタッチした指やペンを動かさず、タッチ開始から所定時間以内にディスプレイ105から指やペンを離すタッチ操作がタップであり、短い時間間隔でタップを2回繰り返すタッチ操作がダブルタップである。ダブルタップがあったと判定した場合はS612に進み、そうでない場合はS613に進む。なお、S607でタッチダウンが行われ、S610でタッチアップが行われているため、S611の時点で少なくとも1回のタップが行われていると言える。
ルタップがあったか否かを判定する。ディスプレイ105(タッチパネル106a)にタッチした指やペンを動かさず、タッチ開始から所定時間以内にディスプレイ105から指やペンを離すタッチ操作がタップであり、短い時間間隔でタップを2回繰り返すタッチ操作がダブルタップである。ダブルタップがあったと判定した場合はS612に進み、そうでない場合はS613に進む。なお、S607でタッチダウンが行われ、S610でタッチアップが行われているため、S611の時点で少なくとも1回のタップが行われていると言える。
S612では、CPU101は、ダブルタップが行われたサムネイル画像の動画、再生順で前の選択画像の動画の最後所定秒分(例えば5秒)、再生順で次の選択画像の冒頭所定秒分を再生順で再生し、S601に処理を戻す。ここで、図4(c)の状態で、タイムライン421(時間軸)に沿って左から右に向かう方向が再生順であり、サムネイル画像424(非選択画像)に対するダブルタップが行われた場合を考える。この場合は、最初に、サムネイル画像424の1つ左側の列432でタイムライン421上にあるサムネイル画像425の動画の最後所定秒分が再生される。次に、サムネイル画像424の動画の全期間が再生される。最後に、サムネイル画像424の1つ右側の列434でタイムライン421上にあるサムネイル画像426の動画の冒頭所定秒分が再生される。これによってユーザーは、現在タイムライン421上に無いサムネイル画像424(非選択画像)を列433の選択画像に変更した場合に、前後がどのような繋がりになるのかを確認し、好適な繋がりであるかを判断することができる。すなわち、ユーザーがサムネイル画像424を選択画像に変更すべきか否かを判断することを援助することができる。
S613では、CPU101は、S610で判定したタッチアップが、選択枠422で選択されたサムネイル画像に対するタップであったか否かを判定する。選択枠422で選択されたサムネイル画像に対するタップが行われていたと判定した場合はS603に進み、そうでない場合はS614に進む。
S614では、CPU101は、タップが行われたサムネイル画像の位置に選択枠422を移動させ、S601に処理を戻す。
S607のタッチダウンがサムネイル画像上で行われたタッチ操作でない場合は、S615で、CPU101は、S607のタッチダウンがタイムライン表示領域420の空白スペース上で行われたタッチ操作であるか否かを判定する。空白スペースは、タイムライン表示領域420のうち、サムネイル画像が表示されていない領域である。タッチダウンが空白スペース上で行われたタッチ操作であると判定した場合はS616に進み、そうでない場合は図7のS708に進む。図7の説明は後述する。
S616では、CPU101は、ディスプレイ105に対するタッチムーブがあったか否かを判定する。タッチムーブがあったと判定した場合はS617に進み、そうでない場合はS618に進む。
S617では、CPU101は、時間軸に沿った方向(左右方向)におけるタッチ位置の移動に追従するように、複数のサムネイル画像(タイムライン)を時間軸に沿って右または左にスクロールする。これにより、表示されていなかった列を表示することができる。なお、時間軸に平行に移動するスクロールバーを別途表示し、スクロールバーにタッチしてタッチムーブする操作に応じて、S617の処理を行ってもよい。
S618では、CPU101は、ディスプレイ105からのタッチアップがあったか否かを判定する。タッチアップがあったと判定した場合はS601に進み、そうでない場合はS616に進む。
S607でタッチダウンが無かった場合は、S619で、CPU101は、テイクキー404またはリテイクキー405が操作されたか否かを判定する。テイクキー404またはリテイクキー405が操作されたと判定した場合はS620に進み、そうでない場合はS602に進む。
S620では、CPU101は、選択枠422で選択されたサムネイル画像の動画を含むグループをリテイク対象として選択し、図5のS501に処理を進める(図5の動画撮影処理に戻る)。このため、リテイクキー405の操作に応じて、選択枠422で選択されたサムネイル画像の動画と同じグループの動画が撮影されることになる。従って、ユーザは、選択枠422の移動を指示して、所望のグループの動画のリテイクを指示することができる。なお、撮影後のタイムライン表示では、最後に撮影された動画のサムネイル画像が選択枠422で選択される。このため、選択枠422の移動が行われなければ、リテイクキー405の操作に応じて、直前に撮影された動画と同じグループの動画が撮影される。例えば、図4(c)のように、列433のサムネイル画像に選択枠422が表示されている場合にリテイクキー405が操作されると、列433のグループをリテイク対象として選択し、図5のS501(動画撮影処理)に進む。そして、動画撮影処理においてリテイクキー405が操作されると、列433のグループに属する動画の撮影・記録が開始される。従ってその後に再度タイムライン表示をすると、列433に並ぶサムネイル画像のうち最後尾(最も下)にサムネイル画像が新規に追加された状態となる。また、列433のグループをリテイク対象とした動画撮影処理において、テイクキー404が操作されると、新規にグループが生成され、新規グループの動画として撮影される。新規グループは、タイムライン表示における最後尾のグループ、あるいは、選択されていたリテイク対象のグループの次のグループとして追加される。図4(c)の例では、最後尾のグループが追加されると、列435の右に新たに列が表示され、撮影された動画のサムネイル画像が表示される。また、選択されていたリテイク対象のグループの次のグループが追加されると、列433と列434の間に新たにグループが挿入され、撮影された動画のサムネイル画像が表示される。
図7の説明を行う。S701では、CPU101は、図6のS609で行われたタッチムーブに応じて、タッチされたサムネイル画像のグループに属するサムネイル列を移動させる。
例えば、図4(c)のサムネイル画像423をタッチしてタッチ位置をテイク軸に沿って上方向に移動させると、サムネイル画像423が表示された列433の全てのサムネイル画像(選択画像と非選択画像)がテイク軸に沿って上方向に移動する。これにより、列433の選択画像として表示する動画を変更することができる。例えば、サムネイル画像423が非選択画像となり且つサムネイル画像424が選択画像となるように、タイムライン表示の状態を図4(c)の状態から図4(d)の状態に遷移させることができる。なお、列に選択画像として表示する動画を、当該列に対応するグループの複数の動画のみから選択できれば、その方法は特に限定されない。上記方法によれば、列のサムネイル画像の並び順を維持することもできる。
また、タッチ位置を時間軸に沿って移動させると、タッチ位置の移動に追従するように、タッチされたサムネイル画像の列、すなわちタッチされたサムネイル画像を含む同一の列の全てのサムネイル画像が、時間軸に沿って移動する(ドラッグされる)。
S702では、CPU101は、時間軸に沿って列がドラッグされたか否かを判定する。時間軸に沿って列がドラッグされたと判定した場合はS703に進み、そうでない場合はS704に進む。
S703では、CPU101は、ドラッグされた列をドラッグ後の位置に挿入するように、他の列を時間軸に沿ってシフトさせる。具体的には、ドラッグ後の位置から左側(再生順で前側)の全ての列を左側にシフトする制御と、ドラッグ後の位置から右側(再生順で後側)の全ての列を右側にシフトする制御との少なくとも一方を行う。これにより、複数の列を並び替えることができる。つまり、グループを維持したまま動画の再生順を変更することができる。従って、ユーザは、再生順を変更した後であっても、選択画像として表示する動画を、同じグループの他の動画にのみ変更することができる。選択画像として表示する動画の変更後に再生順を変更することも、もちろん可能である。このように、本実施形態では、選択画像として表示する動画の変更と、再生順の変更との順番の自由度が高く、操作性が高い。例えば、図4(c)のサムネイル画像423をタッチしてタッチ位置を時間軸に沿って1つ分前(1つ分左)にドラッグすると、図4(e)の状態となる。
S704では、CPU101は、時間軸方向(左右方向)におけるタイムライン表示領域420の端部まで列がドラッグされたか否かを判定する。端部まで列がドラッグされたと判定した場合はS705に進み、そうでない場合はS706に進む。
S705では、CPU101は、ドラッグ位置が端部に位置している時間の経過に従って順次、複数のサムネイル画像を時間軸に沿って、タイムラインのうちドラッグ位置側の見えていなかった部分が新たに表示されるように(ドラッグ位置の端部側と逆向きにタイムラインが移動するように)、右または左にスクロールする。
S706では、CPU101は、ディスプレイ105からのタッチアップがあったか否かを判定する。タッチアップがあったと判定した場合はS707に進み、そうでない場合はS701に進む。
S707では、CPU101は、複数の選択画像の並び順に従いプレイリストを更新する。例えば、図4(c)の状態で時間軸に沿ったドラッグを開始し、図4(e)の状態でタッチアップされると、図4(e)に示す状態となるようにプレイリストにおける動画の並び順(再生順)が更新される。具体的には、動画に対応するサムネイル画像で順番を説明すると、図4(c)ではサムネイル画像425、423、426の順で並んでいたものが、図4(e)のようにサムネイル画像423、425、426の順に更新される。
S708では、CPU101は、メニューボタン406などの操作により「書き出し」が指示されたか否かを判定する。「書き出し」が指示されたと判定した場合はS709に進み、そうでない場合はS710に進む。S709では、CPU101は、複数の選択画像がそれぞれ示す複数の動画(動画ファイル)から、当該複数の動画をプレイリストに応じた順番(複数の選択画像が並べられた順番)で繋いだ単一の動画ファイルを生成し、記録媒体108に編集済み動画の動画ファイルとして記録する。これにより、プレイリストを用いずに、単一の動画ファイルから、複数の選択画像にそれぞれ対応する複数の動画を順番に再生するのと同様の再生を行うことができるようになる。
S710では、CPU101は、メニューボタン406などの操作により「先頭から再生」が指示されたか否かを判定する。「先頭から再生」が指示されたと判定した場合はS711に進み、そうでない場合は図6のS601に進む。S711では、CPU101は、複数の選択画像がそれぞれ示す複数の動画(動画ファイル)を、プレイリストに応じた順番(複数の選択画像が並べられた順番)で再生する。
なお、図6のS615から図7のS708に進む場合には、ユーザは、一度タッチアップを行い、メニューボタン406などの操作により「書き出し」や「先頭から再生」など
の指示を行う。なお、上述した処理に加え、特定の列の画像をタイムライン表示から削除(記録媒体108からファイルを削除、あるいは、ファイルは保存したままプレイリストから削除)することも出来るものとする。
の指示を行う。なお、上述した処理に加え、特定の列の画像をタイムライン表示から削除(記録媒体108からファイルを削除、あるいは、ファイルは保存したままプレイリストから削除)することも出来るものとする。
以上述べたように、本実施形態によれば、テイクキー404とリテイクキー405を使い分けて、新しいグループの動画を撮影したり、既存のグループの動画を撮影したりできる。さらに、テイクキー404やリテイクキー405を操作するだけで、他の操作を行わずに、動画撮影と、撮影された動画へのグループの割り当てとの両方を同時に行うことができる。これにより、ユーザが動画をどのグループに割り当てるべきかを撮影後に判断する必要がなく、動画撮影を効率的に行うことができる(電子機器100の利便性の向上)。特に、動画の撮影途中に、撮り直し(リテイク)が必要であると判断した場合に、煩雑な操作をすることなく、一旦動画記録を停止してリテイクキー405を操作するだけで素早くリテイクを行うことができる。そして、リテイクで撮影された動画が多くなってきても、それらは同じグループの動画として管理されているため、多くの動画ファイルが記録されても、後でどの動画ファイルが同じシーンについてリテイクしたものであるかを判別しやすく、混乱なく編集作業を行うことができる。さらに、リテイクをしてもその前に撮影した動画も上書きや削除をすることなく同じグループとして保存しているため、後々、結局リテイク前の動画の方が良かったと判断した場合にも、リテイク前の動画を採用した編集をすることができる。
さらに、本実施形態によれば、タイムライン421の各区域には、1つのグループに含まれた1つの動画を示すサムネイル画像(選択画像)のみが表示される。これにより、複数の動画を順番に再生する際に、同じグループの複数の動画が再生されることなく、異なるグループの複数の動画のみを再生することができる。そして、選択画像の表示された区域に関連付けて、当該複数の動画のうち、選択画像の動画でない動画を示すサムネイル画像(非選択画像)を同列に表示する。これにより、ユーザはグループと動画の対応関係を容易に把握できる。その結果、ユーザは、複数の所望の動画が所望の順番で再生されるように、サムネイル画像の選択、移動、入れ替え、追加、削除などのタイムライン編集を容易に行うことができる。複数の動画からなる単一の動画ファイルを生成する場合についても同様の効果が得られる。
なお、コンテンツとして動画を用いる例を説明したが、コンテンツは動画に限らない。例えば、コンテンツとして音声や静止画などが使用されてもよい。音声の例では、本実施形態の処理により、楽曲やフレーズ、小節ごとに音声を管理したり、複数の所望の楽曲を所望の順番で再生するためのタイムライン編集を行いやすくしたりできる。静止画の例では、複数の所望の静止画が所望の順番で切り換えて表示するスライドショーを行うためのタイムライン編集を行いやすくできる等の効果が得られる。
なお、撮影待機状態においてテイクキー404とリテイクキー405が常に有効である例を説明したが、テイクキー404やリテイクキー405の有効/無効を切り替えてもよい。例えば、CPU101は、動画を記録する所定の記録モードが設定されている場合にリテイクキー405を有効にし、所定の記録モードが設定されていない場合にリテイクキー405を無効(グレーアウト表示や非表示)にしてよい。所定の記録モードは、撮影者自身を撮像した動画を記録する自分撮りのモードなどである。コンテンツが音声である場合は、所定の記録モードは、電子機器100の操作者自身の音声を記録するモードなどである。
例えば、電子機器100から見て撮影者側とは反対の側(ディスプレイ105の表示面とは反対の側)を撮影するアウトカメラが起動していた場合には、CPU101はリテイクキー405を無効にする。そして、撮影に使用するカメラがアウトカメラからインカメ
ラ(カメラ部112)に切り替えられた場合に、CPU101はリテイクキー405を有効に表示する。さらに、撮影に使用するカメラがインカメラからアウトカメラに切り替えられた場合に、CPU101はリテイクキー405を無効にする。カメラ部112が撮影方向を変更可能なバリアングルユニットに備えられていた場合には、カメラ部112が撮影者側を向いていると(撮影者に向かう方向が撮影方向であると)、CPU101はリテイクキー405を有効に表示する。一方で、カメラ部112が撮影者側とは反対の側を向いていると(撮影者から遠ざかる方向が撮影方向であると)、CPU101はリテイクキー405を無効にする。
ラ(カメラ部112)に切り替えられた場合に、CPU101はリテイクキー405を有効に表示する。さらに、撮影に使用するカメラがインカメラからアウトカメラに切り替えられた場合に、CPU101はリテイクキー405を無効にする。カメラ部112が撮影方向を変更可能なバリアングルユニットに備えられていた場合には、カメラ部112が撮影者側を向いていると(撮影者に向かう方向が撮影方向であると)、CPU101はリテイクキー405を有効に表示する。一方で、カメラ部112が撮影者側とは反対の側を向いていると(撮影者から遠ざかる方向が撮影方向であると)、CPU101はリテイクキー405を無効にする。
自分撮りは、近年の動画共有サイトに動画を多数投稿するユーザのような、独自に制作した動画コンテンツ等をインターネット上で公開するユーザでよく行われる。自分撮りにおいては、撮影された動画に納得がいかなければ、自分だけの判断で何度も行うことができ、他人を被写体とした撮影に比べて繰り返し行いやすい。このため、本実施形態における「リテイクキー405の押下に応じて、直前に撮影された動画と同じグループの動画を撮影する」という機能は、自分撮りにおいて特に有用であると言える。そして、自分撮り以外の撮影でリテイクキー405を無効にすることで、装置全体の操作の複雑化や煩雑化を防止できる。また、他人を被写体とした撮影において、繰り返しのリテイクによって撮影のために他人に必要以上に時間を撮らせてしまう可能性を低減することができる。
なお、図4(a)の撮影待機画面に、最初からリテイクキー405を有効なタッチキーとして表示する例を説明したが、そうでなくてもよい。最初(図5の動画撮影処理が開始した直後;動画撮影モードが設定された直後)は、リテイクキー405を無効にし且つテイクキー404を有効に表示してもよい。そして、S506のファイルクローズ処理で新しいグループの動画ファイルができた直後(新しいグループの動画の記録が停止した直後)に、リテイクキー405を有効に表示するようにしてもよい(グレーアウト表示や非表示の解除)。一般的に、撮影アプリケーションの起動直後に行われる撮影は、いわゆるファースト・テイク、すなわち撮り直しではない1回目の撮影である場合が多い。そのため、リテイクキー405を無効にすることで、ユーザが操作方法に迷ったり、誤操作を行ったりすることを抑制できる。また、動画の記録が停止してから所定時間(例えば10秒)が経過するまでは、リテイクキー405を有効に表示し且つテイクキー404を無効にしてもよい。そして、所定時間が経過した直後に、テイクキー404とリテイクキー405の両方を有効に表示する、または、テイクキー404を有効に表示し且つリテイクキー405を無効にするようにしてもよい。動画撮影の直後に次の動画撮影が開始された場合は、新しいシーンの撮影ではなく、直前に失敗した撮影のリテイクが行われていることが多い。そのため、動画撮影の直後にテイクキー404を無効にすることで、ユーザが操作方法に迷ったり、誤操作を行ったりすることを抑制できる。そして、これら有効/無効の切り替えにより、動画撮影をさらに効率的に進めることが可能になる。なお、これら有効/無効の切り替えは、自分撮りの場合にも行ってよい。
なお、動画が再生された直後では、CPU101は、リテイクキー405の操作に応じて、再生された動画と同じグループの動画を撮影してもよい。具体的には、CPU101は、動画が再生された場合に、再生された動画の動画ファイルをリテイク対象ファイルとして設定してもよい。一般的に、動画が再生された直後にリテイクキー405の操作で行われる撮影は、再生された動画の撮り直しである場合が多い。そのため、再生された動画と同じグループの動画を撮影することで、動画のグループ分け(グルーピング)をより好適に行うことができる。
なお、CPU101は、動画の撮影中(記録中)に、テイクキー404やリテイクキー405に対する操作に応じて、現在の撮影種別(テイク/リテイク)を変更してもよい。例えば、直前に記録された動画と同じグループの動画の記録中(すなわちリテイク中)に
テイクキー404に対する操作が行われた場合に、CPU101は、記録中の動画を、新しいグループの動画(すなわちテイクの動画)として記録するように制御し直す。すなわち、記録している動画ファイルの属性情報として記録しているグループIDを、リテイク対象のグループIDから、新規のグループIDに上書きする。一方で、新しいグループの動画の記録中(すなわちテイク中)にリテイクキー405に対する操作が行われた場合に、CPU101は、記録中の動画を、直前に記録された動画と同じグループの動画(すなわちリテイクの動画)として記録するように制御し直す。すなわち、記録している動画ファイルの属性情報として記録している新規グループIDを、リテイク対象のグループIDに上書きする。このような制御を行わない構成では、テイクを行いたいユーザがリテイクキー405で撮影指示を行うと、ユーザの意図に反してリテイクが行われ、リテイクを行いたいユーザがテイクキー404で撮影指示を行うと、ユーザの意図に反してテイクが行われる。一方で、上記制御を行う構成とすれば、ユーザは、撮影中にテイクキー404やリテイクキー405を操作することで、現在の撮影種別を所望の撮影種別に変更できる。また、タッチキーの種別と変更後の撮影種別とを合わせることで、操作を分かりやすくできる。
テイクキー404に対する操作が行われた場合に、CPU101は、記録中の動画を、新しいグループの動画(すなわちテイクの動画)として記録するように制御し直す。すなわち、記録している動画ファイルの属性情報として記録しているグループIDを、リテイク対象のグループIDから、新規のグループIDに上書きする。一方で、新しいグループの動画の記録中(すなわちテイク中)にリテイクキー405に対する操作が行われた場合に、CPU101は、記録中の動画を、直前に記録された動画と同じグループの動画(すなわちリテイクの動画)として記録するように制御し直す。すなわち、記録している動画ファイルの属性情報として記録している新規グループIDを、リテイク対象のグループIDに上書きする。このような制御を行わない構成では、テイクを行いたいユーザがリテイクキー405で撮影指示を行うと、ユーザの意図に反してリテイクが行われ、リテイクを行いたいユーザがテイクキー404で撮影指示を行うと、ユーザの意図に反してテイクが行われる。一方で、上記制御を行う構成とすれば、ユーザは、撮影中にテイクキー404やリテイクキー405を操作することで、現在の撮影種別を所望の撮影種別に変更できる。また、タッチキーの種別と変更後の撮影種別とを合わせることで、操作を分かりやすくできる。
なお、CPU101は、動画撮影中に、テイクキー404とリテイクキー405のいずれに対する操作に応じても、動画撮影を停止してよい。テイクキー404とリテイクキー405のどちらでも動画撮影の停止を指示できることで、ユーザが操作方法に迷うことを抑制でき、ユーザが望んだタイミングで動画撮影を停止しやすくなる。
また、CPU101は、動画の撮影を停止するためのタッチキーを当該動画の撮影種別と合うようにしてもよい。具体的には、直前に撮影された動画と同じグループの動画の撮影中、すなわちリテイク中に、テイクキー404の操作に応じては動画撮影を停止せず、リテイクキー405の操作に応じて動画撮影を停止する。そして、新しいグループの動画の撮影中、すなわちテイク中に、リテイクキー405の操作に応じては動画撮影を停止せず、テイクキー404の操作に応じて動画撮影を停止する。動画の撮影を停止するためのタッチキーを当該動画の撮影種別と合わせることで、操作の一貫性を高めることができ、誤操作を減らすことができる。
なお、CPU101は、リテイク中にテイクキー404が操作された場合と、テイク中にリテイクキー405が操作された場合とにおいて、記録中の動画を消去してもよい。このような構成とすれば、例えば、ユーザは、撮影中に撮影の失敗に気づくと、撮影に失敗した動画を消去する(記録しない)ために、テイクキー404やリテイクキー405を操作する。このため、撮影に失敗した動画を速やかに削除でき、余計な動画が記録されることを防ぐことができる。また、CPU101は、リテイク中にテイクキー404が操作された場合と、テイク中にリテイクキー405が操作された場合とにおいて、記録中の動画に所定のメタデータを付与してもよい。この場合は、CPU101は、タイムライン表示において、所定のメタデータが付与された動画のサムネイル画像に関連付けて、所定の表示アイテムを表示してもよい。これにより、ユーザは、撮影に失敗した動画と、それ以外の動画とを容易に区別でき、タイムライン編集を行いやすくなる。
なお、CPU101は、リテイクが開始される場合に、直前に記録された動画と同じグループの動画の数を示す表示をディスプレイ105に行わせてもよい(表示制御)。「直前に記録された動画と同じグループの動画の数」は、現在のリテイクで記録される動画を含んだ数であってもよいし、そうでなくてもよい。例えば、CPU101は、何テイク分の動画が記録済みか、何テイク目のリテイクが行われているか等を表示する。これにより、ユーザは、1つのシーンについて十分な回数の撮影が行われたか等を容易に把握でき、利便性が向上する。
なお、CPU101は、動画撮影が停止した後に、タッチパッド領域402(AF位置を変更するための操作部)に対する操作に応じて、撮影された動画にレーティング(重要度)を付与してもよい。この場合は、CPU101は、タイムライン表示において、レーティングに応じた表示アイテムをサムネイル画像に関連付けて表示してもよい。これにより、ユーザは、重要度が高い動画と低い動画とを容易に区別でき、タイムライン編集を行いやすくなる。
なお、CPU101は、テイク中かリテイク中かをユーザに通知してもよい(通知制御)。ディスプレイ105にテイク中かリテイク中かを識別可能なの表示アイテムを表示してもよいし、他の方法(ランプの点灯色、ランプの点灯/点滅、音声出力など)でテイク中かリテイク中かを通知してもよい。これにより、ユーザは、現在の撮影種別を容易に把握できる。その結果、例えば、誤った種別の撮影が行われている場合に、ユーザは、撮影種別の誤りにすぐに気づくことができ、現在の撮影を中断して所望の種別の撮影を行うよう短時間で操作を開始することができる。
なお、タイムライン421の各区域に関連付けて非選択画像が表示されれば、非選択画像の表示方法は特に限定されない。例えば、非選択画像が表示される画面は、選択画像が表示される画面と異なっていてもよい。但し、タイムライン表示の見やすさの観点から、図4(b)に示すように非選択画像と選択画像が同じ画面に表示されることが好ましい。また、テイク軸は、時間軸と異なっていれば、時間軸に垂直な軸でなくてもよい。例えば、テイク軸は、時間軸に対して斜めの直線状の軸であってもよいし、円弧状の軸であってもよい。図8(a)は、時間軸に対して斜めの直線状の軸をテイク軸とした例であり、図8(b)は、円弧状の軸をテイク軸とした例である。図8(a),8(b)でも、図4(c)と同様に、テイク軸と時間軸が区別できる。このため、ユーザは、選択画像と非選択画像を容易に区別でき、選択画像として表示する動画を変更するための操作と、動画の再生順を変更するための操作とを明確に区別して行うことができる。
なお、CPU101は、区域の選択画像によって示された動画と、当該区域に対応するグループの非選択画像(同列の画像)によって示された動画とをユーザが比較可能に再生してもよい。例えば、図9(a)の編集画面のように、非選択画像901が選択枠422で選択されている場合において、CPU101は、「Compare」という選択肢(項目)902を自動で又はユーザ操作に応じて表示してもよい。そして、ユーザによって選択肢902が選択(指定)された場合に、CPU101は、表示画面を図9(b)の比較再生画面に遷移させ、非選択画像901の動画と、非選択画像901と同じ列のタイムライン上の区域の選択画像903の動画とを並べて表示するように再生してもよい。つまり、上記2つの動画を同一画面上の互いに隣り合う2つの領域で再生してもよい。上記2つの動画は、同じタイミングで再生を開始してもよいし、そうでなくてもよい。上記2つの動画は、同じグループの動画、同じシーンの異なる撮影によって得られた動画である。このため、上記構成によれば、ユーザが各シーンについてより好適な動画を選びやすくなる。
「Playback」の選択肢が選ばれた場合は、選択枠422で選択されている非選択画像901の動画を再生する。その後は、再生した動画の次の動画(選択画像の動画)を順次再生してもよいし、そうでなくてもよい。「OutPut」の選択肢が選ばれた場合は、選択枠422で選択されている非選択画像901の動画ファイルを外部へ出力する。
なお、図4(c)などのライブビュー表示では、表示された列(グループ)の全ての非選択画像が表示されているが、一部の非選択画像が表示されてもよい。例えば、選択枠422で選択された選択画像や、タッチされた選択画像などのように、ユーザ操作に応じて
指定された選択画像のグループ(列)の非選択画像を表示し、他のグループ(他の列)の非選択画像を表示しないようにしてもよい。
指定された選択画像のグループ(列)の非選択画像を表示し、他のグループ(他の列)の非選択画像を表示しないようにしてもよい。
なお、CPU101が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をスマートフォンやデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、コンテンツの記録や表示を制御可能な電子機器であれば適用可能である。例えば、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、映像プレーヤーなどに適用可能である。また、本発明は、テレビジョン装置、投影装置、タブレット端末、AIスピーカー、家電装置、車載装置、医療機器などにも適用可能である。
また、撮像装置本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:電子機器 101:CPU
Claims (19)
- 第1の操作部と第2の操作部のいずれかに対する操作に応じて、動画及び音声の少なくとも一方であるコンテンツの記録を開始するように制御する記録制御手段と、
前記第1の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始される場合に、当該コンテンツを、直前に記録されたコンテンツとは異なる新しいグループのコンテンツとして記録し、
前記第2の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始される場合に、当該コンテンツを、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツとして記録する
ように制御する制御手段と
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記制御手段は、
コンテンツのグループを示す情報を、当該コンテンツの属性情報として記録する、
コンテンツとグループの対応関係を示し且つコンテンツから独立した情報を記録する、及び、
グループごとのフォルダにコンテンツを記録する
の少なくともいずれかを行うように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - コンテンツを記録する所定の記録モードが設定されている場合に、前記第2の操作部が有効となり、
前記所定の記録モードが設定されていない場合に、前記第2の操作部が無効となる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記所定の記録モードは、操作者自身を撮像した動画を記録するモード、または、操作者自身の音声を記録するモードである
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。 - コンテンツを記録する記録モードが設定された直後に、前記第1の操作部が有効となり且つ前記第2の操作部が無効となり、
コンテンツの記録が停止した直後に、前記第1の操作部が無効となり且つ前記第2の操作部が有効となり、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記動画の撮像及び前記音声の入力の少なくとも一方を行う取得部から見て、コンテンツの記録に関する表示を行う表示領域よりも遠くに、前記第1の操作部と前記第2の操作部とが配置される
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記第1の操作部と前記第2の操作部を操作する指で操作可能な位置に、AF位置を変更するための操作部が配置される
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記第1の操作部と前記第2の操作部は、前記電子機器のグリップ部を持つ手の指が届く位置に配置される
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の電子機器。 - ユーザ操作に応じてコンテンツを再生する再生手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記再生手段によりコンテンツが再生された直後では、前記第2の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始される場合に、記録されるコンテンツを、直前に再生されたコンテンツと同じグループのコンテンツとして記録するように制御する
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記制御手段は、
直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツの記録中に前記第1の操作部に対する操作が行われた場合に、記録中のコンテンツを、新しいグループのコンテンツとして記録するように制御し直し、
新しいグループのコンテンツの記録中に前記第2の操作部に対する操作が行われた場合に、記録中のコンテンツを、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツとして記録するように制御し直す
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記記録制御手段は、コンテンツの記録中に、前記第1の操作部と前記第2の操作部のいずれに対する操作に応じても、コンテンツの記録を停止するように制御する
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記記録制御手段は、
直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツの記録中に、前記第1の操作部に対する操作に応じては、コンテンツの記録を停止せず、前記第2の操作部に対する操作に応じて、コンテンツの記録を停止するように制御し、
新しいグループのコンテンツの記録中に、前記第2の操作部に対する操作に応じては、コンテンツの記録を停止せず、前記第1の操作部に対する操作に応じて、コンテンツの記録を停止するように制御する
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記制御手段は、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツの記録中に前記第1の操作部に対する操作が行われた場合と、新しいグループのコンテンツの記録中に前記第2の操作部に対する操作が行われた場合とにおいて、記録中のコンテンツを消去するように制御する
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の電子機器。 - 直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツの記録が開始される場合に、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツの数を示す表示を行うように制御する表示制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記制御手段は、コンテンツの記録が停止した後に、AF位置を変更するための操作部に対する操作に応じて、当該コンテンツにレーティングを付与するように制御する
ことを特徴とする請求項1~14のいずれか1項に記載の電子機器。 - 新しいグループのコンテンツの記録中か、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツの記録中かをユーザに通知するように制御する通知制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1~15のいずれか1項に記載の電子機器。
- 第1の操作部と第2の操作部のいずれかに対する操作に応じて、動画及び音声の少なくとも一方であるコンテンツの記録を開始するように制御するステップと、
前記第1の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始され
る場合に、当該コンテンツを、直前に記録されたコンテンツとは異なる新しいグループのコンテンツとして記録し、
前記第2の操作部に対する操作を受け付けたことに応じてコンテンツの記録が開始される場合に、当該コンテンツを、直前に記録されたコンテンツと同じグループのコンテンツとして記録する
ように制御するステップと
を有することを特徴とする電子機器の制御方法。 - コンピュータを、請求項1~16のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1~16のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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