JP2012119905A - 記録再生装置、その記録再生方法およびプログラム - Google Patents

記録再生装置、その記録再生方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対象ファイルのファイルシステム上の記載を変更することなく、対象ファイルの再生を制限することができる記録再生装置などを提供することを目的とする。
【解決手段】記録媒体を装着する装着部と、入力されたファイルをDCFファイルシステムにしたがって前記記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたファイルを読み出して再生する再生手段と、前記記録手段によって記録されたファイルのうち、再生を制限するファイルの指示を行う指示部と、を有し、前記記録手段は、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複するファイルを記録し、前記再生手段は、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記対象ファイルの再生を制限する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ファイルの記録および再生を行うことができる記録再生装置、その記録再生方法およびプログラムに関するものである。
従来から、ファイルの記録および再生を行うことができる記録再生装置が知られている。ユーザは記録再生装置に装着されている記録媒体に記録されているファイルを無効にするなどして、その再生を制限したい場合がある。この場合、記録再生装置はデータ領域を無効にする、詳細にはデータ領域を指し示すファイルシステム情報を新規に作成して差し替える処理を行ったり、データ領域を無効データで上書きする処理を行ったりすることでファイルを無効にする。
特開2003−244610号公報
特許文献1には、デジタルカメラがデータを無効化する方法として、第一に管理情報すなわちファイルシステムのディレクトリエントリを更新する方法が開示されている。しかしながら、例えば書換え制限記録媒体において管理情報の更新すなわち新規に作成した代替管理情報の参照が不可能なファイルシステムを用いている場合、同様の方法での無効化は実現できない。また、特許文献1にはデータを無効化する方法として、第二にデータ領域を無効データによる上書きによって、無効化する方法が開示されている。しかしながら、ファイルシステムのディレクトリエントリ上には残るため、再生時において不要な無効データを再生してしまうおそれがある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、対象ファイルのファイルシステム上の記載を変更することなく、対象ファイルの再生を制限することができる記録再生装置などを提供することを目的とする。
本発明の記録再生装置は、記録媒体を装着する装着部と、入力されたファイルをDCFファイルシステムにしたがって前記記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたファイルを読み出して再生する再生手段と、前記記録手段によって記録されたファイルのうち、再生を制限するファイルの指示を行う指示部と、を有し、前記記録手段は、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複するファイルを記録し、前記再生手段は、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記対象ファイルの再生を制限することを特徴とする。
本発明によれば、対象ファイルのファイルシステム上の記載の変更を行うことなく対象ファイルの再生を制限することができる。
実施形態に係るデジタルカメラの外観図である。 デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 デジタルカメラの全体的な動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラの再生モード処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラの閲覧制限処理を示すフローチャートである。 閲覧制限処理におけるファイルシステム管理構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。本実施形態では、記録再生装置の一例としてデジタルカメラを用いて説明する。
[デジタルカメラの構成]
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラの外観図である。
デジタルカメラ100は画像表示部28、操作部70、モード切替スイッチ60、シャッタースイッチ61、コントローラホイール73、電源スイッチ72、コネクタ112などを備えている。
画像表示部28は画像や各種情報を表示するディスプレイである。操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等である。操作部70にはモード切替スイッチ60、シャッタースイッチ61などを含めることができる。
モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるためのスイッチである。シャッタースイッチ61はユーザがデジタルカメラ100に対して撮影指示を行うためのボタンである。コントローラホイール73はユーザがデジタルカメラ100に対して各種指示を行う、回転操作可能なボタンである。
電源スイッチ72はユーザが電源オンと電源オフとを切り替えるスイッチである。コネクタ112は接続ケーブルが接続される接続部である。
また、デジタルカメラ100は装着部としての記録媒体スロット201、スロット蓋202を備えている。記録媒体スロット201はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200を格納することができる。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200はデジタルカメラ100との間で通信が可能である。スロット蓋202は記録媒体200が記録媒体スロット201から脱落しないように記録媒体スロット201の開口を被覆する。また、記録媒体200には、メモリカードやハードディスクの他、半導体メモリや磁気ディスク等が用いられる。
図2は、デジタルカメラの構成の一例を示すブロック図である。
デジタルカメラ100はフォーカスレンズを含む撮影レンズ103、絞り機能を備えるシャッター101、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子などで構成される撮像部22、レンズバリア102を備えている。レンズバリア102は撮影レンズ103などを被覆することにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
デジタルカメラ100は撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器23、画像処理部24、メモリ制御部15、システム制御部50、メモリ32、D/A変換器13、不揮発性メモリ56、システムメモリ52を備えている。
画像処理部24はA/D変換器23からのデータまたはメモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小などのリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。更に、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24およびメモリ制御部15を介して、あるいはメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
メモリ32は撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、画像表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13はメモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して画像表示部28に供給する。このように、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して画像表示部28に表示される。画像表示部28はLCD等のディスプレイ上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、デジタルカメラ100に後述する各フローチャートを実行させるためのプログラムである。
システム制御部50はデジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52は例えばRAMであり、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、画像表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
ユーザによる各種の動作指示はモード切替スイッチ60、シャッタースイッチ61および操作部70などを介してシステム制御部50に入力される。したがって、操作部70はユーザから入力を受け付け、システム制御部50に指示する指示部として機能する。
モード切替スイッチ60はシステム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード、その他のモードの何れかに切り替える。シャッタースイッチ61は一つのボタンで構成され、第1シャッタースイッチ62と第2シャッタースイッチ64とを兼ねている。第1シャッタースイッチ62はシャッタースイッチ61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64はシャッタースイッチ61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は画像表示部28に表示される種々の機能アイコンをユーザが選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン、関連画像再生ボタン、画像削除ボタンなどがある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が画像表示部28に表示される。ユーザは画像表示部28に表示されたメニュー画面、4方向ボタンやSETボタンを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
図1で説明したコントローラホイール73は操作部70の一部であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。ユーザがコントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50がデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール73は回転操作を検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサによる操作部材であって、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出する、いわゆるタッチホイールであってもよい。
図2に戻り、デジタルカメラ100は電源制御部80、電源部30、インタフェース18を備えている。電源制御部80は電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路などにより構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80はその検出結果およびシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタなどである。インタフェース18は記録媒体200をデジタルカメラ100と接続する接続部である。
デジタルカメラ100は中央1点AFや顔AFを用いた撮影が可能である。中央1点AFとは撮影画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。顔AFとは顔検出機能によって検出された撮影画面内の顔に対してAFを行うことである。顔検出機能について説明する。システム制御部50は顔検出対象の画像データを画像処理部24に送る。画像処理部24はシステム制御部50の制御下で当該画像データに水平方向バンドパスフィルタを作用させる。また、画像処理部24はシステム制御部50の制御下で処理された画像データに垂直方向バンドパスフィルタを作用させる。これら水平および垂直方向のバンドパスフィルタによって、画像データのエッジ成分が検出される。その後、システム制御部50は検出されたエッジ成分に関してパターンマッチングを行い、目、鼻、口および耳の候補群を抽出する。そして、システム制御部50は抽出された目の候補群の中から、予め設定された条件(例えば2つの目の距離、傾き等)を満たすものを、目の対と判断し、目の対があるもののみ目の候補群として絞り込む。システム制御部50は絞り込まれた目の候補群とそれに対応する顔を形成する他のパーツ(鼻、口、耳)を対応付け、また、予め設定した非顔条件フィルタを通すことで顔を検出する。システム制御部50は顔の検出結果に応じて顔情報を出力し、処理を終了する。このとき、顔の数などの特徴量をシステムメモリ52に記憶する。
以上のようにライブビュー表示あるいは再生表示される画像データを画像解析して、画像データの特徴量を抽出して被写体情報を検出することが可能である。ここでは被写体情報として顔情報を例に挙げたが、被写体情報には他にも赤目判定や目の検出、目つむり検出、笑顔検出等の様々な情報がある。
なお、顔AFと同時に顔AE、顔FE、顔WBを行うことができる。顔AEとは検出された顔の明るさに合わせて、画面全体の露出を最適化することである。顔FEとは検出された顔を中心にフラッシュの調光をすることである。顔WBとは、検出された顔の色に合わせて画面全体のWBを最適化することである。
また、デジタルカメラ100は操作部70の一つとして、画像表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。システム制御部50はタッチパネルに対する以下の操作を検出できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。システム制御部50はムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定する。また、タッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックはタッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。システム制御部50は所定速度以上、かつ所定距離以上でムーブしたことを検出し、そのままタッチアップを検出すると、フリックが行なわれたと判定する。また、システム制御部50は所定速度未満、かつ所定距離以上でムーブしたことを検出すると、ドラッグが行なわれたと判定する。
[デジタルカメラの全体動作]
図3は、デジタルカメラの全体的な動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS301において、電源スイッチ72が操作され電源がオンに切り替わると、システム制御部50はフラグや制御変数等を初期化する。
次に、ステップS302では、システム制御部50は記録媒体200に記録されているファイルに関する管理処理を開始する。ここでは、システム制御部50は再生対象ディレクトリの有無、再生対象画像ファイルの有無、再生対象画像のパス名リスト、記録媒体200内の画像総数を取得し、システムメモリ52に記憶する。システム制御部50は、これらの情報に基づいて後述する再生モード処理において再生対象画像の画像送り検索処理が行われる。
次に、ステップS303、S305およびS307において、システム制御部50はモード切替スイッチ60の設定位置を判断する。静止画記録モードに設定されている場合、システム制御部50はステップS303からステップS304に処理を移行し、静止画記録モード処理を実行する。モード切替スイッチ60が動画記録モードに設定されている場合、システム制御部50はステップS303、S305を経てステップS306に処理を移行し、動画記録モード処理を実行する。また、モード切替スイッチ60が再生モードに設定されている場合、システム制御部50はステップS303、S305、S307を経てステップS308に処理を移行し、再生モード処理を実行する。ステップS308における再生モード処理は図4を用いて後述する。
また、モード切替スイッチ60がその他のモードに設定されている場合、システム制御部50はステップS309に処理を移行し、選択されたモードに応じた処理を実行する。その他のモードとしては例えば記録媒体200に記録されたファイルの送信を行う送信モード処理、外部機器からファイルを受信して記録媒体200に記録する受信モード処理が含まれる。
システム制御部50はモード切替スイッチ60によって設定されたモードに対応したステップS304、S306、S308およびS309の何れかの処理を実行した後、ステップS310に処理を移行する。ステップS310では、システム制御部50は電源スイッチ72の設定位置を判断する。電源スイッチ72が電源オンに設定されている場合、ステップS303に処理を戻す。一方、電源スイッチ72が電源オフに設定されている場合、システム制御部50はステップS311に処理を移行し、終了処理を行う。終了処理には、例えば以下の処理が含まれる。すなわち、システム制御部50が画像表示部28の表示を終了状態に変更し、レンズバリア102を閉じて撮像部22を保護し、フラグや制御変数等を含むパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源供給が不要な部分への電源を遮断する。ステップS311の終了処理が完了すると、本処理を終了し、電源をオフ状態へ移行する。
[再生モード処理]
次に、図3のフローチャートのステップS308に示す再生モード処理の詳細を図4のフローチャートを用いて説明する。図4はデジタルカメラの再生モード処理の動作を示すフローチャートである。なお、図4に示す再生モード処理はモード切替スイッチ60により他のモードへの切り替えが行われた場合や電源スイッチ72がオフに設定された場合に、割り込み処理等により終了するものとする。
まず、ステップS501では、システム制御部50は記録媒体200から最新画像情報を取得する。次に、ステップS502では、システム制御部50はステップS501において最新画像情報の取得が正しく行われたか否かを判定する。最新画像情報を取得できなかった場合、ステップS503に処理を移行する。
[画像がない場合の入力待ち処理]
ステップS503では、システム制御部50は表示する画像ファイル(画像データ)がないことをユーザに通知するために「画像がありません」などのメッセージを画像表示部28に表示する。
次に、ステップS504では、システム制御部50はユーザによる操作入力を待機する。ここでいう操作入力とは、ユーザによる操作部70を介したボタン操作、スロット蓋202に対する操作、電源の低下などを知らせるイベントなどが含まれる。何らかの操作入力があった場合、ステップS505に処理を移行し、システム制御部50は当該操作入力に対応する処理を行う。例えば、ユーザがメニューボタンを操作入力した場合、システム制御部50は画像表示部28にメニュー表示を行い、ユーザが設定変更等を行えるようにする。
なお、ステップS502において、最新画像情報を取得できない場合とは、画像ファイルが1枚もない状態や、メディア不良によって画像情報を取得できないような状態などである。最新画像情報を取得することができれば、少なくとも画像ファイルが1枚は記録されていると判断され、システム制御部50はステップS507に処理を移行する。
[最新画像の表示処理]
ステップS507では、システム制御部50はステップS501で取得した最新画像情報に基づいて記録媒体200から最新画像ファイルを読み込む。ステップS508では、システム制御部50はファイル解析処理を行い、読み込んだ最新画像ファイルの撮影情報や属性情報等を取得する。次に、ステップS509では、システム制御部50は読み込んだ最新画像ファイルを画像表示部28に表示する。
ステップS510では、システム制御部50はステップS508で取得した撮影情報や属性情報なども表示する。また、ステップS508のファイル解析結果に応じて、システム制御部50はファイルの一部が壊れているなど不正なデータであると判断した場合、エラー表示も合わせて行う。
[再生モード処理における再生入力待ち処理]
次に、ステップS511では、システム制御部50はユーザによる操作入力を待機する。ここでいう操作入力とは、ユーザによる操作部70を介したボタン操作、スロット蓋202に対する操作、電源の低下などを知らせるイベントなどが含まれる。システム制御部50は操作入力があるまで待機する。何らかの操作入力があった場合、ステップS512に処理を移行する。
ステップS512では、システム制御部50は当該操作入力が操作部70に含まれる画像送りボタンの入力か否かを判定する。操作入力が画像送りボタンである場合、システム制御部50はステップS513に処理を移行し、次に表示する画像ファイルを読み込む。画像送りのボタンは送り方向に応じた一対のボタンで構成されており、システム制御部50は操作されたボタンに対応する送り方向に応じて次に表示する画像ファイルを読み込む。
本実施形態のデジタルカメラ100はDCFファイルシステム(DCF:Design rule for Camera File System)により画像ファイルの管理を行っている。DCFファイルシステムでは、DOS/FATファイルシステム上でファイルを管理、配置している。また、DCFファイルシステムでは、DCFディレクトリとよばれる所定の番号(DCFディレクトリ番号)を持つ、画像ファイルを保存するためのディレクトリが構成されている。そして、DCFディレクトリ内では、DCFファイルと呼ばれる所定の番号(DCFファイル番号)を持つ画像ファイルを規定して、画像ファイルの保存、再生管理を行う。このDCFディレクトリ番号およびDCFファイル番号は、ユーザに画像表示部28を介して通知され、画像表示部28に表示された画像とファイルシステムで管理されているディレクトリ名/ファイル名との関連を認識することが可能である。
このとき、同一のDCFディレクトリ番号およびDCFファイル番号を持つ画像ファイルが存在する場合、DCFディレクトリ番号/ファイル番号とファイルシステム上のファイルが一対一の関係とならない。そこで、本実施形態のシステム制御部50はユーザの誤認識、誤操作を防ぐために、画像送りの際に、同一のDCFディレクトリ番号およびDCFファイル番号を持つ画像ファイルをユーザに認識させないように、画像送りの候補にしない。すなわち、システム制御部50は画像ファイルが存在するにも関わらず再生しない処理をする。
次に、ステップS514では、システム制御部50はステップS513で読み込んだ画像ファイルに対してファイル解析処理を行い、読み込んだ画像ファイルにおける画像の撮影情報や属性情報等を取得する。次に、ステップS515では、システム制御部50はステップS513で読み込んだ画像ファイルを画像表示部28に表示する。
ステップS516では、システム制御部50はステップS514におけるファイル解析処理の結果を用いて撮影情報や属性情報などを表示する。また、ステップS514のファイル解析結果に応じて、システム制御部50はファイルの一部が壊れているなど不正なデータであると判断した場合、エラー表示も合わせて行う。
その後、システム制御部50はステップS511の操作入力を待機する処理へ戻る。
ステップS512において、操作入力が画像送りボタンではない場合、ステップS517に処理を移行する。
ステップS517では、システム制御部50は当該操作入力が操作部70に含まれる画像削除ボタンの操作であるか否かを判定する。すなわち、ユーザが画像表示部28に表示されている画像を削除したい場合、画像削除ボタンにより操作入力を行う。操作入力が画像削除ボタンである場合、システム制御部50はステップS518の閲覧制限処理に移行する。ステップS518における閲覧制限処理は図5を用いて後述する。
ステップS518において閲覧制限処理を実行した後、システム制御部50はステップS520に処理を移行し、閲覧可能画像があるか否かを判定する。閲覧可能画像がない場合、システム制御部50はステップS503に処理を戻し、表示する画像ファイルがないことをユーザに通知する。一方、閲覧可能画像がある場合、システム制御部50は画像ファイルを画像表示部28に表示し、ステップS511に処理を戻し、ユーザによる操作入力を待機する。
また、ステップS517において操作入力が画像削除ボタンでないと判定された場合、ステップS519に処理を移行する。ステップS519では、システム制御部50は操作入力に応じた処理を行う。例えば、マルチ再生への切り替えや、メニューボタンによるメニュー表示などである。なお、マルチ再生とは、画像ファイルの縮小画像を画像表示部28の一画面に複数枚並べて表示する再生モードである。
ステップS519の処理を終了すると、システム制御部50はステップS521に処理を移行し、表示する画像があるか否かを判定する。表示する画像がない場合、システム制御部50はステップS503に処理を戻し、表示する画像ファイルがないことをユーザに通知する。一方、表示する画像がある場合、システム制御部50は画像ファイルを画像表示部28に表示し、ステップS511に処理を戻し、ユーザによる操作入力を待機する。
[閲覧制限処理]
次に、図4のフローチャートのステップS518の閲覧制限処理の詳細を図5のフローチャートおよび図6を用いて説明する。図5は、デジタルカメラの閲覧制限処理のうち、画像削除処理の一例の動作を示すフローチャートである。図6は、ファイルシステム上のファイルの管理構成を示す図である。図6(a)は閲覧制限処理を行う前のファイルシステム上の管理構成の一例であり、図6(b)および(c)は閲覧制限処理後のファイルシステム上の管理構成の一例である。
まず、ステップS601において、システム制御部50は記録媒体200が書換え制限記録媒体であるか否かを判定する。この処理は記録媒体判定手段による処理の一例に対応する。ここで、書換え制限記録媒体とは、記録したファイルの書換えができない記録媒体である。本実施形態では、書換え制限記録媒体と書換え制限がない記録媒体との間で行う閲覧制限処理が異なるために、ステップS601において書換え制限記録媒体であるか否かの判定をしている。
この判定は、記録媒体内に記載された記録媒体の種別を示すレジスタを参照したり、書き込み可能領域の所定アドレスの値が所定値であるか否かを判定したりすることなどにより行う。書換え制限記録媒体の場合、ステップS602に処理を移行し、書換え制限記録媒体ではない場合、ステップS606に処理を移行する。
ステップS606では、システム制御部50は閲覧制限対象ファイルのファイルパスをDCFディレクトリ番号/ファイル番号と関連付けてシステムメモリ52またはファイルシステムから取得する。ここで、閲覧制限対象ファイルとは、閲覧制限を行う対象ファイルであって、上述したステップS517においてユーザが画像削除ボタンにより操作入力を行った画像ファイルである。
次に、ステップS607では、システム制御部50は取得したファイルパスから閲覧制限対象ファイルが存在するディレクトリのファイルシステム上の管理部であるディレクトリエントリのアドレスを算出してアクセスし、閲覧制限対象ファイルを削除する。これはディレクトリエントリ上の該当ファイルエントリの記載を抜き取ることや、ファイルエントリにファイルシステムで定義される削除済みの識別子を記載することで実現できる。
システム制御部50が閲覧制限対象ファイルの削除処理を行うことで、閲覧制限処理が終了する。
一方、ステップS601において、システム制御部50が記録媒体200を書換え制限記録媒体であると判定した場合、ステップS602に処理を移行する。上述したように書換え制限記録媒体では、記録したファイルを書換えることができない。したがって、上述した再生モード処理で説明した、同一のDCFディレクトリ番号およびDCFファイル番号を持つ画像ファイルを再生しないという処理を利用して、以下のような処理を行う。
まず、ステップS602では、システム制御部50は閲覧制限対象ファイルのファイル名をDCFディレクトリ番号/ファイル番号と関連付けてシステムメモリ52またはファイルシステムから取得する。
ここで、ディレクトリエントリ内の構成について、図6(a)を参照して説明する。図6(a)は、DCFディレクトリのファイルシステム上のディレクトリエントリを示す模式図である。
ディレクトリエントリ701には、そのディレクトリに存在するファイルのファイル名、実データの開始クラスタ、ファイルサイズ等が記載されている。702、703はそれぞれファイル名”IMG_0001.JPG”、”IMG_0002.JPG”を持つファイルのファイルエントリ情報である。704、705はそれぞれ”IMG_0001.JPG”、”IMG_0002.JPG”の実データであり、ディレクトリエントリに記載のクラスタ番号から記録媒体200上のアドレスが判定できる。
以下、閲覧制限対象ファイルを”IMG_0001.JPG”として説明する。
次に、ステップS603では、システム制御部50は取得したファイル名からDCFファイル番号を抽出し、抽出したDCFファイル番号を持つ新規ファイル名を生成する。すなわち、システム制御部50は閲覧制限対象ファイルである”IMG_0001.JPG”からDCFファイル番号である”0001”を抽出し、このDCFファイル番号を持つファイル名、例えば”XXX_0001.JPG”を生成する。
次に、ステップS604では、システム制御部50はステップS603で生成したファイル名のファイルを閲覧制限対象ファイルと同一ディレクトリに閲覧制御ファイルとして新規に追加作成する。
このとき、ステップS605において、システム制御部50は新規に追加作成した閲覧制御ファイルの実態領域、すなわち開始クラスタ番号、ファイルサイズを指定する。この処理の一例について図6(b)を参照して説明する。図6(b)は、閲覧制限処理後のDCFディレクトリのファイルシステム上のディレクトリエントリを示す模式図である。
ディレクトリエントリ711には、そのディレクトリに存在するファイルのファイル名、実データの開始クラスタ、ファイルサイズ等が記載されている。712、713、714はそれぞれファイル名”IMG_0001.JPG”、”IMG_0002.JPG”、”XXX_0001.JPG”を持つファイルのファイルエントリ情報である。715、716はそれぞれ”IMG_0001.JPG”、”IMG_0002.JPG”の実データであり、ディレクトリエントリに記載のクラスタ番号から記録媒体200上のアドレスが判定できる。
”XXX_0001.JPG”は閲覧制御ファイルであり、既存であった”IMG_0001.JPG”ファイルをDCFディレクトリ番号/ファイル番号の重複により閲覧制限をかけるものである。すなわち、上述した再生モード処理では、システム制御部50が同一のDCFディレクトリ番号およびDCFファイル番号を持つ画像ファイルを再生しないため、あたかもファイルを削除したような操作感をユーザに与えることができる。
ここで、”XXX_0001.JPG”の開始クラスタを”IMG_0001.JPG”と同一のものとしている。これは閲覧制御ファイル生成のために不要な実データ領域を消費しないようにしたものであり、もちろん新規の実データ領域を指し示すようにしてもよい。また、ファイルサイズにおいても閲覧制御ファイルであることから0Byteとしているが、もちろん実データのサイズを持つようにしてもよい。
図6(c)は、閲覧制限処理後のDCFディレクトリのファイルシステム上のディレクトリエントリの他の一例を示す模式図である。
ここでは、閲覧制御ファイルのファイル名を用いることで、画像ファイルを削除する閲覧制限方法と、例えばユーザ毎などの条件に応じて画像ファイルを再生する閲覧制限方法とを切り替える処理について説明する。
例えば、ユーザが図6(c)のファイルエントリ情報722に示すファイル名”IMG_0001.JPG”のファイルを”削除”する操作入力をしたものとする。この場合、システム制御部50はファイルエントリ情報724に示すように”DEL_”のプリフィックス文字列を含めて、同一のファイル番号を持つファイル名”DEL_0001.JPG”の閲覧制御ファイルを新規に追加作成する。
また、ユーザが図6(c)のファイルエントリ情報723に示すファイル名”IMG_0002.JPG”のファイルを”隠し属性”にする操作入力をしたものとする。この場合、システム制御部50はファイルエントリ情報725に示すように”HIDN”のプリフィックス文字列を含めて、同一のファイル番号を持つファイル名”HIDN0002.JPG”の閲覧制御ファイルを新規に追加作成する。
再生モード処理において、システム制御部50が閲覧制御ファイルの文字列を認識できるようにすることで、閲覧制御ファイルのプリフィックス文字列に応じて閲覧制限方法を切り替えることができる。すなわち、システム制御部50は再生する対象ファイルと同一のファイル番号を持つ閲覧制限対象ファイルを抽出する。そして、例えば、”DEL_”のプリフィックス文字列を持つ閲覧制限対象ファイルの場合、システム制御部50は一切再生しない処理を行う。また、”HIDN”のプリフィックス文字列を持つ閲覧制限対象ファイルの場合、システム制御部50はユーザ毎や、パスワードの入力等に応じて閲覧制限を解除する処理を行う。このように、閲覧制御ファイルの文字列を判定できるようにすることで閲覧制御方法の切り替えが可能である。
なお、ここでは閲覧制限方法の切り替えを閲覧制御ファイルのファイル名に応じて行ったが、もちろん閲覧制御ファイルを新規に作成し、その実データに閲覧制限方法を記述することも可能である。例えば、ユーザがファイル名”IMG_0001.JPG”のファイルを”削除”する操作入力をしたものとする。この場合、システム制御部50は”YYY_”のプリフィックス文字列を含めて、同一のファイル番号を持つファイル名”YYY_0001.JPG”の閲覧制御ファイルを新規に追加作成する。この閲覧制御ファイルの実データには、再生を禁止する閲覧制限方法を記述する。
再生モード処理では、システム制御部50は閲覧制限対象ファイルと同一のファイル番号を持つ閲覧制御ファイルを抽出する。抽出した閲覧制御ファイルが”YYY_”のプリフィックス文字列を持つ閲覧制御ファイルの場合、システム制御部50はその実データに記述された閲覧制限方法を実行することで対象ファイルの再生を禁止する。
以上のように、書換え制限記録媒体において既存の画像ファイルを閲覧制限したい場合、閲覧制御ファイルを追加して生成することにより、画像ファイルの閲覧制限をすることができる。
また、既存の画像ファイルをファイルシステム上、改竄および消去することなく、新規ファイルを追加するだけで、DCFファイルシステムの規則に基づいて閲覧制限をかけることが可能である。したがって、書換え制限が改竄防止を目的とした記録媒体であった場合においても既存のデータのオリジナル性を保証しながら、閲覧制限が可能となる。
以上、本実施形態ではデジタルカメラを例にして説明したが、本発明の適用はこれに限られるものではなく、プリンタや携帯電話、携帯端末等の画像再生が可能な装置に適用が可能である。また、書換え制限記録媒体のみに限られず、書換え可能な記録媒体についても閲覧制御ファイルを新規に追加作成することで、同様に対象ファイルの再生を制限することができる。
また、上述した本実施形態における記録再生装置を構成する各手段、並びに記録再生装置の記録再生方法の手順は、システム制御部がシステムメモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラムおよびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
22:撮像部 28:画像表示部 50:システム制御部 52:システムメモリ 70:操作部 60:モード切替スイッチ 100:デジタルカメラ 200:記録媒体 201:記録媒体スロット

Claims (7)

  1. 記録媒体を装着する装着部と、
    入力されたファイルをDCFファイルシステムにしたがって前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録されたファイルを読み出して再生する再生手段と、
    前記記録手段によって記録されたファイルのうち、再生を制限するファイルの指示を行う指示部と、を有し、
    前記記録手段は、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複するファイルを記録し、
    前記再生手段は、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記対象ファイルの再生を制限することを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記装着部に装着された記録媒体が書換え制限記録媒体であるか否かを判定する記録媒体判定手段を更に有し、
    前記記録媒体判定手段によって記録媒体が書換え制限記録媒体であると判定された場合、前記記録手段は、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複するファイルを記録することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記重複するファイルは、ファイルサイズが0Byteであり、開始クラスタが前記再生する対象ファイルと同一の開始クラスタであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  4. 前記記録手段は、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複すると共に、再生を制限する方法に応じた文字列のファイルを記録し、
    前記再生手段は、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記ファイル番号が重複するファイルの文字列に応じて前記対象ファイルの再生を制限する方法を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  5. 前記記録手段は、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複すると共に、再生を制限する方法が記載されたファイルを記録し、
    前記再生手段は、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記ファイル番号が重複するファイルに記載されている、再生を制限する方法を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  6. 記録媒体を装着する装着部と、
    入力されたファイルをDCFファイルシステムにしたがって前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録されたファイルを読み出して再生する再生手段と、
    前記記録手段によって記録されたファイルのうち、再生を制限するファイルの指示を行う指示部と、を有する記録再生装置の記録再生方法であって、
    前記記録手段が、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複するファイルを記録する手順と、
    前記再生手段が、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記対象ファイルの再生を制限する手順とを有することを特徴とする記録再生方法。
  7. 記録媒体を装着する装着部と、
    入力されたファイルをDCFファイルシステムにしたがって前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録されたファイルを読み出して再生する再生手段と、
    前記記録手段によって記録されたファイルのうち、再生を制限するファイルの指示を行う指示部と、を有する記録再生装置を制御するためのプログラムであって、
    前記記録手段が、前記指示部によって指示されたファイルにおける前記DCFファイルシステムで定義されるファイル番号と重複するファイルを記録する手順と、
    前記再生手段が、再生する対象ファイルとファイル番号が重複するファイルが記録されている場合に、前記対象ファイルの再生を制限する手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019019341A1 (zh) * 2017-07-27 2019-01-31 平安科技(深圳)有限公司 文件存储方法、终端和计算机可读存储介质

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