JP2007288469A - コールセンタの業務管理システムおよびその方法 - Google Patents

コールセンタの業務管理システムおよびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 人手による業務指標の算出を不要にし、また、オペレータの振り分けなどをしてオペレータの稼働効率を高めることを可能にするコールセンタの業務管理システムおよびその方法を提供する。
【解決手段】 通信網1からのコールの処理をコールセンタ10が行う場合にコールセンタ10の運用状態を示すデータを集計して保存するACD集計サーバ12と、ACD集計サーバ12が保存したデータからオペレータ毎のデータを取得するアナライザ13とを備えるコールセンタの業務管理システムである。このシステムは、オペレータが所属するグループを表す所属データベースを保持すると共に、所属データベースを用いて、取得手段が取得したデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成し、振分データを用いてグループ毎の業務状態を表す業務指標を算出する指標演算装置14を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コールセンタで行われる業務を管理して効率化を図るコールセンタの業務管理システムおよびその方法に関する。
コールセンタでは、顧客からの電話による問い合わせや苦情などに対して、オペレータが対応している。オペレータには、例えば、顧客からのコールに応じるコミュニケーション担当や、コミュニケーション担当では処理が困難な場合に代わって処理するエスカレーション担当などがあり、オペレータは担当毎にグループ分けされている。このように、多数のオペレータが配置されているコールセンタには、サーバなどがオペレータの通話時間や着信待ち時間などを集計することにより、各オペレータの稼働効率を高める方法がある(例えば、特許文献1参照。)。また、サーバなどによる集計結果を用いてコールセンタの運営管理担当者がオペレータ個人または各グループの平均応答時間などの業務指標を算出し、算出した業務指標をコールセンタの管理運営のために参照している。
特開2003−169145号公報
ところで、コールセンタの運営管理のために業務指標を用いる場合、サーバなどが集計した各オペレータの通話時間や着信待ち時間などのデータから、コールセンタの運営管理担当者が業務指標を1項目毎に作成している。このために、指標算出時に計算の誤りが発生する可能性がある。また、サーバなどがオペレータの通話時間や着信待ち時間などを集計することにより、各オペレータの稼働効率を高める従来の方法では、例えば高い稼働率のグループから低い稼働率のグループへオペレータを振り分けることまではできない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、人手による業務指標の算出を不要にし、また、オペレータの振り分けなどをしてオペレータの稼働効率を高めることを可能にするコールセンタの業務管理システムおよびその方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、通信網からのコールの処理をコールセンタが行う場合に前記コールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存する集計手段と、前記集計手段が保存したデータからオペレータ毎のデータを取得する取得手段とを備えるコールセンタの業務管理システムにおいて、オペレータが所属するグループを表す所属データベースを保持すると共に、前記所属データベースを用いて、前記取得手段が取得したデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成し、前記振分データを用いてグループ毎の業務状態を表す業務指標を算出する指標演算手段を備えることを特徴とするコールセンタの業務管理システムである。
請求項1の発明では、集計手段が通信網からのコールの処理をするコールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存し、取得手段が集計手段の保存したデータからオペレータ毎のデータを取得する。こうした状態のときに、指標演算手段は、オペレータが所属するグループを表す所属データベースをあらかじめ保持している。指標演算手段は、所属データベースを用いて、取得手段が取得したデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成する。さらに、指標演算手段は、この振分データを用いてグループ毎の業務状態を表す業務指標を算出する。
請求項2の発明は、通信網からのコールの処理をコールセンタが行う場合に前記コールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存する集計手段と、前記集計手段が保存するデータからオペレータ毎のデータを取得する取得手段とを備えるコールセンタの業務管理システムにおいて、前記取得手段が取得したデータを用いてオペレータ毎の業務状態を表す業務指標を算出し、算出したオペレータ毎の業務指標を用いてオペレータのランク付けをする指標演算手段を備えることを特徴とするコールセンタの業務管理システムである。
請求項2の発明では、集計手段が通信網からのコールの処理をするコールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存し、取得手段が集計手段の保存したデータからオペレータ毎のデータを取得する。こうした状態のときに、指標演算手段は、取得手段が取得したデータを用いてオペレータ毎の業務状態を表す業務指標を算出する。さらに、指標演算手段は、算出したオペレータ毎の業務指標を用いてオペレータのランク付けをする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のコールセンタの業務管理システムにおいて、前記集計手段が保存するデータは、顧客からのコールに応答した数である応答件数と、コールに応答して顧客と通話した時間である通話時間と、オペレータが通話を切断した後で通話内容の処理に要した時間であるアフターワーク時間と、オペレータの着信待ち時間である待受け時間と、オペレータが離席した時間である離席時間と、顧客からのコールに対応するオペレータの人員数であるログイン人数と含み、前記指標演算手段は、平均業務処理時間、稼働率、および平均応答件数の少なくとも1つを算出し、通話時間とアフターワーク時間とを加えた時間と、応答件数とから平均業務処理時間を算出し、通話時間とアフターワーク時間と離席時間とを加えた時間と、通話時間とアフターワーク時間と待受け時間と離席時間とを加えた時間とから稼働率を算出し、応答件数とログイン人数とから平均応答件数を算出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のコールセンタの業務管理システムにおいて、前記指標演算手段は、算出した業務指標を基にして稼働状態の低いグループから稼働状態の高いグループにオペレータを振り分けることを特徴とする。
請求項5の発明は、通信網からのコールの処理をコールセンタが行う場合に前記コールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存し、保存したデータからオペレータ毎のデータを取得するコールセンタの業務管理方法において、オペレータが所属するグループを表す所属データベースを保持し、前記所属データベースを用いて、オペレータ毎のデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成し、前記振分データを用いてグループ毎の業務状態を表す業務指標を算出することを特徴とするコールセンタの業務管理方法である。
請求項1および請求項5の発明によれば、所属データベースを用いて各オペレータのデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成し、さらに、振分データを用いてグループ毎の業務指標を算出するので、従来のように人手によるグループ毎の業務指標の算出を不要にし、グループ毎の業務指標を自動で作成することを可能にする。こうした業務指標を用いることにより、オペレータの稼働効率を高めることを可能にする。
請求項2の発明によれば、各オペレータのデータを用いてオペレータ毎の業務状態を表す業務指標を算出し、この業務指標を用いてオペレータのランク付けをするので、人手によるオペレータ毎の業務指標の算出を不要にし、しかも、作成した業務指標を用いてオペレータのランク付けを可能にする。こうした業務指標を用いることにより、オペレータの評価を容易に行うことができる。
請求項3の発明によれば、オペレータの所属するグループ毎にまたはオペレータ毎に、業務率処理時間、稼働率、および応答件数の少なくとも1つを含む業務指標を自動で作成することを可能にする。
請求項4の発明によれば、稼働状態の低いグループから稼働状態の高いグループに、オペレータを自動で振り分けることを可能にする。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態によるコールセンタの業務管理システムは、図1に示すように、通信網1を経由した顧客の電話機2からのコールに対応するコールセンタ10に設けられ、応答装置11、ACD集計サーバ12、アナライザ13、指標演算装置14、およびオペレータ端末151〜15m、…、161〜16nを備えている。
応答装置11は、PBX機能、音声自動応答機能、ACD機能(着信呼自動分配機能)を含む各種の機能を持つ。応答装置11は、PBX機能により、通信網1を経由した顧客の電話機2からのコールつまり外線からのコールを、内線のオペレータ端末151〜15m、…、161〜16nに接続し、また逆に、オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nなどからのコールを通信網1に送る。応答装置11は、音声自動応答機能により、着信コールに対して、あらかじめ録音されている音声メッセージで自動的に応答して、顧客の電話機操作による次の返答を得る。こうした音声メッセージによる応答と顧客からの返答とを繰り返して、顧客からの着信コールを処理する。応答装置11は、音声自動応答では顧客からの電話に対応できない場合、ACD機能により、あらかじめ設定された条件に従って、オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nに着信コールを振り分けて転送する。
ACD集計サーバ12は、応答装置11がPBX機能により顧客からのコールに対して応答した場合、ACD機能により着信したコールをオペレータに振り分けたとき、ACD機能により着信したコールに関連するデータや、ACD機能により振り分けて転送したコールに関連するデータを保存する。また、ACD集計サーバ12は、各オペレータが処理したコールに関連するデータを保存する。図2に示すように、ACD集計サーバ12が保存する集計データ21は、各オペレータの個別データ211〜21kからなり、個別データ211〜21kは、「集計単位」、「完了数」、「ACD着信通話時間」、「アフターワーク時間」、「待受け時間」、「受付不可時間」、「離席時間」の項目を含む。なお、図2では、各項目の具体的な数値の記載を省略している。集計データ21の「集計単位」はデータを集計する単位であり、「集計単位」にはACDグループ単位やオペレータ単位の場合があるが、この実施の形態では「集計単位」をオペレータ単位としている。ACDグループは例えば業務毎に設定され、オペレータは1つのグループに所属する。「完了数」は、最終的に顧客との通話を切断し、コールを完了した数である。「ACD着信通話時間」は、ACD着信をしたコールに応答し、顧客と通話した時間である。「アフターワーク時間」は、オペレータが通話を切断した後、履歴登録や営業所への処理依頼などの業務を完了し、着信待ち状態に戻るまでの時間である。「待受け時間」は、オペレータの着信待ち時間である。「受付不可時間」は、オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nに設けられている受付不可ボタン押下中の時間である。「離席時間」は、オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nに設けられている離席ボタン押下中の時間である。
オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nは、顧客の電話機1との通話機能、顧客の情報を表示する情報表示機能、オペレータの在席状況や不在状況を入力するための機能をもつ。オペレータの在席状況や不在状況などの各状況を入力するために、オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nには不在ボタンや離席ボタンなどの機能ボタンがある。不在ボタンはオペレータが不在にするときに操作されるボタンであり、離席ボタンはオペレータが席を離れるときに操作されるボタンである。受付不可ボタンはオペレータがコールに応答できない状況にあるときに操作されるボタンである。
アナライザ13は、ACD集計サーバ12が保存する集計データを基にして、着信データを生成する。図3に示すように、着信データ22は、「集計単位」としてこの実施の形態ではオペレータの名前が「A」、「B」、…、「X」、「Y」、「Z」、「AA」、「AB」、「AC」を含むすべてのオペレータについてのデータであり、この着信データ22には、「完了数」、「ACD着信通話時間」、「アフターワーク時間」、「待受け時間」、「受付不可時間」、「離席時間」の項目が含まれる。着信データ22のこれらの項目はアナライザ13が個別データ211〜21kから集計したものである。なお、図3では、各項目の具体的な数値の記載を省略している。
指標演算装置14は、着信データ22を分析して、平均業務処理時間、稼働率、平均受電件数を含む各種の業務指標を算出する。指標演算装置14は、図4に示すように、インタフェース14A、入力部14B、処理部14C、記憶部14D、表示部14E、および出力部14Fを備えている。
インタフェース14Aは、アナライザ13と処理部14Cとの間のデータの受け渡しを行い、入力部14Bは指標演算装置14を用いて作業する作業者によって操作され、入力部14Bには各種の指示などが入力される。表示部14Eは処理部14Cの制御によって各種データを表示し、出力部14Fは処理部14Cの制御によって印字等で各種データを出力する。記憶部14Dは、処理部14Cの処理手順をあらかじめ記憶している。また、記憶部14Dは、後述する所属データベース31をあらかじめ記憶している。
処理部14Cは、記憶部14Dに記憶されている処理手順によって各種処理を行う。処理部14Cは、入力部14Bに分析処理開始の指示が入力されると、図5に示す処理を開始する。以下では、処理部14Cの分析処理と共にこの実施の形態の動作を併せて説明する。先ず、処理部14Cは、インタフェース14Aを経てアナライザ13から着信データ22(図3)を取り込む(ステップS1)。次に、処理部14Cは、図6に示す所属データベース31を用いて、着信データ22の集計単位であるオペレータを所属毎に振り分けて、図7に示す振分データ23を生成する(ステップS2)。なお、図7では、各項目の具体的な数値の記載を省略している。記憶部14Dにあらかじめ記憶されている所属データベース31は、各担当の名前などが変更された場合には随時更新される。所属データベース31では、オペレータが「コミュニケーション担当」、「料金計算担当」、「口座振替担当」などに所属し、それぞれ1つのグループとしている。所属データベース31の所属コードは「1」、「2」、「3」などの数字で示される。振分データ23には、ステップS2にて所属コードを付与する。
ステップS2の後で、振分データ23に対するグループ指定が入力部14Bに入力されると(ステップS3)、処理部14Cは、指定されたグループを基にして振分データ23をフィルタリングして、例えば図8に示すフィルタデータ24を生成する(ステップS4)。図8のフィルタデータ24は、「所属コード」が「1」のコミュニケーション担当グループの各データを、処理部14Cがフィルタリングにより生成した例を示している。なお、図8では、各項目の具体的な数値の記載を省略している。フィルタデータ24には、「完了数」、「ACD着信通話時間」、「アフターワーク時間」、「待受け時間」、「受付不可時間」、「離席時間」を含む各項目の合計がそれぞれ計算されている。
ステップS4の後、処理部14Cは、フィルタデータ24を用いて、各種の業務指標をグループ毎に算出する(ステップS5)。処理部14Cは、ステップS5で、業務指標として例えばコミュニケーション担当グループの平均業務処理時間を算出する場合、処理時間と応答件数とを求める。処理時間は顧客との通話を処理するために要した時間である。この実施の形態では、処理部14Cはフィルタデータ24を用いて、
(ACD着信通話時間計)+(アフターワーク時間計)+(受付不可時間計)
から処理時間を算出する。応答件数は、各グループのオペレータが顧客と通話した件数であり、応答数や完了数がこれに該当する。この実施の形態では完了数を応答件数とする。処理部14Cは、フィルタデータ24を含む各グループのフィルタデータを用いて、
(コミュニケーション担当の完了数)+(コミュニケーション担当教育の完了数)+(派遣の完了数)+(外灯担当の完了数)+(エスカレーション担当の完了数)
から応答件数を算出する。処理部14Cは、処理時間と応答件数とを求めると、
(業務の処理時間)/(応答件数)
からコミュニケーション担当グループの平均業務処理時間を算出する。同様にして処理部14Cは各グループの平均業務処理時間を算出する。
また、処理部14Cは、ステップS5で、業務指標として例えばコミュニケーション担当グループの稼働率を算出する場合、処理時間とログイン時間とを求める。処理時間は先に述べたとおりである。ログイン時間は、オペレータが顧客との通話に要した時間や、通話後に要した時間などである。この実施の形態では、処理部14Cはフィルタデータ24を用いて、
(ACD着信通話時間計)+(アフターワーク時間計)+(待受け時間計)+(受付不可時間計)+(離席時間計)
からログイン時間を算出する。処理部14Cは、処理時間とログイン時間とを求めると、
(処理時間)/(ログイン時間)
からコミュニケーション担当グループの稼働率を算出する。同様にして処理部14Cは各グループの稼働率を算出する。
さらに、処理部14Cは、ステップS5で、業務指標として例えばコミュニケーション担当グループの平均応答件数を算出する場合、応答件数とログイン人数とを求める。応答件数は先に述べたとおりである。ログイン人数は、顧客からのコールに対応可能なオペレータの人員数である。この実施の形態では、処理部14Cは、所属データベース31から、
(コミュニケーションの人員数)+(コミュニケーション担当教育の人員数)+(派遣の人員数)+(外灯の人員数)+(エスカレーションの人員数)
からログイン人数を求める。なお、派遣、外灯、およびエスカレーションの各担当については、所属データベース31での記載を省略している。処理部14Cは、応答件数とログイン人数とを求めると、
(応答件数)/(ログイン人数)
からコミュニケーション担当グループの平均応答件数を算出する。同様にして処理部14Cは各グループの平均応答件数を算出する。
処理部14Cは、これらの業務指標の他にも、顧客のコールに対する応答率、即答率などの各種の業務指標を、フィルタデータ24などを用いてグループ毎に算出可能である。
ステップS5の後、処理部14Cは、算出した業務指標を表示部14E、出力部14Fに出力して(ステップS6)、分析処理を終了する。ステップS6により、表示部14Eは業務指標を表示し、また出力部14Fは業務指標を出力する。
この後、処理部14Cは、分析処理で得た業務指標を用いて、コールセンタの各グループの業務状態を調べる。このために、記憶部14Dが平均的な業務指標の値をあらかじめ記憶している。この平均的な業務指標は、記憶部14Dが蓄積した過去の業務指標から算出してもよい。処理部14Cは、あらかじめ記憶している業務指標の値と、算出した業務指標の値とを比較して、各グループの業務状態を評価する。そして、処理部14Cは、低い業務状態にあるグループから高い業務状態にあるグループへオペレータを振り分けるための指示を、表示部14Eに表示し、また、出力部14Fに出力する。
こうして、この実施の形態により、業務指標としてグループ毎の平均業務処理時間、稼働率、平均応答件数を自動で算出することができる。また、この実施の形態により、各グループの業務状態を自動で評価することができる。また、この実施の形態により、各グループの業務状態の評価を基にしてオペレータを自動で振り分けることができ、コールセンタでの業務の効率化を図ることができる。さらに、処理部14Cは業務指標の算出の際に「ACD着信通話時間計」などの項目を共用するので、最小限の項目のデータを保持して処理すればよく、処理部14Cおよび記憶部14Dの負担を軽減することを可能にする。
(実施の形態2)
先の実施の形態1では、業務指標作成の際にグループ指定により振分データ23からフィルタデータ24を生成したが、この実施の形態では個人単位でオペレータの業務指標を作成する。この場合には、必要とするオペレータ個人のデータを着信データ22から抽出してもよく、また、分析処理の際のステップS3で、グループ指定の指示の代わりに、個人指定の指示を入力部14Bに入力してもよい。個人指定の際には個人名や個人の識別データなどを用いる。
処理部14Cは、各オペレータの業務指標を算出すると、この業務指標を参照して、各オペレータのランク付けを行う。このとき、処理部14Cは、業務指標別に、例えば、平均業務処理時間、稼働率、平均応答件数別にオペレータのランク付けをしてもよく、また、平均業務処理時間、稼働率、平均応答件数の値に応じて点数を付け、各点数の総合でオペレータのランク付けをしてもよい。
こうして、この実施の形態により、業務指標としてオペレータ単位の平均業務処理時間、稼働率、平均応答件数を自動で算出することができる。さらに、算出した業務指標を用いて、各オペレータのランク付けを行うので、オペレータの業務状態を個人別に評価することを容易にする。
(実施の形態3)
この実施の形態では、オペレータ端末151〜15m、…、161〜16nの機能ボタンに、顧客特定の際に顧客の契約番号を取り出すために要した時間を調べるための機能ボタン、緊急の処理に要した時間を調べるための機能ボタン、顧客の苦情処理に要した時間を調べるための機能ボタンを設ける。オペレータが契約番号の取り出し、緊急の処理、顧客の苦情処理の動作を始めるときに機能ボタンをオンにし、これらの動作を終了したときに機能ボタンをオフにする。これにより、ACD集計サーバ12は、各動作に要した時間を調べて、集計データ21の個別データ211〜21kに記録する。
この後、処理部14Cは、顧客の契約番号を取り出すために要した時間、緊急の処理に要した時間、顧客の苦情処理に要した時間を、実施の形態1、2と同様に個人単位またはグループ単位で集計して、応答件数、ログイン時間、ログイン人数などと比較し業務指標を算出する。
この実施の形態により、顧客の契約番号を取り出すために要した時間、緊急の処理に要した時間、顧客の苦情処理に要した時間など得ることができ、また、これらの時間を基にして算出した業務指標を自動で得ることができる。これらの時間や業務指標を用いることにより、各オペレータがこれらを処理する能力を評価し、また、コールセンタ10の全体的な業務に対してこれらの処理が与える影響などを分析することを可能にする。
以上、この発明の実施の形態1〜3を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、所属データベース31では、「コミュニケーション担当」、「料金計算担当」、「口座振替担当」などをそれぞれ1つのグループとしているが、これらをさらに分けてグループを形成することも可能である。この場合には、所属コードに対して下位のコードを設け、細分化したグループに対してこのコードを用いてもよい。
この発明の実施の形態1によるコールセンタの業務管理システムを示す構成図である。 集計データの一例を示す図である。 着信データの一例を示す図である。 指標演算装置の構成を示すブロック図である。 指標演算装置の処理部による分析処理を示すフローチャートである。 所属データベースの一例を示す図である。 振分データの一例を示す図である。 フィルタデータの一例を示す図である。
符号の説明
1 通信網
2 電話機
10 コールセンタ
11 応答装置
12 ACD集計サーバ(集計手段)
13 アナライザ(取得手段)
14 指標演算装置(指標演算手段)
14A インタフェース
14B 入力部
14C 処理部
14D 記憶部
14E 表示部
14F 出力部
151〜15m、161〜16n オペレータ端末

Claims (5)

  1. 通信網からのコールの処理をコールセンタが行う場合に前記コールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存する集計手段と、前記集計手段が保存したデータからオペレータ毎のデータを取得する取得手段とを備えるコールセンタの業務管理システムにおいて、
    オペレータが所属するグループを表す所属データベースを保持すると共に、前記所属データベースを用いて、前記取得手段が取得したデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成し、前記振分データを用いてグループ毎の業務状態を表す業務指標を算出する指標演算手段を備えることを特徴とするコールセンタの業務管理システム。
  2. 通信網からのコールの処理をコールセンタが行う場合に前記コールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存する集計手段と、前記集計手段が保存するデータからオペレータ毎のデータを取得する取得手段とを備えるコールセンタの業務管理システムにおいて、
    前記取得手段が取得したデータを用いてオペレータ毎の業務状態を表す業務指標を算出し、算出したオペレータ毎の業務指標を用いてオペレータのランク付けをする指標演算手段を備えることを特徴とするコールセンタの業務管理システム。
  3. 前記集計手段が保存するデータは、顧客からのコールに応答した数である応答件数と、コールに応答して顧客と通話した時間である通話時間と、オペレータが通話を切断した後で通話内容の処理に要した時間であるアフターワーク時間と、オペレータの着信待ち時間である待受け時間と、オペレータが離席した時間である離席時間と、顧客からのコールに対応するオペレータの人員数であるログイン人数と含み、
    前記指標演算手段は、平均業務処理時間、稼働率、および平均応答件数の少なくとも1つを算出し、通話時間とアフターワーク時間とを加えた時間と、応答件数とから平均業務処理時間を算出し、通話時間とアフターワーク時間と離席時間とを加えた時間と、通話時間とアフターワーク時間と待受け時間と離席時間とを加えた時間とから稼働率を算出し、応答件数とログイン人数とから平均応答件数を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のコールセンタの業務管理システム。
  4. 前記指標演算手段は、算出した業務指標を基にして稼働状態の低いグループから稼働状態の高いグループにオペレータを振り分けることを特徴とする請求項3に記載のコールセンタの業務管理システム。
  5. 通信網からのコールの処理をコールセンタが行う場合に前記コールセンタの運用状態を示すデータを集計して保存し、保存したデータからオペレータ毎のデータを取得するコールセンタの業務管理方法において、
    オペレータが所属するグループを表す所属データベースを保持し、
    前記所属データベースを用いて、オペレータ毎のデータをグループ毎に振り分けて振分データを生成し、
    前記振分データを用いてグループ毎の業務状態を表す業務指標を算出することを特徴とするコールセンタの業務管理方法。

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