JP2007287420A - ケーブル接続用コネクタ - Google Patents

ケーブル接続用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007287420A
JP2007287420A JP2006111960A JP2006111960A JP2007287420A JP 2007287420 A JP2007287420 A JP 2007287420A JP 2006111960 A JP2006111960 A JP 2006111960A JP 2006111960 A JP2006111960 A JP 2006111960A JP 2007287420 A JP2007287420 A JP 2007287420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
cable
flat cable
housing
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006111960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4722756B2 (ja
Inventor
Teruhito Suzuki
鈴木 照仁
Hideyuki Hirata
平田 秀幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2006111960A priority Critical patent/JP4722756B2/ja
Priority to CN2007800202020A priority patent/CN101461100B/zh
Priority to PCT/US2007/009226 priority patent/WO2007130260A1/en
Priority to US12/226,046 priority patent/US7950952B2/en
Priority to KR1020087027739A priority patent/KR20090007429A/ko
Publication of JP2007287420A publication Critical patent/JP2007287420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4722756B2 publication Critical patent/JP4722756B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/79Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/592Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connections to contact elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • H01R12/85Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
    • H01R12/88Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting manually by rotating or pivoting connector housing parts

Abstract

【課題】操作性が高く、構造が容易で、ケーブル保持性が高く、平板状ケーブルの取回しによる無用な保持解除を防止することができ、確実に平板状ケーブルを接続することができるようにする。
【解決手段】アクチュエータは、ハウジングのケーブル挿入端側に取付けられ、平板状ケーブルの挿入方向に向かって姿勢変化すると第2位置となり、アクチュエータが第2位置から更に挿入方向に向かって姿勢変化する運動の支点が、第2位置におけるアクチュエータが平板状ケーブルから受ける力の力点からみて、力の作用点より遠くに位置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ケーブル接続用コネクタに関するものである。
従来、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される可撓(とう)性を備える平板状ケーブルを接続するためにFPCコネクタ、FFCコネクタ等のケーブル接続用コネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図10は従来のケーブル接続用コネクタの要部を示す断面図である。
図に示されるように、ケーブル接続用コネクタは、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング301と、金属等の導電性材料から成り、ハウジング301に保持される第1の端子302及び第2の端子303とを有する。そして、ハウジング301の上面には、合成樹脂等の絶縁性材料から成るアクチュエータ304が配設されている。該アクチュエータ304は、ハウジング301に回動可能に取付けられ、図示されるような閉位置と図示されない開位置との間を回動する。この場合、アクチュエータ304が開位置にある状態で、平板状のケーブル305がハウジング301の開口部から挿入される。そして、ケーブル305が奥まで挿入されると、アクチュエータ304がオペレータの手指等によって操作されて閉位置にまで回動する。すると、アクチュエータ304のロック部306がハウジング301の図示されないロック部と係合してアクチュエータ304をロックする。これにより、ケーブル305がアクチュエータ304によって上から加圧され、ケーブル305の下面に露出する接続部が第1の端子302及び第2の端子303と接触して導通するとともに、アクチュエータ304の姿勢が固定される。
また、実際の用途においては、オペレータ等がケーブル接続用コネクタに接続されたケーブル305を想定外の方向に取回すことがあり、例えば、図において矢印で示される方向にケーブル305が引張られることがある。このような場合であっても、ロック部306からアクチュエータ304の回転中心307までの距離が、アクチュエータ304において引張り力を受ける点308から前記回転中心307までの距離よりも長いので、てこの原理によって、アクチュエータ304のロック部306とハウジング301のロック部の係合が解除されることがない。そのため、ケーブル305の取回しによるアクチュエータ304の無用な開放が防止される。
特開2001−57260号公報
しかしながら、前記従来のケーブル接続用コネクタにおいては、アクチュエータ304のロック部306がハウジング301のロック部と係合することによってアクチュエータ304の姿勢が固定されるようになっているので、該アクチュエータ304及びハウジング301の構造が複雑になってしまう。また、アクチュエータ304をハウジング301の開口部入口端側に向けて回動させることによって閉位置にするようになっているので、ハウジング301の開口部が基板に対して垂直となるように実装される、いわゆるストレートタイプのコネクタに適用した場合、操作性が悪化してしまう。
本発明は、前記従来のケーブル接続用コネクタの問題点を解決して、ハウジングのケーブル挿入端側に姿勢変化可能に取付けられ、平板状ケーブルの挿入方向に向かって姿勢変化するとケーブル保持位置となるアクチュエータを有し、該アクチュエータがケーブル保持位置にあるときに、アクチュエータの回転運動の支点が力点からみて作用点より遠くに位置するようにして、操作性が高く、構造が容易で、ケーブル保持性が高く、平板状ケーブルの取回しによる無用な保持解除を防止することができ、確実に平板状ケーブルを接続することができるケーブル接続用コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のケーブル接続用コネクタにおいては、平板状ケーブルを挿入する挿入凹部を備えるハウジングと、該ハウジングに装填(てん)され、前記平板状ケーブルの導電線と電気的に接続する端子と、前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルの導電線及び端子を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられるアクチュエータとを有するケーブル接続用コネクタであって、前記アクチュエータは、前記ハウジングのケーブル挿入端側に取付けられ、平板状ケーブルの挿入方向に向かって姿勢変化すると前記第2位置となり、前記アクチュエータが前記第2位置から更に挿入方向に向かって姿勢変化する運動の支点が、前記第2位置におけるアクチュエータが平板状ケーブルから受ける力の力点からみて、前記力の作用点より遠くに位置する。
本発明の他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記力点と支点との距離が、前記作用点と支点との距離よりも長い。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記ハウジングは支持面を備え、前記アクチュエータは前記支持面上を転動する転動面を備え、該転動面は、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記支持面に当接する姿勢保持当接部、及び、該姿勢保持当接部の平板状ケーブル側端に位置する姿勢保持当接部限界点を含み、該姿勢保持当接部限界点が前記支点として機能する。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記転動面は、前記姿勢保持当接部限界点の平板状ケーブル側に接続された曲面部を含み、該曲面部は、前記アクチュエータが第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記支持面に当接し、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記支持面から離間する。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記転動面は、前記姿勢保持当接部限界点の平板状ケーブル側に接続された段付平面部を含み、該段付平面部は、前記アクチュエータが第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記支持面に当接し、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記支持面から離間し、前記姿勢保持当接部限界点は段部である。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記ハウジングは支持面を備え、前記アクチュエータは前記支持面上を転動する転動面を備え、前記支持面は、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記転動面に当接する主支持面部、前記アクチュエータが第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記転動面に当接し、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記転動面から離間する段付支持面部、及び、前記主支持面部と段付支持面部との境界の段部を含み、該段部が前記支点として機能する。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記アクチュエータは、前記第2位置において前記平板状ケーブルを端子の接触部に押付ける押圧部を備え、該押圧部が前記力点として機能する。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、さらに、前記端子は、前記ハウジングのケーブル挿入端に向けて延出する支持腕部を備える端子を含み、前記アクチュエータは、前記第2位置において、前記ハウジングのケーブル挿入端を向く面に当接する側面、及び、該側面に開口して前記支持腕部を収容する端子収容凹部を備え、該端子収容凹部の平板状ケーブル側の開口端部が前記作用点として機能する。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、平板状ケーブルを挿入する挿入凹部を備えるハウジングと、該ハウジングに装填され、前記平板状ケーブルの導電線と電気的に接続する端子と、前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルの導電線及び端子を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられるアクチュエータとを有するケーブル接続用コネクタであって、前記ハウジングは支持面を備え、前記端子は、前記ハウジングのケーブル挿入端に向けて延出する支持腕部を備える端子を含み、前記アクチュエータは、前記第2位置において前記平板状ケーブルを端子の接触部に押付ける押圧部、前記支持面上を転動する転動面、前記第2位置において、前記ハウジングのケーブル挿入端を向く面に当接する側面、及び、該側面に開口して前記支持腕部を収容する端子収容凹部を備え、前記転動面は、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記支持面に当接する姿勢保持当接部、及び、該姿勢保持当接部の平板状ケーブル側端に位置する姿勢保持当接部限界点を含み、前記アクチュエータが第2位置にあるとき、前記姿勢保持当接部限界点が、前記押圧部からみて、前記端子収容凹部の平板状ケーブル側の開口端部より遠くに位置する。
本発明の更に他のケーブル接続用コネクタにおいては、平板状ケーブルを挿入する挿入凹部を備えるハウジングと、該ハウジングに装填され、前記平板状ケーブルの導電線と電気的に接続する端子と、前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルの導電線及び端子を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられるアクチュエータとを有するケーブル接続用コネクタであって、前記ハウジングは支持面を備え、前記端子は、前記ハウジングのケーブル挿入端に向けて延出する支持腕部を備える端子を含み、前記アクチュエータは、前記第2位置において前記平板状ケーブルを端子の接触部に押付ける押圧部、前記支持面上を転動する転動面、前記第2位置において、前記ハウジングのケーブル挿入端を向く面に当接する側面、及び、該側面に開口して前記支持腕部を収容する端子収容凹部を備え、前記支持面は、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記転動面に当接する主支持面部、前記アクチュエータが第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記転動面に当接し、前記アクチュエータが第2位置にあるときに前記転動面から離間する段付支持面部、及び、前記主支持面部と段付支持面部との境界の段部を含み、前記アクチュエータが第2位置にあるとき、前記段部が、前記押圧部からみて、前記端子収容凹部の平板状ケーブル側の開口端部より遠くに位置する。
本発明によれば、ケーブル接続用コネクタは、ハウジングのケーブル挿入端側に姿勢変化可能に取付けられ、平板状ケーブルの挿入方向に向かって姿勢変化するとケーブル保持位置となるアクチュエータを有し、該アクチュエータがケーブル保持位置にあるときに、アクチュエータの回転運動の支点が力点からみて作用点より遠くに位置するようになっている。これにより、操作性が高く、構造が容易で、ケーブル保持性が高く、平板状ケーブルの取回しによる無用な保持解除を防止することができ、確実に平板状ケーブルを接続することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタの分解組立図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの三面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの斜視図である。なお、図3(a)は上面図、図3(b)は正面図、図3(c)は側面図である。
図において、10は本実施の形態におけるケーブル接続用コネクタとしてのコネクタであり、図示されない回路基板等の基板に実装されて、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される平板状ケーブル71を電気的に接続するために使用される。なお、本実施の形態において、コネクタ10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ10が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ10の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここでは、前記コネクタ10が、いわゆるストレートタイプのものであり、基板に対して立設した状態、すなわち、平板状ケーブル71が挿入されるケーブル挿入端が上を向いた状態で実装されるものとして説明する。なお、前記平板状ケーブル71は、例えば、FPC、FFC等と称される平板状可撓性ケーブルであるが、図示されない導電線を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよい。
前記コネクタ10は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としてのハウジング31と、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記ハウジング31に姿勢変化可能に取付けられたケーブル固定用可動部材としてのアクチュエータ11とを有する。すなわち、該アクチュエータ11は、姿勢変化して、第1位置としての開位置及び第2位置としての閉位置になるように前記ハウジング31に配設されている。なお、前記アクチュエータ11は、ハウジング31のケーブル挿入端側(図3(c)における上端側)に姿勢変化可能に取付けられ、平板状ケーブル71の挿入方向(図3(c)における下方向)に向かって姿勢変化すると、ケーブル保持位置としての閉位置となる。
そして、該ハウジング31は、略長方形の平板状の第1部32、該第1部32に対向する厚板状の第2部35、前記第1部32及び第2部35の長手方向両端を接続する左右の側部36、並びに、前記第1部32、第2部35及び側部36の間に形成され、上方から図示されない平板状ケーブル71の端部を挿入するためにハウジング31のケーブル挿入端側に開口する凹部としての挿入凹部33を有する。なお、平板状ケーブルは、上から下に向けて挿入される。また、前記第2部35には、金属製の端子を収容して保持する後述される端子保持凹部38が、複数並列に形成されている。さらに、両側の側部36の内側にはアクチュエータ11を支持する平坦(たん)な支持面37が形成され、また、前記側部36に形成された溝部にはアクチュエータ11の係合突部17aと係合する係合面36cが形成されている。
本実施の形態において、前記端子は第1端子41及び第2端子51を含み、前記端子保持凹部38は第1端子41が収容されて保持される第1端子保持凹部及び第2端子51が収容されて保持される第2端子保持凹部から成る。前記第1端子41及び第2端子51は、好ましくは、金属板に打抜き加工を施すことによって成形される。そして、前記第1端子保持凹部及び第2端子保持凹部は、例えば、ピッチ約0.5〔mm〕で合計20本が形成されている。なお、前記端子受入溝のピッチ及び数は適宜変更することができる。また、前記第1端子保持凹部及び第2端子保持凹部は、相互に隣合せとなるように、交互に配設されている。なお、必ずしもすべての第1端子保持凹部及び第2端子保持凹部に第1端子41及び第2端子51が装填される必要はなく、平板状ケーブル71が備える導電線の配列に対応させて、第1端子41及び第2端子51を適宜省略することができる。
また、前記ハウジング31の側部36には、図1に示されるように、平板状ケーブル71の挿入方向に延在するスリット状のネイル収容凹部36aが形成され、該ネイル収容凹部36a内に金属製のコネクタ取付用補助金具としてのネイル21が収容されている。該ネイル21は、好ましくは、金属板に打抜き加工、折曲げ加工等の加工を施して形成されたものであり、板状の本体部22、該本体部22の側端縁に形成された凹凸部22a、前記本体部22の一部に切込みを入れて形成された舌片状の係止片24、及び、前記本体部22の下端に接続された基板取付部23を備える。
そして、前記ネイル21をハウジング31の下方からネイル収容凹部36a内に挿入すると、凹凸部22aがネイル収容凹部36aの内壁に喰(くい)込み、係止片24が側部36に形成された係止凹部36bに係止されることによって、ネイル21がネイル収容凹部36a内に保持される。なお、前記基板取付部23は側部36の下面から下方に突出する。そして、基板の接続パッド等の表面に前記基板取付部23をはんだ付等の固着手段によって固着することにより、コネクタ10の基板への取付が強固となり、コネクタ10が基板から離脱することが防止される。
また、前記アクチュエータ11は、略三角柱状の棒状の部材であり、長手方向に延在する3つの側面、すなわち、第1側面15b、第2側面15c及び第3側面15dを備える本体部15を有する。さらに、前記アクチュエータ11は、該本体部15から突出するように形成された操作部15a、前記本体部15に形成された複数のスリット状の第1端子収容凹部12、前記本体部15における第1側面15bと第2側面15cとの境界となる峰部に形成された複数の第2端子収容溝13及び押圧部14、並びに、後述される第2端子収容凹部16を有する。なお、前記第1端子収容凹部12と第2端子収容溝13とは、その間に押圧部14を挟むようにして、交互に並んで配設される。また、前記第2端子収容凹部16は第3側面15dに開口する。
さらに、前記本体部15の長手方向両端には側壁部17が形成され、該側壁部17の下側の面は転動面18として機能する。そして、アクチュエータ11が開位置から閉位置に姿勢変化する際には、転動面18がハウジング31の支持面37上を転動する。なお、前記側壁部17の表面には係合突部17aが形成されている。そして、アクチュエータ11が閉位置になると、係合突部17aがハウジング31の係合面36cと係合して、アクチュエータ11のそれ以上の姿勢変化を防止する。
ここで、第1端子41は、概略U字状の側面形状を備え、平板状ケーブル71を挿入凹部33に挿入又は抜出す方向、すなわち、挿抜方向と平行な方向に延在する第1腕部43及び第2腕部44、並びに、前記第1腕部43と第2腕部44とを連結する連結部42を備える。また、第1腕部43と連結部42との接続部分からは、接続部としてのテール部45が、前記第2腕部44と反対方向に、かつ、下方に延出する。そして、前記第2腕部44が第1端子保持凹部内に圧入されて保持されることによって、第1端子41はハウジング31に装填される。なお、第2腕部44の先端は、ハウジング31の第2部35より上方に突出し、アクチュエータ11の第1端子収容凹部12内に進入する。そして、第2腕部44の先端近傍に形成された軸受凹部44aが前記第1端子収容凹部12内に形成された図示されない軸部と係合する。
また、第1腕部43は、コンタクト片として機能するものであり、ハウジング31の第1部32における第2部35と対向する面に形成された端子収容溝34に収容され、挿入凹部33に挿入された平板状ケーブル71が備える導電線と電気的に接続される。なお、第1腕部43の先端近傍には、第2腕部44に向けて突出し、前記導電線と接触する接触部としてのコンタクト部43aが形成されている。
さらに、前記テール部45は、ハウジング31の第1部32の下面から下方に突出する。そして、基板の導電パッド等の表面に前記テール部45をはんだ付等の固着手段によって固着することにより、第1端子41が前記導電パッド等に接続された導電トレースと導通するとともに、基板に取付けられる。
一方、第2端子51も、概略U字状の側面形状を備え、平板状ケーブル71の挿抜方向と平行な方向に延在する第1腕部53及び第2腕部54、並びに、前記第1腕部53と第2腕部54とを連結する連結部52を備える。また、第2腕部54と連結部52との接続部分からは、接続部としてのテール部55が、前記第1腕部53と反対方向に、かつ、下方に延出する。そして、前記第2腕部54が第2端子保持凹部内に圧入されて保持されることによって、第2端子51はハウジング31に装填される。なお、第2腕部54の先端部54aは、支持腕部として機能し、ハウジング31の第2部35より上方に突出してアクチュエータ11の端子収容凹部としての第2端子収容凹部16内に進入する。そして、前記先端部54aに形成された係止凹部54bは、アクチュエータ11が開位置にあるとき、前記第2端子収容凹部16の開口端部16aと係合する。
また、第1腕部53は、コンタクト片として機能するものであり、ハウジング31の端子収容溝34に収容され、挿入凹部33に挿入された平板状ケーブル71が備える導電線と電気的に接続される。なお、第1腕部53の先端近傍には、第2腕部54に向けて突出し、前記導電線と接触する接触部としてのコンタクト部53aが形成されている。
さらに、前記テール部55は、ハウジング31の第2部35の下面から下方に突出する。そして、基板の導電パッド等の表面に前記テール部55をはんだ付等の固着手段によって固着することにより、第2端子51が前記導電パッド等に接続された導電トレースと導通するとともに、基板に取付けられる。なお、前記第1端子41のテール部45と第2端子51のテール部55は、上方からみて千鳥配置となるように配列される。
そして、図2に示されるように、アクチュエータ11が開位置にあるときは、操作部15aが上方に位置し、第2側面15cがほぼ水平となり、第1側面15bが垂直に近くなるように傾斜し、第1側面15bと第2側面15cとの境界となる峰部が下を向いている。そのため、アクチュエータ11の押圧部14とハウジング31の第1部32との間隔が広くなり、第1部32の端子収容溝34に収容された第1端子41の第1腕部43から突出するコンタクト部43a及び第2端子51の第1腕部53から突出するコンタクト部53aと前記押圧部14との間隔が十分に広くなっている。これにより、挿入凹部33に挿入される平板状ケーブル71の端部は、コンタクト部43a及びコンタクト部53a並びに押圧部14から接触圧を受けずに、又は、わずかの接触圧しか受けずに奥まで挿入されるので、実質的にZIF(Zero Insertion Force)構造が実現されている。
次に、前記コネクタ10に平板状ケーブル71を接続する動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるアクチュエータの姿勢変化を示す断面図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるアクチュエータが閉位置にある状態を示す断面図である。なお、図5(a)〜(c)は図3におけるA−A矢視断面図、図6(a)は図3におけるB−B矢視断面図、図6(b)は図3におけるA−A矢視断面図である。
ここでは、コネクタ10は、第1端子41のテール部45及び第2端子51のテール部55が基板の面上に形成された導電パッドにはんだ付等によって接続され、かつ、ネイル21の基板取付部23が基板の面上に形成された接続パッドにはんだ付によって接続されることにより、基板に対して立設した状態で実装されているものとする。
また、平板状ケーブル71は、電気的絶縁性を示す絶縁層上に導電性を備える箔(はく)状の導電線が複数本、例えば、15本、所定のピッチ、例えば、約0.5〔mm〕で並列に配設されている。なお、前記導電線の上側は他の絶縁層によって覆われている。そして、平板状ケーブル71におけるコネクタ10の挿入凹部33に挿入される端部では、前記導電線の上面が所定の長さ範囲に亘(わた)って露出している。図5に示される例においては、平板状ケーブル71の右側の面に前記導電線が露出しているものとする。
コネクタ10に平板状ケーブル71を接続する場合、まず、該平板状ケーブル71の長さ方向の端部(図5における下側の端部)をハウジング31の挿入凹部33に挿入する。この場合、図2及び5(a)に示されるように、アクチュエータ11はあらかじめ開位置にされている。なお、アクチュエータ11が開位置にあるとき、本体部15の第2側面15cはほぼ水平となっている。また、第2端子51の先端部54aの先端が第3側面15dに開口する第2端子収容凹部16に進入し、先端部54aに形成された係止凹部54bが前記第2端子収容凹部16の開口端部16aに係合している。
そして、オペレータは、平板状ケーブル71の長さ方向の端部をハウジング31の挿入凹部33の奥(図5における下)に向けて移動させる。これにより、平板状ケーブル71の長さ方向の端部を挿入凹部33に挿入させることができる。なお、平板状ケーブル71は、導電線の露出した面が端子収容溝34を向くようにして移動させられる。
すると、平板状ケーブル71の先端は、端子収容溝34に収容された第1端子41の第1腕部43及び第2端子51の第1腕部53とアクチュエータ11との間を通って挿入される。このとき、図5(a)に示されるように、第1側面15bと第2側面15cとの境界となる峰部が下を向き、押圧部14とコンタクト部43a及びコンタクト部53aとの間隔が広くなっているので、平板状ケーブル71の端部は、接触圧を受けずに、又は、わずかの接触圧しか受けずに奥まで挿入される。そして、平板状ケーブル71の先端が挿入凹部33内に配設された位置決め部材33aに当接することによって、平板状ケーブル71の長さ方向の位置決めが行われ、平板状ケーブル71の挿入が完了した状態となる。
続いて、オペレータがアクチュエータ11を手指等によって操作部15aを操作し、開位置にあるアクチュエータ11を平板状ケーブル71の挿入方向、すなわち、図5における下方向に向かって姿勢変化させる。すると、操作部15aが下方に移動するとともに、第2側面15cが傾斜する。また、押圧部14は、上方に移動するとともに、ハウジング31の第1部32に接近し、平板状ケーブル71をコンタクト部43a及びコンタクト部53aに押付ける。なお、図5(b)は、第2側面15cが水平面に対して約15度になった状態を示している。この状態において、係止凹部54bは、依然として、第2端子収容凹部16の開口端部16aに係合している。
続いて、アクチュエータ11を更に姿勢変化させると、操作部15aが更に下方に移動するとともに、第2側面15cが更に傾斜し、押圧部14は、更に上方に移動するとともに、ハウジング31の第1部32に更に接近し、平板状ケーブル71をコンタクト部43a及びコンタクト部53aに更に押付ける。なお、図5(c)は、第2側面15cが水平面に対して約30度になった状態を示している。この状態においては、係止凹部54bと第2端子収容凹部16の開口端部16aとの係合が解除され、先端部54aの先端が第2端子収容凹部16内の奥に進入し、開口端部16aが先端部54aの平板状ケーブル71側の側面に当接している。
そして、アクチュエータ11が閉位置になると、コネクタ10への平板状ケーブル71の接続が完了し、図6(b)に示されるように、第2側面15cが水平面に対して約45度になる。アクチュエータ11が閉位置にある状態では、押圧部14がハウジング31の第1部32に接近しているので、平板状ケーブル71が押圧部14によってコンタクト部43a及びコンタクト部53aに押付けられている。そのため、平板状ケーブル71の表面において露出している導電線がコンタクト部43a及びコンタクト部53aに当接して電気的接続部が形成され、前記導電線が第1端子41及び第2端子51と電気的に接続され、テール部45及びテール部55が接続されている基板の面上の接続パッドを介して、基板の導電トレースと導通する。なお、第1腕部43及び第1腕部53は、ある程度のばね性を有し、平板状ケーブル71に押付けられることによって弾性的に変形するので、導電線とコンタクト部43a及びコンタクト部53aとの接続が良好に維持される。
また、図6(b)に示されるように、第3側面15dが第2部35の上面に当接し、第2端子収容凹部16の平板状ケーブル71側の内面及び開口端部16aが先端部54aの平板状ケーブル71側の側面に当接している。さらに、図6(a)に示されるように、側壁部17の転動面18における平面部18aが、ハウジング31の支持面37に当接している。前記転動面18は、アクチュエータ11が開位置から閉位置に姿勢変化する際にハウジング31の支持面37上を転動する曲面部18bと、アクチュエータ11が閉位置にある状態で支持面37に当接する姿勢保持当接部として機能する平面部18aとから成り、アクチュエータ11が閉位置にある状態では、曲面部18bが支持面37から離間し、平面部18aが支持面37に当接する。また、18cは、前記平面部18aと曲面部18bとの境界に位置する姿勢保持当接部限界点であり、コネクタ10に接続された平板状ケーブル71の取回しによってアクチュエータ11に力が加えられた際の回動運動の支点として機能する。
本実施の形態においては、平面部18aを短くし、曲面部18bを長くすることによって、姿勢保持当接部限界点18cを平板状ケーブル71から離間する方向(図6(a)における左方向)に移動させることによって、平板状ケーブル71が押圧部14に当接する点から姿勢保持当接部限界点18cまでの距離が、開口端部16aが先端部54aに当接する点から姿勢保持当接部限界点18cまでの距離よりも長くなるように設定している。これにより、アクチュエータ11の回転運動の支点が力点からみて作用点より遠くに位置するので、コネクタ10に接続された平板状ケーブル71の取回しによってアクチュエータ11に力が加えられても、該アクチュエータ11が回転してしまうことがなく、平板状ケーブル71がコネクタ10から外れてしまうことがない。
次に、平板状ケーブル71の取回しによってアクチュエータ11に加えられる力について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態におけるアクチュエータに加えられる力を説明する図である。なお、図7(a)及び(b)は図6(a)及び(b)に対応する断面を示す模式図である。
コネクタ10に平板状ケーブル71の一端が実装された状態でコネクタ10が実装された基板を移動させたり、平板状ケーブル71の他端を移動させたりした場合、図7(b)における矢印Cで示されるように、平板状ケーブル71が引回されることがある。この場合、アクチュエータ11に対し、図における反時計回り方向のモーメント、すなわち、アクチュエータ11を平板状ケーブル71の挿入方向に更に姿勢変化させるようなモーメントが作用し、アクチュエータ11がハウジング31から離脱し、その結果、平板状ケーブル71がコネクタ10から外れてしまう恐れがある。しかし、本実施の形態においては、姿勢保持当接部限界点18cを平板状ケーブル71から離間する方向に移動させているので、アクチュエータ11が反時計回り方向に回転してハウジング31から離脱してしまうことがなく、その結果、平板状ケーブル71がコネクタ10から外れてしまうことがない。
すなわち、通常であると、姿勢保持当接部限界点18cは、図7(a)におけるZ1の位置にある。これに対し、本実施の形態においては、前述のように、平面部18aを短くし、曲面部18bを長くすることによって、姿勢保持当接部限界点18cを平板状ケーブル71から離間する方向に移動させたので、姿勢保持当接部限界点18cはZ2の位置にある。そして、アクチュエータ11が閉位置にある状態でアクチュエータ11に対して反時計回り方向のモーメントが加えられた場合、前記姿勢保持当接部限界点18cは回動運動の支点として機能する。
図7(b)に示されるように、第2端子51を切断する断面で観た場合、平板状ケーブル71の引回しによる力は押圧部14に加えられる。すなわち、平板状ケーブル71が押圧部14に当接する点Xが力点として機能する。そして、図7(a)におけるZ2に対する点Zがアクチュエータ11の回転運動の支点として機能する。また、アクチュエータ11の回転運動を阻止する部材である第2端子51の先端部54aは、該先端部54aに当接する開口端部16aから力を加えられる。すなわち、開口端部16aが先端部54aに当接する点Yは、平板状ケーブル71の引回しによる力が先端部54aに作用する作用点として機能する。
そして、平板状ケーブル71の引回しによって力点としての点Xに加えられる力の方向成分は点Xを基点とする矢印で示され、作用点としての点Yに作用する力の方向成分は点Yを基点とする矢印で示されている。このように、点Xと点Zとの間の距離が点Yと点Zとの間の距離よりも長くなっているので、作用点としての点Yに作用する力は、斜め下向きの力となる。すなわち、アクチュエータ11を下方に押付ける方向の力となる。そのため、平板状ケーブル71の引回しによって点Xに加えられる力が大きくても、アクチュエータ11がハウジング31から離脱してしまうことがない。
これに対して、姿勢保持当接部限界点18cがZ1の位置にある場合には、回転運動の支点として機能する点Zが、図7(b)においてより右方に位置し、点Xと点Yとの中間あたりに位置することとなる。この場合には、作用点としての点Yに作用する力が斜め上向きの力となり、アクチュエータ11を上方に押上げる方向の力となるので、平板状ケーブル71の引回しによって点Xに加えられる力により、アクチュエータ11がハウジング31から離脱しやすくなってしまう。
このように、本実施の形態において、コネクタ10は、アクチュエータ11が、ハウジング31のケーブル挿入端側に取付けられ、平板状ケーブル71の挿入方向に向かって姿勢変化すると閉位置となり、アクチュエータ11が閉位置から更に挿入方向に向かって姿勢変化する運動の支点が、閉位置におけるアクチュエータ11が平板状ケーブル71から受ける力の力点からみて、力の作用点より遠くに位置する。すなわち、前記力点と支点との距離が、前記作用点と支点との距離よりも長くなっている。
そのため、作用点に作用する力は、斜め挿入方向向きの力となる。すなわち、アクチュエータ11を挿入方向に押付ける方向の力となる。したがって、平板状ケーブル71の引回しによって力点に加えられる力が大きくても、アクチュエータ11がハウジング31から離脱してしまうことがなく、確実に平板状ケーブルを接続することができる。
そして、アクチュエータ11は、閉位置において平板状ケーブル71を第1端子41のコンタクト部43a及び第2端子51のコンタクト部53aに押付ける押圧部14を備え、該押圧部14が前記力点として機能する。また、第2端子51は、ハウジング31のケーブル挿入端に向けて延出する第2腕部54の先端部54aを備え、アクチュエータ11は、閉位置において、ハウジング31のケーブル挿入端を向く面に当接する第3側面15d、及び、該第3側面15dに開口して前記先端部54aを収容する第2端子収容凹部16を備え、該第2端子収容凹部16の平板状ケーブル71側の開口端部16aが前記作用点として機能する。さらに、ハウジング31は支持面37を備え、アクチュエータ11は前記支持面37上を転動する転動面18を備え、該転動面18は、アクチュエータ11が閉位置にあるときに支持面37に当接する平面部18a、及び、該平面部18aの平板状ケーブル71側端に位置する姿勢保持当接部限界点18cを含み、該姿勢保持当接部限界点18cが前記支点として機能する。
そのため、アクチュエータ11が閉位置以上に姿勢変化してハウジング31から離脱してしまうことを確実に防止することができ、操作性が高く、構造が容易で、ケーブル保持性が高く、平板状ケーブル71の取回しによる無用な保持解除を防止することができる。
また、転動面18は、姿勢保持当接部限界点18cの平板状ケーブル71側に接続された曲面部18bを含み、該曲面部18bは、アクチュエータ11が開位置から閉位置に姿勢変化するときに支持面37に当接し、アクチュエータ11が閉位置にあるときに支持面37から離間する。この場合、曲面部18bを長くすることによって、姿勢保持当接部限界点18cを平板状ケーブル71から離間する方向に移動させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるアクチュエータの側壁部の断面図、図9は本発明の第2の実施の形態におけるアクチュエータの変形例の側壁部の断面図である。
本実施の形態においては、図8に示されるように、側壁部17の転動面18が平面部18aと曲面部18bとの間に位置する平面部より凹入した段付平面部18dを含み、前記平面部18aと段付平面部18dとの境界を成す段部18eが姿勢保持当接部限界点となって、平板状ケーブル71の引回しによる力が加えられた際のアクチュエータ11の回転運動の支点として機能する。そして、平面部18aを短くし、段付平面部18dを長くすることによって、姿勢保持当接部限界点を平板状ケーブル71から離間する方向(図8における左方向)に移動させることによって、平板状ケーブル71が押圧部14に当接する点から姿勢保持当接部限界点までの距離が、開口端部16aが先端部54aに当接する点から姿勢保持当接部限界点までの距離よりも長くなるように設定している。
これにより、前記第1の実施の形態と同様に、アクチュエータ11の回転運動の支点が力点からみて作用点より遠くに位置するので、コネクタ10に接続された平板状ケーブル71の取回しによってアクチュエータ11に力が加えられても、該アクチュエータ11が回転してしまうことがなく、平板状ケーブル71がコネクタ10から外れてしまうことがない。
なお、図8に示される例においては、平面部18aと段付平面部18dとの境界を成す段部18eが存在するので、オペレータが手指等によって操作してアクチュエータ11を開位置から閉位置に姿勢変化させるときに、アクチュエータ11の段部18eを乗上げることとなる。そのため、オペレータは、前記段部18eを乗上げる際にクリック感を知覚して閉位置になったものと勘違いし、そこでアクチュエータ11の操作を停止してしまう可能性があるので、注意する必要がある。
また、図9には、図8に示される例の変形例が示されている。図9に示される例においては、支持面37が転動面18を支持する主支持面部37aと該主支持面部37aより凹入した段付支持面部37bとを含み、前記主支持面部37aと段付支持面部37bとの境界を成す段部37cに対応する平面部18aの部位が姿勢保持当接部限界点となって、平板状ケーブル71の引回しによる力が加えられた際のアクチュエータ11の回転運動の支点として機能する。なお、図9に示される例においては、平面部18aが長く、曲面部18bが短くなっている。
そして、主支持面部37aを短くし、段付支持面部37bを長くすることによって、姿勢保持当接部限界点を平板状ケーブル71から離間する方向(図9における左方向)に移動させることにより、平板状ケーブル71が押圧部14に当接する点から姿勢保持当接部限界点までの距離が、開口端部16aが先端部54aに当接する点から姿勢保持当接部限界点までの距離よりも長くなるように設定している。
これにより、前記第1の実施の形態と同様に、アクチュエータ11の回転運動の支点が力点からみて作用点より遠くに位置するので、コネクタ10に接続された平板状ケーブル71の取回しによってアクチュエータ11に力が加えられても、該アクチュエータ11が回転してしまうことがなく、平板状ケーブル71がコネクタ10から外れてしまうことがない。
なお、図9に示される例においては、主支持面部37aと段付支持面部37bとの境界を成す段部37cが存在するので、オペレータが手指等によって操作してアクチュエータ11を開位置から閉位置に姿勢変化させるときに、アクチュエータ11が前記段部37cを乗上げることとなる。そのため、オペレータは、アクチュエータ11が前記段部37cを乗上げる際にクリック感を知覚して閉位置になったものと勘違いし、そこでアクチュエータ11の操作を停止してしまう可能性があるので、注意する必要がある。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタの分解組立図である。 本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタのアクチュエータが開位置にあるときの三面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるケーブル接続用コネクタのアクチュエータが閉位置にあるときの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアクチュエータの姿勢変化を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアクチュエータが閉位置にある状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアクチュエータに加えられる力を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態におけるアクチュエータの側壁部の断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるアクチュエータの変形例の側壁部の断面図である。 従来のケーブル接続用コネクタの要部を示す断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
11、304 アクチェータ
12 第1端子収容凹部
13 第2端子収容溝
14 押圧部
15、22 本体部
15a 操作部
15b 第1側面
15c 第2側面
15d 第3側面
16 第2端子収容凹部
16a 開口端部
17 側壁部
17a 係合突部
18 転動面
18a 平面部
18b 曲面部
18c 姿勢保持当接部限界点
18d 段付平面部
18e、37c 段部
21 ネイル
22a 凹凸部
23 基板取付部
24 係止片
31、301 ハウジング
32 第1部
33 挿入凹部
33a 位置決め部材
34 端子収容溝
35 第2部
36 側部
36a ネイル収容凹部
36b、54b 係止凹部
36c 係合面
37 支持面
37a 主支持面部
37b 段付支持面部
38 端子保持凹部
41 第1端子
42、52 連結部
43、53 第1腕部
43a、53a コンタクト部
44、54 第2腕部
44a 軸受凹部
45、55 テール部
51 第2端子
54a 先端部
71 平板状ケーブル
302 第1の端子
303 第2の端子
305 ケーブル
306 ロック部
307 回転中心
308 点

Claims (10)

  1. (a)平板状ケーブル(71)を挿入する挿入凹部(33)を備えるハウジング(31)と、
    (b)該ハウジング(31)に装填され、前記平板状ケーブル(71)の導電線と電気的に接続する端子(41、51)と、
    (c)前記平板状ケーブル(71)を挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブル(71)の導電線及び端子(41、51)を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジング(31)に取付けられるアクチュエータ(11)とを有するケーブル接続用コネクタ(10)であって、
    (d)前記アクチュエータ(11)は、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端側に取付けられ、平板状ケーブル(71)の挿入方向に向かって姿勢変化すると前記第2位置となり、
    (e)前記アクチュエータ(11)が前記第2位置から更に挿入方向に向かって姿勢変化する運動の支点が、前記第2位置におけるアクチュエータ(11)が平板状ケーブル(71)から受ける力の力点からみて、前記力の作用点より遠くに位置することを特徴とするケーブル接続用コネクタ(10)。
  2. 前記力点と支点との距離が、前記作用点と支点との距離よりも長い請求項1に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  3. (a)前記ハウジング(31)は支持面(37)を備え、
    (b)前記アクチュエータ(11)は前記支持面(37)上を転動する転動面(18)を備え、
    (c)該転動面(18)は、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記支持面(37)に当接する姿勢保持当接部(18a)、及び、該姿勢保持当接部(18a)の平板状ケーブル(71)側端に位置する姿勢保持当接部限界点(18c、18e)を含み、該姿勢保持当接部限界点(18c、18e)が前記支点として機能する請求項1又は2に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  4. (a)前記転動面(18)は、前記姿勢保持当接部限界点(18c)の平板状ケーブル(71)側に接続された曲面部(18b)を含み、
    (b)該曲面部(18b)は、前記アクチュエータ(11)が第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記支持面(37)に当接し、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記支持面(37)から離間する請求項3に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  5. (a)前記転動面(18)は、前記姿勢保持当接部限界点(18e)の平板状ケーブル(71)側に接続された段付平面部(18d)を含み、
    (b)該段付平面部(18d)は、前記アクチュエータ(11)が第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記支持面(37)に当接し、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記支持面(37)から離間し、
    (c)前記姿勢保持当接部限界点(18e)は段部(18e)である請求項3に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  6. (a)前記ハウジング(31)は支持面(37)を備え、
    (b)前記アクチュエータ(11)は前記支持面(37)上を転動する転動面(18)を備え、
    (c)前記支持面(37)は、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記転動面(18)に当接する主支持面部(37a)、前記アクチュエータ(11)が第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記転動面(18)に当接し、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記転動面(18)から離間する段付支持面部(37b)、及び、前記主支持面部(37a)と段付支持面部(37b)との境界の段部(37c)を含み、該段部(37c)が前記支点として機能する請求項1又は2に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  7. (a)前記アクチュエータ(11)は、前記第2位置において前記平板状ケーブル(71)を端子(41、51)の接触部(43a、53a)に押付ける押圧部(14)を備え、
    (b)該押圧部(14)が前記力点として機能する請求項1又は2に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  8. (a)前記端子(41、51)は、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端に向けて延出する支持腕部(54a)を備える端子(51)を含み、
    (b)前記アクチュエータ(11)は、前記第2位置において、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端を向く面に当接する側面(15d)、及び、該側面(15d)に開口して前記支持腕部(54a)を収容する端子収容凹部(16)を備え、
    (c)該端子収容凹部(16)の平板状ケーブル(71)側の開口端部(16a)が前記作用点として機能する請求項1又は2に記載のケーブル接続用コネクタ(10)。
  9. (a)平板状ケーブル(71)を挿入する挿入凹部(33)を備えるハウジング(31)と、
    (b)該ハウジング(31)に装填され、前記平板状ケーブル(71)の導電線と電気的に接続する端子(41、51)と、
    (c)前記平板状ケーブル(71)を挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブル(71)の導電線及び端子(41、51)を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジング(31)に取付けられるアクチュエータ(11)とを有するケーブル接続用コネクタ(10)であって、
    (d)前記ハウジング(31)は支持面(37)を備え、
    (e)前記端子(41、51)は、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端に向けて延出する支持腕部(54a)を備える端子(51)を含み、
    (f)前記アクチュエータ(11)は、前記第2位置において前記平板状ケーブル(71)を端子(41、51)の接触部(43a、53a)に押付ける押圧部(14)、前記支持面(37)上を転動する転動面(18)、前記第2位置において、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端を向く面に当接する側面(15d)、及び、該側面(15d)に開口して前記支持腕部(54a)を収容する端子収容凹部(16)を備え、
    (g)前記転動面(18)は、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記支持面(37)に当接する姿勢保持当接部(18a)、及び、該姿勢保持当接部(18a)の平板状ケーブル(71)側端に位置する姿勢保持当接部限界点(18c、18e)を含み、
    (h)前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるとき、前記姿勢保持当接部限界点(18c、18e)が、前記押圧部(14)からみて、前記端子収容凹部(16)の平板状ケーブル(71)側の開口端部(16a)より遠くに位置することを特徴とするケーブル接続用コネクタ(10)。
  10. (a)平板状ケーブル(71)を挿入する挿入凹部(33)を備えるハウジング(31)と、
    (b)該ハウジング(31)に装填され、前記平板状ケーブル(71)の導電線と電気的に接続する端子(41、51)と、
    (c)前記平板状ケーブル(71)を挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブル(71)の導電線及び端子(41、51)を電気的に接続させる第2位置との間を姿勢変化可能にハウジング(31)に取付けられるアクチュエータ(11)とを有するケーブル接続用コネクタ(10)であって、
    (d)前記ハウジング(31)は支持面(37)を備え、
    (e)前記端子(41、51)は、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端に向けて延出する支持腕部(54a)を備える端子(51)を含み、
    (f)前記アクチュエータ(11)は、前記第2位置において前記平板状ケーブル(71)を端子(41、51)の接触部(43a、53a)に押付ける押圧部(14)、前記支持面(37)上を転動する転動面(18)、前記第2位置において、前記ハウジング(31)のケーブル挿入端を向く面に当接する側面(15d)、及び、該側面(15d)に開口して前記支持腕部(54a)を収容する端子収容凹部(16)を備え、
    (g)前記支持面(37)は、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記転動面(18)に当接する主支持面部(37a)、前記アクチュエータ(11)が第1位置から第2位置に姿勢変化するときに前記転動面(18)に当接し、前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるときに前記転動面(18)から離間する段付支持面部(37b)、及び、前記主支持面部(37a)と段付支持面部(37b)との境界の段部(37c)を含み、
    (h)前記アクチュエータ(11)が第2位置にあるとき、前記段部(37c)が、前記押圧部(14)からみて、前記端子収容凹部(16)の平板状ケーブル(71)側の開口端部(16a)より遠くに位置することを特徴とするケーブル接続用コネクタ(10)。
JP2006111960A 2006-04-14 2006-04-14 ケーブル接続用コネクタ Active JP4722756B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111960A JP4722756B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 ケーブル接続用コネクタ
CN2007800202020A CN101461100B (zh) 2006-04-14 2007-04-16 具有旋转锁扣的fpc连接器
PCT/US2007/009226 WO2007130260A1 (en) 2006-04-14 2007-04-16 Fpc connector with rotating latch
US12/226,046 US7950952B2 (en) 2006-04-14 2007-04-16 FPC connector with rotating latch
KR1020087027739A KR20090007429A (ko) 2006-04-14 2007-04-16 회전 랫치를 가진 fpc 커넥터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006111960A JP4722756B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 ケーブル接続用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007287420A true JP2007287420A (ja) 2007-11-01
JP4722756B2 JP4722756B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=38463398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006111960A Active JP4722756B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 ケーブル接続用コネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7950952B2 (ja)
JP (1) JP4722756B2 (ja)
KR (1) KR20090007429A (ja)
CN (1) CN101461100B (ja)
WO (1) WO2007130260A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014880A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4568791B1 (ja) * 2009-12-16 2010-10-27 イリソ電子工業株式会社 コネクタ
TW201324975A (zh) * 2011-12-13 2013-06-16 Aces Electronic Co Ltd 電連接器
DE102012210921A1 (de) * 2012-06-27 2014-01-23 Robert Bosch Gmbh Kontaktelement zum Verbinden mit einer Leiterplatte, Kontaktsystem und Verfahren
KR101337219B1 (ko) * 2012-09-19 2013-12-05 (주)우주일렉트로닉스 커넥터
KR20170104877A (ko) 2016-03-08 2017-09-18 엘지전자 주식회사 냉장고
US10847934B2 (en) 2016-09-22 2020-11-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electrical connectors for flat circuits
JP2022122144A (ja) * 2021-02-09 2022-08-22 モレックス エルエルシー コネクタ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08195256A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Hirose Electric Co Ltd フレキシブル基板用電気コネクタ
JP2000113930A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Omron Corp コネクタ構造
JP2001167829A (ja) * 2000-11-15 2001-06-22 Hirose Electric Co Ltd フレキシブル基板用電気コネクタ
JP2004079337A (ja) * 2002-08-19 2004-03-11 Iriso Denshi Kogyo Kk コネクタ
JP2004087361A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Molex Inc Fpc用コネクタ
JP2008504645A (ja) * 2004-04-21 2008-02-14 サン キュン プレシジョン カンパニー リミテッド フリーロックコネクタ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4718859A (en) * 1987-03-16 1988-01-12 Molex Incorporated Zero insertion force connector for flexible flat cable
JP2000021478A (ja) 1998-06-19 2000-01-21 Molex Inc 平型柔軟ケーブル用コネクタ
US7044773B2 (en) * 2002-08-01 2006-05-16 Ddk Ltd. Connector
JP4098290B2 (ja) * 2004-08-31 2008-06-11 モレックス インコーポレーテッド Ffc用コネクタ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08195256A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Hirose Electric Co Ltd フレキシブル基板用電気コネクタ
JP2000113930A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Omron Corp コネクタ構造
JP2001167829A (ja) * 2000-11-15 2001-06-22 Hirose Electric Co Ltd フレキシブル基板用電気コネクタ
JP2004079337A (ja) * 2002-08-19 2004-03-11 Iriso Denshi Kogyo Kk コネクタ
JP2004087361A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Molex Inc Fpc用コネクタ
JP2008504645A (ja) * 2004-04-21 2008-02-14 サン キュン プレシジョン カンパニー リミテッド フリーロックコネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014880A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090007429A (ko) 2009-01-16
CN101461100A (zh) 2009-06-17
WO2007130260A1 (en) 2007-11-15
US20090305550A1 (en) 2009-12-10
CN101461100B (zh) 2011-07-20
US7950952B2 (en) 2011-05-31
JP4722756B2 (ja) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4707597B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4722756B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
EP1628366B1 (en) Electric connector
JP4953904B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4707609B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2014038768A (ja) コネクタ
JP2008117553A (ja) ケーブル用コネクタ
TW201008052A (en) Electric connector for flat conductor
JP4707610B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2006190596A (ja) フレキシブル配線部材用コネクタ
JP5501788B2 (ja) コネクタ
US7448893B2 (en) Connector
WO2014158124A2 (en) Terminal and connector
JP2008269984A (ja) ケーブル用コネクタ
JP4651501B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP6002636B2 (ja) フラットケーブル端末接続具
JP2008288004A (ja) ケーブル用コネクタ
JP2002050423A (ja) フレキシブル基板接続用コネクタ
JP4498890B2 (ja) 一対のヘッダーコンタクト及びこれを用いたヘッダーコネクタ
JP4651500B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP5199972B2 (ja) 平型導体用電気コネクタ
JP4880538B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP4931441B2 (ja) ケーブル接続用コネクタ
JP4717680B2 (ja) 中継コネクタ
JP2011129274A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4722756

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250