JP2007285495A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、クランクシャフトに生じるねじれ現象を低減することができる内燃機関を提供することである。
【解決手段】内燃機関100においては、クランクシャフト10においてピストンの直線往復運動が回転運動に変換される。クランクシャフト10と平行に設けられたバランスシャフト60と、クランクシャフト10とが、各両端部でバランスシャフトギア90およびクランクシャフトギア80により同期が図られる。すなわち、クランクシャフト10のねじれ現象をバランスシャフト60の剛性により抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】内燃機関100においては、クランクシャフト10においてピストンの直線往復運動が回転運動に変換される。クランクシャフト10と平行に設けられたバランスシャフト60と、クランクシャフト10とが、各両端部でバランスシャフトギア90およびクランクシャフトギア80により同期が図られる。すなわち、クランクシャフト10のねじれ現象をバランスシャフト60の剛性により抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ピストンの直線往復運動を回転運動に変換するクランクシャフトを備えた内燃機関に関する。
従来、内燃機関においては、種々の開発が行われている。
例えば、特許文献1には、V型エンジンのバランサ構造について開示されている。この特許文献1におけるバランサ構造は、振動発生源であるクランクシャフトの最近接部位にバランサシャフトを配接し得て、慣性偶力を効果的にキャンセルし得て、振動を低減するものである。
特許文献1においては、V型エンジンにおいてピストンの往復慣性力により発生する回転モーメントを抑止するためにバランサシャフトを配設している。すなわち、V型エンジン特有のピストンの位相差による回転モーメントがV型エンジン全体における回転モーメントを発生させているため、当該回転モーメントを慣性偶力によりキャンセルさせている。
特開2003−42230号公報
しかしながら、内燃機関(エンジン)においては、クランクシャフト自体のねじれ現象も発生する。特に、クランクシャフトの長さが長くなるに連れて(例えば、気筒数の増加)ねじれ現象が顕著に現れる。そして、さらに、フライホイールをクランクシャフトの片側に設けることによりクランクシャフトの一端と他端との回転速度に差が生じ、ねじれ現象がより顕著に発生することとなる。
本発明の目的は、クランクシャフトに生じるねじれ現象を低減することができる内燃機関を提供することである。
(1)
本発明に係る内燃機関は、ピストンの直線往復運動を回転運動に変化させるクランクシャフトと、クランクシャフトに平行に設けられたねじり剛性向上シャフトと、クランクシャフトとねじり剛性向上シャフトとの回転を連動させる伝達装置と、を備え、伝達装置は、ねじり剛性向上シャフトとクランク軸とを複数箇所において連動するように設けられたものである。
本発明に係る内燃機関は、ピストンの直線往復運動を回転運動に変化させるクランクシャフトと、クランクシャフトに平行に設けられたねじり剛性向上シャフトと、クランクシャフトとねじり剛性向上シャフトとの回転を連動させる伝達装置と、を備え、伝達装置は、ねじり剛性向上シャフトとクランク軸とを複数箇所において連動するように設けられたものである。
本発明に係る内燃機関においては、クランクシャフトにおいてピストンの直線往復運動が回転運動に変換される。クランクシャフトと平行に設けられたねじり剛性向上シャフトと、クランクシャフトとが、伝達装置により回転の同期が図られる。
この場合、クランクシャフトの両端部において発生するねじり現象が、ねじり剛性向上シャフトおよび伝達装置の働きにより改善される。すなわち、多気筒の内燃機関の場合、クランクシャフトの全長が長くなりクランクシャフトの両端部(前後端部)において回転差が生じる、いわゆるねじり現象が発生しやすい。しかし、本発明に係る内燃機関においては、ねじり剛性向上シャフトおよび伝達装置によりクランクシャフトの回転速度を一定に維持させるように複数箇所において働くため、クランクシャフトにおけるねじり現象を抑制することができる。また、伝達装置は、一対のギアであってもよい。さらに伝達装置は、チェーン、ベルト、複数個数からなるギア、はすば歯車、やまば歯車等、他の任意の伝達装置であってもよい。
(2)
伝達装置は、少なくともクランクシャフトおよびねじり剛性向上シャフトの両端部に設けられ、クランクシャフトは、端部にスムーズに回転させるためのフライホイールを有し、ねじり剛性向上シャフトは、両端部近傍にそれぞれ質量体を設けてもよい。
伝達装置は、少なくともクランクシャフトおよびねじり剛性向上シャフトの両端部に設けられ、クランクシャフトは、端部にスムーズに回転させるためのフライホイールを有し、ねじり剛性向上シャフトは、両端部近傍にそれぞれ質量体を設けてもよい。
この場合、クランクシャフトの両端とねじり剛性向上シャフトの両端に伝達装置が設けられ、クランクシャフトのねじれをねじり剛性向上シャフトおよび伝達装置の働きにより抑制することができる。また、クランクシャフトの両端とねじり剛性向上シャフトの両端とに限定されず、クランクシャフトの両端および中央部とねじり剛性向上シャフトの両端および中央部に伝達装置を設けることとしてもよく、クランクシャフトの一端および中央部と、ねじり剛性向上シャフトの一端および中央部とに伝達装置を設けることとしてもよい。
特に、クランクシャフトにおいて、端部にスムーズに回転させるためのフライホイールを設けた場合、クランクシャフトのフライホイールを設けた端部と設けていない端部との回転差が大きくなり、クランクシャフトのねじれ現象が生じやすくなる。その場合でも、ねじり剛性向上シャフトおよび伝達装置の働きによりクランクシャフトのフライホイールを設けた端部と設けていない端部との回転速度を一定にすることができるので、クランクシャフトのねじれ現象を低減することができる。
さらに、ねじり剛性向上シャフトの両端部には、質量体が設けられる。また、ねじり剛性向上シャフトは、伝達装置の働きによりクランクシャフトの回転方向と逆方向に回転される。その結果、質量体がクランクシャフトに生じる回転モーメントを打ち消すことができる。例えば、一部のV型8気筒の内燃機関においては、各ピストンの往復慣性力の位相差によって、内燃機関全体に回転モーメントが発生する。その場合でも、当該回転モーメントを打ち消すように、ねじり剛性向上シャフトに設けられた質量体により回転モーメントが発生され、クランクシャフトに伝達されるので、内燃機関全体の振動を低減することができる。また、伝達装置は、一対のギアであってもよい。さらに伝達装置は、チェーン、ベルト、複数個数からなるギア、はすば歯車、やまば歯車等、他の任意の伝達装置であってもよい。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る第1の実施の形態に係る内燃機関100の一例を示す模式的断面図である。図1に示す内燃機関100は、V型8気筒エンジン(図2参照)である。また、図1は、本発明に関係する主要部のみを示す。したがって、コンロッドおよびピストン等は図示を省略する。
図1に示すように、内燃機関100は、クランクシャフト10、クランクプーリ20、プーリーダンパー30、フライホイール40、オイルパン50、バランスシャフト60、バランスシャフトギア80、クランクシャフトギア90およびエンジンブロック200を含む。
内燃機関100のエンジンブロック200内には、クランクシャフト10が設けられる。クランクシャフト10の一端にはクランクプーリ20およびプーリーダンパー30が取付けられ、さらにその他端にはフライホイール40がとりつけられている。また、クランクシャフト10の両端近傍には、それぞれクランクシャフトギア90が1枚ずつ設けられる。クランクシャフト10と平行にバランスシャフト60が設けられ、バランスシャフト60の両端近傍に、それぞれバランスシャフトギア80が1枚ずつ設けられる。バランスシャフトギア80は、クランクシャフトギア90と噛合して設けられる。クランクシャフト10の下方には、オイルパン50が配設されている。
図1に示すように、内燃機関100は、クランクプーリ20およびプーリーダンパー30が車体の前方側に配置され、フライホイール40が車体の後方側に配置される。
図1に示す内燃機関100は、始動時にスタータ(図示せず)からフライホイール40の外周に設けられたリングギア(図示せず)にトルク(回転力)が加わり、クランクシャフト10が長手方向を軸として回転する。そして、クランクシャフト10に設けられたコンロッド(図示せず)によりピストン(図示せず)の往復運動が開始され、爆発、膨張、排気、吸気のサイクルが繰り返され、クランクシャフト10に爆発力が加わる。
この場合、クランクシャフト10の回転を一定の回転速度に安定させるためにはずみ車(以下、フライホイールと呼ぶ)40を設けているが、このフライホイール40を設けることにより、フライホイール40側のクランクシャフト10の回転動作と、クランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10との回転速度に差が発生する。すなわち、フライホイール40側のクランクシャフト10は、フライホイール40により安定して回転する。しかし、クランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10は、フライホイール40と距離が離れているため、完全に同期して同速度で回転することができない。その結果、従来の内燃機関においては、クランクシャフト10自体にねじれ現象と呼ばれる状態が発生する。なお、クランクプーリ20は、ファンベルト(図示せず)によりファンに回転力を伝達するものである。また、プーリーダンパー30は、環状からなるゴムおよび質量体からなり、クランクシャフト10の共振振動を抑制する働きを有する。
しかし、本発明に係る図1の内燃機関100においては、フライホイール40側のクランクシャフト10にクランクシャフトギア90が設けられており、そのクランクシャフトギア90と噛合するように一のバランスシャフトギア80が設けられる。さらに、バランスシャフトギア80には、バランスシャフト60を介して他のバランスシャフトギア80がクランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10に設けられたクランクシャフトギア90と噛合する。本実施の形態におけるバランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90のギア比は、1対1であり、クランクシャフト10が所定の回転速度で回転することによりバランスシャフト60も同じ回転速度で従動回転する。
この場合、クランクシャフト10の両端部において発生するねじれ現象が、バランスギアを介してバランスシャフト60に伝えられるが、バランスシャフト60の剛性によりねじれ現象を低減する方向に力が働く。例えば、フライホイール40側のクランクシャフト10の回転速度がクランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10の回転速度よりも大きい場合、バランスシャフト60の剛性によりフライホイール40側のクランクシャフト10の回転速度を小さくする方向に力が加わり、クランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10の回転速度を大きくする方向に力が加わる。一方、フライホイール40側のクランクシャフト10の回転速度がクランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10の回転速度よりも小さい場合、バランスシャフト60の剛性によりフライホイール40側のクランクシャフト10の回転速度を大きくする方向に力が加わり、クランクプーリ20およびプーリーダンパー30側のクランクシャフト10の回転速度を小さくする方向に力が加わる。
以上により、クランクシャフト10の両端部において発生するねじり現象が、バランスシャフト60、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90の働きにより改善される。すなわち、多気筒の内燃機関の場合、クランクシャフト10が長くなりクランクシャフト10の両端部(前後端)においてねじり現象が発生しやすい。しかし、内燃機関100においては、バランスシャフト60、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90の働きによりクランクシャフト10の両端の回転速度を一定に維持させるように働くため、クランクシャフト10におけるねじり現象を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90のギア比は、1対1であるとしたが、これに限定されず、1対2、2対1、または他の任意のギア比であってもよい。これにより、ねじり剛性を高めることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明に係る第2の実施の形態に係る内燃機関100aの一例を示す模式的断面図である。第2の実施の形態に係る内燃機関100aが第1の実施の形態に係る内燃機関100と異なるのは以下の点である。
図3は、本発明に係る第2の実施の形態に係る内燃機関100aの一例を示す模式的断面図である。第2の実施の形態に係る内燃機関100aが第1の実施の形態に係る内燃機関100と異なるのは以下の点である。
図3に示す内燃機関100aは、図1の内燃機関100の構成にさらに一対のアンバランスマス70を含む。
図3に示す内燃機関100aは、V型8気筒エンジン(図2参照)であるため、内燃機関100aの中心を軸として内燃機関100aの前方が下へ傾斜した場合、内燃機関100aの後方が上へ傾斜し、内燃機関100aの前方が上へ傾斜した場合、内燃機関100aの後方が下へ傾斜するモーメント力による振動が発生する。
そのため、当該モーメントを低減させるため、一対のアンバランスマス70は、バランスシャフト60の両端に設けられる。また、一対のアンバランスマス70は、バランスシャフト60がクランクシャフト10と1対1のギア比で逆回転することにより、ピストンにより発生されるモーメント力と逆のモーメント力を発生するように設けられる。本実施の形態においては、バランスシャフト60の両端近傍に上下にそれぞれ設けられる(図3参照)。
すなわち、クランクシャフト10が回転し、ピストンが往復することにより生じるモーメント力をクランクシャフト10と異なる方向で回転するバランスシャフト60に設けられたバランスマス70により生じるモーメント力で打ち消すことが可能となる。
この場合、クランクシャフト10の両端とバランスシャフト60の両端にバランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90が設けられ、クランクシャフト10のねじれをバランスシャフト60、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90の働きにより抑制することができる。
特に、クランクシャフト10において、端部にスムーズに回転させるためのフライホイール40を設けた場合、クランクシャフト10のフライホイール40を設けた端部と設けていない端部との回転差が大きくなり、クランクシャフト10のねじれ現象が生じやすくなる。その場合でも、バランスシャフト60、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90の働きによりクランクシャフト10のフライホイール40を設けた端部と設けていない端部との回転速度を一定にすることができるので、クランクシャフト10のねじれ現象を低減することができる。
さらに、バランスシャフト60の両端部には、アンバランスマス70が設けられる。また、バランスシャフト60は、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90の働きによりクランクシャフト10の回転方向と逆方向に回転される。その結果、アンバランスマス70がクランクシャフト10に生じる回転モーメントを打ち消すことができる。
なお、本実施の形態においては、バランスシャフト60に一対のバランスシャフトマス70を設けることとしたが、これに限定されず、バランスシャフト60に一体としてバランスシャフトマス70を設けてもよく、バランスシャフト60に圧入するようにバランスシャフトマス70を設けてもよい。
(第3の実施の形態)
図4は、第3の実施の形態に係る内燃機関100bの一例を示す模式的断面図である。第3の実施の形態に係る内燃機関100bが第1の実施の形態に係る内燃機関100と異なるのは以下の点である。
図4は、第3の実施の形態に係る内燃機関100bの一例を示す模式的断面図である。第3の実施の形態に係る内燃機関100bが第1の実施の形態に係る内燃機関100と異なるのは以下の点である。
図4に示す内燃機関100bは、図1の内燃機関100の構成のプーリーダンパー30の代わりにプーリーダンパー31を含む。
図5は、プーリーダンパー31の構造を説明するための説明図である。図5に示すように、プーリーダンパー31は、環状からなるゴム32および質量体33を含む。プーリーダンパー31は、環状からなるゴム32を介して質量体33が回転し、遠心力によりはずみ車の効果を奏し、バランスシャフト60の共振振動を抑制する働きをする。
第3の実施の形態における内燃機関100bにおいては、プーリーダンパー31をバランスシャフト60の一端側に設ける。それにより、内燃機関100b全体の長さを短くすることができ、内燃機関100bの配置の自由度をあげることができる。
なお、第1から第3までの実施の形態においては、クランクシャフト10およびバランスシャフト60の両端それぞれにバランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90を設けることとしたが、これに限定されず、クランクシャフト10およびバランスシャフト60の中央部にもバランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90を設けることとしてもよい。また、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90を用いることとしたが、これに限定されず、チェーン、ベルト、複数個数からなるギア、はすば歯車、やまば歯車等、他の任意の伝達装置を用いてもよい。さらに、上記実施の形態においては、V型8気筒の内燃機関100,100a,100bについて説明したが、これに限定されず、他の任意の内燃機関、例えば、直列4気筒、2気筒、単気筒等の任意の内燃機関に適用してもよい。
上記第1から第3までの実施の形態においては、クランクシャフト10がクランクシャフトに相当し、バランスシャフト60がねじり剛性向上シャフトに相当し、バランスシャフトギア80およびクランクシャフトギア90が伝達装置に相当し、フライホイール40がフライホイールに相当し、アンバランスマス70が質量体に相当する。
本発明は、上記の好ましい第1から第3までの実施の形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
10 クランクシャフト
40 フライホイール
60 バランスシャフト
70 アンバランスマス
80 バランスシャフトギア
90 クランクシャフトギア
40 フライホイール
60 バランスシャフト
70 アンバランスマス
80 バランスシャフトギア
90 クランクシャフトギア
Claims (2)
- ピストンの直線往復運動を回転運動に変化させるクランクシャフトと、
前記クランクシャフトに平行に設けられたねじり剛性向上シャフトと、
前記クランクシャフトと前記ねじり剛性向上シャフトとの回転を連動させる伝達装置と、を備え、
前記伝達装置は、
前記ねじり剛性向上シャフトと前記クランクシャフトとを複数箇所において連動させるように設けられたことを特徴とする内燃機関。 - 前記伝達装置は、少なくとも前記クランクシャフトおよび前記ねじり剛性向上シャフトの両端部に設けられ、
前記クランクシャフトは、一端にスムーズに回転させるためのフライホイールを有し、
前記ねじり剛性向上シャフトは、両端部近傍にそれぞれ偏心した質量体を設けることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116408A JP2007285495A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116408A JP2007285495A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007285495A true JP2007285495A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38757456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006116408A Pending JP2007285495A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 内燃機関 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007285495A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257360A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジン及びそれを備えた車両 |
CN104088890A (zh) * | 2014-07-22 | 2014-10-08 | 长治市永华机械有限公司 | 等分布角液压缸式马达用曲轴 |
-
2006
- 2006-04-20 JP JP2006116408A patent/JP2007285495A/ja active Pending
Cited By (2)
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