JP2007284039A - バンパー構造体及びフレーム構造体 - Google Patents
バンパー構造体及びフレーム構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007284039A JP2007284039A JP2007063254A JP2007063254A JP2007284039A JP 2007284039 A JP2007284039 A JP 2007284039A JP 2007063254 A JP2007063254 A JP 2007063254A JP 2007063254 A JP2007063254 A JP 2007063254A JP 2007284039 A JP2007284039 A JP 2007284039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- hole
- shaft portion
- wall
- rear wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D26/00—Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces
- B21D26/14—Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces applying magnetic forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D39/00—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
- B21D39/04—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of tubes with tubes; of tubes with rods
- B21D39/044—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of tubes with tubes; of tubes with rods perpendicular
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】バンパーリインフォース1は略矩形断面のアルミニウム合金押出材からなり、上下壁6,7の断面構造は、前後方向の圧縮荷重により座屈するとき中空内部側に曲がるように「く」の字形に形成されている。バンパーステイ2は筒状でアルミニウム合金押出材からなり、バンパーリインフォース1の前後壁4,5を貫通する穴8に嵌入し、電磁成形により拡管して穴8の内周面に密着し、かつ前後壁4,5の間で外径方向に張り出している。バンパーステイ2の軸部の前端は拡開部16を形成し、突出軸部17は外径方向に張り出し、後端にフランジ18が形成されている。
【選択図】 図1
Description
なお、本件明細書において、バンパー構造体の場合は、車両のフロント側、リア側に関わらず、衝突面側を前とする。
下記特許文献2には、アルミニウム合金押出材からなる第1部材の一対のフランジ壁に筒状のアルミニウム合金押出材からなる第2部材を挿入し、第2部材を電磁成形により拡管して第1部材に結合したフレーム構造体が提案されている。
下記特許文献3には、アルミニウム合金押出材からなる第1部材の後壁に穴を形成し、この穴に有底筒状のアルミニウム合金製ステイを嵌め入れ、かつ底を前壁に当接させ、第2部材を電磁成形により拡管して第1部材に結合したフレーム構造体が提案されている。
これに対し、座屈開始後の荷重の急激な低下を防止し、吸収エネルギーを増加させるバンパー構造体として、下記特許文献4が提案されている。しかし、この方法では、バンパーリインフォースの全長にわたり余分のリブが必要なため、アルミニウム合金押出材を用いたとしても重量が増加し、また、特許文献4の図2のように対のリブが湾曲して接触した後、両リブの湾曲の頂点が前後にずれて肩すかし状になり、受け止め得る荷重が不安定になる場合があり得る。
なお、バンパー構造体において前とは、車両のフロント側、リア側に関わらず、想定される荷重に面する側(衝突面側)を意味する。
このバンパー構造体において、バンパーステイの軸部の前端がバンパーリインフォースの前壁の穴から前方側に突出し、かつ放射方向に拡開していることが望ましい。
上記バンパー構造体において、バンパーステイの軸部はバンパーリインフォースの後壁から後方側に突出し、その端部がサイドメンバーに固定される。
なお、バンパーリインフォースの上下壁が、前後方向の圧縮荷重により座屈するとき中空内部側に曲がるようにするには、例えば、バンパーリインフォースの長手方向に垂直な断面において、上下壁の前後方向の中央部における幅方向の中心点が、上下壁の前後方向の端部の前後壁との連結部における幅方向の中心点を結ぶ直線より中空内部側に位置するように、バンパーリインフォースの断面構造を設計する。
このフレーム構造体は、第2部材の軸部の前端が第1部材の前壁の穴から前方側に突出し、第2部材の軸部の後端が第1部材の後壁の穴から後方側に突出し、かついずれも放射方向に拡開していることが望ましい。
なお、フレーム構造体はバンパー構造体の上位概念である。また、フレーム構造体において、前とは想定される荷重に面する側(衝突面側)を意味する。
このフレーム構造体において、第2部材の軸部の後端が第1部材の後壁の穴から後方側に突出し、かつ放射方向に拡開していることが望ましい。
なお、本発明において金属形材とは、断面形状が長手方向に沿って実質的に同一な金属部材を意味し、単一の部材からなるもの及び複数の部材を接合一体化したものを含み、金属は合金を含む。本発明に適用し得る典型的な金属形材はアルミニウム合金押出材及び鋼製形材である。
本発明のバンパー構造体によれば、衝突荷重によりバンパーリインフォースの上下壁が座屈して中空内部側に曲がると、前記上下壁の曲げの中央部がバンパーステイの張り出した軸部に当たり、続いて前記上下壁の座屈が進むにつれ該上下壁とバンパーステイの軸部との接触面積が増加していく。この上下壁と軸部の接触により、座屈開始後の急速な荷重(変形抵抗)の低下が防止され、かつ座屈が進み接触面積が増加するのに伴い逆に荷重が上昇し、これによりエネルギー吸収量が増加する。また、バンパーリインフォースの上下壁が曲げ変形するときの曲げの軸線とバンパーステイの軸部の軸線はほぼ直角に交叉しているため、曲げ変形した前記上下壁は前記軸部に必ず真っ向から当たって接触面積を増やし、その結果、バンパー構造体の荷重(変形抵抗)が不安定にならず、安定したエネルギー吸収が行われる。
以上の作用効果は本発明のフレーム構造体全てが奏し得る。
図1はバンパー構造体を示すもので、バンパーリインフォース1と、その傾斜した端部に固定されたバンパーステイ2からなる。なお、バンパー構造体の図示されていない左半部においても、バンパーリインフォース1の傾斜した他端部にバンパーステイが固定されている。
バンパーリインフォース1の上壁6と下壁7は、前後方向の中央部が中空内部に向けて屈曲し、くの字状になっている。図3に示すように、押出方向に垂直な断面において、上壁6(下壁7も同じ)の前後方向の中央部における幅方向の中心点11が、上壁6の前後方向の端部の前後壁4,5との連結部における幅方向の中心点12,13を結ぶ直線14より中空内部側に位置している。上下壁6,7はこのような断面構造を有しているため、矢印で示す前後方向の圧縮荷重Pが掛かって座屈するとき中空内部側(白抜き矢印参照)に曲がる。なお、この例では、上壁6の中央部における幅は2×a、前壁4との連結部における幅及び後壁5との連結部における幅は2×bである。
バンパーステイ2には、図2に示すように、円筒形のアルミニウム合金押出材を所定長さに切断した素材(ステイ素材2A)が用いられる。ステイ素材2Aの前端は、バンパーリインフォース1の端部の傾斜に合わせて斜めに切断されている。
このステイ素材2Aを穴8に挿入し、軸部の前端を所定長さバンパーリインフォース1の前壁4から突出させ、軸部の後方側を後壁5から突出させて位置決めし(図2の仮想線参照)、電磁成形により拡管することにより、図1に示す形状に成形される。電磁成形自体は特許文献1,2に記載された公知の技術が用いられる。
上記(a)〜(f)に示すバンパーリインフォース1の断面において、図3に示すように、上下壁6,7の前後方向の中央部における幅方向の中心点と、上下壁6,7の前後方向の端部の前後壁4,5との連結部における幅方向の中心点を結ぶ直線を作図すると、前記中心点は前記直線よりバンパーリインフォース1の中空内部側に位置している。従って、上下壁6,7は前後方向の圧縮荷重により座屈するとき、バンパーリインフォース1の中空内部側に曲がる。
図5に示すバンパー構造体は、図1に示すバンパー構造体と比較すると、バンパーステイ2の突出軸部17がバンパーリインフォース1の後壁5の近傍においてのみ外径方向に張り出して、リング状の張出部21が形成されている点で異なる。バンパーリインフォース1の後壁5は、穴8の周囲においてバンパーステイ2の張出部15と張出部21により両側から挟みつけられたかたちとなる。
図6に示すバンパー構造体は、図1に示すバンパー構造体と比較すると、バンパーステイ2の突出軸部17が外径方向に張り出していない点で異なる。
図8に示すバンパー構造体は、図1に示すバンパー構造体と比較すると、バンパーステイ2の突出軸部17の後端にフランジが形成されていない点で異なる。
なお、このバンパー構造体の製造には、ステイ素材としてアルミニウム合金製の有底円筒体が用いられる。このステイ素材は、前記特許文献3にも記載されているように、インパクト鍛造により一体成形したり、押出パイプからなる軸部の端部に円形の板を溶接したり、鍛造又は絞り成形した浅いカップ状の部材を被せて溶接することにより形成できる。
図11に示すバンパー構造体は、図1に示すバンパー構造体と比較すると、バンパーリインフォース1の断面形状自体が異なる。具体的には、前壁4の中央部に中空内部側に凹んだ段差部27が形成され、この段差部27に穴8が形成されている。バンパーステイ2の前端の拡開部16が前記段差部27内に収まり、バンパーリインフォース1の前壁4より前方に突出していない。
図12に示すバンパー構造体は、図1に示すバンパー構造体と比較すると、バンパーリインフォース1の前壁4が厚く、そこに形成された穴8がすり鉢状(前方ほど径が大きい)に形成されている点で異なる。バンパーステイ2の前端が穴8の内周面に密着し、かつ穴8の内周面に沿って拡開(拡開部16)しているが、拡開部16が前記穴8内に収まり、バンパーリインフォース1の前壁4より前方に突出していない。
図10〜12に示すバンパー構造体では、バンパーリインフォース1の前面を平坦に保つことができ、必要に応じてここに他部材を密着配置することが可能となる。
このバンパー構造体の製造には、ステイ素材としてアルミニウム合金製の有底円筒体(一端に底を有し他端が開放した円筒体)が用いられる。このステイ素材は、前記特許文献3にも記載されているように、インパクト鍛造により一体成形したり、押出パイプからなる軸部の端部に円形の板を溶接したり、鍛造又は絞り成形した浅いカップ状の部材を被せることにより形成できる。このバンパー構造体の製造にあたっては、ステイ素材をバンパーリインフォース1の後壁5に形成した穴8から挿入して底を前壁4の内面に当接させ、電磁成形により拡管する。
なお、バンパーステイ2とバンパーリインフォース1の固定をより強固に行うため、必要に応じてバンパーステイ2の底28にボルト穴を形成し、バンパーリインフォース1の前壁4の対応箇所にもボルト穴を形成し、底28と前壁4をボルト締めすることもできる。
第1部材31はアルミニウム合金押出材からなり、図1に示すバンパー構造体のバンパーリインフォース1と同じ断面形状を有し、前壁34と後壁35、及びそれらを連結する側壁36,37からなり、前壁34と後壁35を貫通する円形の穴38(図15参照)が形成されている。
第2部材32はアルミニウム合金押出材からなり、筒状でその軸方向が前後方向(前後壁34,35に垂直)を向き、軸部が第1部材31の前記穴38に嵌入している。さらに電磁成形により拡管して穴38の内周面に密着し、前壁34と後壁35の間で外径方向に張り出し(張出部45)、軸部の前端が前壁34の穴38から前方側に突出して放射方向に拡開し(拡開部46)、軸部の後端が後壁35の穴38から後方側に突出して放射方向に拡開している(拡開部47)。
この軸素材32Aを穴38に挿入し、軸部の前端を所定長さ第1部材31の前壁34から突出させ、軸部の後端を後壁35から突出させて位置決めし(図15の仮想線参照)、電磁成形により拡管することにより、図14に示す形状に成形される。電磁成形自体は特許文献1,2に記載された公知の技術が用いられる。
このフレーム構造体の作用は図1に示すバンパー構造体と同じである。すなわち前後方向に衝突荷重が掛かり、第2部材32の張出部45及び第1部材31の上下壁36,37が座屈すると、上下壁36,37は第1部材31の中空内部側に曲がって張出部45に当たり、図1に示すバンパー構造体に関して説明したと同様に、座屈開始後の急速な荷重(変形抵抗)の低下を防止する。さらに座屈が進むにつれて上下壁36,37と張出部45の接触面積が増加し、逆に荷重が上昇する。
なお、第1部材31は、バンパー構造体のバンパーリインフォース1と同様に、他の断面形状(図4,11,12参照)を取り得る。また、図10〜12に示すバンパー構造体におけると同様に、第2部材32は拡開部46が前壁34から前方に突出せず、又は/及び拡開部47が後壁35から後方に突出しない形態をとり得る。
このフレーム構造体の製造にあたっては、軸素材を第1部材31の後壁35に形成した穴38から挿入して底を前壁34の内面に当接させ、電磁成形により拡管する。
なお、第2部材32と第1部材31の固定をより強固に行うため、必要に応じて第2部材32の底48にボルト穴を形成し、第1部材31の前壁34の対応箇所にもボルト穴を形成し、底48と前壁34をボルト締めすることもできる。
軸部材52はアルミニウム合金押出材からなり、筒状でその軸方向が車体前後方向を向き、軸部がバンパーリインフォース1の穴8(図2参照)に嵌入している。さらに電磁成形により拡管して穴8の内周面に密着し、前壁4と後壁5の間で外径方向に張り出し(張出部55)、軸部の前端が前壁4の穴8から前方側に突出して放射方向に拡開し(拡開部56)、軸部の後端が後壁5の穴8から後方側に突出して放射方向に拡開している(拡開部57)。
なお、軸部材52によるバンパーリインフォース1の補強は、傾斜した端部だけでなく、中央直線部でも適宜行い得る。また、図16に示すフレーム構造体のように、有底筒状の軸部材で補強することもできる。
図18はバンパーリインフォース1の中空内部空間に樹脂58を充填したバンパー構造体を示すもので、バンパーリインフォース1とバンパーステイ2からなる基本構造は図13に示すバンパー構造体と同一である。このバンパー構造体では、バンパーリインフォース1の前後壁4,5間の張出部15の全周囲に樹脂58が充填され、この樹脂は衝突時にバンパーリインフォース1の座屈に伴って圧縮され、これにより衝突時のエネルギー吸収量が増加する。また、張出部15とバンパーリインフォース1の上下壁6,7の間に充填された樹脂58は、衝突時に屈曲する上下壁6,7と張出部15の間に挟まれて圧縮され、衝突エネルギーを吸収するとともに、座屈開始後の急速な荷重(変形抵抗)の低下をいっそう防止する。なお、先にも述べたように、このような樹脂の充填を他の(図13に示すもの以外の)バンパー構造体及びフレーム構造体に適用することができる。
図19に示すバンパーリインフォース61は、鋼板を曲げ成形した2つのCチャンネル材62,63を溶接接合して一体化した鋼製中空形材からなり、Cチャンネル材62の開口部内側にCチャンネル材63の開口部が挿入され、長手方向に沿って連続的に又は断続的に溶接接合(溶接部を矢印A,Bで示す)されている。バンパーリインフォース61の断面は略矩形で、前壁64と後壁65、及びそれらを連結する上壁66と下壁67からなる。端部に前壁64及び後壁65を貫通する円形の穴68が形成されている。
バンパーリインフォース61の上壁66と下壁67は、バンパーリインフォース1と同様の形態で、前後方向の中央部が中空内部に向けて屈曲し、くの字状になっている。
バンパーリインフォース71の上壁76と下壁77は、バンパーリインフォース1と同様の形態で、前後方向の中央部が中空内部に向けて屈曲し、くの字状になっている。
これらのバンパーリインフォース61,71は、バンパーリインフォース1と同様の形態で、バンパー構造体の一部として用いられる。なお、有底筒状のバンパーステイ(図13参照)を用いる場合は、それぞれの前壁64,74に穴68,68を形成しない。
また、同様の鋼製中空形材を、第1部材31と同様の形態で、フレーム構造体の一部として用いることができる。
2 バンパーステイ
4,64,74 前壁
5,64,75 後壁
6,66,76 上壁
7,67,77 下壁
8,68,78 前壁及び後壁に形成された穴
15 張出部
16 拡開部
17 突出軸部
18 フランジ
Claims (12)
- 断面が中空の金属形材からなるバンパーリインフォースと、アルミニウム合金製で前記バンパーリインフォースの両端部に固定された筒状のバンパーステイにより構成され、前記バンパーリインフォースは前壁と後壁及びそれらを連結する上下壁からなる輪郭を有し、前壁及び後壁を貫通する穴が両端部に形成され、前記バンパーステイは軸方向が車体前後方向を向き、軸部が前記バンパーリインフォースの前記穴に嵌入し、電磁成形により軸部が拡管して前記穴の内周面に密着しかつ前記前壁と後壁の間で外径方向に張り出してなるバンパー構造体において、前記上下壁の断面構造は、前後方向の圧縮荷重により座屈するとき中空内部側に曲がるように設計され、前記バンパーステイの張り出した軸部の外周面が前記上下壁の内面に対向し、前記上下壁が座屈したとき前記軸部に当たることを特徴とするバンパー構造体。
- 前記バンパーステイが有底筒状のアルミニウム合金製で、その底が軸部の後端に位置していることを特徴とする請求項1に記載されたバンパー構造体。
- 前記バンパーステイの軸部の前端が前記バンパーリインフォースの前壁の穴から前方側に突出し、かつ放射方向に拡開していることを特徴とする請求項1又は2に記載されたバンパー構造体。
- 断面が中空の金属形材からなるバンパーリインフォースと、アルミニウム合金製で前記バンパーリインフォースの両端部に固定された有底筒状のバンパーステイにより構成され、前記バンパーリインフォースは前壁と後壁及びそれらを連結する上下壁からなる輪郭を有し、後壁を貫通する穴が両端部に形成され、前記バンパーステイは軸方向が車体前後方向を向き、軸部が前記バンパーリインフォースの後壁の前記穴に嵌入し、底が前記前壁に当接し、電磁成形により軸部が拡管して前記穴の内周面に密着しかつ前記底と後壁の間で外径方向に張り出してなるバンパー構造体において、前記上下壁の断面構造は、前後方向の圧縮荷重により座屈するとき中空内部側に曲がるように設計され、前記バンパーステイの張り出した軸部の外周面が前記上下壁の内面に対向し、前記上下壁が座屈したとき前記軸部に当たることを特徴とするバンパー構造体。
- 前記バンパーリインフォースの後壁の穴の後方側に位置する前記バンパーステイの軸部は、少なくとも前記後壁の近傍において外径方向に張り出していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載されたバンパー構造体。
- 前記バンパーステイの軸部の後端が放射方向に拡開してサイドメンバーへの接合用フランジが形成されていることを特徴とする請求項1,3〜5のいずれかに記載されたバンパー構造体。
- 前記バンパーリインフォースの長手方向に垂直な断面において、前記上下壁の前後方向の中央部における幅方向の中心点が、前記上下壁の前後方向の端部の前記前後壁との連結部における幅方向の中心点を結ぶ直線より中空内部側に位置していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載されたバンパー構造体。
- 断面が中空の金属形材からなる第1部材と、アルミニウム合金製で前記第1部材に固定された筒状の第2部材により構成され、前記第1部材は前壁と後壁及びそれらを連結する一対の側壁からなる輪郭を有し、前壁及び後壁を貫通する穴が形成され、前記第2部材は軸方向が前後方向を向き、軸部が前記第1部材の前記穴に嵌入し、電磁成形により軸部が拡管して前記穴の内周面に密着しかつ前記前壁と後壁の間で外径方向に張り出してなるフレーム構造体において、前記両側壁の断面構造は、前後方向の圧縮荷重により座屈するとき中空内部側に曲がるように設計され、前記第2部材の張り出した軸部の外周面が前記両側壁の内面に対向し、前記両側壁が座屈したとき前記軸部に当たることを特徴とするフレーム構造体。
- 前記第2部材の軸部の前端が前記第1部材の前壁の穴から前方側に突出し、かつ放射方向に拡開していることを特徴とする請求項8に記載されたフレーム構造体。
- 断面が中空の金属形材からなる第1部材と、アルミニウム合金製で前記第1部材に固定された有底筒状の第2部材により構成され、前記第1部材は前壁と後壁及びそれらを連結する一対の側壁からなる輪郭を有し、後壁を貫通する穴が形成され、前記第2部材は軸方向が前後方向を向き、軸部が前記第1部材後壁の前記穴に嵌入し、底が前記前壁に当接し、電磁成形により軸部が拡管して前記穴の内周面に密着しかつ前記前壁と後壁の間で外径方向に張り出したフレーム構造体において、前記両側壁の断面構造は、前後方向の圧縮荷重により座屈するとき中空内部側に曲がるように設計され、前記第2部材の張り出した軸部の外周面が前記両側壁の内面に対向し、前記両側壁が座屈したとき前記軸部に当たるように構成されていることを特徴とするフレーム構造体。
- 前記第2部材の軸部の後端が前記第1部材の後壁の穴から後方側に突出し、かつ放射方向に拡開していることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載されたフレーム構造体。
- 前記第1部材の長手方向に垂直な断面において、前記両側壁の前後方向の中央部における幅方向の中心点が、前記両側壁の前後方向の端部の前記前後壁との連結部における幅方向の中心点を結ぶ直線より中空内部側に位置していることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載されたフレーム構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007063254A JP2007284039A (ja) | 2006-03-22 | 2007-03-13 | バンパー構造体及びフレーム構造体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006079765 | 2006-03-22 | ||
JP2007063254A JP2007284039A (ja) | 2006-03-22 | 2007-03-13 | バンパー構造体及びフレーム構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007284039A true JP2007284039A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38756192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007063254A Pending JP2007284039A (ja) | 2006-03-22 | 2007-03-13 | バンパー構造体及びフレーム構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007284039A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009241869A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Kobe Steel Ltd | バンパー構造体 |
JP2009274635A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Kobe Steel Ltd | バンパー構造体 |
JP2010120026A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Kobe Steel Ltd | 接合構造体の製造方法 |
JP2011057112A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Aisin Seiki Co Ltd | バンパ装置 |
CN102596649A (zh) * | 2009-10-19 | 2012-07-18 | 昭和电工株式会社 | 车辆用保险杠横梁及其制造方法 |
JP2013100080A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-23 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 車両用外装ビーム |
JP2013159254A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Toyoda Iron Works Co Ltd | バンパー取付構造 |
JP2017064728A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社神戸製鋼所 | バンパー部材の接合方法及びバンパー構造体 |
CN107206464A (zh) * | 2015-02-06 | 2017-09-26 | 株式会社神户制钢所 | 构件的接合方法 |
WO2017169299A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 部材の接合方法 |
WO2018173859A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | 株式会社神戸製鋼所 | 車両用構造体 |
WO2018180488A1 (ja) | 2017-03-27 | 2018-10-04 | 株式会社神戸製鋼所 | 部材の接合方法及び装置 |
WO2019138781A1 (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 車両用構造体及びその製造方法 |
JP2019189022A (ja) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | 株式会社神戸製鋼所 | バンパー部材 |
US10850318B2 (en) | 2016-03-29 | 2020-12-01 | Kobe Steel, Ltd. | Joining method for members |
US11229942B2 (en) | 2016-03-29 | 2022-01-25 | Kobe Steel, Ltd. | Joining method and joint structure of members |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06199193A (ja) * | 1993-01-06 | 1994-07-19 | Nippon Steel Corp | 自動車バンパー補強材 |
JPH09166111A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-24 | Showa Alum Corp | 金属製中空材同士の接合方法 |
JP2001114043A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-24 | Kanto Auto Works Ltd | エネルギー吸収部材 |
JP2003312400A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Aisin Seiki Co Ltd | バンパ装置 |
JP2004042883A (ja) * | 2002-05-14 | 2004-02-12 | Aisin Seiki Co Ltd | バンパ装置 |
JP2004237818A (ja) * | 2003-02-04 | 2004-08-26 | Kobe Steel Ltd | バンパーリインフォースとステイの取付部構造 |
JP2005170234A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 衝撃吸収部材 |
JP2007203325A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Kobe Steel Ltd | 接合構造体 |
-
2007
- 2007-03-13 JP JP2007063254A patent/JP2007284039A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06199193A (ja) * | 1993-01-06 | 1994-07-19 | Nippon Steel Corp | 自動車バンパー補強材 |
JPH09166111A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-24 | Showa Alum Corp | 金属製中空材同士の接合方法 |
JP2001114043A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-24 | Kanto Auto Works Ltd | エネルギー吸収部材 |
JP2003312400A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Aisin Seiki Co Ltd | バンパ装置 |
JP2004042883A (ja) * | 2002-05-14 | 2004-02-12 | Aisin Seiki Co Ltd | バンパ装置 |
JP2004237818A (ja) * | 2003-02-04 | 2004-08-26 | Kobe Steel Ltd | バンパーリインフォースとステイの取付部構造 |
JP2005170234A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 衝撃吸収部材 |
JP2007203325A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Kobe Steel Ltd | 接合構造体 |
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009241869A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Kobe Steel Ltd | バンパー構造体 |
US7896408B2 (en) | 2008-03-31 | 2011-03-01 | Kobe Steel, Ltd. | Bumper structure |
JP2009274635A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Kobe Steel Ltd | バンパー構造体 |
JP2010120026A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Kobe Steel Ltd | 接合構造体の製造方法 |
JP2011057112A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Aisin Seiki Co Ltd | バンパ装置 |
US8814234B2 (en) | 2009-10-19 | 2014-08-26 | Showa Denko K.K. | Vehicle bumper beam and method for manufacturing same |
CN102596649B (zh) * | 2009-10-19 | 2014-10-15 | 昭和电工株式会社 | 车辆用保险杠横梁及其制造方法 |
CN102596649A (zh) * | 2009-10-19 | 2012-07-18 | 昭和电工株式会社 | 车辆用保险杠横梁及其制造方法 |
JP2013100080A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-23 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 車両用外装ビーム |
JP2013159254A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Toyoda Iron Works Co Ltd | バンパー取付構造 |
CN110842092A (zh) * | 2015-02-06 | 2020-02-28 | 株式会社神户制钢所 | 构件的接合方法 |
CN107206464A (zh) * | 2015-02-06 | 2017-09-26 | 株式会社神户制钢所 | 构件的接合方法 |
JP2017064728A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社神戸製鋼所 | バンパー部材の接合方法及びバンパー構造体 |
WO2017056783A1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社神戸製鋼所 | バンパー部材の接合方法及びバンパー構造体 |
CN108025347A (zh) * | 2015-09-28 | 2018-05-11 | 株式会社神户制钢所 | 保险杠构件的接合方法及保险杠结构体 |
US10926314B2 (en) | 2015-09-28 | 2021-02-23 | Kobe Steel, Ltd. | Method for joining bumper members and bumper structure |
US11229942B2 (en) | 2016-03-29 | 2022-01-25 | Kobe Steel, Ltd. | Joining method and joint structure of members |
US10850318B2 (en) | 2016-03-29 | 2020-12-01 | Kobe Steel, Ltd. | Joining method for members |
JP2017177205A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 部材の接合方法 |
US10744552B2 (en) | 2016-03-31 | 2020-08-18 | Kobe Steel, Ltd. | Joining method for members |
WO2017169299A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 部材の接合方法 |
WO2018173859A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | 株式会社神戸製鋼所 | 車両用構造体 |
US10974673B2 (en) | 2017-03-24 | 2021-04-13 | Kobe Steel, Ltd. | Vehicular structure |
WO2018180488A1 (ja) | 2017-03-27 | 2018-10-04 | 株式会社神戸製鋼所 | 部材の接合方法及び装置 |
US11198172B2 (en) | 2017-03-27 | 2021-12-14 | Kobe Steel, Ltd. | Method and device for joining members |
WO2019138781A1 (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 車両用構造体及びその製造方法 |
JP2019189022A (ja) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | 株式会社神戸製鋼所 | バンパー部材 |
JP7068911B2 (ja) | 2018-04-25 | 2022-05-17 | 株式会社神戸製鋼所 | バンパー部材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007284039A (ja) | バンパー構造体及びフレーム構造体 | |
JP5177397B2 (ja) | バンパー構造体 | |
JP4895739B2 (ja) | バンパー構造体 | |
US7980615B2 (en) | Axial member with flange, connection member and production methods thereof | |
US7950724B2 (en) | Vehicle body rear structure | |
JP4737768B2 (ja) | 脱着式牽引フックの取付構造 | |
JP5049210B2 (ja) | バンパーステイ | |
JP5103959B2 (ja) | 車両用フロントピラー構造 | |
WO2006068008A1 (ja) | バンパ及び車両の衝撃吸収構造 | |
JP4035292B2 (ja) | オフセット衝突性に優れたバンパー補強材 | |
JP5094544B2 (ja) | バンパー構造体 | |
JP2001321845A (ja) | リンフォース部材および同リンフォース部材を用いた車体構造 | |
JP3939323B2 (ja) | 接続構造体 | |
JP4297810B2 (ja) | バンパーステイ及びバンパー構造体 | |
JP2005067527A (ja) | 自動車用バンパ装置 | |
JP4737757B2 (ja) | バンパー構造体 | |
JP2008068822A (ja) | ドアビームの取付構造 | |
JP4111943B2 (ja) | バンパーステイ | |
JP2003285766A (ja) | フロントボデー構造 | |
JP2011131647A (ja) | 自動車のバンパー構造体 | |
JP2002019553A (ja) | バンパーステイとステイ付バンパー補強材およびバンパー補強材の取り付け構造 | |
JP5300936B2 (ja) | バンパー構造体 | |
JP2001171447A (ja) | 車体用エネルギー吸収部材構造 | |
JP4651838B2 (ja) | 自動車のセンタピラー構造 | |
JP4557876B2 (ja) | バンパー構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120413 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120807 |