JP2007279064A - Ptp包装品の外観検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来検出困難であったポケット側壁や被検査物の外周面に付着したゴミなどの欠陥を確実に検出できるPTP包装品の外観検査装置を提供する。
【解決手段】ポケット部82に錠剤(被検査物)83を収容した後、ポケット部の開口面をカバーフィルム84でシールする前の状態で包装用シート81を搬送する搬送手段と、搬送経路中に設定された検査ポイントに位置して包装用シート81の下方側に配置され、包装用シートを赤色領域の光で照明する赤色光照明手段1と、包装用シートの上方側に配置され、包装用シートを青色領域の光で照明する青色光照明手段2と、包装用シートの上方側に配置され、赤色光照明手段1と青色光照明手段2によって同時に照明された包装用シート81を撮像する緑色領域に分光感度特性を有する撮像手段3と、該撮像手段から出力される緑色成分の画像データを用いてPTP包装品の外観異常を検出する画像処理装置4とで構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PTP包装品のための外観検査装置に関するものである。
錠剤やカプセルなどの商品包装形態の1つに、PTP(Press Through Package)包装品と呼ばれるものがある。このPTP包装品は、図8に例示するように、透明な包装用シート81に形成した凹状のポケット部82に錠剤83を収容した後、ポケット部の開口面側をアルミ箔などの不透明なカバーフィルム84でシールしたものである。このPTP包装品80は、その製造に際し、不透明なカバーフィルム84でシールする前に、錠剤83と包装用シート81の外観検査を行なうのが一般的である。
従来、上記PTP包装品のための外観検査装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載のシート包装検査装置は、PTPの包装シートを上方側から緑色(G)光源で照らすとともに、この緑色光源による包装用シートからの反射光を受光して反射光画像(G画像)として出力する手段と、下方側から赤色(R)光源で照らすとともに、この赤色光源による包装用シートの透過光を受光して透過光画像(R画像)として出力する手段を設け、得られた反射光画像(G画像)と透過光画像(R画像)を用いて包装シートの欠陥を検出するようにしたものである。
一方、PTP包装品用の検査装置ではないが、ウェーファなどの板状の食品のための欠陥検査装置が特許文献2に示されている。この特許文献2に記載の欠陥検査装置は、緑色(G)成分の光でウェーファの表面を照明してその反射光像(G画像)を得るとともに、赤色(R)成分の光でウェーファを裏面側から照明してその透過光像(R画像)を得、反射光像(G画像)からウェーファ表面の欠陥を検出するとともに、透過光像(R画像)からウェーハの裏面または内部の欠陥を検出するようにしたものである。
特許第3216874号公報(全文、全図) 特開2001−99786号公報(全文、全図)
上記特許文献1に記載のシート包装検査装置の場合、反射光像(G画像)と透過光像(R画像)の2つを用いてPTP包装品の欠陥を検出しているため、反射画像だけを用いたものや透過光画像だけを用いたものに比べて高い検出精度を得ることができる。しかしながら、この特許文献1に記載の装置においても未だ改善すべき以下のような問題が残されていた。
図8に示したように、錠剤83を収容するポケット部82のポケット側壁82aは、完全な垂直壁とはなっておらず、所望の角度で傾斜する傾斜面あるいは湾曲面とされ、その表面も完全な平滑面ではない。このため、例えば、反射光像を得るために上方側から照明光Lで照らすと、この照明光Lはポケット側壁82aの部分で乱反射を起こし、不完全な反射光となってしまう。また、透過光像を得るために下側から照明光Lで照らした場合も、照明光Lはポケット側壁82aの部分で散乱を起こし、不完全な透過光となってしまう。この結果、例えばポケット側壁82aや錠剤83の外周面に小さなゴミmなどが付着している場合、反射光像、透過光像のいずれによっても検出できないことがあった。
一方、特許文献2に記載の食品の欠陥検査装置の場合も、前記特許文献1に記載のシート包装検査装置と同じ画像入力方式であるため、PTP包装品の外観検査に応用したとしても、同様の問題を生じる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、従来検出困難であったポケット側壁や被検査物の外周面に付着したゴミなどの欠陥を確実に検出することができるPTP包装品の外観検査装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、本発明は次のような手段を採用した。
すなわち、請求項1記載の発明は、透明な包装用シートのポケット部に被検査物を収容した後、該ポケット部の開口面を不透明なカバーフィルムでシールするようにしたPTP包装品のための外観検査装置であって、前記ポケット部に被検査物を収容した後、該ポケット部の開口面をカバーフィルムでシールする前の状態で包装用シートを搬送する搬送手段と、搬送経路中に設定された検査ポイントに位置して包装用シートの下方側に配置され、包装用シートを赤色領域の光で照明する赤色光照明手段と、前記検査ポイントに位置して包装用シートの上方側に配置され、包装用シートを青色領域の光で照明する青色光照明手段と、前記検査ポイントに位置して包装用シートの上方側に配置され、前記赤色光照明手段と青色光照明手段によって同時に照明された包装用シートを撮像する緑色領域に分光感度特性を有する撮像手段と、該撮像手段から出力される緑色成分の画像データを用いてPTP包装品の外観異常を検出する画像処理装置とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の外観検査装置において、前記緑色領域に分光感度特性を有する撮像手段に加え、赤色領域に分光感度特性を有する撮像手段と、青色領域に分光感度特性を有する撮像手段を付加し、これら3つの撮像手段から出力される緑色成分、青色成分、赤色成分の3つの画像データを用いてPTP包装品の外観異常を検出するようにしたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、赤色光照明手段と青色光照明手段によって同時に照明された包装用シートを緑色領域に分光感度特性を有する撮像手段で撮像し、撮像した緑色成分の画像データからPTP包装品の欠陥を検出するようにしているので、従来においては検出困難であったポケット側壁や被検査物の外周面にに付着したゴミなどの欠陥を確実に検出することができ、PTP包装品の外観検査の検出精度を上げることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、緑色成分の画像データから従来検出困難であったポケット側壁や被検査物外周面に付着したゴミなどの欠陥を確実に検出することができるとともに、青色成分の反射光像から被検査物表面の欠陥を、また、赤色成分の透過光像から被検査物外周の欠けや包装用シート上のゴミなどの欠陥を検出することができ、1つの外観検査装置を用いて1回の撮像でPTP包装品の完全な外観検査を行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図4に、本発明に係る外観検査装置の第1の実施の形態を示す。図1は装置全体の構成を示す図、図2はPTP包装品のポケット部の模式拡大図、図3は照明手段と撮像手段の分光特性図、図4は撮像手段の出力画像の模式説明図である。
図1、図2において、80はポケット部開口面をカバーフィルムでシールされていない状態のPTP包装品であり、包装用シート81のポケット部82には錠剤83が収容されている。図示は略したが、包装用シート81は、最後の分離切断工程に至るまではその全体が帯状に連なっており、図示を略したコンベアなどの搬送手段によって一定速度で搬送されている。
この搬送経路の適宜位置には、外観検査を行なうための検査ポイントが設定されており、この検査ポイントに位置して、包装用シート81の下方側に、該包装用シート81を赤色(R)領域(図3(a)参照)の光で照明するための赤色LEDで構成された赤色光照明手段1が配置されている。なお、図示は略したが、赤色LEDの前には拡散板などが配置され、ムラのない均一な赤色光とされている。
一方、前記検査ポイントに位置して、包装用シート81の上方側には、該包装用シート81を青色(B)領域の光(図3(a)参照)で照明するための青色LEDで構成された青色光照明手段2が配置されている。なお、図示は略したが、青色LEDの前には拡散板などが配置され、ムラのない均一な青色光とされている。
さらに、前記検査ポイントに位置して、包装用シート81の上方側には、赤色光照明手段1と青色光照明手段2によって同時に照明された包装用シート81の錠剤83とその周辺部分を上方側から撮像する撮像手段3が配置されている。この撮像手段3は、例えばCCDの受光面に緑色フィルターを配置した緑色受光素子3を撮像手段として用いたCCDカメラであって、図3(b)の受光感度特性に示すように、緑色(G)領域の光のみに感応して画像信号(輝度信号)を出力するものである。
なお、上記撮像手段3としては、緑色受光素子3のみを備えた専用のCCDカメラを作製して用いてもよいが、最も簡単には、公知のRGB三原色タイプのCCDカメラを用い、このRGB三原色タイプのCCDカメラのG(緑)信号のみを取り出すようにすればよい。
画像処理装置4は、前記撮像手段3から出力される緑色成分の画像データを用いてPTP包装品の外観異常、特にポケット側壁82aや錠剤83の外周面に付着しているゴミm(図2参照)などを高精度で検出するための回路であり、通常マイクロコンピュータとそれに組み込まれた処理プログラムで構成されている。
次に、その動作について説明する。
包装用シート81の上方側に配置された青色光照明手段2の発する青色(B)光の発光波長特性は、図3(a)中に示すように、青色中心波長λ(約460nm)を中心にして左右ほぼ対称なガウス分布曲線となっている。また、包装用シート81の下方側に配置された赤色光照明手段1の発する赤色(R)光の発光波長特性は、図3(a)中に示すように、赤色中心波長λ(約670nm)を中心にして左右ほぼ対称なガウス分布曲線となっている。一方、撮像手段3の緑色受光素子3の分光感度特性は、図3(b)に示すように、緑色中心波長λ(約540nm)を中心にして左右ほぼ対称なガウス分布曲線となっている。
図3(a)(b)から分かるように、赤色(R)光の発光波長特性の左半部の波長の短い側の一部は、緑色受光素子3の分光感度特性の右半部の波長の長い側の一部と重なっている。このため、赤色光照明手段1の赤色(R)光によって包装用シート81を下側から照らすと、図3(c)に示すように、赤色(B)透過光の一部が撮像手段3の緑色受光素子3で受光される。
一方、青色(B)光の発光波長特性の右半部の波長の長い側の一部は、緑色受光素子3の分光感度特性の左半部の波長の短い側の一部と重なっている。このため、青色光照明手段2の青色(B)光によって包装用シート81を上方側から照らすと、図3(c)に示すように、青色(B)反射光の一部が緑色受光素子3で受光される。
上記赤色透過光によって得られる赤色(R)成分画像(=輝度信号)は、透過光画像であるため、図4(a)に示すように、錠剤83の部分が陰となって黒く写り、そのまわりの包装用シート81の部分は白く明るくなって写る。ポケット部82のポケット側壁82aや錠剤83の外周面に小さなゴミm(図2参照)などが付着している場合、赤色透過光は傾斜あるいは湾曲しているポケット側壁82aの部分で散乱を起こすため、付着しているゴミmはぼけてしまい、図4(a)の赤色(R)成分画像からゴミmを確実に検出することは困難である。
一方、青色反射光によって得られる青色(B)成分画像(=輝度信号)は、反射光像であるため、図4(b)に示すように、錠剤83の部分だけが白く明るくなって写り、そのまわりの包装用シート81の部分は黒色または濃い灰色となって写る。ポケット部82のポケット側壁82aや錠剤83の外周面に小さなゴミm(図2参照)などが付着している場合、青色反射光は傾斜あるいは湾曲しているポケット側壁82aの部分で乱反射するため、付着しているゴミmはぼけてしまい、図4(b)の青色(B)成分画像から直接検出することは困難である。
本発明の場合、撮像手段3の緑色受光素子3は、図3(c)に示したように、赤色(R)成分の一部と青色(B)成分の一部を同時に受光している。赤色(R)成分と青色(B)成分の画像を別々に分けて図示すると、赤色(R)成分の画像は、図4(a)に示すように、錠剤83の部分が黒色、包装用シート81の部分が灰色となる。また、青色成分(B)の画像は、図4(b)に示すように、錠剤83の部分が灰色、包装用シート81の部分が黒色となる。緑色受光素子3の出力画像(=輝度信号)は、前記図4(a)と図4(b)の画像を重ね合わせたものであるから、図4(c)に示すように、画面全体が灰色となり、錠剤83と包装用シート81との間に輝度差はほとんどなくなる。
一方、ゴミmは、図4(a)の赤色(R)成分の画像と図4(b)の青色(B)成分の画像のそれぞれにおいてはポケット側壁の影響によって黒色に近いぼけた画像となり、識別しにくくなっているが、2つの画像が重ね合わされることによって灰色背景との間に大きな輝度差を生じ、ポケット側壁の影響のない濃くはっきりとした画像となり、図4(c)に示すように緑色受光素子3の出力画像上で明確に識別することができる。
画像処理装置4は、上記撮像手段3の緑色受光素子3から出力される緑色(G)成分の画像データを受け取り、2値化処理やエッジ抽出処理などの必要な画像処理を施してゴミmの存在を検出し、その検出結果を出力する。PTP包装品の製造ラインでは、前記画像処理装置4の検出結果に基づいて製造ラインの制御を行ない、欠陥と判定されたPTP包装品を取り除き、正常なPTP包装品のみを次工程に送るなど、必要な処理を行なう。
以上のようにして、本発明の第1の実施の形態によれば、従来は検出困難であったポケット側壁や錠剤の外周面に付着しているゴミなどの欠陥を確実に検出することができ、PTP包装品の検査精度を向上することができる。なお、赤色光照明手段1と青色光照明手段2の照明光の明るさ(輝度)は、緑色受光素子3から出力される緑色(G)成分画像において、ポケット側壁82aや錠剤83の外周面に付着しているゴミmが最もはっきりと識別できるように、予めサンプルPTP包装品などを用いて輝度調整することが望ましい。
図5〜図7に、本発明の第2の実施の形態を示す。
図5は第2の実施の形態に係る外観検査装置の全体構成を示す図、図6は照明手段と撮像手段の分光感度特性図、図7は撮像手段を構成する各受光素子の出力画像の例を示す図である。
この第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態(図1)と同じ構成からなる外観検査装置において、撮像手段3内に、緑色受光素子3に加え、更に、赤色(R)領域に分光感度特性を有する赤色受光素子3と、青色(B)領域に分光感度特性を有する青色受光素子3を付加し、これら3つの受光素子から出力される緑色(G)成分、青色(B)成分、赤色(R)成分の3つの画像データを用いてPTP包装品の外観検査を行なうようにしたものである。
なお、上記撮像手段3としては、最も簡単には、公知のRGB三原色タイプのCCDカメラを用い、それぞれの色信号を取り出すようにすればよい。また、R,G,B各色毎に専用のCCDカメラを配置してもよい。
この第2の実施の形態の場合、青色受光素子3、緑色受光素子3、赤色受光素子3の分光感度特性は、図6(b)に示すように、それぞれの中心波長λ,λ,λを中心としてほぼガウス分布曲線となっている。一方、包装用シート81は、前記第1の実施の形態の場合と同じく、上方側から青色光照明手段2によって照らされているとともに、下側から赤色光照明手段1によって照らされている(図6(a)の分光感度特性参照)。
このため、緑色受光素子3からは、前記第1の実施の形態の場合と同じく、図6(c)に示した青色(B)成分の一部と赤色(R)成分の一部を重ね合わせた図7(a)に示すような緑色(G)成分画像(=図4(c)と同じ画像)が出力される。一方、青色受光素子3では、図6(d)に示す青色(B)の反射光が受光され、図7(b)に示すような青色(B)成分画像が出力される。また、赤色受光素子3では、図6(e)に示す赤色(R)の透過光が受光され、図7(c)に示すような赤色(R)成分画像が出力される。
上記のようにして得られた緑色(G)成分画像、青色(B)成分画像、赤色(R)成分画像の各データ(輝度信号)は画像処理装置4に送られ、これらの3つの画像データを用いてPTP包装品の外観検査が実行される。
たとえば、緑色受光素子3から出力される図7(a)の緑色(G)成分画像からは、前述したようにポケット部82のポケット側壁82aや錠剤83の外周面に付着しているゴミmなどが検出される。青色受光素子3から出力される図7(b)の青色(B)成分画像からは、錠剤83の表面に付着しているゴミや傷などが検出される。また、赤色受光素子3から出力される図7(c)の赤色(R)成分画像からは、錠剤83の外周の欠けや包装用シート81上に付着しているゴミなどが検出される。この結果、PTP包装品80の外観検査を1つの外観検査装置を用いて1回の撮像で行なうことができる。
第1の実施の形態に係る外観検査装置の構成を示す図である。 PTP包装品のポケット部の模式拡大図であって、(a)は断面図、(b)はその平面図である。 第1の実施の形態における照明手段と撮像手段の分光特性を示すもので、(a)は青色光照明手段と赤色光照明手段の発光波長特性図、(b)は緑色成分の撮像手段を構成する緑色受光素子の分光感度特性図、(c)は緑色受光素子の出力画像の分光感度特性図である。 緑色受光素子の出力画像の模式説明図であって、(a)は緑色受光素子が受光する赤色(R)成分の画像を示す図、(b)は緑色受光素子が受光する青色(B)成分の画像を示す図、(c)は赤色(R)成分と青色(B)成分の画像を重ね合わせて得られる緑色受光素子の出力画像を示す図である。 第2の実施の形態に係る外観検査装置の構成を示す図である。 第2の実施の形態における照明手段と撮像手段の分光特性を示すもので、(a)は青色光照明手段と赤色光照明手段の発光波長特性図、(b)は青色受光素子、緑色受光素子、赤色受光素子それぞれの分光感度特性図、(c)は緑色受光素子の出力画像の分光感度特性図、(d)は青色受光素子の出力画像の分光感度特性図、(e)は赤色受光素子の出力画像の分光感度特性図である。 図5中の各受光素子の出力画像の模式説明図であって、(a)は緑色受光素子の出力画像を示す図、(b)は青色受光素子の出力画像を示す図、(c)は赤色受光素子の出力画像を示す図である。 PTP包装品におけるポケット部の模式拡大断面図である。
符号の説明
1 赤色光照明手段
2 青色光照明手段
3 撮像手段
赤色受光素子
緑色受光素子
青色受光素子
4 画像処理装置
80 PTP包装品
81 包装用シート
82 ポケット部
82a ポケット側壁
83 錠剤(被検査物)
84 カバーフィルム

Claims (2)

  1. 透明な包装用シートのポケット部に被検査物を収容した後、該ポケット部の開口面を不透明なカバーフィルムでシールするようにしたPTP包装品のための外観検査装置であって、
    前記ポケット部に被検査物を収容した後、該ポケット部の開口面をカバーフィルムでシールする前の状態で包装用シートを搬送する搬送手段と、
    搬送経路中に設定された検査ポイントに位置して包装用シートの下方側に配置され、包装用シートを赤色領域の光で照明する赤色光照明手段と、
    前記検査ポイントに位置して包装用シートの上方側に配置され、包装用シートを青色領域の光で照明する青色光照明手段と、
    前記検査ポイントに位置して包装用シートの上方側に配置され、前記赤色光照明手段と青色光照明手段によって同時に照明された包装用シートを撮像する緑色領域に分光感度特性を有する撮像手段と、
    該撮像手段から出力される緑色成分の画像データを用いてPTP包装品の外観異常を検出する画像処理装置と
    を備えたことを特徴とする外観検査装置。
  2. 請求項1記載の外観検査装置において、
    前記緑色領域に分光感度特性を有する撮像手段に加え、赤色領域に分光感度特性を有する撮像手段と、青色領域に分光感度特性を有する撮像手段を付加し、これら3つの撮像手段から出力される緑色成分、青色成分、赤色成分の3つの画像データを用いてPTP包装品の外観異常を検出するようにしたことを特徴とする外観検査装置。
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