JP3549752B2 - Ptpシートの外観検査装置及びptp包装機 - Google Patents

Ptpシートの外観検査装置及びptp包装機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、錠剤またはカプセルをプレス・スルー・パックシート(以下PTPシートと表記する)に包装する際に、シート上の異物の有無を検査するPTPシートの外観検査装置およびPTP包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、PTPシートの外観検査装置は、透明な容器フィルムに錠剤またはカプセルを収納した後、密封用フィルムによりシールする前に、照明装置により検査すべきPTPシートの下方から均一な光を照射し、上方から撮像装置で撮像し、撮像装置から出力される映像信号を画像処理装置に入力する。
画像処理装置は、図7に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと表記する)aにおいて、映像信号を第1の閾値により2値化して、錠剤またはカプセルの領域と容器フィルムの領域を区別する。錠剤またはカプセルは不透明であり、また、十分な大きさがあるから明確な陰になる。従って、第1の閾値は比較的低い(暗い)レベルの閾値を選択することができる。また、錠剤カプセルの領域は、錠剤またはカプセル自体を異物と誤判定しないため、また、容器フィルムのポケット部によって生じる映像を異物と誤判定しないために、2値化で得られた錠剤またはカプセル領域を拡大して、錠剤またはカプセルの領域とする場合もある。
つぎに、Sbにおいて、映像信号を第2の閾値により2値化して、容器フィルム上の異物を区別する。髪の毛や繊維屑などの小さく細い物も、異物として区別する必要があるので、第2の閾値は、第1の閾値よりも高い(明るい)レベルの閾値を選択する。
そして、Scにおいて、第1の閾値により区別した容器フィルムの領域について、第2の閾値により区別した異物の総面積を演算する。そして、その異物の総面積が一定値以上の場合を不良、一定値未満の場合を良品と判断することにより、PTPシートの外観を検査していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の外観検査方法では、大部分が錠剤またはカプセルの陰になりほんの一部しか表れていない異物については、表れている一部分の面積しか異物と見なさないので、見かけ上、非常に小さな面積となり、そのような異物を検出することは困難であった。
また、容器フィルムに錠剤等を充填する過程で生じる錠剤の粉は、衛生面の問題はないので、シール性を損なわない程度の量で有れば、不良として扱う必要はない。一方、毛髪や繊維屑等は衛生面の問題から、微量であっても不良とすべきであるが、従来は、総面積により異物による不良を判断していたことから、不良とする必要のない微量の錠剤の粉についても不良にせざるを得ず、歩留まりの向上を阻害していた。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、大部分が錠剤またはカプセルの陰になり、ほんの一部しか表れていない異物についても、確実に検出することができ、微量の錠剤の粉については不良と判定することはなく、毛髪または繊維については微量であっても、不良にすることができる、PTPシートの外観検査装置およびPTP包装機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために成された請求項1に係るPTPシートの外観検査装置は、容器フィルムを照射する照明手段と、前記容器フィルムを撮像する撮像装置と、前記撮像装置から出力される映像信号を画像処理装置により処理するPTPシートの外観検査装置において、前記画像処理装置は、長塊異物と一般異物を区別する長塊異物判別手段を有し、異物と判断する基準である基準面積値が、長塊異物については、一般異物よりも小さくなるよう、長塊異物と一般異物とで異なることを特徴とする。
【0005】
また、請求項に係るPTPシートの外観検査装置は、請求項に記載するPTPシートの外観検査装置であって、前記長塊異物判別手段は、連結成分の面積と、連結成分に設けた外接矩形から、長塊異物を区別することを特徴とする。
【0006】
また、請求項に係るPTPシートの外観検査装置は、請求項または請求項に記載するPTPシートの外観検査装置であって、前記長塊異物判別手段は、連結成分の面積Sと、連結成分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗との比から、長塊異物を区別することを特徴とする。
【0007】
また、請求項に係るPTP包装機は、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載するPTPシートの外観検査装置を有することを特徴とする。
【0008】
このような構成を有する本発明のPTPシートの外観検査装置では、画像処理装置が長塊異物と一般異物を区別する長塊異物判別手段を有することにより、衛生的な問題のある毛髪や繊維等について、的確に検査することができる。
また、長塊異物判別手段は、連結成分の面積と連結成分に設けた外接矩形(の長辺)から長塊異物を区別すれば、あるいは、連結成分の面積Sと連結成分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗から、長塊異物を区別すれば、複雑な処理をすることなく、容易に毛髪や繊維等の長塊異物を、一般異物と区別することができ、一度に多数の錠剤について処理をするPTPシートの外観検査装置に適用することが可能となる。
【0009】
異物と判断する基準である基準面積値が、長塊異物と一般異物とで異なれば、衛生的な問題のある毛髪や繊維等についての不良と判断する基準を甘くすることなく、シール性の問題がない程度の錠剤の粉については、良品と判断するようにすることもでき、歩留まりが向上する。
【0010】
また、このような外観検査装置をPTP包装機に設けることにより、大部分が錠剤またはカプセルと重なって、一部が小さく錠剤またはカプセルの領域の外に出ているような異物が存在するPTPシートも、確実に不良として排除でき、歩留まりの良いPTP包装機を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる外観検査装置について、図面を参照して以下に説明する。本実施の形態では図2に示すように、PTPシートの外観検査装置10をPTP包装機30に装備することによって、PTP包装機30内でPTPシートの外観検査を実施している。
【0012】
まず、PTPシートの外観検査が実施されるPTP包装機30について、簡単に説明する。PTP包装機30は、錠剤等をPTPシートに自動的に包装するものである。具体的には、まず、ポリプロピレン、PVC、などの容器フィルム40を、フィルム送りロール33とテンションロール31、32で、加熱板50と成形板51に送り込み、錠剤などが充填されるポケット部44(図3参照)を容器フィルム40に成形する。そして、容器フィルム40にポケット部44(図3参照)が成形されたもの41が、錠剤投入シャッター52の下にまで送られてくると、錠剤投入シャッター52が各ポケット部44(図3参照)に錠剤などを自動的に充填する。ここでは、錠剤1が各ポケット部44(図3参照)に充填される。錠剤1を充填した後、後述するPTPシートの外観検査装置により容器フィルムおよび錠剤の外観を検査する。
【0013】
さらに、各ポケット部44(図3参照)に錠剤1が充填された容器フィルム41の上に、アルミ製の密封用フィルム42をテンションロール34、35を介して送り込み、一対のシールロール36で固着させる。これによって、錠剤1が各ポケット部44(図3参照)に充填された、フィルム状のPTPシート43が製造される。かかるフィルム状のPTPシート43は、打ち抜き工程(図示せず)によりシート状に裁断された後に、図示しない不良シート排出機構やPTPシート集積機構などへ順に送られる。
【0014】
次に、PTPシートの外観検査装置について、図4のブロック図を用いて説明する。外観検査装置は、撮像装置であるCCDカメラ11、モニタ25、図4のブロック図には記載されていないが照明装置である照明12、画像処理装置10などから構成される。尚、CCDカメラ11と照明12は、図2と図3では、PTP包装機30内に描かれているが、外観検査装置を構成するものの一つである。
画像処理装置10は、A/D変換器3、シェーディング補正手段14、画像メモリ16、シェーディング補正テーブル18、CPU20、判定用メモリ22、入出力インターフェース23、外観検査結果及び統計データメモリ24、カメラタイミング制御手段26、などから構成される。
【0015】
A/D変換器3は、CCDカメラ11で撮像した一次元イメージデータを、アナログ信号からデジタル信号に変換するものである。ここで、CCDカメラ11について説明すると、図3に示すように、照明12の光13でPTPシート43を下から照らし、PTPシート43をその幅方向に一次元撮像するものである。したがって、PTPシート43の幅方向に一列に成形された複数のポケット部44及び各ポケット部44に充填された錠剤1に関する映像を同時に撮像することができる。
【0016】
図4に戻り、画像メモリ16は、A/D変換された一次元イメージデータを順次記憶して、PTPシートの二次元イメージデータとして記憶するものである。なお、一次元イメージデータを画像メモリ16に記憶する前に、シェーディング補正テーブル18のデータに従って、シェーディング補正手段14によりシェーディング補正している。尚、シェーディング補正はPTPシート43全体を照明12の光13で一様に照らすことは技術的に限界があることから、かかる位置の違いによる照明の明暗により生じる映像データの明度のばらつきを補正している。
【0017】
CPU20は、色々の画像処理プログラムを実行するためのものであり、判定用メモリ22などを使用して実行する。入出力インターフェース23は、PTP包装機30に制御信号を送信又は受信するためのものである。これによって、例えば、PTP包装機30の不良シート排出機構などを制御することができる。また、モニタ25に表示データを送信するためのものでもあり、1次元イメージデータや外観検査結果などをモニタ25に表示させることができる。
【0018】
外観検査結果及び統計データメモリ24は、外観検査結果データや外観検査結果データを確率統計的に処理した統計データを記憶するものである。これらの外観検査結果データや統計データは、モニタ25に表示させることができる。また、これらの外観検査結果データや統計データに基づいて、PTP包装機30に制御信号を送信することもできる。
カメラタイミング制御手段26は、CCDカメラ11が撮像する一次元イメージデータを、A/D変換器3に取り込むタイミングを制御するものである。かかるタイミングは、PTP包装機30に設けられたエンコーダ(図示せず)からの信号に基づいて行われる。
【0019】
次に、PTPシートの外観検査の処理の手順を図1のフローチャート図に基づいて説明する。かかる、PTPシートの外観検査の処理は、画像メモリ16上の二次元化された濃淡画像に対して行われるものである。
【0020】
まず、ステップ1により、画像メモリ16に記憶されたPTPシートの映像信号を、第1の閾値により2値化して、第1の2値化映像データを作成し、錠剤またはカプセルの領域と容器フィルムの領域に区別する。
第1の閾値は、錠剤またはカプセルは不透明であり、かつ十分な大きさがあることから明確な陰になるので、比較的低い(暗い)レベルの閾値を選択することができる。
【0021】
錠剤またはカプセルの領域の区別は、つぎのように行うことができる。先ず、錠剤またはカプセルの連結成分を特定する。錠剤またはカプセルの連結成分の特定は、2値化した連結成分に対しラベル付け処理をする。そして、あらかじめ設定された範囲内の面積であり、あらかじめ設定された範囲内の座標に位置する連結成分を、錠剤またはカプセルの連結成分として特定する。つぎに、錠剤またはカプセルの連結成分の外接を設け、その外接を拡大して、拡大した外接の内側を錠剤またはカプセルの領域として区別する。
【0022】
ここで、錠剤またはカプセルの連結成分の特定は、プログラムを簡略化するために、例えば座標のみ、あるいは、面積の大きさのみから特定してもよい。
また、外接は、円形の錠剤に対しては円でも良いし、錠剤またはカプセルの形状と相似形の形状、あるいは、連結成分の形状でもよいが、PTPシートには一般に多くの錠剤が包装されるため、短時間に多くの錠剤について処理することを要求されるPTPシートの外観検査装置では、処理効率がよいので矩形が適している。
また、外接が矩形である場合は、錠剤またはカプセルの連結成分の、X座標の最大値を通るY軸に平行な線と、X座標の最小値を通るY軸に平行な線と、Y座標の最大値を通るX軸に平行な線と、Y座標の最小値を通るX軸に平行な線とにより決定すれば、外接矩形を容易に求めることができる。
【0023】
また、外接の拡大は、照明装置あるいは容器フィルムのポケット部の形状の影響等により、後の第2の閾値により2値化したときに、ポケット部の影が三日月状またはリング状に生じる場合がある。このポケット部の影の影響を受けないように、外接をポケット部より多少大きく拡大する。ただし、後の第2の閾値により2値化したときに、ポケット部の影が発生しない容器フィルムあるいは照明装置の場合は、外接を拡大する必要はない、または、小さな拡大でよい。従って、錠剤またはカプセルの領域とは、少なくとも錠剤またはカプセルを含む領域であり、ポケットの領域を含む場合もある。
【0024】
また、錠剤またはカプセルの領域は、容器フィルム、錠剤またはカプセルの位置が定まっていればあらかじめ設定しておいても良いが、一般に、容器フィルムのポケットは、錠剤またはカプセルに対し十分に大きく作られているため、ポケットの中の錠剤またはカプセルの位置が定まらず、また、容器フィルム自体も熱により伸び縮みすることから精度の良い検査が期待できない場合が多い。
【0025】
つぎに、S2では画像メモリ16に記憶されたPTPシートの映像を、第2の閾値により2値化して、第2の2値化映像データを作成し、その連結成分に対しラベル付け処理をする。第2の閾値は、髪の毛や繊維等の小さな物も、異物として区別する必要があるので、第1の閾値よりも高い(明るい)レベルの閾値を選択する。
また、ラベル付けした各連結成分について、X座標の最大値Xmax、X座標の最小値Xmin、Y座標の最大値Ymax、Y座標の最小値Ymin、および面積Sからなるデータテーブルを作成し判定用メモリ22へ記憶する。
【0026】
つぎに、S3ではラベル付けされた連結成分のうち、錠剤またはカプセルの領域にすべて含まれる連結成分は、錠剤若しくはカプセルまたはポケット部の影であり、異物ではないので、ラベル付けした第2の2値化映像データ、および、先のデータテーブルから削除する。
連結成分が、錠剤またはカプセルの領域に全て含まれるかの判断は、錠剤またはカプセルの領域の映像と、第2の2値化映像データを比較することによって判断することができる。あるいは、錠剤またはカプセルの領域が、X軸とY軸に平行な線から成る外接矩形であれば、第2の2値化映像データの連結成分についのX座標が最大となる位置座標、X座標が最小となる位置座標、Y座標が最大となる位置座標およびY座標が最小となる位置座標が、錠剤またはカプセルの領域に含まれるか否かにより判断することもできる。
【0027】
つぎに、ラベル付けされた連結成分のうち、面積が一定値以下のものはノイズとして、同様にラベル付けした第2の2値化映像データ、および、先のデータテーブルから削除する。いわゆるノイズの他、錠剤の粉の微小なもの等が、面積が一定値以下の連結成分に該当し、錠剤の粉は、衛生的な問題は無く、また、小さければシール性にも悪影響を及ぼさないので、異物として取り扱う必要はない。また、不要なデータを削除することにより、後の異物形状値を演算する負担を軽減している。
【0028】
つぎに、S4では残った連結成分について、長塊異物と一般異物に区分けする。ここで長塊異物とは、毛髪または繊維屑等のような、いわゆる細長い形状の異物をいい、一般異物とは、円形または正方形を含む長塊異物以外の形状の異物を言う。
具体的には異物形状値を演算し、一定値以上の場合を長塊異物、一定値未満を一般異物と判断する。異物形状値Iは、連結成分の面積をS、連結成分の外接矩形の長辺をLとすると、次の様に求めることができる。
【数1】
Figure 0003549752
ここで、外接矩形の長辺Lは、連結成分の各座標の最大値と最小値から、(Xmax−Xmin)と(Ymax−Ymin)の大きい方の値として、データテーブルから求めることができる。
【0029】
連結成分の形状と異物形状値について、図5を参照して説明する。連結成分が半径Rの円の場合は、連結成分の面積Sは、
【数2】
Figure 0003549752
また、外接矩形の長辺Lは、L=2Rである。従って、図5に示すように異物形状値Iは半径Rに関係なくI≒214.6となる。
また、連結成分が一辺の長さRの正方形の場合は、X座標と一辺とのなす角度をθとすれば、連結成分の面積Sは、
【数3】
Figure 0003549752
また、外接矩形の長辺Lは、L=R(cosθ+sinθ)である。従って、図5に示すように異物形状値Iは、θにより0から500の範囲となる。
【0030】
また、連結成分が短辺r、長辺Rの長方形の場合は、連結成分の面積SはS=r・R、また、外接矩形の長辺Lは(Rcosθ+rsinθ)と(rcosθ+Rsinθ)の長い方である。
【数4】
Figure 0003549752
のとき、Lは最大となり、異物形状値Iも最大となる。最大の異物形状値I(max)は、
【数5】
Figure 0003549752
となる。
【0031】
一方、異物形状値Iの最小は、短辺rと長辺Rの比により異なる。図5に示すように、短辺rが(−1+√2)Rよりも長いときは、θ=0°で最小値
I(min)=(1−r/R)・1000 (6)
となる。
また、短辺rがr=(−1+√2)Rのときは、θ=0°における異物形状値
I(0°)=(1−r/R)×1000 (7)
と、θ=45°における異物形状値
【数6】
Figure 0003549752
は等しく、共に最小値I(min)=(2−√2)×1000≒585.8となる。
また、短辺rが(−1+√2)Rよりも短いときは、θ=45°で最小値
【数7】
Figure 0003549752
となる。
【0032】
短辺rと長辺Rの比による、異物形状値Iの最大I(max)、θ=0°のときの異物形状値I(0°)、および、θ=45°のときの異物形状値I(45°)を図6に示す。図から明らかなように、r=R付近では、I(45°)≒I(max)であるが、rが十分小さくなると、例えばr/R≦0.2では、I(0°)≒I(max)となる。
ここで、区別する対象である毛髪のうち短い物は、長方形として考えることができる。毛髪は、毛根部の長さが、1mm程度はあり、また太さは、0.05から0.1mm程度なので、短辺rと長辺Rの比、r/Rは少なくとも0.1以下となる。従って、異物形状値Iの最大I(max)はI(max)≒I(0°)と近似できる。一方、最小I(min)はI(min)=I(45°)である。また、短辺rと長辺Rの比が0.1以下であれば、異物形状値Iは少なくとも834以上となり、異物形状値Iが少なくとも807以下である短辺長辺比r/Rが0.2以上のものと、区別することができる。
【0033】
一般には毛髪は3mm程度の長さはあることから、3mm以上の毛髪を区別するとすれば、短辺長辺比r/Rは0.03程度になり、(9)式から異物形状値の最小値I(min)=937がもとまる。従って、異物形状値Iが少なくとも901以下である短辺長辺比r/Rが0.1以上のものと、区別することができる。
以上のように、毛髪を区別するためには、異物形状値の閾値は800から950の間に設けることが適当である。そして、異物形状値の閾値以上の連結領域はは長塊異物、異物形状値の閾値未満の連結領域については一般異物として、つぎの処理をする。
【0034】
つぎに、S3では長塊異物については長塊異物基準面積値以上、一般異物については一般異物基準面積値以上の、連結成分が存在した場合は不良、存在しなければ良品と判断する。毛髪や繊維屑等である長塊異物については非常に小さい面積の連結成分についても、例えば基準面積を0に近い値としてほとんど全ての連結成分を、異物と判断し、錠剤等の粉である一般異物については、比較的大きな面積の連結成分についてのみ、異物と判断する。従って、長塊異物については微細な異物についても検出することができるが、一般異物については、比較的大きな面積まで許容することが可能となる。
さらに、長塊異物が存在する場合、または、ある一定の面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断した場合は、自動的にPTP包装機を停止してもよい。長塊異物が存在する場合、または、ある一定の面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断した場合に、自動的にPTP包装機を停止すれば、早期に異物混入の原因究明とその対策をすることができ、品質と歩留まりの向上につながる。
【0035】
また、長塊異物が存在する場合、または、ある一定の面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断した場合は、前後の適当な範囲のシートをも不良と判断してもよい。長塊異物が存在する場合、または、ある一定の面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断した場合に、前後の適当な範囲のシートをも不良と判断することにより、毛髪または繊維屑の混入したPTPシートが、後工程へ供給されるおそれがさらに小さくなる。
なお、ここで不良と判断されたPTPシートは、PTP包装機内の打ち抜き工程により最終製品のシートサイズに切断および分離した後に、排出される。
【0036】
【発明の効果】
本発明のPTPシートの外観検査装置では、画像処理装置が長塊異物と一般異物を区別する長塊異物判別手段を有することにより、衛生的な問題のある毛髪や繊維等について、的確に検査することができる。
また、長塊異物判別手段は、連結成分の面積と連結成分に設けた外接矩形(の長辺)から長塊異物を区別すれば、あるいは、連結成分の面積Sと連結成分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗から、長塊異物を区別すれば、複雑な処理をすることなく、容易に毛髪や繊維等の長塊異物を、一般異物と区別することができ、一度に多数の錠剤について処理をするPTPシートの外観検査装置に適用することが可能となる。
【0037】
異物と判断する基準である基準面積値が、長塊異物と一般異物とで異なれば、衛生的な問題のある毛髪や繊維等についての不良と判断する基準を甘くすることなく、シール性の問題がない程度の錠剤の粉については、良品と判断するようにすることもでき、歩留まりが向上する。
【0038】
また、このような外観検査装置をPTP包装機に設けることにより、大部分が錠剤またはカプセルと重なって、一部が小さく錠剤またはカプセルの領域の外に出ているような異物が存在するPTPシートも、確実に不良として排除でき、歩留まりの良いPTP包装機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PTPシートの外観検査装置の実施例の動作を示すフローチャート
【図2】本発明のPTPシートの外観検査装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】PTP包装機の一部を示した斜視図であり、搬送中のPTPシートのポケット部に充填された錠剤またはカプセルの外観を撮像する部分を示した図である。
【図4】本発明のPTPシートの外観検査装置の機能構成を示すブロック図である。
【図5】連結成分の形状と異物形状値
【図6】連結成分が長方形の場合における、短辺長辺比r/Rと、異物形状値の最大I(max)、θ=0°における異物形状値I(0°)と、θ=45°における異物形状値I(45°)
【図7】従来のPTPシートの外観検査装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 錠剤
3 A/D変換器
10 画像処理装置
11 CCDカメラ
12 照明
13 光
14 シェーディング補正手段
16 画像メモリ
18 シェーディング補正テーブル
20 CPU
22 判定用メモリ
23 入出力インターフェース
24 統計データメモリ
25 モニタ
26 カメラタイミング制御手段
30 PTP包装機
31、32、34、35 テンションロール
33 フィルム送りロール
36 シールロール
37 固定ロール
40 容器フィルム
42 密封用フィルム
43 ブリスタシート
44 ポケット部
50 加熱板
51 成形板
52 錠剤投入シャッター
110 PTPシート
114 密封用フィルム
115 ポケット部
116 錠剤またはカプセル
117 容器フィルム

Claims (4)

  1. 容器フィルムを照射する照明手段と、
    前記容器フィルムを撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置から出力される映像信号を画像処理装置により処理するPTPシートの外観検査装置において、
    前記画像処理装置は、
    長塊異物と一般異物を区別する長塊異物判別手段を有し、異物と判断する基準である基準面積値が、長塊異物については、一般異物よりも小さくなるよう、長塊異物と一般異物とで異なることを特徴とするPTPシートの外観検査装置。
  2. 前記長塊異物判別手段は、
    連結成分の面積と、連結成分に設けた外接矩形から、長塊異物を区別することを特徴とする請求項に記載のPTPシートの外観検査装置。
  3. 前記長塊異物判別手段は、
    連結成分の面積Sと、
    連結成分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗との比から、
    長塊異物を区別することを特徴とする請求項または請求項記載のPTPシートの外観検査装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載するPTPシートの外観検査装置を有するPTP包装機。
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