JP2000171410A - Ptpシートの外観検査装置およびptp包装機 - Google Patents

Ptpシートの外観検査装置およびptp包装機

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JP2000171410A JP10344771A JP34477198A JP2000171410A JP 2000171410 A JP2000171410 A JP 2000171410A JP 10344771 A JP10344771 A JP 10344771A JP 34477198 A JP34477198 A JP 34477198A JP 2000171410 A JP2000171410 A JP 2000171410A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大部分が錠剤またはカプセルの陰になり、ほ
んの一部しか表れていない異物についても、確実に検出
することができるPTPシートの外観検査装置およびP
TP包装機を提供する。 【解決手段】 容器フィルム41を照射する照明装置1
2と、容器フィルム41および錠剤またはカプセルを撮
像する撮像装置11と、撮像装置11から出力される映
像信号を処理する画像処理装置10を有し、画像処理装
置11は、容器フィルムの領域と、錠剤領域判別手段
と、異物判別手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤またはカプセ
ルをプレス・スルー・パックシート(以下PTPシート
と表記する)に包装する際に、シート上の異物の有無を
検査するPTPシートの外観検査装置およびPTP包装
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、PTPシートの外観検査装置
は、透明な容器フィルムに錠剤またはカプセルを収納し
た後、密封用フィルムによりシールする前に、照明装置
により検査すべきPTPシートの下方から均一な光を照
射し、上方から撮像装置で撮像し、撮像装置から出力さ
れる映像信号を画像処理装置に入力する。画像処理装置
は、図7に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと表
記する)aにおいて、映像信号を第1の閾値により2値
化して、錠剤またはカプセルの領域と容器フィルムの領
域を区別する。錠剤またはカプセルは不透明であり、ま
た、十分な大きさがあるから明確な陰になる。従って、
第1の閾値は比較的低い(暗い)レベルの閾値を選択す
ることができる。また、錠剤カプセルの領域は、錠剤ま
たはカプセル自体を異物と誤判定しないため、また、容
器フィルムのポケット部によって生じる映像を異物と誤
判定しないために、2値化で得られた錠剤またはカプセ
ル領域を拡大して、錠剤またはカプセルの領域とする場
合もある。つぎに、Sbにおいて、映像信号を第2の閾
値により2値化して、容器フィルム上の異物を区別す
る。髪の毛や繊維屑などの小さく細い物も、異物として
区別する必要があるので、第2の閾値は、第1の閾値よ
りも高い(明るい)レベルの閾値を選択する。そして、
Scにおいて、第1の閾値により区別した容器フィルム
の領域について、第2の閾値により区別した異物の総面
積を演算する。そして、その異物の総面積が一定値以上
の場合を不良、一定値未満の場合を良品と判断すること
により、PTPシートの外観を検査していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
外観検査方法では、大部分が錠剤またはカプセルの陰に
なりほんの一部しか表れていない異物については、表れ
ている一部分の面積しか異物と見なさないので、見かけ
上、非常に小さな面積となり、そのような異物を検出す
ることは困難であった。また、容器フィルムに錠剤等を
充填する過程で生じる錠剤の粉は、衛生面の問題はない
ので、シール性を損なわない程度の量で有れば、不良と
して扱う必要はない。一方、毛髪や繊維屑等は衛生面の
問題から、微量であっても不良とすべきであるが、従来
は、総面積により異物による不良を判断していたことか
ら、不良とする必要のない微量の錠剤の粉についても不
良にせざるを得ず、歩留まりの向上を阻害していた。そ
こで、本発明は、上述した問題点を解決するためになさ
れたものであり、大部分が錠剤またはカプセルの陰にな
り、ほんの一部しか表れていない異物についても、確実
に検出することができ、微量の錠剤の粉については不良
と判定することはなく、毛髪または繊維については微量
であっても、不良にすることができる、PTPシートの
外観検査装置およびPTP包装機を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に成された請求項1に係るPTPシートの外観検査装置
は、錠剤またはカプセルを収納した透明で凹部を有する
容器フィルムを照射する照明装置と、容器フィルムおよ
び錠剤またはカプセルを撮像する撮像装置と、前記撮像
装置から出力される映像信号を処理する画像処理装置を
有するPTPシートの外観検査装置において、前記画像
処理装置は、容器フィルムの領域と、錠剤またはカプセ
ルの領域を区別する錠剤領域判別手段と、錠剤またはカ
プセルの領域の外に一部でも出ている、錠剤またはカプ
セルの領域内の連結成分は容器フィルム上の異物と判断
する異物判別手段を有することを特徴とする。
【0005】また、請求項2に係るPTPシートの外観
検査装置は、容器フィルムを照射する照明手段と、前記
容器フィルムを撮像する撮像装置と、前記撮像装置から
出力される映像信号を画像処理装置により処理するPT
Pシートの外観検査装置において、前記画像処理装置
は、長塊異物と一般異物を区別する長塊異物判別手段を
有することを特徴とする。
【0006】また、請求項3に係るPTPシートの外観
検査装置は、請求項2に記載するPTPシートの外観検
査装置であって、前記長塊異物判別手段は、連結成分の
面積と、連結成分に設けた外接矩形から、長塊異物を区
別することを特徴とする。
【0007】また、請求項4に係るPTPシートの外観
検査装置は、請求項2または請求項3に記載するPTP
シートの外観検査装置であって、前記長塊異物判別手段
は、連結成分の面積Sと、連結成分に設けた外接矩形の
長辺Lの二乗との比から、長塊異物を区別することを特
徴とする。
【0008】また、請求項5に係るPTPシートの外観
検査装置は、請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記
載するPTPシートの外観検査装置であって、異物と判
断する基準である基準面積値が、長塊異物と一般異物と
で異なる異物判別手段を有することを特徴とする。ま
た、請求項6に係るPTP包装機は、請求項1乃至請求
項5のいずれか一つに記載するPTPシートの外観検査
装置を有することを特徴とする。
【0009】このような構成を有する本発明のPTPシ
ートの外観検査装置では、容器フィルムの領域と、錠剤
またはカプセルの領域を区別する錠剤領域判別手段と、
錠剤またはカプセルの領域の外に一部でも出ている、錠
剤またはカプセルの領域内の連結成分は容器フィルム上
の異物と判断する異物判別手段を有する。従って、大部
分が錠剤またはカプセルと重なって、一部が小さく錠剤
またはカプセルの領域の外に出ているような異物も、確
実に検出する事が可能となる。
【0010】また、画像処理装置が長塊異物と一般異物
を区別する長塊異物判別手段を有することにより、衛生
的な問題のある毛髪や繊維等について、的確に検査する
ことができる。また、長塊異物判別手段は、連結成分の
面積と連結成分に設けた外接矩形(の長辺)から長塊異
物を区別すれば、あるいは、連結成分の面積Sと連結成
分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗から、長塊異物を区
別すれば、複雑な処理をすることなく、容易に毛髪や繊
維等の長塊異物を、一般異物と区別することができ、一
度に多数の錠剤について処理をするPTPシートの外観
検査装置に適用することが可能となる。
【0011】異物と判断する基準である基準面積値が、
長塊異物と一般異物とで異なる異物判別手段を有すれ
ば、衛生的な問題のある毛髪や繊維等についての不良と
判断する基準を甘くすることなく、シール性の問題がな
い程度の錠剤の粉については、良品と判断するようにす
ることもでき、歩留まりが向上する。
【0012】また、このような外観検査装置をPTP包
装機に設けることにより、大部分が錠剤またはカプセル
と重なって、一部が小さく錠剤またはカプセルの領域の
外に出ているような異物が存在するPTPシートも、確
実に不良として排除でき、歩留まりの良いPTP包装機
を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明にかかる外観検査装置につ
いて、図面を参照して以下に説明する。本実施の形態で
は図2に示すように、PTPシートの外観検査装置10
をPTP包装機30に装備することによって、PTP包
装機30内でPTPシートの外観検査を実施している。
【0014】まず、PTPシートの外観検査が実施され
るPTP包装機30について、簡単に説明する。PTP
包装機30は、錠剤等をPTPシートに自動的に包装す
るものである。具体的には、まず、ポリプロピレン、P
VC、などの容器フィルム40を、フィルム送りロール
33とテンションロール31、32で、加熱板50と成
形板51に送り込み、錠剤などが充填されるポケット部
44(図3参照)を容器フィルム40に成形する。そし
て、容器フィルム40にポケット部44(図3参照)が
成形されたもの41が、錠剤投入シャッター52の下に
まで送られてくると、錠剤投入シャッター52が各ポケ
ット部44(図3参照)に錠剤などを自動的に充填す
る。ここでは、錠剤1が各ポケット部44(図3参照)
に充填される。錠剤1を充填した後、後述するPTPシ
ートの外観検査装置により容器フィルムおよび錠剤の外
観を検査する。
【0015】さらに、各ポケット部44(図3参照)に
錠剤1が充填された容器フィルム41の上に、アルミ製
の密封用フィルム42をテンションロール34、35を
介して送り込み、一対のシールロール36で固着させ
る。これによって、錠剤1が各ポケット部44(図3参
照)に充填された、フィルム状のPTPシート43が製
造される。かかるフィルム状のPTPシート43は、打
ち抜き工程(図示せず)によりシート状に裁断された後
に、図示しない不良シート排出機構やPTPシート集積
機構などへ順に送られる。
【0016】次に、PTPシートの外観検査装置につい
て、図4のブロック図を用いて説明する。外観検査装置
は、撮像装置であるCCDカメラ11、モニタ25、図
4のブロック図には記載されていないが照明装置である
照明12、画像処理装置10などから構成される。尚、
CCDカメラ11と照明12は、図2と図3では、PT
P包装機30内に描かれているが、外観検査装置を構成
するものの一つである。画像処理装置10は、A/D変
換器3、シェーディング補正手段14、画像メモリ1
6、シェーディング補正テーブル18、CPU20、判
定用メモリ22、入出力インターフェース23、外観検
査結果及び統計データメモリ24、カメラタイミング制
御手段26、などから構成される。
【0017】A/D変換器3は、CCDカメラ11で撮
像した一次元イメージデータを、アナログ信号からデジ
タル信号に変換するものである。ここで、CCDカメラ
11について説明すると、図3に示すように、照明12
の光13でPTPシート43を下から照らし、PTPシ
ート43をその幅方向に一次元撮像するものである。し
たがって、PTPシート43の幅方向に一列に成形され
た複数のポケット部44及び各ポケット部44に充填さ
れた錠剤1に関する映像を同時に撮像することができ
る。
【0018】図4に戻り、画像メモリ16は、A/D変
換された一次元イメージデータを順次記憶して、PTP
シートの二次元イメージデータとして記憶するものであ
る。なお、一次元イメージデータを画像メモリ16に記
憶する前に、シェーディング補正テーブル18のデータ
に従って、シェーディング補正手段14によりシェーデ
ィング補正している。尚、シェーディング補正はPTP
シート43全体を照明12の光13で一様に照らすこと
は技術的に限界があることから、かかる位置の違いによ
る照明の明暗により生じる映像データの明度のばらつき
を補正している。
【0019】CPU20は、色々の画像処理プログラム
を実行するためのものであり、判定用メモリ22などを
使用して実行する。入出力インターフェース23は、P
TP包装機30に制御信号を送信又は受信するためのも
のである。これによって、例えば、PTP包装機30の
不良シート排出機構などを制御することができる。ま
た、モニタ25に表示データを送信するためのものでも
あり、1次元イメージデータや外観検査結果などをモニ
タ25に表示させることができる。
【0020】外観検査結果及び統計データメモリ24
は、外観検査結果データや外観検査結果データを確率統
計的に処理した統計データを記憶するものである。これ
らの外観検査結果データや統計データは、モニタ25に
表示させることができる。また、これらの外観検査結果
データや統計データに基づいて、PTP包装機30に制
御信号を送信することもできる。カメラタイミング制御
手段26は、CCDカメラ11が撮像する一次元イメー
ジデータを、A/D変換器3に取り込むタイミングを制
御するものである。かかるタイミングは、PTP包装機
30に設けられたエンコーダ(図示せず)からの信号に
基づいて行われる。
【0021】次に、PTPシートの外観検査の処理の手
順を図1のフローチャート図に基づいて説明する。かか
る、PTPシートの外観検査の処理は、画像メモリ16
上の二次元化された濃淡画像に対して行われるものであ
る。
【0022】まず、ステップ1により、画像メモリ16
に記憶されたPTPシートの映像信号を、第1の閾値に
より2値化して、第1の2値化映像データを作成し、錠
剤またはカプセルの領域と容器フィルムの領域に区別す
る。第1の閾値は、錠剤またはカプセルは不透明であ
り、かつ十分な大きさがあることから明確な陰になるの
で、比較的低い(暗い)レベルの閾値を選択することが
できる。
【0023】錠剤またはカプセルの領域の区別は、つぎ
のように行うことができる。先ず、錠剤またはカプセル
の連結成分を特定する。錠剤またはカプセルの連結成分
の特定は、2値化した連結成分に対しラベル付け処理を
する。そして、あらかじめ設定された範囲内の面積であ
り、あらかじめ設定された範囲内の座標に位置する連結
成分を、錠剤またはカプセルの連結成分として特定す
る。つぎに、錠剤またはカプセルの連結成分の外接を設
け、その外接を拡大して、拡大した外接の内側を錠剤ま
たはカプセルの領域として区別する。
【0024】ここで、錠剤またはカプセルの連結成分の
特定は、プログラムを簡略化するために、例えば座標の
み、あるいは、面積の大きさのみから特定してもよい。
また、外接は、円形の錠剤に対しては円でも良いし、錠
剤またはカプセルの形状と相似形の形状、あるいは、連
結成分の形状でもよいが、PTPシートには一般に多く
の錠剤が包装されるため、短時間に多くの錠剤について
処理することを要求されるPTPシートの外観検査装置
では、処理効率がよいので矩形が適している。また、外
接が矩形である場合は、錠剤またはカプセルの連結成分
の、X座標の最大値を通るY軸に平行な線と、X座標の
最小値を通るY軸に平行な線と、Y座標の最大値を通る
X軸に平行な線と、Y座標の最小値を通るX軸に平行な
線とにより決定すれば、外接矩形を容易に求めることが
できる。
【0025】また、外接の拡大は、照明装置あるいは容
器フィルムのポケット部の形状の影響等により、後の第
2の閾値により2値化したときに、ポケット部の影が三
日月状またはリング状に生じる場合がある。このポケッ
ト部の影の影響を受けないように、外接をポケット部よ
り多少大きく拡大する。ただし、後の第2の閾値により
2値化したときに、ポケット部の影が発生しない容器フ
ィルムあるいは照明装置の場合は、外接を拡大する必要
はない、または、小さな拡大でよい。従って、錠剤また
はカプセルの領域とは、少なくとも錠剤またはカプセル
を含む領域であり、ポケットの領域を含む場合もある。
【0026】また、錠剤またはカプセルの領域は、容器
フィルム、錠剤またはカプセルの位置が定まっていれば
あらかじめ設定しておいても良いが、一般に、容器フィ
ルムのポケットは、錠剤またはカプセルに対し十分に大
きく作られているため、ポケットの中の錠剤またはカプ
セルの位置が定まらず、また、容器フィルム自体も熱に
より伸び縮みすることから精度の良い検査が期待できな
い場合が多い。
【0027】つぎに、S2では画像メモリ16に記憶さ
れたPTPシートの映像を、第2の閾値により2値化し
て、第2の2値化映像データを作成し、その連結成分に
対しラベル付け処理をする。第2の閾値は、髪の毛や繊
維等の小さな物も、異物として区別する必要があるの
で、第1の閾値よりも高い(明るい)レベルの閾値を選
択する。また、ラベル付けした各連結成分について、X
座標の最大値Xmax、X座標の最小値Xmin、Y座
標の最大値Ymax、Y座標の最小値Ymin、および
面積Sからなるデータテーブルを作成し判定用メモリ2
2へ記憶する。
【0028】つぎに、S3ではラベル付けされた連結成
分のうち、錠剤またはカプセルの領域にすべて含まれる
連結成分は、錠剤若しくはカプセルまたはポケット部の
影であり、異物ではないので、ラベル付けした第2の2
値化映像データ、および、先のデータテーブルから削除
する。連結成分が、錠剤またはカプセルの領域に全て含
まれるかの判断は、錠剤またはカプセルの領域の映像
と、第2の2値化映像データを比較することによって判
断することができる。あるいは、錠剤またはカプセルの
領域が、X軸とY軸に平行な線から成る外接矩形であれ
ば、第2の2値化映像データの連結成分についのX座標
が最大となる位置座標、X座標が最小となる位置座標、
Y座標が最大となる位置座標およびY座標が最小となる
位置座標が、錠剤またはカプセルの領域に含まれるか否
かにより判断することもできる。
【0029】つぎに、ラベル付けされた連結成分のう
ち、面積が一定値以下のものはノイズとして、同様にラ
ベル付けした第2の2値化映像データ、および、先のデ
ータテーブルから削除する。いわゆるノイズの他、錠剤
の粉の微小なもの等が、面積が一定値以下の連結成分に
該当し、錠剤の粉は、衛生的な問題は無く、また、小さ
ければシール性にも悪影響を及ぼさないので、異物とし
て取り扱う必要はない。また、不要なデータを削除する
ことにより、後の異物形状値を演算する負担を軽減して
いる。
【0030】つぎに、S4では残った連結成分につい
て、長塊異物と一般異物に区分けする。ここで長塊異物
とは、毛髪または繊維屑等のような、いわゆる細長い形
状の異物をいい、一般異物とは、円形または正方形を含
む長塊異物以外の形状の異物を言う。具体的には異物形
状値を演算し、一定値以上の場合を長塊異物、一定値未
満を一般異物と判断する。異物形状値Iは、連結成分の
面積をS、連結成分の外接矩形の長辺をLとすると、次
の様に求めることができる。
【数1】 ここで、外接矩形の長辺Lは、連結成分の各座標の最大
値と最小値から、(Xmax−Xmin)と(Ymax
−Ymin)の大きい方の値として、データテーブルか
ら求めることができる。
【0031】連結成分の形状と異物形状値について、図
5を参照して説明する。 連結成分が半径Rの円の場合
は、連結成分の面積Sは、
【数2】 また、外接矩形の長辺Lは、L=2Rである。従って、
図5に示すように異物形状値Iは半径Rに関係なくI≒
214.6となる。また、連結成分が一辺の長さRの正
方形の場合は、X座標と一辺とのなす角度をθとすれ
ば、連結成分の面積Sは、
【数3】 また、外接矩形の長辺Lは、L=R(cosθ+sin
θ)である。従って、図5に示すように異物形状値I
は、θにより0から500の範囲となる。
【0032】また、連結成分が短辺r、長辺Rの長方形
の場合は、連結成分の面積SはS=r・R、また、外接
矩形の長辺Lは(Rcosθ+rsinθ)と(rco
sθ+Rsinθ)の長い方である。
【数4】 のとき、Lは最大となり、異物形状値Iも最大となる。
最大の異物形状値I(max)は、
【数5】 となる。
【0033】一方、異物形状値Iの最小は、短辺rと長
辺Rの比により異なる。図5に示すように、短辺rが
(−1+√2)Rよりも長いときは、θ=0°で最小値 I(min)=(1−r/R)・1000 (6) となる。また、短辺rがr=(−1+√2)Rのとき
は、θ=0°における異物形状値 I(0°)=(1−r/R)×1000 (7) と、θ=45°における異物形状値
【数6】 は等しく、共に最小値I(min)=(2−√2)×1
000≒585.8となる。また、短辺rが(−1+√
2)Rよりも短いときは、θ=45°で最小値
【数7】 となる。
【0034】短辺rと長辺Rの比による、異物形状値I
の最大I(max)、θ=0°のときの異物形状値I
(0°)、および、θ=45°のときの異物形状値I
(45°)を図6に示す。図から明らかなように、r=
R付近では、I(45°)≒I(max)であるが、r
が十分小さくなると、例えばr/R≦0.2では、I
(0°)≒I(max)となる。ここで、区別する対象
である毛髪のうち短い物は、長方形として考えることが
できる。毛髪は、毛根部の長さが、1mm程度はあり、
また太さは、0.05から0.1mm程度なので、短辺
rと長辺Rの比、r/Rは少なくとも0.1以下とな
る。従って、異物形状値Iの最大I(max)はI(m
ax)≒I(0°)と近似できる。一方、最小I(mi
n)はI(min)=I(45°)である。また、短辺
rと長辺Rの比が0.1以下であれば、異物形状値Iは
少なくとも834以上となり、異物形状値Iが少なくと
も807以下である短辺長辺比r/Rが0.2以上のも
のと、区別することができる。
【0035】一般には毛髪は3mm程度の長さはあるこ
とから、3mm以上の毛髪を区別するとすれば、短辺長
辺比r/Rは0.03程度になり、(9)式から異物形
状値の最小値I(min)=937がもとまる。従っ
て、異物形状値Iが少なくとも901以下である短辺長
辺比r/Rが0.1以上のものと、区別することができ
る。以上のように、毛髪を区別するためには、異物形状
値の閾値は800から950の間に設けることが適当で
ある。そして、異物形状値の閾値以上の連結領域はは長
塊異物、異物形状値の閾値未満の連結領域については一
般異物として、つぎの処理をする。
【0036】つぎに、S3では長塊異物については長塊
異物基準面積値以上、一般異物については一般異物基準
面積値以上の、連結成分が存在した場合は不良、存在し
なければ良品と判断する。毛髪や繊維屑等である長塊異
物については非常に小さい面積の連結成分についても、
例えば基準面積を0に近い値としてほとんど全ての連結
成分を、異物と判断し、錠剤等の粉である一般異物につ
いては、比較的大きな面積の連結成分についてのみ、異
物と判断する。従って、長塊異物については微細な異物
についても検出することができるが、一般異物について
は、比較的大きな面積まで許容することが可能となる。
さらに、長塊異物が存在する場合、または、ある一定の
面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断した場合
は、自動的にPTP包装機を停止してもよい。長塊異物
が存在する場合、または、ある一定の面積よりも大きい
長塊異物が存在すると判断した場合に、自動的にPTP
包装機を停止すれば、早期に異物混入の原因究明とその
対策をすることができ、品質と歩留まりの向上につなが
る。
【0037】また、長塊異物が存在する場合、または、
ある一定の面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断
した場合は、前後の適当な範囲のシートをも不良と判断
してもよい。長塊異物が存在する場合、または、ある一
定の面積よりも大きい長塊異物が存在すると判断した場
合に、前後の適当な範囲のシートをも不良と判断するこ
とにより、毛髪または繊維屑の混入したPTPシート
が、後工程へ供給されるおそれがさらに小さくなる。な
お、ここで不良と判断されたPTPシートは、PTP包
装機内の打ち抜き工程により最終製品のシートサイズに
切断および分離した後に、排出される。
【0038】
【発明の効果】本発明のPTPシートの外観検査装置で
は、容器フィルムの領域と、錠剤またはカプセルの領域
を区別する錠剤領域判別手段と、錠剤またはカプセルの
領域の外に一部でも出ている、錠剤またはカプセルの領
域内の連結成分は容器フィルム上の異物と判断する異物
判別手段を有する。従って、大部分が錠剤またはカプセ
ルと重なって、一部が小さく錠剤またはカプセルの領域
の外に出ているような異物も、確実に検出する事が可能
となる。
【0039】また、画像処理装置が長塊異物と一般異物
を区別する長塊異物判別手段を有することにより、衛生
的な問題のある毛髪や繊維等について、的確に検査する
ことができる。また、長塊異物判別手段は、連結成分の
面積と連結成分に設けた外接矩形(の長辺)から長塊異
物を区別すれば、あるいは、連結成分の面積Sと連結成
分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗から、長塊異物を区
別すれば、複雑な処理をすることなく、容易に毛髪や繊
維等の長塊異物を、一般異物と区別することができ、一
度に多数の錠剤について処理をするPTPシートの外観
検査装置に適用することが可能となる。
【0040】異物と判断する基準である基準面積値が、
長塊異物と一般異物とで異なる異物判別手段を有すれ
ば、衛生的な問題のある毛髪や繊維等についての不良と
判断する基準を甘くすることなく、シール性の問題がな
い程度の錠剤の粉については、良品と判断するようにす
ることもでき、歩留まりが向上する。
【0041】また、このような外観検査装置をPTP包
装機に設けることにより、大部分が錠剤またはカプセル
と重なって、一部が小さく錠剤またはカプセルの領域の
外に出ているような異物が存在するPTPシートも、確
実に不良として排除でき、歩留まりの良いPTP包装機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PTPシートの外観検査装置の実施例の動作を
示すフローチャート
【図2】本発明のPTPシートの外観検査装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図3】PTP包装機の一部を示した斜視図であり、搬
送中のPTPシートのポケット部に充填された錠剤また
はカプセルの外観を撮像する部分を示した図である。
【図4】本発明のPTPシートの外観検査装置の機能構
成を示すブロック図である。
【図5】連結成分の形状と異物形状値
【図6】連結成分が長方形の場合における、短辺長辺比
r/Rと、異物形状値の最大I(max)、θ=0°に
おける異物形状値I(0°)と、θ=45°における異
物形状値I(45°)
【図7】従来のPTPシートの外観検査装置の動作を示
すフローチャート
【符号の説明】
1 錠剤 3 A/D変換器 10 画像処理装置 11 CCDカメラ 12 照明 13 光 14 シェーディング補正手段 16 画像メモリ 18 シェーディング補正テーブル 20 CPU 22 判定用メモリ 23 入出力インターフェース 24 統計データメモリ 25 モニタ 26 カメラタイミング制御手段 30 PTP包装機 31、32、34、35 テンションロール 33 フィルム送りロール 36 シールロール 37 固定ロール 40 容器フィルム 42 密封用フィルム 43 ブリスタシート 44 ポケット部 50 加熱板 51 成形板 52 錠剤投入シャッター 110 PTPシート 114 密封用フィルム 115 ポケット部 116 錠剤またはカプセル 117 容器フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA02 AA41 AB01 CB02 DA06 DA13 EA11 EB01 EC01 ED04 ED08 ED21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠剤またはカプセルを収納した透明で凹
    部を有する容器フィルムを照射する照明装置と、容器フ
    ィルムおよび錠剤またはカプセルを撮像する撮像装置
    と、前記撮像装置から出力される映像信号を処理する画
    像処理装置を有するPTPシートの外観検査装置におい
    て、前記画像処理装置は、容器フィルムの領域と、錠剤
    またはカプセルの領域を区別する錠剤領域判別手段と、
    錠剤またはカプセルの領域の外に一部でも出ている、錠
    剤またはカプセルの領域内の連結成分は容器フィルム上
    の異物と判断する異物判別手段を有することを特徴とす
    るPTPシートの外観検査装置。
  2. 【請求項2】 容器フィルムを照射する照明手段と、前
    記容器フィルムを撮像する撮像装置と、前記撮像装置か
    ら出力される映像信号を画像処理装置により処理するP
    TPシートの外観検査装置において、前記画像処理装置
    は、長塊異物と一般異物を区別する長塊異物判別手段を
    有することを特徴とするPTPシートの外観検査装置。
  3. 【請求項3】 前記長塊異物判別手段は、連結成分の面
    積と、連結成分に設けた外接矩形から、長塊異物を区別
    することを特徴とする請求項2に記載のPTPシートの
    外観検査装置。
  4. 【請求項4】 前記長塊異物判別手段は、連結成分の面
    積Sと、連結成分に設けた外接矩形の長辺Lの二乗との
    比から、長塊異物を区別することを特徴とする請求項2
    または請求項3記載のPTPシートの外観検査装置。
  5. 【請求項5】 異物と判断する基準である基準面積値
    が、長塊異物と一般異物とで異なる異物判別手段を有す
    ることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一
    つに記載するPTPシートの外観検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに
    記載するPTPシートの外観検査装置を有するPTP包
    装機。
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