JP2007276911A - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、シートの有無を確実に検知することのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】エア吹き付け部30のエア吹き出し口33aから、トレイに積載されたシートSの側方に向けてエアを吹き付けることによってシートSを浮上させ、浮上したシートSを吸着搬送部50Aにより吸着して搬送する。そして、トレイに積載されているシートSの有無を検知するシート有無検知部70Aは、トレイに積載されているシートSの上面に当接して回動するセンサフラグ72と、センサフラグ72の回動に応じてON/OFFするセンサ65とを有し、センサフラグ72のシートSと当接する当接部72Aを、エア吹き付け部30のエア吹き出し口33aの下端よりも下側に突出可能とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特にシートに空気を吹き付けることによりシートを分離給送するようにしたものに関する。
従来、プリンタ、複写機等の画像形成装置においては、複数のシートが収納されたシート収納部からシートを1枚ずつ給送するシート給送装置を備えている。そして、このようなシート給送装置としては、シート収納部に収納されたシート束の端部にエアを吹き付けてシートを複数枚浮上させ、上方に配された吸着搬送ベルトにシートを1枚だけ吸着させて搬送するエア給紙方式のものがある(特許文献1参照)。
図12は、このようなエア給紙方式のシート給送装置の一例を示すものであり、図12に示すように、複数のシートSが収納されるシート収納部である収納庫11にはシートSを積載するトレイ12が昇降可能に設けられている。また、この収納庫11の上部には、シートSを吸着搬送する吸着搬送部50Aと、トレイ上のシート束の端部にエアを吹き付けて複数枚のシートSを浮上させると共に1枚ずつ分離するためのエア吹き付け部30とが設けられている。
ここで、吸着搬送部50Aは、ベルト駆動ローラ41に掛け渡されると共にシートSを吸着して図中右方向に搬送する吸着搬送ベルト21と、シートSを吸着搬送ベルト21に吸着させるための負圧を発生する吸着ファン136を備えている。また、吸着搬送ベルト21の内側に配置され、吸着ベルト21に形成されている吸引穴を介してエアを吸引するための吸引ダクト51を備えている。さらに、吸着ファン136による吸着動作をON/OFFするために吸着ファン136と吸引ダクト51の間に配置されている吸着シャッタ37を備えている。
また、エア吹き付け部30は、収納されているシート束の上部にエアを吹き付けるための捌きノズル33及び分離ノズル34と、分離ファン31と、各ノズル33,34に分離ファン31からエアを送る分離ダクト32を備えている。
そして、分離ファン31により矢印C方向に吸い込まれたエアの一部は分離ダクト32を通過して捌きノズル33により矢印D方向に吹き付けられ、トレイ12上に積載されているシート束のうち上部の数枚を浮上させる。また、他のエアは分離ノズル34により矢印E方向に吹き付けられ、捌きノズル33により浮上した数枚のシートのうち最上位のシートを1枚ずつ分離して吸着搬送ベルト21に吸着させる。
ところで、このような従来のエア給紙方式のシート給送装置においては、トレイ12上に積載されているシートSの有無を検知するためのシート有無検知部を備えている。
図13は、このようなシート有無検知部の構成を示す図である。このシート有無検知部60Aは、支持軸53に回動自在に積載され、シートSの上面に当接可能なシート有無検知センサフラグ62と、シート有無検知センサフラグ62の回動によりON/OFFされるシート有無検知センサ65とを備えている。
なお、シート有無検知センサフラグ62は、最上位のシートSaの上面と当接する当接部62Aと、シート有無検知センサ65の受光部を遮光する検出部62Bと、ストッパ部62cを備えている。ここで、シート有無検知センサフラグ62がトレイ12の方向に回動した際、ストッパ部62cがシート給送装置の枠体43の端部43aに当接することにより、シート有無検知センサフラグ62の回動が規制される。
そして、このようにストッパ部62cによって回動が規制された状態のとき、シート有無検知センサフラグ62の当接部62Aは、図13に示す最下降位置となる。
次に、このような構成のシート有無検知部60Aのシート有無検知動作について説明する。
シートの給送を行うためにシートを積載したトレイ12が上昇すると、図14の(a)に示すように、シート有無検知センサフラグ62の当接部62Aが最上位のシートSaの上面に当接し、シート有無検知センサフラグ62が上方に回動する。
そして、この後、トレイ12がさらに上昇し、これに伴いシート有無検知センサフラグ62も上昇する。やがて、吸着搬送ベルト21と最上位のシートSaの上面との距離がS1になると、不図示のシート面検知センサがシートの上面を検知してトレイ12を停止させる。
この状態で、検出部62Bがシート有無検知センサ65の受光部を遮光する。これにより、シート有無検知センサ65はON信号を出力し、このようにシート有無検知センサ65がON信号を出力すると、このON信号に基づき不図示の制御装置は、トレイ上にシートSが有ることを検出する。
そして、この後、シート給送動作の開始のための給送信号を検出すると、図14の(b)に示すように、捌きノズル33からエアがシートSの端部に吹き付けられ、トレイ12に積載されたシートのうち上部の複数枚のシートが浮上する。このとき捌きノズル33のエア吹き出し口33aの下端よりも下方に位置するシートも複数枚上昇する。
この結果、シートの浮上状態が安定すると、吸着搬送ベルト21の吸着面から、浮上していないエア吹き出し口33aの下端よりも下方のシートScの上面までの距離はS2となり、図14の(a)に示す浮上前の距離S1よりも大きくなる。この傾向は浮上しやすい軽く小さなシートほど顕著となる。
なお、この際、不図示のシート面検知センサは、エアにより浮上させられたシートが高さ方向で所定の範囲内に入るようにシートの最上位が所定の上限位置又は下限位置に達するのを検知する。そして、エアを吹き付けてシートの最上位が上限位置を越えた場合には、トレイ12を下降させて最上位の位置を下げ、シートの最上位が下限位置を越えた場合には、トレイ12を上昇させて最上位の位置を上げるように制御する。
次に、このようにシートの浮上状態が安定した後、吸着動作が開始され、図14の(c)に示すように、最上位のシートSaが吸着搬送ベルト21に吸着される。そして、この後、吸着搬送ベルト21が回転し、これによりシートが不図示の画像形成部に向けて搬送される。
なお、このようにシートSaが吸着搬送ベルト21に吸着される際、このシートSaに押圧されてシート有無検知センサフラグ62も回動しながら退避し、吸着搬送ベルト21の近傍に退避格納される。ここで、このように格納される際に、シート有無検知フラグ62と吸着搬送ベルト21の距離は最も近くなるが、その際にも距離G1は確保されている。これにより、シート有無検知フラグ62は吸着搬送ベルト21に妨げられることなく、退避格納される。
一方、この後、このようなシートの搬送が続き、やがてトレイ上にシートSがなくなると、シート有無検知センサフラグ62の当接部62Aがトレイ12に形成されている図示しない孔に入り込むようになる。これにより、シート有無検知センサフラグ62は図13に示す最下降位置に移動する。
そして、このようにシート有無検知センサフラグ62が移動すると、検出部62Bがシート有無検知センサ65の受光部を遮光しなくなるのでシート有無検知センサ65はOFF状態となる。なお、このようにシート有無検知センサ65がOFF状態となると、不図示の制御装置は、トレイ上にシートSが無いことを検出し、以後のシート搬送動作を停止する。
特開平7−196187号公報(第9頁、図6)
ところで、このようなシート有無検知部を備えた従来のシート給送装置及び画像形成装置において、シート給送動作が終わると、それまで図14の(b)で示すように浮上していたシートが降下する。このとき、図15に示すように、吸着搬送ベルト21からの距離がS2の浮上していなかったシートScの上に、これまで浮上していたシートSbが積み重なると、このシートSbの吸着搬送ベルト21までの距離がS3(S2+S4)となる。
このとき、軽く小さいシートの場合には吹き付けられるエアにより高く吹き上げられて、上限位置を越えてしまうことが多く、上限位置を越えるとトレイ12が下降する方向に制御される。そして、トレイ12の位置が最初の位置よりも大きく下がって距離S3が極端に大きくなる場合がある。
この場合、シートSbの位置は、シート有無検知センサフラグ62の当接部62Aの最下降位置よりもS5(S3−S1)だけ低くなる。したがって、この状態ではシート有無検知センサフラグ62の検出部62Bは、シート有無検知センサ65の受光部を遮光しない。このため、トレイ12にシートSが有るにもかかわらず制御装置は、トレイ12上にシートSが無いと誤検知してしまう。
なお、このような誤検知を解決するため、給送動作が終了した後は、必ずトレイ12を上昇させて、シートの有無を検知するようにしても良いが、制御が複雑になるばかりでなく、判定に時間がかかり、生産性が低下するおそれがある。
また、シート給送動作中の浮上しているシート面は常に安定しているわけではなく、上下に大きく波打つことがあり、このようにシートが大きく波打つと、これに伴いシート有無検知センサフラグ62の当接部62Aが最下降位置に達する場合がある。
そして、このように当接部62Aが最下降位置に達すると、シート有無検知部60Aはシート無しを検知してしまう。この結果、シートがあるにもかかわらず、装置の動作が停止してしまい生産性が低下してしまう。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、エア給紙方式において、簡単な構成でシートの有無を確実に検知することのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートを支持して昇降自在なトレイと、前記トレイに支持されたシートを浮上させるためにエア吹き出し口からシートの端部にエアを吹き付けるエア吹き付け部と、前記エア吹き付け部により吹き付けられたエアにより浮上したシートを吸着して搬送する吸着搬送部と、前記トレイに支持されているシートの有無を検知するシート有無検知部と、を備え、前記シート有無検知部は、前記トレイに支持されているシートの上面に当接して回動するセンサフラグと、前記センサフラグの回動に応じてON/OFFするセンサとを有し、前記センサフラグのシートの上面と当接する当接部を、前記エア吹き付け部の前記エア吹き出し口の下端よりも下側に突出可能に設けたことを特徴とするものである。
本発明のように、センサをON/OFFするセンサフラグのシートとの当接部を、エア吹き付け部のエア吹き出し口の下端よりも下側に突出可能とすることにより、簡単な構成でシートの有無を確実に検知することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、100はプリンタ、101はプリンタ本体である。このプリンタ本体101の上部には自動原稿給送装置120により原稿載置台としてのプラテンガラス120aに載置された原稿Dを読み取る画像読み取り部130が設けられている。また、画像読み取り部130の下方には画像形成部102と、画像形成部102にシートSを給送するシート給送装置103が設けられている。
ここで、画像形成部102には、感光ドラム112、現像器113、レーザースキャナーユニット111等が設けられている。また、シート給送装置103は、OHT等のシートSを収容して装置本体101に着脱自在な複数のシート収納部115及びシート収納部115に収納されたシートSを送り出すシート給送手段の一例としての給送ベルトである吸着搬送ベルト21等を備えている。
次に、このような構成のプリンタ100の画像形成動作について説明する。
装置本体101に設けられている不図示の制御装置から画像読取部130に画像読取信号が出力されると、画像読取部130により画像が読み取られる。この後、レーザースキャナーユニット111から、この電気信号に対応したレーザ光が感光ドラム112上に照射される。
このとき感光ドラム112は、予め帯電されおり、光が照射されることによって静電潜像が形成され、次いで静電潜像を現像器113によって現像することにより、感光ドラム上にトナー像が形成される。
一方、制御装置から給紙信号がシート給送装置103に出力されると、シート収納部115からシートSが供給される。この後、給送されたシートSはレジストローラ117により感光ドラム上のトナー画像と同期を取って感光ドラム112と転写帯電器118とにより構成される転写部に送られる。
次に、このように転写部に送られたシートは、トナー像が転写され、この後、定着部114に搬送される。さらにこの後、定着部114により加熱及び加圧されることにより、シートSに未定着転写画像が永久定着される。そして、このように画像が定着されたシートは排出ローラ116により装置本体101から排紙トレイ117に排出される。
図2は、シート給送装置103の構成を示す図である。なお、図2において、既述した図13と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
収納庫11は、トレイ12と、シートSの給送方向上流側(後側)を規制する後端規制板13と、シートSのシート搬送方向と直交する幅方向の位置を規制する側端規制板14を備えている。なお、後端規制板13及び側端規制板14は、収納されるシートのサイズによって位置を任意に変えられるように構成されている。また、この収納庫11は、スライドレール15によりプリンタ本体101から引き出し可能となっている。
さらに、この収納庫11の上部にはシートを1枚ずつ分離して給送するためのエア給紙方式のシート給送機構(以下、エア給紙機構150という)が配置されている。このエア給紙機構150は、トレイ12に積載されたシートSを吸着搬送する吸着搬送部50Aと、トレイ上のシート束の上部部分を浮上させると共に、シートSを1枚ずつ分離するためのエア吹き付け部30とを備えている。
ここで、吸着搬送部50Aは、ベルト駆動ローラ41に掛け渡されると共にシートSを吸着して図中右方向に搬送する吸着搬送ベルト21と、シートSを吸着搬送ベルト21に吸着させるための負圧を発生する吸着ファン36を備えている。また、吸着搬送ベルト21の内側に配置され、吸着ベルト21に形成されている不図示の吸引穴を介してエアを吸引するための吸引ダクト51を備えている。
さらに、吸着ファン36と吸引ダクト51との間に配置され、吸着搬送ベルト21の吸着動作をON/OFFする吸着シャッタ37等を備えている。なお、本実施の形態において、吸着搬送ベルト21は、幅方向に所定の間隔を持って複数配置されている。
また、エア吹き付け部30には、収納されているシートSの上部にエアを吹き付けるための捌きノズル33及び分離ノズル34と、分離ファン31と、各ノズル33,34に分離ファン31からエアを送る分離ダクト32を備えている。
そして、分離ファン31により矢印C方向に吸い込まれたエアの一部は分離ダクト32を通過して捌きノズル33により矢印D方向に吹き付けられ、トレイ12上に積載されているシートSの上部のうち数枚を浮上させる。また、他のエアは分離ノズル34により矢印E方向に吹き付けられ、捌きノズル33により浮上したシートを1枚ずつ分離して吸着搬送ベルト21に吸着させる。
次に、このように構成されたシート給送装置103(エア給紙機構150)のシート給送動作について説明する。
まず、ユーザーが収納庫11を引き出してシートSをセットし、この後、図2に示すように所定の位置に格納すると、まず図3に示すように不図示の駆動手段によってトレイ12が矢印A方向に上昇し始める。やがて、吸着搬送ベルト21との距離がBとなる給送可能位置に達すると、不図示の制御装置は、この位置でトレイ12を停止させる。この後、給送を開始するためのシート給送信号に備える。
次に、シート給送信号を検知すると、制御装置は分離ファン31を作動させ、矢印C方向へエアを吸い込み、このエアは分離ダクト32を介して捌きノズル33、分離ノズル34からそれぞれ矢印D及びE方向からシート束に吹き付けられる。これにより、シート束のうちの上位の数枚のシートが浮上する。また、制御装置は吸着ファン36を作動させ、図中F方向にエアを吐き出す。この際、吸着シャッタ37はまだ閉じられている。
次に、給送信号を検知してから所定時間が経過し、図4に示すように上位のシートSAの浮上が安定したところで、制御装置は吸着シャッタ37を矢印G方向に回転させ、吸着搬送ベルト21に設けられた吸引穴から矢印H方向への吸引力を発生させる。そして、この吸着力と、分離ノズル34からの分離エアにより最上部のシートSaのみが吸着搬送ベルト21に吸着される。
続いて、図5においてベルト駆動ローラ41を矢印J方向に回転させることで、吸着搬送ベルト21に吸着された状態で最上部のシートSaが矢印K方向に搬送され、この後、矢印L、M方向に回転する引き抜きローラ対42により画像形成部に向けて送られる。
ところで、このようにシートSを吸着搬送ベルト21に吸着させるためには収納庫11に収納されているシート束の最上位シートSaの位置を吸着ベルト21による吸着が可能な所定の給紙位置に維持する必要がある。このため、シート束の最上位シートSaの位置を制御するための紙面検知機構49を設けている。
次に、このような紙面検知機構49について説明する。
この紙面検知機構49は、図6に示すように、シート面検知センサフラグ52、第1シート面センサ54、第2シート面センサ55及びセンサフラグ機構50を備えている。なお、第1及び第2シート面センサ54,55は、吸着搬送ベルト21の吸着搬送領域(シートを吸着する側のベルト面)からシート給送方向上流側に外れた位置に設けられている。
そして、このように吸引ダクト51内ではなくこのような位置に第1及び第2シート面センサ54,55を配置することにより、既述した吸引ダクト51の大型化を防ぐことができ、プリンタ本体101の小型化を図ることができる。
ここで、シート面検知センサフラグ52は、図7に示すように支持軸53に揺動自在に支持されている。そして、第1シート面センサ54の受光部を遮光する第1の検出部52Bと、第2シート面センサ55の受光部を遮光する第2の検出部52Cと、後述するシート面検知部材61を回動自在に支持する支持部52Dを備えている。
また、センサフラグ機構50は、図6に示すように吸引ダクト51の内部に一端60aが回動自在に保持されている支持部材60と、支持部材60の回動端60bとシート面検知センサフラグ52の支持部52Dに支持されるシート面検知部材61とを備えている。
ここで、このシート面検知部材61は、吸着搬送部50Aの吸着搬送領域の下方に、トレイ12に積載されたシートSと平行に、かつ上下方向に移動可能に設けられている。また、吸引ダクト内に回動自在に支持されている支持部材60は、複数の吸着搬送ベルト21のシート幅方向の隙間に形成されている不図示の退避穴から吸着搬送ベルト21の吸着搬送領域の下側に突出している。
そして、これら支持部材60、シート面検知センサフラグ52、シート面検知部材61により平行リンクが構成される。これにより、シート面検知部材61の長手方向のどの位置にシートが当接してもシート面検知部材61は、シート面検知センサフラグ52を揺動させながら平行な状態(水平な状態)を維持して上下に移動することができる。
次に、このように構成された紙面検知機構49の検知に基づく紙面制御動作について説明する。
収納庫11に収納されているシートがトレイ12の上昇により持上げられて、最上位のシートSaの上面がシート面検知部材61に当接する。そして、この後、さらにトレイ12が上昇すると、シート面検知部材61が上昇し、このシート面検知部材61の上昇に伴ってシート面検知センサフラグ52は支持軸53を中心に支持部52Dが上方に向かう方向に揺動する。
そして、図8に示すように、シート面検知部材61を上昇させながら上昇した最上位のシートSaの上面と吸着搬送ベルト21のベルト面との距離がS1になると、シート面検知センサフラグ52の第1の検出部52Bにより第1シート面センサ54が遮光される。
これにより、第1シート面センサ54はON信号を出力し、このように第1シート面センサ54がON信号を出力すると、このON信号に基づき制御装置は、トレイ12の上昇を停止する。ここで、この位置を浮上領域の下限とし、この後、制御装置はエアの吹き付けを開始し、シートを浮上させる。
次に、このようにシートを浮上させた後、制御装置はトレイ12を上昇させ、第2シート面センサ55のON信号が得られるまでは、「低すぎる」と判断し、ON信号が得られるまでトレイ12を上昇させる。
そして、図9に示すように、吸着搬送ベルト21のベルト面と最上位のシートSaの上面との距離がSLになると、シート面検知センサフラグ52の第2の検出部52Bにより第2シート面センサ55が遮光される。これにより、第2シート面センサ55はON信号を出力し、このように第1シート面センサ54及び第2シート面センサ55からON信号が出力されると制御装置はトレイ12の上昇を停止する。
ここで、この位置を浮上領域の上限とする。なお、図10に示すように、トレイ12が、この上限を超え、吸着搬送ベルト21のベルト面と最上位のシートSaの上面との距離がSHになる場合がある。この場合には、シート面検知センサフラグ52の第1の検出部52Bによる第1シート面センサ54の遮光が解除され、これにより第1シート面センサ54はOFFとなる。この場合は、「高すぎる」と判断し、この後、第1シート面センサ54のON信号が得られるまでトレイ12を下降させる。
下表は、このような一連の動作をまとめたものである。
Figure 2007276911
そして、このように第1及び第2シート面センサ54,55の信号に基づいてトレイ12を上昇及び下降させることにより、制御装置はトレイ12の位置を最上位のシートSaのみを分離搬送できる位置に制御することができる。これにより、吸着搬送ベルト21によりシートを吸着する際、シートSを1枚ずつ分離して画像形成部に向けて給送することができ、安定したシートの給送が可能となる。
ところで、このようなシート給送装置においては、トレイ12上に積載されているシートSの有無を検知するためのシート有無検知部を備えている。
図11は、このようなシート有無検知部70Aの構成を示す図である。このシート有無検知部70Aには、シート面検知センサフラグ52を支持している支持軸53に回動自在に支持され、シートSの上面に当接可能なシート有無検知センサフラグ72を備えている。また、シート有無検知センサフラグ72の回動によりON/OFFされるシート有無検知センサ65を備えている。
ここで、シート有無検知センサフラグ72は、最上位のシートSaの上面と当接する当接部72Aと、シート有無検知センサ65の受光部を遮光する検出部72Bとを備えている。そして、トレイ12が上昇し、トレイ12に積載された最上位のシートSaの上面に当接すると、このシート有無検知センサフラグ72は回動し、これに伴い検出部72Bがシート有無検知センサ65の受光部を遮光する。
これにより、シート有無検知センサ65はON信号を出力し、このようにシート有無検知センサ655からON信号が出力されると制御装置はトレイ12上にシートSが有ることを検出する。
また、トレイ12が上にシートSがない場合には、シート有無検知センサフラグ62は、当接部62Aがトレイ12に形成されている不図示の孔に入り込むように回動し、これに伴い検出部62Bによるシート有無検知センサ65の受光部の遮光が解除される。これにより、シート有無検知センサ65はOFF状態となり、制御装置は、トレイ上にシートSが無いことを検出する。
ところで、シート有無検知センサフラグ72の端部にはストッパ72cが形成されており、このストッパ72cがシート給送装置の枠体43の端部43aに当接することによりシート有無検知センサフラグ72の回動が規制される。そして、このように回動が規制されている状態のとき、当接部72Aの位置は、2点鎖線72A−1で示す最下降位置となる。
当接部72Aが最下降位置となるのは、トレイ12にシートがなく、当接部72Aがトレイ12に形成されている不図示の孔に入り込んでいる場合である。
ここで、軽く小さいシートを給送する場合に、シートが吹き付けられるエアにより高く吹き上げられて、前述した上限位置を越えてしまうと、トレイ12が下降する方向に制御される。そして、トレイ12の位置が最初の位置よりも大きく下がってしまうと、従来の構成ではシートの無しを誤検知してしまうおそれがある。
これに対して本実施の形態では、当接部72Aが最下降位置となったとき、当接部72Aの先端(下端)の位置は、捌きノズル33のエア吹き出し口33aの下端33Lよりも距離αだけ下側に位置するようになっている。
ここで、捌きノズル33からエアが吹き付けられたとき、下端33Lよりも下側のシートScは吹き上げられることがない。このため、積載されているシートのうちの最終のシートの位置がこれよりも下側に位置することがなく、最終のシートが送り出されたときのトレイ12の上面も下端33Lよりも下側になることはない。
したがって、この下端33Lの位置においてもシートの有無を検知できるようにすれば、従来のように誤検知することなくトレイ12上のシートの有無を確実に検知することができる。つまり、本実施の形態においては、エアが吹き付けられても浮上することのないシートの位置においてシートの有無を検知することにより、トレイ12上のシートSの有無を確実に検知するようにしている。
実際にはエアが吹き付けられても浮上することのないシートの位置においてシートの有無を検知することができるようにシート有無検知センサフラグ72の当接部72Aをエア吹き出し口33aの下端33Lよりも余裕を見て距離αだけ下側に突出させている。これにより、シート給送動作中、動作後も途切れることなく、確実にシートSの有無を検知することができる。
ここで、このシート有無検知センサフラグ72の回動軸53と当接部72Aとの間の長さは、次の条件を満たすように設定されている。なお、図11において点線72A−2は、吸着搬送ベルト21がシートを吸着して搬送する際にシート有無検知センサフラグ72の当接部72Aが退避して格納された格納状態を示している。
(1)シート有無検知センサフラグ72の当接部72Aが最下降位置にあるとき、捌きノズル33のエアを吹き出す吹き出し口33aの下端33Lよりも下側に位置する。
(2)シート有無検知センサフラグ72が格納状態にあるとき、当接部72Aが吸着搬送部50Aと干渉しないように格納できる。つまり、シート有無検知センサフラグ72が格納された際には、当接部72Aの先端と搬送ベルト21との距離G2が確保されている。
(3)シート有無検知センサフラグ72の当接部72Aは、吸着搬送ベルト21の吸着面よりも上流側で、収納庫11に収納可能な最小サイズのシートSSの後端よりも下流側で最上位のシートSaの上面に当接可能である。
以上説明したように、シート有無検知センサフラグ72の当接部72Aを、エア吹き出し口33aの下端よりも下側に突出可能とすることにより、簡単な構成で、誤検知を防止することができ、シートの有無を確実に検知することができる。
なお、上記シート有無検知センサフラグ72の当接部72Aの長さの設定条件の(3)は、シート給送装置103の小型化を図るための条件であることから、必ずしも必須の条件ではない。したがって、シート有無検知センサフラグ72とシート有無検知センサ65などのシート有無検知部を吸引ダクト51の中に設けてもよい。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す図。 上記シート給送装置の構成を示す図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明する第1の図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明する第2の図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明する第3の図。 上記シート給送装置に設けられた紙面検知機構の構成を説明する図。 上記紙面検知機構に設けられたシート面検知センサフラグの構成を説明する図。 上記シート給送装置の紙面制御動作を説明する第1の図。 上記シート給送装置の紙面制御動作を説明する第2図。 上記シート給送装置の紙面制御動作を説明する第3図。 上記シート給送装置に設けられたシート有無検知部の構成を説明する図。 従来のシート給送装置の動作を説明する図。 従来のシート給送装置のシート有無検知部の構成を説明する図。 従来のシート給送装置のシート有無検知部のシート有無検知動作を説明する図。 従来のシート給送装置のシート有無検知部によるシート有無の誤検知を説明する図。
符号の説明
11 収納庫
12 トレイ
21 吸着搬送ベルト
30 エア吹き付け部
33 捌きノズル
33a エア吹き出し口
34 分離ノズル
36 吸着ファン
50A 吸着搬送部
51 吸引ダクト
65 シート有無検知センサ
70A シート有無検知部
72 シート有無検知センサフラグ
72A 当接部
100 プリンタ
101 プリンタ本体
102 画像形成部
103 シート給送装置
150 エア給紙機構
S シート

Claims (5)

  1. シートを支持して昇降自在なトレイと、
    前記トレイに支持されたシートを浮上させるためにエア吹き出し口からシートの端部にエアを吹き付けるエア吹き付け部と、
    前記エア吹き付け部により吹き付けられたエアにより浮上したシートを吸着して搬送する吸着搬送部と、
    前記トレイに支持されているシートの有無を検知するシート有無検知部と、を備え、
    前記シート有無検知部は、前記トレイに支持されているシートの上面に当接して回動するセンサフラグと、前記センサフラグの回動に応じてON/OFFするセンサとを有し、
    前記センサフラグのシートの上面と当接する当接部を、前記エア吹き付け部の前記エア吹き出し口の下端よりも下側に突出可能に設けたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記吸着搬送部は、シートを吸着して搬送する吸着搬送ベルトを備え、前記センサフラグは、前記吸着搬送ベルトにシートが吸着される際、吸着されるシートに押圧されて回動しながら退避することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置
  3. 前記シート有無検知部は前記吸着搬送部のシート搬送方向の上流側に外れた位置に配置され、前記センサフラグの回動軸から前記当接部までの長さは、該センサフラグが前記吸着されるシートにより押圧されて退避したとき、前記吸着搬送部に干渉しないような長さに設定されていることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  4. 前記センサフラグの当接部が、前記トレイに支持可能な最小サイズのシートに当接可能とするように前記シート有無検知部が配置されていることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  5. 前記請求項1乃至4の何れか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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