JP2007273465A - X線管用冷却アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた熱効率を提供し、製造が容易で、従来技術の冷却系よりも安価であり複雑でないX線管用冷却アセンブリを提供する。既存のX線管を完全に設計し直す必要なく、既存のX線管に合わせて効率的な冷却アセンブリを構成する。
【解決手段】静止体(34)を有するX線管(10)用の冷却アセンブリ(30)であって、この冷却アセンブリ(30)は、静止体(34)の少なくとも一部の周囲に配置されている回転体(32)と、少なくとも一つの冷却材(38)を流す少なくとも一つの冷却材回路(36)とを含んでいる。冷却材回路(36)は好ましくは、回転体(32)と静止体(34)との間に介設されており、冷却材(38)を回転体(32)と静止体(34)との間に流している。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般的には、冷却アセンブリに関し、さらに具体的には、X線管の構成要素から熱を伝達して取り去るX線管用冷却アセンブリに関する。冷却アセンブリを有するX線管は、医療診断、産業用撮像及び結晶学に関連する応用に用いることができる。
X線管においては、電子ビームはカソードからアノードの焦点スポット位置まで極めて高い電圧に跨がって真空を通して照射される。X線は、電子がタングステン、モリブデン又はロジウムのような耐火性金属軌道を含むアノードに衝突する際に発生される。しかしながら、X線管の変換効率は極めて低く、典型的には総電力入力の1%未満である。入力される電子ビーム電力の99%を上回る残部は、熱エネルギ又は熱に変換される。
従って、熱除去、又は熱を管理する他の実効的な手順が、X線管の設計及び動作における重要な問題となる傾向がある。X線管が非常に高温になると、冷却時間の延長、ターゲットの溶融、アノードの軸受け潤滑剤の離層及び/又は蒸発を招き得る。これらの冷却の問題は、X線管の電力性能の低下、アノードの大型化及びアノード軸受けの負荷増大、熱交換器の大型化、並びに冷却材の流量増加を招く。X線管の電力性能の向上を達成するためには、さらに大型のアノードが典型的には必要とされ、結果としてX線管の大型化を招く。
米国特許第6496564号
X線管から熱を除去し又はX線管を冷却する従来技術での解決法の幾つかとしては、ターゲットを回転させること、及びターゲットにグラファイト片を取り付けることにより蓄熱容量を増大させること等がある。アノードに冷却材を通すことにより対流式でターゲットを冷却する試みも行なわれている。この方法の一つの短所は、X線管のアノードとフレームとの間の真空領域を密閉する非接触シール又は接触シールを要することである。従来技術のもう一つの方法は、X線管フレーム・アセンブリにターゲットを取り付けてフレーム・アセンブリを回転させることにより、ターゲットの冷却を図っている。この方法は、フレーム・アセンブリを回転させるための大電力要件を求められる大容量モータ、及び電子ビームをターゲット上に偏向させて良好な焦点スポットを得るためのビーム偏向技術を必要とする。
このように、優れた熱効率を提供し、製造が容易で、従来技術の冷却系よりも安価であり複雑でないX線管用冷却アセンブリを提供することが望ましい。また、既存のX線管を完全に設計し直す必要なく、既存のX線管に合わせて効率的な冷却アセンブリを構成する必要性が存在する。
本書では以上に述べた短所、欠点及び問題点を扱っており、これらについては、以下の明細書を精読して解釈することにより理解されよう。
本発明は、X線管に対し、従来技術のX線管よりも著しく高い熱伝達率を有する冷却アセンブリを設けて、アノードの寸法を増大させたり、より耐熱性の高いアノード軸受けを必要としたりしないで、より高出力のX線管を設計することを可能にする。
一実施形態では、静止体を有するX線管用の冷却アセンブリであって、この冷却アセンブリは、静止体の少なくとも一部の周囲に配置されている回転体と、少なくとも一つの冷却材を流す少なくとも一つの冷却材回路とを含んでいる。少なくとも一つの冷却材回路は好ましくは、回転体と静止体との間に介設されており、少なくとも一つの冷却材を回転体と静止体との間に流している。
他の実施形態では、X線管フレームを有するX線管用の冷却アセンブリであって、この冷却アセンブリは、X線管フレームの少なくとも一部の周囲に配置されている回転体と、回転体とX線管フレームとの間に介設されており少なくとも一つの冷却材を含む少なくとも一つの冷却材回路とを含んでいる。
さらに他の実施形態では、X線管が、真空ハウジング・ユニットと、ハウジング・ユニットの内部に結合されており電子ビームを発生するカソードと、ハウジング・ユニットの内部に結合されており上述の電子ビームを受け取ってX線管を通して照射されるX線を発生するアノードと、X線管用冷却アセンブリとを含んでおり、X線管用冷却アセンブリは、真空ハウジング及びX線管ケーシングの少なくとも一部の周囲に配置されている回転体を含み、また回転体と静止体との間に介設されており少なくとも一つの冷却材を含む少なくとも一つの冷却材回路を有している。
さらに他の実施形態では、X線管が、真空ハウジング・ユニットと、真空ハウジング・ユニットの内部に結合されており電子ビームを発生するカソードと、真空ハウジングの内部に設けられておりアノード・フレームに結合されているアノード・ターゲットであって、カソードからの電子ビームを受け取ってX線管の窓を通して照射されるX線を発生するアノード・ターゲットと、アノード・フレームの周囲に配置されている回転体を含む冷却アセンブリとを含んでいる。
さらに他の実施形態では、冷却アセンブリを有するX線管が、カソード及びアノードの第一の部分を封入しているフレームと、このフレームに結合されておりアノードの第二の部分の周囲に延在しているアノード・フレームと、アノードに結合されておりアノードの第一の部分を回転させるアノード駆動アセンブリと、アノード駆動アセンブリ及びアノード・フレームの周囲に配置されている回転体と、X線管を冷却する少なくとも二つの冷却材を含む少なくとも二つの冷却材回路とを含んでいる。
さらに他の実施形態では、冷却アセンブリを有するX線管が、カソード及びアノードの第一の部分を内部に封入している真空ハウジングと、アノードの第二の部分の周囲で回転する回転体とを含んでいる。アノードの第二の部分は、アノードから半径方向外向きに延在する複数の円形突起を含んでいる。回転体は、アノードの第二の部分に設けられている円形突起の周囲を回転する。
本発明の様々な他の特徴、目的及び利点は、添付の図面及び発明の詳細な説明から当業者には明らかとなろう。
以下の詳細な説明では、説明の一部を成す添付図面を参照し、図面では、実施可能な特定の実施形態が説明のために図示されている。これらの実施形態は、当業者が実施形態を実施することを可能にするように十分に詳細に記載されており、また他の実施形態を利用することも可能であり、実施形態の範囲から逸脱せずに論理的変形、機械的変形、電気的変形及び他の変形を施してよいことを理解されたい。従って、以下の詳細な説明は、本発明の範囲を制限すると解釈すべきではない。
様々な実施形態において、本発明によるX線管用冷却アセンブリは、X線管の静止体の一部の周囲に配置されている回転体を含んでおり、またこの回転体とX線管の静止体との間を循環する少なくとも一つの冷却材を有する少なくとも一つの冷却材回路を含んでいる。
本発明は、X線管に対し、従来技術のX線管よりも著しく高い熱伝達率(対流による)を有する冷却アセンブリを設けて、アノードの寸法を増大させたり、より耐熱性の高いアノード軸受けを必要としたりしないで、より高出力のX線管を用いることを可能にする。
図1は、本発明の一実施形態による冷却アセンブリ30を有するX線管10の部分断面図を示している。X線管10は、カソード14及びアノード16の一部を封入している真空ハウジング12を含んでいる。カソード14は高電圧の電力を供給され、アノード16に向かって電子ビームを放出する。アノード16は、カソード14から電子ビームを受け取ってX線を発生し、X線はX線管10の窓を通して照射される。アノード16は好ましくは、回転ターゲット18と、回転ターゲット18の一方の側面から軸方向に延在しているシャフト20と、シャフト20の周囲に延在しており複数の軸受け24によってシャフト20に結合されているフレーム22とを含んでいる。フレーム22は好ましくは、真空ハウジング12に結合されている。X線管10はまた、回転軸を中心としてアノード・ターゲット18を回転させるアノード駆動アセンブリ26を含んでいる。アノード駆動アセンブリ26は好ましくは、アノード16に結合された高効率型誘導モータである。
冷却アセンブリ30は、X線管10の一部の周囲に設けられている。冷却アセンブリ30は好ましくは、X線管10の静止体34の一部の周囲に配置されている回転体32と、回転体32と静止体34との間に介設されており少なくとも一つの冷却材38を含む少なくとも一つの冷却材回路36とを含んでいる。回転体32は好ましくは、回転軸を中心として回転体32を回転させる回転体駆動アセンブリ40に結合されている。回転体駆動アセンブリ40は好ましくは、回転体32の閉鎖端54に取り付けられたシャフト42を介して回転体32に結合されており、X線管の静止体34の周囲で回転体32を回転させる。冷却アセンブリ30は好ましくは、回転体32をX線管に支持する支持アセンブリ44に取り付けられている。支持アセンブリ44は好ましくは、少なくとも一つの冷却材回路36及び流れる少なくとも一つの冷却材38のための少なくとも一つの冷却材入口46及び少なくとも一つの冷却口出口48を含んでいる。支持アセンブリ44は、回転体を固定体に支持する任意の構成を含んでいてよい。
静止体34は好ましくは、X線管の真空ハウジング、X線管構成要素を支持するX線管フレーム、及び/又はアノードを支持するアノード・フレームを含んでいる。回転体32は好ましくは、円板、中空の円筒体若しくはこれら二つの組み合わせ、又は任意の類似構造である。回転体32は好ましくは、外面50、内面52、回転体の一方の端部に閉鎖端54、及び反対側の端部に開放端56を含んでいる。回転体34はまた好ましくは、開放端56のエッジ60から外向き半径方向に延在しており、少なくとも一つの冷却回路36を流れる少なくとも一つの冷却材38の流動を促すフランジ58を含んでいる。回転体32は好ましくは、閉鎖端54を通して延在しており回転体32と静止体34との間に少なくとも一つの冷却材38を流す少なくとも一つの開口62を含んでいる。
少なくとも一つの冷却材回路36は、少なくとも一つの冷却材38を回転体32と静止体34との間に循環させるために設けられている。少なくとも一つの冷却材回路36は、少なくとも一つの冷却材38を回転体32と静止体34との間の空き区域64に循環させている。静止体34の外面66の周囲を流れる少なくとも一つの冷却材38は、X線管から熱を抽出する。少なくとも一つの冷却材38を熱交換器(図示されていない)を通して循環させて熱を少なくとも一つの冷却材38から環境に除去し、少なくとも一つの冷却材38をX線管に戻して再循環させることができる。
回転体駆動アセンブリ40は、シャフト42を介して回転体32に直接結合されている単相誘導モータ又は三相誘導モータのいずれかであってよい。この誘導モータは、回転体32を定速で回転させる定速モータであってもよいし、変速で回転させる変速モータであってもよい。回転体を駆動するのに必要な電力は、回転体の半径及び周波数に依存する。回転体は、電力、所望の冷却速度及びX線管設計に依存して約5000〜10000rpmで回転させることができる。
アノード駆動アセンブリ26及び回転体駆動アセンブリ40は、互いに同期していてもよいし、互いに独立して作動してもよく、回転体駆動アセンブリ40は、少なくとも一つの冷却材の温度に依存してモータの速度を変化させ得るマイクロコントローラ方式の駆動システムを含むものとする。
冷却アセンブリ30はさらに、複数の流動翼若しくは流動溝68、又は他の任意の類似構造を含んでおり、これらの構造は回転体32の内面52又は静止体34の外面66のいずれかに形成されて、冷却材回路36を流れる少なくとも一つの冷却材38の流動を促す。流動翼又は流動溝68は好ましくは、回転体32の内面52から内向き半径方向に延在しており、且つ/又は静止体34の外面66から外向き半径方向に延在している。流動翼又は流動溝68が少なくとも一つの冷却材38に及ぼす剪断力によって、回転体32と静止体34との間で少なくとも一つの冷却材38に局所的乱流場が発生する。かかる局所的乱流によって、非常に高い対流係数が得られる。これらの高い対流係数が高い熱除去速度を保証する。静止体34の周囲の回転体32の回転によって差圧が生じ、この差圧が流動翼又は流動溝68と共に、静止体34の周囲の少なくとも一つの冷却材38の流動を促す。
図1に示す実施形態では、X線管10は選択随意で、アノード16及びアノード・ターゲット18の内部に位置する第二の冷却回路70を含んでおり、アノード16、アノード・ターゲット18及びフレーム22に形成される空き区域74の内部に第二の冷却材72を供給している。第二の冷却材72は、アノード16、アノード・ターゲット18及びフレーム22の内部の空き区域74を占有して、シャフト20及び複数の軸受けを包囲してX線管を冷却する。この第二の冷却材回路70はさらに、少なくとも一つの冷却材入口76及び少なくとも一つの冷却材出口78を含み得る。少なくとも一つの冷却材入口76は好ましくは、シール96で密閉されている。同様に、少なくとも一つの冷却材出口78は好ましくは、シール98で密閉されている。
例として述べると、冷却アセンブリには、少なくとも一つの冷却材を循環させるための少なくとも一つの冷却材入口及び少なくとも一つの冷却材出口を有する少なくとも一つの冷却材回路が設けられている。本発明の少なくとも一つの冷却材回路に用いられる可能な冷却材には、空気、水、フルオロカーボン液(FC−75、FC−77等)、鉱油、変圧器油、他のオイル、液体金属、ガリウム合金、又はDowtherm(商標)有機液体のような様々な有機液体等がある。少なくとも一つの冷却材は、設計によっては熱交換器を通って再循環することができ、熱交換器は、熱を少なくとも一つの冷却材から環境へと交換し、少なくとも一つの冷却材をX線管に戻して再循環させて、さらに冷却を行なう。
図2は、本発明のもう一つの実施形態による冷却アセンブリ130を有するX線管110の部分断面図を示している。X線管110は、カソード114を封入しているフレーム128と、アノード116の一部と、後方散乱電子を収集するフレーム194とを含んでいる。アノード116は好ましくは、回転ターゲット118と、回転ターゲット118の一方の側面に結合されているシャフト120と、複数の軸受け124を介してシャフト120に結合されており回転軸を中心としてアノード・ターゲット118を回転させるアノード駆動アセンブリ126と、アノード116及びアノード駆動アセンブリ126の周囲に延在するアノード・フレーム122とを含んでいる。アノード・フレーム122は好ましくは、アノード駆動アセンブリ126、後板180及びフレーム128に結合されている。アノード駆動アセンブリ126は好ましくは、シャフト120に結合されているステータ182を含む高効率型誘導モータである。
冷却アセンブリ130は好ましくは、アノード駆動アセンブリ126及びアノード・フレーム122の周囲に配置されている回転体132と、少なくとも二つの冷却材回路136及び170を含んでいる。回転体132は好ましくは、回転軸を中心として回転体132を回転させる回転体駆動アセンブリ140に結合されている。回転体駆動アセンブリ140は好ましくは、回転体132の閉鎖端154に取り付けられたシャフト142を介して回転体132に結合されており、アノード・フレーム122の周囲で回転体132を回転させる。冷却アセンブリ130は好ましくは、回転体132をX線管に支持する支持アセンブリ144に取り付けられている。支持アセンブリ144は好ましくは、第二の冷却材回路136及び流れる第二の冷却材138のための少なくとも一つの冷却材入口146及び少なくとも一つの冷却水出口148を含んでいる。支持アセンブリ144は、回転体を固定体に支持する任意の構成を含んでいてよい。
回転体132は好ましくは、外面150、内面152、回転体の一方の端部に閉鎖端154、及び反対側の端部に開放端156を有する中空の円筒である。回転体132はまた好ましくは、閉鎖端154を通して延在しており第二の冷却材138を回転体132とアノード・フレーム122との間に流す少なくとも一つの開口162を含んでいる。
アノード・フレーム122及び周囲のアノード駆動アセンブリ126の内部に位置している第一の冷却回路170は、アノード・フレーム122とアノード駆動アセンブリ126との間の空き区域の内部に第一の冷却材172を供給し、アノード駆動アセンブリ126の高効率型誘導モータのステータ182は第一の冷却材172に没している。第二の冷却材回路136は、回転体132とアノード・フレーム122との間に第二の冷却材138を循環させるために設けられている。第二の冷却回路136は、第二の冷却材138を回転体132とアノード・フレーム122との間の空き区域164に循環させる。後板180、アノード・フレーム122の外面166及びステータ182の周囲を流れる第二の冷却材138は、X線管から熱を抽出する。第二の冷却材138は、熱交換器(図示されていない)を通って循環して、第二の冷却材138から環境へ熱を除去することができる。
回転体駆動アセンブリ140は、シャフト142を介して回転体132に直接結合されている単相誘導モータ又は三相誘導モータのいずれかであってよい。この誘導モータは、回転体132を定速で回転させる定速モータであってもよいし、変速で回転させる変速モータであってもよい。アノード駆動アセンブリ126及び回転体駆動アセンブリ140は互いに同期していてもよいし、互いに独立して作動してもよく、回転体駆動アセンブリ140は、冷却材の温度に依存してモータの速度を変化させ得るマイクロコントローラ方式の駆動システムを含むものとする。
冷却アセンブリ130はさらに、複数の流動翼又は流動溝168を含んでおり、これらの構造は回転体132の内面152又はアノード・フレーム122の外面166のいずれかに形成されて、第二の冷却材回路136を流れる第二の冷却材138の流動を促す。流動翼又は流動溝168は好ましくは、回転体132の内面152から内向き半径方向に延在しており、且つ/又は、アノード・フレーム122の外面166から外向き半径方向に延在している。
回転体132は、第一の冷却材172に没しているアノード駆動アセンブリ126を含むアノード・フレーム122の周囲を回転する。この実施形態では、ステータ182はまた、第二の冷却材回路136及び第二の冷却材138によっても冷却される。第二の冷却材138は、回転体132とアノード・フレーム122との間で後板180、アノード・フレーム122の外面166、及びステータ182の全体に流れる。回転体132の回転によって差圧が発生して、第二の冷却材回路136を流れる第二の冷却材138の流動を促す。流動翼又は流動溝168はまた、第二の冷却材回路136を流れる第二の冷却材138の流量を増大させる。
上述のように、図2の実施形態は少なくとも二つの冷却材回路及び少なくとも二つの冷却材の使用を提供している。冷却材回路に用いられる可能な冷却材としては、空気、水、フルオロカーボン液(FC−75、FC−77等)、鉱油、変圧器油、他のオイル、液体金属、ガリウム合金、又はDowtherm(商標)有機液体のような様々な有機液体等がある。
図2のもう一つの実施形態では、冷却アセンブリが、第一の冷却材を有する第一の冷却材回路を含んでおり、第一の冷却材は、アノード駆動アセンブリのステータ、X線管フレームの後板、X線管の窓、及びX線管のカソード・フレームの全体を再循環することができる。第一の冷却材回路は、X線管フレームのシールで密封されている少なくとも一つの冷却材入口をX線管フレームに含んでいる。第一の冷却材は、X線管フレームとアノード駆動アセンブリとの間の空き区域を満たす。冷却アセンブリはさらに、第二の冷却材を有する第二の冷却材回路を含んでおり、第二の冷却材は、回転体とX線管フレームとの間を再循環することができる。第二の冷却材回路は、第二の冷却材を第二の冷却回路に流して再循環させるための少なくとも一つの冷却材入口及び少なくとも一つの冷却材出口と、熱を第二の冷却材から環境へ取り出す熱交換器とを含んでいる。
図3は、本発明のさらに他の実施形態による冷却アセンブリ230を有するX線管210の部分断面図を示している。この実施形態では、X線管210は、カソード214及びアノード216の第一の部分284を封入している真空ハウジング212を含んでいる。アノード216は好ましくは静止型であり、第一の部分284に加えて、真空ハウジング212の開口288を通って外まで延在する第二の部分286を含んでいる。アノード216の第二の部分286は好ましくは、アノード216の本体292から外向き半径方向に延在している複数の円形突起290を含んでいる。
冷却アセンブリ230は好ましくは、アノード216の第二の部分286から延在している複数の円形突起290の周囲を回転する回転体232を含んでいる。X線管210の冷却速度は、回転体232を設けて、複数の円形突起290の周囲で回転体を回転させる変速制御式モータ(図示されていない)によって駆動することにより、著しく高まる。冷却アセンブリ230は選択随意で、回転体232及び複数の円形突起290の内部を流れる冷却材238を有する冷却材回路236を含み得る。冷却は自然対流によるものであってもよいし、強制対流によるものであってもよい。回転体232の速度は、所望の冷却速度に応じて様々であってよい。この増大した対流冷却は、前述の実施形態で説明されているように、回転体232の内部で局所的乱流場が生成されることにより生じている。
回転体232は好ましくは、外面250と、内面252と、回転体の一方の端部に閉鎖端254と、反対側の端部に開放端256とを有する中空の円筒である。回転体232はまた好ましくは、閉鎖端254を通して延在する少なくとも一つの開口262を含んでおり、冷却材238を回転体232及び複数の円形突起290の内部に流している。
本発明の様々な実施形態について予備的なシミュレーションを行なった。市販の計算機式伝熱コード(IDEA ESC)を用い、外側回転境界及び内側非回転境界を有する流体容積を仮定して、従来技術の設計に比較して対流係数の大幅な増加と熱除去速度の向上を証明した。
本発明の利点の幾つかとしては、1)アノード温度及びターゲット温度が低くなり、焦点スポット溶融及びアノードの軸受け潤滑剤の蒸発を回避すること、2)アノード冷却時間が短くなり、X線管の効率的な熱管理及びさらに十分な活用に繋がること、並びに3)計算機式断層写真法(CT)及び医用血管撮影イメージング・システムでの応用について、より高いピーク電力負荷を扱う能力が挙げられる。
本発明の様々な実施形態は、X線管用冷却アセンブリ、及び本明細書に記載する冷却アセンブリを組み入れて得られるX線管を提供する。ただし、これらの実施形態は限定されておらず、様々な回転アノード式X線管構成(CT、血管撮影)及び静止アノード式小型管ヘッドと共に具現化することができる。本発明の応用は、例えば産業用撮像のような他分野に拡張することもできる。
好適実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者には本発明の要旨から逸脱することなく実施形態に幾つかの置換、改変及び省略を施し得ることが理解されよう。従って、以上の説明は例示のみを目的としており、特許請求の範囲に述べられている発明の範囲を限定しないものとする。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明の一実施形態による冷却アセンブリを有するX線管の断面図である。 本発明の他の実施形態による冷却アセンブリを有するX線管の断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による冷却アセンブリを有するX線管の断面図である。
符号の説明
10 X線管
12 真空ハウジング
14 カソード
16 アノード
18 ターゲット(アノード)
20 シャフト(アノード)
22 フレーム(アノード)
24 軸受け(アノード)
26 アノード駆動アセンブリ
30 冷却アセンブリ
32 回転体
34 静止体
36 冷却材回路
38 冷却材
40 回転体駆動アセンブリ
42 シャフト(回転体)
44 支持アセンブリ
46 冷却材入口
48 冷却材出口
50 外面(回転体)
52 内面(回転体)
54 閉鎖端(回転体)
56 開放端(回転体)
58 フランジ(回転体)
60 エッジ(回転体)
62 開口(閉鎖端)
64 空き区域(回転体及び静止体)
66 外面(静止体)
68 流動翼又は流動溝
70 第二の冷却材回路
72 第二の冷却材
74 空き区域(アノード)
76 冷却材入口(第二の冷却材回路)
78 冷却材出口(第二の冷却材回路)
96 シール(冷却材入口)
98 シール(冷却材出口)
110 X線管
114 カソード
116 アノード
118 ターゲット(アノード)
120 シャフト(アノード)
122 フレーム(アノード)
124 軸受け
126 アノード駆動アセンブリ
128 フレーム(X線管)
130 冷却アセンブリ
132 回転体
136 第二の冷却材回路
138 第二の冷却材
140 回転体駆動アセンブリ
142 シャフト(回転体)
144 支持アセンブリ
146 冷却材入口
148 冷却材出口
150 外面(回転体)
152 内面(回転体)
154 閉鎖端(回転体)
156 開放端(回転体)
162 開口(閉鎖端)
164 空き区域(回転体及びアノード・フレーム)
166 外面(アノード・フレーム)
168 流動翼又は流動溝
170 第一の冷却材回路
172 第一の冷却材
174 空き区域(アノード・フレーム及びアノード駆動アセンブリ)
180 後板
182 ステータ
194 フレーム(後方散乱電子用)
210 X線管
212 真空ハウジング
214 カソード
216 アノード
230 冷却アセンブリ
232 回転体
236 冷却材回路
238 冷却材
250 内面(回転体)
252 外面(回転体)
254 閉鎖端(回転体)
256 開放端(回転体)
262 開口(閉鎖端)
284 第一の部分(アノード)
286 第二の部分(アノード)
288 開口(真空ハウジング)
290 円形突起
292 本体(アノード)

Claims (10)

  1. 静止体(34)を有するX線管(10)用の冷却アセンブリ(30)であって、
    前記静止体(34)の少なくとも一部の周囲に配置されている回転体(32)と、
    前記X線管(10)を冷却する少なくとも一つの冷却材(38)を含む少なくとも一つの冷却材回路(36)と、
    を備えた冷却アセンブリ。
  2. 前記静止体(34)はX線管フレーム(22)を含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記回転体(32)は前記静止体(34)の周囲を回転して、前記冷却材回路(36)の前記冷却材(38)に乱流を生成する、請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 前記冷却材回路(36)は、前記少なくとも一つの冷却材(38)を循環させるための少なくとも一つの冷却材入口(46)及び少なくとも一つの冷却材出口(48)をさらに含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
  5. 回転軸を中心として前記回転体(32)を回転させる回転体駆動アセンブリ(40)をさらに含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
  6. 前記回転体駆動アセンブリ(40)は、前記X線管(10)のアノード(16)を回転させるアノード駆動アセンブリ(26)の誘導モータと独立して又はと同期して駆動される単相誘導モータ又は三相誘導モータのいずれかを含んでいる、請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 前記単相誘導モータ又は三相誘導モータは定速モータである、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記単相誘導モータ又は三相誘導モータは変速モータである、請求項6に記載のアセンブリ。
  9. 前記冷却アセンブリ(30)は、前記回転体(32)の内面(52)に形成された複数の流動翼又は流動溝(68)を含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
  10. 前記冷却アセンブリ(30)は、前記静止体(34)の外面(66)に形成された複数の流動翼又は流動溝(68)を含んでいる、請求項1に記載のアセンブリ。
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