JP2007266930A - 運転支援方法及び運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両状況又は路面状況によらず、良好な画質の駐車支援画像を表示することができる運転支援方法及び運転支援装置を提供する。
【解決手段】駐車支援ユニット2は、車両に設けられたカメラ30の基準姿勢に対する傾きを検出し、カメラ30から取得した画像データに対し、カメラ30の傾きを補正する処理を行って合成データを生成し、合成データに基づく駐車支援画像をディスプレイ22に出力する。
【選択図】図1
【解決手段】駐車支援ユニット2は、車両に設けられたカメラ30の基準姿勢に対する傾きを検出し、カメラ30から取得した画像データに対し、カメラ30の傾きを補正する処理を行って合成データを生成し、合成データに基づく駐車支援画像をディスプレイ22に出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、運転支援方法及び運転支援装置に関する。
従来より、安全運転を支援する装置として、車両周辺の背景画像をディスプレイに表示するナビゲーション装置が知られている。この装置は、車両後端に取り付けられた車載カメラから映像信号を入力し、その映像信号に基づく背景画像を運転席近傍に配設されたディスプレイに出力する。
また、最近、駐車操作時に、車載カメラから入力した画像データを蓄積し、蓄積した画像データを用いて画像処理を行い、車両周辺領域を俯瞰した俯瞰画像を表示する運転支援装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ドライバーは、俯瞰画像を視認することによって、駐車目標領域に対する自車両の相対位置・相対方向を把握することができる。車両が操舵されたときには、車両の回転角度に合わせて、蓄積した画像データを回転変換する。
特開2002−120675号公報
ところが、上記したような装置を車両に実装する際には、以下のような問題点が生じる。即ち、特許文献1では、車載カメラが常に適正な姿勢に保持されていることを前提としているが、実際には、車載カメラは常に適正な姿勢に保たれるとは限らない。例えば、左右又は前後の各タイヤの空気圧が異なると、各タイヤ高さの間に差が生じ、車体が車幅方向又は車長方向に傾く。その結果、車両に固定された車載カメラも、基準となる姿勢から傾いた状態になる。また、車両のタイヤが溝等に嵌った場合にも、同様に車載カメラの姿勢が傾斜する。車載カメラが、基準となる姿勢から傾いた状態になると、その可視範囲に変化が生じるので、傾斜した姿勢で撮像した画像データを用いて所定の画像処理を施すと、連続性等が良好でない画像が表示されてしまう。さらには、駐車目標領域に対する自車両の相対位置及び相対方向が判別し難い画像を表示してしまう問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両状況又は路面状況によらず、良好な画質の駐車支援画像を表示することができる運転支援方法及び運転支援装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の運転操作を支援する運転支援方法において、前記車両に設けられた撮像装置の基準姿勢に対する傾きを検出し、前記撮像装置から取得した画像データを用いて、前記撮像装置の傾きに合わせた補正を行った運転支援画像データを生成し、前記運転支援画像データに基づく運転支援画像を表示手段に出力することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、車両に搭載された運転支援装置において、前記車両に設けられた撮像装置から画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得の際に、前記検出手段により検出された前記撮像装置の基準姿勢に対する傾きを検出する検出手段と、取得した前記画像データに対し、前記撮像装置の傾きに合わせた補正を行って、記録画像データを生成する補正手段と、前記記録画像データを記憶する画像データ記憶手段と、少なくとも蓄積した前記記録画像データを用いて、運転支援画像データを生成する
画像処理手段と、前記運転支援画像データを表示手段に出力する出力制御手段とを備えたことを要旨とする。
画像処理手段と、前記運転支援画像データを表示手段に出力する出力制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の運転支援装置において、前記補正手段は、検出された前記撮像装置の傾きに応じて、前記画像データのトリミング領域を変更し、そのトリミング領域内の画像データを切出して前記記録画像データを生成し、前記画像処理手段は、前記記録画像データを連結させて、前記運転支援画像データを生成することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の運転支援装置において、前記補正手段は、前記画像データ記憶手段のメモリ領域のうち、検出された前記撮像装置の傾きに応じて、前記画像データを記憶する書込み領域を設定し、前記画像処理手段は、蓄積された前記記録画像データの一部を抽出し、前記運転支援画像データを生成することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、 請求項2〜4のいずれか1項に記載の運転支援装置において、前記検出手段は、前記車両の各車輪の空気圧を検出するセンサに基づいて、検出された空気圧から前記車輪の高さを取得するとともに、各車輪の高さの差分に基づき前記撮像位置の前記基準姿勢からの傾きを算出することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれか1項に記載の運転支援装置において、前記画像処理手段は、前記撮像装置から取得した最新の画像データと、前記記録画像データとを用いて、前記運転支援画像データを生成することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜6のいずれか1項に記載の運転支援装置において、前記画像処理手段は、前記車両を上方から俯瞰した前記運転支援画像データを生成することを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、車両に搭載された運転支援装置において、前記車両に設けられた撮像装置から画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得の際に、前記撮像装置の基準姿勢に対する傾きを検出する検出手段と、取得した前記画像データを、記録画像データとして記憶する画像データ記憶手段と、前記記録画像データのうち、前記撮像装置の傾きに応じた領域を用いて運転支援画像データを生成する画像処理手段と、前記運転支援画像データを表示手段に出力する出力制御手段とを備えたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、撮像装置の基準姿勢に対する傾きに合わせて補正された運転支援画像データが生成されるので、パンク等の車両状況又は路面の凹凸等の路面状況によらず、良好な画質の運転支援画像を表示することができる。
請求項2に記載の発明によれば、記録画像データのうち、撮像装置の傾きに合わせた補正を行って、運転支援画像データを生成する。このため、パンク等により、撮像装置の姿勢が傾いていても、撮像装置が基準姿勢であるときと同じ状態で運転支援画像データを生成することができる。このため、パンク等の車両状況又は路面の凹凸等の路面状況によらず、良好な画質の運転支援画像を表示することができる。また、補正した記録画像データを予め蓄積するので、画像処理の際の補正が省略できる。
請求項3に記載の発明によれば、撮像装置の傾きに応じて、トリミング領域を変更する。そして、トリミングされた記録画像データを連結させて、運転支援画像データを生成する。このため、記録画像データを連続させる場合であっても、その記録画像データの撮像
時点の撮像装置の傾きが反映されているので、良好な画質の運転支援画像を表示することができる。
時点の撮像装置の傾きが反映されているので、良好な画質の運転支援画像を表示することができる。
請求項4に記載の発明によれば、撮像装置の傾きに応じて、メモリ領域への書き込み領域を変更する。このため、記録画像データを書き込む際に、撮像時点の撮像装置の傾きを反映させることができるので、良好な画質の運転支援画像を表示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、各車輪のセンサに基づき、車輪の空気圧を検出し、空気圧から車輪の高さを取得する。さらに車輪の高さの差分に基づき車体の傾きを検出する。このため、簡易な構成で、車体の傾きを検出することができる。
請求項6に記載の発明によれば、最新の画像データ及び記録画像データを用いた、運転支援画像が表示される。このため、現在の車両周辺状況を反映した画像を運転支援画像に含めることができる。
請求項7に記載の発明によれば、運転支援画像は、車両を上方から俯瞰した俯瞰画像である。このため、駐車目標領域と、現在の車両との相対位置及び相対方向を確認しやすい画像を表示することができる。
請求項8に記載の発明によれば、記録画像データのうち、撮像装置の傾きに応じた領域を用いて、運転支援画像データを生成する。このため、パンク等により、撮像装置の姿勢が傾いていても、撮像装置が基準姿勢であるときと同じ状態で運転支援画像データを生成することができる。このため、パンク等の車両状況又は路面の凹凸等の路面状況によらず、良好な画質の運転支援画像を表示することができる。また、補正した記録画像データを予め蓄積するので、画像処理の際の補正が省略できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図13に従って説明する。図1は、自動車に実装された駐車支援システム1の構成を説明するブロック図である。
図1に示すように、駐車支援システム1は、運転支援装置としての駐車支援ユニット2、各種画面を表示する表示手段としてのディスプレイ22、警告音又は案内音声を出力するスピーカ25、及び撮像装置としてのバックモニタカメラ(以下、単にカメラ30という)を備えている。図2に示すように、カメラ30は、車両Cのバックドア等、車両後端CBに光軸を斜め下方に向けて取り付けられている。このカメラ30は、カラー画像を撮像するデジタルカメラであって、広角レンズ、ミラー等から構成される光学機構と、CCD撮像素子(いずれも図示せず)とを備え、車両後方を撮像範囲Zとしている。
図1に示すように、駐車支援システム1は、運転支援装置としての駐車支援ユニット2、各種画面を表示する表示手段としてのディスプレイ22、警告音又は案内音声を出力するスピーカ25、及び撮像装置としてのバックモニタカメラ(以下、単にカメラ30という)を備えている。図2に示すように、カメラ30は、車両Cのバックドア等、車両後端CBに光軸を斜め下方に向けて取り付けられている。このカメラ30は、カラー画像を撮像するデジタルカメラであって、広角レンズ、ミラー等から構成される光学機構と、CCD撮像素子(いずれも図示せず)とを備え、車両後方を撮像範囲Zとしている。
駐車支援ユニット2の検出手段を構成する制御部10は、図示しないコンピュータを備え、ROM12に格納された運転支援プログラムに従って、各処理の主制御を行う。メインメモリ11は、制御部10の演算結果を一時記憶するとともに、駐車支援のための各種変数及びフラグ等を記憶している。また、車両C(図2参照)に取り付けられたタイヤの種類を示す識別コード11a等が記憶されている。
ROM12には、運転支援プログラムの他、駐車支援システム1が搭載された車両Cをディスプレイ22に描画するための車両画像データ26が格納されている。この車両画像データ26は、車両Cを鉛直方向上方から俯瞰した画像を表示するためのデータである。
さらに、ROM12には、車両設計データ27及びタイヤ高データ28が記憶されている。車両設計データ27には、左後輪LRと右後輪RRとの間の車幅方向の車輪中心間距離L1(図4参照)、前輪Fと後輪Rとの間の車輪中心間距離L2(図5参照)、カメラ
30の路面からの高さ等、車両Cに関する固定データが記憶されている。
30の路面からの高さ等、車両Cに関する固定データが記憶されている。
図3に示すように、タイヤ高データ28は、タイヤの種類毎に生成及び記憶されている。各タイヤ高データ28は、タイヤ空気圧28iと、そのタイヤ空気圧28iでのタイヤ高さ28jとを有している。図5に示すように、本実施形態では、タイヤ高さ28jは、タイヤ表面からホイールまでのタイヤの高さH1,H3を示している。
また、駐車支援ユニット2は、GPS受信部13を備えている。制御部10は、GPS受信部13が受信したGPS衛星からの信号に基づき、電波航法によって、駐車支援システム1が搭載された車両Cの絶対座標を算出する。
さらに、駐車支援ユニット2は、検出手段を構成する車両側インターフェース部(車両側I/F部15)を備えている。制御部10は、この車両側I/F部15を介して、車両Cに設けられた車速センサ31及びジャイロ32から、車速パルスVP及び方位検出信号GRPを入力する。制御部10は、車速パルスVPの入力パルス数により、基準位置からの車両Cの移動量を算出する。さらに、制御部10は、入力した方位検出信号GRPに基づき、メインメモリ4に記憶された変数である現在方位を更新する。
さらに、制御部10は、車両側I/F部15を介して、ステアリング舵角センサ33から、ステアリングセンサ信号STPを入力する。制御部10は、このステアリングセンサ信号STPに基づき、メインメモリ11に格納された車両Cの現在舵角を更新する。また、制御部10は、車両側I/F部15を介して、車両Cのニュートラルスタートスイッチ34から、シフトポジション信号SPPを入力し、メインメモリ4に格納された変数であるシフトポジションを更新する。
また、制御部10は、車両側I/F部15を介して、第1〜第4空気圧センサ35〜38から検出信号DPを入力する。第1〜第4空気圧センサ35〜38は、車両Cの各車輪内に装着された空気圧センサであって、車輪(タイヤ)内の空気圧を直接検知する。第1空気圧センサ35は、図5(a)に示すように左前輪LFに装着されている。第2空気圧センサ36は、右前輪(図示略)に装着されている。第3及び第4空気圧センサ37,38は、図4に示すように、左後輪LR及び右後輪RRにそれぞれ装着されている。制御部10は、第1〜第4空気圧センサ35〜38から入力した検出信号DPに基づき各車輪のタイヤ空気圧を取得し、各タイヤ空気圧とタイヤ高データ28とに基づき、タイヤ高さ28jを取得する。
例えば、図4に示すように、左後輪LRのタイヤ高さH3よりも、右後輪RRのタイヤ高さH4が低くなっていたとき、制御部10は第3及び第4空気圧センサ37,38及びタイヤ高データ28に基づき、左後輪LR及び右後輪RRの高さに差があることを検出する。そして、車両設計データ27内の車輪中心間距離L1と、タイヤ高さ28jとの差分(H3−H4)に基づき、車体の車幅方向の傾きθ1を算出する。このように車幅方向(又は水平方向、図4中Y矢印方向)に車体が傾いているとき、車両後端CBに取り付けられたカメラ30も、基準姿勢に対して傾きθ1だけ傾いた姿勢になる。尚、基準姿勢とは、車両Cが車幅方向及び車長方向において水平な状態であるとき(傾いていないとき)のカメラ30の位置(姿勢)をいう。カメラ30が基準姿勢から傾いているとき、駐車支援ユニット2が備える補正手段、画像処理手段及び出力制御手段としての画像プロセッサ20は、カメラ30の撮像した画像データGに対し、車体傾斜時のための処理を施して、駐車支援のための画像処理を行う。
また、図5(b)に示すように、左前輪LFの高さH1が、左後輪LRの高さH2よりも低く、車体が前傾しているとき、制御部10は、第1及び第3空気圧センサ35,37
に基づき、車長方向(又は車両前後軸に平行な方向、図5中X矢印方向)の車体の傾きθ2を取得する。図5(b)のように車体が前傾すると、カメラ30の撮像範囲Zは、車両Cの後退方向にずれるため、画像プロセッサ20は、前傾状態でカメラ30が撮像した画像データGに対し、前傾状態のための処理を施す。
に基づき、車長方向(又は車両前後軸に平行な方向、図5中X矢印方向)の車体の傾きθ2を取得する。図5(b)のように車体が前傾すると、カメラ30の撮像範囲Zは、車両Cの後退方向にずれるため、画像プロセッサ20は、前傾状態でカメラ30が撮像した画像データGに対し、前傾状態のための処理を施す。
同様に、図5(c)に示すように、左後輪LRの高さH3が低いとき、車体が後傾し、カメラ30の撮像範囲Zは、車両Cの後端CB側にずれる。このとき制御部10は、取得したタイヤ高さ28jと、車輪中心間距離L2とに基づいて、車長方向の傾きθ2を取得する。そして、画像プロセッサ20は、その傾きθ2に基づき、後傾状態のための処理を施して、駐車支援のための画像処理を行う。
また、図1に示すように、駐車支援ユニット2は、画像データ取得手段としての画像データ入力部16を備えている。画像データ入力部16は、制御部10の主制御により、カメラ30を駆動制御し、画像データGを入力する。
駐車操作時等、車両Cが後退を始めると、制御部10は、画像データ入力部16を介して、カメラ30から、図6(a)に模式的に示すような画像データGを所定の間隔でキャプチャする。画像プロセッサ20は、キャプチャした画像データGのうち、車体の傾きθ1,θ2に応じて位置が設定されるトリミング領域42を抽出し、トリミングデータG1を生成する。
さらに、画像プロセッサ20は、図8に示すように、生成したトリミングデータG1を公知の方法で俯瞰変換する。これにより、車両Cの後方周辺を鉛直方向上方に設定された視点から俯瞰した記録画像データG2が生成される。この俯瞰変換により、例えば、駐車目標領域を区画した白線等のような画像の歪みが緩和される。
記録画像データG2を生成すると、画像プロセッサ20は、制御部10を介して、車両Cの現在位置及び舵角を取得する。そして、図9に示すように、これらのデータを座標データ43及び舵角データ44からなる位置データ45として、記録画像データG2に関連付けて、駐車支援ユニット2が備える画像データ記憶手段としての画像メモリ17(図1参照)に記憶する。尚、座標データ43及び舵角データ44は、図8のように記録画像データG2に添付されても良いし、座標データ43及び舵角データ44からなるマップと、記録画像データG2をヘッダ等により紐付けしてもよい。
また、車両Cが後退する際、画像プロセッサ20は、記録画像データG2を蓄積する処理と並行して、駐車支援画面を生成する処理を行う。この処理では、カメラ30から、最新の画像データG(以下、現在画像データG4という)を取得し、現在画像データG4と、現在のカメラ30の死角領域を撮像している各記録画像データG2とを連続させて、合成データを生成する。そして、合成データを、所定のタイミングでディスプレイ22に出力する。
各種画像が表示されるディスプレイ22は、タッチパネルであって、このタッチパネルや、ディスプレイ22に隣設された操作スイッチ29(図1参照)がユーザにより入力操作されると、駐車支援ユニット2が備える外部入力インターフェース部(以下、外部入力I/F部23という)が、入力操作に応じた入力信号を制御部10に対して出力する。車両Cが出荷されるとき、メインメモリ11には、予め車両Cのタイヤの種類が記憶されているが、ユーザによって車両Cのタイヤが交換されたとき、タッチパネル操作等により、メインメモリ11に記憶されたタイヤ種類を示す識別コード11aが呼び出され、各メーカのタイヤの種類がディスプレイ22に表示される。ユーザは、表示されたタイヤ種類から該当するタイヤ種類を選択し、登録操作する。これにより、制御部10は、選択された
タイヤ種類の識別コード11aをメインメモリ11に記憶する。
タイヤ種類の識別コード11aをメインメモリ11に記憶する。
また、図1に示すように、駐車支援ユニット2は、音声プロセッサ24を備えている。音声プロセッサ24は、音声ファイルを格納した図示しないメモリやデジタル/アナログ変換器等を備え、その音声ファイルを使用して、駐車支援システム1が具備するスピーカ25から案内音声や警告音を出力する。
次に、本実施形態の処理手順について、図10及び図11に従って説明する。まず、制御部10は、車両Cのイグニッションモジュール(図示略)からオン信号を入力すると、画像メモリ17のクリア等、システムの初期化を行う(ステップS1−1)。そして、開始トリガの入力を待つ(ステップS1−2)。本実施形態では、開始トリガは、ニュートラルスタートスイッチ34から出力された、リバースを示すシフトポジション信号SPPである。
車両Cが後退することによって開始トリガを入力すると、制御部10は、画像をキャプチャするタイミングであるか否かを判断する(ステップS1−3)。本実施形態では、制御部10は、車速パルスVPに基づき、車両Cが例えば数百mm等、所定距離だけ後退する度にカメラ30から画像データGを入力する。このとき、制御部10は、メインメモリ11に記憶したパルスカウンタに、初期位置からの入力パルス数を累積し、そのカウンタ値が所定数に到達すると、画像をキャプチャするタイミングであると判断する。
画像をキャプチャするタイミングであると判断すると(ステップS1−3においてYES)、制御部10は、画像データ入力部16を介してカメラ30を制御し、画像データGを入力する(ステップS1−4)。さらに、ROM12に記憶された車両設計データ27を読み込む(ステップS1−5)。
また、制御部10は、第1〜第4空気圧センサ35〜38から、検出信号DPを入力し、各車輪のタイヤ空気圧28iを取得する(ステップS1−6)。そして、取得した各タイヤ空気圧28iと、タイヤ高データ28とに基づき、各車輪のタイヤ高さ28jを取得する(ステップS1−7)。そして、取得した各タイヤ高さ28jと、読み込んだ車両設計データ27とに基づいて、上記したように、車幅方向及び車長方向の傾きθ1,θ2を算出する(ステップS1−8)。このとき、車体の傾きがない場合には、θ1,θ2は「0」に設定される。
そして、算出した車幅方向及び車長方向の傾きθ1,θ2に基づき、入力した画像データGのうち、トリミング領域42を決定する(ステップS1−9)。このとき、画像プロセッサ20は、画像データGのうち、例えば車両Cの後端CBから1m〜1m数百mmの路面に相当し、且つ車幅に平行な帯状の領域をトリミング領域42とする。
例えば、車両Cの左側が傾いているとき、その傾きθ1に基づき、図6(b)に示すようにトリミング領域42を同じ方向(図中右側)に傾斜させる。本実施形態では、同じ傾きθ1だけ傾ける。尚、図6(a)〜(c)に示す画像40では、カメラ30が撮像した画像データGを左右反転させずに表示している。即ち、車両Cの左側は、画像40の右側に相当する。
また、図4に示すように車両Cの右側が傾いているとき、画像プロセッサ20は、図6(c)に示すように、トリミング領域42を傾斜方向に合わせて図中左側に傾斜させる。さらに、図5(b)に示すように車体が前傾しているとき、カメラ30の撮像範囲Zは、車両Cの後退方向にずれるため、図7(a)に示すように、トリミング領域42は、通常のトリミング領域42よりも下方(車両Cの後退方向に相当する方向と反対側)に設定す
る。
る。
また、図5(c)に示すように、車体が後傾しているとき、カメラ30の撮像範囲Zは、車両Cの後端CB側にずれる。このため、図7(b)に示すように、画像プロセッサ20は、トリミング領域42を通常のトリミング領域42よりも上方(車両Cの後退方向に相当する方向)に移動させる。
トリミング領域42を設定すると、画像プロセッサ20は、そのトリミング領域42内の画像データGをトリミングし、トリミングデータG1を生成する(ステップS1−10)。また、トリミングデータG1を、図8に示すように俯瞰変換して、記録画像データG2を生成する(ステップS1−11)。そして、制御部10から、座標データ43と舵角データ44とを取得して、位置データ45として記録画像データG2と関連付けて、画像メモリ17に記憶する(ステップS1−12)。さらに、メインメモリ11のパルスカウンタのカウンタ値をリセットし、初期値に戻す(ステップS1−13)。
このようにして、記録画像データG2を画像メモリ17に蓄積すると、制御部10は、終了トリガを入力したか否かを判断する(ステップS1−14)。終了トリガは、本実施形態では、リバース以外のシフトポジションを示すシフトポジション信号SPPである。終了トリガを入力したと判断すると(ステップS1−14においてYES)、そのまま処理を終了する。終了トリガを入力していない場合には(ステップS1−14においてNO)、ステップS1−3に戻る。そして上記した処理を繰り返すことにより、所定距離毎に生成された記録画像データG2が画像メモリ17に蓄積される。
次に、駐車支援画像の合成処理について、図11に従って説明する。合成処理では、制御部10がステップS1−2と同じように開始トリガを入力すると(ステップS2−1においてYES)、画像メモリ17に駐車支援画像を生成するために必要な記録画像データG2が蓄積されているか否かを判断する(ステップS2−2)。例えば、このとき、制御部10は車両Cの現在位置を取得し、進行方向において現在位置から後方で撮像された記録画像データG2が所定数蓄積されているか否かを判断する。
必要な記録画像データG2が蓄積されていると判断すると(ステップS2−2においてYES)、制御部10は、画像データ入力部16を介してカメラ30から最新の画像データG(現在画像データG4)を取得する(ステップS2−3)。
そして、画像プロセッサ20は、取得した現在画像データG4を俯瞰変換し、現在俯瞰データG5を生成する(ステップS2−4)。現在俯瞰データG5を生成すると、画像プロセッサ20は、進行方向(後退方向)において、車両Cの現在位置よりも後方で撮像された所定数の記録画像データG2を画像メモリ17から読み出す(ステップS2−5)。さらに、現在俯瞰データG5と、読み出した記録画像データG2とを車両Cの後退方向に相当する方向に連結させ、図12に模式的に示すような運転支援画像データとしての合成データG6を生成する(ステップS2−6)。
そして、画像プロセッサ20は、合成データG6をVRAM21に一時記憶し、ディスプレイ22に所定のタイミングで出力する(ステップS2−7)。その結果、図12に示すような運転支援画像としての駐車支援画像50がディスプレイ22に表示される。駐車支援画像50は、各記録画像データG2に基づく各記録画像51が、画像上側(反x矢印方向)に配置され、現在俯瞰データG5に基づく現在俯瞰画像52が、画面下側(x矢印方向)に配置されている。各記録画像51は、現在のカメラ30の死角となっている、車両Cのリヤ部周辺の領域を表示している。
また、画像プロセッサ20は、車両画像53とガイド線55とを描画する(ステップS2−8)。車両画像53は、ROM12に記憶された車両画像データ26に基づき、記録画像51の表示された領域のうち、車両Cの現在位置に相当する位置に重畳される。また、ガイド線55は、ステアリング舵角センサ33から取得したステアリングセンサ信号STPに基づき、車両Cの軌跡を予測した予想軌跡線57と、車両Cの後端CBから所定距離(例えば0.8m)後方を示す目安線56とからなる。
このように、車体の傾きθ1,θ2に応じてトリミング領域42を決めているので、記録画像51と車両画像53との相対位置及び相対方向を、実際の相対位置及び相対方向とほぼ同じにすることができる。このため、パンク等の各車輪の空気圧の低下が生じたとき、車両Cの積荷が重いとき等、通常の車両状況でないときや、路面の溝に車輪が嵌ったとき、障害物に乗り上げたとき等、路面状況が悪いときにも、良好な画質の駐車支援画像50を表示できる。さらに、パンク等により、タイヤの空気が徐々に低下して、駐車操作中に車体の傾きθ1,θ2が次第に大きくなっても、記録画像データG2を生成する際に、生成する際の車体の傾きθ1,θ2を反映させるので、各記録画像51の連続性を良好にすることができる。
車両画像53とガイド線55とを描画すると、制御部10は終了トリガを入力したか否かを判断する(ステップS2−9)。終了トリガを入力したと判断した場合には(ステップS2−9においてYES)、記録画像データG2の蓄積処理と同様に、合成処理を終了する。終了トリガを入力していないと判断すると(ステップS2−9においてNO)、ステップS2−2に戻る。
このようにして、車両Cが所定距離分後退する度に記録画像データG2が蓄積され、ディスプレイ22に表示された駐車支援画像50は逐次更新される。そして、終了トリガを入力したと判断すると(ステップS1−14,ステップS2−9においてYES)、記録画像データG2の蓄積処理を終了するとともに、駐車支援画像50を消去して、合成処理を終了する。
また、このとき画像プロセッサ20は、画像メモリ17に蓄積された各記録画像データG2を連続させて、図13に示すような全体俯瞰画像60を表示する。全体俯瞰画像60は、車体全体を含む駐車領域を俯瞰した合成画像であって、そのときの車両Cの位置に応じた位置に車両画像53が重畳されている。上記したように、車体の傾きθ1,θ2に応じてトリミング領域42を変更することで、全体俯瞰画像60の連続性も良好になっている。
全体俯瞰画像60を表示した後、イグニッションモジュールのオフ信号を入力すると、全体俯瞰画像60を消去し、全体の処理を終了する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、駐車支援ユニット2は、車両Cに設けられたカメラ30から画像データGを取得する際、第1〜第4空気圧センサ35〜38に基づき、各車輪の空気圧を示す検出信号DPを入力するようにした。また、検出信号DPに基づき、各車輪のタイヤ空気圧28iを取得し、予め記憶したタイヤ高データ28に基づき、そのタイヤ空気圧28iからタイヤ高さ28jを求めるようにした。さらに、各車輪のタイヤ高さ28jから、車体の傾きθ1,θ2を算出するようにした。そして、車両Cが傾いている場合には、その傾きθ1,θ2に合わせて、画像データGのトリミング領域42を傾斜又は移動させ、トリミングデータG1を生成するようにした。また、トリミングデータG1を俯瞰変換した記録画像データG2を画像メモリ17に蓄積するようにした。そして、蓄積した記録画像データG2と現在画像データG4とを用いた駐車支援画像50をディスプレイ2
2に表示するようにした。このため、パンク等により、カメラ30の姿勢が傾いていても、カメラ30が基準姿勢であるときに撮像された記録画像データG2と同じ状態で記録画像データG2を生成することができる。このため、パンク等の車両状況又は路面の凹凸等の路面状況によらず、良好な画質の駐車支援画像50を表示することができる。また、記録画像データG2は、合成前に予め補正することで、画像処理の際の補正が省略できる。
2に表示するようにした。このため、パンク等により、カメラ30の姿勢が傾いていても、カメラ30が基準姿勢であるときに撮像された記録画像データG2と同じ状態で記録画像データG2を生成することができる。このため、パンク等の車両状況又は路面の凹凸等の路面状況によらず、良好な画質の駐車支援画像50を表示することができる。また、記録画像データG2は、合成前に予め補正することで、画像処理の際の補正が省略できる。
(2)上記実施形態では、制御部10は、各車輪に設けられた第1〜第4空気圧センサ35〜38及びタイヤ高データ28に基づき、各タイヤ高さ28jを取得し、それらのタイヤ高さ28jに基づき車体の傾きθ1,θ2を求めるようにした。このため、比較的簡易な構成で、車体の傾きθ1,θ2を検出することができる。このため、タイヤ空気圧28iを検出するセンサを有効利用することができる。
(3)上記実施形態では、記録画像データG2と現在画像データG4とを連続させて、車両Cの現在位置周辺を俯瞰した駐車支援画像50を表示するようにした。このため、現在画像データG4に基づく現在俯瞰画像52により、現在の車両周辺状況を反映した画像を表示することができる。また、俯瞰画像にすることにより、駐車目標領域と、現在の車両Cとの相対位置及び相対方向を確認しやすい画像を表示することができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、舵角データ44を記録画像データG2と関連付けるようにしたが、絶対方位や相対方位でも良い。
・上記実施形態では、舵角データ44を記録画像データG2と関連付けるようにしたが、絶対方位や相対方位でも良い。
・上記実施形態では、ガイド線55は、目安線56、予想軌跡線57を有するとしたが、いずれか一つでもよい。また、その他のガイド線を表示してもよい。さらには、ガイド線55を駐車支援画像50上に描画しなくてもよい。
・上記実施形態では、タイヤ内に設けられた圧力センサにより直接空気圧を測定する直接検知式を用いたが、車速センサを利用して、各タイヤの回転速度差から空気圧差を検出する間接検知式を用いてもよい。
・上記実施形態では、第1〜第4空気圧センサ35〜38を用いて傾きθ1,θ2を取得するようにしたが、車両Cの後輪Rの直上や、前端、側端等に設けたレーダを用いてもよい。レーダは、例えば、ミリ波・超音波を路面に対して発信し、反射波を受信するまでの経過時間に基づき、路面の凹凸を検出する。又は、後端CBに取り付けられたカメラ30や他の位置に取り付けられたカメラから入力した画像データGを画像処理して、路面の溝や段差等を検出するようにしてもよい。また、その他のセンサを用いてもよい。さらには、カメラ30自体又はカメラ30周辺に取り付けられた傾斜センサ(加速度センサ)を用いて、カメラ30の基準姿勢からの傾きを検出するようにしてもよい。
・上記実施形態では、画像データGのうち、トリミング領域42を抽出したトリミングデータG1を生成し、そのトリミングデータG1を俯瞰変換するようにしたが、画像データGを俯瞰変換した後、所定の領域を抽出してもよい。
・上記実施形態では、駐車支援画像50を表示した後に、全体俯瞰画像60を表示するようにしたが、全体俯瞰画像60を表示しなくてもよい。
・上記実施形態では、画像データGのうち、車体の傾きθ1,θ2に応じて設定したトリミング領域42を切出して記録画像データG2を生成するようにしたが、取得した画像データGをトリミングせず、図14に示すように、画像データGを、合成用メモリ領域70のうち、舵角及び位置に応じた座標(書込み領域)に上書きして記憶するようにしてもよい。この場合、画像データGのうち重複する領域は、より新しい画像データGによって
上書きされる。このとき、トリミング領域42を変更するのではなく、車体の傾きθ1,θ2に応じてカメラ30が撮像した領域を算出し、その領域に応じた画素座標に画像データGを上書きすればよい。
・上記実施形態では、画像データGのうち、車体の傾きθ1,θ2に応じて設定したトリミング領域42を切出して記録画像データG2を生成するようにしたが、取得した画像データGをトリミングせず、図14に示すように、画像データGを、合成用メモリ領域70のうち、舵角及び位置に応じた座標(書込み領域)に上書きして記憶するようにしてもよい。この場合、画像データGのうち重複する領域は、より新しい画像データGによって
上書きされる。このとき、トリミング領域42を変更するのではなく、車体の傾きθ1,θ2に応じてカメラ30が撮像した領域を算出し、その領域に応じた画素座標に画像データGを上書きすればよい。
・上記実施形態では、記録画像データG2及び現在画像データG4を用いて合成データG6を生成するようにしたが、記録画像データG2のみを用いて駐車支援画像を表示するようにしてもよい。また、複数の記録画像データG2と、俯瞰変換した現在画像データG4とを連続させて合成データG6を生成するようにしたが、運転席や、後輪の車軸付近に視点を設定した合成データG6を生成する等、上記実施形態以外の合成方法でもよい。
・上記実施形態では、トリミングデータG1及び現在画像データG4を俯瞰変換するようにしたが、俯瞰変換しないトリミングデータG1及び現在画像データG4を用いて、駐車支援画像を生成するようにしてもよい。この場合、俯瞰画像は表示されないが、現在のカメラ30の死角を表示した画像を表示することができるので、ドライバーは、駐車目標領域と車両との相対位置を把握することができる。
・上記実施形態では、複数の記録画像データG2と、俯瞰変換した現在画像データG4とを連続させて合成データG6を生成するようにしたが、運転席や、後輪の車軸付近に視点を設定した合成データG6を生成する等、これ以外の合成方法でもよい。
・上記実施形態では、車体の傾きθ1,θ2に応じて記録画像データG2を生成するようにしたが、所定距離毎に取得した画像データGを、その撮像時の車体の傾きθ1,θ2と関連付けて画像メモリ17に蓄積し、合成の際に、各画像データGに関連付けられた傾きθ1,θ2に応じて、合成データG6に用いるデータを生成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、所定距離毎に記録画像データG2を生成したが、所定時間毎に記録画像データG2を生成し、画像メモリ17に蓄積するようにしてもよい。この場合にも、記録画像データG2には、撮像位置を示すデータを関連付ける。
・上記実施形態では、カメラ30は車両Cの後端CBに取り付けたが、前端又は側端等、他の部分に取り付けるようにしてもよい。この場合、車両Cの後退時以外に、駐車支援画像を表示するようにしてもよい。さらには、駐車時以外の運転操作を支援する画像を表示するようにしてもよい。また、車両Cに取り付けられた複数のカメラを用いて、駐車支援画像を生成するようにしてもよい。
1…駐車支援システム、2…運転支援装置としての駐車支援ユニット、10…検出手段を構成する制御部、15…検出手段を構成する車両側I/F部、16…画像データ取得手段としての画像データ入力部、17…画像データ記憶手段としての画像メモリ、20…補正手段、画像処理手段及び出力制御手段としての画像プロセッサ、22…表示手段としてのディスプレイ、30…撮像装置としてのカメラ、35〜38…第1〜第5空気圧センサ、42…トリミング領域、50…運転支援画像としての駐車支援画像、C…車両、G…画像データ、G2…記録画像データ、G6…運転支援画像データとしての合成データ、LF…車輪としての左前輪、FR…車輪としての右前輪、H1,H2,H3…高さ、LR…車輪としての左後輪、RR…車輪としての右後輪、θ1,θ2…傾き。
Claims (8)
- 車両の運転操作を支援する運転支援方法において、
前記車両に設けられた撮像装置の基準姿勢に対する傾きを検出し、
前記撮像装置から取得した画像データを用いて、前記撮像装置の傾きに合わせた補正を行った運転支援画像データを生成し、前記運転支援画像データに基づく運転支援画像を表示手段に出力することを特徴とする運転支援方法。 - 車両に搭載された運転支援装置において、
前記車両に設けられた撮像装置から画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得の際に、前記撮像装置の基準姿勢に対する傾きを検出する検出手段と、
取得した前記画像データに対し、前記検出手段により検出された前記撮像装置の傾きに合わせた補正を行って、記録画像データを生成する補正手段と、
前記記録画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
少なくとも蓄積した前記記録画像データを用いて、運転支援画像データを生成する画像処理手段と、
前記運転支援画像データを表示手段に出力する出力制御手段と
を備えたことを特徴とする運転支援装置。 - 請求項2に記載の運転支援装置において、
前記補正手段は、検出された前記撮像装置の傾きに応じて、前記画像データのトリミング領域を変更し、そのトリミング領域内の画像データを切出して前記記録画像データを生成し、
前記画像処理手段は、前記記録画像データを連結させて、前記運転支援画像データを生成することを特徴とする運転支援装置。 - 請求項2に記載の運転支援装置において、
前記補正手段は、前記画像データ記憶手段のメモリ領域のうち、検出された前記撮像装置の傾きに応じて、前記画像データを記憶する書込み領域を設定し、
前記画像処理手段は、蓄積された前記記録画像データの一部を抽出し、前記運転支援画像データを生成することを特徴とする運転支援装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
前記検出手段は、前記車両の各車輪の空気圧を検出するセンサに基づいて、検出された空気圧から前記車輪の高さを取得するとともに、各車輪の高さの差分に基づき前記撮像位置の前記基準姿勢からの傾きを算出することを特徴とする運転支援装置。 - 請求項2〜5のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
前記画像処理手段は、前記撮像装置から取得した最新の画像データと、前記記録画像データとを用いて、前記運転支援画像データを生成することを特徴とする運転支援装置。 - 請求項2〜6のいずれか1項に記載の運転支援装置において、
前記画像処理手段は、前記車両を上方から俯瞰した前記運転支援画像データを生成することを特徴とする運転支援装置。 - 車両に搭載された運転支援装置において、
前記車両に設けられた撮像装置から画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データ取得の際に、前記撮像装置の基準姿勢に対する傾きを検出する検出手段と、
取得した前記画像データを、記録画像データとして記憶する画像データ記憶手段と、
前記記録画像データのうち、前記撮像装置の傾きに応じた領域を用いて運転支援画像データを生成する画像処理手段と、
前記運転支援画像データを表示手段に出力する出力制御手段と
を備えたことを特徴とする運転支援装置。
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