JP2007264117A - 研修システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 研修コースの設定及び問題の選定から採点基準、解答ポイントに至るまでを一貫的・階層的な要素の構築により行い、多数の受講生の答案について解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択でき、受講者側での問題ダウンロード、解答アップロード等のための画面表示をGUI環境により効率的に操作可能にするためのシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】管理者サーバと、受講者端末とからなり、管理者サーバは添削コメントを生成する手段とサーバ制御手段とを有するとともに、管理者サーバと受講者端末はそれぞれ問題、答案、模範解答、添削コメントを送受信する手段を有し、管理者サーバのサーバ制御手段は、受講者端末に対して問題を送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けず、その答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしない制御をする手段を有する研修システムなどを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、管理者サーバと受講者端末とからなる研修システムに関し、特に管理者サーバと受講者端末の間で問題、答案及び模範解答を送受信するとともに、管理者サーバが添削コメントを生成して受講者端末に送信する研修システムに関する。
インターネットなどの普及に伴い、研修の管理者(研修の実施主体)と受講者がインターネットを介して問題や答案をやりとりしたり、管理者などが受講者の答案を添削して返信したりすることが可能な研修システムも普及している。こうしたインターネットを介した研修システムは、受講者の側から見れば通学時間が節約でき、また、任意の時間帯に受講できるというメリットがあり、また、管理者側からみれば通学方式に比べて多数者を対象にした研修を実施できるというメリットがある。このようにインターネットを介した研修システムは、管理者・受講者双方にとって利点の多いシステムとなっている。
その際に、様々なニーズを抱えた多数者に対し、それぞれのニーズに即した研修コースを選択できるようにすることの重要性も認識され、研修コースの設定及び問題の選定を階層的な要素の構築によってロジカルに行うためのシステムも多数存在する。例えば、特許文献1では、行動・判断に必要なスキル又は知識を抽出し、抽出されたスキル又は知識に対して研修コンテンツを作成するといった内容を含む研修コースデザイン方法が開示されている(特許文献1参照)。
また、多数の受講生に対し添削を迅速に行うために、予め設定された添削用の文章などを利用して添削できるようにすることが有効であることも認識されており、こうした方法による添削を実行するためのシステムも存在する。例えば、特許文献2では、予め設定された添削例文の中から一定のルールに基づいて検索した例文を用いて添削を行う技術が開示されている(特許文献2参照)。
さらに、受講生側の観点から見た場合、インターネット端末から問題をダウンロードしたり、答案をアップロードしたりといった作業を行う際のインターネット端末の画面上での処理の利便性にも配慮がなされていることが重要であることも認識されており、かかる画面上での業務処理に関し、業務処理の進行に応じて必要な画面を画面単位で取得できるようにするためのシステムも存在する。例えば、特許文献3では、かかる画面を生成するためのプログラムをサーバからダウンロードして画面を生成する技術が開示されている。また、同文献では、複数の画面のうち既に生成済みの画面と未生成の画面をフラグで区別して一覧テーブルとして記憶しておく技術も開示されている(特許文献3参照)。
特開2003‐308000号公報 特開2000‐090080号公報 特開平11‐102289号公報
しかし、従来の研修システムには、以下のような問題があった。まず、研修コースの選択や問題の選定についてみると、従来、研修コースの設定及び問題の選定から答案に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うという発想は見られず、このためかかる発想に基づくシステムを構築するための技術も開示されていない。
また、添削については、多数の受講生の答案を、単に迅速に添削すればよいというのでは不十分であり、客観的な基準により添削者によるバラつきが少なくなるようにこれを行う必要がある。このように客観的でしかも迅速な添削を行うためには、解答のポイントごとに一義的な判断でコメントを選択することが可能になっており、これらのコメントをつなぎ合わせることで添削コメントを自動的に作成できるような仕組みを構築する必要がある。ここで「一義的な判断でコメントを選択することが可能」というのは、人の主観に左右されず、常に同じ判断結果になるように選択可能なコメントが設定されているということを意味する。例えば、解答中に「○○」というキーワードが書かれているかどうかを解答ポイントとした場合、その評価は「書かれている」か「書かれていない」かのどちらかしかなく、しかもそのどちらであるかは一義的に判断される。そこで、「○○」というキーワードが書かれている場合には、例えば「○○というキーワードが用いられており、よく理解されています」というコメントを選択するように設定し、このキーワードが書かれていな場合には、例えば「ここでは、○○というキーワードを用いることが理解を示すポイントですので、必ず用いましょう」というコメントを選択するように設定しておけば、添削者による添削のバラつきは起こり得ない。そして、一つの問題について、このように客観的、一義的に選択可能な解答ポイントのみを複数設定し、それぞれ一義的に判断される結果ごとに予め作成されたコメントを一対一に対応付けておけば、これらの解答ポイントごとのコメントをつなぎ合わせることで、添削者によるバラつきのない客観的な添削が可能となる。しかし、このような客観的な添削を可能にするための技術は未だ開示されていない。さらに、管理者等が行う添削コメントの作成を、GUI(Graphical User Interface)環境により効率的に操作可能に表示できる画面を用いて迅速に行えるようにすることも有用であるが、かかる技術も未だ開示されていない。
さらに、問題のダウンロード等のインターネット端末画面上での処理についても、単に複数の画面のうち既に生成済みの画面と未生成の画面を区別して一覧できるだけでは、例えばまだ解答をアップロードしていないうちに模範解答をダウンロードするといった誤操作や不正な操作を防ぐことはできないし、また、特に多数の問題が処理対象になっている場合に、それぞれの問題の現在の状況がどの時点にあるのか(解答アップロード前か、解答アップロード後模範解答ダウンロード前かなど)をひと目で把握することも困難である。そこで、受講者端末における問題ダウンロード、解答アップロード、模範解答ダウンロード、添削結果ダウンロード等のための画面の表示を、GUI環境により効率的に操作可能にし、例えば解答のアップロード後でなければ模範解答のダウンロード操作を行えないようにしたり、全問題の現在の状況が一の画面上に一覧可能に表示されるようにしたりする必要があるが、かかる操作が可能にするための技術も未だ開示されてない。
そこで、本発明の解決すべき課題は、第一に、研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うためのシステムを提供することにある。また、第二に、多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することにある。第三に、受講者端末における問題ダウンロード、解答アップロード、模範解答ダウンロード、添削結果ダウンロード等のための画面の表示を、GUI環境により効率的に操作可能にするためのシステムを提供することにある。そして、これらの課題の解決を通じて、受講生に対してそのニーズや適性に応じた適切な問題を提供し、これを客観的・効率的に評価して添削し、かつ受講生にとっても利用しやすい、質の高い研修機会を提供することにある。
以上の課題を解決するため、本発明のうち、請求項1に記載の発明は、管理者サーバと、受講者端末とからなる研修システムであって、管理者サーバは、問題を受講者端末に送信する問題送信部と、答案を受講者端末から受信する答案受信部と、模範解答を受講者端末に送信する模範解答送信部と、添削コメントを生成する添削コメント生成部と、添削コメントを送信する添削コメント送信部と、サーバ制御部とを有し、受講者端末は、問題を受信する問題受信部と、答案を送信する答案送信部と、模範解答を受信する模範解答受信部と、添削コメントを受信する添削コメント受信部とを有し、管理者サーバのサーバ制御部は、受講者端末に対して問題を送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けず、その答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしない制御をする順番制御手段を有する研修システムを提供する。また、請求項2に記載の発明は、管理者サーバのサーバ制御部の順番制御手段に代えて、受講者端末は、問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができず、その答案を送信した後でなければその問題に対する模範解答の受信の要求をすることができないよう制御する受講者端末制御部を有する請求項1に記載の研修システムを提供する。また、請求項3に記載の発明は、管理者サーバの添削コメント生成部は、利用者からコメントを登録させるためのコメント登録手段と、登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する定型コメント表示手段と、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを定型コメント表示手段に表示されている定型コメントから選択する定型コメント選択手段と、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるためのコメント編集手段とを有する請求項1又は2に記載の研修システムを提供する。また、請求項4に記載の発明は、管理者サーバの添削コメント生成部は、問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる解答ポイント登録手段を有し、前記コメント登録手段、定型コメント表示手段、定型コメント選択手段は、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択、を行わせ、又は行う請求項3に記載の研修システムを提供する。また、請求項5に記載の発明は、管理者サーバの添削コメント生成部は、解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するための充足性入力手段を有し、前記コメント登録手段は、前記充足の有無に応じたコメントの登録が可能であり、前記定型コメント選択手段は、前記充足性入力手段の入力に応じて該当する定型コメントを選択する充足性依存選択器を有する請求項4に記載の研修システムを提供する。また、請求項6に記載の発明は、管理者サーバの添削コメント生成部は、解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するための配点入力手段と、前記充足性入力手段によるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出する採点手段とを有する請求項5に記載の研修システムを提供する。また、請求項7に記載の発明は、送信すべき問題を蓄積する問題蓄積部と、問題蓄積部に蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持する送信ルール保持部と、保持された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択する送信ルール選択部とを有し、問題送信部は選択された送信ルールに従って送信をする請求項1から6のいずれか一に記載の研修システムを提供する。また、請求項7に記載の発明は、送信すべき問題を蓄積する問題蓄積部と、問題蓄積部に蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持する送信ルール保持部と、保持された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択する送信ルール選択部とを有し、問題送信部は選択された送信ルールに従って送信をする請求項1から6のいずれか一に記載の研修システムを提供する。
また、請求項8に記載の発明は、管理者サーバから受講者端末に対して問題を送信し、受講者端末において当該問題を受信する問題送受信ステップと、前記問題送受信ステップにおいて受講者端末において受信した問題に対する答案を、受講者端末から管理者サーバに対して送信する答案送信ステップと、前記答案送信ステップにて送信された答案が受講者端末に対して送信済みの問題に対するものであるか否かの判断ステップと、前記判断ステップにおける判断結果が送信した問題に対するものであるとの判断結果である場合に、答案の受信を受け付ける答案受信受付ステップと、模範解答の問題にかかる答案を受信した場合に、前記模範解答を管理者サーバから受講者端末に対し送信し、受講者端末において前記模範解答を受信する模範解答送受信ステップと、添削コメントを生成する添削コメント生成ステップと、前記添削コメント生成ステップにて生成した添削コメントを管理者サーバから受講者端末に対し送信し、受講者端末において前記添削コメントを受信する添削コメント送受信ステップとを有する研修方法を提供する。また、請求項9に記載の発明は、前記答案送信ステップにて送信された答案が受講者端末に対して送信済みの問題に対するものであるか否かの判断ステップに代えて、管理者サーバに対して送信する答案の問題を受信したか否かの判断ステップを有するとともに、模範解答にかかる答案を送信したか否かの判断ステップと、前記模範解答にかかる答案を送信したか否かの判断ステップにおける判断結果が、送信したとの判断結果である場合に、模範解答送信要求を送信する模範解答送信要求送信ステップとをさらに有する請求項8に記載の研修方法を提供する。また、請求項10に記載の発明は、前記添削コメント生成ステップは、利用者からコメントを登録させるためのコメント登録サブステップと、登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する定型コメント表示ステップと、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを定型コメント表示手段に表示されている定型コメントから選択する定型コメント選択ステップと、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるためのコメント編集ステップとを有する請求項8又は9に記載の研修方法を提供する。また、請求項11に記載の発明は、前記添削コメント生成ステップは、問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる解答ポイント登録サブステップをさらに有し、前記コメント登録サブステップ、定型コメント表示サブステップ、定型コメント選択サブステップにおける処理は、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行うものである請求項10に記載の研修方法を提供する。また、請求項12に記載の発明は、前記添削コメント生成ステップは、前記解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するための充足性入力サブステップをさらに有し、前記コメント登録サブステップにおいては、前記充足性入力サブステップにおける充足の有無に応じたコメントの登録が可能であり、前記定型コメント選択サブステップにおける処理には、前記充足性入力サブステップにての入力に応じて該当する定型コメントを選択する処理を含む請求項11に記載の研修方法を提供する。また、請求項13に記載の発明は、前記添削コメント生成ステップは、解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するための配点入力サブステップと、前記充足性入力サブステップによるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出する採点サブステップとを有する請求項12に記載の研修方法を提供する。請求項14に記載の発明は、送信すべき問題を蓄積する問題蓄積ステップと、前記問題蓄積ステップにて蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数取得する送信ルール取得ステップと、前記送信ルール取得ステップにて取得された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択する送信ルール選択ステップとをさらに有し、前記問題送信ステップにおいては選択された送信ルールに従って送信をすることを特徴とする請求項8から13のいずれか一に記載の研修方法を提供する。
本発明により、第一に、研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うためのシステムを提供することが可能となる。また、第二に、多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。第三に、受講者端末における問題ダウンロード、解答アップロード、模範解答ダウンロード、添削結果ダウンロード等のための画面の表示を、GUI環境により効率的に操作可能にするためのシステムを提供することが可能となる。そして、これらを通じて、受講生に対してそのニーズや適性に応じた適切な問題を提供し、これを客観的・効率的に評価して添削し、かつ受講生にとっても利用しやすい、質の高い研修機会を提供することが可能となる。
以下に、本発明の実施例を説明する。実施例と特許請求の範囲の請求項の相互の関係については、実施例1は主に請求項1、請求項8などに関し、実施例2は主に請求項2、請求項9などに関し、実施例3は主に請求項3、請求項10などに関し、実施例4は主に請求項4、請求項11などに関し、実施例5は主に請求項5、請求項12などに関し、実施例6は主に請求項6、請求項13などに関し、実施例7は主に請求項7、請求項14などに関する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<概要>
本実施例の研修システムは、管理者サーバと、受講者端末とからなり、これらの間で問題、答案、模範解答を送受信するとともに、管理者サーバが添削コメントを生成して受講者端末に送信する手段を有するものである。また、管理者サーバが、受講者端末に対して問題を送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けず、その答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしない制御をする手段を有するものである。
<構成>
図1は、本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺機器などから構成されるハードウェアと、これらのハードウェア上にて実行可能なソフトウェアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。
図1に示すように、本実施例の「研修システム」0100は、「管理者サーバ」0110と、「受講者端末」0120とからなる。「管理者サーバ」は、「問題送信部」0111と、「答案受信部」0112と、「模範解答送信部」0113と、「添削コメント生成部」0114と、「添削コメント送信部」0115と、「サーバ制御部」0116とを有する。「受講者端末」は、「問題受信部」0121と、「答案送信部」0122と、「模範解答受信部」0123と、「添削コメント受信部」0124とを有する。
まず、管理者サーバの各部の構成について説明する。「問題送信部」は、問題を受講者端末に送信するように構成されている。「答案受信部」は、答案を受講者端末から受信するように構成されている。「模範解答送信部」は、模範解答を受講者端末に送信するように構成されている。「添削コメント生成部」は、添削コメントを生成するように構成されている。「添削コメント送信部」は、添削コメントを送信するように構成されている。「サーバ制御部」は、受講者端末との間の送受信を制御するためのものであり、「順番制御手段」0117を有する。「順番制御手段」は、受講者端末に対して問題を送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けず、その答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしない制御をするように構成されている。
順番制御手段が、受講者端末に対して問題を送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けない制御をするように構成したのは、問題を送信していないのに答案が返信されてくることは本来あり得ないはずであり、にもかかわらず送信していない問題の答案が返信されてくるのは何らかのエラー(例えば、問題の取り違えにより、送信された他の問題に対する答案を、未送信の問題の答案として返信した場合など)が生じていることが明らかであるから、そのような答案を受け付けないことで、問題、答案の正しい送受信の流れを確保することにある。また、同手段が、その答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしない制御をするように構成されるのは、例えばまだ答案をアップロードしていないうちに誤操作や不正な操作により模範解答がダウンロードされることを防ぐことを目的とする。
また、「添削コメント生成部」が行う添削コメントの生成は、例えば本システムが予め保持する添削コメント生成用情報を利用して行われる。この添削コメント生成用情報は、答案の解答ポイントごとに客観的に選択可能な評価とこれに対応するコメントとを一対一に対応付けたものである。この解答ポイントは、答案の採点基準となるべき要素であって、そのポイントがクリアできているか否かを客観的基準で誰が判断しても同じ結果になるように設定されたものである。例えば、答案の解答ポイントは「解答中に○○というキーワードが用いられていること」といったものが該当する。この場合にはそのキーワードが答案中に用いられているか否かは一義的に判断可能である。そこで、この場合の「選択可能な評価」とは、「解答中に○○というキーワードが用いられている」、「解答中に○○というキーワードが用いられていない」の二つを意味する。そして、前者の評価には例えば「○○というキーワードが用いられており、よく理解されています」というコメントが対応付けられ、後者の評価には例えば「ここでは、○○というキーワードを用いることが理解を示すポイントですので、必ず用いましょう」というコメントが対応付けられる。そして、一つの問題にこのような客観的に評価、選択可能なコメントが対応付けられたものが、複数の解答ポイントについて設定され、これら解答ポイントごとに一義的に選択されたコメントをつなぎ合わせることで答案全体に対するコメントである「添削コメント」が生成されように構成される。
ここで、かかる添削コメント生成用情報に基づく添削コメント生成の要領の一例を、具体的な問題の例を用いて説明する。本例では、問題送信部は、(表1)に示す問題を送信したとする。
Figure 2007264117
ここで、本システムは、予め本問題に対する模範解答として(表2)に示す情報を保持している。
Figure 2007264117
また、本システムは、予め本問題に対する添削コメント生成用情報として(表3)に示す情報を保持している。
Figure 2007264117
本例では、答案の解答ポイントは8つに分かれており(ただし答案の内容によっては評価対象とならないポイントもある)、各解答ポイントについて、そのポイントがクリアできている場合は「Yesの場合のコメント」、クリアできていない場合は「Noの場合のコメント」という形で、解答ポイントとこれに対応するコメントとが一対一に対応付けられている。
ここで、本問題を送信した受講者端末から(表4)に示す答案が送付されてきたとする。
Figure 2007264117
これに対し、本システムの添削コメント生成部は、(表3)に示した添削コメント生成用情報を利用して本答案に対する添削コメントを生成する。これは、添削者が答案の内容を当該添削コメント生成用情報中の各解答ポイントに照らして、「Yes」であるか「No」であるかを一つ一つ判断して、それぞれに対応付けられているコメントを選択したものに基づいて、これらの選択されたコメントをつなぎ合わせることで生成される。ただし、ここでの添削者の判断は、客観的、一義的に行われるのであって、主観的な判断が介入する可能性は全くない。つまり、添削者はあくまで、本システムが行う添削コメントの生成のきっかけとしてのマウス等による入力信号を発信するためのトリガーに過ぎず、添削コメントの生成処理自体はすべて本システムが実行する。本答案の場合、上記添削コメント生成用情報中の各解答ポイントに照らしたYes又はNoの判断結果は、(表5)のようになる。
Figure 2007264117
そして、それぞれの解答ポイントに対応付けられているコメントを選択してつなぎ合わせることで(表6)に示すような添削コメントが生成される。
Figure 2007264117
なお、上述のように、答案の内容によっては評価対象とならないポイントもある。例えば、上の具体例において、(表3)に示した解答ポイントのうち「2」についての評価の結果が「Yes」の場合は、解答ポイント「3」及び「4」については評価対象とする必要がない。この場合、コメント生成部は、解答ポイント「2」についての評価を行った後、「3」、「4」を飛ばして直ちに解答ポイント「5」の評価に移行するように構成されていることが望ましい。この場合、管理者サーバの端末に表示される添削用画面上には、評価対象とならない解答ポイントは表示されないようにすることが望ましい。例えば、前出の図2に示した画面において、「2」を表示して「Yes」のコメント選択ボタンをクリックすると、「3」、「4」の表示が消えるとか、クリックしても表示できないようになるとか、自動的に「5」の画面が表示されるようになるといったようなものが考えられる。
なお、(表6)に示すように、本実施例のシステムが生成する添削コメントは、(表5)に示した添削コメント生成用情報中の各解答ポイントに照らしたYes又はNoの判断結果を予め記憶された添削コメントを生成するためのプログラムを実行することで、その順序どおりに自動的に配列されたものである。ただし、本実施例とは異なるが、添削者の操作に基づいて、各コメントの並べる順番を入れ替えたり、添削者が添削コメントの客観性を失わない範囲で自由に作成したコメントを挿入したりといったことを加えて添削コメントを生成するようにしてもよい。これにより、より滑らかな表現で読みやすく、かつより一層答案の内容に即したきめの細かい添削コメントの作成が可能となる。
なお、以上の例では、解答ポイントごとのコメント選択がYes/Noにより二者択一になされる場合の例で説明したが、これに限られず、三者以上から選択されるものであってもよい(例えば全体字数について「200字以内」、「200字超400字以内」、「400字超」の中から該当する一つを選択する場合が該当する)。要するに、選択が客観的、一義的に可能であればよい。
また、以上の例では示されていないが、添削コメント生成用情報中の各解答ポイントが得点と関連付けられていてもよい。例えば、解答ポイントごとに、Yesの場合は何点、Noの場合は何点といった得点を割り振ることが考えられる。この結果、各解答ポイントの得点を合計した総合得点が算出可能となるので、さらにこの総合得点に応じたコメントを上述の解答ポイントごとの添削コメント生成用情報に追加してもよい。この添削コメント生成用情報は、例えば総合得点が100点満点中75点以上であれば「よくできました。本設問においては合格レベルです。」、50点以上75点未満であれば「合格レベルまであと一歩です。しっかり復習してください。」といったものである。そこで、これを利用すれば、例えば、(表6)に示した解答ポイントごとの添削コメントに加え、「5 総合評価」として、当該コメントを追加して添削コメントを生成することが可能となる。
かかる添削コメント生成用情報を利用した添削コメントの作成は、例えば、添削者が管理者サーバに設けられた添削用の端末画面を見ながら添削コメント作成用情報を表示し、当該表示に基づいて選択し、これらを一つにまとめるといった操作を行い、かかる操作に伴いマウスなどで入力される信号に基づいて実行される。その具体的な処理要領は後述するハードウェア構成の中で説明する。
図2は、本実施例の研修システムの表示画面の一例を示す図であって、管理者等の操作に基づく添削コメントの生成を、管理者等に対しGUI環境による効率的な操作を促すことを可能にするためにディスプレイ上に表示される画面の一例を示したものである。ここでは、上述の(表1)で示した問題、答案等の例を用いて説明する。本図の例では、最上段に解答ポイントの番号を選択するための1から8までの数字が選択可能に表示されている。これは上述の(表3)で示した8つの解答ポイントに対応するものである。なお、1から8の番号はチェックボックスにより選択可能に表示されていてもよく、どのように表示するかは当業者の適宜の設計事項である。そして、例えば利用者(管理者、添削者など当該画面を見ながら添削コメントの生成のための操作をする者をいう。以下同じ。)がマウスを用いて画面上のマウスポインターを「1」に移動させてマウスボタンをクリックすることにより「1」を選択した場合、その下段にある解答ポイント表示欄に、1に対応する「結論を冒頭に述べているか」という解答ポイントが表示される。そして、当該解答ポイントにつき(表4)に示した答案に対して利用者が行った「Yes」との判断結果に基づいて、同欄の右に設けられた「Yes/No」の選択ボタンのうち「Yes」がクリックされると、その下のコメント表示欄に、(表3)で解答ポイント1のYesの場合のコメントとして示した「結論を冒頭に述べている点は、相手に伝わりやすくとても素晴らしいです。」云々というコメントが表示される。そして、利用者がこのコメントを添削コメント生成用に選択するため、「コメント選択」ボタンをクリックすると、当該コメントは最下段の添削コメント編集用の欄に複写されて貼り付けられる。次に、解答ポイント2についても、同様の操作が行われ、最終的に添削コメント編集用欄に、上述の解答ポイント1についてのコメントに続けて解答ポイント2についてのコメントが貼り付けられる。そして、かかる操作が繰り返される結果、1から8までのすべての解答ポイントについてのコメントが順番につなぎ合わされた形で表示される。なお、本図の表示に加え、答案も合わせて表示するようにしてもよい。これにより利用者は同一画面上で答案を見ながら上記の操作を容易に行うことが可能となる。
次に、本実施例の研修システムの管理者サーバのハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例の管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図である。本図に示すように、本実施例の管理者サーバの「問題送信部」と、「答案受信部」と、「模範解答送信部」と、「添削コメント送信部」とは、それぞれ「記憶装置」0301と、「メインメモリ」0302と、「CPU」0303と、「インターフェイス」0304とから構成される。「添削コメント生成部」は、「記憶装置」と、「メインメモリ」と、「CPU」とから構成される。また、以上の各部は本図の例に示すように「ディスプレイ」0305を有していることが望ましい。また、「サーバ制御部」は、「記憶装置」と、「メインメモリ」と、「CPU」とから構成される。これらは「システムバス」0306などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置はCPUによって実行される各種プログラムなどを記憶している。またメインメモリは、プログラムがCPUによって実行される際の作業領域であるワーク領域を提供する。また、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。
まず、問題送信にかかるハードウェア構成の一例について説明する。記憶装置には予め送信するための問題(通例は複数の問題)が記憶されている。また、記憶装置には送信プログラムも記憶されており、例えばコンピュータの電源投入により当該プログラムが自動的にメインメモリのワーク領域に展開されて常駐する。そして管理者の操作、例えばディスプレイ上に表示された複数の問題の中からマウスなどを用いて特定の問題を示すアイコンなどをクリックするなどによりなされた入力操作に基づく入力信号をCPUが受け付けると、CPUは、当該プログラムを実行することにより、記憶装置に記憶された問題中から当該特定された問題を選択して読み出し、メインメモリのデータ領域に一旦保持する。この選択は、例えば、各問題とこれを識別するための識別情報が関連付けられており、入力信号に含まれる問題の識別情報に基づいて、記憶装置に記憶されている問題に関連付けられている識別情報と照合することにより実行される。そして、このようにして一旦メインメモリに保持された問題を、インターフェイスを介して受講者端末に対して送信する。
次に、答案受信にかかるハードウェア構成の一例について説明する。記憶装置には予め受信プログラムが記憶されており、例えばコンピュータの電源投入により当該プログラムがメインメモリのワーク領域に展開される。そして、受講者端末からインターネットなどにより答案が送信されてくると、答案受信部は当該プログラムを実行して当該答案を受信する。ただしその際、本実施例のシステムはその答案にかかる問題を受講者端末に対して送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けない。換言すれば、当該受講者端末に送信された問題に対する答案でなければ、その答案を受け付けないようになっている。この処理は、例えば以下のような構成により実行可能となる。
サーバ制御部を構成する記憶装置は、予め、制御プログラムを記憶している。また、どの受講者端末にどの問題を送信したかの履歴情報も記憶装置に記憶している。この履歴情報は、例えば受講者端末を識別するための識別情報と、当該受講者端末に送信された問題を識別するための識別情報とを一対一に対応付けたテーブルの形で記憶されている。一方、受講者端末から答案が送信されてくる場合、当該答案には、受講者端末を識別するための識別情報と、その答案にかかる問題を識別するための識別情報とが関連付けられている。そこで、サーバ制御部は、答案が送信された場合に、この答案に関連付けられた受講者端末の識別情報と問題の識別情報とに基づいて上記の履歴情報と照合することにより、その答案がその受講者端末に対して送信された問題に対するものであるか否かを判断する。そして、その受講者端末に対して送信された問題に対するものであると判断された場合に限り、答案受信部はその答案を受信する。受信した答案はメインメモリに一旦保持される(さらに記憶装置に記憶されてもよい)。
次に、模範解答送信にかかるハードウェア構成の一例について説明する。記憶装置には各問題の模範解答が記憶されている。そして管理者の操作、例えばディスプレイ上に表示された模範解答を送信するためのアイコンをマウスなどを用いてクリックすることによりなされた入力に基づく入力信号を模範解答送信部を構成するCPUが受け付けると、CPUは、送信プログラムを実行することにより、記憶装置に記憶された模範解答中から当該模範解答を選択し、これを読み出してメインメモリのデータ領域に一旦保持したのち、当該選択された問題をインターフェイスを介して受講者端末に対して送信する。この選択の要領は、上述の問題送信の場合と同様である。その際、本実施例のシステムはその答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしないようになっているが、その答案を受け付けたか否かの判断も、答案受信について上で説明したところと同様の要領で処理される。
なお、管理者の上記操作は、ディスプレイ上に表示された複数の模範解答にかかるアイコンの中から選択して行うものであってもよいが、好適には、ディスプレイ上に送信可能な模範解答、即ち、その答案の受信を受け付けた問題にかかる模範解答のアイコンだけが表示される。これにより、管理者にとってはディスプレイ上の表示の中から送信可能な模範解答を選び出す手間を省くことができる。このような表示を実現する方法としては、例えば、答案の受信を受け付けると、CPUが、この答案に関連付けられた問題の識別情報に基づいて当該答案にかかる問題の模範解答を選択し、この選択した模範解答の送信のためのアイコンだけをディスプレイに表示するためのプログラムを実行してかかる表示を行うというものが考えられる。
あるいは、模範解答の送信を管理者の操作を待って(入力操作に基づく入力信号をトリガーとして)行うのではなく、答案を受信するとCPUが自動的に送信するようにしてもよい。具体的には、例えば、制御プログラム中に「答案を受信した場合には、その答案の送信元の受講者端末に対しその答案の問題にかかる模範解答を送信せよ」との命令情報が含まれており、CPUが当該プログラムを実行することでこの処理が実現される。この場合、答案を受信する際に、これに関連付けられて送信されたその答案にかかる問題の識別情報も受信されるので、CPUは、この問題の識別番号に基づいて、当該識別番号と関連付けられて記憶されている模範解答を自動的に選択する。そして、当該模範解答を一旦メインメモリに読み出して保持した後、答案の送信元の受講者端末に送信する。なお、受講者端末の特定は、例えば答案に関連付けられた受講者端末の識別情報に基づいてなされる。
次に、添削コメントの生成及び送信にかかるハードウェア構成の一例について説明する。記憶装置には予め添削コメント生成プログラムが記憶されている。また添削コメント生成用情報も記憶されている。この情報は、前述のように答案の解答ポイントとこれに対応するコメントとを一対一に対応付けたものである。そして、例えば添削者によってディスプレイに表示された添削コメント生成用情報の中から解答ポイントごとにコメントをマウスなどを利用して選択して入力された入力信号を添削コメント生成部を構成するCPUが受け付けると、メインメモリに展開された添削コメント生成プログラムを実行して添削コメントを生成する。具体的には、例えば図2に示したような表示画面上でコメントが選択されると、当該コメントを添削コメント生成欄に表示するように構成される。そして、各コメントが順次選択されて添削コメント生成欄に表示された結果、これらのコメントがつなぎ合わされて一まとまりの添削コメントが生成される。なお、これに、添削者の操作に基づいて、各コメントの並べる順番を入れ替えたり、自由に作成されたコメントを挿入したりといったことを加えて生成されてもよい。
次に、受講者端末の各部の構成について説明する。「問題受信部」は、管理者サーバから送信された問題を受信するように構成されている。「答案送信部」は、管理者サーバに対して答案を送信するように構成されている。「模範解答受信部」は、管理者サーバから送信された模範解答を受信するように構成されている。「添削コメント受信部」は、管理者サーバから送信された添削コメントを受信するように構成されている。これらの送受信の順序は、上述した管理者サーバ側の制御手段(サーバ制御部の順番制御手段)によって制御される結果、管理者サーバから問題を受信した後でなければその問題の答案を送信して受け付けてもらえず、またその答案の送信が管理者サーバに受け付けられた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしてもらえない(従って受信できない)という順序となる。
次に、本実施例の研修システムの受講者端末のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例の受講者端末のハードウェア構成の一例を示す概略図である。本図に示すように、本実施例の受講者端末の「問題受信部」と、「答案送信部」と、「模範解答受信部」と、「添削コメント受信部」は、それぞれ「記憶装置」0401と、「メインメモリ」0402と、「CPU」0403と、「インターフェイス」0404とから構成される。また、これらは同図の例に示すように「ディスプレイ」0405を有していることが望ましい。これらは「システムバス」0406などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
以上の送受信にかかる具体的処理のためのハードウェア構成については、管理者サーバの各送信手段、受信手段にかかるハードウェア構成について説明したところと基本的に同様である。ただし、受講者端末が誤って未だ受信していない問題の答案を送信したために、管理者サーバがその答案の受信を受け付けなかった場合にその旨の警告メッセージを表示するようになっていることが望ましい。かかる処理を実行するための構成としては、例えば、記憶装置が予め警告メッセージを記憶しており、管理者サーバがかかる受信を受け付けない処理をした場合に管理者サーバから送信される送信エラーメッセージを受信した場合に、記憶装置から当該警告メッセージを読み出してメインメモリに一旦保持した後、これをディスプレイに表示するといったものが考えられる。
なお、以上の構成に加え、管理者サーバは、受講者端末に対し問題を送信可能な状態(即ち、受講者端末において受信可能な状態)にした場合や、同様に添削コメントを受講者端末に送信可能な状態にした場合に、その旨をメール等で通知する手段を有していてもよい。これらの場合、受講者端末は、メールを受信する手段を有する。これにより、これらの事実に対する受講者の注意喚起を促すことが可能となる。さらに、管理者サーバは、答案の提出期限が迫ってきた場合に、受講者端末に対しその旨の警告を送信する手段や、当該提出期限経過後に遅延答案を受け付ける場合にその受付期間などに関する情報を送信する手段を有していてもよい。これらの場合、受講者端末は、当該送信された警告や受付期間などに関する情報を受信するとともに、これを端末の画面に表示するように構成される。この表示は、送信後提出期限到来まで、あるいは受付期間満了まで常時表示するようにしてもよいし、受信後一定期間だけ表示するようにしてもよい。これにより、これらの事実に対しても受講者の注意喚起を促すことが可能となる。
以上の説明においては、主に、添削コメントの生成を、管理者サーバにおいて行う場合を念頭に置いて説明した。このほか、本実施例とは異なるが、管理者サーバとは別に添削者端末が設けられており、添削コメントの生成、送信はこの添削者端末を用いて行うように構成されていてもよい。図5は参考までに、かかる添削者端末が設けられる場合の機能ブロックの一例を示す図である。この場合、「受講者端末」0520の「第一答案送信部」0522が送信した答案を「管理者サーバ」0510の「第一答案受信部」0512が受信する。当該答案は、「管理者サーバ」の「第二答案送信部」0513がこれを「添削者端末」0530に送信し、「添削者端末」の「第二答案受信部」0531が受信する。「添削者端末」においては、添削コメントが生成されて送信される。従って、この場合「添削コメント生成部」0532と「添削コメント送信部」は添削者端末に設けられることになる。なお、添削コメントの送信先は、管理者サーバであっても受講者端末であってもよい。図5は前者の場合を示す。この場合、「添削者端末」に管理者サーバに添削コメントを送信するための「第一添削コメント送信部」0533が、「管理者サーバ」に送信された当該添削コメントを受信するための「第一添削コメント受信部」0515が、それぞれ設けられる。また、「管理者サーバ」に受講者端末に添削コメントを送信するための「第二添削コメント送信部」0516が、「受講者端末」に送信された当該添削コメントを受信するための「第二添削コメント受信部」0524が、それぞれ設けられる。
次に、本実施例の研修システムにおける問題、答案、模範解答及び添削コメントの送受信等の要領について説明する。図6は、本実施例の研修システムの管理者サーバと受講者端末の間で行われるこれらの送受信等の要領の一例を示す概念図である。同図に示すように、(1)まず、管理者サーバは、受講者端末に対し、問題を送信する。次に(2)受講者端末は、管理者サーバに対し、答案を送信する。その際、管理者サーバは、その答案に対する問題を受講者端末に送信した後でなければ、換言すれば、その答案が既に受講者端末に対して送信した問題に対するものでなければ、その答案の受信を受け付けない。次に、(3)管理者サーバは、受講者端末に対し、模範解答を送信する。その際、管理者サーバは、その模範解答の問題に対する答案の受信をその受講者端末から受け付けた後でなければ、その問題に対する模範解答の送信をしない。次に、(4)管理者サーバは、受講者端末から受け付けた答案に対する添削コメントを生成する。さらに、(5)管理者サーバは、受講者端末に生成した添削コメントを送信する。
以上においては、添削コメント生成用情報が予め記憶装置に記憶されている場合を念頭に置いて説明した。しかし、本実施例の研修システムはこのようなものに限らず、管理者サーバが自ら添削コメント生成用情報の作成を行うように構成されていてもよい。この場合、例えば、利用者からコメントを登録させるための手段と、登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する手段と、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを前記の表示手段に表示されている定型コメントから選択する手段と、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるための手段とを有するような構成が考えられるが、その具体的構成については、後述する。
<処理の流れ>
図7は、本実施例の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図である。本例における処理の流れは以下のステップを有する。まず、問題送受信ステップS0701において、研修システムは、管理者サーバから受講者端末に対して問題を送信し、受講者端末において当該問題を受信する。次に答案送信ステップS0702において、研修システムは、受講者端末から管理者サーバに対して、前記ステップS0701において受講者端末が受信した問題に対する答案を送信する。次に、前記ステップS0702にて送信された答案がステップS0701にて受講者端末に対して送信済みの問題に対するものであるか否かの判断ステップS0703において、当該答案が送信した問題に対するものであると研修システムが判断した場合、答案受信受付ステップS0704において、研修システムは、当該答案の受信を受け付ける。次に、送信する模範解答は受信を受け付けた答案に対するものであるかの判断ステップS0705において、当該模範解答が受信を受け付けた答案に対するものであると研修システムが判断した場合、模範解答送受信ステップS0706において、研修システムは、受講者端末に対して模範解答を送信し、受講者端末において当該模範解答を受信する。次に、添削コメント生成ステップS0707において、研修システムは、添削コメントを生成する。さらに、添削コメント送受信ステップS0708において、研修システムは、前記ステップS0707にて生成した添削コメントを管理者サーバから受講者端末に対し送信し、受講者端末において当該添削コメントを受信する。なお、添削コメントの生成ステップS0707及び添削コメントの送受信ステップS0708における処理は、模範解答送受信ステップS0706における処理より先になされてもよい。
<効果>
本実施例の研修システムにより、第一に、研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うためのシステムを提供することが可能となる。また、第二に、多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。第三に、受講者端末における問題ダウンロード、解答アップロード、模範解答ダウンロード、添削結果ダウンロード等のための画面の表示を、GUI環境により効率的に操作可能にするためのシステムを提供することが可能となる。そして、これらを通じて、受講生に対してそのニーズや適性に応じた適切な問題を提供し、これを客観的・効率的に評価して添削し、かつ受講生にとっても利用しやすい、質の高い研修機会を提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の研修システムは、基本的に実施例1の装置と共通するが、管理者サーバのサーバ制御部の順番制御手段に代えて、受講者端末は、問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができず、その答案を送信した後でなければその問題に対する模範解答の受信の要求をすることができないよう制御する手段を有する。即ち、実施例1では答案送信等の順番を制御する手段が管理者サーバ側にあったのに対し、本実施例では、この手段が受講者端末側にある点に特徴を有する。
<構成>
図8は、本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本実施例の「研修システム」0800は、実施例1の研修システムと基本的に共通する。ただし、当該システムでは、管理者サーバのサーバ制御部の順番制御手段に代えて、「受講者端末」0820は「受講者端末制御部」0825を有する。「受講者端末制御部」は、問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができず、その答案を送信した後でなければその問題に対する模範解答の受信の要求をすることができないよう制御するように構成されている。このため、本実施例の研修システムの受講者端末は、管理者サーバに対して模範解答の送信要求を行うための手段を有していることが望ましい。
問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができず、その答案を送信した後でなければその問題に対する模範解答の受信の要求をすることができないよう制御するための具体的構成は、実施例1でサーバ制御部の構成について述べたところと同様である。
図9は、本実施例の研修システムの受講者端末のハードウェア構成の一例を示す概略図である。本図に示すように、本実施例の受講者端末の構成は実施例1で説明した受講者端末のハードウェア構成と基本的に共通する。ただし、本実施例の研修システムは、「受講者端末制御部」を有するところ、同部は、「記憶装置」0901と、「メインメモリ」0902と、「CPU」0903とから構成される。
ここで、受講者端末側における答案送信等にかかる制御を行うためのハードウェアの具体的構成について説明する。まず、問題受信にかかるハードウェア構成の一例について説明する。記憶装置には予め受信プログラムが記憶されており、コンピュータの電源投入により当該プログラムはメインメモリのワーク領域に展開される。そして、管理者サーバからインターネットなどにより問題が送信されてくると、問題受信部は当該プログラムを実行して当該問題を受信する。受信した問題はメインメモリのデータ領域に記憶される(さらに記憶装置に記憶されてもよい)。
次に、答案送信にかかるハードウェア構成について説明する。なお、答案送信に先立って答案を生成してもよい。この答案生成は、例えば、受信した問題をディスプレイに表示し、当該表示された問題を見ながら受講者が受講者端末側に備えられたワードプロセッシング機能を利用してキーボードなどにより行った入力に基づいて行われる。そして、生成された答案は一旦メインメモリのデータ領域に蓄積される。あるいは、本システム外で生成された答案を取得してメインメモリに蓄積するようにしてもよい。そして、答案送信部が、メインメモリに展開された送信プログラムを実行することにより、メインメモリに蓄積された当該答案をインターフェイスを介して管理者サーバに対して送信する。
この時、受講者端末は、問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができない。かかる処理は、例えば以下のような構成を通じて実現される。即ち、受講者端末制御部は、予め、制御プログラムを記憶装置に記憶している。また、受信した問題の履歴情報も記憶装置に記憶している。この中には問題内容そのものにかかる情報と、その問題を識別するための識別情報とが関連付けられて記憶されている。そして、答案を生成する際には、生成した答案とその問題の識別情報と関連付けて記憶する。そこで、答案の送信に先って、受講者端末制御部は、送信しようとする答案に関連付けられている識別情報が既に受信した問題の識別情報として前記の履歴情報の一部として記憶されている識別情報の中に含まれているか否かを照合して判断する。この結果、含まれていると判断された場合に限り、当該答案は管理者サーバに対して送信される。送信した答案の問題の識別情報は、答案送信済みであることを示す情報と関連付けてメインメモリに一時保持される(さらに記憶装置に記憶されてもよい)。
次に、模範解答の受信にかかるハードウェア構成の一例について説明する。管理者サーバから模範解答を受信したい場合、受講者端末は模範解答の送信を要求するための要求情報を管理者サーバに対して送信するが、その際、当該要求情報中には、問題を識別するための識別情報が含められる。そして、受講者端末制御部は、この要求情報中に含まれる識別情報が、答案を送信済みの問題にかかる識別情報に含まれるかを判断する。この判断は、例えば、当該識別情報が、上記の処理によって答案送信済みであることを示す情報と関連付けられたものであるか否かを照合することにより実行される。そして、答案を送信した後であると判断された場合に限り、受講者端末はその問題に対する模範解答の受信の要求情報を管理者サーバに対し送信することでかかる要求を行う。
その余のハードウェア構成は、実施例1で述べた受講者端末の構成と同様であるから、説明を省略する。
さらに、上述の制御を実効あらしめるためには、受講者端末のユーザである受講者が端末のディスプレイを見ながら答案送信、模範解答送信要求等のための操作をする際に、GUI環境の下で、上記制御に沿った操作を促すように操作用のボタン等が表示されるようになっていることが望ましい。具体的には、例えば問題の受信がされて初めて答案の送信のための操作を行うためのボタンが表示されるとか、答案の送信がなされて初めて模範解答の送信要求のための操作のためのボタンが表示されるといったことが考えられる。
図10は、研修システムの表示画面の一例を示す図であり、受講者端末のディスプレイ上に表示された画面の一例を示す図であって、GUI環境によってかかるユーザの操作を促すように構成された例である。この図に示すように、画面上において、問題が出題されたか、出題された問題をダウンロード(受信)したか(ダウンロードした場合はその日時)、答案をアップロード(送信)したか(アップロードした場合はその日時)、模範解答をダウンロードしたか(ダウンロードした場合はその日時)、添削コメントをダウンロードしたか(ダウンロードした場合はその日時)といった情報が一覧可能に表示されている。例えば、問題1の場合、問題のダウンロード、答案のアップロード、模範解答のダウンロード、添削コメントのダウンロードのすべてが完了しているので、それぞれダウンロード済み、アップロード済みであることを示すボタンがダウンロード、アップロードの日時とともに表示されている。一方、それぞれの処理が可能な状態になっているが未だ処理がなされていない場合には、処理可能であることを示す「開始」ボタンが表示され、これをマウスボタン等でクリックすることに基づいて当該処理が実行される、処理が実行されると、ボタン表示が「開始」から「DL(ダウンロード)済」、「UL(アップロード)済」といった表示に自動的に切り替わる。例えば、問題2の場合、既に答案がアップロードされて模範解答のダウンロードが可能であるため、模範解答ダウンロードの欄にこのことを示す「開始」ボタンが表示されている。他方、問題4のように、答案が未だアップロードされていない場合は、模範解答のダウンロードは未だ可能でないため、開始ボタンは表示されず、この結果、ダウンロードの開始を行うための操作を実行することはできない。同様に、問題がダウンロードされて答案のアップロードが可能な場合には、問題4のように答案アップロード欄に「開始」ボタンが表示されるが、未だ問題がダウンロードされていない場合には、問題5のようにかかるボタンは表示されない。また、問題4の例のように、受講者に対し答案の提出期限が迫ってきたことの注意喚起を促すため、管理者サーバからの警告の送信に基づいて画面上にその旨及び答案受付期限を表示するようにすることが望ましい。この場合、本図の例のようにすべての問題について答案受付期限を表示するとともに、期限の迫ってきたもの(本図の例では問題4)について警告マークを表示するようにしてもよいし、答案受付期限についても期限が迫ってきたものだけを警告マークとともに表示するようにしてもよい。また、本図の例では既に答案をアップロードしたものについても引き続き答案受付期限の表示を残しているが、答案をアップロードすると答案受付期限の表示が消えるようにしてもよい。
かかる表示を実現するための具体的構成としては、例えば答案送信に関していえば、記憶装置に予め表示プログラムが記憶されており、問題を受信すると、そのこと示す情報(問題受信情報)を表示手段に送付し、表示手段がこれを受けて答案を送信可能であることを示すアイコンを表示する。なお、受講者が答案作成を完了した後にそのことを示す入力を行い、問題受信情報の表示に加え当該入力がなされた場合に初めて答案が送信可能であることを示すアイコンを表示するようにしてもよい。いずれにしても、この表示要領は当業者の適宜の設計事項である。模範解答の送信要求に関しても同様に、答案を送信すると、そのことを示す情報(答案送信情報)を表示手段に送付し、表示手段がこれを受けて模範解答の送信要求を送信可能であることを示すアイコンを表示するといった構成が考えられる。
なお、本実施例の研修システムにおける問題、答案、模範解答及び添削コメントの送受信等の要領については、実施例1について図7を用いて説明したところと基本的に同様であるが、本実施例においては、実施例1と異なり、受講者端末は、管理者サーバに対し、答案を送信する際に、その答案に対する問題を管理者サーバから受信した後でなければ、換言すれば、その答案が既に管理者サーバから受信した問題に対するものでなければ、その答案を送信しないように自らを制御する。また、受講者端末は、管理者サーバに対し模範解答の送信を要求する際に、その模範解答の問題に対する答案の送信を管理者サーバに対して行った後でなければ、その問題に対する模範解答の送信要求を行わないように自ら制御する。
<処理の流れ>
図11は、本実施例の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図である。本実施例の処理の流れは基本的に実施例1の処理の流れと共通する。ただし、本実施例においては、答案受信、模範解答送信等の順番制御を管理者サーバ側ではなく受講者端末側において処理する点で異なる。即ち、その答案の問題を受信したか否か、換言すれば、送信しようとしている答案が既に受信した問題に対するものであるか否かの判断ステップS1102において、受信したと判断した場合、答案の送受信ステップS1103において、研修システムは、受講者端末から管理者サーバに対し答案を送信し、管理者サーバにおいてこれを受信する。次に、模範解答にかかる答案を送信したか否か、換言すれば、送信を要求しようとしている模範解答にかかる問題の答案を送信したか否かの判断ステップS1104において、送信したと判断した場合、模範解答送信要求送信ステップS1105において、研修システムは、模範解答送信要求を受講者端末から管理者サーバに対し送信する。
その余の処理の流れは、実施例1の処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例の研修システムにより、特に受講者端末における問題ダウンロード、解答アップロード、模範解答ダウンロード、添削結果ダウンロード等のための画面の表示を、GUI環境により効率的に操作可能にするためのシステムを提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の研修システムは、基本的に実施例1又は2の研修システムと共通するが、管理者サーバの添削コメント生成部が、利用者からコメントを登録させるための手段と、登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する手段と、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを前記の表示手段に表示されている定型コメントから選択する手段と、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるための手段とを有する。即ち、本実施例のシステムにおいては、添削コメントの生成を予め記憶装置に記憶されているコメント(添削コメント生成用情報)を用いて行うのではなく、利用者にコメントを登録させる処理を行って生成するように構成されている点に特徴を有する。
<構成>
図12は、本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本実施例の「研修システム」1200は、実施例1又は2の研修システムと基本的に共通する。ただし、ただし、「管理者サーバ」1210の「添削コメント生成部」1214は、「コメント登録手段」1218と、「定型コメント表示手段」1219と、「定型コメント選択手段」1241と、「コメント編集手段」1242とを有する。「コメント登録手段」は、利用者からコメントを登録させるためのものである。ここで「登録」とは、典型的には利用者が登録画面にキーボードなどで打ち込んだ文章であるコメントを記憶装置に記憶する処理をいうが、予め記憶装置に解答ポイントと関連付けられて記憶された文章を読み出して改めてこれをコメントとして記憶装置に記憶するようにしてもよい(後者の場合、記憶装置にはコメントとして登録された文章と、いわばコメントの候補として蓄積された文章の二種類の文章が記憶されていることになる)。「定型コメント表示手段」は、登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示するように構成される。「定型コメント選択手段」は、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを定型コメント表示手段に表示されている定型コメントから選択するように構成されている。「コメント編集手段」は、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるためのものである。なお、その余の構成は、実施例1又は2の研修システムと同様であるから、説明を省略する。
図13は、本実施例の研修システムの表示画面の一例を示す図であって、「登録」が、利用者が登録画面にキーボードなどで打ち込んだ文章であるコメントを記憶装置に記憶する処理である場合の管理者サーバの端末の登録画面表示の一例を示す図である。本図においては、コメントを登録する対象である解答ポイントを選択すると当該解答ポイント内容が表示され、合わせて当該問題のルールも表示されるので、利用者はこれらを参照しつつコメント用文章作成欄にキーボード等を利用して文章を記入する。そして、利用者が登録ボタンを押下すると、これに基づいて、同欄に記入された文章がコメントとして登録される。なお、この例の場合、定型コメント表示、定型コメント選択及びコメント編集のための利用者の操作は、例えば実施例1について図2で示したような画面を利用して行われる。一方、予め記憶装置に記憶された文章を読み出して改めてこれをコメントとして記憶装置に記憶するように構成される場合は、当該画面は不要であり、はじめから図2と同様の画面を表示して解答ポイントを選択すれば、当該解答ポイントに関連付けられた文章が読み出されて表示されるので、登録ボタンの押下などに基づいてこれをコメントとして登録することが可能となる。この場合における定型コメント表示以降の処理要領は上例と同様である。
図14は、本実施例の研修システムの管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図である。本実施例の管理者サーバのハードウェア構成は基本的に実施例1又は2と共通する。ただし、本実施例の管理者サーバにおいては、記憶装置にコメント登録・表示プログラムが記憶されており、添削コメント生成部は、当該プログラムを実行して、利用者にコメントを登録させ、これを定型コメントとして選択可能に表示する。利用者にコメントを登録させるための処理の具体的実行要領としては、例えば、利用者がマウスなどで入力したコメントを受け付けてこれを記憶装置に記憶するとともに、記憶したコメントをディスプレイに利用者が選択可能なように表示するといったものが考えられる。また、記憶装置にはコメント編集プログラムも記憶されており、添削コメント生成部は当該プログラムを実行して、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させて添削コメントとして生成する。この利用者に編集させるための処理要領も上述の登録・表示要領と同様である。
なお、本実施例の研修システムにおける問題、答案、模範解答及び添削コメントの送受信等の要領については、実施例1又は2について説明したところと基本的に同様である。
<処理の流れ>
図15は、本実施例の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図である。本実施例の処理の流れは基本的に実施例1又は2の処理の流れと共通する。ただし、添削コメントの生成にかかる処理は、以下の各ステップに分けてなされる。即ち、コメント登録ステップS1501において研修システムは、利用者からコメントを登録させる。次に、定型コメント表示ステップS1508において研修システムは、前記ステップS1501にて登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する。次に、定型コメント選択ステップS1509において研修システムは、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを前記ステップにて表示された定型コメントから選択する。さらに、コメント編集ステップS1510において研修システムは、定型コメントを集合して利用者に編集させる。なお、コメント登録ステップにおける処理は、本図に示す順序のほか、問題送受信ステップから定型コメント表示ステップまでの間であれば任意の順序で処理されてよい。また、定型コメント表示ステップから添削コメント送受信ステップまでの処理は、模範解答送受信ステップにおける処理より先になされてもよい。その余の処理の流れは実施例1又は2の処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例の研修システムにより、特に多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の研修システムは、基本的に実施例3の研修システムと共通するが、管理者サーバの添削コメント生成部が、問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる手段を有し、コメント登録手段、定型コメント表示手段、定型コメント選択手段は、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行う点に特徴を有する。
<構成>
図16は、本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本実施例の「研修システム」1600は、実施例3の研修システムと基本的に共通する。ただし、「管理者サーバ」1610の「添削コメント生成部」1614は、「解答ポイント登録手段」1643を有する。「解答ポイント登録手段」は、問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させるように構成されている。「解答ポイント」とは、答案の採点を行うに際して評価の基準となる論点ないしポイントをいう。例えば、実施例1において(表1)で示した問題の例に即していえば、(表3)で解答ポイントとして1から8に示した各論点(ポイント)がこれにあたる。そして「添削コメント生成部」の「コメント登録手段」1618、「定型コメント表示手段」1619、「定型コメント選択手段」1641は、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行うように構成されている。これを上記の例に即して具体的に説明すると、解答ポイントとして「結論を冒頭に述べているか」という論点(ポイント)が登録されたとする。そこで、利用者からコメントを登録させる際には、この解答ポイントに関連付けて、例えば当該論点をクリアできている場合には、(表3)で「Yesの場合のコメント」として示した「結論を冒頭に述べている点は、相手に伝わりやすくとても素晴らしいです。」云々というコメントを登録させ、当該論点をクリアできていない場合には同様に「結論を冒頭に述べていないため、相手に伝わりにくいです。」云々というコメントを登録させる。そして、これを選択可能に表示するように構成されるところ、その具体的な表示例は図2に示したところと同様である。そこで、利用者はこの表示に基づいて容易にコメントの選択を行うことができるような構成が実現できる。
図17は、本実施例の研修システムの管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図である。本実施例の管理者サーバのハードウェア構成は、基本的に実施例3のシステムと共通する。ただし、本実施例では、「添削コメント生成部」が、解答ポイントを登録させるとともに、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行うように構成されている。以下、同部がかかる処理を行うための具体的構成について説明する。
添削コメント生成部を構成する記憶装置1701は、添削コメント生成プログラムを予め記憶している。そして、CPUが当該プログラムを実行してかかる処理を行う。まず、CPUは、解答ポイントを登録させる処理を行う。この処理は、例えば管理者によるマウス等を利用した解答ポイントの入力に基づいて、当該入力信号を受け付けると、当該プログラムがメインメモリのワーク領域に展開されるとともに、当該プログラムを実行することにより、入力された解答ポイントをメインメモリのデータ領域に一旦保持する。次に、CPUは、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録を行わせる。これは、例えば、記憶装置に予め記憶されたコメント登録・表示プログラムを実行することにより、解答ポイントをディスプレイ上に表示する。その際、各解答ポイントの近傍に利用者にコメントを記入して登録させるためのコメント欄が設けられる。このコメント欄は、解答ポイントに対するコメントの選択肢の数だけ設けられ、解答ポイントをクリアできた場合のコメント欄、クリアできなかった場合のコメント欄といった形で各選択肢に対応して表示される。そこで、利用者はそれぞれの欄に対応してコメントを記入する。そして、例えば画面上に表示された「このコメントを登録する」というボタンの押下などにより、そのコメントは定型コメントとして登録され、以後コメントの生成に際して利用可能となる。
<処理の流れ>
図18は、本実施例の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図である。本実施例の処理の流れは基本的に実施例3と共通する。ただし、添削コメントの生成にかかる処理は以下の各ステップに分けてなされる。解答ポイント登録ステップS1801において、研修システムは、問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる。コメント登録ステップS1802において、研修システムは、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録を行わせる。定型コメント表示ステップS1809において、研修システムは、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行う。定型コメント選択ステップS1810において、研修システムは、選択を行わせ、又は行う。なお、解答ポイント登録ステップ及びコメント登録ステップにおける処理は、本図に示す順序のほか、問題送受信ステップから定型コメント表示ステップまでの間であれば任意の順序で処理されてよい。その余の処理の流れは実施例3の処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例の研修システムにより、特に多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の研修システムは、基本的に実施例4の研修システムと共通するが、管理者サーバの添削コメント生成部は、解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するための手段を有し、コメント登録手段は、充足の有無に応じたコメントの登録が可能であり、定型コメント選択手段は、充足性入力手段の入力に応じて該当する定型コメントを選択する充足性依存選択器を有する点に特徴を有する。
<構成>
図19は、本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本実施例の「研修システム」1900は、実施例4の研修システムと基本的に共通する。ただし、ただし、「管理者サーバ」1910の「添削コメント生成部」1914は、「充足性入力手段」1944を有する。「充足性入力手段」は、解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するためのものである。また、「添削コメント生成部」の「コメント登録手段」1918は、前記充足の有無に応じたコメントの登録が可能である。また、「定型コメント選択手段」1941は、「充足性依存選択器」1945を有する。「充足性依存選択器」は、前記充足性入力手段の入力に応じて該当する定型コメントを選択するように構成されている。「充足性」とは、上述の説明からも明らかなように、解答ポイントが答案において充足されているかどうかを示すものである。これは客観的、一義的に判断される。
図20は、本実施例の研修システムの管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図である。本実施例の管理者サーバのハードウェア構成は基本的に実施例4のそれと共通する。ただし、添削コメント生成部を構成するCPUは、充足性を入力する処理を行うとともに、前記充足の有無に応じたコメントの登録を行い、前記充足性の入力に応じて該当する定型コメントを選択する。これは、具体的には、例えば以下のような構成を通じて実現される。CPUは添削コメント生成プログラムを実行して、利用者によるコメントを受け付けるが、その際、利用者にはそのコメントが、解答ポイントを充足する場合のコメントか否かを区別して入力させ、その区別に応じてコメントを登録する。例えば、この登録を行う際に、コメントに充足性の有無を識別するための情報を関連付けて記憶する。そして、定型コメントを選択する場合、解答ポイントを充足するコメントを選択すべきか否かをまず判断し、その判断結果に従い、該当する定型コメントを選択する。この判断、選択は、例えば、解答ポイントを充足するかどうかは客観的、一義的に判断可能であるので、例えば充足するとの判断結果の場合には、充足するコメントをとして登録されている定型コメントを上記の識別情報に基づいて照合することにより、選択する。
<処理の流れ>
図21は、本実施例の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図である。本実施例の処理の流れは基本的に実施例4と共通する。ただし、添削コメント生成にかかる処理は、さらに充足性入力ステップS2102を有し、当該ステップS2102において、研修システムは、解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力する。また、コメント登録ステップS2103における処理は、前記ステップS2102において入力された充足の有無に応じたコメントの登録が可能である。また、定型コメント選択ステップS2111における処理は、前記充足性入力ステップにての入力に応じて該当する定型コメントを選択するものである。なお、解答ポイント登録ステップからコメント登録ステップまでの処理は、本図に示す順序のほか、問題送受信ステップから定型コメント表示ステップまでの間であれば任意の順序で処理されてよい。その余の処理の流れは実施例4と同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例の研修システムにより、特に多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の研修システムは、基本的に実施例5のシステムと共通するが、管理者サーバの添削コメント生成部が、解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するための手段と、前記充足性入力手段によるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出する手段とを有する点に特徴を有する。
<構成>
図22は、本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本図に示すように、本実施例の研修システムは基本的に実施例5のシステムと共通する。ただし、「管理者サーバ」2210の「添削コメント生成部」2214は、「配点入力手段」2246と、「採点手段」2247を有する。「配点入力手段」は、解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するためのものである。また、「採点手段」は、前記充足性入力手段によるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出するように構成されている。
(表7)は、本実施例の研修システムの構成に基づく配点入力と採点の具体例を示す。本例は、実施例1で(表3)などで示した解答ポイントに即した例である。例えば、解答ポイント「1」を充足する場合、配点入力手段は、配点として40点を入力するように構成される。また、配点入力手段は、解答ポイントが答案において充足されていない場合に与えられる配点を入力してもよい。本表もそのような例であって、例えば、解答ポイント「1」を充足しない場合、配点入力手段は、配点として0点を入力するように構成される。
Figure 2007264117
そして、例えば答案における上記配点の充足が(表5)に示す結果であった場合、採点手段は、これらのポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づいて75点という採点を算出する。
図23は、本実施例の研修装置の管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図である。本実施例の管理者サーバのハードウェア構成は、実施例5と基本的に共通する。ただし、添削コメント生成部を構成する記憶装置は、予め配点情報を記憶している。その具体例は(表7)で示したような、問題ごとに、解答ポイントとこれを充足する場合の配点(さらに充足しない場合の配点が加えられていてもよい)とを対応付けたものである。そして、添削コメントの生成のために添削者によってコメント(添削コメント生成用情報)を選択するためのマウス操作などがなされ、これに基づいてCPUが添削コメント生成プログラムを実行してコメントを選択する際に、CPUは記憶装置に記憶されている配点情報の中から当該コメントに付加された配点情報も読み出してメインメモリに一旦保持する。そして、CPUが解答ポイントごとに選択されたコメントをつなぎ合わせて添削コメントを生成する際に、合わせてこれらの選択されたコメントについて付加された配点を合計することにより採点を算出する。そして、この採点結果は、添削コメントとともに、メインメモリに一旦保持される(さらに記憶装置に記憶されてもよい)。さらに、この採点結果を受講者端末に送信するようにしてもよい。
以上のように構成したことから、配点はコメントと一対一に対応することとなり、コメントが客観的、一義的に選択される結果、配点も客観的、一義的に選択され、各解答ポイントの配点を合計して得られる採点結果も、一義的に決定されることとなる。例えば、前出の答案における配点の充足が(表5)に示す結果である場合の採点結果は、必ず75点となる。つまり端的に言えば、この答案の採点結果は常に75点であって、採点にバラつきが生じることはあり得ない。
<処理の流れ>
図24は、本実施例の研修装置における処理の流れの一例を示す図である。本実施例における処理の流れは基本的に実施例5と共通する。ただし、添削コメントの生成にかかる処理は、以下の各ステップにも分けてなされる。配点入力ステップS2403において、研修システムは、解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力する。また、採点ステップS2414において、研修システムは、前記充足性入力ステップS2402にてポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を行う。なお、配点入力ステップにおける処理の順序は、充足性入力サブステップより後であってかつ採点サブステップより先であれば他のサブステップとの順序は問わない。同様に、採点サブステップにおける処理の順序は、充足性入力サブステップ及び配点入力サブステップより後であれば他のサブステップとの順序は問わない。その余の処理の流れは実施例4と同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例の研修システムにより、特に多数の受講生の答案について客観的で迅速な添削ができるよう、添削者が解答のポイントごとに一義的に判断して添削コメントを選択できるようにするためのシステムを提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の研修システムは、基本的に実施例1から6のいずれか一のシステムと共通するが、送信すべき問題を蓄積する手段と、前記手段に蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持する手段と、保持された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択する送信ルール手段とを有し、問題送信部が選択された送信ルールに従って送信をする点に特徴を有する。
<構成>
図25は本実施例の研修システムの機能ブロックの一例を示す図である。本実施例のシステムは基本的に実施例1から6のいずれか一と共通する。ただし、本実施例の「研修システム」2500は、「問題蓄積部」2543と、「送信ルール保持部」2544と、「送信ルール選択部」2545とを有する。なお、本図の例では、「問題蓄積部」、「送信ルール保持部」、「送信ルール選択部」がいずれも「管理者サーバ」2510に設けられている例を示したが、これらの部の全部又は一部が管理者サーバ以外に設けられていてもよい。例えば、これらの部が管理者サーバ等と同列の研修システムの構成要素として設けられていてもよく、これらをどこに設けるかは、当業者の適宜の設計事項である。また、本図には示されていないが、本実施例の研修システムは、管理者サーバのサーバ制御部の順番制御手段に代えて、受講者端末が問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができず、その答案を送信した後でなければその問題に対する模範解答の受信の要求をすることができないよう制御する受講者端末制御部を有していてもよい。また、本実施例の研修システムは、管理者サーバの添削コメント生成部が、利用者からコメントを登録させるためのコメント登録手段と、登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する定型コメント表示手段と、生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを定型コメント表示手段に表示されている定型コメントから選択する定型コメント選択手段と、選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるためのコメント編集手段とを有していてもよい。また、本実施例の研修システムは、管理者サーバの添削コメント生成部がかかるコメント登録手段、定型コメント表示手段、定型コメント選択手段に加えて、問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる解答ポイント登録手段をさらに有し、コメント登録手段、定型コメント表示手段、定型コメント選択手段が登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行うものであってもよい。また、本実施例の研修システムは、管理者サーバの添削コメント生成部が、以上に加えて解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するための充足性入力手段をさらに有し、前記コメント登録手段は、前記充足の有無に応じたコメントの登録が可能であり、前記定型コメント選択手段は、前記充足性入力手段の入力に応じて該当する定型コメントを選択する充足性依存選択器を有するものであってもよい。さらに、本実施例の研修システムは、管理者サーバの添削コメント生成部が解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するための配点入力手段と、前記充足性入力手段によるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出する採点手段とを有するものであってもよい。
「問題蓄積部」は、送信すべき問題を蓄積するように構成されている。「送信ルール保持部」は、問題蓄積部に蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持するように構成されている。「問題の組合せを定める」とは、研修のコース内容に応じて出題すべき問題をどれとどれにするかを定めることをいう。例えば、研修のコース内容が「ロジカルシンキング」の修得を目的として設定されている場合、そのコースの受講者に対して出題される問題を、上述の(表1)で示した問題(ここでは仮に「問題A」と呼ぶ)を含む8問の組合せとするといったごときである。送信ルール保持部がこのように構成されるのは、研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うためのシステムを提供することを目的とする。また、「送信ルール選択部」は、保持された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択するように構成されている。そして、「問題送信部」は選択された送信ルールに従って送信をするように構成されている。
ここで、研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うための具体的構成について説明する。なお、本発明においては、「スキル」とは、研修において受講者が修得しようとする能力、技術をいい、いわば研修のテーマである。例えば、ビジネスコアに関するスキルとして、ロジカルシンキング、問題解決思考、プレゼンテーション/ドキュメンテーション、戦略系のスキルとして、マーケティング、アカウンティング、経営戦略、ヒューマンスキルとして、リーダーシップ、コーチング等を挙げることができる。また、「ルール」とは、上記スキルを修得するために必要な諸要素をいい、いわば研修のサブテーマである。例えば、上記のロジカルシンキングにかかるルールとしては、論理関係を正しく把握すること(ここでは仮に「ルール1」と呼ぶ)、考えるポイントを抜けもれ・ダブりなく分解すること(同様に「ルール2」と呼ぶ)、得られた情報から言えそうなことを抽出すること(同様に「ルール3」と呼ぶ)、言いたいことをグルーピングして意味のある順序に並べること(同様に「ルール4」と呼ぶ)などを挙げることができる。「ポイント」は、上記ルールを修得するために出題される問題中で評価基準として用いられるもので、これまで縷々述べてきた解答ポイントがこれに該当する。例えば、(表1)で例示した問題の「結論を冒頭に述べているか」や「A、C、Bの順序が正しく選択されているか」という解答ポイントは、スキル「ロジカルシンキング」、ルール「得られた情報から言えそうなことを抽出すること(ルール3)」の修得のための評価基準であり、またキーワードの使用にかかる解答ポイントは、スキル「ロジカルシンキング」、ルール「言いたいことをグルーピングして意味のある順序に並べること(ルール4)」の修得のための評価基準である。
そこで、次にこうしたスキル、ルールなどに基づいて問題の組合せを定め、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持するための具体的構成の一例について説明する。まず、問題の組合せを定める点については、例えば、問題蓄積部が問題を蓄積する際に、その問題がどのスキルのどのルールを修得するためのものであるかを識別できるようにするため、問題とスキル及びルールを関連付けて蓄積する。前出の「問題A」を例にとれば、問題Aとスキル「ロジカルシンキング」とこの問題に含まれる複数のルール(ルール3、ルール4など)を関連付けるといったごときである。そして、例えば、研修テーマがロジカルシンキングの修得である場合、当該研修中で出題すベき問題の組合せを定めるにあたって、まず、蓄積された問題の中から、スキル「ロジカルシンキング」と関連付けられた問題を抽出する。次に、抽出された問題の中から、一定の基準に基づいて、この研修で出題する問題を選択する。この一定の基準は、出題される問題に含まれるべきルールに関するものである。例えば、前出のルール1から4の修得のために、これら4つのルールすべてを含む問題4問、ルール1からルール4までのうち一つだけを含む問題4問の計8問の出題が最適であるという場合、かかる基準に従って問題が選択される。この選択も、上述のように蓄積された問題に関連付けられたスキル、ルールに基づいて行われる。次に、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持する点については、このようにして選択された問題(上述の例では8問)の送信順序を、やはりルール修得のために最適な方法という観点から予め定められた一定の基準で定めて保持する。送信ルールが複数保持されることにより、以下のような出題の仕方が可能となる。例えば、まず、ある問題を出題し、その採点結果が一定の基準に満たない場合(例えば60点未満の場合)、次回以降も採点結果が基準を満たすまで同一の問題を繰り返し出題し、基準を満たした後に別の問題に移行するといった出題方法が可能となる。あるいは、4つのルールすべてを含む問題を1問出題し、その解答結果を踏まえ、最も出来の悪かったルールだけを含む問題を次に出題するといった出題方法も可能となる。そして、送信ルール選択部は、例えば上記の基準に従って送信ルールの中から該当する特定のものを選択し、問題送信部が選択された送信ルールに従って問題を送信することになる。
図26は、本実施例の研修装置の問題蓄積部、送信ルール保持部、送信ルール選択部がいずれも管理者サーバに設けられる場合における、管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図である。本実施例の管理者サーバのハードウェア構成は、基本的に実施例1から6のいずれか一の管理者サーバのハードウェア構成と共通する。ただし、本実施例の管理者サーバの「問題蓄積部」、「送信ルール保持部」、「送信ルール選択部」はそれぞれ、「記憶装置」2601、「メインメモリ」2602、「CPU」2603を有する。
まず、問題蓄積にかかるハードウェア構成の一例について説明する。まず、問題蓄積部を構成する記憶装置は予め問題蓄積プログラムを記憶しており、CPUが、利用者による問題蓄積のための操作を受け付けると、CPUは当該プログラムを実行して、問題を一旦メインメモリに保持した後、記憶装置に蓄積する。この場合の利用者に問題蓄積のための操作は、例えば、キーボード等を用いて問題を打ち込んだり、紙等に印刷された問題をスキャナで読み取ったりといったものである。
以上のように構成したので、特に研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うことが可能となる。
<処理の流れ>
図27は、本実施例の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図である。本実施例の処理の流れは基本的に実施例1から6のいずれか一と共通する。ただし、本実施例では、問題蓄積ステップS2701と、送信ルール取得ステップS2702と、送信ルール選択ステップS2703とを有する。問題蓄積ステップにおいて、研修システムは、送信すべき問題を蓄積する。送信ルール取得ステップにおいて、研修システムは、問題蓄積ステップにて蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数取得する。その余の処理の流れは実施例1から6のいずれか一と同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例の研修システムにより、特に研修コースの設定及び問題の選定から解答に対する採点基準、解答ポイントに至るまでを、スキル、ルール、ポイントといった一貫的かつ階層的な要素の構築によってロジカルに行うためのシステムを提供することが可能となる。
実施例1の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例1の研修システムの表示画面の一例を示す図 実施例1の研修システムの管理者サーバのハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例1の研修システムの受講者端末のハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例1の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例1の研修システムにおける問題等の送受信等の要領の一例を示す概念図 実施例1の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例2の研修システム機能ブロックの一例を示す図 実施例1の研修システムの受講者端末のハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例2の研修システムの表示画面の一例を示す図 実施例2の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例3の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例3の研修システムの表示画面の一例を示す図 実施例3の研修システムのハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例3の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例4の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例4の研修システムのハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例4の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例5の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例5の研修システムのハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例5の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例6の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例6の研修システムのハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例6の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例7の研修システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例7の研修システムのハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例7の研修システムにおける処理の流れの一例を示す図
符号の説明
0100 研修システム
0110 管理者サーバ
0111 問題送信部
0112 答案受信部
0113 模範解答送信部
0114 添削コメント生成部
0115 添削コメント送信部
0116 サーバ制御部
0117 順番制御手段
0120 受講者端末
0121 問題受信部
0122 答案送信部
0123 模範解答受信部
0124 添削コメント受信部

Claims (14)

  1. 管理者サーバと、受講者端末と、からなる研修システムであって、
    管理者サーバは、
    問題を受講者端末に送信する問題送信部と、
    答案を受講者端末から受信する答案受信部と、
    模範解答を受講者端末に送信する模範解答送信部と、
    添削コメントを生成する添削コメント生成部と、
    添削コメントを送信する添削コメント送信部と、
    サーバ制御部と、
    を有し、
    受講者端末は、
    問題を受信する問題受信部と、
    答案を送信する答案送信部と、
    模範解答を受信する模範解答受信部と、
    添削コメントを受信する添削コメント受信部と、
    を有し、
    管理者サーバのサーバ制御部は、受講者端末に対して問題を送信した後でなければその問題の答案の受信を受け付けず、その答案の受信を受け付けた後でなければその問題に対する模範解答の送信をしない制御をする順番制御手段を有する研修システム。
  2. 管理者サーバのサーバ制御部の順番制御手段に代えて、
    受講者端末は、問題を受信しなければその問題に対する答案を送信することができず、その答案を送信した後でなければその問題に対する模範解答の受信の要求をすることができないよう制御する受講者端末制御部を有する請求項1に記載の研修システム。
  3. 管理者サーバの添削コメント生成部は、
    利用者からコメントを登録させるためのコメント登録手段と、
    登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する定型コメント表示手段と、
    生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを定型コメント表示手段に表示されている定型コメントから選択する定型コメント選択手段と、
    選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるためのコメント編集手段と、
    を有する請求項1又は2に記載の研修システム。
  4. 管理者サーバの添削コメント生成部は、
    問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる解答ポイント登録手段を有し、
    前記コメント登録手段、定型コメント表示手段、定型コメント選択手段は、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行う請求項3に記載の研修システム。
  5. 管理者サーバの添削コメント生成部は、
    解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するための充足性入力手段を有し、
    前記コメント登録手段は、前記充足の有無に応じたコメントの登録が可能であり、
    前記定型コメント選択手段は、前記充足性入力手段の入力に応じて該当する定型コメントを選択する充足性依存選択器を有する
    請求項4に記載の研修システム。
  6. 管理者サーバの添削コメント生成部は、
    解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するための配点入力手段と、
    前記充足性入力手段によるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出する採点手段と、
    を有する請求項5に記載の研修システム。
  7. 送信すべき問題を蓄積する問題蓄積部と、
    問題蓄積部に蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数保持する送信ルール保持部と、
    保持された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択する送信ルール選択部と、
    を有し、
    問題送信部は選択された送信ルールに従って送信をする
    請求項1から6のいずれか一に記載の研修システム。
  8. 管理者サーバから受講者端末に対して問題を送信し、受講者端末において当該問題を受信する問題送受信ステップと、
    前記問題送受信ステップにおいて受講者端末において受信した問題に対する答案を、受講者端末から管理者サーバに対して送信する答案送信ステップと、
    前記答案送信ステップにて送信された答案が受講者端末に対して送信済みの問題に対するものであるか否かの判断ステップと、
    前記判断ステップにおける判断結果が送信した問題に対するものであるとの判断結果である場合に、答案の受信を受け付ける答案受信受付ステップと、
    模範解答の問題にかかる答案を受信した場合に、前記模範解答を管理者サーバから受講者端末に対し送信し、受講者端末において前記模範解答を受信する模範解答送受信ステップと、
    添削コメントを生成する添削コメント生成ステップと、
    前記添削コメント生成ステップにて生成した添削コメントを管理者サーバから受講者端末に対し送信し、受講者端末において前記添削コメントを受信する添削コメント送受信ステップと、
    を有する研修方法。
  9. 前記答案送信ステップにて送信された答案が受講者端末に対して送信済みの問題に対するものであるか否かの判断ステップに代えて、管理者サーバに対して送信する答案の問題を受信したか否かの判断ステップを有するとともに、
    模範解答にかかる答案を送信したか否かの判断ステップと、
    前記模範解答にかかる答案を送信したか否かの判断ステップにおける判断結果が、送信したとの判断結果である場合に、模範解答送信要求を送信する模範解答送信要求送信ステップと、
    をさらに有する請求項8に記載の研修方法。
  10. 前記添削コメント生成ステップは、
    利用者からコメントを登録させるためのコメント登録サブステップと、
    登録されたコメントを定型コメントとし選択可能に表示する定型コメント表示ステップと、
    生成すべき添削コメントに引用すべき定型コメントを定型コメント表示手段に表示されている定型コメントから選択する定型コメント選択ステップと、
    選択された定型コメントを集合して利用者に編集させるためのコメント編集ステップとを有する請求項8又は9に記載の研修方法。
  11. 前記添削コメント生成ステップは、
    問題に応じて利用者に解答ポイントを登録させる解答ポイント登録サブステップをさらに有し、
    前記コメント登録サブステップ、定型コメント表示サブステップ、定型コメント選択サブステップにおける処理は、登録された解答ポイントに関連付けてコメントの登録、選択可能な表示、選択を行わせ、又は行うものである請求項10に記載の研修方法。
  12. 前記添削コメント生成ステップは、前記解答ポイントが答案において充足されているか、充足されていないかを入力するための充足性入力サブステップをさらに有し、
    前記コメント登録サブステップにおいては、前記充足性入力サブステップにおける充足の有無に応じたコメントの登録が可能であり、
    前記定型コメント選択サブステップにおける処理には、前記充足性入力サブステップにての入力に応じて該当する定型コメントを選択する処理を含む請求項11に記載の研修方法。
  13. 前記添削コメント生成ステップは、
    解答ポイントが答案において充足されている場合に与えられる配点を入力するための配点入力サブステップと、
    前記充足性入力サブステップによるポイント毎の充足性の入力に応じて与えられた配点に基づく採点を算出する採点サブステップとを有する請求項12に記載の研修方法。
  14. 送信すべき問題を蓄積する問題蓄積ステップと、
    前記問題蓄積ステップにて蓄積された問題の組合せを定めるとともに、問題の送信の順番を定める送信ルールを複数取得する送信ルール取得ステップと、
    前記送信ルール取得ステップにて取得された送信ルールの中から特定の送信ルールを選択する送信ルール選択ステップとをさらに有し、
    前記問題送信ステップにおいては選択された送信ルールに従って送信をすることを特徴とする請求項8から13のいずれか一に記載の研修方法。
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