JP2007263404A - 電気機器および電気機器における通信機能正常判定方法 - Google Patents

電気機器および電気機器における通信機能正常判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部判定手段および追加回路なしに通信機能が正常判定を実行する電気機器および電気機器における通信機能正常判定方法を提供する。
【解決手段】室内機21〜24のいずれか一つからの信号を受信したときに正常判定部14は、自己の室外機10の通信機能が正常であると判定し、正常フラグをEEPROM13に書き込む。さらに、所定の期間、室内機21〜24のいずれからも信号を受信しないときに正常判定部14は、自己の室外機10の通信機能が正常であるとはいいきれないと判断して、EEPROM13の正常フラグを消去する。以上のように、空気調和機に異常が発生して運転が中止された場合に、EEPROM13の正常フラグを確認することで、室外機10の通信機能は正常であると判定する事ができる。
【選択図】図3

Description

この発明は、電気機器および電気機器における通信機能正常判定方法に関する。
空気調和機に通信異常が発生して運転を中止した場合に、室外機が故障しているのか室内機が故障しているのかを判定する技術が特許文献1および2に開示されている。特許文献1記載の技術では、室内機および室外機とそれぞれ接続可能な2本の端子と、当該端子間に接続されたフォトカプラ手段と、当該フォトカプラ手段のトランジスタ側に接続された表示手段とを備える判別装置を、室外機または室内機と接続してそれぞれ閉回路を構成し、適正な電流が流れているかを表示手段で判断することで、室外機または室内機の故障を検出している。すなわち、空気調和機の運転を中止してから外部の判別装置を用いている。
特許文献2記載の技術では、室内機からの信号をそのまま返送する返送回路を外部から室内機に接続する態様および室内機の内部に設けられた態様が開示されている。室内機から送信され、室外機を経て返送された判定信号が元の判定信号と比較して同一でなければ室外機の故障と判別し、室内機から送信され、返送回路でそのまま返送された判定信号が元の判定信号と比較して同一でなければ室内機を故障と判別している。
なお、雷ノイズなどの一時的な故障と通信経路上の故障とを切り分ける技術として特許文献3が開示されている。
特開平9−149474号公報 特開2001−289495号公報 特開2000−28187号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、異常が発生してから、改めて外部の判別装置を接続して室内機、室外機の故障を判定しているため、判定に要する工数が多くなり、手間がかかるという問題があった。
また、特許文献2記載の技術では、室内機の内部に返送回路を設けることができるが、追加回路を設けることはコストアップの要因となるという問題があった。
そこで、本発明は、外部判定手段および追加回路なしに通信機能の正常判定を実行する電気機器および電気機器における通信機能正常判定方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる電気機器の第1の態様は、複数の第1電気機器(21〜24)と送受信可能な通信部(12)を備える電気機器(10)であって、前記第1電気機器の少なくとも一つからの信号を正常に受信したときに、前記電気機器の通信機能は正常であると判定する(S2,S8)正常判定部(11,14)を備える。
この発明にかかる電気機器の第2の態様は、第1の態様にかかる電気機器であって、前記信号は、前記第1電気機器(21〜24)に対してアドレスを割り当てるオートアドレス設定に用いられる信号である。
この発明にかかる電気機器の第3の態様は、第1の態様にかかる電気機器であって、前前記信号は、所定の間隔で前記第1電気機器の各々から送信される信号であり、前記信号を正常に受信しない期間が所定の長さを超えたときに、前記正常判定部はさらに前記電気機器の前記通信機能は正常であるとはいえないと判定する。
この発明にかかる電気機器の第4の態様は、第1ないし第3のいずれかの態様にかかる電気機器であって、前記信号を正常に受信したときに、前記正常判定部は前記信号を送信した前記第1電気機器の通信機能は正常であるとさらに判定する。
この発明にかかる電気機器における通信機能正常判定方法の第1の態様は、複数の第1電気機器(21〜24)と送受信可能な電気機器(10)における通信機能正常判定方法であって、(a)前記第1電気機器の少なくとも一つからの信号を正常に受信したかどうかを判断するステップと、(b)前記ステップ(a)で正常に受信したと判断したときに、前記電気機器の通信機能は正常であると判定するステップとを実行する。
この発明にかかる電気機器における通信機能正常判定方法の第2の態様は、第1の態様にかかる電気機器における通信機能正常判定方法であって、前記信号は、前記第1電気機器(21〜24)に対してアドレスを割り当てるオートアドレス設定時に用いられる信号である。
この発明にかかる電気機器における通信機能正常判定方法の第3の態様は、第1の態様にかかる電気機器における通信機能正常判定方法であって、前記信号は、所定の間隔で前記第1電気機器の各々から送信される信号であり、(c)前記ステップ(b)を実行した後、前記信号を正常に受信しない期間が所定の長さを超えたときに、前記電気機器の前記通信機能は正常であるといえないと判定するステップをさらに実行する。
この発明にかかる電気機器における通信機能正常判定方法の第4の態様は、第1ないし第3のいずれかの態様にかかる電気機器における通信機能正常判定方法であって、前記ステップ(a)は、前記信号を正常に受信したときに、前記信号を送信した前記第1電気機器の通信機能は正常であるとさらに判定する。
この発明にかかる電気機器の第1の態様または電気機器における通信機能正常判定方法の第1の態様によれば、通信中に電気機器の通信機能の正常判定を行うため、異常発生によって通信が中断したときに、異常原因の切り分け動作を改めて行うことなく電気機器の通信機能が正常であると判定できる。
この発明にかかる電気機器の第2の態様または電気機器における通信機能正常判定方法の第2の態様によれば、誤配線やノイズ等によってオートアドレス設定ができない場合に対応して、電気機器の通信機能が正常であると判定をすることができる。
この発明にかかる電気機器の第3の態様または電気機器における通信機能正常判定方法の第3の態様によれば、通常動作における正常判定精度を向上することができる。
この発明にかかる電気機器の第4の態様または電気機器における通信機能正常判定方法の第4の態様によれば、接続された第1電気機器の通信機能をさらに正常判定する事ができる。
実施の形態.
本発明にかかる実施の形態の電気機器を用いたシステムの一例として、空気調和機の概略構成図を図1に示す。空気調和機100は、1台の室外機10と、複数の室内機21〜24とを備えている。室外機10と各室内機21〜24とは、通信ライン40を介して相互に通信可能となっている。
図2は、図1の室外機10と室内機21との内部機構を示す概略図である。室外機10はCPU11と、EEPROM13と、通信部12とを備えている。CPU11は、複数の室内機21〜24のそれぞれを制御する機能と、室内機21〜24のそれぞれにアドレスを設定する機能と、室内機21〜24の少なくとも一つからの信号を正常に受信したときに、自己の室外機10の通信機能は正常であると判定してEEPROM13に正常フラグを書き込む正常判定機能とを備える。これらの機能は図示しないメモリに格納されたプログラムがCPU11によって実行されることで発揮されるものの、便宜上、図2では正常判定部14によって正常判定機能が示されている。もちろん構成要素として正常判定部14を備えてもよい。またCPU11を正常判定部と把握しても良い。通信部12は受信部12aと送信部12bとから成り、各室内機21〜24との送受信を可能とする。
同様に、室内機21はCPU201と、EEPROM203と、通信部202とを備えている。CPU201は、室外機10からの信号に対して応答信号を送信する機能を備える。EEPROM203には製造時に付与される固有のシリアル番号や通信のために設定される通信用のアドレスなどが格納される。通信部202は、受信部202aと送信部202bとから成り、室外機10との送受信を可能とする。なお、室内機22〜24の内部構成も室内機21と同一構成である。
室内機21〜24や室外機10が相互に通信し合って動作するために、これらは一般的にCPU、通信部を備えている。また、固有の動作を行うために、その根拠となるデータを格納するEEPROMも通常備えられており、下記で説明される本発明はこれら既存のものを利用できる。
室外機10は、通常運転時において複数の室内機21〜24のそれぞれに対してコンプレッサやファン等の動作を制御する制御信号を送信する必要があることから、通常運転に先立って自動的に各室内機に対して通信用のアドレスを付与するオートアドレス設定が行われる。具体的に、室外機10はシリアル番号を要求する要求信号を室内機21〜24に送信し、当該要求信号に対する各室内機21〜24からの応答信号を受信することで、順にシリアル番号を検出する。このように個々に検出したシリアル番号毎に通信用のアドレスを設定する。なお、以下の説明で上記応答信号をアドレス設定用の応答信号と呼ぶ。
そして、通常運転時において、室外機10は各アドレスに基づいてファンやコンプレッサ等の動作を制御する制御信号を各室内機21〜24に送信し、室内機21〜24が当該制御信号に基づいてファンやコンプレッサを動作させ、室外機10に応答信号を送信する。室外機10は当該応答信号を受信して、室内機21〜24の運転が正常に行われていることを認識する。なお、以下の説明で上記応答信号を通常運転用の応答信号と呼ぶ。
なお、一般的に初期動作であるアドレス設定時には複数の室内機と室外機とが通信するので通信が輻輳し、アドレス設定時の方が通信状況は厳しい。そこで、本実施の形態では、後述するように、アドレスが未設定の場合(アドレス設定時)とアドレスが設定済みの場合(通常運転時)に分けて、室外機10の通信機能の正常判定を実行する。
続いて、図3および図4を参照して、本空気調和機の特徴的な動作を説明する。図3は本空気調和機における室外機10の通信機能正常判定動作を示すフローチャートであり、図4は当該フローチャートによる正常フラグの変動を示す図である。
図3に示すように、まず、ステップS1にて、正常判定部14は室内機21〜24のいずれかから送信されるアドレス設定用の応答信号が正常に受信されたかどうかを判断する。
ステップS1で判断した結果、アドレス設定用の応答信号が正常に受信されたときは、ステップS2にて、正常判定部14は、自己の室外機10の通信機能は正常であると判定して、EEPROM13に正常フラグを書き込む。次に、後述するステップS3を実行する。
ステップS1で判断した結果、アドレス設定用の応答信号が正常に受信されなかったときは、ステップS2を経ずにステップS3を実行する。この場合はEEPROM13に正常フラグを書き込まない。
ステップS3にて、正常判定部14は室内機21〜24のいずれかから送信される通常運転用の応答信号が正常に受信されたかどうかを判断する。
ステップS3で判断した結果、通常運転用の応答信号が正常に受信されたときは、ステップS7にて、正常判定部14はEEPROM13のフラグを読み取り、正常フラグが書き込まれているかどうかを判断する。
ステップS7で判断した結果、正常フラグが書き込まれていないときは、ステップS8にて、正常判定部14はEEPROM13に正常フラグを書き込み、ステップS7で判断した結果、正常フラグが書き込まれているときは、ステップS8を経ずに本動作を終了する。この動作はEEPROM13への正常フラグの上書きを回避するためのものである。
ステップS3で判断した結果、通常運転用の応答信号が正常に受信されなかったときは、ステップS4にて、正常判定部14は今までに一度でも通常運転用の応答信号を受信したかどうかを判断する。ステップS4で判断した結果、一度も通常運転用の応答信号を受信していなければ、本動作を終了し、一度でも通常運転用の応答信号を受信していれば、後述するステップS5を実行する。
ステップS5にて、正常判定部14は受信していない期間が所定の長さを超えるかどうか、例えば前回の通常運転用の応答信号を正常に受信してから2分以上経過しているかどうかを判断する。
ステップS5で判断した結果、2分以上経過しているときは、ステップS6にて、正常判定部14は自己の室外機10の通信機能は正常であるとはいいきれないと判定して、EEPROM13の正常フラグを消去し、本動作を終了する。
ステップS5で判断した結果、2分以上経過していないときは、ステップS6を経ずに本動作を終了する。なお、図2に示す通信機能正常判定の動作は、室外機10の受信毎および一定時間毎に実行される。なお、アドレス設定後はステップS3〜S8のみの動作を実行してもよい。
次に、図4を参照して、上述した正常判定部14の通信機能正常判定動作による正常フラグの変動を概説する。図4(a)および(b)はアドレスが未設定の場合、図4(c)および(d)はアドレスが設定済みの場合の正常フラグの変動を示す。なお、図中において破線矢印はアドレス設定用の応答信号、実線矢印は通常運転用の応答信号をそれぞれ示す。また、以下の説明において、特に参照すべきステップを括弧内に示す。
図4(a)に示すように、室外機10が室内機21〜24のいずれかから最初に、例えば室内機21からアドレス設定用の応答信号を正常に受信したときに、正常判定部14は、室外機10の通信機能が正常であると判定して、正常フラグを高電位(H)にする(ステップS1、S2)。同様に各室内機21〜24からアドレス設定用の応答信号を順次受信すれば、その室内機に対して正常にアドレス設定を終了する。続いて、通常動作において、室内機10が室内機21〜24のいずれかからの通常運転用の応答信号を受信すると、正常フラグはそのまま高電位(H)を維持する(ステップS3、S7)。その後、前回の通常運転用の応答信号を受信してから2分以上、通常運転用の応答信号を受信しないとき、正常判定部14は室外機10の通信機能は正常であるとはいえないと判定して、正常フラグを低電位(L)にする(ステップS3、S4、S5、S6)。
図4(b)に示すように、室外機10が例えば室内機21からアドレス設定用の応答信号を正常に受信したときに、正常判定部14は、室外機10の通信機能が正常であると判定して、正常フラグを高電位(H)にする(ステップS1、S2)。しかし、例えば、誤配線やノイズによって、正常にアドレス設定が終了しなかった場合は、その後、通常動作に移行できず、通常運転用の応答信号を一度も受信しないため、正常フラグは高電位(H)を維持する(ステップS3、S4)。この場合、室外機10の通信機能は正常であるにもかかわらず通常運転ができない。
図4(c)に示すように、アドレスが設定され、通常運転用の応答信号を受信した後、2分以上、通常運転用の応答信号を受信せずに正常フラグが低電位(L)になった場合、さらに通常動作において、室内機10が室内機21〜24のいずれかからの通常運転用の応答信号を受信すると、正常判定部14は室外機10の通信機能は正常であると判定し、正常フラグを再び高電位(H)にする(ステップS3、S7、S8)。その後、前回の通常運転用の応答信号を受信してから2分以上、通常運転用の応答信号を受信しないとき、正常判定部14は室外機10の通信機能は正常であるとはいえないと判定して、再び正常フラグを低電位(L)にする(ステップS3、S4、S5、S6)。
図4(d)に示すように、アドレスが設定され、通常運転用の応答信号を受信した後、2分以上、通常運転用の応答信号を受信せずに正常フラグが低電位(L)になった場合、さらに通常動作において、室外機10が室内機21〜24からの通常運転用の応答信号を正常に受信しないときは、正常フラグは低電位(L)のままである(ステップS3、S4、S5、S6)。
図4(a)〜(d)のそれぞれにおいて、いずれかの時点で異常が発生した場合、その時点での正常フラグが高電位(H)であれば、室外機10の通信機能が正常であると判定することができる。また、アドレスが未設定の場合に誤配線やノイズによってアドレス設定が正常に終了しない場合であっても、室外機10の通信機能が正常であると判定することができる。
したがって、外部判定手段および追加回路なしに室外機10の通信機能が正常であると判定できる。
変形例.
実施の形態の変形例として、室外機10の通信機能の正常判定のみならず、同時に室内機21〜24の通信機能の正常判定を行う態様を説明する。本空気調和機の構成は実施の形態で述べた図1と同一である。ただし、複数の室内機21〜24の少なくとも一つからの信号を正常に受信したときに、正常判定部14は室外機10の通信機能のみならず、当該信号を送信した室内機の通信機能も正常であるとさらに判定する。具体的には、正常判定部14はEEPROM13に室内機の通信機能が正常であることを示す室内機毎の正常フラグをさらに書き込む。なお、以下、室外機10、室内機21〜24の通信機能が正常であることを示す正常フラグをそれぞれ正常フラグF0〜F4とする。
続いて、図5に示すフローチャートを参照して通信機能正常判定の動作を説明する。図5に示すように、まず、ステップS101にて、正常判定部14は室内機21〜24のいずれかから送信されるアドレス設定用の応答信号が正常に受信されたかどうかを判断する。
ステップS101で判断した結果、アドレス設定用の応答信号が正常に受信されたときは、ステップS102にて、正常判定部14は、自己の室外機10の通信機能および当該応答信号を送信した室内機(例えば室内機21とする)の通信機能は正常であると判定して、EEPROM13に正常フラグF0および正常フラグF1を書き込む。
ステップS101で判断した結果、アドレス設定用の応答信号が正常に受信されなかったときは、ステップS102を経ずにステップS103を実行する。この場合はEEPROM13にいずれの正常フラグも書き込まない。
ステップS103にて、正常判定部14は室内機21〜24のいずれかから送信される通常運転用の応答信号が正常に受信されたかどうかを判断する。
ステップS103で判断した結果、通常運転用の応答信号が正常に受信されたときは、ステップS107にて、正常判定部14はEEPROM13のフラグを読み取り、正常フラグF0が書き込まれているかどうかを判断する。
ステップS107で判断した結果、正常フラグF0が書き込まれていないときは、ステップS108にて、正常判定部14はEEPROM13に正常フラグF0を書き込み、ステップS107で判断した結果、正常フラグF0が書き込まれているときは、ステップS108を経ずに後述するステップS109を実行する。この動作はEEPROM13への正常フラグF0の上書きを回避するためのものである。
同様に、ステップS109にて、正常判定部14はEEPROM13のフラグを読み取り、当該応答信号を送信した室内機(例えば室内機21とする)の正常フラグF1が書き込まれているかを判断する。ステップS109で判断した結果、正常フラグF1が書き込まれていないときは、ステップS110にて、正常判定部14はEEPROM13に正常フラグF1を書き込み、ステップS109で判断した結果、正常フラグF1が書き込まれているときは、ステップS110を経ずに後述するステップS111を実行する。この動作はEEPROM13への正常フラグF1の上書きを回避するためのものである。
ステップS111にて、正常判定部14は例えば2分以上応答信号を送信していない室内機があるかどうかを判断する。ステップS111で判断した結果、例えば室内機22が2分以上応答信号を室外機10へ送信していないときは、ステップS112にて、正常判定部14は室内機22の通信機能は正常とはいいきれないと判定して、EEPROM13の正常フラグF2を消去し、本動作を終了する。ステップS111で判断した結果、2分以上応答信号を送信していない室内機がないときは、ステップS112を経ずに本動作を終了する。
ステップS103で判断した結果、通常運転用の応答信号が正常に受信されなかったときは、ステップS104にて、正常判定部14は今までに一度でも通常運転用の応答信号を受信したかどうかを判断する。ステップS104で判断した結果、一度も通常運転用の応答信号を受信していなければ、本動作を終了し、一度でも通常運転用の応答信号を受信していれば、後述するステップS105を実行する。
ステップ105にて、正常判定部14は受信していない期間が所定の長さを越えるかどうか、例えば前回の通常運転用の応答信号を正常に受信してから2分以上経過しているかどうかを判断する。
ステップS105で判断した結果、2分以上経過しているときは、ステップS106にて、正常判定部14は自己の室外機10の通信機能および全ての室内機21〜24の通信機能は正常であるとはいえないと判定して、EEPROM13の全ての正常フラグF0〜F4を消去し、本動作を終了する。
ステップS105で判断した結果、2分以上経過していないときは、ステップS106を経ずに本動作を終了する。
以上のように、室外機10が室内機21〜24のいずれかからの応答信号を受信したときに、当該応答信号を送信した室内機の通信機能は正常であるとさらに判定する。また、室内機21〜24のいずれからの応答信号を例えば2分以上受信しないときに、当該室内機の通信機能は正常とはいいきれないとさらに判定する。
したがって、異常が発生した場合、その時点での正常フラグを確認することで、実施の形態と同様に室外機10の通信機能が正常であると判定でき、さらに室内機21〜24の通信機能が正常であると判定することができる。
本発明にかかる電気機器を用いたシステムの一例を示す空気調和機の概略構成図である。 図1の室外機、室内機の内部機構を示す概略図である。 実施の形態にかかる室外機の通信機能正常判定の動作を示すフローチャートである。 図3の通信機能正常判定動作による正常フラグを示す図である。 変形例にかかる室外機の通信機能正常判定の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 室外機
21〜24 室内機
12 通信部
14 正常判定部

Claims (8)

  1. 複数の第1電気機器(21〜24)と送受信可能な通信部(12)を備える電気機器(10)であって、
    前記第1電気機器の少なくとも一つからの信号を正常に受信したときに、前記電気機器の通信機能は正常であると判定する(S2,S8)正常判定部(11,14)
    を備える、電気機器。
  2. 前記信号は、前記第1電気機器(21〜24)に対してアドレスを割り当てるオートアドレス設定に用いられる信号である、請求項1記載の電気機器。
  3. 前記信号は、所定の間隔で前記第1電気機器の各々から送信される信号であり、
    前記信号を正常に受信しない期間が所定の長さを超えたときに、前記正常判定部はさらに前記電気機器の前記通信機能は正常であるとはいえないと判定する(S6)、請求項1記載の電気機器。
  4. 前記信号を正常に受信したときに、前記正常判定部は前記信号を送信した前記第1電気機器の通信機能は正常であるとさらに判定する、請求項1ないし3のいずれかに記載の電気機器。
  5. 複数の第1電気機器(21〜24)と送受信可能な電気機器(10)における通信機能正常判定方法であって、
    (a)前記第1電気機器の少なくとも一つからの信号を正常に受信したかどうかを判断するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で正常に受信したと判断したときに、前記電気機器の通信機能は正常であると判定するステップと
    を実行する、電気機器における通信機能正常判定方法。
  6. 前記信号は、前記第1電気機器(21〜24)に対してアドレスを割り当てるオートアドレス設定時に用いられる信号である、請求項5記載の電気機器における通信機能正常判定方法。
  7. 前記信号は、所定の間隔で前記第1電気機器の各々から送信される信号であり、
    (c)前記ステップ(b)を実行した後、前記信号を正常に受信しない期間が所定の長さを超えたときに、前記電気機器の前記通信機能は正常であるといえないと判定するステップ
    をさらに実行する、請求項5記載の電気機器における通信機能正常判定方法。
  8. 前記ステップ(a)は、前記信号を正常に受信したときに、前記信号を送信した前記第1電気機器の通信機能は正常であるとさらに判定する、請求項5ないし7のいずれかに記載の電気機器における通信機能正常判定方法。
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