JP2008096080A - 空気調和機におけるアドレス設定方法 - Google Patents

空気調和機におけるアドレス設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造段階での特別な設備、及び室内機の同時送受信機能が不要で、室内機のアドレスを自動設定できる安価な空気調和機のアドレス設定方法を提供すること。
【解決手段】室外機10からの仮アドレス設定コマンドを受信した室内機21〜24が、都度、仮アドレスを設定・記憶する機能を持ち、また、室外機10は仮アドレスの確認で通信異常が発生した仮アドレスを順次記憶する機能を持つ事により、室外機10が仮アドレス確認コマンドを送信する際の仮アドレスを記憶したアドレスの組み合わせを用い、それに対して各室内機21〜24が応答することで各室内機を区別し、それによりアドレスを順次付与する手順とする事で、製造段階で各室内機にシリアル番号等の固有の情報をEEPROM等に記憶させる必要がなく、加えて、室内機に同時送受信機能が不要な製造コストに優れた安価な自動アドレス設定が実施できる。
【選択図】図2

Description

本発明は分散配置型空気調和機における自動アドレス設定方法に関するものである。
従来、この種のアドレス設定方法としては、例えば個々の室内機に書き込まれた固有の数値を利用して、制御用のアドレスを付与しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された空気調和機の構成を示す概略図、図11は、特許文献1に記載された室外機と室内機との内部機構を示す概略図、図12は、特許文献1に記載された自動アドレス設定を行う際にCPUによって実現される機能ブロックを示す概略図である。
以下図10、図11及び図12を用いて特許文献1に記載の自動アドレス設定方法を説明する。
図10に示す様に、この空気調和機300には、一台の室外機310と複数の室内機321〜324が設けられている。室外機310と各室内機321〜324とは、通信ライン340を介して相互に通信可能となっている。図11において、室外機310には、CPU311とEEPROM312とデータ送信部310aとデータ受信部310bとが設けられている。また、室内機321には、CPU411とEEPROM412とデータ送信部321aとデータ受信部321bとが設けられている。
EEPROM312、412には、室外機や各室内機それぞれの製造時に付与される固有のシリアル番号(識別番号)や通信のために設定されるアドレスなどが格納される。
なお、図10に記載されている他の室内機322〜324についても図11に示した室内機321と同様の構成である。室外機310のCPU311は、通常運転時においてコンプレッサや、複数の室内機321〜324のそれぞれに対しては個別に室内ファン等の動作を制御する制御信号を送受信する必要があることから、通常運転に先だって自動的に各室内機に対してアドレスを付与する自動アドレス設定が行われる。室内機321のCPU411は、自動アドレス設定の際に通信ライン340を介して室外機310のCPU311から受信する各種コマンドに対して応答メッセージを送出したり又は無応答状態となったりする機能を有している。
以下、自動アドレス設定を室外機310のCPU311が行う場合を例にあげて説明する。図12は、自動アドレス設定を行う際に室外機310のCPU311によって実現される機能ブロック図である。CPU311は、まず、アドレスリセット部311aとして機能し、通信ライン340に接続されている複数の室内機321〜324のアドレスをリセットさせる。そして、CPU311は、各室内機321〜324においてアドレスがリセットされたことを確認すると、アドレス未設定検出部311bとして機能し、複数の室内機321〜324のうちで未だアドレスが設定されていない室内機が存在するか否かを検出する。そして、アドレスの未設定室内機が存在すれば、そのうちでシリアル番号の最も小さい又は最も大きい室内機から順次特定し、固有のアドレスを付与すべく、アドレス設定部311cとして機能して、一台の室内機を特定してその室内機に対してアドレスを設定付与する。
CPU311は、一つの室内機に対するアドレス設定を完了すると、再びアドレス未設定検出部311bとして機能し、上記と同様に、未だアドレスが設定されていない室内機が存在するか否かを検出する。全ての室内機321〜324に既にアドレスが設定付与された場合は、CPU311は、アドレス確認部311dとして機能し、各室内機のアドレスを確認する。そして、各室内機321〜324に対して設定されたアドレスに異常がない場合には、その後空気調和機の通常運転へと移行していくように構成されている。
次に、各室内機に設定されているシリアル番号を例えば24ビットのデータとした場合に、一台の室内機を特定する方法を説明する。例えば、室内機321の24ビットで表現されたシリアル番号が「10111・・・」であり、室内機322の24ビットで表現されたシリアル番号が「10110・・・」であり、室内機323の24ビットで表現されたシリアル番号が「10100・・・」であり、室内機324の24ビットで表現されたシリアル番号が「10000・・・」であったとする。
まず、室外機310のCPU311は、上位1ビット目の値が1である室内機が応答するように指令を送信すると、全ての室内機321〜324の1ビット目が1であるため、全ての室内機321〜324が応答メッセージを送信する。このとき、各室内機321〜324のCPUは通信ライン340をモニタする事により、自己以外の室内機も応答メッセージを送信したことを認識することができる。
次に、CPU311は、上位2ビット目の値が1である室内機が応答するように指令を送信するが、全ての室内機321〜324の2ビット目が0であるため、全ての室内機321〜324が無応答状態となる。このとき、各室内機321〜324のCPUは通信ライン340をモニタする事により、自己以外の室内機も無応答状態であることを認識することが出来る。
ここで、各室内機321〜324のCPUは、自己が無応答状態となり、かつ、他の室内機が応答メッセージを送信したことを認識すると、それ以降のビットについては確認コマンドが一致したとしても無応答状態を維持するように構成されている一方、自己が無応答状態となり、かつ、他の室内機も無応答状態であることを認識すると、その次のビットについての確認コマンドが一致した時には応答メッセージを送信するように構成されている。このため、2ビット目について全ての室内機321〜324が無応答状態であるが、次の3ビット目の確認コマンドに対して応答可能な状態となっている。
そして、室外機310のCPU311は、次の3ビット目の値が1である室内機が応答するように指令を送信すると、室内機321〜323の3ビット目が1であるため、3台の室内機321〜323が応答メッセージを送信し、室内機324については無応答状態となる。なお、室内機324は、それ以降のビットの確認コマンドに対して無応答状態を維持する。そして、CPU311は、次の4ビット目の値が1である室内機が応答するように指令を送信すると、室内機321、322の4ビット目が1であるため、2台の室内機321、322が応答メッセージを送信し、室内機323,324については、無応答状態となる。
CPU311は、次の5ビット目の値が1である室内機が応答するように指令を送信すると、室内機321の5ビット目が1であるため、室内機321のみが応答メッセージを送信し、室内機322〜324については無応答状態となる。このとき初めて、応答する室内機が1台となり、CPU311は応答メッセージを正常に受信することができるので、この室内機321が特定されたこととなりアドレスの設定付与が可能となる。特定した室内機に対するアドレスの付与が終了すると、CPU311は、再度1ビット目からビットの確認を再開する。この時点で、室内機についても応答禁止状態がクリアされ、再度各
ビットの確認コマンドに対しての応答を再開する。
以上の処理を繰り返すことにより、全ての室内機に対しアドレスを付与していく。
また、別の方法としては、室内機が温度情報等からランダムな数字を作り、そこから仮アドレスを作成し、その値に対して室外機が固有アドレスを付与していくものもある。
特開2000−74461号公報
しかしながら、前記従来の構成において室外機が一台の室内機を特定するためには、製造段階で室内機のEEPROM等へシリアルナンバー等の固有の情報を入力しておく必要があり、これは製造における工数または設備を必要とすることから、製造コストを押し上げる要因となるものである。加えて、室内機の通信に関する機能として、送信しながらの通信ラインのモニタ機能が不可欠であり、これは、採用するCPUの選択範囲を狭め、コストにも影響する内容である。
また、室内機が温度情報等からランダムな数字を作り、そこから仮アドレスを作成し、その値に対して室外機が固有アドレスを付与していくものについては、複数の室内機が接続されている場合は、都度計算する仮アドレスでは、仮アドレスの衝突が発生しやすく、全ての室内機に対して固有アドレスが付与されるまで、時間がかかるという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するためのもので、特別な設備が不要で室内機のアドレスを迅速に自動設定でき、また、単純なハードウェアで実現できる空気調和機のアドレス設定方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機におけるアドレス設定方法は、自動アドレス設定時に各室内機を区別する手段として、製造段階で各室内機に固有の数値をEEPROM等に記憶させるのではなく、室内機においては、室外機からの仮アドレス設定コマンドを受信する度に室内機自身が仮アドレスを作成し、順次記憶する一方で、室外機においてはアドレス確認時通信異常が発生する毎にその発生したアドレスの組み合わせを順次記憶し、室内機と室外機のそれぞれが順次記憶したアドレスの組み合わせによる問い合わせを繰り返す事で、室外機は1台の室内機を特定し各室内機を区別する固有アドレスを付与する手順としたものである。
これにより、製造段階で各室内機にシリアル番号等の固有の情報をEEPROM等に記憶させる必要がなく、加えて、室内機の通信に関する機能として、送信しながらの通信ラインのモニタ機能が不要である等、製造コストに優れた自動アドレス設定を目的とする。
本発明の空気調和機及び空気調和機におけるアドレス設定方法は、製造段階で各室内機にシリアル番号等の固有の情報をEEPROM等に記憶させる必要がなく、加えて、室内機の通信に関する機能として、送信しながらの通信ラインのモニタ機能が不要である等製造コストに優れ、また、固有アドレスが決定するまで仮アドレスの履歴を含めてアドレス確認する事により、確実に固有アドレスの付与を実施する事ができる。
本発明は、複数の室内機の各々は、室外機が送信する検索コマンドに対して、自身に固
有アドレスが設定されているか否かを室外機に了知させる応答を通信ラインを介して送信する工程と、室外機が通信ラインを介して送信する固有アドレス初期化コマンドに対して室内機自信が記憶している固有アドレスを初期化する工程と、固有アドレスが設定されていない複数の室内機の各々は室外機から通信ラインを介して送信される仮アドレス設定コマンドに対し、仮アドレス設定コマンド受信の都度自身の仮アドレスを設定し順次記憶する工程と、仮アドレス設定コマンドにより仮アドレスを設定した室内機の各々は、室外機が1つ以上の仮アドレスの組み合わせを指定して送信する仮アドレス確認コマンドに対し、記憶している仮アドレスの組み合わせと一致した場合に通信ラインを介して応答する工程と、仮アドレス確認コマンドに対し通信ラインを介して応答した室内機は、引き続き自己に対し室外機から付与される固有アドレス情報を含んだアドレス設定コマンドを受信した場合は、そのアドレスを自己の固有アドレスとして記憶する工程を有するものである。
一方、室外機は、複数の室内機のうちで固有アドレスが未設定の室内機が存在するか否かを検索するための検索コマンドを通信ラインを介して同報で送信する工程と、通信ラインを介して、検索コマンドに対する応答を受信した場合、室内機の固有アドレスを初期化させる固有アドレス初期化コマンドを送信する工程と、仮アドレス設定コマンドを通信ラインを介して同報で送信する工程と、仮アドレス設定コマンドにより仮アドレスを設定した室内機から1台の室内機を特定するために、記憶している仮アドレスの組み合わせと今回検索する仮アドレスを組み合わせて新しい仮アドレスの組み合わせを作りその仮アドレスの組み合わせにより仮アドレス確認コマンドを通信ラインを介して送信する工程と、通信ラインを介して仮アドレス確認コマンドに対する応答を正常に受信した場合にのみ、応答した室内機に対して固有アドレスを設定する工程と、仮アドレス確認コマンドに対し複数の室内機が応答し通信異常となった場合に、その仮アドレスの組み合わせを順次記憶する工程とを有し、これらの工程を複数の室内機全てに対し固有アドレスの付与が完了するまで繰り返し実施する事により、製造工程でのシリアルナンバー等の固有情報を室内機に持たせる必要がなくなり、加えて送信しながらの通信ラインのモニタも不要であるので、製造コスト低減を図ることができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機100の構成を示す概略図、図2は、本発明の実施の形態1における図1の室外機10と室内機21との内部機構を示す概略図、図3は、本発明の実施の形態1における自動アドレス設定を行う際に室外機10のCPU11によって実現される機能ブロック図である。図1に示すように、この空気調和機100には1台の室外機10と複数の室内機21〜24が設けられている。室外機10と室内機21〜24とは、通信ライン40を介して相互に通信可能となっている。なお、図1には、4台の室内機21〜24が接続された一例を示しているが、もちろん、これに縛られるものではない。
図2において室外機10には、CPU11とEEPROM12と室外機データ送信部10aと室外機データ受信部10bとが設けられている。また、室内機21には、CPU211とEEPROM212と室内機データ送信部21aと室内機データ受信部21bが設けられている。EEPROM12、212には、通信の為に設定されるアドレスなどが格納される。なお、他の室内機22〜24についても図2に示した室内機21の内部機構と同様である。
室外機10のCPU11は、通常運転時において複数の室内機21〜24のそれぞれに対して動作を制御する信号を送受信する必要がある事から、通常運転に先だって自動的に各室内機に対して固有アドレスを付与する自動アドレス設定が行われる。室内機21のCPU211は、自動アドレス設定の際に通信ライン40を介して室外機10のCPU11から受信する各種コマンドに対して応答メッセージを送出したり又は無応答状態となった
りする機能を有している。
以下、自動アドレス設定を室外機10のCPU11が行う場合を例にあげて説明する。図3においてCPU11は、まず電源投入時及びリセット発生時には、アドレス取り消し部11aとして機能し、通信ライン40に接続されている複数の室内機21〜24が持つ固有アドレスの取り消しを実行する。次に、CPU11は、アドレス未設定室内機確認部11bとして機能し、固有アドレスが設定されている室内機の確認を実施する。この段階で、固有アドレスの取り消しが実施されていない室内機の存在を確認した場合は、再度アドレス取り消し部11aとなり、室内機の固有アドレスの取り消しを実行する。
CPU11がアドレス未設定室内機確認部11bとして機能している場合で、固有アドレス設定済みの室内機がない事を確認した場合は、CPU11は、複数の室内機21〜24に対し、仮アドレス設定指令部11cとなり、各室内機に対し、仮アドレスを設定させるコマンドを送信する。そして、各室内機が独自に設定した仮アドレスに対し、仮アドレス確認部11dとなり、EEPROM12に格納されている重複応答アドレスと今回の仮アドレスを組み合わせながら、室内機21〜24に対し、順次送信する仮アドレスの組み合わせに対する応答を求めていく。
室外機10が送信した仮アドレスの確認に対して、各室内機21〜24の何れかから応答があり、かつ正常な通信が確立した場合には、CPU11はアドレス設定部11eとして機能して、応答した一台の室内機に対して固有アドレスを設定付与する。一方、一つの仮アドレスに対し複数の室内機が応答し通信異常となった場合には、その度に、現在格納されている重複応答アドレスに現在の仮アドレスを追加してEEPROM12に格納する。CPU11は、予め設定している仮アドレスの範囲(1から15)を一巡すると、アドレス未設定室内機確認部11bに戻り、アドレスが設定されていない室内機が存在するか否かを検出する。
室内機からの応答があった場合は、EEPROM12に格納されている重複応答アドレスと仮アドレス(1から15)を組み合わせて、新規の仮アドレスの組み合わせによる確認を再度実施する。以上を繰り返し実行し、全ての室内機21〜24に固有アドレスが設定付与された場合は、CPU11はアドレス確認部11fとして機能し、各室内機に対して付与した固有アドレスを確認する。そして、各室内機21〜24に対して設定された固有アドレスに異常がない場合には、その後空気調和機の通常運転へと移行していくように構成されている。
上記のような各機能を実現するために、CPU11では、以下に示すような処理シーケンスで処理が進められる。図4から図7は、本発明の実施の形態1における自動アドレス設定において室外機10のCPU11が行うフローチャートである。なお、図4のフローチャートはアドレス取り消し部11a及びアドレス未設定室内機確認部11bとして機能する部分であり、図5のフローチャートは仮アドレス設定指令部11cとして機能する部分であり、図6のフローチャートは、仮アドレス確認部11d及びアドレス設定部11eとして機能する部分であり、図7のフローチャートは、アドレス確認部11fとして機能する部分の動作を説明している。
図4に示すように、まず、CPU11はステップ10において、後に順次付与していく固有アドレス番号(ADR)を1に初期化する。そして、ステップ11へ進み、通信ライン40を介して、各室内機21〜24に対して、アドレスを取り消すように同報で固有アドレス取り消しコマンドを送信する。一方、各室内機21〜24では、室外機10からの固有アドレス取り消しコマンドを受信すると、図2に示すEEPROM212内のアドレス値をリセットする。そして、CPU11は、ステップ11の固有アドレス取り消しコマ
ンドを送信した後、ステップ12でタイマのカウント動作を開始し、ステップ13により、次の送信開始タイミングまで待ち、タイムアウト発生後ステップ14へ進む。
ステップ14において、各室内機21〜24に対しアドレスが取り消されていない室内機の確認のために、アドレス未設定室内機確認コマンドを同報で送信する。そして、CPU11は、ステップ14のアドレス未設定室内機確認コマンドを送信した後、ステップ15でタイマのカウントを開始し、ステップ16に進む。ステップ16において、何れかの室内機から応答があったか否かを検出する。
例えば、複数の室内機が概ね同時に応答を送信したことにより通信ライン40においてデータの衝突が発生したとしても、CPU11は受信結果により、室内機が何らかのメッセージを送信したことを検出することが出来る。同報送信における応答があったか否かの検出は、このように単に通信ライン40を介して何らかのデータ通信が行われた形跡が生じたか否かを検出することにより可能となる。
ステップ16において応答があった場合は、固有アドレスの取り消しが出来ていない室内機が存在する場合であるので、ステップ11へ戻る。一方、ステップ16で応答がない場合はステップ17へ進む。ステップ17においては、ステップ15においてカウント動作を開始したタイマが所定時間を経過してタイムアウトしたか否かを判断する。そして、未だ所定時間が経過していない場合には、室内機からの応答待機状態とすべくステップ16へ戻る。また、タイマがタイムアウトした場合は、接続されている室内機の全ての固有アドレスが取り消されたと判断し、図5のステップ18へ進む(接続子A)。
次に、ステップ17においてタイムアウト発生以降に関し、CPU11が仮アドレス設定指令部11cとして機能する場合の処理シーケンスについて図5を用いて説明する。CPU11は、ステップ18で重複応答アドレスを参照しながら仮アドレス設定コマンドを同報で送信しステップ19へ進む。ステップ19によりタイマのカウント動作を開始し、ステップ20で次の送信開始タイミングまで待ち、タイムアウト発生後、図6のステップ21へ進む(接続子B)。
次に、ステップ21においてタイムアウト発生以降に関し、CPU11が仮アドレス確認部11d及びアドレス設定部11eとして機能する場合の処理シーケンスについて図6を用いて説明する。CPU11は、ステップ21へ進むと、仮アドレス(KADR)を1に初期化し、ステップ22へ進む。ステップ22では、各室内機21〜24に対し、仮アドレス設定コマンドの送信回数(K_TXN)−1回に対応した重複応答アドレスを参照し、現在設定している仮アドレスの値(KADR)を組み合わせて問い合わせのためのアドレスを作成し仮アドレス設定室内機確認コマンドを送信した後ステップ23へ進む。ステップ23でタイマのカウント動作を開始し、ステップ24で、何れかの室内機からの応答があったか否かを検出する。そして、応答があった場合ステップ28へ進み、応答がない場合はステップ25へ進む。
ステップ25では、ステップ23においてカウント動作を開始したタイマが所定時間を経過してタイムアウトしたか否かを判断する。そして、未だ所定時間経過していない場合には、室内機からの応答待機状態とすべくステップ24に戻る。また、タイマがタイムアウトした場合は、今回指定した重複応答アドレスと仮アドレス(KADR)の組み合わせを持つ室内機は存在しないことが判明するため、ステップ26へ進む。ステップ28において仮アドレス設定コマンドに対する応答が正常と判断された場合にはステップ29へ進む一方、通信異常と判定した場合はステップ30に進む。
ステップ30では、現在の仮アドレスと今回(現在の仮アドレス設定コマンドの送信回
数(K_TXN)−1回に対応)参照している重複応答アドレスを組み合わせて、仮アドレス設定コマンドの送信回数(K_TXN)別に、重複応答アドレスとして順次記憶し、ステップ26へ進む。ステップ26では、下記式に従い仮アドレスを更新し、ステップ27へ進む。
KADR=KADR+1
ステップ27では、更新した仮アドレス値(KADR)が予め決めている仮アドレスの最大値(15)より大きいかどうかを判定する。更新した仮アドレス値(KADR)が予め決めている最大値以下の場合は、ステップ22に戻る。一方、更新した仮アドレス値(KADR)が予め決めている最大値(15)を越える場合は、仮アドレスに対する問合せが一巡したため、再度、アドレス未設定室内機の有無の確認を実施すべく、図4に示すステップ14に戻る(接続子C)。ステップ29では、今回参照している重複応答アドレスと現在の仮アドレス値(KADR)の組み合わせを持つ室内機に対して、固有アドレスを設定付与するために、現在の付与アドレス値(ADR)を情報として含んだ固有アドレス付与コマンドを送信した後、ステップ31でタイマのカウント動作を開始し、ステップ32で、アドレスを付与した室内機からの応答があったか否かを検出する。
ステップ32で応答ありと判断された場合はステップ33へ進み、応答がない場合はステップ34へ進む。応答が無くステップ34に進んだ場合は、ステップ31においてカウント動作を開始したタイマが所定時間を経過してタイムアウトしたか否かを判断する。そして、未だ所定時間を経過していない場合には、室内機からの応答待機状態とすべくステップ32へ戻る。また、タイマがタイムアウトした場合はステップ22へ戻り確認をやり直す。
ステップ33では、下記式に従い仮アドレス値(KADR)を更新し、ステップ35へ進む。
KADR=KADR+1
ステップ35では、下記式に従い、付与アドレス値(ADR)を更新し、ステップ36へ進む。
ADR=ADR+1
ステップ36では、更新した仮アドレス値(KADR)が予め決めている仮アドレスの最大値(15)より大きいかどうかを判定する。更新した仮アドレス値(KADR)が予め決めている最大値以下の場合はステップ22に戻る。一方、更新した仮アドレス値(KADR)が予め決めている最大値(15)を越える場合は、仮アドレスに対する問合せが一巡したため、再度、アドレス未決定室内機の有無の確認を実施すべくステップ37へ進む。
ステップ37では、アドレス未設定の室内機の有無を確認すべく、アドレス未設定室内機確認コマンドを全ての室内機に対し同報で送信した後、ステップ38でタイマのカウント動作を開始し、ステップ39で、未だアドレスが決定していない室内機からの応答があるか否かを検出する。そして、ステップ39において応答があった場合には、未だアドレスが決定していない室内機が存在することが確認できたため、図5に示すステップ18に戻る(接続子A)。
一方、ステップ39で室内機からの応答が確認されない場合はステップ40へ進む。
ステップ40では、ステップ38においてカウント動作を開始したタイマが所定時間を経過してタイムアウトしたか否かを判断する。そして、未だ、所定時間が経過していない場合には、室内機からの応答待機状態とすべくステップ39へ戻る。また、タイマがタイム
アウトした場合は、全ての室内機21〜24に対するアドレス設定が完了しているのであるから、正常なアドレス設定を行うことができたか否かを判断すべく図7のステップ41へ進む(接続子D)。ステップ41では、付与アドレス値(ADR)の最終値を室内機接続台数として格納し、ステップ42へ進む。
ステップ42ではアドレス設定が完了している室内機に対し順次設定されたアドレスの確認をするために、呼び出しアドレス(YADR)を1に初期化し、ステップ43へ進む。CPU11は、ステップ43において、現在の呼び出しアドレス値(YADR)を対象アドレスとし、室内機に対して接続確認コマンドを送信した後、ステップ44でタイマのカウント動作を開始し、ステップ45で、現在の呼び出しアドレス値(YADR)を持つ室内機からの応答があったか否かを検出する。
ステップ45で応答ありと判断された場合はステップ46へ進み、応答がない場合はステップ47へ進む。ステップ47では、ステップ44においてカウント動作を開始したタイマが所定時間を経過してタイムアウトしたか否かを判断する。そして、未だ所定時間を経過していない場合には、室内機からの応答待機状態とすべくステップ45へ戻る。また、タイマがタイムアウトした場合は、アドレス設定に不都合が生じたものと判断し、図4のステップ10へ戻り、全ての室内機に対し再度アドレスの設定付与をやり直す(接続子E)。
ステップ46においては、下記式に従い呼び出しアドレス値(YADR)を更新し、ステップ48へ進む。
YADR=YADR+1
ステップ48では、更新された呼び出しアドレス値(YADR)と室内機接続台数を比較し、呼び出しアドレス値(YADR)が、室内機接続台数以下の場合は、次の室内機の接続確認を実施するためにステップ43に戻り、呼び出しアドレス値(YADR)が、室内機接続台数を越える場合は、アドレス設定された全ての室内機が確認された事となり、自動アドレス設定の処理を終了し、空気調和機100の通常運転に移行する事となる。
次に室内機における処理を説明する。図8及び図9は、本発明の実施の形態1における自動アドレス設定において室内機21のCPU211が行うフローチャートである。なお、図8のフローチャートは室外機10から仮アドレス設定指令コマンドを受信した場合の仮アドレスを作成する部分の処理内容を説明するものであり、図9のフローチャートは室外機10からの仮アドレスの問い合わせから固有アドレスを記憶するまでの部分の処理内容を説明している。
以下で処理の概要を説明する。
図8において、通常室内機が備えているCPU211のAD変換器による室内温度測定を7回実施し、それぞれの温度測定によるAD変換結果の最下位ビットを抽出し、7ビットのデータを得る。固有アドレスが付与されていない状態で、室外機から仮アドレス設定コマンドを受信した場合は、この値を初期値として乱数計算を実施し、その結果より仮アドレスを決定するものである。
以下、図8のフローチャートに従い、処理の詳細を説明する。ステップ100では、室外機10から受信したコマンドが仮アドレス設定コマンドかどうかを判断する。仮アドレス設定コマンドの場合はステップ101へ、そうでない場合は処理を終了する(接続子G)。ステップ101においてAD変換の実施回数(HNUM)を0に初期化し、ステップ102に進む。ステップ102においてCPU211は、室内温度計測用に準備されてい
るセンサーを用いAD変換器を動作させることで室温データをビットデータとして取りこみ、ステップ103に進む。
ステップ103では、ステップ102のAD変換により得られた結果の最下位ビットを、乱数計算用初期値(data)の(HNUM)ビット目に格納しステップ104に進む。具体的には、0回目のAD変換結果の最下位ビットは、乱数計算用初期値(data)の0ビット目に格納し、1回目のAD変換結果の最下位ビットは、乱数計算用初期値(data)の1ビット目に格納・・・というふうに、順次AD変換が完了する度に乱数計算用初期値(data)の各ビットに格納していく。
ステップ104では、AD変換が完了する度にAD変換の実施回数(HNUM)を下記式に従い更新し、ステップ105に進む。
HNUM=HNUM+1
ステップ105では、AD変換実施回数(HNUM)が7回を越えたか否かを判定する。AD変換実施回数(HNUM)が7以上の場合には、初期値の取得が完了したためステップ106に進み仮アドレスの計算を実施する。また、AD変換実施回数(HNUM)が7未満の場合には、ステップ102に戻すことにより、引き続き乱数計算用初期値(deta)の作成を継続する。
ステップ106で仮アドレスの設定を実施し、ステップ107へ進む。ここで、仮アドレスの設定方法の一例を以下に示す。各室内機21〜24は、自己の固有アドレスが未設定の場合は、室外機10から仮アドレス設定コマンドA或いはBを受信する度に、以下に説明する方法により仮アドレスを求める。仮アドレスを求める前段階として、下記式に従い乱数計算用初期値(deta)から1〜999の乱数(RAN(1))を計算により得る。ここで、(mod1000)は、右辺の計算結果を1000で割った時のあまりが左辺の値(RAN1)であることを示している。
RAN1=data×23+12 (mod1000)
次に、得られた乱数(RAN1)を15で割り、そのあまりに1を加えることにより1〜15の仮アドレス(KADR)を得る。
以上説明した内容により仮アドレスを決定する。
ステップ107では、計算した仮アドレスを順次記憶し、ステップ108へ進む。(接続子F)。つまり、自身が固有アドレスを持たない場合は、室外機から仮アドレス設定コマンドを受信回数だけ仮アドレスが記憶され、それが仮アドレスの組み合わせとなる。
以下では、室外機10からの仮アドレスの問い合わせから固有アドレスを記憶するまでの部分の処理内容について図9を用いて説明する。
ステップ108において、室外機10から受け取ったコマンドが仮アドレス設定室内機確認コマンドかどうかを判定する。該当するコマンドである場合はステップ109へ進み、そうでない場合は再度コマンド待ちを実施する。ステップ109では、自己が持つ仮アドレス作成履歴と室外機10が送信した1つ以上の仮アドレスの組み合わせとが一致するかどうかを判定する。一致する場合はステップ110へ進み、一致しない場合はステップ108へ戻る。
ステップ110では、室外機10に対し定められたコマンドで応答し、ステップ111に進む。ステップ111では、タイマのカウント動作を開始し、ステップ112で、自己
宛のアドレス付与コマンドが受信されるか否かを検出する。ステップ112で自己宛のアドレス付与コマンドを受信した場合はステップ113へ進み、受信できていない場合はステップ114へ進む。ステップ114では、ステップ111においてカウント動作を開始したタイマが所定時間を経過してタイムアウトしたか否かを判断する。そして、未だ所定時間を経過していない場合には、室外機からのコマンド待機状態とすべくステップ112へ戻る。また、タイマがタイムアウトした場合は複数の室内機が応答したものと判断し処理を終了する。
以上のようにアドレス設定を行う事で、製造工程でのシリアルナンバー等の固有情報を室内機に持たせる必要がなくなり、加えて送信しながらの通信ラインのモニタも不要であるので、製造コスト低減を図ることができる。
また、室内機がランダムな数字を元に仮アドレスを作成し、その値により固有アドレスを付与していくものに対しても、複数の室内機がある場合は都度都度の仮アドレスが衝突し、全ての室内機に固有アドレスを付与するまでに時間がかかるという問題に対しても、仮アドレスの履歴を使う事により、迅速に全ての室内機に対し固有アドレスの付与を完了する事ができる。
加えて、図1に示した空気調和機100が複数接続された空気調和システムが構成され、その空気調和システムに複数の室外機や室内機を統括的に制御する集中コントローラーが設けられている場合、集中コントローラーは、複数の室外機や室内機に対して個別に制御信号を送信する必要があるため、複数の室外機や室内機に対して固有のアドレスを設定する必要がある。上記に説明したこの実施の形態1における自動アドレス設定の方法は、このような集中コントローラーが複数の室外機や室内機に対して固有のアドレスを設定する際にも有効である。
本発明の空気調和機におけるアドレス設定方法は、一台の室外機に対し複数の室内機が接続された空気調和機において、室外機から仮アドレスの作成コマンドを受ける度に、各室内機が独自に仮アドレスを設定及び記憶し、室外機が室内機にアドレスを付与する場合に用いる仮アドレスを、それぞれが記憶した仮アドレスの組み合わせを使用する事としたもので、製造工程で事前に室内機に固有の値を書き込む必要がなく、また、室内機の通信機能として、送信と同時の通信ラインのモニタも不要であるため、製造コストを下げる事が可能となるので、安価なCPUを搭載したマスタ、スレーブの関係が同様なシステムの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成を示す概略図 本発明の実施の形態1における室外機と室内機との内部機構を示す概略図 本発明の実施の形態1における自動アドレス設定を行う際に室外機のCPUによって実現される機能ブロック図 本発明の実施の形態1における室外機のCPUが、アドレス取り消し部及びアドレス未設定室内機確認部として機能する場合の処理内容を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における室外機のCPUが、仮アドレス設定指令部として機能する場合の処理内容を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における室外機のCPUが、仮アドレス確認部及びアドレス設定部として機能する場合の処理内容を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における室外機のCPUがアドレス確認部として機能する場合の処理内容を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における、自動アドレス設定の際に室内機のCPUが室外機から仮アドレス設定指令コマンドを受信した場合における、仮アドレスの設定を行う場合の処理内容を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における、自動アドレス設定の際に室内機のCPUが室外機からの仮アドレス問い合わせから付与される固有アドレスを記憶するまでの処理内容を示すフローチャート 従来例における空気調和機の構成を示す概略図 従来例における室外機と室内機との内部機構を示す概略図 従来例における自動アドレス設定を行う際に室外機のCPUによって実現される機能ブロック図
符号の説明
10 室外機
21 室内機
22 室内機
23 室内機
24 室内機
40 通信ライン
100 空気調和機

Claims (1)

  1. 一台の室外機に対し複数の室内機が、通信ラインを介して互いに接続され、複数の前記室内機の各々に対応する通信用の固有アドレスに基づき、前記室外機から複数の前記室内機に個別或いは同報の通信を行う事により運転制御が行われる空気調和機におけるアドレス設定方法に関して、複数の前記室内機の各々は、前記室外機が送信する検索コマンドに対して、自身に固有アドレスが設定されているか否かを前記室外機に了知させる応答を前記通信ラインを介して送信する工程と、前記室外機が前記通信ラインを介して送信する固有アドレス初期化コマンドに対して前記室内機自身が記憶している固有アドレスを初期化する工程と、固有アドレスが設定されていない複数の前記室内機の各々は前記室外機から前記通信ラインを介して送信される仮アドレス設定コマンドに対し、仮アドレス設定コマンド受信の都度自身の仮アドレスを設定し順次記憶する工程と、前記仮アドレス設定コマンドにより仮アドレスを設定した前記室内機の各々は、前記室外機が1つ以上の仮アドレスの組み合わせを指定して送信する仮アドレス確認コマンドに対し、記憶している仮アドレスの組み合わせと一致した場合に前記通信ラインを介して応答する工程と、前記仮アドレス確認コマンドに対し前記通信ラインを介して応答した前記室内機は、引き続き自己に対し前記室外機から付与される固有アドレス情報を含んだアドレス設定コマンドを受信した場合は、そのアドレスを自己の固有アドレスとして記憶する工程を有し、一方、前記室外機は、複数の前記室内機のうちで固有アドレスを持たない室内機が存在するか否かを検索するための検索コマンドを前記通信ラインを介して同報で送信する工程と、前記通信ラインを介して検索コマンドに対する応答を受信した場合、複数の前記室内機の固有アドレスを初期化させる固有アドレス初期化コマンドを送信する工程と、仮アドレス設定コマンドを通信ラインを介して同報で送信する工程と、仮アドレス設定コマンドにより仮アドレスを設定した前記室内機から1台の室内機を特定するために、記憶している仮アドレスの組み合わせと今回検索する仮アドレスを組み合わせて新しい仮アドレスの組み合わせを作りその仮アドレスの組み合わせにより仮アドレス確認コマンドを前記通信ラインを介して送信する工程と、前記通信ラインを介して仮アドレス確認コマンドに対する応答を正常に受信した場合にのみ、応答した前記室内機に対して、固有アドレスを設定する工程と、仮アドレス確認コマンドに対し複数の前記室内機が応答し通信異常となった場合に、その仮アドレスを順次記憶する工程とを有し、これらの工程を複数の前記室内機全てに対し固有アドレスの付与が完了するまで繰り返し実施することを特徴とする空気調和機におけるアドレス設定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150052655A (ko) * 2013-11-06 2015-05-14 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 공기조화기 제어방법
KR101610849B1 (ko) * 2009-01-09 2016-04-08 삼성전자 주식회사 공기조화기의 제어방법

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