JP2007254904A - リサイクル用ポリエステル系繊維製品、リサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法およびポリエステル系繊維製品のリサイクル方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アゾ系分散染料で染色されたポリエステル系繊維製品を、アルカリ剤、還元剤および非イオン系界面活性剤を含む脱色用処理液にて処理し、この脱色繊維製品を再染色して用い、またはケミカルリサイクルもしくはマテリアルリサイクルの原料として用いる。
【選択図】なし
Description
このような状況のもとで、近年においては、環境問題より、循環型社会をめざし、ポリエステルを用いた製品のリサイクルが、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクルなどの観点から様々なものが検討されている。
例えば、ポリエステル系繊維製品では、リサイクルを行うためのシステムを検討したもの(特許文献1)や回収されたポリエステル系繊維製品を用いたケミカルリサイクル時の工程トラブルを防ぎ、安定して高純度の有効成分を回収する方法(特許文献2)などが知られている。
また、繊維製品を従来の方法で脱色し、消費者の好みの色に染め直すことの検討も行われたが、濃色への染め替えは可能であるが、淡色をはじめとする様々な色への染め直しができるほど十分な脱色ができないといった問題があった。
しかしながら、酸化脱色を行う場合、一般的に染色加工に用いられているステンレス製の加工機では、加工機が腐食してしまう。そこで、チタンメッキ製の加工機が必要であるが価格が高価であり、酸化脱色を行わずに、脱色することが望まれている。
したがって、本発明では、酸化脱色を行わなくとも、また有機溶剤を用いた脱色を行わなくとも、リサイクル可能なポリエステル系繊維製品、その脱色方法およびそのポリエステル系繊維製品のリサイクル方法を提供することを課題としている。
(1)分散染料で染色されたポリエステル系繊維製品であって、分散染料がアゾ系分散染料であることを特徴とするリサイクル用ポリエステル系繊維製品。
(2)アゾ系分散染料が、モノアゾ型、ジスアゾ型、チアゾールアゾ型、チオフェンアゾ型およびピロリドンアゾ型分散染料から選ばれる少なくとも1種を含む、上記(1)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品。
(3)前記繊維製品のアルカリ剤、還元剤および非イオン系界面活性剤を含む脱色用処理液による脱色処理後の色と前記繊維製品が染色される前の未染色繊維製品の色とを比較した色差ΔEが13以下である、上記(1)または(2)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品。
(5)前記還元剤が、ハイドロサルファイトおよび二酸化チオ尿素を含む、上記(4)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(6)前記非イオン系界面活性剤が、脂肪酸エチレンオキサイド付加物である、上記(4)または(5)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(7)前記脂肪酸エチレンオキサイド付加物が、不飽和脂肪酸エチレンオキサイド付加物である、上記(6)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(9)前記脱色用処理液が、さらにキレート剤を含む、上記(4)〜(8)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(10)前記脱色用処理液が、さらにアニオン系界面活性剤を含む、上記(4)〜(9)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(11)前記アニオン系界面活性剤が、硫酸化油である、上記(10)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(12)前記硫酸化油が、硫酸化ひまし油である、上記(11)に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(14)前記芳香族化合物が、N−ブチルフタルイミドおよび/または安息香酸ベンジルである、上記(13)記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(15)前記脱色処理が120〜140℃にて10〜180分間行われる、上記(4)〜(14)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(17)前記脱色処理液が、前記芳香族化合物を0.01〜10質量%の量で含む、上記(4)〜(16)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(18)前記脱色用処理液が、前記アニオン系界面活性剤を0.001〜5質量%の量で含む、上記(4)〜(17)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(19)前記脱色用処理液が、前記アルカリ剤を0.05〜10質量%の量で含む、上記(4)〜(18)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
(20)前記脱色用処理液が、前記還元剤を0.1〜10質量%の量で含む、上記(4)〜(18)のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
また、本発明の繊維製品を、本発明の脱色方法にて脱色処理することにより、酸化処理に耐え得るチタンメッキ製の装置を用いなくとも、従来の染色加工で用いられている装置により短時間で脱色処理することができ、また人体に対して有害な有機溶剤を用いる必要性もないので、安価で、安全にサイクル可能なポリエステル系繊維製品を提供することができる。
また、上記のポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル繊維の他に綿、麻、羊毛などの天然繊維やナイロン、アクリルなどの合成繊維、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維を含んでいてもよい。
リサイクル時の分別やケミカルリサイクル時に得られる成分の純度の観点からは、ポリエステル繊維のみからなるものが好ましい。
より具体的には、C.I.Disperse Yellow 3、C.I.Disperse Yellow 126、C.I.Disperse Yellow 163、C.I.Disperse Yellow 226、C.I.Disperse Orange 30、C.I.Disperse Red 54、C.I.Disperse Red 65、C.I.Disperse Red 73、C.I.Disperse Red 179、C.I.Disperse Red 278、C.I.Disperse Red 356、C.I.Disperse Violet 12、C.I.Disperse Blue 79、C.I.Disperse Blue 125、C.I.Disperse Blue 148、C.I.Disperse Blue 165、C.I.Disperse Blue 183、C.I.Disperse Green 9、C.I.Disperse Yellow 60、C.I.Disperse Red 58、C.I.Disperse Yellow 7、C.I.Disperse Yellow 23、C.I.Disperse Orange 29、C.I.Disperse Orange 13、C.I.Disperse Red 141などが挙げられる。
染色濃度は、淡色から濃色のいずれでもよく、繊維製品の質量に対して、市販されている染料濃度で0.001〜15%omf程度であってよい。
さらに、染色色相は、赤、青、黄、グリーン、黒等任意の色であってよい。
ここで、色差ΔEは、CIE1976LAB ΔE=√(ΔL2+Δa2+Δb2)、光源D65、10°視野にて求めたものであり、分光光度計としては倉敷紡績株式会社製COLOR−7X 拡散/8°、6インチ積分球、色彩管理システム AUCOLOR−NF2を用いた。
ここで、アルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウムなどを用いることができる。
これらのアルカリ剤は、0.05〜10%の濃度、特に0.1〜1%の濃度の水溶液として用いられるのが好ましい。この水溶液の濃度が0.05%未満であると脱色効果が十分でないことがあり、10%を超えるとポリエステル系繊維を溶かしてしまう可能性がある。
これらの還元剤は、0.1〜10%の濃度、特に0.1〜3%の濃度の水溶液として用いられるのが好ましい。この濃度が0.1%未満であると脱色が十分でないことがあり、10%を超えても脱色効果にさほど差がなく、コスト的に不利である。
これらのキレート剤は、0.001〜0.1%の濃度の水溶液として用いられるのが好ましい。この濃度が0.001%未満であると脱色が十分でないことがあり、0.1%を超えても脱色効果にさほど差がなく、コスト的に不利である。
これらのアニオン系界面活性剤は0.001〜5%の濃度の水溶液として用いられるのが好ましい。この濃度が0.001%未満であると脱色が十分でないことがあり、5%を超えても脱色効果にさほど差がなく、コスト的に不利である。
これらの芳香族化合物は0.01〜10%の濃度の水溶液として用いられるのが好ましい。この濃度が0.01%未満であると脱色が十分でないことがあり、10%を超えても脱色効果にさほど差がなく、コスト的に不利であり、また繊維製品に芳香族化合物が残留し、臭いが発生する可能性がある。
また、脱色処理されるポリエステル系繊維製品と脱色処理液の浴比は、ポリエステル系繊維製品の染色濃度によっても変わるが、1:5〜1:500程度がよい。浴比が1:5を下まわると十分な脱色が得られないことがあり、1:500を超えても脱色効果にさほど差がみられないため、コスト的に不利である。
また、脱色処理は、必要に応じて、上記の処理を2回以上繰り返して行ってもよい。
脱色処理後は、乾燥前に水洗を行うのが好ましい。
染め直しによる再利用
本発明のリサイクル方法は、本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を本発明の脱色方法により脱色するステップ4、および脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品を再度本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品に染色するステップ5を含むポリエステル系繊維製品のリサイクル方法である。
ステップ3では、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収する。回収時に、ステップ1にて識別表示を付与していれば、本発明のポリエステル系繊維製品と他の繊維製品が混入していた場合においても、容易に識別できる。また、ステップ3では、繊維製品が企業、病院、ホテル、イベントなどで使用されるユニホーム、カーテン、布団、シーツなどであれば、他の繊維製品の混入も防ぎやすく、また多少他の製品が混入していたとしても容易に識別が可能である。
ステップ5では、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品を再度本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品に染色する。
以上のような方法にてリサイクルを行えば、従来、古着として使用した場合には流行色と異なったり、色あせたりしていたことにより、使用を避けていたユーザーであっても使用できるようになり、リサイクルがより推進される。
また、本発明のリサイクル方法は、リサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を本発明の脱色方法により脱色するステップ4、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品をケミカルリサイクルの原料とし、ケミカルリサイクルを行うステップ5を含むリサイクル方法である。
ステップ3では、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収する。回収時に、ステップ1にて識別表示を付与していれば、本発明のポリエステル系繊維製品と他の繊維製品が混入していた場合においても、容易に識別できる。また、ステップ3では、繊維製品が企業、病院、ホテル、イベントなどで使用されるユニホーム、カーテン、布団、シーツなどであれば、他の繊維製品の混入も防ぎやすく、また多少他の製品が混入していたとしても容易に識別が可能である。
ステップ5では、ケミカルリサイクルのステップにて、ポリエステル系繊維製品の構成モノマーに分離生成され、再利用することができ、サイクルがより推進される。
また、本発明のリサイクル方法は、本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を本発明の脱色方法により脱色するステップ4、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品をケミカルリサイクルの原料とし、マテリアルリサイクルを行うステップ5を含むリサイクル方法である。
ステップ3では、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収する。回収時に、ステップ1にて識別表示を付与していれば、本発明のポリエステル系繊維製品と他の繊維製品が混入していた場合においても、容易に識別できる。また、ステップ3では、繊維製品が企業、病院、ホテル、イベントなどで使用されるユニホーム、カーテン、布団、シーツなどであれば、他の繊維製品の混入も防ぎやすく、また多少他の製品が混入していたとしても容易に識別が可能である。
ステップ5では、マテリアルリサイクルのステップにて、ポリエステルをモノマーに分解せずに、そのまま成形して、繊維、綿、トレーなどの種々の製品とするマテリアルリサイクルを行うことができる。この製品は、染料による汚染が少ないため、従来着色されていることによって制限されていた用途においても使用することができる。
実施例1
ポリエステルタフタ(ポリエチレンテレフタレート、タテ糸83デシテックス/72フィラメント、ヨコ糸83デシテックス/72フィラメント、密度 タテ114本/2.54cm、ヨコ92本/2.54cm)を、アゾ系分散染料Dianix Yellow 7GL200%(ピロリドンアゾ型、C.I.Disperse Yellow 126、ダイスタージャパン製)を用い、生地の質量に対し、1%omfの染料を用いて、液流染色機により、130℃で30分間染色を行い、黄色に染色した。
次に、上記のタフタを用いてブラウスを縫製し、リサイクル用ポリエステル系繊維製品とした。
上記ブラウスをユニホームとして着用した後、ブラウスを回収した。
回収したブラウスからボタン等を取り去り、ワッシャーにて下記脱色処理液を用い、常温より2℃/分にて昇温しながら135℃まで昇温を行い、135℃にて40分間の脱色処理を1回行った(浴比1:50)。
苛性ソーダ 0.3%
ハイドロサルファイト 0.5%
二酸化チオ尿素 0.2%
ポリエチレングリコールオレイン酸モノエステル 1.0%
硫酸化ひまし油 0.1%
N−ジブチルフタルイミド 0.5%
安息香酸ベンジル 0.2%
キレート剤(DTPA) 0.01%
水 残量
次に、繊維製品の脱色処理後の色と繊維製品が染色される前の白生地の色とを測定し、色差ΔEを求めたところ、4.93であった。
染色されたリサイクル用ポリエステル繊維製品(ブラウス)にボタンをつけ、再度ユニホームとして用いた。ユニホームは、前の黄色に染色されていた色の影響をほとんど受けず、綺麗な青色のブラウスであった。
その後、再度上記と同様の条件にて脱色処理を行った。脱色処理された繊維製品は,ほぼ白色になっていた。
以上のように、本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を本発明の脱色方法により脱色するステップ4、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品を再度本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品に染色するステップ5を有するポリエステル系繊維製品のリサイクル方法により、任意の色に染め直し、繰り返してポリエステル系繊維製品を使用することができる。
ポリエステルタフタ(ポリエチレンテレフタレート、タテ糸83デシテックス/72フィラメント、ヨコ糸83デシテックス/72フィラメント、密度 タテ114本/2.54cm、ヨコ92本/2.54cm)を、アゾ系分散染料Kayalon Polyester Rubine BLS200(ニトロベンゼンチアゾールアゾ型、C.I.Disperse Red 179、日本化薬製)を用い、生地の質量に対し、3%omfの染料を用いて、液流染色機により、130℃で30分間染色を行い、エンジに染色した。
次に、帯電防止剤ナイスポールFL(日華化学製)の0.5%水溶液を用い、パディング処理にて帯電防止加工を行った。
上記ジャンパーをユニホームとして着用した後、ジャンパーを回収した。
回収したジャンパーからボタン等を取り去り、高圧ワッシャーにて下記脱色処理液を用い、常温より2℃/分にて昇温しながら135℃まで昇温を行い、135℃にて30分間の脱色処理を2回行った(浴比1:50)。
苛性ソーダ 0.3%
ハイドロサルファイト 0.5%
二酸化チオ尿素 0.2%
ポリエチレングリコールオレイン酸モノエステル 1.0%
キレート剤(DTPA) 0.01%
キレート剤(NTA) 0.01%
水 残量
次に、繊維製品の脱色処理後の色と繊維製品が染色される前の白生地の色とを測定し、色差ΔEを求めたところ、9.94であった。
上記のように本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を本発明の脱色方法により脱色するステップ4、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品をケミカルリサイクルの原料とし、ケミカルリサイクルを行うステップ5を有するリサイクル方法により、一度繊維製品として使用したポリエステルを容易にケミカルリサイクルすることができる。
ポリエステルタフタ(ポリエチレンテレフタレート、タテ糸83デシテックス/72フィラメント、ヨコ糸83デシテックス/72フィラメント、密度 タテ114本/2.54cm、ヨコ92本/2.54cm)を、アゾ系分散染料Dianix Green CC(チオフェンアゾ型、C.I.Disperse Green 9、ダイスタージャパン製)を用い、生地の質量に対し、1%omfの染料を用いて、液流染色機により、130℃で30分間染色を行い、緑色に染色した。
次に、上記のタフタを用いてカーテンを縫製し、リサイクル用ポリエステル系繊維製品とした。
上記カーテンを使用した後回収した。
回収したカーテンからフック等を取り去り、高圧ワッシャーにて、下記脱色処理液を用い、常温より2℃/分にて昇温しながら135℃まで昇温を行い、135℃にて40分間の脱色処理を1回行った(浴比1:50)。
苛性ソーダ 0.3%
ハイドロサルファイト 0.5%
二酸化チオ尿素 0.2%
ポリエチレングリコールオレイン酸モノエステル 1.0%
硫酸化ひまし油 0.1%
N−ジブチルフタルイミド 0.5%
安息香酸ベンジル 0.2%
キレート剤(DTPA) 0.01%
ポリアクリル酸ソーダ 0.01%
水 残量
次に、繊維製品の脱色処理後の色と繊維製品が染色される前の白生地の色とを測定し、色差ΔEを求めたところ、2.81であった。
上記のように本発明のリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を本発明の脱色方法により脱色するステップ4、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品をマテリアルリサイクルの原料とし、マテリアルリサイクルを行うステップ5を有するリサイクル方法により、一度繊維製品として使用されたポリエステルをトレー等にマテリアルリサイクルすることが可能である。
Claims (23)
- 分散染料で染色されたポリエステル系繊維製品であって、分散染料がアゾ系分散染料であることを特徴とするリサイクル用ポリエステル系繊維製品。
- アゾ系分散染料が、モノアゾ型、ジスアゾ型、チアゾールアゾ型、チオフェンアゾ型およびピロリドンアゾ型分散染料から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品。
- 前記繊維製品のアルカリ剤、還元剤および非イオン系界面活性剤を含む脱色用処理液による脱色処理後の色と前記繊維製品が染色される前の未染色繊維製品の色とを比較した色差ΔEが13以下である、請求項1または2に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品。
- アゾ系分散染料で染色されたポリエステル系繊維製品を、アルカリ剤、還元剤および非イオン系界面活性剤を含む脱色用処理液にて処理することを特徴とするリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記還元剤が、ハイドロサルファイトおよび二酸化チオ尿素を含む、請求項4に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記非イオン系界面活性剤が、脂肪酸エチレンオキサイド付加物である、請求項4または5に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脂肪酸エチレンオキサイド付加物が、不飽和脂肪酸エチレンオキサイド付加物である、請求項6に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 不飽和脂肪酸エチレンオキサイド付加物が、ポリエチレングリコールオレイン酸モノエステルおよび/またはポリエチレングリコールオレイン酸ジエステルである、請求項7に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色用処理液が、さらにキレート剤を含む、請求項4〜8のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色用処理液が、さらにアニオン系界面活性剤を含む、請求項4〜9のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記アニオン系界面活性剤が、硫酸化油である、請求項10に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記硫酸化油が、硫酸化ひまし油である、請求項11に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色用処理液が、さらに芳香族化合物を含む、請求項4〜12のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記芳香族化合物が、N−ブチルフタルイミドおよび/または安息香酸ベンジルである、請求項13に記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色処理が120〜140℃にて10〜180分間行われる、請求項4〜14のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色処理液が、前記非イオン系界面活性剤を0.01〜10質量%の量で含む、請求項4〜15のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色処理液が、前記芳香族化合物を0.01〜10質量%の量で含む、請求項4〜16のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色用処理液が、前記アニオン系界面活性剤を0.001〜5質量%の量で含む、請求項4〜17のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色用処理液が、前記アルカリ剤を0.05〜10質量%の量で含む、請求項4〜18のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 前記脱色用処理液が、前記還元剤を0.1〜10質量%の量で含む、請求項4〜18のいずれかに記載のリサイクル用ポリエステル系繊維製品の脱色方法。
- 請求項1に記載したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を請求項4に記載した脱色方法により脱色するステップ4、および脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品を再度請求項1に記載したリサイクル用ポリエステル系繊維製品に染色するステップ5を含むポリエステル系繊維製品のリサイクル方法。
- 請求項1に記載したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を請求項4に記載した脱色方法により脱色するステップ4、および脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品をケミカルリサイクルの原料とし、ケミカルリサイクルを行うステップ5を含むリサイクル方法。
- 請求項1に記載したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を製造するステップ1、リサイクル用ポリエステル系繊維製品をユーザーが使用するステップ2、ユーザーが使用したポリエステル系繊維製品を回収するステップ3、回収したリサイクル用ポリエステル系繊維製品を請求項4に記載した脱色方法により脱色するステップ4、脱色されたリサイクル用ポリエステル系繊維製品をマテリアルリサイクルの原料とし、マテリアルリサイクルを行うステップ5を含むリサイクル方法。
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