JP2007251280A - 番組録画装置、携帯端末、番組録画管理システム - Google Patents

番組録画装置、携帯端末、番組録画管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザにとって望ましい録画番組管理を実現でき、ユーザが何時でも何処でもより良い品質で番組を視聴できるようにする。
【解決手段】
自動番組録画装置21は、全チャンネルの全番組を一時的に常時録画領域22に録画している。ユーザ1の携帯電話端末11は、テレビジョン番組の受信と録画機能を備えている。外出時にユーザが携帯電話端末11にて所望のテレビジョン番組の視聴や録画を行った後帰宅した場合、携帯電話端末11は、自宅の自動番組録画装置21へ、上記外出時に視聴や録画された番組を特定する番組特定情報(番組タイトルデータ)を送る。この番組特定情報を受け取った自動番組録画装置21は、その番組特定情報に応じた番組を、常時録画領域22から保存データ領域に移して保存させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数チャンネルの複数のテレビジョン番組を録画する番組録画装置、テレビジョン番組を受信及び録画可能なテレビジョン機能付きの携帯端末、それら番組録画装置と携帯端末を有する番組録画管理システムに関する。
近年は、大容量のHDD(ハードディスクドライブ)とDVD(デジタルバーサータイルディスク)記録再生機能を搭載したテレビジョン放送録画装置の普及が進み、テレビジョン番組の録画と再生視聴が手軽に行えるようになっている。また最近は、複数のチューナを搭載し、その地域で受信可能な全チャンネルの全番組を自動録画する機能を備えたテレビジョン放送録画装置も登場している。なお、以下の説明において、テレビジョン放送は、アナログ、デジタルの何れをも限定しないこととする。また、以下の説明において、全チャンネルの全テレビジョン番組を自動録画する機能を備えたテレビジョン放送録画装置を、自動番組録画装置と表記する。
また近年は、テレビジョン放送の受信・録画機能を備えた携帯電話機等の携帯端末も製品化されており、当該携帯端末を用いることにより、家庭内だけでなく外出先等でも手軽にテレビジョン番組の視聴や録画が可能となっている。なお、以下の説明において、テレビジョン放送の受信・録画機能を備えた携帯端末を、テレビジョン機能付き携帯端末と表記する。
このように、それら自動番組録画装置やテレビジョン機能付き携帯端末の普及により、ユーザは、同時間帯に放送されている複数のテレビジョン番組であっても必要に応じてそれら全てを視聴することができ、また、何時でも何処でも所望のテレビジョン番組を視聴可能となっている。
なお、特開2001−309334号の公開特許公報(特許文献1)には、放送局から通信回線又は放送回線のいずれかの回線を介して受信する複数の番組データを録画データベースに記憶可能となされた番組録画配信システムが開示されている。
また、特開2006−13707号の公開特許公報(特許文献2)には、テレビジョン放送の受信,再生機能を備えた携帯電話端末と、携帯電話端末にて放送番組を録画する場合において、テレビジョン受信機能を内蔵したパーソナルコンピュータに、その端末がクレードル等を介して接続されている場合、端末における録画対象番組の受信チャンネルや開始終了時間などの録画情報をパーソナルコンピュータ側へ送信し、そのパーソナルコンピュータにて録画対象番組を良好な状態で受信させ、その録画対象番組のデータを携帯電話端末へ転送させて録画するようになされたシステムが開示されている。
特開2001−309334号公報(図1) 特開2006−13707号公報(図1)
ところで、上述した自動番組録画装置は、大容量のHDDを備えているが、その記憶容量には当然ながら限りがあり、全チャンネルの全番組を永久に録画し続けることはできず、したがって一旦録画した番組を何れは消去するか若しくは別の記録媒体へ移し替えなければならなくなる。但し、従来の自動番組録画装置は、何れの番組を消去しても構わないのか、或いは、何れの番組データを別の記録媒体へ移し換えるべきなのかを、自らが自動で判別することは出来ない。したがって、従来の自動番組録画装置では、HDDの空き領域が無くなった場合、例えば、古い録画済みの番組データに新しい番組データを上書きするような強制的な消去を行ったり、或いは、ユーザに対して番組の削除や別の記録媒体へのデータ移し換えを要求するようになされている。しかしながら、上記上書きによる強制消去の場合は、例えばユーザが保存しておきたかった番組であっても自動的に消去されてしまうことになり好ましくない。一方、上記ユーザへの番組削除要求やデータ移し換え要求がなされる場合、ユーザは、時間と手間をかけて番組削除やデータの移し換えの操作を行わなければならず、非常に面倒である。
また、上述したテレビジョン機能付き携帯端末では、例えば外出先等であっても手軽にテレビジョン番組の視聴や録画が可能であるが、処理能力と記憶容量の制約から、高精度な映像を長時間録画することが難しい。また、携帯端末のような移動体端末の場合、電波状態の良し悪しや電波状態の変化などの理由から、テレビジョン放送を常に良好に視聴及び録画できるとは限らない。
すなわち、従来の自動番組録画装置やテレビジョン機能付き携帯端末の場合は、ユーザにとって本当に望ましい録画番組管理が行われているとは言い難く、また、ユーザが何時でも何処でもより良い品質で番組を視聴できているとは言い難いのが実状である。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、ユーザにとって本当に望ましい録画番組管理を実現でき、また、ユーザが何時でも何処でもより良い品質で番組を視聴できるような番組録画装置、携帯端末、番組録画管理システムを提供することを目的とする。
本発明の番組録画装置は、複数チャンネルのテレビジョン放送を受信するための放送受信部と、放送受信部が受信した複数チャンネルの複数のテレビジョン番組のデータを一時的に録画する録画部と、録画部に一時的に録画されたテレビジョン番組のデータを必要に応じて保存するための保存部と、ユーザの携帯端末との間で通信を行うための通信部と、ユーザの携帯端末にて少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくはユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報が取得された時、録画部に一時的に録画されているテレビジョン番組のうち、当該番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存部へ保存させるデータ管理を行う制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯端末は、テレビジョン放送を受信するためのテレビジョン受信部と、テレビジョン番組のデータを録画するための録画部と、所定の番組録画装置との間で通信を行うための通信部と、ユーザの携帯端末にて少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくはユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報を、所定の番組録画装置へ送信させる送信制御を行う制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の番組録画管理システムは、複数チャンネルの複数のテレビジョン番組のデータを一時的に録画し、ユーザの携帯端末にて少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくはユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報を取得した時、上記一時的に録画されているテレビジョン番組のうち、当該番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存する番組録画装置と、テレビジョン番組を受信して録画すると共に、少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくはユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報を番組録画装置へ送信させる携帯端末とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、番組録画装置は複数のテレビジョン番組を一時的に録画しており、携帯端末にて受信や録画等されたテレビジョン番組を特定する番組特定情報を取得した時、一時的に録画している番組の中から、その番組特定情報に応じた番組のみを保存番組とする。
本発明によれば、番組録画装置は複数のテレビジョン番組を一時的に録画し、携帯端末にて受信や録画等されたテレビジョン番組を特定する番組特定情報を取得した時に、それら一時的に録画している番組の中から、その番組特定情報に応じた番組のみを保存番組とすることにより、ユーザにとって本当に望ましい録画番組管理を実現でき、また、ユーザは何時でも何処でもより良い品質で番組を視聴可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の説明では、本発明の番組録画装置、テレビジョン機能付き携帯端末、番組録画管理システムの一実施形態として、全チャンネルの全テレビジョン番組を自動録画する機能を備えたテレビジョン放送録画装置(自動番組録画装置)と、テレビジョン放送の受信・録画機能を備えた携帯電話端末とからなる番組録画管理システムを例に挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。また、本実施形態では、本発明の携帯端末として携帯電話端末を例に挙げているが、本発明はそれにも限定されず、PDA(Personal Digital Assistants)等の他のタイプの携帯端末にも勿論適用可能である。
〔番組録画管理システムの概略構成〕
図1には、本発明実施形態の番組録画管理システム全体の基本構成図を示す。
本実施形態の番組録画管理システムにおいて、自動番組録画装置21は、例えば携帯電話端末11のユーザ1の家庭内に設けられている例えば据え置き型のHDD・DVD搭載番組録画サーバであり、全チャンネルの全テレビジョン放送番組を自動的に受信して録画する自動録画機能と、携帯電話端末11と連携することにより、上記録画した全番組のうち不要な番組のデータを自動的に消去する自動消去機能と、携帯電話端末11と連携することにより、上記録画した全番組のうち必要な番組のデータを自動的に保存する自動保存機能と、録画した番組の映像及び音声データ(以下、AVデータと表記する。)を必要に応じて携帯電話端末11へ転送するAVデータ転送機能と、上記携帯電話端末11へのAVデータ転送の際に、当該AVデータを上記携帯電話端末11にて扱えるデータ形式へ変換するデータ変換機能とを、少なくとも備えている。当該自動番組録画装置21の詳細な構成については後述する。
また、本実施形態の自動番組録画装置21は、上記受信した番組データを記録するためのデータ記録領域として、全チャンネルの全テレビジョン放送番組を常に録画し続けるための常時録画領域22と、上記常時録画領域22に一時的に録画された番組データのうち、保存すべき番組データを移し換えて記録するための保存データ領域23とを備えている。上記常時録画領域22には例えばHDDが用いられ、上記保存データ領域22には例えばDVD等の別の記録媒体や上記常時録画領域22用のHDDとは別のHDDが用いられる。なお、上記常時録画領域22と保存データ領域23には同一のHDDを用いることも可能であり、その場合、保存すべき録画番組データには所定の保存フラグ(消去禁止フラグ)が立てられる。
携帯電話端末11は、ユーザ1が使用する端末であり、一般的な携帯電話端末が備えている全ての機能に加えて、少なくとも一つのチャンネルのテレビジョン放送を受信及び録画する番組受信録画機能と、上記自動番組録画装置21へ後述する所定の更新要求を送信するための更新要求送信機能と、上記自動番組録画装置21からのAVデータを受信して保存するAVデータ受信機能と、上記受信したAVデータを再生するためのAV再生機能とを、少なくとも備えている。なお、当該携帯電話端末11にて受信可能なテレビジョン放送は、一般的なアナログ放送やデジタル放送の何れであっても良いし、モバイルテレビジョン放送のみであっても良い。当該テレビジョン機能付き携帯電話端末11の詳細な構成については後述する。
また本実施形態のシステムにおいて、上記携帯電話端末11と自動番組録画装置21との間で行われるデータの転送は、例えばいわゆるクレードルやメモリカードを介した転送、近距離通信などを介して行われる。なお、本実施形態で使用可能な近距離通信には、いわゆるブルートゥース(BlueTooth:商標)、アドホックモードの無線LAN、ホームアールエフ(Home Radio Frequency)、IrSimple(IrDA:赤外線通信)、無線USB(Universal Serial Bus)などが含まれる。その他、無線LANの場合は、必ずしも近距離通信である必要はない。
〔第1のユースケース〕
本発明実施形態の番組録画管理システムの第1のユースケースについて、図1及び図2を用いて説明する。
第1のユースケースにおいて、ユーザ1が屋外等に居る場合、本実施形態のテレビジョン機能付き携帯電話端末11は、図1に示すように、ユーザが予約録画若しくはその場で録画を望んだテレビジョン放送番組(この例では番組A)を受信して録画する。このときの番組Aのデータには、当該番組Aの映像及び音声データ(AVデータ)と、当該番組Aの放送日時、番組名、あらすじ、ジャンル、出演者、キーワードなどを含んだ番組タイトルデータとが含まれる。本実施形態の携帯電話端末11は、上記番組AのAVデータと、当該番組Aのデータの一部として含まれている上記番組タイトルデータとを受信し、内部メモリや内蔵HDD等に記録(録画)する。なお、携帯電話端末11に記録するデータ量を軽減したい場合には、上記番組タイトルデータのみを記録することも可能であり、図1の例では番組Bの番組タイトルデータが記録された例を挙げている。
一方、当該第1のユースケースにおいて、自宅等に設置されている本実施形態の自動番組録画装置21は、図1に示すように、受信可能な全チャンネルの全テレビジョン番組を一時的なデータとして上記常時録画領域22に録画し続けている。なお、ここでは、一週間分のNchの全番組を録画し続けている例を挙げているが、その他に、例えばユーザの好みに合った番組のみを全て録画するようにしても良い。
次に、本実施形態の第1のユースケースにおいて、自宅等の自動番組録画装置21の設置場所にユーザ1が戻った場合、図2に示すように、携帯電話端末11は、前述した近距離通信、或いはクレードル等を介した通信により、自動番組録画装置21に対して更新要求を発行する。
ここで、上記携帯電話端末11から発行される更新要求には、当該携帯電話端末11にて受信してユーザが視聴した番組や当該端末11にて録画(予約録画を含む)された番組、若しくはユーザが視聴したいと望んでいる番組に関するデータ、すなわち、上記視聴や録画された番組(図1,図2の例では番組A)、若しくはユーザが視聴を望んでいる番組の番組タイトルデータ(図1,図2の例では番組Bの番組タイトルデータ)のような、少なくともそれら番組を個々に特定可能なデータ(以下、番組特定情報と表記する。)が含まれる。なお、番組特定情報は、番組タイトルデータの全てを含んでいても良いし、番組タイトルデータ内の一部(例えば放送日時や番組名等、その番組を一意に特定可能なデータのみ)であっても良い。
上記更新要求を受け取った自動番組録画装置21は、当該更新要求に含まれる番組特定情報に基づいて、上記常時録画領域22内に録画されている全番組のデータの中から、上記携帯電話端末11のユーザが保存を望んでいる番組(ユーザが嗜好している番組)が何れであるかを判断し、ユーザにより保存が望まれている番組のデータを上記保存データ領域23に保存する。言い換えると、自動番組録画装置21は、上記保存データ領域23に保存すると判断した番組データを除いた残りの番組のデータについては、上記常時録画領域22から削除可能な番組データであると判断する。なお、上記常時録画領域22から保存データ領域23へのデータ転送が完了している場合には、上記保存データ領域23に保存すると判断された番組データも上記常時録画領域22から削除可能なデータとなされる。そして、自動番組録画装置21は、新たな番組データを上記常時録画領域22に録画する際には、それら削除可能な番組データに当該新たな番組データを上書きするような書き込み処理を行う。
これにより、自動番組録画装置21では、上記携帯電話端末11にてユーザにより視聴された番組や録画された番組、若しくはユーザが視聴したいと望んでいる番組のデータ、すなわち図1,図2の例では上記番組Aの録画番組データと上記番組Bの番組タイトルに対応した録画番組データ(つまり番組Bの録画番組データ)とが、常時録画領域22から保存データ領域23へ転送されて保存されることになる。
以上のようなことから、本実施形態の第1のユースケースによれば、ユーザ1が携帯電話端末11で視聴や録画(予約録画を含む)等した番組のようにユーザが嗜好する番組のみが自動番組録画装置21にて自動的に保存され、他の不要な番組は自動番組録画装置21にて自動的に削除されるような録画番組管理を実現可能となる。また、本実施形態の第1のユースケースによれば、自動番組録画装置21には、携帯電話端末11にて視聴や録画等された番組データよりも高品質な番組データを保存しておくことが可能となる。
〔第2のユースケース〕
本発明実施形態の番組録画管理システムの第2のユースケースについて、図3及び図4を用いて説明する。
第2のユースケースにおいて、ユーザ1が屋外等に居る場合、本実施形態のテレビジョン機能付き携帯電話端末11は、図3に示すように、ユーザが予約録画若しくはその場で録画を望んだテレビジョン放送番組(この例では番組C)を受信して録画する。このとき、例えば、電波状態の悪化などの理由からテレビジョン放送の受信が途切れて番組Cのデータを受信及び録画できなくなったり、或いは、テレビジョン放送の受信中に着呼などの割り込み処理により番組Cのデータを受信及び録画できなくなったり、或いは、番組Cの視聴途中でユーザが録画を開始させたことで番組Cを途中から録画されたような場合、本実施形態の携帯電話端末11は、それら受信不能や割り込み、途中録画開始等の発生によって、部分的な録画がなされたことを示す情報を、当該番組Cの番組タイトルデータ及び番組Cの部分録画されたAVデータと共に、内部メモリや内蔵HDD等に記録する。なお、上記受信不能について、本実施形態の携帯電話端末11は、例えばテレビジョン放送電波の受信レベルの低下やエラーレートの低下を検出し、上記受信レベルが閾値以下になった時やエラーレートが閾値以下になった時に、上記受信不能になったと判定するようになされている。また、本実施形態の携帯電話端末11において、例えば上記受信不能等により番組Cの録画が全くできなかった場合には、上記AVデータの記録は行われないことになるが、上記番組Cの番組タイトルデータについては予め受信等して記憶している番組表データ(いわゆるEPGデータ)から取得可能である。図3の例では、番組Cの他に、番組Dの番組タイトルデータも記録されている例を挙げている。
一方、当該第2のユースケースにおいて、自宅等に設置されている本実施形態の自動番組録画装置21では、前述の第1のユースケースの場合と同様に、受信可能な全チャンネルの全テレビジョン番組、或いは、ユーザ1の好みに合った全ての番組を、一時的なデータとして上記常時録画領域22に録画し続けている。
次に、本実施形態の第2のユースケースにおいて、自宅等の自動番組録画装置21の設置場所にユーザ1が戻った場合、図4に示すように、携帯電話端末11は、前述した近距離通信、或いはクレードル等を介した通信により、自動番組録画装置21に対して更新要求を発行する。
ここで、本実施形態の第2のユースケースの場合、上記携帯電話端末11から発行される更新要求には、当該携帯電話端末11にて上述した受信不能や割り込み、途中録画開始等の発生によって正常に視聴や録画ができなかった番組に関するデータ、すなわち上記受信不能や割り込み、途中録画開始等が発生した番組(図3,図4の例では番組C)、若しくはユーザが視聴を望んでいる番組の番組タイトルデータ(図3,図4の例では番組Dの番組タイトルデータ)のような、少なくともそれら番組を個々に特定可能なデータ(番組特定情報)が含まれる。
そして、本実施形態の第2のユースケースにおいて、上記更新要求を受け取った自動番組録画装置21は、前述の第1のユースケースの場合と同様に、上記更新要求に含まれる番組特定情報に基づいて、上記常時録画領域22内に録画されている全番組のデータの中から、上記携帯電話端末11のユーザが保存を望んでいる番組が何れであるかを判断し、ユーザにより保存が望まれている番組のデータを上記保存データ領域23に保存し、一方、当該保存データ領域23に保存すると判断した番組データを除いた残りの番組のデータについては上記常時録画領域22から削除可能な番組とする。
さらに、本実施形態の第2のユースケースの場合、自動番組録画装置21は、上記番組特定情報により特定された番組のデータ、すなわち図3,図4の例では番組Cと番組DのAVデータを、上記携帯電話端末11にて扱えるデータ形式へ変換(つまり再エンコード)して、当該携帯電話端末11へ転送する処理を行うことも可能となされている。なお、当該第2のユースケースにおいて、上記自動番組録画装置21から携帯電話端末11へのAVデータの転送は、ユーザから転送指示入力があった場合にのみ行われても良いし、上述したような正常な視聴や録画が出来なかった番組が存在した場合には自動的に行われても良く、それらは任意に設定可能となされている。
以上のように、本実施形態の第2のユースケースによれば、携帯電話端末11にて上記受信不能や割り込み、途中録画開始等の発生により正常に視聴や録画ができなかった番組のAVデータが、自動番組録画装置21にて常時録画領域22から保存データ領域23へ保存されるため、ユーザ1は、携帯電話端末11にて正常に視聴や録画ができなかった番組を視聴可能となる。また、第2のユースケースによれば、携帯電話端末11にて上述のように正常に視聴や録画ができなかった番組のAVデータを、必要に応じて自動番組録画装置21から携帯電話端末11へ転送可能となされているため、ユーザ1は、それら番組を携帯電話端末11にて視聴したり携帯電話端末11内に保存することができるようになる。さらに、このとき携帯電話端末11へ転送されるAVデータは、上記自動番組録画装置21にて録画された番組を再エンコードしたAVデータであるため、ユーザ1は高品質のAVデータによる番組視聴が可能となる。
なお、第2のユースケースでは、上述のように正常に視聴や録画ができなかった番組のAVデータを自動番組録画装置21から携帯電話端末11へ転送する例を挙げたが、本発明によれば、前述の第1のユースケースのように正常に視聴や録画ができた番組のAVデータを、自動番組録画装置21にて再エンコードして携帯電話端末11へ転送することも可能である。この場合、携帯電話端末11で既に視聴,録画等された番組よりも、さらに高品質な番組のAVデータを携帯電話端末11に保存しておくことが可能となる。
〔第3のユースケース〕
本発明実施形態の番組録画管理システムの第3のユースケースについて、図5を用いて説明する。
第1のユースケースにおいて、複数のユーザが屋外等に居る場合、本実施形態にかかる複数の携帯電話端末は、それぞれユーザが予約録画若しくはその場で録画を望んだテレビジョン放送番組を受信して録画する。図5では、三人のユーザ1〜3と各ユーザの携帯電話端末11〜13を挙げており、例えばユーザ1の携帯電話端末11では番組Eと番組Fが受信されて録画され、ユーザ2の携帯電話端末12では番組Gと番組Fが、ユーザ3の携帯電話端末13では番組Iと番組Jが受信されて録画された例を挙げている。これらユーザ1〜3の各携帯電話端末11〜13にて録画された番組E〜番組Jのデータには、前述の第1,第2のユースケースと同様に、各番組E〜番組Jの番組タイトルデータと、それら番組E〜番組JのAVデータとが含まれ、したがって、上記携帯電話端末11〜13は、それら番組E〜番組Jの番組タイトルデータ及びAVデータを受信し、内部メモリや内蔵HDD等に記録(録画)する。勿論このユースケースの場合も前述同様に、番組タイトルデータのみを記録することも可能である。
一方、当該第3のユースケースにおいて、自宅等に設置されている本実施形態の自動番組録画装置21は、前述の第1,第2のユースケースの場合と同様に、受信可能な全チャンネルの全テレビジョン番組を一時的なデータとして上記常時録画領域22に録画し続けている。
次に、本実施形態の第3のユースケースにおいて、自宅等の自動番組録画装置21の設置場所にユーザ1〜3が戻った場合、図5に示すように、それらユーザ1〜3の各携帯電話端末11〜13は、前述した近距離通信、或いはクレードル等を介した通信により、一台の自動番組録画装置21に対して更新要求を発行する。すなわちこの第3のユースケースの場合、1台の自動番組録画装置21に対して複数の携帯電話端末11〜13がアクセス可能となされている。なお、自動番組録画装置21の設置場所にユーザ1〜3が戻る時刻は異なっていても良いし、同じであっても良く、各携帯電話端末11〜13が一台の自動番組録画装置21に対して更新要求を発行した時刻についても同様に、異なっていても良いし、同じであっても良い。
ここで、当該第3のユースケースにおいて、上記携帯電話端末11から発行される更新要求には、当該携帯電話端末11にて受信してユーザが視聴した番組や当該端末11にて受信及び録画(予約録画を含む)された番組、若しくはユーザが視聴したいと望んでいる番組に関するデータ、すなわち、上記視聴や録画された番組(図5の例では番組E、番組F)についての番組特定情報が含まれる。同様に、上記携帯電話端末12から発行される更新要求には、当該携帯電話端末12にて録画等された番組(図5の例では番組G、番組H)についての番組特定情報が含まれ、上記携帯電話端末13から発行される更新要求には、当該携帯電話端末13にて録画等された番組(図5の例では番組I、番組J)についての番組特定情報が含まれる。
次に、上記各携帯電話端末11〜13から上記更新要求を受け取った自動番組録画装置21は、前述の第1,第2のユースケースの場合と同様に、当該更新要求に含まれる番組特定情報に基づいて、上記常時録画領域22内に録画されている全番組のデータの中から、上記携帯電話端末11〜13のユーザ1〜3が保存を望んでいる番組が何れであるかを判断し、それらユーザ1〜3により保存が望まれている番組のデータを上記保存データ領域23に保存する。そして、当該第3のユースケースの場合、各ユーザ1〜3は他のユーザの更新要求に基づいて保存された番組も視聴可能となされており、また、各ユーザ1〜3にて同一の番組が保存された場合にはそれら番組データの共有が可能となされている。
さらに、本実施形態の第3のユースケースの場合、自動番組録画装置21は、上記各ユーザ1〜3に関する評価項目、各ユーザ1〜3の携帯電話端末11〜13に対応して保存データ領域23に保存されている番組の保存件数に関する評価項目、各携帯電話端末11〜13が当該自動番組録画装置21にアクセスしたアクセス頻度に関する評価項目、各携帯電話端末11〜13にて録画等された番組のジャンルに関する評価項目、各ユーザ1〜3が視聴等した番組の視聴率に関する評価項目、各ユーザ1〜3が視聴或いは携帯電話端末11〜13にて録画した番組の時間帯に関する評価項目など、各種の評価項目を基に、上記常時録画領域22から保存データ領域23へ保存する番組に対する優先度、及び、保存データ領域23内に保存されている番組に対する優先度を計算する。また、各ユーザ1〜3が、自動消去機能から保護したい番組については、保護用のフラグを設定することが可能である。そして、自動番組録画装置21は、当該優先度とフラグに基づいて、常時録画領域22や保存データ領域23内における録画データの管理と、ユーザへのメッセージ送信管理等を行う。すなわち例えば、保存データ領域23の空き領域が少なくなっているような場合、自動番組録画装置21は、上記更新要求を行った携帯電話端末に対して空き領域が少なくなっている旨を知らせるためのエラー通知メッセージを発行し、またその際、優先度の低い番組が保存データ領域23に保存されているような場合には、当該優先度が低い番組を保存させたユーザの携帯電話端末へ、当該番組の削除を依頼するメッセージを発行するようなことを行う。なお、例えば優先度が低い番組について予めユーザによる削除許可の設定がなされているような場合には、そのユーザへの削除依頼メッセージを発行することなく当該番組を自動削除するようなことも可能である。
以上のように、本実施形態の第3のユースケースによれば、各ユーザ1〜3は他のユーザにより保存された番組も視聴可能であり、各番組の共有も可能となっている。また、第3のユースケースによれば、優先度に応じて番組の保存等のデータ管理が行われるため、より優先度の高い番組を残しておくことが可能となり、一方、優先度の低い番組が削除されるため保存データ領域23の容量を有効に活用可能となる。
〔携帯電話端末の内部構成〕
図6には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成を示す。
図6において、データラインは、音声データや電子メールデータ、画像データなどの各種データを伝送するための伝送ラインである。制御ラインは、CPU(中央処理ユニット)により構成されている制御部30からの制御データなど、各種制御情報を伝送するための伝送ラインである。
セルラ用アンテナ33は、携帯電話網の基地局との間で信号電波の送受信を行うためのアンテナであり、セルラ通信部32に接続されている。セルラ通信部32は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
上記セルラ用アンテナ33及びセルラ通信部32にて受信された通話音声データは制御部30による復号等の処理を受けた後、スピーカ40へ送られ、それ以外の受信データは、制御部30にて適切に処理された後、必要に応じて当該制御部30から各部へ送られる。
スピーカ40は、端末本体に内蔵され、供給された通話音声データや後述するAVコーデック部36から供給されたテレビジョン番組の音声データをアナログ信号に変換し、そのアナログ音声信号を内部増幅器により増幅した後、その音声信号を可聴音声に変換して外部に出力する。これにより、スピーカ40からは通話音声やテレビジョン番組の音声が出力されることになる。
マイクロホン41は、端末本体に内蔵され、入力音声をアナログ音声信号に変換すると共に内部増幅器により増幅し、さらにそのアナログ音声信号を制御部30に送る。当該マイクロホン41から通話音声信号が供給された時の制御部30は、その通話音声信号をディジタル音声データに変換した後に符号化し、さらにその符号化後の通話音声データをセルラ通信部32へ送る。これにより、セルラ用アンテナ33からは通話音声データが送信されることになる。
TV用アンテナ35は、モバイル向けテレビジョン放送や一般向けのテレビジョン放送電波を受信可能なアンテナであり、TVチューナ部34に接続されている。TVチューナ部34は、TV用アンテナ35により受信されたモバイル向けテレビジョン放送や一般向けのテレビジョン放送信号を適切に復調及びアナログ/デジタル変換等する。当該TV用チューナ部34にて復調されたテレビジョン放送データは、AVコーデック部36へ直接送られる。また、テレビジョン番組の録画が行われる場合、上記テレビジョン放送データは、HDD(ハードディスクドライブ)若しくは不揮発性大容量メモリからなる大容量記録部37に送られて保存される。なお、言うまでもないが、大容量記録部37は、テレビジョン放送データ以外の各種のデータの記録にも使用される。
AVコーデック部36は、圧縮符号化されているテレビジョン放送データを伸長復号化し、テレビジョン番組の映像及び音声(AV)データを復元する。当該テレビジョン番組のAVデータのうち、映像データは表示部42へ送られ、音声データは上記スピーカ40へ送られる。
表示部41は、液晶ディスプレイ等とその液晶ディスプレイを駆動するためのディスプレイ駆動回路とからなる。ディスプレイ駆動回路は、制御部30から供給された各種画面やテキストの表示データ、AVコーデック部36から供給されたテレビジョン番組の映像データに基づいて、上記液晶ディスプレイを駆動する。これにより、ディスプレイには、各種画面やテキスト、テレビジョン番組の映像等が表示される。
操作部43は、テンキー(キーボード)や電源ボタン、発話/終話ボタンなどの操作子と、それら操作子の操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。ユーザは、この操作部43を操作することにより、通話のための発着呼や電子メール文の作成、電子メールの送受信、インターネットへの接続、テレビジョン番組の受信や視聴、録画、録画予約、再生等の各種指示操作を行うことができる。
LAN通信部44とLAN用アンテナ45は本実施形態の携帯電話端末が無線LAN通信を行うためのデバイスである。これらLAN通信部44とLAN用アンテナ45は、一般的なデータ通信の他、アドホックモードの無線LANにより前記自動番組録画装置21との間でデータの転送を行う際にも使用可能となされている。
近距離通信部46と近距離通信用アンテナ47は、例えばブルートゥース通信を行うためのデバイスである。これら近距離通信部46と近距離通信用アンテナ47は、一般的なデータ通信の他、上記ブルートゥース通信により前記自動番組録画装置21との間でデータの転送を行う際にも使用可能となされている。なお、前記自動番組録画装置21との間のデータ転送は、図示しないホームアールエフ、IrSimple(IrDA)、無線USB等の近距離通信により行うことも可能である。
メモリ部31は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、OS(Operating System)、制御部30が各部を制御するための制御プログラムコード、各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、着信音やキー操作音等の各種音データ、本実施形態にかかるテレビジョン番組の受信及び視聴や録画、再生処理等の各種制御を行うためのプログラムコード、その他、当該端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該端末の機器識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、辞書データ、着信音データ、電子メールデータ、電話帳や電子メールアドレス帳のデータ、スケジュール帳のデータ等の様々なデータ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部30が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
制御部30は、CPUからなり、上記メモリ部31に記憶されているOSや各種プログラムに基づいて、当該端末の様々な制御、本実施形態にかかるテレビジョン番組の視聴や録画等の処理を行う。
その他、図6には図示を省略しているが、本実施形態の端末は、ディジタルカメラ部や電子財布機能、バッテリ、電力制御機能など、一般的な携帯電話端末が備えている各構成要素についても備えている。
〔自動番組録画装置(録画サーバ)の内部構成〕
図7には、本実施形態の自動番組録画装置21の概略的な内部回路構成を示す。
図7において、データラインは、音声データや映像データ、その他の各種データを伝送するための伝送ラインである。制御ラインは、CPUにより構成されている制御部50からの制御データなど、各種制御情報を伝送するための伝送ラインである。
大容量記録部53は、例えばHDDからなり、テレビジョン番組を一時的に記録する前述の常時録画領域22として用いられる。なお、HDDは前述したように保存データ領域23にも用いることができる。
光ディスク記録部53は、DVD等の光ディスクの記録再生装置からなる。なお、DVDは前述したように保存データ領域23にも用いることができる。
TV用アンテナ55は、テレビジョン放送電波を受信するためのアンテナであり、複数のTVチューナ部54に接続されている。TVチューナ部54は、テレビジョン放送の全チャンネルに対応して複数(ch1〜chN)設けられており、上記TV用アンテナ55により受信された各チャンネルのテレビジョン放送信号の復調やアナログ/デジタル変換等の処理を行う。これら各TV用チューナ部54にて復調された各チャンネルのテレビジョン放送データは、AVコーデック部56へ送られる。
AVコーデック部56は、圧縮符号化されている各チャンネルのテレビジョン放送データを伸長復号化し、各チャンネルのテレビジョン番組の映像及び音声(AV)データを復元する。当該各チャンネルのテレビジョン番組のAVデータは、大容量記録部52に送られて記録(録画)される。
表示部60は、LED(発光ダイオード)ディスプレイ或いは液晶ディスプレイ等とそのディスプレイを駆動するためのディスプレイ駆動回路とからなる。ディスプレイ駆動回路は、制御部50から供給されたチャンネルや時刻、操作モード等の表示データに基づいて、上記ディスプレイを駆動する。これにより、ディスプレイには、チャンネルや時刻、現在の操作モードの状態などが表示される。
操作部61は、チャンネル選択や再生、録画、停止、一時停止、録画予約等の各種操作を行うための操作ボタンと、それら操作ボタンの操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。ユーザは、この操作部61を操作することにより、チャンネル選択や再生、録画、停止、一時停止、録画予約等の各種操作指示を行うことができる。
AV出力部62は、図示しないテレビジョン受像機のモニタ及びスピーカに接続されており、上記大容量記憶部52から再生されたAVデータや光ディスク記録部53にて再生されたAVデータ、或いは、受信中のテレビジョン番組のAVデータ等を、上記テレビジョン受像機のモニタ及びスピーカへ出力するためのインターフェースデバイスである。
リモコン部63は、図示しないリモートコントローラとの間で例えば赤外線通信等を行い、上記リモートコントローラを通じてユーザから入力されるチャンネル選択や再生、録画、停止、一時停止、録画予約等の各種操作指示を受け取るためのインターフェースデバイスである。
LAN通信部64とLAN用アンテナ65は、本実施形態の自動番組録画装置21が無線LAN通信を行うためのデバイスである。これらLAN通信部64とLAN用アンテナ65は、一般的なデータ通信の他、アドホックモードの無線LANにより本実施形態の携帯電話端末との間でデータの転送を行う際にも使用可能となされている。
近距離通信部66と近距離通信用アンテナ67は、例えばブルートゥース通信を行うためのデバイスである。これら近距離通信部66と近距離通信用アンテナ67は、一般的なデータ通信の他、上記ブルートゥース通信により前記携帯電話端末との間でデータの転送を行う際にも使用可能となされている。なお、前記携帯電話端末との間のデータ転送は、図示しないホームアールエフ、IrSimple(IrDA)、無線USB等の近距離通信により行うことも可能である。
メモリ部51は、ROMとRAMを含む。ROMは、OS、制御部50が各部を制御するための制御プログラムコード、各種の初期設定値、本実施形態にかかる番組録画再生等の制御を行うためのプログラムコード、前述した常時録画領域22と保存データ領域へのデータ記録と転送制御のためのプログラムコード、前述した評価項目に応じた優先度の計算や番組保存管理、前述したエラー通知メッセージや削除依頼メッセージ等の更新エラー情報の発行などの各処理を行うためのプログラムコード、その他、当該装置に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該装置の機器識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、NAND型フラッシュメモリ或いはEEPROMのような書き換え可能なROMを含み、更新プログラムや電子番組表(EPG)のデータ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部50が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
制御部50は、CPUからなり、上記メモリ部51に記憶されているOSや各種プログラムに基づいて、当該装置の様々な制御、本実施形態にかかるテレビジョン番組の録画や保存、番組管理、優先度計算、メッセージ発行などの処理を行う。
〔携帯電話端末と自動番組録画装置のデータフロー〕
図8には、携帯電話端末と自動番組録画装置で行われるデータの流れを示す。
図8において、本実施形態の携帯電話端末側では、ユーザの録画予約の指示に従い、処理T1にて例えばモバイル向けテレビジョン放送番組を受信し、処理T2にてその受信したテレビジョン番組を録画する。また、この時の携帯電話端末は、処理T2にて、その録画したテレビジョン番組のタイトルデータ(T3)等を記録する。
一方、自動番組録画装置(録画サーバ)側では、処理T11にて常時、一般の全チャンネルのテレビジョン放送番組を受信し、処理T12にてそれら受信した全チャンネルのテレビジョン放送番組のデータ(T14)とタイトルデータ(T13)を一時的に(例えば24時間や一週間等)録画する。
次に、携帯電話端末のユーザが帰宅等し、近距離通信若しくはLAN通信により、携帯電話端末と自動番組録画装置が通信可能になると、携帯電話端末側からは処理T5にて、自動番組録画装置に対して更新要求を発行する。
上記更新要求を受けとると、自動番組録画装置側では、処理T16にて、当該受信した更新要求にかかる番組に関する評価項目のデータを基に、保存する番組の優先度を計算し、次いで、処理T15にてタイトルデータ(T19)とテレビジョン放送番組のデータ(T20)の保存、管理を行う。また、自動番組録画装置は、上記処理T15における番組データの管理状態を、処理T17にてサーバ管理情報として上記携帯電話端末側へ通知する。すなわち、この管理サーバ情報には、保存した番組の情報に加え、前述したエラー通知メッセージ、削除依頼メッセージなどの更新エラー情報が含まれる。
また、携帯電話端末から高品質データ転送の要求があった場合には、自動番組録画装置では、処理T21として、保存データ領域23に保存してあるAVデータを携帯電話端末で扱えるデータ形式に変換する処理(動画変換処理)を行い、その高品質AVデータを処理T18にて携帯電話端末側に転送する。
そしてこの時の携帯電話端末は、処理T2にて、既存のAVデータ(T4)を上記転送されてきた高品質なAVデータと置換する。
〔携帯電話端末における更新動作のフローチャート〕
図9には、本実施形態の携帯電話端末で行われる処理の流れを示す。この図9のフローチャートは、主に、携帯電話端末の制御部30が行う制御の流れを示す。
図9において、自動番組録画装置21と通信可能な状態になると、制御部30は、先ず、ステップS10の処理として、LAN通信部44或いは近距離通信部46を通じて、更新要求を自動番組録画装置21へ送信させる。
次に、制御部30は、自動番組録画装置21から受信したサーバ管理情報に前述のエラー通知メッセージや削除依頼メッセージなどの更新エラー情報が含まれているか否か判定し、更新エラー情報を受信したときにはステップS16へ処理を進め、ユーザに対してその更新エラー情報に応じた対策を施すことを求める。一方、更新エラー情報を受信しなかった場合にはステップS12へ処理を進め、受信したサーバ管理情報により内部の情報を更新する。
次に、制御部30は、自動番組録画装置21にて録画された高品質のAVデータを要求する旨の設定がなされているか調べ、高品質AVデータの転送要求設定がなされている時にはステップS14へ処理を進め、一方、高品質AVデータの転送要求設定がなされていないときには当該図9のフローチャートの処理を終了する。
上記ステップS13にて高品質AVデータの転送要求設定がなされていると判定してステップS14の処理に進むと、制御部30は、LAN通信部44或いは近距離通信部46を通じて、高品質AVデータの転送要求を自動番組録画装置21へ送信させる。
次に、制御部30は、ステップS15の処理として、上記自動番組録画装置21から高品質AVデータを受信すると、その高品質AVデータにより既存のAVデータを置換する。
〔自動番組録画装置における更新動作のフローチャート〕
図10には、本実施形態の自動番組録画装置で行われる処理の流れを示す。この図10のフローチャートは、主に、自動番組録画装置の制御部50が行う制御の流れを示す。
図10において、携帯電話端末と通信可能な状態になると、制御部50は、先ず、ステップS20の処理として、LAN通信部64或いは近距離通信部66を通じて、更新要求を携帯電話端末から受信させる。
上記更新要求を受け取ると、制御部50は、ステップS21の処理として、前述した各評価項目に基づいて、各番組についての優先度を計算する。
次に、制御部50は、ステップS22の処理として、保存データ領域23に空き容量を調査し、当該保存データ領域23に番組の新規の保存が可能か否か判定し、保存不可能であると判定した場合には、ステップS29にて前述したエラー通知メッセージや削除依頼メッセージなどの更新エラー情報を生成し、LAN通信部64或いは近距離通信部66を通じて、それを携帯電話端末側に通知する。
一方、保存データ領域23に番組の新規保存が可能であると判定した場合、制御部50は、ステップS23の処理として、常時録画領域22に録画されている番組のうち、上記更新要求に対応した番組のデータを保存データ領域23に転送する。
次に、制御部50は、ステップS24の処理として、保存データ領域23に保存した各番組についての管理情報を更新し、その後、ステップS25の処理として、LAN通信部64或いは近距離通信部66を通じて、携帯電話端末へサーバ管理情報を送信させる。
次に、制御部50は、ステップS26の処理として、携帯電話端末から高品質のAVデータの転送要求がなされたか否か判定し、当該転送要求がなされていないときにはこの図10のフローチャートの処理を終了し、一方、転送要求がなされているときにはステップS27へ処理を進める。
ステップS27の処理に進むと、制御部50は、携帯電話端末から要求された番組のAVデータを、その携帯電話端末で扱える形式にデータに変換する。
その後、制御部50は、ステップS28の処理として、上記変換後の高品質AVデータを、LAN通信部64或いは近距離通信部66を通じて、携帯電話端末へ転送させる。
〔まとめ〕
以上説明したように、本実施形態によれば、多チャンネルチューナを搭載した自動番組録画装置が自動録画機能により常時録画している全チャンネルの全番組群のうち、テレビジョン機能付き携帯電話端末が録画等した番組を保存データとして扱うようになされているため、自動番組録画装置は、上記常時録画している番組群の中から、携帯電話端末のユーザの嗜好に適合した番組を自動的に決定して保存可能となり、一方、不要な番組はユーザの手を煩わせることなく消去することができる。特に本実施形態の場合、携帯電話端末にて例えば番組タイトルデータを記録するだけで、自動番組録画装置にてその番組のデータを保存させることができる。
また、本実施形態によれば、携帯電話端末で受信した番組の品質が悪かった場合、或いは受信や視聴、録画が正常にできなかった場合に、自動番組録画装置にてその番組の高品質なAVデータを自動的に保存でき、さらに、必要に応じてその高品質なAVデータを携帯電話端末に転送可能となっている。
また、本実施形態によれば、複数の携帯電話端末が1台の自動番組録画装置にアクセスでき、複数のユーザの番組の保存管理が可能となっている。
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本発明の携帯端末は、上述した実施形態に挙げた携帯電話端末に限定されず、テレビジョン機能を備えたPDA、カーナビゲーションシステム、携帯型のAV機器等様々な携帯端末にも適用可能である。
本発明実施形態の番組録画管理システムの第1のユースケースのうち、ユーザが外出している際の携帯電話端末と自動番組録画装置の動作説明に用いる図である。 本発明実施形態の番組録画管理システムの第1のユースケースのうち、ユーザが帰宅した時の携帯電話端末と自動番組録画装置の動作説明に用いる図である。 本発明実施形態の番組録画管理システムの第2のユースケースのうち、ユーザが外出している際の携帯電話端末と自動番組録画装置の動作説明に用いる図である。 本発明実施形態の番組録画管理システムの第2のユースケースのうち、ユーザが帰宅した時の携帯電話端末と自動番組録画装置の動作説明に用いる図である。 本発明実施形態の番組録画管理システムの第3のユースケースのうち、ユーザが帰宅した時の携帯電話端末と自動番組録画装置の動作説明に用いる図である。 本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成を示すブロック図である。 本発明実施形態の自動番組録画装置の概略的な内部回路構成を示すブロック図である。 本発明実施形態の携帯電話端末と自動番組録画装置のデータフローを示す図である。 本発明実施形態の携帯電話端末で行われる処理の流れを示すフローチャートである。 本発明実施形態の自動番組録画装置で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3 ユーザ、11,12,13 携帯電話端末、21 自動番組録画装置(録画サーバ)、22 常時録画領域、23 保存データ領域、30 携帯電話端末の制御部、31 携帯電話端末のメモリ部、32 セルラ通信部、33 セルラ用アンテナ、34 携帯電話端末のTVチューナ部、35 携帯電話端末のTV用アンテナ、36 携帯電話端末のAVコーデック部、37 携帯電話端末の大容量記録部、40 スピーカ、41 マイクロホン、42 携帯電話端末の表示部、43 携帯電話端末の操作部、44 携帯電話端末のLAN通信部、45 携帯電話端末のLAN用アンテナ、46 携帯電話端末の近距離通信部、47 携帯電話端末の近距離通信用アンテナ、50 自動番組録画装置の制御部、51 自動番組録画装置のメモリ部、52 自動番組録画装置の大容量記録部、53 光ディスク記録部、54 自動番組録画装置のTVチューナ部、55 自動番組録画装置のTV用アンテナ、56 自動番組録画装置のAVコーデック部、60 自動番組録画装置の表示部、61 自動番組録画装置の操作部、62 AV出力部、63 リモコン部、64 自動番組録画装置のLAN通信部、65 自動番組録画装置のLAN用アンテナ、66 自動番組録画装置の近距離通信部、67 自動番組録画装置の近距離通信用アンテナ

Claims (20)

  1. 複数チャンネルのテレビジョン放送を受信するための放送受信部と、
    上記放送受信部が受信した複数チャンネルの複数のテレビジョン番組のデータを一時的に録画する録画部と、
    上記録画部に一時的に録画されたテレビジョン番組のデータを必要に応じて保存するための保存部と、
    ユーザの携帯端末との間で通信を行うための通信部と、
    上記ユーザの携帯端末にて少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくは上記ユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報が、上記通信部を通じて取得された時、上記録画部に一時的に録画されているテレビジョン番組のうち、当該番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを上記保存部へ保存させるデータ管理を行う制御部と、
    を有することを特徴とする番組録画装置。
  2. 上記制御部は、上記録画部に一時的に録画されているテレビジョン番組のデータのうち、上記保存部へ保存すべきテレビジョン番組を除く他のテレビジョン番組のデータを削除可能なデータとするデータ管理を行うことを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  3. 上記制御部は、新たに録画するテレビジョン番組のデータにより、上記削除可能なデータを上書きさせるデータ管理を行うことを特徴とする請求項2記載の番組録画装置。
  4. 上記制御部は、上記ユーザの携帯端末にて受信されて少なくとも一部が録画されたテレビジョン番組を特定する番組特定情報を、上記通信部を通じて取得した時、上記録画部に一時的に録画されているテレビジョン番組のうち、当該番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを上記保存部へ保存させるデータ管理を行うことを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  5. 上記制御部は、上記録画部に録画若しくは上記保存部に保存されたテレビジョン番組のデータのうち、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを、上記通信部を通じて上記携帯端末へ転送させることを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  6. 上記制御部は、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを上記携帯端末へ転送させる際に、当該テレビジョン番組のデータを上記携帯端末が扱うデータ形式に変換することを特徴とする請求項5記載の番組録画装置。
  7. 上記制御部は、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存するための空き領域が上記保存部に無い時には、上記通信部を通じて上記携帯端末へエラー通知を行うことを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  8. 上記制御部は、所定の評価項目に基づいて、上記保存部に保存されるテレビジョン番組の優先度を求め、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存するための空き領域が上記保存部に無い時には、上記保存部に保存されているテレビジョン番組のうち、上記優先度の低いテレビジョン番組に対応したユーザの携帯端末へ、上記通信部を通じて番組データの削除依頼通知を行うことを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  9. 上記制御部は、複数の携帯端末から供給された上記番組特定情報に応じて、上記録画部から保存部へのテレビジョン番組のデータ保存の管理を行うことを特徴とする請求項1記載の番組録画装置。
  10. テレビジョン放送を受信するためのテレビジョン受信部と、
    テレビジョン番組のデータを録画するための録画部と、
    所定の番組録画装置との間で通信を行うための通信部と、
    上記ユーザの携帯端末にて少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくは上記ユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報を、上記通信部を通じて、上記所定の番組録画装置へ送信させる送信制御を行う制御部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  11. 上記制御部は、上記録画部に録画されているテレビジョン番組のデータを、上記番組録画装置への上記番組特定情報の送信に対応して上記番組録画装置から転送されてきたテレビジョン番組のデータにより置換することを特徴とする請求項10記載の携帯端末。
  12. 複数チャンネルの複数のテレビジョン番組のデータを一時的に録画し、ユーザの携帯端末にて少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくは上記ユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報を取得した時、上記一時的に録画されているテレビジョン番組のうち、当該番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存する番組録画装置と、
    テレビジョン番組を受信して録画すると共に、少なくとも一部が受信されたテレビジョン番組若しくは上記ユーザの所望するテレビジョン番組を特定可能な番組特定情報を、上記番組録画装置へ送信させる携帯端末と、
    を有することを特徴とする番組録画管理システム。
  13. 上記番組録画装置は、上記一時的に録画されているテレビジョン番組のデータのうち、上記保存すべきテレビジョン番組を除く他のテレビジョン番組のデータを削除可能なデータとすることを特徴とする請求項12記載の番組録画管理システム。
  14. 上記番組録画装置は、新たに録画するテレビジョン番組のデータにより、上記削除可能なデータを上書きさせるデータ管理を行うことを特徴とする請求項13記載の番組録画管理システム。
  15. 上記番組録画装置は、上記ユーザの携帯端末にて受信されて少なくとも一部が録画されたテレビジョン番組を特定する番組特定情報を取得した時、上記一時的に録画されているテレビジョン番組のうち、当該番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを上記保存させることを特徴とする請求項12記載の番組録画管理システム。
  16. 上記番組録画装置は、上記録画若しくは上記保存されたテレビジョン番組のデータのうち、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを、上記携帯端末へ転送させることを特徴とする請求項12記載の番組録画管理システム。
  17. 上記番組録画装置は、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを上記携帯端末へ転送させる際に、当該テレビジョン番組のデータを上記携帯端末が扱うデータ形式に変換することを特徴とする請求項16記載の番組録画管理システム。
  18. 上記携帯端末は、上記録画されているテレビジョン番組のデータを、上記番組録画装置への上記番組特定情報の送信に対応して当該番組録画装置から転送されてきたテレビジョン番組のデータにより置換することを特徴とする請求項16記載の番組録画管理システム。
  19. 上記番組録画装置は、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存するための空き領域が無い時には、上記携帯端末へエラー通知を行うことを特徴とする請求項12記載の番組録画管理システム。
  20. 上記番組録画装置は、所定の評価項目に基づいて、上記保存されるテレビジョン番組の優先度を求め、上記番組特定情報に応じたテレビジョン番組のデータを保存するための空き領域が無い時には、上記保存されているテレビジョン番組のうち、上記優先度の低いテレビジョン番組に対応したユーザの携帯端末へ、番組データの削除依頼通知を行うことを特徴とする請求項12記載の番組録画管理システム。
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