JP2010074728A - 携帯型テレビジョン受信機および該受信機のプログラム - Google Patents

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【課題】例えば移動中などで、無線通信不能な環境に置かれると、テレビジョン放送を表示し続けることができなくなっていた。
【解決手段】TV放送波の受信状態が良い間に、タイムシフトバッファにTV放送データを取りためておく。例えば、再生済みのTV放送データについてもその再生時点では消去せず、そのまま保持しておくようにする。そしてTV放送波の受信状態が悪くなると、タイムシフトバッファに蓄積された録画データをサイクリックに再生する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばTV受信機能付き携帯電話機など、TV受信機能を備えて移動可能である携帯型テレビジョン受信機および該受信機のプログラムに関する。
近年、ワンセグ放送の開始などに伴い、携帯型テレビジョン受信機が普及しつつある。
こうしたテレビ受信機として、テレビ電波の受信電力量が所定の電力量以下である状態が所定の期間にわたって継続した場合、テレビ録画装置にテレビ画像を録画し、通信可能である場合にその録画されたテレビ画像をテレビ受信機に送信するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、テレビジョン放送直接受信手段でテレビ放送電波を直接受信する機能を備えると共に、受信状態が劣化すると、自宅で受信したテレビ放送を送信する機能を有する遠隔地端末装置からのテレビ放送信号を、公衆回線網経由で無線基地局から無線で受信するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−28475号公報 特開2003−69910号公報
しかしながら、上述のような携帯型テレビジョン受信機では、ユーザの使用状態などによってテレビ受信機の位置や向きが変化していくため、電波の受信状態が変化し、場合によって受信不能となる可能性も考えられる。
ここで、携帯型テレビジョン受信機が移動中の暇つぶしといった目的で使用される場合を考えると、たとえ電波の受信状態が変化したとしても、常にテレビジョン放送をユーザが視聴できる状態であることが望ましい。
これに対し、上述した特許文献1のものは、電波の届きにくい場所で受像できなかったテレビ映像をテレビ録画装置に録画しておき、後から視聴できるようにするものであり、携帯型テレビジョン受信機でテレビジョン放送を表示し続けることについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献2のものは、テレビジョン放送の無線による受信方式を直接と間接の2種類用意するものであり、例えば移動時にトンネルの中を通過する際など、無線通信不能である環境下でもテレビジョン放送を表示し続けることについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば移動中などで、無線通信不能な環境に一時的に置かれることがあったとしても、テレビジョン放送を表示し続けることができる携帯型テレビジョン受信機および該受信機のプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る携帯型テレビジョン受信機は、テレビジョン放送電波を受信する受信手段と、テレビジョン放送データを録画する録画データ格納手段と、を備え、上記受信手段での受信レベルが所定値以上である時、上記受信手段で受信したテレビジョン放送データを上記録画データ格納手段に録画し、該録画されたテレビジョン放送データを再生時点では該録画データ格納手段から消去せず、上記受信手段での受信レベルが所定値未満である時、上記録画データ格納手段に蓄積された録画データを再生することを特徴とする。
また、本発明に係る携帯型テレビジョン受信機のプログラムは、テレビジョン放送電波を受信する受信手段と、テレビジョン放送データを録画する録画データ格納手段と、を備えた携帯型テレビジョン受信機のプログラムであって、上記受信手段での受信レベルが所定値以上である時、上記受信手段で受信したテレビジョン放送データを上記録画データ格納手段に録画し、該録画されたテレビジョン放送データを再生時点では該録画データ格納手段から消去せず、上記受信手段での受信レベルが所定値未満である時、上記録画データ格納手段に蓄積された録画データを再生する処理を上記携帯型テレビジョン受信機のコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、例えば移動中などで、無線通信不能な環境に一時的に置かれることがあったとしても、テレビジョン放送を表示し続けることができる。
次に、本発明に係る携帯型テレビジョン受信機および該受信機のプログラムを、TV受信機能付き携帯電話機に適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、TV放送波の受信状態が悪くなることに備えてタイムシフトバッファにTV放送データを録りためておき、TV放送波の受信状態が悪くなっても継続的にTV番組を視聴できる機能を提供するものである。
このため、本実施形態では、TV放送波の受信状態が良い間に、タイムシフトバッファにTV放送データを取りためておく。例えば、再生済みのTV放送データについてもその再生時点では消去せず、そのまま保持しておくようにする。そしてTV放送波の受信状態が悪くなると、タイムシフトバッファに蓄積された録画データをサイクリックに再生する。
本実施形態としての携帯電話機は、携帯電話機としての所要の電子部品を備えると共に、図1に示すように、TV放送電波を受信するチューナ(受信手段)1と、TV放送の映像や音声を出力する出力部7とを備え、TV放送を視聴できるようになっている。
また、ユーザによる操作入力を受ける操作入力部2と、装置全体の制御を行う制御部3と、TV放送データを所定容量まで録画することでタイムシフト再生を可能とするタイムシフトバッファ(録画データ格納手段)4と、タイムシフト管理テーブル5と、映像音声デコーダ6とを備える。
タイムシフト管理テーブル5は、図2に例示するように、タイムシフトバッファ4に格納されたデータのインデックスを管理するテーブルである。図2に示すテーブル構成例では、録画されたTV放送データの区切り領域を示す符号に、録画開始時刻と、録画終了時刻と、タイムシフトバッファ内における区切り領域の開始位置と、その区切り領域の終了位置といった区切り領域を特定する特定情報が関連付けて構成される。この図2の構成例における開始位置と終了位置は、タイムシフトバッファ4の容量に対する割合(パーセント)で示している。
映像音声デコーダ6は、映像や音声の圧縮信号をデコードし、出力部7により再生可能な映像信号および音声信号に変換するデバイスである。なお、このデコーダ機能は、専用デバイスにより実現される構成に限定されず、ソフトウェアによりCPUなどの計算部が処理を行うことで実現される構成であってもよい。
制御部3は、本実施形態のプログラムに基づいてCPUなどの計算部が処理を行うことで実現される。この制御部3は、受信状態検知部31と、TV放送データにおける区切り位置を認識する区切り認識部32と、タイムシフトバッファ4への録画制御を行う録画制御部33と、出力部7による出力制御を行う出力制御部34とを備える。
受信状態検知部31は、チューナ1による受信状態を示す信号のレベル(以下、受信レベル)を検知し、検知した受信レベルを録画制御部33や出力制御部34に送信する。この受信レベルは、例えば、受信信号のS/N比、受信信号の信号強度、受信信号のビットエラーレートなど、受信状態のレベルを評価する値であれば各種のものを用いてよい。
区切り認識部32は、例えばチューナ1により電子番組表のデータを受信し、不図示のメモリに格納しておくことで、その電子番組表に基づいて、タイムシフトバッファ4に格納されるTV放送データの区切り位置を認識する。そして、タイムシフトバッファ4内における区切り領域を特定する特定情報を録画制御部33に送信することにより、例えば上述した図2の例のように、録画制御部33がタイムシフト管理テーブル5に記録する。
また、TV放送データの区切り位置を認識することができれば、電子番組表による番組区切りに限定されず、例えば、ユーザによるチャンネル切り替え、CM(コマーシャル)とTV番組本編との境目などを区切り位置として認識する構成であってもよい。
また、チューナ1によりチャプタ切り替え情報が受信される場合には、そのチャプタ切り替え位置を区切り位置として認識する構成であってもよい。また、これらの区切り位置の何れかを組み合わせて区切り位置として認識する構成であってもよい。
次に、上述したタイムシフトバッファ4へのTV放送データの格納方法と、再生位置を示す再生ポインタおよび録画位置を示す録画ポインタの動きについて、図3の例を参照して説明する。
図3は、録画制御部33によりタイムシフトバッファ4へのTV放送データの録画が行われると共に、出力制御部34によりタイムシフト再生が行われ、録画ポインタが再生ポインタよりも先行している状態の例を示す。
タイムシフトバッファ4への録画の際、録画制御部33は、上述したタイムシフト管理テーブル5に、図2を用いて上述したように、区切り領域を示す符号や区切り領域を特定する特定情報を記録していく。このことにより、タイムシフトバッファ4は、図3(a)に示すように、格納領域の最初からTV放送データが録画されてその格納領域の最後まで録画に用いられると、続けて格納領域の最初から録画されるようサイクリックにTV放送データを格納する。
受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値以上である状態がしばらく続き、出力制御部34がTV放送データを出力部7に出力すると共に、録画制御部33がTV放送データをタイムシフトバッファ4に録画していくと、図3(b)に示すように、録画ポインタが格納領域の最後まで進むと続けて格納領域の最初から録画されていくこととなる。
この後、受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値未満になると、録画制御部33によるタイムシフトバッファ4への録画が行われなくなり、出力制御部34による出力部7への出力だけが行われていくこととなるため、再生ポインタが録画ポインタに追いついていく。こうして再生ポインタが録画ポインタに追いついて重なると、録画制御部33は、図3(c)に示すように、再生ポインタのある区切り領域の後端部に録画ポインタを移動させる。
なお、このようにタイムシフトバッファ4への録画が行われていない場合、録画ポインタは、受信状態検知部31により検知される受信レベルが所定値以上になった際の録画開始位置を示す。
この後、受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値未満である状態がさらに続くと、図3(d)に示すように、録画制御部33は、録画ポインタに再生ポインタが追いついて重なる度に、再生ポインタのある区切り領域の後端部に録画ポインタを順次移動させていくこととなる。
この後、受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値以上になると、図3(e)に示すように、録画制御部33は、録画ポインタの位置からタイムシフトバッファ4への録画を再開する。出力制御部34は、そのままタイムシフトバッファ4から出力部7への出力を継続する。
次に、本実施形態による動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態としての携帯電話機は、TV視聴モードである場合には受信状態検知部31による受信レベルの検知を常時行うこととする。また、TV番組を出力部7から出力する際には、タイムシフトバッファ4に一度録画してからその録画データを映像音声デコーダ6によりデコードして出力するものとする。
TV視聴モードにセットされ、受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値以上である場合(ステップS1;Yes)、出力制御部34は、タイムシフトバッファ4を介した通常のリアルタイム等速再生を行う。この時、録画制御部33は、再生されたTV放送データについてもタイムシフトバッファ4から消去せず、タイムシフトバッファ4に録画していく。タイムシフトバッファ4における録画済み領域に録画する際、録画制御部33は、順次上書きにより録画する(ステップS5)。
受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値未満になると(ステップS1;No)、録画制御部33は、タイムシフトバッファ4への録画を停止する。また、出力制御部34は、タイムシフトバッファ4に蓄積されているTV放送データの再生をそのまま継続する(ステップS2)。
上述のように通常のリアルタイム等速再生だけが行われている間、タイムシフトバッファ4における再生位置を示す再生ポインタは、録画位置を示す録画ポインタと同じ位置にある。ここで、ステップS2のようにタイムシフトバッファ4への録画が停止されると、録画制御部33は、上述のように録画ポインタを再生ポインタのある区切り領域の後端部に移動する。
こうして、タイムシフトバッファ4への録画が停止され、受信レベルが所定値以上になった際の録画開始位置を示す録画ポインタに再生ポインタが追いついて重なる度に、録画制御部33は、再生ポインタのある区切り領域の後端部に録画ポインタを上述のように順次移動させていくこととなる。
この後、受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値以上になると(ステップS3;Yes)、出力制御部34は、出力部7からの映像または音声により、受信レベルが回復した旨をユーザに通知する。録画制御部33は、タイムシフトバッファ4へのTV放送データの録画を再開する(ステップS4)。
次に、上述した図3の例のように、予め出力制御部34によりタイムシフト再生が行われており、録画ポインタが再生ポインタよりも先行している場合の動作例について、図5のフローチャートを参照して説明する。
図5は、受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値未満となった場合の動作例を示す。受信レベルが予め定められた閾値以上であれば、そのまま出力制御部34により通常のタイムシフト再生が行われることとなる。
受信レベルが予め定められた閾値未満になると、録画制御部33は、タイムシフトバッファ4への録画を停止する。また、出力制御部34は、タイムシフトバッファ4に蓄積されているTV放送データの再生を、タイムシフト再生によりそのまま継続する(ステップS2−1)。
上述のように予めタイムシフト再生が行われ、録画ポインタが再生ポインタよりも先行している場合、録画制御部33による録画が行われず、出力制御部34による出力だけが行われることで再生ポインタが録画ポインタの位置に追いついていく。こうして再生ポインタが録画ポインタに追いついて重なると(ステップS2−2;Yes)、録画制御部33は、上述のように録画ポインタを再生ポインタのある区切り領域の後端部に移動させる。また、受信レベルが予め定められた閾値未満の状態が続くと、再生ポインタが録画ポインタに追いついて重なる度に、録画制御部33は、上述のように録画ポインタを再生ポインタのある区切り領域の後端部に順次移動させていく(ステップS2−3)。
受信状態検知部31により検知される受信レベルが予め定められた閾値以上になると、出力制御部34が上述のように受信レベル回復の旨を出力部7によりユーザに通知し、録画制御部33は、タイムシフトバッファ4へのTV放送データの録画を再開する。
このため、受信レベルが予め定められた閾値未満になっても、再生ポインタが録画ポインタに追いついて重なるより前に、受信レベルがその閾値以上に回復した場合、録画制御部33は録画ポインタの位置からそのままTV放送データの録画を開始し、上述のような録画ポインタの移動は行わないこととなる。
以上のように、上述した実施形態によれば、ユーザが移動中などにより、チューナ1によるTV放送電波の受信状態が悪くなった場合であっても、タイムシフトバッファ4に蓄積されているTV放送データを用いることにより、出力部7によるTV放送データの映像や音声の出力を所定時間継続することができる。
また、受信レベルが予め定められた閾値未満となり、再生ポインタが録画ポインタに追いついて重なった場合に、録画ポインタを上述のように再生ポインタのある区切り領域の後端部に順次移動させるため、受信レベルがその閾値以上に回復した時、録画ポインタを移動させない場合よりも早く、未再生のTV放送データを出力部7から出力することができる。
また、タイムシフト再生時に受信レベルが予め定められた閾値未満となり、再生ポインタが録画ポインタに追いついて重なるより前に、受信レベルがその閾値以上に回復した場合、上述の録画ポインタの移動を行わないことにより、タイムシフト再生によりまだ再生されていない番組を上書きして消去してしまうことのないようにすることができる。
また、受信レベルが予め定められた閾値未満となった後でその閾値以上に回復した場合にも、再生ポインタがタイムシフトバッファ4内でそのまま動くように再生していくため、視聴内容を連続させることができる。
すなわち、仮に、上述した実施形態のように録画ポインタを順次移動させず、受信レベルの回復時にすぐに録画ポインタと再生ポインタを同じ位置にしてTV放送データをリアルタイム再生してしまうと、出力部7による映像や音声が急に切り替わり、直前の視聴内容が途中で停止されることとなってしまう。本実施形態によれば、受信レベルが回復した場合であっても、こうした急な画面切り替わりをしてしまうことなく、視聴内容の連続性を保証することができる。
また、他の無線通信方式を必要とせずに上述の効果を得ることができるため、各種方式の無線通信が不能な環境に一時的に置かれることがあったとしても、出力部7によるTV放送データの映像や音声の出力を途切れさせることなく、継続することができる。
ユーザが携帯型TV受信機でTV番組を視聴する目的の一つは、暇つぶしであると考えられる。こうした暇つぶしの目的でTVを見ている際には、仮にTV放送電波の受信状態が悪くなった場合であっても、ユーザがなんらかのコンテンツの視聴を続けられることが重要である。すなわち、何らかのコンテンツの視聴を続けることができるのであれば、既に視聴済みのコンテンツを再度再生する動作であっても許容しうるものと想定される。
上述した実施形態によれば、TV放送電波の受信状態が悪い場合であっても、こうした暇つぶし目的のユーザのニーズを満たすことができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、“暇つぶしモード”といった切替可能な動作モードを設定しておき、その“暇つぶしモード”が操作入力部2により設定されている場合のみ、上述した図4、図5のフローチャートに示す動作を行う構成であってもよい。
また、ユーザによる操作入力部2からの入力により、タイムシフトバッファ4における再生位置を次の区切り領域の先端部に移動させるチャプタージャンプ機能を備える構成であってもよい。この構成とすることで、受信レベルが予め定められた閾値未満になり、再生済みTV放送データが上述のように出力された後、受信レベルがその閾値以上に回復した場合、ユーザがすぐに再生済みTV放送データをとばして未再生のTV放送データを視聴することができる。
また、上述した実施形態では、本発明をTV受信機能付き携帯電話機に適用した例について説明したが、このものに限定されず、例えばTV受信機能付きのPDA(Personal Digital Assistant)、携帯型ノートPC(Personal Computer)、カーナビゲーション装置、など各種の携帯情報装置であっても、本発明は同様に実現することができる。
また、上述した実施形態を実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御される各種の携帯型テレビジョン受信機に、上述した実施形態における各機能を実現させることができる。
本発明の実施形態の構成例を示すブロック図である。 タイムシフト管理テーブル5の構成例を示す図である。 タイムシフトバッファ4へのデータ格納例と、再生ポインタおよび録画ポインタの動きを示す図である。 本実施形態による動作例を示すフローチャートである。 予めタイムシフト再生が行われている場合の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 チューナ
2 操作入力部
3 制御部
31 受信状態検知部
32 区切り認識部
33 録画制御部
34 出力制御部
4 タイムシフトバッファ
5 タイムシフト管理テーブル
6 映像音声デコーダ
7 出力部

Claims (8)

  1. テレビジョン放送電波を受信する受信手段と、
    テレビジョン放送データを録画する録画データ格納手段と、を備え、
    前記受信手段での受信レベルが所定値以上である時、前記受信手段で受信したテレビジョン放送データを前記録画データ格納手段に録画し、該録画されたテレビジョン放送データを再生時点では該録画データ格納手段から消去せず、
    前記受信手段での受信レベルが所定値未満である時、前記録画データ格納手段に蓄積された録画データを再生することを特徴とする携帯型テレビジョン受信機。
  2. テレビジョン放送電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段による受信レベルを検知する受信状態検知手段と、
    テレビジョン放送データを録画する録画データ格納手段と、
    前記録画データ格納手段による録画制御を行う録画制御手段と、
    テレビジョン放送の映像および音声を出力する出力手段と、
    前記出力手段による出力制御を行う出力制御手段と、を備え、
    前記受信状態検知手段により検知される受信レベルが所定値以上である時、前記録画制御手段は、前記受信手段で受信したテレビジョン放送データを前記録画データ格納手段に録画すると共に、前記出力制御手段が前記出力手段により出力した時点では当該出力されたテレビジョン放送データを前記録画データ格納手段から消去しないよう制御し、
    前記受信状態検知手段により検知される受信レベルが所定値未満である時、前記出力制御手段は、前記録画データ格納手段に蓄積された録画データを再生して前記出力手段により出力することを特徴とする携帯型テレビジョン受信機。
  3. テレビジョン放送データの区切り位置を認識する区切り認識手段を備え、
    前記区切り位置により区切られた区切り領域が前記録画データ格納手段内に設けられ、前記受信状態検知手段により検知される受信レベルが所定値未満である場合、前記出力制御手段により録画データが再生されて、前記受信レベルが所定値以上になった際の録画開始位置に該再生位置が重なる度に、前記録画制御手段は、該再生位置のある区切り領域の後端部に前記録画開始位置を順次移動させることを特徴とする請求項2記載の携帯型テレビジョン受信機。
  4. 前記録画データ格納手段は、格納領域の最初からテレビジョン放送データを順次録画していき、該格納領域の最後まで録画に用いられると該格納領域の最初から続けて録画するようサイクリックにテレビジョン放送データを格納することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の携帯型テレビジョン受信機。
  5. テレビジョン放送電波を受信する受信手段と、
    テレビジョン放送データを録画する録画データ格納手段と、を備えた携帯型テレビジョン受信機のプログラムであって、
    前記受信手段での受信レベルが所定値以上である時、前記受信手段で受信したテレビジョン放送データを前記録画データ格納手段に録画し、該録画されたテレビジョン放送データを再生時点では該録画データ格納手段から消去せず、
    前記受信手段での受信レベルが所定値未満である時、前記録画データ格納手段に蓄積された録画データを再生する処理を前記携帯型テレビジョン受信機のコンピュータに実行させることを特徴とする携帯型テレビジョン受信機のプログラム。
  6. テレビジョン放送電波を受信する受信手段と、
    テレビジョン放送データを録画する録画データ格納手段と、
    テレビジョン放送の映像および音声を出力する出力手段と、を備えた携帯型テレビジョン受信機のプログラムであって、
    前記受信手段による受信レベルを検知する受信状態検知処理と、
    前記受信状態検知処理により検知される受信レベルが所定値以上である時、前記受信手段で受信したテレビジョン放送データを前記録画データ格納手段に録画すると共に、前記出力手段により出力した時点では当該出力されたテレビジョン放送データを前記録画データ格納手段から消去しないよう制御し、前記受信状態検知処理により検知される受信レベルが所定値未満である時、前記録画データ格納手段に蓄積された録画データを再生して前記出力手段により出力する制御処理と、
    を前記携帯型テレビジョン受信機のコンピュータに実行させることを特徴とする携帯型テレビジョン受信機のプログラム。
  7. テレビジョン放送データの区切り位置を認識する区切り認識処理を前記携帯型テレビジョン受信機のコンピュータに実行させ、
    前記制御処理では、前記区切り位置により区切られた区切り領域が前記録画データ格納手段内に設けられ、前記受信状態検知処理により検知される受信レベルが所定値未満である場合、録画データが再生されて、前記受信レベルが所定値以上になった際の録画開始位置に該再生位置が重なる度に、当該再生位置のある区切り領域の後端部に前記録画開始位置を順次移動させることを特徴とする請求項6記載の携帯型テレビジョン受信機のプログラム。
  8. 前記録画データ格納手段は、格納領域の最初からテレビジョン放送データを順次録画していき、該格納領域の最後まで録画に用いられると該格納領域の最初から続けて録画するようサイクリックにテレビジョン放送データを格納することを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の携帯型テレビジョン受信機のプログラム。
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