JP2010068468A - 情報処理装置及びデジタルテレビ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接続先の装置の選定に関するユーザの利便性を向上させる無線通信装置、および無線通信システムを提供する。
【解決手段】 コンテンツデータを有するソース装置を含む複数台の外部装置を、無線通信を介して制御可能な情報処理装置1において、前記複数の外部装置から、各装置の処理機能を示す機能情報を取得する取得手段4と、前記取得手段4で取得した前記機能情報を参照し、前記複数の外部装置のうち、前記コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定すると共に、当該選定した装置と前記ソース装置との組合せを探索する探索手段7と、前記探索手段7の探索結果を表示させる表示手段14とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンテンツデータを有するソース装置を含む複数台の外部装置を、無線通信を介して制御可能な情報処理装置1において、前記複数の外部装置から、各装置の処理機能を示す機能情報を取得する取得手段4と、前記取得手段4で取得した前記機能情報を参照し、前記複数の外部装置のうち、前記コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定すると共に、当該選定した装置と前記ソース装置との組合せを探索する探索手段7と、前記探索手段7の探索結果を表示させる表示手段14とを具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報処理装置及びデジタルテレビ受信装置に関する。
近年、無線通信技術の進歩により、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等のモバイル装置に無線通信機能を搭載した無線通信装置が広く普及している。これらの無線通信装置は、ケーブルを使用せずにパーソナルコンピュータや携帯電話等を接続して音声データや映像データ等のコンテンツデータを送受信することができる。
また、これらの無線通信装置の中には、無線接続する相手装置やネットワークを状況に応じて選択的に切り替える装置がある。例えば特許文献1には、移動中であっても、或いは移動先であっても、自動的に最適なネットワーク接続手段を選択、設定できるネットワーク自動切換えシステムが開示されている。
特開2001−309445号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の装置では、接続先装置の組合せに関する情報を示すことが考慮されていない。よって、例えば複数の再生装置が存在する環境において、所望の視聴条件の下でコンテンツデータの視聴処理を実行したい考える場合、ユーザは接続相手となる外部装置の処理機能を自ら参照した上で接続先の組合せを選定する必要があり、利便性に欠ける。
そこで、本発明は、接続先の装置の選定に関するユーザの利便性を向上させることのできる情報処理装置及びデジタルテレビ受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、コンテンツデータを有するソース装置を含む複数台の外部装置を、無線通信を介して制御可能な情報処理装置において、前記複数の外部装置から、各装置の処理機能を示す機能情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記機能情報を参照し、前記複数の外部装置のうち、前記コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定すると共に、当該選定した装置と前記ソース装置との組合せを探索する探索手段と、前記探索手段により得られた前記組合せを表示させる表示手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明は、コンテンツデータを有するソース装置を含む複数台の外部装置を、無線通信を介して制御可能なデジタルテレビ受信装置において、ディスプレイと、前記複数の外部装置から、各装置の処理機能を示す機能情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記機能情報を参照し、前記複数の外部装置のうち、前記コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定すると共に、当該選定した装置と前記ソース装置との組合せを探索する探索手段と、前記探索手段により得られた前記組合せを前記ディスプレイに表示させる表示手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、接続先の装置の選定に関するユーザの利便性を向上させる情報処理装置及びデジタルテレビ受信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビ受信装置(情報処理装置)の構成を説明する。図1は、本実施形態のデジタルテレビ受信装置を含む、無線通信システムの全体構成のブロック図である。図2は、本実施例のデジタルテレビ受信装置の構成の一実施の形態を示すブロック図である。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビ受信装置(情報処理装置)の構成を説明する。図1は、本実施形態のデジタルテレビ受信装置を含む、無線通信システムの全体構成のブロック図である。図2は、本実施例のデジタルテレビ受信装置の構成の一実施の形態を示すブロック図である。
図1において、本実施例の無線通信システムは、放送局30からのデジタルテレビ放送波を受信可能で、ネットワーク通信により所望の外部装置を制御する機能を備えたデジタルテレビ受信装置1や、ネットワーク40に無線接続された外部装置100〜300等から構成される。尚、ネットワーク40は、例えばHDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格による無線通信ネットワーク等である。また外部装置100〜300は、DVD(Digital Video Disc)プレーヤ、AV(Audio Visual)アンプ、パーソナルコンピュータ等である。
また、本実施例のデジタルテレビ受信装置1は、例えばネットワーク40を介して外部装置100〜300を制御し、自装置を含めた複数の装置間でコンテンツデータの送受信を行う機能を有する。
次に、図2を参照しながら、本実施例のデジタルテレビ受信装置の構成について説明する。本実施例のデジタルテレビ受信装置1は、例えば無線通信アンテナ2、無線通信部3、機能情報収集部4、入力部5、接続条件設定部6、接続経路探索部7、メモリ8、接続履歴管理部9、接続経路決定部10、外部装置制御部11、視聴処理部12、放送波受信アンテナ13、表示部14、LCD(Liquid Crystal Display)15、及びスピーカ16等から構成される。
無線通信部3は、無線通信アンテナ2を介してネットワーク40に無線接続し、当該ネットワーク40に無線接続した外部装置と無線通信する。
機能情報収集部4は、ネットワーク40に無線接続された外部装置から取得した機能情報51をメモリ8内に書き込む。尚、機能情報51とは、ネットワーク40に無線接続された各装置が有する機能を示す情報であり、例えば映像データ・音声データの再生処理機能等の情報が含まれる。この機能情報51については、図3を参照しながら説明する。
機能情報収集部4は、ネットワーク40に無線接続された外部装置から取得した機能情報51をメモリ8内に書き込む。尚、機能情報51とは、ネットワーク40に無線接続された各装置が有する機能を示す情報であり、例えば映像データ・音声データの再生処理機能等の情報が含まれる。この機能情報51については、図3を参照しながら説明する。
入力部5は、例えばリモコン等の入力装置(図示していない)により操作入力を受け、当該操作入力を接続条件設定部6、接続経路決定部10に出力する。
接続条件設定部6は、入力部5からの操作入力を受け、再生処理を行うコンテンツデータ及び、当該コンテンツデータに関する視聴条件を決定すると共に、これらの情報を接続条件情報53としてメモリ8内に書き込む。
接続条件設定部6は、入力部5からの操作入力を受け、再生処理を行うコンテンツデータ及び、当該コンテンツデータに関する視聴条件を決定すると共に、これらの情報を接続条件情報53としてメモリ8内に書き込む。
尚、ここで再生処理を行うコンテンツデータとは、デジタルテレビ受信機1や外部装置100〜300等のネットワーク40に無線接続された装置が扱うコンテンツデータである。このコンテンツデータは、例えば各装置の図示していない内蔵のHDD(Hard Disk Drive)や各装置でデータ読込がなされる光ディスク(図示していない)等の記録媒体に記憶されたデータである。
本実施例のデジタルテレビ受信装置1では、ネットワーク40に接続された他の装置を制御し、自装置を含めたネットワーク40上の装置でコンテンツデータの処理を実行する。また、本実施例における視聴条件とは、例えば、コンテンツデータを画質優先或いは音質優先で視聴する等の再生処理に関する条件である。
接続経路探索部7は、メモリ8に書き込まれた機能情報51、接続条件情報53、接続履歴情報54、及び自装置の再生処理機能に関する情報等を参照し、現在ネットワーク40に無線接続された装置のうち、処理対象として設定されたコンテンツデータを処理できる装置を選定する。そして、接続経路探索部7は、選定した装置によるコンテンツデータの出力経路を探索すると共に、探索結果を接続経路候補情報52としてメモリ8に書き込む。また、接続経路探索部7は、視聴条件が設定された場合に当該条件に合致した出力経路の表示順序を書き換え、メモリ8内の接続経路候補情報52を更新する。
尚、本実施例におけるコンテンツデータの出力経路とは、選定した装置とコンテンツデータを有するソース装置との組合せを示すものである。このコンテンツデータの出力経路に関しては、図4及び図5を参照しながら後述する。
また、接続履歴情報54とは、過去にコンテンツデータの出力経路として決定された出力経路や、当該出力経路上に在る装置に関する情報である。本実施例のデジタルテレビ受信装置1は、例えば接続履歴情報54として出力経路が決定された回数を記録する。具体的には、デジタルテレビ受信装置1内に在る接続履歴管理部9が、コンテンツデータの出力経路の決定に伴い、当該出力経路の使用頻度回数を加算する。
接続経路決定部10は、入力部5からの出力経路指定に関する操作入力を受け、コンテンツデータの出力経路を決定すると共に、指定された出力経路を示す情報を接続経路情報55としてメモリ8に書き込む。また、接続経路決定部10は、入力部5からの出力経路指定に関する操作入力がなされない場合、メモリ8に書き込まれた接続経路候補情報52を参照して、過去に指定された頻度が最も高い出力経路をコンテンツデータの出力経路として決定する。
外部装置制御部11は、メモリ8に書き込まれた接続経路情報55を参照し、現在指定されているコンテンツデータの出力経路上に在る外部装置に対する制御信号を生成して無線通信部3に出力する。
視聴処理部12は、アンテナ13で受信されたテレビジョン放送信号から所望の放送チャンネルのテレビジョン信号を選局すると共に、当該テレビジョン信号の映像データ及び音声データに対してデコード処理を施し、表示部14及びスピーカ16に出力する。
表示部14は、視聴処理部12から受信した映像信号をフィールドまたはフレーム単位で復元してLCD15に出力する。また、表示部14は、メモリ8に格納された情報を読み出してLCD15に出力する。これにより、ユーザは外部装置に関する情報や、コンテンツデータの出力経路に関する情報、過去の履歴に関する情報などを参照することができる。
また、表示部14は、接続経路決定部10で決定したコンテンツデータの出力経路を示す画像を選択可能にLCD15に出力する。この表示画像については、図5を参照しながら後述する。尚、表示部14は、視聴条件が設定されていた場合はこの視聴条件に合致した順でコンテンツデータの出力経路をLCD15に表示させ、視聴条件が設定されていない場合は過去に指定された頻度の高い順でコンテンツデータの出力経路をLCD15に表示させる機能を有する。即ち、視聴条件が設定されていない場合は、LCD15に最上位で表示された出力経路が、コンテンツデータの出力経路として決定される。
次に、図3を参照して、本実施例のメモリ8が格納する機能情報51について説明する。図3は、本実施例の機能情報51の内容を示す図である。
上述した通り、本実施例のデジタルテレビ受信装置1はネットワーク40に接続された外部装置から機能情報を取得する。図3に示すようにこの機能情報51は、自装置を含むネットワーク40に無線接続された各装置が有するコンテンツデータの再生処理機能を示す。
上述した通り、本実施例のデジタルテレビ受信装置1はネットワーク40に接続された外部装置から機能情報を取得する。図3に示すようにこの機能情報51は、自装置を含むネットワーク40に無線接続された各装置が有するコンテンツデータの再生処理機能を示す。
例えば、DVDプレーヤ100は、映像データの処理機能として、1920×1080ピクセル、1920×1080インタレース、1280×720ピクセル、720×480ピクセル、及び720×480インタレースの5段階の出力解像度を有し、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2、H.264/MPEG−4 AVC(Advanced Video Coding)等の映像コーデックを有する。
また、DVDプレーヤ100は、音声データの処理機能として、フロントライト及びフロントレフトの2つの出力チャンネル数を有し、Dolby Digital等の音声コーデックを有する。そしてDVDプレーヤ100は、コンテンツデータの入力を受ける機能は有していないが、コンテンツデータを他の装置に出力する機能は有す。ここで、図3における入出力機能の欄で示される数値は、コンテンツデータ入出力のためのインタフェースが設けられる数を示す。
このように本実施例のデジタルテレビ受信装置1では、映像データや音声データの再生機能に関する情報や、装置が有する入力・出力機能に関する情報を取得・格納することができる。これにより、ネットワーク40上に在る各装置の其々の処理能力を参照することが可能となり、処理対象として設定したコンテンツデータを再生処理できる装置を選別すると共に、当該装置間で形成されるコンテンツデータの出力経路を探索することを実現する。
尚、ここでは、取得する機能情報51の内容として映像データや音声データの再生機能に関する情報や、装置が有する入力・出力機能に関する情報を示したが、これに限らず、装置の設置場所や消費電力、テレビジョン放送受信機能、録画機能等の情報を取得・格納しても良いものとする。これにより、ユーザが外部装置を選択するための情報量が増え、より好適に装置の選定を実行できるようになる。
次に、図4及び図5を参照しながら本実施例におけるコンテンツデータの出力経路について説明する。図4は、ネットワーク40上に在る所定の装置から他の装置に出力されるコンテンツデータの出力経路を示した図である。図5は、LCD15に表示されるコンテンツデータの出力経路の一例である。尚、図5では、コンテンツデータの出力元装置となるソース装置として、DVDプレーヤ100を設定した場合に考えられるコンテンツデータの出力経路を示す。
図4に示すように、ソース装置として、ネットワーク40上に在る所定の装置を選定した場合、当該コンテンツデータの再生処理を実行する形態は自装置のみで行う再生処理の形態以外に複数通り考えられる。この再生処理を実行する形態については、例えばネットワーク40上に在る装置の数、これらの装置の中継機能や入力機能の有無等を参照し、これら装置の組合せを探索することから求められる。尚、中継機能とは、受信したコンテンツデータを他の装置にストリーミングで転送する機能である。
また、ここでは所定のコンテンツデータをネットワーク40上に在る1つの装置のみで再生するのではなく、同時に複数の装置に送信させても良い。この場合は、機能情報といて取得した外部装置の複製処理機能の有無を示す情報や、コンテンツデータの出力機能を示す情報等を参照することでコンテンツデータの出力経路の探索が可能となる。
更に本実施例のデジタルテレビ受信装置1は、映像データ・音声データを含むコンテンツデータについて再生処理を実行する場合、これらの映像データ・音声データを異なる装置で其々再生させる機能を有する。この機能により、例えば所望のコンテンツの映像データを出力解像度の高い装置で表示させると共に、同一コンテンツの音声データを出力チャンネル数の多い他の装置で表示させることができる。
そして、本実施例のデジタルテレビ受信装置1では、映像データ・音声データを異なる装置に送信させる場合の経路を探索する機能を有する。この機能により、コンテンツデータを再生する装置の選定に関するユーザの利便性を向上させることができる。
次に、図5を参照して、本実施例のソース装置をDVDプレーヤ100とした場合における、コンテンツデータの出力経路を示す画像について説明する。
図5では、例えば第1の経路として、DVDプレーヤ100からのコンテンツデータがデジタルテレビ受信装置100で再生される場合の経路を示し、第2の経路として、DVDプレーヤ100からの音声データがAVアンプ200で再生されると共に、当該AVアンプ200で中継された映像データがデジタルテレビ受信装置100で再生される場合の経路を示す。
図5では、例えば第1の経路として、DVDプレーヤ100からのコンテンツデータがデジタルテレビ受信装置100で再生される場合の経路を示し、第2の経路として、DVDプレーヤ100からの音声データがAVアンプ200で再生されると共に、当該AVアンプ200で中継された映像データがデジタルテレビ受信装置100で再生される場合の経路を示す。
ここでは、例えば視聴条件として画質優先の設定を行った場合、ネットワーク40内の装置のうち、最も高画質で映像データを再生処理できる装置が選定され、当該装置で映像データが再生処理される経路が上位の経路番号で表示される。図5に示すように、各経路はアイコン501、502等によって選択可能に表示され、カーソル550によって指定ができるようになっている。
また、例えば視聴条件として画質・音声優先の設定を行った場合、ネットワーク40内の装置のうち、最も高画質で映像データを再生処理できる装置と、最も高音質で音声データを再生処理できる装置とが選定され、これらの装置で映像データ・音声データが其々再生処理される経路が上位の経路番号で表示される。
ここでは、例えば過去の履歴やユーザ設定等により、各経路を表示させる順序を決定しても良い。これにより、所望の経路の選択が容易になる。
次に、図6を参照しながら、本実施例のコンテンツデータ再生処理における流れを説明する。図6は、本実施例のコンテンツデータ再生処理における流れを示したフローチャートである。
次に、図6を参照しながら、本実施例のコンテンツデータ再生処理における流れを説明する。図6は、本実施例のコンテンツデータ再生処理における流れを示したフローチャートである。
まず、接続条件設定部6は、再生処理を行うコンテンツデータを設定するための操作入力を受けたか否か定期的に確認する(S101)。再生処理を行うコンテンツデータを設定するための操作入力を受けない場合(S101のNo)、接続条件設定部6は処理をS101に戻す。
S101で、再生処理を行うコンテンツデータを設定するための操作入力を受けた場合(S101のYes)、接続条件設定部6は、コンテンツデータの視聴条件を設定するための操作入力を受けたか否か確認する(S102)。コンテンツデータの視聴条件を設定するための操作入力を受けない場合(S102のNo)、接続条件設定部6は処理をS104に進める。
S102で、コンテンツデータの視聴条件を設定するための操作入力を受けた場合(S102のYes)、接続条件設定部6は当該視聴条件を接続条件情報52としてメモリに書き込む(S103)。次に、機能情報収集部4はネットワーク40に接続された他の装置に関する機能情報を取得するため、これらの装置に対して機能情報要求コマンドを送信する(S104)。
一方、ネットワーク40に接続された他の装置では、機能情報要求コマンドを受信すると(S201)、自身の機能情報を生成してデジタルテレビ受信装置1に送信する(S202)。
他の装置から機能情報を受信した場合(S105)、機能情報収集部4は当該受信した機能情報をメモリ8に書き込む(S106)。尚、ここでは、再生処理を行うコンテンツデータを設定するための操作入力後に他の装置から機能情報を取得する場合を示したが、これに限らず、例えばネットワーク40への接続開始時などに予め各装置から機能情報を取得・格納しておいても良い。この場合はS104〜S106、及びS201、S202の処理が不要となる。
次に、接続経路探索部7は、自己の処理機能に関する情報やメモリ8に書き込まれた情報を参照してコンテンツデータの出力経路を探索すると共に(S107)、探索結果を接続経路情報52としてメモリ8に書き込む(S108)。また、接続経路探索部7は、メモリ8を参照して視聴条件が設定されているか否か確認する(S109)。視聴条件が設定されていない場合(S109のNo)、処理をS111に進める。
視聴条件が設定されている場合(S109のYes)、接続経路探索部7は、当該視聴条件に合致した経路が上位の表示順序となるように接続経路情報52を書き換える(S110)。
次に、表示部14は、メモリ8に書き込まれたコンテンツデータの出力経路を示す画像をLCD15に出力する(S111)。出力経路の表示後、接続経路決定部7は、例えばリモコンで経路番号を選択する等の接続経路を指定するための操作入力を受けたか否か定期的に確認する(S112)。
ここで、接続経路を指定するための操作入力を受けない場合(S112のNo)は、接続経路決定部7は、メモリ8に格納したユーザ設定や接続履歴情報54を参照し(S113)、処理をS114に進める。また、接続経路を指定するための操作入力を受けた場合(S112のNo)は、接続経路決定部7は、コンテンツデータの出力経路を決定する(S114)。
コンテンツデータの出力経路が決定した場合、外部装置制御部11は、当該出力経路上に存在する装置に対して制御信号を生成し、送信する(S115)。また、接続履歴管理部8はメモリ8内の接続経路情報を更新する(S116)。
一方、コンテンツデータの出力経路上に存在する装置は、制御信号を受信すると(S203)、この制御信号を解析し(S204)、この信号による指示に応じた処理を実行する(S205)。
このように本実施例のデジタルテレビ受信装置1では、所望のコンテンツデータを処理するための出力経路をユーザに提示することができる。これにより、ユーザはネットワーク上の装置に関する情報を参照し、コンテンツデータを処理するための装置及び経路を自ら選定する必要がなくなり、利便性を向上させることを実現する。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 デジタルテレビ受信装置
2 無線通信アンテナ
3 無線通信部
4 機能情報収集部
5 入力部
6 接続条件設定部
7 接続経路探索部
8 メモリ
9 接続履歴管理部
10 接続経路決定部
11 外部装置制御部
12 視聴処理部
13 放送波受信アンテナ
14 表示部
15 LCD
16 スピーカ
2 無線通信アンテナ
3 無線通信部
4 機能情報収集部
5 入力部
6 接続条件設定部
7 接続経路探索部
8 メモリ
9 接続履歴管理部
10 接続経路決定部
11 外部装置制御部
12 視聴処理部
13 放送波受信アンテナ
14 表示部
15 LCD
16 スピーカ
Claims (10)
- コンテンツデータを有するソース装置を含む複数台の外部装置を、無線通信を介して制御可能な情報処理装置において、
前記複数の外部装置から、各装置の処理機能を示す機能情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記機能情報を参照し、前記複数の外部装置のうち、前記コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定すると共に、当該選定した装置と前記ソース装置との組合せを探索する探索手段と、
前記探索手段によって得られた前記組合せを表示させる表示手段と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記探索手段は、自装置を含めた複数の装置のうち、コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記表示手段は、前記組合せを前記ソース装置から前記再生処理を行う装置までの前記コンテンツデータの出力経路を示す画像として選択可能に表示させることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記探索手段は、前記コンテンツデータに含まれる音声データの再生処理を行う装置と、前記コンテンツデータに含まれる映像データの再生処理を行う装置とを選定することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- コンテンツデータの再生処理条件を設定するための操作入力を受ける入力手段を更に具備し、
前記探索手段は、前記取得手段で取得した前記機器情報を参照し、前記入力手段で入力を受けた前記再生処理条件に合致する再生処理を実行可能な装置を選定することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。 - 前記探索手段は、前記入力手段で入力を受けた前記再生処理条件に合致する再生処理を実行可能な装置の組合せを探索することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
- 前記表示手段は、前記入力手段で入力を受けた前記再生処理条件に合致する順に、前記コンテンツデータの出力経路を示す画像を選択可能に表示させることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- 前記操作入力で選択された選択回数を前記組合せ毎に記憶する記憶手段と
前記記憶手段で記憶した前記選択回数を参照し、前記コンテンツデータの出力先を決定する出力先決定手段と
を更に具備することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記選択回数の多い順に、前記コンテンツデータの出力経路を示す画像を選択可能に表示させることを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
- コンテンツデータを有するソース装置を含む複数台の外部装置を、無線通信を介して制御可能なデジタルテレビ受信装置において、
ディスプレイと、
前記複数の外部装置から、各装置の処理機能を示す機能情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記機能情報を参照し、前記複数の外部装置のうち、前記コンテンツデータの再生処理を行う装置を選定すると共に、当該選定した装置と前記ソース装置との組合せを探索する探索手段と、
前記探索手段により得られた前記組合せを前記ディスプレイに表示させる表示手段と、
を具備することを特徴とするデジタルテレビ受信装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2461578A3 (en) * | 2010-12-03 | 2013-09-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and contents searching method thereof |
-
2008
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---|---|---|---|---|
EP2461578A3 (en) * | 2010-12-03 | 2013-09-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and contents searching method thereof |
EP3244609A1 (en) * | 2010-12-03 | 2017-11-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and contents searching method thereof |
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