JP2007074176A - ストリーム・データのタイム・シフト装置,その制御方法およびその制御プログラム - Google Patents

ストリーム・データのタイム・シフト装置,その制御方法およびその制御プログラム Download PDF

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Abstract

【目的】 高度なタイム・シフトに対処する。
【構成】 放送局1からストリーム・データが送信され,ネットワーク・サーバ10において受信される。ストリーム・データは,サーバ10から携帯電話20に送信される。ストリーム・データは,サーバ10のハードディスクにも順次書き込まれている。携帯電話20からタイム・シフト・リクエストがサーバ10に送信されると,サーバ10に書き込まれているストリーム・データが読み取られて携帯電話20に送信される。タイム・シフト再生が実現される。ストリーム・データはサーバ20において書き込まれているので,サーバ10においてストリーム・データの加工などを行うことができ,高度なタイム・シフトも実現できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は,ストリーム・データのタイム・シフト装置,その制御方法およびその制御プログラムに関する
テレビジョン放送を受信するような装置においてタイム・シフト再生が採用されることがある。タイム・シフト再生は,見逃してしまったシーンを遡って再生するものである。たとえば,ある番組を視聴中に他の番組に切り換えて視聴した場合であっても番組を切り換える前の元の番組を記録しておき,後で元の番組を視聴できるようにするものである(特許文献1)。
特開2002−51290号公報
また,実時間に追いつくために要約画像を生成するものもある(特許文献2)。
特開2004−187029号公報
さらに,DVD/HDDレコーダを用いたものもあるが(特許文献3),携帯電話向けのストリームのような複雑なものでは十分なタイム・シフトが実現できないことがある。
特開2004-159085号公報
さらに,携帯電話においてタイム・シフトを実現するものもある(特許文献4)。
特開2004−7537号公報
しかしながら,タイム・シフトのためのデータの記憶などが携帯電話において行われるため,長時間なタイム・シフトなど高度なタイム・シフトは期待できない。
この発明は,高度なタイム・シフトに対処することを目的とする。
第1の発明によるストリーム・データのタイム・シフト装置(たとえば,ネットワーク・サーバ)は,あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信するストリーム受信手段,上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データをストリーム再生装置(たとえば,携帯電話)にストリーム送信するストリーム送信手段,上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶するストリーム・データ記憶手段,および上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,上記ストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データをストリーム再生装置に送信するように上記ストリーム送信手段を制御する制御手段を備えていることを特徴とする。
第1の発明は,上記ストリーム・データのタイム・シフト装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信し,受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信し,受信したストリーム・データを記憶し,上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データをストリーム再生装置に送信するものである。
第1の発明は,上記ストリーム・データのタイム・シフト装置の制御方法を実現するためのプログラムも提供している。
第1の発明によると,あらかじめ定められた時刻に放送局などからデータがストリーム送信される。ストリーム送信されたストリーム・データは,受信されてストリーム再生装置にストリーム送信される。また,受信されたストリーム・データは記憶される。ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データがストリーム再生装置に送信される。ストリーム再生装置のユーザは,タイム・シフトされたデータを受信することができる。データが動画データであれば,見逃した動画を後で見ることができるし,データが音楽データであれば,聞き逃した音楽を後で聴くことができる。
第1の発明によると,ストリーム再生装置とは異なるタイム・シフト装置にストリーム・データが記憶されているので,ストリーム再生装置が携帯電話などの記憶容量の少ないものであっても長時間分のストリーム・データを記憶させることができる。また,タイム・シフト装置に複雑な処理機能の装置を実装することもでき,複雑な処理が行われたデータをストリーム再生装置からのリクエストに応じて送信するという展開も可能となる。
上記ストリーム再生装置からのリクエストを,他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するリクエスト送信手段をさらに備えてもよい。
第2の発明によるストリーム・データのタイム・シフト装置は,第1のストリーム・データのタイム・シフト装置と第2のストリーム・データのタイム・シフト装置とを備えたストリーム・データのタイム・シフト装置である。
上記第1のストリーム・データのタイム・シフト装置は,あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信する第1のストリーム受信手段,上記第1のストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶する第1のストリーム・データ記憶手段,および上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,上記第1のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するように上記第1のストリーム送信手段を制御する第1の制御手段を備える。
上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置は,上記第1のストリーム送信手段からストリーム送信されたストリーム・データを受信する第2のストリーム受信手段, 上記第2のストリーム受信手段によって受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信する第2のストリーム送信手段,上記第2のストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶する第2のストリーム・データ記憶手段,および 上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,上記第2のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記ストリーム再生装置に送信するように上記第2のストリーム送信手段を制御する第2の制御手段を備える。
第2の発明は,上記ストリーム・データのタイム・シフト装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,第1のストリーム・データのタイム・シフト装置と第2のストリーム・データのタイム・シフト装置とを備えたストリーム・データのタイム・シフト装置を制御する方法である。
上記第1のストリーム・データのタイム・シフト装置において,あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信し,受信したストリーム・データを記憶し,上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データを上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信する。そして,上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置において,上記第1のストリーム送信手段からストリーム送信されたストリーム・データを受信し,受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信し,受信したストリーム・データを記憶し,上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,上記第2のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記ストリーム再生装置に送信するものである。
第2の発明によると,放送局などからストリーム送信されたストリーム・データは,第1のストリーム・データのタイム・シフト装置において記憶される。また,ストリーム・データは,第1のストリーム・データのタイム・シフト装置から第2のストリーム・データのタイム・シフト装置にも送信される。第2のストリーム・データのタイム・シフト装置からストリーム・データ再生装置にストリーム・データが送信される。ストリーム・データ再生装置から第2のストリーム・データのタイム・シフト装置にリクエストがあると,そのリクエストに応じて,第2のストリーム・データのタイム・シフト装置からストリーム再生装置にストリーム・データが送信される。また,ストリーム・データ再生装置からのリクエストは第1のストリーム・データのタイム・シフト装置にも送信され,第1のストリーム・データのタイム・シフト装置に記憶されているストリーム・データが第2のストリーム・データのタイム・シフト装置を介してストリーム再生装置に送信される。
複数のストリーム・データのタイム・シフト装置においてストリーム・データが記憶されるからより長時間のストリーム・データを記憶できる。
上記第1のストリーム・データのタイム・シフト装置が,上記第1のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを加工する第1の加工手段をさらに備えてもよい。この場合,上記第1の制御手段は,上記第1の加工手段によって加工されたデータを上記第2のストリート・データのタイム・シフト装置に送信するように上記第1のストリーム送信手段を制御するものとなろう。
また,上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置が,上記第2のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データであって上記第1の加工手段における加工と異なる加工を行う第2の加工手段をさらに備えてもよい。この場合,上記第2の制御手段が,上記第2の加工手段によって加工されたデータを上記ストリーム再生装置に送信するように上記第2のストリーム送信手段を制御するものとなろう。
第3の発明は,上記第2の発明における第1のストリーム・データのタイム・シフト装置を単独で構成したものである。すなわち,このストリーム・データのタイム・シフト装置は,あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信するストリーム受信手段,上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを他のストリーム・データのタイム・シフト装置にストリーム送信するストリーム送信手段, 上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶するストリーム・データ記憶手段,および上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,上記ストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するように上記ストリーム送信手段を制御する制御手段を備えているものである。
第3の発明は,上記ストリーム・データのタイム・シフト装置の制御方法も提供している。すなわち,あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信し,受信したストリーム・データを他のストリーム・データのタイム・シフト装置にストリーム送信し,受信したストリーム・データを記憶し,上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データを上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するものである。
第3の発明は,上記ストリーム・データのタイム・シフト装置の制御方法を実現するためのプログラムも提供している。
図1は,この発明の実施例を示すもので,ストリーム・システムの概要である。
放送局1から,あらかじめ定まった時刻にストリーム・データ(動画データ,音楽データのいずれでもよい)が送信される。送信されたストリーム・データは,ネットワークを介してネットワーク・サーバ10において受信される。受信されたストリーム・データは,ネットワーク・サーバ10から携帯電話20にストリーム送信される。携帯電話20においてストリーム・データが受信される。ストリーム・データが動画のものであれば,携帯電話20において,その動画が閲覧され,ストリーム・データが音楽のものであれば,携帯電話20からその音楽が出力される。
ネットワーク・サーバ10は,受信したストリーム・データを携帯電話20にストリーム送信するとともに,ハードディスクに一定時間分書き込む。携帯電話20からタイム・シフト・リクエストがあると,そのリクエストにしたがって,ネットワーク・サーバ10に記録されているストリーム・データがネットワーク・サーバ10から携帯電話20に送信される。タイム・シフト再生が可能なので,見逃した動画を閲覧すること,または聞き逃した音楽を聴くことができるようになる。
この実施例においては,タイム・シフト再生のためのストリーム・データの書込みは,ストリーム・データを記憶する容量が少ない携帯電話20とは異なるネットワーク・サーバ10において行われる。長時間分のストリーム・データをネットワーク・サーバ10において記憶させることができる。また,ストリーム・データに対して複雑な処理を行わせ,複雑な処理が行われたストリーム・データを携帯電話20に送信するという展開も可能となる。より詳しくは,以下の説明によって明らかとなろう。
図2は,ネットワーク・サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。
ネットワーク・サーバ10の全体の動作は,CPU13によって統括される。
ネットワーク・サーバ10には,ネットワーク・インターフェイス18が設けられており,上述したように放送局1から送信されたストリーム・データが受信される。受信されたストリーム・データは,ハードディスク・ドライブ12に与えられ,一定時間分だけハードディスク11に更新されながら書き込まれる。また,受信されたストリーム・データは,ネットワーク・インターフェイス18から携帯電話20にストリーム送信される。
ネットワーク・サーバ10には,操作指令等を入力するためのキーボード14および後述する動作を行うプログラムが格納され,かつデータ等を一時的に記憶するメモリ15も含まれている。さらに,ネットワーク・サーバ10には,モニタ・ドライバ16および表示装置17が設けられている。ストリーム・データが動画を表すものの場合には,表示装置17の表示画面上に動画が表示されることとなる。
図3は,携帯電話20の電気的構成を示すブロック図である。
携帯電話20の全体の動作は,CPU26によって統括される。このCPU26には,電源27から電力が供給されている。
上述のようにネットワーク・サーバ10から送信されたストリーム・データは,アンテナ21によって受信され,RF(Radio Frequency)/IF(Interface)22を介してアナログ処理回路23に入力する。アナログ処理回路23においてストリーム・データについて所定のアナログ処理が行われて,CPU26に入力する。CPU26においてストリーム・データはさらにディジタル信号処理が行われる。ストリーム・データは,メモリ28に一時的に書き込まれる。メモリ28からストリーム・データが読み取られLCDドライバ25に与えられることにより,ストリーム・データが動画のものである場合にはLCD(liquid crystal device)24に動画が表示される。また,ストリーム・データが音楽のものである場合には,スピーカ(図示略)から音楽が出力される。
携帯電話20には,各種ボタン類などの操作装置(図示略)が設けられている。操作装置を用いて上述したタイム・シフト・リクエストが入力される。入力されたタイム・シフト・リクエストがアンテナ21からネットワーク・サーバ10に送信されることとなる。
図4は,ネットワーク・サーバ10の処理手順を示すフローチャートである。
あらかじめ定められた時刻に放送局1からストリーム・データが送信される。送信されたストリーム・データがネットワーク・サーバ10において受信される(ステップ31)。受信しているストリーム・データが一定時間分,ネットワーク・サーバ10のハードディスクに順次書き込まれる(ステップ32)。ハードディスクには,一定時間分のストリーム・データが常に書き込まれていく。その一定時間分を超えたストリーム・データが受信されると,上書きされることにより更新されていく。また,受信しているストリーム・データは,携帯電話20にストリーム送信される(ステップ33)。
携帯電話20から送信されるタイム・シフト・リクエスト(ストリーム・データのリクエストだけでなく,3分間分のリクエストなどデータが必要な時間も含まれている)が受信されなければ(ステップ34でNO),放送局1から送信されるストリーム・データが終了するまでステップ31から34までの処理が繰り返される(ステップ35)。
携帯電話20から送信されるタイム・シフト・リクエストが受信されると(ステップ34でYES),ハードディスクに書き込まれているストリーム・データが有効かどうか,ハートディスクにストリーム・データが書き込まれているかどうかなどが確認される(ステップ36)。
ハードディスクに書き込まれているストリーム・データが有効でない,ハードディスクにストリーム・データが書き込まれていないなどの場合には(ステップ36でNO),タイム・シフト・リクエストに応じたストリーム・データを携帯電話20に送信できない。このために,タイム・シフト・リクエストに応じたストリーム・データの送信処理は停止され,ストリーム・データの受信およびその書込処理が繰り返される(ステップ31〜34)。
ハードディスクにストリーム・データが書き込まれており,かつそのストリーム・データが有効であれば(ステップ36でYES),タイム・シフト・リクエストに応じたストリーム・データがハードディスクから読み取られる。また,読み取りと並行して,受信しているストリーム・データがハードディスクに書き込まれる(ステップ37)。ハードディスクから読み取られたタイム・シフト再生用のストリーム・データは,動画であれば,リクエストに応じて間引きなどの加工が行われる。間引きなどの加工は早送り再生に必要なものである。加工されたストリーム・データがネットワーク・サーバ10から携帯電話20に送信されることとなる。これにより,携帯電話20において,時間を遡ったストリーム・データが得られ,見逃した箇所等を閲覧等できるようになる。
図5は,他の実施例を示すもので,ストリーム・データ・システムの概要を示している。
この実施例においては2つのネットワーク・サーバ10Aおよび10Bが含まれている。2つのネットワーク・サーバ10Aおよび10Bは,同じ機能をもつものでもよいし,異なる機能をもつものでもよい。同じ機能をもつものの場合には,ハードディスクに書き込むことができるストリーム・データの量が増えるため,長時間のタイム・シフト再生が可能となる。異なる機能をもつものの場合には,データ加工などの処理が複数ある場合にはそれぞれの処理を別々のネットワーク・サーバ10Aまたは10Bにおいて実行できる。
図6は,図5に示すストリーム・データ・システムのうちネットワーク・サーバ10Bの処理手順を示すフローチャートである。この図において,図4に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略している。また,図4におけるステップ31〜33の処理も図示を省略しているが,図4と同じ処理が行われる。
一方のネットワーク・サーバ10Bには,リアルタイムにストリーム送信されているストリーム・データの最新の直前である一定時間分のストリーム・データが更新されながら書き込まれている。また,他方のネットワーク・サーバ10Aには一方のネットワーク・サーバ10Bに書き込まれている一定時間分のストリーム・データのさらに前の時間である一定時間分のストリーム・データが更新されながら書き込まれている。たとえば,一方のネットワーク・サーバ10Bには,リアルタイムである現在時刻の直前10分間の動画を表すストリーム・データが書き込まれ,他方のネットワーク・サーバ10Aには,リアルタイムである現在時刻の直前10分から直前20分までの10分間の動画を表すストリーム・データが書き込まれる。1つのネットワーク・サーバであれば10分のストリーム・データしか書き込めなかったものが,2つのネットワーク・サーバ10Aおよび10Bを用いることにより,20分間のストリーム・データを書き込むことができる。上述したように,長時間のタイム・シフト再生を実現できるようになる。
上述したように,ハードディスクに書き込まれているストリーム・データが有効であれば(ステップ36でYES),携帯電話20から送信されたタイム・シフト・リクエストにしたがってストリーム・データを携帯電話20に送信するためには前段のネットワーク・サーバである他方のネットワーク・サーバ10Aにタイム・シフト・リクエストを送信する必要があるかどうかが確認される(ステップ41)。
一方のネットワーク・サーバ10Bに書き込まれているストリーム・データだけでは,携帯電話10から送信されたタイム・シフト・リクエストに応じた時間の動画表示ができない場合などには,他方のネットワーク・サーバ10Aにタイム・シフト・リクエストが送信される(ステップ42)。タイム・シフト・リクエストに応じて他方のネットワーク・サーバ10Aから送信されたストリーム・データが,一方のネットワーク・サーバ10Bにおいて受信される(ステップ43)。
一方のネットワーク・サーバ10Bのハードディスクに書き込まれているストリーム・データが読み取られながら,受信しているストリーム・データがそのハードディスクに書き込まれる(ステップ37)。長時間のストリーム・データが携帯電話20に送信されることとなる。前段のネットワーク・サーバであるネットワーク・サーバ10Aにタイム・シフト・リクエストを送信しなくとも,携帯電話20からのタイム・シフト・リクエストに応じることができる場合には,一方のネットワーク・サーバ10Bのハードディスクに書き込まれているストリーム・データが読み取られて携帯電話20に送信される。
図7および図8は,2つのネットワーク・サーバ10Aおよび10Bにおいて,ストリーム・データにそれぞれ異なる処理を行う場合の例である。
図7を参照して,放送局1からは,連続した300駒を構成する第1のストリーム・データが送信される。第1のストリーム・データは,第1のネットワーク・サーバ10Aに入力する。第1のネットワーク・サーバ10Aにおいて,60駒ごとに,60駒分のストリーム・データが間引かれる時間軸分断処理が行われる。時間軸分断処理によって,1駒から60駒,121駒から180駒および241駒から300駒までの画像を表す第2のストリーム・データが抽出される。第2のストリーム・データは,第2のネットワーク・サーバ10Bに入力する。第2のネットワーク・サーバ10Bにおいて奇数駒の画像が間引かれる間引き処理が行われる。この間引き処理によって,1駒から60駒,121駒から180駒および241駒から300駒までのうち,偶数駒の画像を表す第3のストリーム・データが得られる。
このような処理が行われることにより,長時間の間中断されていた場合におけるタイム・シフト再生において,通常の間引きによる早送り再生では長時間かかってしまうときに,比較的短時間で長時間分の早送り再生を実現できる。
上述した時間軸分断処理は,シーンが変わった時点を検出してシーンの変化に応じて行うようにすることもできる。
図8は,ネットワーク・サーバの処理手順を示すものである。この処理手順は,第1のネットワーク・サーバ10Aまたは第2のネットワーク・サーバ10Bのいずれの処理にも当てはまる。
ハードディスクに書き込まれているストリーム・データのうち読み取るストリーム・データがあれば(ステップ51でNO),つづいて読み取られる(ステップ52)。読み取られたストリーム・データが上述したように,時間軸分断処理または間引きによって残る加工対象データかどうかが確認される(ステップ53)。
加工対象画像データであれば,各駒の画像が何番目の画像かにもとづいて記述される時間情報が書き換えられるなどのデータ加工処理が行われる(ステップ54)。データ加工処理が行われると,その加工されたデータが次のネットワーク・サーバ10B(ネットワーク・サーバ10Aの処理が行われていた場合)または携帯電話20(ネットワーク・サーバ10Bの処理が行われていた場合)にストリーム送信される(ステップ55)。
図9は,携帯電話20の処理手順を示すフローチャートである。ストリーム・データとして動画を表すものが与えられるものとする。
上述のようにしてネットワーク・サーバから送信されたストリーム・データが携帯電話20において受信される(ステップ61)。すると,受信したストリーム・データによって表される動画が順次表示されていく(ステップ62)。
動画の表示中に第三者から電話がかかり,着信があると(ステップ63でYES),動画の表示が停止させられる(ステップ64)。通話が終了すると(ステップ65でYES),表示が停止していた間の動画を閲覧するタイム・シフトを行うかどうかが確認される(ステップ66)。タイム・シフトを行う場合には,携帯電話20に,表示が停止していた間の動画を表すストリーム・データが記憶されており,ネットワーク・サーバにタイム・シフト・リクエストを送信しなくとも自らタイム・シフト再生できるかどうかが確認される(ステップ67)。
自らタイム・シフト再生できれば(ステップ67でYES),ネットワーク・サーバにタイム・シフト・リクエストを送信することなく表示が停止していた間の動画のタイム・シフト再生が行われる(ステップ68)。自らはタイム・シフト再生できなければ(ステップ67でNO),ネットワーク・サーバにタイム・シフト・リクエストが送信される(ステップ69)。ネットワーク・サーバから携帯電話20に,表示が停止していた間の動画を表すストリーム・データが送信される。携帯電話20に表示が停止していた間の動画が表示されることとなる。
ストリーム・システムの概要を示している。 ネットワーク・サーバの電気的構成を示すブロック図である。 携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。 ネットワーク・サーバの処理手順を示すフローチャートである。 ストリーム・システムの概要を示している。 ネットワーク・サーバの処理手順を示すフローチャートである。 ストリーム・データの時間軸分断処理および間引き処理を示している。 ネットワーク・サーバの処理手順を示すフローチャートである。 携帯電話の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10,10A,10B ネットワーク・サーバ(ストリーム・データのタイム・シフト装置)
11 ハードディスク
12 ハードディスク・ドライブ
13,26 CPU
18 ネットワーク・インターフェイス
20 携帯電話

Claims (10)

  1. あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信するストリーム受信手段,
    上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信するストリーム送信手段,
    上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶するストリーム・データ記憶手段,および
    上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,上記ストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データをストリーム再生装置に送信するように上記ストリーム送信手段を制御する制御手段,
    を備えたストリーム・データのタイム・シフト装置。
  2. 上記ストリーム再生装置からのリクエストを,他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するリクエスト送信手段をさらに備えた請求項1に記載のストリーム・データのタイム・シフト装置。
  3. 第1のストリーム・データのタイム・シフト装置と第2のストリーム・データのタイム・シフト装置とを備えたストリーム・データのタイム・シフト装置であって,
    上記第1のストリーム・データのタイム・シフト装置が,
    あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信する第1のストリーム受信手段,
    上記第1のストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶する第1のストリーム・データ記憶手段,および
    上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,上記第1のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するように上記第1のストリーム送信手段を制御する第1の制御手段を備え,
    上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置が,
    上記第1のストリーム送信手段からストリーム送信されたストリーム・データを受信する第2のストリーム受信手段,
    上記第2のストリーム受信手段によって受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信する第2のストリーム送信手段,
    上記第2のストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶する第2のストリーム・データ記憶手段,および
    上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,上記第2のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記ストリーム再生装置に送信するように上記第2のストリーム送信手段を制御する第2の制御手段,
    を備えたストリーム・データのタイム・シフト装置。
  4. 上記第1のストリーム・データのタイム・シフト装置が,
    上記第1のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを加工する第1の加工手段をさらに備え,
    上記第1の制御手段が,上記第1の加工手段によって加工されたデータを上記第2のストリート・データのタイム・シフト装置に送信するように上記第1のストリーム送信手段を制御するものであり,
    上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置が,
    上記第2のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データであって上記第1の加工手段における加工と異なる加工を行う第2の加工手段をさらに備え,
    上記第2の制御手段が,上記第2の加工手段によって加工されたデータを上記ストリーム再生装置に送信するように上記第2のストリーム送信手段を制御するものである,
    請求項3に記載のストリーム・データのタイム・シフト装置。
  5. あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信するストリーム受信手段,
    上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを他のストリーム・データのタイム・シフト装置にストリーム送信するストリーム送信手段,
    上記ストリーム受信手段によって受信したストリーム・データを記憶するストリーム・データ記憶手段,および
    上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,上記ストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信するように上記ストリーム送信手段を制御する制御手段,
    を備えたストリーム・データのタイム・シフト装置。
  6. あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信し,
    受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信し,
    受信したストリーム・データを記憶し,
    上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データをストリーム再生装置に送信する,
    ストリーム・データのタイム・シフト装置の制御方法。
  7. 第1のストリーム・データのタイム・シフト装置と第2のストリーム・データのタイム・シフト装置とを備えたストリーム・データのタイム・シフト装置を制御する方法であって,
    上記第1のストリーム・データのタイム・シフト装置において,
    あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信し,
    受信したストリーム・データを記憶し,
    上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データを上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信し,
    上記第2のストリーム・データのタイム・シフト装置において,
    上記第1のストリーム送信手段からストリーム送信されたストリーム・データを受信し,
    受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信し,
    受信したストリーム・データを記憶し,
    上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,上記第2のストリーム・データ記憶手段に記憶されているストリーム・データを上記ストリーム再生装置に送信する,
    ストリーム・データのタイム・シフト装置の制御方法。
  8. あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信し,
    受信したストリーム・データを他のストリーム・データのタイム・シフト装置にストリーム送信し,
    受信したストリーム・データを記憶し,
    上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データを上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信する,
    ストリーム・データのタイム・シフト装置の制御方法。
  9. あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信させ,
    受信したストリーム・データをストリーム再生装置にストリーム送信させ,
    受信したストリーム・データを記憶させ,
    上記ストリーム再生装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データをストリーム再生装置に送信させるようにストリーム・データのタイム・シフト装置を制御するプログラム。
  10. あらかじめ定められた時刻にストリーム送信されたストリーム・データを受信させ,
    受信したストリーム・データを他のストリーム・データのタイム・シフト装置にストリーム送信させ,
    受信したストリーム・データを記憶させ,
    上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置からのリクエストに応じて,記憶されているストリーム・データを上記他のストリーム・データのタイム・シフト装置に送信させるようにストリーム・データのタイム・シフト装置を制御するプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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