JP2006246363A - 携帯端末装置及びテレビ放送録画システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、テレビ放送の視聴を中断しなければならなくなった場合でも、その中断したテレビ放送の続きを録画しておき、あとでその続きを再生することができる携帯端末装置及びテレビ放送録画システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の携帯端末装置は、テレビ放送を受信するテレビ受信部11と、テレビ番組を再生する再生制御部12と、受信したテレビ番組の録画が可能な録画再生装置2と通信を行う通信部17と、を備えた携帯端末装置1であって、前記通信部17は、前記テレビ受信部11により受信するテレビ放送のチャネルと前記テレビ受信部11により受信したテレビ番組の再生を前記再生制御部12により開始した第1の時刻とを含む第1の視聴情報と、前記チャネルと前記再生制御部12によるテレビ番組の再生を中断した第2の時刻とを含む第2の視聴情報と、を前記録画再生装置2に送信することを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テレビ放送を受信可能な携帯端末装置及びその携帯端末装置を用いたテレビ放送録画システムに関するものである。
近年、テレビ番組を録画したり、再生したりする家庭用のレコーダは、テレビ番組の任意の位置にしおりを付加し、そのしおりを基に、レコーダに記録されたテレビ番組の内容を任意に検索、再生するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このレコーダによれば、例えば、前回途中まで視聴した番組にしおりを付加すれば、次回続けて視聴したい場合、その番組を容易に再生して視聴することができ、また、重要なシーンにしおりを付加しておけば、後からもう一度視聴したい場合に、容易にそのシーンを見つけ出して視聴することができる。このように、しおり機能により、ユーザの視聴動作を補助することができ、ユーザは効率良く、所定の番組を所定の位置から視聴することができる。
ところで、テレビ放送を視聴することができる携帯端末装置も多く利用されている。この携帯端末装置により、携帯端末装置利用者は、どこででもテレビ放送を視聴することができる。
特開2002−44586号公報(第2頁、図2)
上記のような携帯端末装置は、テレビ放送用電波の受信状態が悪かったり、携帯端末装置の電池容量が不足するなどして、テレビ放送の視聴を中断しなければならない場合が想定される。このような場合にも対応できるよう、その中断したテレビ放送の続きを録画しておき、あとでその続きを再生することができる機能を備えた携帯端末装置が求められている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされてもので、テレビ放送の視聴を中断しなければならなくなった場合でも、その中断したテレビ放送の続きを録画しておき、あとでその続きを再生することができる携帯端末装置及びテレビ放送録画システムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、テレビ番組を再生する再生手段と、受信したテレビ番組の録画が可能な録画装置と通信を行う通信手段と、を備えた携帯端末装置であって、前記通信手段は、前記テレビ受信手段により受信するテレビ放送のチャネルと前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組の再生を前記再生手段により開始した第1の時刻とを含む第1の視聴情報と、前記チャネルと前記再生手段によるテレビ番組の再生を中断した第2の時刻とを含む第2の視聴情報と、を前記録画装置に送信することを特徴とするものである。
本発明のテレビ放送録画システムは、本発明の携帯端末装置と、受信したテレビ番組の録画が可能な録画装置と、から構成されるテレビ放送録画システムであって、前記録画装置は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組を録画する録画手段と、前記携帯端末装置と通信を行う通信手段と、を備え、前記通信手段が、前記第1の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、前記録画手段が、前記通信手段により受信した前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組を録画することを特徴とするものである。
この構成によれば、携帯端末装置によるテレビ放送の視聴を中断しなければならない場合でも、視聴していたテレビ放送を録画装置に録画しておくことにより、その中断したテレビ放送の続きを視聴することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記テレビ受信手段により受信するテレビ放送の受信電波強度を検出する検出手段を備え、前記第2の時刻は、前記検出手段が検出した受信電波強度が予め設定した閾値以下となる時刻であることを特徴とするものを含む。
また、本発明の携帯端末装置は、入力操作を受け付ける入力手段を有し、前記第2の時刻は、前記入力手段によりテレビ番組の再生中断操作を受け付けた時刻であることを特徴とするものを含む。
この構成により、使用者が視聴可能状況にあるか否かを効果的に検出することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段は、前記第1の視聴情報と前記第2の視聴情報とを送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組を受信し、前記再生手段は、前記通信手段により受信したテレビ番組を再生することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、本発明の携帯端末装置と、受信したテレビ番組の録画が可能な録画装置と、から構成されるテレビ放送録画システムであって、前記録画装置は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組を録画する録画手段と、前記携帯端末装置と通信を行う通信手段と、を備え、前記通信手段が、前記第1の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、前記録画手段が、前記通信手段により受信した前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組を録画し、前記通信手段が、前記録画手段により録画したテレビ番組を前記携帯端末装置に送信することを特徴とするものを含む。
この構成により、別に設けた録画装置だけではなく、携帯端末装置によっても視聴を中断したテレビ放送の続きを視聴することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段により受信したテレビ番組を記録する記録手段を備え、前記再生手段は、前記記録手段により記録したテレビ番組を再生することを特徴とするものを含む。
この構成により、テレビ番組を視聴しながら、録画再生装置が録画したテレビ番組データを記憶することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段は、前記第1の視聴情報と前記第2の視聴情報とを送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組のうちの、前記第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を受信することを特徴とするものを含む。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、前記録画装置は、前記録画手段が、前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組のうちの、前記第1の視聴情報に含まれる第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を録画することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、前記録画装置は、前記通信手段が、前記録画手段により録画したテレビ番組のうちの、前記第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を、前記携帯端末装置に送信することを特徴とするものを含む。
この構成により、別に設けた録画装置に予め視聴したいテレビ番組の録画を予約させることなしに、携帯端末装置により視聴を中断したテレビ番組の続きを視聴することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段は、前記第1の視聴情報と前記第2の視聴情報とを送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組のうちの、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を受信することを特徴とするものを含む。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、前記録画装置は、前記通信手段が、前記第2の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、前記録画手段が、前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組のうちの、少なくとも前記第2の視聴情報に含まれる第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を録画することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、前記録画装置は、前記通信手段が、前記録画手段により録画したテレビ番組のうちの、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を、前記携帯端末装置に送信することを特徴とするものを含む。
この構成により、携帯端末装置により視聴を中断したテレビ番組の続きから、迅速に視聴することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段は、前記チャネルと、前記第2の時刻後の、当該テレビ番組の再生を再開した第3の時刻と、を含む第3の視聴情報を前記録画装置に送信することを特徴とするものを含む。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段は、前記第3の視聴情報を送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組のうちの、少なくとも前記第2の時刻から前記第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を受信することを特徴とするものを含む。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記通信手段により受信したテレビ番組のうちの、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、前記録画装置は、前記通信手段が、前記第3の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、前記録画手段が、前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組のうちの、少なくとも前記第2の視聴情報に含まれる第2の時刻から前記第3の視聴情報に含まれる第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を録画することを特徴とするものを含む。
また、本発明のテレビ放送録画システムであって、前記録画装置は、前記通信手段が、前記第2の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、前記録画手段により録画したテレビ番組のうちの、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を、前記携帯端末装置に送信することを特徴とするものを含む。
この構成により、携帯端末装置により視聴を中断したテレビ番組の続きだけを、視聴することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信手段は、前記再生手段が前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組を再生している間、前記録画装置から前記チャネルのテレビ番組を受信することを特徴とするものを含む。
この構成により、テレビ番組を視聴しながら、録画再生装置が録画したテレビ番組データを記憶することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組、前記通信手段により受信したテレビ番組または前記記憶手段に記憶したテレビ番組の少なくとも2つを、異なる再生状態で再生することを特徴とするものを含む。
この構成により、携帯端末装置によりテレビ番組を視聴している際、携帯端末装置のどの機能を利用して再生しているかを識別することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第2の時刻より予め設定された時間分前の時刻以降に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とするものを含む。
この構成により、携帯端末装置により視聴を中断したテレビ番組の続きを視聴する場合に、以前の内容を思い出すことができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第1の時刻または前記第3の時刻以降に放送されたテレビ番組と、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組と、を異なる再生状態により再生することを特徴とするものを含む。
この構成により、視聴済のテレビ番組と未視聴のテレビ番組とを容易に判別することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第1の時刻、前記第2の時刻または第3の時刻以降に放送されたテレビ番組を、各々位置の異なる表示箇所で表示することを特徴とするものを含む。
この構成により、複数のテレビ番組データを同時に視聴することができる。
また、本発明のテレビ放送録画システムは、前記録画装置は、前記録画手段により録画したテレビ番組を再生する再生手段を備えることを特徴とするものを含む。
この構成により、外部に設けた録画装置によっても、携帯端末装置により視聴を中断したテレビ番組の続きを視聴することができる。
本発明の携帯端末装置およびテレビ放送録画システムによれば、テレビ放送の視聴を中断しなければならなくなった場合でも、その中断したテレビ放送の続きを録画しておき、あとでその続きを再生することができる。
以下、本発明の実施の形態の携帯端末装置及びテレビ放送録画システムについて、図面を用いて説明する。
図1に、本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムの構成を示すブロック図を示す。本システムは、テレビ放送の受信および受信したテレビ番組の再生を行うことができる携帯端末装置1と、テレビ放送の受信および受信したテレビ番組の録画、再生を行うことができる録画再生装置2と、から構成されている。また、本システムは、携帯端末装置1と録画再生装置2との無線通信を行うための基地局3と、録画再生装置2により再生された映像情報および音声情報を出力する出力装置を含む。
携帯端末装置1は、テレビ放送を受信するテレビ受信部11、映像の出力を制御する再生制御部12、視聴情報を管理する視聴情報管理部13、テレビ番組の映像情報を表示する映像表示部14、テレビ番組の音声情報を出力する音声出力部18、ユーザーの入力操作を受け付けるユーザーインターフェース部15、内部メモリ部16、及び、録画再生装置2と通信を行う通信部17を備えている。
録画再生装置2は、テレビ放送を受信するテレビ受信部21、携帯端末装置1と通信を行う通信部22、受信したテレビ番組の録画と、録画したテレビ番組の再生の制御を行う録画再生制御部23、再生するテレビ番組の映像情報および音声情報を出力装置4に出力する再生情報出力部25、及び、録画するテレビ番組を記録する記録部26を備えている。
携帯端末装置1の再生制御部12は、ユーザインターフェース部15が当該携帯端末装置の利用者によりあるチャネルのテレビ放送を視聴開始するための入力操作を受け付けたことを検知すると、そのチャネルのテレビ放送をテレビ受信部11により受信し、その受信したテレビ番組の映像情報を映像表示部14に表示し、音声情報を音声出力部18に出力するよう制御する。同時に、再生制御部12は、テレビ放送の第1のチャネル、ユーザインターフェース部15により視聴開始するための入力操作を受け付けた時刻、および、視聴開始状態であることを示すステータス、を視聴情報管理部13に通知する。視聴情報管理部13は、再生制御部12から通知された第1のチャネル、時刻、および、ステータスに基づいて生成した第1の視聴情報を通信部17に通知し、通信部17は、通信用の基地局を介して、録画再生装置2に第1の視聴情報を送信する。
また、再生制御部12は、ユーザインターフェース部15が当該携帯端末装置の利用者から視聴中のテレビ番組を中断するための入力操作を受け付けたことを検知する、あるいは、何らかの原因(例えば、テレビ放送用電波の受信状態が悪い、携帯端末装置の故障、または、携帯端末装置の電力不足)で視聴中のテレビ番組を中断せざるを得ないことを検知すると、視聴を中断するテレビ放送のチャネル、その検知した時刻、および、視聴中断状態であることを示すステータスを、視聴情報管理部13に通知する。視聴情報管理部13は、再生制御部12から通知されたチャネル、時刻、およびステータスに基づいて生成した第2の視聴情報を通信部17に通知し、通信部17は、通信用の基地局を介して、録画再生装置2に第2の視聴情報を送信する。
また、再生制御部12は、ユーザインターフェース部15が当該装置の利用者から視聴を中断していたテレビ放送を再開するための入力操作を受け付けたことを検知する、あるいは、上記の何らかの原因(例えば、テレビ放送用電波の受信状態が悪い、携帯端末装置の故障、または、携帯端末装置の電力不足)が解消され、視聴を再開できることを検知すると、視聴を再開するテレビ放送のチャネル、その検知した時刻、および、視聴再開状態であることを示すステータスを、視聴情報管理部13に通知する。視聴情報管理部13は、再生制御部12から通知されたチャネル、時刻、ステータスに基づいて生成した第3の視聴情報を通信部17に通知し、通信部17は、通信用の基地局を介して、録画再生装置2に第3の視聴情報を送信する。
図2は、本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおける、視聴情報の構成を示す図である。視聴情報は、携帯端末装置1で指定されたテレビ放送のチャネルを表す視聴チャネルと、携帯端末装置1での視聴開始、視聴中断、視聴再開の要求発生時の時間を表すタイムスタンプと、視聴開始/終了、視聴中断/再開(さらに、受信電波状況OK/NG等の視聴中断/再開した原因)を示すステータスと、を含んで構成されている。上述の第1、2、3の視聴情報の場合、視聴チャネルには同じチャネルが、タイムスタンプには再生制御部12が検知したそれぞれの時刻が、ステータスには視聴開始、視聴中断、視聴再開が、記載されることになる。視聴情報の構成は、この構成に限るものではなく、種々の情報を付加した構成としてもよい。
録画再生装置2の録画再生制御部23は、通信部22が基地局3から(第1の)視聴情報を受信したことを検知すると、(第1の)視聴情報のステータスが視聴開始であることを判別し、(第1の)視聴情報の視聴チャネルに記載されているチャネルのテレビ放送をテレビ受信部21により受信し、(第1の)視聴情報のタイムスタンプに記載されている時刻からその受信したテレビ番組を記録部26に記録開始するよう制御する。本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムでは、携帯端末装置1の再生制御部12が視聴開始するための入力操作を受け付けたことを検知する時刻と、録画再生装置2の録画再生制御部23が記録部26にテレビ番組の記録を開始する時刻との間に、通信による遅延や再生制御部12および録画再生制御部23の処理による遅延が発生するために時間差が発生する場合が考えられる。このような場合、録画再生制御部23は、第1の視聴情報のタイムスタンプに記載されている時刻からではなく、テレビ受信部21により受信を開始した時刻から、その受信したテレビ番組を記録部26に記録開始するよう制御してもよい。
また、録画再生制御部23は、通信部22が基地局3から(第2の)視聴情報を受信したことを検知すると、(第2の)視聴情報のステータスが視聴中断であることを判別し、(第2)の視聴情報のタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、視聴中断状態であることを示すしおりを登録するよう制御する。
また、録画再生制御部23は、通信部22が基地局3から(第3の)視聴情報を受信したことを検知すると、(第3の)視聴情報のステータスが視聴再開であることを判別し、(第3)の視聴情報のタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、視聴再開状態であることを示すしおりを登録するよう制御する。
さらに、上述の録画中のテレビ番組へのしおりの登録手順について、詳細に説明する。図3に本発明の実施の形態の携帯端末装置における録画時のタイムチャートを示す。
当該携帯端末装置利用者が携帯端末装置1によるあるチャネルのテレビ番組の視聴を開始すると、そのチャネル、その開始した時刻および視聴開始状態であることが記載された視聴情報Aが録画再生装置2に通知され、録画再生装置2での番組録画が開始される。当該携帯端末装置利用者が操作して携帯端末装置1によるテレビ番組の視聴を中断すると、携帯端末装置1は、その中断した時刻および視聴中断状態であることが記載された視聴情報Bを録画再生装置2に送信し、録画再生装置2は、視聴情報Bのタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、視聴中断状態であることを示すしおりを登録する。このとき、テレビ番組の視聴を開始してからテレビ放送の視聴を中断する時刻までの間、携帯端末装置1でのテレビ視聴中(1)となる。
当該携帯端末装置利用者が操作して携帯端末装置1によるテレビ放送の視聴を再開すると、携帯端末装置1は、その再開した時刻および視聴再開状態であることが記載された視聴情報Cを録画再生装置2に送信し、録画再生装置2は、視聴情報Cのタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、視聴再開状態であることを示すしおりを登録する。このとき、テレビ番組の視聴を中断してからテレビ放送の視聴を再開する時刻までの間、携帯端末装置1でのテレビ視聴中断中(2)となる。
携帯端末装置1は、例えばテレビ電波が受信不可となると、携帯端末装置1は、その受信不可となった時刻および受信不可状態であることが記載された視聴情報Dを録画再生装置2に送信し、録画再生装置2は、視聴情報Dのタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、受信不可状態であることを示すしおりを登録する。このとき、テレビ視聴の再開からテレビ電波の受信不可までの間、携帯端末装置1でのテレビ視聴中(3)となる。
携帯端末装置1は、テレビ電波の受信が回復すると、その受信可能となった時刻および受信可能状態であることが記載された視聴情報Eを録画再生装置2に送信し、録画再生装置2は、視聴情報Eのタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、受信可能状態であることを示すしおりを登録する。このとき、テレビ電波の受信不可からテレビ電波の受信可能までの間、携帯端末装置1でのテレビ視聴不可(4)となる。
当該携帯端末装置利用者が携帯端末装置1によるあるチャネルのテレビ番組の視聴を終了する操作を行った場合、携帯端末装置1は、その終了する操作が行われた時刻および視聴終了状態であることが記載された視聴情報Fを録画再生装置2に送信し、録画再生装置2は、視聴情報Fのタイムスタンプに記載されている時刻に対応する、記録部26に記録中のテレビ番組位置に、視聴終了状態であることを示すしおりを登録し、テレビ番組の録画を終了する。ここでは、当該携帯端末装置利用者が携帯端末装置1によりテレビ番組の視聴を終了する操作を行った場合に、録画再生装置2が録画を終了するように記載したが、録画していたテレビ番組が番組終了の定刻になった場合に録画再生装置2が自動的に録画を終了するようにしても良い。このとき、携帯端末装置1から視聴情報が送信されないが、録画再生装置2の録画再生制御部23は、視聴情報のタイムスタンプに番組終了の定刻を、視聴情報のステータスに視聴終了を、それぞれ記載した視聴情報を生成し、テレビ番組の最後に、視聴終了状態であることを示すしおりを登録するよう制御することもできる。
上述の第1、第2、第3の視聴情報では、視聴チャネルが同じチャネルである場合、つまり、携帯端末装置利用者はテレビ放送視聴中にテレビ放送のチャネルを切り替えない場合について説明したが、携帯端末装置利用者はテレビ番組途中で視聴するテレビ番組のチャネルを切り替えることも考えられる。以下、携帯端末装置利用者がテレビ番組の視聴開始後、途中で視聴するテレビ番組のチャネルを切り替える場合について、図4に、本発明の実施の形態の携帯端末装置における、テレビ番組切り替えする場合の、録画時のタイムチャートを説明する。
携帯端末装置1の再生制御部12は、ユーザインターフェース部15が当該携帯端末装置の利用者により第1のチャネルのテレビ放送を視聴開始するための入力操作を受け付けたことを検知すると、その第1のチャネルのテレビ放送をテレビ受信部11により受信し、その受信したテレビ番組の映像情報を映像表示部14に表示し、音声情報を音声出力部18に出力するよう制御する。同時に、再生制御部12は、テレビ放送の第1のチャネル、ユーザインターフェース部15により視聴開始するための入力操作を受け付けた時刻、および、視聴開始状態であることを示すステータス、を視聴情報管理部13に通知する。視聴情報管理部13は、再生制御部12から通知された第1のチャネル、時刻、および、ステータスに基づいて生成した視聴情報Aを通信部17に通知し、通信部17は、通信用の基地局を介して、録画再生装置2に視聴情報Aを送信する。
録画再生装置2の録画再生制御部23は、通信部22が基地局3から視聴情報Aを受信したことを検知すると、視聴情報Aのステータスが視聴開始であることを判別し、視聴情報Aの視聴チャネルに記載されている第1のチャネルのテレビ放送をテレビ受信部21により受信し、視聴情報Aのタイムスタンプに記載されている時刻からその受信したテレビ番組を記録部26に記録開始するよう制御する。
この後、再生制御部12は、ユーザインターフェース部15が当該携帯端末装置の利用者により別のチャネル(第2のチャネル)のテレビ放送の視聴に切り替えるための入力操作を受け付けたことを検知すると、第2のチャネルのテレビ放送をテレビ受信部11により受信し、その受信したテレビ番組の映像情報を映像表示部14に表示し、音声情報を音声出力部18に出力するよう制御する。同時に、再生制御部12は、テレビ放送の第2のチャネル、ユーザインターフェース部15により視聴するテレビ番組を切り替えるための入力操作を受け付けた時刻、および、視聴開始状態であることを示すステータス、を視聴情報管理部13に通知する。視聴情報管理部13は、再生制御部12から通知された第2のチャネル、時刻、ステータスに基づいて生成した視聴情報A’を通信部17に通知し、通信部17は、通信用の基地局を介して、録画再生装置2に視聴情報A’を送信する。
録画再生制御部23は、通信部22が基地局3から視聴情報A’を受信したことを検知すると、視聴情報A’のステータスが視聴開始であることを判別し、視聴情報A’の視聴チャネルに記載されている第2のチャネルのテレビ放送をテレビ受信部21により受信し、視聴情報A’のタイムスタンプに記載されている時刻からその受信したテレビ番組を引き続き記録部26に記録開始するよう制御する。
この構成により、携帯端末装置利用者がテレビ番組の視聴開始後、途中で視聴するテレビ番組のチャネルを切り替える場合であっても、録画再生装置2に記録させることができる。
図3では、テレビ視聴の中断は、上記のようにユーザーが自ら停止する場合とテレビ受信電波状況の悪化のために受信不可能になった場合とがあるが、テレビ受信電波状況の判定は、受信データのエラーレートを用いることができ、受信OK/NGをエラーレートの閾値を設けて判定することができる。デジタルテレビ放送においては、映像、音声を符号化したパケットデータを受信機側で復調する際にエラーレートをカウントすることで、受信電波状況を定量的に表現することができる。携帯電話端末1による視聴を停止せざるを得ない原因としては、受信電波状況の悪化以外に、携帯端末装置の故障、または、携帯端末装置の電力不足などがが挙げられるが、その場合も同様に検知して、処理することができる。
録画中のテレビ番組へのしおりの登録後、携帯端末装置1の再生制御部12は、ユーザインターフェース部15が当該装置の利用者によるテレビ放送を視聴していない区間のテレビ放送を視聴するための入力操作を受け付けたことを検知すると、視聴情報管理部13を参照して、第2の視聴情報におけるタイムスタンプに記載の時刻から第3の視聴情報におけるタイムスタンプに記載の時刻の区間のテレビ放送データを録画再生装置2に送信するよう要求する要求情報を通信部17に送信させる。録画再生装置2の録画再生制御部23は、通信部22により要求情報を受信したことを検知すると、記録部26から読み出した第2の視聴情報におけるタイムスタンプに記載の時刻から第3の視聴情報におけるタイムスタンプに記載の時刻の区間のテレビ放送データを通信部22に送信させる。録画再生装置2の再生制御部12は、通信部17により受信したテレビ放送データを内部メモリ16に記憶させ、その記憶したテレビ放送データを読み出して映像表示部14に表示させる。
この構成により、携帯端末装置1の利用者に別に設けた録画再生装置2に予め視聴したいテレビ番組の録画を予約させることなしに、テレビ番組を視聴できなくなった時点の続きから視聴を再開させることができる。また、別に設けた録画再生装置2だけではなく、携帯端末装置1によってもテレビ番組を視聴できなくなった時点の続きから使用者に視聴を再開させることができる。また、テレビ放送電波から受信したテレビ番組を視聴しながら、録画再生装置2が録画したテレビ番組データを記憶することもできる。
また、再生制御部12は、テレビ受信部11で受信したテレビ番組と、通信部17で受信したテレビ番組または内部メモリ部16に記憶したテレビ番組とを、同時に映像表示部14に表示させるようにしても良い。あるいは、テレビ受信部11で受信したテレビ番組と、通信部17で受信したテレビ番組または内部メモリ部16に記憶したテレビ番組とを表示状態を変えて表示するようにしても良い。この構成により、携帯端末装置利用者は、テレビ放送の視聴を止めること無く、複数のテレビ番組データを同時に視聴することができ、また、視聴することができなかった部分を容易に確認することができる。その際、ユーザが現時点でテレビの生放送を見ているのか、もしくは録画データを見ているのかを容易に確認できるように、画面に「LIVE」や「VTR」などの表示もしくはインジケータを使用しても良く、LEDの点灯などを行っても良い。
また、録画再生装置2の録画再生制御部23は、記憶部26に登録したしおりを参照して、第2のしおりの時刻から第3のしおりの時刻の区間のテレビ番組を再生情報出力部25に出力させ、出力装置4に出力させるようにすることもできる。
録画再生装置2に録画したテレビ放送のうち、携帯端末装置利用者が視聴できなかった部分のテレビ放送を録画再生装置2から携帯端末装置1に送信するように述べたが、録画再生装置2に録画したテレビ番組全て、あるいは、未視聴箇所が含まれるテレビ番組を携帯端末装置1に送信して、内部メモリ16に記憶するようにしても良い。その際、携帯端末装置1は、内部メモリ16に記憶したテレビ番組に登録されているしおりを参照して、当該携帯端末装置利用者が視聴できなくなった時点の続きから容易にテレビ番組を再開することができる。
このとき、図5に示す本発明の実施の形態の携帯端末装置1における映像表示部14の表示例のように、各しおりの続きから、1画面を分割したそれぞれ別々の表示箇所にテレビ放送を表示させるようにしても良い(サムネイル表示)。この構成により、あるテレビ番組を複数の時点から同時に表示することができるため、使用者に効率良くテレビ番組を視聴させることができる。また、図5の6分割した表示箇所のそれぞれの左上に記載されている(1)〜(5)は、図3の(1)〜(5)に対応しているが、携帯端末装置利用者が視聴することができた(1)、(3)および(5)の区間と、視聴することができなかった(2)および(4)の区間とを異なる表示状態で表示することにより、当該装置利用者に視聴済のテレビ番組と未視聴のテレビ番組とを容易に判別させることができる。図5では、(1)、(3)および(5)の区間をモノクロ(白黒)表示にすることによって、異なる表示色により表示するようにしているが、表示する画面サイズを変えて表示するようにしても良い。
本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムの動作の流れを、図6に示す、本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおけるテレビ放送録画時の動作を示すフローチャートを参照して説明する。なお、図6において、四角で囲まれたフローは携帯端末装置の処理を、点線の四角で囲まれたフローは録画再生装置の処理を、それぞれ示している。
携帯端末装置1は、携帯端末装置利用者の操作を受け付けて、テレビ受信部11により受信したテレビ番組の再生を開始すると(S1)、テレビ番組の再生を開始したことを表す視聴情報を録画再生装置2へ送信する(S2)。録画再生装置2は、携帯端末装置1から受信した視聴情報に基づいて、携帯端末装置利用者が視聴を開始したテレビ番組を視聴情報を受け取った時点から録画を開始する(S3)。携帯端末装置1は、この状態で、携帯端末装置利用者からテレビ放送の停止操作を受け付けたり、外部から携帯端末装置1に電話がかかってきたり、あるいは、テレビ放送の電波が途絶えたりして、テレビ放送の再生を中断すると(S4、YES)、その時点での視聴情報を内部メモリ部16に格納するとともに(S5)、その視聴情報を録画再生装置2へ送信する(S6)。録画再生装置2は、その視聴情報を受信して、録画中のテレビ番組と共に記録部26に登録する(S7)。
次に、携帯端末装置1が携帯端末装置利用者からテレビ放送の再開操作を受け付けたり、携帯端末装置1での通話が終了したり、テレビ放送の電波が受信可能状態に戻るなどして、中断したテレビ番組の再生を再開する場合の処理を説明する。当該テレビ番組の放送がまだ終了しておらず(S8、NO)、携帯端末装置1は、上記再生を中断したテレビ番組を再生することが再開できる場合(S9、YES)。このとき、携帯端末装置1は、テレビ放送の再生中断中に放送された番組を再生せず、再開した時点からのテレビ番組を再生する場合は(S10、YES)、テレビ受信部11により受信したテレビ放送を再生する(S11)。
一方、携帯端末装置1は、テレビ放送の再生を中断した時点から、再生中断中に放送されたテレビ番組(録画内容)を再生する場合は(S10、NO)、携帯端末装置1は、ステップS5の処理で内部メモリ部16に格納した視聴情報を参照して、テレビ放送中断中に放送されたテレビ番組を送信するよう要求する要求情報を録画再生装置2に送信する(S101)。録画再生装置2は、その要求情報を受信して、そのテレビ番組を送信し(S102)、携帯端末装置1は、上記の視聴情報を基に再生中断中のテレビ番組の途中からテレビ番組を再生する(S103)。
ここで、上記ステップS4の処理で、携帯端末装置1がテレビ番組の再生を中断しない場合(S4、NO)、携帯端末装置利用者がそのテレビ番組を見続けることになり、そのテレビ番組が終了した時点で(S41)、録画再生装置2はテレビ番組録画を終了する(S42)。
また、ステップS8の処理で、中断したテレビ番組の再生を携帯端末装置1が再開する前にテレビ番組が終了していれば、録画再生装置2は、テレビ番組の録画を終了する(S81)。そして、携帯端末装置1は、ステップS5の処理で内部メモリ部16に格納した視聴情報を参照して、テレビ番組中断中に放送されたテレビ番組を送信するよう要求する要求情報を録画再生装置2に送信する(S821)。録画再生装置2は、その要求情報を受信して、そのテレビ番組を送信し(S822)、携帯端末装置1は、上記の視聴情報を基に再生中断中のテレビ番組の途中からテレビ放送データを再生する(S823)。ここでは、携帯端末装置1により中断したテレビ番組の続きを再生させるようにしたが、録画再生装置2によりステップS7の処理で記録部26に格納した視聴情報を参照して、中断したテレビ番組の続きを再生させるようにしても良い(S83)。
以上、本システムにおけるテレビ視聴の流れを説明したが、ユーザーは携帯端末装置1でテレビ番組を視聴しているときに、電話の着信があったり電車に乗るなどの外的要因により放送途中で視聴を停止しなければならない場合がある。このような場合、帰宅後に家のテレビでビデオ録画による続きを見るか、あるいは電話や乗車が終わったら携帯端末装置1で続きを見るかの選択肢があるが、上記のように本システムでは両方の選択が可能である。
なお、携帯端末装置1または録画再生装置2は、携帯端末装置1により視聴を中断したテレビ番組の続きを再生する際、視聴を中断した時点より予め設定した時間分前の時点から再生を開始するようにしても良い。これにより、テレビ番組の途中で視聴を中断した場合でも、視聴を中断した前のテレビ番組の内容を思い出すことができるため、テレビ番組の続きをより効果的に楽しむことができる。
また、携帯端末装置1にて中断したテレビ放送の続きを視聴するときに、録画再生装置2から録画データを転送するが、録画データを一括して携帯端末装置1にダウンロードするダウンロード転送の他に、録画データを転送・ダウンロードしながら携帯端末装置1側で再生するトリーミング転送を行っても良い。この場合、視聴再開までにかかる時間が短縮されるので、携帯端末利用者にとってはより便利になる。
上記の視聴情報の携帯端末装置1から録画再生装置2への通知は、メールにて通知する方法や、Webサーバーを経由して通知する方法や、近距離通信により通知する方法など、様々な通信方法を適用することができる。ここでは、一例として、Webサーバを用いた通信方法について説明する。図7に、Webサーバーを用いた視聴情報の送受信方法の一例を示す。また、図8に、Webサーバーを用いた視聴情報の送受信方法の処理の流れを示す。
携帯端末装置1からWebサーバー10上の管理サイトにアクセスし、自分のIDを書き込むと、管理サイトが開いてオープン(Open)となる。そして、視聴情報を書き込むと、管理サイトが閉じてクローズ(Close)となる。Webサーバー10は、その書き込まれた視聴情報を録画再生装置2にメールとして送ると、録画再生装置2からメール受信完了の報告が入る。
その際、Webサーバー10から録画再生装置2への視聴情報の通知は、録画再生装置2が一定時間毎にWebサーバー10にアクセスして視聴情報の有無をチェックし、視聴情報があればダウンロードするようにしても良い。また、Webサーバー10を設けることなく、携帯端末装置1からメールサーバー経由で視聴情報をメールとして録画再生装置2に送信するようにしても良い。この視聴情報のメールは、図2に示すような視聴情報をメール本文に記しておくことにより、録画再生装置2の中で読み出すことができる。
本発明の携帯端末装置およびテレビ放送録画システムによれば、テレビ放送の視聴を中断しなければならなくなった場合でも、その中断したテレビ放送の続きを録画しておき、あとでその続きを再生することができるという効果を奏し、テレビ放送を受信可能な携帯端末装置及びその携帯端末装置を用いたテレビ放送録画システムの分野において、有用である。
本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおける、視聴情報の構成を示す図 本発明の実施の形態の携帯端末装置における録画時のタイムチャート 本発明の実施の形態の携帯端末装置における、テレビ番組切り替えする場合の、録画時のタイムチャート 本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおける携帯端末装置の表示部の表示例を示す図 本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおけるテレビ放送録画時の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおけるWebサーバーを用いた視聴情報の送受信方法の一例を示す図 本発明の実施の形態のテレビ放送録画システムにおけるWebサーバーを用いた視聴情報の送受信方法の処理の流れを示す図
符号の説明
1 携帯端末装置
2 録画再生装置
3 基地局
4 出力装置
11 テレビ受信部
12 再生制御部
13 視聴情報管理部
14 映像表示部
15 ユーザーインターフェース部
16 内部メモリ部
17 通信部
18 音声出力部
21 テレビ受信部
22 通信部
23 録画再生制御部
25 再生情報出力部
26 記録部

Claims (28)

  1. テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、
    テレビ番組を再生する再生手段と、
    受信したテレビ番組の録画が可能な録画装置と通信を行う通信手段と、
    を備えた携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記テレビ受信手段により受信するテレビ放送のチャネルと前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組の再生を前記再生手段により開始した第1の時刻とを含む第1の視聴情報と、前記チャネルと前記再生手段によるテレビ番組の再生を中断した第2の時刻とを含む第2の視聴情報と、を前記録画装置に送信することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1記載の携帯端末装置であって、
    前記テレビ受信手段により受信するテレビ放送の受信電波強度を検出する検出手段を備え、
    前記第2の時刻は、前記検出手段が検出した受信電波強度が予め設定した閾値以下となる時刻であることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または2記載の携帯端末装置であって、
    入力操作を受け付ける入力手段を有し、
    前記第2の時刻は、前記入力手段によりテレビ番組の再生中断操作を受け付けた時刻であることを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記第1の視聴情報と前記第2の視聴情報とを送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組を受信し、
    前記再生手段は、前記通信手段により受信したテレビ番組を再生することを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項4記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段により受信したテレビ番組を記録する記録手段を備え、
    前記再生手段は、前記記録手段により記録したテレビ番組を再生することを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項4または5記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記第1の視聴情報と前記第2の視聴情報とを送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組のうちの、前記第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を受信することを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項4から6いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記第1の視聴情報と前記第2の視聴情報とを送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組のうちの、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を受信することを特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項4から6いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とする携帯端末装置。
  9. 請求項4から7いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項4から7いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第2の時刻より予め設定された時間分前の時刻以降に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とする携帯端末装置。
  11. 請求項1から10いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記チャネルと、前記第2の時刻後の、当該テレビ番組の再生を再開した第3の時刻と、を含む第3の視聴情報を前記録画装置に送信することを特徴とする携帯端末装置。
  12. 請求項11記載の携帯端末装置であって、
    前記テレビ受信手段により受信するテレビ放送の受信電波強度を検出する検出手段を備え、
    前記第3の時刻は、前記第2の時刻後の、前記検出手段が検出した受信電波強度が予め設定した閾値以上となる時刻であることを特徴とする携帯端末装置。
  13. 請求項11記載の携帯端末装置であって、
    入力操作を受け付ける入力手段を有し、
    前記第3の時刻は、前記第2の時刻後の、前記入力手段によりテレビ番組の再生再開操作を受け付けた時刻であることを特徴とする携帯端末装置。
  14. 請求項11から13いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記第3の視聴情報を送信した録画装置から、前記チャネルのテレビ番組のうちの、少なくとも前記第2の時刻から前記第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を受信することを特徴とする携帯端末装置。
  15. 請求項11から14記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記通信手段により受信したテレビ番組のうちの、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を再生することを特徴とする携帯端末装置。
  16. 請求項4から15いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記通信手段は、前記再生手段が前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組を再生している間、前記録画装置から前記チャネルのテレビ番組を受信することを特徴とする携帯端末装置。
  17. 請求項4から16いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組、前記通信手段により受信したテレビ番組または前記記憶手段に記憶したテレビ番組の少なくとも2つを、異なる再生状態で再生することを特徴とする携帯端末装置。
  18. 請求項8から17いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第1の時刻または前記第3の時刻以降に放送されたテレビ番組と、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組と、を異なる再生状態により再生することを特徴とする携帯端末装置。
  19. 請求項8から18いずれかに記載の携帯端末装置であって、
    前記再生手段は、前記テレビ番組のうちの、前記第1の時刻、前記第2の時刻または第3の時刻以降に放送されたテレビ番組を、各々位置の異なる表示箇所で表示することを特徴とする携帯端末装置。
  20. 請求項1から3いずれかに記載の携帯端末装置と、受信したテレビ番組の録画が可能な録画装置と、から構成されるテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、
    前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組を録画する録画手段と、
    前記携帯端末装置と通信を行う通信手段と、を備え、
    前記通信手段が、前記第1の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、
    前記録画手段が、前記通信手段により受信した前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組を録画することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  21. 請求項4から19いずれかに記載の携帯端末装置と、受信したテレビ番組の録画が可能な録画装置と、から構成されるテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、
    前記テレビ受信手段により受信したテレビ番組を録画する録画手段と、
    前記携帯端末装置と通信を行う通信手段と、を備え、
    前記通信手段が、前記第1の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、
    前記録画手段が、前記通信手段により受信した前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組を録画し、
    前記通信手段が、前記録画手段により録画したテレビ番組を前記携帯端末装置に送信することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  22. 請求項21記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    前記録画手段が、前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組のうちの、前記第1の視聴情報に含まれる第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を録画することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  23. 請求項21または22記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    前記通信手段が、前記第2の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、
    前記録画手段が、前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組のうちの、少なくとも前記第2の視聴情報に含まれる第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を録画することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  24. 請求項21から23いずれかに記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    前記通信手段が、前記第3の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、
    前記録画手段が、前記第1の視聴情報に含まれるチャネルのテレビ番組のうちの、少なくとも前記第2の視聴情報に含まれる第2の時刻から前記第3の視聴情報に含まれる第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を録画することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  25. 請求項21または22記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    前記通信手段が、前記録画手段により録画したテレビ番組のうちの、前記第1の時刻以降に放送されたテレビ番組を、前記携帯端末装置に送信することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  26. 請求項23記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    前記通信手段が、前記録画手段により録画したテレビ番組のうちの、前記第2の時刻以降に放送されたテレビ番組を、前記携帯端末装置に送信することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  27. 請求項24記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、
    前記通信手段が、前記第2の視聴情報を前記携帯端末装置から受信し、前記録画手段により録画したテレビ番組のうちの、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの区間に放送されたテレビ番組を、前記携帯端末装置に送信することを特徴とするテレビ放送録画システム。
  28. 請求項20から27いずれかに記載のテレビ放送録画システムであって、
    前記録画装置は、前記録画手段により録画したテレビ番組を再生する再生手段を備えることを特徴とするテレビ放送録画システム。
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JP2008118469A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Sharp Corp 中断番組視聴システム

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