JP2004140460A - テレビ放送自動記録システム、方法、プログラム及び記録サーバ - Google Patents
テレビ放送自動記録システム、方法、プログラム及び記録サーバ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】携帯型テレビ放送受信機において、受信感度が悪くなったときに放送内容をバックアップするシステムを提供する。
【解決手段】テレビ放送受信機能付移動無線端末及びテレビ放送受信可能で且つネットワークに接続可能なセットトップボックス(STB)を用いて、移動無線端末におけるテレビ放送受信時の受信感度がある閾値を下回った場合で且つ移動無線端末が無線通信可能なエリアにある場合に、現在視聴中のテレビ放送をSTBに録画する。
【選択図】 図3
【解決手段】テレビ放送受信機能付移動無線端末及びテレビ放送受信可能で且つネットワークに接続可能なセットトップボックス(STB)を用いて、移動無線端末におけるテレビ放送受信時の受信感度がある閾値を下回った場合で且つ移動無線端末が無線通信可能なエリアにある場合に、現在視聴中のテレビ放送をSTBに録画する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動無線端末によるテレビ放送受信において、データを受信しながら再生し、受信状況が悪化した場合には放送内容を記憶媒体に記録しバックアップするテレビ放送自動記録システム、方法、プログラム及び記録サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信における動画表示は、圧縮符号化方式にMPEG−4を採用し、第三世代の移動通信システムで容易に行われるようになった。再生には2つの方法が考えられている。1つは移動無線端末のメモリにファイルをダウンロードしてから再生する方法である。電波の届かないところでも再生できるが、メモリの容量に依存することとダウンロードに時間がかかることに問題がある。もう1つはデータを受信しながら再生する方法(ストリーミング)である。メモリの容量に制限を受けないが、電波を受信できなければ映像を見ることができないという欠点がある。
【0003】
STB(セットトップボックス)とは、テレビに接続することによって様々なサービスを享受できる機器である。STBのインターネット接続機能に対する期待は、ブロードバンドの普及とインターネットテレビのサービス拡充によって高まってきている。
【0004】
EPG(Electronic Program Guide)とは、画面で閲覧できる電子プログラムガイドのことで電子番組表とも呼ばれる。番組タイトルや開始、終了時間などの番組情報を画面で確認できる。
【0005】
移動体通信における記録媒体を利用した映像視聴の試みを挙げる。
特許文献1は、ICカード等の記録媒体にデジタルテレビジョン放送のデータを書き込み、該ICカードのデータをインターネット接続時に読み込むことでインターネット上の情報サービスサイトに自動的に接続し、情報を取得するものである。
【0006】
特許文献2は、サーバ等の録画装置に番組を録画し、該録画装置から携帯情報端末へコンテンツデータを送信することにより該携帯情報端末でデジタル放送を見る方法を示すものである。
【0007】
特許文献3は、テレビ放送を視聴しているときに電話の発着信があり、視聴を中断する場合に、ハードディスクやVTR等の記録媒体に番組の記録を行う方法を示すものである。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−112209号公報
【特許文献2】
特開2002−077839号公報
【特許文献3】
特開2002−077323号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来型の携帯型テレビ放送受信機において、受信感度が悪い場所においては、ユーザは視聴するのを諦めるか、乱れた映像で我慢するしかないという問題点があった。
これに対し、ネットワークを介しインターネットに接続可能なテレビ放送受信機能付移動無線端末とSTB及び、EPGサーバ、記録サーバを組み合わせることにより、携帯型テレビ放送受信機特有のテレビ放送画像の乱れという問題を吸収するシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、移動無線端末とSTBとを有するシステムであって、上記移動無線端末は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、テレビチャネルの受信感度を検出する感度検出手段と、上記受信感度に対する閾値を設定する閾値設定手段と、上記受信感度が上記閾値を下回った場合に、上記STBに対し記録を指示する記録指示手段と、ネットワークに接続する接続手段とを有し、上記STBは、テレビ放送を録画する録画手段と、動作を指示する信号を受信した際信号受信を示す受信完了信号を返す返信手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記STBは、記録データを上記移動無線端末に送信するデータ送信手段を有することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のテレビ放送自動記録システムは、EPGサーバと記録サーバとを有し、上記EPGは、上記移動無線端末と通信する移動無線端末通信手段と、上記STBと通信するSTB通信手段と、上記STBの動作を指示するコマンドを保持する動作命令保持手段と、上記STBにおけるテレビ放送受信の可否を知る手段と、上記記録サーバと通信する手段とを有し、上記記録サーバは、テレビ放送を録画する録画手段と、録画時間の上限を設定する終了時間設定手段と、ネットワークと接続する接続手段と、利用者IDを確認する認証手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、上記記録サーバは、記録データを上記移動無線端末に送信するデータ送信手段を有することを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、移動無線端末とSTBとを有するシステムにおけるテレビ放送記録方法であって、上記移動無線端末がテレビ放送を受信するステップと、 テレビチャネルの受信感度を検出するステップと、受信感度に対する閾値と上記受信感度とを比較するステップと、ネットワークに接続するステップと、STBに電源ON要求、テレビチャネル情報及び記録開始要求を送信するステップとを有するSTBへのテレビ放送記録方法であることを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のテレビ放送記録方法であって、上記STBが記録データを上記移動無線端末に送信するステップを更に有することを特徴とする。
【0016】
請求項7記載の発明は、移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおけるテレビ放送記録方法であって、上記移動無線端末がテレビ放送を受信するステップと、テレビチャネルの受信感度を検出するステップと、受信感度に対する閾値と上記受信感度とを比較するステップと、ネットワークに接続するステップと、EPGサーバに利用者IDとテレビチャネル情報を送るステップと、上記EPGサーバが記録サーバに上記利用者ID、上記テレビチャネル情報及び記録開始要求を送るステップとを有する記録サーバへのテレビ放送記録方法であることを特徴とする。
【0017】
請求項8記載の発明は、請求項7記載のテレビ放送記録方法であって、上記記録サーバが記録データを上記移動無線端末に送信するステップを更に有することを特徴とする。
【0018】
請求項9記載の発明は、移動無線端末とSTBとを有するシステムにおいて上記移動無線端末を、テレビ放送電波の受信感度を検出する処理、上記受信感度に関する閾値を保持する処理、上記受信感度と上記閾値とを比較する処理、受信中のテレビ放送の番組情報を保持する処理、ネットワークに接続する処理、上記STBに上記番組情報を送る処理、上記STBにオン/オフ信号、記録開始信号および記録停止信号を送る処理、上記STBから記録データを受信する処理、及び、上記STBから受信完了信号を受信する処理、として機能させるための移動無線端末によるSTB操作プログラムであることを特徴とする。
【0019】
請求項10記載の発明は、移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおいて上記EPGサーバを、上記STBに電源オン/オフを操作する信号を送る処理、上記STBに記録開始信号と記録停止信号を送る処理、上記STBから位置データを受信する処理、移動無線端末から位置データとテレビチャネルデータを受信する処理、受信完了の信号を発信する処理、上記STBからの位置データと上記テレビチャネルデータから上記STBがテレビ放送受信可能か判断する処理、及び、上記テレビチャネルデータを上記STBに送る処理、として機能させるためのEPGサーバによるSTB操作プログラムであることを特徴とする。
【0020】
請求項11記載の発明は、移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおいて上記EPGサーバを、テレビ放送を記録する記録サーバを決定する処理、移動無線端末から位置データとテレビチャネルデータを受信する処理、上記移動無線端末から利用者IDを取得する処理、上記利用者IDを上記記録サーバに送る処理、上記記録サーバに記録開始信号と記録停止信号を送る処理、及び、上記記録サーバから受信完了信号を受信する処理、として機能させるためのEPGサーバによる記録サーバ操作プログラムであることを特徴とする。
【0021】
請求項12記載の発明は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、テレビ放送を録画する録画手段と、録画時間の上限を設定する終了時間設定手段と、ネットワークと接続する接続手段と、利用者IDを確認する認証手段と、上記録画手段によって録画された情報を上記利用者IDを所有する移動無線端末に配信する配信手段とを有する記録サーバであることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
<第一の実施例>
以下第一の実施例における、本発明を適用可能な移動無線端末及びSTBについて、図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る移動無線端末の構成図である。
移動無線端末は無線通信を実現するアンテナ部100、無線部101、放送電波を受信するためのアンテナ部102、受信部103、表示制御、メモリアクセス等各種制御を行う制御部104、各種マンマシンインタフェースや受信したテレビ放送データを表示する表示部105、プログラムやデータ記録用のメモリ部106、視聴したいテレビチャネルの入力等各種入力操作をするための操作部107からなる。
【0023】
図2はSTBの構成図である。
STBは放送電波を受信するためのアンテナ部200、受信部201、ネットワークを介して受信した各種命令を実行するための制御部202、テレビ放送データ記録用のメモリ部203、ネットワークを介しインターネットに接続するためのモデム部204、各種入力操作をするための操作部205からなる。
【0024】
図3は本発明に係る移動無線端末の動作フローチャートであり、図4はネットワークを介した移動無線端末とSTB間のシーケンス図である。
まず本案件で特に記載している移動無線端末において、ユーザが希望するチャネルを受信し、視聴中とする(ステップ300)。制御部104は一定間隔で受信感度をモニタし(ステップ301)、受信感度が閾値(任意)を下回ると(ステップ302/YES)、制御部は一定間隔でモニタしている電界レベルより(ステップ303)、無線通信可能であると判断すれば(ステップ304/YES)、ネットワークを介しインターネットに接続する(ステップ305)。
【0025】
一方、受信感度が閾値を上回っていれば(ステップ302/NO)、テレビ放送を受信し続ける。また、無線通信できないと判断した場合(ステップ304/NO)は、インターネットに接続できず、テレビ放送電波の受信状況が回復したかを確認する。
【0026】
そして移動無線端末からSTBに対し「STB電源ON要求」を送信する(ステップ306、401)。移動無線端末はSTBからの「受信完了信号」を受信したら(402)、次にSTBに対し「テレビチャネル受信要求」を送信する(ステップ307、403)。移動無線端末はSTBからの「受信完了信号」を受信したら(404)、次に「記録開始要求」を送信し(ステップ308、405)、移動無線端末がSTBからの「受信完了信号」を受信したら(406)、ネットワークから回線を切断する(ステップ309)。
【0027】
記録開始後、検出した受信感度が(ステップ310)閾値を上回ると(ステップ311/YES)、制御部は一定間隔でモニタしている電界レベルより(ステップ312)、無線通信可能であると判断すれば(ステップ313/YES)、再度ネットワークを介しインターネットに接続する(ステップ314)。
【0028】
一方、受信感度が閾値を上回らない場合(ステップ311/NO)は、STBで録画を続ける。また、受信感度が閾値を上回り、かつ、無線通信ができないと判断した場合(ステップ313/NO)は、STBで録画を続けるが移動無線端末で視聴可能な状態である。
【0029】
そして移動無線端末からSTBに対し「記録停止要求」を送信する(ステップ315、407)。移動無線端末はSTBからの「受信完了信号」を受信すると(408)、次に「STB電源OFF要求」を送信し(ステップ316、409)、移動無線端末がSTBからの「受信完了信号」を受信すると(410)、ネットワークから回線を切断する(ステップ317)。
【0030】
図5は本発明のイメージ図である。テレビ放送を受信できる範囲から受信できない範囲へ移動した場合に、携帯電話は基地局を介してインターネットに接続し、STBと通信する。
【0031】
以上のような構成からなる本発明によれば、特に図1に記載する移動無線端末において、テレビ放送視聴中に受信感度が視聴に耐えうる閾値を下回った場合で且つ移動無線端末が無線通信可能なエリアにあれば、現在視聴中のテレビ放送が自動的にSTBに記録される為、受信感度の問題により一時的に視聴不可となるといった状況が生じたとしても後ほどSTBに記録されているテレビ放送データを再生することにより、特定のシーンを見逃すことが少なくなる。
【0032】
<第二の実施例>
第二の実施例を図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップ300からステップ308までは第一の実施例と同じである。すなわち、テレビ放送を受信中に受信感度が閾値を下回り、且つ無線通信可能である場合に、移動無線端末はSTBに「記録開始要求」等を送信する。
STBから随時送信されてくるテレビ放送データを移動無線端末が受信し(ステップ600)、制御部によってデコード、再生する(ステップ601)。同時に制御部により一定間隔でモニタしている受信感度が(ステップ602)、閾値(任意)を上回り(ステップ603/YES)且つ、一定間隔でモニタしている電界レベルより(ステップ604)、無線通信可能であると判断すれば(ステップ605/YES)、STBに対し「記録停止要求」を送信するとともに(ステップ606)、テレビチャネルを受信する(ステップ607)。
【0033】
受信感度が閾値を下回った場合(ステップ603/NO)で、電界レベルが無線通信可能な状態を保っていれば(ステップ608/YES)、インターネットを介してSTBからテレビ放送データを受信し続ける。無線通信不可能な状況になれば(ステップ608/NO)、移動無線端末では何も見ることができないが、STBで録画が続けられている状態である。この場合、録画の長さは最長で録画中の番組の終了までなどと設定することにより、移動無線端末と通信できない状態になったとしても録画は終了される。
【0034】
移動無線端末は先に送信した「記録停止要求」に対する、STBから送信された「受信完了信号」を受信すると次に「STB電源OFF要求」を送信し(ステップ316)、移動無線端末がSTBから送信された「受信完了信号」を受信するとネットワークから回線を切断する(ステップ317)。
これにより、受信電波が弱まった場合でも、STBへ記録を行い、移動無線端末で順次再生することができる。
【0035】
<第三の実施例>
図7、9は第三の実施例に係るシーケンス図である。
移動無線端末でテレビ放送を受信中に受信感度が閾値を下回った場合で、且つ無線通信可能ならば移動無線端末からインターネットに接続する(ステップ300からステップ305に同じ)。
【0036】
ここで移動無線端末はネットワークに接続されたEPGサーバに位置データを送信する(700)。移動無線端末における位置データの取得方法としては移動無線端末が位置登録している基地局の位置データやGPSを利用した測位等既知の技術を用いる。
【0037】
移動無線端末はEPGサーバからの「受信完了信号」を受信したら次にEPGサーバに対し「チャネルデータ」を送信する(701)。また、EPGサーバはSTBに対し「STB電源ON要求」を送信し(702)、STBからの「受信完了信号」を受信したら「位置データ送信要求」を送信する(703)。ここで述べているチャネルデータとは移動無線端末で現在受信しているテレビチャネルのことである。
【0038】
EPGサーバは移動無線端末の位置データ、チャネルデータ、STBの位置データをもとにSTBが移動無線端末で現在受信している同番組を受信可能か否かを判断し(704)、受信可能であればEPGサーバからSTBに「チャネル受信要求」を送信し(705)、STBからの「受信完了信号」を受信したら「記録開始要求」を送信する(706)。
録画終了のシーケンスは第五の実施例にて説明する。
【0039】
受信不可と判断された場合はEPGサーバからSTBに「STB電源OFF要求」を送信する(900)。さらにEPGサーバは同番組が受信可能な記録サーバに対して「テレビチャネル受信要求」を送信し(901)、記録サーバからの「受信完了信号」を受信したら「記録開始要求」を送信する(902)。
録画終了のシーケンスは第六の実施例にて説明する。
【0040】
図11は本発明のイメージ図である。インターネットを介して移動無線端末、STB、記録サーバ、EPGサーバが信号の送受信を行う様子を示している。
【0041】
これにより、ユーザはデータの記録先を意識することなく、電波の届かない場所でも情報を記録し、所望の情報を見逃すことが無くなる。
【0042】
<第四の実施例>
第四の実施例を図1、2を用いて説明する。ここではハードウェア利用の観点から移動無線端末の動作を説明する。
アンテナ部102、受信部103でテレビ放送電波を受信し、メモリ部106に保持された閾値と受信感度とを制御部104で定期的に比較する。受信中のテレビ放送の番組情報は、メモリ部106に保持する。受信感度が閾値を下回ったら、制御部104はインターネットに接続する手続きを行い、メモリ部106へSTBのアドレスを参照し、番組情報と動作命令をSTBに送信する。
【0043】
STBはモデム204を通して番組情報と動作命令を受け取り、制御部202で命令を実行し、メモリ部106にテレビ放送を記録する。また信号を受信した機器は受信完了信号を送信する。
これにより、あたかもSTBが移動無線端末のメモリのように振舞い、移動無線端末で受信できなかった放送を記録してくれる。
【0044】
<第五の実施例>
第五の実施例を図2、8及び11を用いて説明する。ここではハードウェア利用の観点からEPGサーバの動作を説明する。
EPGサーバは移動無線端末から位置データとチャネルデータを受け取る。それからSTBに電源ON要求の信号を送り、位置データを要求する。STBはメモリ部203から位置データを取り出し、EPGサーバへ送信する。EPGサーバは位置データを受信した後、チャネルデータから番組情報を引き出し、STBに送信する。STBは番組情報を受信し、メモリ部203に格納する。そしてEPGサーバは記録開始の命令をSTBに送り、これを受信したSTBは制御部202の制御下で、メモリ部203に保持している番組情報を参照して録画を開始する。
【0045】
移動無線端末は制御部104でテレビ放送受信状態が良好になったと判定すると、EPGサーバにSTBへ記録停止要求を発するように命じる(800)。EPGサーバはSTBへ記録停止要求を発信する(801)。移動無線端末はEPGサーバと共に受信完了信号を受信すると、EPGサーバへSTB電源をOFFにするよう命ずる(802)。EPGサーバはSTBへSTB電源OFF要求を送信し(803)、STBの電源をOFFにする。
尚信号を受信した機器は受信完了信号の送信を行う。
これにより、移動無線端末でテレビ放送を受信できない場合でも、EPGサーバのサービスを利用しながらSTBへ記録を行うことができる。
【0046】
<第六の実施例>
以下図10、11を用いて、EPGサーバが記録サーバにテレビ放送の記録を指示する動作を説明する。
EPGサーバは、移動無線端末から受け取った位置データとテレビチャネルデータからユーザが録画を希望するテレビ放送を受信するのに適切な記録サーバを探す。見つけたら記録サーバに対してユーザのIDを送り、利用許可を待つ。利用許可が出たら記録サーバへ番組に関するデータと記録開始要求を送り、記録を開始させる。
【0047】
移動無線端末でテレビ放送受信が可能になれば、移動無線端末はEPGサーバに録画を停止するよう命令を出す(1001)。命令を受けたEPGサーバは記録サーバに対し記録停止要求を送信し(1002)、記録サーバに記録を停止させる。
尚信号を受信した際には受信完了信号の送受信を行う。
これにより、STBが所望するテレビ放送を受信できない場合でも、EPGサーバの管理下で記録サーバを探し出し、記録を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、5及び9に記載の発明によれば、テレビ放送受信中に何らかの障害により受信感度が悪化した場合でも、インターネットに接続し、STBに録画を指示することでバックアップシステムを構築し、視聴を希望するコンテンツを見逃すことが無くなる。
【0049】
請求項2と6に記載の発明によれば、受信感度が悪化したことにより見ることができなかった部分をSTBから順次受信することで、視聴を希望していた情報全体に目を通すことができる。
【0050】
請求項3と7に記載の発明によれば、STBが受信できない番組でも、その番組を受信可能な記録サーバを探して録画することにより、二重のバックアップシステムを有し、電波障害に強いシステムを構築することができる。
【0051】
請求項4と8に記載の発明によれば、受信感度が悪化したことによりテレビ放送の中で見ることができない部分があった場合でも、該箇所を記録させる場所を意識することなく、視聴を希望していた情報全体に目を通すことができる。
【0052】
請求項10記載の発明によれば、EPGサーバからSTBの動作を操作することで、EPGサーバのサービスを利用しながらSTBに記録を行うことができる。
【0053】
請求項11記載の発明によれば、ユーザはデータ記録先の記録サーバの存在を気にすることなく、EPGサーバの管理下で、EPGサーバのサービスを利用しながら記録を行うことができる。
【0054】
請求項12記載の発明によれば、記録サーバに記録された情報がインターネットを介して移動無線端末に送信されて来るので、利用者は記録サーバのアドレスを入手してダウンロードを指示する手間を気にすることなく、欲していた情報を手にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動端末無線本体の構成図である。
【図2】STB(セットトップボックス)本体の構成図である。
【図3】第一の実施例の動作フローチャートである。
【図4】第一の実施例のシーケンス図である。
【図5】第一の実施例のイメージ図である。
【図6】第二の実施例の動作フローチャートである。
【図7】第三の実施例において、STBに記録を行う場合のシーケンス図である。
【図8】STBに記録を終了させるシーケンス図である。
【図9】第三の実施例において、記録サーバに記録を行う場合のシーケンス図である。
【図10】記録サーバに記録を終了させるシーケンス図である。
【図11】第三の実施例のイメージ図である。
【符号の説明】
101 無線部
103 受信部
104 制御部
105 表示部
106 メモリ部
107 操作部
201 受信部
202 制御部
203 メモリ部
204 モデム部
205 操作部
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動無線端末によるテレビ放送受信において、データを受信しながら再生し、受信状況が悪化した場合には放送内容を記憶媒体に記録しバックアップするテレビ放送自動記録システム、方法、プログラム及び記録サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信における動画表示は、圧縮符号化方式にMPEG−4を採用し、第三世代の移動通信システムで容易に行われるようになった。再生には2つの方法が考えられている。1つは移動無線端末のメモリにファイルをダウンロードしてから再生する方法である。電波の届かないところでも再生できるが、メモリの容量に依存することとダウンロードに時間がかかることに問題がある。もう1つはデータを受信しながら再生する方法(ストリーミング)である。メモリの容量に制限を受けないが、電波を受信できなければ映像を見ることができないという欠点がある。
【0003】
STB(セットトップボックス)とは、テレビに接続することによって様々なサービスを享受できる機器である。STBのインターネット接続機能に対する期待は、ブロードバンドの普及とインターネットテレビのサービス拡充によって高まってきている。
【0004】
EPG(Electronic Program Guide)とは、画面で閲覧できる電子プログラムガイドのことで電子番組表とも呼ばれる。番組タイトルや開始、終了時間などの番組情報を画面で確認できる。
【0005】
移動体通信における記録媒体を利用した映像視聴の試みを挙げる。
特許文献1は、ICカード等の記録媒体にデジタルテレビジョン放送のデータを書き込み、該ICカードのデータをインターネット接続時に読み込むことでインターネット上の情報サービスサイトに自動的に接続し、情報を取得するものである。
【0006】
特許文献2は、サーバ等の録画装置に番組を録画し、該録画装置から携帯情報端末へコンテンツデータを送信することにより該携帯情報端末でデジタル放送を見る方法を示すものである。
【0007】
特許文献3は、テレビ放送を視聴しているときに電話の発着信があり、視聴を中断する場合に、ハードディスクやVTR等の記録媒体に番組の記録を行う方法を示すものである。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−112209号公報
【特許文献2】
特開2002−077839号公報
【特許文献3】
特開2002−077323号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来型の携帯型テレビ放送受信機において、受信感度が悪い場所においては、ユーザは視聴するのを諦めるか、乱れた映像で我慢するしかないという問題点があった。
これに対し、ネットワークを介しインターネットに接続可能なテレビ放送受信機能付移動無線端末とSTB及び、EPGサーバ、記録サーバを組み合わせることにより、携帯型テレビ放送受信機特有のテレビ放送画像の乱れという問題を吸収するシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、移動無線端末とSTBとを有するシステムであって、上記移動無線端末は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、テレビチャネルの受信感度を検出する感度検出手段と、上記受信感度に対する閾値を設定する閾値設定手段と、上記受信感度が上記閾値を下回った場合に、上記STBに対し記録を指示する記録指示手段と、ネットワークに接続する接続手段とを有し、上記STBは、テレビ放送を録画する録画手段と、動作を指示する信号を受信した際信号受信を示す受信完了信号を返す返信手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記STBは、記録データを上記移動無線端末に送信するデータ送信手段を有することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のテレビ放送自動記録システムは、EPGサーバと記録サーバとを有し、上記EPGは、上記移動無線端末と通信する移動無線端末通信手段と、上記STBと通信するSTB通信手段と、上記STBの動作を指示するコマンドを保持する動作命令保持手段と、上記STBにおけるテレビ放送受信の可否を知る手段と、上記記録サーバと通信する手段とを有し、上記記録サーバは、テレビ放送を録画する録画手段と、録画時間の上限を設定する終了時間設定手段と、ネットワークと接続する接続手段と、利用者IDを確認する認証手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、上記記録サーバは、記録データを上記移動無線端末に送信するデータ送信手段を有することを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、移動無線端末とSTBとを有するシステムにおけるテレビ放送記録方法であって、上記移動無線端末がテレビ放送を受信するステップと、 テレビチャネルの受信感度を検出するステップと、受信感度に対する閾値と上記受信感度とを比較するステップと、ネットワークに接続するステップと、STBに電源ON要求、テレビチャネル情報及び記録開始要求を送信するステップとを有するSTBへのテレビ放送記録方法であることを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のテレビ放送記録方法であって、上記STBが記録データを上記移動無線端末に送信するステップを更に有することを特徴とする。
【0016】
請求項7記載の発明は、移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおけるテレビ放送記録方法であって、上記移動無線端末がテレビ放送を受信するステップと、テレビチャネルの受信感度を検出するステップと、受信感度に対する閾値と上記受信感度とを比較するステップと、ネットワークに接続するステップと、EPGサーバに利用者IDとテレビチャネル情報を送るステップと、上記EPGサーバが記録サーバに上記利用者ID、上記テレビチャネル情報及び記録開始要求を送るステップとを有する記録サーバへのテレビ放送記録方法であることを特徴とする。
【0017】
請求項8記載の発明は、請求項7記載のテレビ放送記録方法であって、上記記録サーバが記録データを上記移動無線端末に送信するステップを更に有することを特徴とする。
【0018】
請求項9記載の発明は、移動無線端末とSTBとを有するシステムにおいて上記移動無線端末を、テレビ放送電波の受信感度を検出する処理、上記受信感度に関する閾値を保持する処理、上記受信感度と上記閾値とを比較する処理、受信中のテレビ放送の番組情報を保持する処理、ネットワークに接続する処理、上記STBに上記番組情報を送る処理、上記STBにオン/オフ信号、記録開始信号および記録停止信号を送る処理、上記STBから記録データを受信する処理、及び、上記STBから受信完了信号を受信する処理、として機能させるための移動無線端末によるSTB操作プログラムであることを特徴とする。
【0019】
請求項10記載の発明は、移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおいて上記EPGサーバを、上記STBに電源オン/オフを操作する信号を送る処理、上記STBに記録開始信号と記録停止信号を送る処理、上記STBから位置データを受信する処理、移動無線端末から位置データとテレビチャネルデータを受信する処理、受信完了の信号を発信する処理、上記STBからの位置データと上記テレビチャネルデータから上記STBがテレビ放送受信可能か判断する処理、及び、上記テレビチャネルデータを上記STBに送る処理、として機能させるためのEPGサーバによるSTB操作プログラムであることを特徴とする。
【0020】
請求項11記載の発明は、移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおいて上記EPGサーバを、テレビ放送を記録する記録サーバを決定する処理、移動無線端末から位置データとテレビチャネルデータを受信する処理、上記移動無線端末から利用者IDを取得する処理、上記利用者IDを上記記録サーバに送る処理、上記記録サーバに記録開始信号と記録停止信号を送る処理、及び、上記記録サーバから受信完了信号を受信する処理、として機能させるためのEPGサーバによる記録サーバ操作プログラムであることを特徴とする。
【0021】
請求項12記載の発明は、テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、テレビ放送を録画する録画手段と、録画時間の上限を設定する終了時間設定手段と、ネットワークと接続する接続手段と、利用者IDを確認する認証手段と、上記録画手段によって録画された情報を上記利用者IDを所有する移動無線端末に配信する配信手段とを有する記録サーバであることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
<第一の実施例>
以下第一の実施例における、本発明を適用可能な移動無線端末及びSTBについて、図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る移動無線端末の構成図である。
移動無線端末は無線通信を実現するアンテナ部100、無線部101、放送電波を受信するためのアンテナ部102、受信部103、表示制御、メモリアクセス等各種制御を行う制御部104、各種マンマシンインタフェースや受信したテレビ放送データを表示する表示部105、プログラムやデータ記録用のメモリ部106、視聴したいテレビチャネルの入力等各種入力操作をするための操作部107からなる。
【0023】
図2はSTBの構成図である。
STBは放送電波を受信するためのアンテナ部200、受信部201、ネットワークを介して受信した各種命令を実行するための制御部202、テレビ放送データ記録用のメモリ部203、ネットワークを介しインターネットに接続するためのモデム部204、各種入力操作をするための操作部205からなる。
【0024】
図3は本発明に係る移動無線端末の動作フローチャートであり、図4はネットワークを介した移動無線端末とSTB間のシーケンス図である。
まず本案件で特に記載している移動無線端末において、ユーザが希望するチャネルを受信し、視聴中とする(ステップ300)。制御部104は一定間隔で受信感度をモニタし(ステップ301)、受信感度が閾値(任意)を下回ると(ステップ302/YES)、制御部は一定間隔でモニタしている電界レベルより(ステップ303)、無線通信可能であると判断すれば(ステップ304/YES)、ネットワークを介しインターネットに接続する(ステップ305)。
【0025】
一方、受信感度が閾値を上回っていれば(ステップ302/NO)、テレビ放送を受信し続ける。また、無線通信できないと判断した場合(ステップ304/NO)は、インターネットに接続できず、テレビ放送電波の受信状況が回復したかを確認する。
【0026】
そして移動無線端末からSTBに対し「STB電源ON要求」を送信する(ステップ306、401)。移動無線端末はSTBからの「受信完了信号」を受信したら(402)、次にSTBに対し「テレビチャネル受信要求」を送信する(ステップ307、403)。移動無線端末はSTBからの「受信完了信号」を受信したら(404)、次に「記録開始要求」を送信し(ステップ308、405)、移動無線端末がSTBからの「受信完了信号」を受信したら(406)、ネットワークから回線を切断する(ステップ309)。
【0027】
記録開始後、検出した受信感度が(ステップ310)閾値を上回ると(ステップ311/YES)、制御部は一定間隔でモニタしている電界レベルより(ステップ312)、無線通信可能であると判断すれば(ステップ313/YES)、再度ネットワークを介しインターネットに接続する(ステップ314)。
【0028】
一方、受信感度が閾値を上回らない場合(ステップ311/NO)は、STBで録画を続ける。また、受信感度が閾値を上回り、かつ、無線通信ができないと判断した場合(ステップ313/NO)は、STBで録画を続けるが移動無線端末で視聴可能な状態である。
【0029】
そして移動無線端末からSTBに対し「記録停止要求」を送信する(ステップ315、407)。移動無線端末はSTBからの「受信完了信号」を受信すると(408)、次に「STB電源OFF要求」を送信し(ステップ316、409)、移動無線端末がSTBからの「受信完了信号」を受信すると(410)、ネットワークから回線を切断する(ステップ317)。
【0030】
図5は本発明のイメージ図である。テレビ放送を受信できる範囲から受信できない範囲へ移動した場合に、携帯電話は基地局を介してインターネットに接続し、STBと通信する。
【0031】
以上のような構成からなる本発明によれば、特に図1に記載する移動無線端末において、テレビ放送視聴中に受信感度が視聴に耐えうる閾値を下回った場合で且つ移動無線端末が無線通信可能なエリアにあれば、現在視聴中のテレビ放送が自動的にSTBに記録される為、受信感度の問題により一時的に視聴不可となるといった状況が生じたとしても後ほどSTBに記録されているテレビ放送データを再生することにより、特定のシーンを見逃すことが少なくなる。
【0032】
<第二の実施例>
第二の実施例を図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップ300からステップ308までは第一の実施例と同じである。すなわち、テレビ放送を受信中に受信感度が閾値を下回り、且つ無線通信可能である場合に、移動無線端末はSTBに「記録開始要求」等を送信する。
STBから随時送信されてくるテレビ放送データを移動無線端末が受信し(ステップ600)、制御部によってデコード、再生する(ステップ601)。同時に制御部により一定間隔でモニタしている受信感度が(ステップ602)、閾値(任意)を上回り(ステップ603/YES)且つ、一定間隔でモニタしている電界レベルより(ステップ604)、無線通信可能であると判断すれば(ステップ605/YES)、STBに対し「記録停止要求」を送信するとともに(ステップ606)、テレビチャネルを受信する(ステップ607)。
【0033】
受信感度が閾値を下回った場合(ステップ603/NO)で、電界レベルが無線通信可能な状態を保っていれば(ステップ608/YES)、インターネットを介してSTBからテレビ放送データを受信し続ける。無線通信不可能な状況になれば(ステップ608/NO)、移動無線端末では何も見ることができないが、STBで録画が続けられている状態である。この場合、録画の長さは最長で録画中の番組の終了までなどと設定することにより、移動無線端末と通信できない状態になったとしても録画は終了される。
【0034】
移動無線端末は先に送信した「記録停止要求」に対する、STBから送信された「受信完了信号」を受信すると次に「STB電源OFF要求」を送信し(ステップ316)、移動無線端末がSTBから送信された「受信完了信号」を受信するとネットワークから回線を切断する(ステップ317)。
これにより、受信電波が弱まった場合でも、STBへ記録を行い、移動無線端末で順次再生することができる。
【0035】
<第三の実施例>
図7、9は第三の実施例に係るシーケンス図である。
移動無線端末でテレビ放送を受信中に受信感度が閾値を下回った場合で、且つ無線通信可能ならば移動無線端末からインターネットに接続する(ステップ300からステップ305に同じ)。
【0036】
ここで移動無線端末はネットワークに接続されたEPGサーバに位置データを送信する(700)。移動無線端末における位置データの取得方法としては移動無線端末が位置登録している基地局の位置データやGPSを利用した測位等既知の技術を用いる。
【0037】
移動無線端末はEPGサーバからの「受信完了信号」を受信したら次にEPGサーバに対し「チャネルデータ」を送信する(701)。また、EPGサーバはSTBに対し「STB電源ON要求」を送信し(702)、STBからの「受信完了信号」を受信したら「位置データ送信要求」を送信する(703)。ここで述べているチャネルデータとは移動無線端末で現在受信しているテレビチャネルのことである。
【0038】
EPGサーバは移動無線端末の位置データ、チャネルデータ、STBの位置データをもとにSTBが移動無線端末で現在受信している同番組を受信可能か否かを判断し(704)、受信可能であればEPGサーバからSTBに「チャネル受信要求」を送信し(705)、STBからの「受信完了信号」を受信したら「記録開始要求」を送信する(706)。
録画終了のシーケンスは第五の実施例にて説明する。
【0039】
受信不可と判断された場合はEPGサーバからSTBに「STB電源OFF要求」を送信する(900)。さらにEPGサーバは同番組が受信可能な記録サーバに対して「テレビチャネル受信要求」を送信し(901)、記録サーバからの「受信完了信号」を受信したら「記録開始要求」を送信する(902)。
録画終了のシーケンスは第六の実施例にて説明する。
【0040】
図11は本発明のイメージ図である。インターネットを介して移動無線端末、STB、記録サーバ、EPGサーバが信号の送受信を行う様子を示している。
【0041】
これにより、ユーザはデータの記録先を意識することなく、電波の届かない場所でも情報を記録し、所望の情報を見逃すことが無くなる。
【0042】
<第四の実施例>
第四の実施例を図1、2を用いて説明する。ここではハードウェア利用の観点から移動無線端末の動作を説明する。
アンテナ部102、受信部103でテレビ放送電波を受信し、メモリ部106に保持された閾値と受信感度とを制御部104で定期的に比較する。受信中のテレビ放送の番組情報は、メモリ部106に保持する。受信感度が閾値を下回ったら、制御部104はインターネットに接続する手続きを行い、メモリ部106へSTBのアドレスを参照し、番組情報と動作命令をSTBに送信する。
【0043】
STBはモデム204を通して番組情報と動作命令を受け取り、制御部202で命令を実行し、メモリ部106にテレビ放送を記録する。また信号を受信した機器は受信完了信号を送信する。
これにより、あたかもSTBが移動無線端末のメモリのように振舞い、移動無線端末で受信できなかった放送を記録してくれる。
【0044】
<第五の実施例>
第五の実施例を図2、8及び11を用いて説明する。ここではハードウェア利用の観点からEPGサーバの動作を説明する。
EPGサーバは移動無線端末から位置データとチャネルデータを受け取る。それからSTBに電源ON要求の信号を送り、位置データを要求する。STBはメモリ部203から位置データを取り出し、EPGサーバへ送信する。EPGサーバは位置データを受信した後、チャネルデータから番組情報を引き出し、STBに送信する。STBは番組情報を受信し、メモリ部203に格納する。そしてEPGサーバは記録開始の命令をSTBに送り、これを受信したSTBは制御部202の制御下で、メモリ部203に保持している番組情報を参照して録画を開始する。
【0045】
移動無線端末は制御部104でテレビ放送受信状態が良好になったと判定すると、EPGサーバにSTBへ記録停止要求を発するように命じる(800)。EPGサーバはSTBへ記録停止要求を発信する(801)。移動無線端末はEPGサーバと共に受信完了信号を受信すると、EPGサーバへSTB電源をOFFにするよう命ずる(802)。EPGサーバはSTBへSTB電源OFF要求を送信し(803)、STBの電源をOFFにする。
尚信号を受信した機器は受信完了信号の送信を行う。
これにより、移動無線端末でテレビ放送を受信できない場合でも、EPGサーバのサービスを利用しながらSTBへ記録を行うことができる。
【0046】
<第六の実施例>
以下図10、11を用いて、EPGサーバが記録サーバにテレビ放送の記録を指示する動作を説明する。
EPGサーバは、移動無線端末から受け取った位置データとテレビチャネルデータからユーザが録画を希望するテレビ放送を受信するのに適切な記録サーバを探す。見つけたら記録サーバに対してユーザのIDを送り、利用許可を待つ。利用許可が出たら記録サーバへ番組に関するデータと記録開始要求を送り、記録を開始させる。
【0047】
移動無線端末でテレビ放送受信が可能になれば、移動無線端末はEPGサーバに録画を停止するよう命令を出す(1001)。命令を受けたEPGサーバは記録サーバに対し記録停止要求を送信し(1002)、記録サーバに記録を停止させる。
尚信号を受信した際には受信完了信号の送受信を行う。
これにより、STBが所望するテレビ放送を受信できない場合でも、EPGサーバの管理下で記録サーバを探し出し、記録を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、5及び9に記載の発明によれば、テレビ放送受信中に何らかの障害により受信感度が悪化した場合でも、インターネットに接続し、STBに録画を指示することでバックアップシステムを構築し、視聴を希望するコンテンツを見逃すことが無くなる。
【0049】
請求項2と6に記載の発明によれば、受信感度が悪化したことにより見ることができなかった部分をSTBから順次受信することで、視聴を希望していた情報全体に目を通すことができる。
【0050】
請求項3と7に記載の発明によれば、STBが受信できない番組でも、その番組を受信可能な記録サーバを探して録画することにより、二重のバックアップシステムを有し、電波障害に強いシステムを構築することができる。
【0051】
請求項4と8に記載の発明によれば、受信感度が悪化したことによりテレビ放送の中で見ることができない部分があった場合でも、該箇所を記録させる場所を意識することなく、視聴を希望していた情報全体に目を通すことができる。
【0052】
請求項10記載の発明によれば、EPGサーバからSTBの動作を操作することで、EPGサーバのサービスを利用しながらSTBに記録を行うことができる。
【0053】
請求項11記載の発明によれば、ユーザはデータ記録先の記録サーバの存在を気にすることなく、EPGサーバの管理下で、EPGサーバのサービスを利用しながら記録を行うことができる。
【0054】
請求項12記載の発明によれば、記録サーバに記録された情報がインターネットを介して移動無線端末に送信されて来るので、利用者は記録サーバのアドレスを入手してダウンロードを指示する手間を気にすることなく、欲していた情報を手にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動端末無線本体の構成図である。
【図2】STB(セットトップボックス)本体の構成図である。
【図3】第一の実施例の動作フローチャートである。
【図4】第一の実施例のシーケンス図である。
【図5】第一の実施例のイメージ図である。
【図6】第二の実施例の動作フローチャートである。
【図7】第三の実施例において、STBに記録を行う場合のシーケンス図である。
【図8】STBに記録を終了させるシーケンス図である。
【図9】第三の実施例において、記録サーバに記録を行う場合のシーケンス図である。
【図10】記録サーバに記録を終了させるシーケンス図である。
【図11】第三の実施例のイメージ図である。
【符号の説明】
101 無線部
103 受信部
104 制御部
105 表示部
106 メモリ部
107 操作部
201 受信部
202 制御部
203 メモリ部
204 モデム部
205 操作部
Claims (12)
- 移動無線端末とSTBとを有するシステムであって、
前記移動無線端末は、
テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、
テレビチャネルの受信感度を検出する感度検出手段と、
前記受信感度に対する閾値を設定する閾値設定手段と、
前記受信感度が前記閾値を下回った場合に、前記STBに対し記録を指示する記録指示手段と、
ネットワークに接続する接続手段とを有し、
前記STBは、
テレビ放送を録画する録画手段と、
動作を指示する信号を受信した際に信号受信を示す受信完了信号を返す返信手段と、
ネットワークに接続する接続手段とを有することを特徴とするテレビ放送自動記録システム。 - 前記STBは、
記録データを前記移動無線端末に送信するデータ送信手段を有することを特徴とする請求項1記載のテレビ放送自動記録システム。 - 請求項1記載のテレビ放送自動記録システムは、更にEPGサーバと記録サーバとを有し、
前記EPGは、
前記移動無線端末と通信する移動無線端末通信手段と、
前記STBと通信するSTB通信手段と、
前記STBの動作を指示するコマンドを保持する動作命令保持手段と、
前記STBにおけるテレビ放送受信の可否を知る手段と、
前記記録サーバと通信する手段とを有し、
前記記録サーバは、
テレビ放送を録画する録画手段と、
録画時間の上限を設定する終了時間設定手段と、
ネットワークと接続する接続手段と、
利用者IDを確認する認証手段とを有することを特徴とする請求項1記載のテレビ放送自動記録システム。 - 前記記録サーバは、
記録データを前記移動無線端末に送信するデータ送信手段を有することを特徴とする請求項3記載のテレビ放送自動記録システム。 - 移動無線端末とSTBとを有するシステムにおけるテレビ放送記録方法であって、
前記移動無線端末がテレビ放送を受信するステップと、
テレビチャネルの受信感度を検出するステップと、
受信感度に対する閾値と前記受信感度とを比較するステップと、
ネットワークに接続するステップと、
前記STBに電源ON要求、テレビチャネル情報及び記録開始要求を送信するステップとを有することを特徴とするSTBへのテレビ放送記録方法。 - 前記STBが記録データを前記移動無線端末に送信するステップを更に有する請求項5記載のSTBへのテレビ放送記録方法。
- 移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおけるテレビ放送記録方法であって、
前記移動無線端末がテレビ放送を受信するステップと、
テレビチャネルの受信感度を検出するステップと、
受信感度に対する閾値と前記受信感度とを比較するステップと、
ネットワークに接続するステップと、
前記EPGサーバに利用者IDとテレビチャネル情報を送るステップと、
前記EPGサーバが前記記録サーバに前記利用者ID、前記テレビチャネル情報及び記録開始要求を送るステップとを有することを特徴とする記録サーバへのテレビ放送記録方法。 - 前記記録サーバが記録データを前記移動無線端末に送信するステップを更に有する請求項7記載の記録サーバへのテレビ放送記録方法。
- 移動無線端末とSTBとを有するシステムにおいて前記移動無線端末を、
テレビ放送電波の受信感度を検出する処理、
前記受信感度に関する閾値を保持する処理、
前記受信感度と前記閾値とを比較する処理、
受信中のテレビ放送の番組情報を保持する処理、
ネットワークに接続する処理、
前記STBに前記番組情報を送る処理、
前記STBにオン/オフ信号、記録開始信号および記録停止信号を送る処理、
前記STBから記録データを受信する処理、及び、
前記STBから受信完了信号を受信する処理、
として機能させるための移動無線端末によるSTB操作プログラム。 - 移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおいて前記EPGサーバを、
前記STBに電源オン/オフを操作する信号を送る処理、
前記STBに記録開始信号と記録停止信号を送る処理、
前記STBから位置データを受信する処理、
前記移動無線端末から位置データとテレビチャネルデータを受信する処理、
受信完了の信号を発信する処理、
前記STBからの位置データと前記テレビチャネルデータから前記STBがテレビ放送受信可能か判断する処理、及び、
前記テレビチャネルデータを前記STBに送る処理、
として機能させるためのEPGサーバによるSTB操作プログラム。 - 移動無線端末、STB、EPGサーバ及び記録サーバを有するシステムにおいて前記EPGサーバを、
テレビ放送を記録する記録サーバを決定する処理、
前記移動無線端末から位置データとテレビチャネルデータを受信する処理、
前記移動無線端末から利用者IDを取得する処理、
前記利用者IDを前記記録サーバに送る処理、
前記記録サーバに記録開始信号と記録停止信号を送る処理、及び、
前記記録サーバから受信完了信号を受信する処理、
として機能させるためのEPGサーバによる記録サーバ操作プログラム。 - テレビ放送を受信するテレビ受信手段と、
テレビ放送を録画する録画手段と、
録画時間の上限を設定する終了時間設定手段と、
ネットワークと接続する接続手段と、
利用者IDを確認する認証手段と、
前記録画手段によって録画された情報を前記利用者IDを所有する移動無線端末に配信する配信手段とを有することを特徴とする記録サーバ。
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