JP2006246106A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小容量の蓄積装置で受信放送を記録再生できるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】フロントエンド部2と、蓄積装置制御部4と、グラフィック部21と、システム制御部5とを有し、データ記録時に、システム制御部5は、フロントエンド部2で復調復号したトランスポートストリームデータの品質が、所定レベル以下に変化したエラー期間をフロントエンド部2からの特定要因情報に基づいて判別し、蓄積装置制御部4は判別結果に基づいてエラー期間以外のトランスポートストリームデータを蓄積装置に記録し、データ再生時に、蓄積装置制御部4は蓄積装置に記録されているトランスポートストリームデータを読み出し、記録されているトランスポートストリームデータの不連続点を検出し、グラフィック部21は、不連続点の箇所に挿入用画像を挿入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送規格の放送波を移動しながら受信して、蓄積又は再生することができるデジタル放送受信装置に関するものである。
デジタル放送の一つである地上波デジタル放送受信装置は、基本構成として、チューナー及び復調・復号部を構成するフロントエンド部と、フロントエンド部から出力されるトランスポートストリーム(TS)データをCA(Conditional Access)デスクランブルし、TS−DEMUX(TSデマルチプレックス)した後、MPEGデコーダによって映像復号及び音声復号して出力するシステムが示されている(例えば、非特許文献1参照)。
この基本構成においては、移動により、送信局からの放送波の受信困難な特定のエリアに入った時には、映像や音声の品質が著しく低下、又は一時的に視聴できない状態に陥る場合がある。従来の車載用TV録画再生装置は、放送信号を受信録画再生する機能を備え、放送を録画したものの中で、録画状態が悪いと判断された箇所は、再生を早める又は除外して、正常に録画された部分のみを再生可能としている(例えば、特許文献1参照)。また、放送波が受信できなくなった場合、サーバーと通信を確立させ、その部分を内蔵の蓄積部にダウンロードして、受信できない部分をカバーしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−244591号公報(第4−7ページ、図1) 特開2004−304498号公報(第3−4ページ、図1) 社団法人電波産業会、ARIB STD−B21(第4ページ、第2−2図)
上記のような従来の車載用TV録画再生装置は、放送信号が受信困難で、フロントエンド部にて復調復号したTSデータの品質が悪くても、全てのデータを記録していた。このため、移動体用の放送受信装置としてできるだけ小さなハードウェア(H/W)構成が望まれる装置仕様において、記録装置の容量が大きくなってしまい全体のH/W規模がかなり大きくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記したような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、少ない記憶容量の蓄積装置で、受信した放送を記録再生できるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
本発明のデジタル放送受信装置は、デジタル放送規格の入力信号を復調復号したトランスポートストリーム及び前記入力信号の受信状況を判別するための特定要因情報を出力するフロントエンド部と、情報を記憶する蓄積装置を制御する蓄積装置制御部と、前記蓄積装置から出力されたデータに基づく画像の任意の時間の箇所に、任意の挿入用画像を挿入する機能を持つグラフィック部と、前記特定要因情報に基づいて装置全体の動作を制御するシステム制御部とを有し、データ記録時に、前記システム制御部は、前記フロントエンド部で復調復号したトランスポートストリームデータの品質が、所定レベル以下に変化したエラー期間を前記特定要因情報に基づいて判別し、前記蓄積装置制御部は、前記判別結果に基づいて前記エラー期間以外のトランスポートストリームデータを前記蓄積装置に記録し、データ再生時に、前記蓄積装置制御部は前記蓄積装置に記録されているトランスポートストリームデータを読み出し、記録されているトランスポートストリームデータの不連続点を検出し、前記グラフィック部は、前記不連続点の箇所に挿入用画像を挿入することを特徴とするものである。
また、本発明の他のデジタル放送受信装置は、デジタル放送規格の入力信号を復調復号したトランスポートストリーム及び前記入力信号の受信状況を判別するための特定要因情報を出力するフロントエンド部と、情報を記憶する蓄積装置を制御する蓄積装置制御部と、前記蓄積装置から出力されたデータに基づく画像の任意の時間の箇所に、任意の挿入用画像を挿入する機能を持つグラフィック部と、前記特定要因情報に基づいて装置全体の動作を制御するシステム制御部とを有し、データ記録時に、前記蓄積装置制御部は、トランスポートストリームデータ及び前記特定要因情報を前記蓄積装置に記録し、データ記録後に、前記システム制御部は、記録されているトランスポートストリームデータの品質が、所定レベル以下に変化したエラー期間を前記特定要因情報に基づいて判別し、前記蓄積装置制御部は、前記判別結果に基づいて前記エラー期間以外のトランスポートストリームデータを移動して前記蓄積装置に記録し、データ再生時に、前記蓄積装置制御部は前記移動されたトランスポートストリームデータを前記蓄積装置から読み出し、記録されているトランスポートストリームデータの不連続点を検出し、前記グラフィック部は、前記不連続点の箇所に挿入用画像を挿入することを特徴とするものである。
本発明によれば、デジタル放送受信装置が移動していて受信状態が悪くなった期間は、蓄積装置へのデータの記録を停止するので、記録容量への無駄な記録を減らすことができる。このため、蓄積装置の記憶容量を小さくすることができ、結果的に、デジタル放送受信装置のハードウエア規模を縮小することができるという効果がある。また、再生時には、蓄積装置に記録されているトランスポートストリームデータを読み出し、記録されているトランスポートストリームデータの不連続点を検出し、グラフィック部は、不連続点の箇所に挿入用画像を挿入することができるので、例えば、再生時に不連続が発生した理由を表示装置を通してユーザーに提示する等、視聴者に不快感を与えないための映像を提示することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置は、放送波を受信するアンテナ1と、受信した放送波を復調復号したTSデータと受信状況を特定する特定要因情報を出力するフロントエンド部2と、データを記録する蓄積装置3と、蓄積装置3を制御する蓄積装置制御部4と、システム全体の動作を制御するシステム制御部5と、システム制御部5が使用するメモリ部6とを有している。また、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置は、TSデータから映像(画像、音声等)をデコードして再生するMPEGデコーダ部20と、任意のグラフィック画像を作成し、MPEGデコーダ部がデコードした画像信号にグラフィック画像を重畳できるグラフィック部21と、MPEGデコードした画像とグラフィックが重畳されたデジタル信号の画像データをアナログ信号に変換するD/A変換部22と、アナログ信号に変換された映像信号を表示する表示装置23とを有している。蓄積装置3は、例えば、ハードディスクやDVD等の情報記録媒体である。
次に、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の動作を説明する。アンテナ1からの放送波はフロントエンド部2に入力されると、フロントエンド部2は、復調復号動作を行いTSデータを出力する。この時、デジタル放送受信装置の移動等によって、受信した放送波が正常に復調復号できないことが考えられる。フロントエンド部2は、受信した放送波の復調復号動作にて使用している受信信号のC/N値、誤り訂正数、及び受信信号の同期/非同期状態等、受信信号の品質を示す情報を特定要因情報として、後段に出力する。
通常、フロントエンド部2から出力される特定要因情報によって、復調復号したTSデータの品質が判定できるので、システム制御部5は、特定要因情報を常時監視し、フロントエンド部2からのTSデータの品質が所定レベル(しきい値)以下に変化(すなわち、悪化)した時を、蓄積装置3にTSデータを記録しないエラー期間とする。
蓄積装置制御部4は、フロントエンド部2からのTSデータを蓄積装置3に記録したり、MPEGデコーダ部20に出力するTSデータを、フロントエンド部2から又は蓄積装置3からの再生データの選択する制御を行ったりしているが、システム制御部5からのエラー期間の指示が発生すると、その期間は、蓄積装置3へのTSデータの記録を実行しないように制御する。
図2は、ファイルシステムを使用した時の蓄積装置内のメモリエリアの使用イメージを示す概念図である。一般的に、蓄積装置にデータを記録する時には、ファイルシステム(一般的なPC(OSがWindowsの場合)であれば、FAT32やNTFS)を採用し、その場合、図2に示すように、データを記録する記録エリアと、記録したデータ(ファイルとして管理する)を管理する管理情報(例えば、あるファイルの容量や先頭アドレス(蓄積装置では一般的にはセクタアドレス))を記録する管理エリアに分割して、蓄積装置3に記録するように制御されている。
図3は、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置に記録されたTSデータとその表示方法を説明するための図である。図3中の“TSデータ”と“記録データ”の関係が示すように、蓄積装置制御部4は、全てのエラー期間は、蓄積装置3に記録せず、各正常データをファイルとして記録データエリアに記録し、各正常データの記録するための先頭記録アドレス(セクタアドレス)情報等を管理データエリアに記録する。
蓄積装置3からのデータ再生時には、蓄積装置3内のメモリ上のアドレス(セクタアドレス)を蓄積装置制御部4から蓄積装置3に指定することで、任意の位置からデータを再生することができる。蓄積装置3からTSデータを再生するために、システム制御部5が、セクタアドレスを定期的に作成発行して、図3に示す正常データAを再生している時に、管理エリアから取得したセクタアドレス情報に該当するセクタSE1アドレスを発行して、次に再生するデータとした場合、蓄積装置3から再生されるデータは、正常データBの先頭と判断できる。
正常データAと正常データBは不連続なデータなので、そのまま後段のMPEGデコーダ部20等で映像を再生した場合、図3の“MPEGデコード”に示すように、不連続点でデコードが正常にできなかったり、デコードした映像が“A”と“B”で全く相関がなくなったりするので、ユーザーは違和感を覚える。しかし、システム制御部5は、不連続を再生する時間を把握しているため、不連続点においては、グラフィック部21を使用して、任意の画像(例えば、受信データ記録時に視聴が不可能になった等を説明する画像等)を表示できるようにし、MPEGデコーダ部20からのデコードデータとグラフィック部21からの画像データGRを、加算又は切換えるようにシステムを制御することができる。このため、表示装置23には、図3の“表示”に示すように、正常A画像、グラフィック部による画像データGR、正常B画像、グラフィック部による画像データGR、正常C画像の順で、画像が再生される。
以上に説明したように、フロントエンド部2から出力される受信状況を判別するための特定要因情報によって、システム制御部5が、復調復号したTSデータのエラー期間を判別し、蓄積装置制御部4によって、蓄積装置3への受信データの記録を制御し、また各正常データが記録されている先頭の記録アドレス(セクタアドレス)を、ファイルシステムの管理エリアに記録できるようにしている。このため、データ放送受信装置が移動していて受信状態が悪くなった場合には、その期間、蓄積装置3へのデータ記録を停止し、記録容量の無駄な消費を削減することができる。この結果、蓄積装置3の容量を小さくすることができる。
また、再生時には、ファイルシステムから取得した各正常データの記録アドレスを、システム制御部5が参照することで、記録時の不連続点を検出し、その期間に任意の画像を挿入することができるので、再生時に不連続が発生した理由を、表示装置23を通して、ユーザーに提示することができ、不連続点でユーザーに与えられる違和感を軽減させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、放送波の受信状態が悪い時に、蓄積装置に対するデータ記録を停止するシステムを説明したが、実施の形態2においては、データを、一時的に全て記録しておき、任意のタイミングにて不要な部分(エラー期間)を削除するシステムを説明する。このような制御により、蓄積装置の記録容量を小さくすることが可能になる。
図4は、本発明の実施の形態2に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図4において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態2に係るデジタル放送受信装置、蓄積装置8をバースト的にアクセス可能とするための一時バッファ用メモリ7を有する点、高速アクセス可能な蓄積装置8を有する点、記録と再生を高速に切換え制御可能な蓄積装置制御部9を有する点、管理エリアから取得したデータを加工する機能を持ったシステム制御部13を有する点が、上記実施の形態1に係るデジタル放送受信装置と相違する。
次に、実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の動作について説明する。フロントエンド部2からのTSデータは、一時的に全て蓄積装置8に記録される。蓄積装置8に記録する時には、特定要因情報によって判別されたエラー期間も1つのファイルとして認識させ、図5の“記録データ”にあるように、正常データ、エラー期間共にファイルとしての先頭記録アドレス(セクタアドレス)を管理エリアに記録する。
システム制御部13から任意のタイミングにて、除去する部分を任意に指定された場合、高速アクセス可能な蓄積装置8は、フロントエンド部2からのTSデータを記録しながら、管理エリアのセクタ情報を取得することができる。これは、例えば、記録データが20Mbpsの時、蓄積装置8のアクセススピードを60Mbpsとすれば、記録データをバースト的に記録するための一時バッファ用メモリ7に一時バッファリングして使用するようにすると、蓄積装置制御部9が60Mbpsにて記録データをバースト的にアクセスした場合、蓄積装置8は、アクセス時間の20/60=1/3をデータ記録に、2/3をその他の処理にまわすことができるようになり、空いた時間で管理エリアからデータ取得したり、データを再生したりすることが可能となる。
管理エリアから取得したセクタアドレス情報を元に、システム制御部13は、図5の“データ移動”に示すようにエラー期間のデータを削除するようにデータをムーブ(移動)する。ここで、ムーブとは、蓄積装置の一般的な機能で、あるエリアにある任意のデータを再生し、新しいエリアそのまま記録する機能(但し、ムーブ後は、ムーブ前のあるエリアに存在したデータは全て消去される)である。この時、管理エリアに再記録されるセクタアドレスは、
セクタSE1=セクタSEa
セクタSE2=セクタSEc−(セクタSEb−セクタSEa)
となり、図5の“記録データ”から指定されたエラー期間が除去されたデータと、不連続点を示すセクタアドレスが関連つけられてそれぞれのエリアに記録される。
以上に説明したように、フロントエンド部2から出力されるTSデータを一時的に連続記録しながら、正常データの先頭とエラー期間の先頭の記録アドレス(例えば、セクタアドレス)をファイルシステムに記録できるようにしているので、任意の時間に蓄積装置8から取得したエラー期間の除去を、システム制御部13から指定された場合、フロントエンド部2から出力されるTSデータを記録しながら、一般的な蓄積機能であるムーブ(移動)を使用して、除去部分をユーザーから任意に指定することによって、既に記録されたデータ中で、ユーザーが指定した不要な部分だけを削除することができる。このため、記録容量の削減量をユーザーによって可変でき、蓄積装置の容量を小さくすることができる。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
実施の形態2においては、一時的に連続記録したTSデータを、蓄積装置内の管理エリアに記録した特定要因情報を元にして算出した情報を使用して、指定期間を除去するムーブしていたが、実施の形態3においては、フラッシュメモリに特定要因情報等の情報を記録する。
図6は、本発明の実施の形態3に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図6において、図4の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態3に係るデジタル放送受信装置は、特定要因情報から判別された各ファイルの先頭アドレス(セクタアドレス)を記録保存することができるフラッシュメモリ10を有する点が、実施の形態2と相違する。
次に、実施の形態3に係るデジタル放送受信装置の動作について説明する。フロントエンド部2からのTSデータは、一時的に全て蓄積装置8に記録する。蓄積装置8に記録する時には、特定要因情報によって判別されたエラー期間を1つのファイルとして認識させ、図5の“記録データ”にあるように、正常データ、エラー期間共にファイルとしての先頭記録アドレス(セクタアドレス)を、フラッシュメモリ10に記録する。
一時的に連続記録したTSデータの先頭記録アドレスの情報を蓄積装置の管理エリアに記録するのではなく、システム制御部13が直接制御するフラッシュメモリ10に記録することで、システム制御部13は、蓄積装置の動作負荷の影響を考慮せずに、いつでも先頭記録アドレス(セクタアドレス)情報を取得できる。
以上に説明したように、一時的に連続記録したデータの先頭記録アドレス(セクタアドレス)情報をフラッシュメモリ10に記録できるようにしたので、管理エリアの記録していた情報を削減でき、蓄積装置8の容量を削減できる。さらに、システム制御部13から先頭記録アドレス(セクタアドレス)情報を、いつでも直接アクセスできるので、蓄積装置へのアクセスが減ることになり、高速アクセスの必要性が減少し、安価な蓄積装置を使用することができる。
なお、実施の形態3において、上記以外の点は、上記実施の形態1又は2の場合と同じである。
実施の形態4.
実施の形態3においては、フラッシュメモリに先頭記録アドレス(セクタアドレス)情報を記録して、その情報を使用して記録データを削除するようにしていたが、実施の形態4においては、次に、使用する蓄積装置の性能によって、蓄積装置への記録データと処理方法を変更できる例を示す。
図7は、本発明の実施の形態4に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図7において、図4の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態4に係るデジタル放送受信装置は、蓄積装置11として性能の異なる複数種類の装置を使用できる点、使用する蓄積装置の性能に応じて制御方法を変更できる蓄積装置制御部12を有する点が、実施の形態1又は2と相違する。
次に、実施の形態4に係る移動体用のデジタル放送受信装置動作について説明する。実施の形態1における蓄積装置3は、高速アクセスを必要としない安価な蓄積装置であり、実施の形態2に使用した蓄積装置8は、TSデータを記録しながら、再生等の別アクセスを実行する必要があり、高速アクセス可能な高性能な蓄積装置である。実施の形態2において使用された蓄積装置8が使用された場合には、システム側からの高速アクセスの要求に蓄積装置側が対応できなくなり、連続記録したTSデータから、指定したエラー期間のデータを削除できなくなる。
実施の形態2において使用された蓄積装置8を用いたシステムにおいては、削除指定されたエラー期間のデータを削除するために、一時的に連続記録したTSデータを、任意のタイミングにて再生しながら、再び所定アドレスに記録するムーブ(移動)機能を使用する。この時、使用している蓄積装置が高速アクセスに対応していない場合、蓄積装置からTSデータが正しく読み出せない状態になる。
図8は、TSパケットの構造を説明するための図である。TSデータは、図8の“TSパケット(通常パケット)”に示すように、188バイト単位のパケット構造になっており、先頭には同期バイトとして既知データである1バイトデータ“47(hex=16進数表示)”が入っている。ここで、蓄積装置からの読出しデータが、正しく読み出せない状態になった時には、蓄積装置制御部12は、188バイト周期で発生する同期バイト(47(hex))データが検知できなくなり、システム制御部13は、使用されている蓄積装置が高速アクセスに対応できない安価なものと判断できる。
以上に説明したように、蓄積装置制御部12が、使用している蓄積装置11が高速アクセス対応かどうかを検出し、その情報をシステム制御部13に渡しているようにしたので、ユーザーがどのような蓄積装置を使用しても、システム制御部13にて蓄積装置の性能に適合した方法にて、エラー期間を削除したTSデータを記録保存できるようになり、システム構成の自由度が高くなる。
なお、実施の形態4において、上記以外の点は、上記実施の形態1から3までのいずれかの場合と同じである。
実施の形態5.
実施の形態4においては、蓄積装置の性能に応じて、特定要因情報にて指定されたエラー期間を適切な方法で除去して記録するようにしていたが、実施の形態5においては、フロントエンド部からの特定要因情報だけではなく、各種の外部情報を取得して、特定要因情報と取得した外部情報に基づいてエラー期間を決定する。
図9は、本発明の実施の形態5に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図9において、図7の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態5に係るデジタル放送受信装置は、移動体用デジタル放送受信装置がある位置を示す位置情報(又は地図情報)の入力部(又は検出手段)14と、移動体用デジタル放送受信装置がある場所の明るさ情報の入力部(又は検出手段)15と、移動体用デジタル放送受信装置が搭載されている移動体の操作又は動作情報の入力部(又は検出手段)16と、時間情報の入力部(又は検出手段)17とを有する点が、実施の形態4と相違する。
次に、実施の形態5のデジタル放送受信装置動作について説明する。実施の形態4のシステムにおいては、フロントエンド部2からの特定要因情報のみで判別されたエラー期間を、蓄積装置の保存データから削除し、不連続点の再生時には、記録時受信困難な状況になったことが、不連続点の原因となった理由として、原因説明用の任意の画像を、グラフィック部で挿入して表示していた。この場合、記録したTSデータの再生映像をユーザーが見た時、ユーザーが得られる不連続点になった理由は、移動による原因なのか、それとも何らかの別の原因で受信状態が悪化したのかが、明確に判定できない。また、失われたデータが、どの番組の何時から何時までの情報だったかも明確には判らない。
そこで、実施の形態5においては、システム制御部18に、フロントエンド部2からの特定要因情報に加えて、ナビゲーションシステム等からの位置情報(又は地図情報)や、外部の明るさ情報や、移動体の操作や動作情報や時間情報等を入力し、各種情報を処理して、移動している状況を的確に判断し、受信状態がなんの原因で悪化して、それがどのくらいの期間かを判定できるようにしている。
例えば、移動体がトンネルに入った場合には、位置情報や、明るさ情報や、移動体の操作情報(照明スイッチ操作等)によって、受信状態悪化した理由が判別できる。また、山に囲まれたエリアや建物の影等の特定難視聴エリアに入った場合には、位置情報や、明るさ情報(明るさの変化が少ない)や、移動体の操作情報(照明スイッチ操作の操作がない等)や、フロントエンド部からの特定要因情報(C/Nが変動する等によってマルチパス等を推定した場合)によって、受信状態悪化した理由が判別できる。
また、エラー期間と判定され除去されるデータの内容は、時間情報やフロントエンド部2からの受信チャンネル情報を使うと、再生時に容易に判別可能となる。このシステムにおいては、各正常データが記録されている先頭の記録アドレス(例えばセクタアドレス)を、ファイルシステムの管理エリアに記録するだけではなく、任意の情報も記録できるようにしているので、データ再生時ファイルシステムから取得した各種情報によって、再生時に不連続が発生した理由と、削除したデータ内容を、より詳細に提示できる。
以上に説明したように、システム制御部18に各種情報を入力して、受信状態が悪化した原因を、各種情報から判別でき、またエラー期間の内容を特定できるようにしているので、エラー期間を削除して記録したTSデータを再生する場合、発生した不連続点の原因を、ファイルシステムの管理エリアから取得したデータを利用することで、より詳細にユーザーに提示することが可能となる。また、同時に削除されたデータの内容(受信チャンネルや、何時から何時までの時間等)も提示することが可能となり、不連続点に挿入する画像により多くの情報を盛り込ませて、ユーザーに提示できる。ユーザーは、削除された部分で、どうしても必要なデータがあった場合、別の手段を用いてデータを取得する場合、必要部分を限定することができるので、データ取得時間を短時間にすることができる。
なお、実施の形態5において、上記以外の点は、上記実施の形態1から4までのいずれかの場合と同じである。
実施の形態6.
実施の形態5においては、ファイルシステムの管理エリアに各種情報を記録して、再生時に、管理エリアから取得した各種情報を利用して、ユーザーへの提示情報を作成するようにしていたが、実施の形態6においては、特定要因情報、各種情報を符号化してヌルパケットのペイロード部に組込み、各正常データの直前に作成したヌルパケットを挿入したTSデータを、蓄積装置への記録保存データとする。
図10は、本発明の実施の形態6に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図10において、図9の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態6に係るデジタル放送受信装置は、蓄積装置制御部19による、制御内容(ヌルパケットを作成挿入することが可能)が上記実施の形態5と相違する。
次に、実施の形態6に係るデジタル放送受信装置動作について説明する。通常TSパケットは、図8の“TSパケット(通常パケット)”に示すようなパケット構造をしている。このTSパケットの中で、使用しないTSパケットとしての意味づけのヌルパケットが存在しており、構成としては、図8の“TSパケット(ヌルパケット)”に示したように、TSヘッダの一部が既知データ(“1FFF1“)となり、通常パケットと判別できるようになっている(例えば、ISO/IEC標準規格13818−1参照)。
ヌルパケットは、既知データ以外は、任意の値とすることができるので、ペイロード部を使用して、各種情報を埋め込むことが可能となる。特定要因情報や各種情報を符号化する方法は任意であるが、例えば、正常データが記録された位置情報として、北緯40度29分、東経141度59分とした場合、4バイト使用の北緯28_1D、東経8D_3B(16進表示(hex))で、時間情報が2004年12月30日24時59分とした場合、5バイト使用して16進表示の場合、7D4_C_1E_18_3B(hex)となり、ヌルパケットの構成は、16進表示で471FFF1FF281D8D3B7D4C1E183BFFF・・・・・FFF(トータル188バイト)となる。
図11及び図12は、実施の形態6の記録TSデータと、ファイルシステムを使用した時の蓄積装置内のメモリエリアの使用イメージを示す概念図である。各正常データ直前に、この作成したヌルパケットを挿入して、図12の記録データ2のような構成のデータ列を作成できる蓄積制御部19を採用する。図12の蓄積装置のメモリイメージ2に示したように、管理エリアに記録される情報がセクタアドレス情報だけとなり、その他の各種情報は、記録するTSデータ内のヌルパケットに埋め込まれることになる。
再生時には、蓄積装置制御19にてヌルパケットから取得した各種情報と管理エリアから取得したセクタアドレスを用いて、システム制御部18は、エラー期間が発生した原因を判別し、グラフィック部21を使用することで、ユーザーに詳細原因を表示装置23に表示できる。
以上に説明したように、特定要因情報、各種情報をヌルパケットのペイロード部に埋め込み、正常データの直前に挿入したデータを、蓄積装置11に記録保存できるようにしているので、管理エリアには、セクタアドレスだけとなり、蓄積装置の管理エリアに使用するメモリ容量が削減できるので、同じ容量の蓄積装置ならば、より多くのメモリ容量をデータ記録エリアに使用できる。また、情報アクセスの頻度が少なくなるので、安価な蓄積装置が使用できる。
なお、実施の形態6において、上記以外の点は、上記実施の形態1から5までのいずれかの場合と同じである。
実施の形態7.
実施の形態5においては、ファイルシステムの管理エリアに各種情報を記録して、再生時に、管理エリアから取得した各種情報を利用して、ユーザーへの提示情報を作成するようにしていたが、実施の形態7においては、記録時のエラー期間や、再生時の不連続点で、その原因を音声でも提示できる。
図13は、本発明の実施の形態7に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。図13において、図10の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態7に係るデジタル放送受信装置は、MPEGデコーダ部20から出力されるデコードされたデジタル音声データをアナログ信号に変換する音声用D/A変換部24と、任意の音声を作成できる音源発生部25と、音声用D/A変換部からのアナログ音声及び音源発生部25からの音声とを重畳又は切換えた音声を鳴らすためのスピーカ26とを有する点が、上記実施の形態6と相違する。
次に、実施の形態7に係るデジタル放送受信装置の動作について説明する。移動体による受信の例として、例えば、車載式デジタル放送受信装置が考えられる。この場合、運転者(前席乗車者)は、運転している時には、動画を見ることができないように規則で決められている。但し、運転手以外(後席乗車者)は、常に動画を見ることが可能である。このため、移動体用デジタル放送受信装置が車載されている場合には、通常放送波を受信中でも運転者は動画を見ることができず、静止画と音声が視聴できるようになっており、後席乗車者は、同じ番組を動画と音声を視聴していることになる。
運転者は、特定要因情報や各種情報によって、システム制御部18がエラー期間と判別しても、静止画と音声しか視聴できないので、音声が突然切れてしまうことになり、違和感を与えてしまう。このため、エラー期間を判定した場合、視聴していた音声を、システム制御部18から指定された任意の音源を音源発生部25にて作成し、音声としてスピーカ26に出力することで、運転者の違和感を軽減する。再生時も同様に、記録データの不連続点で、グラフィック部21で作成した任意の画像と音源発生部25で作成した任意の音声を、ユーザーが視聴できる。
後席乗車者は、動画と音声を常時視聴できているが、放送波受信中にエラー期間と判定された場合には、同様に、システム制御部18から指定された任意の音源を音源発生部25にて作成し、スピーカ26から音声として視聴して、受信放送波が現在どのような状況になっているかを認識することができる。また、再生時も、同様に、記録データの不連続点で、グラフィック部21で作成した任意の画像と音源発生部25で作成した任意の音声を、ユーザーが視聴できる。
以上に説明したように、エラー期間に任意の音源を発生できるようにしているので、放送波受信時には、発生したエラー期間の原因の詳細を音声でも提示できるようになり、また再生時にも、再生データの不連続点での原因の詳細を音声でも提示でき、ユーザーの詳細原因の認識が、画像又は音声、又はその両方から行え、全てのユーザーに安全で、より確実にエラー期間の詳細原因を提示することができる。
なお、実施の形態7において、上記以外の点は、上記実施の形態1から6までのいずれかの場合と同じである。
本発明の実施の形態1に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 ファイルシステムを使用した時の蓄積装置内のメモリエリアの使用イメージを示す概念図である。 実施の形態1に係るデジタル放送受信装置に記録されたTSデータとその表示方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2に係るデジタル放送受信装置に記録されたTSデータとその表示方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 TSパケットの構造を説明するための図である。 本発明の実施の形態5に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態6に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態6の記録TSデータと、ファイルシステムを使用した時の蓄積装置内のメモリエリアの使用イメージを示す概念図である。 実施の形態6の記録TSデータと、ファイルシステムを使用した時の蓄積装置内のメモリエリアの使用イメージを示す概念図である。 本発明の実施の形態7に係る移動体用のデジタル放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ、 2 フロントエンド部、 3 蓄積装置、 4 蓄積装置制御部、 5 システム制御部、 6 メモリ、 7 メモリ、 蓄積装置、 9 蓄積装置制御部、 10 フラッシュメモリ、 11 蓄積装置、 12 蓄積装置制御部、 13 システム制御部、 14 位置情報入力部、 15 明暗情報入力部、 16 操作情報入力部、 17 時間情報入力部、 18 システム制御部、 19 蓄積装置制御部、 20 MPEGデコーダ部、 21 グラフィック部、 22 D/A変換部、 23 表示装置、 24 音声用D/A変換部、 25 音源発生部、 26 スピーカ。

Claims (10)

  1. デジタル放送規格の入力信号を復調復号したトランスポートストリーム及び前記入力信号の受信状況を判別するための特定要因情報を出力するフロントエンド部と、
    情報を記憶する蓄積装置を制御する蓄積装置制御部と、
    前記蓄積装置から出力されたデータに基づく画像の任意の時間の箇所に、任意の挿入用画像を挿入する機能を持つグラフィック部と、
    前記特定要因情報に基づいて装置全体の動作を制御するシステム制御部と
    を有し、
    データ記録時に、前記システム制御部は、前記フロントエンド部で復調復号したトランスポートストリームデータの品質が、所定レベル以下に変化したエラー期間を前記特定要因情報に基づいて判別し、前記蓄積装置制御部は、前記判別結果に基づいて前記エラー期間以外のトランスポートストリームデータを前記蓄積装置に記録し、
    データ再生時に、前記蓄積装置制御部は前記蓄積装置に記録されているトランスポートストリームデータを読み出し、記録されているトランスポートストリームデータの不連続点を検出し、前記グラフィック部は、前記不連続点の箇所に挿入用画像を挿入する
    ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. デジタル放送規格の入力信号を復調復号したトランスポートストリーム及び前記入力信号の受信状況を判別するための特定要因情報を出力するフロントエンド部と、
    情報を記憶する蓄積装置を制御する蓄積装置制御部と、
    前記蓄積装置から出力されたデータに基づく画像の任意の時間の箇所に、任意の挿入用画像を挿入する機能を持つグラフィック部と、
    前記特定要因情報に基づいて装置全体の動作を制御するシステム制御部と
    を有し、
    データ記録時に、前記蓄積装置制御部は、トランスポートストリームデータ及び前記特定要因情報を前記蓄積装置に記録し、
    データ記録後に、前記システム制御部は、記録されているトランスポートストリームデータの品質が、所定レベル以下に変化したエラー期間を前記特定要因情報に基づいて判別し、前記蓄積装置制御部は、前記判別結果に基づいて前記エラー期間以外のトランスポートストリームデータを移動して前記蓄積装置に記録し、
    データ再生時に、前記蓄積装置制御部は前記移動されたトランスポートストリームデータを前記蓄積装置から読み出し、記録されているトランスポートストリームデータの不連続点を検出し、前記グラフィック部は、前記不連続点の箇所に挿入用画像を挿入する
    ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記特定要因情報は、前記蓄積装置の管理エリアに記録されることを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. メモリ装置をさらに有し、
    前記特定要因情報は、前記メモリ装置に記録される
    ことを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  5. データ記録時に、
    前記蓄積装置制御部は、トランスポートストリームデータ及び特定要因情報を前記蓄積装置に記録し、データ記録後に、前記エラー期間以外のトランスポートストリームデータを移動して前記蓄積装置に記録する前記処理、又は、
    前記システム制御部が、前記フロントエンド部で復調復号したトランスポートストリームデータの品質が、所定レベル以下に変化したエラー期間を特定要因情報に基づいて判別し、前記蓄積装置制御部は、前記判別結果に基づいて前記エラー期間以外のトランスポートストリームデータを前記蓄積装置に記録する処理
    のいずれかを選択可能に構成した
    ことを特徴とする請求項2から4までのいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記システム制御部が、装置外部から入力される外部情報を取得し、
    前記エラー期間として前記蓄積装置に記憶されない又は削除されたトランスポートストリームデータの位置情報に関連付けて、前記外部情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記外部情報は、デジタル放送受信装置の位置情報、デジタル放送受信装置の周囲の明暗情報、デジタル放送受信装置の操作情報、及び時間情報のいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記システム制御部が、前記特定要因情報及び前記外部情報の少なくとも一方を符号化してヌルパケットのペイロード部に組込み、正常データの前に、作成したヌルパケットを挿入したトランスポートストリームデータを前記蓄積装置に記録するように前記蓄積装置制御部を制御し、
    データ再生時に、前記グラフィック部は、作成したヌルパケットのペイロードから情報を取得し、前記取得された情報に基づいて、前記挿入用画像を選択する
    ことを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  9. 任意の音を発生させることができる音声発生部をさらに有し、
    データ再生時に、前記不連続点の箇所において、前記音声発生部で発生する音を出力する
    ことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  10. 入力信号に基づいて、当該入力信号の品質を判断するための特定要因情報を出力するフロントエンド部と、
    前記特定要因情報と所定のしきい値とを比較するシステム制御部と、
    前記入力信号に対応する情報を記録する蓄積部とを有し、
    前記比較の結果、前記特定要因情報が前記所定のしきい値以下の場合には、前記蓄積部への情報の記録を停止するように構成されてなるデジタル放送受信装置。
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