JP2006352721A - 受信装置 - Google Patents

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聡 高清水
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聡 飯室
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Abstract

【課題】
入力ストリームを記録再生手段に記録し再生するデジタル放送受信機において、蓄積手段への記録と並行して異なるストリームの外部への出力を行う。
【解決手段】
本発明においては、指定した番組データだけを抽出すると共に再生時に参照するパケットデータを多重しあるいはパケットの書換え機能を有するリマックス手段を複数系統(例えば、2系統)設けることにより、一つのストリームを内蔵蓄積手段に記録すると同時に異なるストリームを外部に出力する動作を同時に行うことが出来るようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ストリームデータをデータ蓄積媒体に記録あるいは外部に出力する受信装置に関するものであり、特に、デジタル放送を受信可能な受信装置に関する。
近年、放送衛星を利用したBSデジタル放送や地上波を使ったデジタル放送サービスが始まっている。BSデジタル放送や地上デジタル放送等、異なる送信源からの放送波を受信する為に複数のチューナを搭載したデジタル放送受信機が普及しつつあることから、今後はこれらのデジタル放送の番組を同時に記録したいといった要求が出てくることが予想される。複数のデジタル放送番組を同時に記録する構成を有する従来例としては、例えば特許文献1のような方法が開示されている。
特開2002−10148号公報
特許文献1の具体的な構成を図11に示す。図11において、2011および2012はトランスポートストリームを受信するデジタルチューナ部、202はデジタルチューナ部2011および2012で受けたトランスポートストリームの振り分けを行うトランスポートストリーム切替えスイッチ部、203は多重化されているトランスポートストリームを分離して独立した映像ストリームや音声ストリームとするデマルチプレクサ部、204、205は符号化されている映像ストリームおよびや音声ストリームをデコードしてそれぞれビデオ信号およびオーディオ信号として出力するMPEG映像デコーダ部およびMPEG音声デコーダ部、2061および2062はトランスポートストリーム切替えスイッチ部202で振り分けられたトランスポートストリームにPID(Packet Identification:パケット識別子)フィルタを通してパケットの属性に基づいてトランスポートストリームを弁別してパーシャルTSを生成するパーシャルTS生成用PIDフィルタ部、CMはパーシャルTS生成用PIDフィルタ部2061および2062から出力されるデータを一時的に記憶するキャッシュメモリ、207はトランスポートストリームを記録するHDD208の記録動作および再生動作を管理するHDD記録再生管理部、209は上記各構成の動作制御を行うマイクロプロセッサ部である。
図11においては、デジタルチューナ部2011及び2012で受信したトランスポートストリームからPIDフィルタ2061及び2062によって記録するデータだけを弁別しHDD208に記録することが出来る。
しかしながら、特許文献1においては、記録したいデータを外部に出力して外部の装置で記録することは一切考慮されていなかった。従って、HDD208の容量一杯まで番組が記録されてしまうとそれ以上記録できなくなる点に関しては、その着想すら想定されておらず、ユーザの利用シーン及び使い勝手に関する検討が不十分であった。
そこで、本発明においては、受信されるデータを効率的に処理できる受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば、放送波を受信する受信部と、該受信部により受信された該放送波を復調する復調部と、該復調部により復調された該放送波から指定されたデータを抽出すると共に新たに作成しあるいは予め用意したデータを多重するリマックス手段と、データを蓄積するデータ蓄積部と、前記リマックス手段を複数有し、前記複数のリマックス手段の出力を記録し、あるいは外部に出力するように制御する制御部とを備えるように構成した。
また、前記複数のリマックス手段の出力をデータ蓄積手段に記録する際と、外部に出力する際とで異ならせるようにした。
また、前記複数のリマックス手段を用いて前記データ蓄積手段から再生したトランスポートストリームに対して、指定されたデータを抽出すると共に新たに作成しあるいは予め用意したデータを多重し、外部に出力できるようにした。
本発明によれば、受信されるデータを効率的に処理できる受信装置を提供することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。なお、以下において、同一符号・記号は同一の構成を意味するものであるとする。
図1は、本実施例におけるデジタル放送受信機の構成例を示す図である。尚、以下の説明においては、デジタル放送を受信できる受信装置又は受信機を想定するが、これに限定されるものではなく、また、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式によって符号化され多重化された信号を処理する場合について説明するが、これによって処理する信号をMPEG方式の信号に限定するものではない。
10、11は、放送局(図示しない)から送出される電波を受信する放送受信アンテナである。チューナ20、21はアンテナ10、11から供給される放送信号から復調、誤り訂正等を行ってトランスポートストリームを再生する。本実施例で示すストリームは、例えば図2に示すような188バイトのパケットを複数並べて構成されるトランスポートストリームである。パケットとパケットの間には無効なデータが含まれる場合もある。再生されたトランスポートストリームは、ストリーム経路制御手段30を経由して、第一のリマックス手段40に供給され、指定された番組の符号化映像データ、符号化音声データ、及びその他のデータが抽出される。
リアルタイムに視聴する場合は、抽出された符号化映像データと符号化音声データはデコーダ50に供給され、復号されて映像信号と音声信号が出力される。復号された映像信号はグラフィック手段60に供給され、状況によってグラフィック画面が重畳されて出力される。グラフィック手段60の出力映像信号とデコーダ50の出力音声信号は映像出力端子70と音声出力端子80から出力され、図示しない再生装置で再生される。
一方、図示しないリモコン等からの指示が入力端子130を経由して制御手段140に入力され、これによって指定された番組を記録する場合は、前述の第一のリマックス手段40、あるいは第二のリマックス手段90によって、指定された番組に関連したパケットだけを抽出すると共に再生時に参照する為の新たに作成しあるいは予め用意されたパケットを多重して出力する。
記録するために指定した番組のトランスポートストリームを第一のリマックス手段40あるいは第二のリマックス手段90によって処理した場合の、入力及び出力トランスポートストリームの一例を図3に示す。
図3では、映像データV1、音声データA1及び時間情報PCR(Program Clock Reference)から構成された番組を記録するものとする。また、図3には示していないが、番組の構成要素としてデータ放送がある場合にはこのデータ放送のパケットも記録する。リマックス手段40あるいはリマックス手段90は制御手段140からの制御に従って再生時に参照するパケットであるPAT(Program Assosiation Table)、PMT(Program Map Table)等の情報パケットを一旦削除し、映像データV1と音声データA1、及び時間情報PCRから構成された番組だけが多重されたストリームに適したPATとPMTを作成し多重する。尚、PAT、PMT等は削除してから多重するのではなく、図示しないメモリ上で必要なデータの書換え処理を行っても良い。
また、記録する番組のタイトル等の番組情報を抽出し、抽出した番組情報に基づいてSIT(Selection Information Table)を作成して多重する。V2、A2、V3、A3は記録しない番組の映像及び音声データ等のパケットであり、これらは再生時には不要なので削除する。これにより、図3(a)の入力トランスポートストリームに対して図3(b) のような出力トランスポートストリームが得られる。
なお、上記以外に再生時に参照したい情報パケットがある場合は、該情報パケットも抽出し出力しても良い。
ここで、第一のリマックス手段40は、番組を再生して表示する際にも用いるものであり、データ抽出機能はパケット単位での抽出に加えて、パケットデータの一部だけを抽出する機能も有する。
一方、第二のリマックス手段90については、記録・再生、あるいは外部への出力だけに目的を限定したものであっても良く、この場合のデータ抽出機能はパケット単位での抽出のみに限定されたものであっても良い。
リマックス手段40あるいはリマックス手段90の出力トランスポートストリームは記録再生制御手段100に入力される。記録再生制御手段100は、メモリ110を用いてトランスポートストリームの処理を行い、入力されたトランスポートストリームをHDD120に記録する。
記録再生制御手段110の構成の一例を図4に示す。入力されたトランスポートストリームは、ストリーム入出力処理手段1010を経由してタイムスタンプ処理手段1020に入力される。タイムスタンプ処理手段1020は、入力ストリームの各パケットに例えば、図5に示すように、入力された時刻を示すタイムスタンプデータを付加する。
タイムスタンプデータを付加するのは、録画したデータをHDD120から再生してトランスポートストリームとして出力する際に、入力時点のタイミングを正確に再現する為である。
これによって、データとして記録したトランスポートストリームを再生し、出力してデコーダ50でデコードし、あるいは外部に出力する際に時間情報を再現できる。タイムスタンプが付加されたトランスポートストリームデータは、メモリコントローラ1100を経由し、一旦メモリ100に格納される。
次に、タイムスタンプが付加されたトランスポートストリームデータは、メモリコントローラ1100を経由して読み出され、暗号処理手段1030により暗号化される。トランスポートストリームデータを暗号化するのは著作権保護の為である。暗号化されたトランスポートストリームデータは、再度メモリコントローラ1100を経由してメモリ100に格納される。格納された暗号化トランスポートストリームデータは、HDD120との接続インターフェースであるATA(AT Attachment)1040を介してHDD120に記録される。
再生時は、HDD120に記録されているトランスポートストリームデータがATAインターフェース1040を介して読み出され、メモリコントローラ1100を経由して一旦メモリ100に格納される。
メモリ100に格納したトランスポートストリームデータは、メモリコントローラ1100を経由して暗号処理手段1030に入力され、暗号の解除処理を行ってメモリコントローラ1100を経由して再度メモリ100に格納される。
暗号を解除してメモリ100に格納されたトランスポートストリームデータは、メモリコントローラ1100を経由してタイムスタンプ処理手段1020に入力され、タイムスタンプが除去されたデータが、付加されていたタイムスタンプの示す時刻に、ストリーム入出力処理手段1010を経由して出力される。
これによって、HDD120に記録されたトランスポートストリームデータを再生して入力時のタイミングを再現したトランスポートストリームを出力することができる。これらの動作制御は、図1に示した制御手段140から行う。
上記で説明したような動作で記録され再生されたトランスポートストリームは、ストリーム経路制御手段30を経由してリマックス手段40に入力され、前述の説明と同様にして映像と音声が再生される。
また、状況に応じ、トランスポートストリームに多重されている情報パケットを参照し、グラフィック画面が重畳され表示される。
上記で説明した動作は、図示しないリモコンなどの指示装置から入力手段130を経由して入力される指示と、図示しないメモリ等に予め記憶されたプログラムに従って動作する制御手段140によって。PCI(Peripheral Components Interconnect)バスなどのバス170を介して制御される。また、図1においてはチューナ20、21は専用のバス171で制御手段140によって制御され構成を示している。
上記は、視聴している番組のトランスポートストリームをHDD120に記録する動作だけを行った場合の説明であるが、以下にチューナ20で受信された番組のトランスポートストリームをHDD120に記録すると同時に、チューナ21で受信している番組のトランスポートストリームを処理し、外部インターフェース手段150を介して外部に出力する場合の動作を説明する。
チューナ20で受信されたストリームの処理に関しては上記の説明と同様なのでここでは説明を省略する。
チューナ21で受信された番組のトランスポートストリームは、ストリーム経路制御手段30を経由してリマックス手段90に入力される。リマックス手段90は、入力されたトランスポートストリームから指定された番組の映像パケット、音声パケット、及び時間情報PCRを抽出し、データ放送がある場合には該データ放送のパケットを抽出する。また、PAT、PMTを一旦削除し、記録する番組に適したパケットとして作成したPAT,PMTを多重する。あるいは、PAT、PMTの書換えを行う。
更に、リマックス手段90は、番組のタイトル等の番組情報を抽出し、抽出したデータに基づいてSITを作成し多重するとともに、出力するストリームの先頭と最後にDIT(Discontinuity Information Table)を多重する。ここで、DITは、ストリームが不連続になっている可能性があることを示すパケットである。
また、HDD120に録画する際に記録されていたPAT、PMT、SIT以外の情報パケットがある場合はこれを削除する。このように、受信トランスポートストリームから特定の番組に関連したパケットだけを抽出し、あるいは新たなパケットを多重して作成したトランスポートストリームはパーシャルトランスポートストリームと呼ばれる。
上記で作成されたパーシャルトランスポートストリームは、リマックス手段90から出力されストリーム経路制御手段30を経由して外部インターフェース150に入力される。外部インターフェース150は、例えばIEEE1394規格に準拠したインターフェース手段であり、入力されたトランスポートストリームに対してIEEE1394規格に従った処理、すなわち、接続された機器の認証や送出するデータの暗号化等を行って入出力端子160から外部に出力する。入出力端子160から出力されたストリームは図示しない外部機器に入力され、記録されあるいは表示される。
なお、上記の説明では、外部インターフェースとしてIEEE1394インターフェースを用いる例を示したが、これに限定されるものではなく、例えばネットワークインターフェースなどを用いても良い。
ネットワークインターフェースを用いた場合であっても上記の説明と同様に、認証処理、暗号化処理等を行い外部に出力して外部の機器で視聴したり、あるいは記録することができる。
上記で説明したように、リマックス手段を2系統備えることによって、デジタル放送受信機が内蔵するHDD120に視聴中の番組を録画出来ると同時に、視聴に使用しているチューナとは異なるチューナで受信したストリームの処理を行って外部に出力することができるので、2つの異なる番組を同時に視聴し、あるいは記録することが出来る。
尚、リマックス手段40とリマックス手段90を用いて、チューナ20で受信した番組のトランスポートストリームとチューナ21により受信されたトランスポートストリームを同時にHDD120に記録することも出来る。
以下、この場合の動作を説明する。図4に示した記録再生制御手段100のデータ処理能力とHDD120とのインターフェースであるATAインターフェース1040のデータ転送能力は、入力されるトランスポートストリームの転送速度より十分大きいものであり、2本のトランスポートストリームを同時に処理してHDD120に記録することができる。
チューナ20により受信された番組のトランスポートストリームとチューナ21により受信されたトランスポートストリームの2本のトランスポートストリームが、ストリーム経路制御手段30を経由してリマックス手段40とリマックス手段90とに各々入力される。リマックス手段40とリマックス手段90は、入力されたトランスポートストリームに対して、前述したようなHDD120に記録する為の処理を行い、ストリーム経路制御手段30に出力する。
ストリーム経路制御手段30に出力された2本のトランスポートストリームは、図4のストリーム入出力処理手段1010を経由してタイムスタンプ処理手段1020に入力され、各々のトランスポートストリームのパケットにタイムスタンプが付加されて、メモリコントラーラ1100を経由してメモリ110に格納される。
以後の動作は、扱うトランスポートストリームの数が2本になったことでデータ処理量が1本だけ処理する場合に比べて増えるが、処理内容は1本だけ扱う場合と同様である。
上記で説明したように、2つのリマックス手段を用いることで異なるチューナで受信したトランスポートストリームから各々指定した番組だけをHDD120に同時に記録することが出来る。
上記の説明とは異なる動作について以下に説明する。以下では、チューナ20で受信している番組のトランスポートストリームをHDD120に記録すると同時に、HDD120から再生したトランスポートストリームを外部インターフェース150を介して外部に出力する場合を説明する。
チューナ20で受信している番組のトランスポートストリームをHDD120に記録する場合の動作は、上記の説明と同様なのでここでは説明は省略する。
HDD120に記録されているトランスポートストリームデータは、制御手段140からの制御により記録再生制御手段100がHDD120から読み出す。HDD120から読み出されたデータは記録再生制御手段100で処理を行ってトランスポートストリームとして出力される。記録再生制御手段100から出力されたトランスポートストリームは、ストリーム経路制御手段30を介してリマックス手段90に入力される。リマックス手段90は、入力されたストリームにPAT,PMT、SIT以外の情報パケットが含まれている場合はこれを削除すると共に、トランスポートストリームの先頭と最後に不連続点が存在することを示す為にDITを多重する。これによってパーシャルトランスポートストリームを作成し、外部インターフェース手段150を介して外部に出力する。
これによってチューナ20で受信している番組のトランスポートストリームは、HDD120に記録されると同時に、HDD120から再生したトランスポートストリームは外部インターフェース150を介して外部に出力される。
これにより、放送番組の視聴・記録処理を行いながら、HDD120に記録されている番組データを読み出し、必要な処理を行って外部インターフェース150から入出力端子160を経由して出力することが出来るので、入出力端子160に接続された図示しない外部の機器でHDD120から再生された番組を視聴し、あるいは記録することが出来る。そのため、ユーザの使い勝手は向上する。
尚、入出力端子160と図示しない外部機器との接続は有線で接続されたインターフェースである必要はなく、例えば無線LAN(Local Area Network)等を利用した無線伝送手段を用いても良い。無線LANを用いることによって、ケーブルによる接続を行うことなく離れた場所に設置された再生装置で、デジタル放送受信機が内蔵するHDD120に記録された番組を再生して視聴することが出来、更に使い勝手を向上することが出来る。あるいは、有線であっても、例えば電灯線を利用した伝送手段を用いれば専用の接続ケーブル等で配線する必要がなく、上記と同様に使い勝手を向上することが出来る。
上記以外の組合せとしては、例えばHDD120に記録されている2つの番組を同時に外部に出力することも出来る。その場合は、例えば図6に示すように、外部インターフェースを2つ搭載すれば良い。
図6においては、一方の外部インターフェース150にはIEEE1394インターフェースを用い、もう一方の外部インターフェース180にはネットワークインターフェースを用いた例を示している。これにより、例えばIEEE1394インターフェース150の入出力端子160に接続された外部機器にHDD120から再生したトランスポートストリームを処理・出力して録画(ダビング)すると同時に、ネットワークインターフェース180と入出力端子190を介して異なるトランスポートストリームを出力し、外部の機器で再生して視聴するといった使い方が可能である。
尚、上記の説明では2つの異なるインターフェース手段を用いる例を示して説明したが、2つのインターフェース手段は同じものであっても良い。また、インターフェース手段は一つであってもその転送速度が十分速ければ一つのインターフェース手段から2つの異なるトランスポートストリームを同時に出力することもできる。この場合、例えば図7に示すように、ネットワークインターフェース180に2本のトランスポートストリームを同時に入力して処理・出力する。入出力端子190は図示しないネットワークに接続されており、該ネットワークに複数の外部機器を接続することで、HDD120から読み出した2つの番組データを一つのネットワークインターフェース手段を用いて異なる2つの外部接続機器に送出することができる。
ここまでの説明では、HDD120に記録した番組をトランスポートストリームとして再生し、外部インターフェース手段150あるいは外部インターフェース手段180によって外部に出力する例を示したが、トランスポートストリームとしてではなくデータとして出力しても良い。
データとして出力する場合の動作の一例を以下に説明する。HDD120からATA1040によって読み出した番組データはメモリ110とメモリコントローラ1100を経由して暗号処理手段1030に入力され、暗号が解除される。暗号が解除された番組データは再度メモリ110とメモリコントローラ1100を経由してタイムスタンプ処理手段1020に入力され、各パケットに付加されているタイムスタンプが除去される。タイムスタンプを除去されたデータはバス170を介してリマックス手段90に転送される。リマックス手段90は転送されたデータに対して、前述のトランスポートストリームに対する処理と同様にリマックス処理を行う。リマックス処理を行った番組データはバス170を介して外部インターフェース手段150あるいは外部インターフェース手段180に転送される。外部インターフェース手段150あるいは外部インターフェース手段180は転送されたデータを必要な処理を行って入出力端子160あるいは入出力端子190から外部に出力する。
次に、データとして出力する場合の上記とは異なる方法を以下説明する。HDD120からATA1040によって読み出された番組データはメモリ110とメモリコントローラ1100を経由して暗号処理手段1030に入力され、暗号が解除される。
暗号が解除された番組データは、制御バス170を介してリマックス手段90に転送される。リマックス手段90は、制御手段140からの制御に従って設定されたパケットを多重する。ここで、各パケットにはタイムスタンプが付加されていることから、新たに多重したパケットにも多重した位置に適したタイムスタンプが付加される。具体的には、新たに多重するパケットの前後のパケットに付与されたタイムスタンプから多重するパケットに適したタイムスタンプの値を求めてタイムスタンプデータを付加すればよい。
このようにしてリマックス処理が行われた番組データは、バス170を介して外部インターフェース手段150あるいは外部インターフェース手段180に転送され、前述の説明と同様にして入出力端子160あるいは入出力端子190から外部に出力される。
尚、上記においては、番組データのマックス手段90への転送は、バス170を介して行うものとして説明したが、図8に示すようにリマックス手段90をメモリコントローラ1100にも接続してメモリ110を介して転送するように構成しても良い。
この場合、リマックス手段90は、タイムスタンプ処理手段1020でタイムスタンプが除去された番組データ、あるいは暗号処理手段1030で暗号が解除された番組データはメモリコントローラ1100を介して読出され、リマックス処理を行って、バス170経由で外部インターフェース手段150あるいは外部インターフェース手段180に転送されるようにすれば良い。
図9に図1〜図8とは異なる構成例を示す。図9は、蓄積手段120とは異なる蓄積手段121を更に接続したものである。蓄積手段121は例えば蓄積手段120と同じくHDDであっても良いし、光磁気ディスクなどの蓄積手段であっても良い。
前述の説明において、HDD120に2つの異なる番組のトランスポートストリームを記録する例を示したが、図9においては、先の説明と同様にしてリマックス手段40とリマックス手段90を用いて指示された番組のトランスポートストリームを処理し、記録再生制御手段100に入力する。
入力されたトランスポートストリームは、各々前述の説明と同様に処理を行う。ここで、記録再生御手段100に蓄積手段を2つ接続するために、例えば、図10に示したような構成を用いる。
図10において1041は、ATA1040と同様なATAインターフェースである。ATAインターフェース1041にもHDDあるいは光磁気ディスクなどの蓄積手段が接続されるものである。これによって入力された各々異なる2本のトランスポートストリームを異なる蓄積手段に同時に記録することが出来る。
上記の説明においては、チューナとリマックス手段を各々2系統用いて構成したデジタル放送受信機の構成を説明したが、チューナとリマックス手段を更に複数備えても良い。そのような構成であっても上記の説明と同様にして複数のトランスポートストリームを処理して記録し、あるいは外部に出力できることは言うまでも無い。これにより、例えば、今視聴している番組と同じ時間帯に録画等したい番組が2つ以上ある場合でも、複数のチューナやリマックス手段を用いて効率的に処理できるため、更なるユーザの使い勝手の向上が期待できる。
以上に説明したように、本発明のデジタル放送受信機は記録した番組データをリマックス処理して外部に出力することで多様な使い方を提供することが出来、使い勝手を良くすることが出来る。
本実施例の構成を示す図である。 本実施例において、入力される信号の例を示す図である。 本実施例において処理される信号の例を示す図である。 本実施例における記録再生制御手段の構成例を示す図である。 本実施例において処理される信号の例を示す図である。 本実施例における受信装置の構成を示す図である。 本実施例における受信装置の構成を示す図である。 本実施例における記録再生制御手段の構成例を示す図である。 本実施例におけるデジタル放送記録再生装置の実施例を示す図である。 本実施例におけるデジタル放送受信機の記録再生制御手段の構成例を示す図である。 従来のデジタル放送受信機の構成を示す図である。
符号の説明
10、11・・・アンテナ
20、21、22、23・・・チューナ
30・・・経路制御手段
40、90・・・リマックス手段
50・・・デコーダ
60・・・グラフィック手段
70・・・映像信号出力端子
80・・・音声信号出力端子。
100・・・記録再生制御手段
110・・・メモリ
120・・・蓄積手段
130・・・コマンド入力端子
140・・・制御手段
150、180・・・外部インターフェース手段
160、190・・・入出力端子
170・・・制御バス、171
1010・・・ストリーム入出力手段
1020・・・タイムスタンプ処理手段
1030・・・暗号処理手段
1040・・・ATAインターフェース

Claims (8)

  1. 放送波を受信する受信部と、
    該受信部により受信された該放送波を復調する復調部と、
    該復調部により復調された該放送波から指定されたデータを抽出すると共に新たに作成しあるいは予め用意したデータを多重するリマックス部と、
    前記リマックス部を複数有し、前記複数のリマックス部の出力を記録し、あるいは外部に出力するように制御する制御部とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1記載の受信装置において、
    データを蓄積するデータ蓄積部を備え、
    前記制御部は、該データ蓄積部に蓄積する場合と外部に出力する場合とで前記リマックス部の出力を異ならせることを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1又は2記載の受信装置において、
    データを蓄積するデータ蓄積部を備え、
    前記リマックス部は、該データ蓄積部から再生したデータに対して指定されたデータを抽出すると共に新たに作成しあるいは予め用意したデータを多重することを特徴とする受信装置。
  4. 請求項3記載の受信装置において、
    前記予め用意したデータが、SITまたはDITであることを特徴とする受信装置。
  5. 放送信号を受信する受信部と、
    該受信部により受信された該放送信号を復調する復調部と、
    該復調部により復調された該放送信号から所定のデータを抽出するとともに新たに作成されたデータあるいは所定のデータを多重する第1及び第2のデータ多重部と、
    データを記録するデータ記録部と
    該第1のデータ多重部と該第2のデータ多重部のそれぞれの出力信号を該データ記録部に記録する、あるいは外部インターフェースを介して出力するように制御する制御部とを備えることを特徴とする受信装置。
  6. 請求項5記載の受信装置において、
    前記制御部は、データ記録部に記録する場合と外部インターフェースを介して出力する場合とで前記第1及び第2のデータ多重部からの出力を異ならせるように制御することを特徴とする受信装置。
  7. 請求項5記載の受信装置において、
    前記第1及び第2のデータ多重部は、前記データ記録部から再生されたデータに対して指定されたデータを抽出するとともに、新たに作成され、あるいは、予め用意されたデータを多重することを特徴とする受信装置。
  8. 放送信号を受信する第1及び第2の受信部と、
    該第1及び第2の受信部により受信された該放送信号を復調する第1及び第2の復調部と、
    該第1及び第2の復調部により復調された該放送信号から指定されたデータを抽出するとともに新たに作成されたデータあるいは所定のデータを多重する第1及び第2のデータ多重部と、
    データを記録するデータ記録部と
    該第1のデータ多重部と該第2のデータ多重部のそれぞれの出力信号を該データ記録部に記録する、あるいは外部インターフェースを介して出力するように制御する制御部とを備えることを特徴とする受信装置。
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