JP3297805B2 - 復号装置及びトランスポートストリームの処理方法 - Google Patents

復号装置及びトランスポートストリームの処理方法

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JP3297805B2
JP3297805B2 JP26713799A JP26713799A JP3297805B2 JP 3297805 B2 JP3297805 B2 JP 3297805B2 JP 26713799 A JP26713799 A JP 26713799A JP 26713799 A JP26713799 A JP 26713799A JP 3297805 B2 JP3297805 B2 JP 3297805B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、映像デ
ータ及びオーディオデータがMPEG(Moving Picture
Experts Group)2方式のトランスポートストリームで
放送される信号を受信し、このトランスポートストリー
ムをデジタルビデオテープ、光ディスクや磁気ディスク
などの記録媒体に記録/再生するようなディジタル衛星
放送の受信及び記録/再生システムに用いられる復号
置及び再生されたトランスポートストリームの処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルビデオ機器やディジタ
ルオーディオ機器間でビデオデータやオーディオデータ
を高速で転送するためのディジタルインターフェースと
して、IEEE1394が普及し始めている。IEEE
1394は、アイソクロナス(Isochronous )転送モー
ドと、アシンクロナス(Asynchronous)転送モードとが
サポートされている。アイソクロナス転送モードでは送
信の遅延時間が保証されており、ビデオデータやオーデ
ィオデータのような時間的に連続するデータストリーム
を高速転送するのに用いて好適である。アシンクロナス
転送モードは、相手先のノードに必ずデータを送信する
ことが保証されており、コマンド等のデータを確実に転
送するのに用いて好適である。
【0003】また、近年、ディジタル衛星放送が普及し
始めている。ディジタル衛星放送では、ディジタル映像
データ及びオーディオデータが圧縮されてパケット化さ
れ、MPEG2方式のトランスポートストリームにより
伝送される。伝送パケットのヘッダには、PIDと呼ば
れるパケット識別子が設けられる。そして、複数のプロ
グラムの映像パケット及び音声パケットが同一のストリ
ームに多重化されて送信される。
【0004】このようなディジタル衛星放送を受信する
際には、テレビジョン受像機にIRD(Integrated Rec
eiver Decoder )と呼ばれるディジタル衛星放送の受信
用のデコーダが接続される。パラボラアンテナで受信さ
れたディジタル衛星放送の信号はIRDに供給される。
IRDで、MPEG2のトランスポートストリームが復
調され、このMPEG2のトランスポートストリームか
ら、PIDにより、所望のプログラムの映像パケット及
び音声パケットが抽出され、この映像パケット及び音声
パケットからビデオ信号及びオーディオ信号がデコード
される。このビデオ信号及びオーディオ信号がIRDか
らテレビジョン受像機に供給される。
【0005】このようなディジタル衛星放送を受信する
ためのIRDに、IEEE1394のディジタルインタ
ーフェースを設けることが提案されている。IRDに、
IEEE1394のディジタルインターフェースを設け
ると、IRDと記録/再生装置等の機器を接続して、デ
ィジタル衛星放送の受信及び記録/再生システムが構築
できる。そして、このようなシステムを構築すると、デ
ィジタル衛星放送で送られてきたMPEG2のトランス
ポートストリームをそのまま記録/再生することが可能
になる。
【0006】すなわち、記録時には、IRD側で受信さ
れたMPEG2のトランスポートストリームは、IEE
E1394のディジタルインターフェースを介して、記
録/再生機器に送られる。そして、このMPEG2のト
ランスポートストリームがそのまま記録/再生機器によ
り記録媒体に記録される。そして、再生時には、記録媒
体からMPEG2のトランスポートストリームが再生さ
れ、この再生されたMPEG2のトランスポートストリ
ームがIEEE1394のディジタルインターフェース
を介して、IRDに送られる。IRDで、このMPEG
2のトランスポートストリームがデコードされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、IRDに
IEEE1394のディジタルインターフェースを設
け、IRDと記録/再生装置とを接続してディジタル衛
星放送の受信及び記録/再生システムを構築すると、デ
ィジタル衛星放送で送られてきたMPEG2のトランス
ポートストリームをそのままデジタルビデオテープ、光
ディスクや磁気ディスクなどの記録媒体に記録/再生す
ることが可能になる。
【0008】ところで、ディジタル衛星放送では、同一
の搬送波周波数に、複数のプログラムのパケットが多重
化されて送信されている。したがって、上述のように、
ディジタル衛星放送で送られてきたMPEG2のトラン
スポートストリームをテープカセットなどの記録媒体に
記録/再生する場合、記録方式としては、所望の1つの
プログラムの映像パケット及び音声パケットをIRD側
で抽出してディジタル記録/再生機器に送って記録する
シングルプログラム記録方式と、1つの搬送波周波数で
送られてくる複数のプログラムの映像パケット及び音声
パケットをIRDからディジタル記録/再生装置に送っ
てそのまま記録するマルチプログラム記録方式とが考え
られる。
【0009】マルチプログラム記録方式は、複数のプロ
グラムを同時に記録できるという利点があるが、マルチ
プログラム記録方式を採用すると、再生時に、複数のプ
ログラムのパケット中から所望のプログラムを選択さ
せ、このプログラムの映像パケット及び音声パケットを
抽出する処理が必要になり、ユーザに混乱を与えると共
に処理が複雑化する。また、ディジタル衛星放送の番組
には、受信契約に基づいてスクランブルがかけられてお
り、マルチプログラム記録方式を採用すると、受信契約
が守られなくなる可能性がある。このため、現在考えら
れているIRDでは、シングルプログラム記録方式を一
般に採用することが考えられている。
【0010】しかしながら、マルチプログラム記録方式
は複数のプログラムを同時に記録できるという利点があ
り、さらに今後の多チャンネル化を考えると、今後登場
するIRDでは、マルチプログラム記録方式が採用され
る可能性が高い。
【0011】このように、マルチプログラム記録をサポ
ートしたIRDが発売されると、マルチプログラム記録
方式で記録した記録媒体と、シングルプログラム記録方
式で記録した記録媒体とが混在することになる。このた
め、マルチプログラム記録方式に対応していないIRD
とIEEE1394で接続された記録/再生装置にマル
チプログラム記録方式で記録した記録媒体が装着され、
再生される可能性がある。このように、マルチプログラ
ム記録方式をサポートしてないIRDに、マルチプログ
ラム記録方式のトランスポートストリームが送られる
と、正しい再生ができず、ユーザに混乱を与えるおそれ
がある。
【0012】したがって、この発明の目的は、再生され
たトランスポートストリームがマルチプログラム記録方
式のものかシングルプログラム記録方式のものかを判断
でき、マルチプログラム記録方式のものかシングルプロ
グラム記録方式のものかに応じた適切な処理が行なえる
ディジタル放送の復号装置及びトランスポートストリー
処理方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、映像
データ及びオーディオデータが圧縮されて多重化された
トランスポートストリームを受信し、デコードする復号
装置において、再生装置からトランスポートストリーム
を受信するためのディジタルインターフェース手段と、
再生装置で再生され、ディジタルインターフェイス手段
を介して受信したトランスポートストリームが複数のプ
ログラムが多重化された多重化トランスポートストリー
ムかどうかを判別する判別手段とを備え、判別手段によ
り再生装置で再生されたトランスポートストリームが複
数のプログラムが多重化された多重化トランスポートス
トリームであると判別されたときには、該トランスポー
トストリームのデコードを行わないようにした復号装置
である。
【0014】請求項の発明は、映像データ及びオーデ
ィオデータが圧縮されて多重化されたトランスポートス
トリームを受信し、デコードする復号装置と再生装置と
がディジタルインターフェースを介して接続され、再生
装置で所定の記録媒体に記録されたトランスポートスト
リームを再生する際、復号装置において、再生装置で再
生され、ディジタルインターフェース手段を介して受信
したトランスポートストリームが複数のプログラムが多
重化された多重化トランスポートストリームかどうかを
判別し、再生装置で再生されたトランスポートストリー
ムが複数のプログラムが多重化された多重化トランスポ
ートストリームであると判別されたときには、該トラン
スポートストリームのデコードを行わないようにしたト
ランスポートストリームの処理方法である。
【0015】記録/再生装置において再生されたMPE
G2のトランスポートストリームは、IRDにおいてシ
ングルプログラム記録方式のものかマルチプログラム記
録方式のものかが判断される。そして、マルチプログラ
ム記録方式のトランスポートストリームなら、複数のプ
ログラムの中で、例えば、プログラム番号の最も小さい
プログラムの映像パケット及び音声パケットが抽出さ
れ、この映像パケット及び音声パケットがデコードされ
る。また、マルチプログラム記録方式のトランスポート
ストリームなら、トランスポートストリームをデコード
をせず、さらに映像や音声をミュートさせたり、再生で
きない旨の警告を表示させることも可能である。これに
より、マルチプログラム記録方式で記録した記録媒体が
記録/再生装置に装着され、再生されたMPEG2のト
ランスポートストリームがマルチプログラム記録方式に
対応していないIRDに入力された場合でも、ユーザに
混乱を与えることがなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたディジタル衛星放送の受信及び記録/再生システ
ムを示すものである。
【0017】図1において、1はIRD、2はディジタ
ルビデオカセット記録/再生装置、3はテレビジョン受
像機である。これらIRD1、ディジタルビデオカセッ
ト記録/再生装置2、テレビジョン受像機3により、デ
ィジタル衛星放送の受信及び記録/再生システムが構築
される。IRD1及びディジタルビデオカセット記録/
再生装置2は、IEEE1394のディジタルインター
フェースを備えており、IRD1とディジタルビデオカ
セット記録/再生装置2とは、IEEE1394のディ
ジタルインターフェースのケーブル8を介して接続され
ている。
【0018】IRD1は、ディジタル衛星放送の受信信
号をデコードし、例えばNTSC方式のビデオ信号及び
オーディオ信号を形成するものである。IRD1のアン
テナ端子は、ケーブル6を介して、パラボラアンテナ4
に取り付けられている低雑音コンバータ5に接続され
る。衛星からの電波は、例えば、12GHz帯で送信さ
れてくる。この衛星からの電波は、パラボラアンテナ4
で受信され、パラボラアンテナ4に取り付けられた低雑
音コンバータ5で、例えば、1GHz帯の信号に変換さ
れる。
【0019】低雑音コンバータ5の出力がケーブル6を
介してIRD1のアンテナ端子に供給される。IRD1
で、受信信号の中から所望の搬送波の信号が選択され、
MPEG2のトランスポートストリームが復調される。
このトランスポートストリームの中から、所望のプログ
ラムの映像パケット及び音声パケットが抽出され、この
映像パケット及び音声パケットのデコード処理が行なわ
れ、例えばNTSC方式のビデオ信号及びオーディオ信
号がデコードされる。
【0020】IRD1のビデオ出力端子及びオーディオ
出力端子は、ケーブル7を介して、テレビジョン受像機
3のビデオ入力端子及びオーディオ入力端子に接続され
る。IRD1でデコードされたビデオ信号及びオーディ
オ信号は、テレビジョン受像機3のビデオ入力端子及び
オーディオ入力端子に供給され、テレビジョン受像機3
には、所望のプログラムの受信画面が映出されるととも
に、その音声が出力される。
【0021】ディジタルビデオカセット記録/再生装置
2は、同一のテープカセットでディジタル記録とアナロ
グ記録とが行なえる。IRD1とディジタルビデオカセ
ット記録/再生装置2とは、IEEE1394のディジ
タルインターフェースのケーブル8を介して接続され
る。
【0022】また、ディジタルビデオカセット記録/再
生装置2のビデオ出力端子及びオーディオ出力端子は、
ケーブル9を介して、テレビジョン受像機3のビデオ入
力端子及びオーディオ入力端子に接続される。ディジタ
ルビデオカセット記録/再生装置2のアンテナ端子は、
ケーブル10を介して、地上波アンテナ10に接続され
る。
【0023】このシステムでは、IRD1で受信したデ
ィジタル衛星放送の受信出力に基づくMPEG2のトラ
ンスポートストリームを、ディジタルビデオカセット記
録/再生装置2で記録/再生させることが可能である。
この時の記録方式としては、複数のトランスポートスト
リームの中から1つのプログラムのトランスポートスト
リームを抽出して記録するシングル記録方式が採用され
ている。
【0024】すなわち、IRD1からのMPEG2のト
ランスポートストリームをディジタルビデオカセット記
録/再生装置で記録する場合には、IRD1で所望の1
つのプログラムの映像パケット及び音声パケットが抽出
されてデスクランブルされる。この所望の1つのプログ
ラムの映像パケット及び音声パケットからなるMPEG
2のトランスポートストリームがIRD1からが出力さ
れ、IEEE1394のディジタルインターフェースを
介して、ディジタルビデオカセット記録/再生装置2に
送られる。
【0025】ディジタルビデオカセット記録/再生装置
2で、この所望の1つのプログラムの映像パケット及び
音声パケットからなるMPEG2のトランスポートスト
リームの記録処理がなされ、このトランスポートストリ
ームがディジタルビデオカセット記録/再生装置2に装
着されたテープカセットに記録される。
【0026】再生時には、シングル記録方式でMPEG
2のトランスポートストリームが記録されたテープカセ
ットがディジタルビデオカセット記録/再生装置2に装
着され、このテープカセットが再生される。再生された
MPEG2のトランスポートストリームは、IEEE1
394のディジタルインターフェースを介して、IRD
1に送られる。
【0027】IRD1で、このMPEG2のトランスポ
ートストリームに対するデコード処理が行なわれ、例え
ばNTSC方式のビデオ信号及びオーディオ信号が復調
される。この信号がテレビジョン受像機3に供給され、
テレビジョン受像機3には、ディジタルビデオカセット
記録/再生装置2に装着されたテープカセットから再生
されたMPEG2のトランスポートストリームに基づく
受信画面が映出されるとともに、その音声が出力され
る。
【0028】また、ディジタルビデオカセット記録/再
生装置2は、地上波放送の信号をアナログ処理して、装
着されたテープカセットに記録させることができる。
【0029】地上波放送の信号をアナログ処理してテー
プカセットに記録する場合には、アンテナ11で地上波
放送の信号が受信され、この受信信号がディジタルビデ
オカセット記録/再生装置2内の地上波チューナ回路に
供給される。この地上波チューナ回路で、所望のチャン
ネルの信号が選択され、受信信号から、アナログビデオ
信号とオーディオ信号が復調される。このアナログビデ
オ信号及びオーディオ信号は、ディジタルビデオカセッ
ト記録/再生装置2に装着されたテープカセットにアナ
ログ記録される。
【0030】ビデオ信号及びオーディオ信号がアナログ
記録されたビデオカセットの再生を行う場合には、この
ビデオカセットがディジタルビデオカセット記録/再生
装置2に装着されて再生される。ディジタルビデオカセ
ット記録/再生装置2で、この再生信号がケーブル9を
介してテレビジョン受像機3に送られ、テレビジョン受
像機3に、テープカセットから再生されたアナログ信号
に基づく受信画面が映出されるとともに、その音声が出
力される。
【0031】上述のように、このシステムでは、IRD
1からのMPEG2のトランスポートストリームを、デ
ィジタルビデオカセット記録/再生装置2で記録/再生
させることが可能であり、この時の記録方式としては、
1つのプログラムからなるトランスポートストリームを
記録するシングル記録方式が採用されている。ところ
が、複数のプログラムからなるトランスポートストリー
ムを記録するようにしたマルチプログラム記録方式で記
録したテープカセットがディジタルビデオカセット記録
/再生装置2に装着される可能性がある。
【0032】この発明の実施の形態では、ディジタルテ
ープカセット記録/再生装置2からのトランスポートス
トリームをデコードする際に、送られてきたMPEG2
のトランスポートストリームがシングルプログラム記録
方式のものかマルチプログラム記録方式のものかが判断
される。そして、シングルプログラム記録方式のトラン
スポートストリームなら、そのプログラムの映像パケッ
ト及び音声パケットが抽出され、この映像パケット及び
音声パケットがデコードされる。マルチプログラム記録
方式のトランスポートストリームなら、複数のプログラ
ムの中でプログラム番号の最も小さいプログラムの映像
パケット及び音声パケットが抽出され、この映像パケッ
ト及び音声パケットがデコードされる。例えば、プログ
ラム番号が「#1」、「#2」、「#3」のストリーム
なら、プログラム番号「#1」の映像パケット及び音声
パケットが抽出され、この映像パケット及び音声パケッ
トがデコードされる。
【0033】このように、ディジタルビデオカセット記
録/再生装置2から送られてきたトランスポートストリ
ームがマルチプログラム記録方式のもののときには、複
数のプログラムの中でプログラム番号の最も小さいプロ
グラムのデコードを行なうことで、マルチプログラム記
録方式で記録したテープカセットがディジタルビデオカ
セット記録/再生装置2に装着された場合でも、ユーザ
に混乱を与えることなく対処できる。
【0034】なお、上述の例では、複数のプログラムの
中でプログラム番号の最も小さいプログラムのデコード
しているが、これに限られるものではない。
【0035】図2は、IRD1の構成を示すものであ
る。図1に示したように、例えば12GHz帯の電波で
衛星を介して送られてくるディジタル衛星放送の電波
は、パラボラアンテナ4で受信され、パラボラアンテナ
4に取り付けられた低雑音コンバータ5で、1GHz帯
の信号に変換される。この低雑音コンバータ5の出力が
ケーブル6を介してIRD1のアンテナ端子21に供給
される。アンテナ端子21からの信号は、チューナ回路
22に供給される。
【0036】チューナ回路22は、受信信号の中から所
定の搬送波周波数の信号を選択する周波数選択回路と、
QPSK(Quadrature Phase Shift Keying )復調処理
を行なう復調回路と、エラー訂正処理回路を備えてい
る。チューナ回路22で、制御用CPU(Central Proc
essing Unit )23からの設定信号にもとづいて、受信
信号の中から所望の搬送波周波数の信号が選択される。
この受信信号がQPSK(Quadrature Phase Shift Key
ing )復調され、更に、誤り訂正処理が施される。
【0037】チューナ回路22の出力は、デスクランブ
ラ24に供給される。デスクランブラ24には、受信さ
れたECM(Entitlement Control Message )データ及
びEMM(Entitlement Management Message)データが
入力されると共に、ICカードスロット26に装着され
ているICカード25に記憶されているデスクランブル
用の鍵データが供給される。デスクランブラ24は、こ
の受信されたECMデータ及びEMMデータと、ICカ
ード25の鍵データを用いて、MPEGトランスポート
ストリームのデスクランブルを行なう。デスクランブル
されたMPEG2のトランスポートストリームは、デマ
ルチプレクサ27に送られる。
【0038】デマルチプレクサ27は、CPU23から
の指令に基づいて、デスクランブラ22からのストリー
ムの中から、所望のパケットを分離するものである。伝
送パケットには、ヘッダ部にパケット識別子(PID)
が設けられている。デマルチプレクサ27で、このPI
Dに基づいて、所望のプログラムの映像パケット及び音
声パケットが抽出される。この所望のプログラムの映像
パケットは、MPEG2ビデオデコーダ28に送られ、
音声パケットは、MPEGオーディオデコーダ29に送
られる。
【0039】MPEG2ビデオデコーダ28は、デマル
チプレクサ27からの映像信号のパケットを受け取り、
MPEG2方式のデコード処理を行なって、ビデオデー
タを形成する。このビデオデータは、NTSC変換回路
30に供給される。NTSC変換回路30で、MPEG
ビデオデコーダ28でデコードされたビデオデータがN
TSC方式のビデオ信号に変換される。
【0040】また、NTSC変換回路30に対して、表
示制御回路41及びコピー禁止制御回路42が設けられ
る。表示制御回路41は、必要に応じて、画面上に種々
の表示画面を発生させるものである。また、この表示制
御回路41により、必要に応じて、画面全体をミュート
させることができる。コピー禁止制御回路42は、映像
の著作権を保護するために、必要に応じてコピー禁止制
御信号を発生するものである。
【0041】NTSC変換回路30の出力がアナログビ
デオ出力端子31に供給される。アナログビデオ出力端
子31からNTSC方式のアナログビデオ信号が出力さ
れる。
【0042】MPEGオーディオデコーダ29は、デマ
ルチプレクサ27からの音声パケットを受け取り、MP
EG方式の音声デコード処理を行なって、データ圧縮前
のオーディオデータを形成する。デコードされたオーデ
ィオデータは、D/Aコンバータ32でアナログオーデ
ィオ信号に変換された後、アナログオーディオ出力端子
33に供給される。アナログオーディオ出力端子33か
らアナログオーディオ信号が出力される。
【0043】IRD1に対する入力は、入力部36から
与えられる。入力部36としては、リモートコントロー
ラ37、マウス38が用意されている。また、モデム3
5が設けられ、モデム35により、課金情報が電話回線
を介して放送局又は課金センターへ送られる。
【0044】受信信号の搬送波周波数の設定は、視聴者
が入力したチャンネル設定信号に基づいて行なわれる。
所望のプログラムに設定する時には、NIT(Network
Information Table )を参照することにより、チューナ
ー51の受信周波数が所定の搬送波周波数に設定され
る。そして、その搬送波周波数でのチャンネルに関する
情報であるPAT(Program Association Table )を参
照して、所望のチャンネルに関する情報であるPMT
(Program Map Table )のPIDのパケットが抽出され
る。このPMTを参照することにより、所望のチャンネ
ルの映像、音声、付加データのパケットのPIDが得ら
れる。
【0045】また、IRD1には、IEEE1394の
ディジタルインターフェース34が設けられている。デ
マルチプレクサ27とIEEE1394のインターフェ
ース34との間は、トランスポートストリームを入/出
力することができる。ディジタルビデオカセット記録/
再生装置2でMPEG2のトランスポートストリームを
記録させる場合には、デマルチプレクサ27で所望のプ
ログラムの映像パケット及び音声パケットが抽出され
る。そして、この所望のプログラムの映像パケット及び
音声パケットからなるMPEG2のトランスポートスト
リームは、デマルチプレクサ27から、IEEE139
4のディジタルインターフェース34を介して、ディジ
タルビデオカセット記録/再生装置2に向けて送られ
る。
【0046】また、ディジタルビデオカセット記録/再
生装置2で再生されたMPEG2のトランスポートスト
リームをデコードする場合には、ディジタルビデオカセ
ット記録/再生装置2からのMPEG2のトランスポー
トストリームがIEEE1394のディジタルインター
フェース34を介して入力され、デマルチプレクサ27
に送られる。デマルチプレクサ27で、このMPEG2
のトランスポートストリームから、映像パケットと音声
パケットとが分離される。映像パケットは、MPEG2
ビデオデコーダ28に送られてデコードされる。音声パ
ケットは、MPEGオーディオデコーダ29に送られて
デコードされる。
【0047】図3は、ディジタルビデオカセット記録/
再生装置2の構成を示すものである。このディジタルビ
デオカセット記録/再生装置2は、前述したように、デ
ィジタル記録/再生とアナログ記録/再生とが行なえ
る。ディジタル記録/再生を行なうために、ディジタル
記録/再生回路52と、チャンネルエンコーダ/デコー
ダ53が設けられる。アナログ記録/再生を行なうため
に、アナログ記録/再生回路62が設けられる。
【0048】全体の制御はCPU65により行なわれ
る。また、入力部66から種々の動作を行なうための入
力が与えられる。
【0049】IRD1からのトランスポートストリーム
を記録する場合には、IEEE1394のディジタルイ
ンターフェース51を介して、IRD1からのMPE2
のトランスポートストリームが入力される。このMPE
G2のトランスポートストリームは、ディジタル記録/
再生回路52に供給される。ディジタル記録/再生回路
5で、このトランスポートストリームのデータに対して
エラー訂正符号化処理が行なわれる。ディジタル記録/
再生回路52の出力がチャンネルエンコーダ/デコーダ
回路53に供給され、変調される。チャンネルエンコー
ダ/デコーダ回路53の出力がヘッド54に供給され
る。これにより、ディジタルビデオカセット記録/再生
装置2に装着されたテープカセットのテープ55に、I
RD1からのトランスポートストリームが記録される。
【0050】MPEG2のトランスポートストリームが
記録されているテープカセットを再生する場合には、テ
ープ55の再生信号がヘッド54で再生され、ヘッド5
4の出力がチャンネルエンコーダ/デコーダ53に供給
され、復調される。チャンネルエンコーダ/デコーダ5
3の出力がディジタル記録/再生回路52に供給され
る。ディジタル記録/再生回路52で、エラー訂正処理
が行なわれる。ディジタル記録/再生回路52の出力が
IEEE1394のディジタルインターフェース51を
介して、IRD11のデマルチプレクサ27に送られ
る。
【0051】IRD1のデマルチプレクサ27(図2)
で、このトランスポートストリームから映像パケットと
音声パケットとに分離される。映像パケットは、MPE
G2ビデオデコーダ28で伸長され、NTSC変換回路
30でNTSC方式のビデオ信号に変換され、ビデオ出
力端子31からテレビジョン受像機3に送られる。音声
パケットは、MPEGオーディオデコーダ29で伸長さ
れ、D/Aコンバータ32でアナログ信号に変換され、
オーディオ出力端子33からテレビジョン受像機3に送
られる。
【0052】図3において、地上波放送をアナログ記録
する場合には、地上波の受信信号がアンテナ入力端子6
0に供給され、アンテナ入力端子60からの信号が地上
波チューナ回路61に供給される。地上波チューナ回路
61で、所望の放送の受信信号が選択され、この受信信
号から例えばNTSC方式のアナログのビデオ信号及び
オーディオ信号が復調される。このアナログビデオ信号
及びアナログオーディオ信号がアナログ記録/再生回路
62に供給される。アナログ記録/再生回路62で、ビ
デオ信号及びオーディオ信号の記録処理が行なわれる。
すなわち、輝度信号はFM変調され、クロマ信号は低域
周波数に変換され、オーディオ信号はFM変調される。
これらの信号が多重化され、この信号がヘッド54に供
給される。ヘッド54により、装着されたテープカセッ
トのテープ55に、アナログのビデオ信号及びオーディ
オ信号が記録される。
【0053】アナログ記録されたテープカセットを再生
する場合には、テープ55の信号がヘッド54により再
生され、アナログ記録/再生回路62に供給される。ア
ナログ記録/再生回路62で、NTSC方式のビデオ信
号及びオーディオ信号の再生処理が行なわれる。すなわ
ち、再生信号から、FM変調輝度信号と、低域変換クロ
マ信号と、FM変調オーディオ信号とが抽出される。F
M変調輝度信号に対してFM復調処理が行なわれて輝度
信号が復調され、低域変換クロマ信号が3.58MHz
の搬送波周波数のクロマ信号に戻される。この輝度信号
とクロマ信号とからNTSC方式のビデオ信号が形成さ
れる。また、FM変調オーディオ信号に対してFM復調
処理が行なわれ、オーディオ信号が復調される。このビ
デオ信号及びオーディオ信号は、ビデオ出力端子63及
びオーディオ出力端子64から出力される。
【0054】この発明の実施の形態では、ディジタルテ
ープカセット記録/再生装置2で再生されたトランスポ
ートストリームをデコードする際に、送られてきたトラ
ンスポートストリームがシングルプログラム記録方式の
ものかマルチプログラム記録方式のものかがIRD1で
判断され、シングルプログラム記録方式のトランスポー
トストリームなら、そのプログラムの音声パケット及び
映像パケットが抽出され、この映像パケット及び音声パ
ケットがデコードされ、マルチプログラム記録方式のト
ランスポートストリームなら、複数のプログラムの中で
プログラム番号の最も小さいプログラムの映像パケット
及び音声パケットが抽出され、この映像パケット及び音
声パケットがデコードされる。これにより、マルチプロ
グラム記録方式で記録したテープカセットがディジタル
ビデオカセット記録/再生装置2に装着され、再生され
た時にMPEG2のトランスポートストリームがマルチ
プログラム記録方式に対応していないIRDに入力され
たれた場合でも、ユーザに混乱を与えることなく対処で
きる。
【0055】図4は、このときのデマルチプレクサ27
の処理を示すフローチャートである。図4に示すよう
に、先ず、ディジタルビデオカセット記録/再生装置2
から送られてきたトランスポートストリームがデマルチ
プレクサ27によって分解されてPIDが抽出され、P
ATが解析される。PATの情報から、このストリーム
で送られるプログラム番号及びその数が取得される(ス
テップS1)。
【0056】PATの情報からプログラム数が単数かど
うかが判断される(ステップS2)。プログラム数が単
数なら、シングルプログラム記録方式であるとして、そ
のプログラム番号が選択され(ステップS3)、そのプ
ログラム番号の映像パケット及び音声パケットを取得し
てデコード処理が行なわれる(ステップS4)。
【0057】プログラム数が単数でなければ、プログラ
ム番号中で最小値のプログラム番号が選択され(ステッ
プS5)、そのプログラム番号の映像パケット及び音声
パケットを取得してデコード処理が行なわれる(ステッ
プS4)。
【0058】以上のように、PATには、そのトランス
ポートストリームで伝送されるプログラムのプログラム
番号と、それに関するPMTのPIDとの対応情報が示
されている。したがって、PATの情報からマルチプロ
グラム記録方式のトランスポートストリームかシングル
プログラム記録方式のトランスポートストリームかが判
断できる。なお、上述のPATの情報からプログラム数
が単数かどうかの判断はCPU23において行ってもよ
い。
【0059】なお、上述の実施の形態では、マルチプロ
グラム記録方式のトランスポートストリームなら複数の
プログラムの中でプログラム番号の最も小さいプログラ
ム番号の映像パケット及び音声パケットを抽出してデコ
ードしているが、マルチプログラム記録方式のトランス
ポートストリームなら、デコードせずに映像をミュート
させるようにしても良い。
【0060】すなわち、図5に示すように、PATが解
析され、PATの情報から、このストリームで送られる
プログラム番号及びその数が取得される(ステップS1
1)。PATの情報からプログラム数が単数かどうかが
判断される(ステップS12)。プログラム数が単数な
ら、シングルプログラム記録方式であるとして、そのプ
ログラム番号が選択され(ステップS13)、そのプロ
グラム番号の映像パケット及び音声パケットを取得して
デコード処理が行なわれる(ステップS14)。プログ
ラム数が単数でなけば、CPU23からの指令により、
表示制御回路41からミュート信号が発生される(ステ
ップS14)。これにより、映像信号がミュートされ
る。また、このとき、音声についてもミュートするよう
にしても良い。
【0061】更に、マルチプログラム記録方式のトラン
スポートストリームなら再生できない旨の表示を行なう
ようにしても良い。すなわち、図6に示すように、PA
Tが解析され、PATの情報から、このストリームで送
られるプログラム番号及びその数が取得される(ステッ
プS21)。PATの情報からプログラム数が単数かど
うかが判断される(ステップS22)。プログラム数が
単数なら、シングルプログラム記録方式であるとして、
そのプログラム番号が選択され(ステップS23)、そ
のプログラム番号の映像パケット及び音声パケットを取
得してデコード処理が行なわれる(ステップS24)。
プログラム数が単数でなければ、CPU23からの指令
により、画面がミュートされると共に(ステップS2
5)、「マルチプログラム記録方式のトランスポートス
トリームのため再生できない」旨の表示信号が発生され
る(ステップS26)。これにより、画面上に警告画面
が映し出される。なお、上述のPATの情報からプログ
ラム数が単数かどうかの判断はCPU23において行っ
てもよい。
【0062】なお、本実施例においては、IRD1から
のMPEG2のトランスポートストリームを、ディジタ
ルビデオカセット記録/再生装置2で記録/再生させる
場合について述べたが、IRD1からのMPEG2のト
ランスポートストリームをDVD、CD−Rやハードデ
ィスクなどの記録/再生装置で記録/再生させるように
してもよい。
【0063】
【発明の効果】この発明によれば、記録/再生装置から
のMPEG2のトランスポートストリームを再生させる
際に、送られてきたMPEG2のトランスポートストリ
ームがシングルプログラム記録方式のものかマルチプロ
グラム記録方式のものかが判断される。そして、マルチ
プログラム記録方式のトランスポートストリームなら、
複数のプログラムの中でプログラム番号の最も小さいプ
ログラムの映像パケット及び音声パケットが抽出され、
この映像パケット及び音声パケットがデコードされる。
また、マルチプログラム記録方式のトランスポートスト
リームなら、トランスポートストリームをデコードをせ
ず、さらに映像や音声をミュートさせたり、再生できな
い旨の警告を表示させることができる。これにより、マ
ルチプログラム記録方式で記録したテープカセットがデ
ィジタルビデオカセット記録/再生装置2に装着され、
再生時にMPEG2のトランスポートストリームがマル
チプログラム記録方式に対応していないIRDに入力さ
れたれた場合でも、ユーザに混乱を与えることがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたディジタル衛星放送受信
及び記録/再生システムの一例のブロック図である。
【図2】この発明が適用されたディジタル衛星放送受信
及び記録/再生システムにおけるIRDの一例のブロッ
ク図である。
【図3】この発明が適用されたディジタル衛星放送受信
及び記録/再生システムにおけるディジタルビデオカセ
ット記録/再生装置の一例のブロック図である。
【図4】マルチプログラム記録方式のトランスポートス
トリーム送られてきた場合の処理の一例の説明に用いる
フローチャートである。
【図5】マルチプログラム記録方式のトランスポートス
トリーム送られてきた場合の処理の他の例の説明に用い
るフローチャートである。
【図6】マルチプログラム記録方式のトランスポートス
トリーム送られてきた場合の処理の更に他の例の説明に
用いるフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・IRD,2・・・ディジタルビデオカセット記
録/再生装置,3・・・テレビジョン受像機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/24 H04N 7/13 Z (72)発明者 井上 肇 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 濱田 一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−168718(JP,A) 特開 平11−313300(JP,A) 特開2000−115706(JP,A) 特開 平10−262013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/44 - 5/46 H04N 7/08 - 7/088 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/24 - 7/68

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データ及びオーディオデータが圧
    縮されて多重化されたトランスポートストリームを受信
    し、デコードする復号装置において、 再生装置からトランスポートストリームを受信するため
    のディジタルインターフェース手段と、 上記再生装置で再生され、上記ディジタルインターフェ
    イス手段を介して受信したトランスポートストリームが
    複数のプログラムが多重化された多重化トランスポート
    ストリームかどうかを判別する判別手段とを備え、 上記判別手段により上記再生装置で再生されたトランス
    ポートストリームが複数のプログラムが多重化された多
    重化トランスポートストリームであると判別されたとき
    には、該トランスポートストリームのデコードを行わな
    ようにした復号装置。
  2. 【請求項2】 上記判別手段は、上記トランスポートス
    トリーム中の所定のテーブルを解析し、該トランスポー
    トストリームで送られるプログラム数を取得することに
    より、上記再生装置で再生され、上記ディジタルインタ
    ーフェイス手段を介して受信したトランスポートストリ
    ームが複数のプログラムが多重化された多重化トランス
    ポートストリームかどうかを判別することを特徴とする
    請求項1に記載の復号装置。
  3. 【請求項3】 上記判別手段は、上記トランスポートス
    トリーム中の所定のテーブルを解析し、該トランスポー
    トストリームで送られるプログラム番号を取得するとと
    もに、上記再生装置で再生され、上記ディジタルインタ
    ーフェース手段を介して受信したトランスポートストリ
    ームが複数のプログラムが多重化された多重化トランス
    ポートストリームかどうかを判別することを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル放送の復号装置。
  4. 【請求項4】 上記判別手段により上記再生装置で再生
    されたトランスポートストリームが複数のプログラムが
    多重化された多重化トランスポートストリームであると
    判別され、上記複数のプログラムの中の1つのプログラ
    ム番号選択されたときには、その選択されたプログラ
    ム番号に対応するトランスポートストリームのみのデコ
    ードを行うようにした請求項3に記載の復号装置。
  5. 【請求項5】 上記選択するプログラムは、上記複数の
    プログラムの中の最初のプログラム番号のものである請
    求項4に記載の復号装置。
  6. 【請求項6】 上記判別手段により上記再生装置で再生
    されたトランスポートストリームが複数のプログラムが
    多重化された多重化トランスポートストリームであると
    判別されたときには、さらに警告表示を行うようにした
    請求項に記載の復号装置。
  7. 【請求項7】 上記判別手段により上記再生装置で再生
    されたトランスポートストリームが複数のプログラムが
    多重化された多重化トランスポートストリームであると
    判別されたときには、さらに、少なくとも映像信号又は
    音声の一方をミュートするようにした請求項に記載の
    復号装置。
  8. 【請求項8】 上記ディジタルインターフェース手段
    は、上記抽出手段に接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載のディジタル放送の復号装置。
  9. 【請求項9】 映像データ及びオーディオデータが圧縮
    されて多重化されたトランスポートストリームを受信
    し、デコードする復号装置と再生装置とがディジタルイ
    ンターフェースを介して接続され、 上記再生装置で所定の記録媒体に記録されたトランスポ
    ートストリームを再生する際、 上記復号装置において、上記再生装置で再生され、上記
    ディジタルインターフェース手段を介して受信したトラ
    ンスポートストリームが複数のプログラムが多重化され
    た多重化トランスポートストリームかどうかを判別し、 上記再生装置で再生されたトランスポートストリームが
    複数のプログラムが多重化された多重化トランスポート
    ストリームであると判別されたときには、該トランスポ
    ートストリームのデコードを行わないようにしたトラン
    スポートストリームの処理方法。
  10. 【請求項10】 上記ディジタルインターフェイス手段
    を介して受信したトランスポートストリームが複数のプ
    ログラムが多重化された多重化トランスポートストリー
    ムであると判別され、上記複数のプログラムの中の1つ
    のプログラムを選択したときには、その選択されたプロ
    グラムのトランスポートストリームのみのデコードを行
    うようにした請求項に記載のトランスポートストリー
    ムの処理方法。
  11. 【請求項11】 上記選択するプログラムは、上記複数
    のプログラムの中の最初のプログラム番号のものである
    請求項1に記載のトランスポートストリームの処理方
    法。
  12. 【請求項12】 上記再生装置で再生されたトランスポ
    ートストリームが複数のプログラムが多重化された多重
    化トランスポートストリームであると判別されたときに
    は、さらに警告表示を行うようにした請求項に記載の
    トランスポートストリームの処理方法。
  13. 【請求項13】 上記再生装置で再生されたトランスポ
    ートストリームが複数のプログラムが多重化された多重
    化トランスポートストリームであると判別されたときに
    は、さらに少なくとも映像信号又は音声の一方をミュー
    トするようにした請求項に記載のトランスポートスト
    リームの処理方法。
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