JP2006229493A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによる操作によらずに自動的に行う処理の判断が困難な状態になった場合、問い合わせを行うことによってその状態を解消するとともに、問い合わせの結果を、次に同じ状態になったときの判断の基準として反映させることができるようにする。
【解決手段】 録画予約が設定されている番組の放送時間が変更されたことによって、その番組と、録画予約が設定されている他の番組の放送時間に重複が生じ、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組を録画する必要がある状態になった場合、どの番組を優先して録画するのかについて問い合わせが行われ、ユーザの選択内容に応じて録画が行われる。ユーザの選択内容は、次に同じ状態になったときに、優先的に録画する番組を選択するときの基準として反映される。本発明は、ユーザによる操作によらずに番組の録画を行う機能を有する機器に適用することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、ユーザによる操作によらずに自動的に行う処理の判断が困難な状態になった場合、問い合わせを行うことによってその状態を解消するとともに、問い合わせの結果を、次に同じ状態になったときの判断の基準として反映させることができるようにする情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、放送される番組をユーザの嗜好などに基づいて自動的に(ユーザによる操作によらずに)録画し、また、録画してから一定期間が経過した番組を自動的に削除するような録画再生装置が販売され、普及してきている。
このような装置に適用可能な技術として、番組の録画予約の設定を管理したり、録画済みの番組を管理する技術が各種提案されており、例えば、特許文献1には、番組の編成が変更され、それにより、録画予約が設定されている番組同士の放送時間が重複することになった場合、そのことを、ユーザが利用するパーソナルコンピュータや携帯電話機にネットワークを介して通知する技術が開示されている。
また、特許文献2には、記録はしたが、未再生のコンテンツがある場合、そのようなコンテンツがあることをユーザに通知する技術が開示されている。また、記録媒体の空き容量を確保するために自動削除するコンテンツの候補として、未再生のコンテンツが選択された場合、そのことをユーザに通知し、確認させる技術も開示されている。
特許文献3には、複数の機器において設定された録画予約の情報を1つのホームサーバで管理し、録画予約が設定された番組の中に放送時間が重複する番組がある場合、その設定が行われた機器にホームサーバからメールを送り、録画予約の調整を行わせる技術が開示されている。
特開2002−16889号公報 特開2002−100158号公報 特開2003−69927号公報
(問題点1)
ところで、このような録画再生装置においては、内蔵のチューナにより録画対象の番組の信号が放送波から抽出される。従って、例えば、内蔵するチューナの数が1つである場合には1つの番組、2つである場合には2つの番組といったように、同時に録画することができる番組の数は、内蔵されるチューナの数により制限されることになる。
仮に、チューナが2つ内蔵されている場合、同時に録画できる番組は2つの番組までであり、3つの番組を同時に録画することはできないから、例えば、同じ時間帯に放送される2つの番組の録画予約を既に設定している状態で、それと同じ時間帯に放送される3つ目の番組の録画予約を設定しようとしたときには、その時点でエラーが発生し、録画再生装置は、3つ目の番組の録画予約を設定することができない。
一方、放送局側の編成の都合により番組の放送時間が変更されることがあり、その結果、チューナの数を超える数の番組を同時に録画しなければならない状態になることがある。この例を図1に示す。なお、録画再生装置には2つのチューナが内蔵されているものとする。
図1の例においては、21時から22時を放送時間(本来の放送時間)とするドラマ1の録画予約が設定され、また、22時から23時を放送時間とするドラマ2と3の録画予約が設定されているものとする。21時から22時までの間は録画予約が設定されている番組がドラマ1の1つだけであり、22時から23時までの間はドラマ2と3の2つだけであるから、2つのチューナが内蔵されている録画再生装置によれば、3つの番組とも録画を行うことが可能となる。
ここで、例えば、ドラマ1の直前に同じチャンネルで放送されていた番組である野球中継が白抜き矢印A1の先に示すように30分延長された場合、野球中継に続けて放送されるドラマ1の放送時間も白抜き矢印A2の先に示すように30分だけ繰り下がり、これにより、22時00分から22時30分までの間には、録画対象の番組として3つの番組が存在することになる。
このような場合、従来、録画再生装置においては、自動的に、どれか1つの録画予約の設定をキャンセルすることなどが行われていたが、装置の判断がユーザの意図に沿わないことがある。
このことは、特許文献1にあるように、メールなどでユーザに問い合わせ、その問い合わせの結果に従って録画予約の設定をキャンセルしたりすることによって解消することができるものの、この特許文献1に開示されている技術によれば、問い合わせの結果(ユーザの選択)が、次に同じような状態にになったときに用いられておらず、次に、同じような状態になったときも、再度、メールなどで問い合わせを行う必要があるという課題があった。
(問題点2)
上述したように、録画再生装置の中には、ユーザの嗜好情報に基づいて選択した番組を自動的に録画する機能が搭載されているものもあり、このような装置においては、例えば、自動的に録画された番組をユーザが視聴せずに削除した場合、その番組をユーザは好んでいないと判断され、番組毎に設定された優先度を下げるなどして、それ以降、同じ番組、または似ている番組を自動的に録画しないものとするような学習が行われる。
その結果、自動的に録画すべきであるという条件と、自動的に録画しないべきであるという条件が、1つの番組に対して重ねて設定されることがある。この例を図2に示す。
図2の例においては、ユーザは、過去、自動的に録画されたトーク番組である「Tの部屋」(「Tの部屋」をタイトルとする番組)を視聴せずに削除したことがあり、このことから、トーク番組「Tの部屋」を、自動的に録画する番組とはしない(条件A)と判断されたものとする。また、ユーザは、人気アイドルであるKが出演する番組を頻繁に視聴しており、このことから、Kが出演する番組を自動的に録画する番組とする(条件B)と判断されたものとする。
ここで、例えば、人気アイドルであるKが、トーク番組である「Tの部屋」に出演することがEPG(Electronic Program Guide)により示されている場合、その番組は、白抜き矢印の先に示す、条件AとBの両方の条件にあてはまる番組となり、録画再生装置は、録画すべきか、すべきでないかを条件だけからでは判断することができない。
この場合、従来、録画すべきか否かを自動的に装置が判断していたが、装置の判断がユーザの意図に沿わないこともあり、これを防ぐために、特許文献1にあるようにしてユーザに問い合わせを行うことも考えられるが、特許文献1に記載されている技術によっては、1度行われた問い合わせの結果が次に同じような状況になったときに用いられないから、この場合も、次に、同じような状況になったとき、再度、メールなどで問い合わせを行う必要がある。
(問題点3)
上述したように、録画再生装置の中には、番組データの記録媒体となるHDD(Hard Disk Drive)の残り容量が少なくなってきたときに、ユーザにとって不要であると思われる番組を自動的に削除する機能が搭載されているものもある。
しかしながら、通常、削除の対象となる番組は、録画されてから一定の時間が経過している古い番組とされるが、その番組が未視聴の番組である場合、本当に削除してよいかどうか判断が困難となる。このことは、その、未視聴の番組が、ユーザが録画予約を自ら設定したことに応じて録画された番組である場合(自動的に録画された番組ではない場合)、特に顕著になる。
このように、判断が困難である場合、削除する番組をユーザに確認させるようなことは特許文献2などに記載されているが、この特許文献2に記載されている技術によっても、その確認結果(削除する番組の選択結果)をユーザの嗜好などに反映させ、以後、同じような状態になったときに、ユーザに再度確認することなく、削除するか否かを判断するということがなされていない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザによる操作によらずに自動的に行う処理の判断が困難な状態になった場合、問い合わせを行うことによってその状態を解消するとともに、問い合わせの結果を、次に同じ状態になったときの判断の基準として反映させることができるようにするものである。
本発明の第1の情報処理装置は、録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、問い合わせ手段による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択手段と、選択手段による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映手段とを備えることを特徴とする。
問い合わせ手段は、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって、または、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせるようにすることができる。
問い合わせ手段は、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態を解消させる緊急の程度に応じて、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって問い合わせを行うことと、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって問い合わせを行うことのいずれかを選択するようにすることができる。
本発明の第1の情報処理方法は、録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の情報処理装置は、録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、問い合わせ手段による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択手段と、選択手段による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映手段とを備えることを特徴とする。
問い合わせ手段は、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって、または、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせるようにすることができる。
問い合わせ手段は、1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態を解消させる緊急の程度に応じて、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって問い合わせを行うことと、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって問い合わせを行うことのいずれかを選択するようにすることができる。
本発明の第2の情報処理方法は、録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画対象の番組とすることについてユーザに問い合わせが行われ、問い合わせの結果に基づいて、録画する番組が選択される。また、選択結果が、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映される。
本発明の第2の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かについてユーザに問い合わせが行われ、問い合わせの結果に基づいて、録画する番組が選択される。また、選択結果が、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映される。
本発明によれば、ユーザによる操作によらずに自動的に行う処理の判断が困難な状態になった場合、問い合わせを行うことによってその状態を解消するとともに、問い合わせの結果を、次に同じ状態になったときの判断の基準として反映させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置は、録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置(例えば、図3の情報処理装置1)であって、録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段(例えば、図5のユーザ問い合わせ管理部43)と、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択手段(例えば、図5の録画予約部35)と、前記選択手段による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映手段(例えば、図5のユーザ嗜好管理部39)とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の情報処理方法は、録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置(例えば、図3の情報処理装置1)の情報処理方法であって、録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせステップ(例えば、図6のステップS3)と、前記問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップ(例えば、図6のステップS4)と、前記選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップ(例えば、図6のステップS5)とを含むことを特徴とする。
請求項5に記載のプログラムにおいても、各ステップが対応する実施の形態(但し一例)は、請求項4に記載の情報処理方法と同様である。
請求項6に記載の情報処理装置は、録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置(例えば、図3の情報処理装置1)であって、録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段(例えば、図5のユーザ問い合わせ管理部43)と、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択手段(例えば、図5の録画予約部35)と、前記選択手段による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映手段(例えば、図5のユーザ嗜好管理部39)とを備えることを特徴とする。
請求項9に記載の情報処理方法は、録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置(例えば、図3の情報処理装置1)の情報処理方法であって、録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせステップ(例えば、図7のステップS14)と、前記問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップ(例えば、図7のステップS15)と、前記選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップ(例えば、図7のステップS16)とを含むことを特徴とする。
請求項10に記載のプログラムにおいても、各ステップが対応する実施の形態(但し一例)は、請求項9に記載の情報処理方法と同様である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図3は、本発明を適用した情報処理装置1と、情報処理装置1とケーブルを介して接続されるテレビジョン受像機2(以下、TV2という)の外観の例を示す図である。
情報処理装置1は、放送された番組の中から、所定の番組を自動的に(ユーザの操作によらずに)選択し、選択した番組を内蔵のHDDに録画する機能を有する。録画する番組を選択する際には、ユーザによりあらかじめ選択されたキーワードやユーザのそれまでの操作履歴などに基づいて生成されたユーザの嗜好情報が参照される。
また、情報処理装置1は、直前に放送されていた番組が延長するなどして、録画するものとして選択していた番組の放送時間が変更されたとき、その変更に追従して(録画時間を変更させて)、番組の録画を行う機能を有する。放送時間が変更されたことがEPGから確認されたとき、録画予約の設定内容(録画時間)が変更され、変更後の設定内容に従って録画が行われることになる。
このような機能を有する情報処理装置1においては、番組の放送時間が変更されたことによって、録画するものとして選択していた番組と、放送時間の変更がある前から、録画対象するものとして選択していた他の番組の放送時間が一部、または全部で重複することになった場合、放送時間が重複した時間帯にどの番組を優先して録画するのかについてユーザへの問い合わせが行われる。
この問い合わせは、例えば、どの番組を優先して録画するのかをユーザに選択させるメッセージをTV2に表示させることによって、または、そのようなメッセージを、アドレスなどがあらかじめ登録されているユーザの携帯電話機などに電子メールで送信することによって行われる。
従って、例えば、情報処理装置1にチューナが2つ設けられており、図1のように、ある時間帯に、チューナの数を超える数の番組を録画する必要がある状態になった場合、問い合わせが行われ、その問い合わせの結果に従って、実際にどの番組を録画するのかが選択されることになる。
これにより、放送時間が変更されるなどの、情報処理装置1側では予測できないことが動的に発生した場合であっても、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて、録画する番組を選択することができる。ユーザに問い合わせることなく情報処理装置1自らが、録画する番組を選択し、録画するものとすると、その選択がユーザの意図に沿わないことも起こりうるが、そのようなことが起こるのを防止することができる。
また、情報処理装置1においては、ユーザからの問い合わせ結果が、次に、同じような状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映される。
例えば、図1の状態になったときに行われた問い合わせに対するユーザの選択内容が、ドラマ1とドラマ2を録画するというものであった場合、次に、ドラマ1やドラマ2の放送時間が他の番組の放送時間と重複したときには、その、ドラマ1やドラマ2が優先して録画が行われるように、録画する番組を選択する基準となる情報であるユーザの嗜好情報に反映される。
これにより、同じような状態になる毎に、ユーザに問い合わせを行う必要がなくなり、情報処理装置1の処理負担を軽減することができる。また、同じような問い合わせがその都度行われることにより、ユーザに煩わしさを与えることを防止することができる。
また、上述したように、情報処理装置1は、ユーザの嗜好情報を参照して録画する番組を自動的に選択し、選択した番組を録画する機能を有しており、例えば、嗜好情報から得られるある条件(番組を選択する基準となる条件)に注目して番組を選択したときには録画対象となるが、他の条件に注目して番組を選択したときには録画対象とはならないような番組が、録画する番組をEPGに挙げられている番組の中から選択している際に検出された場合も、同様にユーザへの問い合わせが行われる。
例えば、図2を参照して説明したように、トーク番組「Tの部屋」を自動的に録画する番組とはしないとする条件である条件Aと、Kが出演する番組を自動的に録画する番組とする条件である条件Bが生成されている状態で、「Tの部屋」に人気アイドルであるKが出演することがEPGから検出された場合、その「Tの部屋」を、録画するのかについて問い合わせが行われる。この問い合わせも、TV2にメッセージを表示させることによって、または、電子メールを送信することによって行われる。
例えば、問い合わせに応じて、録画することがユーザにより選択された場合、人気アイドルであるKが出演する「Tの部屋」は、録画対象の番組として情報処理装置1において扱われ、放送が開始されたとき、録画が行われる。
これにより、一方の条件では録画対象とはならないものの、他方の条件では録画対象となるような、条件に矛盾が発生した場合であっても、情報処理装置1は、ユーザからの問い合わせ結果に基づいて録画する番組を選択することができる。ユーザに問い合わせることなく情報処理装置1自らが、録画する/しないを選択するものとすると、その選択がユーザの意図に沿わないことも起こりうるが、そのようなことが起こるのを防止することができる。
また、この場合も、ユーザの問い合わせ結果が、次に、同じような状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映される。
例えば、図2の状態になったときに行われた問い合わせに対するユーザの選択内容が、人気アイドルであるKが出演する「Tの部屋」を録画するというものであった場合、次に、人気アイドルであるKが出演する番組ではあるが、他の条件からは、録画対象としない番組に該当する番組があったとき、その番組が、録画対象の番組として選択されるようにユーザの嗜好情報に反映される。
この場合も、同じような状態になる毎に、ユーザに問い合わせを行う必要がなくなり、情報処理装置1の処理負担を軽減することができ、同じような問い合わせがその都度行われることにより、ユーザに煩わしさを与えることを防止することができる。
さらに、情報処理装置1は、番組を録画する空き容量を確保するため、HDDに録画してから所定の時間が経過した番組については、それを自動的に削除する機能も有しており、録画済みの番組の中から削除候補として挙げられた番組を実際に削除してよいものであるか否かを判断することができない場合、削除するか否かについて、ユーザへの問い合わせが行われる。
例えば、録画してから所定の時間が経過した番組ではあるが、その番組が、ユーザが録画予約を自ら手動で設定することによって録画された番組であり(情報処理装置1により自動的に選択され、録画されたものではなく)、かつ、未視聴の番組である場合、削除するか否かを選択させるための問い合わせが行われる。録画してから所定の時間が経過した未視聴の番組は、通常、ユーザにとって不要な番組であると考えられるが、ユーザが録画予約を自ら設定して録画された番組は、通常、ユーザにとって必要な番組であると考えられることから、情報処理装置1は削除するかしないかの判断を行うことができず、そのような問い合わせが行われることになる。
ユーザに問い合わせることなく情報処理装置1自らが、削除する/しないを選択するものとすると、その選択がユーザの意図に沿わないことも起こりうるが、そのようなことが起こるのを防止することができる。
また、この場合も、ユーザの問い合わせ結果が、次に、同じような状態になったとき、すなわち、ある番組を削除してよいものであるのか否かを判断することができないときに、それを判断する基準として反映される。
例えば、問い合わせに対するユーザの選択内容が、録画予約を手動で設定することによって録画された番組ではあるが、削除してもよいというものであった場合、次に、ユーザが自ら録画予約を設定することによって録画された番組であっても、録画されてから所定の時間が経過したものについては、自動的に削除されるようにユーザの嗜好情報に反映される。
この場合も、同じような状態になる毎に、ユーザに問い合わせを行う必要がなくなり、情報処理装置1の処理負担を軽減することができる。また、同じような問い合わせがその都度行われることにより、ユーザに煩わしさを与えることを防止することができる。
以上のような情報処理装置1の動作についてはフローチャートを参照して後述する。
図4は、図3の情報処理装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラム、または、HDD20からRAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インタフェース15も接続されている。
入出力インタフェース15には、放送波受信部17、入力部18、出力部19、HDD20、通信部21、メモリカードI/F22、およびドライブ24が接続されている。
放送波受信部17は、アンテナ16から供給されてきた信号を受信する。放送波受信部17により受信された信号から得られた番組データは、例えば、CPU11によりMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式で圧縮され、HDD20に記憶される。
入力部18は、例えば、赤外線の受光部よりなる。入力部18は、図示せぬリモートコントローラからの信号を受信し、ユーザの操作内容を表す情報をCPU11に出力する。
出力部19は、HDD20に記憶されている番組の伸張、D/A変換等を行い、番組の画像をTV2に表示させる。また、出力部19は、番組の音声もTV2から出力させる。
HDD20は、番組のデータ、CPU11により生成されたユーザの嗜好情報、ユーザにより設定された録画予約の内容を表す録画予約情報などの各種の情報を記憶する。
通信部21は、ネットワークを介しての通信処理を行い、例えば、所定のサーバからダウンロードすることによってEPGを取得する。
メモリカードI/F22は、メモリカードスロットに装着されたメモリカード23に記憶されているデータを読み出し、読み出したデータをHDD20などに記憶させる。
ドライブ24は、装着された光ディスク25を駆動させ、光ディスク25に記憶されているデータの読み出し、光ディスク25に対するデータの書き込みを行う。光ディスク25は、例えば、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disc)などである。
図5は、情報処理装置1の機能構成例を示すブロック図である。図5に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図4のCPU11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。図4と同じ構成には同じ符号を付してある。
放送波受信部17は、アンテナ16から供給されてきた信号を受信し、受信した信号をEPG抽出部31と録画処理部34に出力する。
通信部21は、ネットワークに接続される所定のサーバにアクセスし、ダウンロードすることによって取得したEPGをEPGデータベース32に記憶させる。また、通信部21は、録画する番組などについてユーザに問い合わせを行うための電子メールがメール通信部44から供給されてきたとき、あらかじめ登録されているユーザの携帯電話機のアドレスなどを送信先として電子メールを送信する。
EPG抽出部31は、放送波受信部17から供給されてきた信号からEPGを抽出し、抽出したEPGをEPGデータベース32に記憶させる。
EPGデータベース32は、EPG抽出部31、または通信部21から供給されてきたEPGを記憶する。EPGには、放送予定の番組の識別情報に対応付けて、タイトル、放送時間、放送チャンネル、出演者、ジャンルなどの属性情報が記憶されている。
番組データベース33は、録画処理部34から供給されてきた番組のデータを記憶する。
録画処理部34は、録画予約部35による指示に従って、放送波受信部17から供給されてきた信号から録画する番組のデータを取得し、圧縮などを行った後、番組のデータを番組データベース33に記憶させる。
録画予約部35は、嗜好情報データベース40に記憶されているユーザの嗜好情報を参照して、EPGデータベース32に記憶されているEPGに放送予定の番組として挙げられている番組の中からユーザの嗜好にあう番組を選択し、選択した番組の放送時間、放送チャンネル、番組の属性情報などを含む録画予約情報を予約リストデータベース36に記憶させる。このような、嗜好情報に基づいて録画予約部35により行われる録画予約の設定が、自動的な録画予約の設定となる。
また、録画予約部35は、予約リストデータベース36に記憶されている録画予約情報の中に、いま、録画を開始させる番組の情報がある場合、その録画予約情報を録画処理部34に出力し、番組の録画を行わせる。
録画予約部35は問い合わせ判定部61を有している。問い合わせ判定部61は、EPGデータベース32に記憶されているEPGを所定のタイミングで参照し、録画予約が設定されている番組の放送時間に変更がないかを監視する。例えば、録画予約が設定されている番組の放送時間に変更があり、その変更後の放送時間の少なくとも一部が、録画予約が設定されている他の番組の放送時間と重複するすることから、それらの番組の全てを録画することができない場合、問い合わせ判定部61は、ユーザへの問い合わせが必要であると判定し、問い合わせを行うことをユーザ問い合わせ管理部43に指示する。
また、問い合わせ判定部61は、ユーザによる選択内容を表す問い合わせ結果がユーザ問い合わせ管理部43から供給されてきたとき、問い合わせ結果に応じて処理を行う。例えば、問い合わせ結果が、放送時間が重複する番組のうちのどの番組を録画するのかという問い合わせに対するユーザの選択内容を表すものである場合、その内容に応じて、予約リストデータベース36に記憶されている録画予約情報を変更する。
予約リストデータベース36は、録画予約部35により選択された番組の録画予約情報や、予約設定部51から供給されてきた録画予約情報からなるリストを記憶する。上述したように、録画予約情報には、録画する番組の放送時間、放送チャンネルなどの属性情報が含まれる。
再生処理部37は、番組選択部38の指示に従って、または、所定のタイミングでなされる番組管理部41からの指示に従って、再生する番組の画像データを番組データベース33から読み出し、それを映像再生部46に出力する。また、再生処理部37は、番組の音声データを番組データベース33から読み出し、それを音声再生部47に出力する。
番組選択部38は、番組一覧表示部48によりTV2に表示された録画済みの番組(番組データベース33にデータが記憶されている番組)のリストの中から選択された番組を再生処理部37に再生させる。
ユーザ嗜好管理部39は、再生処理部37により再生された番組のジャンル、タイトル、出演者などの属性情報をEPGデータベース32から読み出し、読み出した属性情報や、それまでのユーザの操作履歴などに基づいてユーザの嗜好を表す嗜好情報を生成する。ユーザ嗜好管理部39により生成された嗜好情報は嗜好情報データベース40に記憶され、適宜、録画する番組を選択する際の基準として参照される。
また、ユーザ嗜好管理部39は、キーワード設定部49によりTV2に表示されたキーワードの一覧の中からユーザにより選択されたキーワードを取得し、そのキーワードを属性情報に含むような番組の録画がより高い確率で行われるように、ユーザの選択を、嗜好情報データベース40に記憶されている嗜好情報に反映させる。
さらに、ユーザ嗜好管理部39は、問い合わせに対する選択内容がユーザ問い合わせ管理部43から通知されてきたとき、その内容を嗜好情報データベース40に記憶されている嗜好情報に反映させる。上述したように、例えば、放送時間の変更によって放送時間が重複することになった番組の中から録画対象の番組としていずれかの番組が選択されたとき、次に同じ状態になったときに、問い合わせに応じて選択された番組、または選択された番組と似ている番組(ジャンルが同じ、出演者が同じ番組等)が優先的に録画対象の番組となるように、ユーザによる選択結果が嗜好情報に反映される。
嗜好情報データベース40は、ユーザ嗜好管理部39から供給されてきた嗜好情報を記憶する。嗜好情報データベース40に記憶されている嗜好情報は、適宜、録画予約部35により読み出され、録画する番組を選択する際の基準として用いられる。
番組管理部41は、番組データベース33にデータが記憶されている番組を管理する。例えば、番組管理部41は、番組状態データベース42に記憶されている情報を参照して、番組データベース33にデータが記憶されている番組のうち、記憶されてから所定の時間が経過している番組のデータを削除する。番組管理部41による自動削除は、番組データベース33の空き容量が少なくなったときなどの所定のタイミングで行われる。
また、番組管理部41は、例えば、番組データベース33にデータが記憶されている番組の一覧を番組一覧表示部48によりTV2に表示させる。番組管理部41から番組一覧表示部48に対しては、番組データベース33に記憶されている番組のタイトルなどの情報が供給される。
番組管理部41は問い合わせ判定部62を有している。問い合わせ判定部62は、自動削除の候補として選択した番組が、ユーザにより録画予約が明示的に手動で設定された番組であり、かつ、未視聴の番組である場合、ユーザへの問い合わせが必要であると判定し、選択した番組は削除してよいものであるのかについて問い合わせることをユーザ問い合わせ管理部43に指示する。問い合わせ判定部62は、問い合わせの結果(番組を削除する/しないの選択結果)がユーザ問い合わせ管理部43から供給されてきたとき、その結果に応じて番組のデータを管理する。
また、問い合わせ判定部62は、問い合わせに応じて、自動削除の候補の番組を、いま再生することがユーザにより選択された場合、その番組を再生処理部37に再生させる。後述するように、問い合わせUI部50によりTV2に表示される画面においては、ユーザは、削除候補になっている番組を削除する/しないを選択することの他、いま視聴する、あと1週間だけ保存する、なども選択することができる。
番組状態データベース42は、番組データベース33にデータが記憶されている番組の状態を表す状態情報を記憶する。状態情報には、例えば、それぞれの番組について、視聴済みである/視聴済みでない、録画されてからの時間、自動削除の対象から除くようにするロックが設定されているか否か、保存期限などを表す情報が含まれる。
ユーザ問い合わせ管理部43は、問い合わせ判定部61または62から指示があったとき、問い合わせUI部50を制御して問い合わせ内容をTV2に表示させることによって、または、メール通信部44を制御して問い合わせ内容を電子メールで送信させることによってユーザへの問い合わせを行う。
また、ユーザ問い合わせ管理部43は、問い合わせ結果が問い合わせUI部50、またはメール通信部44から供給されてきたとき、供給されてきた問い合わせ結果を問い合わせ判定部61または62に出力する。ユーザ問い合わせ管理部43は、問い合わせの内容をユーザ嗜好管理部39にも通知し、嗜好情報に反映させる。
メール通信部44は、ユーザ問い合わせ管理部43からの指示に応じて電子メールを通信部21から送信させる。
ユーザインタフェース制御部45は、ユーザ(TV2)と情報処理装置1の間のインタフェースであり、上述したような再生処理部37と映像再生部46、音声再生部47間のやりとり、番組選択部38と番組一覧表示部48間のやりとり等は、このユーザインタフェース制御部45を介して行われる。
映像再生部46は、再生処理部37から供給されてきたデータに基づいて番組の映像(画像)をTV2に表示させる。
音声再生部47も同様に、再生処理部37から供給されてきたデータに基づいて番組の音声をTV2のスピーカから出力させる。
番組一覧表示部48は、番組管理部41から供給されてきた情報に基づいて、番組データベース33にデータが記憶されている番組の一覧をTV2に表示させる。また、番組一覧表示部48は、表示した一覧の中から、再生する番組として所定の番組が選択されたとき、その番組の再生を番組選択部38に指示する。
キーワード設定部49は、「スポーツ」、「ドラマ」、「ニュース」などの番組のジャンルを表す単語、有名人の名前を表す単語、地名を表す単語などの各種の単語をあらかじめ有しており、それらの単語を一覧にしてTV2に表示することによって、録画する番組を自動的に選択する際のキーとなる単語をユーザに選択させる。例えば、番組のジャンルを表す単語である「ドラマ」が選択された場合、そのことがユーザ嗜好管理部39に通知され、「ドラマ」が高い確率で録画されるように嗜好情報に反映される。
問い合わせUI部50は、ユーザ問い合わせ管理部43からの指示に応じて、例えば、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を優先して録画するのかといったことをユーザに問い合わせるメッセージをTV2に表示させる。また、問い合わせUI部50は、問い合わせに応じて、優先して録画する番組がユーザにより選択されたとき、その選択内容を表す情報をユーザによる問い合わせ結果としてユーザ問い合わせ管理部43に出力する。
予約設定部51は、EPGデータベース32に記憶されているデータに基づいてEPGをTV2に表示させ、録画する番組をユーザに選択させたり、録画予約を設定する番組の放送時間(録画時間)やチャンネルを入力する欄が設けられた設定画面をTV2に表示させ、それぞれの欄に所定の情報を入力させることによって、ユーザによる録画予約の設定を受け付ける。このような表示に対して設定された録画予約が、ユーザにより明示的に手動で行われた録画予約となる。予約設定部51により受け付けられた録画予約情報は予約リストデータベース36に供給され、記憶される。
次に、以上のような構成を有する情報処理装置1の動作について説明する。
はじめに、図6のフローチャートを参照して、録画の対象としている番組の放送時間が変更されることに応じて行われる情報処理装置1の録画予約管理処理について説明する。
ステップS1において、録画予約部35の問い合わせ判定部61は、EPGデータベース32に記憶されているEPGに基づいて、録画予約が設定されている番組の放送時間に変更があったか否かを判定する。
問い合わせ判定部61は、ステップS1において、放送時間に変更がないと判定した場合、処理を終了させ、一方、変更があると判定した場合、ステップS2に進む。
ステップS2において、問い合わせ判定部61は、番組の放送時間が変更されることによって同時に録画することができる数を超える数の番組の放送時間に重複が生じ、録画することができない番組が出てきたか否かを判定する。例えば、放送波受信部17が2つの番組の放送波を受信することができる場合、情報処理装置1が同時に録画することができる番組の数は2つであり、それを超える数の番組の放送時間が重複することになったとき、録画することができない番組があると判定される。
問い合わせ判定部61は、ステップS2において、録画することができない番組がないと判定した場合、処理を終了させ、一方、録画することができない番組があると判定した場合、問い合わせを行うことをユーザ問い合わせ管理部43に指示し、ステップS3に進む。
ステップS3において、ユーザ問い合わせ管理部43は、放送時間が重複している番組のうち、どの番組を録画するのかについてのメッセージを問い合わせUI部50を制御してTV2に表示させたり、メール通信部44を制御してユーザが有する携帯電話機に電子メールを送信させることによって、ユーザへの問い合わせを行う。
なお、録画予約が設定されているそれぞれの番組に優先度が設定されている場合、ここでの問い合わせは、放送時間が重複する番組の優先度が同じか、または同程度である場合にのみ行われるようにしてもよい。例えば、放送時間が重複する番組のうち、一方の番組の優先度が他方の番組の優先度より比較的高い場合、問い合わせは行われず、優先度の高い方の番組が優先して録画されることになる。
また、番組の放送時間が重複している状態をいつまでに解消する必要があるのかが判断され、その緊急の程度に応じて、TV2を用いた問い合わせと、電子メールを用いた問い合わせのうちのいずれかが選択されるようにしてもよい。例えば、放送時間が重複し始める時刻が現在時刻からみて近い場合、放送時間が重複している状態を緊急に解消する必要があると判断され、例えば電子メールを用いて問い合わせが行われる。
また、ユーザがTV2を見ているか否かが判定され、TV2を見ていると判定されたときにはTV2を用いて問い合わせが行われ、TV2を見ていないと判定されたときには電子メールを用いて問い合わせが行われるようにしてもよい。ユーザがTV2を見ているか否かは、情報処理装置1が録画済みの番組を再生しているか否かに基づいて判定されるようにしてもよいし、情報処理装置1とTV2が双方向の通信を行うことができる場合、TV2からの情報に基づいて判定されるようにしてもよい。
このようにして行われた問い合わせに対するユーザの選択(問い合わせ結果)は、問い合わせUI部50、またはメール通信部44を介してユーザ問い合わせ管理部43により取得され、録画予約部35に出力される。
ステップS4において、録画予約部35は、問い合わせ結果に応じて、録画する番組を決定し、予約リストデータベース36に記憶されている録画予約情報を変更する。これにより、例えば、放送時間が重複する部分については、ユーザにより選択された番組の録画が優先して行われることになる。
ステップS5において、ユーザ問い合わせ管理部43は、ユーザによる選択結果をユーザ嗜好管理部39に通知し、嗜好情報に反映させる。
以上の処理により、例えば、図1を参照して説明したように、21時から22時を放送時間(本来の放送時間)とするドラマ1と、22時から23時を放送時間とするドラマ2と3に録画予約が設定されている状態で、ドラマ1の放送時間が21時30分から22時30分までに変更された場合、そのことが問い合わせ判定部61により検出され、21時30分から22時30分までの間はドラマ1乃至3のうちのどの番組の録画を行うのかについて、例えば、電子メールで問い合わせが行われることになる。
また、例えば、問い合わせに応じてドラマ1と2が選択された場合、次に同じような状態、すなわち、ドラマ1、ドラマ2の放送時間が他の番組の放送時間と重複するような状態になったとき、ドラマ1、ドラマ2が他の番組より優先して録画が行われるように、ユーザの選択が嗜好情報に反映されることになる。
次に、図7のフローチャートを参照して、録画対象とする番組の選択基準となる条件に矛盾が生じたときに行われる情報処理装置1の録画予約管理処理について説明する。
ステップS11において、問い合わせ判定部61は、嗜好情報データベース40に記憶されている嗜好情報から、番組を選択する基準となる条件を取得し、参照する。
問い合わせ判定部61は、ステップS12において、EPGデータベース32に記憶されているEPGに放送予定の番組として挙がっている番組の中から、取得した条件にあう番組を検索する。
問い合わせ判定部61は、ステップS13において、検索の結果、条件に矛盾があるか否か、すなわち、ある条件に注目したときには録画対象となるが、他の条件に注目したときには録画対象とはならないような番組があるか否かを判定し、そのような番組がないと判定した場合、処理を終了させる。
一方、問い合わせ判定部61は、ステップS13において、ある条件に注目したときには録画対象となるが、他の条件に注目したときには録画対象とはならないような番組があると判定した場合、問い合わせを行うことをユーザ問い合わせ管理部43に指示し、ステップS14に進む。
ステップS14以降の処理は、基本的に、図6のステップS3以降の処理と同様である。すなわち、ステップS14において、ユーザ問い合わせ管理部43は、ある条件に注目したときには録画対象となるが、他の条件に注目したときには録画対象とはならないような番組を録画するのか、しないのかを選択させるようなメッセージをTV2に表示させたり、電子メールにより送信したりすることによってユーザへの問い合わせを行う。
なお、番組を選択する基準となる条件に優先度が設定されている場合、ここでの問い合わせは、条件の優先度が同じか、または同程度である場合にのみ行われるようにしてもよい。例えば、一方の条件の優先度が他方の条件の優先度より比較的高い場合、問い合わせは行われず、優先度の高い方の条件に従って番組の録画する/しないが決定される。
問い合わせに対するユーザの選択内容は、問い合わせUI部50、またはメール通信部44を介してユーザ問い合わせ管理部43により取得され、問い合わせ結果として録画予約部35に出力される。
ステップS15において、録画予約部35は、問い合わせ結果に応じて、条件が矛盾する番組を録画するかしないかを決定し、その決定に従って、適宜、録画予約情報を予約リストデータベース36に記憶させる。これにより、例えば、録画することがユーザにより選択された場合、条件が矛盾する番組であっても録画が行われることになる。
ステップS16において、ユーザ問い合わせ管理部43は、ユーザによる選択結果をユーザ嗜好管理部39に通知し、嗜好情報に反映させる。
以上の処理により、例えば、図2を参照して説明したように、トーク番組「Tの部屋」を、自動的に録画する番組とはしないとする条件である条件Aと、Kが出演する番組を自動的に録画する番組とする条件である条件Bが嗜好情報から得られた状態で、Kが、トーク番組である「Tの部屋」に出演することがEPGにより示されている場合、そのことが問い合わせ判定部61により検出され、この番組を録画するのかしないのかについて、例えば、電子メールで問い合わせが行われることになる。
また、例えば、問い合わせに応じて録画することが選択された場合、次に同じような状態、すなわち、Kが出演する番組が、他の条件では録画しない番組にも該当する状態になったとき、その番組の録画が行われるように、ユーザの選択が嗜好情報に反映される。
次に、図8のフローチャートを参照して、録画済みの番組のデータを削除する情報処理装置1の処理について説明する。
ステップS21において、番組管理部41は、番組データベース33の空き容量が不足しているか否かを判定し、不足していないと判定した場合、処理を終了させる。例えば、所定の閾値以上の空き容量がある場合、不足していないと判定される。
一方、番組管理部41は、ステップS21において、番組データベース33の空き容量が不足していると判定した場合、ステップS22に進み、番組状態データベース42に記憶されている状態情報を参照し、番組データベース33にデータが記憶されている番組の中から、録画されてから所定の時間が経過している番組を自動削除候補の番組として選択する。
問い合わせ判定部62は、ステップS23において、自動削除候補の番組として選択された番組の中に、ユーザが手動で設定した録画予約に従って録画された番組であり、かつ、ユーザが未視聴の番組があるか否かを判定し、そのような番組がないと判定した場合、処理を終了させる。
問い合わせ判定部62は、自動削除候補の番組として選択された番組の中に、ユーザが手動で設定した録画予約に従って録画された番組であり、かつ、ユーザが未視聴の番組があると判定した場合、問い合わせを行うことをユーザ問い合わせ管理部43に指示し、ステップS24に進む。
ステップS24以降の処理は、基本的に、図6のステップS3以降の処理と同様である。すなわち、ステップS24において、ユーザ問い合わせ管理部43は、自動削除候補の番組として選択した番組の中に、手動で設定した録画予約に従って録画した番組であり、かつ、未視聴の番組があるが、この番組をどう扱うのかを選択させるようなメッセージをTV2に表示させたり、電子メールにより送信したりすることによってユーザへの問い合わせを行う。
問い合わせに対するユーザの選択内容は、問い合わせUI部50、またはメール通信部44を介してユーザ問い合わせ管理部43により取得され、問い合わせ結果として番組管理部41に出力される。
ステップS25において、番組管理部41は、問い合わせ結果に応じて処理を行う。例えば、番組を削除することが選択された場合、番組管理部41は、番組データベース33から、その選択された番組のデータを削除する。また、削除しないことが選択された場合、番組管理部41は、番組データベース33に記憶されているデータをそのまま記憶させ続ける。さらに、いま視聴することが選択された場合、番組管理部41は、そのことを再生処理部37に通知し、自動候補の番組として選択されていた番組を再生させる。
ステップS26において、ユーザ問い合わせ管理部43は、ユーザによる選択結果をユーザ嗜好管理部39に通知し、嗜好情報に反映させる。
以上の処理により、例えば、自動削除候補の番組として選択した番組の中に、手動で設定した録画予約に従って録画した番組であり、かつ、未視聴の番組があることが問い合わせ判定部62により検出された場合、TV2には、「もうすぐ削除されます。どうしますか?」等のポップアップが表示され、「いま見る」、「もう1週間保存」、「ロック」、「今後見ない」の中から、番組の取り扱いをユーザが選択することができるようになされる。
例えば、「いま見る」が選択された場合、上述したように、再生処理部37により再生が行われる。このとき、番組状態データベース42に記憶されている状態情報が番組管理部41により書き換えられ、番組の状態を表す「未視聴」が、「視聴済み」に変更される。
また、「もう1週間保存」が選択された場合、番組状態データベース42に記憶されている状態情報として、保存期限が番組管理部41により設定され、その期限がくるまで自動削除の対象とはならないように扱われる。
「ロック」が選択された場合、番組状態データベース42に記憶されている状態情報として、削除禁止が番組管理部41により設定され、ロックが解除されるまで自動削除の対象とはならないように扱われる。
「今後見ない」が選択された場合、番組データベース33に記憶されているデータは削除される。
また、ユーザによる選択結果は嗜好情報に反映され、例えば、「ロック」が選択された場合には、次に同じような状態になったとき、すなわち、手動で設定した録画予約に従って録画した番組であり、かつ、未視聴の番組が自動削除候補の番組として選択された状態になったとき、その番組は自動削除の対象から除かれることになる。
以上においては、必要に応じてユーザへの問い合わせを行う装置は、情報処理装置1として、TV2とは別の装置として設けられるものとしたが、TV2に内蔵されるようにしてもよい。
また、以上においては、ユーザに対する問い合わせは、放送時間に重複がある状態になったときや、条件に矛盾がある状態になったときに行われるものとしたが、これらに限らず、情報処理装置1自身が判断したときにユーザの意図に沿わない可能性が比較的高い状態であれば、どのような状態になったときに問い合わせが行われるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図4に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される光ディスク25により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM12やHDD20などで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
放送時間に変更が生じた場合の例を示す図である。 条件に矛盾が生じた場合の例を示す図である。 本発明を適用した情報処理装置の外観の例を示す図である。 情報処理装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 情報処理装置の録画予約管理処理について説明するフローチャートである。 情報処理装置の他の録画予約管理処理について説明するフローチャートである。 情報処理装置の削除処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置, 2 TV, 31 EPG抽出部, 32 EPGデータベース, 33 番組データベース, 34 録画処理部, 35 録画予約部, 36 予約リストデータベース, 37 再生処理部, 38 番組選択部, 39 ユーザ嗜好管理部, 40 嗜好情報データベース, 41 番組管理部, 42 番組状態データベース, 43 問い合わせ管理部, 44 メール通信部, 61,62 問い合わせ判定部

Claims (10)

  1. 録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置において、
    録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、
    前記問い合わせ手段による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択手段と、
    前記選択手段による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記問い合わせ手段は、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって、または、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記問い合わせ手段は、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した前記状態を解消させる緊急の程度に応じて、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって問い合わせを行うことと、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって問い合わせを行うことのいずれかを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置の情報処理方法において、
    録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、
    前記問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 録画する番組をユーザによる操作によらずに選択する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    録画対象としている番組の放送時間が変更されたことにより、同時に録画することが可能な番組の数を超える数の番組の放送時間が重複した状態になったとき、放送時間が重複した番組のうち、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、
    前記問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  6. 録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置において、
    録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、
    前記問い合わせ手段による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択手段と、
    前記選択手段による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記問い合わせ手段は、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって、または、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって、どの番組を録画するのかをユーザに問い合わせる
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記問い合わせ手段は、1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある前記状態を解消させる緊急の程度に応じて、ディスプレイに問い合わせの内容を表示させることによって問い合わせを行うことと、電子メールにより問い合わせの内容を送信することによって問い合わせを行うことのいずれかを選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 録画する番組をユーザによる操作によらずに選択可能な情報処理装置の情報処理方法において、
    録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、
    前記問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 録画する番組をユーザによる操作によらずに選択する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    録画する番組を選択する基準となる1つの条件に注目した場合には録画対象となるが、他の条件に注目した場合には録画対象とはならない番組がある状態になったとき、その番組を録画するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせステップと、
    前記問い合わせステップの処理による問い合わせの結果に基づいて、録画する番組を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理による選択結果を、次に同じ状態になったときに録画する番組を選択する基準として反映させる反映ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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