JP2007251257A - 画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法 - Google Patents

画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007251257A
JP2007251257A JP2006067995A JP2006067995A JP2007251257A JP 2007251257 A JP2007251257 A JP 2007251257A JP 2006067995 A JP2006067995 A JP 2006067995A JP 2006067995 A JP2006067995 A JP 2006067995A JP 2007251257 A JP2007251257 A JP 2007251257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
image recognition
pedestrian
image
objects
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006067995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4790454B2 (ja
Inventor
Kuniaki Kashiwagi
邦亮 柏木
Katsumi Sakata
克己 阪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2006067995A priority Critical patent/JP4790454B2/ja
Publication of JP2007251257A publication Critical patent/JP2007251257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4790454B2 publication Critical patent/JP4790454B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】危険度の高い歩行者との距離を優先して算出し、警告や車両制御の実行タイミングを早期化すること。
【解決手段】カメラ31が撮影し、前処理部11による処理が施された入力画像から歩行者認識部18が歩行者認識を行なうとともに、優先度設定部19aが画像内における歩行者像のサイズや位置、移動状態に基づいて優先度を設定する。算出順序決定部19bは、優先度の高い歩行者から順に距離を算出するように算出処理部19cによる距離算出の処理順序を決定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識装置、車両制御装置およびその方法に関し、特に認識した物体と自車両との相対距離を測定する画像認識装置、車両制御装置およびその方法に関する。
車両の走行中においては、特に歩行者との衝突回避が重要である。そこで近年、画像認識やレーダ検知を用いて自車両周辺の物体を認識する技術が考案されてきた。例えば、特許文献1は、赤外画像とレーダとを用いて歩行者の検知と歩行者までの距離の測定を行なう技術を開示している。また、特許文献2は画像認識の処理負荷を削減し、かつ早期の警報を行なうため、道路内の物体のみを選択的に認識する技術を開示している。
特開平11−16099号公報 特開2002−362302号公報
ところで、画像認識によって歩行者までの距離を算出する場合、複眼カメラを使用することがあるが、複数のカメラを設ける必要があり、コストがかかる。そこで、単眼カメラにより測距することが考えられている。この場合、歩行者像の大きさなどを用いて距離を算出することが考えられるが、人の大きさ自体にばらつきがあるために正確な距離を求めることが困難である。
そこで、歩行者の足元、すなわち道路との設置面に基づいて距離を算出する技術が考案されている。このようにして算出された距離に基づいて、歩行者が存在することを運転者に報知する報知タイミングが決定され、そのタイミングで運転者に報知を行なう。
このような距離の算出では、歩行者が複数存在した場合、例えばフレームの右、あるいは左端から順次距離を算出していたので、自車にとって最も危険な歩行者(例えば最も近い歩行者)の距離検出が遅れ、報知が遅れてしまう可能性がある。
尚、そのような歩行者処理の効率化を図るために、画像フレーム中の自車レーン(自車に関係の深い位置)に近い領域に限定して歩行者認識することも考えられているが単純に領域を限定しているだけであるため、領域外であるがその後レーンに進入する可能性のある歩行者は検知されず、報知されないことになる。
例えば、市街地などで画像認識を行なうと、認識結果として多数の歩行者が出力される場合がある。このような場合に例えば認識した順番に距離を算出していくとすると、危険度の高い、例えば道路上にいる歩行者や自車両からの距離が近い歩行者の距離の算出が遅れ、その結果ユーザ(自車両の運転者)への通知や車両制御のタイミングが遅くなることが考えられる。
特許文献2の技術を用いれば、道路内の歩行者のみを認識することで比較的早期に危険度の高い歩行者の距離算出を行なうことができるのであるが、例えば歩行者が道路外から道路内へ飛び出してくる場合のように、危険度の高い歩行者が必ずしも道路内に居るとは限らないので、距離算出が必要な歩行者を見落とす可能性がある。
そこで、自車両の周囲の歩行者を高精度かつ確実に認識しつつ、危険度の高い歩行者との距離を早期に算出することで、警告や車両制御の実行タイミングを早期化し、安全性を向上した画像認識装置および車両制御装置の実現が重要な課題となっていた。
本発明は、上述した従来技術における問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、危険度の高い歩行者との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置、車両制御装置およびその方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る画像認識装置は、車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識装置であって、自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出手段と、前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、各物体の状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項2の発明に係る画像認識装置は、請求項1に記載の発明において、前記優先度設定手段は、前記特定の物体の像を含む領域の大きさに基づいて前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体の像を含む領域の大きさに基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項3の発明に係る画像認識装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記優先度設定手段は、前記特定の物体の像の大きさに基づいて前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体の像の大きさに基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項4の発明に係る画像認識装置は、請求項1,2または3に記載の発明において、前記優先度設定手段は、前記特定の物体の位置に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、物体の位置に優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項5の発明に係る画像認識装置は、請求項4に記載の発明において、前記優先度設定手段は、道路上の白線の位置と前記特定の物体との位置関係から前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項5の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、道路上の白線の位置と物体との位置関係から優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項6の発明に係る画像認識装置は、請求項4または5に記載の発明において、前記優先度設定手段は、自車両の操舵角から自車両の進行方向を判断し、当該進行方向と前記特定の物体の位置とを用いて前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項6の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、自車両の操舵角から自車両の進行方向を判断し、進行方向と認識した物体の位置とを用いて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項7の発明に係る画像認識装置は、請求項4,5または6に記載の発明において、前記優先度設定手段は、自車両の位置情報と地図情報から自車両の進行方向を判断し、当該進行方向と前記特定の物体の位置とを用いて前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、自車両の位置情報と地図情報から自車両の進行方向を判断し、進行方向と認識した物体の位置とを用いて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項8の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の発明において、前記優先度設定手段は、前記特定の物体の移動状態に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする。
この請求項8の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、物体の移動状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項9の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の発明において、前記優先度設定手段は、前記複数の物体を複数の優先ランクに振り分けることを特徴とする。
この請求項9の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体を複数の優先ランクに振り分け、優先ランクに従って相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項10の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の発明において、前記優先度設定手段は、前記複数の物体について優先順位を割り当てることを特徴とする。
この請求項10の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体に対して優先順位を割り当て、優先順位に従って相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項11の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明において、前記特定の物体は、歩行者であることを特徴とする。
この請求項11の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって歩行者を複数認識した場合に、当該複数の歩行者に対して優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の歩行者に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項12の発明に係る画像認識装置は、請求項1〜11のいずれか一つに記載の発明において、前記算出順序決定手段は、前記優先度の低い物体を前記相対距離の算出対象から除外することを特徴とする。
この請求項12の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体に対して優先度を設定し、優先度の低い物体を相対距離の算出対象から除外する。
また、請求項13の発明に係る車両制御装置は、車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識手段と、自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出手段と、前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定手段と、前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定手段と、前記画像認識結果と前記相対距離の算出結果に基づいて、運転者に対する報知制御、および/または車両の走行状態を制御する走行制御を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項13の発明によれば車両制御装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、各物体の状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定し、画像認識結果と距離算出結果に基づいて運転者への報知や車両制御を実行する。
また、請求項14の発明に係る画像認識方法は、車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識方法であって、自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出工程と、前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定工程と、前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項14の発明によれば画像認識方法は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、各物体の状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定する。
また、請求項15の発明に係る車両制御方法は、車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識工程と、自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出工程と、前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定工程と、前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定工程と、前記画像認識結果と前記相対距離の算出結果に基づいて、運転者に対する報知制御、および/または車両の走行状態を制御する走行制御を実行する制御工程と、を備えたことを特徴とする。
この請求項15の発明によれば車両制御方法は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、各物体の状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定し、画像認識結果と距離算出結果に基づいて運転者への報知や車両制御を実行する。
請求項1および請求項14の発明によれば画像認識装置および画像認識方法は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、各物体の状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、危険度の高い物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置および画像認識方法を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体の像を含む領域の大きさに基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、近距離にある可能性の高い物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体の像の大きさに基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、近距離にある可能性の高い物体を簡易かつ確実に判別し、その距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、物体の位置に優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、危険度の高い物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、道路上の白線の位置と物体との位置関係から優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、道路上にある物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、自車両の操舵角から自車両の進行方向を判断し、進行方向と認識した物体の位置とを用いて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、進路上にある物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、自車両の位置情報と地図情報から自車両の進行方向を判断し、進行方向と認識した物体の位置とを用いて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、進路上にある物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項8の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、物体の移動状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定するので、危険度の高い物体を精度よく判別し、その距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項9の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体を複数の優先ランクに振り分け、優先ランクに従って相対距離の算出順序を決定するので、優先ランクの高い物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項10の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体に対して優先順位を割り当て、優先順位に従って相対距離の算出順序を決定するので、優先順位の高い物体から順に距離を算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項11の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって歩行者を複数認識した場合に、当該複数の歩行者に対して優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の歩行者に対する相対距離の算出順序を決定するので、危険度の高い歩行者との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項12の発明によれば画像認識装置は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、当該複数の物体に対して優先度を設定し、優先度の低い物体を相対距離の算出対象から除外するので、処理負荷を抑制しつつ危険度の高い物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御の実行タイミングを早期化する画像認識装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項13および請求項15の発明によれば車両制御装置および車両制御方法は、画像認識によって特定の物体を複数認識した場合に、各物体の状態に基づいて優先度を設定し、設定した優先度に基づいて複数の物体に対する相対距離の算出順序を決定し、画像認識結果と距離算出結果に基づいて運転者への報知や車両制御を実行するので、危険度の高い物体との距離を優先して算出することで警告や車両制御を早期に実行する車両制御装置および車両制御方法を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例である車載用の画像認識装置10の概要構成を示す概要構成図である。車両は以下のような構成を有している。同図に示すように、画像認識装置10は、ナビゲーション装置30、カメラ31、操舵角検知部32、レーダ33、プリクラッシュECU40、ディスプレイ43およびスピーカ44と接続している。
ナビゲーション装置30は、GPS(Global Positioning System)人工衛星と通信して特定した自車両の位置と、予め記憶した地図データ30aとを利用して走行経路の設定および誘導を行なう車載装置である。また、ナビゲーション装置30は、画像認識装置10に対して自車両の位置情報や周辺の地図情報、走行予定経路などを提供する。
カメラ31は、自車両周辺を撮影し、撮影結果を画像認識装置10に入力する。操舵角検知部32は、自車両の操舵角を検知して画像認識装置10に入力するセンサであり、具体的には運転者によるハンドルの切り角や、タイヤの車体に対する角度など操舵角として検知する。レーダ33は、自車両の周辺の物体検知、および物体までの距離測定を行なって画像認識装置10に入力する。
プリクラッシュECU40は、画像認識装置10が自車両の衝突を予測した場合に、画像認識装置10の制御をうけ、ブレーキ41やエンジン制御装置(EFI)42による車両の動作制御を実行する電子制御装置であり、車両制御装置として機能する。
ディスプレイ43はユーザすなわち自車両乗員に対して表示による通知を行なう出力手段であり、スピーカ44は音声による通知を行なう出力手段である。ディスプレイ43およびスピーカ44は、プリクラッシュECU40からの制御を受けて出力を行なう他、ナビゲーション装置30や図示しない車載オーディオ装置など各種車載装置で共用することができる。
画像認識装置10は、その内部に前処理部11、車両認識部16、白線認識部17、歩行者認識部18、歩行者距離算出部19および衝突判定部20を有する。ここで、車両認識部16、白線認識部17、歩行者認識部18、歩行者候補領域検出部19および衝突判定部20は、例えば単一のマイコン10a(CPU、ROM、RAMの組み合わせからなる演算処理ユニット)などによって実現することが好適である。
前処理部11は、カメラ31が撮影した画像に対してフィルタリングやエッジ検出、輪郭抽出などの処理を施した後、車両認識部16、白線認識部17および歩行者認識部18に出力する。
車両認識部16は、前処理部11が出力した画像に対してパターンマッチングなどを施して車両を認識し、認識結果を衝突判定部20に出力する。また、白線認識部17は、前処理部11が出力した画像に対してパターンマッチングなどを施して白線を認識し、認識結果を衝突判定部20および歩行者距離算出部19に出力する。
歩行者認識部18は、前処理部11が出力した画像から歩行者が存在する可能性のある領域を歩行者候補領域として検出し、さらに歩行者候補領域に対してパターンマッチングなどを施して歩行者を認識し、衝突判定部20および歩行者距離算出部19に出力する。
歩行者距離算出部19は、歩行者認識部18が認識した歩行者と自車両との相対距離を算出し、衝突判定部20に出力する。
衝突判定部20は、車両認識部16、白線認識部17、歩行者認識部18による認識結果、歩行者距離算出部19が算出した歩行者との距離、レーダ33による検知結果およびナビゲーション装置30が出力する位置情報を用いて、歩行者や他車両と自車両との衝突危険度を判定する。
具体的には衝突判定部20は、歩行者や他車両との衝突が発生する確率、衝突する時間、衝突する位置までの距離、衝突する角度などを判定し、その判定結果に基づいてディスプレイ43に対する情報表示指示、スピーカ44に対する警告音声出力指示、プリクラッシュECU40に対するブレーキ制御指示やEFI制御指示などを出力する。
つづいて、歩行者距離算出部19についてさらに説明する。歩行者距離算出部19は、その内部に優先度設定部19a、算出順序決定部19b、算出処理部19cを有する。
優先度設定部19aは、歩行者認識部18が複数の歩行者を認識した場合に、歩行者に対して優先度を設定する。そして、算出順序決定部19bは設定された優先度に基づいて、すなわち優先度の高い歩行者から相対距離を算出するように算出順序を決定する。
算出処理部19cは、算出順序決定部19bによって決定された順序で自車両から歩行者までの相対距離を算出する処理を実行する。相対距離の算出距離としては、例えば歩行者の像の足元が画像内のどの位置にあるかによって相対距離を算出する、などの手法を用いればよい。
優先度設定部19aによる優先度の設定は、より詳細には、歩行者の像の画像内における大きさを算出するサイズ算出処理、歩行者の位置を判定する位置判定処理、歩行者の移動状態を判定する移動判定処理などを用いて行なう。
この優先度の設定の具体例について図2を参照して説明する。図2は、カメラ31が撮影した画像の一例であり、画像内には4人の歩行者の像、歩行者像H1〜H4が含まれている。
この画像に対する歩行者認識部18による認識の結果、各歩行者の像を含む矩形領域が歩行者領域として出力される。すなわち、歩行者像H1を含む矩形領域として歩行者領域A1、歩行者像H2を含む矩形領域として歩行者領域A2、歩行者像H3を含む矩形領域として歩行者領域A3、歩行者像H4を含む矩形領域として歩行者領域A4が出力される。
ここで、画像内における歩行者の像は、歩行者が自車両に近いほど大きくなる。そこで、優先度設定部19aは、歩行者の像の画像内におけるサイズが大きいほど、危険度を高く設定する。
歩行者の像の画像内におけるサイズは、歩行者像H1〜H4の面積を求めることで得ることができる。また、歩行者像自体に限らず、歩行者領域A1〜A4の面積を求めて比較するようにしてもよい。
また、歩行者の位置も危険度に大きく影響する。例えば歩行者の位置が自車両の進行方向の道路内であれば、その危険度は非常に大きい。そこで、優先度設定部19aは、位置判定処理によって歩行者の位置を判定し、優先度の設定に使用する。
位置判定処理では、白線認識部17の認識結果から画像内のどこに車線が存在するかを特定し、歩行者領域(もしくは歩行者像)と車線との位置関係から歩行者の位置が道路内であるか否かを判定する。そして、道路内に位置する歩行者については優先度を高く設定する。
また、操舵角検知部32の検知結果や、ナビゲーション装置30から取得した位置情報、地図情報、走行予定経路などを用いて自車両の進行方向を判断する。そして、進行方向上に位置する歩行者に対して優先度を高く設定する。
さらに、歩行者の移動状態も危険度に大きく影響する。例えば、道路外の同一の位置にいる歩行者であっても、道路内に近づく方向に移動する歩行者は危険度が高く、道路から遠ざかる方向に移動する歩行者は危険度が低い。
そこで、優先度設定部19aは、位置判定処理によって歩行者の移動状態を判定し、優先度の設定に使用する。歩行者の移動状態は、例えば前回撮影時の画像との比較や歩行者の体勢に対するパターンマッチングなどによって判定することができる。
このように歩行者像や歩行者領域のサイズ、位置、移動状態を用いて優先度を設定し、優先度に基づいて相対距離の算出順序を決定することで、危険度の高い歩行者に対する距離算出を優先して求め、警告や制御のタイミングを早期化することができる。
図3に算出順序決定部19bによる算出順序決定の具体例を示す。例えば図2に示した画像に対して、歩行者認識部18が画像の左端から順に歩行者認識処理を行なったとすると、図3に示すように歩行者認識部18はまず歩行者領域A1を認識する。そしてつぎに歩行者領域A2を認識し、さらに歩行者領域A3、歩行者領域A4の順に認識する。
ここで、歩行者認識部18によって認識された順番に算出処理部19cが距離の算出を行なったならば、歩行者領域A1、歩行者領域A2、歩行者領域A3、歩行者領域A4の順に距離が算出される。その結果、危険度が高く、早急な警告が必要な歩行者領域A2,A3に対する距離算出よりも、危険度が低い歩行者領域A1に対する距離認識が先に実行されることとなり、歩行者領域A2,A3に関する警告や車両制御の実行タイミングがその分遅くなる。
これに対して、算出順序決定部19bは、図3に示すように優先度の高い歩行者領域A2および歩行者領域A3の距離を算出し、その後歩行者領域A1,A4の距離を算出するように算出順序を決定する。そのため、衝突判定部20は、危険度の高い歩行者について、その距離を早期に取得し、早いタイミングで警告や車両制御を実行することができる。
つぎに優先度設定の具体例について説明する。優先度の設定は、例えば「優先度高」、「優先度中」、「優先度低」などの優先ランクを設け、認識した歩行者をサイズや位置、移動状態によっていずれかのランクに振り分けることで設定することができる。また、認識した歩行者に対し、優先順位を割り当てることで設定しても良い。
優先度決定処理について詳細に説明すると、図3に示すように、歩行者の認識が行なわれたら、その歩行者認識処理ルーチンとは別の優先度決定処理用のルーチンにて、認識された歩行者の状態(大きさ、位置、道路に対する移動ベクトルなど)を検出し、それに応じて優先度ランク(順位(1))を歩行者情報A1に付与する。さらに第2の歩行者(A2)が認識されると、同じように歩行者状態を検出し、A1とA2の状態を比較して、優先度ランクが付与される(同図ではA2の方がA1よりも大きく、かつ道路に近いので、A1は順位が(1)から(2)に変更され、A2が順位(1)となる。
さらに第3の歩行者(A3)が認識されると、同じように歩行者状態を検出し、A1とA2とA3の状態を比較して、優先度ランクが付与される(同図ではA3の大きさはA2と同じであるが、A3の方がA2よりも車両進行方向に近いため、A1は順位が(2)から(3)に変更され、A2の順位が(1)から(2)に変更され、A3の順位が(1)となる。)。
さらに第4の歩行者が認識されると、同じように歩行者状態を検出し、A1とA2とA3、A4の状態を比較して、優先度ランクが付与される(同図では、A4がA2,A3よりも小さいため、A2,A3よりも優先度が低くなる。更にA4の大きさA1とほぼ同じであるが、A1の方が道路外に位置するものの、道路内に進入しようとするベクトルが歩行者から得られたため、危険度が高く、A4よりもA1の方が優先度が高くなり、A4の順位が(4)となる。
フレームの終端になると、そのフレームの歩行者認識処理が終了し、次に距離算出処理に移行する。この時点では既に優先度情報が各歩行者情報(A1〜A4)に付与されているため、その優先度情報に基づいて、優先度の最も高い歩行者から距離算出(歩行者の足元と画像の下端の見かけ上の距離から実距離を算出)を行なう。このように、優先度処理は歩行者認識処理と並行しながら行うので、優先度処理のために時間が余分にかかることはない。
なお、優先度の付与についてはいくつかのファクター(大きさ、道路に対する位置、移動ベクトル)があるが、例えば、大きさをまず第1優先とし、次に道路に対する位置を第2優先とし、さらに移動ベクトルを第3優先とするとしてもよいし、状況によってこれらのファクターの優先度合いを変更しても良い。また、複数のファクターだけでなく、単一のファクターだけで優先度を付与してもよい。
優先ランクによる段階的な優先度設定を採用する場合の画像認識装置10の処理動作について、図4を参照して説明する。同図に示す処理フローは、カメラ31が画像を撮影した場合に開始され、画像フレームの処理ごと(例えば数msecごと)に繰り返し実行される処理である。
まず、画像認識装置10は、カメラ31が撮影した画像に対して前処理部11による前処理を施した後、車両認識部16、白線認識部17および歩行者認識部18によって車両、白線、歩行者の認識を行なう(ステップS101)。
つぎに、歩行者距離算出部19内部の優先度設定部19aは、歩行者の存在が認識されていたならば(ステップS102,Yes)、認識した歩行者に対して優先度を付与するルーチンを開始させる(ステップS103)。
ステップS103の終了後、もしくは歩行者を認識しなかった場合(ステップS102,No)、一つの画像のフレームについて認識処理が終了したか否かを判定し(ステップS104)、終了していなければ(ステップS104,No)、再度ステップS101に移行する。
そして、一つの画像フレームについて認識処理が終了したならば(ステップS104,Yes)、算出順序決定部19bは、まず「優先度高」の歩行者が存在するか否かを判定する(ステップS105)。その結果「優先度高」の歩行者が存在するならば(ステップS105,Yes)、算出順序決定部19bは「優先度高」の歩行者の何れかを選択し、算出処理部19cによる距離算出(ステップS106)を行なわせる。算出処理部19cは算出結果を衝突判定部20に出力し、衝突判定部20による衝突判定処理が実行される(ステップS107)。具体的には、衝突判定部20は、歩行者情報(歩行者の画像上の位置など)と距離、および危険度(接近中、危険度大など)を判定し、外部に出力する。
算出順序決定部19bは、このステップS106およびステップS107を「優先度高」に振り分けられた全ての歩行者について実行し、「優先度高」に振り分けられた歩行者が無くなった(ステップS105,No)ならば、つぎに「優先度中」の歩行者が存在するか否かを判定する(ステップS108)。
その結果「優先度中」の歩行者が存在するならば(ステップS108,Yes)、算出順序決定部19bは「優先度中」の歩行者の何れかを選択し、算出処理部19cによる距離算出(ステップS109)を行なわせる。算出処理部19cは算出結果を衝突判定部20に出力し、衝突判定部20による衝突判定処理が実行される(ステップS110)。
算出順序決定部19bは、このステップS109およびステップS110を「優先度中」に振り分けられた全ての歩行者について実行し、「優先度中」に振り分けられた歩行者が無くなった(ステップS108,No)ならば、つぎに「優先度低」の歩行者が存在するか否かを判定する(ステップS111)。
その結果「優先度低」の歩行者が存在するならば(ステップS111,Yes)、算出順序決定部19bは「優先度低」の歩行者の何れかを選択し、算出処理部19cによる距離算出(ステップS112)を行なわせる。算出処理部19cは算出結果を衝突判定部20に出力し、衝突判定部20による衝突判定処理が実行される(ステップS113)。
算出順序決定部19bは、このステップS112およびステップS113を「優先度低」に振り分けられた全ての歩行者について実行し、「優先度低」に振り分けられた歩行者が無くなった(ステップS111,No)ならば、処理を終了する。
なお、ここでは「優先度高」「優先度中」「優先度低」の全ての歩行者について距離算出を行なう場合を例に説明を行なったが、例えば「優先度低」の歩行者については距離算出対象から除外して処理負荷を軽減することとしてもよい。
つぎに歩行者に対して優先順位を割り当てる優先度設定を採用する場合の画像認識装置10の処理動作について、図5を参照して説明する。同図に示す処理フローは、カメラ31が画像を撮影した場合に開始され、画像フレームの処理ごと(例えば数msecごと)に繰り返し実行される処理である。
まず、画像認識装置10は、カメラ31が撮影した画像に対して前処理部11による前処理を施した後、車両認識部16、白線認識部17および歩行者認識部18によって車両、白線、歩行者の認識を行なう(ステップS201)。
つぎに、歩行者距離算出部19内部の優先度設定部19aは、歩行者の存在が認識されていたならば(ステップS202,Yes)、認識した歩行者に対して優先度を付与するルーチンを開始させる(ステップS203)。
ステップS203の終了後、もしくは歩行者を認識しなかった場合(ステップS202,No)、一つの画像のフレームについて認識処理が終了したか否かを判定し(ステップS204)、終了していなければ(ステップS204,No)、再度ステップS201に移行する。
そして、一つの画像フレームについて認識処理が終了したならば(ステップS204,Yes)、算出順序決定部19bは、距離算出の必要な歩行者があるか否かを判定する(ステップS205)。そして、距離算出の必要な歩行者が存在するならば(ステップS205,Yes)、その中で最も優先順位の高い歩行者を選択し(ステップS206)、算出処理部19cによる距離算出(ステップS207)を行なわせる。算出処理部19cは算出結果を衝突判定部20に出力し、衝突判定部20による衝突判定処理が実行される(ステップS208)。
算出順序決定部19bは、このステップS204からステップS206の処理を全ての歩行者について実行し、距離算出の必要な歩行者が無くなった(ステップS205,No)場合に処理を終了する。
なお、ここでは全ての歩行者について距離算出を行なう場合を例に説明を行なったが、例えば優先順位1番目から6番目までの歩行者についてのみ距離算出を実行し、以降の歩行者については距離算出対象から除外して処理負荷を軽減することとしてもよい。
このように、優先度ランクと優先順位のいずれを採用した場合であっても、危険度の高い歩行者の距離算出の順番を早め、警告や車両制御のタイミングを早期化することができる。
なお、図4および図5を参照して説明した処理動作は、本発明に関連する歩行者認識を中心とするものであるが、衝突判定部20は、例えば画像認識処理によって車両のみが認識された場合(歩行者は存在しない場合)についても車両のみを対象とした衝突判定処理を実行するものである。
つづいて、優先度設定部19aによる優先度の設定処理について図6のフローチャートを参照して説明する。同図に示す処理フローは、図4に示したステップS103、および図5に示したステップS203による開始指示を受けて開始される。
まず、優先度設定部19aは、歩行者の状態(大きさ、位置、移動ベクトル)を検出する(ステップS301)。そして、他の歩行者の各々と比較し(ステップS302)、比較結果に基づいて優先度を付与して記憶し(ステップS303)、処理を終了する。
つぎに、プリクラッシュECU40の処理動作について図7のフローチャートを参照して説明する。同図に示す処理フローは、プリクラッシュECU40の動作中に繰り返し実行される。
まず、プリクラッシュECU40は、画像認識装置10から衝突判定結果を衝突判定情報として取得する(ステップS401)。そして、衝突の危険度が大きい場合には(ステップS402,Yes)、ディスプレイ43とスピーカ44を用いて運転者に報知する(ステップS403)とともに、ブレーキ41およびEFI42を制御して自車両の走行状態を制御し(ステップS404)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例にかかる画像認識装置10は、画像内における歩行者像のサイズや位置、移動状態などの歩行者自体の状態に基づいて優先度を設定し、優先度に基づいて距離算出の順序を決定するので、危険度の高い歩行者との距離を優先して算出し、警告や車両制御の実行タイミングを早期化することができる。
なお、本実施例では歩行者との距離を算出する場合を例に説明を行なったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば道路上の落下物など他の物体についても適用することができる。
以上のように、本発明にかかる画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法は、車両における画像認識に有用であり、特に認識した物体との相対距離の測定に適している。
本発明の実施例にかかる画像認識装置の概要構成を示す概要構成図である。 図1に示したカメラが撮影した画像の具体例を説明する説明図である。 図1に示した算出順序決定部よる算出順序決定を説明する説明図である。 優先ランクを採用した場合の画像認識装置の処理動作を説明するフローチャートである。 優先順位を採用した場合の画像認識装置の処理動作を説明するフローチャートである。 優先度設定処理の処理動作について説明するフローチャートである。 プリクラッシュECU40の処理動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10 画像認識装置
10a マイコン
16 車両認識部
17 白線認識部
18 歩行者認識部
19 歩行者距離算出部
19a 優先度設定部
19b 算出順序決定部
19c 算出処理部
20 衝突判定部
30 ナビゲーション装置
30a 地図データ
31 カメラ
32 操舵角検知部
33 レーダ
40 プリクラッシュECU
41 ブレーキ
42 EFI
43 ディスプレイ
44 スピーカ

Claims (15)

  1. 車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識装置であって、
    自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出手段と、
    前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像認識装置。
  2. 前記優先度設定手段は、前記特定の物体の像を含む領域の大きさに基づいて前記優先度を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  3. 前記優先度設定手段は、前記特定の物体の像の大きさに基づいて前記優先度を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像認識装置。
  4. 前記優先度設定手段は、前記特定の物体の位置に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像認識装置。
  5. 前記優先度設定手段は、道路上の白線の位置と前記特定の物体との位置関係から前記優先度を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像認識装置。
  6. 前記優先度設定手段は、自車両の操舵角から自車両の進行方向を判断し、当該進行方向と前記特定の物体の位置とを用いて前記優先度を設定することを特徴とする請求項4または5に記載の画像認識装置。
  7. 前記優先度設定手段は、自車両の位置情報と地図情報から自車両の進行方向を判断し、当該進行方向と前記特定の物体の位置とを用いて前記優先度を設定することを特徴とする請求項4,5または6に記載の画像認識装置。
  8. 前記優先度設定手段は、前記特定の物体の移動状態に基づいて前記優先度を設定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像認識装置。
  9. 前記優先度設定手段は、前記複数の物体を複数の優先ランクに振り分けることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像認識装置。
  10. 前記優先度設定手段は、前記複数の物体について優先順位を割り当てることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像認識装置。
  11. 前記特定の物体は、歩行者であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の画像認識装置。
  12. 前記算出順序決定手段は、前記優先度の低い物体を前記相対距離の算出対象から除外することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の画像認識装置。
  13. 車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識手段と、
    自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出手段と、
    前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定手段と、
    前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定手段と、
    前記画像認識結果と前記相対距離の算出結果に基づいて、運転者に対する報知制御、および/または車両の走行状態を制御する走行制御を実行する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  14. 車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識方法であって、
    自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出工程と、
    前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定工程と、
    前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定工程と、
    を含んだことを特徴とする画像認識方法。
  15. 車載カメラが撮影した入力画像から特定の物体を画像認識する画像認識工程と、
    自車両から前記特定の物体までの相対距離を算出する距離算出工程と、
    前記画像認識によって得られた画像フレーム中の複数の特定の物体に対し、各複数の特定の物体の状態に基づいて優先度を設定する優先度設定工程と、
    前記優先度に基づいて前記複数の物体に対する前記相対距離の算出順序を決定する算出順序決定工程と、
    前記画像認識結果と前記相対距離の算出結果に基づいて、運転者に対する報知制御、および/または車両の走行状態を制御する走行制御を実行する制御工程と、
    を備えたことを特徴とする車両制御方法。
JP2006067995A 2006-03-13 2006-03-13 画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法 Expired - Fee Related JP4790454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006067995A JP4790454B2 (ja) 2006-03-13 2006-03-13 画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006067995A JP4790454B2 (ja) 2006-03-13 2006-03-13 画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007251257A true JP2007251257A (ja) 2007-09-27
JP4790454B2 JP4790454B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=38595135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006067995A Expired - Fee Related JP4790454B2 (ja) 2006-03-13 2006-03-13 画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4790454B2 (ja)

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009064227A1 (en) * 2007-11-12 2009-05-22 Autoliv Development Ab A vehicle safety system
JP2009123105A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Nissan Motor Co Ltd 情報通知システム、携帯端末装置、車載装置及び情報送信方法
JP2010018162A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の衝突防止装置
WO2010119860A1 (ja) * 2009-04-14 2010-10-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両用外界認識装置及びそれを用いた車両システム
JP2011027457A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Fujitsu Ten Ltd 物体検出装置、情報処理方法、および、情報処理システム
JP2011100257A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Renesas Electronics Corp 危険回避システム及び方法
JP2011192176A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2011257984A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Toyota Central R&D Labs Inc 対象物検出装置及びプログラム
WO2012032624A1 (ja) 2010-09-08 2012-03-15 トヨタ自動車株式会社 危険度算出装置
JP2012128692A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Canon Inc 映像処理装置、映像処理方法及びプログラム
JP2012128693A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Canon Inc 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム
JP2012226488A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Toyota Motor Corp 運転支援装置及び運転支援方法
WO2013133464A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 Lg Electronics Inc. Image display device and method thereof
WO2013133463A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 Lg Electronics Inc. Image display device and method thereof
US8674819B2 (en) 2010-12-23 2014-03-18 Denso Corporation Vehicular obstacle notification apparatus
JP2014052883A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Autoliv Development Ab 歩行者警告装置
WO2014068671A1 (ja) * 2012-10-30 2014-05-08 トヨタ自動車 株式会社 車両の安全装置
US9104909B2 (en) 2010-12-15 2015-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method of processing image
JP2016015178A (ja) * 2015-10-28 2016-01-28 キヤノン株式会社 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム
KR101736741B1 (ko) * 2011-01-07 2017-05-18 팅크웨어(주) 전자 기기 및 그 제어방법
KR101767237B1 (ko) * 2016-04-27 2017-08-10 (주)한양정보통신 객체 검출 장치 및 방법
JP2017211817A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 物体検出装置、プログラムおよび記録媒体
KR101833298B1 (ko) * 2017-02-08 2018-04-13 팅크웨어(주) 전자 기기 및 그 제어방법
JP2018093445A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社大林組 監視システム、監視方法及び監視プログラム
JP2018106233A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 トヨタ自動車株式会社 衝突回避支援装置
US20180240249A1 (en) * 2017-02-23 2018-08-23 Hitachi, Ltd. Image Recognition System
JP2019053658A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
WO2019064490A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN112785874A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 丰田自动车株式会社 信息处理装置、系统及方法以及非暂时性记录介质
CN114267181A (zh) * 2022-03-03 2022-04-01 深圳市旗扬特种装备技术工程有限公司 一种城市道路路口的行人预警方法、装置及电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10206151A (ja) * 1997-01-23 1998-08-07 Naldec Kk 物体認識装置
JP2002074594A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Alpine Electronics Inc 障害物検知システム
JP2003081039A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 環境危険度演算装置
JP2005222307A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示システム及び画像表示方法
JP2005316607A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Toyota Motor Corp 画像処理装置及び画像処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10206151A (ja) * 1997-01-23 1998-08-07 Naldec Kk 物体認識装置
JP2002074594A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Alpine Electronics Inc 障害物検知システム
JP2003081039A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 環境危険度演算装置
JP2005222307A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示システム及び画像表示方法
JP2005316607A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Toyota Motor Corp 画像処理装置及び画像処理方法

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009064227A1 (en) * 2007-11-12 2009-05-22 Autoliv Development Ab A vehicle safety system
JP2009123105A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Nissan Motor Co Ltd 情報通知システム、携帯端末装置、車載装置及び情報送信方法
JP2010018162A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の衝突防止装置
US8924140B2 (en) 2009-04-14 2014-12-30 Hitachi, Ltd. External environment recognition device for vehicle and vehicle system using same
WO2010119860A1 (ja) * 2009-04-14 2010-10-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両用外界認識装置及びそれを用いた車両システム
JP2010250501A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両用外界認識装置及びそれを用いた車両システム
JP2011027457A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Fujitsu Ten Ltd 物体検出装置、情報処理方法、および、情報処理システム
JP2011100257A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Renesas Electronics Corp 危険回避システム及び方法
JP2011192176A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2011257984A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Toyota Central R&D Labs Inc 対象物検出装置及びプログラム
WO2012032624A1 (ja) 2010-09-08 2012-03-15 トヨタ自動車株式会社 危険度算出装置
US9058247B2 (en) 2010-09-08 2015-06-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Risk potential calculation apparatus
JP2012128692A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Canon Inc 映像処理装置、映像処理方法及びプログラム
JP2012128693A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Canon Inc 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム
US9104909B2 (en) 2010-12-15 2015-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method of processing image
US8674819B2 (en) 2010-12-23 2014-03-18 Denso Corporation Vehicular obstacle notification apparatus
KR101736741B1 (ko) * 2011-01-07 2017-05-18 팅크웨어(주) 전자 기기 및 그 제어방법
JP2012226488A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Toyota Motor Corp 運転支援装置及び運転支援方法
WO2013133464A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 Lg Electronics Inc. Image display device and method thereof
WO2013133463A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 Lg Electronics Inc. Image display device and method thereof
US9487172B2 (en) 2012-03-09 2016-11-08 Lg Electronics Inc. Image display device and method thereof
JP2014052883A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Autoliv Development Ab 歩行者警告装置
JPWO2014068671A1 (ja) * 2012-10-30 2016-09-08 トヨタ自動車株式会社 車両の安全装置
CN104756175B (zh) * 2012-10-30 2018-02-16 丰田自动车株式会社 车辆的安全装置
US9440648B2 (en) 2012-10-30 2016-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle safety apparatus
CN104756175A (zh) * 2012-10-30 2015-07-01 丰田自动车株式会社 车辆的安全装置
WO2014068671A1 (ja) * 2012-10-30 2014-05-08 トヨタ自動車 株式会社 車両の安全装置
JP5930060B2 (ja) * 2012-10-30 2016-06-08 トヨタ自動車株式会社 車両の安全装置
JP2016015178A (ja) * 2015-10-28 2016-01-28 キヤノン株式会社 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム
KR101767237B1 (ko) * 2016-04-27 2017-08-10 (주)한양정보통신 객체 검출 장치 및 방법
US10789839B2 (en) 2016-05-25 2020-09-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Object detection apparatus, and storage medium
JP2017211817A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 物体検出装置、プログラムおよび記録媒体
CN107436432A (zh) * 2016-05-25 2017-12-05 松下知识产权经营株式会社 物体检测装置、程序和记录介质
CN107436432B (zh) * 2016-05-25 2024-03-08 松下知识产权经营株式会社 物体检测装置和记录介质
US11881104B2 (en) 2016-05-25 2024-01-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Object detection apparatus, and storage medium
JP2018093445A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社大林組 監視システム、監視方法及び監視プログラム
JP2018106233A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 トヨタ自動車株式会社 衝突回避支援装置
US11787401B2 (en) 2016-12-22 2023-10-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Collision avoidance support device
US11034347B2 (en) 2016-12-22 2021-06-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Collision avoidance support device
KR101833298B1 (ko) * 2017-02-08 2018-04-13 팅크웨어(주) 전자 기기 및 그 제어방법
US20180240249A1 (en) * 2017-02-23 2018-08-23 Hitachi, Ltd. Image Recognition System
US10636161B2 (en) * 2017-02-23 2020-04-28 Hitachi, Ltd. Image recognition system
JP2019053658A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
JPWO2019064490A1 (ja) * 2017-09-29 2020-07-27 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN111094096A (zh) * 2017-09-29 2020-05-01 本田技研工业株式会社 车辆控制装置、车辆控制方法及程序
US11390275B2 (en) 2017-09-29 2022-07-19 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control device, vehicle control method, and program
WO2019064490A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN112785874A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 丰田自动车株式会社 信息处理装置、系统及方法以及非暂时性记录介质
CN114267181A (zh) * 2022-03-03 2022-04-01 深圳市旗扬特种装备技术工程有限公司 一种城市道路路口的行人预警方法、装置及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4790454B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4790454B2 (ja) 画像認識装置、車両制御装置、画像認識方法および車両制御方法
EP3366540B1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer-readable recording medium
JP4985142B2 (ja) 画像認識装置および画像認識装置の画像認識処理方法
EP3217318B1 (en) Method of switching vehicle drive mode from automatic drive mode to manual drive mode depending on accuracy of detecting object
JP6614359B2 (ja) 障害物判定方法、駐車支援方法、出庫支援方法、及び障害物判定装置
US10345442B2 (en) Collision possibility determination device
JP2018167699A (ja) 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP5178276B2 (ja) 画像認識装置
JP4322913B2 (ja) 画像認識装置、画像認識方法および電子制御装置
CN107209998B (zh) 车道线识别装置以及车道线识别方法
JP2019053658A (ja) 車両制御装置
US9607230B2 (en) Mobile object control apparatus and target object detecting apparatus
US20200385017A1 (en) Vehicle control device and vehicle control method
JP2015179368A (ja) 走行区画線認識装置及び走行区画線認識プログラム
CN111052201B (zh) 碰撞预测装置、碰撞预测方法以及存储介质
JP2008186170A (ja) 運転支援装置および運転支援方法
JP6970547B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
JP2018048949A (ja) 物体識別装置
JP2009237897A (ja) 画像認識装置
CN113412212A (zh) 其它车辆动作预测方法以及其它车辆动作预测装置
JP2015225546A (ja) 物体検出装置、運転支援装置、物体検出方法、および物体検出プログラム
JP2003288691A (ja) 割り込み予測装置
US11420624B2 (en) Vehicle control apparatus and vehicle control method
JP2010072947A (ja) 障害物検出装置
JP7202982B2 (ja) 運転支援方法及び運転支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110720

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4790454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees