JP5178276B2 - 画像認識装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載のカメラの撮影画像の画像認識処理により自車前方の一定距離内の歩行者を認識する画像認識装置に関する。
従来、車両における前方の歩行者の検知・警報においては、車両にステレオカメラを搭載し、このステレオカメラにより自車前方を撮影し、そのステレオ撮影画像から自車前方の各種物標の立体像を得、この立体像についての3次元のテンプレートマッチング処理等のステレオ画像認識処理により歩行者を判別して認識することがよく知られている。
また、車両にステレオカメラに代えて単眼カメラを搭載し、単眼カメラの自車前方の撮影画像(単眼撮影画像)中の移動する各物標につき、予め用意した移動速度別の複数の2次元のテンプレート画像の辞書の中から、各物体の移動速度に応じた辞書を選択し、選択した辞書を用いたテンプレートマッチングの画像認識処理により自車前方の歩行者を判別して認識することも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−249841号公報(要約書、段落[0024]−[0027]、図1、図9等)
前記従来のステレオカメラを使用した歩行者の認識は、ステレオカメラが高価で大きな設置スペースを要し、また、ステレオカメラを車両に搭載する際にステレオカメラ固有の高精度の取り付け調整が必要であり、さらに、複雑なステレオ画像処理が必要となるため、実用的でない。
また、前記移動速度別の複数のテンプレート画像の辞書を用いた歩行者の認識では、車載のカメラとして単眼カメラを使用できるが、撮影画像の全ての物標について画像認識処理を施して歩行者か否かを判別することになる。この場合、全ての物標について例えば立ち止まっている歩行者と電柱(歩行者以外の歩行者に似た幅の狭い物標)とを区別することは困難であり、認識精度が低い。また、移動速度別の多数の辞書を用意して全ての物標についてテンプレートマッチングの処理を行うため、画像認識処理の負荷が大きいだけでなく極めて高価になる。そのため、量産化に好適な安価な構成で精度良く迅速に歩行者を認識することができない問題がある。
そして、カメラの撮影画像中の運転支援等に必要な自車前方の一定範囲内の歩行者を精度よく迅速に認識し、量産化に好適(簡素で安価)な構成の画像認識装置は、実現されていない。
なお、車両に車間距離測定等を目的としてレーザレーダやミリ波レーダのようなレーダ(アクティブセンサ)が搭載されることが多いことから、このようなレーダの自車前方の探査のみから歩行者を検出して認識することも考えられるが、この場合、歩行者を検出するにはレーダの感度(センサ感度)を極めて高くして敏感にする必要があり、そのような高感度にすると、背反として、歩行者以外の様々な物体を歩行者として誤検出してしまう。そのため、レーダの探査のみからは自車前方の歩行者を検出して認識することはできない。
本発明は、カメラの撮影画像中の自車前方の一定範囲内の歩行者を精度よく迅速に認識する画像認識装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の画像認識装置は、車載のカメラの自車前方の撮影画像に含まれる物標を画像認識処理して歩行者を認識する画像認識装置であって、車載のレーザレーダの自車前方の探査により所定の歩行者検出可能領域以遠に検出された物標に識別情報を付与する識別情報付与手段と、前記レーザレーダと前記カメラとのセンサフュージョンにより前記識別情報が付与された物標を追跡し、前記カメラの撮影画像の前記歩行者検出可能領域内に検出された各物標のうちの前記識別情報が付与された物標を認識対象外の物標とする第1除外手段と、前記第1除外手段により認識対象外とされた物標を除く前記カメラの撮影画像の前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標に画像認識処理を施して歩行者を認識する認識処理手段とを備えたことを特徴としている(請求項1)。
また、本発明の画像認識装置は、自車の進路を予測する進路予測手段と、予め記憶された歩行者画像と前記認識対象の物標の画像との類似性のユークリッド距離を算出する類似性演算手段と、前記進路予測手段により予測された進路から外れる物標ほど前記ユークリッド距離に対する認識の閾値を短くし、前記進路予測手段により予測された進路に近い物標ほど前記ユークリッド距離に対する認識の閾値を長くして、前記認識対象の物標の前記予測された進路に対する遠近に応じて前記閾値を補正し、前記ユークリッド距離が前記補正した閾値以下の前記認識対象の物標にのみ前記認識処理手段の画像認識処理を施すべく前記ユークリッド距離が前記補正した閾値より大きい前記認識対象の物標を除外する第2除外手段とを更に備えたことを特徴としている(請求項2)。
さらに、本発明の画像認識装置は、物標の移動方向を判断する移動方向判断手段と、予め記憶された移動方向別の複数種類の歩行者パターンから、前記移動方向判断手段により判断された移動方向の歩行者パターンを選択するパターン選択手段とを更に備え、前記認識処理手段は、前記画像選択手段により選択された前記歩行者パターンと前記認識対象の物標の画像パターンとを照合して前記認識対象の物標に画像認識処理を施すことを特徴としている(請求項3)。
請求項1の構成によれば、レーザレーダの探査により自車前方の所定の歩行者検出可能領域以遠に検出される物標が歩行者でないことに着目し、このような物標に識別情報付与手段により識別情報を付与する。すなわち、レーザレーダの探査においては、よく知られているように、遠くに存在する車両や路側の電柱等はレーザ光の吸収が少なく、反射し易いので、容易に検出できるが、遠くに存在する歩行者はレーザ光を吸収し易く、反射しにくいため、検出できない。レーザレーダの探査のこのような特質に着目し、自車前方の所定の歩行者検出可能領域以遠に検出される物標には、歩行者でないことを示す識別情報を付ける。
さらに、前記レーザレーダと前記カメラとのセンサフュージョンにより識別情報が付与された物標を追跡し、車両(自車)の走行により、前記歩行者検出可能領域内に識別情報を付与した物標を検出すると、その物標は第1除外手段により認識対象外の物標とする。したがって、認識処理手段は、カメラの撮影画像の前記歩行者検出可能領域内の各物標のうちの前記識別情報が付与されていない認識対象の物標についてのみパターンマッチングやテンブレートマッチング等の画像認識処理を施して歩行者を認識することができる。
この場合、車載のカメラはステレオカメラでなくてよい。そして、カメラの撮影画像の前記歩行者検出可能領域内の全ての物標の画像認識処理をするのでなく、歩行者の可能性が高い物標についてのみ画像認識処理を施すので画像認識処理の負荷が少なく、量産化に好適な安価な構成で、精度良く迅速に前記歩行者検出可能領域内の歩行者を認識できる。
したがって、車載のカメラとレーザレーダとの組み合わせにより、カメラの撮影画像中の運転支援等に必要な自車前方の一定範囲内の警報が必要な歩行者を精度よく迅速に認識することができる、量産化に好適な構成の画像認識装置を提供することができる。
請求項2の構成によれば、第1除外手段により認識対象外の物標とされなかった自車前方の前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標につき、類似性演算手段により歩行者らしさのユークリッド距離が算出される。さらに、進路予測手段により予測された自車の進路に基づき、第2除外手段により、自車の進路に近い物標は歩行者の認識の閾値を長くして認識条件を緩くし、自車の進路から外れる物標は歩行者の認識の閾値を短くして認識条件を厳しくし、認識対象の物標であっても自車の進路に対する距離に応じて歩行者の認識の閾値を変えて画像認識処理が施されて歩行者が認識される。
この場合、前記歩行者検出可能領域内の物標であっても自車の進路に近いものほど多く画像認識処理を施して歩行者が認識され、警報が必要な歩行者の認識精度が向上する。
請求項3の構成によれば、歩行者の画像が歩行者の移動方向によって異なることに着目し、移動方向判断手段の物標の移動方向の判断に基づき、選択手段により、前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標に対応する移動方向の歩行者パターンが選択される。そして、選択された歩行者パターンと認識対象の物標の画像パターンとを認識処理手段により照合して認識対象の物標に画像認識処理が施される。
この場合、移動方向による歩行者の姿勢の差異を考慮して、認識処理手段のパターンマッチングの画像認識処理により、歩行者を一層精度良く認識することができる。また、認識対象の物標の画像パターンと、その移動方向の歩行者パターンのみとを照合するため、認識対象の物標の画像パターンと全移動方向の歩行者パターンとを照合する場合に比して画像処理の負担が軽減される利点もある。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、一実施形態について、図1〜図13を参照して詳述する。
図1は自車(車両)1に搭載された本実施形態の画像認識装置のブロック図、図2、図3はその動作説明のフローチャート、図4は識別情報を割り当てる物標の説明図、図5〜図7は認識対象の物標の分類の説明図、図8はユークリッド距離による認識の説明図、図9は認識の閾値に対する認識対象の物標の分布例の説明図、図10及び図11は自車1の進路予測と認識の閾値との関係の説明図、図12は物標の移動方向の説明図、図13は移動方向別の歩行者画像の説明図である。
(構成)
図1において、2は自車1の前方を探査する本発明のレーザレーダである。このレーザレーダ2は例えば車間距離計測(他の用途)のために自車1に取り付けられたものである。そして、レーザレーダ2の探査においては、この種のレーザレーダについてよく知られているように、車両(先行車や対向車)や路側の電柱等は遠くに存在していてもレーザ光の吸収が少なく、反射し易いので、容易に検出できるが、遠くに存在する歩行者はレーザ光を吸収し易く、反射しにくため、検出できない。
3は自車1の前方を連続的に撮影する本発明のカメラであり、例えばステレオカメラに比して小型かつ安価なCCDの単眼カメラからなる。4は自車1の車速を検出する速度センサ、5は自車1の加速度を検出するアクセル開度センサ、6は自車1のブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキセンサ、7は自車1のステアリングの角度を検出する舵角センサである。
8はレーダ側物標検出部であり、レーザレーダ2の探査出力(受信反射波)から自車1の前方のレーザパルスを反射する車両や路側物(電柱や看板)や歩行者等の物標を検出する。9は識別情報付与部であり、本発明の識別情報付与手段を形成し、レーダ側物標検出部8が検出した各物標のうちの所定の歩行者検出可能領域以遠に検出された物標に簡単な番号情報等の識別情報IDを割り当てて付与する。所定の歩行者検出可能領域とは、例えば図4に示す自車1のカメラ3の扇形の撮影範囲において、カメラ3の撮影画像から後述の画像認識処理により歩行者を認識できる斜線の領域であり、具体的にはカメラ3の特性や画像認識処理の手法等によって定まる自車1から一定距離(例えば、35m)の領域である。
図1の10はカメラ側物標検出部であり、レーザレーダ2とカメラ3とのセンサフュージョンによりカメラ3の撮影画像に含まれる各物標を検出する。11はカメラ側物標検出部10の後段の本発明の第1除外部であり、カメラ側物標検出部10の検出と識別情報付与部9が割り当てた識別情報IDとに基づき、数秒乃至数分の一定時間にわたり識別情報IDが付与された物標を追跡し、カメラ3の撮影画像の前記歩行者検出可能領域内に検出された各物標のうちの識別情報IDが付与された物標を認識対象外の物標とする。
すなわち、前記歩行者検出可能領域内に検出された物標であっても、歩行者検出可能領域以遠においてレーザレーダ2によって既に検出されていた物標は、車両や路側物の電柱等であって歩行者でない。そのため、このような物標には識別情報付与部9により識別情報IDを付与しておき、前記図4に示すように識別情報IDが付与された物標Gが時間経過によって前記歩行者検出可能領域内に入っても、その識別情報IDに基づき、第1除外部11により認識対象から除去して画像認識の対象とはしないようにして、後述の画像認識処理の負担を軽減する。
図1の12は本発明の認識処理手段を形成する認識処理部であり、基本的には、第1除外部11により認識対象外とされた物標を除くカメラ3の撮影画像の前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標にパターンマッチングやテンプレートマッチング等の画像認識処理を施し、歩行者を認識する。この場合、カメラ3の撮影画像の前記歩行者検出可能領域内の全ての物標の画像認識処理をするのでなく、識別情報IDが付されていない歩行者の可能性が高い物標についてのみ画像認識処理を施すので画像認識処理の負荷が少なくなり、量産化に好適な安価な構成で、精度良く迅速に前記歩行者検出可能領域内の歩行者を認識できる。したがって、車載のカメラ3とレーザレーダ2との組み合わせにより、カメラ3の撮影画像中の運転支援等に必要な自車前方の一定範囲内の警報が必要な歩行者を精度よく迅速に認識することができ、量産化に好適な構成の画像認識装置を提供することができる。そして、本実施形態においては、パターンマッチングの画像認識処理を行うものとして、以下に説明する。
すなわち、本実施形態においては、画像認識処理の負担の一層の軽減と認識精度の向上を図るため、認識処理部12の画像認識処理において、まず、各物標の相対速度や横幅等に基づき、例えば図5に示すように、レーザレーダ2が検出する集合αの物標(実際には第1除外部11により認識対象外とされた物標を除く前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標)から、集合βの相対速度が一定(例えば20km)以上になる同走行方向の車両(4輪車及び2輪車)や集合γの相対速度が負になる対向車の物標、集合δの電柱やパイロン等の静止障害物の物標を除く、そして、図5の残った集合εの各物標にパターンマッチングの画像認識処理を施し、同図の集合ε*の物標を歩行者と認識する。
なお、各物標が集合β〜εのいずれに属するかは、具体的には、カメラ3の毎フレームの撮影画像について、現在(今回)と次回の分類の遷移も考慮し、例えば図6の分類条件にしたがって決定する。図6においては、車両を4輪車、2輪車、対向車、横断車に分類し、4輪車と2輪車とは横幅で区別し、対向車は相対速度が負になることから認識し、横断車は自車1の前後方向の相対速度をZ、左右方向の相対速度をXとして、Z=0km/h、|X|>20km/hから認識する。また、同図の「分類」の縦方向の分類A〜Fが今回の分類であり、「遷移状態」の横方向の分類A〜Fが次回の分類であり、○印は状態の遷移が許可されることを示し、×印は状態の遷移が許されない(集合εになる)ことを示す。ここで、状態の遷移が許可されるとは、例えば、一旦分類Aとして判断したものが、分類Cや分類Dに遷移することがあり得るということである。また、図5の集合を歩行者らしさと相対速度との関係で示すと、図7のグラフのようになる。
図1の13は本発明の類似性演算手段を形成する類似性演算部であり、基本的には、予め歩行者パターン記憶部14に記憶された1又は複数種類の歩行者パターン(プロトタイプ)と、第1除外部11により識別情報IDが付された物標を除去して残った前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標の画像パターンとの類似性のユークリッド距離を算出するが、本実施形態の場合、演算処理の負担を軽減するため、前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標のうちの前記集合ε*に分類された物標の画像パターンについてのみユークリッド距離を算出する。15は本発明の進路予測手段を形成する進路予測部であり、例えば、速度センサ4、アクセル開度センサ5、ブレーキセンサ6、舵角センサ7の検出情報等の自車1の走行に関連する諸情報に基づき、自車1の時々刻々の進路を予測する。16は本発明の第2除外手段を形成する第2除外部であり、進路予測部15により予測された自車1の進路(予測進路)から外れる物標ほど前記ユークリッド距離に対する認識の閾値を短くし、自車1の進路(予測進路)に近い物標ほど前記ユークリッド距離に対する認識の閾値を長くし、前記ユークリッド距離が前記認識の閾値以下の物標を除外して前記ユークリッド距離が前記認識の閾値以下の物標にのみ認識処理部12によるパターンマッチングの画像認識処理を施す。
すなわち、画像認識処理の負担を少なくして歩行者を精度よく認識するには、前記認識の閾値の設定が重要になる。認識処理部12の画像認識処理においては、図8に示すように、歩行者パターン記憶部14の識別辞書に登録されてい歩行者パターン(プロトタイプ)gsに対して、ユークリッド距離D1が認識の閾値D0以下(D1≦D0)で類似性が高い物標g1は歩行者と認識され、ユークリッド距離D2が閾値D0より大きく(D2>D0)、類似性が低い物標g2は歩行者ではないと認識される。そして、図9に示すように、閾値D0に対して、歩行者の集合ε*の物標と、残りの歩行者でない集合ε―ε*の物標とは双頭のように分布し、両分布の重なる部分において、閾値D0より歩行者寄りの部分が誤認識の範囲、反対側の部分が不認識の範囲である。この図9からも明らかなように、閾値D0を歩行者寄りに設定すると歩行者の不認識の範囲が大きくなり、反対寄りに設定すると歩行者の誤認識の範囲が大きくなり、両範囲が最も小さくなるように閾値D0を設定することが望ましい。なお、不認識の範囲が大きくなると、歩行者を歩行者ではないと誤認識してしまう場合がある。一方、不認識の範囲を小さくするように閾値D0を設定すると、歩行者でない物標を歩行者と誤認識しやすくなり、画像認識処理の演算量が増大するだけでなく、不要な警報にも繋がる。
そこで、本実施形態においては、前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標であっても、衝突の可能性を考慮して、類似性演算部13により算出されたユークリッド距離に対して、自車1の進路の予測に基づき、第2除外部16により、自車1の進路に近い物標については歩行者の閾値D0を長く(高く)して認識処理部12のパターンマッチングの画像認識処理の認識条件を緩める。一方、自車1の進路から離れた物標については閾値D0を短く(低く)して認識条件を厳しくする。このようにすると、自車前方の物標に対する歩行者の認識条件(閾値D0)が、衝突の可能性を考慮し、自車1の進行方向、及び所在に応じて、例えば図10、図11の実線イ、ロに示すように動的に設定される。なお、図10は自車1が直進する場合を示し、図11は自車1が進路を変更する(曲がる)場合を示し、いずれの場合も、警報が最も必要になる自車1の進路上の物標に対する閾値D0が最も長く(高く)なり、条件が最も緩和される。
そのため、前記歩行者検出可能領域内の物標であっても自車1の進路に近いものほど多く画像認識処理を施して歩行者が認識され、警報が必要な歩行者の認識精度が向上する。また、画像認識処理する物標が少なくなるのでその負担が一層低減される。
図1の17は本発明の移動方向判断手段を形成する移動方向判断部であり、認識対象の物標の移動方向を判断する。18は本発明の画像選択手段を形成する歩行者パターン選択部であり、移動方向判断部17により判断された移動方向の歩行者パターンを選択し、認識処理部12に、歩行者パターン選択部18によって選択された歩行者パターンと認識対象の物標の画像パターンとの照合を行なわせて認識対象の物標に画像認識処理を施す。
すなわち、認識処理部12のパターンマッチングによる画像認識処理を飛躍的に高速化して認識精度を一層向上するため、歩行者パターン記憶部14の識別辞書に画像認識用の歩行者パターンgsとして移動方向別にいくつかの歩行者バターン(プロトタイプ)を予め登録する。この歩行者パターンは移動方向に進む歩行者の姿を表す画像パターンであり、移動方向によって手の振りや顔の向き等が異なる。登録する歩行者パターンの種類は、認識処理部12の処理能力と認識精度の要求との兼ね合い等によって決まり、例えば図12に示すように、前時刻(前回)の撮影画像の歩行者W1が、現時刻(今回)においては、前後、左右、斜めの8方向のいずれかに進む歩行者W21〜W28になると考え、その8種類にすることが実用的で好ましい。
また、本実施形態においては、レーザレーダ2によって歩行者の移動方向を検出でき、歩行者の画像がその移動方向によって異なるパターンになることに着目する。そして、画像認識の手法としては様々の手法があるが、本実施形態では最も単純な周知の主成分分析による認識手法を採用する。
この場合、歩行者パターン記憶部14の識別辞書に画像認識用の歩行者パターンとして、図13に示すように、例えば前記8種類の歩行者W21〜W28それぞれについてのいくつかの歩行者バターン(プロトタイプ)gs(w21)〜gs(w28)を登録しておく。なお、図13の軸e1〜enは主成分ベクトルの軸である。
そして、第1除外部11の除外が施された後の認識対象の各物標に対して、歩行者パターン選択部18により、移動方向判断部17が判断した移動方向の姿勢の歩行者パターン(歩行者パターンgs(w21)〜gs(w28)のいずれか)を選択し、認識処理部12により、選択された姿勢に属する歩行者パターンと認識対象の物標の画像パターンとを主成分分析によって照合する。さらに、照合結果につき、第2除外部16によって補正された閾値に基づいて歩行者らしさを判断して歩行者を認識する。
この場合、移動方向の判断を行わずに歩行者を認識しようとすると、認識対象の各物標につき、図13の全ての移動方向に属する多数の歩行者パターンとの照合が必要となるが、レーザレーダ2の探査に基づく物標の移動方向の判断を加味することにより、その移動方向に属する姿勢の歩行者パターンとのみ照合して認識処理部12のパターンマッチングによる画像認識処理が行え、この例の場合、認識処理部12の画像処理の演算量を、全移動方向の歩行者パターンと照合する場合に比して約1/8に低減することができる。そのため、画像認識処理の処理時間を大幅に短縮できるとともに、認識精度が向上する。
図1の19は警報制御部であり、認識処理部12から例えば図5の集合β〜ε(除くε*)、ε*の認識結果が入力され、歩行者との衝突の可能性を、例えば、距離と相対速度とに基づく衝突余裕時間(TTC)と、自車1の進路に対する重なりの程度(ラッブ率)とから、例えば「高」、「中」、「低」の3段階で判断し、この判断と認識処理部12からの認識結果の分類とに基づき、警報音、シートやステアリングの振動等による警報出力のタイミングを制御する。そして、図5の集合β、δ、ε(除くε*)、ε*に対する警報出力のタイミングは、例えば次の表1に示すように設定される。表1の○印しが警報の発生を示す。
Figure 0005178276
この場合、衝突の可能性が極めて高い「高」の場合(TTCが小さく、かつ、ラッブ率が高い場合)には、どの分類結果の物標であっても警報出力するが、衝突の可能性が低い「低」の場合(TTCが大きいか、又は、ラッブ率が小さい場合)には、集合ε*に属する歩行者の認識をした場合にのみ警報出力するので、衝突の可能性が低い場合の煩わしい警報を抑制できる。
ところで、図1の各部8〜19は、実際には、マイクロコンピュータのソフトウエアにより実現されている。
(動作)
つぎに、上記構成に基づく、図1の画像認識装置の動作を、図2、図3を参照して説明する。
図2のステップS1によりレーダ側物標検出部8がレーザレーダ2の探査出力から自車1の前方の物標を検出し、ステップS2により識別情報付与部9が各物標のうちの所定の歩行者検出可能領域以遠に検出された物標に識別情報IDを割り当てて付与する。また、ステップS3により、カメラ側物標検出部10がレーザレーダ2とカメラ3とのセンサフュージョンによりカメラ3の撮影画像に含まれる各物標を検出し、ステップS4により、第1除外部11がカメラ3の撮影画像の前記歩行者検出可能領域内に検出された識別情報ID付きの物標を認識対象から除外する。
一方、ステップS5により類似性演算部13がユークリッド距離を演算し、ステップS6により進路予測部15が自車1の進路を予測し、ステップS7により第2除外部16が自車1の予測進路に基づいて前記歩行者検出可能領域内の各物標に対する歩行者の閾値D0を補正する。
そして、ステップS8により、認識処理部12が前記歩行者検出可能領域内の識別情報IDが付いていない物標について、テンプレートマッチング等の画像認識処理を施し、第2除外部16によって補正された閾値D0に基づいて、閾値D0より大きい物標を除外し、歩行者らしい閾値D0以下の物標にのみ画像認識処理を施すようにすることにより、歩行者を認識する。
ステップS8の画像認識処理においては、図3に示すように、画像認識処理の前に、ステップS81により移動方向判別部17が物標の移動方向を判断し、ステップS82により歩行者パターン選択部18が移動方向の歩行者主成分ベクトルの選択を行って物標の移動方向の歩行者パターンを選択する。そして、ステップ83により、認識処理部12は、(1)認識対象の物標の画像パターンの主成分を分析し、(2)認識対象の物標の画像パターンの主成分ベクトルと選択された移動方向の歩行者パターンの主成分ベクトルとを照合し、主成分分析法によって認識対象の物標の画像パターンと選択された移動方向の歩行者パターンとを照合し、その照合結果につき、ステップS84により、第2除外部16によって補正された閾値に基づいて歩行者らしさを判断して歩行者を認識する。
そして、認識処理部12の画像認識処理が終了すると、図2のステップS9により、警報制御部19が警報出力を制御する。さらに、自車1の走行が停止するまで、ステップS10からステップS1に戻り、つぎの撮影画像に基づく歩行者の認識をくり返す。
したがって、前記実施形態の場合、第一に、レーザレーダ2の探査により自車前方の所定の歩行者検出可能領域以遠に検出される物標に識別情報付与部9により識別情報IDを付与し、認識処理部12により、少なくとも、カメラ3の撮影画像の前記歩行者検出可能領域の識別情報IDが付いていない物標についてのみパターンマッチングの画像認識処理を施して歩行者を認識するようにしたため、カメラ3はステレオカメラでなくてよく、しかも、認識処理部12の画像認識処理の負荷が少なくなり、量産化に好適な安価な構成で、精度良く迅速に前記歩行者検出可能領域内の歩行者を認識できる。
第二に、認識処理部12の画像認識に際して、類似性演算部13により歩行者らしさのユークリッド距離を算出し、進路予測部15の自車1の進路の予測に基づき、第2除外部16により、自車1の進路に近い物標は歩行者の認識の閾値D0を長くして認識条件を緩くし、自車1の進路から外れる物標は歩行者の認識の閾値D0を短くして認識条件を厳しくしたため、認識対象の物標であっても自車1の進路に対する距離に応じて歩行者の認識の閾値D0を変えて画像認識処理を施すことができ、警報が必要な歩行者の認識精度が向上する。
第三に、移動方向判断部17による物標の移動方向の判断に基づき、歩行者パターン選択部18により、前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標について、その移動方向の歩行者パターンを選択し、認識対象の物標の画像パターンと選択した歩行者パターンとを認識処理部12より照合して認識対象の物標に画像認識処理を施すことができ、移動方向による歩行者の画像パターンの差異を考慮した認識処理部12の画像認識処理により、歩行者を精度良く認識することができる。また、認識処理部12の画像処理の負担が飛躍的に軽減される利点もある。
そして、前記第一乃至第三の効果に基づき、カメラ3の撮影画像中の運転支援等の警報に必要な自車前方の一定範囲内の歩行者を精度よく迅速に認識することができる、量産化に好適な構成の画像認識装置を提供することができる。
なお、レーザレーダ2を既に搭載している車両1の場合、単眼のカメラ3等を追加するだけで、この画像認識装置を構築できる利点もある。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、画像認識処理は前記実施形態のパターンマッチングの処理以外の処理、例えばテンプレートマッチングの処理等であってもよいのは勿論である。
また、歩行者の画像の移動方向の分類数は前記実施形態の8分類に限るものではなく、例えば、4分類、16分類等であってもよい。
さらに、自車1の進路予測や物標の移動方向の判断は、どのような手法で行ってもよく、全体の動作が図2、図3のフローチャートと異なっていてもよい。
また、カメラ3に代えてステレオカメラ等を使用しても、本発明を同様に実施することができる。
そして、本発明は、種々の車両の歩行者認識に適用することができる。
本発明の一実施形態のブロック図である。 図1の動作説明の第一のフローチャートである。 図1の動作説明の第二のフローチャートである。 図1の識別情報を割り当てる物標の説明図である。 図1における認識対象の物標の分類の第一の説明図である。 図1における認識対象の物標の分類の第二の説明図である。 図1における認識対象の物標の分類の第三の説明図である。 図1におけるユークリッド距離による認識の説明図である。 図1における認識の閾値に対する認識対象の物標の分布例の説明図である。 図1の自車1の進路予測と認識の閾値との関係の一例の説明図である。 図1の自車1の進路予測と認識の閾値との関係の他の例の説明図である。 図1の物標の移動方向の説明図である。 図1の移動方向別の歩行者画像の説明図である。
符号の説明
1 自車
2 レーザレーダ
3 カメラ
8 レーダ側物標検出部
9 識別情報付与部
10 カメラ側物標検出部
11 第1除外部
12 認識処理部
13 類似性演算部
14 歩行者パターン記憶部
15 進路予測部
16 第2除外部
17 移動方向判断部
18 歩行者パターン選択部

Claims (3)

  1. 車載のカメラの自車前方の撮影画像に含まれる物標を画像認識処理して歩行者を認識する画像認識装置であって、
    車載のレーザレーダの自車前方の探査により所定の歩行者検出可能領域以遠に検出された物標に識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記レーザレーダと前記カメラとのセンサフュージョンにより前記識別情報が付与された物標を追跡し、前記カメラの撮影画像の前記歩行者検出可能領域内に検出された各物標のうちの前記識別情報が付与された物標を認識対象外の物標とする第1除外手段と、
    前記第1除外手段により認識対象外とされた物標を除く前記カメラの撮影画像の前記歩行者検出可能領域内の認識対象の物標に画像認識処理を施して歩行者を認識する認識処理手段とを備えたことを特徴とする画像認識装置。
  2. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    自車の進路を予測する進路予測手段と、
    予め記憶された歩行者画像と前記認識対象の物標の画像との類似性のユークリッド距離を算出する類似性演算手段と、
    前記進路予測手段により予測された進路から外れる物標ほど前記ユークリッド距離に対する認識の閾値を短くし、前記進路予測手段により予測された進路に近い物標ほど前記ユークリッド距離に対する認識の閾値を長くして、前記認識対象の物標の前記予測された進路に対する遠近に応じて前記閾値を補正し、前記ユークリッド距離が前記補正した閾値以下の前記認識対象の物標にのみ前記認識処理手段の画像認識処理を施すべく前記ユークリッド距離が前記補正した閾値より大きい前記認識対象の物標を除外する第2除外手段とを更に備えたことを特徴とする画像認識装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像認識装置において、
    物標の移動方向を判断する移動方向判断手段と、
    予め記憶された移動方向別の歩行者パターンから、前記移動方向判断手段により判断された移動方向の前記歩行者パターンを選択する選択手段とを更に備え、
    前記認識処理手段は、前記選択手段により選択された前記歩行者パターンと前記認識対象の物標の画像パターンとを照合して前記認識対象の物標に画像認識処理を施すことを特徴とする画像認識装置。
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